JP2018045427A - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】物体の特定の部位に含まれる複数の領域に配置された情報の正否を判定すること。【解決手段】情報処理装置1は、物体の特定の部位に含まれる第1領域100の参照画像と撮影画像とに基づいて前記第1領域100に配置された情報を取得し、取得された前記情報に関連付けられた、前記部位に含まれる1以上の第2領域201乃至205の参照画像と、前記1以上の第2領域201乃至205の撮影画像とに基づいて、前記1以上の第2領域201乃至205に配置された情報の正否を判定する。【選択図】図9
Description
本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
特許文献1には、テンプレートマッチングによって回路などの製造物を評価する技術が記載されている。具体的には、最初に、設計データから回路パターンを描画した設計画像を作成する。設計画像は、形態部(輪郭)と背景部を含む画像である。次に、設計画像に対して線を太くする処理を行ってマッチング用設計画像を作成する。次に、一致度を評価する場所を示した一致度計算用設計画像を作成する。一致度計算用設計画像は、設計画像の形態部に相当する形態評価部と、そこから所定の距離内で近接する形態近傍無評価部と、それ以外の評価に利用する領域を含む形態外評価部を含む。次に、マッチング用設計画像と、設計データに基づいて製造した製造物を撮影した撮影画像との位置の対応関係を求める。次に、一致度計算用設計画像を参照し、位置の対応関係に基づいて、一致度計算用設計画像の形態評価部の位置に対応する撮影画像と、一致度計算用設計画像の形態外評価部の位置に対応する撮影画像とを作成し、撮影画像と一致度計算用設計画像の一致度を計算する。
特許文献2には、商品の陳列状態を示す情報を収集する技術が記載されている。具体的には、最初に、複数種の商品が陳列されている状態を撮像したレイアウト画像のデータを取得する。次に、レイアウト画像内における所定の領域である処理領域を特定し、処理領域内の画像と、複数種の商品各々の外観画像のデータを保持する外観データ保持部から取得した第1の外観画像とをパターンマッチングした後、処理領域を特定するための情報と、第1の外観画像で特定される商品を識別する商品識別情報と、パターンマッチングの結果とを対応付けてマッチング結果記憶部に記憶させる処理を行う。この処理を、レイアウト画像内における処理領域及びパターンマッチングに用いる外観画像の少なくとも一方を変更しながら繰り返し行う。次に、マッチング結果記憶部を参照し、パターンマッチングの結果に基づいて、処理領域に表示されている商品を推定し、推定の結果に基づいて、複数種の商品が陳列されている状態を推定する。
一例として、電子機器などの製品に貼付されるラベルに着目する。製品が完成すると、製品の動作や外観などの検査が行われ、検査に合格した製品にラベルが貼付される。貼付されるラベルとしては、例えば、製造者名、機種名、シリアル番号、仕様、製造地などが記載されたラベル、製品が適合している基準を示す標識が記載されたラベル、注意事項が記載されたラベルなどがある。ところが、製品の仕向け地によってラベルの言語、記載事項、サイズ、位置などが異なる場合がある。また、機種によってもラベルの記載事項、サイズ、位置などが異なる場合がある。また、仕向け地や機種によっては貼付が定められていないラベルもある。このように、製品に貼付されるラベルの組合せは多岐にわたるため、誤ったラベルが貼付された製品が出荷されることを防ぐためには、製品に貼付されたラベルの検査が必要となる。
本発明は、物体の特定の部位に含まれる複数の領域に配置された情報の正否を判定することを目的とする。
本発明は、物体の特定の部位に含まれる複数の領域に配置された情報の正否を判定することを目的とする。
請求項1に係る発明は、物体の特定の部位に含まれる第1領域の参照画像と撮影画像とに基づいて前記第1領域に配置された情報を取得する取得手段と、取得された前記情報に関連付けられた、前記部位に含まれる1以上の第2領域の参照画像と、前記1以上の第2領域の撮影画像とに基づいて、前記1以上の第2領域に配置された情報の正否を判定する判定手段とを備える情報処理装置を提供する。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記判定手段により前記1以上の第2領域に配置された情報が正しいと判定された場合に、取得された前記情報と前記第1領域の撮影画像と前記1以上の第2領域の撮影画像とを関連付けて記憶する記憶手段を備え、前記取得手段が、記憶された前記第1領域の撮影画像を前記第1領域の参照画像として使用し、前記判定手段が、記憶された前記1以上の第2領域の撮影画像を前記1以上の第2領域の参照画像として使用する。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の情報処理装置において、前記判定手段が、複数の前記第2領域間で情報の配置が入れ替わることを許容する。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の情報処理装置において、前記判定手段により前記1以上の第2領域に配置された情報が正しいと判定された場合に、取得された前記情報と前記第1領域の撮影画像と前記1以上の第2領域の撮影画像とを関連付けて記憶する記憶手段を備え、前記取得手段が、記憶された前記第1領域の撮影画像を前記第1領域の参照画像として使用し、前記判定手段が、記憶された前記1以上の第2領域の撮影画像を前記1以上の第2領域の参照画像として使用する。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の情報処理装置において、前記判定手段が、複数の前記第2領域間で情報の配置が入れ替わることを許容する。
請求項4に係る発明は、物体の特定の部位の撮影画像から情報が配置された1以上の領域を抽出する抽出手段と、抽出された前記1以上の領域のグループの参照画像と撮影画像とに基づいて、当該1以上の領域に配置された前記情報の正否を判定する判定手段とを備える情報処理装置を提供する。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の情報処理装置において、前記判定手段により前記1以上の領域に配置された前記情報が正しいと判定された場合に、当該1以上の領域のグループと当該1以上の領域の撮影画像とを関連付けて記憶する記憶手段を備え、前記判定手段が、記憶された前記撮影画像を前記参照画像として使用する。
請求項6に係る発明は、請求項4又は5に記載の情報処理装置において、前記判定手段が、複数の前記領域間で情報の配置が入れ替わることを許容する。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の情報処理装置において、前記判定手段により前記1以上の領域に配置された前記情報が正しいと判定された場合に、当該1以上の領域のグループと当該1以上の領域の撮影画像とを関連付けて記憶する記憶手段を備え、前記判定手段が、記憶された前記撮影画像を前記参照画像として使用する。
請求項6に係る発明は、請求項4又は5に記載の情報処理装置において、前記判定手段が、複数の前記領域間で情報の配置が入れ替わることを許容する。
請求項7に係る発明は、コンピュータを、物体の特定の部位に含まれる第1領域の参照画像と撮影画像とに基づいて前記第1領域に配置された情報を取得する取得手段と、取得された前記情報に関連付けられた、前記部位に含まれる1以上の第2領域の参照画像と、前記1以上の第2領域の撮影画像とに基づいて、前記1以上の第2領域に配置された情報の正否を判定する判定手段として機能させるためのプログラムを提供する。
