JP2018074543A - 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示面に入力される描画情報を表示する画像処理装置において、会議画像等の子画面をPinP表示させたときの利便性を向上させる。【解決手段】画像処理装置は、表示面に対する指示操作により指示される座標を検出する座標検出部と、前記座標検出部が検出した前記座標に対応する描画情報を前記表示面に表示させる第1の表示制御部と、画像を送受信する通信の画像を前記表示面の所定の表示領域に表示させる第2の表示制御部と、前記所定の表示領域と前記描画情報との間の距離を算出する算出部と、前記所定の表示領域と前記描画情報との間の距離に応じて、前記表示面における前記所定の表示領域の表示位置を変更する変更部と、を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及びプログラムに関する。
電子黒板、又はインタラクティブホワイトボード(IWB: Interactive White Board)等と呼ばれる画像処理装置が知られている。利用者は、インタラクティブホワイトボード(以下、IWBと呼ぶ)の表示面に文字や図形等の描画情報を手書き入力して、描画情報を表示させると共に、描画情報を情報端末にキャプチャしたり、描画情報を他の情報端末等と共有したりすることができる。
また、通信先の会議参加者の画像を表示する親画面に、通信元の画像を表示する子画面を表示するテレビ会議装置において、親画面内の適切な位置に子画面をPinP(Picture in Picture)表示させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
IWBの表示面に、利用者が手書き入力した描画情報に加えて、例えば、テレビ会議の会議画像等の子画面をPinP表示することが考えられる。これにより、1つのIWBを用いて、テレビ会議と、手書きの描画情報の共有とを行う遠隔会議システムを実現することができるようになる。
しかし、テレビ会議の会議画像は、通信先の会議参加者の表情等が判るように比較的広い表示領域を利用するため、IWBに会議画像等をPinP表示させると、ホワイトボードとして利用可能な領域が減少し、使い勝手が悪くなるという問題がある。
なお、このような課題はIWBに限られず、表示面に入力される描画情報を表示する他の画像処理装置、例えば、タッチパネル付きのディスプレイやプロジェクタ等にも共通に存在する。
本発明の実施の形態は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、表示面に入力される描画情報を表示する画像処理装置において、会議画像等の子画面をPinP表示させたときの利便性を向上させることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一実施形態に係る画像処理装置は、表示面に対する指示操作により指示される座標を検出する座標検出部と、前記座標検出部が検出した前記座標に対応する描画情報を前記表示面に表示させる第1の表示制御部と、画像を送受信する通信の画像を前記表示面の所定の表示領域に表示させる第2の表示制御部と、前記所定の表示領域と前記描画情報との間の距離を算出する算出部と、前記所定の表示領域と前記描画情報との間の距離に応じて、前記表示面における前記所定の表示領域の表示位置を変更する変更部と、を有する。
本発明の一実施形態によれば、表示面に入力される描画情報を表示する画像処理装置において、会議画像等の子画面をPinP表示させたときの利便性を向上させることができる。
一実施形態に係る画像処理システムの構成の一例を示す図である。 一実施形態に係る画像処理システムの構成の別の一例を示す図である。 一実施形態に係るIWBの一例の概要について説明するための図(1)である。 一実施形態に係るIWBの一例の概要について説明するための図(2)である。 一実施形態に係るIWBのハードウェア構成の例を示す図である。 一実施形態に係るIWBの機能構成図である。 一実施形態に係る描画データの例を示す図である。 一実施形態に係るIWBの処理の例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る表示位置の変更処理の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る変更処理による表示画面の例を示す図である。 第1の実施形態に係る空き領域の抽出処理の例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る空き領域の抽出処理について説明するための図(1)である。 第1の実施形態に係る空き領域の抽出処理について説明するための図(2)である。 第1の実施形態に係る空き領域の抽出処理について説明するための図(3)である。 第1の実施形態に係る表示位置の変更処理の別の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る表示位置の変更処理の例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る変更処理による表示画面の例を示す図である。 第3の実施形態に係るIWBの機能構成図である。 第3の実施形態に係る描画速度について説明するための図である。 第3の実施形態に係るIWBの処理の例を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施の形態について、添付の図面を参照して説明する。
