JP2018057507A - レール取り付けマグネット - Google Patents

Abstract

【課題】 壁面を傷つけたりせずに物掛け用として用いるレールをステンレス製などの金属製の壁に設置できるようにすること。【解決手段】 物掛け用として用いるレールに、マグネット装着用の溝を設け、その溝にシリコンゴムなどで被覆されたマグネット及び磁力線集中用ステンレス製ヨークなどを配置し、ステンレス製など金属製の壁に設置できるようにした。【選択図】 図１

Description

本発明は、ステンレス製などの金属製の壁に物掛け用にレールを取り付けるための、レール取り付けマグネットに関する。

事務所や家庭では、壁に鞄や衣類などの物を掛ける為に、フック付きのレールを取り付けている。その場合、壁が木製であればフックが複数取り付けられた木製のレールを、ねじ止めなどで取り付けるのが一般的である。

特になし。レール＋取り付け＋マグネット、で特許検索すると３０５件がヒットしたが、本願に近いものは見られなかった。ネット検索では、カネテック社の磁化レールが出てくるが、異なるもの。

壁がステンレス製など金属製の場合には、レールをネジで取り付けることができないので、取り付けるレールにマグネットを装着して取り付けるものがある。しかし、この場合取り付ける金属製の壁面に、直にマグネットが触れる為、壁を傷つけたり、マグネットが滑る、錆が出る、などの問題があった。

本発明は、このような課題を解決する為に、マグネットをシリコンゴムで被覆し、これをレール溝に装着することとした。シリコンゴムはマグネットの磁力線を透過するので、これでレールを取り付けてもステンレス製など金属の壁への取り付け強度は十分に確保される。なおレールは、軽量のプラスチック製やアルミ製が好ましいが、木製でも軽量のものであれば構わない。この場合において、マグネットとしてはネオジム磁石を採用するのが好ましい。

取り付ける壁がステンレス製など金属製の場合に、マグネットが直接接触しないので取り付けた後にレールを外しても、ステンレス製など金属の壁には傷が付かない。またマグネットが滑る、錆が出るなどの問題点も解決出来る。

ステンレスとマグネットがシリコンゴムに被覆されたパーツの図である。 マグネットがシリコンゴムに被覆されたパーツの図である。 シリコンゴムで被覆したマグネットを装着する物掛け用レールの図である。 マグネット装着用溝の断面図である。

本発明の実施形態としては、物掛け用のレールの溝にマッチし、かつ外れる
ことの無いような形に形成されたシリコンゴムで、取り付けるレール荷重に複数個で耐えうるような磁力を持ったマグネットを被覆する態様とした。また磁力線集中用のステンレスパーツ（ヨーク）を、同時に被覆した態様とした。

一般的な事務所や家庭にあるステンレス製など金属製の壁に、シリコンゴムなどで被覆したマグネットを装着したレールを取り付けることにより、レールに付属したフックに鞄や衣類などを、手軽に掛けることができ、これを商品として販売することができるから、産業上の利用が可能である。

１０ 物掛け用レール
２０ マグネット装着用溝
３０ マグネットを被覆したシリコンゴム
４０ マグネット
５０ 磁力線集中用ステンレス（ヨーク）
６０ フック

Claims (2)

1. 取り付けるレールの溝断面に合った形状のシリコンゴムで、レール荷重を複数個で支えることが可能な磁力を持ったマグネットを被覆したことを特徴とする、レール取り付け用マグネット。
2. 前記シリコンゴムで被覆する対象を、レール荷重を複数個で支えることが可能なマグネットに加えて、磁力線を集中させることができるステンレス製などのヨークも含めたことを特徴とする、レール取り付け用マグネット。

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