JP2018041196A - 防犯装置、カート、カートの盗難防止方法、及びプログラム - Google Patents

防犯装置、カート、カートの盗難防止方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】店舗などにおいて利用客に一時的に貸し出されるカートの盗難を未然に防ぐことを可能とする技術を提供する。
【解決手段】防犯装置10は、カートに取り付けられており、当該カートの盗難を防止するための処理部を備えている。防犯装置10は、基準面に対するカートの角度を検出する角度検出部110と、角度検出部110が検出した角度が所定の基準を満たすときに警告処理を行う警告部120と、を有し、カートに対する盗難の兆候が伺える動作を検出して警告処理を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、店舗などにおいて利用客に一時的に貸し出されるカートの盗難を防止する技術に関する。
店舗において、利用客は、購入予定の商品の持ち運びを容易にするため、カートを利用することができる。カートは店舗の所有物であるため、無暗に持ち出されないようにするための工夫が望まれる。
例えば、下記特許文献1には、店舗で利用されるカートの盗難を防止する仕組みの一例が開示されている。具体的には、店内または店舗の外側の領域でカートの位置を追跡し、例えば、当該カートが店舗の敷地を出ている場合に当該カートの位置を店舗の管理者に警告する手法が下記特許文献1に開示されている。
特開2013−127810号公報
しかしながら、特許文献1に記載の手法では、カートの盗難の兆候を事前に検出していないため、カートの盗難を未然に防ぐことができない可能性がある。例えば、店舗の敷地を出た後に店舗の管理者に警告をしたとしても、カートを持ち去った人物に追いつくことができない可能性もある。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、カートの盗難を未然に防ぐことを可能とする技術を提供することにある。
本発明によれば、
カートに取り付けられる防犯装置であって、
基準面に対する前記カートの角度を検出する角度検出手段と、
前記角度検出手段が検出した角度が所定の基準を満たすときに警告処理を行う警告手段と、を有する防犯装置が提供される。
本発明によれば、
上述の防犯装置を有するカートが提供される。
本発明によれば、
カートに取り付けられる防犯装置を用いて実行される当該カートの盗難防止方法であって、
前記防犯装置が、
基準面に対する前記カートの角度を検出し、
前記検出された角度が所定の基準を満たすときに警告処理を行う、
ことを含むカートの盗難防止方法が提供される。
本発明によれば、
カートに取り付けられる防犯装置に当該カートの盗難防止方法を実行させるためのプログラムであって、
前記防犯装置を、
基準面に対する前記カートの角度を検出する角度検出手段、及び、
前記角度検出手段が検出した角度が所定の基準を満たすときに警告処理を行う警告手段、
として機能させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、カートの盗難を未然に防ぐことための技術が提供される。
第1実施形態に係る防犯装置の機能構成を概念的に示すブロック図である。 警告部が警告処理を行う条件の一例を説明するための図である。 防犯装置の取り付け例を示す図である。 第1実施形態に係る防犯装置のハードウエア構成を概念的に示すブロック図である。 防犯装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第3実施形態に係る防犯装置の機能構成を概念的に示すブロック図である。 第3実施形態の防犯装置のハードウエア構成を概念的に示すブロック図である。 防犯装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。また各図において、特に説明がない限り、図中に示されるブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく機能単位の構成を表している。
[第1実施形態]
〔機能構成〕
図1は、第1実施形態に係る防犯装置10の機能構成を概念的に示すブロック図である。防犯装置10は、店舗で一時的に貸し出されるカートに取り付けられる装置である。図1に示されるように、本実施形態の防犯装置10は、角度検出部110と警告部120とを有する。角度検出部110は、傾斜センサや回転センサを含んで構成されており、基準面(例えば、地面などの水平面)に対するカートの角度を検出する。警告部120は、角度検出部110が検出した角度が所定の基準を満たすときに、所定の警告処理を行う。
