JP2018102005A - 通信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】管理装置と、経路設定装置を含み、前記管理装置は、端末装置が所定のネットワークへのアタッチを行ったことを検出するアタッチ検出部と、前記アタッチ検出部により前記アタッチが検出されたことに応じて、前記端末装置からのパケットの送信先に関する情報として連続したアドレスの集合であるアドレスブロックに対応する送信先に関する情報を送信するように制御する送信制御部と、を備え、前記経路設定装置は、前記管理装置から送信される情報またはその情報に基づく情報を受信することを制御する受信制御部と、前記受信制御部による制御により受信された情報に基づいて、前記端末装置からのパケットの送信先の経路を設定する経路設定部と、を備える、通信システム。
【選択図】図1
Description
モバイルサービスとしては、例えば、WEBフィルタリング、通信停止、CPA(Closed Packet Access)、ウイルスチェックなどがある。
ここで、P−GWからインターネットへ接続するネットワークをリアネットワーク(リアNW)と呼ぶ。
このため、あるP−GWから出ていくトラフィックは特定のサービスに到達するようにネットワークを構築する。ユーザがP−GWに接続する際に、ユーザが利用するサービスの情報を取得し、当該ユーザを当該サービスへトラフィックを転送するP−GWに収容する。
なお、仮想EPC基盤を導入したとしても、収容効率の向上や設備投資コスト削減に関して、不十分な点もある。
図1は、本発明の一実施形態(第1実施形態)に係る通信システムA1の概略的な構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る通信システムA1は、端末装置1と、EPC部2と、経路設定装置3と、制御装置4と、ネットワーク21と、N(Nは複数を表す整数)個のサービス部22−1〜22−Nを備える。
EPC部2は、P−GW11と、PCRF(Policy and Charging
Rules Function)またはHSS(Home Subscriber Server)である管理装置12を含む。なお、本実施形態では、管理装置12は、PCRFまたはHSSのいずれかであるとするが、両方の機能を有してもよい。
P−GW11やPCRFやHSSや、これらを含むEPC部2は、本実施形態で説明する部分以外は、例えば、従来と同様な機能を有する。
P−GW11は、本実施形態では、複数の異なるサービスのそれぞれごとに、端末装置1に対して異なるIPアドレスを付与する。
経路設定装置3は、本実施形態では、SDN(Software Defined Network)のルータであり、他の構成例として、様々なものが用いられてもよい。
制御装置4は、本実施形態では、SDNのコントローラであり、他の構成例として、様々なものが用いられてもよい。
SDNルータは、経路情報を持たないトラフィックが到達した際、そのトラフィックの経路情報をSDNコントローラに問い合わせることで、トラフィックを転送する。SDNの技術を用いることにより、例えば、パケットの宛先アドレスに応じてだけではなく、パケットの種々な情報を利用して柔軟な経路制御を実行することが可能になる。例えば、SDNの技術を用いて、ユーザからのトラフィックの経路をフロー単位で制御することが可能であると考えられる。
各サービス部22−1〜22−Nは、それぞれ、本実施形態では、WEBフィルタリング、通信停止、映像コーデック変換、CPA、ウイルスチェックなどのサービスを提供するサーバ装置などを含む装置(または、装置群でもよい。)であり、他の構成例として、様々なものが用いられてもよい。
本実施形態に係る通信システムA1では、ユーザ(本実施形態では、端末装置1)がネットワーク(EPC部2などの側)に接続した後に通信を開始し、端末装置1からのパケットが経路設定装置3に到着した際(パケットインのとき)に、経路設定装置3が制御装置4と通信することで、制御装置4から管理装置12に対して問い合わせを行い、これにより、当該パケットに関する経路を設定する。ここで、管理装置12に対して問い合わせを行う経路の設定処理は、例えば、同一のアドレスブロックの経路については、2回目以降は省略される。
なお、本実施形態に係る通信システムA1の各構成要素(例えば、各装置1〜4、11〜12、22−1〜22−N)は、例えば、コンピュータを用いて構成される。
また、本実施形態に係る通信システムA1は、例えば、複数の端末装置1を備えてもよい。
本実施形態に係る経路設定装置3は、通信部101と、記憶部102と、制御部103を備える。
制御部103は、パケット受信検出部121と、問い合わせ部122と、サービス情報受信制御部123と、経路設定部124と、経路制御部125を備える。
記憶部102は、例えば、メモリを用いて構成されており、各種の情報を記憶する。
制御部103は、例えば、記憶部102に記憶された所定のプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)を用いて構成されており、各種の制御を行う。
問い合わせ部122は、パケット受信検出部121により受信が検出されたパケットについて、問い合わせを行う。
サービス情報受信制御部123は、管理装置12から制御装置4に提供されるサービスに関する情報を通信部101により受信することを制御する。なお、記憶部102は、受信されたサービス情報を記憶してもよい。
経路設定部124は、管理装置12から制御装置4に提供されたサービスに関する情報に基づいて、パケットの経路(送信先)を設定する。
経路制御部125は、経路設定部124により設定された経路にしたがって、パケットを送信(転送)するように制御する。
本実施形態では、管理装置12が、図3に示されるようなサービス情報201をメモリに記憶し、また、制御装置4が、管理装置12から受信される情報に基づいて、図3に示されるようなサービス情報201をメモリに記憶する。
本実施形態では、P−GW11は、ユーザ(端末装置1)が希望するサービスに対応するアドレスブロックに含まれるIPアドレスを当該ユーザに割り当てて付与する。
図3の例では、アドレスブロックa、アドレスブロックb、アドレスブロックcは、それぞれ、サービス1、サービス2、サービス3に対応する。
例えば、サービス1、サービス2、サービス3に対して、ぞれぞれ、アドレスブロックa1、アドレスブロックb、アドレスブロックcが対応付けられているときに、アドレスブロックa1に含まれるすべてのIPアドレスがユーザに割り当てられた場合を考える。
この場合、P−GW11は、例えば、サービス1に対応するIPアドレスをさらに割り当てる必要があるときには、アドレスブロックa1に対して連続するアドレスブロックa2に含まれるIPアドレスを使用する。これにより、同一のサービス1について、割り当てられるアドレスブロックa1、a2が連続した範囲となり、割り当てられるアドレス空間が集約されて、経路設定装置3により設定する経路の数を削減することができる。なお、あるアドレスブロックに対してサービスが同一である他のアドレスブロックを連続して作成する空きがない場合には、P−GW11は、他の手法で当該他のアドレスブロックを定義してもよい。
