JP2018098797A - 有用信号源の方向を特定する方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】有用信号源の方向を特定する方法を提供する。【解決手段】第1の入力トランスデューサ16及び第2の入力トランスデューサ18を備える音響システム4において、有用信号源1つの方向を特定する方法であって、第1の入力トランスデューサ16は、周囲からのサウンド信号から第1の入力信号20を生成し、第2の入力トランスデューサ18は、サウンド信号から第2の入力信号22を生成し、第1の入力信号20及び第2の入力信号22について、それぞれが固定の中央角度(αj)及び角度拡張分(Δ)を有する複数の角度依存方向特性が形成され、有用信号源からの有用信号の存在について、複数の角度依存方向特性それぞれに対する信号成分が調べられ、有用信号源の存在が確認された所定の角度依存方向特性に対応する中央角度(αj)が、有用信号源の方向として割り当てられる。【選択図】図2

Description

本発明は、少なくとも1つの第1の入力トランスデューサ及び第2の入力トランスデューサを備える音響システムにおいて、有用信号源の少なくとも1つの方向を特定する方法であって、第1の入力トランスデューサは、周囲からのサウンド信号から第1の入力信号を生成し、第2の入力トランスデューサは、サウンド信号から第2の入力信号を生成する、方法に関する。
補聴器の動作では、各補聴状況に基づいて、ユーザ固有の増幅、より一般的には周囲音から得られる補聴器の入力信号へのトーンマッチングに使用されるアルゴリズムを選択する必要があることが多い。この場合、個々の補聴状況は、干渉音又は一般に有用信号源のノイズが重なった周波数反復パターンとして現れ、パターンは特に、発生するノイズのタイプ、信号対雑音比、有用信号源の周波数応答、並びに記載された変数の時間変動及び平均値に基づいて標準化される。
したがって、これは、補聴状況としての標準化という状況の中で統計的に予期することができる特性により、ノイズ低減を達成するため、識別された補聴状況に基づいて、効率的且つリソース節約的に入力信号の信号対雑音比を改善することが特に可能である。
しかし、明確に言えば、特に、音質を改善する複雑な現実の音響周囲環境−例えば、複数のノイズ源がある場合には、更に高い総合ノイズレベルになる−では、有用信号源、例えば、会話での話者の位置を直接突き止める必要がある。
現在、ユーザの両耳に装着された両耳補聴器の各補聴器へのサウンド信号の異なる伝搬時間から生じる遅延時間差の測定により、両耳補聴器において有用信号源を突き止めることが既知の実施である。しかし、そのような測定では、第1に高レベルの計算複雑性、第2に、評価を通しての一方の補聴器から他方の補聴器への信号成分の可能な限り高速であるが、それにもかかわらず詳細な伝送が必要とされる。記載された2つの要件は、補聴器の消費電力に悪影響を及ぼす。
したがって、本発明は、可能な限り最低の計算レベル及びシステム複雑性で可能な限り正確に有用信号源を見つける方法を音響システムに対して指定するという目的に基づく。
記載された目的は、少なくとも1つの第1の入力トランスデューサ及び第2の入力トランスデューサを備える音響システムにおいて、有用信号源の少なくとも1つの方向を特定する方法であって、第1の入力トランスデューサは、周囲からのサウンド信号から第1の入力信号を生成し、第2の入力トランスデューサは、サウンド信号から第2の入力信号を生成し、第1の入力信号及び第2の入力信号について、それぞれが所与の中央角度及び同一の角度拡張分を有する複数の角度依存方向特性が形成され、有用信号源からの有用信号の存在について、複数の方向特性それぞれに対する信号成分が調べられ、有用信号源の存在が確認された所定の方向特性に対応する中央角度が、有用信号源の方向として割り当てられる、方法により、本発明により達成される。有利であり、幾つかの場合ではそれら自体が発明的な改良は、サブクレーム及び以下の説明の趣旨である。
これに関連して、入力トランスデューサは一般に、サウンド信号から電気信号を生成する任意の音響電気トランスデューサ、すなわち、特にマイクロホンも包含する。
