JP2018039190A - Image forming device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複数の機能を有する複合機などの画像形成装置に関する。 The present invention relates to an image forming apparatus such as a copying machine, a printer, a facsimile machine, and a multifunction machine having a plurality of these functions.
画像形成装置として、装置本体の上側部分に画像形成装置を操作するための操作部を備えた構成が知られている。また、この操作部を装置本体に対して傾動可能とし、人を検知する人検知手段の検知結果から操作者の身長に合わせて操作部を自動で傾動させる構成が提案されている(特許文献1)。 As an image forming apparatus, a configuration is known in which an operation unit for operating the image forming apparatus is provided in an upper portion of the apparatus main body. In addition, a configuration has been proposed in which the operation unit can be tilted with respect to the apparatus main body, and the operation unit is automatically tilted according to the height of the operator based on the detection result of the human detection unit that detects a person (Patent Document 1). ).
しかしながら、特許文献1に記載の構成の場合、操作部の傾動位置を自動で適切な位置にできない可能性がある。例えば、画像形成装置の前で操作者が一時的に屈む場合や、椅子に座った状態から操作者が立ち上がるなど姿勢を変える場合がある。この場合、人検知手段の検知結果から正しく身長が算出されない可能性があり、操作者にとって操作部が適切な傾動位置とならず、操作性が低下する可能性がある。 However, in the case of the configuration described in Patent Document 1, there is a possibility that the tilt position of the operation unit cannot be automatically set to an appropriate position. For example, the operator may bend in front of the image forming apparatus, or the posture may be changed such that the operator stands up from a seated state. In this case, there is a possibility that the height may not be calculated correctly from the detection result of the human detection means, and the operation unit may not be at an appropriate tilt position for the operator, and operability may be reduced.
また、装置本体の下方にオプションで設置可能なシートカセットなどが設けられずに、装置本体を直接床に置いた場合にも、人検知手段の検知結果から正しく身長が算出されずに操作部が適切な傾動位置とならない可能性がある。この場合、例えば、身長の高い操作者にとって操作性が低下する可能性がある。なお、この場合には、敢えて操作部を傾動させなくても、例えば車いすに乗った操作者や、身長が低い操作者であっても操作部を操作可能な場合がある。 Also, even if the device main body is placed directly on the floor without an optional sheet cassette that can be installed below the device main body, the operation unit is not calculated correctly from the detection result of the human detection means. There is a possibility that the proper tilt position is not achieved. In this case, for example, the operability for a tall operator may be reduced. In this case, there is a case where the operation unit can be operated even if the operator is on a wheelchair or an operator with a short height, without intentionally tilting the operation unit.
本発明は、人検知手段により操作部を自動で傾動させる構成で、操作部の操作性が低下することを抑制できる構成を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a configuration capable of suppressing a decrease in operability of the operation unit with a configuration in which the operation unit is automatically tilted by the human detection means.
本発明は、装置本体と、前記装置本体に移動可能に設けられた操作部と、前記操作部を移動可能な駆動部と、人を検知可能な人検知手段と、前記人検知手段の検知結果に応じて前記駆動部を駆動して前記操作部を自動で移動可能な第1モードと、前記人検知手段の検知結果に関わらず前記操作部を移動させない第2モードとを実行可能な制御手段と、を備えたことを特徴とする画像形成装置にある。 The present invention includes an apparatus main body, an operation unit movably provided on the apparatus main body, a drive unit capable of moving the operation unit, a person detection unit capable of detecting a person, and a detection result of the person detection unit And a control unit capable of executing a first mode in which the operation unit is automatically moved by driving the drive unit in accordance with the second mode and a second mode in which the operation unit is not moved regardless of a detection result of the human detection unit. And an image forming apparatus.
本発明によれば、人検知手段により操作部を自動で傾動させる構成で、操作部の操作性が低下することを抑制できる。 According to the present invention, it is possible to suppress the operability of the operation unit from being lowered with a configuration in which the operation unit is automatically tilted by the human detection means.
<第1の実施形態>
第1の実施形態について、図1ないし図7を用いて説明する。まず、本実施形態の画像形成装置の概略構成について、図1を用いて説明する。
<First Embodiment>
A first embodiment will be described with reference to FIGS. First, a schematic configuration of the image forming apparatus of the present embodiment will be described with reference to FIG.
