JP2018080001A - Workpiece lifting tool - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ワークを吊り上げるためのワーク吊具に関する。 The present invention relates to a workpiece lifting tool for lifting a workpiece.
車両の組立工程において、終減速装置の構成部品であるデファレンシャルアセンブリをハウジング内に組み付ける工程が存在する。このとき一般的には、組立が終了したワークとしてのデファレンシャルアセンブリを、その組立箇所から、ハウジングが待機する別の場所に搬送し、その別の場所にてデファレンシャルアセンブリをハウジング内に組み付ける。 In the vehicle assembly process, there is a process of assembling a differential assembly, which is a component of the final reduction gear, into the housing. At this time, generally, a differential assembly as a work that has been assembled is transported from the assembly position to another place where the housing stands by, and the differential assembly is assembled in the housing at the other place.
一般的に、デファレンシャルアセンブリの搬送は作業員の手作業により行われている。その理由は主にサイクルタイムの短縮である。しかし、かかる作業は重筋作業であり、指の挟まれ等が懸念され安全面でも問題がある。また、デファレンシャルアセンブリが落下され、強打されることによって損傷する可能性もある。 In general, the conveyance of the differential assembly is performed manually by an operator. The reason is mainly a reduction in cycle time. However, such work is a heavy muscle work, and there is a problem in terms of safety because there is a concern about pinching of fingers. The differential assembly can also be damaged by being dropped and struck.
そこで本発明は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、重筋作業を低減すると共に、作業の安全性を高め、ワークが損傷する可能性を低減することができるワーク吊具を提供することにある。 Therefore, the present invention has been created in view of such circumstances, and an object thereof is to provide a work hanging tool that can reduce heavy muscle work, increase work safety, and reduce the possibility of work damage. There is.
本発明の一の態様によれば、
ワークを吊り上げるためのワーク吊具であって、
前記ワークが、水平な軸方向の一端側と他端側とに互いに反対方向に向く第1穴および第2穴を有し、
前記ワーク吊具が、
基部と、
前記基部に支持され、前記軸方向に相対移動可能であると共に、前記第1穴および前記第2穴にそれぞれ挿入されるように構成された第1挿入部および第2挿入部と、
前記第1挿入部および前記第2挿入部に連結され、鉛直方向に伸縮動作して前記第1挿入部および前記第2挿入部を近接離反移動させるように構成されたリンク機構と、
を備えたことを特徴とするワーク吊具が提供される。
According to one aspect of the invention,
A work lifting tool for lifting a work,
The workpiece has a first hole and a second hole facing in opposite directions on one end side and the other end side in a horizontal axial direction;
The work hanging tool is
The base,
A first insertion portion and a second insertion portion that are supported by the base and are relatively movable in the axial direction and configured to be inserted into the first hole and the second hole, respectively;
A link mechanism connected to the first insertion portion and the second insertion portion and configured to extend and contract in the vertical direction to move the first insertion portion and the second insertion portion closer to and away from each other;
There is provided a work hanging tool characterized by comprising:
好ましくは、前記第1穴および前記第2穴がそれぞれ断面円形の穴であり、
前記第1挿入部および前記第2挿入部が、それぞれ前記第1穴および前記第2穴に適合した外径を有する断面円形の外周面を有する。
Preferably, each of the first hole and the second hole is a hole having a circular cross section,
Each of the first insertion portion and the second insertion portion has a circular outer peripheral surface having an outer diameter adapted to the first hole and the second hole, respectively.
好ましくは、前記基部が、固定フレームと、前記固定フレームに軸方向スライド可能に設けられた可動フレームとを有し、
前記第1挿入部が前記固定フレームに固定され、前記第2挿入部が前記可動フレームに固定される。
Preferably, the base has a fixed frame, and a movable frame provided on the fixed frame so as to be axially slidable.
The first insertion portion is fixed to the fixed frame, and the second insertion portion is fixed to the movable frame.
好ましくは、前記基部が、前記固定フレームから軸方向他端側に延びるガイドロッドを有し、前記可動フレームが、前記ガイドロッドが挿通される軸受を有する。 Preferably, the base has a guide rod extending from the fixed frame toward the other end in the axial direction, and the movable frame has a bearing through which the guide rod is inserted.
