JP2018078778A - 気密コンセントの取り付け及び裏箱の制作方法 - Google Patents

Abstract

【課題】コンセント、スイッチ等の電気設備開口より空気の流入を防止し、室の気密性能の向上させる接続箱への入線方法及び取り付け用金物を提供する。
【解決手段】金属薄板等にて、箱を作り、ガスケット３を挟み込みにより壁面との隙間を無くし配線の貫通口には管と熱収縮チューブｃ等を取り付け電線との隙間を無くし、気密の取れた配線箱を作る。箱の取り付け金物を用いて、取り付け箱が締め付けによりガスケット（パッキン）を壁板と平坦に取り付けが出来る。また取り付け位置の上下左右の調整が出来る。
【選択図】図２

Description

気密性能が有る電気配線の接続箱

電気配線用の開口が多数有る裏箱に弾力を有する樹脂製の覆いを裏箱に被せ、その裏箱と覆いを一体にした物を壁骨組に取り付ける。
取り付け後に覆いに配線用の貫通口を作り配線を通し裏箱に入れ壁板を貼り正面の仕上げを行い、電線の成形コンセント本体に結線、本体固定（コンセント本体と壁板を螺子等により挟み込み）仕上げカバーを取り付ける。

発明が解決しょうとする課題

気密性能を高めた裏箱にて高気密住宅のコンセント、スイッチ等の電気設備の壁面に開口をして取り付け設備の気密性能を高める。
配線貫通口の気密を高める。壁面（裏側）との気密性を高める。

課題を解決するための手段

気密性能を持った、裏箱を製作し配線が箱内に入線する部分（配線が箱壁貫通）に管を取り付け線と密着させる。
気密性能持った、裏箱と壁材（裏側）隙間にガスケットを挟み込み隙間を無くし、容易にコンセント本体を取り付けが出来る。

本発明は、金属板若しくは樹脂と配線用の貫通管が取り付けにより構成された、配線等間の繋ぎ箱とする。

本発明を、図１，２を参照して説明します。図１において１の金属（樹脂成形品）の曲げ加工（箱形）した物の面に４箇所程度に穴を明け１箇所（配線の容易な場所）にＡを取り付け他の箇所には平板を取り付ける。
１の正面に２を密着固定する。
（２の平板に開口設け内側に折り曲げにて補強をする。）
Ｂは２の正面Ｂ若しくはＣを取り付ける。
（取り付け時に箱と裏板の密着を精度を上げる）（Ｂ、Ｃは図面４にて説明します。）
４はガスケット（スポンジ状）を３の面に接着固定する。
上記にて制作した物（以後は箱と記します。）に電線を入れる、壁の骨組（下地材）に取り付ける。
６（壁仕上げ板）を貼り、設置位置に６に取り付け用の開口を作り５を箱内に差し込み７を貫通した螺子にて箱内に有る５を引き寄せ、箱と７の間に６と４を挟み込７と箱を取り付ける。
図３を参照して説明します。
部品Ａ
平板に電線を通る太さのＡ‐１管を取り付け（１体樹脂整形品）
熱収縮パイプを取り付け接着固定
配線完了後、ヒートガン等により熱を与えてパイプを収縮させる。
図面４を参照して説明します。
部品Ｂ−１，Ｂ−２
Ｂ−１は薄板を図のようにＶ字に曲げ加工物（取付時には２枚を使用）
Ｂ−２は平板の端部を折り曲げ、丸棒（針金）螺旋状し端部９０度に曲げ反対側は、曲げ加工をした平板に、取り付け固定した物（図１姿図には未記入）

発明の効果

気密性の取れた配線裏箱を容易に取り付けが出来、また多少の取り付け位置の変更等が出来る。

製品姿図（組立図） 断面図 断面図（Ａ部品） ３角法図（Ｂ−１ Ｂ−２部品）

１ 金属薄板若しくは樹脂成形した物
２ 金属薄板に穴明折り返しされた加工を施した物
３ ガスケット 中央部分に角穴が有ります。
４ 挟み金物（既製品）
５ 壁仕上げ板（石膏板等）
６ コンセント等を取り付け用金物（コンセント等が組み込まれています。）
７ 螺子
ａ 丸穴の明いた平板
ｂ 管（金属、樹脂等）
ｃ 熱収縮チューブ（既製品）
ｄ 平板端部を折り返し物（金物基礎板）
ｅ 針金を螺旋（スプリング状）に加工した物

Claims (2)

1. 気密箱内への入線方法
2. 箱取り付け位置の調整が可能にする金物

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