<システムの構成>
図1は、一実施形態に係る画像処理システムの構成の一例を示す図である。画像処理システム100は、例えば、インターネットやLAN(Local Area Network)等のネットワーク150に接続されるインタラクティブホワイトボード(以下、IWBと呼ぶ)110を含む。
IWB(Interactive White Board)110は、例えば、電子黒板、電子ホワイトボード等とも呼ばれる画像処理装置であり、表示面に利用者によって手書き入力される文字や図形等の描画情報を表示させると共に、他の情報端末130等と共有することができる。
また、図1の例では、IWB110は、カメラ、マイク、スピーカ、及びテレビ会議用のアプリケーションプログラム(以下、アプリと呼ぶ)を備え、ネットワーク150を介して、テレビ会議装置120、情報端末130等とテレビ会議を行うことができる。また、本実施形態に係るIWB110は、IWB110の表示面に、利用者が手書き入力した描画情報に加えて、テレビ会議の会議画像等の子画面をPinP(Picture in Picture)表示することができる。
なお、IWB110は、テレビ会議装置120、情報端末130等と、ネットワーク150を介して直接テレビ会議を行うものであっても良いし、テレビ会議を管理するサーバ装置140を介してテレビ会議を行うものであっても良い。
テレビ会議装置120は、例えば、カメラ、マイク、スピーカ等を備え、IWB110、他のテレビ会議装置、情報端末130等と、画像を送受信することにより、テレビ会議を実現する電子機器である。
情報端末130は、例えば、PC(Personal Computer)や、タブレット端末等の汎用の情報処理装置であり、テレビ会議用のアプリを実行することにより、IWB110、テレビ会議装置120等とテレビ会議を行うテレビ会議装置として機能する。
上記の構成により、IWB110は、ネットワーク150を介して、テレビ会議装置120や、情報端末130等とテレビ会議を行い、テレビ会議の会議画像等を子画面にPinP表示することができる。
図2は、一実施形態に係る画像処理システムの構成の別の一例を示す図である。図1の例では、IWB110が、テレビ会議装置の機能を有しているものとして説明を行ったが、IWB110は、テレビ会議装置の機能を有していなくても良い。
図2の例では、IWB110は、テレビ会議装置120−1に接続され、テレビ会議装置120−1が出力する会議画像を、IWB110の表示面にPinP表示する。
なお、IWB110は、本実施形態に係る画像処理装置の一例である。本実施形態に係る画像処理装置は、例えば、タッチパネル付きのディスプレイやプロジェクタ等の画像表示装置や、画像表示装置に画像を表示させる情報処理装置等であっても良い。ここでは、画像処理装置がIWB110であるものとして以下の説明を行う。
<IWBの概要>
図3は、一実施形態に係るIWBの一例の概要について説明するための図である。IWB110の利用者は、入力ペン306のペン先等を表示面307に接触させることにより、表示面307に文字や図形等を書込し、表示させることができる。
入力ペン306は、例えば、ペン先が表示面307に接触すると、筆記検知信号を無線信号として送信する。また、IWB110は、入力ペン306から送信された筆記検知信号を受信すると、表示面307に書込された座標を検知し、検知された座標位置に文字や図形等の描画情報310を表示する。
なお、IWB110の座標検出方法には様々な方法があるが、ここでは座標検出方法の一例を挙げて概要のみ説明する。なお、本実施形態に係るIWB110の座標検出方法は任意の方法によるものであって良い。
図3において、IWB110は、赤外線カメラ301、302、赤外線LED(Light Emitting Diode)303、304、305、及び、画像を表示すると共に入力ペン306等による指示操作を受付する表示面307等を有する。
赤外線LED303、304、305は、例えば、表示面307の3辺に配置され、座標検出用の赤外線を出力する光源である。
好ましくは、赤外線LED303、304、305は、表示面307の各辺を略均一に発光させるLEDアレイ等で構成される。
赤外線カメラ301、302は、赤外線LED303、304、305が出力する光を撮影するカメラであり、例えば、図3に示すように、表示面307の上部の2隅に配置されている。例えば、赤外線カメラ301は、対向する2辺に備えられた赤外線LED303、304が撮影範囲に入るように配置され、赤外線カメラ302は、対向する2辺に備えられた赤外線LED304、305が撮影範囲に入るように配置されている。
上記の構成において、IWB110は、赤外線カメラ302で撮影された画像から、例えば、図4(a)に示すような、赤外線カメラ302に対する角度と、赤外線カメラ302が受光した光の強度である信号強度との関係を取得する。同様に、IWB110は、例えば、赤外線カメラ301で撮影された画像から、例えば、図4(b)に示すような、赤外線カメラ301に対する角度と、赤外線カメラ302が受光した光の強度である信号強度との関係を取得する。
ここで、例えば、図3に示すように、表示面307に入力ペン306が接触すると、図4(c)に示すように、赤外線カメラ302に対する角度αに対応する位置の光が遮られるので、角度αに対応する位置の信号強度にピークが発生する。このピークを利用して、IWB110は、赤外線カメラ302を中心とする、2つの赤外線カメラ301、302を結ぶ基線308と、入力ペン306が接触した点との間の角度αを特定する。
