JP2018064181A - Position notification device, position notification program, and position notification control method - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、位置通知装置、位置通知プログラムおよび位置通知制御方法に関する。 The present invention relates to a position notification device, a position notification program, and a position notification control method.
近年、ショッピングモール等の大型の屋内施設が各地に建設されている。これらの屋内施設には、親子で出かける場合があり、親が買い物をしている間に、子供が親の目の届かない場所に勝手に移動して迷子になることがある。親が子供の位置を把握するために、各端末が加速度および地磁気の方向に基づいて、移動方向および移動距離を検出し、一方の端末が他方の端末から移動方向および移動距離を受信して差分を求めて表示することが提案されている。この場合、他方の端末は、一方の端末と通信が確立されると、移動方向および移動距離を所定周期で一方の端末に送信し続ける。すなわち、一方の端末で位置関係を表示するためには、例えば屋内施設の入口等において、各端末に対して位置関係を求める機能を有効にする操作が求められる。 In recent years, large indoor facilities such as shopping malls have been built in various places. These indoor facilities may go out as a parent and child, and while the parent is shopping, the child may move to a place where his / her eyes cannot reach and get lost. In order for the parent to know the position of the child, each terminal detects the moving direction and moving distance based on the direction of acceleration and geomagnetism, and one terminal receives the moving direction and moving distance from the other terminal, and the difference It has been proposed to display for seeking. In this case, when communication with one terminal is established, the other terminal continues to transmit the moving direction and moving distance to the one terminal at a predetermined period. That is, in order to display the positional relationship on one terminal, an operation for enabling the function for determining the positional relationship for each terminal is required, for example, at the entrance of an indoor facility.
しかしながら、位置関係を求める機能を有効にする操作は、各端末に対してそれぞれ行うことが求められるので手間が掛かる。例えば、親子で屋内施設に出かけた場合、位置関係を求める機能を有効にする操作を、親子それぞれが持つ端末に対して行うことが求められる。このため、親が子供の持つ端末の位置を知るためには手間が掛かる。 However, since the operation for enabling the function for obtaining the positional relationship is required to be performed for each terminal, it is troublesome. For example, when going to an indoor facility with a parent and child, it is required to perform an operation for enabling a function for obtaining a positional relationship on a terminal of each parent and child. For this reason, it takes time and effort for the parent to know the position of the terminal held by the child.
一つの側面では、本発明は、相手端末の位置を、端末操作の手間を掛けずに認識できる位置通知装置、位置通知プログラムおよび位置通知制御方法を提供することにある。 In one aspect, the present invention provides a position notification device, a position notification program, and a position notification control method capable of recognizing the position of a counterpart terminal without troublesome terminal operation.
一つの態様では、位置通知装置は、検出部と、第1の取得部と、第2の取得部と、表示制御部とを有する。検出部は、各端末を接続する近距離無線通信の受信電界強度を検出する。第1の取得部は、自端末の移動軌跡を取得する。第2の取得部は、検出された前記受信電界強度が所定値未満となった際に、相手端末の移動軌跡を取得する。表示制御部は、前記自端末の移動軌跡と前記相手端末の移動軌跡とから、前記自端末と前記相手端末とが分岐した分岐点に基づく前記自端末を起点とする相対移動量を求め、前記自端末を起点に前記相手端末の位置関係を表示する。 In one aspect, the position notification device includes a detection unit, a first acquisition unit, a second acquisition unit, and a display control unit. The detection unit detects the received electric field strength of short-range wireless communication connecting each terminal. A 1st acquisition part acquires the movement locus | trajectory of an own terminal. The second acquisition unit acquires the movement locus of the counterpart terminal when the detected received electric field strength becomes less than a predetermined value. The display control unit obtains a relative movement amount starting from the own terminal based on a branch point where the own terminal and the other terminal branch from the movement locus of the own terminal and the movement locus of the other terminal, The positional relationship of the partner terminal is displayed starting from the terminal itself.
相手端末の位置を、端末操作の手間を掛けずに認識できる。 The position of the partner terminal can be recognized without taking time to operate the terminal.
以下、図面に基づいて、本願の開示する位置通知装置、位置通知プログラムおよび位置通知制御方法の実施例を詳細に説明する。なお、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下の実施例は、矛盾しない範囲で適宜組みあわせてもよい。 Hereinafter, embodiments of a position notification device, a position notification program, and a position notification control method disclosed in the present application will be described in detail based on the drawings. The disclosed technology is not limited by the present embodiment. Further, the following embodiments may be appropriately combined within a consistent range.
図1は、実施例1の端末装置のハードウェア構成の一例を示す図である。図1に示す端末装置100は、例えば、ユーザである親子がそれぞれ所持する情報処理装置である。また、端末装置100は、例えば、スマートフォン等の移動体通信端末等を用いることができる。なお、端末装置100は、例えば、親が所持する端末装置100を自端末、子が所持する端末装置100を相手端末とする。端末装置100は、各端末を接続する近距離無線通信の受信電界強度を検出する。端末装置100は、自端末の移動軌跡を取得する。端末装置100は、検出した受信電界強度が所定値未満となった際に、相手端末の移動軌跡を取得する。端末装置100は、自端末の移動軌跡と相手端末の移動軌跡とから、自端末と相手端末とが分岐した分岐点に基づく自端末を起点とする相対移動量を求め、自端末を起点に相手端末の位置関係を表示する。これにより、端末装置100は、相手端末の位置を、端末操作の手間を掛けずに認識できる。なお、以下の説明では、端末装置100を自端末と相手端末とに区別して説明する場合には、それぞれ自端末100a、相手端末100bと表す場合がある。また、端末装置100は、位置通知装置の一例である。
FIG. 1 is a diagram illustrating an example of a hardware configuration of the terminal device according to the first embodiment. A
図1に示すように、端末装置100は、第1無線部102と、第1無線制御部103と、第2無線部104と、第2無線制御部105と、表示部106と、操作部107と、カメラ部108と、加速度センサ部109と、地磁気センサ部110とを有する。また、端末装置100は、電源部111と、音響部112と、スピーカ113と、マイク114と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、第1無線制御部103と、第2無線制御部105〜音響部112と、記憶部120と、制御部130とは、バス140を介して相互に接続される。
As illustrated in FIG. 1, the
第1無線部102は、無線LAN(Local Area Network)およびBuletooth(登録商標)(以下、BTとも表現する。)等の通信モジュール等によって実現される。第1無線部102には、アンテナ101aが接続される。第1無線部102は、第1無線制御部103の制御により、相手端末100bやアクセスポイントとの間で情報の通信を司る通信インタフェースである。
The first wireless unit 102 is realized by a communication module such as a wireless local area network (LAN) and Bluetooth (registered trademark) (hereinafter also referred to as BT). An
第1無線制御部103は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAM(Random Access Memory)を作業領域として実行されることにより実現される。また、第1無線制御部103は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されるようにしてもよい。
In the first
第1無線制御部103は、例えば、バス140を介した第2無線制御部105や制御部130等からの通信要求に応じて第1無線部102を制御し、相手端末100bやアクセスポイントとの間で通信を実行する。また、第1無線制御部103は、第1無線部102において受信したBTの電波の受信電界強度を取得し、取得した受信電界強度を、バス140を介して制御部130に出力する。なお、第1無線制御部103は、無線LANの電波の受信電界強度を取得してもよい。
For example, the first
