JP2018037076A - Snsポータルシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のSNSで異なるハンドルネームを用いる場合であっても、同一人物を同定し、統合的に評価して、検索結果表示順に反映するSNSポータルシステムを提供する。【解決手段】検索ユーザから、検索キーワードを受取る。複数SNSが公開している外部情報を収集する。検索ユーザの利用するSNSに当該検索ユーザがログインして、アクセス可能となる内部情報を収集する。外部情報及び内部情報を解析し、インデックスデータベースに登録する。記事投稿者のプロフィーのうち、生年月日と出身校とから同一人物を同定する。記事投稿者の一人一人について、複数SNSにまたがったランク付けをする。検索ユーザが決めた検索キーワードに基づいて、インデックスデータベースにアクセスして、情報を抽出し、検索結果を同定された記事投稿者のリストとして、記事投稿者ランク付け部のランク順に表示する。【選択図】図14

Description

本発明は、複数のSNS(Social Networking Service)にまたがって検索するシステムに関する。特に、複数のSNSにまたがって記事を投稿する投稿者がそれぞれのSNSで異なるハンドルネームを用いる場合であっても、同一人物であることを同定し、統合的に評価する指標を有して、検索結果表示順に反映するシステムに関するものである。
WEB上で特定のキーワードにより、検索する場合、その検索結果は、WEB上のページそのものを関連がより密なものから順に並べて表示するのが通常である。クローラにより、WEBサイトの内容を収集することが知られている(特許文献1)。また、コンテンツ情報の属する属性に対するユーザの興味を表す興味度を前記属性ごとに記憶する興味テーブルが提案されている(特許文献2)。
特許文献1には、比較対照のモデルとなる有害WEBサイトを予め用意しておき、その内容とウェブサイトの内容との類似度を、両WEB文書の形態素解析の結果得られる単語の出現頻度の荷重結果を利用して総合的に判断する技術が開示されている。
特許文献2には、ユーザにより表示されたコンテンツ情報を指定して所定の操作が行われた場合に、所定の操作の態様により、コンテンツ情報の有する属性に対応する興味度を決定するための指数を変化させることを提案している。
特開2009−277156号公報 特開2014−215796号公報
これまでのWEB上での検索は、検索キーワードに最も近いWEBページが上位になるようなリストを検索結果として表示する。この場合、検索者は、問い合わせ先を見つけようとすると、そのWEBページを提供する会社、団体などを検索結果として得ることが通常の使い方であった。有能な人物にたどり着ける検索手段を想定したものはなかった。
近年、SNSを提供するサイトが増えた。記事を投稿するユーザとしては、いくつものSNSをつかって、ビジネスにあるいは、趣味にと情報を発信する。仕事の出来る人、情報発信力のある人を探そうとする検索ユーザとしては、いくつものSNSにまたがってチェックする必要が生じる。
一方、WEB上には、おまとめサイトと呼ばれるサイトが登場し、検索ユーザがもとめる情報を比較対照しやすく取り上げる。おまとめサイトは、記事内容にアクセスしやすく作られている。記事投稿者に焦点を当てたものではない。
SNSでの検索をしようとする検索ユーザの中には、検索キーワードに関連する分野で、情報発信力のすぐれた人を探したいという要望がある。とりわけ、近時、企業間の人の移動が増えているため、会社よりは、人につながろうとする要望がある。したがって、記事投稿者に焦点を当てた検索サイト、すなわち検索結果を記事投稿者のリストとして表示するサイトが、役立つと本発明の発明者は考えた。
