JP2018061636A - 検査装置、検査方法および検査プログラム - Google Patents

検査装置、検査方法および検査プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2018061636A
JP2018061636A JP2016200812A JP2016200812A JP2018061636A JP 2018061636 A JP2018061636 A JP 2018061636A JP 2016200812 A JP2016200812 A JP 2016200812A JP 2016200812 A JP2016200812 A JP 2016200812A JP 2018061636 A JP2018061636 A JP 2018061636A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
dimensional
inspection
inspection pin
cad data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016200812A
Other languages
English (en)
Inventor
斎藤 浩史
Hiroshi Saito
浩史 斎藤
真 吉田
Makoto Yoshida
真 吉田
敏男 前田
Toshio Maeda
敏男 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Roland DG Corp
Original Assignee
Roland DG Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Roland DG Corp filed Critical Roland DG Corp
Priority to JP2016200812A priority Critical patent/JP2018061636A/ja
Publication of JP2018061636A publication Critical patent/JP2018061636A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Dental Prosthetics (AREA)

Abstract

【課題】サージカルガイドが精度よく作成されたか否かを検査することが可能な検査装置を提供する。
【解決手段】歯科インプラント治療の際に用いられるドリルが挿入される穴が設けられ、患者の口腔内に装着されるガイド部材の3次元CADデータと、前記穴に嵌合される筒状の保護部材の3次元CADデータと、前記筒状の孔部分に嵌合される検査ピンの3次元CADデータとを組み合わせたデータを第1立体データとして取得する第1取得部と、前記ガイド部材の3次元CADデータに対応する実際のガイド部材と、前記保護部材の3次元CADデータに対応する実際の保護部材と、前記検査ピンの3次元CADデータに対応する実際の検査ピンとを組み合わせた状態でスキャンされた際に得られる第2立体データを取得する第2取得部と、前記第1立体データにおける前記検査ピンと、前記第2立体データにおける前記実際の検査ピンとのズレを算出する算出部と、算出された前記ズレを出力する出力部と、を備える検査装置。
【選択図】図9

Description

本発明は、検査装置、検査方法および検査プログラムに関する。
歯科インプラント治療とは、失われた歯の位置にインプラント(人工歯根)を埋め込み、人工歯を取り付けることにより、失われた歯の機能を回復させる治療である。歯科インプラント治療では、インプラントを埋め込む位置の顎骨をドリルで正確に削る必要があるため、サージカルガイドと呼ばれる位置決め器具が用いられることがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−22378号公報
サージカルガイドは、患者の口腔内のCT(Computed Tomography)スキャンの結果に基づいて患者ごとに設計・作成される。しかしながら、作成されたサージカルガイドは設計から大きくずれていることがあるため、歯科医師は、サージカルガイドを必ずしも安心して用いることができなかった。
本発明の目的は、サージカルガイドが精度よく作成されたか否かを検査する技術を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、歯科インプラント治療の際に用いられるドリルが挿入される穴が設けられ、患者の口腔内に装着されるガイド部材の3次元CADデータと、前記穴に嵌合される筒状の保護部材の3次元CADデータと、前記筒状の孔部分に嵌合される検査ピンの3次元CADデータとを組み合わせたデータを第1立体データとして取得する第1取得部と、前記ガイド部材の3次元CADデータに対応する実際のガイド部材と、前記保護部材の3次元CADデータに対応する実際の保護部材と、前記検査ピンの3次元CADデータに対応する実際の検査ピンとを組み合わせた状態でスキャンされた際に得られる第2立体データを取得する第2取得部と、前記第1立体データにおける前記検査ピンと、前記第2立体データにおける前記実際の検査ピンとのズレを算出する算出部と、算出された前記ズレを出力する出力部と、を備える検査装置である。本発明の他の特徴については、本明細書の記載により明らかにする。
