JP2018073209A - 要約筆記学習支援システム、要約筆記学習支援装置、要約筆記学習の支援方法、及びプログラム - Google Patents

要約筆記学習支援システム、要約筆記学習支援装置、要約筆記学習の支援方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2018073209A
JP2018073209A JP2016213765A JP2016213765A JP2018073209A JP 2018073209 A JP2018073209 A JP 2018073209A JP 2016213765 A JP2016213765 A JP 2016213765A JP 2016213765 A JP2016213765 A JP 2016213765A JP 2018073209 A JP2018073209 A JP 2018073209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evaluation
learning
learning content
content
learner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016213765A
Other languages
English (en)
Inventor
一輝 廣澤
Kazuki Hirozawa
一輝 廣澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Solution Innovators Ltd
Original Assignee
NEC Solution Innovators Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Solution Innovators Ltd filed Critical NEC Solution Innovators Ltd
Priority to JP2016213765A priority Critical patent/JP2018073209A/ja
Publication of JP2018073209A publication Critical patent/JP2018073209A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)

Abstract

【課題】学習者の負担を軽減し、かつ複数の学習者に同等の知識を修得させることができる、要約筆記学習支援システム、要約筆記学習支援装置、要約筆記学習の支援方法、及びプログラムを提供する。【解決手段】学習支援システム100は、端末装置10と学習支援装置20とを備えている。端末装置10は、提示部11及び送信部12を備えている。提示部11は、学習支援装置20から送信されてきた学習コンテンツを提示する。送信部12は、提示部11によって提示された学習コンテンツの評価の指標となる評価情報を学習支援装置20に送信する。学習支援装置20は、収集部21及び選別部22を備えている。収集部21は、端末装置10から送信されてきた評価情報を学習コンテンツごとに収集する。選別部22は、収集部21によって収集された評価情報に基づいて、複数の学習コンテンツを選別する。【選択図】図1

Description

本発明は、要約筆記の学習を支援するための、要約筆記学習支援システム、要約筆記学習支援装置、要約筆記学習の支援方法、及びこれらを実現するためのプログラムに関する。
両耳の聴力がマイナス100デシベル以上の聴覚障がい者(以下、単に「聴覚障がい者」と記す)は、補聴器等を付けても、ほとんど音声中の言語情報を受けとることができない。このため従来から、聴覚障がい者が講演及び学校での授業等を聴講する場合、手話通訳者を付ける場合と、要約筆記者を付ける場合とがあった。
このうち、要約筆記者を付ける場合には、通常、聴覚障がい者1人に対して、例えば学校での授業であれば、要約筆記者が2人以上付けられる。そして、これらの要約筆記者は、先生の話す内容などを、PC(Personal Computer)又は紙のノート等によって文字化し、これを聴覚障がい者に対して提示する。なお、要約筆記者が2人以上必要となるのは、要約筆記作業は負担が大きく、1人では要約精度が低下しやすいからである。
ところで、18歳以下の聴覚障がい学生が平成20年度の厚生労働省の調べでは全国で約2万人存在し、それに対し、正式に登録されている要約筆記者は全国で約1万人である。その上で、聴覚障がい学生1人に対して2人以上の要約筆記者が付くとすると、支援を受けることが可能な聴覚障がい学生は、単純に計算しても1/4である。さらに、地域によって要約筆記者の数及び聴覚障がい学生の数には、ばらつきがある。これらの理由から、より少ない人数の聴覚障がい学生しか、学校において支援を受けることが出来ないのが現状である。
そこで、要約筆記を行う際に、要約筆記者が、聴覚障がい者の隣席まで行かなくても支援を行なえるようにするシステムが提案されている。例えば、特許文献1及び2に開示されたシステムは、遠隔地にいる要約筆記者の端末装置に、インターネットを介して、話者の音声と映像とを配信する。また、このシステムは、要約筆記者が要約筆記を行なってテキストデータを作成すると、このテキストデータを、インターネットを介して、教室等にいる利用者の端末装置に送信する。
上記のようなシステムによれば、要約筆記者の数が少ない地域の聴覚障がい者でも、要約筆記者の支援を受けられるようになる。しかしながら、要約筆記者が不足しているという問題を根本的に解消することはできない。したがって、多くの聴覚障がい者が要約筆記の支援を受けられるようにするためには、要約筆記者の数を増やす必要がある。
特開2002−064634号公報 特開2012−215962号公報
従来、要約筆記者の数を増やすために、各地域の自治体等は、熟練の要約筆記者に依頼して講師となってもらい、厚生労働省が制定したカリキュラムに従った講座を開講している。しかし、新しく要約筆記者として登録されるためには、受講者は、上記の講座を集合教育によって年間で108時間以上受講しなければならない。この場合、長時間の拘束に加えて受講のための日程調整を強いられることになるので、受講者の負担が大きいという問題がある。また、講師によって指導内容にバラツキがあるので、地域によって受講者が習得する知識に差が生じてしまうという問題がある。
本発明の目的の一例は、学習者の負担を軽減し、かつ複数の学習者に同等の知識を修得させることができる、要約筆記学習支援システム、要約筆記学習支援装置、要約筆記学習の支援方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における要約筆記学習支援システムは、要約筆記の学習を支援するためのシステムであって、
要約筆記の学習者が利用する端末装置と、予め登録された複数の学習コンテンツの中から前記学習者の要求に応じて選択された学習コンテンツを前記端末装置に送信する要約筆記学習支援装置と、を備え、
前記端末装置は、前記要約筆記学習支援装置から送信されてきた前記学習コンテンツを提示する提示部と、前記提示部によって提示された前記学習コンテンツの評価の指標となる評価情報を前記要約筆記学習支援装置に送信する送信部と、を有し、
前記要約筆記学習支援装置は、前記端末装置から送信されてきた前記評価情報を前記学習コンテンツごとに収集する収集部と、前記収集部によって収集された前記評価情報に基づいて前記複数の学習コンテンツを選別する選別部と、
を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における要約筆記学習支援装置は、予め登録された複数の学習コンテンツを、要約筆記の学習者の要求に応じて前記学習者が利用する端末装置に送信する要約筆記学習支援装置であって、
前記端末装置から送信されてきた前記学習コンテンツの評価の指標となる評価情報を前記学習コンテンツごとに収集する収集部と、
前記収集部によって収集された前記評価情報に基づいて前記複数の学習コンテンツを選別する選別部と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における要約筆記学習の支援方法は、予め登録された複数の学習コンテンツを、要約筆記の学習者の要求に応じて前記学習者が利用する端末装置に送信する要約筆記学習支援装置によって、要約筆記の学習を支援するための方法であって、
(a)前記端末装置から送信されてきた前記学習コンテンツの評価の指標となる評価情報を前記学習コンテンツごとに収集するステップと、
(b)前記(a)のステップで収集された前記評価情報に基づいて前記複数の学習コンテンツを選別するステップと、
を有することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、予め登録された複数の学習コンテンツを、要約筆記の学習者の要求に応じて前記学習者が利用する端末装置に送信するコンピュータによって、要約筆記の学習を支援するためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
(a)前記端末装置から送信されてきた前記学習コンテンツの評価の指標となる評価情報を前記学習コンテンツごとに収集するステップと、
(b)前記(a)のステップで収集された前記評価情報に基づいて前記複数の学習コンテンツを選別するステップと、
を実行させることを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、学習者の負担を軽減し、かつ複数の学習者に同等の知識を修得させることができる。
図1は、本発明の実施の形態における要約筆記学習支援システムの概略構成を示す図である。 図2は、本発明の実施の形態における要約筆記学習支援システムの構成を具体的に示すブロック図である。 図3は、評価情報記憶部に記憶される評価テーブルの一例を示す図である。 図4は、本発明の実施の形態における端末装置の動作を示すフロー図である。 図5は、本発明の実施の形態における端末装置の動作を示すフロー図である。 図6は、本発明の実施の形態における要約学習支援装置の動作を示すフロー図である。 図7は、本発明の実施の形態における要約学習支援装置の動作を示すフロー図である。 図8は、本発明の実施の形態における要約学習支援装置の動作を示すフロー図である。 図9は、本発明の実施の形態における要約学習支援装置の動作を示すフロー図である。 図10は、本発明の実施の形態における要約学習支援装置の動作を示すフロー図である。 図11は、本発明の実施の形態における要約筆記学習支援装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
(実施の形態)
以下、本発明の実施の形態における、要約筆記学習支援システム、要約筆記学習支援装置、要約筆記学習の支援方法、及びプログラムについて、図1〜図11を参照しながら説明する。