ここで、制御装置4では、例えば、あらかじめ、または、管理装置12などからの通知により、アドレスブロックの大きさ(サイズ)を特定する情報が設定される。
具体例として、制御装置4は、/32のホスト経路単位ではなく、/16あるいは/24などのように定められた経路単位で、経路設定装置3に対して、経路に関する情報を設定することが可能である。
P−GW11は、(ステップS1)〜(ステップS5)の処理を行うことで、ユーザ(端末装置1)に対して端末アドレスを割り当てる。
P−GW11は、例えばユーザ(端末装置1)にIPドレスを割り当てるに際して、PCRFから未知のオプション契約情報(SO)を受信したか否かを判定する。
この判定の結果、P−GW11は、PCRFから未知のオプション契約情報を受信していない(NO)と判定した場合には、ステップS2の処理へ移行する。
一方、P−GW11は、PCRFから未知のオプション契約情報を受信した(YES)と判定した場合には、ステップS3の処理へ移行する。
P−GW11は、該当する既知のオプション契約に割り当てられているアドレスブロックのIPアドレスをユーザに割り当て、本フローの処理を終了する。
P−GW11は、既に定義されたものとして保持しているアドレスブロックの後列に、新規のオプション契約について割り当てることが可能な空間(アドレスブロックの空間)が存在するか否かを探索して判定する。
この判定の結果、P−GW11は、新規のオプション契約について割り当てることが可能な空間が存在する(YES)と判定した場合には、ステップS4の処理へ移行する。
一方、P−GW11は、新規のオプション契約について割り当てることが可能な空間が存在しない(NO)と判定した場合には、ステップS5の処理へ移行する。
P−GW11は、既に定義されたものとして保持しているアドレスブロックの後列に存在する、新規のオプション契約について割り当てることが可能な空間を、当該新規のオプション契約についてアドレスブロックとして使用するように定義し、当該アドレスブロックのIPアドレスをユーザに割り当て、本フローの処理を終了する。
P−GW11は、既に定義されたものとして保持しているアドレスブロックの後列に、新規のオプション契約について割り当てることが可能な空間が存在しないと判定した場合には、アドレスの空間が他のオプション契約に確保されて空きがないとみなして、既にあるオプション契約に確保されているアドレスブロックのIPアドレスを利用して、当該アドレスブロックのIPアドレスをユーザに割り当て、本フローの処理を終了する。
ここで、本実施形態では、P−GW11は、オプション契約情報とアドレスブロックとの対応関係(マッピング)をあらかじめ保持しておらず、新規のオプション契約情報が検出されたときに、空いているアドレスブロックを使用するように定義する。
本実施形態では、P−GW11は、IPアドレスを割り当てる必要がある新規のオプション契約のユーザが発生した際に、当該オプション契約にアドレスブロックを割り当てる。このため、例えば、あるオプション契約を利用しているユーザがデタッチ(detach)していく場合に、当該オプション契約に割り当てられたアドレスブロックを他のオプション契約に再利用することも可能になる。
図6の例では、端末装置2001、eNB(evolutional Node B)2002、MME(Mobility Management Entity)2003、HSS2004、S−GW(Serving Gateway)2005、P−GW2006、PCRF2007により行われる処理を示してある。ここで、図6に示される各装置は、本実施形態に係る図1に示される通信システムA1における対応する名称の各装置に相当する。
図6の例では、(処理T1)〜(処理T22)が行われる。なお、図6の例では、OpenEPCの実装を拡張している。
端末装置2001は、サービスの要求(Service Request)をeNB2002に送信する。
(処理T2)
これに応じて、eNB2002は、サービスの要求(Service Request)をMME2003に送信する。
(処理T3)
これに応じて、MME2003とHSS2004との間で、認証やセキュリティの処理を行う。
MME2003は、セッションの作成の要求(Create Session Request)をS−GW2005に送信する。
(処理T5)
これに応じて、S−GW2005は、セッションの作成の要求(Create Session Request)をP−GW2006に送信する。
これに応じて、P−GW2006は、CCRメッセージによりPCRF2007に対してオプション契約情報を問い合わせる。
(処理T7)
これに応じて、PCRF2007は、CCAメッセージによりP−GW2006に対してオプション契約情報を通知する。P−GW2006は、受信したオプション契約情報に基づいて、IPアドレスを割り当てる。
P−GW2006は、セッションの作成(Create Session)をS−GW2005に送信する。
(処理T9)
これにより、S−GW2005とP−GW2006との間の経路を構築する(Response)。
P−GW2006は、CCRメッセージ(ホストルート方式のCCRと同じもの)により、ユーザに割り当てたIPアドレスおよび当該ユーザの識別情報であるIMSI(International Mobile Subscriber Identity)をPCRF2007に送信して通知する。
(処理T11)
PCRF2007は、P−GW2006から受信した情報をデータベースに保存する。
また、PCRF2007は、応答をP−GW2006に送信する。
また、S−GW2005は、セッションの作成の応答(Create Session
Response)をMME2003に送信する。
(処理T13)
これに応じて、MME2003は、その旨の信号をeNB2002に送信する。
(処理T14)
これに応じて、eNB2002は、eNB2002からS−GW2005までの一方向の経路を構築する。
eNB2002は、RRC(Radio Resource Control)の接続のリコンフィギュレーション(RRC Connection Reconfiguration)の信号を端末装置2001に送信する。
(処理T16)
これに応じて、端末装置2001は、RRCの接続のリコンフィギュレーションの完了(RRC Connection Reconfiguration Complete)の信号をeNB2002に送信する。
(処理T17)
これにより、端末装置2001(UE)とeNB2002との間の経路を構築する。
端末装置2001は、ダイレクトトランスファー(Direct Transfer)の信号をeNB2002に送信する。
(処理T19)
