JP2018110340A - Electronic device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、電子機器に関する。 The present invention relates to an electronic device.
従来から、疑似的に電源をオフにする電子機器が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載の電子機器では、公共の場(例えば、学校、映画館及び病院等)で、電源がオフ状態であるかのように装うため疑似的に電源がオフにされる。
2. Description of the Related Art Conventionally, an electronic device that turns off a power supply in a pseudo manner is known (for example, Patent Document 1). In the electronic device described in
将来的に、上記電子機器には、機内モード等の多様な機能が組み込まれることが想定される。これに関し、上記電子機器には、改善の余地がある。 In the future, it is assumed that various functions such as an in-flight mode will be incorporated in the electronic device. In this regard, the electronic device has room for improvement.
かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、改善された電子機器を提供することにある。 An object of the present invention made in view of this point is to provide an improved electronic apparatus.
本発明の一実施形態に係る電子機器は、電源がオン状態である通常モードと、疑似電源オフモードと、機内モードとを有する。該疑似電源オフモードは、電源がオン状態であり、前記通常モードの一部の機能が制限されているモードである。前記機内モードは、電源がオン状態であり、所定基準に基づき電子機器1の一部の通信機能が制限されているモードである。前記電子機器は制御部を備える。前記制御部は、前記機内モードが有効で、かつ前記疑似電源オフモードであるときに、防犯ブザー機能を実行するときは、位置情報を送信する通信機能の制限を解除する。
An electronic device according to an embodiment of the present invention has a normal mode in which the power is on, a pseudo power off mode, and an in-flight mode. The pseudo power-off mode is a mode in which the power is on and some functions of the normal mode are limited. The in-flight mode is a mode in which the power is on and some communication functions of the
本発明の一実施形態によれば、改善された電子機器を提供することができる。 According to one embodiment of the present invention, an improved electronic device can be provided.
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。まず、図1及び図2を参照しながら、本発明の一実施形態に係る電子機器1の外観について説明する。
Hereinafter, embodiments according to the present invention will be described with reference to the drawings. First, the external appearance of the
図1は、本発明の一実施形態に係る電子機器1を正面から見たときの外観斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る電子機器1を背面から見たときの外観斜視図である。電子機器1は、例えば、スマートフォンである。電子機器1は、フロントフェイス1Aと、バックフェイス1Bと、サイドフェイス1Cとを備える。フロントフェイス1Aは、電子機器1の正面であり、バックフェイス1Bは、電子機器1の背面である。サイドフェイス1Cは、フロントフェイス1Aとバックフェイス1Bとを全周に亘って接続する側面である。
FIG. 1 is an external perspective view of an
電子機器1は、フロントフェイス1Aに、ディスプレイ2と、操作キー3A,3B,3Cと、カメラ4Aと、レシーバ5と、ランプ6と、近接センサ7とを備える。電子機器1は、バックフェイス1Bに、カメラ4Bと、ライト8と、スピーカ9とを備える。電子機器1は、サイドフェイス1Cに、音量キー3Dと、電源キー3Eと、防犯ブザーキー3Fと、マイク10と、コネクタ12とを備える。
The
次に、電子機器1の機能について、図3を参照して説明する。
Next, functions of the