好ましくは、前記ワーク吊具が、前記ガイドロッドおよび前記軸受の互いの相対回転を規制する規制要素をさらに備える。 Preferably, the workpiece suspension further includes a restriction element that restricts relative rotation of the guide rod and the bearing.
好ましくは、前記ワークが、車両のデファレンシャルアセンブリであり、前記第1穴および前記第2穴が、前記デファレンシャルアセンブリのデファレンシャルケースに形成されアクスルシャフトを挿通させるためのシャフト挿通穴である。 Preferably, the workpiece is a differential assembly of a vehicle, and the first hole and the second hole are shaft insertion holes that are formed in a differential case of the differential assembly and through which an axle shaft is inserted.
本発明によれば、重筋作業を低減すると共に、作業の安全性を高め、ワークが損傷する可能性を低減することができるワーク吊具を提供できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, while reducing heavy muscle work, the safety | security of work can be improved and the workpiece | work hanging tool which can reduce possibility that a workpiece | work will be damaged can be provided.
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
図1は、本実施形態に係るワーク吊具1とその吊り上げ対象であるワークとを示す。図2はそれらの断面構造を示し、図3はそれらを斜視図で示す。図1は吊り上げ前の状態、図2および図3は吊り上げ後の状態を示す。
FIG. 1 shows a
便宜上、前後左右上下の各方向を図1に示す通り定義する。但し前後左右の各方向は、説明の便宜上定められたものに過ぎない点に留意されたい。例えば図1の左側を左、右側を右という。この左右方向は、本実施形態のワークであるデファレンシャルアセンブリ2が搭載される予定の車両の左右方向と一致する。但しここでいう左右方向が車両の左右方向と一致しなくてもよく、逆であってもよい。
For convenience, the front, rear, left, right, and top directions are defined as shown in FIG. However, it should be noted that the front, rear, left, and right directions are merely defined for convenience of explanation. For example, the left side of FIG. The left-right direction coincides with the left-right direction of the vehicle on which the
車両はトラック等の大型車両である。但し車両は大型車両に限定されず、例えば乗用車等の小型車両であってもよい。デファレンシャルアセンブリ2は、車両の終減速装置の構成部品である。
The vehicle is a large vehicle such as a truck. However, the vehicle is not limited to a large vehicle, and may be a small vehicle such as a passenger car. The
図2に示すように、デファレンシャルアセンブリ2は周知の構造を有し、デファレンシャルケース3と、デファレンシャルケース3の外周部に固定された大径のリングギア4と、デファレンシャルケース3内に固定された一対のピニオン軸5,5と、ピニオン軸5,5に回転可能に取り付けられたデフピニオンギア6,6と、デファレンシャルケース3内に回転可能に支持されデフピニオンギア6,6に噛合される左右のサイドギア7L,7Rとを有する。図示しないが車載状態において、リングギア4には、プロペラシャフトの後端部に設けられたピニオンギアが噛合され、エンジンからの回転駆動力が入力される。左右のサイドギア7L,7Rには、図示しない左右のアクスルシャフトが連結され、エンジン駆動力が左右のアクスルシャフトひいては駆動輪に分配伝達されるようになっている。
As shown in FIG. 2, the
左右のサイドギア7L,7Rの同軸上で、デファレンシャルケース3には、左右のアクスルシャフトを挿通させるための左右のシャフト挿通穴8L,8Rが設けられている。これらシャフト挿通穴8L,8Rは、穴軸Cに同軸であり、従って左右のサイドギア7L,7Rも穴軸Cに同軸である。以下の説明において、特に断らない限り、軸方向、周方向および半径方向といった場合、これらは穴軸Cを基準とした軸方向、周方向および半径方向をいうものとする。
On the same axis as the left and
図1に示される吊り上げ前の状態において、デファレンシャルアセンブリ2は、その組立箇所において、穴軸Cが水平となるよう、図示しない支持台によって支持されている。従ってデファレンシャルアセンブリ2は、水平な軸方向の一端側(左側)と他端側(右側)とに、互いに反対方向(左側と右側)に向く第1穴として左側シャフト挿通穴8Lと、第2穴としての右側シャフト挿通穴8Rとを有することなる。
In the state before the lifting shown in FIG. 1, the
ここで水平とは、略水平または実質的に水平の意味であり、正確な水平のみならず、正確な水平から若干傾斜した状態をも含む意味である。 Here, horizontal means substantially horizontal or substantially horizontal, and includes not only accurate horizontal but also a state slightly inclined from accurate horizontal.