本発明によれば、サージカルガイドが精度よく作成されたか否かを検査することができる。
実施形態に係る3Dスキャナの構成を示す図である。 図2Aは実施形態に係るサージカルガイドを示す図であり、図2Bは実施形態に係るスリーブを示す図である。 実施形態に係るサージカルガイドが患者の口腔内に取り付けられた状態を示す図である。 実施形態に係る検査ピンの一例を示す図である。 実施形態に係るCPUに実現される機能ブロックの一例を示す図である。 実施形態に係るメモリが有する記憶部の一例を示す図である。 実施形態に係る3Dスキャナの処理の一例を示すフローチャートである。 対象物の3次元CADデータおよびスキャンデータを示す図である。 対象物の3次元CADデータおよびスキャンデータが比較された状態を示す図である。 実施形態に係る検査ピンの一例を示す図である。 実施形態に係る検査ピンの一例を示す図である。
後述する明細書及び図面の記載から、上記の主たる発明の他、少なくとも以下の事項が
明らかとなる。
すなわち、前記算出部は、前記第1立体データにおける前記検査ピンと、前記第2立体データにおける前記実際の検査ピンとの角度差を前記ズレとして算出する検査装置が明らかとなる。このような検査装置によれば、サージカルガイドにおいてドリルが挿入される穴の角度を精度よく検査することができる。
また、前記算出部は、前記第1立体データにおける前記ガイド部材のデータ上の位置と、前記第2立体データにおける前記実際のガイド部材のデータ上の位置とを一致させた状態で、前記ズレを算出する検査装置が明らかとなる。このような検査装置によれば、ドリルが挿入される穴のズレを精度良く検査することができる。
また、前記出力部は、前記ズレを示す表示を表示装置に表示させる検査装置が明らかとなる。このような検査装置によれば、利用者は、サージカルガイドの精度を客観的に把握できる。
また、前記検査ピンは、円柱状の形状を呈することが明らかとなる。このような検査ピンが用いられると、設計に対する実際のサージカルガイドの穴の角度ズレがより顕著となる。このため、利用者は正確にサージカルガイドの精度を検査できる。
また、前記検査ピンは、直線状に連結された複数の球状部材を含むことが明らかとなる。検査ピンが球状部材を含む場合、検査ピンの中心軸を正確に把握することが容易となる。このため、設計に対する実際のサージカルガイドの穴の角度ズレをより正確に検査できる。
また、前記検査ピンは、一端側が前記筒状の孔部分に嵌合される第1円柱状の形状を呈し、他端側が前記第1円柱状の径より短い第2円柱形状を呈することが明らかとなる。このような検査ピンでは、検査ピンの中心軸を正確に把握することが容易となる。このため、設計に対する実際のサージカルガイドの穴の角度ズレをより正確に検査できる。
<実施形態>
−−−3Dスキャナ10のハードウェア構成−−−
図1は、3Dスキャナ10のハードウェア構成を示す図である。3Dスキャナ10(検査装置)は、対象物の3次元データを取得し、対象物の3次元CADデータと比較することにより対象物の作成精度を検査する装置である。3Dスキャナ10は、CPU(Central Processing Unit)20、メモリ21、記憶装置22、入力装置23、表示装置24、通信装置25、制御装置26、及び光学ヘッド27を含んで構成される。
CPU20は、メモリ21や記憶装置22に格納されたプログラムを実行することにより、3Dスキャナ10における様々な機能を実現する。
メモリ21は、例えばRAM(Random Access Memory)等であり、プログラムやデータ等の一時的な記憶領域として用いられる。
記憶装置22は、例えばハードディスク等の不揮発性の記憶領域であり、プログラムや様々なデータが格納される。
入力装置23は、例えばタッチパネルやキーボードであり、利用者の操作結果や入力を受け付ける装置である。また、表示装置24は、例えばディスプレイであり、操作結果や処理結果等を表示する。
通信装置25は、ネットワークインターフェイスなどの通信手段であって、ネットワーク(不図示)を介して外部の各種装置との間でデータの送受信を行う。また、制御装置26は、レーザー光を対象物へ照射する光学ヘッド27の動作を制御する。
−−−サージカルガイドおよびスリーブ(ドリルガイドスリーブ)−−−
図2Aはサージカルガイド30を示す図であり、図2Bはスリーブ35a,35bを示す図である。図3は、患者の口腔内にサージカルガイド30が実際に取り付けられた状態を示す図である。