図3は、本発明の一実施形態に係る電子機器1の概略構成を示す機能ブロック図である。電子機器1は、ディスプレイ2と、キー3と、カメラ4A,4Bと、レシーバ5と、ランプ6と、近接センサ7と、ライト8と、スピーカ9と、マイク10と、バイブ11と、コネクタ12と、バッテリ13と、第1無線ユニット14と、第2無線ユニット15と、通信部としての第3無線ユニット16と、記憶部としてのストレージ20と、制御部としてのコントローラ21とを備える。
FIG. 3 is a functional block diagram showing a schematic configuration of the
ディスプレイ2は、表示パネル2Aを含み、表示機能を有する。表示パネル2Aは、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electro Luminescence)又は無機EL等で構成される。表示パネル2Aは、例えば、文字、画像、記号又は図形等を表示する。
The
また、ディスプレイ2は、入力機能を有するタッチセンサ2Bを含む。タッチセンサ2Bは、透明なシート状に形成され、表示パネル2A上に配置される。ユーザは、タッチセンサ2Bを透かして表示パネル2Aを視認する。タッチセンサ2Bは、例えば、ユーザの指及びスタライスペン等がディスプレイ2に接触した位置を、ユーザのディスプレイ2に対する入力として検出する。
The
キー3は、ハードキーとしての入力機能を有する。キー3は、ユーザによって操作される。コントローラ21は、キー3と協働して、キー3に対するユーザ操作を入力として検出する。キーに対するユーザ操作は、例えば、クリック、ダブルクリック、プッシュ、ロングプッシュ及びマルチプッシュである。キー3は、操作キー3A〜3Cと、音量キー3Dと、電源キー3Eと、防犯ブザーキー3Fとを含む。
操作キー3A〜3Cは、電子機器1が電源オン状態であるときに、ディスプレイ2に所望の画面を表示させるためのキーである。ハードキーとしての操作キー3A〜3Cには、例えば、押しボタン式のキーが採用される。なお、操作キー3A〜3Cはソフトキーであってもよく、この場合、操作キー3A〜3Cには、例えば、タッチセンサ式のキーが採用される。操作キー3A〜3Cがソフトキーである場合、タッチセンサ2Bの入力機能が、操作キー3A〜3Cに対するユーザ操作を検出してもよい。この場合、操作キー3A〜3Cは、ディスプレイ2(タッチセンサ2B)内に配置されていてもよい。
The
操作キー3Aは、例えば、バックキーである。ユーザは、ディスプレイ2に表示されている現在の画面を1つ前の画面に戻したいとき、操作キー3Aを押す。
The
操作キー3Bは、例えば、ホームキーである。ユーザは、ディスプレイ2にホーム画面を表示させたいとき、操作キー3Bを押す。
The
操作キー3Cは、例えば、メニューキーである。ユーザは、ディスプレイ2にメニュー画面を表示させたいとき、操作キー3Cを押す。さらに、ユーザは、ディスプレイ2に表示されたメニュー画面を指等でタッチすることで、ディスプレイ2に電子機器1の設定画面を表示させることができる。加えて、ユーザは、ディスプレイ2に表示された電子機器1の設定画面から、電子機器1を機内モードに移行させることができる。機内モードについては後述する。
The operation key 3C is, for example, a menu key. When the user wants to display the menu screen on the
音量キー3Dは、レシーバ5及びスピーカ9から出力される音声の音量を調整するためのキーである。音量キー3Dは、例えば、アップキー及びダウンキーの2つのキーから構成される。ハードキーとしてのアップキー及びダウンキーには、例えば、押しボタン式のキーが採用される。ユーザは、レシーバ5又はスピーカ9から出力される音声の音量を上げたいとき、「+」の印が付されたアップキーを押す。また、ユーザは、レシーバ5又はスピーカ9から出力される音声の音量を下げたいとき、「−」の印が付されたダウンキーを押す。
The
電源キー3Eは、電子機器1を起動させるためのキーである。ハードキーとしての電源キー3Eには、例えば、押しボタン式のキーが採用される。ユーザは、電源がオフ状態である電子機器1を起動させたいとき、電源キー3Eを押す。また、ユーザは、電源キー3Eを長く(例えば、1秒以上)押して、通常モードである電子機器1を、疑似電源オフモードに移行させることもできる。さらに、ユーザは、電子機器1の疑似電源オフモードを解除したいときは、電源キー3Eを長く(例えば、1秒以上)押す。通常モード及び疑似電源オフモードについては後述する。
The
防犯ブザーキー3Fは、電子機器1に防犯ブザー機能を実行させるためのキーである。ハードキーとしての防犯ブザーキー3Fには、例えば、押しボタン式のキーが採用される。ユーザは、例えば、不審者と遭遇したとき、防犯ブザーキー3Fを押す。
The
なお、防犯ブザーキー3Fの入力機能は、電子機器1が通常モードであるときだけではなく、電子機器1が疑似電源オフモードであるときも、有効にされている。これは、電子機器1において、通常モードであるときだけではなく、疑似電源オフモードであるときも、防犯ブザー機能を実行可能にするためである。防犯ブザー機能については後述する。
Note that the input function of the
カメラ4A,4Bは、撮影機能を有する。カメラ4Aは、いわゆるインカメラであり、フロントフェイス1Aに面している物体を撮影する。カメラ4Bは、いわゆるアウトカメラであり、バックフェイス1Bに面している物体を撮影する。
The
レシーバ5は、コントローラ21から送信される音声信号を、音声に変換して出力する。レシーバ5からは、通話中、通話している相手の声が出力される。
The
