JP2018079694A - プリンタおよびプログラム - Google Patents

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Yasutoshi Serizawa
安敏 芹澤
隆之 落合
Takayuki Ochiai
隆之 落合
光史 仁科
Koji Nishina
光史 仁科
文治 岩崎
Bunji Iwasaki
文治 岩崎
白石 典久
Norihisa Shiraishi
典久 白石
栄一 古屋
Eiichi Furuya
栄一 古屋
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Abstract

【課題】利用客に対して取引にかかる情報を電子データとして提供する場合であってもデータセンタ等を介すことなく簡単に受け渡す。
【解決手段】実施形態のプリンタは、印字部と、近距離無線通信を行う通信手段と、受信手段と、第1出力手段と、第2出力手段とを備える。受信手段は、自装置と接続された情報処理装置から、取引に関する情報である取引情報を受信する。第1出力手段は、前記通信手段が近距離無線通信機能を搭載した携帯端末との間で近距離無線通信を確立すると、前記取引情報に基づいて電子取引情報を生成し、生成した前記電子取引情報を、前記通信手段を介して前記携帯端末に出力する。第2出力手段は、前記通信手段が近距離無線通信を確立しなければ、前記取引情報の印字データを生成し、生成した印字データを前記印字部によって印字する。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、プリンタおよびプログラムに関する。
近年、商品決済時に店舗から買物客に渡されるレシートあるいは領収書を電子的に消費者の携帯端末等に受け渡す電子レシートという仕組みが知られている。電子レシートシステムでは一例として、POS(Point of Sales)端末が非構造化形式のレシートデータから構造化形式の電子レシートを生成し、データセンタにアップロードする。客はデータセンタ経由で電子レシートを閲覧することができる。即ち客は、データセンタから電子レシートが添付された電子メールを受け取ったり、或いはデータセンタにアクセスして過去の取引の電子レシートを閲覧したり検索したりすることができる。
ところで、従来の電子レシートシステムにおいては、メール受信やデータセンタへのアクセスなど、電子レシートの閲覧時に通信料がかかってしまう。そこで、店頭で紙のレシートを受け取るように、会計時に即、電子レシートを受け取ることができる仕組みが望まれている。
本発明が解決しようとする課題は、利用客に対して取引にかかる情報を電子データとして提供する場合であってもデータセンタ等を介すことなく簡単に受け渡すことができるプリンタおよびプログラムを提供することである。
実施形態のプリンタは、印字部と、近距離無線通信を行う通信手段と、受信手段と、第1出力手段と、第2出力手段とを備える。受信手段は、自装置と接続された情報処理装置から、取引に関する情報である取引情報を受信する。第1出力手段は、前記通信手段が近距離無線通信機能を搭載した携帯端末との間で近距離無線通信を確立すると、前記取引情報に基づいて電子取引情報を生成し、生成した前記電子取引情報を、前記通信手段を介して前記携帯端末に出力する。第2出力手段は、前記通信手段が近距離無線通信を確立しなければ、前記取引情報の印字データを生成し、生成した印字データを前記印字部によって印字する。
図1は、POSシステムの概略構成を示す図である。 図2は、第1の実施形態にかかるプリンタの外観斜視図である。 図3は、NFCアンテナを外付けとしたプリンタの外観斜視図である。 図4は、POS端末の機能構成を示すブロック図である。 図5は、プリンタの機能構成を示すブロック図である。 図6は、携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 図7は、第1の実施形態においてプリンタが実行する電子レシート発行処理の手順例を示したフローチャートである。 図8は、第2の実施形態にかかる携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 図9は、プリンタの機能構成を示すブロック図である。 図10は、POS端末の機能構成を示すブロック図である。 図11は、第2の実施形態における電子レシート発行処理の手順を示したフローチャートである。
(第1の実施形態)
図1は、POSシステムの概略構成を示す図である。店舗に設けられるPOSシステムは、図1に示すように、POS端末2とプリンタ1とを主に備えている。POS端末2は、商品の売上登録を行う販売データ処理装置である。プリンタ1は、レシートやジャーナル等を印字発行するレシートプリンタである。POS端末2は、商品の売上情報、会計情報等に基づいて、非構造化形式のレシートデータを生成し、プリンタ1に印字出力を指示するコマンドとともに出力する。プリンタ1は、POS端末2から受信したレシートデータに基づき、紙レシートまたは電子レシートの発行処理を行う。
