JP2018083569A - Transportation dolly - Google Patents
Transportation dolly Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018083569A JP2018083569A JP2016228808A JP2016228808A JP2018083569A JP 2018083569 A JP2018083569 A JP 2018083569A JP 2016228808 A JP2016228808 A JP 2016228808A JP 2016228808 A JP2016228808 A JP 2016228808A JP 2018083569 A JP2018083569 A JP 2018083569A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- article
- unit
- gripping
- suspension band
- suspension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims abstract description 79
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 20
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 20
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 13
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000010419 fine particle Substances 0.000 description 1
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 1
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 1
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Handcart (AREA)
Abstract
Description
本発明は、物品を運搬するために用いられる運搬用荷車に関する。 The present invention relates to a transport cart used for transporting articles.
従来荷物が梱包された段ボール等の物品を運搬する際には、下記特許文献1に開示されているような運搬具が使われている。
Conventionally, when carrying an article such as a cardboard packed with a package, a carrier as disclosed in
しかし、段ボール等の物品を上記運搬具の荷台に積載する際には、作業者が人力で段ボール等を持ち上げ荷台に積載する必要があるため、作業者に掛かる負担が大きかった。 However, when an article such as cardboard is loaded on the loading platform of the carrier, it is necessary for the operator to manually lift the cardboard or the like and load it on the loading platform, so that the burden on the worker is large.
よって、物品を運搬するために用いられる運搬用台車においては、物品を運搬用台車に積載する際に作業者に負担が掛からないようにするという課題がある。 Therefore, in the transport cart used for transporting the article, there is a problem that the operator is not burdened when the article is loaded on the transport cart.
上記課題を解決するための本発明は、物品を運搬するための運搬用荷車であって、2つの車輪と、水平方向に延在し該車輪が固定される横軸ユニットと、該横軸ユニットの中央部から垂直方向に延在する把持ユニットと、該把持ユニットに固定され該物品に懸架される輪状の懸架帯ユニットと、を備え、該把持ユニットの背面に該物品の一の側面を当接させ、該懸架帯ユニットを該物品の該一の側面と反対側の側面に懸架し、該車輪を支点にして該物品を傾斜させ運搬可能にする運搬用荷車である。 The present invention for solving the above-mentioned problems is a transport cart for transporting an article, comprising two wheels, a horizontal axis unit that extends horizontally and is fixed to the wheel, and the horizontal axis unit A gripping unit extending in the vertical direction from the center of the gripping unit, and a ring-shaped suspension band unit that is fixed to the gripping unit and suspended from the article. It is a transport cart that is in contact with each other and suspends the suspension band unit on a side surface opposite to the one side surface of the article and makes the article tiltable and transportable with the wheel as a fulcrum.
前記把持ユニットの背面と前記懸架帯ユニットとの少なくともいずれか一方に滑り止め部が配設されていると好ましい。 It is preferable that an anti-slip portion is disposed on at least one of the back surface of the gripping unit and the suspension band unit.
前記把持ユニットは伸縮自在であると好ましい。 The gripping unit is preferably extendable and retractable.
本発明に係る運搬用荷車は、2つの車輪と、水平方向に延在し車輪が固定される横軸ユニットと、横軸ユニットの中央部から垂直方向に延在する把持ユニットと、把持ユニットに固定され物品に懸架される輪状の懸架帯ユニットとを備えているため、把持ユニットの背面に物品の一の側面を当接させ、懸架帯ユニットを物品の一の側面と反対側の側面に懸架し、車輪を支点にして物品を梃子の原理により傾斜させて楽に物品を持ち上げて運搬可能な状態にすることができるため、作業者が人力のみで物品を持ち上げて運搬用台車に積載する必要がなくなり、作業者に掛かる負担を軽減することができる。 The transport cart according to the present invention includes two wheels, a horizontal axis unit that extends in the horizontal direction and is fixed to the wheel, a gripping unit that extends in the vertical direction from the center of the horizontal axis unit, and a gripping unit. Since it has a ring-shaped suspension band unit that is fixed and suspended on the article, one side of the article is brought into contact with the back surface of the gripping unit, and the suspension unit is suspended on the side opposite to the one side of the article. However, since the article can be tilted according to the lever principle with the wheel as a fulcrum and the article can be lifted and transported easily, it is necessary for the operator to lift the article by human power and load it on the carriage. Therefore, the burden on the worker can be reduced.