サージカルガイド30(ガイド部材)は、歯科インプラント治療の際に、顎骨を削るドリルを挿入する位置、及び角度を定めるために用いられる器具であり、本体40、筒41a,41b、穴45a,45bを有している。
本体40は、患者の口腔内のCTスキャンの結果に基づいて患者ごとに形成され、患者の下顎の顎骨900の歯910に取り付けられる。筒41a,41bのそれぞれは、インプラントが埋め込まれる位置、つまり、顎骨500が削られる位置に対応して本体40に形成されている。
サージカルガイド30は、アクリル樹脂等で形成されている。このため、ドリルからサージカルガイド30を保護すべく、筒41a,41bに形成された穴45a,45bのそれぞれには、例えばチタン合金製のスリーブ35a,35b(保護部材)が嵌合される。図2Bでは、スリーブ35a,35bが穴45a,45bに嵌合される前の状態が描かれており、図3では、スリーブ35a,35bが穴45a,45bに嵌合された状態が描かれている。また、本実施形態に係るスリーブ35a,35bは、円筒状を呈しており、ドリルは、スリーブ35a,35bの中心軸A,Bに沿って、孔部分50a,50bに挿入される。なお、スリーブ35a,35bの形状は円筒に限らず、筒状であればよい。
サージカルガイド30が設計通り作成されたか否かを評価するためには、例えば、サージカルガイド30の基となる3次元CAD(Computer Aided Design)データと、実際のサージカルガイド30を3Dスキャナでスキャンした際の3次元データと、を比較することが考えられる。しかしながら、一般に筒41a,41bの高さは、筒41a,41bの外形径に対して短いため、上述した方法では、手術用のドリルが挿入される孔部分50a,50bの角度等のズレを精度良く評価することは難しい。そこで、本実施形態では、ドリルが挿入される孔部分50a,50bに検査ピンを挿入することにより、孔部分50a,50bの角度等のズレの評価を行っている。
−−−検査ピン−−−
図4は、サージカルガイドが精度よく作成されたか否かを評価する際に用いられる検査ピン70の一例を示す図である。なお、ここでは、検査ピン70の用途の理解を容易にすべく、検査ピン70に加えサージカルガイド30が描かれている。
検査ピン70は、例えば円柱状の形状を呈した金属製のピンである。検査ピン70は、ドリルが挿入されるスリーブ35a,35bの孔部分50a,50bの位置、角度を高い精度で検査するための部材であり、孔部分50a,50bに挿入される。なお、検査ピン70の直径は、スリーブ35a,35bの内径より若干短いため、検査ピン70が孔部分50a,50bに挿入されると、検査ピン70はスリーブ35a,35bに嵌合される。なお、検査ピン70の表面には、3Dスキャナ10でスキャンし易くなるよう、例えばサーフェイサーが吹き付けられている。
−−−CPU20に実現される機能ブロック−−−
図5は、対象物Pを検査する際にCPU20に実現される機能ブロックを示す図である。CPU20は、記憶装置22に記憶された所定の検査プログラムを実行すると、CPU20には、スキャン処理部100、データ取得部101、算出部102、および出力部103が実現される。
スキャン処理部100は、対象物Pの3次元の構造を、光学ヘッド27にスキャン(計測)させる。
データ取得部101(第1および第2取得部)は、対象物Pを示す3次元CADデータD1と、対象物PのスキャンデータD2と、を取得する。
算出部102は、3次元CADデータD1に対するスキャンデータD2のズレを算出する。
出力部103は、算出部102で算出されたズレを、表示装置24に表示させる。
−−−メモリ21が有する記憶部−−−
図6は、メモリ21が有する記憶部の一例を示す図である。メモリ21は、CADデータ記憶部150、スキャンデータ記憶部151、および照合データ記憶部152を有する。
CADデータ記憶部150には、通信装置25を介して取得された対象物の3次元CADデータD1が記憶される。スキャンデータ記憶部151には、スキャンされた対象物のスキャンデータD2が記憶される。
照合データ記憶部152には、算出部102が算出したズレを示すデータが記憶される。
−−−3Dスキャナ10が実行する処理の一例−−−
以下、3Dスキャナ10が実行する一連の処理を、図7を参照しつつ説明する。なお、ここでは、検査ピン70が孔部分50bに挿入されたサージカルガイド30、つまり、サージカルガイド30、スリーブ35a,35b、および検査ピン70が組み合わさった状態の物を前述の対象物Pとする。さらに、本実施形態では、サージカルガイド30の3次元CADデータと、スリーブ35a,35bの3次元CADデータと、検査ピン70の3次元CADデータとを組み合わせた3次元CADデータD1が予めCADデータ記憶部150に格納されていることとする。
まず、スキャン処理部100は、サージカルガイド30、スリーブ35a,35b、および検査ピン70が組み合わさった状態の対象物Pを光学ヘッド27にスキャンさせる(S200)。そして、スキャン処理部100は、対象物Pのスキャンが終了すると(S201:Yes)、スキャンデータ記憶部151にスキャンデータD2を格納する(S202)。