第1無線制御部103は、第1無線部102を介して、相手端末100bから移動軌跡および相対移動量を受信する。第1無線制御部103は、受信した移動軌跡および相対移動量を、バス140を介して制御部130に出力する。また、第1無線制御部103には、バス140を介して制御部130から自端末100aの移動軌跡および相対移動量が入力される。第1無線制御部103は、入力された自端末100aの移動軌跡および相対移動量を、第1無線部102を介して相手端末100bに送信する。なお、第1無線制御部103は、制御部130から相手端末100bとのBTによるペアリング接続が指示されると、相手端末100bとのBTによるペアリング接続を開始する。また、第1無線制御部103は、相手端末100bとのBTによるペアリング接続が切れた場合には、BTによるペアリング接続を復帰できるように監視する。
The first
第2無線部104は、例えば、第3世代移動通信システム、LTE(Long Term Evolution)等の広域無線の通信モジュール等によって実現される。第2無線部104には、アンテナ101bが接続される。第2無線部104は、第2無線制御部105の制御により、広域無線を介して、例えば図示しないインターネット上の各種サーバとの間で情報の通信を司る通信インタフェースである。
The second radio unit 104 is realized by, for example, a third generation mobile communication system, a wide area radio communication module such as LTE (Long Term Evolution), and the like. The second wireless unit 104 is connected to the
第2無線制御部105は、例えば、CPUやMPU等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、第2無線制御部105は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現されるようにしてもよい。第2無線制御部105は、例えば、バス140を介した第1無線制御部103や制御部130等からの通信要求に応じて第2無線部104を制御し、例えば図示しないインターネット上の各種サーバとの間で通信を実行する。
The second
表示部106は、各種情報を表示するための表示デバイスである。表示部106は、例えば、表示デバイスとして液晶ディスプレイ等によって実現される。表示部106は、バス140を介して、制御部130から入力された表示画面等の各種画面を表示する。
The
操作部107は、端末装置100のユーザから各種操作を受け付ける入力デバイスである。操作部107は、例えば、入力デバイスとして、タッチパネル等によって実現される。つまり、表示部106の表示デバイスと、操作部107の入力デバイスとは、一体化される。操作部107は、ユーザによって入力された操作を操作情報として制御部130に出力する。なお、操作部107は、表示部106と一体化せずに、例えば、入力デバイスとして、キーボードやマウス等によって実現されるようにしてもよい。
The
カメラ部108は、画像を撮像する。カメラ部108は、例えば、撮像素子としてCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサまたはCCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等を用いて、画像を撮像する。カメラ部108は、撮像素子が受光した光を光電変換しA/D(Analog/Digital)変換を行って画像を生成する。カメラ部108は、生成した画像を制御部130に出力する。すなわち、カメラ部108は、例えば、スマートフォン等のカメラである。カメラ部108は、例えば、移動軌跡を相互に通知する際に、相手端末100bの周囲を撮像し、第1無線制御部103を介して、自端末100aに送信するようにしてもよい。
The
加速度センサ部109は、加速度を検出するデバイスである。図2は、加速度センサの実装の一例を示す図である。図2に示すように、例えば、加速度センサ部109は、互いに直交するX軸方向、Y軸方向、Z軸方向の3軸方向の加速度を計測する3軸加速度センサ109aを有する。加速度の検出方式には、半導体式を始め、機械式や光学式などの任意の方式を採用できる。加速度センサ部109は、計測した加速度データを制御部130に出力する。
The acceleration sensor unit 109 is a device that detects acceleration. FIG. 2 is a diagram illustrating an example of mounting the acceleration sensor. As illustrated in FIG. 2, for example, the acceleration sensor unit 109 includes a
図1の説明に戻って、地磁気センサ部110は、地磁気を検出するデバイスである。図3は、地磁気センサの実装の一例を示す図である。図3に示すように、例えば、地磁気センサ部110は、互いに直交するX’軸方向、Y’軸方向、Z’軸方向の3軸方向の地磁気を計測する3軸地磁気センサ110aを有する。地磁気センサ部110は、計測した地磁気に基づく方位データを制御部130に出力する。なお、地磁気センサ部110は、ジャイロセンサを用いて方位を計測するようにしてもよい。
Returning to the description of FIG. 1, the
図1の説明に戻って、電源部111は、端末装置100の各部に電源を供給する。電源部111は、例えば、リチウムイオン二次電池を用いることができる。また、電源部111は、外部電源に接続されると、リチウムイオン二次電池を充電する。
Returning to the description of FIG. 1, the power supply unit 111 supplies power to each unit of the
音響部112には、スピーカ113とマイク114とが接続される。音響部112は、制御部130からの指示に応じて、音声の入出力やアラーム音の出力を実行する。
A
次に、図4を用いて記憶部120および制御部130の機能構成について説明する。図4は、実施例1の端末装置の機能構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、自端末移動軌跡記憶部121と、相手端末移動軌跡記憶部122とを有する。また、記憶部120は、制御部130での処理に用いる情報を記憶する。
Next, functional configurations of the
自端末移動軌跡記憶部121は、自端末100aの移動軌跡を記憶する。図5は、自端末移動軌跡記憶部の一例を示す図である。図5に示すように、自端末移動軌跡記憶部121は、「日時」、「移動方向」、「移動距離」といった項目を有する。自端末移動軌跡記憶部121は、例えば、移動軌跡の1つのデータごとに1レコードとして記憶する。
The own terminal movement
「日時」は、移動軌跡の日時を示す情報である。なお、「日時」は、移動軌跡の取得間隔が、例えば1秒ごとに設定されているとすると、自端末100aが連続して移動している場合には、1秒ごとのデータとなる。また、移動軌跡の取得間隔は、他の設定値であってもよい。「移動方向」は、自端末100aの移動方向を示す情報である。「移動方向」は、例えば北を0°とした角度で表される。「移動距離」は、自端末100aの移動距離を示す情報である。図5の1行目の例では、移動軌跡の取得間隔が1秒であるとすると、自端末100aは、「2016/5/10 14:37:09」から「2016/5/10 14:37:10」の間に、「348°」の方向に「0.82」m移動したことを示す。
“Date and time” is information indicating the date and time of the movement trajectory. Note that “date and time” is data every second when the
相手端末移動軌跡記憶部122は、相手端末100bから通知された移動軌跡を記憶する。図6は、相手端末移動軌跡記憶部の一例を示す図である。図6に示すように、相手端末移動軌跡記憶部122は、「日時」、「移動方向」、「移動距離」といった項目を有する。なお、相手端末移動軌跡記憶部122は、自端末移動軌跡記憶部121と同様の構成であるので、その詳細な説明は省略する。
The counterpart terminal movement
制御部130は、例えば、CPUやMPU等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現されるようにしてもよい。 The control unit 130 is realized, for example, by executing a program stored in an internal storage device using the RAM as a work area by a CPU, an MPU, or the like. The control unit 130 may be realized by an integrated circuit such as ASIC or FPGA, for example.
制御部130は、検出部131と、取得部132と、通知取得部133と、算出部134と、表示制御部135とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、制御部130は、自端末100aの電源が投入されると、第1無線制御部103に対して、予め設定された相手端末100bとのBTによるペアリング接続を指示する。
The control unit 130 includes a
検出部131は、第1無線制御部103からBTの電波の受信電界強度が入力されると、入力された受信電界強度から相手端末100bのBT受信電界強度を検出する。すなわち、検出部131は、各端末を接続する無線通信の受信電界強度を検出する。検出部131は、検出したBT受信電界強度を取得部132および表示制御部135に出力する。
When receiving field strength of BT radio waves is input from first
取得部132は、相手端末100bとのペアリング接続が完了すると、自端末移動軌跡記憶部121および相手端末移動軌跡記憶部122を初期化する。つまり、取得部132は、自端末100aと相手端末100bとの位置検知に関するデータを初期化する。取得部132は、データの初期化が完了すると、自端末100aの移動軌跡の取得を開始する。すなわち、取得部132は、加速度センサ部109および地磁気センサ部110での計測を開始し、加速度センサ部109および地磁気センサ部110から、加速度データおよび方位データを取得する。なお、取得部132は、第1の取得部の一例である。
When the pairing connection with the
取得部132は、加速度データが所定値を超えたか否かを判定する。所定値は、例えば0.3Gとすることができる。なお、所定値は、他の値であってもよい。つまり、取得部132は、3軸のいずれかの加速度データが所定値を超えれば、自端末100aのユーザが動き出したと判定する。取得部132は、加速度データが所定値を超えていないと判定した場合には、自端末100aのユーザが静止しているとして、引き続き加速度データが所定値を超えたか否かの判定を行う。 The acquisition unit 132 determines whether or not the acceleration data exceeds a predetermined value. The predetermined value can be set to 0.3 G, for example. The predetermined value may be another value. That is, the acquisition unit 132 determines that the user of the terminal 100a has started to move if any of the three axes of acceleration data exceeds a predetermined value. If the acquisition unit 132 determines that the acceleration data does not exceed the predetermined value, the acquisition unit 132 determines whether or not the acceleration data exceeds the predetermined value, assuming that the user of the terminal 100a is stationary.
取得部132は、加速度データが所定値を超えたと判定した場合には、加速度データおよび方位データに基づいて、自端末100aの移動方向および移動距離を算出する。取得部132は、算出した自端末100aの移動方向および移動距離を日時とともに移動軌跡として、自端末移動軌跡記憶部121に記憶する。なお、取得部132は、移動軌跡を相互に通知した後に自端末100aが移動すると、当該移動に応じた移動軌跡についても同様に、自端末移動軌跡記憶部121に記憶する。
If the acquisition unit 132 determines that the acceleration data exceeds a predetermined value, the acquisition unit 132 calculates the movement direction and movement distance of the terminal 100a based on the acceleration data and the direction data. The acquisition unit 132 stores the calculated movement direction and movement distance of the terminal 100a together with the date and time as a movement locus in the own terminal movement