本実施形態において、左右のシャフト挿通穴8L,8Rはそれぞれ断面円形の穴である。シャフト挿通穴8L,8Rの半径方向外側において、デファレンシャルケース3には、アクスルシャフトを収容するシャフトケースが取り付けられるためのフランジ9L,9Rが固定されている。
In the present embodiment, the left and right
ワーク吊具1は、基部11と、基部11に支持された第1挿入部および第2挿入部としての左側ピン部材12Lおよび右側ピン部材12Rと、左側ピン部材12Lおよび右側ピン部材12Rに連結されたリンク機構13とを備える。左側ピン部材12Lおよび右側ピン部材12Rは、軸方向に相対移動可能であると共に、左右のシャフト挿通穴8L,8Rにそれぞれ挿入されるように構成されている。リンク機構13は、鉛直方向ないし上下方向に伸縮動作して左側ピン部材12Lおよび右側ピン部材12Rを近接離反移動させるように構成されている。
The work hanging
基部11は、固定フレーム14と、固定フレーム14に軸方向スライド可能に設けられた可動フレーム15とを有する。固定フレーム14は、水平に配置され左右方向に延びる長方形の天板16と、天板16の前後端に固定された略三角形の前板17および後板18と、前板17および後板18の左端に固定され下方に延びる左側アーム19とから一体的に構成される。左側アーム19も板状の部材、例えば金属板により形成される。各固定部においては、ボルト止め、溶接等の適宜な固定方法で固定がなされる。これは、特に断らない限り、後述の各固定部においても同様である。
The
可動フレーム15は、天板16上にスライド可能に配置された門型フレーム20を備える。門型フレーム20は、天板16上にスライド可能に載置された可動天板21と、可動天板21の前後端に固定され下方に延びる略三角形の可動前板22および可動後板23とから一体的に構成される。可動前板22および可動後板23の間の間隔は天板16の前後幅と略等しくされ、可動前板22および可動後板23が天板16を挟む格好となっている。なおスライド時、可動前板22および可動後板23も天板16の前後端面に摺接し、門型フレーム20の軸方向のスライド移動を案内するようにしてもよい。こうして門型フレーム20は、固定フレーム14に軸方向スライド可能に配置されることとなる。
The
可動フレーム15は、可動前板22および可動後板23の右端に挟まれた状態で固定され下方に延びる右側アーム24をも備える。つまり可動フレーム15は、門型フレーム20と右側アーム24とから一体的に構成される。右側アーム24も板状の部材、例えば金属板により形成される。右側アーム24と天板16の間には、可動フレーム15のスライドを阻害せぬよう僅かな隙間が設けられている。
The
固定フレーム14に対する可動フレーム15のスライド移動を正確に案内するよう、固定フレーム14には、これから右側に延び水平に配置されるガイドロッド25が設けられている。また可動フレーム15には、ガイドロッド25がその軸方向にスライド可能に挿通される軸受26が設けられている。これらガイドロッド25および軸受26は、天板16より下方で、かつ吊り上げ時のデファレンシャルアセンブリ2より上方の高さ位置に配置される。
In order to accurately guide the sliding movement of the
ガイドロッド25の取り付けに関し、固定フレーム14には、ガイドロッド支持板27が設けられている。ガイドロッド支持板27は、天板16の下面と、前板17および後板18の内側面とに固定されている。ガイドロッド支持板27のガイドロッド挿通穴28にガイドロッド25の基端部ないし左端部が挿通されている。ガイドロッド支持板27の左側面には同じくガイドロッド挿入穴29を有する取付ブラケット30が固定されている。ガイドロッド支持板27より左側に突出したガイドロッド25の左端部が、ガイドロッド挿入穴29に奥まで挿入され、同軸のボルト31により取付ブラケット30に固定される。これによりガイドロッド25の左端部が固定フレーム14に固定される。
Regarding the attachment of the
軸受26は、本実施形態の場合、管状のすべり軸受からなる。軸受26は、その右端に外側に突出するフランジ32を有する。右側アーム24の軸受取付穴33に、フランジ32が右側アーム24に当たるまで、軸受26が右側から挿入される。フランジ32が右側アーム24に固定されることで、軸受26は可動フレーム15に固定される。なお軸受26はすべり軸受以外の軸受からなってもよい。
In the case of this embodiment, the