[画像形成装置]
画像形成装置100は、中間転写ベルト31の回転方向に画像形成部1Y、1M、1C、1Kが直列状に配置されたタンデム型中間転写方式の画像形成装置である。このような画像形成装置100は、パーソナルコンピュータなどの外部機器から送信された画像信号や原稿読取装置150からの画像信号などに応じて、電子写真方式によりシート(用紙、OHPシートなど)などの記録材Sにフルカラー画像を形成する。
[Image forming apparatus]
The
画像形成部1Y、1M、1C、1Bkは、それぞれ像担持体としての感光ドラム(感光体)11に、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色トナー像を形成して中間転写ベルト31上の同一画像位置に一次転写する。中間転写ベルト31は、張架ローラ32、33、34により張架されて矢印A方向に回転する。中間転写ベルト31の内周面側には、感光ドラム11に対向する位置に一次転写を行うための一次転写ローラ35が配置されている。
The
感光ドラム11の表面は、不図示の帯電装置により一様に帯電される。露光装置12は、帯電した感光ドラム11にレーザ光を照射して表面に静電潜像を形成する。現像器13Yは、感光ドラム11上の静電潜像をトナーにより現像し、感光ドラム11上にトナー像を形成する。感光ドラム11上に形成されたトナー像は、一次転写ローラ35に一次転写バイアスが印加されることで、中間転写ベルト31に一次転写される。トナー像の一次転写後に感光ドラム11に残留するトナーは、不図示のクリーニング装置により除去される。
The surface of the photosensitive drum 11 is uniformly charged by a charging device (not shown). The
このように、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色にトナー像が、画像形成部1Y、1M、1C、1Bkにおいて各感光ドラム11に形成される。そして、各トナー像は、中間転写ベルト31のトナー像の上に順次重ねて転写され、中間転写ベルト31上にフルカラーのトナー像が形成される。中間転写ベルト31上のトナー像は、張架ローラ34と中間転写ベルト31を介して対向配置された二次転写ローラ41と中間転写ベルト31とで形成される二次転写部42に搬送される。
As described above, toner images of yellow, magenta, cyan, and black are formed on the respective photosensitive drums 11 in the
一方、画像形成装置100は、装置本体110に対して挿入及び引き出し可能で、記録材Sを収納する複数のカセット61、62を有する。各カセットに収納された記録材Sは、給送ローラ63、64により一枚ずつ分離されて搬送路71に給送される。給送された記録材Sは、第1搬送ローラ対72に受け渡されて斜行補正装置73に向かって搬送される。そして、斜行補正装置73で記録材Sの斜行が補正される。
On the other hand, the
その後、記録材Sは第二の搬送ローラ対74によって、中間転写ベルト31上のトナー像とタイミングを合わせて二次転写部42へと搬送される。そして、二次転写部42にて中間転写ベルト31上のトナー像が記録材Sに転写される。転写後に中間転写ベルト31上に残留するトナーは、不図示のベルトクリーニング装置により除去される。
Thereafter, the recording material S is conveyed to the
次に、トナー像が転写された記録材Sは、定着装置50に搬送される。定着装置50は、略対向するローラもしくはベルト等による所定の加圧力と、一般的にはヒータ等の熱源による加熱効果を加えて記録材S上にトナーを溶融固着させる。このようにして得られた定着画像を有する記録材Sは定着後搬送部51を通過して、排出ローラ81によって排出トレイ82上に排出される。或いは、記録材Sの両面に画像形成を行う場合には排出ローラ81を逆回転させ反転搬送装置83へと搬送され、上述と同様に裏面に画像が形成され、排出トレイ82上に排出される。上述のような各部の動作は、制御手段としての制御部120により制御される。
Next, the recording material S to which the toner image is transferred is conveyed to the
[操作部]
また、画像形成装置100は、装置本体110の上側部分の正面(操作者(ユーザやサービスマン)が操作する側)に、操作部200を設けている。操作部200は、液晶の操作画面、操作ボタンを有し、プリント指示や画像形成装置100の環境設定を行うことができる。このような操作部200は、装置本体110に対して移動可能に設けられている。本実施形態では、操作部200は、略水平方向の軸(後述するシャフト232)を中心に、図2(b)及び図3(b)の矢印B方向に傾動(チルト)して、操作画面がある操作面201の角度を少なくとも2段階以上変更させられるようになっている。
[Operation section]
In addition, the
具体的には、図2(b)に示すように、操作面201が略水平方向となる第1の位置と、図3(b)に示すように、操作面201が略垂直方向となる第2の位置との間の任意の角度に傾動可能となっている。第1の位置では、操作面201が略鉛直方向上方に向き、第2の位置では、操作面201が略水平方向正面側に向くようになっている。これにより、操作者の身長に応じて、或いは、車いすの操作者に対して操作面201を適切な角度に設定可能である。この結果、あらゆる操作者に対して、操作部200の視認性及び操作性を向上させられる。
Specifically, as shown in FIG. 2B, the first position where the