ランプ6は、報知機能を有する。ランプ6は、例えば、LED(Light Emitting Diode)を含む。例えば、ランプ6は、バッテリ13が充電されているときに点灯して、バッテリ13が充電中であることを、ユーザに対して報知する。また、例えば、ランプ6は、メールの受信があると点灯して、メールの受信があったことをユーザに対して報知する。また、例えば、ランプ6は、着信があったときに点灯して、着信があったことを、ユーザに対して報知する。
The
近接センサ7は、検出機能を有する。近接センサ7は、近隣の物体の存在を非接触で検出する。例えば、ユーザは、電子機器1を用いて通話するとき、ディスプレイ2を顔に近付ける。このとき、近接センサ7は、ユーザの顔を、近隣の物体として検出する。コントローラ21は、近接センサ7がユーザの顔を近隣の物体として検出すると、ディスプレイ2の表示機能をオフ状態にする。
The proximity sensor 7 has a detection function. The proximity sensor 7 detects the presence of a nearby object without contact. For example, the user brings the
ライト8は、発光機能を有する。ライト8は、例えば、LEDを含む。例えば、ライト8は、カメラ4Bが物体を撮影するときに発光する。また、例えば、ライト8は、簡易的な照明として発光することもできる。
The
スピーカ9は、報知機能を有する。例えば、スピーカ9は、着信があるときに所定の着信音を出力して、着信があることを、ユーザに対して報知する。また、例えば、スピーカ9は、予め設定された時刻になると所定のアラーム音を出力して、所定時刻であることを、ユーザに対して報知する。 The speaker 9 has a notification function. For example, the speaker 9 outputs a predetermined ring tone when there is an incoming call to notify the user that there is an incoming call. Further, for example, the speaker 9 outputs a predetermined alarm sound at a preset time to notify the user that it is the predetermined time.
マイク10は、通話中のユーザの声及び付近の音を、音声信号に変換してコントローラ21に送信する。
The
バイブ11は、報知機能を有する。バイブ11は、圧電素子等の振動子を含む。例えば、バイブ11は、メールを受信したときに振動して、メールを受信したことを、ユーザに対して報知する。また、例えば、バイブ11は、着信中に振動して、着信中であることを、ユーザに対して報知する。
The
コネクタ12は、他の装置が接続される端子である。コネクタ12は、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子である。コネクタ12に、充電器のUSBケーブルが接続されると、バッテリ13が充電される。バッテリ13は、電子機器1内の構成要素に電力を供給する。
The
第1無線ユニット14は、通信機能を有する。第1無線ユニット14は、基地局を介して、他の電子機器及びインターネットに接続されたサーバ等と通信する。第1無線ユニット14は、例えば、LTE(Long Term EVolution)等の通信規格に基づき通信する。
The
第2無線ユニット15は、受信機能を有する。第2無線ユニット15は、GPS(Global Positioning System)衛星からの電波を受信する。第2無線ユニット15がGPS衛星からの電波を受信することで、コントローラ21は電子機器1の位置情報を取得する。
The
第3無線ユニット16は、通信機能を有する。第3無線ユニット16の通信機能には、Bluetooth(登録商標)に準拠した通信機能と、WiFi(Wireless Fidelity)に準拠した通信機能とが含まれる。第3無線ユニット16は、Bluetooth(登録商標)に準拠した通信機能によって、他の装置と近距離無線通信する。また、第3無線ユニット16は、WiFiに準拠した通信機能によって、WiFiスポットと接続することもできる。
The
なお、第3無線ユニット16の通信機能に、例えば、ISO/IEC14443又はISO/IEC18092に準拠した通信機能が含まれていてもよい。この通信機能によって、電子機器1において、非接触型ICカード技術を利用することが可能になる。例えば、ユーザは、商品を店で購入するときに、電子機器1を所定のリーダにかざすことで、その商品を精算することが可能になる。
Note that the communication function of the
ストレージ20は、記憶部としてプログラム及びデータを記憶する。また、ストレージ20は、コントローラ21の処理結果を一時的に記憶する記憶部としても利用される。ストレージ20は、半導体記憶デバイス及び磁気記憶デバイス等の任意の記憶デバイスで構成してもよい。また、ストレージ20は、複数の種類の記憶デバイスで構成してもよい。また、ストレージ20は、メモリカード等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせで構成してもよい
The
ストレージ20に記憶されるプログラムには、フォアグランド又はバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する制御プログラムとが含まれる。アプリケーションは、例えば、ディスプレイ2に所定の画像を表示させ、タッチセンサ2Bを介して検出されるユーザ操作に対応する処理を、コントローラ21に実行させる。制御プログラムは、OS(Operating System)である。アプリケーション及び制御プログラムは、第1無線ユニット14等による無線通信又は記憶媒体を介して、ストレージ20にインストールされていてもよい。