警告部120が警告処理を行う条件である"所定の基準"について、図2を用いて説明する。図2は、警告部120が警告処理を行う条件の一例を説明するための図である。図2では、カート20が地面(基準面)に対して水平である場合に、角度検出部110により検出される角度が0°となるように、角度検出部110がカート20に取り付けられる例を示す。図2における所定の基準は、"角度検出部110により検出される角度の絶対値が角度A(例えば、45°など)以上"である。具体的には、角度検出部110が図中矢印で示す範囲の角度を検出した場合、警告部120は、所定の基準を満たすと判断する。但し、図2はあくまで一例であり、角度検出部110を取り付ける位置や向きに応じて、所定の基準を定めることができる。
防犯装置10の取り付け例について図3を用いて説明する。図3は、防犯装置10の取り付け例を示す図である。図3の例では、防犯装置10は、カート20の持ち手付近に取り付けられている。但し、防犯装置10を取り付ける位置は図3の例に制限されない。防犯装置10は、カート20の任意の場所に取り付けることができる。
なお、上述の各図では、角度検出部110と警告部120が1つの装置に集約されている例が示されているが、これらの処理部は別々の装置に分けて設けられていてもよい。例えば、角度検出部110を有する第1の装置がカート20の持ち手付近に取り付けられ、警告部120を有する第2の装置がカート20のフレームの前方部に取り付けられてもよい。この場合、角度検出部110を有する第1の装置及び警告部120を有する第2の装置は、無線または有線によって通信可能に接続される。
〔作用・効果〕
カート20が使用されている場合、通常、地面(基準面)に対するカート20の角度は略直角となるはずである。つまり、基準面に対するカート20の角度が所定の基準の角度以上となった場合、そのカート20を利用している顧客が異常な動作(例えば、車両に積み込むためにカート20を横倒しにする、といった盗難の兆候が伺える動作)を行っている可能性がある。そこで、本実施形態の防犯装置10は、カート20の基準面に対する角度(傾き度合)を検出し、当該カート20の角度が所定の基準以上である場合に警告処理を行う。つまり、本実施形態の防犯装置10は、カート20に対する盗難の兆候が伺える動作を検出して警告処理を行う。これにより、カート20の盗難を未然に防ぐことができる。
[第2実施形態]
本実施形態では、第1実施形態の防犯装置10をより具体的に説明する。
〔ハードウエア構成〕
図4は、第1実施形態に係る防犯装置10のハードウエア構成を概念的に示すブロック図である。なお、防犯装置10の各機能構成部は、各機能構成部を実現するハードウエア(例:ハードワイヤードされた電子回路など)で実現されてもよいし、ハードウエアとソフトウエアとの組み合わせ(例:電子回路とそれを制御するプログラムの組み合わせなど)で実現されてもよい。図4では、防犯装置10の各機能構成部がハードウエアとソフトウエアとの組み合わせで実現される場合について説明する。
防犯装置10は、バス101、プロセッサ102、メモリ103、ストレージデバイス104、入出力インタフェース105、及び、通信インタフェース106を有する。バス101は、データを送受信するためのデータ伝送路である。プロセッサ102、メモリ103、ストレージデバイス104、入出力インタフェース105、及び通信インタフェース106は、バス101を介して相互にデータを送受信する。但し、プロセッサ102などを互いに接続する方法は、バス接続に限定されない。
プロセッサ102は、CPU(Central Processing Unit)やGPU(Graphics Processing Unit)などの演算処理装置である。メモリ103は、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリである。ストレージデバイス104は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、又はメモリカードなどの記憶装置である。また、ストレージデバイス104は、RAMやROMなどのメモリであってもよい。メモリ103やストレージデバイス104には、角度検出部110の機能または警告部120の機能をそれぞれ実現するためのプログラムモジュールが記憶される。