本実施形態の場合、操作部200のこのような傾動動作(チルト動作)は、手動でも行えるが、自動でも行えるようになっている。このために、装置本体110の正面には、人を検知可能な人検知手段としての人感センサ202が設けられている。本実施形態の場合、人感センサ202は、図1に示すように、操作部200の正面向かって左側で、原稿読取装置150の正面側に設けられている。このような人感センサ202は、画像形成装置100の正面側の人の有無の検知、及び、人の高さ(身長など)の検知が可能なもので、例えば特許文献1に記載されているような公知のものを使用可能である。
In the case of the present embodiment, such a tilting operation (tilting operation) of the
また、操作部200は、次述する駆動部としての駆動機構210によって移動可能である。そして、人感センサ208の検知結果に応じて、制御部120が駆動機構210を駆動して、自動で操作部200の位置が設定されるようになっている。
The
[駆動機構]
次に、このような駆動機構210について、図2(a)、(b)及び図3(a)、(b)を用いて説明する。駆動機構210は、駆動源としてのモータ211、ギア列220、トルクリミッタ230、カップリング212、ボリュームセンサ213、位置検知部240、250などを有する。このような駆動機構210は、操作部200の裏側で、装置本体110の操作部200を支持する部分と操作部200との間に配置されている。
[Drive mechanism]
Next, such a
モータ211は、装置本体110に支持され、正逆回転可能である。ギア列220は、ウォームギア221と、段付きギア222と、平歯ギア223とを有する。ウォームギア221は、モータ211の駆動軸に接続されている。段付きギア222は、ウォームギア221と噛み合う平歯のギア222aと平歯ギア223と噛み合う平歯のギア222bとが一体に形成されている。平歯ギア223は、トルクリミッタ230に接続されている。トルクリミッタ230は、略水平方向に配置されたハウジング231とシャフト232とを有し、ある一定値以上のトルクがかかるとハウジング231とシャフト232が滑ることでトルク伝達を制限する。
The
トルクリミッタ230のハウジング231は、装置本体110に固定されたヒンジ支持板233により回転可能に支持されている。平歯ギア223はハウジング231と係合しており、平歯ギア223とハウジング231は一体に回転する。トルクリミッタ230のシャフト232は、操作部200と一体に接合せれている操作部支持板234と係合しており、シャフト232と操作部200は一体に回転する。
The
したがって、モータ211が回転することで、ウォームギア221、段付きギア222、平歯ギア223により構成されるギア列220を介してトルクリミッタ230のシャフト232に回転が伝達され、操作部200がチルト動作を行う。なお、操作部200を手動でチルト動作させるときには、まず操作部200を手動で回動させようとすることで、ウォームギア221がセルフロックする。すると、トルクリミッタ230に一定以上のトルクがかかって、ハウジング231とシャフト232が滑り、操作部200を手動で回動可能となる。
Therefore, when the
また、操作部200が自動でチルト動作を行っている場合に、例えば操作者が操作部200と装置本体110との間に手を挟むなど負荷がかかった場合、トルクリミッタ230でトルク伝達が制限される。これにより、操作部200がそれ以上回動することを防止して、モータ211の保護などを図れる。
In addition, when the
シャフト232の先端には、カップリング212を介し、角度検知手段としてのボリュームセンサ213が設けられている。ボリュームセンサ213もシャフト232及び操作部200と一体に回転する。ボリュームセンサ213は回転角度によって出力電圧が変化するもので、この出力電圧値より、制御部120が操作部200の角度を判断する。なお、操作部200の傾動角度を検知する角度検知手段としては、ボリュームセンサ以外に、例えば、ロータリエンコーダなどであっても良い。
A
位置検知部240、250は、それぞれフォトセンサ241、251と、センサフラグ242、252とを備え、フォトセンサ241、251は、センサフラグ242、252の通過を検知する。センサフラグ242、252は、それぞれ操作部200に固定され、フォトセンサ241、251は、装置本体110に支持されている。そして、図2(b)に示すように、操作部200が第1の位置に位置するときには、センサフラグ242がフォトセンサ241を通過して、フォトセンサ241により操作部200が第1の位置に位置することを検知できる。一方、図3(b)に示すように、操作部200が第2の位置に位置するときには、センサフラグ252がフォトセンサ251を通過して、フォトセンサ251により操作部200が第2の位置に位置することを検知できる。ここで、第1の位置が操作部200のホームポジションで、第2の位置が、操作部200がホームポジションから最大量回動した位置である。
The
[チルト動作の制御]
次に、操作部200のチルト動作の制御について、図4ないし図6を用いて説明する。まず、図4に示すように、制御手段としての制御部120には、CPU(Central Processing Unit:中央演算装置)121及びメモリ122が設けられている。メモリ122内にはROM(Read Only Memory)122aが設けられている。ROM122aには、制御手順に対応するプログラムなどが格納されている。CPU121は、ROM122aに格納されたプログラムを読み出しながら各部の制御を行うようになっている。また、メモリ122内には、作業用データや入力データが格納されたRAM(Randon Access Memory)122bも設けられている。CPU121は、前述のプログラム等に基づいてRAM122bに収納されたデータを参照して制御を行うようになっている。