The programs stored in the
コントローラ21は、制御部として電子機器1全体を制御及び管理するものである。コントローラ21は、各機能の処理を実行させるソフトウェアを読み込んだ汎用のCPU(中央処理装置)等の任意の好適なプロセッサによって構成される。又は、コントローラ21は、例えば、各機能の処理に特化した専用のプロセッサによって構成されていてもよい。コントローラ21が実行するプログラムは、ストレージ20に格納される。
The
本実施形態では、コントローラ21は、防犯ブザーキー3Fに対するユーザ操作を検出すると、防犯ブザー機能を実行する。例えば、コントローラ21は、スピーカ9にブザー音を出力させたり、カメラ5Bに不審者を撮影させたりする。このとき、スピーカ9から出力されるブザー音は、ユーザが音量キー3Dを操作して設定できる最大値を超える音量であってもよい。さらに、コントローラ21は、提携している警備会社又は予め登録された緊急連絡先等にメール機能等を利用して緊急通知してもよい。このとき、コントローラ21は、緊急通知と共に、第2無線ユニット15によって取得したユーザの位置情報を、警備会社又は予め登録された緊急連絡先等に送信してもよい。例えば、警備会社は、緊急通知を受けると、電子機器1の位置情報からユーザの位置を割り出し、割り出した位置の近くをパトロールしている警備員を現場に急行させたり、警察等に連絡したりする。
In this embodiment, the
なお、防犯ブザー機能は、電子機器1が通常モードであるときだけではなく、電子機器1が疑似電源オフモードであるときも、実行可能である。コントローラ21は、電子機器1が疑似電源オフモードであるときに、防犯ブザー機能を実行するときは、疑似電源オフモードを解除し、電子機器1を通常モードに移行させる。
The security buzzer function can be executed not only when the
なお、本実施形態では、コントローラ21は、防犯に係る機能として防犯ブザー機能を実行するものとするが、これに限定されない。また、本実施形態では、防犯に係る機能すなわち防犯ブザー機能は、防犯ブザーキー3Fに対する操作をトリガーとして実行されるものとするが、これに限定されない。例えば、ユーザが、電子機器1に備えられたストラップを所定以上の力で引っ張ったときを契機として、防犯ブザー機能を実行してもよい。
In the present embodiment, the
コントローラ21は、電子機器1のモードに従い、各機能を実行する。電子機器1のモードには、例えば、通常モードと、スリープモードと、電源オフモードと、疑似電源オフモードと、機内モードとが含まれる。以下、これらのモードについて説明する。
The
<通常モード>
通常モードとは、電子機器1の電源がオン状態であり、電子機器1の機能がほぼ全て実行可能にされているモードである。電子機器1の機能には、例えば、主要機能と、付加機能とが含まれる。主要機能は、例えば、着信機能、発信機能、メールの受信機能、メールの送信機能、防犯ブザー機能及び留守番電話機能等である。付加機能は、例えば、ディスプレイ2の表示機能、スピーカ9の報知機能、バイブ11の報知機能、ランプ6の報知機能、タッチセンサ2Bの入力機能、ライト8の発光機能、操作キー3A〜3Cの入力機能、音量キー3Dの入力機能、電源キー3Eの入力機能、第1無線ユニット14の通信機能、第2無線ユニット15の受信機能、第3無線ユニット16の通信機能及びバッテリ13の充電機能等である。
<Normal mode>
The normal mode is a mode in which the power source of the
例えば、コントローラ21は、通常モードでは、他の端末からの着信を第1無線ユニット14によって検出すると、主要機能として着信機能を実行する。加えて、コントローラ21は、付加機能として、ランプ6、スピーカ9及びバイブ11に、報知機能を実行させる。
For example, in the normal mode, when the
<スリープモード>
スリープモードとは、電子機器1の電源がオン状態であり、電子機器1の消費電力を低減させるために、電子機器1の付加機能の一部が制限されているモードである。スリープモードにおいて、制限される付加機能の一部は、例えば、ディスプレイ2の表示機能である。
<Sleep mode>
The sleep mode is a mode in which some of the additional functions of the
例えば、コントローラ21は、電子機器1が通常モードであるときに、操作キー3A等に対するユーザ操作を所定時間検出しないとき、電子機器1を通常モードからスリープモードに移行させる。コントローラ21は、スリープモード中、バックグランドでアプリケーションを実行してもよい。また、コントローラ21は、他の端末からの着信を第1無線ユニット14によって検出したときに、着信機能を実行してもよい。このとき、コントローラ21は、付加機能として、ランプ6、スピーカ9及びバイブ11に、報知機能を実行させる。
For example, when the
<電源オフモード>
電源オフモードとは、電子機器1の電源はオフ状態で、電子機器1の主要機能が制限されているモードである。なお、電源オフモードでは、電子機器1の付加機能のうち、電子機器1を起動させるための電源キー3Eの入力機能及びバッテリ13の充電機能のみが実行可能にされている。
<Power off mode>
The power-off mode is a mode in which the main function of the