同様に、図3に示すように、表示面307に入力ペン306が接触すると、図4(d)に示すように、赤外線カメラ301に対する角度βに対応する位置の光が遮られるので、角度βに対応する位置の信号強度にピークが発生する。このピークを利用して、IWB110は、赤外線カメラ301を中心とする、基線308と、入力ペン306が接触した点との間の角度βを特定する。
IWB110は、2つの赤外線カメラ301、302の間を結ぶ基線308の長さと、前述した角度α、角度βとを用いて、既知の三角測量により、入力ペン306が接触した位置の座標を算出することができる。
また、本実施形態に係るIWB110は、テレビ会議の会議画像等を表示する子画面311を、表示面307の一部にPinP表示することができる。
<ハードウェア構成>
図5は、一実施形態に係るIWBのハードウェア構成の例を示す図である。IWB110は、制御部510、タッチパネル520、表示部530、ペン信号受信部540、ネットワークI/F550、VGA入力ポート560、USBポート570、カメラ502、マイク503、及びスピーカ504等を有する。このうち、カメラ502、マイク503、スピーカ504等は、IWB110の外部に設けられているものであっても良いし、図2に示すテレビ会議装置120−1等に設けられているものであっても良い。
制御部510は、CPU(Central Processing Unit)511、フラッシュROM(Read Only Memory)512、及びRAM(Random Access Memory)513等を含む。CPU511は、所定のプログラムを実行することにより、IWB110の各機能を実現する演算装置である。フラッシュROM512は、CPU511によって実行される各種のプログラム、各種の情報、データ等を記憶するストレージデバイスである。RAM513は、CPU511のワークエリア等として用いられる揮発性のメモリである。
タッチパネル520は、タッチパネルドライバ521、タッチパネルコントローラ522、及び前述した赤外線LED303〜305、赤外線カメラ301、302等を有する。タッチパネル520は、入力ペン306等の物体による入力操作を受付し、入力ペン306等による入力操作が行われた座標を検知する。
タッチパネルドライバ521は、例えば、赤外線LED303〜305による赤外線の輝度や、発光のオン/オフ等を制御する。
タッチパネルコントローラ522は、赤外線カメラ301、302により撮影された画像から、表示面307における赤外線LED303〜305からの赤外線を遮る物体、即ち入力ペン306等の位置(座標)を算出する。なお、入力ペン306等の位置の算出は、制御部510で行われるものであっても良い。
表示部530は、制御部510の指示に従って、表示面307に書込みされた文字や図形等の描画情報(ストローク)を表示すると共に、会議画像等を表示する子画面311を表示面307に表示する表示デバイスである。
ペン信号受信部540は、入力ペン306からの無線信号として出力された操作中信号(筆記操作中信号又は消去操作中信号等)を受信する。ペン信号受信部540は、入力ペン306から出力された操作中信号を受信すると、受信した操作中信号をタッチパネル520に入力する。
これにより、タッチパネル520の制御回路であるタッチパネルコントローラ522は、入力ペン306から出力された操作中信号により入力ペン306による入力操作が行われていることを認識(検知)し、制御部510に、操作検知信号を出力する。なお、操作検知信号には、例えば、入力ペン306等の位置を示す座標(又は座標を算出するためのデータ等)が含まれる。
制御部510は、例えば、タッチパネル520のタッチパネルコントローラ522から出力された入力ペン306等の座標に基づいて表示面307に書込みされた文字や図形等の描画情報(ストローク)を表示する。
また、制御部510は、外部接続端子として、USB(Universal Serial Bus)ケーブルを接続可能なUSBポート570、VGA(Video Graphics Array)ケーブルが接続されるVGA入力ポート560を備えている。これらのUSBポート570、VGA入力ポート560を介して、例えば、テレビ会議装置120−1やPC等の外部装置501を、IWB110に接続することができる。また、制御部510は、IWB110をネットワーク150に接続するためのネットワークI/F(インターフェイス)550を備えている。
また、IWB110は、会議画像を撮影するカメラ502、会議の音声を取得するマイク503、及び会議の音声を出力するスピーカ504等を備えていても良い。
<機能構成>
図6は、一実施形態に係るIWBの機能構成図である。IWB110は、座標検出部601、描画情報管理部602、第1の表示制御部603、通信制御部604、第2の表示制御部605、算出部606、変更部607、抽出部608、及び記憶部609等を有する。
座標検出部601は、例えば、図5のタッチパネルコントローラ522、又は制御部510等で実行されるプログラム等によって実現され、表示面307に対する指示操作により指示される座標を検出する。
例えば、座標検出部601は、赤外線カメラ301、302で撮影した画像から、図4(a)、(b)に示すような角度と信号強度の関係を取得して、入力ペン306等により指示される点の角度α、βを取得する。また、図3に示すように、三角測量の基線308となる赤外線カメラ301、302の間の距離と、取得した角度α、βとを用いて、既知の三角測量により、入力ペン306等により指示される点の座標を検出する。