請求項8に係る発明は、コンピュータを、物体の特定の部位の撮影画像から情報が配置された1以上の領域を抽出する抽出手段と、抽出された前記1以上の領域のグループの参照画像と撮影画像とに基づいて、当該1以上の領域に配置された前記情報の正否を判定する判定手段として機能させるためのプログラムを提供する。
請求項1、4、7、8に係る発明によれば、物体の特定の部位に含まれる複数の領域に配置された情報の正否を判定することができる。
請求項2、5に係る発明によれば、撮影画像を参照画像として利用することができる。
請求項3、6に係る発明によれば、複数の領域間で情報の配置が入れ替えられることを判定手段が許容する設定を行うことができる。
請求項2、5に係る発明によれば、撮影画像を参照画像として利用することができる。
請求項3、6に係る発明によれば、複数の領域間で情報の配置が入れ替えられることを判定手段が許容する設定を行うことができる。
本発明を実施するための形態の一例について説明する。
図1は、実施形態の構成を示す図である。情報処理装置1は、例えばパーソナルコンピュータである。撮影装置2は、例えばデジタルスチールカメラである。撮影装置2は、検査対象を撮影して画像データを生成し、この画像データを情報処理装置1に送信する。情報処理装置1は、この画像データを用いて後述する検査処理を実行する。
図1は、実施形態の構成を示す図である。情報処理装置1は、例えばパーソナルコンピュータである。撮影装置2は、例えばデジタルスチールカメラである。撮影装置2は、検査対象を撮影して画像データを生成し、この画像データを情報処理装置1に送信する。情報処理装置1は、この画像データを用いて後述する検査処理を実行する。
図2は、情報処理装置1のハードウェア構成を示す図である。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)などの演算装置と、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)などの記憶装置とを備える。ROMには、ハードウェアやOS(Operating System)の起動の手順を記述したファームウェアが記憶される。RAMには、CPUが演算を実行する際のデータが記憶される。記憶部12は、ハードディスク記憶装置や半導体メモリなどを備え、OSやアプリケーションプログラムなどが記憶される。通信部13は、情報処理装置1をLAN(Local Area Network)などの通信手段に接続するための通信I/F(Interface)である。
外部I/F部16には、表示装置14、受付装置15、撮影装置2が接続される。表示装置14は、例えば液晶表示装置を備え、操作者が情報処理装置1を操作するためのGUI(Graphical User Interface)の画面などを表示する。受付装置15は、例えばキーボードやポインティングデバイスなどを備え、操作者が行った操作を受け付けて、その操作に応じた情報を制御部11に出力する。なお、表示装置14、受付装置15、撮影装置2のうちの1つ以上が情報処理装置1と一体化されていてもよい。
<第1実施形態>
図3は、第1実施形態に係る情報処理装置1の機能構成を示すブロック図である。取得手段110は、物体の特定の部位に含まれる第1領域の参照画像と撮影画像とに基づいて前記第1領域に配置された情報を取得する。判定手段120は、取得された前記情報に関連付けられた、前記部位に含まれる1以上の第2領域の参照画像と、前記1以上の第2領域の撮影画像とに基づいて、前記1以上の第2領域に配置された情報の正否を判定する。以下、検査処理について具体的に説明する。
図3は、第1実施形態に係る情報処理装置1の機能構成を示すブロック図である。取得手段110は、物体の特定の部位に含まれる第1領域の参照画像と撮影画像とに基づいて前記第1領域に配置された情報を取得する。判定手段120は、取得された前記情報に関連付けられた、前記部位に含まれる1以上の第2領域の参照画像と、前記1以上の第2領域の撮影画像とに基づいて、前記1以上の第2領域に配置された情報の正否を判定する。以下、検査処理について具体的に説明する。
図4は、電子機器3の背面31を示す図である。電子機器3は、例えば、複写機、プリンタ、イメージスキャナ、コンピュータ、コンピュータの周辺機器など、いかなる電子機器でもよい。電子機器3の背面31は、本発明に係る物体の特定の部位の一例である。以下、物体の特定の部位を撮影した画像を撮影画像と呼ぶ。図中で塗りつぶされている図形は、背面31に貼付されたラベル群である。
図5は、電子機器3の背面31に貼付されたラベル群を示す図である。この例では、ラベルが貼付される領域として、第1領域100、第2領域201、第2領域202、第2領域203、第2領域204、第2領域205が定められており、それぞれ第1ラベル100L、第2ラベル201L、第2ラベル202L、第2ラベル203L、第2ラベル204L、第2ラベル205Lが貼付される。同図では、領域の輪郭が破線で示されているが、実際には領域の輪郭は視認されない。この例では、背面31に扉32とコネクタ33が設けられており、第1ラベル100L、第2ラベル202L、第2ラベル203L、第2ラベル204L、第2ラベル205Lが扉32に貼付され、第2ラベル201Lが扉32とコネクタ33との間の位置に貼付されている。
図6、図7は、ラベルを示す図である。第1ラベル100Lは、例えば、製造者名、機種名、シリアル番号、仕様、製造地などが記載されたラベルである。図中の■は、実際には、文字、数字、記号などである。第1ラベル100Lは、仕向け地によって、言語、記載項目、サイズ、ラベル内のレイアウト、意匠などが異なる場合がある。図示した例では、A国、B国、D国、E国、F国の第1ラベル100Lはサイズが同じであり、C国の第1ラベル100Lは他の仕向け地とサイズが異なっている。また、仕向け地毎に少なくともラベル内のレイアウトが異なっている。つまり、第1ラベル100Lの撮影画像は、仕向け地毎に異なった画像となる。換言すれば、第1領域100に配置された情報は、仕向け地に応じた情報である。そこで、本実施形態は、背面31の撮影画像から抽出された第1領域100の撮影画像と、仕向け地毎の第1ラベル100Lの参照画像とのマッチングにより仕向け地を特定するように構成されている。
第1ラベル100Lは、どの仕向け地の場合にも貼付することが定められている。第2ラベル201L乃至205Lは、仕向け地によって貼付が定められている場合と貼付が定められていない場合とがある。仕向け地がA国の場合、第1ラベル100Lに加えて第2ラベル201L乃至205Lの貼付が定められている。仕向け地がB国の場合、第1ラベル100Lに加えて第2ラベル201L及び202Lの貼付が定められているが、第2ラベル203L乃至205Lの貼付は定められていない。仕向け地がC国乃至F国の場合、第1ラベル100Lに加えて第2ラベル201Lの貼付が定められているが、第2ラベル202L乃至205Lの貼付は定められていない。
第2ラベル201Lは、例えば、コネクタの規格が記載されたラベルである。第2ラベル202Lは、例えば、注意事項が記載されたラベルである。第2ラベル203L乃至205Lは、例えば、電子機器が適合している基準を示す標識が記載されたラベルである。第2ラベル201L乃至205Lも、第1ラベル100Lと同様に、仕向け地によって言語、記載項目、サイズ、ラベル内のレイアウト、意匠などが異なる場合がある。図示した例では、第2ラベル201Lは全ての仕向け地で同一であるが、第2ラベル202Lは仕向け地(A国、B国)によって異なっている。また、第2ラベル201L乃至205Lは、仕向け地によって貼付される位置が異なる場合がある。
