JP2018057050A - ユーザ装置及び信号受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】MTCにおけるカバレッジ拡張を実現することが可能な技術を提供する。【解決手段】ユーザ装置は、狭帯域で通信する無線通信システムにおいて、複数のリソースの各々が時間方向に繰り返し送信される回数を示す繰り返し回数と、所定のリソース数を示す情報とを取得する取得部と、基地局から、複数のリソースの各々が前記所定のリソース数分まとめて繰り返されており、かつ、前記繰り返し回数分の前記複数のリソースの各々を含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを受信する受信部と、を有し、前記下り制御チャネル又は下り物理共有チャネルにおいて、下り制御情報又はトランスポートブロックを取得することができなかった場合、再送されるリソースを下り制御情報又はトランスポートブロックを取得するまで受信し、下り制御情報又はトランスポートブロックを取得することができた時点以降に送信されるリソースを受信しない。【選択図】図6

Description

本発明は、ユーザ装置及び信号受信方法に関する。
UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)ネットワークにおいて、さらなる高速データレート、低遅延などを目的としてロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)が仕様化された(非特許文献1)。また、LTEからの更なる広帯域化及び高速化を目的として、LTEの後継システム(例えば、LTE−A(LTE-Advanced)、FRA(Future Radio Access)、4G、5Gなどともいう)も検討されている。
ところで、近年、通信装置の低コスト化に伴い、ネットワークに繋がれた装置が、人間の手を介さずに相互に通信して自動的に制御を行う機器間通信(M2M:Machine-to-Machine)の技術開発が盛んに行われている。特に、3GPP(Third Generation Partnership Project)は、M2Mの中でも機器間通信用のセルラシステムとして、MTC(Machine Type Communication)の最適化に関する標準化を進めている(非特許文献2)。標準化の中で、MTCに用いられる(MTC)端末が備えるべき各種機能も検討されており、一例として、コスト削減を図るために送受信帯域幅を限定したMTC端末が検討されている。他の例として、MTC端末は建物の奥深い場所や、地下などの建物侵入損が大きく、無線通信が困難な場所に配置される可能性があるため、カバレッジ拡張を目的としたMTC端末も検討されている。以上の2つの例に基づき、端末は次の4パターンに分類される。
1.送受信帯域幅の制限がなく、カバレッジ拡張機能を備えない端末
2.送受信帯域幅の制限があり、カバレッジ拡張機能を備えない端末
3.送受信帯域幅の制限がなく、カバレッジ拡張機能を備えた端末
4.送受信帯域幅の制限があり、カバレッジ拡張機能を備えた端末
MTC端末(MTC UE(User Equipment))は、例えば電気メータ、ガスメータ、自動販売機、車両、その他産業機器などの幅広い分野への利用が考えられている。
3GPPのリリース13において、例えば使用帯域を180kHz以下に制限することで更なる低コスト化を実現するMTC端末に関する検討が開始されている(非特許文献3)。本検討に係るWI(Work Item)は、NB−IoT(Narrow Band-Internet of Things)と呼ばれている。NB−IoTでは、従来のGPRS(General Packet Radio Service)の端末と比較して20dB、従来のLTEで規定されているカテゴリ1の端末と比較して20dB以上のカバレッジ拡張を実現することを目標にしている。
NB−IoTでは、カバレッジ拡張を実現するために、同一信号を繰り返し送信する下り物理制御チャネル及び下り物理共有チャネルが用いられることが想定される。繰り返し方法については様々な方法が考えられるが、例えば、下り物理制御チャネル及び下り物理共有チャネルにおいて、DCI(Downlink Control Information)及びTB(Transport Block)がマッピングされた複数のリソースの信号を、当該複数のリソースの単位で単純に複数回繰り返すことが考えられる。図1(a)は、DCIがマッピングされるリソース(リソース「1」及びリソース「2」)の信号が単純に4回繰り返される場合の例を示しており、図1(b)は、TBがマッピングされるリソース(リソース「1」、リソース「2」及びリソース「3」)の信号が単純に4回繰り返される場合の例を示している。
一般的に、端末(MTC端末も同様)が下り物理制御チャネルの復調を行う場合、各リソース内にマッピングされている参照信号を用いてチャネル推定を行い、チャネル変動量を補正した後に復調処理を行う。そのため、NB−IoTにおけるMTC端末は、カバレッジ拡張を実現するために、例えば、繰り返し送信されるリソースの信号を合成することで、チャネル推定に必要な参照信号のSNRを確保することが考えられる。
しかしながら、図1に示す繰り返し送信方法では、同一のリソースの信号が送信されるサブフレーム位置が離れているため、時間の経過と共にチャネル変動量が徐々に変化してしまい、参照信号のSNRを十分に確保することが出来ない可能性がある。なお、上記の課題は、NB−IoTのみならず、MTCに関する通信全般でも発生し得る。
開示の技術は上記に鑑みてなされたものであって、MTCにおけるカバレッジ拡張を実現することが可能な技術を提供することを目的とする。
開示の技術のユーザ装置は、狭帯域で通信する無線通信システムにおいて、所定の単位のリソースを時間方向に複数含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを用いて基地局と通信するユーザ装置であって、複数のリソースの各々が時間方向に繰り返し送信される回数を示す繰り返し回数と、所定のリソース数を示す情報とを取得する取得部と、前記基地局から、複数のリソースの各々が前記所定のリソース数分まとめて繰り返されており、かつ、前記繰り返し回数分の前記複数のリソースの各々を含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを受信する受信部と、を有し、前記下り制御チャネル又は下り物理共有チャネルにおいて、リソースを受信して下り制御情報又はトランスポートブロックを取得することができなかった場合、再送されるリソースを下り制御情報又はトランスポートブロックを取得するまで受信し、下り制御情報又はトランスポートブロックを取得することができた時点以降に送信されるリソースを受信しない。
開示の技術によれば、MTCにおけるカバレッジ拡張を実現することが可能な技術が提供される。
課題を説明するための図である。 NB−IoTにおける使用帯域の設定例を示す図である。 NB−IoTで想定されるチャネル構成例を示す図である。 実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。 実施の形態に係る無線通信システムの処理手順の一例を示すシーケンス図である。 下り物理制御チャネルにおける繰り返し送信方法(その1)の具体例を示す図である。 下り物理共有チャネルにおける繰り返し送信方法(その1)の具体例を示す図である。 下り物理制御チャネル及び下り物理共有チャネルにおける繰り返し送信方法(その2)の具体例を示す図である。 実施の形態に係る基地局の機能構成例を示す図である。 実施の形態に係るユーザ装置の機能構成例を示す図である。 実施の形態に係る基地局のハードウェア構成例を示す図である。 実施の形態に係るユーザ装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。例えば、本実施の形態に係る無線通信システムはLTEに準拠した方式のシステムを想定しているが、本発明はLTEに限定されるわけではなく、他の方式にも適用可能である。なお、本明細書及び特許請求の範囲において、「LTE」は、3GPPのリリース8、又は9に対応する通信方式のみならず、3GPPのリリース10、11、12、13、又はリリース14以降に対応する第5世代の通信方式も含む広い意味で使用する。