[システム構成]
最初に、図1を用いて、要約筆記学習支援システムのシステム構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態における要約筆記学習支援システムの概略構成を示す図である。
図1を参照して、本実施の形態における要約筆記学習支援システム(以下、単に「学習支援システム」と記す)100は、学習者40の要約筆記の学習を支援するためのシステムである。学習支援システム100は、要約筆記を学習する学習者40が利用する端末装置10と、要約筆記学習支援装置(以下、単に「学習支援装置」と記す)20とを備えている。なお、図1の例では、1台の端末装置10が示されているが、端末装置の数は特に限定されず、学習支援システムが2台以上の端末装置を備えていても良い。また、図1においては、一人の学習者40のみを図示しているが、本実施の形態に係る学習システムは、複数の学習者40によって利用される。
端末装置10と学習支援装置20とは、インターネット等のネットワーク50を介して接続されており、互いにデータを送受信することができる。本実施の形態においては、学習者40は、例えば、端末装置10を利用して、学習支援装置20に対して要約筆記を学習するための学習コンテンツの送信要求を行うことができる。学習支援装置20は、学習者40(端末装置10)の要求に応じて、予め登録された複数の学習コンテンツの中から選択された学習コンテンツを、端末装置10に送信する。
端末装置10は、提示部11及び送信部12を備えている。提示部11は、学習支援装置20から送信されてきた学習コンテンツを提示する。提示部11による学習コンテンツの提示については後述する。送信部12は、提示部11によって提示された学習コンテンツの評価の指標となる評価情報を学習支援装置20に送信する。評価情報については後述する。
学習支援装置20は、収集部21及び選別部22を備えている。収集部21は、端末装置10から送信されてきた評価情報を学習コンテンツごとに収集する。選別部22は、収集部21によって収集された評価情報に基づいて、複数の学習コンテンツを選別する。
このように、本実施の形態では、学習支援装置20は、端末装置10からの要求に応じて、端末装置10に学習コンテンツを送信することができる。これにより、学習者40は、端末装置10さえあれば、時間および場所を自由に選んで、要約筆記の学習を行うことができる。したがって、学習者40の負担を軽減することができる。
また、本実施の形態では、学習支援装置20は、複数の学習者40の評価に基づいて選別した学習コンテンツを端末装置10へ送信することができる。これにより、学習支援装置20は、複数の学習者40の評価に従って、複数の学習者40に同等の知識を習得させることができる。
次に、図2を用いて、本実施の形態における学習支援システムの構成について具体的に説明する。図2は、学習支援システムの構成を具体的に示すブロック図である。
図2に示すように、端末装置10は、上述の提示部11及び送信部12に加えて更に、受信部13、操作部14、及び時間計測部15を備えている。
受信部13は、学習支援装置20から送信されてきたデータを受信し、受信したデータを提示部11へ送信する。具体的には、本実施の形態では、受信部13は、学習支援装置20が送信可能な学習コンテンツのリストを受信し、受信したリストを提示部11へ送信する。また、本実施の形態では、受信部13は、学習支援装置20から送信されてきた学習コンテンツを受信し、受信した学習コンテンツを提示部11へ送信する。
なお、学習支援装置20から送信される学習コンテンツとしては、例えば、要約筆記を文字で学習するための教材(以下、「文字学習教材」と記す)と、要約筆記を音声及び文字で学習するための教材(以下、「音声学習教材」と記す)とを挙げることができる。文字学習教材は、テキストデータで構成され、音声学習教材は、例えば、音声データ及びテキストデータで構成される。
文字学習教材は、例えば、要約筆記について学習者40が習得すべき知識及び技術を示すテキストデータ、習得した知識等の理解度を確認するための問題を示すテキストデータ、その問題の模範解答及び解説を示すテキストデータ等を含む。また、文字学習教材は、例えば、要約筆記の訓練を行うための問題を示すテキストデータと、その問題の模範解答及び解説を示すテキストデータ等によって構成されてもよい。音声学習教材は、例えば、要約筆記の訓練を行うための問題を示す音声データ及びテキストデータ、並びにその問題の模範解答及び解説を示すテキストデータ等を含む。
本実施の形態では、提示部11は、表示部11a、読上部11b、及び音声出力部11cを備えている。表示部11aは、例えば、液晶表示装置等の表示装置を含み、受信部13から送信されてきたテキストデータに基づいて文字を表示する。本実施の形態では、表示部11aは、学習支援装置20が送信可能な学習コンテンツのリストを表示する。また、本実施の形態では、表示部11aは、学習支援装置20から送信されてきた文字学習教材及び音声学習教材の内容(問題等)を文字で表示する。
読上部11bは、受信部13から送信されてきたテキストデータを音声データに変換し、音声出力部11cへ送信する。本実施の形態では、読上部11bは、例えば、学習支援装置20から送信されてきた文字学習教材及び音声学習教材のテキストデータを音声データに変換して音声出力部11cへ送信する。音声出力部11cは、例えばスピーカー等の音声出力装置を含み、音声データに基づいて音声を出力する。本実施の形態では、音声出力部11cは、読上部11bから送信されてきた音声データに基づいて音声を出力する。また、音声出力部11cは、学習支援装置20から送信されてきた音声学習教材の音声データに基づいて音声で出力する。
このようにして、本実施の形態では、提示部11において、文字学習教材及び音声学習教材が文字及び音声で提示される。なお、読上部11bの機能は、例えば、視覚障がい者が学習者40である場合に利用される。したがって、晴眼者が学習者40である場合には、読上部11bは利用されなくてもよい。
操作部14は、例えばマウス、キーボード及びタッチパネル等の操作装置を含み、学習者40及び/又はその補助者(以下、学習者40等と記す)によって操作される。学習者40等によって操作部14が操作されると、学習者40等の操作に応じたデータが、送信部12を介して学習支援装置20に送信される。
本実施の形態では、学習者40等は、操作部14を操作することによって、学習コンテンツのリストの送信要求を学習支援装置20に送信することができる。また、学習者40等は、操作部14を操作することによって、提示部11によって提示された学習コンテンツのリストの中から任意の学習コンテンツを選択し、選択した学習コンテンツの送信要求を学習支援装置20に送信することができる。また、学習者40等は、操作部14を操作することによって、提示部11によって提示された学習コンテンツの段階的な評価を入力し、入力した段階的な評価を評価情報として学習支援装置20に送信することができる。また、学習者40等は、操作部14を操作することによって、提示部11によって提示された問題の解答を入力し、入力した解答を学習支援装置20に送信することができる。なお、詳細な説明は省略するが、本実施の形態では、操作部14は、上述のリストの送信要求、学習コンテンツの送信要求、学習コンテンツの評価情報、及び学習者40の解答を、学習者40のユーザIDとともに学習支援装置20に送信する。
更に、本実施の形態では、学習者40等は、操作部14を操作することによって、学習支援装置20に対して、新たな学習コンテンツの登録を行なうことができる。具体的には、学習者40等は、まず、操作部14を操作して、学習支援装置20に対して、学習コンテンツを登録するための登録フォームの送信要求を送信することができる。そして、学習支援装置20から端末装置10に登録フォームが送信されてくると、学習者40等は、操作部14を操作して、その登録フォームに対して学習コンテンツを登録することによって、学習支援装置20に新たな学習コンテンツを送信することができる。また、本実施の形態では、学習者40等は、操作部14を操作して学習支援装置20に学習コンテンツの修正要求を送信することによって、既に登録されている学習コンテンツの修正を行なうことができる。なお、学習コンテンツの修正には、学習コンテンツを削除することも含まれる。また、本実施の形態では、学習者40等は、操作部14を操作して学習支援装置20にユーザ情報の更新要求を送信することによって、後述するユーザ記憶部25に格納されているユーザ情報の更新を行うことができる。なお、詳細な説明は省略するが、本実施の形態では、操作部14は、新たに登録する学習コンテンツ、学習コンテンツの修正要求、及びユーザ情報の更新要求を、学習者40等のユーザIDとともに学習支援装置20に送信する。
時間計測部15は、学習者40が、提示部11によって提示された問題を解答するのに要した時間(以下、解答時間と記す)を計測する。例えば、時間計測部15は、提示部11によって問題が提示されてから、学習者40等が操作部14を操作して解答の入力を終了するまでの時間を、解答時間として計測する。時間計測部15は、計測した解答時間を、送信部12を介して評価情報として学習支援装置20へ送信する。本実施の形態では、時間計測部15は、学習者40の解答時間を、学習者40のユーザIDとともに学習支援装置20に送信する。
端末装置10は、例えば、コンピュータにプログラムを導入することによって構築することができる。端末装置10を構築するコンピュータは、1台でも良く、2台以上であっても良い。例えば、表示部13、読上部14および音声出力部15がそれぞれ別個のコンピュータによって構成されても良い。端末装置10を構築するコンピュータとしては、例えばパーソナルコンピュータ、スマートフォン、およびタブレット型端末が挙げられる。
本実施の形態では、学習支援装置20は、上述の収集部21及び選別部22に加えて更に、評価情報記憶部23、コンテンツ記憶部24、ユーザ記憶部25、受信部26、受講部27、コンテンツ登録部28、ユーザ管理部29、及び送信部30を備えている。
評価情報記憶部23には、各学習コンテンツの評価情報が記憶されている。図3は、評価情報記憶部23に記憶される評価テーブルの一例を示す図である。
図3に示すように、本実施の形態では、各学習コンテンツの評価情報は、例えば、評価情報記憶部23において、評価テーブルに格納されている。評価テーブルには、学習コンテンツのID(以下、コンテンツIDと記す。)、その学習コンテンツを評価した学習者40のユーザID、及び各学習者40の評価情報が記憶されている。本実施の形態では、図3に示すように、学習コンテンツごとに、学習者40のユーザID及び評価情報が紐付けて格納されている。本実施の形態では、学習コンテンツのコンテンツIDは、コンテンツ登録部28によって登録され、学習者40のユーザID及び評価情報は、収集部21によって登録される。また、本実施の形態では、評価情報には、各学習コンテンツの内容に関する複数の評価項目の段階的な評価、及び各学習コンテンツの問題に対する学習者40の解答時間が含まれる。図3の例では、3つの評価項目1〜3が示されている。評価項目は、例えば、システム管理者によって予め設定される。評価項目としては、例えば、「問題の質」、「模範解答の質」、「解説内容の質」等が挙げられる。図3の例では、各項目の評価が、1〜5の数値で段階的に示され、最も良い評価が「5」で示され、最も悪い評価が「1」で示されている。