特に本実施形態の場合、ガイドロッド25および軸受26の互いの相対回転を規制する規制要素が設けられている。これにより可動フレーム15のスライド時に可動フレーム15がガイドロッド25の軸回りに回転することを抑止し、可動フレーム15のスライド移動をより正確に案内することができる。
In particular, in the case of this embodiment, a restricting element that restricts the relative rotation of the
本実施形態において、規制要素はスプラインからなる。すなわち、ガイドロッド25の外周面にはその軸方向に延びる複数のスプライン溝34が形成され、軸受26の内周面にはそのスプライン溝34に嵌合される複数のスプライン突起26Aが形成される。なお、スプライン溝とスプライン突起の関係を逆にしても構わない。スプライン溝34は、ガイドロッド25の略全長に亘って形成されている。そしてガイドロッド25の取付部において、ガイドロッド支持板27のガイドロッド挿通穴28の内周面にも、スプライン溝34に嵌合される複数のスプライン突起28Aが形成されている。これにより、ガイドロッド25の取付部においても回転止めがなされ、ガイドロッド25の取り付けをより強固になすことができる。
In the present embodiment, the restriction element is a spline. That is, a plurality of
なお、規制要素はスプライン以外のものから形成してもよく、例えばキーおよびキー溝から形成してもよい。 The restricting element may be formed from something other than a spline, for example, a key and a key groove.
左側アーム19と右側アーム24には、それぞれ、左右方向の外側に突出する操作部材たる操作ロッド35L,35Rが固定されている。操作ロッド35L,35Rは、固定フレーム14と可動フレーム15の相対的なスライド移動、すなわち左側アーム19と右側アーム24の開閉操作(詳しくは後述)を手動で行うときに、作業員が把持する部分である。
本実施形態の場合、操作ロッド35L,35Rは、水平に配置された管状部材からなる。操作ロッド35L,35Rの基端部のフランジ36L,36Rが左側アーム19および右側アーム24に固定されることで、操作ロッド35L,35Rの固定がなされる。なお操作部材も任意に変形可能であり、例えば開閉操作時に開閉方向の力をより容易に加えられるよう、鉛直方向に延びる部分を設けてもよい。
In the case of this embodiment, the operating
左側ピン部材12Lおよび右側ピン部材12Rは、それぞれ左側アーム19および右側アーム24の下端部に設けられる。左側ピン部材12Lおよび右側ピン部材12Rの構成は、左右対称である点を除き同様であるので、以下、左側のみを詳細に説明する。
The
左側ピン部材12Lは、概ね、左側アーム19からワーク吊具1の左右中心側(右側)に向かって突出された形態を有する。本実施形態の場合、左側ピン部材12Lは分割組立構造である。但し左側ピン部材12Lを一体品として構成することも可能である。
The left pin member 12 </ b> L generally has a form protruding from the
左側ピン部材12Lは、左側アーム19のピン挿通穴41Lに挿通されたピン本体42Lと、ピン本体42Lの外側に嵌合されたピンスリーブ43Lと、ピンスリーブ43Lをピン本体42Lに固定するための固定板44Lとを主に備える。これらピン本体42L、ピンスリーブ43Lおよび固定板44Lは、それぞれ円形の断面形状を有し、同軸に配置される。
The
ピン本体42Lは、ピン挿通穴41Lに左側から挿通されると共に、その基端のフランジ45Lが複数(本実施形態では四つ)のボルト46により左側アーム19に固定されることで、左側アーム19に固定される。
The pin
ピンスリーブ43Lは、ピン挿通穴41Lから右側に突出したピン本体42Lの部分の外側に嵌合される。固定板44Lは、ピン本体42Lおよびピンスリーブ43Lの右端面に重ねられ、複数(本実施形態では四つ)のボルト47によりピン本体42Lに固定される。これによりピンスリーブ43Lは、左側アーム19と固定板44Lの間に挟まれて固定される。ピンスリーブ43Lの固定をより強固かつ正確に行うべく、固定板44Lはピンスリーブ43Lにインロー嵌合されてもよい。
The
