JP2018062121A - 印刷装置および印刷方法 - Google Patents

印刷装置および印刷方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018062121A
JP2018062121A JP2016201466A JP2016201466A JP2018062121A JP 2018062121 A JP2018062121 A JP 2018062121A JP 2016201466 A JP2016201466 A JP 2016201466A JP 2016201466 A JP2016201466 A JP 2016201466A JP 2018062121 A JP2018062121 A JP 2018062121A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing
convex
blanket
ink
pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016201466A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6862142B2 (ja
Inventor
秀明 氏家
Hideaki Ujiie
秀明 氏家
直哉 勝城
Naoya Katsushiro
直哉 勝城
智弘 荒川
Tomohiro Arakawa
智弘 荒川
信悟 橋本
Shingo Hashimoto
信悟 橋本
斉 戸島
Hitoshi Toshima
斉 戸島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Altemira Co Ltd
Original Assignee
Showa Aluminum Can Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Aluminum Can Corp filed Critical Showa Aluminum Can Corp
Priority to JP2016201466A priority Critical patent/JP6862142B2/ja
Publication of JP2018062121A publication Critical patent/JP2018062121A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6862142B2 publication Critical patent/JP6862142B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Printing Methods (AREA)
  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)

Abstract

【課題】印刷パターンの多様性および訴求性を向上できる印刷装置を提供する。【解決手段】本発明は、第1および第2印刷版11,12と、印刷用凸部を有する第1および第2ブランケット21,22とを備え、印刷版11,12上のインキが、ブランケット21,22の印刷用凸部に転写されるとともに、印刷用凸部のインキが被印刷体に転写される印刷装置を対象とする。印刷用凸部が第1および第2凸部構成部3a,3bに分離され、第1印刷版11に第1インキ付着部1aが設けられるとともに、第2印刷版12に第2インキ付着部1bが設けられる。第1のブランケット21の第1凸部構成部3aが、第2ブランケット22の第1凸部構成部3aに対し異なる形状に形成される。第1印刷版11の第1インキ付着部1aに付着したインキがブランケット21,22の第1凸部構成部3aに転写されるとともに、第2印刷版12の第2インキ付着部1bに付着したインキがブランケット21,22の第2凸部構成部3bに転写されるように構成されている。【選択図】図2