更に、本実施の形態では、評価テーブルには、学習コンテンツごとに、選別部22によって選別が行なわれた学習コンテンツであることを示すフラグ(選別終了フラグ)が含まれている。図3の例では、選別終了フラグの欄において「○」が示されている学習コンテンツが、選別終了フラグが付与された学習コンテンツ、すなわち、選別部22によって既に選別が行なわれている学習コンテンツである。選別終了フラグは、選別部22によって付与される。
また、本実施の形態では、評価情報記憶部23には、端末装置10において学習者40等が学習コンテンツの評価情報を入力するための評価フォームが記憶されている。
図2を参照して、コンテンツ記憶部24には、複数の学習コンテンツが記憶されている。本実施の形態では、コンテンツ記憶部24に記憶される複数の学習コンテンツにはそれぞれ、コンテンツIDが付されている。なお、コンテンツ記憶部24に記憶されている複数の学習コンテンツには、文字学習教材及び音声学習教材が含まれる。また、上述したように、本実施の形態では、各学習教材には、問題と、その問題の模範解答及び解説等が含まれる。
また、本実施の形態では、コンテンツ記憶部24には、端末装置10において学習者40等が新たな学習コンテンツを登録するための登録フォームが記憶されている。
ユーザ記憶部25には、ユーザ情報が記憶されている。本実施の形態では、ユーザ情報には、例えば、システム管理者の管理者ID、及び複数の学習者40等のユーザID、管理者及び学習者40等のメールアドレス等が含まれる。また、ユーザ記憶部25には、ユーザ情報として、複数の学習者40の受講履歴(採点結果、及び利用状況等)が、各学習者40のユーザIDに紐付けられて記憶されている。更に、本実施の形態では、学習者40等が学習コンテンツを登録した場合に、その学習コンテンツのコンテンツIDが、ユーザ情報として、学習コンテンツの登録者(学習者40等)のユーザIDに紐付けられてユーザ記憶部25に記憶される。
受信部26は、端末装置10から、操作部14を操作した学習者40等のユーザIDとともに、学習コンテンツのリストの送信要求、学習コンテンツの送信要求、学習者40の解答、学習コンテンツの評価情報、学習コンテンツの登録フォームの送信要求、新たに登録すべき学習コンテンツ、学習コンテンツの修正要求、及びユーザ情報の更新要求を受信する。
また、受信部26は、リストの送信要求、学習コンテンツの送信要求、及び学習者40の解答を受講部27へ送信し、学習コンテンツの評価情報を収集部21へ送信し、登録フォームの送信要求、新たに登録すべき学習コンテンツ、及び学習コンテンツの修正要求をコンテンツ登録部28へ送信し、ユーザ情報の更新要求をユーザ管理部29へ送信する。
受講部27は、受信部26からリストの送信要求を受信すると、コンテンツ記憶部24に記憶されている複数の学習コンテンツのリストを、送信部30を介して端末装置10へ送信する。これにより、端末装置10の提示部11(表示部11a)において、学習者40が受講可能な学習コンテンツのリストが表示される。
また、受講部27は、受信部26から学習コンテンツの送信要求を受信すると、その学習コンテンツをコンテンツ記憶部24から読み出して、送信部30を介して端末装置10へ送信する。これにより、端末装置10の提示部11において、学習者40が選択した学習コンテンツが提示される。
なお、本実施の形態では、受講部27は、例えば、学習コンテンツの送信要求を受信すると、まず、学習者40が習得すべき知識及び技術に関する情報、並びに習得した知識等の理解度を確認するための問題を端末装置10へ送信する。その後、受講部27は、受信部26から学習者40の解答を受信すると、コンテンツ記憶部24に記憶されている模範解答、解説及び評価フォームを端末装置10へ送信する。更に、本実施の形態では、受講部27は、学習者40の解答と模範解答とを比較して、学習者40の解答を採点する。そして、受講部27は、その採点結果を、端末装置10へ送信するとともに、ユーザ管理部29へ送信する。
コンテンツ登録部28は、受信部26から登録フォームの送信要求を受信すると、コンテンツ記憶部24に記憶されている登録フォームを、送信部30を介して端末装置10に送信する。また、コンテンツ登録部28は、受信部26から新たに登録すべき学習コンテンツを受信すると、その学習コンテンツをコンテンツ記憶部24に記憶させる。本実施の形態では、コンテンツ記憶部24において、各学習コンテンツを登録した日時が記録される。また、コンテンツ登録部28は、学習コンテンツがコンテンツ記憶部24に記憶された旨を端末装置10に通知する。本実施の形態では、コンテンツ登録部28は、上記の通知とともに、コンテンツ記憶部24に記憶された学習コンテンツの情報を端末装置10に送信する。また、コンテンツ登録部28は、コンテンツ記憶部24に記憶させた学習コンテンツのコンテンツIDを、評価情報記憶部23の評価テーブルに格納するとともに、登録者(学習者40等)のユーザIDとともにユーザ管理部29に送信する。また、コンテンツ登録部28は、受信部26から学習コンテンツの修正要求を受信すると、その修正要求に従って、コンテンツ記憶部24に記憶されている学習コンテンツの修正及び削除等の処理を行なう。
ユーザ管理部29は、ユーザ情報の更新要求を受信すると、その更新要求に従って、ユーザ記憶部25に対して、ユーザ情報の修正、削除、及び新たなユーザ情報の登録等の処理を行なう。また、本実施の形態では、ユーザ管理部29は、受講部27から学習者40の解答の採点結果を受信すると、受信した採点結果をユーザ記憶部25に記憶させる。ユーザ記憶部25では、採点結果が、学習者40ごとに、学習コンテンツのコンテンツIDに紐付けられて記憶される。更に、本実施の形態では、ユーザ管理部29は、コンテンツ登録部28から学習コンテンツのコンテンツIDを受信すると、受信したコンテンツIDをユーザ記憶部25に記憶させる。ユーザ記憶部25では、コンテンツIDが、学習コンテンツの登録者(学習者40等)のユーザIDに紐付けられて記憶される。
なお、詳細な説明は省略するが、ユーザ管理部29は、例えば、ユーザ記憶部25に記憶されているユーザ情報に基づいて、各学習者40の受講履歴(採点結果、利用状況等)を、各学習者40が利用する端末装置10に送信してもよい。また、例えば、各学習者40に対してメールを送信することによって、受講履歴を通知してもよい。
収集部21は、受信部26から学習コンテンツの評価情報を受信すると、受信した評価情報を、その学習コンテンツを評価した学習者40のユーザIDとともに、評価情報記憶部23の評価テーブル(図3参照)に格納する。本実施の形態では、図3に示したように、学習コンテンツ(コンテンツID)ごとに、学習者40のユーザID及び評価情報が紐付けて格納される。
選別部22は、評価情報記憶部23に記憶された学習コンテンツごとの評価情報に基づいて、コンテンツ記憶部24に記憶される複数の学習コンテンツの中から、淘汰されるべき学習コンテンツを選別する。また、選別部22は、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別した学習コンテンツを、コンテンツ記憶部24から削除する。学習コンテンツの選別方法については後述する。
また、本実施の形態では、選別部22は、ユーザ記憶部25に記憶されたコンテンツID及びユーザIDに基づいて、コンテンツ記憶部24から削除された学習コンテンツを登録した学習者40等を特定する。そして、選別部22は、特定した学習者40等が利用する端末装置10に対して、その学習者40等が登録した学習コンテンツが削除された旨を通知するとともに、その学習コンテンツの評価情報を送信する。本実施の形態では、例えば、選別部22は、学習コンテンツが削除されたことを示すテキストデータを端末装置10へ送信し、端末装置10の提示部11に、学習コンテンツが削除された旨を提示させる。なお、例えば、学習者40等に対してメールを送信することによって、学習コンテンツが削除された旨を通知しても良い。
[システム動作]
次に、本発明の実施の形態における学習支援システムの動作について図4〜図10を用いて説明する。以下の説明においては、適宜図1〜図3を参照する。
また、本実施の形態では、学習支援システム100を動作させることによって、要約筆記学習の支援方法が実施される。よって、本実施の形態における要約筆記学習の支援方法の説明は、以下の学習支援システム100の動作説明に代える。
[システム動作:端末装置の動作]
<学習コンテンツの登録時の動作>
まず、端末装置10の動作について説明する。図4は、本発明の実施の形態における端末装置10の動作を示すフロー図である。より具体的には、図4は、学習者40等が新たな学習コンテンツを登録する際の端末装置10の動作を示すフロー図である。なお、以下においては説明を省略するが、提示部11は、受信部13を介して学習支援装置20からデータを受信し、操作部14及び時間計測部15は、送信部12を介して学習支援装置20へデータを送信する。
図4を参照して、新たな学習コンテンツを学習支援装置20に登録する際には、まず、操作部14は、学習者40等の操作に基づいて、登録フォームの送信要求を学習支援装置20に送信する(ステップA1)。なお、登録フォームには、例えば、文字学習教材を登録するためのフォームと、音声学習教材を登録するためのフォームとが含まれる。
提示部11の表示部11aは、学習支援装置20から登録フォームを受信すると、登録フォームを表示する(ステップA2)。表示部11aに文字学習教材用の登録フォームが表示されている場合には、学習者40等は、教材の名称、学習者40が習得すべき知識及び技術、問題文、模範解答、解説等を入力することができる。表示部11aに音声学習教材用の登録フォームが表示されている場合には、学習者40等は、教材の名称、問題文、音声ファイル(又は音声ファイルのパス)、模範解答、解説等を入力することができる。
登録フォームに学習コンテンツを登録するために必要な情報(以下、登録情報という。)が入力されると、操作部14は、入力された登録情報を学習支援装置20に送信する(ステップA3)。次に、提示部11の表示部11aは、学習支援装置20から、学習コンテンツが登録された旨の通知を受信すると、登録された学習コンテンツの情報を表示する(ステップA4)。ステップA4では、例えば、学習コンテンツが登録された旨の通知とともに、ステップA2において入力した登録情報が表示部11aに表示される。なお、音声学習教材が登録された場合には、ステップA4において、音声出力部11cが登録された音声ファイルに基づいて音声を出力してもよい。