データ取得部101は、対象物Pの3次元CADデータD1を取得し(S203)、対象物PがスキャンされたスキャンデータD2を取得する(S204)。図8Aは対象物Pであるサージカルガイド30等の3次元CADデータD1を示した図であり、図8Bは対象物Pがスキャンされた際のスキャンデータD2を3次元空間で示した図である。
図8Aに示すように、3次元CADデータD1(第1立体データ)は、サージカルガイド30の3次元CADデータ500と、スリーブ35a,35bの3次元CADデータ510a,510bと、検査ピン70の3次元CADデータ530と、を組み合わせたデータである。また、図8Bに示すように、スキャンデータD2(第2立体データ)は、実際のサージカルガイド30、スリーブ35a,35b、および検査ピン70が組み合わされた状態の対象物Pをスキャンしたデータである。このため、スキャンデータD2は、サージカルガイド30に対応する3次元データ600と、スリーブ35a,35bのそれぞれに対応する3次元データ610a,610bと、検査ピン70に対応する3次元データ630とを含むことになる。
つぎに、算出部102は、3次元CADデータD1における3次元CADデータ500のデータ上の位置と、スキャンデータD2における3次元データ600のデータ上の位置とを一致させる(S205)。具体的には、算出部102は、3次元CADデータ500における所定の点群と、3次元データ600における所定の点群との誤差が最少になるよう、例えば最小二乗法を用いて3次元CADデータ500と、3次元データ600とのフィティングを行う。なお最小二乗法によるフィッティング時は、D1とD2における検査ピンの形状を、可能な限り除外するのが望ましい。
図9は、フィティングが行われた際の対象物Pの3次元CADデータD1およびスキャンデータD2を示す図である。図9に示すように、3次元CADデータD1における検査ピン70に対応する3次元CADデータ530と、スキャンデータD2における検査ピン70に対応する3次元データ630との間にズレが発生している。なお、図9において、便宜上、3次元CADデータD1における検査ピン70を実線で、スキャンデータD2における検査ピン70を二点鎖線で描いている。
算出部102は、3次元CADデータ530の中心軸C(実線)および3次元データ630の中心軸D(二点鎖線)を算出した後、両者に基づいて3次元CADデータD1における検査ピン70と、スキャンデータD2における検査ピン70との角度差ω(ズレ)を算出する(S206)。また、算出部102は、算出した角度差ωを照合データ記憶部152に格納する(S207)。出力部103は、図9に示すフィティングを行った結果に対し、角度差ωに応じた色を中心軸C,Dの間に付して表示装置24に表示させる(S208)。出力部103は、例えば、角度差ωが0°〜1°の場合は、中心軸C,Dの間を“青色”とし、角度差ωが1°〜2°の場合は、中心軸C,Dの間を“黄色”とし、角度差ωが2°より大きい場合は、中心軸C,Dの間を“赤色”とする。
このような処理が行われることにより、例えば、歯科技工士や歯科医は、サージカルガイド30が精度良く作成されたか否かを判断することができる。
−−−検査ピンの他の実施形態−−−
図10は、検査ピン75の構成を示す図である。検査ピン75は、検査ピン70と同様に、ドリルが挿入されるスリーブ35a,35bの孔部分50a,50bの位置、角度を高い精度で評価するための部材であり、孔部分50a,50bに挿入される。検査ピン75は、直線状に連結された3つの球状部材80〜82を含んで構成される。球状部材80〜82の直径は、スリーブ35a,35bの内径より若干短いため、検査ピン75が孔部分50a,50bに挿入されると、検査ピン75はスリーブ35a,35bに嵌合される。なお、検査ピン75が球状部材80〜82を含むことにより、算出部102は、容易に検査ピン75の中心軸を算出することが可能となる。このため、検査ピン75を用いることにより、サージカルガイド30の検査精度を向上させることができる。
図11は、検査ピン76の構成を示す図である。検査ピン76は、検査ピン70と同様に、ドリルが挿入されるスリーブ35a,35bの孔部分50a,50bの位置、角度を高い精度で評価するための部材であり、孔部分50a,50bに挿入される。検査ピン76は、一端側が円柱85(第1円柱)の形状を呈し、他端側が円柱85の直径より短い円柱86(第2円柱)の形状を呈している。なお、円柱85の直径は、スリーブ35a,35bの内径より若干短いため、検査ピン76が孔部分50a,50bに挿入されると、検査ピン76はスリーブ35a,35bに嵌合される。
検査ピン76が異なる径の円柱を含むことにより、算出部102は、容易に検査ピン76の中心軸を算出することが可能となる。このため、検査ピン76を用いることにより、サージカルガイド30の検査精度を向上させることができる。