取得部132は、移動軌跡を自端末移動軌跡記憶部121に記憶すると、BT受信電界強度が閾値b未満であるか否かを判定する。なお、閾値bは、例えば、−68dBmとすることができ、端末間距離は約数十m程度である。取得部132は、BT受信電界強度が閾値b未満でないと判定した場合には、BT受信電界強度が閾値aと閾値bとの間であるか否かを判定する。なお、閾値aは、データの初期化を行うトリガに対応する閾値であり、例えば、−46dBmとすることができ、端末間距離は約2m程度である。また、閾値aと閾値bとは、a>bとなる関係であれば、上述の値に限定されない。
When the acquisition unit 132 stores the movement locus in the own terminal movement
取得部132は、BT受信電界強度が閾値aと閾値bとの間であると判定した場合には、加速度データが所定値を超えたか否かの判定に戻る。取得部132は、BT受信電界強度が閾値aと閾値bとの間でないと判定した場合には、自端末100aと相手端末100bとの位置検知に関するデータを初期化する。取得部132は、BT受信電界強度が閾値b未満であると判定した場合には、通知取得部133に通知指示を出力する。
If the acquisition unit 132 determines that the BT reception electric field strength is between the threshold value a and the threshold value b, the acquisition unit 132 returns to the determination of whether or not the acceleration data exceeds a predetermined value. If the acquisition unit 132 determines that the BT reception electric field strength is not between the threshold value a and the threshold value b, the acquisition unit 132 initializes data related to position detection between the terminal 100a and the
通知取得部133は、取得部132から通知指示が入力されると、自端末移動軌跡記憶部121から自端末100aの移動軌跡を読み込む。通知取得部133は、自端末100aの移動軌跡を読み込むと、第1無線制御部103を介して、相手端末100bに自端末100aの移動軌跡を送信して通知する。また、通知取得部133は、相手端末100bに移動軌跡の通知を要求する。すなわち、通知取得部133は、検出された受信電界強度が所定値未満となった際に、相手端末100bの移動軌跡を取得する第2の取得部の一例である。なお、通知取得部133は、BTで通信できない場合には、無線LANを用いて、相手端末100bに自端末100aの移動軌跡を送信して通知する。また、通知取得部133は、取得部132から通知指示が入力されると、音響部112に対して鳴動指示を出力してアラーム音を一定時間鳴動させる。
When the notification instruction is input from the acquisition unit 132, the
また、通知取得部133は、第1無線制御部103を介して、相手端末100bから移動軌跡を受信したか否かを判定する。通知取得部133は、相手端末100bから移動軌跡を受信していないと判定した場合には、BTの通信の途切れが所定時間経過したか否かを判定する。なお、所定時間は、例えば10秒とすることができるが、他の値としてもよい。通知取得部133は、BTの通信の途切れが所定時間経過していないと判定した場合には、引き続き相手端末100bからの移動軌跡の受信を待機する。
Further, the
通知取得部133は、BTの通信の途切れが所定時間経過したと判定した場合には、無線LANで接続して移動軌跡を受信したか否かを判定する。通知取得部133は、無線LANで接続して移動軌跡を受信していないと判定した場合には、無線LANで接続できない状態が所定時間経過したか否かを判定する。なお、所定時間は、例えば10秒とすることができるが、他の値としてもよい。通知取得部133は、無線LANで接続できない状態が所定時間経過していないと判定した場合には、引き続き相手端末100bからの移動軌跡の受信を待機する。
When it is determined that the BT communication has been interrupted for a predetermined time, the
通知取得部133は、無線LANで接続できない状態が所定時間経過したと判定した場合には、受信の待機に係るタイマーを初期化して、再度、BTによる相手端末100bからの移動軌跡の受信を試みる。通知取得部133は、BTまたは無線LANにより、相手端末100bから移動軌跡を受信したと判定した場合には、受信した、つまり通知された相手端末100bの移動軌跡を相手端末移動軌跡記憶部122に記憶する。また、通知取得部133は、算出指示を算出部134に出力する。
If the
さらに、通知取得部133は、移動軌跡を相互に通知した後に、自端末100aが移動した場合には、当該移動に応じた移動軌跡を相手端末100bに送信して通知する。また、通知取得部133は、移動軌跡を相互に通知した後に、相手端末100bから新たに通知された移動軌跡がある場合には、通知された相手端末100bの移動軌跡を相手端末移動軌跡記憶部122に記憶する。通知取得部133は、自端末100aおよび相手端末100bのうち1つ以上の端末について、移動に応じた移動軌跡がある場合には、算出指示を算出部134に出力する。
Furthermore, when the
また、通知取得部133は、算出部134から相手端末100bを起点とする相対移動量が入力されると、入力された相対移動量を、第1無線制御部103を介して、相手端末100bに送信して通知する。すなわち、通知取得部133は、算出された相手端末100bを起点とする相対移動量を、該相手端末100bに通知する。
In addition, when the relative movement amount starting from the
ここで、図7を用いてBTの受信電界強度について説明する。図7は、受信電界強度の境界の一例を示す図である。図7に示すように、自端末100aを中心とした受信電界強度の分布20は、受信電界強度の閾値と、最小受信電界強度とを表す境界、および、各境界間の領域で表される。境界21は、相手端末100bの受信電界強度が閾値a以上であるか否かの境界である。境界22は、相手端末100bの受信電界強度が閾値b以上であるか否かの境界である。境界23は、相手端末100bの受信電界強度が最小受信電界強度以上であるか否かの境界である。
Here, the received electric field strength of the BT will be described with reference to FIG. FIG. 7 is a diagram illustrating an example of a boundary of received electric field strength. As shown in FIG. 7, the received electric
また、領域24は、境界21より内側、つまり相手端末100bの受信電界強度が閾値a以上の領域である。領域25は、境界21から境界22の間、つまり相手端末100bの受信電界強度が閾値a未満、かつ、閾値b以上の領域である。領域26は、境界22から境界23の間、つまり相手端末100bの受信電界強度が閾値b未満、かつ、最小受信電界強度以上の領域である。なお、最小受信電界強度は、例えば、−88dBmとすることができる。また、端末間距離は、閾値bに対応する端末間距離よりも、さらに数十m程度遠くなる。なお、最小受信電界強度は、上述の値に限定されない。
The
領域24は、自端末100aと相手端末100bとが非常に近い位置にいる場合である。この場合、自端末100aは、BTの受信電界強度の監視を行うとともに、自端末100aと相手端末100bとの位置検知に関するデータを初期化する。なお、非常に近い位置は、例えば、親子が手を繋いでいる様な場合である。
The
領域25は、自端末100aと相手端末100bとが離れ始めている領域である。領域25では、自端末100aは、自端末100aを所持するユーザの移動に応じて、自身の移動軌跡を記憶する。
The
領域26は、自端末100aと相手端末100bとが大きく離れ始めている領域である。領域26では、自端末100aは、相手端末100bが境界22を超えると、相手端末100bに対して移動軌跡を相互に通知するように要求する。つまり、自端末100aは、相手端末100bに対して自身の移動軌跡を通知し、相手端末100bから相手端末100bの移動軌跡が通知される。また、領域26では、自端末100aは、アラーム音を鳴動させて、自端末100aのユーザ(親)に、相手端末100bのユーザ(子)が大きく離れていっていることを知らせる。なお、自端末100aは、相手端末100bが境界23を超えてBTによる通信ができなくなると、無線LANに切り替えて、移動軌跡を相互に通知する。
The
図8は、移動軌跡を相互に通知するタイミングの一例を示す図である。図8の例は、自端末100aと相手端末100bとが離れる方向に移動していった状態である。自端末100aおよび相手端末100bは、相手端末100bが境界22を超えて領域25の外に出たタイミングで、移動軌跡を相互に通知する。このとき、自端末100aの移動軌跡は、自端末100aと相手端末100bとが非常に近い位置から別々の方向へと移動を始めた点である分岐点33から現在位置までの移動軌跡31となる。また、相手端末100bの移動軌跡は、分岐点33から現在位置までの移動軌跡32となる。
FIG. 8 is a diagram illustrating an example of timing for notifying each other of movement trajectories. The example of FIG. 8 is a state in which the
図4の説明に戻って、算出部134は、通知取得部133から算出指示が入力されると、自端末移動軌跡記憶部121および相手端末移動軌跡記憶部122から、それぞれ自端末100aの移動軌跡と、相手端末100bの移動軌跡とを読み込む。
Returning to the description of FIG. 4, when the calculation unit 134 receives a calculation instruction from the
算出部134は、自端末100aの移動軌跡と、相手端末100bの移動軌跡とについて、現在位置から移動軌跡をトレースし、それぞれの移動軌跡が分岐した分岐点を抽出する。すなわち、算出部134は、自端末100aの移動軌跡と、相手端末100bの移動軌跡とを比較して、それぞれの移動軌跡が分岐した分岐点を抽出する。
The calculation unit 134 traces the movement locus from the current position with respect to the movement locus of the terminal 100a and the movement locus of the
図9は、各端末の移動軌跡の一例を示す図である。図9の例では、自端末100aの移動軌跡31と、相手端末100bの移動軌跡32とを比較すると、途中までは同様に移動しているが、ある地点から別々の方向へと移動している。算出部134は、この場合において、ある地点、つまり分岐点33を抽出する。
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of the movement trajectory of each terminal. In the example of FIG. 9, when comparing the
図10は、移動軌跡のトレースの一例を示す図である。図10に示すように、算出部134は、自端末100aの現在位置から移動軌跡31aをトレースする。また、算出部134は、相手端末100bの現在位置から移動軌跡32aをトレースする。算出部134は、移動軌跡31a、32aのトレースの結果、自端末100aと相手端末100bとの移動軌跡がほぼ同一方向に移動している部分と、別々の方向に移動している部分との分岐点33を抽出する。
FIG. 10 is a diagram illustrating an example of the trace of the movement trajectory. As shown in FIG. 10, the calculation unit 134 traces the
図11は、端末移動量および相対移動量の一例を示す図である。図11に示すように、算出部134は、自端末100aの現在位置と、分岐点33の位置とに基づいて、分岐点33から現在位置までの方向と直線距離とを示す端末移動量31bを算出する。また、算出部134は、相手端末100bの現在位置と、分岐点33の位置とに基づいて、分岐点33から現在位置までの方向と直線距離とを示す端末移動量32bを算出する。
FIG. 11 is a diagram illustrating an example of the terminal movement amount and the relative movement amount. As shown in FIG. 11, the calculation unit 134 calculates a
算出部134は、算出した自端末100aの端末移動量31bと、相手端末100bの端末移動量32bとに基づいて、自端末100aから相手端末100b、および、相手端末100bから自端末100aの各々の相対移動量34a、34bを算出する。相対移動量34aは、自端末100aから見た相手端末100bの方向と距離とを示す情報である。また、相対移動量34bは、相手端末100bから見た自端末100aの方向と距離とを示す情報である。
Based on the calculated
算出部134は、算出した自端末100aから相手端末100bへの相対移動量34a、つまり、自端末100aを起点とする相対移動量を表示制御部135に出力する。また、算出部134は、算出した相手端末100bから自端末100aへの相対移動量34b、つまり、相手端末100bを起点とする相対移動量を通知取得部133に出力する。
The calculation unit 134 outputs the calculated