描画情報管理部602は、制御部510で実行されるプログラム等によって実現され、座標検出部601が取得した座標を、例えば、図7に示すような描画データ(ストロークデータ)701として、記憶部609に記憶して管理する。
図7は、一実施形態に係る描画データの例を示す図である。図7(a)は、描画中の描画データ701の例を示している。図7の例では、描画データ701には、「データ種別」、「座標」、「時間」、「色」等の情報が含まれている。
「データ種別」の情報は、各座標が、描画の開始を示す「開始」座標であるか、描画中を示す「移動」座標であるか、描画終了を示す「終了」座標であるかを示す情報である。
「座標」の情報は、座標検出部601が検出した座標である。
「時間」の情報は、座標検出部601が座標を検出した時間を示す情報である。
「色」の情報は、例えば、ペン信号受信部540が、入力ペン306から受信した描画の色を示す情報である。
描画情報管理部602は、新たな描画の開始が検出されると、データ種別を「開始」として、検出された座標を描画データ701に記憶する。また、描画情報管理部602は、描画の終了が検出されるまで、検出された座標を順次にデータ種別を「移動」として、描画データ701に記憶する。
また、描画情報管理部602は、描画の終了が検出されると、図7(b)に示すように、データ種別を「終了」として座標を記憶し、描画データ701を確定させる。
第1の表示制御部603は、制御部510で実行されるプログラムによって実現され、座標検出部601が検出した座標に対応する描画情報310を、表示面307に表示させる。例えば、第1の表示制御部603は、描画情報管理部602が記憶部609に記憶した描画データ701に含まれる座標を順次に接続して、文字や図形等の描画情報310を表示部530に表示させる。
通信制御部604は、制御部510で実行されるプログラムによって実現され、ネットワークI/F550、カメラ502、マイク503、スピーカ504等を用いて、テレビ会議装置120や情報端末130等とのテレビ会議の制御を行う。なお、図2に示すように、IWB110の外部にテレビ会議装置120−1が接続されている場合、通信制御部604は、テレビ会議装置120−1に含まれるので、IWB110は、通信制御部604を有していなくても良い。
第2の表示制御部605は、制御部510で実行されるプログラムによって実現され、テレビ会議の会議画像(画像を送受信する通信の画像の一例)を表示する子画面311を、表示面307のPinP領域(所定の表示領域の一例)に表示させる。
算出部606は、制御部510で実行されるプログラムによって実現され、第1の表示制御部603が表示させる描画情報310と、第2の表示制御部605が表示させる子画面311を表示する所定の表示領域との間の距離を算出する。例えば、算出部606は、第2の表示制御部605から、子画面311が表示されている所定の表示領域の座標を取得し、記憶部609に記憶された描画データ701と、最も近い座標間の距離を算出する。
変更部607は、制御部510で実行されるプログラムによって実現され、算出部606が算出した所定の表示領域と描画情報と間の距離に応じて、表示面307における所定の表示領域の表示位置を変更する。例えば、変更部607は、子画面311を表示する所定の表示領域と、描画情報310と間の距離がしきい値以下である場合、所定の表示領域の表示位置を、描画情報310が描画されていない空き領域に変更する。
抽出部608は、制御部510で実行されるプログラムによって実現され、子画面311を表示する所定の表示領域を表示可能な空き領域を抽出する。例えば、抽出部608は、表示面307を複数の領域(例えば4つの領域)に分割し、分割した領域毎に、所定の領域を表示可能な空き領域を抽出する。
記憶部609は、例えば、制御部510のフラッシュROM512、及び制御部510で実行されるプログラム等によって実現され、例えば、図7に示されるような描画データ701等を記憶する。
<処理の流れ>
続いて、一実施形態に係るIWB110における画像処理方法の処理の流れについて説明する。
図8は、一実施形態に係るIWBの処理の例を示すフローチャートである。利用者が、入力ペン306等により、IWB110の表示面307に対する指示操作を行ったときの、IWB110における処理の概要を示している。
ステップS801において、IWB110の座標検出部601は、利用者による、表示面307に対する指示操作により指示される座標(指示座標)を検出する。
ステップS802において、描画情報管理部602は、座標検出部601が検出した座標を、例えば、図7に示すような描画データ701に記憶する。また、第1の表示制御部603は、描画データ701が更新されると、更新された座標を用いて、表示面307に描画した描画情報310を更新する。
ステップS803において、算出部606は、更新された描画情報310と、子画面311を表示する所定の表示領域との間の距離を算出する。
ステップS804において、変更部607は、算出部606によって算出された距離が、予め定められたしきい値(例えば、5cm〜15cm程度)以下であるかを判断する。
算出された距離がしきい値以下でない場合、変更部607は、処理をステップS801に戻して、同様の処理を再度実行させる。一方、算出された距離がしきい値以下である場合、変更部607は、処理をステップS805に移行させる。
