JP2018071067A - Earthquake preparedness door - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、地震対策ドアに関するものである。 The present invention relates to an earthquake countermeasure door.
近年、日本列島は活動期に入ったといわれ、全国各地で地震が頻発している。周知のように、規模の大きな地震のときには大勢の人々が死傷し、多数の建築物が損壊している。地震国に住む者として我々は、普段から地震に備えておかなければならない。 In recent years, the Japanese archipelago is said to have entered an active period, and earthquakes are frequently occurring throughout the country. As is well known, many people are killed and injured and many buildings are damaged during a large earthquake. As people living in earthquake countries, we must always be prepared for earthquakes.
地震のために家屋が損壊したとき、ドア収容枠が変形して、ドアの開閉ができなくなることがある。ドアが開かないために外に出られずに救助が遅れたり、最悪のケースでは、発生した火災にのみ込まれて焼死したり、余震による建物の倒壊によって圧死したりするということもある。 When a house is damaged due to an earthquake, the door frame may be deformed and the door cannot be opened or closed. Rescue is delayed because the door cannot be opened because the door does not open, and in the worst case, it can be burned to death by being caught in a fire that has occurred, or it can be overwhelmed by the collapse of a building caused by an aftershock.
このような事態を防ぐために、多数の発明・考案が行われている。その一つの方策は、ドアの上下及び/又は左右にバネを設けて地震による破壊力を吸収させることによって、ドアとドア収容枠の変形を生じさせないようにすることである(実開昭61-65190号公報、特開平9-189174号公報、特開平10-184218号公報、特開平10-280821号公報、など)。 In order to prevent such a situation, many inventions and devices have been made. One of the measures is to prevent the deformation of the door and the door housing frame by providing springs on the top and bottom and / or left and right of the door to absorb the destructive force caused by the earthquake (Japanese Utility Model Sho 61-). No. 65190, JP-A-9-189174, JP-A-10-184218, JP-A-10-280821, etc.).
上記各特許文献では、ドアとドア収容枠の間にバネを設けて地震による破壊力を吸収している。特許文献1,2は、扉の上下方向の力を吸収し、特許文献3,4はドアの上下及び左右方向の力を吸収している。
In each said patent document, the spring is provided between the door and the door accommodating frame, and the destructive force by an earthquake is absorbed.
これらの従来装置はうまく機能すればよいが、地震の規模やバネの強度によっては、十分目的を果たすことができない場合もあることが予想される。そのようなとき、人為的にドアとドア収容枠の隙間をあけることができれば好都合である。 These conventional devices only need to function well, but depending on the magnitude of the earthquake and the strength of the spring, it is expected that the purpose may not be sufficiently achieved. In such a case, it is advantageous if the door and the door housing frame can be artificially opened.
本発明の目的は、地震の後でドア収容枠が変形してドアの開閉ができなくなったときに、人為的にドアとドア収容枠の隙間をあけて、ドアを開放可能とすることができるような地震対策ドアを提供することである。 An object of the present invention is to allow a door to be opened by artificially opening a gap between the door and the door housing frame when the door housing frame is deformed after the earthquake and cannot be opened or closed. Is to provide such earthquake countermeasure doors.
本発明は、上下方向に伸縮可能とする手段を有する上框(うえかまち)11と、上下方向に伸縮可能とする手段を有する下框(したかまち)12と、左右方向に伸縮可能とする手段を有する戸先框(とさきかまち)13を有するドア本体と、前記ドア本体に設けた、回転板21を有する中央制御部2と、前記回転板21と前記上框11・前記下框12・前記戸先框13との間をそれぞれ接続する3方向のロープ31,32,33を有する地震対策ドアであって、前記回転板21を回転させることにより、前記ロープ31,32,33を引き寄せて、前記上框11・前記下框12・前記戸先框13をドア中心方向へ引き寄せることが可能であることを特徴とする(請求項1)。
The present invention includes an
好ましくは、前記中央制御部2は、回転板21と、外部の力を前記回転板21に伝えて回転させる手段と、前記回転板21の回転をガイドする手段と、適当な位置で前記回転板の回転を止めるストッパ27と、前記3方向のロープの各端部を固定するピン26を有する(請求項2)。
Preferably, the