図4の説明に戻って、表示制御部135は、算出部134から自端末100aを起点とする相対移動量が入力されると、入力された相対移動量に基づいて、自端末100aを起点に相手端末100bの位置関係を示す表示画面を生成する。表示制御部135は、生成した表示画面を表示部106に表示させる。すなわち、表示制御部135は、取得された自端末100aの移動軌跡と、相手端末100bの移動軌跡とに基づいて、自端末100aと相手端末100bとの位置関係を表示する。なお、表示制御部135は、上述の算出部134を含めて表示制御部135としてもよい。
Returning to the description of FIG. 4, when the relative movement amount starting from the
また、表示制御部135は、算出部134から再度算出された自端末100aを起点とする相対移動量が入力されると、入力された相対移動量に基づいて、位置関係を示す表示画面を更新する。表示制御部135は、更新した表示画面を表示部106に表示させる。すなわち、表示制御部135は、自端末100aと相手端末100bとの位置関係をリアルタイムで更新する。
Further, when the relative movement amount starting from the
さらに、表示制御部135は、表示画面を表示部106に表示させた後に、検出部131から相手端末100bのBT受信電界強度が入力されると、BT受信電界強度が閾値a以上か否かを判定する。表示制御部135は、BT受信電界強度が閾値a未満であると判定した場合には、引き続き表示画面を表示部106に表示させる。表示制御部135は、BT受信電界強度が閾値a以上であると判定した場合には、表示画面を初期化して、待機状態に戻る。すなわち、表示制御部135は、自端末100aと相手端末100bとが再び接近し、相手端末100bの位置を表示しなくてもよい状態であると判定すると、表示画面を初期化して、BT受信電界強度を監視する状態に戻る。
Further, after the
ここで、図12および図13を用いて表示画面について説明する。図12は、位置関係の表示画面の一例を示す図である。図12の例は、自端末100aの表示部106aに表示された表示画面40aである。表示画面40aは、電波の受信状態や電池残量等を表示する領域41aと、自端末100aと相手端末100bとの位置関係を表示する領域42aとを有する。領域42aには、例えば、自端末100aのユーザを示すアイコン43aと、相手端末100bのユーザを示すアイコン44aとが表示される。また、領域42aには、例えば、自端末100aと相手端末100bとの位置関係に関する情報45aと、自端末100aの進行方向を示すアイコン46aとが表示される。図12の例では、自端末100aのユーザは、相手端末100bのユーザが右斜め前方20mの位置にいることがわかる。
Here, a display screen is demonstrated using FIG. 12 and FIG. FIG. 12 is a diagram illustrating an example of a positional relationship display screen. The example of FIG. 12 is a
図13は、位置関係の表示画面の他の一例を示す図である。図13の例は、相手端末100bの表示部106bに表示された表示画面40bである。表示画面40bは、電波の受信状態や電池残量等を表示する領域41bと、自端末100aと相手端末100bとの位置関係を表示する領域42bとを有する。領域42bには、例えば、自端末100aのユーザを示すアイコン43bと、相手端末100bのユーザを示すアイコン44bとが表示される。また、領域42bには、例えば、相手端末100bと自端末100aとの位置関係に関する情報45bと、相手端末100bの進行方向を示すアイコン46bとが表示される。図13の例では、相手端末100bのユーザは、自端末100aのユーザが左斜め後方20mの位置にいることがわかる。なお、図13の例は、相手端末100bの表示画面40bであるので、アイコン43bは、相手端末100bから見た「相手」であることを示している。また、アイコン44bは、相手端末100bから見た「自分」であることを示している。
FIG. 13 is a diagram illustrating another example of the positional relationship display screen. The example of FIG. 13 is a
次に、実施例1の端末装置100の動作について説明する。図14から図16は、実施例1の位置通知処理の一例を示すフローチャートである。
Next, the operation of the
自端末100aの制御部130は、自端末100aの電源が投入されると、第1無線制御部103に対して、相手端末100bとのBTによるペアリング接続を指示する。第1無線制御部103は、制御部130から相手端末100bとのBTによるペアリング接続が指示されると、相手端末100bとBTでペアリング接続を行う(ステップS1)。また、検出部131は、第1無線制御部103からBTの電波の受信電界強度が入力されると、入力された受信電界強度から相手端末100bのBT受信電界強度を検出する。検出部131は、検出したBT受信電界強度を取得部132および表示制御部135に出力する。
When the power of the terminal 100a is turned on, the control unit 130 of the terminal 100a instructs the first
取得部132は、相手端末100bとのペアリング接続が完了すると、自端末100aと相手端末100bとの位置検知に関するデータを初期化する(ステップS2)。取得部132は、加速度センサ部109および地磁気センサ部110での計測を開始する(ステップS3)。取得部132は、加速度センサ部109および地磁気センサ部110から、加速度データおよび方位データを取得する。
When the pairing connection with the
取得部132は、加速度データが所定値を超えたか否かを判定する(ステップS4)。取得部132は、加速度データが所定値を超えていないと判定した場合には(ステップS4:否定)、ステップS4の判定を繰り返す。取得部132は、加速度データが所定値を超えたと判定した場合には(ステップS4:肯定)、加速度データおよび方位データに基づいて、自端末100aの移動方向および移動距離を算出する。取得部132は、算出した自端末100aの移動方向および移動距離を日時とともに移動軌跡として、自端末移動軌跡記憶部121に記憶する(ステップS5)。
The acquisition unit 132 determines whether or not the acceleration data exceeds a predetermined value (step S4). If the acquisition unit 132 determines that the acceleration data does not exceed the predetermined value (No at Step S4), the acquisition unit 132 repeats the determination at Step S4. If the acquisition unit 132 determines that the acceleration data has exceeded a predetermined value (step S4: affirmative), the acquisition unit 132 calculates the movement direction and movement distance of the terminal 100a based on the acceleration data and the direction data. The acquiring unit 132 stores the calculated moving direction and moving distance of the
取得部132は、移動軌跡を自端末移動軌跡記憶部121に記憶すると、BT受信電界強度が閾値b未満であるか否かを判定する(ステップS6)。取得部132は、BT受信電界強度が閾値b未満でないと判定した場合には(ステップS6:否定)、BT受信電界強度が閾値aと閾値bとの間であるか否かを判定する(ステップS7)。取得部132は、BT受信電界強度が閾値aと閾値bとの間であると判定した場合には(ステップS7:肯定)、ステップS4に戻る。取得部132は、BT受信電界強度が閾値aと閾値bとの間でないと判定した場合には(ステップS7:否定)、ステップS2に戻る。
When the acquisition unit 132 stores the movement locus in the own terminal movement
取得部132は、BT受信電界強度が閾値b未満であると判定した場合には(ステップS6:肯定)、通知取得部133に通知指示を出力する。通知取得部133は、取得部132から通知指示が入力されると、自端末移動軌跡記憶部121から自端末100aの移動軌跡を読み込む。通知取得部133は、自端末100aの移動軌跡を読み込むと、第1無線制御部103を介して、相手端末100bに自端末100aの移動軌跡を送信して通知する(ステップS8)。また、通知取得部133は、相手端末100bに移動軌跡の通知を要求する。さらに、通知取得部133は、取得部132から通知指示が入力されると、音響部112に対して鳴動指示を出力してアラーム音を一定時間鳴動させる(ステップS9)。
If the acquisition unit 132 determines that the BT reception electric field strength is less than the threshold value b (step S6: Yes), the acquisition unit 132 outputs a notification instruction to the
また、通知取得部133は、相手端末100bから移動軌跡を受信したか否かを判定する(ステップS10)。通知取得部133は、相手端末100bから移動軌跡を受信していないと判定した場合には(ステップS10:否定)、BTの通信の途切れが所定時間経過したか否かを判定する(ステップS11)。通知取得部133は、BTの通信の途切れが所定時間経過していないと判定した場合には(ステップS11:否定)、ステップS10に戻る。
Further, the
通知取得部133は、BTの通信の途切れが所定時間経過したと判定した場合には(ステップS11:肯定)、無線LANで接続して移動軌跡を受信したか否かを判定する(ステップS12)。通知取得部133は、無線LANで接続して移動軌跡を受信していないと判定した場合には(ステップS12:否定)、無線LANで接続できない状態が所定時間経過したか否かを判定する(ステップS13)。通知取得部133は、無線LANで接続できない状態が所定時間経過していないと判定した場合には(ステップS13:否定)、ステップS12に戻る。
If the
通知取得部133は、無線LANで接続できない状態が所定時間経過したと判定した場合には(ステップS13:肯定)、受信の待機に係るタイマーを初期化して(ステップS14)、ステップS10に戻る。
If the
通知取得部133は、相手端末100bから移動軌跡を受信したと判定した場合には(ステップS10:肯定、または、ステップS12:肯定)、受信した相手端末100bの移動軌跡を相手端末移動軌跡記憶部122に記憶する。また、通知取得部133は、算出指示を算出部134に出力する。
When the
算出部134は、通知取得部133から算出指示が入力されると、自端末100aの移動軌跡と、相手端末100bの移動軌跡とを比較して、それぞれの移動軌跡が分岐した分岐点を抽出する(ステップS15)。算出部134は、分岐点における時刻から現在時刻までの自端末100aおよび相手端末100bの移動軌跡に基づいて、それぞれの端末移動量を算出する(ステップS16)。
When a calculation instruction is input from the
算出部134は、算出した自端末100aの端末移動量と、相手端末100bの端末移動量とに基づいて、自端末100aから相手端末100b、および、相手端末100bから自端末100aの各々の相対移動量を算出する(ステップS17)。算出部134は、算出した相手端末100bから自端末100aへの相対移動量、つまり、相手端末100bを起点とする相対移動量を通知取得部133に出力する。また、算出部134は、算出した自端末100aから相手端末100bへの相対移動量、つまり、自端末100aを起点とする相対移動量を表示制御部135に出力する。
Based on the calculated terminal movement amount of the
通知取得部133は、算出部134から相手端末100bを起点とする相対移動量が入力されると、入力された相対移動量を相手端末100bに送信して通知する(ステップS18)。
When the relative movement amount starting from the
また、表示制御部135は、算出部134から自端末100aを起点とする相対移動量が入力されると、入力された相対移動量に基づいて、自端末100aを起点に相手端末100bの位置関係を示す表示画面を生成する。表示制御部135は、生成した表示画面を表示部106に表示させる(ステップS19)。
Further, when the relative movement amount starting from the
通知取得部133は、移動軌跡を相互に通知した後に、相手端末100bから新たに通知された移動軌跡がある場合には、通知された相手端末100bの移動軌跡を相手端末移動軌跡記憶部122に記憶する。また、通知取得部133は、算出指示を算出部134に出力する。算出部134は、新たに通知された相手端末100bの移動軌跡がある場合には、自端末100aを起点とする相対移動量を再度算出する。算出部134は、算出した自端末100aを起点とする相対移動量を表示制御部135に出力する。
If there is a movement locus newly notified from the