また、本実施の形態に係る基地局及びユーザ装置は、NB−IoTで検討されている技術をサポートしている前提で説明するが、本発明はこれに限定されず、様々な通信方式に適用することができる。
NB−IoTでは、従来のLTEのように1サブキャリアの帯域幅は15kHzに限られず、これより小さい帯域幅(例えば、3.75kHz)を用いることも検討されている。従って、本実施の形態で用いるサブキャリアには、15kHz以外の帯域幅のサブキャリアを含む。
<NB−IoTの概要>
NB−IoTでは、使用帯域の配置方法として3つのシナリオが検討されている。1つ目のシナリオは、LTEのシステム帯域(例えば10MHz)のうち実際に送受信に利用可能な帯域(例えば9MHz)内におけるいずれかの帯域を使用帯域に設定するシナリオであり、2つ目のシナリオは、LTEのシステム帯域のうち、ガードバンドに該当する帯域を使用帯域に設定するシナリオであり、3つ目のシナリオは、NB−IoT専用の帯域を利用するシナリオである。図2は、1つ目のシナリオ及び2つ目のシナリオにおける使用帯域の設定例を示している。
従来のLTEでは、PRB(12サブキャリア及び1スロットで構成されるリソース)を無線リソースの単位とし、PRBペアの単位(1TTI)でスケジューリングが行われていた(1PRBペアのリソースに1つのTBがマッピングされていた)。一方、NB−IoTでは使用帯域が狭いことから、PRBやPRBペアとは異なるリソース単位を規定することが検討されている。例えば、1サブキャリア及び12サブフレームで構成されるリソースをリソース単位とする案、6サブキャリア及び6サブフレームで構成されるリソースをリソース単位とする案などである。また、従来のLTEと同様の単位(PRB、PRBペア)をそのまま適用することも検討されている。また、当該リソース単位は、1TBをマッピング可能なリソースサイズ(従来のLTEにおけるPRBペアに相当)にする案や、1TBを複数のリソース単位で送信するようなリソースサイズ(従来のLTEにおけるPRBに近い)にする案が提案されている。そこで、以下の説明において、スケジューリングに用いる無線リソースの最小単位であり、例えば、時間方向に1以上のサブフレーム(若しくは1以上のスロット)及び周波数方向に1以上12以下のサブキャリアで構成されるリソースを、便宜上「リソースユニット(単位リソース)」と呼ぶ。
NB−IoTでは、使用帯域が狭いことから、周波数方向の無線リソースが少ない。そこで、下り物理制御チャネル及び下り物理共有チャネルにマッピング可能なデータサイズを確保するため、下り物理制御チャネル及び下り物理共有チャネルを時間多重(TDM:Time Domain Multiplexing)するチャネル構成が採用されることが想定される。
図3は、NB−IoTで想定されるチャネル構成例を示す図である。NB−IoTにおける下り物理制御チャネルでは、1つの下り制御情報(DCI)が、複数のリソースユニットにマッピングされるシナリオが想定される。図3(a)の例では1つのDCIが2つのリソースユニットにマッピングされ、8つのECCEが格納されている状態を示している。なお、ECCEの数は一例であり、これに限られない。また、E−PDCCHを例にECCEを用いているが、PDCCHで使用されているCCEを用いても良いし、NB−IoT用に新たに検討されているNB−PDCCH用の割り当て単位を用いても良い。同様に、NB−IoTにおける下り物理共有チャネルでも、例えば図3(b)に示すように、1つのTBが、複数のリソースユニットにマッピングされるシナリオが想定される。図3(c)は、下り物理制御チャネル及び下り物理共有チャネルが時間多重されたNB−IoTのチャネル構成例を示している。
更に、NB−IoTでは、前述のように更なるカバレッジ拡張を目標としているため、セル端でのSNR(Signal to Noise Ratio)を確保するために、下り物理制御チャネル及び下り物理共有チャネルにおいて同一の信号、あるいは同一情報データでありRedundancy Version (RV)が異なる信号が繰り返し送信(Repetition)されるシナリオが想定される。
<システム構成>
図4は、実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。図4に示すように、実施の形態に係る無線通信システムは、基地局eNBとユーザ装置UEとを有する。図4の例では、基地局eNB及びユーザ装置UEが1つずつ図示されているが、複数の基地局eNBを有していてもよいし、複数のユーザ装置UEを有していてもよい。
基地局eNB及びユーザ装置UEは、所定の帯域(例えば、180kHz)を用いてDL(Downlink)及びUL(Uplink)の通信を行う。所定の帯域は、前述の通り、LTEのシステム帯域のうち実際に送受信に利用可能な帯域内におけるいずれかの帯域であってもよいし、LTEのシステム帯域のうちガードバンドに該当する帯域であってもよいし、NB−IoT専用の帯域であってもよい。また、当該所定の帯域は、ユーザ装置UE毎に異なる帯域であってもよい。
本実施の形態では、所定の帯域内で、下り制御情報(DCI)の送信に用いられる下り物理制御チャネル、及び、ユーザデータ(TB)等の送信に用いられる下り物理共有チャネルの送受信が行われることを想定している。なお、本実施の形態における下り物理制御チャネル及び下り物理共有チャネルは、それぞれ、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)及びPDSCH(Physical Downlink Shared Channel)と呼ばれてもよいし、MPDCCH(MTC PDCCH)及びMPDSCH(MTC PDSCH)と呼ばれてもよいし、NB−PDCCH(Narrow Band PDCCH)及びNB−PDSCH(Narrow Band PDSCH)と呼ばれてもよい。また、これに限られず、他の名称で呼ばれてもよい。
基地局eNBは、既存のLTEにおける通信方式をサポートするように構成されていてもよいし、NB−IoTに関する機能のみサポートするように構成されていてもよい。ユーザ装置UEは、NB−IoT端末と呼ばれてもよいし、MTC端末と呼ばれてもよいし、サポートする帯域が限定されるユーザ装置UEと呼ばれてもよい。
<処理手順>
本実施の形態では、前述の通り、スケジューリングに用いる無線リソースの最小単位であり、例えば、時間方向に1以上のサブフレーム(若しくは1以上のスロット)及び周波数方向に1以上12以下のサブキャリアで構成されるリソースを、便宜上「リソースユニット」と呼ぶ。なお、「リソースユニット」の名称はこれに限られず、他の名称であってもよい。また、繰り返し送信される"同一の信号"とは、同一情報データでありRVが異なる信号を含む意味で使用する。また、"信号"とは、特に断りが無い限り、無線信号全般、すなわち、変調前の無線信号や変調後の無線信号等を含む意味で使用する。
(処理シーケンス)
図5は、実施の形態に係る無線通信システムの処理手順の一例を示すシーケンス図である。本実施の形態では、基地局eNBは、下り物理制御チャネル及び下り物理共有チャネルにおいて、後述する方法に基づき、DCI及びTBがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号を複数回繰り返し送信するように動作する。また、ユーザ装置UEは、後述する方法に基づき、繰り返し送信されるリソースユニットの信号を合成することで、チャネル推定に必要な参照信号のSNRを確保しつつ、DCI及びTBの復調を行うように動作する。
このような動作を実現するため、ユーザ装置UEは、下り物理制御チャネル及び下り物理共有チャネルにおいて、基地局eNBからどのような方法でリソースユニットが繰り返し送信されるのかを示す情報(以下、「繰り返し送信方法を示す情報」と呼ぶ)を事前に把握しておく。「繰り返し送信方法を示す情報」は、ユーザ装置UEに事前設定(プリコンフィギュア:Pre-Configure)されていてもよいし、3GPPの標準仕様として規定されていてもよいし、上位レイヤの信号(例えば、RRCメッセージ又は報知情報)を用いて基地局eNBからユーザ装置UEに通知されるようにしてもよい(S11)。また、「繰り返し送信方法を示す情報」の一部は3GPPの標準仕様として規定され、残りをユーザ装置UEに事前設定又は基地局eNBからユーザ装置UEに通知されるようにしてもよい。