記憶部12には、仕向け地と関連付けて、各領域に貼付されるラベルの参照画像が記憶されている。参照画像は、例えば、ラベルの印刷のために作成されたラスタデータでもよく、印刷されたラベルを撮影した画像を表すラスタデータでもよい。
図8は、領域テーブルを示す図である。領域テーブルは、仕向け地と各領域を表す領域データとを対応付けたテーブルであり、記憶部12に記憶されている。例えば、背面31の一点を原点とする2次元直交座標系が予めアプリケーションに設定されており、この座標系によって領域データが記述されている。原点は、背面31の撮影画像を画像処理することで認識される点である。例えば、図5の例では、コネクタ33の左上隅又は右上隅や、扉32の左下隅など、ラベル群に近接したいずれか1つの点が原点として認識されるようにアプリケーションが設定されていてもよい。
領域データは、どのような形式で記述されていてもよい。この例では各領域は矩形であるが、この場合、四隅の座標で記述されていてもよく、四隅のうちの一点の座標とその点を端点とする二辺の長さで記述されていてもよい。
また、領域データは、複数の領域間の位置関係によって記述されていてもよい。例えば、第1領域100の左上隅を基準点として、この基準点と第2領域201乃至205の各々の左上隅との位置関係によって記述されていてもよい。
第1領域100は、仕向け地に関わらず共通に設定される。図5の例では第1領域100は扉32の下部の左端側に設定されているが、前述のとおり、仕向け地によって第1ラベル100Lのサイズが異なる場合があるため、全ての仕向け地の第1ラベル100Lを包含するサイズの第1領域100が設定されている。第2領域201乃至205は、前述のとおり仕向け地によってサイズと位置が異なる場合があるため、仕向け地毎に設定されている。換言すれば、第1領域100に配置された情報には、物体の特定の部位に含まれる1以上の第2領域201乃至205が予め関連付けられている。
図9は、第1実施形態に係る検査処理の手順を示す流れ図である。情報処理装置には、検査処理の手順を記述したプログラムがインストールされており、制御部11がこのプログラムに従って検査処理を実行する。ステップA01乃至A05は、取得手段110の一例である。ステップA11乃至A15、ステップA21乃至A25、ステップA31乃至A35は、判定手段120の一例である。
<ステップA01>
制御部11が、第1領域100の撮影画像を抽出する。具体的には、撮影装置2によって電子機器の背面31が撮影され、背面31の撮影画像が情報処理装置に送信される。制御部11は、受信した撮影画像に対して例えば二値化やラベリングなどの画像処理を施すことにより、領域データの座標系の原点を抽出する。制御部11は、領域テーブルから第1領域100の領域データを読み出し、この領域データに対応する撮影画像を、背面31の撮影画像から抽出する。
制御部11が、第1領域100の撮影画像を抽出する。具体的には、撮影装置2によって電子機器の背面31が撮影され、背面31の撮影画像が情報処理装置に送信される。制御部11は、受信した撮影画像に対して例えば二値化やラベリングなどの画像処理を施すことにより、領域データの座標系の原点を抽出する。制御部11は、領域テーブルから第1領域100の領域データを読み出し、この領域データに対応する撮影画像を、背面31の撮影画像から抽出する。
<ステップA02>
制御部11が、第1領域100の撮影画像の抽出に成功したか否かを判定する。例えば、撮影時に第1領域100の一部又は全部が撮影装置の画角の外に位置していた場合には、第1領域100の一部又は全部が背面31の撮影画像に含まれなくなるため、仕向け地を特定できなくなる。そこで、第1領域100の領域データで表される領域の全部が背面31の撮影画像に含まれているならば、制御部11は、第1領域100の抽出に成功したと判定し(ステップA02:YES)、制御部11の処理はステップA03に進む。一方、第1領域100の領域データで表される領域の一部又は全部が背面31の撮影画像に含まれていないならば、制御部11は、第1領域100の抽出に成功しなかったと判定し(ステップA02:NO)、制御部11の処理はステップA06に進む。
制御部11が、第1領域100の撮影画像の抽出に成功したか否かを判定する。例えば、撮影時に第1領域100の一部又は全部が撮影装置の画角の外に位置していた場合には、第1領域100の一部又は全部が背面31の撮影画像に含まれなくなるため、仕向け地を特定できなくなる。そこで、第1領域100の領域データで表される領域の全部が背面31の撮影画像に含まれているならば、制御部11は、第1領域100の抽出に成功したと判定し(ステップA02:YES)、制御部11の処理はステップA03に進む。一方、第1領域100の領域データで表される領域の一部又は全部が背面31の撮影画像に含まれていないならば、制御部11は、第1領域100の抽出に成功しなかったと判定し(ステップA02:NO)、制御部11の処理はステップA06に進む。
<ステップA06>
制御部11が、エラー処理を行う。例えば、制御部11が、ラベルや撮影画像の確認を操作者に促すメッセージを表示装置14に表示させる。
制御部11が、エラー処理を行う。例えば、制御部11が、ラベルや撮影画像の確認を操作者に促すメッセージを表示装置14に表示させる。
<ステップA03>
制御部11が、第1領域100の参照画像を選択する。具体的には、制御部11が、全ての仕向け地の第1領域100の参照画像を記憶部12から読み出す。
制御部11が、第1領域100の参照画像を選択する。具体的には、制御部11が、全ての仕向け地の第1領域100の参照画像を記憶部12から読み出す。
<ステップA04>
制御部11が、撮影画像と参照画像とを照合する。具体的には、制御部11が、背面31の参照画像から抽出された第1領域100の撮影画像と、全ての仕向け地の第1領域100の参照画像とのマッチングを行って、仕向け地毎に撮影画像と参照画像との類似度を算出する。マッチングの手法は、テンプレートマッチング、パターンマッチングなど、公知の手法が用いられる。
制御部11が、撮影画像と参照画像とを照合する。具体的には、制御部11が、背面31の参照画像から抽出された第1領域100の撮影画像と、全ての仕向け地の第1領域100の参照画像とのマッチングを行って、仕向け地毎に撮影画像と参照画像との類似度を算出する。マッチングの手法は、テンプレートマッチング、パターンマッチングなど、公知の手法が用いられる。
<ステップA05>
制御部11が、算出された類似度に基づいて仕向け地を特定する。例えば、制御部11が、類似度が閾値以上、且つ最大である参照画像から仕向け地を特定する。図5、図6の例では、A国乃至F国のいずれかが仕向け地として特定される。仕向け地が特定されることにより、領域テーブル(図8参照)において仕向け地に予め関連付けられた1以上の第2領域のグループが特定される。仕向け地がA国の場合には、制御部11の処理はステップA11に進み、仕向け地がB国の場合には、制御部11の処理はステップA21に進み、仕向け地がC国乃至F国のいずれかの場合には、制御部11の処理はステップA31に進む。ただし、該当する仕向け地がない場合もある。該当する仕向け地がない場合には、制御部11の処理はステップA06に進む。
制御部11が、算出された類似度に基づいて仕向け地を特定する。例えば、制御部11が、類似度が閾値以上、且つ最大である参照画像から仕向け地を特定する。図5、図6の例では、A国乃至F国のいずれかが仕向け地として特定される。仕向け地が特定されることにより、領域テーブル(図8参照)において仕向け地に予め関連付けられた1以上の第2領域のグループが特定される。仕向け地がA国の場合には、制御部11の処理はステップA11に進み、仕向け地がB国の場合には、制御部11の処理はステップA21に進み、仕向け地がC国乃至F国のいずれかの場合には、制御部11の処理はステップA31に進む。ただし、該当する仕向け地がない場合もある。該当する仕向け地がない場合には、制御部11の処理はステップA06に進む。