ステップS805に移行すると、変更部607は、子画面311を表示する所定の表示領域の表示位置を変更する。
続いて、変更部607による表示位置の変更処理について、具体的な実施形態を例示して説明する。
[第1の実施形態]
(表示位置の変更処理)
図9は、第1の実施形態に係る表示位置の変更処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、図8のステップS805において、変更部607が、子画面311を表示する所定の表示領域の表示位置を変更する処理の一例を示している。
例えば、図10(a)に示すように、IWB110の表示面307に利用者が描画する描画情報1011と、テレビ会議の会議画像を表示する子画面311との間の距離が、しきい値以下になると、変更部607は、図9に示すような表示位置の変更処理を実行する。
ステップS901において、変更部607は、子画面311を表示する所定の表示領域を表示可能な空き領域を抽出する。
ステップS902において、変更部607は、子画面311を表示する所定の表示領域を表示可能な空き領域があるか否かに応じて、処理を分岐させる。
子画面311を表示する所定の表示領域を表示可能な空き領域がない場合、変更部607は、処理を終了させる。一方、子画面311を表示する所定の表示領域を表示可能な空き領域がある場合、処理をステップS903に移行させる。
ステップS903に移行すると、変更部607は、子画面311を表示する所定の表示領域の表示位置を、抽出された空き領域に変更する。
例えば、図10(a)の例では、IWB110の表示面307の下半分には描画情報が表示されていないので、変更部607は、例えば、図10(b)に示すように、表示面307の右下等に、子画面311を表示する所定の表示領域の表示位置を変更する。これにより、利用者は、表示面307に描画情報1011の続きを書込みすることができるようになる。
また、例えば、図10(c)の例では、IWB110の表示面307の右下には、描画情報1021が表示されており、空き領域がない。この場合、変更部607は、例えば、図10(d)に示すように、所定の表示領域を表示可能な空き領域がある表示面307の左下等に、子画面311を表示する所定の表示領域の表示位置を変更する。これにより、利用者は、図10(d)に示すように、表示面307の右下に描画情報1021があるときでも、描画情報1011の続きを書込みすることができるようになる。
なお、変更部607は、ステップS903において、子画面311を表示する所定の表示領域を表示可能な空き領域が複数ある場合、例えば、表示面307の右下、左下、左上等、所定の順序で1つの空き領域を選択する。或いは、変更部607は、子画面311を表示する所定の表示領域を表示可能な空き領域が複数ある場合、ランダムに1つの空き領域を選択するもの等であっても良い。
(空き領域の抽出処理)
図11は、第1の実施形態に係る空き領域の抽出処理の例を示すフローチャートである。この処理は、例えば、図9のステップS901において、抽出部608が、子画面311を表示する所定の表示領域を表示可能な空き領域の抽出する処理の一例を示している。この処理は、空き領域の抽出処理の一例であり、抽出部608が空き領域を抽出する方法は、他の方法によるものであっても良い。
ステップS1101において、抽出部608は、表示面307に画像を表示する表示部530の表示画面の座標情報を取得し、表示画面を、例えば、図12(a)に示すように、領域A〜Dの4つの領域に分割する。
図12(a)において、表示画面1200は、領域A1210−1、領域B1210−2、領域C1210−3、及び領域D1210−4の4つの領域に分割されている。また、表示画面1200の4隅は、それぞれ、領域Aの基準点1211−1、領域Bの基準点1211−2、領域Cの基準点1211−3、及び領域Dの基準点1211−4として定められている。
ステップS1102において、抽出部608は、表示面307に表示されている描画情報の座標情報を取得する。ここでは、図12(b)に示すように、各領域に描画情報122−1〜1220−4が描画されているものとする。例えば、図12(b)において、領域A1210−1には、描画情報1220−2が描画されている。
ステップS1103において、抽出部608は、各領域(領域A〜D)で、基準点を含む空き領域の候補を特定する。
ここで、図12〜14を用いて、各領域(領域A〜D)で、基準点を含む空き領域を抽出する方法の例について説明する。
例えば、図13(a)の領域A1210−1において、抽出部608は、描画情報1220−2のx座標が、領域Aの基準点1211−1に最も近い位置から、x方向(図13の左方向)に、領域A1210−1に沿って矩形1230−1を描画する。また、抽出部608は、描画情報1220−3のy座標が、領域Aの基準点1211−1に最も近い位置から、y方向(図13の下方向)に、領域A1210−1に沿って矩形1230−2を描画する。
続いて、抽出部608は、2つの矩形1230−1及び矩形1230−2が重なり合う領域を、図13(b)に示すように、領域A1210−1の表示不可領域1311−1とする。同様にして、抽出部608は、領域B1210−2の表示不可領域1311−1、領域C1210−3の表示不可領域1311−3、及び領域D1210−4の表示不可領域1311−4を特定する。
なお、各領域内には複数の描画情報が含まれている場合がある。例えば、図14(a)では、領域A1210−1内に複数の描画情報1411、1412、1413が含まれている。この場合も、描画情報1411〜1413の各々に対して、図13(a)、(b)と同様にして、表示不可領域を特定することにより、図14(a)に示すように、領域A1210−1の表示不可領域1414を特定することができる。
