JP2018085684A - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、無線通信装置が要求される通信サービスに応じたPLMN選択及びRAT選択を行うことにある。
【解決手段】本発明の無線通信装置は、公衆携帯電話網で無線通信を行う無線通信装置であって、外部機器からの入力または予め登録された中から適用するアプリケーションを選択する適用アプリケーション選択手段と、選択された適用するアプリケーションに対応して得られた選択RAT情報と選択Band情報を用いてのPLMNサーチ手段と、PLMN選択リスト作成手段と、位置登録手段と、呼接続手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信装置および無線通信方法に関するものである。
携帯電話等の無線通信装置は、移動局(ユーザ端末、User Equipment:UE)として用いられ、任意のPLMN(Public Land Mobile Network、公衆携帯電話網)に属する基地局と接続することで、当該PLMNに接続し無線通信を行う。
UEではまず電源投入後に、通信を実施するためにPLMN との接続を試みる。この時接続するPLMNについては、複数のPLMN から適切なPLMNを選択し、さらに選択したPLMNに対して自らの位置を登録することが行われる。
各PLMNにおいて、UEとサービスネットワーク間の無線通信は、例えば、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)/GPRS(General Packet Radio Service)方式、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)方式、あるいはLTE(Long Term Evolution)方式などの種々の無線通信のためのRAT(Radio Access Technology、無線アクセス方式)を用いることが可能である。
また、このようなセルラー通信ネットワークにおいては、PLMN毎にID(Identifier)が付与され、さらにUEに適用する加入者識別モジュール(Subscriber Identity Module:SIM)には、接続するPLMNの候補のIDがリストとして保存されている。
この保存されたPLMN IDリスト(選択候補PLMNリスト)は、その接続の優先順位に基づいてリスト化されており、UEはこの優先度に従って、接続するPLMNを選択する。そして、選択したPLMNにおいて、接続する最適なセル(基地局から電波の届く範囲)を検出し、そのセルにて位置登録を実施する。位置登録後UEはいわゆるアイドル状態に移行するが、アイドル状態に移行する前後で、いくつかのセル選択が実施される。
本PLMN選択やセル選択の動作を図6と、図7を用いて説明する。図6はPLMN選択を含むセル選択の状態及び動作の遷移図であり、図7はPLMN選択動作を説明するためのフローチャートである。
UEは上述のように電源投入後、PLMN との接続を試みるためPLMN選択を行う(601)。PLMN選択で選択すべきPLMNが見つかった場合は、「選択PLMNあり」となり、見つからなかった場合は、「選択PLMNなし」となる。
ここでPLMN選択動作について説明する。PLMN選択とは上述のように複数のPLMN から適切なPLMNを選択することであるが、適用するSIMには、その接続の優先順位に基づいて選択候補PLMNリストが保存されている。またPLMNによっては、複数のRATに対応している場合があり、かつUEも自身が対応できるRATが複数存在する場合がある。つまり、UEは自身が対応できるRATを切り替えながら、任意のPLMNが選択可能かどうかを判断するということが必要となる。
次に、UE動作について図7を用いて説明する。
UEは、PLMN選択が開始されると(701)、まず対応できるRATのうちの一つを設定する(703)。設定したRATにおいて、各PLMNからの制御信号が受信可能なセルを探索する(704)。探索の結果、選択可能な全ての候補セルを抽出する(705)。ここで、選択可能とは例えば、受信可能な制御信号のレベルが閾値以上であるとする。候補セルが有るか否かを判定し(706)、候補セルが存在しない場合(NO)には設定したRATで選択可能なセルがなかったということになるので、次のRATに移行し(711)、(702)の処理に戻る。(706)の判定で候補セルが有る場合(YES)にはそのセルが後述する位置登録失敗PLMNリストにあるPLMNのセルであるかどうかを照合する(707)。この照合により位置登録失敗PLMNリストにあるPLMNのセルは候補から除外される。