「繰り返し送信方法を示す情報」には、DCIがマッピングされる複数のリソースユニット数、DCIがマッピングされる"複数のリソースユニット"の各々の信号が繰り返し送信される回数、TBがマッピングされる複数のリソースユニット数、TBがマッピングされる"複数のリソースユニット"の信号が繰り返し送信される回数、下り物理制御チャネルの送信が開始されるサブフレーム位置を示す情報(サブフレーム番号、サブフレーム番号及び無線フレーム番号、又は、サブフレーム番号又は/及び無線フレーム番号を特定する際に用いられる所定の計算式に代入するパラメータなど)が含まれる。
基地局eNBは、下り物理制御チャネル及び下り物理共有チャネルにおいて、DCI及びTBがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号を複数回繰り返し送信する(S12)。また、基地局eNBは、各リソースユニット内の所定のリソースエレメントに参照信号をマッピングして送信する。参照信号がマッピングされるリソースエレメントの位置は、ユーザ装置UEとの間で予め規定された位置であればどのような位置であってもよい。なお、参照信号には、セル固有参照信号(CRS:Cell Specific Reference Signal)、UE固有参照信号(UE−specificRS:UE-specific-Reference Signal)、又は/及び復調参照信号(DM−RS:Demodulation Reference Signal)を含む。
なお、「繰り返し送信方法を示す情報」の一部はDCIにより送信されるようにしてもよい。例えば、TBがマッピングされる複数のリソースユニットの信号が繰り返し送信される回数についてはDCIに含めるようにすることで、TBがマッピングされる複数のリソースユニットの信号の繰り返し回数をダイナミックに制御することを可能にしてもよい。
同様に、例えば、DCIがマッピングされる複数のリソースユニットの信号が繰り返し送信される回数についてもDCIに含めるようにすることで、DCIを受信できたユーザ装置UEが繰り返し回数を認識できるようにしてもよい。
また、「繰り返し送信方法を示す情報」には、TBがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号が繰り返し送信される最大回数(例えば100回など)を含めるようにしておき、実際の繰り返し回数についてはDCIに含めるようにすることで、繰り返し送信される可能性のある回数をユーザ装置UEに認識させつつ、TBがマッピングされる複数のリソースユニットの信号における実際の繰り返し回数をダイナミックに制御することを可能にしてもよい。
同様に、例えば、「繰り返し送信方法を示す情報」には、DCIがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号が繰り返し送信される最大回数(例えば100回など)を含めるようにしておき、実際の繰り返し回数についてはDCIに含めるようにすることで、繰り返し送信される可能性のある回数をユーザ装置UEに認識させつつ、DCIを受信できたユーザ装置UEが実際の繰り返し回数を認識できるようにしてもよい。
また、基地局eNBは、下り物理共有チャネルの送信が開始されるサブフレーム位置を示す情報をDCIに含めることで、ユーザ装置UEが下り物理共有チャネルの送信が開始されるサブフレームを認識可能にしてもよいし、ユーザ装置UEで認識(算出)するようにしてもよい。例えば、ユーザ装置UEは、下り物理制御チャネルの送信が開始されるサブフレーム位置と下り物理制御チャネルの送信に用いられるサブフレーム数(例えば、「DCIがマッピングされる複数のリソースユニット数」×「DCIがマッピングされる複数のリソースユニットが繰り返し送信される回数」で算出)とを用いて下り物理制御チャネルの送信が完了するサブフレームの位置を算出し、下り物理制御チャネルの送信が完了するサブフレームの次のサブフレーム(又は下り物理制御チャネルの送信が完了するサブフレームから所定のサブフレーム経過後のサブフレーム)を下り物理共有チャネルの送信が開始されるサブフレームであると認識するようにしてもよい。
(繰り返し送信方法(その1))
続いて、下り物理制御チャネル及び下り物理共有チャネルにおいて、DCI及びTBがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号を複数回繰り返し送信する際の具体的な方法について説明する。
繰り返し送信方法(その1)では、基地局eNBは、下り物理制御チャネル/下り物理共有チャネルにおいて、DCI/TBがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号を、それぞれのリソースユニットの信号毎にまとめて繰り返し送信するように動作する。
また、ユーザ装置UEは、リソースユニット毎にまとめて繰り返し送信されるそれぞれのリソースユニットの信号を合成すると共に、合成後のそれぞれのリソースユニットに含まれる参照信号を用いてチャネル推定及びチャネル変動量の補正を行う。続いて、ユーザ装置UEは、チャネル変動量が補正された合成後のそれぞれのリソースユニットの信号に対して復調処理を行うことでDCI/TBを受信(取得)する。
図6は、下り物理制御チャネルにおける繰り返し送信方法(その1)の具体例を示す図である。なお、図6の例では、DCIがマッピングされる複数のリソースユニット数が2つである場合(つまり、図3(a)に示す形態)を例に説明するが、これに限られない。本実施の形態は、DCIがマッピングされる複数のリソースユニット数が3以上である場合にも適用できる。
図6(a)は、DCIがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号が繰り返し送信される回数が「4回」である場合における具体例を示している。基地局eNBは、DCIがマッピングされる2つのリソースユニットのうち、最初のリソースユニット「1」の信号を4回繰り返し送信し、リソースユニット「1」の信号の送信が完了した後で次のリソースユニット「2」の信号を4回繰り返し送信する。
ユーザ装置UEは、受信した4つのリソースユニット「1」の信号を合成すると共に、合成後のリソースユニット「1」に含まれる参照信号を用いて、合成後のリソースユニット「1」の信号に対するチャネル推定及びチャネル変動量の補正を行う。同様に、ユーザ装置UEは、受信した4つのリソースユニット「2」の信号を合成すると共に、合成後のリソースユニット「2」に含まれる参照信号を用いて合成後のリソースユニット「2」の信号に対するチャネル推定及びチャネル変動量の補正を行う。続いて、ユーザ装置UEは、チャネル変動量が補正されたリソースユニット「1」の信号及びリソースユニット「2」の信号に対して復調処理を行うことでDCIを受信(取得)する。
同様に、図6(b)は、DCIがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号が繰り返し送信される回数が「8回」である場合における具体例を示している。基地局eNB及びユーザ装置UEの動作については図6(a)と同様であるため説明は省略する。
図7は、下り物理共有チャネルにおける繰り返し送信方法(その1)の具体例を示す図である。なお、図7の例では、TBがマッピングされる複数のリソースユニット数が3つである場合(つまり、図3(b)に示す形態)を例に説明するが、これに限られない。本実施の形態は、TBがマッピングされる複数のリソースユニット数が2又は4以上である場合にも適用できる。
図7(a)は、TBがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号が繰り返し送信される回数が「4回」である場合における具体例を示している。基地局eNBは、TBがマッピングされる3つのリソースユニットのうち、最初のリソースユニット「1」の信号を4回繰り返し送信し、リソースユニット「1」の信号の送信が完了した後で次のリソースユニット「2」の信号を4回繰り返し送信する。また、基地局eNBは、リソースユニット「2」の信号の送信が完了した後で次のリソースユニット「3」の信号を4回繰り返し送信する。