Description

この発明は、印刷版に付着したインキをブランケットを介して缶体等の被印刷体に印刷するようにした印刷装置および印刷方法に関する。
ビール、チューハイ等のアルコール飲料や、清涼飲料等の非アルコール系飲料が充填された缶入り飲料の容器は、2ピース缶と、3ピース缶とが主流である。2ピース缶は例えば、アルミニウム製またはアルミニウム合金製の平板をドロー&アイアニング(DI)成形して作製された有底筒状(カップ状)の底付缶胴と、その缶胴の上端開口部に嵌着される缶蓋とによって構成されている。そして2ピース缶の缶入り飲料を製造する際には、缶胴に印刷を施した後、その缶胴に飲料を充填して缶蓋を取り付けるのが通例である。なお本明細書においては、飲料を充填する前の底付の缶胴を「飲料用缶」と称し、缶入り飲料を「飲料缶」と称する場合もある。
従来、上記2ピース缶の缶胴に印刷を行う場合主として、ブランケットを用いた周知のブランケット印刷(オフセット印刷)が採用されている。
例えば下記特許文献1〜3には缶胴にブランケット印刷を行うための印刷装置が開示されている。この印刷装置は、凸版や凹版等の印刷版と、ブランケット(ブランケットシート)とを備え、印刷版の所定位置にインキが供給されて付着するとともに、その印刷版上のインキがブランケットに転写される。さらにインキが転写されたブランケットが缶胴に接触することによって、ブランケット上のインキが被印刷体に転写される。こうして缶胴等の被印刷体に所定の図柄、文字、記号等の印刷パターンが印刷されるようになっている。
一般にブランケット印刷においては、使用するインキの種類や、印刷パターンの種類等に応じて、複数種類の印刷版が複数設けられる一方、ブランケットも複数設けられている。そして各ブランケットに、複数種類の印刷版から順次インキが転写されて、各ブランケット毎に所定の印刷パターンが形成されるようになっている。
通常のブランケット印刷においては、複数のブランケットにそれぞれ同一の印刷パターンが形成されるが、特許文献1,2においては、被印刷体にブランケット毎に異なる図柄を印刷できるようにした装置、いわゆる多柄印刷装置が提案されている。
この特許文献1,2の多柄印刷装置におけるブランケットには多柄印刷領域が設けられ、その多柄印刷領域に、ブランケット毎に異なる形状の図柄用凸部が形成されている。そして印刷版における多柄印刷領域に対応する領域にインキが供給されて付着するとともに、そのインキのうち、ブランケットの多柄印刷領域における図柄用凸部にのみインキが転写されて、その凸部上のインキが被印刷体に転写されるようになっている。こうしてブランケット毎に異なる図柄が被印刷体に印刷されるようになっている。
特表2015−526317号公報 特表2016−511175号公報 特開2015−227002号公報
しかしながら、上記特許文献1,2に示す従来の印刷装置においては、ブランケット毎に多柄印刷領域内の図柄を変更できるものの、多柄印刷領域の図柄用凸部に転写されるインキは単色であるため、印刷された図柄も単色となり、図柄の多様性に欠け、十分な訴求性を得る図柄を印刷することが困難であるという課題があった。
この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、ブランケット毎に異なる図柄等の印刷パターンを印刷できる上さらに、印刷パターンの多様性を向上できて、訴求性を一層向上させることができる印刷装置および印刷方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の手段を備えるものである。
[1]第1および第2印刷版を含む複数の印刷版と、印刷用凸部を有し、かつ第1および第2ブランケットを含む複数のブランケットとを備え、前記複数の印刷版上のインキが、各ブランケットの前記印刷用凸部にそれぞれ転写されるとともに、前記印刷用凸部のインキが被印刷体に転写されることによって、被印刷体に所定の印刷パターンが印刷されるようにした印刷装置であって、
前記印刷用凸部が、第1および第2凸部構成部を含む複数の凸部構成部に分離され、
前記第1印刷版に、前記第1凸部構成部に対応して第1インキ付着部が設けられるとともに、前記第2印刷版に前記第2凸部構成部に対応して第2インキ付着部が設けられ、
前記第1ブランケットの前記第1凸部構成部が、前記第2ブランケットの前記第1凸部構成部に対し異なる形状に形成され、および/または、前記第1ブランケットの前記第2凸部構成部が、前記第2ブランケットの前記第2凸部構成部に対し異なる形状に形成されて、
前記第1印刷版の前記第1インキ付着部に付着したインキが前記第1および第2ブランケットの前記第1凸部構成部にそれぞれ転写されるとともに、前記第2印刷版の前記第2インキ付着部に付着したインキが前記第1および第2ブランケットの前記第2凸部構成部にそれぞれ転写されるように構成されていることを特徴とする印刷装置。
[2]前記第1凸部構成部は、前記印刷用凸部の内側の部分である凸部内側部として構成されるとともに、前記第2凸部構成部は、前記印刷用凸部の外側の部分である凸部外側部として構成されている前項1に記載の印刷装置。