eNB2002は、アタッチの完了(Attach Complete)の信号をMME2003に送信する。
(処理T20)
MME2003は、ベアラの修正の要求(Modify Bearer Request)をS−GW2005に送信する。
(処理T21)
eNB2002とS−GW2005との間で、経路を構築する。
(処理T22)
これに応じて、S−GW2005は、ベアラの修正の応答(Modify Bearer Response)をeNB2002に送信する。
P−GW2006は、IPアドレスを端末装置2001に払い出す際に、ユーザのオプション契約情報を問い合わせる。図6の例では、例えば、標準のIPアドレス割り当て手続きに対する追加の処理は、P−GW2006がPCRF2007へユーザが利用するオプション契約情報を問い合わせる処理(1往復目のP−GW−PCRF間のメッセージの処理)と、そのオプション契約情報に基づいてアドレスを割り当てる処理である。また、図6の例では、P−GW2006がIPアドレスをユーザに割り当てた後に当該IPアドレスをPCRF2007に通知する処理(2往復目のP−GW−PCRF間のメッセージの処理)が行われるが、標準のIPアドレス割り当て手続きではP−GWがユーザに割り当てたIPアドレスを通知する処理しか行われない。
図7の例では、端末装置2011、eNB2012、MME2013、HSS2014、S−GW2015、P−GW2016、AAA(Authentication Authorization Accounting)サーバ装置2017、PCRF2018により行われる処理を示してある。ここで、図7に示される各装置は、本実施形態に係る図1に示される通信システムA1における対応する名称の各装置に相当する。
図7の例では、図6の例と同様な処理については同一の符号を付してある。
ここでは、図7の例について、図6の例とは異なる処理について説明する。
P−GW2016は、S−GW2015からセッションの作成の要求(Create
Session Request)を受信したことに応じて、AAAサーバ装置2017にユーザのIMSIを送信して通知する。
(処理T102)
AAAサーバ装置2017は、P−GW2016から受信したIMSIに対応するIPアドレスをP−GW2016に送信して通知する。
本例では、AAAサーバ装置2017は、オプション契約情報をデータベースに記憶しており、IMSIとIPアドレスとの対応情報を記憶しており、ユーザ(端末装置2011)のIMSIの通知を受けたことに応じて、当該IMSIに対応するIPアドレスを読み出して応答する。
P−GW2016は、受信したIPアドレスを割り当てる。
本実施形態では、EPC部2のPCRFまたはHSSのうちの一方または両方において、各ユーザが利用するサービスの情報を含む情報(本実施形態では、オプション契約情報(SO))をデータベースなどに記憶して保持している。本実施形態では、端末装置1の利用者とサービス提供者(例えば、会社)との事前の契約に基づいて、オプション契約情報が管理装置12(PCRFまたはHSS)のデータベースなどに記憶される。
また、本実施形態では、EPC部2のP−GW11において、アクセスしてきた端末装置1に対して、サービスごとにIPアドレスを設定する。このIPアドレスは、当該端末装置1に通知されて、当該端末装置1のメモリに記憶される。端末装置1は、既にIPアドレスが付与されたサービスの提供を要求する場合には、付与されたIPアドレスを送信するパケットに含ませる。
管理装置12に記憶されるオプション契約情報や、P−GW11により行われるIPアドレスの付与の状況に基づいて、図3(または、他の構成例として、図4)に示されるようなサービス情報が生成されて記憶される。
利用者は、端末装置1を操作して、希望のサービスを提供するアプリケーション(アプリ)の利用を開始する。このアプリケーションは、例えば、あらかじめ端末装置1にインストールされていてもよく、または、新たに端末装置1にインストールされてもよい。
すると、端末装置1は、そのアプリケーションを起動させて、それに関する信号のパケットを無線により送信する。このパケットには、ソースアドレス(送信元のアドレス)として、希望のサービスについて端末装置1に対して付与されたIPアドレスが含まれる。
端末装置1から送信されたパケットは、例えば、基地局装置またはアクセスポイントなど(図1では、図示せず)により受信されて、EPC部2のP−GW11を介して、リアNWの経路設定装置3に到達する。
経路設定装置3は、到達したパケットを通信部101により受信し、それをパケット受信検出部121により検出する。
経路設定装置3は、受信されたパケットに含まれるソースアドレス(端末アドレス)を含む問い合わせの信号を問い合わせ部122により制御装置4に送信する。
制御装置4は、経路設定装置3から受信された問い合わせの信号に含まれる端末アドレスに関する情報(本実施形態では、当該端末アドレスを含むアドレスブロック)が、メモリに記憶されたサービス情報201に含まれるか否かを判定する。
この判定の結果、制御装置4は、受信された問い合わせの信号に含まれる端末アドレスに関する情報が、メモリに記憶されたサービス情報201に含まれないと判定した場合には、経路設定装置3から受信した問い合わせの信号に対応する問い合わせの信号(該当する端末アドレスに関する問い合わせの信号)を管理装置12に送信(転送)する。
管理装置12は、制御装置4から送信された問い合わせの信号を受信すると、当該問い合わせの信号に含まれるIPアドレス(前記したソースアドレスであり、端末アドレス)を付与されて利用する端末装置1のオプション契約情報を検索し、その検索結果の情報(例えば、該当するアドレスブロックの情報や、必要に応じてオプション契約情報)を制御装置4に送信して通知する。
制御装置4は、管理装置12から受信された情報に基づいて、問い合わせを行った端末アドレス(本実施形態では、当該端末アドレスを含むアドレスブロック)とサービスとの対応情報をメモリに記憶されたサービス情報201に追加するように、当該サービス情報201を更新する。また、制御装置4は、問い合わせを行った端末アドレス(本実施形態では、当該端末アドレスを含むアドレスブロック)に対応するサービスを提供するサービス部(サービス部22−1〜22−Nのうちのいずれか)を識別する情報を経路設定装置3に送信して通知する。
経路設定装置3は、制御装置4からサービス部を識別する情報(転送先を特定する情報)をサービス情報受信制御部123および通信部101により受信すると、通知されたサービス部(例えば、1≦j≦Nの値を取るjを用いて、サービスjのサービス部)に該当するパケット(問い合わせを行ったパケット)を送信(転送)するように、経路設定部124により経路を設定し、設定された経路にしたがって経路制御部125により当該パケットを送信(転送)する。
上記の実施形態では、経路設定装置3がSDNルータである場合を示したが、変形例として、経路設定装置3がSDNルータとSDNコントローラの両方の機能を備えてもよい。つまり、経路設定装置3が制御装置4の機能も含むと捉えることも可能である。