抽出部608は、各領域(領域A〜D)において、同様の方法で表示不可領域を特定し、各領域において、表示不可領域を除いた領域を、各領域で、基準点を含む空き領域の候補とする。
図11のステップS1104において、抽出部608は、各領域(領域A〜D)において、空き領域の候補の中から、横幅が子画面311の横幅(所定の表示領域の横幅)以上の空き領域を抽出する。
この処理により、例えば、図14(b)の領域A1210−1において、描画情報1413の右側の領域は、子画面311の横幅より狭いので、空き領域の候補から除外される。
ステップS1105において、抽出部608は、ステップS1104で抽出された空き領域の中から、縦幅が子画面の縦幅以上の空き領域を抽出する。
この処理により、例えば、図14(b)の領域A1210−1において、描画情報1411、及び描画情報1412の上側の領域は、子画面311の縦幅より狭いので、空き領域の候補から除外される。
上記の処理により、抽出部608は、例えば、図14(c)に示すように、領域Aの基準点1211−1を含む領域Aの空き領域1401を抽出することができる。抽出部608は、他の領域(領域B〜D)においても、同様にして、各領域の基準点を含む各領域の空き領域を抽出する。
(別の一例)
変更部607は、図9のステップS903において、子画面311を表示する所定の表示領域を表示可能な空き領域が複数ある場合、空き領域の面積が最大の領域に、所定の表示領域の表示位置を変更するものであっても良い。
図15は、第1の実施形態に係る表示位置の変更処理の別の一例を示すフローチャートである。なお、図15のステップS901、S902の処理は、図9のステップS901、S902に示す処理と同様なので、ここでは、図9に示す処理との相違点を中心に説明を行う。
ステップS1501において、抽出部608は、例えば、図12(a)に示す領域A〜Dのうち、表示可能な空き領域がある各領域における空き領域の面積を算出する。
ステップS1502において、抽出部608は、領域A〜Dのうち、表示可能な空き領域があり、かつ空き領域の面積が最大の領域を抽出する。
ステップS1503において、領域A〜Dのうち、表示可能な空き領域があり、かつ空き領域の面積が最大の領域が複数あるかを判断する。
領域A〜Dのうち、表示可能な空き領域があり、かつ空き領域の面積が最大の領域が複数ない場合、抽出部608は、処理をステップS1504に移行させる。一方、領域A〜Dのうち、表示可能な空き領域があり、かつ空き領域の面積が最大の領域が複数ある場合、抽出部608は、処理をステップS1505に移行させる。
ステップS1504に移行すると、抽出部608は、空き領域の面積が最大の領域を、子画面311を表示する所定の表示領域を表示する領域に決定する。
ステップS1505に移行すると、抽出部608は、空き領域の面積が最大の領域の中から、所定の順序(例えば、B、C、D、A)の順に、一の領域を決定する。
ステップS1506において、変更部607は、抽出部608によって決定された領域に、子画面311を表示する所定の表示領域の表示位置を変更する。
以上、本実施形態によれば、利用者がIWB110の表示面307に描画する描画情報310と、会議画像等を表示する子画面311との距離がしきい値以下になると、子画面311の表示位置が、自動的に空き領域に変更される。これにより、利用者は、子画面311の表示位置を意識することなく、表示面307に描画を行うことができるようになる。
このように、本実施形態によれば、表示面307に入力される描画情報310を表示するIWB(画像処理装置)110において、会議画像等の子画面311をPinP表示させたときの利便性を向上させることができる。
[第2の実施形態]
第2の実施形態では、子画面311を表示する所定の表示領域を表示可能な空き領域がない場合の処理の例について説明する。
(表示位置の変更処理)
図16は、第2の実施形態に係る表示位置の変更処理の例を示すフローチャートである。この処理は、例えば、図8のステップS805に示す所定の表示領域の表示位置を変更する処理に対応している。
ステップ1601において、IWB110の抽出部608は、例えば、図12〜14で説明した方法等により、子画面311を表示する所定の表示領域を表示可能な第1の空き領域を抽出する。
ステップS1602において、抽出部608は、第1の空き領域があるか否かを判断する。
第1の空き領域がある場合、IWB110は処理をステップS1603に移行させる。
一方、第1の空き領域がない場合、IWB110は処理をステップS1604に移行させる。
図17(a)は、表示面307において、描画情報1011と子画面311を表示する所定の表示領域との間の距離がしきい値以下であり、描画情報1011、1021、1711により、所定の表示領域を表示可能な空き領域がない状態の一例を示している。このような場合、第1の実施形態では、子画面311を表示する所定の表示領域を表示する表示位置の変更を行わずに、処理を終了させている。
ステップS1603に移行すると、IWB110の変更部607は、例えば、第1の実施形態と同様にして、抽出された第1の空き領域に所定の表示領域の表示位置を変更する。
一方、ステップS1604に移行すると、IWB110の抽出部608は、所定の縮小率(例えば50%等)で縮小した、子画面を表示する所定の表示領域を表示可能な第2の空き領域を抽出する。なお、所定の縮小率は、例えば、IWB110の大きさや、会議室の大きさ等に応じて予め設定されているものとする。