<受講時の動作>
次に、学習者40が学習コンテンツを受講する際及び学習コンテンツを評価する際の端末装置10の動作について説明する。図5は、学習者40が学習コンテンツを受講及び評価する際の端末装置10の動作を示すフロー図である。
図5を参照して、まず、操作部14は、学習者40等の操作に基づいて、学習コンテンツのリストの送信要求を学習支援装置20に送信する(ステップB1)。次に、提示部11の表示部11aは、学習支援装置20から学習コンテンツのリストを受信すると、受信したリストを表示する(ステップB2)。
次に、学習者40等が上記リストの中から任意の学習コンテンツを選択すると、操作部14は、学習者40等が選択した学習コンテンツの送信要求を学習支援装置20に送信する(ステップB3)。次に、表示部13は、学習コンテンツを学習支援装置20から受信すると、受信した学習コンテンツを提示する(ステップB4)。ステップB4では、学習支援装置20から受信した文字学習教材及び音声学習教材に基づいて、要約筆記に関する問題が提示部11によって文字及び音声で出力される。
次に、提示部11によって出力された問題に対して学習者40等が解答を入力すると、操作部14は、入力された解答を学習支援装置20へ送信する(ステップB5)。次に、提示部11の表示部11aは、学習者40が解答した問題の模範解答、解説、採点結果、及び学習コンテンツの評価情報を入力するための評価フォームを学習支援装置20から受信すると、受信した模範解答、解説、採点結果及び評価フォームを表示する(ステップB6)。本実施の形態では、ステップB6において更に、学習支援装置20から受信した模範解答が、音声出力部11cによって音声で出力される。
学習者40等が受講した学習コンテンツの評価(問題の評価等)を入力すると、操作部14は、入力された評価情報を学習支援装置20へ送信する(ステップB7)。本実施の形態では、ステップB7において、操作部14は、学習者40が入力した段階的な評価(図3参照)とともに、解答時間を評価情報として学習支援装置20へ送信する。ステップB7が実行された後、学習者40が更に学習を続ける場合には、ステップB1からB7の処理が再度実行される。なお、本実施の形態では、学習者40は、受講した学習コンテンツの評価情報を入力することなく、ステップB1の処理を再度実行して、同じ学習コンテンツを受講してもよい。
[システム動作:学習支援装置の動作]
<学習コンテンツの登録時の動作>
次に、学習支援装置20の動作について説明する。図6は、本発明の実施の形態における学習支援装置20の動作を示すフロー図である。より具体的には、図6は、新たな学習コンテンツを登録する際の学習支援装置20の動作を示すフロー図である。なお、以下においては説明を省略するが、収集部21、受講部27、コンテンツ登録部28及びユーザ管理部29は、受信部26を介して端末装置10からデータを受信し、選別部22及び受講部27は、送信部30を介して端末装置10へデータを送信する。
図6を参照して、受講部27は、登録フォームの送信要求を端末装置10から受信すると、コンテンツ記憶部24から登録フォームの情報を取得し、端末装置10に送信する(ステップC1)。
次に、コンテンツ登録部28は、端末装置10から学習コンテンツの登録情報を受信すると、受信した登録情報に基づいて、新たな学習コンテンツをコンテンツ記憶部24に記憶させる(ステップC2)。なお、本実施の形態では、ステップC2において、コンテンツ登録部28は更に、コンテンツ記憶部24に記憶させた学習コンテンツのコンテンツIDを、評価情報記憶部23の評価テーブルに格納するとともに、学習者40のユーザIDに紐付けてユーザ管理部29に送信する。
次に、ユーザ管理部29は、コンテンツ登録部28からコンテンツIDを受信すると、ユーザ記憶部25のユーザ情報を更新する(ステップC3)。本実施の形態では、ステップC3においてユーザ管理部29は、受信したコンテンツIDを、その学習コンテンツを登録した学習者40等のユーザIDに紐付けてユーザ記憶部25に記憶させる。
また、コンテンツ登録部28は、学習コンテンツがコンテンツ記憶部24に記憶された旨を端末装置10に通知する(ステップC4)。本実施の形態では、ステップC4において、コンテンツ登録部28は、上記の通知とともに、コンテンツ記憶部24に記憶された学習コンテンツの情報を端末装置10に送信する。ステップC1〜ステップC4の処理は、端末装置10からの要求に従って繰り返し実行される。
<学習コンテンツの受講時の動作>
次に、図7を用いて、学習者40が学習コンテンツを受講する際の学習支援装置20の動作について説明する。図7は、学習者40が学習コンテンツを受講する際の学習支援装置20の動作を示すフロー図である。
図7を参照して、受講部27は、端末装置10から学習コンテンツのリストの送信要求を受信すると、コンテンツ記憶部24に記憶されている複数の学習コンテンツのリストを端末装置10へ送信する(ステップD1)。次に、受講部27は、端末装置10から学習コンテンツの送信要求を受信すると、要求された学習コンテンツを端末装置10へ送信する(ステップD2)。本実施の形態では、ステップD2において、端末装置10の要求に応じて、文字学習教材又は音声学習教材の問題が端末装置10へ送信される。
次に、受講部27は、端末装置10から学習者40の解答を受信すると、その解答を採点する(ステップD3)。本実施の形態では、受講部27は、学習者40の解答とコンテンツ記憶部24に記憶されている模範解答とを比較して、学習者40の解答を採点する。具体的には、受講部27は、例えば、学習者40の解答が複数の選択肢の中から適切な解答を選択したものである場合には、学習者40が選択した解答とコンテンツ記憶部24に記憶されている模範解答とを比較し、学習者40の解答の正否を判定する。それにより、学習者40の解答を採点する。また、例えば、学習者40の解答が文字列で示されたものである場合には、その解答を示すテキストデータと、コンテンツ記憶部24に記憶された模範解答を示すテキストデータとの合致の度合いに基づいて採点を行う。より具体的には、受講部27は、例えば、コンテンツ記憶部24に記憶された模範解答に含まれる複数のキーワードと、学習者40の解答に含まれるキーワードとの一致数を検出して、その検出結果に基づいて採点を行う。
次に、受講部27は、学習者40が解答した問題の模範解答及び解説、並びに評価フォームをコンテンツ記憶部24から読み出して、上記の採点結果とともに端末装置10に送信する(ステップD4)。なお、本実施の形態では、ステップD4において、受講部27は、採点結果をユーザ管理部29にも送信する。
次に、ユーザ管理部29は、採点結果を受講部27から受信すると、受信した採点結果に基づいて、ユーザ記憶部25に記憶されている学習者40のユーザ情報(受講履歴)を更新する(ステップD5)。また、収集部21は、端末装置10から学習コンテンツの評価情報を受信すると、その評価情報を評価情報記憶部23の評価テーブルに格納する(ステップD6)。ステップD1〜ステップD6の処理は、端末装置10からの要求に従って繰り返し実行される。
<学習コンテンツの選別時の動作>
次に、図8を用いて、学習コンテンツの選別処理を実行する際の学習支援装置20の動作について説明する。図8は、学習コンテンツの選別処理を実行する際の学習支援装置20の動作を示すフロー図である。
図8を参照して、まず、選別部22は、各学習コンテンツについて、評価人数を算出する(ステップE1)。本実施の形態では、選別部22は、例えば、評価テーブル(図3参照)のユーザIDに基づいて、各学習コンテンツの評価人数を算出することができる。図3の例では、コンテンツIDが「1」の学習コンテンツに対して、3つのユーザIDが格納されている。この場合、選別部22は、コンテンツIDが「1」の学習コンテンツの評価人数を3とする。また、選別部22は、例えば、収集部21によって学習コンテンツごとにユーザIDと紐付けて収集された評価情報の数を、その学習コンテンツを評価した学習者の評価人数として算出することもできる。図3の例では、コンテンツIDが「1」の学習コンテンツの評価情報の数は3であるので、選別部22は、コンテンツIDが「1」の学習コンテンツの評価人数3であると算出することができる。
なお、本実施の形態では、ステップE1において、選別部22は、選別処理(後述するステップE3〜E10の処理)が未だに実行されていない学習コンテンツの評価人数を算出する。具体的には、図3の評価テーブルにおいて、選別終了フラグが付与されていない学習コンテンツの評価人数を算出する。例えば、図3の例では、コンテンツIDが「2」の学習コンテンツについては既に選別処理が行われているので、選別部22は、コンテンツIDが「1」、「7」、「12」、及び「20」の学習コンテンツの評価人数を算出する。
次に、選別部22は、各学習コンテンツについて、ステップE1で算出した評価人数を学習者40の総人数で除した値が、予め設定された第1閾値以上であるか否かを判別する(ステップE2)。なお、本実施の形態では、選別部22は、ユーザ記憶部25に登録された学習者40のユーザIDの数に基づいて、学習者40の総人数を算出する。すなわち、選別部22は、ユーザ記憶部25に登録された学習者40の数を、学習者40の総人数とする。第1閾値は、例えば、システム管理者によって予め設定される。
例えば、学習者40の総人数が20人の場合、図3のコンテンツIDが「7」の学習コンテンツでは、評価人数が8人であるので、ステップE2で算出される値は、0.4となる。例えば、上記第1閾値が0.3に設定されている場合、ステップE2において選別部22は、コンテンツIDが「7」の学習コンテンツについて、評価人数を総人数で除した値が第1閾値以上であると判別する。以下では、コンテンツIDが「7」及び「12」の学習コンテンツについて、ステップE2において、評価人数を総人数で除した値が第1閾値以上であると判別されたと仮定して、学習支援装置20の動作を説明する。
次に、選別部22は、評価人数を総人数で除した値が第1閾値以上であると判別した各学習コンテンツを、選別対象の学習コンテンツと判断し、選別処理(後述するステップE3〜E10の処理)を実行する。具体的には、選別部22は、まず、評価情報記憶部23から、選別対象の各学習コンテンツの評価情報を取得する(ステップE3)。
次に、選別部22は、選別対象の学習コンテンツについて、評価項目ごとに、最も低い評価の数を最低評価数として算出する(ステップE4)。なお、最も低い評価とは、学習者40が入力可能な段階的な評価のうち、最も悪い評価を意味する。例えば、図3のコンテンツIDが「7」の学習コンテンツでは、評価項目1、評価項目2、及び評価項目3の最低評価数はそれぞれ、2、0、1である。また、コンテンツIDが「12」の学習コンテンツでは、評価項目1、評価項目2、及び評価項目3の最低評価数はそれぞれ、0、0、3である。