この変形例について説明する。この変形例に係る通信システムA1では、上記した(動作例1−3)〜(動作例1−5)の代わりに、(変形例に係る動作例1−3)〜(変形例に係る動作例1−5)を行う。
なお、説明の便宜上、各構成部などに付される符号としては、上記と同じ符号を用いて説明する。
図3に示されるものと同様なサービス情報201(または、他の構成例として、図4に示されるものと同様なサービス情報221)は、経路設定装置3の記憶部102に記憶される。
経路設定装置3は、受信されたパケットに含まれるソースアドレス(端末アドレス)に関する情報(本実施形態では、当該端末アドレスを含むアドレスブロック)が、記憶部102に記憶されたサービス情報201に含まれるか否かを判定する。
この判定の結果、経路設定装置3は、受信されたパケットに含まれるソースアドレス(端末アドレス)に関する情報が、記憶部102に記憶されたサービス情報201に含まれないと判定した場合には、受信されたパケットに含まれるソースアドレス(端末アドレス)を含む問い合わせの信号を問い合わせ部122により管理装置12に送信(転送)する。
管理装置12は、経路設定装置3から送信された問い合わせの信号を受信すると、当該問い合わせの信号に含まれるIPアドレス(前記したソースアドレスであり、端末アドレス)を付与されて利用する端末装置1のオプション契約情報を検索し、その検索結果の情報(例えば、該当するアドレスブロックの情報や、必要に応じてオプション契約情報)を経路設定装置3に送信して通知する。
経路設定装置3は、管理装置12から受信された情報に基づいて、問い合わせを行った端末アドレス(本実施形態では、当該端末アドレスを含むアドレスブロック)とサービスとの対応情報を記憶部102に記憶されたサービス情報201に追加するように、当該サービス情報201を更新する。また、経路設定装置3は、問い合わせを行った端末アドレス(本実施形態では、当該端末アドレスを含むアドレスブロック)に対応するサービスを提供するサービス部(サービス部22−1〜22−Nのうちのいずれか)に該当するパケット(問い合わせを行ったパケット)を送信(転送)するように、経路設定部124により経路を設定し、設定された経路にしたがって経路制御部125により当該パケットを送信(転送)する。
以上のように、本実施形態に係る通信システムA1では、ユーザ(本実施形態では、端末装置1)からのパケットがSDNルータ(本実施形態では、経路設定装置3)に到着したときに、オプション契約に基づく経路を設定する。
本実施形態に係る通信システムA1では、例えば、サービスが変わっても、P−GW11が変わらないため、IPアドレスが変わることがなく、他のサービスが消えてしまうことを解消することができる。
また、本実施形態に係る通信システムA1では、オプション契約情報に基づいて対応するサービスへの経路を設定する場合に、例えば、オプション契約の種類を問わず、ユーザを共通のP−GW11に収容して、P−GW11の分割損を解消することができる。
例えば、SDN技術をそのまま適用すると、SDNルータからSDNコントローラに到達する問い合わせメッセージが多くなり、規模性が問題になる。そこで、多数のデバイス、端末装置が接続されても規模性と堅固性を確保してSDN技術が適用されることが求められる。
また、例えば、ユーザがネットワークに接続してアプリケーションの利用を開始した際に、コントローラとEPCとの間でシグナリングメッセージが発生することになる。多数のデバイス、端末装置を収容する通信キャリアのネットワークを考慮した場合、リアNWでユーザが利用するサービスへトラフィック転送する経路設定のために、多数のシグナリングメッセージが流れることが予想される。
また、SDNルータが多数の経路を保持することになることが予想される。SDNルータは、多数のデバイス、端末装置ごとに、転送するサービス提供サーバへの経路情報を保持することになる。この場合、SDNルータが、到着したパケットに対して経路探索する時間が増加することにつながる。さらに、SDNルータが、多数の経路情報を保持するために、多数のメモリなどの計算機資源が必要になる。
本実施形態に係る通信システムA1では、オプション契約情報に基づいて、リアNWにおいて、ユーザが利用するサービス提供サーバへの経路制御を実行する場合に、例えば、アドレスブロックを使用しない場合と比べて、SDNルータの経路数を削減することや、EPC(PCRF)とSDNコントローラとの間のシグナリング数を削減することや、利用するアドレスブロックを抑えることが可能である。
一構成例として、経路設定装置において、前記経路設定部により設定された経路にしたがって、前記パケットを送信するように制御する経路制御部(図2の例では、経路制御部125)を備える。
一構成例として、経路設定装置において、前記パケットの送信先は、前記パケットに含まれるソースアドレスに対応するサービスごとに定められ、前記問い合わせ部は、前記パケットの送信先に対応する前記アドレスブロックの経路が未設定である場合(設定されていない場合)に、送信先の問い合わせを行う。
一構成例として、パケット受信検出部が、端末装置から送信されたパケットが受信されたことを検出し、問い合わせ部が、前記パケット受信検出部により前記受信が検出されたことに応じて、前記受信されたパケットについて、送信先の問い合わせを行い、受信制御部が、前記問い合わせに対する応答として連続したアドレスの集合であるアドレスブロックに対応する送信先に関する情報を受信することを制御し、経路設定部が、前記受信制御部による制御により受信された前記応答に基づいて、前記パケットの送信先の経路を設定する、経路設定方法である。
一構成例として、パケット受信検出部が、端末装置から送信されたパケットが受信されたことを検出するステップと、問い合わせ部が、前記パケット受信検出部により前記受信が検出されたことに応じて、前記受信されたパケットについて、送信先の問い合わせを行うステップと、受信制御部が、前記問い合わせに対する応答として連続したアドレスの集合であるアドレスブロックに対応する送信先に関する情報を受信することを制御するステップと、経路設定部が、前記受信制御部による制御により受信された前記応答に基づいて、前記パケットの送信先の経路を設定するステップと、をコンピュータに実行させるための経路設定プログラムである。
一構成例として、アドレス付与装置(図1の例では、P−GW11)と、経路設定装置(図1の例では、経路設定装置3)と、を含み、連続したアドレスの集合であるアドレスブロックがサービスごとに割り振られ、前記アドレス付与装置は、端末装置(図1の例では、端末装置1)が希望する前記サービスに対応する前記アドレスブロックに含まれる前記アドレスを前記端末装置に付与し、前記経路設定装置は、前記端末装置から送信されたパケットの受信を検出したことに応じて、前記受信されたパケットについて、送信先の問い合わせを行い、前記問い合わせに対する応答として前記アドレスブロックに対応する送信先に関する情報を受信し、前記受信された前記応答に基づいて、前記パケットの送信先の経路を設定する、通信システム(図1の例では、通信システムA1)である。