また、把持ユニットの背面と前記懸架帯ユニットとの少なくともいずれか一方に滑り止め部が配設されていることで、懸架帯ユニットを物品の一の側面と反対側の側面に懸架し車輪を支点にして物品を傾斜させて物品を持ち上げて運搬可能な状態にする際に、懸架帯ユニットが物品から滑り落ちてしまうことを滑り止め部によって防ぐことが可能となる。 In addition, an anti-slip portion is disposed on at least one of the back surface of the gripping unit and the suspension band unit, so that the suspension band unit is suspended on one side opposite to one side of the article and the wheel is a fulcrum. Thus, when the article is tilted and the article is lifted to be transportable, the suspension unit can be prevented from slipping off the article by the anti-slip portion.
また、把持ユニットを延在方向に伸縮自在な構成とすることで、作業者の体格等に合わせて把持ユニットの長さを調節できるようになるため、作業者が適切な長さに調節した把持ユニットを把持し車輪を支点にして物品を傾斜させて、より楽に物品を持ち上げて運搬可能な状態にすることができる。 In addition, since the gripping unit can be expanded and contracted in the extending direction, the length of the gripping unit can be adjusted according to the physique of the worker, so that the gripper can be adjusted to an appropriate length by the worker. By gripping the unit and tilting the article with the wheel as a fulcrum, the article can be lifted more easily and transported.
図1に示す物品9は、例えば、内部に所定量の荷物が詰め込まれた状態でガムテープ等によって封止された段ボール箱であり、略直方体状の外形を備えている。なお、物品9は、段ボール箱に限定されるものではない。
An
図1に示す物品9を運搬するための運搬用荷車1は、2つの車輪10と、水平方向に延在し車輪10を固定する横軸ユニット11と、横軸ユニット11の中央部から垂直方向に延在する把持ユニット12と、把持ユニット12に固定され物品9に懸架する輪状の懸架帯ユニット13と、を少なくとも備えている。
A
横軸ユニット11は、例えばアルミニウム合金等を平面視長方形の厚みのある平板状に形成した台座110を備えている。台座110の長手方向は、運搬用荷車1の進行方向(図1におけるX軸方向)に水平方向に直交するY軸方向となっており、例えば、その長手方向長さは、物品9の長手方向長さ以上となっていると好ましい。
The
台座110の上面110aのY軸方向両側には、外形が略直方体状の端側支持部111が+Z方向側に向かってそれぞれ立設されている。また、台座110の上面110aの中央部には、略直方体状の把持ユニット固定部112が、+Z方向側に向かって2本立設
されている。2本の把持ユニット固定部112の間には、所定の隙間が設けられており、把持ユニット12はこの隙間に差し込まれた状態で、横軸ユニット11上に固定される。例えば、台座110、端側支持部111及び把持ユニット固定部112は、内部に空洞を備えることで、軽量化が図られたものであってもよい。
On both sides in the Y-axis direction of the
例えば、各端側支持部111の前面111bには、車軸101aを備える車輪受け101が図示しないボルト等によってそれぞれ固定されている。車軸101aはY軸方向の軸心を備えており、この車軸101aに車輪10が回転可能に装着されている。例えば、図1に示す車輪10の最下端位置と台座110の底面110cの高さ位置とは略同位置となっているため、図1のように運搬用荷車1を立たせた状態において台座110の底面110c全面が図示しない床面に接触することで、運搬用荷車1は転倒せず安定して自立し続けることができる。
For example, the
把持ユニット12は、例えば、物品9が積載された運搬用荷車1を動かす際に作業者が把持する把持部120と、把持部120の前面120bに取り外し可能に取り付けられる懸架帯保持部121と、把持部120の上部側に取り外し可能に取り付けられる把持部補助伸長部122とを備えている。
The