図2は、第1の実施形態にかかるプリンタ1の外観斜視図である。プリンタ1は、その筐体9の上面の手前側にレシート発行口19を備えている。また、プリンタ1は、その筐体9の上面の手前右側に操作部15を備えている。また、プリンタ1は、その筐体9の上面の手前左側に表示部16を備えている。また、プリンタ1は、その筐体9のフロントパネルの内部に、NFCアンテナ13を備えている。NFCアンテナ13は、NFC機能を搭載した携帯端末3との間でNFCによるデータ通信を行う。尚、NFCアンテナ13の設けられる位置は上述した例に限定されず、筐体9の上面など、その他の箇所に設けられてもよい。また、NFCアンテナ13はプリンタ1と別体に設けられてもよい。
図3は、NFCアンテナ13を外付けとしたプリンタ1の外観斜視図である。図3に示すように、NFCアンテナ13を外付けモジュールとして構成し、プリンタ1に接続して用いてもよい。
ここでまず、POS端末2によるレシートデータの生成処理について説明する。図4は、POS端末2の機能構成を示すブロック図である。図4に示すように、POS端末2は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等によって構成される制御部21を備えている。制御部21は、バス22を介して、通信I/F(Interface)23、接続I/F24に接続されている。制御部21は、通信I/F23および店舗に設けられたLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して、ストアサーバ等と接続する。また、制御部21は、接続I/F24を介してプリンタ1と接続し、データ通信を行う。
また、制御部21は、バス22およびI/O(Input/Output)機器制御部25を介して、キーボード26、スキャナ27、店員用表示器28、客用表示器29、HDD(Hard Disk Drive)40等の機器と接続されている。制御部21は、これら各部における入出力処理を制御する。キーボード26は、キー操作に対応して入力された情報を制御部21に出力する。スキャナ27は、商品に付されたコードシンボルを読み取って当該コードシンボルにエンコードされた商品コードをデコードし、制御部21に出力する。店員用表示器28としては液晶パネル等を用いることができる。店員用表示器28は商品登録を行うための登録画面や、各種エラーメッセージ等を表示する。客用表示器29としては、液晶パネルやラインインジケータ等を用いることができる。客用表示器29は、登録された商品名や商品価格、合計金額、釣り金額、販促メッセージ等を表示する。
HDD40は、売上データ登録処理、レシートデータ生成処理などの各処理を行うプログラムを記憶している。また、HDD40は、商品名、商品コード、価格等の商品情報を対応付けて設定した商品マスタ41を格納している。
POS端末2で実行されるプログラムは、図4に示すように、登録部61、レシートデータ生成部62を含むモジュール構成となっている。そして、制御部21のCPUは当該プログラムをRAMに展開して実行することで、上記各部の機能を実現する。
登録部61は、キーボード26またはスキャナ27から受付けた情報に基づいて、売上商品の登録処理を行う。例えば、登録部61は、キーボード26またはスキャナ27から商品コードを受け取ると、当該商品コードに対応する商品情報を商品マスタ41から読み込む。また、登録部61は、キーボード26において現計キーが操作されると、その取引の合計金額を計算し、預り金額の入力に応じて釣り金額を計算する。登録部61は、一取引において登録された各商品の商品情報と、合計金額、預り金額、釣り金額等の会計情報とを、売上ファイル(不図示)に登録する。
レシートデータ生成部62は、登録部61が登録した個々の商品情報、会計情報などの情報からレシートデータ(取引情報)を生成し、プリンタ1に出力する。レシートデータは、非構造化形式のテキストデータ等で構成されている。尚、個々の商品情報としては例えば、売上商品の商品名、商品コード、商品価格、点数などの情報が用いられる。また、会計情報としては、一取引分の合計金額、合計点数、預り金額、釣り金額等の情報が用いられる。また、レシートデータには、レシート番号、POS端末2の識別情報(POSナンバー)、店舗を経営する企業を特定する企業コード、店舗を特定する店舗コード、レジ担当店員を特定する店員コード等の情報が含まれる。
尚、ここでは、商品を購入する際の取引情報としたが、ここでいう商品は有形無形を問わない。即ち、有形の商品購入に関する取引であってもよいし、無形のサービスに関する取引であってもよい。
次に、プリンタ1による紙レシートの発行処理、および、電子レシートの発行処理について説明する。
図5は、プリンタ1の機能構成を示すブロック図である。図5に示すように、プリンタ1は、CPU、ROM、RAM等によって構成される制御部11を備えている。ROMは、プリンタ1で実行されるプログラムを格納している。RAMは、CPUがROMから読み出したプログラムを展開するためのワークメモリとして用いられる。制御部11は、バス12を介して、NFCアンテナ13(通信手段)、接続I/F14に接続されている。制御部11は、NFCアンテナ13によりNFC搭載機器(例えば、図2および図3に示した携帯端末3など)とデータ通信を行う。また、制御部11は、接続I/F14を介してPOS端末2と接続し、データ通信を行う。また、制御部11と接続I/F14とは、POS端末2から取引情報(レシートデータ)を受信する受信手段として機能する。