表示制御部135は、算出部134から再度算出された自端末100aを起点とする相対移動量が入力されると、入力された相対移動量に基づいて、位置関係を示す表示画面を更新する(ステップS20)。表示制御部135は、更新した表示画面を表示部106に表示させる。
When the relative movement amount starting from the terminal 100a calculated again from the calculation unit 134 is input from the calculation unit 134, the
取得部132は、加速度データが所定値を超えたか否かを判定する(ステップS21)。取得部132は、加速度データが所定値を超えていないと判定した場合には(ステップS21:否定)、ステップS20に戻る。取得部132は、加速度データが所定値を超えたと判定した場合には(ステップS21:肯定)、加速度データおよび方位データに基づいて、自端末100aの移動方向および移動距離を算出する。取得部132は、算出した自端末100aの移動方向および移動距離を日時とともに移動軌跡として、自端末移動軌跡記憶部121に記憶する(ステップS22)。
The acquisition unit 132 determines whether or not the acceleration data exceeds a predetermined value (step S21). If the acquisition unit 132 determines that the acceleration data does not exceed the predetermined value (No at Step S21), the acquisition unit 132 returns to Step S20. If the acquisition unit 132 determines that the acceleration data exceeds a predetermined value (step S21: Yes), the acquisition unit 132 calculates the moving direction and moving distance of the terminal 100a based on the acceleration data and the azimuth data. The acquiring unit 132 stores the calculated moving direction and moving distance of the
算出部134は、自端末100aの移動に応じた移動軌跡がある場合には、自端末100aを起点とする相対移動量を再度算出する。算出部134は、算出した自端末100aを起点とする相対移動量を表示制御部135に出力する。
When there is a movement locus corresponding to the movement of the terminal 100a, the calculation unit 134 calculates the relative movement amount starting from the terminal 100a again. The calculation unit 134 outputs the calculated relative movement amount starting from the terminal 100a to the
表示制御部135は、算出部134から再度算出された自端末100aを起点とする相対移動量が入力されると、入力された相対移動量に基づいて、位置関係を示す表示画面を更新する(ステップS23)。表示制御部135は、更新した表示画面を表示部106に表示させる。また、通知取得部133は、自端末100aの移動に応じた移動軌跡を相手端末100bに送信して通知する(ステップS24)。
When the relative movement amount starting from the terminal 100a calculated again from the calculation unit 134 is input from the calculation unit 134, the
表示制御部135は、表示画面を表示部106に表示させた後に、検出部131から相手端末100bのBT受信電界強度が入力されると、BT受信電界強度が閾値a以上か否かを判定する(ステップS25)。表示制御部135は、BT受信電界強度が閾値a未満であると判定した場合には(ステップS25:否定)、ステップS20に戻る。
After the
表示制御部135は、BT受信電界強度が閾値a以上であると判定した場合には(ステップS25:肯定)、表示画面を初期化して(ステップS26)、ステップS2に戻る。これにより、自端末100aは、相手端末100bの位置を、端末操作の手間を掛けずに認識できる。また、端末装置100は、省電力とリアルタイム性とを両立しつつ、相手の端末装置100と互いに位置を通知できる。さらに、端末装置100は、相手の端末装置100の位置にユーザを誘導できる。また、端末装置100は、精度の高い位置関係を求めることができる。
If the
このように、端末装置100は、各端末を接続する近距離無線通信の受信電界強度を検出する。また、端末装置100は、自端末100aの移動軌跡を取得する。また、端末装置100は、検出した受信電界強度が所定値未満となった際に、相手端末100bの移動軌跡を取得する。また、端末装置100は、自端末100aの移動軌跡と相手端末100bの移動軌跡とから、自端末100aと相手端末100bとが分岐した分岐点に基づく自端末100aを起点とする相対移動量を求める。また、端末装置100は、自端末100aを起点に相手端末100bの位置関係を表示する。その結果、相手端末100bの位置を、端末操作の手間を掛けずに認識できる。
Thus, the
また、端末装置100は、分岐点に基づく相手端末100bを起点とする相対移動量を求める。また、端末装置100は、求めた相手端末100bを起点とする相対移動量を、該相手端末100bに通知する。その結果、相手端末100bにも、自端末100aと相手端末100bとの位置関係を素早く表示できる。
In addition, the
また、端末装置100は、相手端末100bと移動軌跡を相互に通知した後に自端末100aが移動した場合に、該移動に応じた移動軌跡を相手端末100bに通知する。また、端末装置100は、移動に応じた移動軌跡に基づいて、自端末100aを起点とする相対移動量を再度求める。また、端末装置100は、再度求めた自端末100aを起点とする相対移動量に基づいて、位置関係を更新して表示する。その結果、自端末100aが移動しても、自端末100aと相手端末100bとの位置関係を更新して表示できる。
In addition, when the
また、端末装置100は、新たに通知された相手端末100bの移動軌跡がある場合には、自端末100aを起点とする相対移動量を再度求める。また、端末装置100は、再度求めた自端末100aを起点とする相対移動量に基づいて、位置関係を更新して表示する。その結果、相手端末100bが移動しても、自端末100aと相手端末100bとの位置関係を更新して表示できる。
In addition, when there is a movement path of the
また、端末装置100は、近距離無線通信を用いて相手端末100bと移動軌跡を相互に通知できない場合に、近距離無線通信とは異なる無線通信を用いて、相手端末100bと移動軌跡を相互に通知する。その結果、相手端末100bがBTの最小受信電界強度を超えて移動しても、相手端末100bの位置を、端末操作の手間を掛けずに認識できる。
Further, when the
上記実施例1では、BTの受信電界強度に依らずに、ユーザが移動する際の移動軌跡を取得したが、検出したBTの受信電界強度に応じて、自端末100aの移動軌跡の取得を開始するようにしてもよく、この場合の実施の形態につき、実施例2として説明する。図17は、実施例2の端末装置の機能構成の一例を示すブロック図である。なお、実施例1の端末装置100と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成および動作の説明については省略する。
In the first embodiment, the movement trajectory when the user moves is acquired regardless of the received electric field strength of the BT. However, the acquisition of the moving trajectory of the terminal 100a is started according to the detected received electric field strength of the BT. The embodiment in this case will be described as Example 2. FIG. 17 is a block diagram illustrating an example of a functional configuration of the terminal device according to the second embodiment. Note that the same components as those of the
実施例2の端末装置200の制御部230は、実施例1の端末装置100の制御部130と比較して、取得部132および算出部134に代えて、取得部232および算出部234を有する。なお、以下の説明では、端末装置200を自端末と相手端末とに区別して説明する場合には、それぞれ自端末200a、相手端末200bと表す場合がある。
The
取得部232は、相手端末200bとのペアリング接続が完了すると、自端末移動軌跡記憶部121および相手端末移動軌跡記憶部122を初期化する。つまり、取得部232は、自端末200aと相手端末200bとの位置検知に関するデータを初期化する。取得部232は、検出部131から相手端末200bのBT受信電界強度が入力されると、BT受信電界強度に応じて自端末200aの移動軌跡の取得を開始する。すなわち、取得部232は、検出されたBT受信電界強度に応じて、自端末200aの移動軌跡の取得を開始する。なお、取得部232は、第1の取得部の一例である。
When the pairing connection with the
具体的には、取得部232は、相手端末200bのBT受信電界強度が閾値a未満であるか否かを判定する。取得部232は、BT受信電界強度が閾値a未満でないと判定した場合には、相手端末200bが非常に近い位置にいるとして、引き続きBT受信電界強度が閾値a未満であるか否かの判定を行う。なお、実施例2の閾値aは、実施例1の閾値aよりも小さい値、例えば、−48dBmとすることができ、端末間距離は約5m程度である。この場合、相手端末200bは、図7に示す領域24内に位置し、自端末200aは、BTの受信電界強度の監視のみ行うこととなる。すなわち、自端末200aは、加速度センサ部109および地磁気センサ部110の動作を停止して、省電力化を図る。
Specifically, the
取得部232は、BT受信電界強度が閾値a未満であると判定した場合には、加速度センサ部109および地磁気センサ部110での計測を開始し、加速度センサ部109および地磁気センサ部110から、加速度データおよび方位データを取得する。この場合、相手端末200bは、図7に示す領域25内に位置する。このとき、自端末200aは、相手端末200bが境界21を超えると、加速度センサ部109および地磁気センサ部110の動作を開始して、加速度データおよび方位データの測定を開始する。すなわち、自端末200aは、自身の移動軌跡の取得を開始する。
If the
取得部232は、加速度データが所定値を超えたか否かを判定する。所定値は、例えば0.3Gとすることができる。なお、所定値は、他の値であってもよい。つまり、取得部232は、3軸のいずれかの加速度データが所定値を超えれば、自端末200aのユーザが動き出したと判定する。取得部232は、加速度データが所定値を超えていないと判定した場合には、自端末200aのユーザが静止しているとして、引き続き加速度データが所定値を超えたか否かの判定を行う。
The
取得部232は、加速度データが所定値を超えたと判定した場合には、加速度データおよび方位データに基づいて、自端末200aの移動方向および移動距離を算出する。取得部232は、算出した自端末200aの移動方向および移動距離を日時とともに移動軌跡として、自端末移動軌跡記憶部121に記憶する。なお、取得部232は、移動軌跡を相互に通知した後に自端末200aが移動すると、当該移動に応じた移動軌跡についても同様に、自端末移動軌跡記憶部121に記憶する。
If the
取得部232は、移動軌跡を自端末移動軌跡記憶部121に記憶すると、BT受信電界強度が閾値b未満であるか否かを判定する。なお、閾値bは、例えば、−68dBmとすることができ、端末間距離は約数十m程度である。また、閾値aと閾値bとは、a>bとなる関係であれば、上述の値に限定されない。取得部232は、BT受信電界強度が閾値b未満でないと判定した場合には、BT受信電界強度が閾値aと閾値bとの間であるか否かを判定する。取得部232は、BT受信電界強度が閾値aと閾値bとの間であると判定した場合には、加速度データが所定値を超えたか否かの判定に戻る。取得部232は、BT受信電界強度が閾値aと閾値bとの間でないと判定した場合には、自端末200aと相手端末200bとの位置検知に関するデータを初期化する。
When the
取得部232は、BT受信電界強度が閾値b未満であると判定した場合には、通知取得部133に通知指示を出力する。
The
ここで、図18および図19を用いて移動軌跡の取得を開始するタイミング、および、移動軌跡を相互に通知するタイミングについて説明する。 Here, with reference to FIGS. 18 and 19, the timing for starting the acquisition of the movement trajectory and the timing for notifying each other of the movement trajectory will be described.
