JP2018053694A - Hair catcher - Google Patents
Hair catcher Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018053694A JP2018053694A JP2016194904A JP2016194904A JP2018053694A JP 2018053694 A JP2018053694 A JP 2018053694A JP 2016194904 A JP2016194904 A JP 2016194904A JP 2016194904 A JP2016194904 A JP 2016194904A JP 2018053694 A JP2018053694 A JP 2018053694A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- main body
- water storage
- drain
- drain hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
Abstract
Description
本発明は、へアキャッチャーに関する。 The present invention relates to a hair catcher.
従来、浴室や洗面台の排水トラップには、排水トラップから連続する排水管に髪の毛や小さなゴミ等が流れて排水管が詰まらないように、ヘアキャッチャーが配置されることが知られている。髪の毛は細く長いため、ヘアキャッチャーに絡まったり挟まったりするので、ヘアキャッチャーの清掃や髪の毛の補集に手間がかかることがある。そこで、浴室の洗い場からの排水を立壁部、流入部を介して旋回状にヘアキャッチャー内部へ導き、髪の毛をまとめる技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, it has been known that a hair catcher is disposed in a drain trap in a bathroom or a wash basin so that hair, small garbage, or the like flows into a drain pipe continuous from the drain trap and the drain pipe is not clogged. Since the hair is thin and long, it can be entangled or pinched by the hair catcher, which can be time consuming to clean the hair catcher or to collect the hair. Then, the technique which guides the waste_water | drain from the washroom of a bathroom to the inside of a hair catcher in a swirl form through a standing wall part and an inflow part, and collects hair (for example, refer patent document 1) is proposed.
特許文献1に開示されたヘアキャッチャーでは、ヘアキャッチャーの周囲から流入する水を貯留する貯水部と、貯水部から溢れる水を排水するための開口が設けられた排水部と、貯水部に水を導入するために開口を設けない導水部とが設けられている。
In the hair catcher disclosed in
特許文献1に開示されたヘアキャッチャーでは、導水部の表面を伝う水流により、貯水部に水流の方向を与えて旋回流を作り出している。しかし、貯水部には、貯水部において水の旋回流を発生させる工夫はなされていなかった。
In the hair catcher disclosed in
本発明は、貯水部に貯留された水に旋回流を生じさせて、洗い場からの排水性能を向上させるヘアキャッチャーを提供することを目的とする。 An object of this invention is to provide the hair catcher which produces the swirling flow in the water stored by the water storage part, and improves the drainage performance from a washing place.
上記目的を達成するため本発明は、周囲から前記排水口(例えば、後述の洗い場排水口101a)に向かう水が流入する本体部(例えば、後述の本体部10)を有するヘアキャッチャー(例えば、後述のヘアキャッチャー1)であって、前記本体部は、複数の開口(例えば、後述の排水開口23)を有し、前記本体部に流入した水の一部を前記本体部の外へ排水する排水部(例えば、後述の排水部2)と、前記排水部の下方に配置され、前記本体部に流入した水の一部を貯水する貯水部(例えば、後述の貯水部3)と、を有し、前記貯水部には、前記貯水部に貯水されている水を前記本体部の外へ排水する水抜き孔(例えば、後述の水抜き孔33)が形成され、前記貯水部の上下方向に延びる前記貯水部の中心軸線(例えば、後述の中心軸線C1)が、前記水抜き孔の貫通する方向における前記水抜き孔の延長上から外れた位置にあるヘアキャッチャーを提供する。また、前記水抜き孔は複数形成されていることが好ましい。
In order to achieve the above object, the present invention provides a hair catcher (for example, described later) having a main body (for example, a
また、前記貯水部の底面は円形状を有し、前記水抜き孔の貫通する方向(例えば、後述の方向I2)は、前記円形状の底面の接線方向に連続して開口することが好ましい。 Moreover, it is preferable that the bottom surface of the water storage part has a circular shape, and a direction (for example, a direction I2 described later) through which the water drain hole penetrates continuously opens in a tangential direction of the circular bottom surface.