次に、選別部22は、各学習コンテンツについて、いずれかの評価項目において、最低評価数を評価人数で除した値が予め設定された第2閾値以上であるか否かを判別する(ステップE5)。第2閾値は、例えば、システム管理者によって予め設定される。
例えば、図3のコンテンツIDが「7」の学習コンテンツでは、評価人数が8人であるので、評価項目1の最低評価数(2)を評価人数(8人)で除した値は、0.25になる。同様に、評価項目2の最低評価数(0)を評価人数(8人)で除した値は、0になり、評価項目3の最低評価数(1)を評価人数(8人)で除した値は、0.125になる。また、例えば、コンテンツIDが「12」の学習コンテンツでは、評価項目1の最低評価数(0)を評価人数(6人)で除した値は、0になり、評価項目2の最低評価数(0)を評価人数(6人)で除した値は、0になり、評価項目3の最低評価数(3)を評価人数(6人)で除した値は、0.5になる。
例えば、第2閾値が0.5に設定されている場合、コンテンツIDが「12」の学習コンテンツの評価項目3について、最低評価数を評価人数で除した値が予め設定された第2閾値以上になる。この場合、選別部22は、ステップE5において、コンテンツIDが「12」の学習コンテンツを、いずれかの評価項目において、最低評価数を評価人数で除した値が第2閾値以上となる学習コンテンツであると判別する。
次に、選別部22は、ステップE5において、いずれかの評価項目において、最低評価数を評価人数で除した値が第2閾値以上であると判別された学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツであるとして選別し、コンテンツ記憶部24から削除する(ステップE6)。
最後に、選別部22は、ステップE6において削除された学習コンテンツを登録した学習者40等に対して、学習コンテンツが削除された旨を通知する(ステップE7)。
ステップE5において、全ての評価項目において、最低評価数を評価人数で除した値が第2閾値未満であると判別された各学習コンテンツについては、選別部22は、図9に示すように、評価項目ごとに、段階的な評価を示す数値(以下、評価値と記す。)の平均値を算出する(ステップE8)。例えば、図3のコンテンツIDが「7」の学習コンテンツでは、評価項目1の評価値の合計は24であり、評価項目2の評価値の合計は32であり、評価項目3の評価値の合計は32であり、評価人数は8人である。したがって、コンテンツIDが「7」の学習コンテンツの評価項目1の評価値の平均値は3であり、評価項目2の評価値の平均値は4であり、評価項目3の評価値の平均値は4である。
次に、選別部22は、全ての評価項目において、評価値の平均値が予め設定された条件を満たしているか否かを判別する(ステップE9)。本実施の形態では、ステップE9において、選別部22は、評価値の平均値が所定の値(例えば、2.5)以上である場合に、評価値の平均値が予め設定された条件を満たしていると判別する。
次に、選別部22は、ステップE9において、いずれかの評価項目において、評価値の平均値が予め設定された条件を満たしていると判別した各学習コンテンツについて、選別終了フラグ(図3参照)を付与する(ステップE10)。これにより、選別処理を終了する。
ステップE9において、全ての評価項目において、評価値の平均値が予め設定された条件を満たしていないと判別された学習コンテンツについては、選別部22は、淘汰されるべき学習コンテンツであるとして選別し、コンテンツ記憶部24から削除する(図8のステップE6)。
図8のステップE2において、評価人数を学習者40の総人数で除した値が第1閾値未満であると判別された各学習コンテンツについては、選別部22は、コンテンツ記憶部24に登録されてから所定時間経過しているか否かを判別する(ステップE11)。ステップE11における所定時間(例えば、6ヶ月)は、例えば、システム管理者等によって予め設定される。
ステップE11において所定時間経過していると判別した各学習コンテンツについて、選別部22は、評価情報記憶部23に記憶された評価情報に基づいて、学習者40の解答時間の平均値を算出する(ステップE12)。例えば、図3のコンテンツIDが「1」の学習コンテンツの場合、選別部22は、3人の学習者40の解答時間の平均値が70秒であると算出する。
次に、ステップE12において解答時間の平均値を算出した各学習コンテンツについて、選別部22は、学習者40の解答時間が予め設定された条件を満たしているか否かを判別する(ステップE13)。本実施の形態では、ステップE13における解答時間の条件は、文字学習教材と音声学習教材とで別個に設定される。
具体的には、学習者40が解答した問題が文字学習教材の問題である場合、選別部22は、まず、コンテンツ記憶部24に記憶されている問題の総文字数から、解答時間の基準値(秒)及び補正値(秒)を算出する。解答時間の基準値及び補正値は、例えば、以下の式によって算出される。
基準値=問題の総文字数/6.7+問題の総文字数
補正値=基準値×0.8
なお、人が文字を読む速さが日本語で400〜600文字/分であることを考慮して、上記式中の6.7の数値を算出しているが(400/60≒6.7)、上記式中の数値は適宜変更することができる。また、要約筆記者に要求される文字の入力速度がローマ字入力で120文字以上とされている。このため、日本語の入力速度に換算すると、要約筆記者に要求される文字の入力速度は60文字程度であると考えることができる。この観点から、(問題の総文字数/6.7)に(問題の総文字数)を加算した値を、解答時間の基準値としている。
一方、学習者40が解答した問題が音声学習教材の問題(音声問題)である場合、選別部22は、まず、コンテンツ記憶部24に記憶されている問題の総文字数及び音声ファイルの再生時間(秒)に基づいて、解答時間の基準値(秒)及び補正値(秒)を算出する。解答時間の基準値及び補正値は、例えば、以下の式によって算出される。
基準値=問題の総文字数/6.7+(問題の総文字数及び音声ファイルの再生時間(秒数)のうちの大きい方の値)
補正値=基準値×0.8
なお、音声問題の場合、音声の再生時間は出題者の話し方によって変動する。この観点から、音声問題の場合は、(問題の総文字数/6.7)に、(問題の総文字数)及び(音声ファイルの再生時間(秒数))のうちの大きい方の値を加算した値を、解答時間の基準値としている。なお、音声ファイルの再生時間は、例えば、音声ファイルの容量から算出してもよく、音声ファイルごとの再生時間がコンテンツ記憶部24に予め記憶されていてもよい。
詳細な説明は省略するが、文字学習教材及び音声学習教材のいずれの場合でも、解答時間の基準値及び補正値は、適宜変更することができる。
本実施の形態では、ステップE12において算出した解答時間の平均値が、上記のようにして算出した基準値及び補正値との間で以下の関係を満たしている場合に、学習者40の解答時間が予め設定された条件を満たしていると判別する。
(基準値−補正値)<解答時間の平均値<(基準値+補正値)
ステップE13において、学習者40の解答時間が予め設定された条件を満たしていないと判別した学習コンテンツについては、選別部22は、淘汰されるべき学習コンテンツであるとして選別し、コンテンツ記憶部24から削除する(ステップE6)。
ステップE13において、学習者40の解答時間が予め設定された条件を満たしていると判別した学習コンテンツについては、選別部22は、ステップE1の処理に戻り、再度、評価人数を算出する。また、ステップE11において、登録されてから所定時間経過していないと判別した学習コンテンツについては、選別部22は、ステップE1の処理に戻り、再度、評価人数を算出する。
[実施の形態の効果]
本実施の形態では、学習者40等は、端末装置10を利用することによって、学習支援装置20に学習コンテンツを登録することができる。すなわち、システム管理者及び要約筆記学習の責任者以外の一般の学習者40等が、学習コンテンツを登録することができる。これにより、システム管理者及び要約筆記学習の責任者等の負担を軽減することができる。
また、複数の学習者40によって学習コンテンツが登録されることによって、学習コンテンツの内容の偏りを抑制することができる。また、本実施の形態では、複数の学習者40の評価情報に基づいて、学習支援装置20から学習コンテンツが削除される。これにより、学習者40の学習の妨げとなる不適切な学習コンテンツを自動的に削除することができるので、学習者40の学習効率を向上させることができる。また、不適切な学習コンテンツが削除されることによって、学習支援装置20の記憶容量の負荷を軽減することができる。
また、本実施の形態では、学習コンテンツが淘汰すべきと判別された場合、その学習コンテンツの登録者に対して、学習コンテンツの評価情報が送信される。このため、学習コンテンツの登録者は、自身が登録した学習コンテンツの欠点を把握することができ、かつ、学習コンテンツを修正することができる。これにより、学習コンテンツの質を向上させることができる。
[変形例]
図8及び図9に示した学習支援装置20の動作フローにおいて、ステップE8及びステップE9の処理を行なわなくても良い。すなわち、ステップE5で、全ての評価項目において、最低評価数を評価人数で除した値が第2閾値未満であると判別された各学習コンテンツについて、ステップE8及びステップE9の処理を行なわずに、ステップE10の処理を行なっても良い。また、ステップE3の処理の後に、ステップE4及びステップE5の処理を行なわずに、ステップE8〜ステップE10の処理を行なってもよい。また、ステップE5における第2閾値は、評価項目ごとに設定しても良い。また、ステップE9における条件も、評価項目ごとに設定してもよい。
また、図8に示した学習支援装置20の動作フローにおいて、ステップE11〜ステップE13の処理を行なわなくても良い。この場合、選別部22は、ステップE2において評価人数を総人数で除した値が第1閾値未満であると判別した学習コンテンツについては、ステップE1の処理に戻り、再度、評価人数を算出する。また、図8に示した学習支援装置20の動作フローにおいて、ステップE12及びステップE13の処理を行なわなくても良い。この場合、選別部22は、例えば、ステップE11において登録されてから所定時間経過していると判別した学習コンテンツについては、ステップE3の処理を実行し、所定時間経過していないと判別した学習コンテンツについては、ステップE1の処理に戻り、再度、評価人数を算出する。