図8は、本発明の一実施形態(第2実施形態)に係る通信システムA2の概略的な構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る通信システムA2は、端末装置301と、EPC部302と、経路設定装置303と、制御装置304と、ネットワーク321と、N(Nは複数を表す整数)個のサービス部322−1〜322−Nを備える。
EPC部2は、P−GW311と、PCRFまたはHSSである管理装置312を含む。なお、本実施形態では、管理装置312は、PCRFまたはHSSのいずれかであるとするが、両方の機能を有してもよい。
P−GW311やPCRFやHSSや、これらを含むEPC部302は、本実施形態で説明する部分以外は、例えば、従来と同様な機能を有する。
経路設定装置303は、本実施形態では、SDNのルータであり、他の構成例として、様々なものが用いられてもよい。
制御装置304は、本実施形態では、SDNのコントローラであり、他の構成例として、様々なものが用いられてもよい。
ネットワーク321は、本実施形態では、インターネットであり、他の構成例として、様々なものが用いられてもよい。
各サービス部322−1〜322−Nは、それぞれ、本実施形態では、WEBフィルタリング、通信停止、CPA、ウイルスチェックなどのサービスを提供するサーバ装置などを含む装置(または、装置群でもよい。)であり、他の構成例として、様々なものが用いられてもよい。
本実施形態に係る通信システムA2では、ユーザ(本実施形態では、端末装置301)がネットワーク(本実施形態では、EPC部302)に接続した際に(アタッチ(attach)のときに)、管理装置312が制御装置304と通信して、これにより、当該ユーザに関する経路を設定する。ここで、管理装置312からの情報を用いた経路の設定処理は、例えば、同一のアドレスブロックの経路については、2回目以降は省略される。
なお、本実施形態に係る通信システムA2の各構成要素(例えば、各装置301〜304、311〜312、322−1〜322−N)は、例えば、コンピュータを用いて構成される。
また、本実施形態に係る通信システムA2は、例えば、複数の端末装置301を備えてもよい。
本実施形態に係る管理装置312は、通信部401と、記憶部402と、制御部403を備える。
制御部103は、アタッチ検出部421と、サービス情報送信制御部422を備える。
記憶部402は、例えば、メモリを用いて構成されており、各種の情報を記憶する。
制御部403は、例えば、記憶部402に記憶された所定のプログラムを実行するCPUを用いて構成されており、各種の制御を行う。
サービス情報送信制御部422は、アタッチ検出部421により端末装置301のアタッチが検出されたことに応じて、サービスに関する情報を通信部401により制御装置304に送信するように制御する。なお、サービス情報送信制御部422は、例えば、既に同一の情報を送信済みであるなどのように、必要がない場合には、サービスに関する情報を送信しないように制御してもよい。
本実施形態に係るサービス情報201は、端末装置301のIPアドレス(端末アドレス)の所定の範囲の集合であるアドレスブロックと、サービス(例えば、サービス1、サービス2、・・・)とを対応付ける情報を含む。サービス情報201は、例えば、テーブル(例えば、フローテーブル)の形式で保持される。
また、制御装置304は、管理装置312から受信されたサービスに関する情報を経路設定装置303に送信して通知する。
本実施形態に係る経路設定装置303は、通信部501と、記憶部502と、制御部503を備える。
制御部503は、サービス情報受信制御部521と、経路設定部522と、経路制御部523を備える。
記憶部502は、例えば、メモリを用いて構成されており、各種の情報を記憶する。
制御部503は、例えば、記憶部502に記憶された所定のプログラムを実行するCPUを用いて構成されており、各種の制御を行う。
経路設定部522は、管理装置312から制御装置304を介して提供されたサービス情報に基づいて、パケットの経路(送信先)を設定する。
経路制御部523は、経路設定部522により設定された経路にしたがって、パケットを送信(転送)するように制御する。
他の構成例として、制御装置304が、経路設定装置303からの問い合わせに応じて、サービスに関する情報を当該経路設定装置303に送信して通知する構成が用いられてもよい。この場合、例えば、経路設定装置303は、第1実施形態に係る図2に示されるものと同様な構成を備え、例えば、図10に示される構成に加えて、図2に示されるパケット受信検出部121と同様な機能や、図2に示される問い合わせ部122と同様な機能を備える。
本実施形態では、EPC部302のPCRFまたはHSSのうちの一方または両方において、各ユーザが利用するサービスの情報を含む情報(本実施形態では、オプション契約情報)をデータベースなどに記憶して保持している。本実施形態では、端末装置301の利用者とサービス提供者(例えば、会社)との事前の契約に基づいて、オプション契約情報が管理装置312(PCRFまたはHSS)のデータベースなどに記憶される。
また、本実施形態では、EPC部302のP−GW311において、アクセスしてきた端末装置301に対して、サービスごとにIPアドレスを設定する。このIPアドレスは、当該端末装置301に通知されて、当該端末装置301のメモリに記憶される。端末装置301は、既にIPアドレスが付与されたサービスの提供を要求する場合には、付与されたIPアドレスを送信するパケットに含ませる。
管理装置312に記憶されるオプション契約情報や、P−GW311により行われるIPアドレスの付与の状況に基づいて、第1実施形態に係る図3(または、他の構成例として、図4)に示されるものと同様なサービス情報が生成されて記憶される。
利用者は、端末装置301を操作して、ネットワーク(本実施形態では、EPC部302)に接続するためにアタッチ処理を実行させる。端末装置301は、アタッチ処理に係る所定のパケットを無線により送信する。このパケットには、ソースアドレス(送信元のアドレス)として、端末装置301に対して付与されたIPアドレスが含まれる。
管理装置312(本実施形態では、PCRF、または、HSS)は、アタッチ処理を実行して新たにネットワークに接続する端末装置301をアタッチ検出部421により検出すると、当該端末装置301から受信されたパケットに含まれるソースアドレス(IPアドレスであり、端末アドレス)について、当該IPアドレスを付与されて利用する端末装置301のオプション契約情報を検索し、その検索結果の情報(例えば、該当するアドレスブロックの情報や、必要に応じてオプション契約情報)をサービス情報送信制御部422および通信部401により制御装置304に送信して通知する。