[3]前記凸部外側部は、前記凸部内側部の外周を取り囲むように配置されている前項2に記載の印刷装置。
[4]前記ブランケットに多柄印刷領域が設けられるとともに、その多柄印刷領域内に前記印刷用凸部が設けられ、
前記多柄印刷領域における前記印刷用凸部以外の領域が切削加工により凹状に形成されることによって、前記印刷用凸部が凸状に形成されている前項1〜3のいずれか1項に記載の印刷装置。
[5]前記切削加工として、レーザー彫刻加工が用いられる前項4に記載の印刷装置。
[6]前記被印刷体は、缶入り飲料の容器に用いられるアルミニウム製またはアルミニウム合金製の缶胴によって構成されている前項1〜5のいずれか1項に記載の印刷装置。
[7]第1および第2印刷版を含む複数の印刷版と、印刷用凸部を有し、かつ第1および第2ブランケットを含む複数のブランケットとを用いて、被印刷体に所定の印刷パターンを印刷するに際して、前記複数の印刷版上のインキを、各ブランケットの前記印刷用凸部にそれぞれ転写するとともに、その印刷用凸部のインキを被印刷体に転写するようにした印刷方法であって、
前記印刷用凸部を、第1および第2凸部構成部を含む複数の凸部構成部に分離し、
前記第1印刷版に、前記第1凸部構成部に対応して第1インキ付着部を設けるとともに、前記第2印刷版に前記第2凸部構成部に対応して第2インキ付着部を設け、
前記第1ブランケットの前記第1凸部構成部を、前記第2ブランケットの前記第1凸部構成部に対し異なる形状に形成し、および/または、前記第1ブランケットの前記第2凸部構成部を、前記第2ブランケットの前記第2凸部構成部に対し異なる形状に形成しておいて、
複数の印刷版上のインキを、前記第1および第2ブランケットの前記印刷用凸部に転写するに際して、前記第1印刷版の前記第1インキ付着部に付着したインキを前記第1および第2ブランケットの前記第1凸部構成部にそれぞれ転写するとともに、前記第2印刷版の前記第2インキ付着部に付着したインキを各ブランケットの前記第2凸部構成部にそれぞれ転写するようにしたことを特徴とする印刷方法。
発明[1]の印刷装置によれば、ブランケットの印刷用凸部が複数の凸部構成部に分離され、各凸部構成部に別々にインキが転写されるようにしているため、ブランケット毎に異なる図柄等の印刷パターンを印刷できる上さらに、多色の印刷パターンを印刷でき、印刷パターンの多様性を向上できて、訴求性を一層向上させることができる。
発明[2][3]の印刷装置によれば、印刷パターンの内側部と外側部とを異なる色に設定できるため、上記の効果をより確実に得ることができる。
発明[4]の印刷装置によれば、ブランケットにおける多柄印刷領域を切削して印刷用凸部を残存形成するようにしているため、印刷版をブランケットに接触させた際に、印刷版の版面をブランケットの凸部およびブランケット面にその全域において均等に接触させることができる。このため印刷版上のインキをブランケットに精度良く確実に転写でき、乱れのない理想的な図柄等の印刷パターンを印刷することができる。
発明[5]の印刷装置によれば、ブランケットをレーザー彫刻加工によって切削して印刷用凸部を形成しているため、高精度の溝(凹部)、つまり高精度の凸部を形成でき、繊細かつ鮮明な印刷パターンを印刷でき、より一層訴求性を向上させることができる。
発明[6]の印刷装置によれば、缶入り飲料の容器の缶胴に印刷するようにしているため、高い訴求性の印刷パターンを印刷できて、高い購買意欲を有する缶入り飲料を製造することができる。
発明[7]の印刷方法によれば、上記の装置発明と同様に、ブランケット毎に異なる図柄等の印刷パターンを印刷できる上さらに、多色の印刷パターンを印刷でき、印刷パターンの多様性を向上できて、訴求性を一層向上させることができる。
図1はこの発明の実施形態である印刷装置の概略構成を説明するためのブロック図である。 図2は実施形態の印刷装置に適用された印刷版およびブランケットの構成を説明するためのブロック図である。 図3は実施形態の印刷装置によって印刷された印刷缶の図柄を説明するための図である。
図1はこの発明の実施形態である多柄印刷装置の概略構成を説明するためのブロック図である。本実施形態の多柄印刷装置は、缶入り飲料(飲料缶)の容器を構成する2ピース缶におけるアルミニウム製またはアルミニウム合金製の底付缶胴(飲料用缶)Wを被印刷体とし、缶胴Wの外周面に図柄、文字、記号等の所定の印刷パターンを印刷するものである。
図1に示すように本実施形態の多柄印刷装置は、ブランケットホイール5と、ブランケットホイール5の外周に沿って設けられた複数の版胴6と、ブランケットホイール5に隣接する缶保持移動機構7とを備えている。
版胴6の外周面には、缶胴Wに印刷される図柄等の印刷パターンに応じて形成された印刷版1が設けられている。本実施形態において、印刷版1は凸版によって構成されているが、凹版によって構成しても良い。版胴6は、回転自在に構成されており、図示しないインキ供給手段から版胴6の印刷版1上における画線部にインキが供給されて付着するようになっている。なおインキ供給手段は例えば、印刷銘柄毎に必要な各色のインキが充填される複数のインキ受けや、インキ受けからのインキを印刷版1に供給する複数のインキ転写ロール等によって構成されている。