例えば、コントローラ21は、電子機器1が電源オフモードであるときに、電源キー3Eに対するユーザ操作を検出すると、電子機器1を起動させる。また、例えば、コントローラ21は、電源オフモード中、コネクタ12に充電器のUSBケーブルが接続されたことを検出すると、バッテリ13を充電させる。
For example, when the
なお、電子機器1の電源オフモードへの移行は保護者が電子機器1に予め設定されている保護者向けのメニューを操作することで行われる。
Note that the transition of the
<疑似電源オフモード>
疑似電源オフモードとは、電子機器1の電源はオン状態で、通常モードの一部の機能が制限されているモードである。言い換えれば、疑似電源オフモードは、電子機器1を電源オン状態にして電子機器1の特定の機能を実行可能に維持しつつ、通常モードの一部の機能を制限して、ユーザに対して電源がオフ状態であるかのように、電子機器1が装うためのモードである。例えば、公共の場において、特定の機能として防犯ブザー機能及び留守番電話機能を実行可能な状態に維持したまま、電源がオフ状態であるかのように装いたいときに、疑似電源オフモードが使用される。本実施形態では、疑似電源オフモードにおいて実行可能に維持される特定の機能は、防犯ブザー機能及び留守番電話機能であるものとする。また、実行可能に維持される特定の機能は、第1無線ユニット14の通信機能又は第2無線ユニット15の受信機能を含んでいてもよい。疑似電源オフモードにおいて、制限される一部の機能は、例えば、ディスプレイ2の表示機能、スピーカ9の報知機能、バイブ11の報知機能、ランプ6の報知機能、タッチセンサ2Bの入力機能、ライト8の発光機能及び一部のハードキー(例えば、操作キー3A〜3C)の入力機能のうちの、少なくとも1つを含む。
<Pseudo power off mode>
The pseudo power-off mode is a mode in which the power of the
例えば、コントローラ21は、電子機器1が通常モードであるときに、電源キー3Eが長く(例えば、1秒以上)押されたことを検出すると、電子機器1を通常モードから疑似電源オフモードに移行させる。コントローラ21は、例えば、ディスプレイ2の表示機能をオフ状態にしたり、操作キー3A〜3C及び音量キー3Dに対するユーザ操作を無効にしたりする。こうすると、ユーザに対して、電子機器1は、電源オフ状態であるかのように装うことができる。加えて、電子機器1が疑似電源オフモードになっていても、防犯ブザー機能及び留守番電話機能は、実行可能な状態に維持される。そのため、電子機器1が疑似電源オフモードになっていても、ユーザの身の安全等を確保することができる。
For example, when the
<機内モード>
機内モードとは、電子機器1の電源はオン状態で、所定基準としての航空機の安全基準に基づき、電子機器1の一部の通信機能が制限されているモードである。例えば、機内モードは、ユーザが電子機器1を飛行機に持ち込み、カメラ4Bの撮影機能等を利用したい場合に、使用されるモードである。
<Airplane mode>
The in-flight mode is a mode in which a part of the communication function of the
航空機の安全基準に基づき制限される一部の通信機能には、例えば、第1無線ユニット14の通信機能、第3無線ユニット16のBluetooth(登録商標)に準拠した通信機能、及び、第3無線ユニット16のWiFiに準拠した通信機能の少なくとも1つが含まれる。
Some communication functions restricted based on aircraft safety standards include, for example, the communication function of the
なお、第2無線ユニット15の受信機能は、GPS衛星からの電波を受信するための機能であり、強い電磁波を送信するための機能ではない。そのため、第2無線ユニット15の受信機能は、機内モードにおいて特に制限されない。また、第3無線ユニット16の通信機能に、ISO/IEC14443又はISO/IEC18092に準拠した通信機能が含まれる場合、機内モードにおいて、この通信機能が制限されてもよい。
The reception function of the
例えば、コントローラ21は、タッチセンサ2Bを介して、電子機器1を機内モードに移行させるためのユーザ操作を検出すると、第1無線ユニット14の通信機能をオフ状態にする。さらに、コントローラ21は、第3無線ユニット16のBluetooth(登録商標)に準拠した通信機能、及び、第3無線ユニット16のWiFiに準拠した通信機能をオフ状態にする。
For example, when the
なお、機内モードは、電子機器1を飛行機に持ち込むときだけではなく、電子機器1を通信機能の制限が求められる場所に持ち込むときにも、利用することができる。例えば、機内モードは、電子機器1を病院に持ち込むときにも、利用することができる。
The in-flight mode can be used not only when the
<防犯ブザー機能に関する処理>
ところで、ユーザは、電子機器1を機内モードに移行させた後、機内モードが有効である状態で電子機器1を疑似電源オフモードに移行させてしまうことがある。例えば、ユーザは、電子機器1を飛行機に持ち込むときに電子機器を機内モードに移行させた後、飛行機から降りて公共の場に行き着いたときに、機内モードが有効である状態で電子機器1を疑似電源オフモードに移行させてしまうことがある。また、例えば、ユーザは、電子機器1を病院に持ち込むときに電子機器1を機内モードに移行させた後、病院が公共の場であることを考慮して、機内モードが有効である状態で電子機器1を疑似電源オフモードに移行させてしまうことがある。