<ステップA11>
制御部11が、第2領域201乃至205の撮影画像を抽出する。具体的には、制御部11が、領域テーブルからA国に対応する第2領域201乃至205の領域データを読み出し、この領域データに対応する撮影画像を、背面31の撮影画像から抽出する。
制御部11が、第2領域201乃至205の撮影画像を抽出する。具体的には、制御部11が、領域テーブルからA国に対応する第2領域201乃至205の領域データを読み出し、この領域データに対応する撮影画像を、背面31の撮影画像から抽出する。
<ステップA12>
制御部11が、撮影画像の抽出に成功したか否かを判定する。具体的には、第2領域201乃至205の領域データに対応する領域の全部が背面31の撮影画像に含まれているならば、制御部11は、第2領域201乃至205の抽出に成功したと判定し(ステップA12:YES)、制御部11の処理はステップA13に進む。一方、第2領域201乃至205の領域データに対応する領域の一部又は全部が背面31の撮影画像に含まれていないならば、制御部11は、第2領域201乃至205の抽出に成功しなかったと判定し(ステップA12:NO)、制御部11の処理はステップA06に進む。
制御部11が、撮影画像の抽出に成功したか否かを判定する。具体的には、第2領域201乃至205の領域データに対応する領域の全部が背面31の撮影画像に含まれているならば、制御部11は、第2領域201乃至205の抽出に成功したと判定し(ステップA12:YES)、制御部11の処理はステップA13に進む。一方、第2領域201乃至205の領域データに対応する領域の一部又は全部が背面31の撮影画像に含まれていないならば、制御部11は、第2領域201乃至205の抽出に成功しなかったと判定し(ステップA12:NO)、制御部11の処理はステップA06に進む。
<ステップA13>
制御部11が、第2領域201乃至205の参照画像を選択する。具体的には、制御部11が、記憶部12から全ての仕向け地の第2領域201乃至205の参照画像を読み出す。
制御部11が、第2領域201乃至205の参照画像を選択する。具体的には、制御部11が、記憶部12から全ての仕向け地の第2領域201乃至205の参照画像を読み出す。
<ステップA14>
制御部11が、撮影画像と参照画像とを照合する。具体的には、第2領域201の撮影画像については、A国乃至F国の参照画像とのマッチングにより類似度が算出されるが、全ての仕向け地で参照画像が同一であるから、全ての仕向け地で類似度も同一となる。第2領域202の撮影画像については、A国とB国の参照画像とのマッチングにより類似度が算出される。第2領域203乃至205の撮影画像については、A国の参照画像とのマッチングにより類似度が算出される。
制御部11が、撮影画像と参照画像とを照合する。具体的には、第2領域201の撮影画像については、A国乃至F国の参照画像とのマッチングにより類似度が算出されるが、全ての仕向け地で参照画像が同一であるから、全ての仕向け地で類似度も同一となる。第2領域202の撮影画像については、A国とB国の参照画像とのマッチングにより類似度が算出される。第2領域203乃至205の撮影画像については、A国の参照画像とのマッチングにより類似度が算出される。
<ステップA15>
制御部11が、検査結果を判定する。具体的には、制御部11が、領域毎に、類似度が閾値以上、且つ最大である参照画像を抽出する。その結果、全ての領域でA国の参照画像が抽出されたならば、制御部11は、検査結果が合格と判定する。類似度が閾値以上である参照画像が抽出されない領域がある場合には、制御部11は、検査結果が不合格と判定する。例えば、誤ったラベルが貼付されている領域では類似度が閾値未満となる。また、正しいラベルが貼付されている場合でもラベルの位置がずれていると、位置がずれていない場合と比べて類似度が低くなり、ずれの大きさによっては類似度が閾値未満となる場合がある。検査結果が合格である場合(ステップA15:YES)には、制御部11は、検査結果が合格であることを示すメッセージを表示装置に表示させて検査処理を終了する。一方、検査結果が不合格である場合(ステップA15:NO)には、制御部11の処理はステップA06に進む。
制御部11が、検査結果を判定する。具体的には、制御部11が、領域毎に、類似度が閾値以上、且つ最大である参照画像を抽出する。その結果、全ての領域でA国の参照画像が抽出されたならば、制御部11は、検査結果が合格と判定する。類似度が閾値以上である参照画像が抽出されない領域がある場合には、制御部11は、検査結果が不合格と判定する。例えば、誤ったラベルが貼付されている領域では類似度が閾値未満となる。また、正しいラベルが貼付されている場合でもラベルの位置がずれていると、位置がずれていない場合と比べて類似度が低くなり、ずれの大きさによっては類似度が閾値未満となる場合がある。検査結果が合格である場合(ステップA15:YES)には、制御部11は、検査結果が合格であることを示すメッセージを表示装置に表示させて検査処理を終了する。一方、検査結果が不合格である場合(ステップA15:NO)には、制御部11の処理はステップA06に進む。
なお、仕向け地がA国と特定されたにもかかわらず撮影画像と全ての仕向け地の参照画像とを照合する理由は、次のとおりである。例えば、第2領域202においてA国の参照画像とB国の参照画像とが似通っている状況を想定すると、第2領域202にB国のラベル(つまり、誤ったラベル)が貼付された場合に、このラベルの撮影画像とA国の参照画像との類似度が閾値以上となることがあり得る。これに対して、このラベルの撮影画像とB国の参照画像との類似度は、A国の参照画像との類似度よりも高くなるから、B国のラベルが貼付されていることが判明する。このような理由から、撮影画像と全ての仕向け地の参照画像との照合を行うように構成されている。
<ステップA21>
制御部11が、第2領域201及び202の撮影画像を抽出する。具体的には、制御部11が、領域テーブルからB国に対応する第2領域201及び202の領域データを読み出し、この領域データに対応する撮影画像を、背面31の撮影画像から抽出する。
制御部11が、第2領域201及び202の撮影画像を抽出する。具体的には、制御部11が、領域テーブルからB国に対応する第2領域201及び202の領域データを読み出し、この領域データに対応する撮影画像を、背面31の撮影画像から抽出する。
<ステップA22>
制御部11が、撮影画像の抽出に成功したか否かを判定する。具体的には、第2領域201及び202の領域データに対応する領域の全部が背面31の撮影画像に含まれているならば、制御部11は、第2領域201及び202の抽出に成功したと判定し(ステップA22:YES)、制御部11の処理はステップA23に進む。一方、第2領域201及び202の領域データに対応する領域の一部又は全部が背面31の撮影画像に含まれていないならば、制御部11は、第2領域201及び202の抽出に成功しなかったと判定し(ステップA22:NO)、制御部11の処理はステップA06に進む。
制御部11が、撮影画像の抽出に成功したか否かを判定する。具体的には、第2領域201及び202の領域データに対応する領域の全部が背面31の撮影画像に含まれているならば、制御部11は、第2領域201及び202の抽出に成功したと判定し(ステップA22:YES)、制御部11の処理はステップA23に進む。一方、第2領域201及び202の領域データに対応する領域の一部又は全部が背面31の撮影画像に含まれていないならば、制御部11は、第2領域201及び202の抽出に成功しなかったと判定し(ステップA22:NO)、制御部11の処理はステップA06に進む。
<ステップA23>