再度、候補セルが有るか否かを判定し(708)、候補セルが存在しない場合(NO)には次のRATに移行し、(702)の処理に戻る。(708)の判定で候補セルが有る場合(YES)には(709)の処理に進み、複数の選択候補が存在する場合は、接続する優先順位に基づいて保存されているSIM内の選択候補PLMNリストを用いて、候補セルの優先度を判定し(709)、その中から一番優先度の高いPLMNのセルを第1候補として選択する(710)。そして「選択PLMN」をPLMN選択の結果として出力する(711)。(702)の処理でUEが対応できる全RATについて探索が終了していた場合(YES)には、選択するPLMNが存在しなかったとして、「選択PLMNなし」というPLMN選択結果を出力する(712)。
引き続き図6を用いて動作を説明する。UEは(601)で「選択PLMNあり」の場合、選択PLMNでの保存セル情報の確認を行う(602)。(601)で「選択PLMNなし」の場合、サービス圏外(608)に移行する。サービス圏外とはすなわち、選択したPLMNで通信が出来ない状態ということである。そして(602)の処理では当該UEが当該PLMNに対して過去に位置登録した実績があり、その時のセル情報が保存されているかどうかを確認する。保存セルがある場合、そのセルの情報、例えば周波数情報やタイミング情報などを利用することにより、接続のためのセル選択を短時間に行うことが可能となる。保存セルがある場合は、「保存セルあり」となり、ない場合は、「保存セルなし」となる。(602)で「保存セルあり」の場合、保存セルを対象としたセル選択処理を行う(603)。保存セルの中に、この時に選択する条件が整うセルがある場合は、「選択セルあり」となり、ない場合は、「選択セルなし」となる。(603)で「選択セルあり」の場合、選択セルにキャンプオンする(604)。
選択セルにキャンプオン後、UEは位置登録が必要な場合は位置登録処理を実施し(605)、選択したPLMNに対する位置登録が成功すると、アイドル状態に移行する。なお、キャンプオンとは任意のセルを受信し、そのセルで待機している状態のこととし、位置登録が完了した状態でかつ選択したPLMNセルにキャンプオンしている状態をアイドル状態と定義する。(605)において、位置登録処理が失敗した場合は、位置登録が失敗したPLMNを位置登録失敗PLMNリストに保存(607)し、サービス圏外状態(608)に移行する。
位置登録失敗PLMNリストは、サービス圏外から再度PLMN選択を行う時に、位置登録失敗したPLMNを再度選択することを防ぐために使用する。また、アイドル状態あるいはキャンプオンのみの状態において、UEは例えば周期的に、あるいはキャンプオンセルの品質劣化などにより「再選択トリガ」が発生すると、セル再選択を行う(609)。セル再選択とは、キャンプオンセルの周辺情報によって得られるキャンプオンセルの周辺にあるセルの品質や状態の確認を行い、現在キャンプオンしているセルと比較し、選択セルを決定することである。セル再選択の結果、選択セルがある場合は「選択セルあり」となり、ない場合は「選択セルなし」となる。「選択セルあり」の場合は、その選択セルにおいてアイドル状態もしくはキャンプオンのみの状態に戻る。「選択セルなし」の場合は、サービス圏外(608)に移行する。さらに、アイドル状態において、UEはデータ通信が発生すると、アイドル状態を終了し、コネクト状態に移行する(610)。データ通信が終了すると、コネクト状態を終了し、アイドル状態に復帰しようとするが、その時にコネクト状態終了時にセル選択を行う(611)。コネクト状態終了時にセル選択の結果、選択セルがある場合は「選択セルあり」となり、ない場合は「選択セルなし」となる。選択セルありの場合は、アイドル状態(604)に復帰する。「選択セルなし」の場合、すなわちキャンプオンすべきセルが存在しない場合は、新たにキャンプオンすべきセルを見つける必要がある。コネクト状態終了時のセル選択では、キャンプオンすべきセルをネットワークから指示される場合があり、その指示されたセルが選択条件を満たさない場合などに「選択セルなし」となる可能性が有る。新たにキャンプオンすべきセルを見つけるため、(603)の保存セル対象セル選択を行う。
(602)において保存セルなしの場合、あるいは(603)において「選択セルなし」の場合、UEは初期セル選択を行う(606)。初期セル選択とはUEがその選択したPLMNにおいて、対応できる全てのセルについて探索を行い(例えば全ての周波数、全てのタイミングなど)、セルの選択を行うことである。初期セル選択の結果、選択セルがある場合は「選択セルあり」となり、ない場合は「選択セルなし」となる。「選択セルあり」の場合は、その選択セルにおいてアイドル状態もしくはキャンプオンのみの状態に戻る。「選択セルなし」の場合は、サービス圏外(608)に移行する。