<Processing for security buzzer function>
By the way, after the user shifts the
機内モードが有効である状態で電子機器1を疑似電源オフモードに移行させると、電子機器1は、機内モードを有効に維持したまま、疑似電源オフモードになる。このような、機内モードが有効で、かつ疑似電源オフモードであるときは、電子機器1の一部の通信機能は、機内モードであるときと同様に、制限されている。
When the
ここで、上述のように、防犯ブザー機能は、電子機器1が疑似電源オフモードであるときも、実行可能である。従って、防犯ブザー機能は、機内モードが有効で、かつ疑似電源オフモードであるときも、実行されることがある。上述のように、防犯ブザー機能が実行されるときは、疑似電源オフモードは解除される。しかしながら、機内モードが有効で、かつ疑似電源オフモードであるときに、防犯ブザー機能が実行されると、疑似電源オフモードが解除されても、機内モードは有効のままとなる。このような状態で防犯ブザー機能を実行すると、防犯ブザー機能のうち、機内モードによって制限されている通信機能に関する機能が実行されないといった事態が生じる。
Here, as described above, the security buzzer function can be executed even when the
例えば、機内モードによって第1無線ユニット14の通信機能が制限されている場合、防犯ブザー機能を実行するときに、第1無線ユニット14によるメール機能等で、提携している警備会社等に、緊急通知することができなくなる。さらに、第2無線ユニット15の受信機能によってユーザの位置情報が取得できても、機内モードによって第1無線ユニット14の通信機能が制限されていると、第1無線ユニット14によるメール機能等で警備会社等にユーザの位置情報を送信できなくなる。
For example, when the communication function of the
上記のような事態を回避すべく、本実施形態では、コントローラ21は、機内モードが有効で、かつ疑似電源オフモードであるときに、防犯ブザー機能を実行するときは、位置情報を送信する通信機能の制限を解除する。こうすることで、機内モードが有効で、かつ疑似電源オフモードであるときであっても、防犯ブザー機能が実行されるときに、ユーザの位置情報を送信することが可能になる。
In order to avoid the above situation, in the present embodiment, the
上記位置情報を送信する通信機能は、例えば、第1無線ユニット14の通信機能である。なお、コントローラ21は、上記位置情報を送信する通信機能の制限を解除する代わりに、機内モードを解除してもよい。
The communication function for transmitting the position information is, for example, the communication function of the
なお、上記機内モードが有効で、かつ疑似電源オフモードである状態は、例えば、電子機器1を機内モードに移行させた後、機内モードが有効である状態で電子機器1を疑似電源オフモードに移行させることで生じ得る。
The state in which the in-flight mode is valid and the pseudo power-off mode is, for example, after the
また、上記機内モードが有効で、かつ疑似電源オフモードである状態は、電子機器1を疑似電源オフモードに移行させた後、外部からの遠隔操作によって機内モードを有効にさせることでも生じ得る。
Further, the state in which the in-flight mode is valid and the pseudo power-off mode can be generated also by enabling the in-flight mode by remote operation from the outside after the
[システム動作]
図4は、本発明の一実施形態に係る電子機器1の動作を示すフローチャートである。なお、以下では、ステップS1の処理の前に、電子機器1は疑似電源オフモードにされているものとする。また、以下では、ステップS1の処理の前に、ユーザによって防犯ブザーキー3Fが押されたものとする。また、以下では、位置情報を送信する通信機能は、第1無線ユニット14の通信機能であるものとする。
[System operation]
FIG. 4 is a flowchart showing the operation of the
コントローラ21は、防犯ブザーキー3Fに対するユーザ操作を検出する(ステップS1)。すると、コントローラ21は、疑似電源オフモードを解除し(ステップS2)、スピーカ9にブザー音を出力させる(ステップS3)。加えて、コントローラ21は、カメラ5Bに不審者を撮影させてもよい。
The
コントローラ21は、機内モードが有効か否か判定する(ステップS4)。コントローラ21は、機内モードが有効であると判定したとき(ステップS4:Yes)、ステップS5の処理に進む。一方、コントローラ21は、機内モードが無効であると判定したとき(ステップS4:No)、ステップS7の処理に進む。
The
ステップS5の処理では、コントローラ21は、第1無線ユニット14の通信機能の制限を解除する。
In the process of step S <b> 5, the