−−−その他−−−
上記実施形態では、算出部102は、3次元CADデータD1における検査ピン70の中心軸C(実線)と、スキャンデータD2における検査ピン70の中心軸D(二点鎖線)との角度差ωのみを算出したが、これに限られない。例えば、算出部102は、角度差ωに加え、中心軸Cと、中心軸Dとの距離dも算出しても良い。このような場合、利用者は、ドリルが挿入される穴の位置のズレと、角度のズレとを把握することが可能となる。
また、算出部102は、中心軸C,Dに基づいて、角度差ωを算出したがこれに限られない。算出部102は、例えば、データ上の所定の面(基準)に対する中心軸C,Dのそれぞれの角度θc,θdを算出し、角度θc,θdの差に基づいて角度差ωを算出しても良い。
また、出力部103は、中心軸C,Dの間を角度差ωに応じた色を付して表示することとしたがこれに限られない。例えば、出力部103は、角度差ω及び中心軸C,Dの距離dの値を表示装置24に表示させても良いし、プリンタ(不図示)等に印刷させても良い。
上記実施形態は、発明の例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものでは
ない。上記の構成は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行
うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特
許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 3Dスキャナ
20 CPU
21 メモリ
22 記憶装置
23 入力装置
24 表示装置
25 制御装置
26 光学ヘッド
30 サージカルガイド
35a,35b スリーブ
40 本体
41a,41b 筒
45a,45b 穴
50a,50b 孔部分
70,75,76 検査ピン
80〜82 球状部材
85,86 円柱
100 スキャン処理部
101 データ取得部
102 算出部
103 出力部
150 CADデータ記憶部
151 スキャンデータ記憶部
152 照合データ記憶部
500,510a,510b,520a,520b,530 3次元CADデータ
600,610a,610b,620a,620b,630 3次元データ

Claims (9)

  1. 歯科インプラント治療の際に用いられるドリルが挿入される穴が設けられ、患者の口腔内に装着されるガイド部材の3次元CADデータと、前記穴に嵌合される筒状の保護部材の3次元CADデータと、前記筒状の孔部分に嵌合される検査ピンの3次元CADデータとを組み合わせたデータを第1立体データとして取得する第1取得部と、
    前記ガイド部材の3次元CADデータに対応する実際のガイド部材と、前記保護部材の3次元CADデータに対応する実際の保護部材と、前記検査ピンの3次元CADデータに対応する実際の検査ピンとを組み合わせた状態でスキャンされた際に得られる第2立体データを取得する第2取得部と、
    前記第1立体データにおける前記検査ピンと、前記第2立体データにおける前記実際の検査ピンとのズレを算出する算出部と、
    算出された前記ズレを出力する出力部と、
    を備えることを特徴とする検査装置。
  2. 前記算出部は、前記第1立体データにおける前記検査ピンと、前記第2立体データにおける前記実際の検査ピンとの角度差を前記ズレとして算出すること、
    を特徴とする請求項1に記載の検査装置。
  3. 前記算出部は、前記第1立体データにおける前記ガイド部材のデータ上の位置と、前記第2立体データにおける前記実際のガイド部材のデータ上の位置とを一致させた状態で、前記ズレを算出すること、
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の検査装置
  4. 前記出力部は、前記ズレを示す表示を表示装置に表示させること、
    を特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の検査装置。
  5. 前記検査ピンは、円柱状の形状を呈すること、
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の検査装置。
  6. 前記検査ピンは、直線状に連結された複数の球状部材を含むこと、
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の検査装置。
  7. 前記検査ピンは、一端側が前記筒状の孔部分に嵌合される第1円柱の形状を呈し、他端側が前記第1円柱の径より短い第2円柱の形状を呈すること、
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の検査装置。
  8. 歯科インプラント治療の際に用いられるドリルが挿入される穴が設けられ、患者の口腔内に装着されるガイド部材の3次元CADデータと、前記穴に嵌合される筒状の保護部材の3次元CADデータと、前記筒状の孔部分に嵌合される検査ピンの3次元CADデータとを組み合わせたデータを第1立体データとして取得し、