また、制御部11は、バス12および各種インタフェースを介して、操作部15、表示部16、印字ヘッド17(印字部)、モータ類18等の機器と接続されている。制御部11は、これら各機器における入出力動作を制御する。
次に、プリンタ1で実行されるプログラムについて説明する。なお、本実施形態のプリンタ1で実行されるプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。本実施形態のプリンタ1で実行されるプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態のプリンタ1で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のプリンタ1で実行されるプログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
図5に示すように、プリンタ1で実行されるプログラムは、電子レシートデータ生成部51、印字データ生成部52を含むモジュール構成となっている。そして、制御部11のCPUは当該プログラムを実行することで、上記各部の機能を実現する。
電子レシートデータ生成部51(第1出力手段)は、NFCアンテナ13がNFCを搭載した携帯端末3との間で近距離無線通信を確立すると、電子レシートデータの生成処理を行う。
電子レシートデータのデータ構成は特に限定されないが、一例として、電子レシートデータを、XMLやCSV等の構造化形式のデータ(構造化文書)により構成してもよい。このような場合に、電子レシートデータ生成部51は、POS端末2から受信した非構造化形式のレシートデータを構造化データに変換し、電子レシートデータを生成する。より詳細には、電子レシートデータ生成部51は、予め定められた変換規則に基づいて、レシートデータを電子レシートデータに変換する。例えば変換規則には、レシートデータを構成する所定の要素と、その要素の属性を示す属性情報(タグ等)とが定義されている。電子レシートデータ生成部51は、レシートデータ(取引情報)の各要素を、対応する属性情報を用いて構造化することで、構造化形式の電子レシートデータ(電子取引情報)を生成する。このように構造化形式に変換することにより、電子レシートデータに含まれる要素を効率的に利用することが可能となる。
尚、電子レシートデータのデータ構成はこれに限定されない。その他の例として、電子レシートデータは、PDF(Portable Document Format)等のイメージデータで構成されてもよい。また、電子レシートデータは、テキストとイメージとを混合したデータで構成されてもよい。即ち一例として、電子レシートデータを、取引情報のテキストデータと、店名等のロゴマークのイメージデータとにより構成してもよい。
電子レシートデータ生成部51は生成した電子レシートデータを、NFCアンテナ13を用いて携帯端末3に送信する。
尚、ここでは、取引情報として店舗での商品購入(或いはサービス購入)にかかる取引内容を示したレシートデータを用いたが、これは取引情報の一例である。取引情報、および電子取引情報のその他の適用例については、その他の実施形態において後述する。
印字データ生成部52(第2出力手段)は、POS端末2からレシートデータを受信した後、NFCアンテナ13がNFC接続を確立しないまま所定の時間が経過すると、電子レシートの受取りは無いとして、紙レシートの発行処理を開始する。即ち、印字データ生成部52は、POS端末2から受信したレシートデータから、レシートの印字データ(印字イメージのデータ)を生成する。そして、印字データ生成部52は、生成した印字データを、印字ヘッド17に出力し、紙レシートの印字発行を指示する。
印字ヘッド17は、印字データ生成部52から入力された印字データに基づき、ロール状に巻装されたレシート用紙にレシートの印字イメージを印刷する。モータ類18は、レシート用紙をレシート発行口19(図2参照)に送り出す。レシート発行口19に設けられたカッタ(不図示)は、印字長に応じてレシート用紙をカットし、POS端末2のオペレータは、カットされた紙レシートを客に手渡す。
次に、携帯端末3における電子レシートのNFC受信処理および表示処理について説明する。
図6は、携帯端末3の機能構成を示すブロック図である。NFC機能を搭載した携帯端末3としては、スマートフォン、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレット型コンピュータ等を用いることができる。図6に示すように、携帯端末3は、CPU、ROM、RAM等により構成される制御部31を備えている。制御部31には、バス32を介して、NFCアンテナ33と、通信I/F34と、操作部35と、表示部36と、メモリ37とが接続されている。
制御部31は、NFCアンテナ33を介して、プリンタ1との間でデータ通信を行う。例えばNFCアンテナ33は、上述のようにプリンタ1が生成した電子レシートデータを受信する。制御部31は、通信I/F34を介して公衆通信網に接続可能である。表示部36は、液晶ディスプレイ等の表示装置である。操作部35は、液晶ディスプレイ上に設けられたタッチパネルや、その他の操作キー等の入力デバイスである。メモリ37は不揮発性メモリである。携帯端末3のユーザである客は、電子レシートを管理するためのNFCレシートアプリ371をダウンロードサイトからダウンロードし、メモリ37にインストールする。