[Tilt control]
Next, control of the tilt operation of the
人感センサ202、ボリュームセンサ213、フォトセンサ241、251の信号はそれぞれ制御部120のCPU121へ送られる。これらの信号を元に、CPU121が操作部200の回動が必要だと判断した場合は、モータドライバ130に回転の指令を出し、モータ211を駆動し、操作部200を回動させる。例えば、人感センサ202により検知した信号からCPU121が人の身長などを算出し、操作部200の適切な角度を算出する。そして、CPU121がモータ211を駆動することでギア列220及びトルクリミッタ230を介して操作部200を回動させる。CPU121は、算出した角度までの回動をボリュームセンサ213により検知すると、モータドライバ130へ停止指令が出し、モータ211が停止する。
Signals from the
なお、操作部200を第1の位置又は第2の位置まで回動させる場合には、CPU121は、フォトセンサ241又は251の信号を検知すると、モータ211を停止する。このように、CPU121は、人感センサ202の検知結果から、操作部200を適切な角度にチルト動作可能である。
When rotating the
ここで、人感センサ202の検知結果により操作部200のチルト動作を自動で行った場合、操作部200の傾動位置を適切に設定できない場合がある。例えば、画像形成装置100は、装置本体110の下方に、画像形成装置100のカセット61、62とは別に記録材を収容可能なカセットなどのオプション機器を設ける場合がある。この場合、オプション機器を設置することを考慮して操作部200の高さ位置を設定する。この反面、図5(a)に示すように、装置本体110の下部にオプション機器が設置されておらず、画像形成装置100を直接床に置いた場合などには、操作部200の位置が低くなる場合がある。
Here, when the tilt operation of the
この場合、操作部200が操作面201が略水平となる第1の位置(ホームポジション)に位置していても、車いすの操作者や身長が低い操作者が、操作部200の視認及び操作が可能である。したがって、オプション機器が設置されていないような場合には、操作部200をチルト動作させなくても、あらゆる操作者300が操作可能な場合がある。逆に、操作者300が画像形成装置の前で一時的に屈んだりして、人感センサ202により操作者300の正しい高さが算出されずに、図5(b)に示すように、操作部200が第1の位置から回動してしまう場合がある。この場合、操作部200の視認性及び操作性が低下してしまう可能性がある。
In this case, even if the
そこで、本実施形態の場合、制御部120は、人感センサ202の検知結果に応じて駆動機構210を駆動して操作部200を自動で移動可能な第1モードと、人感センサ202の検知結果に関わらず操作部200を移動させない第2モードとを実行可能である。具体的には、操作部200の操作画面を操作することにより、第1モードと第2モードとを選択可能としている。例えば、操作画面に第1モードと第2モードとを選択できるボタンを表示し、操作者が何れかを選択できるようにする。
Therefore, in the case of the present embodiment, the
或いは、操作部200が自動で傾動する動作を解除するボタンを表示し、操作者がこのボタンを操作することで、人感センサ202の検知結果に関わらず、操作部200が自動で傾動しない第2モードを実行するようにする。なお、この場合に、人感センサ202の機能自体を停止させるようにしても良いし、人感センサ202は機能させたままとし、人感センサ202が人を検知した場合に、画像形成装置100がスリープモードから立ち上がるようにしても良い。一方、第2モードを実行している場合には、操作部200の操作画面に操作部200が自動で移動を行う第1モードに復帰できるボタンを表示し、いつでも第1モードに復帰できるようにしても良い。
Alternatively, the
このように2つのモードを有する操作部200のチルト動作の制御の流れの一例について、図6を用いて説明する。まず、操作部を自動でチルトさせる第1モードについて説明する。操作者が画像形成装置100に接近すると、人感センサ208で検知される(S1)。検知された場合は、操作部200の操作画面を表示させ、プリント動作に向けての準備が開始される。また、制御部120のCPU121で現在の操作部200のチルト動作のモード(第1モードであるか第2モードであるか)が確認される(S2)。この動作モードは操作部200からの入力で任意に切り替えることが可能である。
An example of the flow of control of the tilt operation of the
このとき、操作部200のチルト動作モードがON、即ち、操作部200を自動でチルトさせる第1モードになっている場合は、人感センサ208の出力により、操作者の身長を算出する(S3)。同時に、ボリュームセンサ213、フォトセンサ241、251の出力により、操作部200の現在の回動位置を確認する(S4)。そして、CPU121は、予め設定されている、身長毎に適切な操作性・視認性になるように定められている回動角度のデータテーブルに基づき、操作部200の回動停止位置及び回動方向を決定する(S5)。
At this time, if the tilt operation mode of the