本発明の発明者は、鋭意努力の結果、複数SNSで異なるハンドルネームが用いられていても、それらの間で同一性を判定し、同一人物であることを特定することができると考えるに至った。そして、検索ユーザ自身が会員登録して利用するSNSサイトについては、内部情報をクロールすることを併用して、検索結果に生かすことができること、さらに、人物評価のための指標を考え出して、それによるポイント順に表示することが出来ることに思い至った。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、複数のSNSにまたがって記事を投稿する投稿者がそれぞれのSNSで異なるハンドルネームを用いる場合であっても、同一人物であることを同定し、統合的に評価する指標を有して、検索結果表示順に反映するシステムを提供するものである。
上記解決しようとする課題に鑑みて鋭意研究の結果、本発明者は、SNSポータルシステムを実現することに想到した。
すなわち、本発明は、所定の複数種類のSNSのうちの少なくとも1つ以上のSNSにアカウントを有するSNSユーザ同士のマッチングを支援するSNSポータルシステムであって、SNSユーザであって当該SNSポータルシステムの会員登録を済ませた者を会員SNSユーザとし、各会員SNSユーザのSNSのアカウント情報を含む会員情報を記憶した会員登録データベースを有する会員登録部と、`前記複数種類のSNSを巡回し、巡回先のSNSに前記会員登録データベース内の前記アカウント情報を含むリクエストを送信し、SNSにおいてSNSユーザが公開に制限をかけている投稿情報と公開に制限をかけていない投稿情報とを取得する内部クロール部と、前記複数種類のSNSを巡回し、巡回先のSNSに前記会員登録データベース内のアカウント情報を含まないリクエストを送信し、SNSにおいてSNSユーザが公開に制限をかけていない投稿情報だけを取得する外部クロール部と、インデックスデータベースを有するインデックスデータベース登録部であって、前記外部クロール部のSNSの巡回により得られた投稿情報及び前記内部クロール部のSNSの巡回により得られた投稿情報をインデクシングを施した上で前記インデックスデータベースに格納するインデックスデータベース登録部と、SNSユーザの端末から、検索キーワードを含むリクエストを受信し、受信したリクエスト内の検索キーワードを基に前記インデックスデータベースを検索し、前記インデックスデータベース内の各SNSユーザの投稿情報を解析し、この解析結果に基づいて、SNSユーザを前記検索キーワードとの関連が強い順にランク付けし、SNSユーザの情報をランク順に配した検索結果ページのWEBページデータを前記検索キーワードを含むリクエストの送信元に送信するアルゴリズムWEBサーバとを具備することを特徴とするSNSポータルシステムを提供する。
このSNSポータルシステムにおいて、前記会員登録部は、当該SNSポータルシステムの会員登録を求めるSNSユーザの端末に、少なくとも、当該SNSユーザの氏名の情報、当該SNSユーザの所属先の情報、及び当該SNSユーザの利用するSNSのアカウント情報の登録を求める会員登録ページのWEBページデータを送信し、会員登録ページにおいて入力された情報を受信し、受信した情報を会員情報として前記会員登録データベースに格納してもよい。
また、このSNSポータルシステムにおいて、前記検索結果ページは、SNSユーザの各々について、当該SNSユーザの所属先、当該SNSユーザの氏名、当該SNSユーザの利用するSNS、当該SNSユーザの会員紹介ページへのリンクが張られたURL((Uniform Resource Locator))に関わる情報の纏まりを並べたものであり、前記会員登録部は、前記検索結果ページ内のSNSユーザの会員紹介ページのURLを含むリクエストを受信した場合に、当該SNSユーザの所属先、当該SNSユーザの氏名、当該SNSユーザの利用するSNSに関わる情報を含み、これらの情報に加えて、当該SNSユーザの他のSNSユーザから当該SNSユーザに宛てて送られた応援メッセージ、及び当該SNSユーザの他のSNSユーザが当該SNSユーザについて下した複数の評価項目の評価値のレーダーチャートを含むWEBページデータを前記会員紹介ページのURLを含むリクエストの送信元に送信してもよい。