(608)のサービス圏外状態になっても、例えば時間経過による選択候補セルの品質向上、あるいはUEの移動による無線環境の変化が想定されるため、サービス圏内への復帰のために、周期的、あるいは何らかのトリガにより、再度(601)のPLMN選択(図1中“1”の遷移)から行う。
次に、図6中の4つのセル選択の動作((603)(606)(609)(611))について説明する。選択したPLMNを対象に4つのセル選択動作が行われるが、その動作を図8で説明する。
図8はセル選択の基本動作を説明するためのフローチャートである。セル選択が開始される(801)と、UEが対応可能なRATのうちの一つを設定(802)し、セル探索の条件を設定する(803)。セル探索条件設定とは例えば、(803)の保存セル対象セル選択であれば、保存セルそのものを指定(周波数、タイミング、あるいはセルのIDなど)し、(606)の初期セル設定であれば、UEが対応可能な探索の対象となる全ての周波数やタイミングを指定し、(609)のセル再選択であれば、ネットワークから報知される周辺セル情報によって得られる周辺セルの周波数やタイミングを指定し、(611)のコネクト状態終了時セル選択であれば、ネットワークから指示された探索すべきセルを指定(周波数、タイミング、あるいはセルのIDなど)する。そして指定された条件に基づき受信可能なセルの探索を行う(804)。受信可能なセルの中から、制御信号のレベルが閾値以上であるセルを候補セルとして抽出する(805)。もし、探索条件が複数ある場合は、全ての組合せでの探索が完了するまで(804)(805)を繰り返えし(806)、完了後そのRATにおける選択候補を決定する(807)。さらに、当該UEが複数のRATに対応している場合は、全てのRATについて同様に(803)〜(807)までを行う(808)。そして(809)にて各RATにおける選択候補の中から最終的な「選択セル」を決定する(811)。また、候補セルがない場合には「選択セルなし」とする(810)。
PLMN選択において、PLMNによっては複数のRATに対応している場合があり、かつ無線通信装置も自身が対応できるRATが複数存在する場合がある。つまり、無線通信装置は自身が対応できるRATを切り替えながら、任意のPLMNが選択可能かどうかを判断するということが必要となる。
無線通信装置動作の例を図9及び図10を用いて説明する。図9において、装置が起動されると(901)、PLMN選択処理が実施される(902)。そしてPLMN選択処理結果に従い、位置登録処理が実施される(903)。さらには位置登録後、通信サービスを提供するためにネットワークと呼接続を実施し(904)、接続中状態となる(905)。
次に、PLMN選択処理について、図10を用いて説明する。図10においてPLMN選択が開始されると(1001)、まず対応できるRATのうちの一つを設定する(1003)。設定したRATにおいて、各PLMNからの制御信号が受信可能なセルを探索する(1004)。探索の結果、選択可能な全ての候補セルを抽出する(1005)。ここで、選択可能とは例えば、受信可能な制御信号のレベルが閾値以上であるとする、というようにすることが出来る。仮にこの時点で候補セルが存在しない場合は、設定したRATで選択可能なセルがなかったということになるので、次のRATを設定し、探索を実施する(1002へ)。複数の選択候補が存在する場合は、接続する優先順位に基づいて保存されているSIM内の選択候補PLMNリストを用いて、候補セルの優先度を判定し(1006)その中から一番優先度の高いPLMNのセルを第1候補として選択する(1007)。そして「選択PLMN」をPLMN選択の結果として出力する(1008)。一方(1005)で候補なしとなった場合、(1002)ステップに戻るが、ここで無線通信装置が対応できる全RATについて探索が終了していた場合は、選択するPLMNが存在しなかったとして、「選択PLMNなし」というPLMN選択結果を出力する(1009)。そして、上述した様に選択したPLMNにおいて、接続する最適なセルを検出し、そのセルにて位置登録を実施する。
ここで、図9、図10に示すような従来技術における問題点について説明する。従来技術におけるPLMN選択方法では、当該無線通信装置自身が固有に持っている優先RAT順にPLMN選択が実行され、そこで選択可能なPLMNが検出されると当該PLMNを選択PLMNとしてしまうという問題がある。すなわち無線通信装置が行う通信サービスに要求される特徴によらず、無線通信装置固有の優先RAT順にPLMN選択が実行され、位置登録が実行されてしまう。仮に当該無線通信装置が要求される通信サービスが高速大容量のサービスであった場合でも、例えばGSM(登録商標)/GPRSに代表される2GのRATが優先RATとして動作する場合には、2Gで位置登録及び通信サービスが実行されてしまい、ユーザに対する利便性という観点では問題がある。