固定板44Lは、ピンスリーブ43Lと等しいかそれより小さい外径を有し、左側ピン部材12Lの左側シャフト挿通穴8Lへの挿入時に、左側シャフト挿通穴8Lに干渉しないようになっている。ピンスリーブ43Lの基端には、その半径方向外側に突出する突出部、具体的には円形のフランジ48Lが設けられている。フランジ48Lは、左側シャフト挿通穴8Lより大径に形成される。フランジ48Lは、図2に示すような吊り上げ時に、デファレンシャルケース3における左側シャフト挿通穴8Lの周囲部分に当接すると共に、その周囲部分および左側アーム19の間に挟まって、デファレンシャルケース3およびフランジ9Lを左側アーム19から離間させる。これにより吊り上げ時におけるデファレンシャルケース3およびフランジ9Lの傷付きを防止できる。
The fixing
特に、左側シャフト挿通穴8Lが、内径Dを有する断面円形の穴である一方で、ピンスリーブ43Lは、左側シャフト挿通穴8Lに適合した外径dを有する断面円形の外周面を有する。ここで「左側シャフト挿通穴8Lに適合した外径d」とは、ピンスリーブ43Lと左側シャフト挿通穴8Lの嵌め合いが緩すぎず、またきつすぎない適度な程度であって、かつ、左側シャフト挿通穴8Lへのピンスリーブ43Lの挿抜がスムーズに行えるような外径dをいう。これにより、左側シャフト挿通穴8Lへの左側ピン部材12Lの挿抜をスムーズに行うことができ、また、吊り上げ時には両者の嵌め合い部のガタつきを最小限に止め、安定した吊り上げを行うことができる。
In particular, the left
また、本実施形態では左側ピン部材12Lを分割組立構造としたので、左側シャフト挿通穴8Lの内径Dが異なる異種のデファレンシャルアセンブリ2を吊り上げる場合に、その内径Dに適合した外径dを有するピンスリーブ43Lに交換することができる。これにより、様々な異なる種類のデファレンシャルアセンブリ2に対してワーク吊具1を共通化することができ、コストを削減できる。ピンスリーブ43が摩耗したときの交換も容易に可能である。
Further, in the present embodiment, the
右側ピン部材12Rおよびその関連部分については、図中、符号の添字を「R」に変えて説明を省略する。上述の各部の名称の「左側」は「右側」に読み替えるものとする。
The
こうして、左右のピン部材12L,12Rは、互いに対向するようにワーク吊具1の左右中心側に向けられ、かつ、左右のシャフト挿通穴8L,8Rに向けられるように配置される。また、図1に示すように天板16が穴軸Cに平行になるようにワーク吊具1が配置された場合、左右のピン部材12L,12Rは穴軸Cと同軸に配置され、かつ互いに同じ高さ位置に配置される。
Thus, the left and
リンク機構13は、固定フレーム14に回動可能かつ起倒可能に設けられた起倒アーム51と、起倒アーム51および可動フレーム15を連結する連結アーム52とを備える。
The
固定フレーム14の天板16の上面にアーム支持ブラケット53が固定され、このアーム支持ブラケット53に、起倒アーム51の下端部が、ピン54により回動可能に接続されている。起倒アーム51の上端部には、図示しない吊上搬送機のワイヤーフックが引っ掛けられるリング状の係止部55が形成される。吊上搬送機は、例えばクレーン、ホイストまたはエアバランサからなり、本実施形態ではエアバランサからなる。エアバランサとは、クレーンまたはホイストのように吊り荷の昇降および搬送を行う機能に加え、空圧利用により吊り荷の高さを手動で調節できる機能を有する装置である。
An
可動フレーム15の可動天板21の上面にアーム接続ブラケット56が設けられ、このアーム接続ブラケット56に、連結アーム52の下端部が、ピン57により回動可能に接続されている。連結アーム52は、その下端部から左斜め上に延び、連結アーム52の上端部は、起倒アーム51の中間部にピン58により回動可能に接続されている。
An
この構成によれば、起倒アーム51が図1に示すような倒伏位置に移動されたとき、起倒アーム51は連結アーム52を介して可動フレーム15を右側に押し出し、可動フレーム15を、ピン部材12L,12Rの離反方向である右側にスライド移動させる。これにより左側アーム19と右側アーム24、ひいては左右のピン部材12L,12Rは開いた状態となり、左右のシャフト挿通穴8L,8Rに左右のピン部材12L,12Rをそれぞれ挿入可能な状態、言い換えれば、左右のシャフト挿通穴8L,8Rから左右のピン部材12L,12Rがそれぞれ抜け出た状態となる。
According to this configuration, when the raising / lowering