制御部11が、第2領域201及び202の参照画像を選択する。具体的には、制御部11が、記憶部12から全ての仕向け地の第2領域201及び202の参照画像を読み出す。
制御部11が、第2領域201及び202の参照画像を選択する。具体的には、制御部11が、記憶部12から全ての仕向け地の第2領域201及び202の参照画像を読み出す。
<ステップA24>
制御部11が、撮影画像と参照画像とを照合する。具体的には、第2領域201の撮影画像については、A国乃至F国の参照画像とのマッチングにより類似度が算出されるが、図5、図6の例では全ての仕向け地で参照画像が同一であるから、全ての仕向け地で類似度も同一となる。第2領域202の撮影画像については、A国とB国の参照画像とのマッチングにより類似度が算出される。
制御部11が、撮影画像と参照画像とを照合する。具体的には、第2領域201の撮影画像については、A国乃至F国の参照画像とのマッチングにより類似度が算出されるが、図5、図6の例では全ての仕向け地で参照画像が同一であるから、全ての仕向け地で類似度も同一となる。第2領域202の撮影画像については、A国とB国の参照画像とのマッチングにより類似度が算出される。
<ステップA25>
制御部11が、検査結果を判定する。具体的には、制御部11が、領域毎に、類似度が閾値以上、且つ最大である参照画像を抽出する。その結果、全ての領域でB国の参照画像が抽出されたならば、制御部11は、検査結果が合格と判定する。類似度が閾値以上である参照画像が抽出されない領域がある場合には、制御部11は、検査結果が不合格と判定する。検査結果が合格である場合(ステップA25:YES)には、制御部11は、検査結果が合格であることを示すメッセージを表示装置14に表示させて検査処理を終了する。一方、検査結果が不合格である場合(ステップA25:NO)には、制御部11の処理はステップA06に進む。
制御部11が、検査結果を判定する。具体的には、制御部11が、領域毎に、類似度が閾値以上、且つ最大である参照画像を抽出する。その結果、全ての領域でB国の参照画像が抽出されたならば、制御部11は、検査結果が合格と判定する。類似度が閾値以上である参照画像が抽出されない領域がある場合には、制御部11は、検査結果が不合格と判定する。検査結果が合格である場合(ステップA25:YES)には、制御部11は、検査結果が合格であることを示すメッセージを表示装置14に表示させて検査処理を終了する。一方、検査結果が不合格である場合(ステップA25:NO)には、制御部11の処理はステップA06に進む。
<ステップA31>
ここでは、仕向け地がC国の例で説明するが、D国乃至F国の場合も同様の処理が実行される。
制御部11が、第2領域201の撮影画像を抽出する。具体的には、制御部11が、領域テーブルからC国に対応する第2領域201の領域データを読み出し、この領域データに対応する撮影画像を、背面31の撮影画像から抽出する。
ここでは、仕向け地がC国の例で説明するが、D国乃至F国の場合も同様の処理が実行される。
制御部11が、第2領域201の撮影画像を抽出する。具体的には、制御部11が、領域テーブルからC国に対応する第2領域201の領域データを読み出し、この領域データに対応する撮影画像を、背面31の撮影画像から抽出する。
<ステップA32>
制御部11が、撮影画像の抽出に成功したか否かを判定する。具体的には、第2領域201の領域データに対応する領域の全部が背面31の撮影画像に含まれているならば、制御部11は、第2領域201の抽出に成功したと判定し(ステップA32:YES)、制御部11の処理はステップA33に進む。一方、第2領域201の領域データに対応する領域の一部又は全部が背面31の撮影画像に含まれていないならば、制御部11は、第2領域201の抽出に成功しなかったと判定し(ステップA32:NO)、制御部11の処理はステップA06に進む。
制御部11が、撮影画像の抽出に成功したか否かを判定する。具体的には、第2領域201の領域データに対応する領域の全部が背面31の撮影画像に含まれているならば、制御部11は、第2領域201の抽出に成功したと判定し(ステップA32:YES)、制御部11の処理はステップA33に進む。一方、第2領域201の領域データに対応する領域の一部又は全部が背面31の撮影画像に含まれていないならば、制御部11は、第2領域201の抽出に成功しなかったと判定し(ステップA32:NO)、制御部11の処理はステップA06に進む。
<ステップA33>
制御部11が、第2領域201の参照画像を選択する。具体的には、制御部11が、記憶部12から全ての仕向け地の第2領域201の参照画像を読み出す。
制御部11が、第2領域201の参照画像を選択する。具体的には、制御部11が、記憶部12から全ての仕向け地の第2領域201の参照画像を読み出す。
<ステップA34>
制御部11が、撮影画像と参照画像とを照合する。具体的には、A国乃至F国の参照画像とのマッチングにより類似度が算出されるが、図5、図6の例では全ての仕向け地で参照画像が同一であるから、全ての仕向け地で類似度も同一となる。
制御部11が、撮影画像と参照画像とを照合する。具体的には、A国乃至F国の参照画像とのマッチングにより類似度が算出されるが、図5、図6の例では全ての仕向け地で参照画像が同一であるから、全ての仕向け地で類似度も同一となる。
<ステップA35>
制御部11が、検査結果を判定する。具体的には、制御部11が、第2領域201について、類似度が閾値以上、且つ最大である参照画像を抽出する。その結果、C国の参照画像が抽出されたならば、制御部11は、検査結果が合格と判定する。類似度が閾値以上である参照画像が抽出されない場合には、制御部11は、検査結果が不合格と判定する。検査結果が合格である場合(ステップA35:YES)には、制御部11は、検査結果が合格であることを示すメッセージを表示装置14に表示させて検査処理を終了する。一方、検査結果が不合格である場合(ステップA35:NO)には、制御部11の処理はステップA06に進む。
制御部11が、検査結果を判定する。具体的には、制御部11が、第2領域201について、類似度が閾値以上、且つ最大である参照画像を抽出する。その結果、C国の参照画像が抽出されたならば、制御部11は、検査結果が合格と判定する。類似度が閾値以上である参照画像が抽出されない場合には、制御部11は、検査結果が不合格と判定する。検査結果が合格である場合(ステップA35:YES)には、制御部11は、検査結果が合格であることを示すメッセージを表示装置14に表示させて検査処理を終了する。一方、検査結果が不合格である場合(ステップA35:NO)には、制御部11の処理はステップA06に進む。
以上が、第1実施形態に係る検査処理の手順である。本実施形態によれば、物体の特定の部位に含まれる複数の領域に配置された情報の正否が判定される。
<第2実施形態>
図10は、第2実施形態に係る情報処理装置1の機能構成を示すブロック図である。抽出手段130は、物体の特定の部位の撮影画像から情報が配置された1以上の領域を抽出する。判定手段140は、抽出された前記1以上の領域のグループの参照画像と撮影画像とに基づいて、当該1以上の領域に配置された前記情報の正否を判定する。以下、検査処理について具体的に説明する。
図10は、第2実施形態に係る情報処理装置1の機能構成を示すブロック図である。抽出手段130は、物体の特定の部位の撮影画像から情報が配置された1以上の領域を抽出する。判定手段140は、抽出された前記1以上の領域のグループの参照画像と撮影画像とに基づいて、当該1以上の領域に配置された前記情報の正否を判定する。以下、検査処理について具体的に説明する。
図11は、第2実施形態に係る検査処理の手順を示す流れ図である。ステップB01は、抽出手段130の一例である。ステップB02、B11乃至B13、B21乃至B23、B31乃至B33は、判定手段140の一例である。