例えば、把持部120は、アルミニウム合金等を所定の長さの四角柱状に形成したものであり、図示の例においては、前面120bから上面120aにかけて溝120mが一条形成されている。なお、把持部120は溝120mが形成されていないものであってもよい。把持部120は、その前面120bを車輪10側(図1における−X方向側)に向けた状態で横軸ユニット11の中央部から垂直方向に延在するように、横軸ユニット11に固定される。具体的には、例えば、把持部120の下部には+Y方向側から−Y方向側に貫通形成された図示しないボルト挿通穴が形成されている。また、1つの把持ユニット固定部112には、2つの把持ユニット固定部112の隙間に差し込まれた状態の把持部120の図示しないボルト挿通穴に対応する位置にボルト挿通孔112gがY軸方向に向かって貫通形成されており、もう1つの把持ユニット固定部112には図示しない雌ネジ穴が貫通形成されている。2つの把持ユニット固定部112の隙間に把持部120を差し込み、把持ユニット固定部112のボルト挿通孔112g及び雌ネジ穴と把持部120の図示しないボルト挿通穴とを重ね合わせて、ワッシャー等を介してボルト112jをボルト挿通孔112gに通して雌ネジ穴に螺合させることにより、図1に示すように把持部120を、横軸ユニット11の中央部から垂直方向に延在するようにして横軸ユニット11上に固定することができる。なお、把持部120の横軸ユニット11への固定は本実施形態に限定されず、把持ユニット固定部112を備えず、把持部120が台座110の上面110aにボルト等で固定されるものとしてもよい。
For example, the
例えば、図1においては−X方向側を向いている台座110の前面110bと、各端側支持部111の前面111bと、各把持ユニット固定部112の前面112bと、把持部120の前面120bとは、例えば面一となっている。
For example, in FIG. 1, the
把持部120の前面120bに形成された溝120m上には、溝120mの延在方向(Z軸方向)に一定の間隔をおいて複数(例えば、図示の例においては3つあり、1つは不図示)の懸架帯保持部取り付け孔120fが、把持部120の内部に向かって穿つように形成されている。
On the
外形が棒状の懸架帯保持部121は、把持部120の前面120bに形成された懸架帯保持部取り付け孔120fが嵌合孔であれば、懸架帯保持部取り付け孔120fに嵌合する取り付けピンであり、懸架帯保持部取り付け孔120fがネジ孔である場合には、下端部側面にネジ溝を備え懸架帯保持部取り付け孔120fに螺合するネジである。図示の例においては、3つの懸架帯保持部取り付け孔120fの内の真ん中の1つにのみ、懸架帯保持部121が把持部120に直交するように取り付けられているが、懸架帯保持部取り付け孔120fの全てに懸架帯保持部121が取り付けられていても良い。懸架帯保持部121の上端側(図1における−X方向側端)には、例えば、懸架帯保持部121の径方向外側に向かって広がるツバ状の抜け落ち防止部121aが形成されており、抜け落ち防止部121aによって、懸架帯保持部121に固定された懸架帯ユニット13は懸架帯保持部121から抜け落ちないようになる。
The suspension
把持ユニット12の把持部120の背面120dの下部側には、例えば、微小粒子が練りこまれた基材樹脂又はゴム樹脂等からなり摩擦抵抗を付与するための図示しない滑り止めシールが、滑り止め部として貼着されていてもよい。なお、この滑り止めシールは、各把持ユニット固定部112の背面112d、及び端側支持部111の背面111dにも貼着されていてもよい。
On the lower side of the
把持部補助伸長部122は、本実施形態においては四角柱の枠体状に形成されており、把持部120を挿通するために把持部120の四角柱状の外形に対応した横断面四角形状の挿通孔122gが形成されている。挿通孔122gの横断面幅は、把持部120の横断面幅よりも僅かに大きくなっている。また、把持部補助伸長部122の側面122c(図1におけるY軸方向側の面)の下部には、側面122cから側面122cの反対側の側面に向かってストッパー挿通孔122hが貫通形成されている。
In this embodiment, the gripping part
把持部120の側面120c(図1におけるY軸方向側の面)の中部から上部にかけては、側面120cから側面120cの反対側の側面に向かって嵌合孔120hが貫通形成されている。図示の例においては、例えば、嵌合孔120hはZ軸方向に一定の間隔をおいて複数(例えば、図示の例においては5つ)形成されている。把持部補助伸長部122の挿通孔122gに把持部120を挿通させて、把持部120の5つの嵌合孔120hの内の1つと把持部補助伸長部122のストッパー挿通孔122hとを重ね合わせて、ピン状のストッパー122jをストッパー122h及び嵌合孔120hに挿嵌することにより、把持部120に把持部補助伸長部122を接続することができる。把持部補助伸長部122の前面122bに形成されている貫通孔122fは、把持部補助伸長部122を把持部120に装着した場合に、懸架帯保持部121を把持部補助伸長部122に挿通させるための挿通孔である。
From the middle part to the upper part of the
なお、把持部補助伸長部122の把持部120に対する装着は、上記ピン状のストッパー122jによってなされるものに限定されず、例えば、嵌合孔120hをネジ穴とし、ストッパー122jをボルトとして、ボルトを嵌合孔120hに螺合させてなされるものとしてもよい。または、嵌合孔120hに代えて把持部120の側面120cの各嵌合孔120hに対応する所定の高さ位置に、バネ等を備える押し込み式の可動リベットを配設して、把持部120を把持部補助伸長部122に嵌挿した場合に、把持部補助伸長部122のストッパー挿通孔122hに可動リベットが挿通孔122gの内側から嵌ることによって、把持部補助伸長部122が把持部120に装着されるものとしてもよい。
Note that the mounting of the grip portion