制御装置304は、管理装置312から受信された情報に基づいて、端末アドレス(本実施形態では、当該端末アドレスを含むアドレスブロック)とサービスとの対応情報をメモリに記憶されたサービス情報201に追加するように、当該サービス情報201を更新する。また、制御装置304は、管理装置312から通知された情報に係る端末アドレス(本実施形態では、当該端末アドレスを含むアドレスブロック)について、当該端末アドレス(本実施形態では、当該端末アドレスを含むアドレスブロック)に対応するサービスを提供するサービス部(サービス部22−1〜22−Nのうちのいずれか)を識別する情報を経路設定装置303に送信して通知する。
経路設定装置303は、制御装置304から端末アドレスおよび対応するサービス部を識別する情報(転送先を特定する情報)をサービス情報受信制御部521および通信部501により受信すると、通知されたサービス部(例えば、1≦j≦Nの値を取るjを用いて、サービスjのサービス部)に該当するパケット(該当するIPアドレスが含まれるパケット)を送信(転送)するように、経路設定部522により経路を設定する。
経路設定装置303は、経路の設定が完了すると、その旨を示す信号(設定完了通知信号)を制御装置304に送信して通知する。
制御装置304は、経路設定装置303から設定完了通知信号を受信すると、その旨を示す信号(設定完了通知信号)を管理装置312(本実施形態では、PCRF、または、HSS)に送信して通知する。
経路の設定が完了した後は、経路設定装置303は、設定された経路にしたがって経路制御部523により該当するパケットを送信(転送)する。
すると、端末装置301は、そのアプリケーションを起動させて、それに関する信号のパケットを無線により送信する。このパケットには、ソースアドレス(送信元のアドレス)として、希望のサービスについて端末装置301に対して付与されたIPアドレスが含まれる。
端末装置301から送信されたパケットは、例えば、基地局装置またはアクセスポイントなど(図8では、図示せず)により受信されて、EPC部302のP−GW311を介して、リアNWの経路設定装置303に到達する。
経路設定装置303は、到達したパケットを通信部501により受信すると、当該パケットに含まれるソースアドレス(IPアドレスであり、端末アドレス)について、当該端末アドレスを含むアドレスブロックに基づいて、設定された経路にしたがって経路制御部523により当該パケットを送信(転送)する。
上記の実施形態では、経路設定装置303がSDNルータである場合を示したが、変形例として、経路設定装置303がSDNルータとSDNコントローラの両方の機能を備えてもよい。つまり、経路設定装置303が制御装置304の機能も含むと捉えることも可能である。
この変形例について説明する。この変形例に係る通信システムA2では、上記した(動作例2−2)〜(動作例2−4)の代わりに、(変形例に係る動作例2−2)〜(変形例に係る動作例2−4)を行う。
なお、説明の便宜上、各構成部などに付される符号としては、上記と同じ符号を用いて説明する。
管理装置312(本実施形態では、PCRF、または、HSS)は、アタッチ処理を実行して新たにネットワークに接続する端末装置301をアタッチ検出部421により検出すると、当該端末装置301から受信されたパケットに含まれるソースアドレス(IPアドレスであり、端末アドレス)について、当該IPアドレスを付与されて利用する端末装置301のオプション契約情報を検索し、その検索結果の情報(例えば、該当するアドレスブロックの情報や、必要に応じてオプション契約情報)をサービス情報送信制御部422および通信部401により経路設定装置303に送信して通知する。
図3に示されるものと同様なサービス情報201(または、他の構成例として、図4に示されるものと同様なサービス情報221)は、経路設定装置303の記憶部502に記憶される。
経路設定装置303は、管理装置312から受信された情報に基づいて、端末アドレス(本実施形態では、当該端末アドレスを含むアドレスブロック)とサービスとの対応情報を記憶部502に記憶されたサービス情報201に追加するように、当該サービス情報201を更新する。
そして、経路設定装置303は、管理装置312から通知された情報に係る端末アドレス(本実施形態では、当該端末アドレスを含むアドレスブロック)について、当該端末アドレス(本実施形態では、当該端末アドレスを含むアドレスブロック)に対応するサービスを提供するサービス部(サービス部22−1〜22−Nのうちのいずれか)を識別する情報(転送先を特定する情報)に基づいて、該当するサービス部(例えば、1≦j≦Nの値を取るjを用いて、サービスjのサービス部)に該当するパケット(該当するIPアドレスが含まれるパケット)を送信(転送)するように、経路設定部522により経路を設定する。
経路設定装置303は、経路の設定が完了すると、その旨を示す信号(設定完了通知信号)を管理装置312(本実施形態では、PCRF、または、HSS)に送信して通知する。
経路の設定が完了した後は、経路設定装置303は、設定された経路にしたがって経路制御部523により該当するパケットを送信(転送)する。
以上のように、本実施形態に係る通信システムA2では、ユーザ(本実施形態では、端末装置301)がアタッチしたときに、SDNルータ(本実施形態では、経路設定装置303)により、オプション契約に基づく経路を設定する。
本実施形態に係る通信システムA2では、例えば、サービスが変わっても、P−GW311が変わらないため、IPアドレスが変わることがなく、他のサービスが消えてしまうことを解消することができる。
また、本実施形態に係る通信システムA2では、オプション契約情報に基づいて対応するサービスへの経路を設定する場合に、例えば、オプション契約の種類を問わず、ユーザを共通のP−GW311に収容して、P−GW311の分割損を解消することができる。
例えば、SDN技術をそのまま適用すると、SDNルータからSDNコントローラに到達する問い合わせメッセージが多くなり、規模性が問題になる。そこで、多数のデバイス、端末装置が接続されても規模性と堅固性を確保してSDN技術が適用されることが求められる。
また、例えば、ユーザがネットワークに接続した際に、コントローラとEPCとの間でシグナリングメッセージが発生することになる。多数のデバイス、端末装置を収容する通信キャリアのネットワークを考慮した場合、リアNWでユーザが利用するサービスへトラフィック転送する経路設定のために、多数のシグナリングメッセージが流れることが予想される。
また、SDNルータが多数の経路を保持することになることが予想される。SDNルータは、多数のデバイス、端末装置ごとに、転送するサービス提供サーバへの経路情報を保持することになる。この場合、SDNルータが、到着したパケットに対して経路探索する時間が増加することにつながる。さらに、SDNルータが、多数の経路情報を保持するために、多数のメモリなどの計算機資源が必要になる。