入出力インタフェース105は、防犯装置10と入出力デバイスとを接続するためのインタフェースである。入出力インタフェース105には、ジャイロセンサ1051及びスピーカー1052が接続される。プロセッサ102が、メモリ103やストレージデバイス104に記憶される角度検出部110のプログラムモジュールを実行して、ジャイロセンサ1051により生成された信号(カート20の傾きを示す信号)を取得することにより、角度検出部110の機能が実現される。また、プロセッサ102が、メモリ103やストレージデバイス104に記憶される警告部120のプログラムモジュールを実行して、ジャイロセンサ1051から取得したカート20の傾きを示す信号に基づいてスピーカー1052から所定の警告音を出力させることにより、警告部120の機能が実現される。
通信インタフェース106は、防犯装置10と外部装置(例えば、店舗の従業員用に設けられる据え置き型の端末や携帯型の端末など)とを、各種ネットワークを介して接続することができる。通信インタフェース106の通信方式は、特に限定されない。店舗の従業員用に設けられる据え置き型の端末や携帯型の端末など(以下、"従業員用端末"とも表記)と防犯装置10が通信する場合、従業員用端末と防犯装置10は無線ネットワークによって接続される。また、角度検出部110と警告部120とが別々の装置に分けて設けられる場合、これらの装置は有線で接続される。また、通信インタフェース106が、近距離無線通信規格をサポートしている場合、これらの装置は、近距離無線通信によって接続されてもよい。
なお、防犯装置10のハードウエア構成は図4に示した構成に限定されない。例えば、カート20の角度を検出するセンサは、ジャイロセンサ1051に限定されない。また例えば、キーボードなどの入力装置、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置、これらの入力装置と表示装置が一体化したタッチパネルなどが、入出力インタフェース105に接続されてもよい。防犯装置10が表示装置を備える場合、警告部120は、当該表示装置に対する警告メッセージの出力を、警告処理の1つとして実行してもよい。
〔動作例〕
図5を用いて、防犯装置10の動作例を説明する。図5は、防犯装置10の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
角度検出部110は、例えば、傾斜センサまたは回転センサなどを用いて、基準面に対するカート20の角度を検出する(S102)。角度検出部110により検出されたカート20の角度は、警告部120に送られる。
警告部120は、角度検出部110によって検出されたカート20の角度と、所定の基準角度とを比較する(S104)。所定の基準角度は、例えば、ストレージデバイス104や、警告部120の機能を実現するプログラムモジュールにおいて、予め定義されている。
角度検出部110により検出されたカート20の角度が所定の基準角度以上である場合(S104:YES)、警告部120は所定の警告処理を実行する(S106)。例えば、警告部120は、スピーカー1052を介して所定の警告音(例えば、ブザー音や警告音声など)を出力する。また例えば、警告部120は、通信インタフェース106を介して、カート20の盗難の可能性を警告する通知を店舗の従業員(例えば、警備員)用の端末に対して出力してもよい。また、警告部120は、警告音の出力とカート20の盗難の可能性を警告する通知の出力の双方を行ってもよいし、少なくともいずれか一方を行ってもよい。
一方、角度検出部110により検出されたカート20の角度が所定の基準角度未満である場合(S104:NO)、上述の処理は実行されない。この場合、防犯装置10は、カート20の角度が所定の基準角度以上となったか否かを監視する処理を継続する。
〔作用・効果〕
以上、本実施形態では、基準面に対するカート20の角度が所定の基準角度以上となった場合に、警告音の出力、および、カート20の盗難の可能性を警告する通知の出力の少なくとも一方が、警告部120により実行される。警告音を出力することで、当該警告音が出力されている場所に周囲の人物の視線を集めることができる。そして、悪事を働こうとする人物は、通常、周囲の人物の視線が集まることを嫌う。そのため、警告部120から警告音を出力することにより、そのような人物にカート20の盗難をあきらめさせる効果が見込める。また、カート20の盗難の可能性に関する通知により、店舗の従業員は、怪しい人物が存在する可能性に気付くことができる。つまり、カート20を盗難しようとしている人物に対する店舗の従業員の警戒度合を引き上げて、カート20の盗難を未然に防止する体制を構築する効果が期待できる。
[第3実施形態]
カート20の利用者が、盗難の目的ではなく、単に操作を誤ってカート20を傾けてしまう可能性もある。この場合に警告音を出力すると、その利用客を困惑させてしまう。そこで本実施形態の防犯装置10は、このような問題が発生することを回避する構成を更に備える。