また、このSNSポータルシステムにおいて、前記会員登録部は、会員SNSユーザの端末から、応援メッセージ投稿ページのURLを含むリクエストを受信した場合に、応援メッセージの依頼元の会員SNSユーザの氏名、当該依頼元の会員SNSユーザに宛てた応援メッセージの入力欄、及び当該依頼元の会員SNSユーザについての複数の評価項目の評価値の入力欄を有するWEBページデータを前記応援メッセージ投稿ページのURLを含むリクエストの送信元に送信し、当該応援メッセージ投稿ページの入力欄に入力された情報を受信し、受信した情報を、当該依頼元の会員SNSユーザの応援メッセージ情報として前記会員登録データベースに格納し、前記会員登録部は、前記会員登録データベース内の前記応援メッセージ情報に基づいて前記会員紹介ページのWEBページデータを生成してもよい。
また、このSNSポータルシステムにおいて、前記複数の評価項目は、アイデア、論理的思考、レスポンス、本質思考、及びナレッジの5種類の評価項目であってもよい。
また、このSNSポータルシステムにおいて、前記アルゴリズムWEBサーバは、SNSユーザの端末から、検索キーワードを含むリクエストを受信した場合に、前記インデックスデータベース内における各SNSユーザの各々の投稿情報及び前記会員登録データベース内における各SNSユーザの各々の応援メッセージ情報に基づいて、当該SNSユーザの投稿情報における検索キーワードを含む情報の更新の頻度、当該SNSユーザの投稿情報における検索キーワードを含む情報の情報量の多さ、当該SNSユーザと繋がりをもつ他のSNSユーザの数、当該SNSユーザの投稿に対するリアクションの数、当該SNSユーザに対する他のSNSユーザからの投稿の数、当該SNSユーザに宛てて投稿された応援メッセージの数、及び当該SNSユーザについての前記5種類の評価項目の評価値を平均した総合評価平均値を求め、前記検索キーワードを含む情報の更新の頻度を下記式(1)の値Pとし、前記検索キーワードを含む情報の情報量の多さを下記式(1)の値Pとし、前記繋がりをもつ他のSNSユーザの数を下記式(1)の値Pとし、前記リアクションの数を下記式(1)の値Pとし、前記他のSNSユーザからの投稿の数を下記式(1)の値Pとし、前記応援メッセージの数を下記式(1)の値Pとし、前記総合評価平均値を下記式(1)の値Pとし、予め設定された第1の重み係数を下記式(1)の値Kとし、予め設定された第2の重み係数を下記式(1)の値Kとし、予め設定された第3の重み係数を下記式(1)の値Kとし、予め設定された第4の重み係数を下記式(1)の値Kとし、予め設定された第5の重み係数を下記式(1)の値Kとし、予め設定された第6の重み係数を下記式(1)の値Kとし、予め設定された第7の重み係数を下記式(1)の値KとすることによりマッチングポイントPPを算出し、算出したマッチングポイントPPが高い順にSNSユーザをランク付けしてもよい。
PP=P×K+P×K+P×K+P×K+P×K+P×K+P×K・・・(1)
また、このSNSポータルシステムにおいて、前記式(1)におけるK、K、K、K、K、K、及びKの大小関係が、K=K>K>K=K>K=Kになっていてもよい。
また、本発明は、SNSに投稿された記事内容、投稿者のプロフィールを含む情報を検索ユーザが決めた検索キーワードにしたがって、複数SNSにまたがって検索した結果に基づいて、記事投稿者の前記複数SNSにまたがったランク付けを行い、そのランク付けのリストを検索ユーザに対して提供するSNSポータルシステムであって、前記検索ユーザから、検索キーワードを受取る検索キーワード受領部と、前記複数SNSがそれぞれのSNSの登録利用者以外に公開している記事内容、投稿者のプロフィールを含む情報(以下、外部情報という)に対して、クロールして当該外部情報を収集する外部クロール部と、前記検索ユーザの用いるブラウザのブラウザ履歴を参照するブラウザ履歴参照部と、前記ブラウザ履歴参照部が参照する検索ユーザのブラウザ履歴から、当該検索ユーザがアカウントを有するSNSがどれであるかを抽出する検索ユーザ利用SNS情報取得部と、前記検索ユーザ利用SNS情報取得した当該検索ユーザの利用するSNSに当該検索ユーザがログインするように促すSNSログイン促進部と、前記SNSログイン促進部の促すことに答えて前記検索ユーザが当該SNSにログインすることを受けて、当該検索ユーザがログインすることでアクセス可能となる当該SNSの記事内容、投