また、前記貯水部の底面(例えば、後述の底面部31)は円形状を有し、前記水抜き孔は、前記貯水部の底面の周方向に等間隔で形成されていることが好ましい。 Moreover, it is preferable that the bottom face (for example, below-mentioned bottom face part 31) of the said water storage part has circular shape, and the said drain hole is formed in the circumferential direction of the bottom face of the said water storage part at equal intervals.
また、前記水抜き孔の貫通する方向は、前記排水部において流れる水による旋回流の旋回方向と、前記水抜き穴から前記本体部の外へ排水される水による旋回流の旋回方向と、が同一方向となるように設定されていることが好ましい。 Further, the direction through which the drainage hole penetrates includes the swirl direction of the swirl flow caused by the water flowing in the drainage part and the swirl direction of the swirl flow caused by the water drained out of the main body part from the drainage hole. It is preferable that they are set so as to be in the same direction.
また、前記水抜き孔は、上下方向に前記本体部を貫通せずに、上下方向に対して交差する方向に前記本体部を貫通することが好ましい。 Moreover, it is preferable that the said drain hole penetrates the said main-body part in the direction which cross | intersects with an up-down direction, without penetrating the said main-body part in an up-down direction.
本発明によれば、貯水部に貯留された水に旋回流を生じさせて、洗い場からの排水性能を向上させるヘアキャッチャーを提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the hair catcher which produces a swirl flow in the water stored by the water storage part, and improves the drainage performance from a washing place can be provided.
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態のヘアキャッチャー1が設けられる浴室100を示す平面図である。浴室100は、洗い場101及び浴槽102を有し、それぞれに排水口としての洗い場排水口101a、浴槽排水口102aが設けられている。
浴槽102は、浴室の一方に配置される湯水を貯留可能な容器である。
浴槽排水口102aは、浴槽102の底面の最も低い位置に設けられる排水孔であり、浴槽102の下部に配置される排水管102b(図2参照)に連続している。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a plan view showing a
The
The
図2は、ヘアキャッチャー1が配置される洗い場排水口101aの斜視図である。洗い場排水口101aは、洗い場101の浴槽102に隣接する側で最も低い位置に設けられ、排水管101bに連続している。洗い場排水口101aは、排水枡120と、排水トラップ130とにより構成される。
排水枡120は、洗い場101の床材が下方に窪んで形成される凹部である。排水枡120は、排水管101bに繋がる底部開口121及び、底部開口121の周囲に配置されるフランジ部122を有する。なお、図示を省略しているが、排水枡120は、通常着脱可能な蓋により覆われている。
排水トラップ130は、排水枡120の下方に連結され、一方が浴槽102から延びる排水管102bに、他方が洗い場排水口101aから延びる排水管101bに連結される。排水トラップ130は、浴槽102及び洗い場101から排水される水を補集して、洗い場101から延びる排水管101bを通して排水するように構成される。