図18は、移動軌跡の取得を開始するタイミングの一例を示す図である。図18に示すように、自端末200aは、自端末200aと相手端末200bとが移動して、相手端末200bが境界21を超えて領域24の外に出たタイミングで、移動軌跡の取得を開始する。同様に、相手端末200bは、境界21を超えて領域24の外に出たタイミングで、移動軌跡の取得を開始する。
FIG. 18 is a diagram illustrating an example of timing for starting acquisition of a movement trajectory. As shown in FIG. 18, the
図19は、移動軌跡を相互に通知するタイミングの他の一例を示す図である。図19の例は、図18の状態から、さらに自端末200aと相手端末200bとが移動していった状態である。自端末200aおよび相手端末200bは、相手端末200bが境界22を超えて領域25の外に出たタイミングで、移動軌跡を相互に通知する。このとき、自端末200aの移動軌跡は、図18の状態における自端末200aの位置51から現在位置までの移動軌跡52となる。また、相手端末200bの移動軌跡は、図18の状態における相手端末200bの位置53から現在位置までの移動軌跡54となる。なお、相手端末200bの位置53は、位置51を中心とした境界21a上となる。
FIG. 19 is a diagram illustrating another example of the timing for notifying each other of the movement trajectories. The example of FIG. 19 is a state in which the
図17の説明に戻って、算出部234は、通知取得部133から算出指示が入力されると、自端末200aの移動軌跡と、相手端末200bの移動軌跡とに基づいて、自端末200aを起点とする相対移動量を算出する。すなわち、算出部234は、自端末200aの移動軌跡の取得を開始した地点に基づいて、自端末200aを起点とする相対移動量を算出する。また、算出部234は、相手端末200bを起点とする相対移動量を算出する。
Returning to the description of FIG. 17, when the calculation instruction is input from the
さらに、算出部234は、自端末200aの移動に応じた移動軌跡がある場合には、自端末200aを起点とする相対移動量を再度算出する。また、算出部234は、新たに通知された相手端末200bの移動軌跡がある場合についても、自端末200aを起点とする相対移動量を再度算出する。すなわち、算出部234は、自端末200aまたは相手端末200bが移動すると、当該移動を反映するように相対移動量を算出する。
Furthermore, when there is a movement locus corresponding to the movement of the
具体的には、算出部234は、通知取得部133から算出指示が入力されると、自端末移動軌跡記憶部121および相手端末移動軌跡記憶部122から、それぞれ自端末200aの移動軌跡と、相手端末200bの移動軌跡とを読み込む。
Specifically, when the calculation instruction is input from the
算出部234は、自端末200aの移動軌跡と、相手端末200bの移動軌跡とについて、現在位置から移動軌跡をトレースし、自端末200aおよび相手端末200bの移動軌跡の開始点を特定する。すなわち、算出部234は、自端末200aおよび相手端末200bの移動軌跡の開始点を、自端末移動軌跡記憶部121および相手端末移動軌跡記憶部122の1つ目のデータを用いて特定する。言い換えると、算出部234は、自端末200aと相手端末200bとが離れ始めた位置を特定する。
The
図20は、移動軌跡のトレースの他の一例を示す図である。図20に示すように、算出部234は、自端末200aの現在位置から移動軌跡52aのようにトレースして位置51を特定する。また、算出部234は、相手端末200bの現在位置から移動軌跡54aのようにトレースして位置53を特定する。算出部234は、相手端末移動軌跡記憶部122を参照し、相手端末200bが図19に示す境界22上のいずれかの位置であると特定する。次に、算出部234は、相手端末200bの現在位置から移動軌跡54aのようにトレースして、相手端末200bの現在位置が境界22上にあり、かつ、移動軌跡54aの先端が位置51を中心とした境界21a上となる条件を満たす位置53を特定する。なお、移動軌跡54aは、境界21aの内側は通過しないものとする。すなわち、算出部234は、特定した位置51および位置53を、それぞれ自端末200aおよび相手端末200bの移動軌跡の開始点と特定する。なお、相手端末200bの位置53は、例えば、予め境界21aの受信電界強度に対応付けた距離だけ移動軌跡54aを延長し、自端末200aの位置51に合わせるようにしてもよい。
FIG. 20 is a diagram illustrating another example of the trace of the movement trajectory. As illustrated in FIG. 20, the
すなわち、本実施例では、境界21aの内側である領域24aが、実施例1における分岐点33に相当する。つまり、本実施例は、実施例1の分岐点33がやや広めに設定されたバリエーションである。なお、領域24aには、特定した位置51および位置53が含まれるものとする。ここで、本実施例と実施例1とを比較する。実施例1は、図10に示すように、自端末100aおよび相手端末100bから分岐点33まで移動軌跡をトレースし、分岐点33を基に自端末100aと相手端末100bとの相対移動量を求めることで精度の高い位置関係を求めることができる。これに対し、本実施例は、図20に示すように、分岐点33の領域よりも広い領域24aを用いるため、実施例1より精度の面ではやや劣るかもしれないが、移動軌跡の取得を遅らせることで省電力の効果が期待できる。
That is, in the present embodiment, the
図21は、端末移動量および相対移動量の他の一例を示す図である。図21に示すように、算出部234は、自端末200aの現在位置と、特定した位置51とに基づいて、位置51から現在位置までの方向と直線距離とを示す端末移動量52bを算出する。また、算出部234は、相手端末200bの現在位置と、特定した位置53とに基づいて、位置53から現在位置までの方向と直線距離とを示す端末移動量54bを算出する。
FIG. 21 is a diagram illustrating another example of the terminal movement amount and the relative movement amount. As illustrated in FIG. 21, the
算出部234は、算出した自端末200aの端末移動量52bと、相手端末200bの端末移動量54bとに基づいて、自端末200aから相手端末200b、および、相手端末200bから自端末200aの各々の相対移動量55a、55bを算出する。相対移動量55aは、自端末200aから見た相手端末200bの方向と距離とを示す情報である。また、相対移動量55bは、相手端末200bから見た自端末200aの方向と距離とを示す情報である。
Based on the calculated
算出部234は、算出した自端末200aから相手端末200bへの相対移動量55a、つまり、自端末200aを起点とする相対移動量を表示制御部135に出力する。また、算出部234は、算出した相手端末200bから自端末200aへの相対移動量55b、つまり、相手端末200bを起点とする相対移動量を通知取得部133に出力する。
The
次に、実施例2の端末装置200の動作について説明する。図22から図24は、実施例2の位置通知処理の一例を示すフローチャートである。以下の説明では、ステップS1、S2、S4〜S14、S17〜S26の処理は、実施例1と同様であるので、その説明を省略する。
Next, the operation of the
端末装置200は、ステップS2の処理に続いて、次の処理を実行する。取得部232は、検出部131から相手端末200bのBT受信電界強度が入力されると、相手端末200bのBT受信電界強度が閾値a未満であるか否かを判定する(ステップS51)。取得部232は、BT受信電界強度が閾値a未満でないと判定した場合には(ステップS51:否定)、ステップS51の判定を繰り返す。
The
取得部232は、BT受信電界強度が閾値a未満であると判定した場合には(ステップS51:肯定)、加速度センサ部109および地磁気センサ部110での計測を開始する(ステップS52)。取得部232は、加速度センサ部109および地磁気センサ部110から、加速度データおよび方位データを取得し、ステップS4に進む。
If the
端末装置200は、ステップS10:肯定、または、ステップS12:肯定の処理に続いて、次の処理を実行する。算出部234は、通知取得部133から算出指示が入力されると、自端末200aの移動軌跡と、相手端末200bの移動軌跡とに基づいて、それぞれの端末移動量を算出し(ステップS53)、ステップS17に進む。これにより、自端末200aは、相手端末200bの位置を、端末操作の手間を掛けずに認識できる。また、端末装置200は、自端末200aまたは相手端末200bのいずれか一方の位置が固定されていても、互いの位置を、端末操作の手間を掛けずに認識できる。さらに、端末装置200は、移動軌跡の取得を遅らせることで、より省電力化を図ることができる。
The
このように、端末装置200は、検出した受信電界強度に応じて、自端末200aの移動軌跡の取得を開始する。また、端末装置200は、自端末200aの移動軌跡の取得を開始した地点に基づいて、自端末200aを起点とする相対移動量を求める。その結果、自端末200aから見た相手端末200bの位置を、端末操作の手間を掛けずに認識できる。
Thus, the
また、端末装置200は、相手端末200bの移動軌跡の取得を開始した地点に基づく相手端末200bを起点とする相対移動量を求める。また、端末装置200は、求めた相手端末200bを起点とする相対移動量を、該相手端末200bに通知する。その結果、相手端末200bにも、自端末200aと相手端末200bとの位置関係を素早く表示できる。
Further, the
上記各実施例では、自端末と相手端末との位置関係を表示画面に表示したが、自端末と相手端末との位置関係を施設の地図上に対応付けて表示してもよく、この場合の実施の形態につき、実施例3として説明する。図25は、実施例3の端末装置の機能構成の一例を示すブロック図である。なお、実施例1の端末装置100または実施例2の端末装置200と同一の構成には同一符号を付すことで、その重複する構成および動作の説明については省略する。
In each of the above embodiments, the positional relationship between the terminal and the partner terminal is displayed on the display screen. However, the positional relationship between the terminal and the partner terminal may be displayed in association with the facility map. The embodiment will be described as Example 3. FIG. 25 is a block diagram illustrating an example of a functional configuration of the terminal device according to the third embodiment. The same components as those of the
実施例3の端末装置300の制御部330は、実施例2の端末装置200の制御部230と比較して、取得部232および表示制御部135に代えて、取得部332および表示制御部335を有する。また、制御部330は、制御部230と比較して、さらに、特定部336を有する。なお、以下の説明では、端末装置300を自端末と相手端末とに区別して説明する場合には、それぞれ自端末300a、相手端末300bと表す場合がある。
The
まず、図26を用いて、施設に設置されたアクセスポイントについて説明する。図26は、施設に設置されたアクセスポイントの一例を示す図である。図26に示す施設70には、施設70内の各所にアクセスポイントAP1〜AP4が設置されている。アクセスポイントAP1は、施設70の入口E1に設置されている。また、アクセスポイントAP2は、施設70の入口E2に設置されている。さらに、アクセスポイントAP3、AP4は、施設70内のスーパーに設置されている。アクセスポイントAP1〜AP4は、例えば、無線LANに対応したアクセスポイントである。
First, an access point installed in a facility will be described with reference to FIG. FIG. 26 is a diagram illustrating an example of an access point installed in a facility. In the