好ましくは、個々の方向特性は、各中央角度に対応する角度方向からのテスト信号に対する最小感度及び最大感度をそれぞれ有する。この場合での方向特性は、特に、各中央角度の方向で最大感度を有し、中央角度からの角度距離が増大する都度、感度が低減する方向性ローブを含む。中央角度からの角度距離の増大に伴う感度低減の程度は、この場合、方向特性の角度拡張分の尺度として解釈することができる。代替的には、個々の方向特性はそれぞれ、各中央角度での所与のテスト信号への最小感度を有することもでき、テスト信号への感度は、中央角度からの角度距離が増大するにつれて増大する。その場合、中央角度からの角度距離の増大に伴う感度増大の程度は、角度拡張分の尺度として使用することができる。好ましくは、2つの隣接する方向特性の中央角度は、互いから一定の角度距離にある。これは、一種の角度範囲スキャンが個々の方向特性により実行され、中央角度が、ある方向特性から隣接する方向特性に遷移する場合、各都度、一定量だけ変更されることを意味する。
有用信号の存在を含む、有用信号源からの信号成分の調査は、特に信号レベル又は信号レベルから導出される1つ若しくは複数の変数に基づいて、個々の方向特性で行うことができる。
ここで、他の有用信号源が存在する場合、例えば、新しい更なる有用信号源が有用信号を有する既に存在する有用信号源に追加される場合、当該更なる有用信号源に対応する方向特性と特定される有用信号源の方向としての方向特性の中央角度を割り当てることは、有用信号源を見つけられるようにするという利点を有し、前記更なる有用信号源は、第1の既に存在する有用信号源とは明らかに物理的に異なる。個々の有用信号源の検出又は位置は、この場合、あらゆる更なる有用信号源が少なくともノイズとして信号対雑音比を悪化させ、したがって、ロバスト性を損なうと共に、位置特定の角度分解能も損なう恐れがある位相測定による位置特定の場合に生じ得るように、他の有用信号源の存在により損なわれることがない。その場合、特に、位置特定の永久的な適用又は短い時間間隔での繰り返される適用を使用して、有用信号源の位置特定の時間分解能を達成することが可能になる。したがって、これにより、可動性の有用信号源の物理的な追跡も可能になる。本方法の結果として特定される有用信号源の方向は特に、音響システムの入力変換中、有用信号源に方向ローブを向け、方向ローブを使用して、背景ノイズに対する有用信号源の信号対雑音比を改善するのに使用することができる。
好ましくは、中央角度に関して隣接する2つの方向特性間の角度距離は、角度拡張分の半分に対応する。特に、この場合の2つの隣接方向特性は同じ角度拡張分を有する。個々の方向特性が、中央角度の方向において感度が最大である方向ローブにより形成され、中央角度からの角度距離が増大するにつれて低減する場合、これは、テスト信号への感度が、中央角度における最大値から特定の係数だけ、例えば、6dB又は10dB、落ちた角度を1つ1つの方向特性で指定することができることを特に意味する。そのような角度はここで、角度拡張分の半分に対応する方向特性に割り当てられ、したがって、隣接する方向特性の中央角度は、角度拡張分の半分の角度距離において選ばれる。中央角度において最小を有する感度のノッチ形減衰が、各場合で個々の方向特性として選ばれる場合、同様の状況を適用することができ、中央角度での最大値に対する感度の減衰の代わりに、中央角度での最小値に対する感度の比率が、角度拡張分の定義に使用される。これにより、個々の方向特性により大方完全なカバレッジを所望のより広い角度範囲で得ることができ、一方、各場合での次の中央角度までの個々の方向特性での重複は、有用信号源を常に方向特性のうちの少なくとも1つに明確に割り当てることができることを意味し、重複により、2つの隣接する中央角度間の角度位置も分解することができる。
有利なことに、個々の方向特性のそれぞれについて、方向特性の中央角度及び角度拡張分は、少なくとも2つの条件により特定される。特に、方向特性は、条件に基づく「線形条件付き最小分散」法を使用してそれぞれ形成することができる。これにより、例えば、特定の角度方向での感度の相対減衰の形態で条件を得ることができるとともに、各方向特性をそこから直接形成することができる。
個々の方向特性が、それぞれが感度特性の中央角度及び角度拡張分を規定するような少なくとも2つの条件により特定されるノッチ形感度特性によりそれぞれ規定される場合、有利なことが判明した。この場合、ノッチ形感度特性は、中央角度において、規定量のテスト信号に対する感度の最大減衰を有し、中央角度からの角度距離が増大するにつれて感度が増大する方向特性を意味するものと理解されることが意図される。その場合、中央角度からの角度距離に基づく感度のこの増大の程度は、角度拡張分を定義する。有用信号源が、そのような方向特性の中央角度の方向に存在するか、又は中央角度の直近の角度分解能尺度内、すなわち、感度特性の「ノッチ」内に存在する場合、有用信号の信号成分は、実質的に方向特性により減衰し、一方、前記方向特性の中央角度の周囲の角度拡張分外に存在する他の有用信号源の信号成分は、大方維持される。ここで、これを使用して、対応する方向特性の領域内の有用信号源の存在を特定することができる。