    前記ガイド部材の3次元CADデータに対応する実際のガイド部材と、前記保護部材の3次元CADデータに対応する実際の保護部材と、前記検査ピンの3次元CADデータに対応する実際の検査ピンとを組み合わせた状態でスキャンされた際に得られる第2立体データを取得し、
    前記第1立体データにおける前記検査ピンと、前記第2立体データにおける前記実際の検査ピンとのズレを算出し、
    算出された前記ズレを出力する、
    ことを特徴とする検査方法。
  9. 検査装置に、
    歯科インプラント治療の際に用いられるドリルが挿入される穴が設けられ、患者の口腔内に装着されるガイド部材の3次元CADデータと、前記穴に嵌合される筒状の保護部材の3次元CADデータと、前記筒状の孔部分に嵌合される検査ピンの3次元CADデータとを組み合わせたデータを第1立体データとして取得させ、
    前記ガイド部材の3次元CADデータに対応する実際のガイド部材と、前記保護部材の3次元CADデータに対応する実際の保護部材と、前記検査ピンの3次元CADデータに対応する実際の検査ピンとを組み合わせた状態でスキャンされた際に得られる第2立体データを取得させ、
    前記第1立体データにおける前記検査ピンと、前記第2立体データにおける前記実際の検査ピンとのズレを算出させ、
    算出された前記ズレを出力させる、
    処理を実行させることを特徴とする検査プログラム。
JP2016200812A 2016-10-12 2016-10-12 検査装置、検査方法および検査プログラム Pending JP2018061636A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016200812A JP2018061636A (ja) 2016-10-12 2016-10-12 検査装置、検査方法および検査プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016200812A JP2018061636A (ja) 2016-10-12 2016-10-12 検査装置、検査方法および検査プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018061636A true JP2018061636A (ja) 2018-04-19

Family

ID=61966267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016200812A Pending JP2018061636A (ja) 2016-10-12 2016-10-12 検査装置、検査方法および検査プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018061636A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113208755A (zh) * 2021-06-02 2021-08-06 四川大学 用于获取种植钻针术中实时位置的可定向扫描的装置及方法
KR102524330B1 (ko) * 2022-11-02 2023-04-24 임정훈 디지털 임플란트 시스템
ES2957637A1 (es) * 2022-06-15 2024-01-23 Laboratorios Pedro Perales S L P Placa para localizacion de implante y procedimiento de utilizacion de la misma

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113208755A (zh) * 2021-06-02 2021-08-06 四川大学 用于获取种植钻针术中实时位置的可定向扫描的装置及方法
CN113208755B (zh) * 2021-06-02 2022-03-18 四川大学 用于获取种植钻针术中实时位置的可定向扫描的装置及方法
ES2957637A1 (es) * 2022-06-15 2024-01-23 Laboratorios Pedro Perales S L P Placa para localizacion de implante y procedimiento de utilizacion de la misma
KR102524330B1 (ko) * 2022-11-02 2023-04-24 임정훈 디지털 임플란트 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10629309B2 (en) Method and system for 3D root canal treatment planning