ブランケットホイール5の外周面には、印刷用のブランケット2が複数枚設けられている。各ブランケット2は、版胴6の印刷版1に接触するとともに、缶保持移動機構7に保持された缶胴Wにも接触するように構成されている。
缶保持移動機構7は、図示しない缶胴取込手段によって取り込まれた缶胴Wに挿入されて缶胴Wを陰圧状態で回転自在に保持するマンドレル(中子)71と、マンドレル71に保持された缶胴Wを順次ブランケットホイール5側に回転移動させる回転板72とを備えている。なお、缶胴Wは印刷する前に、洗浄・乾燥される。さらに必要に応じて、無色または白色の下地塗装処理(乾燥処理も含む)が施される。
この構成の多柄印刷装置においては、インキ供給手段を介して各印刷版1の画線部に必要に応じて各種のインキが適宜供給されて付着するとともに、複数の印刷版1に付着したインキが、回転するブランケットホイール5上の各ブランケット2に、複数の印刷版1のインキが必要な部分に順次転写されていき、反転形状の印刷パターンが形成される。そしてブランケット2に転写された印刷パターンが、マンドレル71に保持された缶胴Wに接触して、ブランケット2に対し缶胴Wが1回転(実際は若干のオーバーラップ部を加えて1回転以上)する間に、ブランケット2上の反転形状の印刷パターンが缶胴Wの外周面に転写される。こうして缶胴Wに、複数の印刷版1のインキが必要な部分に形成された所定の印刷パターンが印刷される。
なお、印刷後の缶胴Wに対しては、外周面にクリアー塗料が塗布され、さらに缶胴Wの底壁の接地部が塗装された後、焼付処理される。
図2は本実施形態の多柄印刷装置に適用された印刷版1およびブランケット2を説明するためのブロック図、図3は実施形態の多柄印刷装置によって印刷された印刷缶(缶胴)の図柄を説明するための図である。なお本実施形態においては、発明の理解を容易にするため、印刷版1の種類が2種類、ブランケット2の種類が3種類の場合を例に挙げて説明する。言うまでもなく、本発明においては、印刷版1の種類が3種類以上であっても、印刷版1の使用数が3枚以上であっても良く、さらにブランケット2の種類が2種類または4種類以上であっても、ブランケット2の使用数が2枚または4枚以上であっても良い。
図2および図3に示すように、本実施形態の多柄印刷装置によって印刷された缶胴W(印刷缶W1〜W3)は、その印刷パターンとして、丸(円)や四角等で構成される図柄4と、「A」の文字45と、「B」の文字46とがある。
なお図2において印刷缶W1〜W3の「B」の文字はその右側の一部が死角となっている。さらに図2および図3においては、図柄4および文字45,46の部分にハッチングが施されているが、ハッチングの種類が同じ部分は、同じ色であることを示し、ハッチングの種類が異なっている部分は異なる色であることを示している。ここで本実施形態において、印刷缶W1〜W3は、印刷処理された缶胴Wであり、缶胴Wは、印刷缶W1〜W3を含む概念で使用している。さらに第1〜第3図柄41〜43を含む図柄を総称する場合、図柄4と称している。
本実施形態において各印刷缶W1〜W3における文字45,46はそれぞれ同じ形状の文字でそれぞれ1種類のみであるが、図柄4は異なる形状の3種類の第1〜第3図柄41〜43を備えている。つまり本実施形態においては、図柄4が異なる第1〜第3の3種類の印刷缶W1〜W3を製造するものである。
図2および図3に示すように第1印刷缶W1の図柄4は、第1図柄41であり、塗り潰された円形の図柄内側部(第1図柄構成部)4aと、その図柄内側部4aの外周を取り囲むように配置された正方形の角環状の図柄外側部(第2図柄構成部)4bとで構成されている。第2印刷缶W2の図柄4は、第2図柄42であり、塗り潰された円形の図柄内側部(第1図柄構成部)4aと、その図柄内側部分4aの外周を取り囲むように配置された円環状の図柄外側部(第2図柄構成部)4bとで構成されている。第3印刷缶W3の図柄4は、第3図柄43であり、塗り潰された正方形の図柄内側部(第1図柄構成部)4aと、その図柄内側部4aの外周を取り囲むように配置された円環状の図柄外側部(第2図柄構成部)4bとで構成されている。
なお後に説明するが、各図柄41〜43における図柄内側部4aと、図柄外側部4bとは異なる色で印刷される。さらに「A」の文字45と「B」の文字46とは異なる色で印刷されるが、各文字自体は単色で印刷される。
ブランケット2は、第1〜第3印刷缶W1〜W3に対応して、第1〜第3の3種類のブランケット21〜23を備えている。各ブランケット21〜23には、印刷缶W1〜W3の「A」「B」の文字45,46に対応して、印刷版1から「A」「B」の文字の形態でインキが転写される文字領域35,36が設けられている。
ここで図2において、ブランケット2における文字領域36に転写されるインキの「B」の形状は、本来ならば左右が反転された形状となるが、本実施形態においては発明の理解を容易にするため、「B」の形状を反転していない通常の形状で示している。なお言うまでもなく、文字領域35に転写されるインキの「A」の形状は、線対称の形状であり、缶軸方向に沿って配置されるので、同図に示すようにそのままの形状となる。