懸架帯ユニット13は、例えば、高強度ポリエステル繊維やナイロン繊維等から構成され一様な横幅を備える長尺状の帯である懸架帯130と、懸架帯130を挿通させることで懸架帯130に輪状の懸架部分130bを形成するとともに輪状の懸架部分130bの大きさを調整可能とするアジャスター131と、懸架部分130bに取り付けられている滑り止め部132とを備えている。
The
懸架帯130は、引き出しシャフト等を備えるアジャスター131に挿通されることで、図1に示すように、物品9に懸架される輪状の懸架部分130bと、輪状の懸架部分130bの大きさを調整する際にアジャスター131から引き出される長尺状の大きさ調整部分130cとに区分けされる。滑り止め部132は、例えば、懸架帯130よりも幅広の帯状の外形を備えており、ポリ塩化ビニル等の合成樹脂又は合成ゴム等で構成されている。滑り止め部132の裏面132bは、物品9に当接する面となる。また、滑り止め部132の表面132aには、懸架帯130が挿通される挿通孔132cが滑り止め部132の延在方向に向かって形成されている。
As shown in FIG. 1, the
例えば、輪状の懸架部分130bには懸架帯保持部121に引っ掛けることが可能なフック部材133が取り付けられており、このフック部材133を懸架帯保持部121に引っ掛けることで、把持ユニット12に懸架帯ユニット13を固定することができる。なお、懸架帯保持部121のツバ状の抜け落ち防止部121aと把持部120の前面120bとでフック部材133を挟み込むことで、より強固に把持ユニット12に懸架帯ユニット13が固定されるようにしてもよい。また、フック部材133を備えず、輪状の懸架部分130bの一部を懸架帯保持部121に直接引っ掛けることで、把持ユニット12に懸架帯ユニット13を固定するようにしてもよい。
For example, a
以下に、図1に示す運搬用荷車1により物品9を運搬する場合の、運搬用荷車1の使用方法について説明する。まず、作業者が運搬用荷車1を物品9に近付け、把持ユニット12の把持部120の背面120d下部に物品9の一の側面9b(図1における、+X方向側の側面)を当接させる。本実施形態においては、同時に、物品9の1の側面9bは、把持ユニット固定部112の背面112d及び端側支持部111の背面111dにも当接した状態になる。
Below, the usage method of the
例えば、運搬用荷車1を使用する作業者の身長が高い場合には、把持ユニット12の全長を最大限に伸ばした状態にする。すなわち、把持部120の一番上に位置する嵌合孔120hと把持部補助伸長部122のストッパー挿通孔122hとを重ね合わせて、ピン状のストッパー122jをストッパー挿通孔122h及び嵌合孔120hに挿嵌する。そうすることで、把持ユニット12の把持部120の長さに把持部補助伸長部122の長さが追加され、把持部120を作業者が作業しやすい長さに伸長させた状態にすることができる。
For example, when the height of the worker who uses the
次に、物品9の一の側面9bと180度反対側の側面9dに対して、懸架帯ユニット13の懸架帯130の輪状の懸架部分130bを懸架する。すなわち、例えば、まず、アジャスター131から所定長さ分だけ懸架部分130b側に懸架帯130を引っ張り、輪状の懸架部分130bが物品9の全体の大きさよりも少し大きくなるように設定する。そして、物品9の側面9dに対して、懸架帯130の輪状の懸架部分130bを懸架し、図1に示す物品9のY軸方向の両側面9cに対しても、懸架帯130の輪状の懸架部分130bが当接するように、懸架帯130を物品9に対して合わせる。次いで、アジャスター131から所定長さ分だけ大きさ調整部分130cを引っ張り、輪状の懸架部分130bを縮径させて、懸架帯130の懸架部分130bによって物品9を側面9d、9cの三方向から支持する。そして、懸架部分130bは、たるみが無い張った状態になる。
Next, the ring-shaped
物品9に懸架された懸架部分130bが張った状態になることで、滑り止め部132の裏面132bが、例えば、物品9の側面9d、9cに当接する。その結果、滑り止め部132の裏面132bと物品9の側面9d、9cとの間に懸架帯130のずれを防止させるだけの摩擦力を発生させることができる。
When the suspended
次いで、作業者が把持部120又は把持部補助伸長部122を把持して、図2に示すように、把持ユニット12を矢印R方向に向かって引き下ろす。その結果、地面Gに接触している車輪10を支点にして物品9を梃子の原理により傾斜させて楽に物品9を持ち上げて運搬可能な状態にすることが可能となる。そして、作業者が把持部120又は把持部補助伸長部122を−X方向に向かって引いていくことで、把持部120の背面120d及び端側支持部111の背面111d等によって背負われかつ懸架帯130の懸架部分130bによって側面9d、9cを支持された状態の物品9を運搬用荷車1で運搬することができる。なお、把持ユニット12の把持部120の背面120dの下部に、図示しない滑り止めシールが滑り止め部として貼着されている場合には、物品9から把持部120の背面120dに係る重力によって、滑り止めシールと物品9の一の側面9bとの間に懸架帯130のずれを防止させるだけの摩擦力を発生させることができる。
Next, the operator grips the