先行技術文献としては、例えば、特許文献1に異なる通信事業者間のローミングサービスを実現する交換機に関する技術が開示されている。
特開2011−19105号公報
本発明の目的は、無線通信装置が要求される通信サービスに応じたPLMN選択及びRAT選択を行うことにある。
本発明の無線通信装置は、公衆携帯電話網で無線通信を行う無線通信装置であって、外部機器からの入力または予め登録された中から適用するアプリケーションを選択する適用アプリケーション選択手段と、選択された適用するアプリケーションに対応して得られた選択RAT情報と選択Band情報を用いてのPLMNサーチ手段と、PLMN選択リスト作成手段と、位置登録手段と、呼接続手段とを有することを特徴とする。
また、PLMNサーチ手段は選択RAT情報及び選択Band情報を設定し、受信可能なセルを探索して全候補セルを抽出して選択候補リストを作成して出力し、PLMN選択リスト作成手段はPLMNサーチ手段のPLMNサーチ結果である選択候補リストを前記適用アプリケーションのRAT優先度に従い並び替え、PLMNリストの同一RATのPLMNを品質順に並び替え、SIMに選択PLMN制限がある場合にはPLMNリストから制限に応じてリスト順位を変更あるいはPLMNを削除し、PLMN選択リストを確定し、UE Capabilityデータを作成することが好ましい。
また、本発明の無線通信方法は、公衆携帯電話網で無線通信を行う無線通信装置の無線通信方法であって、適用するアプリケーションを選択し、適用するアプリケーションを選択した結果として得られる選択RAT情報と選択Band情報を用いてPLMNサーチを実行してPLMN選択リストを作成し、該PLMN選択リストから位置登録を行ってから呼接続することを特徴とする。
さらに、PLMNサーチは選択RAT情報及び選択Band情報を設定し、受信可能なセルを探索して全候補セルを抽出し、選択候補リストを作成し、該選択候補リストを出力し、PLMN選択リスト作成は選択候補リストを適用アプリケーションのRAT優先度に従い並び替え、PLMNリストの同一RATのPLMNを品質順に並び替え、SIMに選択PLMN制限がある場合にはPLMNリストから制限に応じてリスト順位を変更あるいはPLMNを削除し、PLMN選択リストを確定し、UE Capabilityデータを作成することが好ましい。
本発明によれば、無線通信装置が要求される通信サービスに応じたPLMN選択及びRAT選択を行うことができる。
本発明の一実施例に係る無線通信装置におけるPLMN及びRAT選択を含む装置起動後の動作フローチャートである。 本発明の一実施例に係る無線通信装置における適用アプリケーション登録とRAT選択の概念を説明するための図である。 本発明の一実施例に係る無線通信装置におけるPLMNサーチ動作フローチャートである。 本発明の一実施例に係る無線通信装置におけるPLMN選択リスト作成動作フローチャートである。 接続制限のあるPLMNが存在した場合の処理の一例を示す図である。 従来技術におけるPLMN選択を含むセル選択の状態及び動作の遷移図である。 従来技術におけるPLMN選択動作を説明するためのフローチャートである。 セル選択の基本動作を説明するためのフローチャートである。 従来技術におけるPLMN選択を含む装置起動後のフローチャートである。 従来技術におけるPLMN選択動作フローチャートである。 無線通信装置の概要を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図11は無線通信装置の概要を示すブロック図である。
図11において、無線通信装置110は、CPU(Central Processing Unit)部111、RAM(Random Access Memory)部112、メモリ部113、操作部114、無線部115、表示部116、ソケット117、SIM(Subscriber Identity Module)118、アンテナ119で構成されている。
なお、メモリ部113は、ROM(Read Only Memory)であってもよい。
無線通信装置110は、アンテナ119を介して、図示していない所定の基地局と通信を行う。
SIM118は、ソケット117に対して着脱可能である。このSIM118には、無線通信装置110のユーザが契約した通信事業者を識別するための国番号(MCC)及び通信事業者番号(MNC)等が記憶されている。
RAM部112は、CPU部111が各処理を実施する際のデータの一次記憶として使用する。