便宜上、信号成分からの個々の方向特性のそれぞれに音響特性変数が形成され、方向特性の音響特性変数を使用して、方向特性のうちの少なくとも1つでの有用信号を特定する。この場合に使用される音響特性変数は、特に、適する時間窓にわたる最大信号レベル又は時間窓にわたる平均信号レベルであることができ、また、特定の周波数帯内の特に1つのみの信号成分を音響特性変数の形成に使用することができる。
好ましくは、この場合、方向特性の音響特性変数は、第1の入力信号及び/又は第2の入力信号の対応する特性変数の合計値と比較され、その結果、方向特性の相対特性変数が形成され、ここで、方向特性のうちの少なくとも1つでの有用信号の存在は、方向特性の相対特性変数から特定される。これは、音響特性変数、例えば、時間にわたり平均された信号レベルがまず、個々の方向特性のそれぞれで形成され、続けて、各方向特性の音響特性変数が、第1の入力信号及び/又は第2の入力信号から導出される適切な特性変数を使用して正規化されることを意味する。次に、正規化は、各方向特性について、方向特性での有用信号の存在の尺度として最終的に使用される相対特性変数を形成する。正規化に使用される特性変数は、第1の入力信号、第2の入力信号、又は例えば、第1の入力信号及び第2の入力信号の合計レベルの参照レベルであることができる。正規化により達成することができる効果は、各サウンドレベル又は個々の有用信号源の数が変化し得る補聴状況において、その結果生じる全体レベルでの変化が有用信号源の位置特定の分解能に影響しないことである。
好ましくは、この場合、相対特性変数は、互い及び/又は規定の限度値とそれぞれ比較され、方向特性のうちの少なくとも1つでの有用信号の存在がそこから特定される。互いとの相対特性変数の比較は、対応する方向特性での有用信号の存在を、方向特性の性質に応じて、相対特性変数の極値(最大又は最小)から直接推測することができるという効果に対して有利であることが判明した。しかし、複数の有用信号源を見つけるには、相対特性変数を規定の限度値と比較することも有利であり得、限度値を上回るか、又は下回る場合、有用信号源の存在を推測することができる。
使用される特性変数が時間にわたる信号レベルの各平均値であり、方向特性での有用信号の存在が、方向特性での時間にわたる信号レベルの平均値の減衰経験から特定され、各感度特性の結果として、時間にわたる合計レベルの平均値を使用して正規化される場合、有利なことが判明した。平均化の時間窓は、予期される有用信号源の性質に特に依存することができる。例えば、有用信号源のうちの少なくとも1つが対話者である場合、時間窓は、好ましくは、特定の周波数帯、例えば、フォーマット周波数が十分に高度まで励起するように選ぶことができる。
有利な改良では、更なる入力トランスデューサが、サウンド信号から更なる入力信号を生成し、ここで、方向特性は、第1の入力信号、第2の入力信号、及び更なる入力信号に基づいて形成される。好ましくは、更なる入力トランスデューサは、この場合、第1の入力トランスデューサ及び第2の入力トランスデューサとは物理的に別個である。更なる入力信号の追加は、サウンド信号について利用可能な全体の位相情報を増大させ、それにより、方向特性を使用して、より高い角度分解能を達成することができる。
個々の方向特性が、入力信号の数と同じである複数の条件によりそれぞれ提供され、それにより、複数の条件がそれぞれ、少なくとも中央角度及び角度拡張分を規定する場合、特に有利なことが判明した。これは、例えば、4つの物理的に別個の入力トランスデューサからの4つの入力信号の場合、個々の方向特性がそれぞれ、4つまでの条件により既定可能なことを意味する。これにより、特に狭い角度拡張分、ひいては特に高い角度分解能を得ることが可能になる。
本発明は、周囲からのサウンド信号から第1の入力信号を生成する少なくとも1つの第1の入力トランスデューサと、第2の入力トランスデューサ、サウンド信号から第2の入力信号を生成する第2の入力トランスデューサと、上述した方法を実行するようにセットアップされる信号処理ユニットとを備える音響システムを更に記載する。特に、本音響システムは補聴システムとして構成される。本方法について記載された利点及びそれらの発展は、この場合、変更すべきところは変更して音響システムに移すことができる。