本発明に係る運搬用荷車1は、2つの車輪10と、水平方向に延在し車輪10が固定される横軸ユニット11と、横軸ユニット11の中央部から垂直方向に延在する把持ユニット12と、把持ユニット12に固定され物品9に懸架される輪状の懸架帯ユニット13とを備えているため、把持ユニット12の背面120dに物品9の一の側面9bを当接させ、懸架帯ユニット13を物品9の一の側面9bと反対側の側面9dに懸架し、地面Gに接触している車輪10を支点にして物品9を梃子の原理により傾斜させて楽に物品9を持ち上げて運搬可能な状態にすることができるため、作業者が人力のみで物品を持ち上げて運搬用台車に積載する必要がなくなり、作業者の負担を軽減することができる。また、運搬用荷車1は、自立した状態で保管場所に保管することができるため、収容スペースを広く占有されることもない。
The
また、把持ユニット12の背面120dと懸架帯ユニット13との少なくともいずれか一方に滑り止め部(本実施形態においては、懸架帯ユニット13に取り付けられた滑り止め部132)が配設されていることで、懸架帯ユニット13を物品9の一の側面9bと反対側の側面9dに懸架し、車輪10を支点にして物品9を傾斜させて物品9を持ち上げて運搬可能な状態にする際に、懸架帯ユニット13が物品9から滑り落ちてしまうことを滑り止め部132によって防ぐことが可能となる。
Further, an anti-slip portion (in this embodiment, an
また、把持ユニット12を例えば把持部補助伸長部122を備えることで延在方向に伸縮自在な構成とすることで、作業者の体格等に合わせて把持ユニット12の長さを調節できるようになるため、適切な長さに調節した把持ユニット12を作業者が把持し、車輪10を支点にして物品9を傾斜させて、物品9をより楽に持ち上げて運搬可能な状態にすることができる。
Further, by providing the gripping
なお、本発明に係る運搬用荷車1は本実施形態に限定されるものではなく、また、添付図面に図示されている運搬用荷車1の各構成や形状等についても、これに限定されず、本発明の効果を発揮できる範囲内で適宜変更可能である。
The
1:運搬用荷車
10:車輪 101:車輪受け 101a:車軸
11:横軸ユニット 110:台座 110a:台座の上面 110b:台座の前面 110c:台座の底面
111:端側支持部 111b:端側支持部の前面 111d:端側支持部の背面
112:把持ユニット固定部 112b:把持ユニット固定部の前面 112d:把持ユニット固定部の背面 112g:ボルト挿通孔 112j:ボルト
12:把持ユニット
120:把持部 120b:把持部の前面 120c:把持部の側面 120d:把持部の背面 120f:懸架帯保持部取り付け孔 120h:嵌合孔 120m:溝
121:懸架帯保持部 121a:抜け落ち防止部
122:把持部補助伸長部 122c:把持部補助伸長部の側面 122g:挿通孔 122h:ストッパー挿通孔 122j:ストッパー
13:懸架帯ユニット 130:懸架帯 130b:懸架部分 130c:大きさ調整部分
131:アジャスター
132:滑り止め部 132a:滑り止め部の表面 132b:滑り止め部の裏面 132c:挿通孔
9:物品 9b:物品の一の側面 9d:物品の一の側面と反対側の側面
1: Carriage for transport 10: Wheel 101:
120:
132:
Claims (3)
2つの車輪と、
水平方向に延在し該車輪が固定される横軸ユニットと、
該横軸ユニットの中央部から垂直方向に延在する把持ユニットと、
該把持ユニットに固定され該物品に懸架される輪状の懸架帯ユニットと、を備え、
該把持ユニットの背面に該物品の一の側面を当接させ、該懸架帯ユニットを該物品の該一の側面と反対側の側面に懸架し、該車輪を支点にして該物品を傾斜させ運搬可能にする運搬用荷車。 A transport cart for transporting goods,
Two wheels,
A horizontal axis unit extending horizontally and to which the wheel is fixed;
A gripping unit extending vertically from the center of the horizontal axis unit;
A ring-shaped suspension band unit fixed to the gripping unit and suspended from the article,
One side of the article is brought into contact with the back surface of the gripping unit, the suspension band unit is suspended on the side opposite to the one side of the article, and the article is inclined and transported with the wheel as a fulcrum. A transport cart that makes it possible.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016228808A JP2018083569A (en) | 2016-11-25 | 2016-11-25 | Transportation dolly |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016228808A JP2018083569A (en) | 2016-11-25 | 2016-11-25 | Transportation dolly |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018083569A true JP2018083569A (en) | 2018-05-31 |