本実施形態に係る通信システムA2では、オプション契約情報に基づいて、リアNWにおいて、ユーザが利用するサービス提供サーバへの経路制御を実行する場合に、例えば、アドレスブロックを使用しない場合と比べて、SDNルータの経路数を削減することや、EPC(PCRF)とSDNコントローラとの間のシグナリング数を削減することや、利用するアドレスブロックを抑えることが可能である。
一構成例として、通信システムにおいて、前記経路設定装置は、前記経路設定部により設定された経路にしたがって、前記パケットを送信するように制御する経路制御部(図10の例では、経路制御部523)を備える。
一構成例として、通信システムにおいて、前記パケットの送信先は、前記パケットに含まれるソースアドレスに対応するサービスごとに定められ、前記管理装置に備えられた前記送信制御部は、前記端末装置からのパケットの送信先に対応する前記アドレスブロックに関する情報が未送信である場合(送信されていない場合)に、当該情報を送信するように制御する。
一構成例として、アドレス付与装置(図8の例では、P−GW311)と、管理装置(図8の例では、管理装置312)と、経路設定装置(図8の例では、経路設定装置303)と、を含み、連続したアドレスの集合であるアドレスブロックがサービスごとに割り振られ、前記アドレス付与装置は、端末装置(図8の例では、端末装置301)が希望する前記サービスに対応する前記アドレスブロックに含まれる前記アドレスを前記端末装置に付与し、前記管理装置は、前記端末装置が所定のネットワークへのアタッチを行ったことを検出したことに応じて、前記端末装置からのパケットの送信先に関する情報として前記アドレスブロックに対応する送信先に関する情報を送信し、前記経路設定装置は、前記管理装置から送信される情報またはその情報に基づく情報を受信し、前記受信された情報に基づいて、前記端末装置からのパケットの送信先の経路を設定する、通信システム(図8の例では、通信システムA2)である。
以上に示した実施形態(第1実施形態〜第2実施形態)に係る通信システムでは、例えば、利用者の意思などにより、オプション契約情報(SO)が変更されてもよい。
図11は、本発明の一実施形態(第3実施形態)に係る通信システムにおいてオプション契約情報を変更する処理の手順の一例を示す図である。
本実施形態では、通信システムにおける端末装置、管理装置(本実施形態では、PCRF、または、HSS)、経路設定装置(本実施形態では、SDNのルータ)、制御装置(本実施形態では、SDNのコントローラ)を、それぞれ、端末装置601、管理装置602、経路設定装置603、制御装置604として説明する。
なお、これらの各装置601〜604は、それぞれ、以上に示した各実施形態(第1実施形態〜第2実施形態)における同一の名称の装置に相当する。
本実施形態に係る通信システムでは、(処理T1001)〜(処理T1006)が行われる。
例えば、利用者の操作などにより、端末装置601において、オプション契約情報(SO)が変更される。
端末装置601は、該当するユーザのアドレスと、変更するオプション契約情報(例えば、変更内容を含む情報)を管理装置602に送信して通知する。この通知を行うためのプロトコルとして、例えば、独自のプロトコルが用いられてもよい。なお、ユーザのアドレスとしては、ユーザ(または、端末装置601)を特定することが可能な任意のアドレスが用いられてもよく、例えば、ユーザ(または、端末装置601)に固有のアドレスが用いられてもよく、または、P−GWにより付与されるIPアドレスが用いられてもよい。
管理装置602は、端末装置601から通知されたオプション契約情報の変更内容を、オプション契約情報を記憶するデータベースに反映させるように、当該データベースの記憶内容を変更する。
管理装置602は、例えば、オプション契約情報の変更が通知されたことを契機(トリガー)として、ユーザのアドレスおよび対応するオプション契約情報の変更内容を含む情報を制御装置604に送信して通知する。この情報には、例えば、変更後のオプション契約情報で要求されるサービスや、当該サービスに対応するアドレスブロックや、ユーザに割り当てられる端末アドレス(当該アドレスブロックに含まれるIPアドレス)のうちの1以上を特定する情報が含まれてもよい。
ここで、他の構成例として、管理装置602は、所定の時間(一定の時間)ごとにおけるオプション契約情報の変更についてまとめて同時に、データベースの変更や、制御装置604への通知を行ってもよい。この場合、例えば、シグナリング数を削減することが可能である。
制御装置604は、管理装置602から情報を受信すると、その旨を示す信号(応答信号)を管理装置602に送信して通知する。
制御装置604は、例えば、オプション契約情報の変更が通知されたことを契機(トリガー)として、ユーザのアドレスおよび対応するオプション契約情報の変更内容を含む情報(例えば、経路の変更を通知する情報)を経路設定装置603に送信して通知する。この情報には、例えば、変更後のオプション契約情報で要求されるサービスや、当該サービスに対応するアドレスブロックや、ユーザに割り当てられる端末アドレス(当該アドレスブロックに含まれるIPアドレス)のうちの1以上を特定する情報が含まれてもよい。
ここで、他の構成例として、制御装置604は、所定の時間(一定の時間)ごとにおけるオプション契約情報の変更についてまとめて同時に、経路設定装置603への通知を行ってもよい。この場合、例えば、シグナリング数を削減することが可能である。所定の時間としては、様々な時間が用いられてもよく、例えば、1分などが用いられてもよい。
経路設定装置603は、制御装置604からオプション契約情報の変更に関する情報(例えば、経路の変更を通知する情報)を受信すると、受信された情報に基づいて、経路の変更内容を反映させるように、経路の設定内容を変更する。これにより、リアNWにおけるルータで管理される経路が変更される。
本実施形態に係る通信システムでは、例えば、SDNコントローラからSDNルータへ経路の変更を通知する際に、一定の時間間隔(例えば、1分ごと、など)で通知することで、発生するシグナリング数を削減することが可能である。
また、本実施形態に係る通信システムでは、例えば、ユーザがネットワーク接続中にサービスを変更した際に、通信断を発生させず、これにより、無瞬断でのオプション契約情報の変更を可能にする。
図12は、一例に係るリアNWの通信システムA11の概略的な構成を示すブロック図である。
以上の実施形態(第1実施形態〜第3実施形態)に係る通信システムは、一例として、図12に示されるような通信システムA11に適用することが可能である。
EPC部1021は、複数の異なるサービスについてサービスごとにP−GW1101〜1103を備える。
リアNW1022は、複数の異なるサービスについてサービスごとにルータ1111〜1113を備える。