上述の動作フローでは、ステップE2において評価人数を総人数で除した値が第1閾値以上であると判別した各学習コンテンツを、選別対象の学習コンテンツと判断して、選別処理(ステップE3〜E10の処理)を実行する場合について説明した。しかしながら、図10に示すように、ステップE1の前に、選別部22が、各学習コンテンツについて、コンテンツ記憶部24に登録されてから所定時間経過しているか否かを判別してもよい(ステップE21)。そして、選別部22は、コンテンツ記憶部24に登録されてから所定時間経過したと判別された各学習コンテンツを、選別対象の学習コンテンツと判断して、ステップE1で評価人数を算出し、選別処理(ステップE3〜E10の処理)を実行してもよい。ステップE21において登録されてから所定時間経過している学習コンテンツが存在しない場合には、選別部22は、いずれかの学習コンテンツが登録されてから所定時間経過するまで待機する。なお、図10に示したステップE1、及びステップE3〜E7の処理内容は、図8で説明した処理内容と同様であるので、説明は省略する。
また、図10に示した学習支援装置20の動作フローにおいて、ステップE5で全ての評価項目において、最低評価数を評価人数で除した値が第2閾値未満であると判別された各学習コンテンツについて、図9に示したステップE8〜ステップE10の処理の代わりに、図8に示したステップE12及びステップE13の処理を行なっても良い。
上述の実施形態では、評価情報が複数の評価項目を含む場合について説明したが、評価項目の数は1つであってもよい。
また、上述の実施形態では、選別終了フラグに基づいて、選別処理が一度も行われていない学習コンテンツについて選別処理を行なっているが、選別処理が既に行われている学習コンテンツについても選別処理を行なっても良い。例えば、コンテンツ記憶部24に記憶されている複数の学習コンテンツの全てについて選別処理を行なっても良く、一度選別処理が行なわれた後、所定時間経過した学習コンテンツについて選別処理を行なっても良い。
[プログラム]
本発明の実施の形態におけるプログラムは、コンピュータに、図6〜図10に示すステップ(ステップC1〜C4、D1〜D6、E1〜B13、及びE21)を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、本実施の形態における要約筆記学習支援装置と要約筆記学習の支援方法とを実現することができる。この場合、要約筆記学習支援装置20となるコンピュータのCPU(Central Processing Unit)は、収集部21、選別部22、受信部26、受講部27、コンテンツ登録部28、ユーザ管理部29、及び送信部30として機能し、処理を行なう。
また、本実施の形態では、評価情報記憶部23、コンテンツ記憶部24、及びユーザ記憶部25は、コンピュータに備えられたハードディスク等の記憶装置に、これらを構成するデータファイルを格納することによって、又はこのデータファイルが格納された記録媒体をコンピュータと接続された読取装置に搭載することによって実現されている。
また、本実施の形態におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、収集部21、選別部22、受信部26、受講部27、コンテンツ登録部28、ユーザ管理部29、及び送信部30のいずれかとして機能しても良い。また、評価情報記憶部23、コンテンツ記憶部24、及びユーザ記憶部25は、本実施の形態におけるプログラムを実行するコンピュータとは別のコンピュータ上に構築されていても良い。
[物理構成]
ここで、本実施の形態におけるプログラムを実行することによって、要約学習支援装置を実現するコンピュータについて図を用いて説明する。図11は、本発明の実施の形態における要約筆記学習支援装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図11に示すように、コンピュータ110は、CPU111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
CPU111は、記憶装置113に格納された、本実施の形態におけるプログラム(コード)をメインメモリ112に展開し、これらを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。また、本実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記憶媒体、又はCD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記憶媒体が挙げられる。
なお、本実施の形態における学習支援装置20は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェアを用いることによっても実現可能である。更に、学習支援装置20は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
以上のように、本発明によれば、学習者の負担を軽減し、かつ複数の学習者に同等の知識を修得させることができる。本発明は、晴眼者が要約筆記の学習を行う場合に限られず、視覚障がい者が要約筆記の学習を行う場合にも有用である。
10 端末装置
11 提示部
11a 表示部
11b 読上部
11c 音声出力部
12 送信部
13 受信部
14 操作部
15 時間計測部
20 要約筆記学習支援装置
21 収集部
22 選別部
23 評価情報記憶部
24 コンテンツ記憶部
25 ユーザ記憶部
26 受信部
27 受講部
28 コンテンツ登録部
29 ユーザ管理部
30 送信部
40 学習者
50 ネットワーク
100 要約筆記学習支援システム
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス


Claims (32)

  1. 要約筆記の学習を支援するためのシステムであって、
    要約筆記の学習者が利用する端末装置と、予め登録された複数の学習コンテンツの中から前記学習者の要求に応じて選択された学習コンテンツを前記端末装置に送信する要約筆記学習支援装置と、を備え、
    前記端末装置は、前記要約筆記学習支援装置から送信されてきた前記学習コンテンツを提示する提示部と、前記提示部によって提示された前記学習コンテンツの評価の指標となる評価情報を前記要約筆記学習支援装置に送信する送信部と、を有し、
    前記要約筆記学習支援装置は、前記端末装置から送信されてきた前記評価情報を前記学習コンテンツごとに収集する収集部と、前記収集部によって収集された前記評価情報に基づいて前記複数の学習コンテンツを選別する選別部と、を有する、
    ことを特徴とする要約筆記学習支援システム。
  2. 前記選別部は、前記学習コンテンツごとに、その学習コンテンツを評価した前記学習者の評価人数を算出し、算出した前記評価人数を前記学習者の総人数で除した値が予め設定された第1閾値以上となる前記学習コンテンツについて、前記評価情報に基づいて前記選別を行う、
    請求項1に記載の要約筆記学習支援システム。
  3. 前記評価情報は、前記学習コンテンツの内容に関する前記学習者の段階的な評価を示す数値を含み、
    前記選別部は、前記評価人数を前記学習者の総人数で除した前記値が前記第1閾値以上となる前記学習コンテンツについて、前記収集部によって収集された前記段階的な評価を示す数値の平均値を算出し、算出した前記平均値が予め設定された条件を満たしていない場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項2に記載の要約筆記学習支援システム。
  4. 前記評価情報は、前記学習コンテンツの内容に関する複数の評価項目それぞれについての前記学習者の段階的な評価を含み、
    前記選別部は、前記評価人数を前記学習者の総人数で除した前記値が前記第1閾値以上となる前記学習コンテンツについて、前記評価項目ごとに、最も低い評価の数を最低評価数として算出し、前記複数の評価項目のうちのいずれかの評価項目において、前記最低評価数を前記評価人数で除した値が予め設定された第2閾値以上となる場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項2に記載の要約筆記学習支援システム。
  5. 前記評価情報は、前記複数の評価項目それぞれについての前記学習者の段階的な評価を示す数値を含み、
    前記選別部は、前記評価人数を前記学習者の総人数で除した前記値が前記第1閾値以上であり、かつ全ての前記評価項目において前記最低評価数を前記評価人数で除した前記値が予め設定された前記第2閾値未満である前記学習コンテンツについて、前記評価項目ごとに、前記収集部によって収集された前記段階的な評価を示す数値の平均値を算出し、全ての前記評価項目において、算出した前記平均値が予め設定された条件を満たしていない場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項4に記載の要約筆記学習支援システム。
  6. 前記学習コンテンツは、要約筆記に関する問題を含み、
    前記評価情報は、前記学習者が前記問題の解答に要した解答時間を含み、
    前記要約筆記学習支援装置は、前記学習コンテンツを登録するコンテンツ登録部を更に有し、
    前記選別部は、前記複数の学習コンテンツのうち、一度も前記選別が行われておらず、前記評価人数を前記学習者の総人数で除した前記値が前記第1閾値未満であり、かつ前記コンテンツ登録部によって登録されてから所定時間経過している前記学習コンテンツについて、前記学習者の前記解答時間が予め設定された条件を満たしていない場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項2から5のいずれかに記載の要約筆記学習支援システム。
  7. 前記評価情報は、前記学習コンテンツの内容に関する複数の評価項目それぞれについての前記学習者の段階的な評価を含み、
    前記要約筆記学習支援装置は、前記学習コンテンツを登録するコンテンツ登録部を更に有し、
    前記選別部は、前記複数の学習コンテンツのうち、一度も前記選別が行われておらず、かつ前記コンテンツ登録部によって登録されてから所定時間経過している前記学習コンテンツについて、その学習コンテンツを評価した前記学習者の評価人数を算出するとともに、前記評価項目ごとに、最も低い評価の数を最低評価数として算出し、前記複数の評価項目のうちのいずれかの評価項目において、前記最低評価数を前記評価人数で除した値が予め設定された第2閾値以上となる場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項1に記載の要約筆記学習支援システム。
  8. 前記学習コンテンツは、要約筆記に関する問題を含み、
    前記評価情報は、前記学習者が前記問題の解答に要した解答時間を含み、
    前記選別部は、一度も前記選別が行われておらず、前記コンテンツ登録部によって登録されてから前記所定時間経過しており、かつ全ての前記評価項目において前記最低評価数を前記評価人数で除した前記値が予め設定された前記第2閾値未満である前記学習コンテンツについて、前記学習者の前記解答時間が予め設定された条件を満たしていない場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項7に記載の要約筆記学習支援システム。