好ましくは、外部の力を前記回転板21に伝えて回転させる手段は前記回転板状の突起22である(請求項3)。
Preferably, the means for rotating an external force transmitted to the
好ましくは、前記回転板21の回転をガイドする手段は、前記回転板に設けた長穴23とこの長穴23に沿ってスライドするボルト24である(請求項4)。
Preferably, the means for guiding the rotation of the
好ましくは、適当な位置で前記回転板の回転を止める前記ストッパ27は、前記回転板21に設けた断面V字型の窪みである(請求項5)。
Preferably, the
好ましくは、前記上框・前記下框・前記戸先框をそれぞれ伸縮可能とする手段は、それぞれに設けたスリット113,133と、このスリット113,133をまたいで設けられたバネ115,135と、このスリットがスライドする内面板114,134とからなる(請求項6)。
Preferably, the means for allowing the upper and lower heels and the door toe to be expanded and contracted includes
好ましくは、前記戸先框側のロープ33は錠前との衝突を避けるために2本に分かれている(請求項7)。
Preferably, the
好ましくは、前記上框11・前記下框12・前記戸先框13が引っ張られた時にバランスを失って傾かないようにするためにバランス装置6を複数個設ける(請求項8)。
Preferably, a plurality of
好ましくは、前記バランス装置6はそれぞれ、本体61に内蔵したバネ62と、このバネ62により絶えず前記上框11・前記下框12・前記戸先框13を押圧する頭部63からなるものである(請求項9)。
Preferably, each of the
本発明請求項1によれば、中央制御部22の回転板21を回転させることにより、前記ロープ31,32,33を引き寄せて、前記上框11・前記下框12・前記戸先框13をドア中心方向へ引き寄せることができる。この状態ではドアの縦方向及び横方向の寸法が短くなっているので、ドアは、変形したドア収容枠からでも容易に開放することができる。
According to the first aspect of the present invention, by rotating the
請求項2〜7は本発明の好ましい実施態様を示している。
以下、添付の図面に基づいて、本発明の1実施例を説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
図1に示すように、地震対策ドア1がドア収容枠(図示せず)に蝶番5により、取り付けられている。蝶番5としては耐震蝶番を使ってもよいが、本実施例では、対震蝶番は必ずしも必要ではなく、汎用の蝶番でよい。
As shown in FIG. 1, an
本実施例の地震対策ドア1はドアの中央部に回転板21を有する中央制御部2が固定されている。その回転板21からドアの上框11、下框12、戸先框13の3方向に向かってロープ31,32,33が張られている。戸先框13側では、直進すると錠前(図示せず)にあたるので、それを避けるために2本に分かれて張られている。
In the
図2に示すように、回転板21を回転させると、ロープ31,32,33が引っ張られて、上框11、下框12、戸先框13がそれぞれ、中央制御部2に向かって移動するので、ドア1とドア収容枠(図示せず)の間に隙間112,134ができるのである。
As shown in FIG. 2, when the
回転板21を回転させる前には、もちろん、開錠しておく必要がある。施錠したままでは、戸先框側ロープ33を引くことができず、回転板21も回転できないので、上框側ロープ31も下框側ロープ32も引くことができない。
Before rotating the rotating
図3に示すように、中央制御部2の回転板21はドア1の屋外側の表面板14の裏面に取り付けられた固定板28に設置されている。室内側の表面板15にはソケットレンチ4のような工具を差し込むための開口16が設けられている。本発明において、人為的にドアを開放するためには、そのような工具を玄関周辺に常備しておくことが好ましい。
As shown in FIG. 3, the
図4、5に示すように、回転板21は中央に角柱状の突起22を有する。突起22の周囲4か所には長穴23が設けられて、分断された4つの円弧を形成している。
As shown in FIGS. 4 and 5, the
各長穴23には第1ピン24が固定板28にスポット溶接で固定されている。第1ピン頭部242と回転板上のワッシャー243の間にはバネ244が設定され、第1ピン本体245上で伸縮可能である。
A
回転板21の縁部には第2ピン26が3か所固定されており、この第2ピン26にロープ31,32,33が固定される。3か所のロープは前記したように、ドアの上框11、下框12、戸先框13の3方向に向かい、各終端部111,121,131,132(図1)で緊張状態を保つように固定される。緊張状態が緩まないようにするためにロープ弛み除去機構を設けることが好ましい。
Three edges of the
回転板21にはさらにストッパ27が設けられて、平時は回転しないようにするとともに、回転終了位置で止まるようにしている。図6に示すように、回転板21のストッパ27は断面がV字状の窪みである。V字の山型突出部271がドア表面板のスリット141又は窪みに係合したとき、回転板21の位置が固定される(図6(b))。
The rotating
図3に示すように、開口16を通してソケットレンチ4のソケット41を突起22に差し込み、突起22を回転させると、図5(b)、図6(a)に示すように、ストッパ27が外れ、山型突出部271のために、回転板21はやや持ち上げられた状態となって、回転可能となる。回転板21は、図7(a)の状態から(b)の状態に移動する。回転角度は25度程度である。
As shown in FIG. 3, when the
ロープは緊張状態で張られているので、図2のように、ドア1の上框11、下框12、戸先框13がドア中央方向に向かって進行し、ドア1とドア収容枠の間に隙間112,134ができる。隙間はそれぞれ約5mm程度で十分である。
Since the rope is stretched in a tension state, as shown in FIG. 2, the
上框11、下框12、戸先框13がドア中央方向に向かって進行するとき、何もしなければバランスを失って傾くおそれがある。それを防止するため、図1、図2に示すように、上框11、下框12、戸先框13の付近に2個ずつバランス装置6を取り付けられている。このバランス装置6は、本体61にバネ62が内蔵されており、このバネ62が頭部63を常時、各框を軽く押圧している。その押圧力はロープを引き寄せる力より強いものであってはならない。
When the
回転板21を回転させると、ドアの上框11、下框12、戸先框13は寸法が短くなるので、その分のスペースをドアに確保しておかなければならない。その目的で、図8に示すように、上框11、下框12、戸先框13のドア板にはコーナー部付近にスリット113,133が設けられており、このスリット113、133は内面板114,134に沿ってスライドする。スリット113,133が平時は開放状態にあるようにするため、スリットをまたぐようにバネ115,135が設定されている。