また、WEBフィルタサービス(例えば、青少年向けフィルタのサービス)の提供を受ける端末装置1002は、WEBフィルタサービスに専用のP−GW1102にアクセスし、これにより、WEBフィルタサービスに専用のルータ1112が経路を設定する。
また、ウィルスチェックサービス(例えば、企業ユーザ向けフィルタのサービス)の提供を受ける端末装置1003は、ウィルスチェックサービスに専用のP−GW1103にアクセスし、これにより、ウィルスチェックサービスに専用のルータ1113が経路を設定する。
このため、専用のHWと専用のSWにかかる費用が大きかった。
このように、仮想化技術によって、一台の物理HWに複数台の仮想P−GWを構築することができたとしても、サービスごとに個別のP−GWの機能が必要になることは変わらない。仮想化したシステムでは、HWの費用は汎用サーバを利用することで削減されるが、EPCに必要となるSWの費用は従来と変わらないか、または、それ以上かかる。このため、個別のサービスごとに仮想P−GWを用意すると、大きい費用がかかり得る。
さらに、専用のP−GWのサービス別のネットワークにモバイルサービス固有の設定が必要であるため、増設の際に設定作業に著しい工数が発生し得る。
例えば、仮想P−GWであっても、複数のサービスを利用するユーザを収容する構成では、一台のHW内でかつ一台のサーバ装置に集中するように制御することが可能である。
仮想P−GWの中で異なるサービスを利用するユーザを一台に収容することで、必要となるSWの費用を削減することが図られ、例えば、1ノード用のSWの費用で済む。
また、このような構成では、ユーザがオプション契約を変更した際には、EPCのPCRFまたはHSSからユーザがオプション契約を変更した情報が通知されることで、例えば、経路の変更を実行するだけで、ユーザが利用するP−GWを変更する必要がなくなる。このため、ユーザのIPアドレスは変更されず、通信断も発生しないため、ユーザが利用するサービスを効率的に変更することができる。
図13の例では、端末装置3001、eNB3002、MME3003、HSS3004、S−GW3005、P−GW3006、PCRF3007により行われる処理を示してある。
端末装置3001は、アタッチの要求(Attach Request)をeNB3002に送信する。
(処理T202)
これに応じて、eNB3002は、アタッチの要求(Attach Request)をMME3003に送信する。
(処理T203)〜(処理T205)は、それぞれ、概略的には、図6に示される(処理T3)〜(処理T5)と同様である。
P−GW3006は、IPアドレスを割り当てて、IPアドレスおよびIMSIをPCRF3007に送信して通知する。PCRF3007は、受信した情報をデータベースに記憶する。
(処理T207)
PCRF3007は、応答をP−GW3006に送信して通知する。
(処理T208)〜(処理T209)は、それぞれ、概略的には、図6に示される(処理T8)〜(処理T9)と同様である。
(処理T210)〜(処理T220)は、それぞれ、概略的には、図6に示される(処理T12)〜(処理T22)と同様である。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記のプログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記のプログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上記のプログラムは、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
1、2011、3001…端末装置、2、302、1021…EPC部、3、303、6
03…経路設定装置、4、304、604…制御装置、11、311、1101〜110
3、2006、2016、3006…P−GW、12、312、602…管理装置、21
、321…ネットワーク、22−1〜22−N、322−1〜322−N…サービス部、
101、401、501…通信部、102、402、502…記憶部、103、403、
503…制御部、121…パケット受信検出部、122…問い合わせ部、123、521
…サービス情報受信制御部、124、522…経路設定部、125、523…経路制御部
、201、221…サービス情報、421…アタッチ検出部、422…サービス情報送信
制御部、1011〜1012…基地局装置、1022…リアNW、1111〜1113…
ルータ、1031…インターネット、1032…WEBフィルタサーバ装置、1033…
ウィルスチェックサービス部、2002、2012、3002…eNB、2003、20
13、3003…MME、2004、2014、3004…HSS、2005、2015
、3005…S−GW、2007、2018、3007…PCRF、2017…AAAサ
ーバ装置
Claims (4)
- 管理装置と、経路設定装置を含み、
前記管理装置は、
端末装置が所定のネットワークへのアタッチを行ったことを検出するアタッチ検出部と、
前記アタッチ検出部により前記アタッチが検出されたことに応じて、前記端末装置からのパケットの送信先に関する情報として連続したアドレスの集合であるアドレスブロックに対応する送信先に関する情報を送信するように制御する送信制御部と、を備え、
前記経路設定装置は、
前記管理装置から送信される情報またはその情報に基づく情報を受信することを制御する受信制御部と、
前記受信制御部による制御により受信された情報に基づいて、前記端末装置からのパケットの送信先の経路を設定する経路設定部と、を備える、
通信システム。 - 前記経路設定装置は、
前記経路設定部により設定された経路にしたがって、前記パケットを送信するように制御する経路制御部を備える、
請求項1に記載の通信システム。 - 前記パケットの送信先は、前記パケットに含まれるソースアドレスに対応するサービスごとに定められ、
前記管理装置に備えられた前記送信制御部は、前記端末装置からのパケットの送信先に対応する前記アドレスブロックに関する情報が未送信である場合に、当該情報を送信するように制御する、
請求項1または請求項2のいずれか1項に記載の通信システム。 - アドレス付与装置と、管理装置と、経路設定装置と、を含み、
連続したアドレスの集合であるアドレスブロックがサービスごとに割り振られ、
前記アドレス付与装置は、端末装置が希望する前記サービスに対応する前記アドレスブロックに含まれる前記アドレスを前記端末装置に付与し、
前記管理装置は、前記端末装置が所定のネットワークへのアタッチを行ったことを検出したことに応じて、前記端末装置からのパケットの送信先に関する情報として前記アドレスブロックに対応する送信先に関する情報を送信し、
前記経路設定装置は、前記管理装置から送信される情報またはその情報に基づく情報を受信し、前記受信された情報に基づいて、前記端末装置からのパケットの送信先の経路を設定する、
通信システム。
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