ユーザ装置UEは、受信した4つのリソースユニット「1」の信号を合成すると共に、合成後のリソースユニット「1」に含まれる参照信号を用いて、合成後のリソースユニット「1」の信号に対するチャネル推定及びチャネル変動量の補正を行う。同様に、ユーザ装置UEは、受信した4つのリソースユニット「2」の信号を合成すると共に、合成後のリソースユニット「2」に含まれる参照信号を用いて合成後のリソースユニット「2」の信号に対するチャネル推定及びチャネル変動量の補正を行う。同様に、ユーザ装置UEは、受信した4つのリソースユニット「3」の信号を合成すると共に、合成後のリソースユニット「3」に含まれる参照信号を用いて合成後のリソースユニット「3」の信号に対するチャネル推定及びチャネル変動量の補正を行う。続いて、ユーザ装置UEは、チャネル変動量が補正されたリソースユニット「1」の信号、リソースユニット「2」の信号及びリソースユニット「3」の信号に対して復調処理を行うことでTBを受信(取得)する。
図7(b)は、TBがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号が繰り返し送信される回数が「8回」である場合における具体例を示している。基地局eNB及びユーザ装置UEの動作については図7(a)と同様であるため説明は省略する。
以上説明した繰り返し送信方法(その1)では、前述の図1に示した繰り返し送信方法と異なり、同一の信号が含まれるリソースユニットが時間方向で隣接することになる。従って、合成されるリソースユニット間のチャネル変動量を抑えることができ、例えばセル端などにおいて、チャネル推定に用いる参照信号のSNRを確保することが可能になり、その結果、カバレッジ拡張が実現されることになる。
(繰り返し送信方法(その1)の変形例)
例えば、繰り返し回数が100回であり、1リソースユニットが1サブフレームで構成されている場合、繰り返し送信方法(その1)では、100msの間で連続して送信される100個のリソースユニットの信号が合成されることになる。つまり、繰り返し回数が多い場合、繰り返し送信方法(その1)では、時間の経過と共にチャネル変動量が徐々に変化してしまい、合成後のリソースユニットに含まれる参照信号のSNRを十分に確保することが出来ない可能性がある。そこで、基地局eNBからユーザ装置UEに対して、チャネル推定を行うために合成するサブフレーム数に関する情報(例えば、所定の上限数など)を上位レイヤ信号やDCIを用いて別途通知しても良い。
(繰り返し送信方法(その2))
続いて、繰り返し送信方法(その2)について説明する。繰り返し送信方法(その1)では、DCI/TBがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号が繰り返し送信される回数が大きい場合、合成対象である連続したリソースユニットのうち、最初に送信されるリソースユニットと、最後に送信されるリソースユニットとの間の送信時間が離れてしまうことになる。例えば、繰り返し回数が100回であり、1リソースユニットが1サブフレームで構成されている場合、繰り返し送信方法(その1)では、100msの間で連続して送信される100個のリソースユニットの信号が合成されることになる。従って、100個以内で復号できる場合においても、物理制御チャネルや物理共有データチャネルを最後まで受信する必要があり、バッテリー消費を低減することができない。
そこで、繰り返し送信方法(その2)では、ユーザ装置UEがチャネル推定を行うために用いる(合成する)リソースユニット数を限定すると共に、物理制御チャネルや物理共有データチャネルを最後まで受信しなくてもDCI又はTBを取得できるようにする。具体的には、ユーザ装置UEがチャネル推定を行うために用いる(合成する)リソースユニット数を例えば「X」と定義し、「X」の値をユーザ装置UEと基地局eNBとの間で予め共有しておくようにする。「X」の値は、「繰り返し送信方法を示す情報」に含まれていてもよい。すなわち、「X」の値は、ユーザ装置UEに事前に設定(プリコンフィギュア:Pre-Configure)されていてもよいし、3GPPの標準仕様として規定されていてもよいし、基地局eNBからユーザ装置UEに通知されるようにしてもよい。「X」の値は、下り物理制御チャネルと下り物理共有チャネルとで独立して設定可能であってもよいし共通であってもよい。なお、「X」は、ユーザ装置UEがチャネル推定を行うために用いる(合成する)リソースユニット数に代えて、他の名称で呼ばれてもよい。
繰り返し送信方法(その2)では、基地局eNBは、下り物理制御チャネル/下り物理共有チャネルにおいて、DCI/TBがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号を、それぞれのリソースユニットの信号毎に「X」の値の回数分まとめて繰り返し送信するように動作すると共に、当該動作を、"DCI/TBがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号が繰り返し送信される回数"分、各々のリソースユニットの信号が送信されるまで繰り返すようにする。
また、ユーザ装置UEは、リソースユニット毎に「X」の値の回数分まとめて繰り返し送信されるそれぞれのリソースユニットの信号を合成すると共に、合成後のそれぞれのリソースユニットに含まれる参照信号を用いてチャネル推定及びチャネル変動量の補正を行うように動作する。また、ユーザ装置UEは、当該動作を、DCI/TBがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号に対して行った時点で、チャネル変動量が補正された合成後のそれぞれのリソースユニットの信号に対して復調処理を行うことでDCI/TBを受信(取得)する。
図8は、下り物理制御チャネル及び下り物理共有チャネルにおける繰り返し送信方法(その2)の具体例を示す図である。
図8(a)は、DCIがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号が繰り返し送信される回数が「8回」であり、「X」の値が4である場合の具体例を示している。基地局eNBは、DCIがマッピングされる2つのリソースユニットのうち、最初のリソースユニット「1」の信号をX回(すなわち4回)繰り返し送信し、続いて、次のリソースユニット「2」の信号をX回(すなわち4回)繰り返し送信する。更に、基地局eNBは、最初のリソースユニット「1」の信号をX回(すなわち4回)繰り返し送信し、続いて、次のリソースユニット「2」の信号をX回(すなわち4回)繰り返し送信する。
つまり、図8(a)の例では、DCIがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号が繰り返し送信される回数は図6(b)の例と同様に「8回」であるものの、同一のリソースユニットの信号が連続して繰り返し送信される数は、最大でも「X」回(すなわち4回)に限定されることになる。
ユーザ装置UEは、受信した複数のリソースユニットのうち、「X」の数(すなわち4つ)分のリソースユニット「1」の信号を合成すると共に、合成後のリソースユニット「1」に含まれる参照信号を用いて、合成後のリソースユニット「1」の信号に対するチャネル推定及びチャネル変動量の補正を行う。更に、ユーザ装置UEは、次の「X」の数(すなわち4つ)分のリソースユニット「2」の信号を合成すると共に、合成後のリソースユニット「2」に含まれる参照信号を用いて合成後のリソースユニット「2」の信号に対するチャネル推定及びチャネル変動量の補正を行う。続いて、ユーザ装置UEは、チャネル変動量が補正されたリソースユニット「1」の信号及びリソースユニット「2」の信号に対して復調処理を行うことでDCIを受信(取得)する。
仮にチャネル推定精度が低く、正しくDCIを受信(取得)することが出来なかった場合、ユーザ装置UEは、DCIを受信(取得)することができるまで上記の動作を繰り返し行う。図8(a)の例では、ユーザ装置UEは、上記の動作を2回繰り返し行うことが可能である。
図8(b)は、TBがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号が繰り返し送信される回数が「8回」であり、「X」の値が4である場合の具体例を示している。基地局eNBは、TBがマッピングされる3つのリソースユニットのうち、最初のリソースユニット「1」の信号をX回(すなわち4回)繰り返し送信し、次のリソースユニット「2」の信号をX回(すなわち4回)繰り返し送信し、次のリソースユニット「3」の信号をX回(すなわち4回)繰り返し送信する。更に、基地局eNBは、最初のリソースユニット「1」の信号をX回(すなわち4回)繰り返し送信し、次のリソースユニット「2」の信号をX回(すなわち4回)繰り返し送信し、次のリソースユニット「3」の信号をX回(すなわち4回)繰り返し送信する。