各ブランケット21〜23には、印刷缶W1〜W3の図柄4に対応して、多柄印刷領域3が設けられている。多柄印刷領域3は、3種類の図柄41〜43にそれぞれ対応して第1〜第3の3種類の多柄印刷領域31〜33を備えている。多柄印刷領域31〜33には、図柄41〜43の形状に一致するように印刷用凸部3a,3bが設けられている。この印刷用凸部3a,3bは、多柄印刷領域31〜33内における印刷用凸部3a,3b以外の領域がレーザー彫刻加工によって切削加工(溝付け加工)されることによって凸状に形成されている。つまり印刷用凸部3a,3bは、多柄印刷領域3のうち、切削加工を行わない未彫刻部として残存形成された部分である。従って印刷用凸部3a,3bの先端面(上端面)は、平坦な部分(ブランケット面)であり、インキが転写される部分となる。なおブランケット21〜23の上面における上記文字領域35,36を含めた領域であって、多柄印刷領域31〜33以外の領域も平坦な部分(ブランケット面)となっている。
印刷用凸部3a,3bは、図柄41〜43に対応した形状であるため図柄41〜43と同様に、印刷用凸部の内側の部分である凸部内側部(第1凸部構成部)3aと、印刷用凸部の外側の部分である凸部外側部(第2凸部構成部)3bとに分離されている。
具体的に説明すると、第1ブランケット21の多柄印刷領域31には、円形の凸部内側部3aと、その凸部内側部3aの外周を取り囲むように配置された正方形の角環状の凸部外側部3bとが配置されている。第2ブランケット22の多柄印刷領域32には、円形の凸部内側部3aと、その凸部内側部分3aの外周を取り囲むように配置された円環状の凸部外側部3bとが配置されている。第3ブラケット23の多柄印刷領域33には、正方形の凸部内側部3aと、その凸部内側部3aの外周を取り囲むように配置された円環状の凸部外側部3bとが配置されている。
なお本実施形態においては、第1〜第3ブランケット21〜23を含むブランケットを総称する場合、ブランケット2と称している。さらに第1〜第3多柄印刷領域31〜33を含む多柄印刷領域を総称する場合、多柄印刷領域3と称している。
印刷版1は、第1および第2の2種類の印刷版11,12を備えている。なお本実施形態において、第1および第2印刷版11,12を含む印刷版を総称する場合、印刷版1と称している。
本実施形態において印刷版11,12はインキを付着する部分が凸状に形成された凸版によって構成されている。第1印刷版11には、缶胴Wの「A」の文字45に対応して、「A」の形状の文字用インキ付着部15が設けられるとともに、ブランケット3の凸部内側部3aに対応して、図柄内側インキ付着部(第1インキ付着部)1aが設けられている。第2印刷版12には、缶胴Wの「B」の文字46に対応して、「B」の形状の文字用インキ付着部16が設けられるとともに、ブランケット3の凸部外側部3bに対応して、図柄外側インキ付着部(第2インキ付着部)1bが設けられている。
ここで本実施形態においては、図柄内側インキ付着部1aは、第1〜第3ブランケット21〜23のいずれの凸部外側部3bに接触することなく、全ての凸部内側部3aに接触してインキを転写できる形状に形成されるとともに、図柄外側インキ付着部1bは、第1〜第3ブランケット21〜23のいずれの凸部内側部3aに接触することなく、全ての凸部外側部3bに接触してインキを転写できる形状に形成されている。
具体的には、図柄内側インキ付着部1aは、ブランケット2の多柄印刷領域3の中央部に対応して円形に形成されるとともに、図柄外側インキ付着部1bは、図柄内側インキ付着部1aの部分を取り除いたような中央孔付きの正方形状に形成されている。換言すると図柄内側インキ付着部1aの形状と、図柄外側インキ付着部1bの形状とは相補的な関係を有している。
なお本実施形態においては、上記インキ供給手段(図示省略)から第1印刷版11と第2印刷版12に異なる色のインキが供給されるようにしている。つまり第1印刷版11において、図柄内側インキ付着部1aと、「A」の形状の文字用インキ付着部15とは同じ色のインキが供給されるとともに、第2印刷版12において、図柄外側インキ付着部1bと、「B」の形状の文字用インキ付着部16とは同じ色のインキが供給される。さらに第1印刷版11の図柄内側インキ付着部1aに供給されるインキと、第2印刷版12の図柄外側インキ付着部1bに供給されるインキとは異なる色に設定される。
本実施形態の多柄印刷装置においては、上記構成の印刷版11,12およびブランケット21〜23を備え、以下に説明するように缶胴Wに印刷処理が実施される。
まず第1印刷版11のインキ付着部1a,15にインキ供給手段(図示省略)からインキが供給されて付着するとともに、第2印刷版12のインキ付着部1b,16にインキ供給手段(図示省略)から上記のインキとは異なる色のインキが供給されて付着する。
続いて第1および第2印刷版11,12に付着したインキが第1ブランケット21の印刷用凸部3a,3bおよび文字領域35,36に順次転写される。同様に、第1および第2印刷版11,12に付着したインキが、第2ブランケット22の印刷用凸部3a,3bおよび文字領域35,36に順次次転写されるとともに、第3ブランケット23の印刷用凸部3a,3bおよび文字領域35,36に順次転写される。