NFCレシートアプリ371は、NFCによって受信した電子レシートを一元管理するためのアプリケーションソフトである。プリンタ1から受信した電子レシートデータは、NFCレシートアプリ371用のデータ格納領域にまとめて保存される。携帯端末3のユーザは、NFCレシートアプリ371を起動することで、NFCによって受信した電子レシートの一覧表示や、取引日や取引店舗ごとの選択的表示を簡便に行うことができる。
尚、NFCレシートアプリ371は必須構成ではなく、携帯端末3にインストールされている一般的なファイル管理アプリや、文書閲覧アプリ、データ編集アプリ、画像閲覧アプリ、Webブラウザ、あるいは、従来提案されている電子レシート関連アプリを用いて、NFCで受信した電子レシートを表示してもよい。
制御部31のCPUは、ROMに格納されたプログラム、または、メモリ37のNFCレシートアプリ371をRAMに展開して実行することにより、入力受付部311、電子レシート表示部312として機能する。
入力受付部311は、表示部36が表示した表示画面上に対応するGUI(Graphical User Interface)に対する、操作部35からの各種入力を受付ける。入力方法は特に限定されず、ソフトウェアキーボードに対するキー操作を受付けてもよいし、手書き入力や音声入力を用いてもよい。
電子レシート表示部312は、入力受付部311の入力受付に応じて、NFCレシートアプリ371用のデータ格納領域に格納されている電子レシートデータを読み込んで、電子レシートのイメージを表示部36に表示する。例えば、電子レシート表示部312は、まず電子レシートの一覧画面を表示し、入力受付部311が一覧画面において受付けた選択操作に応じて、選択された電子レシートのイメージを表示する。或いは、電子レシート表示部312は、電子レシートの受信日や受信店舗を検索する検索画面を表示する。そして、入力受付部311が検索画面から検索条件を受付けると、電子レシート表示部312は検索結果に該当する電子レシートのタイトル等を一覧表示する。
なお、電子レシートの表示形態は、必ずしも用紙に印字されるレシートのイメージに合わせる必要はない。しかしながら、電子レシートは、紙のレシートに代わるものであり、商品を購入し、店舗が代金を領収したことを証明する電子的領収書となるものである。従って、領収書に必要な情報として、店舗名、購入日時、購入商品の明細、売上合計額、預り金額、釣り金額、レジナンバー、取引ナンバー等が含まれることが望ましい。
次に、プリンタ1が実行するレシート発行処理の動作例について説明する。図7は、第1の実施形態においてプリンタ1が実行する電子レシート発行処理の手順例を示したフローチャートである。
プリンタ1の制御部11は、POS端末2からレシートデータを受信したか判定する(ステップS1)。レシートデータを受信すると(ステップS1:Yes)ステップS2に移行する。レシートデータを受信していなければ(ステップS1:No)ステップS1で待機する。次に、電子レシートデータ生成部51は、NFCアンテナ13が携帯端末3との間でNFC接続を確立すると(ステップS2:Yes)、ステップS1でPOS端末2から受信したレシートデータから電子レシートデータを生成する(ステップS3)。そして、電子レシートデータ生成部51は、ステップS3で生成した電子レシートデータをNFCアンテナ13を介して携帯端末3に送信する(ステップS4)。
一方、レシートデータの受信後、所定時間が経過してもNFCアンテナ13がNFC接続を確立しなければ(ステップS2:No)、印字データ生成部52は、ステップS1でPOS端末2から受信したレシートデータを用いてレシートの印字データを生成する(ステップS5)。そして、印字データ生成部52は、ステップS5で生成した印字データを印字ヘッド17に出力し、紙レシートの印字発行を指示する(ステップS6)。印字ヘッド17は、受信した印字データを用いて紙レシートを印字し、モータ類18と協働して紙レシートをレシート発行口19から発行する。
このように、第1の実施形態にかかるプリンタ1は、NFC接続が確立されると、電子レシートデータを生成して当該電子レシートデータを携帯端末3にNFC送信する。一方、プリンタ1は、NFC接続が確立されなければ、レシートの印字データを生成して紙レシートを発行する。従って、第1の実施形態によれば、利用客に対して取引にかかる情報を電子データとして提供する場合であってもデータセンタ等を介すことなく簡単に受け渡すことが出来る。
また、従来一般的に、店舗のPOS端末に搭載されるソフトウェアは、店舗毎、即ち系列店舗を統括する企業毎、或いは個人店舗毎にそれぞれ異なるものが開発されている場合が多い。店舗側は自社企業特有のソフトウェアを開発することで種々の利益を享受できる一方で、多種多様化したソフトウェアは、電子レシートシステムの普及の妨げとなっている。