つまり、図8(b)の例では、TBがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号が繰り返し送信される回数は図7(b)の例と同様に「8回」であるものの、同一のリソースユニットの信号が連続して繰り返し送信される数は、最大でも「X」回(すなわち4回)に限定されることになる。
ユーザ装置UEは、受信した複数のリソースユニットのうち、「X」の数(すなわち4つ)分のリソースユニット「1」の信号を合成すると共に、合成後のリソースユニット「1」に含まれる参照信号を用いて、合成後のリソースユニット「1」の信号に対するチャネル推定及びチャネル変動量の補正を行う。更に、ユーザ装置UEは、次の「X」の数(すなわち4つ)分のリソースユニット「2」の信号を合成すると共に、合成後のリソースユニット「2」に含まれる参照信号を用いて合成後のリソースユニット「2」の信号に対するチャネル推定及びチャネル変動量の補正を行う。更に、ユーザ装置UEは、次の「X」の数(すなわち4つ)分のリソースユニット「3」の信号を合成すると共に、合成後のリソースユニット「3」に含まれる参照信号を用いて合成後のリソースユニット「3」の信号に対するチャネル推定及びチャネル変動量の補正を行う。続いて、ユーザ装置UEは、チャネル変動量が補正されたリソースユニット「1」の信号、リソースユニット「2」の信号及びリソースユニット「3」の信号に対して復調処理を行うことでTBを受信(取得)する。
仮にチャネル推定精度が低く、正しくTBを受信(取得)することが出来なかった場合、ユーザ装置UEは、TBを受信(取得)することができるまで上記の動作を繰り返し行う。図8(b)の例では、ユーザ装置UEは、上記の動作を2回繰り返し行うことが可能である。
以上説明した繰り返し送信方法(その2)では、ユーザ装置UEがチャネル推定を行うために用いる(合成する)リソースユニット数は、最大でも「X」の数に限定されることになる。従って、DCI/TBがマッピングされる複数のリソースユニットが繰り返し送信される回数が大きい場合であっても、合成されるリソースユニット間のチャネル変動量を抑えることができる。これにより、例えばセル端などにおいて、チャネル推定に用いる参照信号のSNRを確保することが可能になり、その結果、カバレッジ拡張が実現されることになる。
また、繰り返し送信方法(その2)では、ユーザ装置UEは、繰り返し送信方法(その1)のように必ずしも基地局eNBから送信される全てのリソースユニットの信号を受信する必要はなく、DCI又はTBが受信(取得)出来た時点で、それ以後のサブフレームで送信されるリソースユニットの信号の受信を中止することが可能である。これにより、基地局eNBから送信される全てのリソースユニットの信号を受信する必要がある繰り返し送信方法(その1)と比較して、ユーザ装置UEにおける消費電力を抑えることが可能になる。
<機能構成>
以上説明した処理手順を実行する基地局eNB及びユーザ装置UEの機能構成例について説明する。なお、本実施の形態に係る基地局eNB及びユーザ装置UEは、上述の「繰り返し送信方法(その1)」及び「繰り返し送信方法(その2)」の両方をサポートしていてもよいし、いずれか一方のみをサポートしていてもよい。また、ユーザ装置UEは、どちらの繰り返し送信方法で動作するのかを、例えば基地局eNBからの指示により任意に切替えられるようにしてもよい。
(基地局eNB)
図9は、実施の形態に係る基地局の機能構成例を示す図である。図9に示すように、基地局eNBは、信号送信部101と、信号受信部102と、繰返し数通知部103と、送信信号生成部104とを有する。図9は、基地局eNBにおいて本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTEに準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図9に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分や機能部の名称はどのようなものでもよい。
信号送信部101は、送信信号生成部104により生成された信号から無線信号を生成し、無線送信する機能を含む。信号受信部102は、ユーザ装置UEから各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する機能を含む。
信号送信部101及び信号受信部102はそれぞれ、パケットバッファを備え、レイヤ1(PHY)、レイヤ2(MAC、RLC、PDCP)及びレイヤ3(RRC)の処理を行うことを想定している(ただし、これに限られるわけではない)。
繰返し数通知部103は、「繰り返し送信方法を示す情報」を、例えばRRC又は報知情報を用いてユーザ装置UEに通知する。
送信信号生成部104は、基地局eNBから送信されるべき上位のレイヤの信号から、下位レイヤの各種信号を生成し、生成された各種信号が所定のリソース(リソースエレメント)にマッピングされた信号を生成して信号送信部101に渡す。なお、信号送信部101の中に送信信号生成部104を備えてもよい。
また、送信信号生成部104は、時間方向に複数のリソースユニットを含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルであって、当該複数のリソースユニットの各々の信号が、"DCI又はTBがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号が繰り返し送信される回数"分まとめて繰り返されている下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルの信号を生成するようにしてもよい。
また、送信信号生成部104は、時間方向に複数のリソースユニットを含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルであって、当該複数のリソースユニットの各々の信号が、「X」の数分まとめて繰り返されており、かつ、"DCI又はTBがマッピングされる複数のリソースユニットの各々の信号が繰り返し送信される回数"分の複数のリソースユニットの各々の信号を含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルの信号を生成するようにしてもよい。
(ユーザ装置)
図10は、実施の形態に係るユーザ装置の機能構成例を示す図である。図10に示すように、ユーザ装置UEは、信号送信部201と、信号受信部202と、繰返し数取得部203とを有する。図10は、ユーザ装置UEにおいて本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTEに準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図10に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分や機能部の名称はどのようなものでもよい。
信号送信部201は、ユーザ装置UEから送信されるべき各種信号を生成し、無線送信する機能を有する。信号受信部202は、基地局eNBから各種の無線信号を受信する機能を有する。信号送信部201及び信号受信部202はそれぞれ、パケットバッファを備え、レイヤ1(PHY)、レイヤ2(MAC、RLC、PDCP)及びレイヤ3(RRC)の処理を行うことを想定している(ただし、これに限られるわけではない)。
また、信号受信部202は、時間方向に複数のリソースユニットを含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルであって、当該複数のリソースユニットの各々の信号が、"DCI又はTBがマッピングされる複数のリソースユニットが繰り返し送信される回数"分まとめて繰り返されている下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを受信すると共に、当該繰り返し送信される回数に該当する複数の連続するリソースユニットの信号を合成して復調を行うことで、DCI又はTBを受信(取得)するようにしてもよい。