施設70を訪れたユーザは、入口E1または入口E2から施設70に入る。図26の例では、自端末300aを持つユーザが、入口E1から施設70に入ると、アクセスポイントAP1のエリア71を通過する。自端末300aは、エリア71を通過する際に、アクセスポイントAP1と接続し、アクセスポイントAP1の位置情報および施設70の地図を取得する。すなわち、自端末300aは、入口E1を通過する際に、アクセスポイントAP1の位置情報に基づいて、現在位置が入口E1であることを特定できる。また、自端末300aを持つユーザが、入口E2から施設70に入ると、アクセスポイントAP2のエリア72を通過する。自端末300aは、入口E1の場合と同様に、現在位置が入口E2であることを特定できる。本実施例では、アクセスポイントの位置情報に基づいて、自端末300aの地図上の位置を特定することで、自端末300aと相手端末300bとの位置関係を、地図上に対応付けて表示する。
A user who visits the
図25の説明に戻って、取得部332は、相手端末300bとのペアリング接続が完了すると、自端末移動軌跡記憶部121および相手端末移動軌跡記憶部122を初期化する。つまり、取得部332は、自端末300aと相手端末300bとの位置検知に関するデータを初期化する。取得部332は、データの初期化が完了すると、特定部336に準備完了情報を出力する。
Returning to the description of FIG. 25, when the pairing connection with the counterpart terminal 300b is completed, the
取得部332は、特定部336から特定した自端末300aの位置が入力されると、自端末300aの移動軌跡の取得を開始する。すなわち、取得部332は、加速度センサ部109および地磁気センサ部110での計測を開始し、加速度センサ部109および地磁気センサ部110から、加速度データおよび方位データを取得する。言い換えると、取得部332は、特定部336でアクセスポイントの位置情報が取得されると、自端末300aの移動軌跡の取得を開始する。
When the position of the
取得部332は、加速度データが所定値を超えたか否かを判定する。取得部332は、加速度データが所定値を超えていないと判定した場合には、自端末300aのユーザが静止しているとして、引き続き加速度データが所定値を超えたか否かの判定を行う。取得部332は、加速度データが所定値を超えたと判定した場合には、加速度データおよび方位データに基づいて、自端末300aの移動方向および移動距離を算出する。取得部332は、算出した自端末300aの移動方向および移動距離を日時とともに移動軌跡として、自端末移動軌跡記憶部121に記憶する。
The
取得部332は、移動軌跡を自端末移動軌跡記憶部121に記憶すると、BT受信電界強度が閾値b未満であるか否かを判定する。取得部332は、BT受信電界強度が閾値b未満でないと判定した場合には、加速度データが所定値を超えたか否かの判定に戻る。取得部332は、BT受信電界強度が閾値b未満であると判定した場合には、通知取得部133に通知指示を出力する。
The
表示制御部335には、特定部336から特定した自端末300aの位置、アクセスポイントの位置情報および施設の地図が入力される。表示制御部335は、算出部234から自端末300aを起点とする相対移動量が入力されると、入力された相対移動量に基づいて、自端末300aを起点に相手端末300bの位置関係を示すオブジェクトを生成する。表示制御部335は、入力された自端末300aの位置、アクセスポイントの位置情報および相対移動量に基づいて、施設の地図上に生成したオブジェクトを対応付けて表示画面を生成する。表示制御部335は、生成した表示画面を表示部106に表示させる。
The
また、表示制御部335は、算出部234から再度算出された自端末300aを起点とする相対移動量が入力されると、入力された相対移動量に基づいて、位置関係を施設の地図上に対応付けて表示する表示画面を更新する。表示制御部335は、更新した表示画面を表示部106に表示させる。
In addition, when the relative movement amount starting from the
さらに、表示制御部335は、表示画面を表示部106に表示させた後に、検出部131から相手端末300bのBT受信電界強度が入力されると、BT受信電界強度が閾値a以上か否かを判定する。表示制御部335は、BT受信電界強度が閾値a未満であると判定した場合には、引き続き表示画面を表示部106に表示させる。表示制御部335は、BT受信電界強度が閾値a以上であると判定した場合には、表示画面を初期化して、BT受信電界強度を監視する状態に戻る。
Furthermore, after the
特定部336は、取得部332から準備完了情報が入力されると、第1無線制御部103を介して、施設に設置されたアクセスポイントと接続する。なお、特定部336は、アクセスポイントの電波が届かない場合には、電波が届くまで待機する。特定部336は、アクセスポイントと接続すると、アクセスポイントに接続された図示しない施設のサーバ装置に対して、アクセスポイントの位置情報および施設の地図を要求する。
When the preparation completion information is input from the
特定部336は、アクセスポイントの位置情報および施設の地図を取得したか否かを判定する。特定部336は、アクセスポイントの位置情報および施設の地図を取得していないと判定した場合には、引き続きアクセスポイントの位置情報および施設の地図の取得を待機する。特定部336は、アクセスポイントの位置情報および施設の地図を取得したと判定した場合には、取得したアクセスポイントの位置情報に基づいて、取得した地図上の自端末300aの位置を特定する。特定部336は、特定した自端末300aの位置を取得部332に出力する。また、特定部336は、特定した自端末300aの位置、アクセスポイントの位置情報および施設の地図を表示制御部335に出力する。
The identifying
ここで、図27を用いて施設の地図を含む表示画面について説明する。図27は、施設の地図と対応付けた位置関係の表示画面の一例を示す図である。図27の例は、自端末300aの表示部106に表示された表示画面73である。表示画面73は、電波の受信状態や電池残量等を表示する領域74と、自端末300aと相手端末300bとの位置関係を施設の地図上に対応付けて表示する領域75とを有する。領域75には、例えば、施設の地図と、自端末300aのユーザを示すアイコン76と、相手端末300bのユーザを示すアイコン77とが表示される。また、領域75には、例えば、自端末300aと相手端末300bとの位置関係に関する情報78と、自端末300aの進行方向を示すアイコン79とが表示される。図27の例では、自端末300aのユーザは、自身がバッグ店にいて、相手端末300bのユーザが右斜め前方20mのオモチャ店にいることがわかる。
Here, a display screen including a facility map will be described with reference to FIG. FIG. 27 is a diagram illustrating an example of a positional relationship display screen associated with a facility map. The example of FIG. 27 is a
次に、実施例3の端末装置300の動作について説明する。図28から図30は、実施例3の位置通知処理の一例を示すフローチャートである。以下の説明では、ステップS1、S2、S4、S5、S8〜S14、S53、S17、S18、S20〜S25の処理は、実施例1または2と同様であるので、その説明を省略する。
Next, operation | movement of the
端末装置300は、ステップS2の処理に続いて、次の処理を実行する。取得部332は、データの初期化が完了すると、特定部336に準備完了情報を出力する。特定部336は、取得部332から準備完了情報が入力されると、施設に設置されたアクセスポイントと接続する。特定部336は、アクセスポイントと接続すると、アクセスポイントに接続された図示しない施設のサーバ装置に対して、アクセスポイントの位置情報および施設の地図を要求する。特定部336は、アクセスポイントの位置情報および施設の地図を取得したか否かを判定する(ステップS71)。特定部336は、アクセスポイントの位置情報および施設の地図を取得していないと判定した場合には(ステップS71:否定)、ステップS71の判定を繰り返し、アクセスポイントの位置情報および施設の地図の取得を待機する。
The
特定部336は、アクセスポイントの位置情報および施設の地図を取得したと判定した場合には(ステップS71:肯定)、取得したアクセスポイントの位置情報に基づいて、取得した地図上の自端末300aの位置を特定する(ステップS72)。特定部336は、特定した自端末300aの位置を取得部332に出力する。また、特定部336は、特定した自端末300aの位置、アクセスポイントの位置情報および施設の地図を表示制御部335に出力する。
When determining that the location information of the access point and the map of the facility have been acquired (step S71: Yes), the specifying
取得部332は、特定部336から特定した自端末300aの位置が入力されると、加速度センサ部109および地磁気センサ部110での計測を開始する(ステップS73)。取得部332は、加速度センサ部109および地磁気センサ部110から、加速度データおよび方位データを取得し、ステップS4に進む。
When the position of the
端末装置300は、ステップS5の処理に続いて、次の処理を実行する。取得部332は、移動軌跡を自端末移動軌跡記憶部121に記憶すると、BT受信電界強度が閾値b未満であるか否かを判定する(ステップS74)。取得部332は、BT受信電界強度が閾値b未満でないと判定した場合には(ステップS74:否定)、ステップS4に戻る。取得部332は、BT受信電界強度が閾値b未満であると判定した場合には(ステップS74:肯定)、通知取得部133に通知指示を出力し、ステップS8に進む。
The
端末装置300は、ステップS18の処理に続いて、次の処理を実行する。表示制御部335は、算出部234から自端末300aを起点とする相対移動量が入力されると、入力された相対移動量に基づいて、自端末300aを起点に相手端末300bの位置関係を示すオブジェクトを生成する。表示制御部335は、入力された自端末300aの位置、アクセスポイントの位置情報および相対移動量に基づいて、施設の地図上に生成したオブジェクトを対応付けて表示画面を生成する。表示制御部335は、生成した表示画面を表示部106に表示させ(ステップS75)、ステップS20に進む。
The
端末装置300は、ステップS25の処理に続いて、次の処理を実行する。表示制御部335は、BT受信電界強度が閾値a以上であると判定した場合には(ステップS25:肯定)、表示画面を初期化して(ステップS76)、ステップS4に戻る。これにより、自端末300aは、相手端末300bの位置を、端末操作の手間を掛けずに地図上で認識できる。
The
このように、端末装置300は、施設に設置されたアクセスポイントの位置情報および施設の地図を取得する。また、端末装置300は、取得したアクセスポイントの位置情報に基づいて、自端末300aの地図上の位置を特定する。また、端末装置300は、アクセスポイントの位置情報を取得すると、自端末300aの移動軌跡の取得を開始する。また、端末装置300は、位置関係を地図上に対応付けて表示する。その結果、相手端末300bの位置を、端末操作の手間を掛けずに地図上で認識できる。
As described above, the
なお、上記各実施例では、受信電界強度を監視する無線通信として、Buletooth(登録商標)を用いたが、これに限定されない。例えば、ZigBee(登録商標)等の他の近距離無線通信規格を用いてもよい。また、Buletooth(登録商標)は、Buletooth(登録商標) Low Energy(BLE)を用いてもよい。 In each of the above embodiments, Bluetooth (registered trademark) is used as the wireless communication for monitoring the received electric field strength, but the present invention is not limited to this. For example, other short-range wireless communication standards such as ZigBee (registered trademark) may be used. As Bluetooth (registered trademark), Bluetooth (registered trademark) Low Energy (BLE) may be used.