次に、本発明の一実施例に係る無線通信装置におけるPLMN及びRAT選択方法について、図1〜図5、図11を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例に係るPLMN及びRAT選択を含む装置起動後の動作フローチャートである。
図1において、CPU部111は、無線通信装置110が起動される(101)と、まず適用アプリケーションの登録(記憶)及び選択処理を実行する(102)。
適用アプリケーションは、メモリ部113に登録(記憶)されている。
適用アプリケーションの登録は、例えば、図示していない外部機器から設定することや、予め登録されているアプリケーションから外部機器が選択するなどである。
次に、適用アプリケーションの登録及び選択と、本発明に係るPLMN、RAT選択の関連について図2を用いて説明する。
図2は本発明の一実施例に係る適用アプリケーション登録とRAT選択の概念を説明するための図である。
図2に示すように、当該無線通信装置が適用されるアプリケーションとしては、「マルチPDN(Public Data Network)通信」、「高速大容量通信」、「低速小容量通信(欧州)」、「低速小容量通信(北米)」等であるそれぞれのアプリケーションの特徴により、選択するRATやBandなどをある程度決めておくために本適用アプリケーションの登録及び選択処理が実行される。
例えば、複数のPDNと同時に通信を行うようなアプリケーションでは「マルチPDN通信」機能が必要となるが、LTE方式の場合、マルチPDN通信の実施が容易であるので、「マルチPDN通信」を必要とするアプリケーションでは選択するRATとしてはLTE方式が適当である。
また、高速でかつ大容量のデータを扱う様なアプリケーションでは、より高速な通信方式を適用すべきであり、その場合LTE方式やHSPAに代表される3G(3rd Generation)方式が適当である。
一方低速、データ発生頻度が長周期、データ容量も小さいようなアプリケーションではLTEの様な高速大容量の通信方式は冗長であり、3G方式やGSM(登録商標)/GPRSに代表される2G方式でも必要十分である。
さらに、当該無線通信装置が実際に使用される地域が「欧州」や「北米」など限定できる場合は、選択するBandを限定する。すなわち適用するアプリケーションによりRATやBandを限定することにより、より短時間に、より確実に適切なRATやBandで接続し、通信サービスを提供するために、本処理が有効となる。本処理の結果として適用するアプリケーションによる選択RAT情報及び選択Band情報を出力する。
引き続き図1を用いて動作を説明する。
CPU部111は、(102)処理で出力された選択RAT情報及び選択Band情報を用いてPLMNサーチを実行する(103)。
PLMNサーチ動作について図3を用いて説明する。
図3は本発明の一実施例に係るPLMNサーチ動作フローチャートである。
図3において、CPU部111は、PLMNサーチが開始されると(301)、(102)処理で選択された全RATのサーチが実施済みか否かを判定し(302)、選択された全RATのサーチが実施済み場合(YES)には309の処理に進み、選択された全RATのサーチが未実施の場合(NO)には303の処理に進む。
CPU部111は、選択候補なしを含む選択候補リストを出力する(309)。
CPU部111は、選択RAT情報及び選択Band情報のうちの一つを設定する(303)。
CPU部111は、設定したRATにおいて、各PLMNからの制御信号が受信可能なセルを探索し(304)、選択可能な全ての候補セルを抽出する(305)。
ここで、選択可能とは例えば、受信可能な制御信号のレベルが予め設定した閾値以上とする。
CPU部111は、候補セルの有無を判定し(306)、候補セルありの場合(YES)には307の処理に進み、候補セルなしの場合(NO)には308の処理に進む。
CPU部111は、次のRATへ移行し(308)、302の処理に戻る。
CPU部111は、候補セルを選択候補PLMNリストに保存し(307)、308の処理に進む。
引き続き図1を用いて動作を説明する。
CPU部111は、(103)処理で出力した選択候補リストを用いてPLMN選択リスト作成を実行する(104)。
PLMN選択リスト作成の動作について図4を用いて説明する。
図4は本発明の一実施例に係るPLMN選択リスト作成動作フローチャートである。
図4において、CPU部111は、PLMN選択リスト作成が開始されると(401)、選択候補リスト(PLMNサーチ結果)を、選択した適用アプリケーションのRAT優先順に従い並べ替える(402)。
さらに、CPU部111は、同一のRAT内でPLMNを品質順に並べ替える(403)。