Family
ID=62236544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016228808A Pending JP2018083569A (en) | 2016-11-25 | 2016-11-25 | Transportation dolly |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018083569A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110294004A (en) * | 2019-06-13 | 2019-10-01 | 北京建工一建工程建设有限公司 | A kind of cart convenient for discharging |
-
2016
- 2016-11-25 JP JP2016228808A patent/JP2018083569A/en active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110294004A (en) * | 2019-06-13 | 2019-10-01 | 北京建工一建工程建设有限公司 | A kind of cart convenient for discharging |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7007790B2 (en) | Loading platform with twin roller conveyors | |
US8651500B2 (en) | Dolly transport systems | |
US8522938B2 (en) | Article securement system | |
EP1730011A2 (en) | Compact cart | |
JP2018083569A (en) | Transportation dolly | |
US20160236700A1 (en) | Removable hand cart deck | |
MX2007011723A (en) | Apparatus and method for transporting and dispensing a strap. | |
US7128344B2 (en) | Dolly for portable air compressor | |
JPH09118236A (en) | Method of carrying thin rectangular article and device therefor | |
WO2012063841A1 (en) | Securing device for transporting two-wheeled vehicle | |
US10086858B2 (en) | System for increasing dolly capacity | |
NZ583855A (en) | Handling apparatus for sheet materials | |
KR200387932Y1 (en) | Carrying cart for work | |
JP3201977U (en) | Hand-held carriage | |
JPH06340398A (en) | Conveyor carriage | |
JP3191605U (en) | Heavy equipment fall prevention device when transporting heavy objects | |
JP6721378B2 (en) | Attachment for transporting goods | |
CN205344971U (en) | Manual hydraulic pressure commodity circulation car of high stability | |
JP5612432B2 (en) | Unloading cart | |
JP2015013689A (en) | Baggage falling prevention device for carriage bogie with pole handle | |
JP3721114B2 (en) | Dolly and dolly equipment | |
JP2014065398A (en) | Hand truck | |
US8444116B2 (en) | Lift assembly | |
JP2015217684A (en) | Carriage bogie and carriage method | |
KR20170050209A (en) | Handcart having buffer means and branking means |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190920 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200702 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200714 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20210126 |