稿者のプロフィールを含む情報(以下、内部情報という)に対して、クロールして当該内部情報を収集する内部クロール部と、前記外部クロール部と、前記内部クロール部とが収集した外部情報及び内部情報を解析し、インデックスデータベースに登録するインデックスデータベース登録部と、前記インデックスデータベースを参照して、記事投稿者のプロフィールについての情報のうち、生年月日、出身地、住所、出身校、本人画像、友人を含む関連するSNS情報を解析して、異なるSNSにまたがって投稿する同一人物を同定して登録する記事投稿者統合部と、前記記事投稿者統合部が同定した記事投稿者の一人一人について、前記複数SNSにまたがったランク付けをする記事投稿者ランク付け部と、前記検索ユーザが決めた検索キーワードに基づいて、前記インデックスデータベースにアクセスして、情報を抽出し、検索結果を前記記事投稿者統合部により同定された記事投稿者のリストとして、前記記事投稿者ランク付け部のランク順に表示するアルゴリズムWEBサーバと、を有し、検索ユーザが入力した検索キーワードに対する検索結果を複数のSNSにまたがった記事投稿者の情報を一つのマイページに自動で名寄せし、まとめて表示することを特徴とするSNSポータルシステムを提供するものである。ここで、名寄せは、複数のSNSにまたがって記事投稿する者を同一人物として同定して、統合することを意味する。異なるハンドルネームを用いる場合の同定、同姓同名の人が複数いる場合のどの人なのかの同定などを含む処理である。
これにより、検索ユーザは、複数のSNSをそれぞれ検索しなくても、特定の項目について、情報発信能力のすぐれた記事投稿者を検索することができる。さらに、その検索表示結果がランク付けにしたがって、表示されるので、その表示順が記事投稿者同士の比較対照を行うのに役立つ。
本発明のSNSポータルシステムは、前記検索ユーザに対して、当該SNSポータルシステムの会員登録を促し、当該SNSポータルシステムの検索会員として登録する会員登録部をさらに有し、前記インデックスデータベース登録部は、前記内部クロール部がクロールして収集した内部情報について、当該検索会員と関連付けて登録し、以降の当該検索会員による検索に役立てることとを特徴とする。これにより、検索ユーザが、本発明に係るSNSポータルシステム会員となることにより、当該会員の行った検索時に収集された情報に基づくインデックスデータベースが保存される。したがって、次回以降の当該会員による検索がよりスムーズに、そして、精度よく行われることが期待できる。
本発明のSNSポータルシステムは、前記外部クロール部と、前記内部クロール部とは、前記検索会員による最初の検索時のみならず、その後も繰り返しクロールを実施し、前記インデックスデータベース登録部は、前記インデックスデータベースをその都度、更新することを特徴とする。これにより、外部クロール部、内部クロール部による情報収集がより、詳しく、補充されるので、それにより生成されるインデックスデータベースの有用性が高まることが期待される。
本発明のSNSポータルシステムにおいて、前記記事投稿者ランク付け部が行うランク付けは、前記外部クロール部及び前記内部クロール部により得られる当該記事投稿者の情報の更新頻度、情報の量の多さを含む情報に基づく記事投稿者評価ポイント順になされることを特徴とする。これにより、検索結果の記事投稿者リストを記事投稿者の情報発信能力のすぐれた順に並べることが可能となる。
本発明のSNSポータルシステムにおいて、前記記事投稿者の個々のページである記事投稿者マイページを有し、当該記事投稿者マイページには、当該記事投稿者の現実の友人からの応援メッセージを書き込むことを可能としたことを特徴とする。これにより、当該記事投稿者に対して、現実の応援者、ファンが存在することを検索ユーザ、検索会員が知ることが可能となる。
本発明のSNSポータルシステムにおいて、前記記事投稿者マイページに書き込まれた応援メッセージの数、文字数を含む情報を前記記事投稿者評価ポイントに反映することを特徴とする。これにより、本発明に係るSNSポータルサイト自体における当該記事投稿者への評価をも記事投稿者評価ポイントに加味することができる。