一般的に無線通信装置に適用するSIMには、接続禁止を含む接続制限のあるPLMNの候補のIDがリストとして保存されている。
CPU部111は、SIM118から接続制限のあるPLMN情報を取得し、SIM118に選択PLMN制限があるか否かを判定し(404)、選択PLMNに制限がある場合(YES)には405の処理に進み、選択PLMNに制限がない場合(NO)には406の処理に進む。
CPU部111は、405の処理では、選択候補リストから制限に応じてリスト順位を変更、あるいはPLMNを削除し、406の処理に進む。
405処理の詳細について、図5を用いて説明する。
図5は接続制限のあるPLMNが存在した場合の処理の一例を示す図である。
CPU部111は、図5(A)のPLMNリストに禁止PLMNのNo.2があるため、No.2を除いた図5(B)のPLMNリストを作成する。
引き続き図4を用いて動作を説明する。
CPU部111は、PLMN選択リストを確定し(406)、407の処理に進む。
CPU部111は、PLMN選択リストとして確定したRATやBand等からUE Capabilityデータを生成し(407)、処理を終了する。
引き続き図1を用いて動作を説明する。
CPU部111は、PLMN選択リスト、UE Capabilityデータを用いて位置登録を実行し(105)、106の処理に進む。
CPU部111の位置登録はPLMN選択リストの上位から試行され、位置登録が完了するまで実行する。
CPU部111は、通信サービスを提供するためにネットワークと呼接続を実施し(106)、接続中状態となる(107)。
本発明の実施形態である無線通信装置は、無線通信装置が要求される通信サービスに応じたPLMN選択及びRAT選択を行うことができる。
以上、本発明の一実施形態について詳細に説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することができる。
無線通信装置が要求される通信サービスの特徴を考慮したPLMN選択及びRAT選択を行うことができることによって、対象となる公衆携帯電話網に短時間に、適切に接続する用途に適用できる。
110:無線通信装置、111:CPU部、112:RAM部、113:メモリ部、114:操作部、115:無線部、116:表示部、117:ソケット、118:SIM、119:アンテナ。

Claims (4)

  1. 公衆携帯電話網で無線通信を行う無線通信装置であって、
    外部機器からの入力または予め登録された中から適用するアプリケーションを選択する適用アプリケーション選択手段と、選択された適用するアプリケーションに対応して得られた選択RAT情報と選択Band情報を用いてのPLMNサーチ手段と、PLMN選択リスト作成手段と、位置登録手段と、呼接続手段とを有することを特徴とする無線通信装置。
  2. 請求項1に記載の無線通信装置であって、
    前記PLMNサーチ手段は、選択RAT情報及び選択Band情報を設定し、受信可能なセルを探索して全候補セルを抽出して選択候補リストを作成して出力し、
    前記PLMN選択リスト作成手段は、前記PLMNサーチ手段のPLMNサーチ結果である選択候補リストを前記適用アプリケーションのRAT優先度に従い並び替え、PLMNリストの同一RATのPLMNを品質順に並び替え、SIMに選択PLMN制限がある場合にはPLMNリストから制限に応じてリスト順位を変更あるいはPLMNを削除し、PLMN選択リストを確定し、UE Capabilityデータを作成することを特徴とする無線通信装置。
  3. 公衆携帯電話網で無線通信を行う無線通信装置の無線通信方法であって、
    適用するアプリケーションを選択し、適用するアプリケーションを選択した結果として得られる選択RAT情報と選択Band情報を用いてPLMNサーチを実行してPLMN選択リストを作成し、該PLMN選択リストから位置登録を行ってから呼接続することを特徴とする無線通信方法。
  4. 請求項3に記載の無線通信方法であって、
    前記PLMNサーチは、選択RAT情報及び選択Band情報を設定し、受信可能なセルを探索して全候補セルを抽出し、選択候補リストを作成し、該選択候補リストを出力し、
    前記PLMN選択リスト作成は、前記選択候補リストを前記適用アプリケーションのRAT優先度に従い並び替え、PLMNリストの同一RATのPLMNを品質順に並び替え、SIMに選択PLMN制限がある場合にはPLMNリストから制限に応じてリスト順位を変更あるいはPLMNを削除し、PLMN選択リストを確定し、UE Capabilityデータを作成することを特徴とする無線通信方法。
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