操作部200の回動方向、回動停止位置決定後は、CPU121よりモータドライバ130へモータ駆動の指令が出され、モータ211が駆動される(S6)。モータ211が駆動するとギア列220及びトルクリミッタ230を介して操作部200が回動する。同時に、トルクリミッタ230のシャフト232に連結されているボリュームセンサ213も回転し、ボリュームセンサ213の出力値が変化して、操作部200の傾動位置が検知される(S7)。そして、ボリュームセンサ213の出力値が、決定された回動停止位置に対応する値になると、CPU121よりモータ停止指令が出て、モータ211の駆動が停止し、操作部200の回動が止まる(S8)。
After determining the rotation direction and rotation stop position of the
このとき、ある一定時間経過後も、ボリュームセンサ213の出力値が回動停止位置に対応する値にならない場合は、操作部200の操作画面にエラー表示を出し、モータ211の駆動を止める(S9)。更に、プリント動作(画像形成動作)などのジョブ終了後は、画像形成装置100がスリープモードへ移行するタイミングで、操作部200を略水平状態となるホームポジション(第1の位置)まで戻す。なお、スリープモードとは、例えば、定着装置50の温度を画像形成時よりも低い温度に調整するなどして画像形成動作のジョブを待機しているスタンバイモードよりも画像形成装置の消費電力が低いモードである。
At this time, if the output value of the
次に、人感センサ208の検知結果に関わらず操作部をチルトさせない第2モードについて説明する。操作者が画像形成装置100に接近すると、人感センサ208で検知される(S1)。検知された場合は、第1モードと同様に、プリント動作に向けての準備が開始され、CPU121で現在の操作部200のチルト動作のモードが確認される(S2)。このとき、操作部200のチルト動作モードがOFF、即ち、第2モードになっているときは、そのまま操作部200のチルト動作に関するシーケンスは終了する(S10)。例えば、予め、操作部200により操作者が第2モードを選択していた場合には、このように操作部200が自動でチルト動作することはない。
Next, the second mode in which the operation unit is not tilted regardless of the detection result of the human sensor 208 will be described. When the operator approaches the
なお、S2以外に、例えば、S3〜S5の何れかのタイミングで操作者が操作部200で第2モードを選択した場合、操作部200を自動でチルト動作させることなく、チルト動作に関するシーケンスを終了するようにしても良い。
In addition to S2, for example, when the operator selects the second mode with the
また、S6、S7で操作部200のチルト動作が自動で行われている最中に操作者が操作部200で第2モードを選択した場合、チルト動作を停止するようにしても良い。そして、操作部200をその停止した位置のままとするか、或いは、操作部200をホームポジションに戻すようにしても良い。また、第2モードが選択された場合に、操作部200が停止する停止位置を任意に設定できるように構成してもよい。また、第1モード、第2モードの何れの場合においても、本体の電源OFFに合わせて操作部200をホームポジションに戻すようにしても良い。
In addition, when the operator selects the second mode with the
このように、本実施形態では、自動で操作部200をチルト動作させる第1モードと、人感センサ208の検知結果に関わらずチルト動作させない第2モードを設定できる。このため、状況によってモードを使い分けられ、操作者にとっての利便性が向上する。
As described above, in the present embodiment, the first mode in which the
即ち、操作部200を自動でチルトさせる第1モードだけでは、人感センサ202の誤検知等によって、上述のように明らかに操作部を回動させる必要のない場合も動作してしまう可能性があり、操作部200の操作性が低下することも考えられる。これに対して、人感センサ208の検知結果に関わらず操作部200をチルトさせない第2モードを新たに設け、設定できるようにすることで、明らかに回動の必要のない状態での操作者の望まない不要な動作を防止することが可能となる。一方、操作部200を人感センサ208の検知結果に応じて自動でチルトさせたい場合には、第1モードを実行することが可能である。この結果、人感センサ202により操作部200を自動で傾動させる構成で、操作部200の操作性が低下することを抑制でき、操作者にとっての利便性を向上させられる。
That is, in the first mode in which the
<第2の実施形態>
第2の実施形態について、図1ないし図3を参照しつつ、図7及び図8を用いて説明する。上述の第1の実施形態では、操作部200により第1モードと第2モードとを選択可能とした。これに対して本実施形態では、装置本体110の下方に設置可能なオプション機器の種類に応じて、第1モードと第2モードとの何れかを実行するようにしている。その他の構成及び作用は、第1の実施形態と同様であるため、以下、第1の実施形態と異なる部分を中心に説明する。
<Second Embodiment>
A second embodiment will be described with reference to FIGS. 1 to 3 and FIGS. 7 and 8. FIG. In the first embodiment described above, the first mode and the second mode can be selected by the