また、信号受信部202は、時間方向に複数のリソースユニットを含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルであって、当該複数のリソースユニットの各々の信号が、「X」の数分まとめて繰り返されており、かつ、"DCI又はTBがマッピングされる複数のリソースユニットが繰り返し送信される回数"分の複数のリソースユニットの各々の信号を含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルの信号を受信すると共に、「X」の数に該当する複数の連続するリソースユニットの信号を合成して復調を行うことで、DCI又はTBを受信(取得)するようにしてもよい。
また、信号受信部202は、合成されたリソースユニットの信号に含まれる参照信号を用いてチャネル推定を行うことで、合成されたリソースユニットの信号の復調を行う。
繰返し数取得部203は、基地局eNB又はユーザ装置UE自身のメモリから、「繰り返し送信方法を示す情報」を取得する。
以上説明した基地局eNB及びユーザ装置UEの機能構成は、全体をハードウェア回路(例えば、1つ又は複数のICチップ)で実現してもよいし、一部をハードウェア回路で構成し、その他の部分をCPUとプログラムとで実現してもよい。
(基地局)
図11は、実施の形態に係る基地局のハードウェア構成例を示す図である。図11は、図9よりも実装例に近い構成を示している。図11に示すように、基地局eNBは、無線信号に関する処理を行うRF(Radio Frequency)モジュール301と、ベースバンド信号処理を行うBB(Base Band)処理モジュール302と、上位レイヤ等の処理を行う装置制御モジュール303と、ネットワークと接続するためのインタフェースである通信IF304とを有する。
RFモジュール301は、BB処理モジュール302から受信したデジタルベースバンド信号に対して、D/A(Digital-to-Analog)変換、変調、周波数変換、及び電力増幅等を行うことでアンテナから送信すべき無線信号を生成する。また、受信した無線信号に対して、周波数変換、A/D(Analog to Digital)変換、復調等を行うことでデジタルベースバンド信号を生成し、BB処理モジュール302に渡す。RFモジュール301は、例えば、図9に示す信号送信部101及び信号受信部102の一部を含む。
BB処理モジュール302は、IPパケットとデジタルベースバンド信号とを相互に変換する処理を行う。DSP(Digital Signal Processor)312は、BB処理モジュール302における信号処理を行うプロセッサである。メモリ322は、DSP312のワークエリアとして使用される。BB処理モジュール302は、例えば、図9に示す信号送信部101の一部、信号受信部102の一部及び送信信号生成部104を含む。
装置制御モジュール303は、IPレイヤのプロトコル処理、OAM(Operation and Maintenance)処理等を行う。プロセッサ313は、装置制御モジュール303が行う処理を行うプロセッサである。メモリ323は、プロセッサ313のワークエリアとして使用される。補助記憶装置333は、例えばHDD等であり、基地局eNB自身が動作するための各種設定情報等が格納される。装置制御モジュール303は、例えば、図9に示す繰返し数通知部103を含む。
(ユーザ装置)
図12は、実施の形態に係るユーザ装置のハードウェア構成例を示す図である。図12は、図10よりも実装例に近い構成を示している。図12に示すように、ユーザ装置UEは、無線信号に関する処理を行うRFモジュール401と、ベースバンド信号処理を行うBB処理モジュール402と、上位レイヤ等の処理を行うUE制御モジュール403とを有する。
RFモジュール401は、BB処理モジュール402から受信したデジタルベースバンド信号に対して、D/A変換、変調、周波数変換、及び電力増幅等を行うことでアンテナから送信すべき無線信号を生成する。また、受信した無線信号に対して、周波数変換、A/D変換、復調等を行うことでデジタルベースバンド信号を生成し、BB処理モジュール402に渡す。RFモジュール401は、例えば、図10に示す信号送信部201及び信号受信部202の一部を含む。
BB処理モジュール402は、IPパケットとデジタルベースバンド信号とを相互に変換する処理を行う。DSP412は、BB処理モジュール402における信号処理を行うプロセッサである。メモリ422は、DSP412のワークエリアとして使用される。BB処理モジュール402は、例えば、図10に示す信号送信部201の一部及び信号受信部202の一部を含む。
UE制御モジュール403は、IPレイヤのプロトコル処理、各種アプリケーションの処理等を行う。プロセッサ413は、UE制御モジュール403が行う処理を行うプロセッサである。メモリ423は、プロセッサ413のワークエリアとして使用される。UE制御モジュール403は、例えば、図10に示す繰返し数取得部203を含む。
<まとめ>
以上、実施の形態によれば、狭帯域で通信する無線通信システムにおいて、所定の単位のリソースを時間方向に複数含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを用いて基地局と通信するユーザ装置であって、複数のリソースの各々が時間方向にまとめて繰り返し送信される回数を示す繰り返し回数を取得する取得部と、前記基地局から、複数のリソースの各々が前記繰り返し回数分まとめて繰り返されている下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを受信すると共に、前記繰り返し回数に該当する複数の連続するリソースの信号を合成して復調を行う受信部と、を有するユーザ装置が提供される。このユーザ装置UEにより、MTCにおけるカバレッジ拡張を実現することが可能な技術が提供される。
また、実施の形態によれば、狭帯域で通信する無線通信システムにおいて、所定の単位のリソースを時間方向に複数含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを用いて基地局と通信するユーザ装置であって、複数のリソースの各々が時間方向に繰り返し送信される回数を示す繰り返し回数と、所定のリソース数を示す情報とを取得する取得部と、前記基地局から、複数のリソースの各々が前記所定のリソース数分まとめて繰り返されており、かつ、前記繰り返し回数分の前記複数のリソースの各々を含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを受信すると共に、前記所定のリソース数に該当する複数の連続するリソースの信号を合成して復調を行う受信部と、を有するユーザ装置が提供される。このユーザ装置UEにより、MTCにおけるカバレッジ拡張を実現することが可能な技術が提供される。
また、下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを構成する前記複数のリソースには参照信号がマッピングされ、前記受信部は、合成されたリソースの信号に含まれる参照信号を用いてチャネル推定を行うことで復調を行うようにしてもよい。これにより、ユーザ装置UEは、チャネル推定に必要な参照信号のSNRを確保することが可能になる。
また、前記狭帯域は180kHz以下の周波数帯域であり、前記リソースは、1以上のサブフレーム若しくは1以上のスロット、及び1以上12以下のサブキャリアで構成されるリソースであってもよい。
また、実施の形態によれば、帯域で通信する無線通信システムにおいて、所定の単位のリソースを時間方向に複数含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを用いてユーザ装置と通信する基地局であって、複数のリソースの各々が、所定の回数分まとめて繰り返されている下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを生成する生成部と、生成された前記下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを前記ユーザ装置に送信する送信部と、を有する基地局が提供される。この基地局eNBにより、MTCにおけるカバレッジ拡張を実現することが可能な技術が提供される。