  9. 予め登録された複数の学習コンテンツを、要約筆記の学習者の要求に応じて前記学習者が利用する端末装置に送信する要約筆記学習支援装置であって、
    前記端末装置から送信されてきた前記学習コンテンツの評価の指標となる評価情報を前記学習コンテンツごとに収集する収集部と、
    前記収集部によって収集された前記評価情報に基づいて前記複数の学習コンテンツを選別する選別部と、を備える、
    ことを特徴とする要約筆記学習支援装置。
  10. 前記選別部は、前記学習コンテンツごとに、その学習コンテンツを評価した前記学習者の評価人数を算出し、算出した前記評価人数を前記学習者の総人数で除した値が予め設定された第1閾値以上となる前記学習コンテンツについて、前記評価情報に基づいて前記選別を行う、
    請求項9に記載の要約筆記学習支援装置。
  11. 前記評価情報は、前記学習コンテンツの内容に関する前記学習者の段階的な評価を示す数値を含み、
    前記選別部は、前記評価人数を前記学習者の総人数で除した前記値が前記第1閾値以上となる前記学習コンテンツについて、前記収集部によって収集された前記段階的な評価を示す数値の平均値を算出し、算出した前記平均値が予め設定された条件を満たしていない場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項10に記載の要約筆記学習支援装置。
  12. 前記評価情報は、前記学習コンテンツの内容に関する複数の評価項目それぞれについての前記学習者の段階的な評価を含み、
    前記選別部は、前記評価人数を前記学習者の総人数で除した前記値が前記第1閾値以上となる前記学習コンテンツについて、前記評価項目ごとに、最も低い評価の数を最低評価数として算出し、前記複数の評価項目のうちのいずれかの評価項目において、前記最低評価数を前記評価人数で除した値が予め設定された第2閾値以上となる場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項10に記載の要約筆記学習支援装置。
  13. 前記評価情報は、前記複数の評価項目それぞれについての前記学習者の段階的な評価を示す数値を含み、
    前記選別部は、前記評価人数を前記学習者の総人数で除した前記値が前記第1閾値以上であり、かつ全ての前記評価項目において前記最低評価数を前記評価人数で除した前記値が予め設定された前記第2閾値未満である前記学習コンテンツについて、前記評価項目ごとに、前記収集部によって収集された前記段階的な評価を示す数値の平均値を算出し、全ての前記評価項目において、算出した前記平均値が予め設定された条件を満たしていない場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項12に記載の要約筆記学習支援装置。
  14. 前記学習コンテンツを登録するコンテンツ登録部を更に備え、
    前記学習コンテンツは、要約筆記に関する問題を含み、
    前記評価情報は、前記学習者が前記問題の解答に要した解答時間を含み、
    前記選別部は、前記複数の学習コンテンツのうち、一度も前記選別が行われておらず、前記評価人数を前記学習者の総人数で除した前記値が前記第1閾値未満であり、かつ前記コンテンツ登録部によって登録されてから所定時間経過している前記学習コンテンツについて、前記学習者の前記解答時間が予め設定された条件を満たしていない場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項10から13のいずれかに記載の要約筆記学習支援装置。
  15. 前記学習コンテンツを登録するコンテンツ登録部を更に備え、
    前記評価情報は、前記学習コンテンツの内容に関する複数の評価項目それぞれについての前記学習者の段階的な評価を含み、
    前記選別部は、前記複数の学習コンテンツのうち、一度も前記選別が行われておらず、かつ前記コンテンツ登録部によって登録されてから所定時間経過している前記学習コンテンツについて、その学習コンテンツを評価した前記学習者の評価人数を算出するとともに、前記評価項目ごとに、最も低い評価の数を最低評価数として算出し、前記複数の評価項目のうちのいずれかの評価項目において、前記最低評価数を前記評価人数で除した値が予め設定された第2閾値以上となる場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項9に記載の要約筆記学習支援装置。
  16. 前記学習コンテンツは、要約筆記に関する問題を含み、
    前記評価情報は、前記学習者が前記問題の解答に要した解答時間を含み、
    前記選別部は、一度も前記選別が行われておらず、前記コンテンツ登録部によって登録されてから前記所定時間経過しており、かつ全ての前記評価項目において前記最低評価数を前記評価人数で除した前記値が予め設定された前記第2閾値未満である前記学習コンテンツについて、前記学習者の前記解答時間が予め設定された条件を満たしていない場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項15に記載の要約筆記学習支援装置。
  17. 予め登録された複数の学習コンテンツを、要約筆記の学習者の要求に応じて前記学習者が利用する端末装置に送信する要約筆記学習支援装置によって、要約筆記の学習を支援するための方法であって、
    (a)前記端末装置から送信されてきた前記学習コンテンツの評価の指標となる評価情報を前記学習コンテンツごとに収集するステップと、
    (b)前記(a)のステップで収集された前記評価情報に基づいて前記複数の学習コンテンツを選別するステップと、を有する、
    ことを特徴とする要約筆記学習の支援方法。
  18. 前記(b)のステップでは、前記学習コンテンツごとに、その学習コンテンツを評価した前記学習者の評価人数を算出し、算出した前記評価人数を前記学習者の総人数で除した値が予め設定された第1閾値以上となる前記学習コンテンツについて、前記評価情報に基づいて前記選別を行う、
    請求項17に記載の要約筆記学習の支援方法。
  19. 前記評価情報は、前記学習コンテンツの内容に関する前記学習者の段階的な評価を示す数値を含み、
    前記(b)のステップでは、前記評価人数を前記学習者の総人数で除した前記値が前記第1閾値以上となる前記学習コンテンツについて、前記(a)のステップで収集された前記段階的な評価を示す数値の平均値を算出し、算出した前記平均値が予め設定された条件を満たしていない場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項18に記載の要約筆記学習の支援方法。
  20. 前記評価情報は、前記学習コンテンツの内容に関する複数の評価項目それぞれについての前記学習者の段階的な評価を含み、
    前記(b)のステップでは、前記評価人数を前記学習者の総人数で除した前記値が前記第1閾値以上となる前記学習コンテンツについて、前記評価項目ごとに、最も低い評価の数を最低評価数として算出し、前記複数の評価項目のうちのいずれかの評価項目において、前記最低評価数を前記評価人数で除した値が予め設定された第2閾値以上となる場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項18に記載の要約筆記学習の支援方法。
  21. 前記評価情報は、前記複数の評価項目それぞれについての前記学習者の段階的な評価を示す数値を含み、
    前記(b)のステップでは、前記評価人数を前記学習者の総人数で除した前記値が前記第1閾値以上であり、かつ全ての前記評価項目において前記最低評価数を前記評価人数で除した前記値が予め設定された前記第2閾値未満である前記学習コンテンツについて、前記評価項目ごとに、前記(a)のステップで収集された前記段階的な評価を示す数値の平均値を算出し、全ての前記評価項目において、算出した前記平均値が予め設定された条件を満たしていない場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項20に記載の要約筆記学習の支援方法。
  22. (c)前記学習コンテンツを登録するステップを更に有し、
    前記学習コンテンツは、要約筆記に関する問題を含み、
    前記評価情報は、前記学習者が前記問題の解答に要した解答時間を含み、
    前記(b)のステップでは、前記複数の学習コンテンツのうち、一度も前記選別が行われておらず、前記評価人数を前記学習者の総人数で除した前記値が前記第1閾値未満であり、かつ前記(c)のステップで登録されてから所定時間経過している前記学習コンテンツについて、前記学習者の前記解答時間が予め設定された条件を満たしていない場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項18から21のいずれかに記載の要約筆記学習の支援方法。
  23. (c)前記学習コンテンツを登録するステップを更に有し、
    前記評価情報は、前記学習コンテンツの内容に関する複数の評価項目それぞれについての前記学習者の段階的な評価を含み、
    前記(b)のステップでは、前記複数の学習コンテンツのうち、一度も前記選別が行われておらず、かつ前記(c)のステップで登録されてから所定時間経過している前記学習コンテンツについて、その学習コンテンツを評価した前記学習者の評価人数を算出するとともに、前記評価項目ごとに、最も低い評価の数を最低評価数として算出し、前記複数の評価項目のうちのいずれかの評価項目において、前記最低評価数を前記評価人数で除した値が予め設定された第2閾値以上となる場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項17に記載の要約筆記学習の支援方法。
  24. 前記学習コンテンツは、要約筆記に関する問題を含み、
    前記評価情報は、前記学習者が前記問題の解答に要した解答時間を含み、
    前記(b)のステップでは、一度も前記選別が行われておらず、前記(c)のステップで登録されてから前記所定時間経過しており、かつ全ての前記評価項目において前記最低評価数を前記評価人数で除した前記値が予め設定された前記第2閾値未満である前記学習コンテンツについて、前記学習者の前記解答時間が予め設定された条件を満たしていない場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項23に記載の要約筆記学習の支援方法。
  25. 予め登録された複数の学習コンテンツを、要約筆記の学習者の要求に応じて前記学習者が利用する端末装置に送信するコンピュータによって、要約筆記の学習を支援するためのプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    (a)前記端末装置から送信されてきた前記学習コンテンツの評価の指標となる評価情報を前記学習コンテンツごとに収集するステップと、