このときの可動フレーム15のスライド量を制限するため、天板16の右端上面部にはストッパ59が固定されている。本実施形態においてストッパ59は直方体のブロックからなり、天板16と等しい前後幅とそれより短い左右幅とを有する。このストッパ59により、可動フレーム15が固定フレーム14から外れるのを防止できる。なお可動フレーム15がストッパ59に当たっても軸受26がガイドロッド25から抜けないよう、ガイドロッド25には十分な余長が設けられている。
In order to limit the sliding amount of the
他方、起倒アーム51が図2に示すような起立位置に移動されたとき、起倒アーム51は連結アーム52を介して可動フレーム15を左側に引っ張り、可動フレーム15を、ピン部材12L,12Rの近接方向である左側にスライド移動させる。これにより左側アーム19と右側アーム24、ひいては左右のピン部材12L,12Rは閉じた状態となり、左右のシャフト挿通穴8L,8Rに左右のピン部材12L,12Rが挿入された状態となる。
On the other hand, when the raising / lowering
このようにリンク機構13は、起倒アーム51が起立位置に移動される鉛直方向の伸長動作を行ったときに、左側ピン部材12Lおよび右側ピン部材12Rを近接移動させ、起倒アーム51が倒伏位置に移動される鉛直方向の収縮動作を行ったときに、左側ピン部材12Lおよび右側ピン部材12Rを離反移動させるように構成されている。
In this way, the
本実施形態の場合、リンク機構13は、固定フレーム14を介して左側ピン部材12Lに連結され、可動フレーム15を介して右側ピン部材12Rに連結される。
In the case of the present embodiment, the
次に、本実施形態のワーク吊具1の使用方法を説明する。
Next, the usage method of the
初期状態において図1に示すように、デファレンシャルアセンブリ2は、その組立箇所で図示しない支持台により水平に支持されている。他方、図示しないが、ワーク吊具1の係止部55に吊上搬送機のワイヤーフックが引っ掛けられ、ワーク吊具1はデファレンシャルアセンブリ2の上方にて吊上搬送機によって吊り下げ支持されている。
As shown in FIG. 1 in the initial state, the
このデファレンシャルアセンブリ2に対し、ワーク吊具1を近づけるように下降させる。そしてワーク吊具1が十分に近づいたら、作業者は操作ロッド35L,35Rを把持し、手動で固定フレーム14と可動フレーム15を離反方向に移動させ、左側アーム19と右側アーム24、ひいては左右のピン部材12L,12Rを開き、左右のピン部材12L,12Rを挿入待機状態とする。そしてワーク吊具1を開状態とする。
The
次に、左右のピン部材12L,12Rの位置を左右のシャフト挿通穴8L,8Rの位置に合わせつつ、左右のピン部材12L,12Rを図2に示すように左右のシャフト挿通穴8L,8Rに挿入させる。このとき作業者は、操作ロッド35L,35Rを把持し、手動で固定フレーム14と可動フレーム15を近接方向に移動させ、左側アーム19と右側アーム24、ひいては左右のピン部材12L,12Rを閉じ、左右のピン部材12L,12Rを左右のシャフト挿通穴8L,8Rに挿入させる。そしてワーク吊具1を閉状態とする。なお、起倒アーム51の起立位置への移動によっても閉状態にすることができるので、この移動を併用して挿入を行ってもよい。この移動は、例えば吊上搬送機のワイヤーフックを上昇させることによって行うことができる。
Next, while adjusting the positions of the left and
次に、ワイヤーフックをさらに上昇させると、左右のピン部材12L,12Rが挿入された状態で、左側アーム19と右側アーム24はさらに閉じようとする。これによりデファレンシャルアセンブリ2は左側アーム19と右側アーム24の間に完全にクランプされ、ワーク吊具1に確実に保持される。
Next, when the wire hook is further raised, the
ワイヤーフックをさらに上昇させると、ワーク吊具1もさらに上昇され、デファレンシャルアセンブリ2は支持台から離れて水平状態を保ったまま空中に浮いた状態となる。このとき、ワーク吊具1とデファレンシャルアセンブリ2の自重により、起倒アーム51がさらに起立しようとする。これによりクランプ力が増加され、デファレンシャルアセンブリ2は安全かつ確実にワーク吊具1に保持される。
When the wire hook is further raised, the