このようなステップS1〜5の処理によって、本実施形態では、機内モードが有効で、かつ疑似電源オフモードであるときに、防犯ブザー機能を実行するときは、位置情報を送信する通信機能の制限が解除される。こうすることで、機内モードが有効で、かつ疑似電源オフモードであるときであっても、防犯ブザー機能が実行されるときに、ユーザの位置情報を送信することが可能になる。 With the processing in steps S1 to S5, in the present embodiment, when the airplane mode is valid and the pseudo power-off mode, the security buzzer function is executed and the communication function for transmitting position information is limited. Is released. In this way, even when the in-flight mode is valid and the pseudo power-off mode is set, it is possible to transmit the user position information when the security buzzer function is executed.
ステップS6の処理では、コントローラ21は、第2無線ユニット15によって取得したユーザの位置情報を、第1無線ユニット14によるメール機能等を利用して送信する。なお、第2無線ユニット15の受信機能は機内モードによる制限を受けない。そのため、ステップS1〜S5の処理と並行して、第2無線ユニット15によってユーザの位置情報を取得することができることに留意する。
In the process of step S <b> 6, the
ステップS7の処理は、ステップS6の処理と同様であるため、説明を省略する。 Since the process of step S7 is the same as the process of step S6, description is abbreviate | omitted.
なお、ステップS5の処理において、コントローラ21は、第1無線ユニット14の通信機能の制限を解除する代わりに、機内モードを解除してもよい。
In the process of step S5, the
以上のように、本実施形態に係る電子機器1では、機内モードが有効で、かつ疑似電源オフモードであるときに、防犯ブザー機能を実行するときは、位置情報を送信する通信機能の制限が解除される。こうすることで、機内モードが有効で、かつ疑似電源オフモードであるときであっても、防犯ブザー機能が実行されるときに、ユーザの位置情報を送信することが可能になる。従って、本実施形態は、改善された電子機器1を提供することができる。
As described above, in the
本発明の一実施形態を諸図面及び実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形及び修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形及び修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部及びステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、本発明の一実施形態について装置を中心に説明してきた。しかしながら、本発明は装置が備えるプロセッサにより実行される方法、プログラム、又はプログラムを記録した記憶媒体としても実現し得るものである。従って、これらも、本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。 Although one embodiment of the present invention has been described based on the drawings and examples, it should be noted that those skilled in the art can easily make various variations and modifications based on the present disclosure. Therefore, it should be noted that these variations and modifications are included in the scope of the present invention. For example, functions included in each component, step, etc. can be rearranged so as not to be logically contradictory, and a plurality of components, steps, etc. can be combined or divided into one It is. Also, an embodiment of the present invention has been described centering on the apparatus. However, the present invention can also be realized as a method, a program executed by a processor included in the apparatus, or a storage medium storing the program. Therefore, it should be understood that these are also included in the scope of the present invention.