FIG. 2 is a perspective view of the washing
The
The
図3は、ヘアキャッチャー1を示す斜視図であり、図4は、平面図である。へアキャッチャーは、排水枡120に設けられる本体部10と、把手11と、を有する。
本体部10は、下方に向けて徐々に縮径し、内側面が段差なく傾斜する略円錐形状で、頂部が平坦なすり鉢状の形状をしている。本体部10は、上部に形成される略円形の開口部10a及び開口部10aの周縁から下方に延びる係止部13を有し、排水枡120のフランジ部122に係止される。本体部10には、洗い場101の周囲から洗い場排水口101aに向かう水が流入する。
把手11は、本体部10の上端から上方に延び、外周方向に屈曲する。
FIG. 3 is a perspective view showing the
The
The
図3及び4に示すように、本体部10は、貯水部3と、排水部2と、導水部4と、を有する。
貯水部3は、本体部10の下方に配置され、本体部10に流入した水の一部を一時的に貯水する部分である。貯水部3は、底面部31と、側面部32と、水抜き孔33と、を有する。
底面部31は、本体部10の開口部10aに対向する平坦な面であり、上方に配置される開口部10aの面積よりも面積が小さい。また、貯水部3において最も面積が小さい。
側面部32は、底面部31の周囲と貯水部3の上端とを結ぶ傾斜する面である。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
The
The
The
水抜き孔33は、側面部32の下端部に2つ設けられた貫通孔である。従って、水抜き孔33は、底面部31には設けられておらず、このため、水抜き孔33は、上下方向に本体部10を貫通せずに、上下方向に対して交差する方向に本体部10を貫通している。
The
水抜き孔33は、平面視で円形状を有する貯水部3の底面部31の周方向に等間隔で、側面部32に2つ形成されている。そして、水抜き孔33の延びる方向、具体的には、図4において、一点鎖線I2で示す方向は、水平方向であって、円形状の底面部31の底の平坦な円形部分の接線方向に一致、即ち、円形状の底面部31の底の平坦な円形部分の接線方向に連続して開口している。具体的には、水抜き孔33の側面が円形状の底面部31の接線に連続している。このため、貯水部3の上下方向に延びる貯水部3の中心軸線C1は、水抜き孔33の貫通する方向、即ち、水抜き孔33の延びる方向である一点鎖線I2で示す方向における水抜き孔33の延長上から外れた位置関係を、ヘアキャッチャー1は有している。このような、水抜き孔33の延びる方向I2は、平面視で、図4において符号を付した縦リブ21の延びる方向に略平行であり、水抜き孔33の貫通する方向(方向I2)は、排水部2において流れる水による旋回流の旋回方向と、水抜き孔33から本体部10の外へ排水される水による旋回流の旋回方向と、が同一方向となるように設定されている。
Two
排水部2は、本体部10の上部、すなわち貯水部3の上端と本体部10の上端との間に配置される。排水部2は、本体部10上部の側面に沿って形成され、リブ部20と、複数の開口としての排水開口23と、を有する。
The
リブ部20は、格子状に配置される細枠で形成され、縦リブ21及び横リブ22を有する。
The
横リブ22は、排水部2の上下方向に間隔を空けて配置される複数のリング状の骨組み部分である。横リブ22は、平坦な面を有し、この平坦な面が本体部10の内周面に沿うように配置されている。
The
縦リブ21は、縦長の板状の部材であり、所定幅の薄い平面部211と、以下に説明する突出部24とを有する。
縦リブ21は、排水部2の上方から下方へ延び、互いに隣接して設けられる複数の骨組み部分である。縦リブ21は、図4に示すように、本体部10の円周に沿った周方向の一方側に傾斜している。縦リブ21は、本体部10の内面を図4の時計回り方向に並んで配置され、水流を旋回する方向Sに導いている。また、同時に、縦リブ21は、本体部10の中心から延びる径方向の仮想線(図4の仮想線I1参照)に対して一の側に傾斜している。具体的には、縦リブ21は、本体部10の上端(排水部2の上端)と貯水部3の上部とを結ぶように直線状に延び、径方向に対して斜めに傾斜するように配置される。
The
The
縦リブ21は、貯水部3の内面と縦リブ21の内面とが滑らかに段差なく連続するように配置されている。また、これら複数の縦リブ21は、本体部10の内側面全体に形成され、互いに等間隔に配置されている。すなわち、本体部10が下方に向かって徐々に縮径しているため、縦リブ21は、本体部10(排水部2)の上端側では、互いに隣接する縦リブ21同士の間隔が広くなり、貯水部3の上端側では、互いに隣接する縦リブ21同士の間隔が狭くなると同時に、隣接する縦リブ同士の間隔は、周方向に沿って均等になるように配置されている。