その後、インキが転写されたブランケット21〜23が缶胴Wに接触することによって、ブランケット21〜23のインキが缶胴Wの外周面に順次転写されて、図柄41〜43および文字45,46が印刷されて、第1〜第3印刷缶W1〜W3が製造される。
こうして得られた第1〜第3印刷缶W1〜W3は、図柄41〜43がそれぞれ異なるため、消費者等に対する訴求性を向上させることができる。さらに印刷缶W1〜W3の図柄41〜43は、内側部4aと外側部4bとで色が異なっているため、図柄41〜43の多様性がより一層増大し、図柄41〜43の訴求性を一層向上させることができ、十分な購買意欲を備えた缶入り飲料を製造することができる。
またブランケット2の多柄印刷領域3に印刷用凸部3a,3bを形成する際に、多柄印刷領域3の凸部3a,3b以外の領域を切削して、凸部3a,3bを残存形成するようにしているため、ブランケット2における印刷用凸部3a,3bの先端面と、多柄印刷領域3以外のブランケット面とが同一平面内(面一)に配置される。このため印刷版1のインキをブランケット2に精度良く確実に転写でき、乱れのない理想的な図柄4を印刷することができる。
すなわち仮にブランケット2における印刷用凸部3a,3bがブランケット面よりも突出している場合には、印刷版1をブランケット2に接触させた際に、凸部3a,3bが版面に干渉することによって、ブランケット面が版面に十分に接触せず、印刷版1のインキをブランケット2に精度良く転写できず、印刷に乱れが生じるおそれがある。
これに対し本実施形態においては、ブランケット2における印刷用凸部3a,3bの先端面と、多柄印刷領域3以外のブランケット面とが同一平面内に配置されるため、印刷版1の版面がブランケット2の印刷用凸部3a,3bおよびブランケット面にその全域において均等に隙間なく接触する。このため既述したように印刷版1のインキをブランケット2に精度良く確実に転写でき、乱れのない理想的な図柄4等の印刷パターンを印刷することができる。
また本実施形態においては、ブランケット2に印刷用凸部3a,3bを形成するに際し、レーザー彫刻加工を用いて溝付け加工を行うようにしているため、高精度の溝(凹部)、つまり高精度の印刷用凸部3a,3bを形成することができる。このため繊細かつ鮮明な図柄を印刷でき、より一層訴求性を向上させることができる。
なお上記実施形態においては、3種類の図柄41〜43を印刷する場合を例に挙げて説明したが、図柄等の種類は特に限定されず、本発明においては、2種類または4種類以上の図柄等の印刷パターンを印刷するようにしても良い。例えばブランケットが12枚貼り付けられる印刷装置では、12種類の図柄等の印刷パターンを一度に印刷することができる。換言すれば、印刷パターンの種類数は、印刷装置に貼り付けられるブランケットの貼付数を最大数として変更することができる。
また上記実施形態においては、2色で図柄4を印刷する場合を例に挙げて説明したが、図柄等の色の種類は2色に限られず、本発明においては、3色以上で図柄等の印刷パターンを印刷するようにしても良い。例えば8色のインキを供給できる印刷装置では、8色で図柄等の印刷パターンを印刷することができる。換言すれば、印刷装置のインキ供給能力に応じて、印刷パターンの色の数を変更することができる。
また上記実施形態においては、ブランケット2の印刷用凸部を、凸部内側部3aと凸部外側部3bとの2つに分離して、それぞれ異なる色に設定する場合を例に挙げて説明したが、印刷用凸部の分離数は特に限定されず、本発明においては、印刷用凸部を3つ以上に分離して、それぞれ異なる色に設定するようにしても良い。
さらに上記実施形態においては、ブランケット2の印刷用凸部を、内側と外側とに分離するようにしているが、印刷用凸部する分離位置等は特に限定されず、どのような位置で分離するようにしても良い。例えば印刷用凸部を縦横(上下左右)に分離したり、斜めの線分で分離するようにしても良い。
言うまでもなく、印刷版のインキ付着部の位置や形状は、ブランケットにおける印刷用凸部の分離位置や形状等に合わせて調整すれば良い。
また上記実施形態においては、多柄印刷領域に丸や四角等の図柄を形成する場合を例に挙げて説明したが、それだけに限られず、本発明においては、多柄印刷領域に網点の図柄や図柄以外の印刷パターン例えば、文字や記号等を形成するようにしても良い。
また上記実施形態においては、缶胴(飲料用缶)に印刷する印刷装置を例に挙げて説明したが、それだけに限られず、本発明においては飲料用缶以外の被印刷体、例えば平坦な印刷面の印刷体に印刷するようにした印刷装置にも適用することができる。
この発明の印刷装置は例えば、アルコール飲料や非アルコール系飲料が充填された缶入り飲料の容器に印刷処理を施す際に好適に用いることができる。
1,11,12:印刷版
1a:図柄内側インキ付着部(第1インキ付着部)
1b:図柄外側インキ付着部(第2インキ付着部)
2,21〜23:ブランケット
3,31〜33:多柄印刷領域
3a:凸部内側部(第1凸部構成部)
3b:凸部外側部(第2凸部構成部)
4,41〜43:図柄
W,W1〜W3:缶胴(被印刷体)