即ち、電子レシートを普及するためには、各社のPOS端末に適合する電子レシート用のソフトウェアをそれぞれ開発する必要がある。また、当該ソフトウェアを搭載したPOS端末を新規に購入する必要が生じれば、店舗での導入コストが高くつくため、POS端末用のソフトウェアを開発しても電子レシートの普及に繋がりにくいとの危惧もあった。
これに対して本実施形態では、POS端末2側には電子レシートにかかる機能を搭載せずに、プリンタ1側で電子レシートデータの生成を行う。よってPOS端末の買い替えやデータセンタの設置等が不要となり、電子レシートの導入コストを低く抑えられるため、店舗側に対しても電子レシートの普及を促進することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、NFC接続が確立すると、プリンタから携帯端末に対して電子レシートデータをNFC出力する構成について説明した。第2の実施形態では、NFC接続が確立された際に、プリンタが携帯端末から顧客情報(個人情報)を読み込む構成について説明する。
まず、第2の実施形態にかかる携帯端末3にインストールされて用いられるアプリケーションプログラムについて説明する。図8は、第2の実施形態にかかる携帯端末203の機能構成を示すブロック図である。第1の実施形態の携帯端末3と同様の構成については図6と同一の符号を用いて示し、重複する説明は省略する。
携帯端末203のメモリ37には、第2の実施形態にかかるNFCレシートアプリ372がインストールされて用いられる。NFCレシートアプリ372は、第1の実施形態にかかるNFCレシートアプリ371の機能に加え、NFCによって店舗側に受け渡す顧客情報を予め登録しておく機能を有する。携帯端末203のユーザは、例えば、インターネットのダウンロードサイトを介して当該ソフトウェアを提供するWebページにアクセスし、NFCレシートアプリ372を携帯端末203にダウンロードすることができる。
NFCレシートアプリ372が起動されると、電子レシート表示部312は、NFCレシートアプリ372のアプリ画面を表示部36に表示する。アプリ画面には、ユーザの氏名や、年齢、性別、住所、メールアドレス等、ユーザの個人情報の入力を受付けるGUIが設けられている。入力受付部311は、入力欄ごとに受付けた各個人情報を、NFCによりアクセス可能なメモリに格納する。尚、格納先のメモリは、メモリ37の一部であってもよいし、NFCアンテナ33に付属して設けられたセキュアエレメント内であってもよい。
次に、第2の実施形態にかかるプリンタ201について説明する。図9は、プリンタ201の機能構成を示すブロック図である。図9に示すように、プリンタ201で実行されるプログラムは、情報読込部253、電子レシートデータ生成部251、印字データ生成部52を含むモジュール構成となっている。そして、第2の実施形態にかかるプリンタ201の制御部211は、当該プログラムを実行することにより、情報読込部253、電子レシートデータ生成部251、印字データ生成部52の機能を実現する。なお、第1の実施形態のプリンタ1と同様の構成については図5と同一の符号を用いて示し、ここでの説明は省略する。
情報読込部253(情報読込手段)は、NFCアンテナ13が携帯端末203との間でNFC接続を確立すると、携帯端末203から顧客情報を読み込む。
電子レシートデータ生成部251(付加情報問合手段)は、情報読込部253が読み込んだ顧客情報をPOS端末202(図10参照)に送信して、電子レシートに付加する付加情報を問い合わせる。即ち、電子レシートデータ生成部251は、顧客情報をPOS端末202に出力する情報出力手段として機能する。そして、電子レシートデータ生成部251は、POS端末202から受信した付加情報をレシートデータに付加して電子レシートデータを生成する。また、電子レシートデータ生成部251は、生成した電子レシートデータを、NFCアンテナ13を介して携帯端末203に送信する。
尚、ここでは電子レシートデータ生成部251が顧客情報をPOS端末202に送信出力するとしたが、顧客情報の出力先はこれに限定されない。出力先は、その他の外部機器や外部サーバ(例えばストアサーバや企業やメーカのサーバ等)、ネットワーク上のサービスとしてもよい。
次に、第2の実施形態にかかるPOS端末202について説明する。図10は、POS端末202の機能構成を示すブロック図である。図10に示すように、HDD40は、商品マスタ41に加え、付加情報マスタ242と、顧客情報DB(データベース)243とを備えている。また、POS端末202で実行されるプログラムは、登録部61、レシートデータ生成部62、付加情報選択部263を含むモジュール構成となっている。尚、第1の実施形態のPOS端末2と同様の構成については図4と同様の符号を用いて示し、ここでの説明は省略する。
付加情報マスタ242は、顧客情報に応じて、その客に受け渡される電子レシートに付加される付加情報が登録されている。付加情報としては例えば、店舗のセール情報や、店舗で利用できるクーポンを示した情報などを電子レシートに付加することができる。付加情報マスタ242における具体的な登録例としては、付加対象として30代女性が登録され、その付加対象の電子レシートに付加される情報として、所定商品に利用できるクーポンを示すデータが登録される。
顧客情報DB243は、携帯端末3から読み取られた顧客情報を店側で収集し、管理するためのデータベースである。