The
縦リブ21は、貯水部3に連結される部分においては、縦リブ21が延びる方向に沿って貯水部3と段差がないように形成されている。
The
図5はヘアキャッチャー1を示す側面図である。図6(a)は図5のA−A線断面図であり、横リブ22がある位置で切断した断面である。図6(b)は図5のB−B線断面図であり、横リブ22のない位置で切断した断面である。
FIG. 5 is a side view showing the
図3、4及び図6(a)、図6(b)に示すように、突出部24は、縦リブ21の長手方向に沿って本体部10の内面側に突出する突部である。突出部24は、縦リブ21の幅方向の長さよりも短い長さで内面側へ突出する。突出部24は、縦リブ21の平面部211から本体部10の内面側に向かって湾曲しながら突出する。
突出部24は、縦リブ21の幅方向の一方の端部に配置され、水流の旋回する方向Sにおける遠心方向外側(旋回する方向Sの下流側)の縁部に沿って配置される。
突出部24は、排水部2の上端から貯水部3の上部まで連続して延びる。より詳細には、図3に示すように、突出部24は、排水部2の最も貯水部3側の排水開口23の下端部よりもわずかに下方に延出するように形成されている。また、突出部24は、本体部10の上端(排水部2の上端)にある横リブ22まで延出しており、本体部10の上端を超えない位置に形成される。
As shown in FIGS. 3, 4, 6 (a), and 6 (b), the protruding
The
The protruding
排水開口23は、リブ部20の間に形成される複数の開口である。排水開口23を通じて、洗い場101に排水された水が本体部10の内側に流入するとともに、本体部10側から外側へ流出する。
The
導水部4は、図3及び図5に示すように、本体部10の外面側で、排水部2と貯水部3の間の境界近傍に設けられる。詳細には、導水部4は、本体部10の外面における貯水部3の上端に対応する位置に設けられる。導水部4が設けられる部分に対応する本体部10の内面は、滑らかに段差なく形成されている。導水部4は、受け面41と、連結部42と、導水開口43と、を有する。
As shown in FIGS. 3 and 5, the
受け面41は、本体部10の外面で貯水部3の上端に対応する位置から外側に突出する凸部であり、貯水部3の外側に本体部10の外周方向に沿って設けられる。受け面41は、略水平方向に突出する。
The receiving
連結部42は、図5に示すように、受け面41と本体部10の外面とを繋ぐ略三角形の部分である。連結部42は、三角形の傾斜する一方の辺が本体部10の外面、すなわち縦リブ21の外面側に連続し、他方の辺が受け面41に連続し、受け面41側の辺の遠位端部と縦リブ側の辺の遠位端部とを結ぶ辺が三角形の底辺となっている。この底辺(受け面41の遠位端部から縦リブ21の外面へ延びる辺)と、縦リブ21の外面とがなす角度は、鈍角θである。
As shown in FIG. 5, the connecting
導水開口43は、受け面41上で隣り合う縦リブ21と縦リブ21との間に形成される空間であり、排水開口23に連続している。
The water guide opening 43 is a space formed between the
次に、以上のヘアキャッチャー1の使用の状態について説明する。
浴室100の洗い場101で湯水を使い、例えば洗髪をすると、抜けた髪の毛が水流とともに洗い場排水口101aに向けて流れてくる。水は、洗い場の最も低い位置に配置される排水枡120へ集まり、排水枡120の底部開口121へと落ちていく。排水枡120の底部開口121には、その周囲のフランジ部122に係止されてヘアキャッチャー1が、配置されている。流れ落ちた水の一部は、排水部2の排水開口23を通ってさらに下方の排水トラップ130へ落ち、排水管101bを通じて排水される。
Next, the state of use of the
When hot water is used in the
洗い場101で洗い場排水口101aに向かう水の一部は、ヘアキャッチャー1の本体部10に流入する。この時、排水枡120に流入する水が所定量であれば、縦リブ21が本体部10の内面を下方向に対して片方に傾斜しているので、本体部10に流入した水の一部は、縦リブ21に誘導されてヘアキャッチャー1内を旋回する方向Sに流れる。
A part of the water that goes to the washing