本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して以下に更に詳細に説明する。
ユーザの対話者の人数が変わる両耳補聴器の前記ユーザの補聴状況の平面図を示す。 有用信号源の方向を特定する方法のシーケンスのブロック図を示す。 所与の中央角度及び所与の角度拡張分での図1に示される補聴器の方向特性の平面図を示す。 時間軸にわたる図1に示されるような補聴状況で話者を見つける相対特性変数のプロファイルを示す。
相互に対応する部分及び変数はそれぞれ、全ての図において同じ参照符号を用いて提供されている。
図1は、補聴状況1の平面図を概略的に示す。図1の左側の図では、本事例では両耳補聴器として構成される音響システム4のユーザ2は、第1の対話者6と会話しており、第1の対話者6は、ユーザ2の視線に対して前に位置し、すなわち、ユーザ2に対して角度0度のところに立っている。この補聴状況1では、両耳補聴器は、分解能選択肢の一環として、対話者6の位置に配置されている。会話のしばらく後、ここで第2の対話者8が加わり、それにより、新しい補聴状況1’になる。第2の対話者8は、ユーザ2の視線に対して概ね−45度の角度に位置する。ここで、例えば、元の信号、すなわち、第1の対話者6からの信号をより良好に増幅するために、第1の対話者6に向けられた方向特性が両耳補聴器において形成される場合、第2の対話者8の会話の成分は、そのような方向特性により拒絶されるか、又は十分に捕捉されない。したがって、ここで、変化した補聴状況1’において背景ノイズの方向依存拒絶を実行できるようにするとともに、第1の対話者6の会話に対する第2の対話者8による会話への寄与を実質的に拒絶できるようにするために、可能な限り正確に第2の対話者8の位置を特定することがかなり有利である。
図2は、音響システム4において有用信号源の方向を特定する方法10のシーケンスのブロック図を示す。本事例では、有用信号源は、図1の2つの補聴状況1、1’のうちの一方で第1の対話者6又は第2の対話者8により提供される。音響システム4は、本事例での両耳補聴器により形成される。両耳補聴器は、第1のローカルユニット12及び第2のローカルユニット14を備え、これらはそれぞれ、両耳補聴器が意図されるように使用される場合、ユーザ2の左耳又は右耳に装着することができる。第1のローカルユニット12又は第2のローカルユニット14は、周囲からの各入力サウンド信号から第1の入力信号20又は第2の入力信号22を生成する第1の入力トランスデューサ16又は第2の入力トランスデューサ18を有する。第1の入力トランスデューサ16及び第2の入力トランスデューサ18はそれぞれ、本事例ではマイクロホンにより提供される。必要な場合、更なる入力信号23を生成する更なる入力トランスデューサ19を提供することもできる。
0度から始まって両方向で15度のステップでユーザ2の前脳をカバーする複数の中央角度αjについて、第1のフィルタパラメータF1(αj)及び第2のフィルタパラメータF2(αj)はここでそれぞれ、2つの条件B1、B2に基づいて定義される。第1のフィルタパラメータF1(αj)及び第2のフィルタパラメータF2(αj)は、この場合、まだ説明されていない様式で第1の入力信号20又は第2の入力信号22との畳み込みによりノッチ形感度特性24を形成するような性質のものである。したがって、第1の入力信号20及び第2の入力信号22はそれぞれ、第1のフィルタパラメータF1(αj)又は第2のフィルタパラメータF2(αj)を使用してフィルタリングされ、次に、その結果生成される信号の和は、信号源が感度特性24の中央角度αjの方向にある信号成分の場合、信号源が別の方向にある信号の場合よりもはるかに低い感度を有する。説明したフィルタリングから生じる信号26の場合、音響特性変数28はここで、規定の時間間隔にわたり平均された結果信号26の信号レベルにより形成される。平均信号レベルから形成された音響特性変数28は、参照レベル30を使用して正規化され、このようにして、相対特性変数32が形成される。本事例では、参照レベル30は、時間にわたる第1の入力信号16のレベルの平均値により提供される。代替的には、使用される参照レベル30は、時間にわたる全体レベルの平均値、すなわち、第1の入力信号16と第2の入力信号18との和のレベルであってもよい。したがって、中央角度αjで形成された相対特性変数32はここでそれぞれ、互いと比較される。比較34において、感度特性24が、最小値を有する相対特性変数32を有する各中央角度αjがここで、有用信号源の方向として規定される。