図7に示すように、判別手段としての制御部120は、オプション情報に基づいて、装置本体110の下方に設置されたオプション機器を判別可能である。オプション情報は、例えば、オプション機器を装置本体110の下部に設置した後、サービスマンなどが操作部200で入力したオプション機器の種類である。
As shown in FIG. 7, the
なお、画像形成装置100に接続されたパーソナルコンピュータなどの外部端末からオプション機器の情報を入力しても良い。また、設置したオプション機器と装置本体110が接続されることで、オプション機器から直接、制御部120に情報が入力されるようにしても良い。
Note that optional device information may be input from an external terminal such as a personal computer connected to the
また、装置本体110の下方に設置可能なオプション機器とは、例えば、キャスター付きプレート、1段カセット、2段カセットなど、それを設置することによって装置本体110の高さが高くなるものである。
The optional equipment that can be installed below the apparatus
何れにしても、制御部120のCPU121は、オプション情報から操作部200を自動でチルト動作させる第1モードと、操作部200を自動でチルト動作させない第2モードとの何れを実行するかを判断する。具体的には、CPU121は、図7(a)〜(d)に示すように、オプション機器の設置の有無、及び、オプション機器の種類に応じて、第1モードと第2モードの何れを実行するかを判断する。
In any case, the
まず、図7(a)に示すように、装置本体110の下方にオプション機器を設置しない場合には、CPU110は、第2モードを実行し、人感センサ208の検知結果に関わらず操作部200をチルト動作させないようにする。このとき、操作部200は、操作面201が略水平となる第1の位置(ホームポジション)に位置する。
First, as shown in FIG. 7A, when an optional device is not installed below the apparatus
次に、図7(b)に示すように、例えば、高さが低いオプション機器401(第1オプション機器)を設置した場合にも、CPU110は、第2モードを実行し、人感センサ208の検知結果に関わらず操作部200をチルト動作させないようにする。このときも、操作部200は、操作面201が略水平となる第1の位置(ホームポジション)に位置する。高さが低いオプション機器401としては、例えば、プレートの下面にキャスターが付いたキャスター付きプレートなどが挙げられる。
Next, as illustrated in FIG. 7B, for example, even when an optional device 401 (first optional device) having a low height is installed, the
次に、図7(c)に示すように、例えば、オプション機器401よりも高さが高いオプション機器402(第2オプション機器)を設置した場合には、CPU110は、第1モードを実行し、操作部200を自動でチルト動作させるようにする。即ち、オプション機器402を装置本体110の下方に設置した場合、オプション機器401を設置した場合よりも操作部200の高さが高くなる。このため、例えば、操作部200が図7(a)、(b)のようにホームポジションに位置していると、車いすの操作者や身長の低い操作者が操作しにくい可能性がある。したがって、この場合には、CPU121は、人感センサ202の検知結果により操作部200のチルト動作を自動で行う第1モードを実行する。このようなオプション機器402としては、例えば、記録材を収容するスペースが1段である1段カセットなどが挙げられる。
Next, as illustrated in FIG. 7C, for example, when an optional device 402 (second optional device) having a height higher than that of the
同様に、図7(d)に示すように、例えば、オプション機器402よりも高さが高いオプション機器403(第2オプション機器)を設置した場合にも、CPU110は、第1モードを実行し、操作部200を自動でチルト動作させるようにする。このようなオプション機器403としては、例えば、記録材を収容するスペースが2段である2段カセットなどが挙げられる。
Similarly, as shown in FIG. 7D, for example, when an optional device 403 (second optional device) having a height higher than that of the
本実施形態では、このように装置本体110の下方に設置されるオプション機器の有無、及び、オプション機器の種類に応じて、CPU121が第1モードと第2モードの何れを実行するかを判断している。したがって、操作者が特に操作することなく、適切なモードが実行される。なお、本実施形態の構成に加えて、第1の実施形態のように、操作部200の操作により第1モードと第2モードとを選択可能としても良い。
In this embodiment, the
<他の実施形態>
上述の各実施形態では、操作部200が略水平方向の軸を中心として傾動する構成について説明したが、操作部200の移動は、このような傾動以外であっても良い。例えば、操作部200は、鉛直方向にスライドしたり、水平方向にスライドしたり、水平方向の軸を中心に傾動したりしても良い。即ち、操作部200は、任意の方向にスライドしたり、任意の方向の軸を中心に傾動したりしても良く、これらの各移動を組み合わせても良い。
<Other embodiments>