縦リブ21には本体部10の内面側に向かって突出する突出部24が設けられている。このため、髪の毛が、複数形成され互いに隣接する縦リブ21の突出部24の上にそれぞれ載ることで、髪の毛と縦リブ21の平面部211との間に隙間が形成される。この隙間に水流が流れ込み、髪の毛を本体部10の内面から浮かせる。縦リブ21は、互いに等間隔に配置されているので、髪の毛がどの排水開口23から流入しても、本体部10の開口部10aのどの位置から流入しても、本体部10の内面に貼りつきにくく、同じように旋回する。
The
突出部24が本体部10の内面側に向かって突出し、かつ貯水部3の上部へ連続しているため、水は縦リブ21を乗り越えずに、縦リブ21に沿って流れる。縦リブ21に沿って流れる水は、排水部2の外へ流れにくく、本体部10の内側、すなわち下方の貯水部3へ流れやすい。上述の通り、縦リブ21は周方向の一方側に傾斜しているので、縦リブ21に沿って水は旋回する方向Sへ流れる。なお、突出部24は、平面部211から本体部10の内側に向かって緩く湾曲しているので、汚れを落としやすい。
Since the protruding
排水部2と貯水部3の間で導水部4が設けられる部分に対応する本体部10の内面には、段差がないので、髪の毛が水流に乗って旋回しながら流れる。
Since there is no step on the inner surface of the
一方、排水部2には排水開口23が設けられているので、本体部10に流入した水の多くは、排水開口23から本体部10の外側へ排水される。そして、水は本体部10の外面に沿って下方へ流れ落ちる。本体部10の外面における排水部2と貯水部3との間には、外面から突出する導水部4の受け面41が設けられている。本体部10の外面を伝う水の一部は、受け面41に受け止められて導水開口43へ誘導され、本体部10の内側へ導水される。導水開口43は排水開口23と連続しているので、水は排水部2の下方にある貯水部3に流入する。貯水部3に流入する水量は、導水部4を設けない場合と比べて増加する。
On the other hand, since the
導水部4から貯水部3へと水が流入する際、導水開口43から排水開口23を通じて外側から内側へ水が流入する。排水開口23は隣接する縦リブ21と縦リブ21との間にあり、水は一方向に傾斜している縦リブ21同士の間の排水開口23を通るうちに、旋回流になって貯水部3に流れ込む。導水部4から導水された水が旋回する方向Sと、排水部2の内面に形成されている縦リブ21の傾斜によって生じる水の旋回する方向Sは同じであるので、導水部4から流れ込む水が、縦リブ21を伝って貯水部へ流れる旋回流に合流して、旋回流の流れがより強い渦になる。
When water flows from the
受け面41と、縦リブ21の外側との間には連結部42が形成され、縦リブ21の外面と受け面41の間を連結部42が埋めており、無用な隙間が形成されていない。連結部42における受け面41の遠位端部から縦リブ21の外面へ延びる辺と、縦リブ21の外面とがなす角度は、鈍角θで、外側から拭きやすくなっている。
A connecting
また、貯水部3には、水抜き孔33が設けられている。排水枡120において水(排水)が一時的に大量に貯まっておらず、水抜き孔33が水に浸かっていないときには、貯水部3の水は、円形状の底面部31の接線方向に向って排水される。しかも、対称的な位置関係で水抜き孔33が形成されている。このため貯水部3の中心軸線C1の部分にある水は、2つの水抜き孔33に引っ張られるようにして回転させられ、貯水部3の水に旋回流が生ずる。また、排水部2の内面において縦リブ21に沿って流れる水は、流れの下流側の延長上に水抜き孔33があるため、旋回流の阻害が抑制されて水抜き孔33へ流入する。従って、本体部10に水が流入していないときでも、貯水部3の水も排水される。
Further, the
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、ヘアキャッチャー1を、周囲から洗い場排水口101aに向かう水が流入する本体部10を含んで構成し、本体部10を、複数の排水開口23を有し、本体部10に流入した水の一部を本体部10の外へ排水する排水部2と、排水部2の下方に配置され、本体部10に流入した水の一部を貯水する貯水部3と、を含んで構成し、貯水部3には、貯水部3に貯水されている水を本体部10の外へ排水する水抜き孔33が形成され、貯水部3の上下方向に延びる貯水部3の中心軸線C1が、水抜き孔33の貫通する方向I2における水抜き孔33の延長上から、外れた位置にある。
According to this embodiment, the following effects are produced.