本発明のSNSポータルシステムにおいて、前記会員登録部は、前記記事投稿者もまた、記事投稿会員として登録することを可能にし、さらに、当該記事投稿会員が、検索キーワードとの関係で、広告を出すことを受け付ける広告受付部と、前記検索結果の表示ページの一部に、当該記事投稿会員のプロフィールを表示する広告を表示する広告表示部とを設けたことを特徴とする。これにより、記事投稿者自身が、本発明にかかるSNSポータルサイトにおいて、プロフィール情報を更新したり、広告を出稿したりして、積極的に当該SNポータルシステムに関与することが可能になる。
以上、説明したように、本発明のSNSポータルシステムを用いると、複数のSNSに記事を投稿する記事投稿者を統合して、管理することができる。
したがって、検索ユーザは、複数のSNSをそれぞれ検索しなくても、特定の項目について、情報発信能力のすぐれた記事投稿者を検索することができる。さらに、その検索表示結果がランク付けにしたがって、表示されるので、その表示順が記事投稿者同士の比較対照を行うのに役立つ。
本発明の第1実施形態であるSNSポータルシステムの全体構成を示す図である。 図1のSNSポータルシステムの会員登録データベースを示す図である。 図1のSNSポータルシステムのインデックスデータベースを示す図である。 図1のSNSポータルシステムの装置間のデータの送受信の様子を示す図である。 図1のSNSポータルシステムのポータルWEBサイトを示す図である。 図1のSNSポータルシステムのログインページを示す図である。 図1のSNSポータルシステムの新規会員登録ページを示す図である。 図1のSNSポータルシステムの会員登録情報ページを示す図である。 図1のSNSポータルシステムの応援メッセージ投稿依頼ページを示す図である。 図1のSNSポータルシステムの応援メッセージ投稿ページを示す図である。 図1のSNSポータルシステムの検索結果ページを示す図である。 図1のSNSポータルシステムの会員紹介ページを示す図である。 本発明の第2実施形態であるSNSポータルシステムの構成を示す図である。 図13のSNSポータルシステムを一体的に見てその処理の流れを概略的に示すフロー図である。 図13のSNSポータルシステムを構成する複数のサーバ間の処理の流れを示すシーケンス図である。 図13のSNSポータルシステムの検索結果を表示する画面の例を示す図である。 図13のSNSポータルシステムの記事投稿者マイページの表示例を示す図である。 図13のSNSポータルシステムの広告が表示された検索結果ページの表示例を示す図である。 図13のSNSポータルシステムのニュースページの表示例を示す図である。 本発明の変形例であるSNSポータルシステムの新規会員登録ページを示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明のシステムを実施するための最良の形態を詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態であるSNSポータルシステムの全体構成を示す図である。このSNSポータルシステムは、SNSユーザ同士のマッチングを支援するものである。SNSポータルシステムでは、ビジデス上の関わりを持てるSNSユーザを探したい、という希望をもつ検索者から、検索キーワードを受け取り、複数種類のSNSを巡回して集めた各SNSユーザの投稿情報を基に、各SNSユーザを検索キーワードとの関わりの強い順にランク付けし、SNSユーザの情報をランク順にレイアウトしたWEBページを検索結果として提示する。巡回対象のSNSは以下の5種類である。
a1.フェイスブック(登録商標)(Facebook)(登録商標)
このSNSは、米国で2004年に開始されたサービスである。このSNSは、実名登録制やリアルな友人関係での繋がりを実現することなどを特徴とする。
b1.ツイッター(登録商標)(Twitter)(登録商標)
このSNSは、米国で2006年に開始されたサービスである。このSNSは、140文字以内のシンプルなつぶやきを投稿することなどを特徴とする。
c1.リンクトイン(登録商標)(LinkedIn)(登録商標)