図3は、中央角度αj=−10度及び規定の拡張分Δを有する方向特性34の平面図を示す。この場合、方向特性は、中央角度αjが、最小感度を有する方向により定義される感度特性24により形成される。「線形条件付き最小変数」方向特性(LCMV)の概念を使用して、中央角度αj自体及び更なる角度での信号成分の所与の減衰により、中央角度αj及び拡張分Δのそれぞれを定義することができる。本事例では、角度拡張分Δは、中央角度αj−10度では20dB減衰する信号レベル及び前方向、すなわち、0度では6dB減衰する信号レベルにより特定される。これは、信号源が中央角度αjの領域にある信号に対してはるかに低い感度を有し、したがって、そのような信号を拒絶するノッチ形感度特性24を定義する。
ここで、例えば、感度特性24に従って、時間にわたり平均された信号レベルが最初に、信号源が中央角度αj=−10度の方向にある信号の場合、すなわち、それに従って位置する対話者の場合、図2に示される方法により形成されるとき、前記信号レベルは、全ての角度依存感度特性24の本信号源の音響特性変数28として、可能な限り最小の値を有する。このようにして得られる音響特性変数28はここで、時間にわたり平均された合計レベル又は時間にわたり平均された2つの入力信号20、22のうちの一方のレベルを使用して正規化される。これにより、話者、すなわち、有用信号源が中央角度αjの領域にない場合、全ての寄与は、基本的に音響特性変数28の減衰なしで、正規化のために捕捉されることになる。有用信号源が中央角度αjの領域に存在する場合のみ、音響特性変数28への有用信号の寄与は感度特性24により実質的に拒絶され、一方、有用信号による正規化への寄与は保持される。その場合、相対特性変数32の対応する低減により、中央角度αjの方向での有用信号源の存在を安全に推測することができる。
図4は、時間軸tにわたり3つの異なる中央角度での相対特性変数32a〜32cを示し、前記特性変数は図2に示される補聴状況1、1’に割り当てることが可能である。概ね4.5秒の時間まで、ユーザ2は第1の対話者6とのみ会話している。その結果として、−30度(32a)、−45度(32b)、及び−60度(32c)の中央角度を有する感度特性で期待の様式で形成される相対特性変数32a〜32cは、対応する角度範囲に有用信号源の存在を論理的に確認しない。概ね4.5秒において、補聴状況1から補聴状況1’への遷移がここで生じ、第2の対話者8が加わり、そうするに当たり、サウンド信号として上述したプロセスにここで入る会話に寄与する。第2の対話者8及び第1の対話者6の更なる存在による会話への寄与は、正規化がまず、示される3つの相対特性変数32a〜32cのそれぞれで変化することを意味する。第2の対話者8の寄与の最も目立つ減衰は、予期されるように、−45度の中央角度を有する感度特性により生じ、それにより、相対特性変数32bもそれに従って、最小値をとる。他の2つの中央角度−30度及び−60度では、対応する感度特性は、第2の対話者8の音声活動の特定の減衰がなお生じることを意味する。しかし、この減衰はもはや、−45度での感度特性の場合ほどは目立たない。したがって、値の降下を相対特性変数32a及び32cにおいて見ることができるが、−45度(32b)からの低減には接近しない。これから、ここで、−45度の角度における概ね4.5秒での第2の対話者8の参加を推測することが可能である。
本発明を好ましい例示的な実施形態によりより詳細に示し、説明したが、本発明はこの例示的な実施形態により限定されない。本発明の保護範囲から逸脱せずに、当業者により他の変形を導出することができる。
1 補聴状況
2 ユーザ
4 音響システム
6 第1の対話者
8 第2の対話者
10 方法
12 第1のローカルユニット
14 第2のローカルユニット
16 第1の入力トランスデューサ
18 第2の入力トランスデューサ
19 更なる入力トランスデューサ
20 第1の入力信号
22 第2の入力信号
23 更なる入力信号
24 感度特性
26 結果信号
28 音響特性変数
30 参照レベル
32 相対特性変数
32a〜c 相対特性変数
34 方向特性
B1、B2 条件
F1 第1のフィルタパラメータ
F2 第2のフィルタパラメータ
αj 中央角度
Δ 拡張分

Claims (12)

  1. 少なくとも1つの第1の入力トランスデューサ(16)及び第2の入力トランスデューサ(18)を備える音響システム(4)において有用信号源(6、8)の少なくとも1つの方向を特定する方法(10)であって、