また、実施の形態によれば、狭帯域で通信する無線通信システムにおいて、所定の単位のリソースを時間方向に複数含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを用いてユーザ装置と通信する基地局であって、複数のリソースの各々が所定のリソース数分まとめて繰り返されており、かつ、所定の繰り返し回数分の前記複数のリソースの各々を含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを生成する生成部と、生成された前記下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを前記ユーザ装置に送信する送信部と、を有する基地局が提供される。この基地局eNBにより、MTCにおけるカバレッジ拡張を実現することが可能な技術が提供される。
また、実施の形態によれば、狭帯域で通信する無線通信システムにおいて、所定の単位のリソースを時間方向に複数含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを用いて基地局と通信するユーザ装置が実行する信号受信方法であって、複数のリソースの各々が時間方向にまとめて繰り返し送信される回数を示す繰り返し回数を取得するステップと、前記基地局から、複数のリソースの各々が前記繰り返し回数分まとめて繰り返されている下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを受信すると共に、前記繰り返し回数に該当する複数の連続するリソースの信号を合成して復調を行うステップと、を有する信号受信方法が提供される。この信号受信方法により、MTCにおけるカバレッジ拡張を実現することが可能な技術が提供される。
また、実施の形態によれば、帯域で通信する無線通信システムにおいて、所定の単位のリソースを時間方向に複数含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを用いて基地局と通信するユーザ装置が実行する信号受信方法であって、複数のリソースの各々が時間方向に繰り返し送信される回数を示す繰り返し回数と、所定のリソース数を示す情報とを取得するステップと、前記基地局から、複数のリソースの各々が前記所定のリソース数分まとめて繰り返されており、かつ、前記繰り返し回数分の前記複数のリソースの各々を含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを受信すると共に、前記所定のリソース数に該当する複数の連続するリソースの信号を合成して復調を行うステップと、を有する信号受信方法が提供される。この信号受信方法により、MTCにおけるカバレッジ拡張を実現することが可能な技術が提供される。
また、実施の形態によれば、狭帯域で通信する無線通信システムにおいて、所定の単位のリソースを時間方向に複数含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを用いてユーザ装置と通信する基地局が実行する信号送信方法であって、複数のリソースの各々が、所定の回数分まとめて繰り返されている下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを生成するステップと、生成された前記下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを前記ユーザ装置に送信するステップと、を有する信号送信方法が提供される。この信号送信方法により、MTCにおけるカバレッジ拡張を実現することが可能な技術が提供される。
また、実施の形態によれば、帯域で通信する無線通信システムにおいて、所定の単位のリソースを時間方向に複数含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを用いてユーザ装置と通信する基地局が実行する信号送信方法であって、複数のリソースの各々が所定のリソース数分まとめて繰り返されており、かつ、所定の繰り返し回数分の前記複数のリソースの各々を含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを生成するステップと、生成された前記下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを前記ユーザ装置に送信するステップと、を有する信号送信方法が提供される。この信号送信方法により、MTCにおけるカバレッジ拡張を実現することが可能な技術が提供される。
<実施形態の補足>
下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを受信することは、下り物理制御チャネルの信号又は下り物理共有チャネルの信号を受信すると表現されてもよい。
以上、本発明の実施の形態で説明する各装置(ユーザ装置UE/基地局eNB)の構成は、CPUとメモリを備える当該装置において、プログラムがCPU(プロセッサ)により実行されることで実現される構成であってもよいし、本実施の形態で説明する処理のロジックを備えたハードウェア回路等のハードウェアで実現される構成であってもよいし、プログラムとハードウェアが混在していてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べたシーケンス及びフローチャートは、矛盾の無い限り順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、ユーザ装置UE/基地局eNBは機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従ってユーザ装置UEが有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従って基地局eNBが有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD−ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
なお、実施の形態において、ユーザ装置UEがチャネル推定を行うために用いる(合成する)リソース数は、「所定のリソース数を示す情報」の一例である。リソースユニットは「所定の単位のリソース」及び「リソース」の一例である。
[付記1]
狭帯域で通信する無線通信システムにおいて、所定の単位のリソースを時間方向に複数含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを用いて基地局と通信するユーザ装置であって、
複数のリソースの各々が時間方向にまとめて繰り返し送信される回数を示す繰り返し回数を取得する取得部と、
前記基地局から、複数のリソースの各々が前記繰り返し回数分まとめて繰り返されている下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを受信すると共に、前記繰り返し回数に該当する複数の連続するリソースの信号を合成して復調を行う受信部と、
を有するユーザ装置。
[付記2]
狭帯域で通信する無線通信システムにおいて、所定の単位のリソースを時間方向に複数含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを用いて基地局と通信するユーザ装置であって、
複数のリソースの各々が時間方向に繰り返し送信される回数を示す繰り返し回数と、所定のリソース数を示す情報とを取得する取得部と、
前記基地局から、複数のリソースの各々が前記所定のリソース数分まとめて繰り返されており、かつ、前記繰り返し回数分の前記複数のリソースの各々を含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを受信すると共に、前記所定のリソース数に該当する複数の連続するリソースの信号を合成して復調を行う受信部と、
を有するユーザ装置。
[付記3]
下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを構成する前記複数のリソースには参照信号がマッピングされ、
前記受信部は、合成されたリソースの信号に含まれる参照信号を用いてチャネル推定を行うことで復調を行う、
付記1又は2に記載のユーザ装置。
[付記4]