Claims (7)

  1. 第1および第2印刷版を含む複数の印刷版と、印刷用凸部を有し、かつ第1および第2ブランケットを含む複数のブランケットとを備え、前記複数の印刷版上のインキが、各ブランケットの前記印刷用凸部にそれぞれ転写されるとともに、前記印刷用凸部のインキが被印刷体に転写されることによって、被印刷体に所定の印刷パターンが印刷されるようにした印刷装置であって、
    前記印刷用凸部が、第1および第2凸部構成部を含む複数の凸部構成部に分離され、
    前記第1印刷版に、前記第1凸部構成部に対応して第1インキ付着部が設けられるとともに、前記第2印刷版に前記第2凸部構成部に対応して第2インキ付着部が設けられ、
    前記第1ブランケットの前記第1凸部構成部が、前記第2ブランケットの前記第1凸部構成部に対し異なる形状に形成され、および/または、前記第1ブランケットの前記第2凸部構成部が、前記第2ブランケットの前記第2凸部構成部に対し異なる形状に形成されて、
    前記第1印刷版の前記第1インキ付着部に付着したインキが前記第1および第2ブランケットの前記第1凸部構成部にそれぞれ転写されるとともに、前記第2印刷版の前記第2インキ付着部に付着したインキが前記第1および第2ブランケットの前記第2凸部構成部にそれぞれ転写されるように構成されていることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記第1凸部構成部は、前記印刷用凸部の内側の部分である凸部内側部として構成されるとともに、前記第2凸部構成部は、前記印刷用凸部の外側の部分である凸部外側部として構成されている請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記凸部外側部は、前記凸部内側部の外周を取り囲むように配置されている請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記ブランケットに多柄印刷領域が設けられるとともに、その多柄印刷領域内に前記印刷用凸部が設けられ、
    前記多柄印刷領域における前記印刷用凸部以外の領域が切削加工により凹状に形成されることによって、前記印刷用凸部が凸状に形成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. 前記切削加工として、レーザー彫刻加工が用いられる請求項4に記載の印刷装置。
  6. 前記被印刷体は、缶入り飲料の容器に用いられるアルミニウム製またはアルミニウム合金製の缶胴によって構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の印刷装置。
  7. 第1および第2印刷版を含む複数の印刷版と、印刷用凸部を有し、かつ第1および第2ブランケットを含む複数のブランケットとを用いて、被印刷体に所定の印刷パターンを印刷するに際して、前記複数の印刷版上のインキを、各ブランケットの前記印刷用凸部にそれぞれ転写するとともに、その印刷用凸部のインキを被印刷体に転写するようにした印刷方法であって、
    前記印刷用凸部を、第1および第2凸部構成部を含む複数の凸部構成部に分離し、
    前記第1印刷版に、前記第1凸部構成部に対応して第1インキ付着部を設けるとともに、前記第2印刷版に前記第2凸部構成部に対応して第2インキ付着部を設け、
    前記第1ブランケットの前記第1凸部構成部を、前記第2ブランケットの前記第1凸部構成部に対し異なる形状に形成し、および/または、前記第1ブランケットの前記第2凸部構成部を、前記第2ブランケットの前記第2凸部構成部に対し異なる形状に形成しておいて、
    複数の印刷版上のインキを、前記第1および第2ブランケットの前記印刷用凸部に転写するに際して、前記第1印刷版の前記第1インキ付着部に付着したインキを前記第1および第2ブランケットの前記第1凸部構成部にそれぞれ転写するとともに、前記第2印刷版の前記第2インキ付着部に付着したインキを各ブランケットの前記第2凸部構成部にそれぞれ転写するようにしたことを特徴とする印刷方法。
JP2016201466A 2016-10-13 2016-10-13 印刷装置および印刷方法 Active JP6862142B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016201466A JP6862142B2 (ja) 2016-10-13 2016-10-13 印刷装置および印刷方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016201466A JP6862142B2 (ja) 2016-10-13 2016-10-13 印刷装置および印刷方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018062121A true JP2018062121A (ja) 2018-04-19
JP6862142B2 JP6862142B2 (ja) 2021-04-21