    (b)前記(a)のステップで収集された前記評価情報に基づいて前記複数の学習コンテンツを選別するステップと、
    を実行させる、プログラム。
  26. 前記(b)のステップでは、前記学習コンテンツごとに、その学習コンテンツを評価した前記学習者の評価人数を算出し、算出した前記評価人数を前記学習者の総人数で除した値が予め設定された第1閾値以上となる前記学習コンテンツについて、前記評価情報に基づいて前記選別を行う、
    請求項25に記載のプログラム。
  27. 前記評価情報は、前記学習コンテンツの内容に関する前記学習者の段階的な評価を示す数値を含み、
    前記(b)のステップでは、前記評価人数を前記学習者の総人数で除した前記値が前記第1閾値以上となる前記学習コンテンツについて、前記(a)のステップで収集された前記段階的な評価を示す数値の平均値を算出し、算出した前記平均値が予め設定された条件を満たしていない場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項26に記載のプログラム。
  28. 前記評価情報は、前記学習コンテンツの内容に関する複数の評価項目それぞれについての前記学習者の段階的な評価を含み、
    前記(b)のステップでは、前記評価人数を前記学習者の総人数で除した前記値が前記第1閾値以上となる前記学習コンテンツについて、前記評価項目ごとに、最も低い評価の数を最低評価数として算出し、前記複数の評価項目のうちのいずれかの評価項目において、前記最低評価数を前記評価人数で除した値が予め設定された第2閾値以上となる場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項26に記載のプログラム。
  29. 前記評価情報は、前記複数の評価項目それぞれについての前記学習者の段階的な評価を示す数値を含み、
    前記(b)のステップでは、前記評価人数を前記学習者の総人数で除した前記値が前記第1閾値以上であり、かつ全ての前記評価項目において前記最低評価数を前記評価人数で除した前記値が予め設定された前記第2閾値未満である前記学習コンテンツについて、前記評価項目ごとに、前記(a)のステップで収集された前記段階的な評価を示す数値の平均値を算出し、全ての前記評価項目において、算出した前記平均値が予め設定された条件を満たしていない場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項28に記載のプログラム。
  30. 前記コンピュータに、
    (c)前記学習コンテンツを登録するステップを更に実行させ、
    前記学習コンテンツは、要約筆記に関する問題を含み、
    前記評価情報は、前記学習者が前記問題の解答に要した解答時間を含み、
    前記(b)のステップでは、前記複数の学習コンテンツのうち、一度も前記選別が行われておらず、前記評価人数を前記学習者の総人数で除した前記値が前記第1閾値未満であり、かつ前記(c)のステップで登録されてから所定時間経過している前記学習コンテンツについて、前記学習者の前記解答時間が予め設定された条件を満たしていない場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項26から29のいずれかに記載のプログラム。
  31. 前記コンピュータに、
    (c)前記学習コンテンツを登録するステップを更に実行させ、
    前記評価情報は、前記学習コンテンツの内容に関する複数の評価項目それぞれについての前記学習者の段階的な評価を含み、
    前記(b)のステップでは、前記複数の学習コンテンツのうち、一度も前記選別が行われておらず、かつ前記(c)のステップで登録されてから所定時間経過している前記学習コンテンツについて、その学習コンテンツを評価した前記学習者の評価人数を算出するとともに、前記評価項目ごとに、最も低い評価の数を最低評価数として算出し、前記複数の評価項目のうちのいずれかの評価項目において、前記最低評価数を前記評価人数で除した値が予め設定された第2閾値以上となる場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項25に記載のプログラム。
  32. 前記学習コンテンツは、要約筆記に関する問題を含み、
    前記評価情報は、前記学習者が前記問題の解答に要した解答時間を含み、
    前記(b)のステップでは、一度も前記選別が行われておらず、前記(c)のステップで登録されてから前記所定時間経過しており、かつ全ての前記評価項目において前記最低評価数を前記評価人数で除した前記値が予め設定された前記第2閾値未満である前記学習コンテンツについて、前記学習者の前記解答時間が予め設定された条件を満たしていない場合に、その学習コンテンツを、淘汰されるべき学習コンテンツとして選別する、
    請求項31に記載のプログラム。

JP2016213765A 2016-10-31 2016-10-31 要約筆記学習支援システム、要約筆記学習支援装置、要約筆記学習の支援方法、及びプログラム Pending JP2018073209A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016213765A JP2018073209A (ja) 2016-10-31 2016-10-31 要約筆記学習支援システム、要約筆記学習支援装置、要約筆記学習の支援方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016213765A JP2018073209A (ja) 2016-10-31 2016-10-31 要約筆記学習支援システム、要約筆記学習支援装置、要約筆記学習の支援方法、及びプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018073209A true JP2018073209A (ja) 2018-05-10

Family

ID=62111640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016213765A Pending JP2018073209A (ja) 2016-10-31 2016-10-31 要約筆記学習支援システム、要約筆記学習支援装置、要約筆記学習の支援方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018073209A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023243100A1 (ja) * 2022-06-17 2023-12-21 日本電信電話株式会社 アンケート回答評価装置、アンケート回答評価方法及びプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023243100A1 (ja) * 2022-06-17 2023-12-21 日本電信電話株式会社 アンケート回答評価装置、アンケート回答評価方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5260066B2 (ja) 自動リーディングシステムおよび方法
US20160293036A1 (en) System and method for adaptive assessment and training
CN111177413A (zh) 学习资源推荐方法、装置和电子设备
Lau ‘The most important thing is to learn the way to learn’: evaluating the effectiveness of independent learning by perceptual changes
US20110208508A1 (en) Interactive Language Training System
JP2008242437A5 (ja)
WO2001009867A1 (en) Education/training management system, training management computer, class attendee terminal device, manager terminal device, education/training management method
Saur Resources for deaf students in the mainstreamed classroom
JP2015121682A (ja) 学習支援プログラム、学習支援装置および学習支援方法
Mandel et al. Evaluating library signage: A systematic method for conducting a library signage inventory
Marcus et al. Origins and developments of religious literacy education
JP2007226457A (ja) 授業管理装置および授業管理方法
CN110546701A (zh) 具有反馈机制的课程评定工具
Gallop et al. Effects of education and media framing on genetic knowledge and attitudes
Conderman Assistive technologies: A lifeline for learning
JP2018073209A (ja) 要約筆記学習支援システム、要約筆記学習支援装置、要約筆記学習の支援方法、及びプログラム
WO2017208433A1 (ja) 学習プログラム提供システム、及び学習プログラム提供方法
JP5922164B2 (ja) 学務統合支援システム及び支援方法
Efstathiou et al. Teaching English as a foreign language to visually impaired students: Teaching materials used by teachers of English
JP4940213B2 (ja) 電子黒板を利用した教育システム
JP2005108025A (ja) 能力開発支援システム、その方法及びプログラム
Diamond Rejecting the criminal narrative: Designing a plagiarism avoidance tutorial
JP2007226458A (ja) 授業管理装置および授業管理方法
JP6494002B2 (ja) 要約筆記学習支援システム、要約筆記学習支援装置、要約筆記学習の支援方法、及びプログラム
JP5304007B2 (ja) 履修支援装置及び履修支援システム