In the present embodiment, the
これにより、貯水部3に多量に貯水されている状態や本体部10に水が流入していないときであっても、貯水部3に旋回流を発生させることを容易とすることができる。このため、洗い場101からの排水性能を向上させることができ、髪の毛を容易にまとめることが可能となる。また、排水部2に、開口面積を確保できるメッシュ形状などの排水開口23があることにより、貯水部3に到達するまでに水が排水開口23から流出してしまい、旋回流が発生しにくい状況となった場合であっても、水抜き孔33により容易に旋回流を容易に発生させることが可能である。
Thereby, even when the water is stored in the
また、本実施形態では、水抜き孔33は複数形成されている。これにより、水抜き孔33が1つの場合と比較して、旋回流を容易に発生させることが可能となる。
In the present embodiment, a plurality of drain holes 33 are formed. As a result, it is possible to easily generate a swirl flow as compared with the case of one
また、本実施形態では、貯水部3の底面部31は円形状を有し、水抜き孔33の延びる方向I2は、円形状の底面部31の接線方向に連続して開口する。これにより、当該接線方向へ排水することが可能となり、貯水部3の水に旋回流を容易に発生させることが可能となる。
Moreover, in this embodiment, the
また、本実施形態では、貯水部3の底面部31は円形状を有し、水抜き孔33は、貯水部3の底面部31の周方向に等間隔で形成されている。これにより、貯水部3からバランスよく排水を行なうことができ、貯水部3の水に旋回流を容易に発生させることが可能となる。
In the present embodiment, the
また、本実施形態では、水抜き孔33の貫通する方向は、排水部2において流れる水による旋回流の旋回方向と、水抜き孔33から本体部10の外へ排水される水による旋回流の旋回方向と、が同一方向となるように設定されている。これにより、縦リブ21の延びる方向に水が流れることにより排水部2において発生した旋回流が、そのまま、水抜き孔33へ容易に導かれるようにすることが可能となり、本体部10において旋回流が阻害されずに、水抜き孔33へ流れることが可能となる。
In the present embodiment, the direction through which the
また、本実施形態では、水抜き孔33は、上下方向に本体部10を貫通せずに、上下方向に対して交差する方向に本体部10を貫通する。これにより、貯水部3の水がそのまま下方へ向って本体部10から外方へ流出することを防止することができ、髪の毛が下方向へ向って本体部10から外方へ流出することを低減できる。
Moreover, in this embodiment, the
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。 It should be noted that the present invention is not limited to the above-described embodiment, and modifications, improvements, etc. within a scope that can achieve the object of the present invention are included in the present invention.
例えば、上記実施形態では、縦リブ21は直線状に延びているが、これに限られない。縦リブは、本体部10の周方向に沿って曲線状に並んでいてもよい。
また、上記実施形態では、本体部10は、略円形状の開口部10aを有する略円錐状に形成されているが、これに限られない。水を流入可能に構成され、排水部及び貯水部を有するものであれば、開口部や全体の形状は適宜変更され得る。
For example, in the said embodiment, although the
Moreover, in the said embodiment, although the main-
また、本実施形態では、水抜き孔33は、側面部32に2つ設けられる貫通孔であったが、これに限定されない。例えば、水抜き孔は、底面部に設けられてもよい。この場合には、水抜き孔の延びる方向や、底面部の厚さ等によって、水抜き孔は、上下方向に本体部を貫通しなければよい。また、水抜き孔の延びる方向は、水平に対して斜めの方向に一致していてもよい。また、水抜き孔33の延びる方向I2は、平面視で、図4において符号を付した縦リブ21の延びる方向に略平行であったが、完全に平行であってもよく、旋回流を阻害しない関係を有していればよい。また、水抜き孔33は、2つ以外の数でもよい。
Moreover, in this embodiment, although the
また、上記実施形態では、導水部4を本体部10の外面にそって全周に突出するように設けたが、これに限られない。導水部は、水を本体部10の外側から内側へ導入できればよく、例えば、周方向に沿って断続的に設けてもよい。また、本体部10の上下方向に離間している横リブ22のそれぞれに連続するように上下に複数設けてもよい。
Moreover, in the said embodiment, although the
また、上記実施形態では、受け面41は、本体部10の外面から略水平方向外側へ突出しているが、これに限られない。受け面41は、本体部10の外側上方から内側下方へ向かって下り傾斜するように配置してもよい。
Moreover, in the said embodiment, although the receiving
また、上記実施形態では、突出部24は、縦リブ21の幅方向の一方の端部に形成したが、これに限られない。突出部24は、縦リブ21の幅方向の中央部に形成してもよく、両端部に形成してもよい。両端部に形成した場合には、縦リブ21に沿って貯水部3へ流れる水量を増やすことができる。
Moreover, in the said embodiment, although the
1 ヘアキャッチャー
2 排水部
3 貯水部
4 導水部
10 本体部
21 縦リブ
23 排水開口(開口)
31 底面部
33 水抜き孔
41 受け面
42 連結部
101a 洗い場排水口
120 排水枡
C1 中心軸線
DESCRIPTION OF
31
Claims (6)
前記本体部は、
複数の開口を有し、前記本体部に流入した水の一部を前記本体部の外へ排水する排水部と、
前記排水部の下方に配置され、前記本体部に流入した水の一部を貯水する貯水部と、を有し、
前記貯水部には、前記貯水部に貯水されている水を前記本体部の外へ排水する水抜き孔が形成され、
前記貯水部の上下方向に延びる前記貯水部の中心軸線が、前記水抜き孔の貫通する方向における前記水抜き孔の延長上から外れた位置にあるヘアキャッチャー。 A hair catcher having a body part into which water flows from the surroundings toward the drain outlet,
The main body is