Family

ID=61967295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016201466A Active JP6862142B2 (ja) 2016-10-13 2016-10-13 印刷装置および印刷方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6862142B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015227002A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 ユニバーサル製缶株式会社 缶の印刷方法、印刷用ブランケット、缶の印刷装置及び印刷缶
US20160129687A1 (en) * 2014-11-10 2016-05-12 Rexam Beverage Can South America S.A. Method and apparatus for printing metallic beverage container bodies
JP2016523741A (ja) * 2013-06-11 2016-08-12 ボール コーポレイションBall Corporation 印刷プロセスにおいて軟質の感光性樹脂板を用いて金属容器の外面を装飾する方法及び装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016523741A (ja) * 2013-06-11 2016-08-12 ボール コーポレイションBall Corporation 印刷プロセスにおいて軟質の感光性樹脂板を用いて金属容器の外面を装飾する方法及び装置
JP2015227002A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 ユニバーサル製缶株式会社 缶の印刷方法、印刷用ブランケット、缶の印刷装置及び印刷缶
US20160129687A1 (en) * 2014-11-10 2016-05-12 Rexam Beverage Can South America S.A. Method and apparatus for printing metallic beverage container bodies

Also Published As

Publication number Publication date
JP6862142B2 (ja) 2021-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11794468B2 (en) Device for printing cans, a process for printing cans, a printed can and a transfer blanket
CN107073988B (zh) 金属饮料容器及印刷设备和方法
US8365658B2 (en) Method for ornamenting container, ornamented container manufactured by the method, and mandrel, drum, and ornamenting apparatus used for the method
KR20190054129A (ko) 캔 임프린팅 장치 및 관련 방법
JP6859070B2 (ja) 印刷用ブランケット
JP2015227002A (ja) 缶の印刷方法、印刷用ブランケット、缶の印刷装置及び印刷缶
JP2018062121A (ja) 印刷装置および印刷方法
US11718116B2 (en) Method for manufacturing cylindrical container, and cylindrical container
JP7373627B2 (ja) 印刷用ブランケット
JP2006224585A (ja) シームレス缶体
JP2006224584A (ja) シームレス缶体
CA2990069A1 (en) Device for decorating containers
CA2645733C (en) Method for ornamenting container, ornamented container manufactured by the method, and mandrel, drum, and ornamenting apparatus used for the method
EP2869992A1 (en) A device for printing cans, a process for printing cans, a printed can and a transfer blanket

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201020

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210309

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210331

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6862142

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250