ステップS1605において、抽出部608は、第2の空き領域があるか否かを判断する。
第2の空き領域がない場合、抽出部608は処理を終了させる。一方、第2の空き領域がある場合、抽出部608は処理をステップS1606に移行させる。
ステップS1606に移行すると、第2の表示制御部605は、1つ以上の第2の空き領域のうち、最大の第2の空き領域に合わせて、子画面311を表示する所定の表示領域を縮小する。なお、最大の第2の空き領域は、例えば、最小の縮小率で所定の表示領域を表示可能な空き領域であっても良いし、面積が最大の第2の空き領域等であっても良い。
ステップS1607において、第2の表示制御部605は、最大の第2の空き領域に、縮小した子画面1721を表示する所定の表示領域を表示させる。
上記の処理により、例えば、図17(b)に示すように、表示面307に、子画面311を表示する所定の表示領域を表示可能な空き領域がない場合でも、縮小した子画面1721を、空き領域に表示させることができるようになる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、利用者が手書き入力する速度に応じて、所定の表示領域の表示位置を変更するか否かを判断するためのしきい値を変える場合の例について説明する。
<機能構成>
図18は、第3の実施形態に係るIWBの機能構成図である。図18に示す第3の実施形態に係るIWB110は、図6に示す一実施形態に係るIWB110の機能構成に加えて、推定部1801を有している。なお、他の機能構成は、図6に示す一実施形態に係るIWB110と同様なので、ここでは、第1の実施形態との相違点を中心に説明を行う。
推定部1801は、例えば、制御部510で実行されるプログラムによって実現され、利用者が手書き入力する描画情報の描画速度を推定する。本実施形態に係る描画速度は、入力ペン306が移動する速度ではなく、入力されている描画情報が占める領域が、所定の方向に増加する速度を示すものとする。
図19は、第3の実施形態に係る描画速度について説明するための図である。例えば、IWB110の表示面に、図19に示すように「ABCDEF」の文字列が、入力ペン306で手書き入力されるものとする。
この場合、入力された文字列が占める描画領域1901のx方向における増加量Δx(距離、又はピクセル数)は、入力が開始された時間からの経過時間tに応じて増加する。推定部1801は、例えば、この描画領域1901の増加量Δxを、経過時間tで割った値を、描画情報の描画速度として算出する。
なお、ここでは、説明を容易にするために、描画領域1901の増加量を、x方向における増加量Δxとして説明を行ったが、描画領域1901の増加量は、y方向における増加量Δyであっても良い。
また、描画領域1901の増加量は、描画領域1901から子画面1012へ向かう方向における描画領域1901の増加量であっても良い。
<処理の流れ>
図20は、第3の実施形態に係るIWBの処理の例を示すフローチャートである。なお、図20のステップS801、S802、及びS805の処理は、図8に示す一実施形態に係るIWBの処理と同様なので、ここでは、図8に示す処理との相違点を中心に説明を行う。
ステップS2001において、推定部1801は、ステップS802で更新された描画情報の描画速度を算出する。例えば、推定部1801は、前述したように、描画情報が占める描画領域の増加量を、経過時間tで割って、描画速度を算出する。
ステップS2002において、推定部1801は、ステップS2001で算出した描画速度が、予め設定された基準速度より速いか否かを判断する。
描画速度が、予め設定された基準速度より速い場合、推定部1801は、処理をステップS2003に移行させる。一方、描画速度が、予め設定された基準速度より速くない場合、推定部1801は、処理をステップS2004に移行させる。
ステップS2003に移行すると、変更部607は、子画面1012を表示する所定の表示領域との間の距離dが、第1のしきい値(例えば、15cm程度)以下であるかを判断する。
なお、第1のしきい値は、描画速度が基準速度より速い場合に用いられるしきい値であり、描画速度が基準速度より遅い場合に用いられる第2のしきい値より大きい値が予め設定されている。これは、描画速度が速い場合、描画速度が遅い場合より短時間で描画情報が子画面1012に達してしまうため、より速く子画面1012の表示位置を変更することが望ましいためである。
所定の表示領域との間の距離dが、第1のしきい値以下でない場合、変更部607は、処理をステップS801に戻して、同様の処理を再び実行させる。一方、所定の表示領域との間の距離dが、第1のしきい値以下である場合、変更部607は、処理をステップS804に移行させる。
一方、ステップS2004に移行すると、変更部607は、子画面1012を表示する所定の表示領域との間の距離dが、第1のしきい値より小さい第2のしきい値(例えば、5cm程度)以下であるかを判断する。
所定の表示領域との間の距離dが、第2のしきい値以下でない場合、変更部607は、処理をステップS801に戻して、同様の処理を再び実行させる。一方、所定の表示領域との間の距離dが、第2のしきい値以下である場合、変更部607は、処理をステップS804に移行させる。
ステップS805に移行すると、IWB110は、第1の実施形態と同様に、表示位置の変更処理を実行する。