In each of the above-described embodiments, the configuration in which the
100・・・画像形成装置/110・・・装置本体/120・・・制御部(制御手段、判別手段)/121・・・CPU/200・・・操作部/202・・・人感センサ(人検知手段)/210・・・駆動機構(駆動部)/401・・・オプション機器(第1オプション機器)/402、403・・・オプション機器(第2オプション機器)
DESCRIPTION OF
Claims (7)
前記装置本体に移動可能に設けられた操作部と、
前記操作部を移動可能な駆動部と、
人を検知可能な人検知手段と、
前記人検知手段の検知結果に応じて前記駆動部を駆動して前記操作部を自動で移動可能な第1モードと、前記人検知手段の検知結果に関わらず前記操作部を移動させない第2モードとを実行可能な制御手段と、を備えた、
ことを特徴とする画像形成装置。 The device body;
An operation unit movably provided in the apparatus body;
A drive unit capable of moving the operation unit;
A human detection means capable of detecting a person;
A first mode in which the drive unit is driven according to a detection result of the human detection unit and the operation unit can be moved automatically, and a second mode in which the operation unit is not moved regardless of the detection result of the human detection unit And a control means capable of executing
An image forming apparatus.
ことを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。 The movement of the operation unit is tilting about a substantially horizontal axis.
The image forming apparatus according to claim 1, wherein:
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の画像形成装置。 The operation unit can select the first mode and the second mode.
The image forming apparatus according to claim 1, wherein the image forming apparatus is an image forming apparatus.
ことを特徴とする、請求項1ないし3のうちの何れか1項に記載の画像形成装置。 The control means executes the second mode when an optional device is not installed below the apparatus body.
The image forming apparatus according to claim 1, wherein the image forming apparatus is an image forming apparatus.
ことを特徴とする、請求項1ないし4のうちの何れか1項に記載の画像形成装置。 The control means executes either the first mode or the second mode according to the type of optional equipment that can be installed below the apparatus body.
The image forming apparatus according to claim 1, wherein the image forming apparatus is an image forming apparatus.
ことを特徴とする、請求項5に記載の画像形成装置。 The control means, as the optional device, is the second mode when the first optional device is installed, and the second optional device whose height of the operation unit is higher than when the first optional device is installed. If installed, execute the first mode,
The image forming apparatus according to claim 5, wherein:
ことを特徴とする、請求項5又は6に記載の画像形成装置。 A discriminating means capable of discriminating optional equipment installed below the apparatus main body,
The image forming apparatus according to claim 5, wherein the image forming apparatus is an image forming apparatus.
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