このとき、デファレンシャルアセンブリ2の重心G(図2参照)が、係止部55のほぼ真下に位置するよう、係止部55の位置が設定されているので、デファレンシャルアセンブリ2は傾くことなく水平状態を保ったまま、安定してワーク吊具1により吊り上げられる。
At this time, since the position of the locking
この状態で吊上搬送機が水平移動され、デファレンシャルアセンブリ2の組み付けを行う組付箇所の真上の位置まで、デファレンシャルアセンブリ2が移動される。そしてワイヤーフックが下降され、デファレンシャルアセンブリ2が組付箇所に向かって下降される。
In this state, the lifting conveyor is moved horizontally, and the
図3に示すように、組付箇所では、デファレンシャルアセンブリ2の組付相手であるデファレンシャルハウジングの半体60が待機している。半体60は、図示しない支持台により、その開口部61を上向きにした状態で支持されている。半体60はその開口部61内に、上向きかつ半円筒状の左右の受け面62L,62Rを有する。これら受け面62L,62R上に、デファレンシャルアセンブリ2のフランジ9L,9Rが載置されることを予定されている。
As shown in FIG. 3, the
フランジ9L,9Rを受け面62L,62Rの真上の位置に位置させた状態で、ワイヤーフックひいてはデファレンシャルアセンブリ2が下降される。そして図4に示すように、フランジ9L,9Rが受け面62L,62R上に着座したら、ワイヤーフックをさらに僅かに下降させ、クランプ力を解除する。
In a state where the
次いで作業者は、操作ロッド35L,35Rを把持してワーク吊具1を開状態に操作する。すると左右のピン部材12L,12Rが左右のシャフト挿通穴8L,8Rから抜き出され、ワーク吊具1はデファレンシャルアセンブリ2から取り外される。この開状態を保ったままワイヤーフックが上昇され、ワーク吊具1は適宜な高さ位置まで退避される。この退避後のデファレンシャルアセンブリ2と半体60の状態を図5に示す。
Next, the operator holds the
図5に示すように、半体60には、受け面62L,62Rの前後両側の隣接位置に、キャップ接合面66L,66Rとボルト穴63が設けられている。図6に示すように、受け面62L,62Rより上方に突出したフランジ9L,9Rの上半部には、下向きかつ半円筒状の受け面(図示せず)を有するキャップ64L,64Rが被せられる。このときキャップ64L,64Rはキャップ接合面66L,66Rに着座され、接合される。キャップ64L,64Rのボルト挿通穴(図示せず)に上方からボルト65が挿通され、ボルト65がボルト穴63の雌ネジに締め込まれることで、キャップ64L,64Rが半体60に固定される。これによりフランジ9L,9Rが上下の受け面に挟まれて固定され、デファレンシャルアセンブリ2の組み付けが終了する。その後、アクスルシャフト等の他の部品がデファレンシャルアセンブリ2に組み付けられる。そしてデファレンシャルハウジングの別の半体が半体60に組み付けられ、デファレンシャルハウジングが完成する。
As shown in FIG. 5, the
このように本実施形態によれば、ワーク吊具1を用いてデファレンシャルアセンブリ2をその組立箇所から別の組付箇所まで容易かつ確実に搬送することができる。よって作業員の手作業による搬送を回避し、重筋作業を低減すると共に、作業の安全性を高め、デファレンシャルアセンブリ2が損傷する可能性を低減することができる。ワーク吊具1のデファレンシャルアセンブリ2への取り付けおよび取り外しは、上述した容易かつシンプルな操作で迅速に行うことができる。よってサイクルタイムへの悪影響を回避し、短いサイクルタイムで搬送を行うことができる。組み付けに際してはデファレンシャルアセンブリ2をワーク吊具1で吊ったまま降ろして半体60に着座させることができる。よって手作業でそれを行ったときに懸念される指の挟まれ等の心配はなく、安全性を高められる。
As described above, according to the present embodiment, the
以上、本発明の実施形態を詳細に述べたが、本発明の実施形態は他にも種々のものが可能である。 Although the embodiments of the present invention have been described in detail above, various other embodiments of the present invention are possible.