〔機能構成〕
図6は、第3実施形態に係る防犯装置10の機能構成を概念的に示すブロック図である。本実施形態の防犯装置10は、図1に示される構成に加え、位置情報取得部130を更に有する。
位置情報取得部130は、カート20の位置情報を取得する。本実施形態の警告部120は、角度検出部110が検出した角度が所定の基準以上であり、かつ、位置情報取得部130が取得した位置情報が予め定められた処理対象エリアに対応する場合に、警告処理を行う。
処理対象エリアは、基準面に対するカート20の角度が所定の基準角度以上となった場合に、カート20の盗難の可能性が高いと推測されるエリアとして設定される。具体的には、処理対象エリアは店舗の駐車場エリアなどである。この処理対象エリアは、メモリ103やストレージデバイス104に記憶されていてもよいし、警告部120の機能を実現するプログラムモジュールにおいて定義されていてもよい。
また、本実施形態の警告部120は、カート20の角度が所定の閾値以上である状態を、角度検出部110が所定時間以上継続して検出した場合に、警告処理を行うように構成されていてもよい。なお、所定時間は、任意の時間(例えば、30秒など)に設定できる。この所定時間は、メモリ103やストレージデバイス104に記憶されていてもよいし、警告部120の機能を実現するプログラムモジュールにおいて定義されていてもよい。
〔ハードウエア構成〕
図7は、第3実施形態の防犯装置10のハードウエア構成を概念的に示すブロック図である。第3実施形態の防犯装置10のハードウエア構成は、以下の点を除き、図4のハードウエア構成と同様である。
本実施形態では、図7に示されるように、GPSモジュール1053が入出力インタフェース105に更に接続される。また、本実施形態のメモリ103またはストレージデバイス104には、位置情報取得部130の機能を実現するためのプログラムモジュールが更に記憶されている。プロセッサ102が、メモリ103やストレージデバイス104に記憶される位置情報取得部130のプログラムモジュールを実行して、GPSモジュール1053により生成された信号(カート20の位置を示す信号)を取得することにより、位置情報取得部130の機能が実現される。
なお、防犯装置10のハードウエア構成は図4に示した構成に限定されない。例えば、位置情報取得部130の機能は、通信インタフェース106を介した近距離無線通信によって実現することもできる。
具体的には、通信インタフェース106が近距離無線通信規格をサポートしている場合、各エリアに設置される無線局の識別情報と当該エリアを示す情報とを紐付けて格納するテーブルなどを用意しておけば、通信インタフェース106を介して通信を確立した無線局の識別情報を用いて、カート20の大まかな位置を把握することができる。この場合、防犯装置10は、GPSモジュール1053を備えていなくてもよい。また、近距離無線通信を利用する場合、例えば、店舗の商品売場のエリアと駐車場のエリアが平面で重なっている場合(例えば、駐車場が建物の地下に存在する場合など)であっても、カート20がどこにあるかを正確に把握することができる。
〔動作例〕
図8を用いて、防犯装置10の動作例を説明する。図8は、防犯装置10の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
角度検出部110は、例えば、傾斜センサまたは回転センサなどを用いて、基準面に対するカート20の角度を検出する(S202)。角度検出部110により検出されたカート20の角度は、警告部120に送られる。
また、位置情報取得部130は、GPSモジュール1053や通信インタフェース106による近距離無線通信などを利用して、カート20の位置情報を取得する(S204)。位置情報取得部130により取得されたカート20の位置情報は、警告部120に送られる。なお、S202の処理とS204の処理は、順序が逆であってもよいし、並列に実行されてもよい。
警告部120は、位置情報取得部130により取得されたカート20の位置情報が処理対象エリアに対応するか否かを判定する(S206)。具体的には、警告部120は、カート20の位置情報により示される位置が、処理対象エリアに含まれているか否かを判定する。処理対象エリアは、例えば、当該エリアを形成する少なくとも3つの地点の位置情報を含み、メモリ103やストレージデバイス104などに記憶されている。
位置情報取得部130により取得されたカート20の位置情報が処理対象エリアに対応する場合(S206:YES)、警告部120は、更に、角度検出部110によって検出されたカート20の角度と、所定の基準角度とを比較する(S208)。所定の基準角度は、例えば、ストレージデバイス104や、警告部120の機能を実現するプログラムモジュールにおいて、予め定義されている。