<ステップB01>
制御部11が、撮影画像から領域を抽出する。具体的には、撮影装置2によって電子機器の背面31が撮影され、背面31の撮影画像が情報処理装置1に送信される。制御部11は、受信した撮影画像に対して例えば二値化やラベリングなどの画像処理を施すことにより、領域データの座標系の原点とラベルを抽出する。ラベルの抽出においては、ラベリングによって抽出された複数の黒画素塊同士の距離が閾値以下である場合には、制御部11は、これらの黒画素塊を1つの黒画素塊として認識する。制御部11は、認識された黒画素塊の外接矩形を求めることにより、情報が配置された1以上の領域を抽出する。
制御部11が、撮影画像から領域を抽出する。具体的には、撮影装置2によって電子機器の背面31が撮影され、背面31の撮影画像が情報処理装置1に送信される。制御部11は、受信した撮影画像に対して例えば二値化やラベリングなどの画像処理を施すことにより、領域データの座標系の原点とラベルを抽出する。ラベルの抽出においては、ラベリングによって抽出された複数の黒画素塊同士の距離が閾値以下である場合には、制御部11は、これらの黒画素塊を1つの黒画素塊として認識する。制御部11は、認識された黒画素塊の外接矩形を求めることにより、情報が配置された1以上の領域を抽出する。
<ステップB02>
制御部11が、抽出された1以上の領域から仕向け地を特定する。具体的には、制御部11は、抽出された1以上の領域と、領域テーブルに含まれる仕向け地毎の領域データとを比較することにより、仕向け地を特定する。抽出された領域が第1領域100及び第2領域201乃至205に該当するならば、仕向け地はA国と特定され、制御部11の処理はステップB11に進む。抽出された領域が第1領域100、第2領域201及び202に該当するならば、仕向け地はB国と特定され、制御部11の処理はステップB21に進む。抽出された領域が第1領域100及び第2領域201に該当するならば、仕向け地はC国乃至F国のいずれかと特定され、制御部11の処理はステップB31に進む。該当する仕向け地がない場合には、制御部11の処理はステップB03に進む。
制御部11が、抽出された1以上の領域から仕向け地を特定する。具体的には、制御部11は、抽出された1以上の領域と、領域テーブルに含まれる仕向け地毎の領域データとを比較することにより、仕向け地を特定する。抽出された領域が第1領域100及び第2領域201乃至205に該当するならば、仕向け地はA国と特定され、制御部11の処理はステップB11に進む。抽出された領域が第1領域100、第2領域201及び202に該当するならば、仕向け地はB国と特定され、制御部11の処理はステップB21に進む。抽出された領域が第1領域100及び第2領域201に該当するならば、仕向け地はC国乃至F国のいずれかと特定され、制御部11の処理はステップB31に進む。該当する仕向け地がない場合には、制御部11の処理はステップB03に進む。
<ステップB03>
制御部11が、エラー処理を行う。例えば、制御部11が、ラベルの確認を操作者に促すメッセージを表示装置14に表示させる。
制御部11が、エラー処理を行う。例えば、制御部11が、ラベルの確認を操作者に促すメッセージを表示装置14に表示させる。
<ステップB11>
制御部11が、第1領域100及び第2領域201乃至205の参照画像を選択する。具体的には、制御部11が、記憶部12から全ての仕向け地の第1領域100及び第2領域201乃至205の参照画像を読み出す。
制御部11が、第1領域100及び第2領域201乃至205の参照画像を選択する。具体的には、制御部11が、記憶部12から全ての仕向け地の第1領域100及び第2領域201乃至205の参照画像を読み出す。
<ステップB12>
制御部11が、撮影画像と参照画像とを照合する。具体的には、第1領域100、第2領域201の撮影画像については、A国乃至F国の参照画像とのマッチングにより類似度が判定される。第2領域202の撮影画像については、A国とB国の参照画像とのマッチングにより類似度が算出される。第2領域203乃至205の撮影画像については、A国の参照画像とのマッチングにより類似度が算出される。
制御部11が、撮影画像と参照画像とを照合する。具体的には、第1領域100、第2領域201の撮影画像については、A国乃至F国の参照画像とのマッチングにより類似度が判定される。第2領域202の撮影画像については、A国とB国の参照画像とのマッチングにより類似度が算出される。第2領域203乃至205の撮影画像については、A国の参照画像とのマッチングにより類似度が算出される。
<ステップB13>
制御部11が、検査結果を判定する。具体的には、制御部11が、領域毎に、類似度が閾値以上、且つ最大である参照画像を抽出する。その結果、全ての領域でA国の参照画像が抽出されたならば、制御部11は、検査結果が合格と判定する。類似度が閾値以上である参照画像が抽出されない領域がある場合には、制御部11は、検査結果が不合格と判定する。検査結果が合格である場合(ステップB13:YES)には、制御部11は、検査結果が合格であることを示すメッセージを表示装置に表示させて検査処理を終了する。一方、検査結果が不合格である場合(ステップB13:NO)には、制御部11の処理はステップB03に進む。
制御部11が、検査結果を判定する。具体的には、制御部11が、領域毎に、類似度が閾値以上、且つ最大である参照画像を抽出する。その結果、全ての領域でA国の参照画像が抽出されたならば、制御部11は、検査結果が合格と判定する。類似度が閾値以上である参照画像が抽出されない領域がある場合には、制御部11は、検査結果が不合格と判定する。検査結果が合格である場合(ステップB13:YES)には、制御部11は、検査結果が合格であることを示すメッセージを表示装置に表示させて検査処理を終了する。一方、検査結果が不合格である場合(ステップB13:NO)には、制御部11の処理はステップB03に進む。
<ステップB21>
制御部11が、第1領域100、第2領域201及び202の参照画像を選択する。具体的には、制御部11が、記憶部12から全ての仕向け地の第1領域100、第2領域201及び202の参照画像を読み出す。
制御部11が、第1領域100、第2領域201及び202の参照画像を選択する。具体的には、制御部11が、記憶部12から全ての仕向け地の第1領域100、第2領域201及び202の参照画像を読み出す。
<ステップB22>
制御部11が、撮影画像と参照画像とを照合する。具体的には、第1領域100、第2領域201の撮影画像については、A国乃至F国の参照画像とのマッチングにより類似度が判定される。第2領域202の撮影画像については、A国とB国の参照画像とのマッチングにより類似度が算出される。
制御部11が、撮影画像と参照画像とを照合する。具体的には、第1領域100、第2領域201の撮影画像については、A国乃至F国の参照画像とのマッチングにより類似度が判定される。第2領域202の撮影画像については、A国とB国の参照画像とのマッチングにより類似度が算出される。
<ステップB23>
制御部11が、検査結果を判定する。具体的には、制御部11が、領域毎に、類似度が閾値以上、且つ最大である参照画像を抽出する。その結果、全ての領域でB国の参照画像が抽出されたならば、制御部11は、検査結果が合格と判定する。類似度が閾値以上である参照画像が抽出されない領域がある場合には、制御部11は、検査結果が不合格と判定する。検査結果が合格である場合(ステップB23:YES)には、制御部11は、検査結果が合格であることを示すメッセージを表示装置14に表示させて検査処理を終了する。一方、検査結果が不合格である場合(ステップB23:NO)には、制御部11の処理はステップB03に進む。