前記狭帯域は180kHzの周波数帯域であり、
前記リソースは、1以上のサブフレーム若しくは1以上のスロット、及び1以上12以下のサブキャリアで構成されるリソースである、
付記1乃至3のいずれかひとつに記載のユーザ装置。
[付記5]
狭帯域で通信する無線通信システムにおいて、所定の単位のリソースを時間方向に複数含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを用いてユーザ装置と通信する基地局であって、
複数のリソースの各々が、所定の回数分まとめて繰り返されている下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを生成する生成部と、
生成された前記下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを前記ユーザ装置に送信する送信部と、
を有する基地局。
[付記6]
狭帯域で通信する無線通信システムにおいて、所定の単位のリソースを時間方向に複数含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを用いてユーザ装置と通信する基地局であって、
複数のリソースの各々が所定のリソース数分まとめて繰り返されており、かつ、所定の繰り返し回数分の前記複数のリソースの各々を含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを生成する生成部と、
生成された前記下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを前記ユーザ装置に送信する送信部と、
を有する基地局。
[付記7]
狭帯域で通信する無線通信システムにおいて、所定の単位のリソースを時間方向に複数含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを用いて基地局と通信するユーザ装置が実行する信号受信方法であって、
複数のリソースの各々が時間方向にまとめて繰り返し送信される回数を示す繰り返し回数を取得するステップと、
前記基地局から、複数のリソースの各々が前記繰り返し回数分まとめて繰り返されている下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを受信すると共に、前記繰り返し回数に該当する複数の連続するリソースの信号を合成して復調を行うステップと、
を有する信号受信方法。
[付記8]
狭帯域で通信する無線通信システムにおいて、所定の単位のリソースを時間方向に複数含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを用いて基地局と通信するユーザ装置が実行する信号受信方法であって、
複数のリソースの各々が時間方向に繰り返し送信される回数を示す繰り返し回数と、所定のリソース数を示す情報とを取得するステップと、
前記基地局から、複数のリソースの各々が前記所定のリソース数分まとめて繰り返されており、かつ、前記繰り返し回数分の前記複数のリソースの各々を含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを受信すると共に、前記所定のリソース数に該当する複数の連続するリソースの信号を合成して復調を行うステップと、
を有する信号受信方法。
[付記9]
狭帯域で通信する無線通信システムにおいて、所定の単位のリソースを時間方向に複数含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを用いてユーザ装置と通信する基地局が実行する信号送信方法であって、
複数のリソースの各々が、所定の回数分まとめて繰り返されている下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを生成するステップと、
生成された前記下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを前記ユーザ装置に送信するステップと、
を有する信号送信方法。
[付記10]
狭帯域で通信する無線通信システムにおいて、所定の単位のリソースを時間方向に複数含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを用いてユーザ装置と通信する基地局が実行する信号送信方法であって、
複数のリソースの各々が所定のリソース数分まとめて繰り返されており、かつ、所定の繰り返し回数分の前記複数のリソースの各々を含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを生成するステップと、
生成された前記下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを前記ユーザ装置に送信するステップと、
を有する信号送信方法。
UE ユーザ装置
eNB 基地局
101 信号送信部
102 信号受信部
103 繰返し数通知部
104 送信信号生成部
201 信号送信部
202 信号受信部
203 繰返し数取得部
301 RFモジュール
302 BB処理モジュール
303 装置制御モジュール
304 通信IF
401 RFモジュール
402 BB処理モジュール
403 UE制御モジュール

Claims (4)

  1. 狭帯域で通信する無線通信システムにおいて、所定の単位のリソースを時間方向に複数含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを用いて基地局と通信するユーザ装置であって、
    複数のリソースの各々が時間方向に繰り返し送信される回数を示す繰り返し回数と、所定のリソース数を示す情報とを取得する取得部と、
    前記基地局から、複数のリソースの各々が前記所定のリソース数分まとめて繰り返されており、かつ、前記繰り返し回数分の前記複数のリソースの各々を含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを受信する受信部と、
    を有し、
    前記下り制御チャネル又は下り物理共有チャネルにおいて、リソースを受信して下り制御情報又はトランスポートブロックを取得することができなかった場合、再送されるリソースを下り制御情報又はトランスポートブロックを取得するまで受信し、
    下り制御情報又はトランスポートブロックを取得することができた時点以降に送信されるリソースを受信しない
    ユーザ装置。
  2. 下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを構成する前記複数のリソースには参照信号がマッピングされ、
    前記受信部は、受信した参照信号を用いてチャネル推定を行うことで復調を行う、
    請求項1に記載のユーザ装置。
  3. 前記狭帯域は180kHzの周波数帯域であり、
    前記リソースは、1以上のサブフレーム若しくは1以上のスロット、及び1以上12以下のサブキャリアで構成されるリソースである、
    請求項1又は2に記載のユーザ装置。
  4. 狭帯域で通信する無線通信システムにおいて、所定の単位のリソースを時間方向に複数含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを用いて基地局と通信するユーザ装置が実行する信号受信方法であって、
    複数のリソースの各々が時間方向に繰り返し送信される回数を示す繰り返し回数と、所定のリソース数を示す情報とを取得するステップと、
    前記基地局から、複数のリソースの各々が前記所定のリソース数分まとめて繰り返されており、かつ、前記繰り返し回数分の前記複数のリソースの各々を含む下り物理制御チャネル又は下り物理共有チャネルを受信するステップと、
    を有し、
    前記下り制御チャネル又は下り物理共有チャネルにおいて、リソースを受信して下り制御情報又はトランスポートブロックを取得することができなかった場合、再送されるリソースを下り制御情報又はトランスポートブロックを取得するまで受信し、
    下り制御情報又はトランスポートブロックを取得することができた時点以降に送信されるリソースを受信しない
    信号受信方法。
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