角度検出部110により検出されたカート20の角度が所定の基準角度以上である場合(S208:YES)、警告部120は所定の警告処理を実行する(S210)。例えば、警告部120は、スピーカー1052を介して所定の警告音(例えば、ブザー音や警告音声など)を出力する。また例えば、警告部120は、通信インタフェース106を介して、カート20の盗難の可能性を警告する通知を店舗の従業員(例えば、警備員)用の端末に対して出力してもよい。また、警告部120は、警告音の出力とカート20の盗難の可能性を警告する通知の出力の双方を行ってもよいし、少なくともいずれか一方を行ってもよい。また、警告部120は、角度検出部110により検出されたカート20の角度が所定の基準角度以上である状態が所定時間以上継続した場合に、これらの警告処理を実行してもよい。
一方、位置情報取得部130により取得されたカート20の位置情報が処理対象エリアに対応する場合(S206:NO)、或いは、角度検出部110により検出されたカート20の角度が所定の基準角度未満である場合(S208:NO)、上述の処理は実行されない。この場合、防犯装置10は、カート20の角度が所定の基準角度以上となったか否かを監視する処理を継続する。なお、このフローチャートにおいて、S206の判定とS208の判定の順番が入れ替わっていてもよい。
〔作用・効果〕
以上、本実施形態では、水平面に対するカート20の角度が所定の基準角度以上である状態が所定時間以上継続して検出された場合に、所定の警告処理が実行される。これにより、例えば、カート20の利用者が操作を誤ってそのカート20を偶然倒してしまった、といったカート20の盗難の可能性がない場合に、警告処理が行われないように制御することができる。これにより、カート20の盗難の可能性がない場合に誤って警告処理を行って、カート20の利用者を困惑させてしまうことを抑制できる。
また、本実施形態では、カート20の位置情報を更に取得し、当該カート20の位置が処理対象エリアであって、かつ、水平面に対するカート20の角度が所定の基準角度以上となった場合に、所定の警告処理が実行される。例えば、水平面に対するカート20の角度が所定の基準以上の角度となった場所が、店舗の商品売場となどであれば、カート20を持ち去る手段がないため、カート20が盗難される可能性は低い。一方で、水平面に対するカート20の角度が所定の基準以上の角度となった場所が、駐車場などであれば、カート20を持ち去る手段(車両)が存在するため、カート20が盗難される可能性がある。本実施形態では、このような駐車場を含むカート20が盗難される可能性があるエリアを処理対象エリアとして設定する。これにより、カート20の盗難の可能性がない場合に誤って警告処理を行い、カート20の利用者を困惑させてしまうことを抑制できる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
また、上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上述の各実施形態は、内容が相反しない範囲で組み合わせることができる。
以下、参考形態の例を付記する。
1.
カートに取り付けられる防犯装置であって、
基準面に対する前記カートの角度を検出する角度検出手段と、
前記角度検出手段が検出した角度が所定の基準を満たすときに警告処理を行う警告手段と、を有する防犯装置。
2.
前記警告手段は、警告音の出力、または、従業員用の端末に対する通知の出力の少なくともいずれか一方の処理を、前記警告処理として行う、
1.に記載の防犯装置。
3.
前記警告手段は、前記角度検出手段が、前記カートの角度が所定の基準を満たす状態を所定時間以上継続して検出した場合に、前記警告処理を行う、
1.または2.に記載の防犯装置。
4.
前記防犯装置は、前記カートの位置情報を取得する位置情報取得手段を更に有し、
前記警告手段は、前記角度検出手段が検出した角度が所定の基準を満たし、かつ、前記位置情報取得手段が取得した位置情報が予め定められた処理対象エリアに対応する場合に、前記警告処理を行う、
1.から3.のいずれか1つに記載の防犯装置。
5.
前記処理対象エリアは店舗の駐車場を含む、
4.に記載の防犯装置。
6.
1.から5.のいずれか1つに記載の防犯装置を有するカート。
7.
カートに取り付けられる防犯装置を用いて実行される当該カートの盗難防止方法であって、
前記防犯装置が、
基準面に対する前記カートの角度を検出し、
前記検出された角度が所定の基準を満たすときに警告処理を行う、
ことを含むカートの盗難防止方法。
8.