A drainage part having a plurality of openings, and draining a part of the water flowing into the body part to the outside of the body part;
A water storage part that is arranged below the drainage part and stores a part of the water that has flowed into the main body part, and
The water storage part is formed with a drain hole for draining the water stored in the water storage part to the outside of the main body part,
The hair catcher in which the central axis of the water reservoir extending in the vertical direction of the water reservoir is located at a position deviating from the extension of the water drain hole in the direction through which the water drain hole passes.
前記水抜き孔の貫通する方向は、前記円形状の底面の接線方向に連続して開口する請求項1又は請求項2に記載のヘアキャッチャー。 The bottom surface of the water reservoir has a circular shape,
The hair catcher according to claim 1 or 2, wherein a direction in which the drain hole penetrates continuously opens in a tangential direction of the circular bottom surface.
前記水抜き孔は、前記貯水部の底面の周方向に等間隔で形成されている請求項1〜請求項3のいずれかに記載のヘアキャッチャー。 The bottom surface of the water reservoir has a circular shape,
The said water drain hole is a hair catcher in any one of Claims 1-3 currently formed in the circumferential direction of the bottom face of the said water storage part at equal intervals.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016194904A JP2018053694A (en) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | Hair catcher |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016194904A JP2018053694A (en) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | Hair catcher |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018053694A true JP2018053694A (en) | 2018-04-05 |
Family
ID=61835516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016194904A Pending JP2018053694A (en) | 2016-09-30 | 2016-09-30 | Hair catcher |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018053694A (en) |
-
2016
- 2016-09-30 JP JP2016194904A patent/JP2018053694A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2018053695A (en) | Hair catcher | |
JP6371951B2 (en) | Hair catcher | |
JP4837684B2 (en) | Hair catcher | |
JP4840267B2 (en) | Hair catcher | |
JP2018053692A (en) | Hair catcher | |
JP5854750B2 (en) | Contaminant trap | |
JP2018053694A (en) | Hair catcher | |
JP5522498B1 (en) | Hair catcher | |
JP6750995B2 (en) | Hair catcher | |
JP6338501B2 (en) | Waste disposal device | |
JP2009150111A (en) | Hair catcher and bathroom unit having hair catcher | |
JP2010275717A (en) | Drain grating | |
JP2018053691A (en) | Hair catcher | |
JP2018053693A (en) | Hair catcher | |
JP4994210B2 (en) | Drain trap | |
JP2009185537A (en) | Hair catcher, and bathroom unit with the hair catcher | |
JP5573000B2 (en) | Draining eye plate | |
JP2020165163A (en) | Hair catcher | |
JP7336233B2 (en) | hair catcher | |
JP7353055B2 (en) | bathroom drainage system | |
JP2020165164A (en) | Hair catcher | |
JP2009052356A (en) | Hair catcher | |
JP6303098B2 (en) | Hair catcher | |
JP4840266B2 (en) | Hair catcher | |
JP5901214B2 (en) | Contaminant trap |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190322 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200218 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20200818 |