また、上記各実施例では、Buletooth(登録商標)以外の通信手段として、無線LANを挙げたが、これに限定されない。例えば、各種の小電力データ通信システム等を用いてもよい。 In each of the above embodiments, the wireless LAN is used as the communication means other than Bluetooth (registered trademark), but the present invention is not limited to this. For example, various low power data communication systems may be used.
また、上記各実施例は、例えば、屋内施設等のGPS(Global Positioning System)の信号が受信出来ない場所に適用可能であるが、これに限定されない。例えば、屋外であってもビルが林立し、GPSによる測位の精度が期待出来ない場所においても、上記各実施例は適用可能である。なお、GPSによる測位を行うことが出来る場所において、上記各実施例を適用してもよい。 In addition, each of the above embodiments can be applied to a place where a GPS (Global Positioning System) signal such as an indoor facility cannot be received, but is not limited thereto. For example, each of the above embodiments can be applied to a place where a building stands even outdoors and where the accuracy of positioning by GPS cannot be expected. In addition, you may apply said each Example in the place which can perform positioning by GPS.
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。 Furthermore, various processing functions performed by each device may be executed entirely or arbitrarily on a CPU (or a microcomputer such as an MPU or MCU (Micro Controller Unit)). In addition, various processing functions may be executed in whole or in any part on a program that is analyzed and executed by a CPU (or a microcomputer such as an MPU or MCU) or on hardware based on wired logic. Needless to say, it is good.
なお、上記各実施例で説明した端末装置100,200,300は、位置通知プログラムを読み込んで実行することで、図4、図17、図25等で説明した処理と同様の機能を実行することができる。例えば、端末装置100は、検出部131、取得部132、通知取得部133、算出部134、表示制御部135と同様の処理を実行するプロセスを実行することで、上記実施例1と同様の処理を実行することができる。また、例えば、端末装置200は、検出部131、取得部232、通知取得部133、算出部234、表示制御部135と同様の処理を実行するプロセスを実行することで、上記実施例2と同様の処理を実行することができる。また、例えば、端末装置300は、検出部131、取得部332、通知取得部133、算出部234、表示制御部335、特定部336と同様の処理を実行するプロセスを実行することで、上記実施例3と同様の処理を実行することができる。
Note that the
これらのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、これらのプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行することができる。 These programs can be distributed via a network such as the Internet. Further, these programs can be executed by being recorded on a computer-readable recording medium such as a hard disk, a flexible disk (FD), a CD-ROM, an MO, and a DVD, and being read from the recording medium by the computer.
100,200,300 端末装置
100a,200a,300a 自端末
100b,200b,300b 相手端末
101a,101b アンテナ
102 第1無線部
103 第1無線制御部
104 第2無線部
105 第2無線制御部
106 表示部
107 操作部
108 カメラ部
109 加速度センサ部
110 地磁気センサ部
111 電源部
112 音響部
113 スピーカ
114 マイク
120 記憶部
121 自端末移動軌跡記憶部
122 相手端末移動軌跡記憶部
130,230,330 制御部
131 検出部
132,232,332 取得部
133 通知取得部
134,234 算出部
135,335 表示制御部
140 バス
336 特定部
100, 200, 300
Claims (9)
自端末の移動軌跡を取得する第1の取得部と、
検出された前記受信電界強度が所定値未満となった際に、相手端末の移動軌跡を取得する第2の取得部と、
前記自端末の移動軌跡と前記相手端末の移動軌跡とから、前記自端末と前記相手端末とが分岐した分岐点に基づく前記自端末を起点とする相対移動量を求め、前記自端末を起点に前記相手端末の位置関係を表示する表示制御部と、
を有することを特徴とする位置通知装置。 A detection unit for detecting a received electric field strength of short-range wireless communication connecting each terminal;
A first acquisition unit that acquires a movement trajectory of the terminal;
A second acquisition unit that acquires a movement locus of the counterpart terminal when the detected received electric field strength is less than a predetermined value;
From the movement locus of the own terminal and the movement locus of the counterpart terminal, a relative movement amount starting from the own terminal based on a branch point where the own terminal and the counterpart terminal branch is obtained, and the origin terminal is set as the origin. A display control unit for displaying the positional relationship of the counterpart terminal;
A position notification device comprising:
前記表示制御部は、前記自端末の移動軌跡の取得を開始した地点に基づいて、前記自端末を起点とする相対移動量を求める、
ことを特徴とする請求項1に記載の位置通知装置。 The first acquisition unit starts acquiring the movement trajectory of the terminal according to the detected received electric field strength,
The display control unit obtains a relative movement amount starting from the own terminal based on the point where the acquisition of the movement locus of the own terminal is started.
The position notification device according to claim 1.
前記第2の取得部は、求められた前記相手端末を起点とする相対移動量を、該相手端末に通知する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の位置通知装置。 The display control unit obtains a relative movement amount starting from the partner terminal based on the branch point or a point where acquisition of the movement locus of the partner terminal is started,
The second acquisition unit notifies the partner terminal of the obtained relative movement amount starting from the partner terminal.
The position notification device according to claim 1, wherein the position notification device is provided.
前記表示制御部は、前記移動に応じた移動軌跡に基づいて、前記自端末を起点とする相対移動量を再度求め、再度求めた前記自端末を起点とする相対移動量に基づいて、前記位置関係を更新して表示する、
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の位置通知装置。 The second acquisition unit notifies the partner terminal of a movement locus corresponding to the movement when the terminal moves after the partner terminal and the movement locus are mutually notified.
The display control unit obtains the relative movement amount starting from the own terminal again based on the movement trajectory according to the movement, and determines the position based on the obtained relative movement amount starting from the own terminal again. Update and view relationships,
The position notification apparatus according to any one of claims 1 to 3.
ことを特徴とする請求項4に記載の位置通知装置。 When there is a newly notified movement path of the counterpart terminal, the display control unit obtains the relative movement amount starting from the self terminal again, and the relative movement amount starting from the self terminal obtained again. Updating and displaying the positional relationship based on
The position notification device according to claim 4.
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の位置通知装置。 The second acquisition unit uses the wireless communication different from the short-range wireless communication and the partner terminal and the mobile device when the short-range wireless communication cannot be used to mutually notify the counterpart terminal and the movement locus. Notify each other of the movement trajectory,
The position notification device according to any one of claims 1 to 5, wherein
前記第1の取得部は、前記アクセスポイントの位置情報が取得されると、前記自端末の前記移動軌跡の取得を開始し、
前記表示制御部は、前記位置関係を前記地図上に対応付けて表示する、
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の位置通知装置。 Further, the information processing apparatus includes a specifying unit that acquires position information of an access point installed in a facility and a map of the facility, and specifies a position of the terminal on the map based on the acquired position information of the access point. And
When the location information of the access point is acquired, the first acquisition unit starts acquiring the movement trajectory of the terminal itself,
The display control unit displays the positional relationship in association with the map.
The position notification device according to any one of claims 1 to 6.
自端末の移動軌跡を取得し、
検出した前記受信電界強度が所定値未満となった際に、相手端末の移動軌跡を取得し、
前記自端末の移動軌跡と前記相手端末の移動軌跡とから、前記自端末と前記相手端末とが分岐した分岐点に基づく前記自端末を起点とする相対移動量を求め、前記自端末を起点に前記相手端末の位置関係を表示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする位置通知プログラム。 Detect the received field strength of short-range wireless communication connecting each terminal,
Get the movement path of your terminal,
When the detected received electric field strength is less than a predetermined value, the movement locus of the counterpart terminal is acquired,
From the movement locus of the own terminal and the movement locus of the counterpart terminal, a relative movement amount starting from the own terminal based on a branch point where the own terminal and the counterpart terminal branch is obtained, and the origin terminal is set as the origin. Displaying the positional relationship of the counterpart terminal;
A position notification program that causes a computer to execute processing.
自端末の移動軌跡を取得し、
検出した前記受信電界強度が所定値未満となった際に、相手端末の移動軌跡を取得し、
前記自端末の移動軌跡と前記相手端末の移動軌跡とから、前記自端末と前記相手端末とが分岐した分岐点に基づく前記自端末を起点とする相対移動量を求め、前記自端末を起点に前記相手端末の位置関係を表示する、
処理をコンピュータが実行することを特徴とする位置通知制御方法。 Detect the received field strength of short-range wireless communication connecting each terminal,
Get the movement path of your terminal,
When the detected received electric field strength is less than a predetermined value, the movement locus of the counterpart terminal is acquired,
From the movement locus of the own terminal and the movement locus of the counterpart terminal, a relative movement amount starting from the own terminal based on a branch point where the own terminal and the counterpart terminal branch is obtained, and the origin terminal is set as the origin. Displaying the positional relationship of the counterpart terminal;
A position notification control method, wherein a computer executes a process.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016201152A JP2018064181A (en) | 2016-10-12 | 2016-10-12 | Position notification device, position notification program, and position notification control method |
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Publications (1)
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ID=61968066
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7444462B2 (en) | 2021-01-05 | 2024-03-06 | Necプラットフォームズ株式会社 | Wireless communication device, wireless communication system, wireless communication method and program |
-
2016
- 2016-10-12 JP JP2016201152A patent/JP2018064181A/en active Pending
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