付加情報選択部263は、プリンタ201の電子レシートデータ生成部251による付加情報の問合せに応じて、付加情報マスタ242から付加情報を選択し、プリンタ201に送信応答する。また、付加情報選択部263は、プリンタ201から受信した顧客情報を顧客情報DB243に登録する。店舗側は、このようにして電子レシートの発行時に顧客情報を収集することができる。従って、プリンタ201を導入した店舗は、売上分析やダイレクトメール送信などの販売促進活動にそれら顧客情報を利用することが可能となる。
次に、第2の実施形態において実行される電子レシートデータの発行処理の動作例について説明する。紙レシートの発行処理については第1の実施形態と同様の動作手順であるから、ここでの説明は省略する。図11は、第2の実施形態における電子レシート発行処理の手順を示したフローチャートである。
まず、店舗での商品購入に先だって、携帯端末203のユーザはNFCレシートアプリ372に個人情報を登録しておく。即ち具体的には、携帯端末203の制御部31は、上記ダウンロードサイトにアクセスしてNFCレシートアプリ372をダウンロードし、当該アプリのインストールを行う(ステップS31)。携帯端末203のユーザは、NFCレシートアプリ372を起動し、個人情報の入力画面からユーザ氏名、年齢(年代)、性別、メールアドレス等の情報を入力する(ステップS32)。
次に、店舗での会計処理時における動作手順について説明する。POS端末202の登録部61は、キーボード26またはスキャナ27からの情報入力に応じて個々の商品の登録処理を行う(ステップS11)。そして、現計キーが操作されるまで(ステップS12:No)ステップS11を続ける。現計キーが操作されると(ステップS12:Yes)、登録部61は会計処理を行い、合計金額の算出、預り金額から釣り金額の算出を行う(ステップS13)。そしてレシートデータ生成部62は、商品情報、会計情報を含むレシートデータを生成し、レシート発行指示を付してプリンタ201に送信する(ステップS14)。
プリンタ201の電子レシートデータ生成部251は、POS端末202からレシートデータを受信する(ステップS21)。次に、携帯端末203のNFCアンテナ33がプリンタ201のNFCアンテナ13に近接して、NFC接続が確立される(ステップS22、S33)。すると、プリンタ201の情報読込部253は、ステップS32においてNFCレシートアプリ372に登録された個人情報を、NFCを介して携帯端末203から読み込む(ステップS23)。次いで、プリンタ201の電子レシートデータ生成部251は、ステップS23で読み込んだ個人情報を用いて、POS端末202に付加情報の問合せを行う(ステップS24)。
POS端末202の付加情報選択部263は、プリンタ201から受信した個人情報を収集し、顧客情報DB243に登録する(ステップS15)。また、付加情報選択部263は、問合せられた個人情報に対応する付加情報を付加情報マスタ242から読み込んで、プリンタ201に送信応答する(ステップS16)。
プリンタ201の電子レシートデータ生成部251は、ステップS16で受信した付加情報と、ステップS21で受信したレシートデータとから電子レシートデータを生成する(ステップS25)。そして、電子レシートデータ生成部251は、生成した電子レシートデータを、NFCアンテナ13を介して携帯端末203に送信する(ステップS26)。
携帯端末203の制御部31は、NFCアンテナ33を介して電子レシートデータを受信し、受信した電子レシートデータをNFCレシートアプリ372用のメモリ領域に格納する(ステップS34)。携帯端末203のユーザは、NFCレシートアプリ372を起動することにより、プリンタ201から受信した電子レシートデータを閲覧することができる。そして、クーポン等の付加情報が付加されていれば、当該電子レシートの表示画面を会計時に提示して、値引き等のサービスを受けることができる。
このように、第2の実施形態のプリンタ201によれば、上述した第1の実施形態における効果に加え、電子レシートの受渡し時に客の携帯端末203から顧客情報を収集することができる。これにより店舗側は、収集した顧客情報を販売促進活動などに利用することができる。
また、第2の実施形態のプリンタ201によれば、収集した顧客情報に応じた付加情報を加えて電子レシートを生成し、携帯端末203に送信する。これにより客は、携帯端末3を用いることによって場所や時間を選ばず販促メッセージやクーポン等を確認することができる。また、クーポン利用時には携帯端末3をかざせばよいので紙のクーポンを持ち歩く手間を省くことができ、クーポンサービス等を利用し易くすることができる。
尚、上述では、レシートデータと付加情報(クーポン情報やセール情報など)とに基づき、プリンタ201側において付加情報が付された電子レシートを生成する例について記載したが、実施形態はこれに限定されない。その他の例として、POS端末202側において、付加情報が付されたレシートデータを生成し、プリンタ201側では、POS端末202から受信したレシートデータに基づいて、付加情報が付された電子レシートデータ(例えばクーポン付電子レシート)を生成してもよい。