When the
回転板21を約25度回転させると、図8(a)から(b)の状態となる。回転板21がストッパ位置にくると回転が止まり、バネ244により、山型突出部271がスリット144に入り固定される。その結果、上框11、下框12、戸先框13は寸法が短くなった状態に維持される。この状態において、ドア1はドア収容枠から離れるので、ドアを開放することができるのである。
When the
なお、上框11、下框12、戸先框13が、ドア表面板と完全に固着していては、ドアの寸法を短くすることはできないので、これらの框は自由に移動できなければならない。またドア表面板自体がドア開閉の妨げとなってはならないので、その大きさはドアが最も小さくなったときの大きさとしておくことが好ましい。ドアが最も小さくなったときでも、ドアの上部・下部・左部でそれぞれ5mm程度短くなっているだけなので、美観を損ねたり、強度を弱くしたりすることはほとんどない。
It should be noted that if the
1 地震対策ドア
11 上框
111 ロープ終端部
113 スリット
114 内面板
115 バネ
12 下框
121 ロープ終端部
13 戸先框
131 ロープ終端部
133 スリット
134 内面板
135 バネ
14 表面板
141 スリット
15 表面板
16 開口
2 中央制御部
21 回転板
22 突起
23 長穴
24 第1ピン
241 先端
242 ボルト頭部
243 ワッシャー
244 バネ
245 ボルト本体
26 第2ピン
27 ストッパ
271 山型突出部
31 下框側ロープ
32 上框側ロープ
33 戸先框側ロープ
4 ソケットレンチ
41 ソケット
5 蝶番
6 バランス装置
61 本体
62 バネ
63 頭部
DESCRIPTION OF
Claims (9)
前記ドア本体に設けた、回転板(21)を有する中央制御部(2)と、
前記回転板(21)と前記上框(11・前記下框(12)・前記戸先框(13)との間をそれぞれ接続する3方向のロープ(31,32,33)を有する地震対策ドアであって、
前記回転板(21)を回転させることにより、前記ロープ(31,32,33)を引っ張って、前記上框(11)・前記下框(12)・前記戸先框(13)をドア中心方向へ引き寄せることが可能であることを特徴とする地震対策ドア。 An upper eaves (11) having means that can be expanded and contracted in the vertical direction, a lower eaves (12) having means that can be expanded and contracted in the vertical direction, and a door-end fence (13) having means that can be expanded and contracted in the horizontal direction A door body having:
A central control unit (2) having a rotating plate (21) provided on the door body;
An earthquake countermeasure door having three-way ropes (31, 32, 33) respectively connecting the rotating plate (21) and the upper rod (11, the lower rod (12), and the door rod (13). Because
By rotating the rotating plate (21), the ropes (31, 32, 33) are pulled to move the upper rod (11), the lower rod (12), and the door rod (13) toward the door center. An earthquake countermeasure door characterized in that it can be drawn to.
回転板(21)と
外部の力を前記回転板(21)に伝えて回転させる手段と、
前記回転板(21)の回転をガイドする手段と、
適当な位置で前記回転板の回転を止めるストッパ(27)と、
前記3方向のロープの各端部を固定するピン(26)を有する
請求項1記載の地震対策ドア。 The central control unit (2)
Means for transmitting the rotating plate (21) and external force to the rotating plate (21) and rotating the rotating plate (21);
Means for guiding the rotation of the rotating plate (21);
A stopper (27) for stopping the rotation of the rotating plate at an appropriate position;
The earthquake countermeasure door according to claim 1, further comprising a pin (26) for fixing each end of the three-way rope.
The balance device (6) includes a spring (62) built in the main body (61), and the upper rod (11), the lower rod (12), and the door rod (13) continuously by the spring (62). The earthquake countermeasure door according to claim 8, comprising a head (63) for pressing
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016208496A JP2018071067A (en) | 2016-10-25 | 2016-10-25 | Earthquake preparedness door |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7245406B1 (en) * | 2022-10-14 | 2023-03-24 | 満之 米川 | Seismic unit hinge |
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2016
- 2016-10-25 JP JP2016208496A patent/JP2018071067A/en active Pending
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JP7245406B1 (en) * | 2022-10-14 | 2023-03-24 | 満之 米川 | Seismic unit hinge |
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