1 電子機器
2 ディスプレイ
2A 表示パネル
2B タッチセンサ
3 キー
3A,3B,3C 操作キー
3D 音量キー
3E 電源キー
3F 防犯ブザーキー
4A,4B カメラ
5 レシーバ
6 ランプ
7 近接センサ
8 ライト
9 スピーカ
10 マイク
11 バイブ
12 コネクタ
13 バッテリ
14 第1無線ユニット
15 第2無線ユニット
16 第3無線ユニット
20 ストレージ
21 コントローラ(制御部)
DESCRIPTION OF
本発明の一実施形態に係る電子機器は、電源がオン状態である通常モードと、疑似電源オフモードと、機内モードとを有する。該疑似電源オフモードは、電源がオン状態であり、前記通常モードの一部の機能が制限され、電子機器の位置情報を取得する無線受信機能が実行可能なモードである。前記機内モードは、電源がオン状態であり、所定基準に基づき電子機器の無線通信機能が制限されているモードである。前記電子機器は制御部を備える。前記制御部は、前記機内モードが有効で、かつ前記疑似電源オフモードであるときに、前記位置情報の取得を継続し、防犯ブザー機能を実行するときは、前記位置情報を送信する通信機能の制限を解除する。 An electronic device according to an embodiment of the present invention has a normal mode in which the power is on, a pseudo power off mode, and an in-flight mode. The pseudo power-off mode is a mode in which the power is on, a part of the functions of the normal mode is limited, and a wireless reception function for acquiring position information of the electronic device can be executed . The in-flight mode is a mode in which the power is on and the wireless communication function of the electronic device is restricted based on a predetermined standard. The electronic device includes a control unit. Wherein, when the airplane mode is enabled, and is the pseudo power-off mode, to continue the acquisition of the positional information when performing security buzzer feature, the communication function for transmitting the position information Remove the restriction.
Claims (4)
電源がオン状態であり、前記通常モードの一部の機能が制限されている疑似電源オフモードと、
電源がオン状態であり、所定基準に基づき電子機器の一部の通信機能が制限されている機内モードと、を有する電子機器であって、
前記電子機器は制御部を備え、
前記制御部は、前記機内モードが有効で、かつ前記疑似電源オフモードであるときに、防犯ブザー機能を実行するときは、位置情報を送信する通信機能の制限を解除する、電子機器。 A normal mode in which the power is on; and
A pseudo power-off mode in which the power is on and a part of the functions of the normal mode is limited;
An in-flight mode in which a power supply is in an on-state and a part of communication functions of the electronic device is restricted based on a predetermined standard,
The electronic device includes a control unit,
The control unit is an electronic device that releases a restriction on a communication function for transmitting position information when the crime prevention buzzer function is executed when the in-flight mode is valid and the pseudo power-off mode.
前記機内モードが有効で、かつ前記疑似電源オフモードである状態は、前記電子機器を前記機内モードに移行させた後、前記電子機器を前記疑似電源オフモードに移行させることで生じる、電子機器。 The electronic device according to claim 1,
The state in which the in-flight mode is valid and the pseudo power off mode is generated by shifting the electronic device to the in-flight mode and then shifting the electronic device to the pseudo power off mode.
前記制御部は、前記機内モードが有効で、かつ前記疑似電源オフモードであるときに、防犯ブザー機能を実行するときは、前記機内モードを解除する、電子機器。 The electronic device according to claim 1 or 2,
The control unit releases the in-flight mode when executing the security buzzer function when the in-flight mode is valid and in the pseudo power-off mode.
前記制御部は、前記機内モードを解除した後に、前記電子機器の位置情報を送信する、電子機器。
The electronic device according to claim 3,
The said control part is an electronic device which transmits the positional information on the said electronic device, after canceling | releases the said in-flight mode.
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JP2004349935A (en) * | 2003-05-21 | 2004-12-09 | Seiko Epson Corp | Terminal control system and portable information terminal |
JP2015049728A (en) * | 2013-09-02 | 2015-03-16 | アズビル株式会社 | Emergency notification portable terminal and emergency notification method |
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- 2017-01-05 JP JP2017000519A patent/JP6193517B1/en active Active
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