また、上述では、クーポン情報やセール情報等の付加情報を電子レシートデータに組み込んで生成する例について説明したが、データ構成はこれに限定されない。電子レシートと、電子付加情報(電子クーポン、電子公告等)とは、それぞれ別のデータとして生成され、それぞれがNFCによって出力されてもよい。
(その他の態様)
尚、上述では、近距離無線通信の例として、NFC規格で電子レシートデータを送受信する例について説明したが、他の規格の近距離無線通信機能を用いてもよい。例えば、Transfer Jet(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、iBeacon(登録商標)など他の規格の近距離無線通信機能を採用してもよい。
また、上述では、本実施形態にかかるプリンタとして、店舗のPOS端末2と接続されて用いられるプリンタ1、201について説明したが、本実施形態の適用対象はこれに限定されない。以下に、その他の適用例について概略的に説明する。
(1)現金取扱装置への適用例
その他の適用例として、現金自動預け払い機(ATM:Automated Teller Machine)に搭載されるプリンタ、或いは、ATMに接続されて用いられるプリンタに、上記実施形態を適用してもよい。即ちATM用のプリンタに、NFCアンテナを搭載または接続して用いるとする。そして、NFCアンテナに携帯端末が近接されてNFC接続が確立されると、ATM用プリンタの制御部(プロセッサ)は、ATMから受信した取引明細情報を構造化して電子取引明細票のデータを生成し、携帯端末に送信する。言い換えれば、取引明細情報は、取引明細情報を携帯端末で表示可能なデータ形式に変換したデータ形式の電子取引明細票に変換される。一方、所定時間内にNFC接続が確立されなければ、ATM用プリンタは、取引明細票の印字データを生成し、紙面の取引明細票を印字発行する。尚、取引明細情報とは、入金額(預け入れ金額)、出金額(払い戻し金額)、送金額、口座残高等、ATMでの取引内容を示した情報をいう。
更にこのような形態において、ATM用プリンタの制御部が、口座名義人と携帯端末の所有者との同一性を判定してもよい。一例として、携帯端末のセキュアエレメント内に、携帯端末の所有者名、電話番号、口座番号等の識別情報を格納しておく。そして、ATM側には、これら識別情報を記憶保持しておくか、あるいは外部サーバとの通信により参照可能に構成しておく。そして、ATM用プリンタの制御部は、携帯端末から識別情報を読み取り、当該識別情報により特定される取引客と、ATMから受信した取引明細情報で特定される取引客とを照合する。両者間の照合が取れれば、ATM用プリンタの制御部は、取引明細情報から電子取引明細票を生成し、NFCにより携帯端末へ送信する。一方、両者間の照合が取れなかった場合、ATM用プリンタはエラー出力して、従来通り、紙面の取引明細票を印字発行する。尚、識別情報の不一致があった際に、紙面の取引明細票の発行を禁じてもよい。
このように、NFC機能を搭載したATM用プリンタに本実施形態を適用した際にも、印刷物または電子データのいずれか一方の出力方法を自動的に選択して、利用客に取引明細情報を受け渡すことができる。従って、取引明細票を電子データ化してユーザの利便性を向上できるとともに、従来通り、紙面の取引明細票を所望する客に対してもその要望に応えることができる。
(2)空容器の回収機への適用例
また別の適用例として、飲料容器等の空き容器を回収し、回収量に応じたデポジット料金または加算ポイントをレシートに印字して発行する回収機に、上記実施形態を適用してもよい。即ち、回収機のプリンタにNFCアンテナを搭載または接続して用いる。そして、携帯端末との間でNFC接続が確立されれば、プリンタは空き容器の種類、数、デポジット料金またはポイント等の取引情報を構造化して電子レシートデータを生成し、携帯端末に送信する。一方、NFC接続が確立されなければ、プリンタは取引情報から印字データを生成し、従来と同様に紙レシートを印字発行する。
(3)電子マネーの入金(チャージ)を行う入金処理機への適用例
一般的に、ICカードへの電子マネーの入金は、駅構内のATM、コンビニエンスストアやスーパーマーケット、ショッピングモール、駅構内等に設置されたキヨスク端末や多機能券売機等により行うことができる。そこでこれらの電子マネー入金処理機に、上記実施形態にかかるプリンタを適用して、紙レシートのみならず電子レシートを出力できるように構成してもよい。即ち、電子マネー入金処理機のプリンタにNFCアンテナを搭載または接続して用いる。そして、携帯端末との間でNFC接続が確立されれば、プリンタはチャージ額、電子マネーの種類、チャージ先の識別子(電子マネーID等)などの取引情報を構造化して、電子レシートデータ(電子利用明細票データ)を生成する。そして、生成した電子レシートデータを、NFCにより携帯端末に送信する。一方、NFC接続が確立されなければ、プリンタは取引情報から利用明細票の印字データを生成し、従来と同様に紙レシート(利用明細票)を印字発行する。
(4)従来の電子レシートシステムとの技術併合
尚、プリンタ1、201は生成した電子レシートデータをPOS端末2、202に送信してもよい。そして、POS端末2、202は受信した電子レシートデータを、従来の電子レシートシステムにおいて電子レシートデータを管理している電子レシート管理サーバに送信してもよい。電子レシート管理サーバは、ユーザの携帯端末3にインストールされた従来型の電子レシートアプリからの閲覧要求に応じて、電子レシート及び各種表示データを携帯端末3に送信応答する。