EP3075344B1 (en) Method for providing guide information of operation using a surgical guide for a dental implant
JP5476036B2 (ja) 網膜投影型ヘッドマウントディスプレイ装置を用いた手術ナビゲーションシステムおよびシミュレーションイメージの重ね合わせ方法
ES2679320T3 (es) Diseño virtual de una restauración de poste y muñón utilizando una forma digital 3D
US9566137B2 (en) Method for validating a drilling template for producing an implant-borne tooth replacement
KR102099415B1 (ko) Ct 데이터와 광학 데이터의 정합성능 향상 방법 및 그 장치
US20140221819A1 (en) Apparatus, system and method for surgical navigation
Mutwalli et al. Trueness and precision of three‐dimensional digitizing intraoral devices
US10039615B2 (en) Method for planning a root treatment of a patient
Tahmaseb et al. Parameters of Passive Fit Using a New Technique to Mill Implant-Supported Superstructures: An In Vitro Study of a Novel Three-Dimensional Force Measurement–Misfit
CN104379083A (zh) 检查牙齿位置的方法
JP2018061636A (ja) 検査装置、検査方法および検査プログラム
WO2018088146A1 (ja) 施術支援システム、施術支援方法及び施術支援プログラム
JP2019531173A (ja) モバイル連動インプラント診断システム
US11337774B2 (en) Method and system for detecting the alignment of at least one drill sleeve in a drill template produced for implanting dental implants in the correct position
KR20120036099A (ko) 의료용 인체 모형 및 수술 가이드 획득방법 및 그 방법을 수행하는 컴퓨터 프로그램을 기록한 기록매체, 그리고 의료용 인체 모형 및 수술 가이드 획득방법에 의해 획득된 의료용 인체 모형
KR101701273B1 (ko) 얼굴 대칭평가 장치 및 이를 제조하는 방법
EP2783657A2 (en) Scanning instrument and method of obtaining information about embedded position of an analog
ES2814231T3 (es) Dispositivo para el uso en un procedimiento para la fabricación de una estructura de implante dental
EP2644156A1 (en) Method and device for comparison of a pre- and post-operative position of a dental implant
CN104507415A (zh) 牙周炎指标的制作方法、其制作装置、其制作程序、记录它的记录介质及牙周炎的诊断方法、其诊断装置、其诊断程序、记录它的记录介质
Chan et al. Stereoscopic technique for conversion of radiographic guide into implant surgical guide
Forlani et al. Photogrammetric determination of discrepancies between actual and planned position of dental implants
WO2016003256A1 (ko) 치아 교정 시술을 위한 모의시술 방법
JP2024054010A (ja) 施術支援装置、施術支援方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201201

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210615