制御部11が、検査結果を判定する。具体的には、制御部11が、領域毎に、類似度が閾値以上、且つ最大である参照画像を抽出する。その結果、全ての領域でB国の参照画像が抽出されたならば、制御部11は、検査結果が合格と判定する。類似度が閾値以上である参照画像が抽出されない領域がある場合には、制御部11は、検査結果が不合格と判定する。検査結果が合格である場合(ステップB23:YES)には、制御部11は、検査結果が合格であることを示すメッセージを表示装置14に表示させて検査処理を終了する。一方、検査結果が不合格である場合(ステップB23:NO)には、制御部11の処理はステップB03に進む。
<ステップB31>
制御部11が、第1領域100及び第2領域201の参照画像を選択する。具体的には、制御部11が、記憶部12から全ての仕向け地の第1領域100及び第2領域201の参照画像を読み出す。
制御部11が、第1領域100及び第2領域201の参照画像を選択する。具体的には、制御部11が、記憶部12から全ての仕向け地の第1領域100及び第2領域201の参照画像を読み出す。
<ステップB32>
制御部11が、撮影画像と参照画像とを照合する。具体的には、第1領域100、第2領域201の撮影画像については、A国乃至F国の参照画像とのマッチングにより類似度が判定される。
制御部11が、撮影画像と参照画像とを照合する。具体的には、第1領域100、第2領域201の撮影画像については、A国乃至F国の参照画像とのマッチングにより類似度が判定される。
<ステップB33>
制御部11が、検査結果を判定する。具体的には、制御部11が、領域毎に、類似度が閾値以上、且つ最大である参照画像を抽出する。その結果、全ての領域で同一国(ただし、C国乃至F国のいずれか)の参照画像が抽出されたならば、制御部11は、検査結果が合格と判定する。類似度が閾値以上である参照画像が抽出されない領域がある場合には、制御部11は、検査結果が不合格と判定する。検査結果が合格である場合(ステップB33:YES)には、制御部11は、検査結果が合格であることを示すメッセージを表示装置14に表示させて検査処理を終了する。一方、検査結果が不合格である場合(ステップB33:NO)には、制御部11の処理はステップB03に進む。
制御部11が、検査結果を判定する。具体的には、制御部11が、領域毎に、類似度が閾値以上、且つ最大である参照画像を抽出する。その結果、全ての領域で同一国(ただし、C国乃至F国のいずれか)の参照画像が抽出されたならば、制御部11は、検査結果が合格と判定する。類似度が閾値以上である参照画像が抽出されない領域がある場合には、制御部11は、検査結果が不合格と判定する。検査結果が合格である場合(ステップB33:YES)には、制御部11は、検査結果が合格であることを示すメッセージを表示装置14に表示させて検査処理を終了する。一方、検査結果が不合格である場合(ステップB33:NO)には、制御部11の処理はステップB03に進む。
以上が、第2実施形態に係る検査処理の手順である。本実施形態によれば、物体の特定の部位に含まれる複数の領域に配置された情報の正否が判定される。
上記の実施形態を以下の変形例のように変形してもよい。複数の変形例を組み合せてもよい。
<変形例1>
実施形態ではラベルが電子機器の背面に貼付されている例を示したが、ラベルが貼付される部位は電子機器のどの部位でもよい。また、電子機器の筐体の一部が開閉あるいは着脱される構成(例えば、扉や引出し状の箱など)となっている場合には、これらの部分を操作することで視認される部位(例えば、扉の裏側、箱の内側など)にラベルが貼付されていてもよい。要するに、ラベルはユーザに視認される部位に貼付されていればよい。
実施形態ではラベルが電子機器の背面に貼付されている例を示したが、ラベルが貼付される部位は電子機器のどの部位でもよい。また、電子機器の筐体の一部が開閉あるいは着脱される構成(例えば、扉や引出し状の箱など)となっている場合には、これらの部分を操作することで視認される部位(例えば、扉の裏側、箱の内側など)にラベルが貼付されていてもよい。要するに、ラベルはユーザに視認される部位に貼付されていればよい。
実施形態では、情報が記載されたラベルを物体に貼付する例を示したが、これ以外の手段で情報が物体の特定の部位に配置されていてもよい。例えば、情報が記載された部材が紐、ネジ、粘着テープ、糸などの固定具を用いて物体に取り付けられていてもよい。また、印刷、押印、刻印などの手段によって物体の特定の部位に情報が配置されていてもよい。
実施形態では、物体の一例として電子機器を例示したが、物体は、電子機器以外の製品、農産物、廃棄物などいかなるものでもよい。また、物体が梱包された梱包材に情報が配置されていてもよい。
実施形態では、第1領域に配置される情報の一例として、仕向け地に応じた情報の例を示したが、第1領域に配置される情報は、例えば、電子機器の機種に応じた情報などでもよい。
<変形例2>
第1実施形態において、検査結果が合格である場合に撮影画像を参照画像として記憶し、この参照画像をそれ以降の検査に使用してもよい。すなわち、前記判定手段により前記1以上の第2領域に配置された情報が正しいと判定された場合に、取得された前記情報と前記第1領域の撮影画像と前記1以上の第2領域の撮影画像とを関連付けて記憶する記憶手段を備え、前記取得手段が、記憶された前記第1領域の撮影画像を前記第1領域の参照画像として使用し、前記判定手段が、記憶された前記以上の第2領域の撮影画像を前記以上の第2領域の参照画像として使用するように情報処理装置が構成されていてもよい。
第2実施形態において、検査結果が合格である場合に撮影画像を参照画像として記憶し、この参照画像をそれ以降の検査に使用してもよい。すなわち、前記判定手段により前記1以上の領域に配置された前記情報が正しいと判定された場合に、当該1以上の領域のグループと当該1以上の領域の撮影画像とを関連付けて記憶する記憶手段を備え、前記判定手段が、記憶された前記撮影画像を前記参照画像として使用するように情報処理装置が構成されていてもよい。
第1実施形態において、検査結果が合格である場合に撮影画像を参照画像として記憶し、この参照画像をそれ以降の検査に使用してもよい。すなわち、前記判定手段により前記1以上の第2領域に配置された情報が正しいと判定された場合に、取得された前記情報と前記第1領域の撮影画像と前記1以上の第2領域の撮影画像とを関連付けて記憶する記憶手段を備え、前記取得手段が、記憶された前記第1領域の撮影画像を前記第1領域の参照画像として使用し、前記判定手段が、記憶された前記以上の第2領域の撮影画像を前記以上の第2領域の参照画像として使用するように情報処理装置が構成されていてもよい。
第2実施形態において、検査結果が合格である場合に撮影画像を参照画像として記憶し、この参照画像をそれ以降の検査に使用してもよい。すなわち、前記判定手段により前記1以上の領域に配置された前記情報が正しいと判定された場合に、当該1以上の領域のグループと当該1以上の領域の撮影画像とを関連付けて記憶する記憶手段を備え、前記判定手段が、記憶された前記撮影画像を前記参照画像として使用するように情報処理装置が構成されていてもよい。
<変形例3>
判定手段120及び140が複数の領域間でラベルの配置が入れ替わることを許容するようにしてもよい。例えば、第2領域203の撮影画像と第2領域203乃至205の参照画像とを照合し、第2領域204の撮影画像と第2領域203乃至205の参照画像とを照合し、第2領域205の撮影画像と第2領域203乃至205の参照画像とを照合する。この構成によれば、第2領域203に第2ラベル203L、204L、205Lのいずれかが貼付され、第2ラベル203L、204L、205Lのうち第2領域202に貼付されたラベル以外のいずれかのラベルが第2領域204に貼付され、第2ラベル203L、204L、205Lのうち第2領域203、204に貼付されたラベル以外のラベルが第2領域205に貼付された場合でも不合格と判定されない。また、複数の領域間でラベルの配置が入れ替わることを許容する設定が操作者の操作に応じて行われるように構成されていてもよい。