このような形態によれば、客は、一度NFCにより受け取った電子レシートについても、従来の電子レシートアプリの一覧表示に組み込んで取引記録を一括管理することが可能となる。店舗側としては、プリンタ1、201を購入して先ず簡易的に電子レシートシステムを導入しておき、見通しが立ってから順次、電子レシート管理サーバとの連携システムを導入すればよい。これにより店舗側にとっては、初期投資の負担を低減しつつ電子レシートの利点を試すことができる。
以上説明したように、上記複数の実施形態によれば、POS端末から受信した取引情報に基づいて、プリンタ側が電子取引情報を生成し、生成した電子取引情報をNFCにより出力する。従って、上記複数の実施形態によれば、利用客に対して取引にかかる情報を電子データとして提供する場合であっても簡単に受け渡すことが出来る。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1、201…プリンタ、2、202…POS端末、3、203…携帯端末、13…NFCアンテナ(通信手段)、17…印字ヘッド(印字部)、51…電子レシートデータ生成部(第1出力手段)、52…印字データ生成部(第2出力手段)。
特開2014−194740号公報
実施形態のプリンタは、印字部と、近距離無線通信機能を搭載した携帯端末と近距離無線通信を行う通信手段と、商品の売上登録を行う販売データ処理装置と接続されるインタフェースと、前記販売データ処理装置が商品の売上情報、会計情報に基づいて生成したレシートデータを前記インタフェースを介して受信する受信手段と、前記通信手段が前記携帯端末との間で近距離無線通信を確立すると、前記レシートデータから電子レシートデータを生成し、当該電子レシートデータを前記通信手段を介して前記携帯端末に出力する第1出力手段と、前記受信手段が前記レシートデータを受信して所定時間が経過しても前記通信手段が前記携帯端末との間で近距離無線通信を確立しなければ、前記レシートデータを用いてレシートの印字データを生成し、当該印字データを前記印字部によって印字する第2出力手段と、を備える。

Claims (6)

  1. 印字部と、
    近距離無線通信を行う通信手段と、
    自装置と接続された情報処理装置から、取引に関する情報である取引情報を受信する受信手段と、
    前記通信手段が近距離無線通信機能を搭載した携帯端末との間で近距離無線通信を確立すると、前記取引情報に基づいて電子取引情報を生成し、生成した前記電子取引情報を、前記通信手段を介して前記携帯端末に出力する第1出力手段と、
    前記通信手段が近距離無線通信を確立しなければ、前記取引情報の印字データを生成し、生成した印字データを前記印字部によって印字する第2出力手段と、
    を備えたプリンタ。
  2. 前記通信手段が前記携帯端末との間で近距離無線通信を確立すると、当該携帯端末から、前記携帯端末の所有者に関する情報を読み込む情報読込手段と、
    前記情報読込手段が読み込んだ前記情報を外部に出力する情報出力手段と、
    を更に備えた請求項1に記載のプリンタ。
  3. 前記受信手段は、前記取引情報に加え、前記情報に応じ付加される付加情報を受信し、
    前記第1出力手段は、前記受信手段が受信した前記付加情報に基づいて電子付加情報を生成し、前記電子取引情報に加えて出力する、請求項2に記載のプリンタ。
  4. 前記受信手段は、自装置と接続された販売データ処理装置から、前記取引情報として、取引における購入商品の商品情報と取引の会計を示した会計情報とを含むレシートデータを受信し、
    前記第1出力手段は、前記通信手段が前記携帯端末との間で近距離無線通信を確立すると、前記レシートデータに基づいて電子レシートデータを生成し、生成した前記電子レシートデータを前記携帯端末に出力し、
    前記第2出力手段は、前記通信手段が近距離無線通信を確立しなければ、前記レシートデータからレシートの印字データを生成し、生成した印字データを前記印字部に出力して、レシートの印字出力を行う、請求項1ないし3のいずれか1つに記載のプリンタ。
  5. 前記近距離無線通信は、NFC規格に基づいた通信方法である請求項1ないし4のいずれか1つに記載のプリンタ。
  6. 印字部と、近距離無線通信を行う通信手段と、自装置と接続された情報処理装置から、取引に関する情報である取引情報を受信する受信手段とを備えたプリンタにおいて、コンピュータを、
    前記通信手段が近距離無線通信機能を搭載した携帯端末との間で近距離無線通信を確立すると、前記取引情報に基づいて電子取引情報を生成し、生成した前記電子取引情報を、前記通信手段を介して前記携帯端末に出力する第1出力手段と、
    前記通信手段が近距離無線通信を確立しなければ、前記取引情報の印字データを生成し、生成した印字データを前記印字部によって印字する第2出力手段と、
    として機能させるプログラム。
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