前記防犯装置が、警告音の出力、または、従業員用の端末に対する通知の出力の少なくともいずれか一方の処理を、前記警告処理として行う、
ことを更に含む7.に記載のカートの盗難防止方法。
9.
前記防犯装置が、前記カートの角度が所定の基準を満たす状態を所定時間以上継続して検出した場合に、前記警告処理を行う、
ことを更に含む7.または8.に記載のカートの盗難防止方法。
10.
前記防犯装置が、
前記カートの位置情報を取得し、
前記角度検出手段が検出した角度が所定の基準を満たし、かつ、前記取得した位置情報が予め定められた処理対象エリアに対応する場合に、前記警告処理を行う、
ことを含む7.から9.のいずれか1つに記載のカートの盗難防止方法。
11.
前記処理対象エリアは店舗の駐車場を含む、
10.に記載のカートの盗難防止方法。
12.
カートに取り付けられる防犯装置に当該カートの盗難防止方法を実行させるためのプログラムであって、
前記防犯装置を、
基準面に対する前記カートの角度を検出する角度検出手段、及び、
前記角度検出手段が検出した角度が所定の基準を満たすときに警告処理を行う警告手段、
として機能させるためのプログラム。
13.
前記防犯装置を、警告音の出力、または、従業員用の端末に対する通知の出力の少なくともいずれか一方の処理を、前記警告処理として行う手段、
として更に機能させるための12.に記載のプログラム。
14.
前記防犯装置を、前記カートの角度が所定の基準を満たす状態を所定時間以上継続して検出した場合に、前記警告処理を行う手段、
として機能させるための12.または13.に記載のプログラム。
15.
前記防犯装置を、
前記カートの位置情報を取得し、
前記角度検出手段が検出した角度が所定の基準を満たし、かつ、前記位置情報取得手段が取得した位置情報が予め定められた処理対象エリアに対応する場合に、前記警告処理を行う手段、
として更に機能させるための12.から14.のいずれか1つに記載のプログラム。
16.
前記処理対象エリアは店舗の駐車場を含む、
15.に記載のプログラム。
10 防犯装置
101 バス
102 プロセッサ
103 メモリ
104 ストレージデバイス
105 入出力インタフェース
1051 ジャイロセンサ
1052 スピーカー
1053 GPSモジュール
106 通信インタフェース
110 角度検出部
120 警告部
130 位置情報取得部
20 カート

Claims (8)

  1. カートに取り付けられる防犯装置であって、
    基準面に対する前記カートの角度を検出する角度検出手段と、
    前記角度検出手段が検出した角度が所定の基準を満たすときに警告処理を行う警告手段と、を有する防犯装置。
  2. 前記警告手段は、警告音の出力、または、従業員用の端末に対する通知の出力の少なくともいずれか一方の処理を、前記警告処理として行う、
    請求項1に記載の防犯装置。
  3. 前記警告手段は、前記角度検出手段が、前記カートの角度が所定の基準を満たす状態を所定時間以上継続して検出した場合に、前記警告処理を行う、
    請求項1または2に記載の防犯装置。
  4. 前記防犯装置は、前記カートの位置情報を取得する位置情報取得手段を更に有し、
    前記警告手段は、前記角度検出手段が検出した角度が所定の基準を満たし、かつ、前記位置情報取得手段が取得した位置情報が予め定められた処理対象エリアに対応する場合に、前記警告処理を行う、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の防犯装置。
  5. 前記処理対象エリアは店舗の駐車場を含む、
    請求項4に記載の防犯装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の防犯装置を有するカート。
  7. カートに取り付けられる防犯装置を用いて実行される当該カートの盗難防止方法であって、
    前記防犯装置が、
    基準面に対する前記カートの角度を検出し、
    前記検出された角度が所定の基準を満たすときに警告処理を行う、
    ことを含むカートの盗難防止方法。
  8. カートに取り付けられる防犯装置に当該カートの盗難防止方法を実行させるためのプログラムであって、
    前記防犯装置を、
    基準面に対する前記カートの角度を検出する角度検出手段、及び、
    前記角度検出手段が検出した角度が所定の基準を満たすときに警告処理を行う警告手段、
    として機能させるためのプログラム。
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