判定手段120及び140が複数の領域間でラベルの配置が入れ替わることを許容するようにしてもよい。例えば、第2領域203の撮影画像と第2領域203乃至205の参照画像とを照合し、第2領域204の撮影画像と第2領域203乃至205の参照画像とを照合し、第2領域205の撮影画像と第2領域203乃至205の参照画像とを照合する。この構成によれば、第2領域203に第2ラベル203L、204L、205Lのいずれかが貼付され、第2ラベル203L、204L、205Lのうち第2領域202に貼付されたラベル以外のいずれかのラベルが第2領域204に貼付され、第2ラベル203L、204L、205Lのうち第2領域203、204に貼付されたラベル以外のラベルが第2領域205に貼付された場合でも不合格と判定されない。また、複数の領域間でラベルの配置が入れ替わることを許容する設定が操作者の操作に応じて行われるように構成されていてもよい。
<変形例4>
ステップA05では、類似度が閾値以上、且つ最大である参照画像から仕向け地を特定する例を示したが、類似度が閾値以上である参照画像がない場合には、類似度が最大である参照画像から仕向け地を特定するように構成されていてもよい。
ステップA15、A25、A35、B13、B23、B33では、領域毎に、類似度が閾値以上、且つ最大である参照画像を抽出する例を示したが、類似度が閾値以上である参照画像がない場合には、類似度が最大である参照画像を抽出するように構成されていてもよい。
ステップA05では、類似度が閾値以上、且つ最大である参照画像から仕向け地を特定する例を示したが、類似度が閾値以上である参照画像がない場合には、類似度が最大である参照画像から仕向け地を特定するように構成されていてもよい。
ステップA15、A25、A35、B13、B23、B33では、領域毎に、類似度が閾値以上、且つ最大である参照画像を抽出する例を示したが、類似度が閾値以上である参照画像がない場合には、類似度が最大である参照画像を抽出するように構成されていてもよい。
<変形例5>
上記の実施形態では、検査処理の機能をソフトウェアで実現する例を示したが、この機能の一部又は全部をハードウェア回路で実現してもよい。このソフトウェアを、光記録媒体や半導体メモリなど、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供し、この記録媒体からソフトウェアを読み取ってインストールするようにしてもよい。また、このソフトウェアを電気通信回線で提供してもよい。
上記の実施形態では、検査処理の機能をソフトウェアで実現する例を示したが、この機能の一部又は全部をハードウェア回路で実現してもよい。このソフトウェアを、光記録媒体や半導体メモリなど、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供し、この記録媒体からソフトウェアを読み取ってインストールするようにしてもよい。また、このソフトウェアを電気通信回線で提供してもよい。
1…情報処理装置、11…制御部、12…記憶部、13…通信部、14…表示装置、15…受付装置、16…外部I/F部、2…撮影装置、3…電子機器、31…背面、32…扉、33…コネクタ、100…第1領域、201、202、203、204、205…第2領域、100L…第1ラベル、201L、202L、203L、204L、205L…第2ラベル
Claims (8)
- 物体の特定の部位に含まれる第1領域の参照画像と撮影画像とに基づいて前記第1領域に配置された情報を取得する取得手段と、
取得された前記情報に関連付けられた、前記部位に含まれる1以上の第2領域の参照画像と、前記1以上の第2領域の撮影画像とに基づいて、前記1以上の第2領域に配置された情報の正否を判定する判定手段と
を備える情報処理装置。 - 前記判定手段により前記1以上の第2領域に配置された情報が正しいと判定された場合に、取得された前記情報と前記第1領域の撮影画像と前記1以上の第2領域の撮影画像とを関連付けて記憶する記憶手段を備え、
前記取得手段が、記憶された前記第1領域の撮影画像を前記第1領域の参照画像として使用し、
前記判定手段が、記憶された前記1以上の第2領域の撮影画像を前記1以上の第2領域の参照画像として使用する
請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記判定手段が、複数の前記第2領域間で情報の配置が入れ替わることを許容する請求項1又は2に記載の情報処理装置。
- 物体の特定の部位の撮影画像から情報が配置された1以上の領域を抽出する抽出手段と、
抽出された前記1以上の領域のグループの参照画像と撮影画像とに基づいて、当該1以上の領域に配置された前記情報の正否を判定する判定手段と
を備える情報処理装置。 - 前記判定手段により前記1以上の領域に配置された前記情報が正しいと判定された場合に、当該1以上の領域のグループと当該1以上の領域の撮影画像とを関連付けて記憶する記憶手段を備え、
前記判定手段が、記憶された前記撮影画像を前記参照画像として使用する
請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記判定手段が、複数の前記領域間で情報の配置が入れ替わることを許容する請求項4又は5に記載の情報処理装置。
- コンピュータを、
物体の特定の部位に含まれる第1領域の参照画像と撮影画像とに基づいて前記第1領域に配置された情報を取得する取得手段と、
取得された前記情報に関連付けられた、前記部位に含まれる1以上の第2領域の参照画像と、前記1以上の第2領域の撮影画像とに基づいて、前記1以上の第2領域に配置された情報の正否を判定する判定手段
として機能させるためのプログラム。 - コンピュータを、
物体の特定の部位の撮影画像から情報が配置された1以上の領域を抽出する抽出手段と、
抽出された前記1以上の領域のグループの参照画像と撮影画像とに基づいて、当該1以上の領域に配置された前記情報の正否を判定する判定手段
として機能させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016179397A JP2018045427A (ja) | 2016-09-14 | 2016-09-14 | 情報処理装置及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016179397A JP2018045427A (ja) | 2016-09-14 | 2016-09-14 | 情報処理装置及びプログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018045427A true JP2018045427A (ja) | 2018-03-22 |
Family
ID=61694855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016179397A Pending JP2018045427A (ja) | 2016-09-14 | 2016-09-14 | 情報処理装置及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018045427A (ja) |
-
2016
- 2016-09-14 JP JP2016179397A patent/JP2018045427A/ja active Pending
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