(1)例えば、左右のシャフト挿通穴8L,8Rは互いに同軸でなくてもよく、例えば高さ違いに配置されていてもよい。よってこれに合わせて、左右のピン部材12L,12Rも互いに同軸でなく、例えば高さ違いに配置されていてもよい。
(1) For example, the left and right
(2)リンク機構13は、鉛直方向に伸縮可能なパンタグラフ機構により形成されてもよい。
(2) The
(3)ワークは、デファレンシャルアセンブリ2以外の物であってもよい。
(3) The workpiece may be other than the
(4)前記実施形態では固定側の左側ピン部材12Lに対して右側ピン部材12Rのみが移動可能な所謂片開きの構成を示したが、所謂両開きの構成に変形することも可能である。この場合、例えば、基部11の天板16に対し左側アーム19が軸方向にスライド可能な構成とすればよい。
(4) In the above-described embodiment, a so-called single-open configuration in which only the
本発明の実施形態は前述の実施形態のみに限らず、特許請求の範囲によって規定される本発明の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本発明に含まれる。従って本発明は、限定的に解釈されるべきではなく、本発明の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。 The embodiment of the present invention is not limited to the above-described embodiment, and includes all modifications, applications, and equivalents included in the concept of the present invention defined by the claims. Therefore, the present invention should not be construed as being limited, and can be applied to any other technique belonging to the scope of the idea of the present invention.
1 ワーク吊具
2 デファレンシャルアセンブリ
3 デファレンシャルケース
8L 左側シャフト挿通穴
8R 右側シャフト挿通穴
11 基部
12L 左側ピン部材
12R 右側ピン部材
13 リンク機構
14 固定フレーム
15 可動フレーム
25 ガイドロッド
26 軸受
26A スプライン突起
34 スプライン溝
C 穴軸
d 外径
1
Claims (6)
前記ワークが、水平な軸方向の一端側と他端側とに互いに反対方向に向く第1穴および第2穴を有し、
前記ワーク吊具が、
基部と、
前記基部に支持され、前記軸方向に相対移動可能であると共に、前記第1穴および前記第2穴にそれぞれ挿入されるように構成された第1挿入部および第2挿入部と、
前記第1挿入部および前記第2挿入部に連結され、鉛直方向に伸縮動作して前記第1挿入部および前記第2挿入部を近接離反移動させるように構成されたリンク機構と、
を備えたことを特徴とするワーク吊具。 A work lifting tool for lifting a work,
The workpiece has a first hole and a second hole facing in opposite directions on one end side and the other end side in a horizontal axial direction;
The work hanging tool is
The base,
A first insertion portion and a second insertion portion that are supported by the base and are relatively movable in the axial direction and configured to be inserted into the first hole and the second hole, respectively;
A link mechanism connected to the first insertion portion and the second insertion portion and configured to extend and contract in the vertical direction to move the first insertion portion and the second insertion portion closer to and away from each other;
A workpiece hanging tool characterized by comprising:
前記第1挿入部および前記第2挿入部が、それぞれ前記第1穴および前記第2穴に適合した外径を有する断面円形の外周面を有する
ことを特徴とする請求項1に記載のワーク吊具。 The first hole and the second hole are holes each having a circular section,
The workpiece suspension according to claim 1, wherein the first insertion portion and the second insertion portion each have a circular outer peripheral surface having an outer diameter adapted to the first hole and the second hole, respectively. Ingredients.
前記第1挿入部が前記固定フレームに固定され、前記第2挿入部が前記可動フレームに固定される
ことを特徴とする請求項1または2に記載のワーク吊具。 The base has a fixed frame and a movable frame provided on the fixed frame so as to be axially slidable;
The work hanging tool according to claim 1 or 2, wherein the first insertion portion is fixed to the fixed frame, and the second insertion portion is fixed to the movable frame.
ことを特徴とする請求項3に記載のワーク吊具。 The workpiece lifting tool according to claim 3, wherein the base has a guide rod extending from the fixed frame toward the other axial end, and the movable frame has a bearing through which the guide rod is inserted. .
ことを特徴とする請求項4に記載のワーク吊具。 The work hanging tool according to claim 4, further comprising a regulating element that regulates relative rotation between the guide rod and the bearing.
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のワーク吊具。 The workpiece is a differential assembly of a vehicle, and the first hole and the second hole are shaft insertion holes formed in a differential case of the differential assembly for allowing an axle shaft to pass therethrough. The work hanging tool according to any one of 1 to 5.
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