    前記第1の入力トランスデューサ(16)は、周囲からのサウンド信号から第1の入力信号(20)を生成し、前記第2の入力トランスデューサ(18)は、前記サウンド信号から第2の入力信号(22)を生成し、
    前記第1の入力信号(20)及び前記第2の入力信号(22)について、それぞれが固定の中央角度(αj)及び所与の角度拡張分(Δ)を有する複数の角度依存方向特性(34)が形成され、
    有用信号源(6、8)からの有用信号の存在について、複数の前記角度依存方向特性(34)それぞれに対する信号成分が調べられ、
    前記有用信号源(6、8)の存在が確認された所定の角度依存方向特性(34)に対応する前記中央角度(αj)が、有用信号源(6、8)の方向として割り当てられる、方法(10)。
  2. 中央角度(αj)に関して隣接する2つの前記角度依存方向特性(34)間の角度距離は、前記角度拡張分(Δ)の半分に対応する、請求項1に記載の方法(10)。
  3. 複数の前記角度依存方向特性(34)のそれぞれについて、前記角度依存方向特性(34)の前記中央角度(αj)及び前記角度拡張分(Δ)は、少なくとも2つの条件(B1、B2)により規定される、請求項1又は2に記載の方法(10)。
  4. 複数の前記角度依存方向特性(34)のそれぞれは、前記感度特性の前記中央角度(αj)及び前記角度拡張分(Δ)をそれぞれ定めるような少なくとも2つの条件(B1、B2)により特定されるノッチ形感度特性(24)によりそれぞれ規定される、請求項3に記載の方法(10)。
  5. 音響特性変数(28)が、前記信号成分からの複数の前記角度依存方向特性(34)のそれぞれで形成され、
    前記角度依存方向特性(34)の前記音響特性変数(28)は、前記角度依存方向特性(34)の少なくとも1つでの有用信号の特定に使用される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法(10)。
  6. 前記角度依存方向特性(34)の前記音響特性変数は、前記第1の入力信号(20)及び/又は前記第2の入力信号(22)に対応する特性変数(30)の合計値と比較され、その結果として、前記角度依存方向特性(34)の相対特性変数(32)が形成され、
    前記角度依存方向特性(34)の少なくとも1つでの有用信号の存在は、前記角度依存方向特性(34)の前記相対特性変数(32)から特定される、請求項5に記載の方法(10)。
  7. 前記相対的特性変数(32)は、互いに及び/又は規定の限度値とそれぞれ比較され、比較から、前記角度依存方向特性(34)のうちの少なくとも1つにおける有用信号の存在が特定される、請求項6に記載の方法(10)。
  8. 前記使用される音響特性変数(28)は、時間にわたる信号レベルの各平均値であり、
    角度依存方向特性(34)における有用信号の存在は、前記角度依存方向特性(34)において前記信号レベルの平均値が時間の経過に伴って受ける減衰から特定され、各感度特性(24)の結果として、時間にわたる総合レベルの平均値を使用して正規化される、請求項5〜7のいずれか一項に記載の方法(10)。
  9. 更なる入力トランスデューサ(19)が、前記サウンド信号から更なる入力信号(23)を生成し、
    前記角度依存方向特性(34)は、前記第1の入力信号(20)、前記第2の入力信号(22)、及び前記更なる入力信号(23)に基づいて形成される、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法(10)。
  10. 複数の前記角度依存方向特性(34)は、それぞれが前記感度特性(24)の少なくとも前記中央角度(αj)及び前記角度拡張分(Δ)を規定するような、入力信号(20、22)の数と同じである複数の条件(B1、B2)によりそれぞれ提供される、請求項9に記載の方法(10)。
  11. 周囲からのサウンド信号から第1の入力信号(20)を生成する少なくとも1つの第1の入力トランスデューサ(16)と、前記サウンド信号から第2の入力信号(22)を生成する第2の入力トランスデューサ(18)と、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法(10)を実行するようにセットアップされる信号処理ユニットとを備える音響システム(4)。
  12. 補聴器として構成される請求項11に記載の音響システム(4)。
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