上記の処理により、IWB110は、描画情報の描画速度に応じて、適切なタイミングで、子画面1012を表示する所定の表示領域の表示位置を変更することができるようになる。
なお、上記の各実施形態は、本発明の実施形態の一例である。本発明は、上記の各実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々変形実施が可能である。
例えば、IWB110は、子画面を表示する所定の表示領域の大きさを、IWB110の表示面307に描画されている描画情報の割合や空き領域の面積等に応じて、所定の範囲内で変更するものであっても良い。例えば、IWB110は、IWB110の表示面307に表示されている描画情報が所定の量より少ない場合、子画面を表示する所定の表示領域の大きさを所定の大きさ(例えば、表示面307の面積の1/4等)まで拡大するものであっても良い。また、IWB110は、IWB110の表示面307に表示されている描画情報が所定の量より多い場合、子画面を表示する所定の表示領域の大きさを所定の大きさ(例えば、表示面307の面積の1/16等)まで縮小するものであっても良い。
また、上記の各実施形態では、画像処理装置がIWB110であるものとして説明を行ったが、本発明はこれに限定されるものではなく、画像処理装置は、タッチパネルの機能を有する表示装置や、プロジェクタ等であっても良い。
100 画像処理システム
110 IWB(画像処理装置)
601 座標検出部
603 第1の表示制御部
605 第2の表示制御部
606 算出部
607 変更部
608 抽出部
1801 推定部
特開2008−258779号公報

Claims (10)

  1. 表示面に対する指示操作により指示される座標を検出する座標検出部と、
    前記座標検出部が検出した前記座標に対応する描画情報を前記表示面に表示させる第1の表示制御部と、
    画像を送受信する通信の画像を前記表示面の所定の表示領域に表示させる第2の表示制御部と、
    前記所定の表示領域と前記描画情報との間の距離を算出する算出部と、
    前記所定の表示領域と前記描画情報との間の距離に応じて、前記表示面における前記所定の表示領域の表示位置を変更する変更部と、
    を有する画像処理装置。
  2. 前記変更部は、
    前記所定の表示領域と前記描画情報との間の距離がしきい値以下になったとき、前記所定の表示領域の表示位置を、前記表示面において前記描画情報が表示されていない空き領域に変更する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記変更部は、
    前記所定の表示領域と前記描画情報との間の距離が前記しきい値以下になったとき、前記空き領域のうち、前記所定の表示領域を表示可能な領域に前記所定の表示領域の表示位置を変更する請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示面を複数の領域に分割し、分割した領域毎に前記所定の表示領域を表示可能な空き領域を抽出する抽出部を有する請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 前記描画情報の描画領域が所定の方向に増加する速度である描画速度を推定する推定部を有し、
    前記変更部は、
    前記描画速度が基準速度以上のとき、前記しきい値を、前記しきい値より大きい別のしきい値に変更する請求項2乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 前記第2の表示制御部は、
    前記所定の表示領域と前記描画情報との間の距離がしきい値以下になったときに、前記所定の表示領域を表示可能な空き領域がない場合、前記所定の表示領域の大きさを縮小する請求項2乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像処理装置は、
    インタラクティブホワイトボードであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  8. 表示面に対する指示操作により指示される座標を検出する座標検出部と、
    前記座標検出部が検出した前記座標に対応する描画情報を前記表示面に表示させる第1の表示制御部と、
    画像を送受信する通信の画像を前記表示面の所定の表示領域に表示させる第2の表示制御部と、
    前記所定の表示領域と前記描画情報との間の距離を算出する算出部と、
    前記所定の表示領域と前記描画情報との間の距離に応じて、前記表示面における前記所定の表示領域の表示位置を変更する変更部と、
    を有する画像処理システム。
  9. 画像処理装置によって実行される画像処理方法であって、
    表示面に対する指示操作により指示される座標を検出するステップと、
    前記検出した座標に対応する描画情報を前記表示面に表示させるステップと、
    画像を送受信する通信の画像を前記表示面の所定の表示領域に表示させるステップと、
    前記所定の表示領域と前記描画情報との間の距離を算出するステップと、
    前記所定の表示領域と前記描画情報との間の距離に応じて、前記表示面における前記所定の表示領域の表示位置を変更するステップと、
    を含む画像処理方法。
  10. 請求項9に記載の画像処理方法を画像処理装置に実行させるためのプログラム。
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