このSNSは、米国で2003年に開始されたサービスである。このSNSは、企業スカウトやビジネスパートナーとの繋がりに特化していていることなどを特徴とする。
d1.グーグルプラス(登録商標)(Google+)(登録商標)
このSNSは、米国で2011年に開始されたサービスである。このSNSは、Facebook(登録商標)やTwitter(登録商標)よりも柔軟に情報の共有範囲を設定できる「サークル」を利用できるようにしたことなどを特徴とする。
e1.ピンタレスト(Pinterest)
このSNSは、米国で2010年に開始されたサービスである。このSNSは、趣味などのテーマ別の画像コレクションをピンボード風の写真として共有できるようにしたことを特徴とする。
図1において、SNSポータルシステムは、端末3、SNSサーバ90、外部クロールサーバ(外部クロール部)20、内部クロールサーバ(内部クロール部)25、インデックスデータベース登録サーバ(インデックスデータベース登録部)30、アルゴリズムWEBサーバ40、及び会員登録サーバ50(会員登録部)を有する。
端末3は、SNSユーザが利用するスマートフォンやパーソナルコンピュータである。スマートフォンやパーソナルコンピュータには、WEBブラウザが実装されている。SNSサーバ90は、先にあげた5種類のSNSの運営主による管理の下に稼働するサーバである。外部クロールサーバ20、内部クロールサーバ25、インデックスデータベース登録サーバ30、アルゴリズムWEBサーバ40、及び会員登録サーバ50は、本実施形態のSNSポータルシステムの運営主による管理の下に稼働するサーバである。
これらのサーバ20、25、30、40、及び50の役割について説明する。会員登録サーバ50は、当該SNSポータルシステムの会員登録に関わる処理を行う。会員登録サーバ50は、会員登録データベースを有する。図2は、会員登録データベースを示す図である。会員登録データベースは、各々が、当該SNSポータルシステムの会員登録を済ませた者(以下、会員登録を済ませている者を適宜「会員SNSユーザ」という)と対応するレコードの集合体である。会員登録データベースにおける一人の会員SNSユーザと対応するレコードは、以下の26個のフィールドを有する。ここで、図2では、簡便のため、一部のフィールドの図示を割愛している。
a2.会員アカウント(ID)
このフィールドは、会員SNSユーザの会員IDを示す。会員IDは、会員登録の手続の完了後に、電子メールにより通知される。
b2.会員アカウント(パスワード)、
このフィールドは、会員SNSユーザの会員パスワードを示す。会員パスワードは、会員登録の完了後に、電子メールにより通知される。
c2.氏名
このフィールドは、会員SNSユーザの氏名を示す。氏名は、新規会員登録ページ(図7)において会員登録を行う者が入力する。
d2.カナ
このフィールドは、会員SNSユーザの氏名のフリガナを示す。氏名は、新規会員登録ページ(図7)において会員登録を行う者が入力する。
e2.性別
このフィールドは、会員SNSユーザの性別(男性又は女性)を示す。性別は、新規会員登録ページ(図7)において会員登録を行う者が入力する。
f2.利用SNS
このフィールドは、会員SNSユーザの利用するSNS(フェイスブック(登録商標)、ツイッター(登録商標)、リンクトイン(登録商標)、グーグルプラス(登録商標)、及びピンタレストのうち少なくとも一種類)を示す。利用SNSは、新規会員登録ページ(図7)において会員登録を行う者が入力する。
g2.会社社名
このフィールドは、会員SNSユーザの所属組織の名称を示す。所属組織名称は、新規会員登録ページ(図7)において会員登録を行う者が入力する。
h2.会社URL
このフィールドは、会員SNSユーザの所属組織のWEBサイトのURL(Uniform Resource Locator)を示す。WEBサイトのURLは、新規会員登録ページ(図7)において会員登録を行う者が入力する。
i2.業種形態
このフィールドは、会員SNSユーザの所属組織の業種形態を示す。業種形態は、新規会員登録ページ(図7)において会員登録を行う者が入力する。
j2.所属部署
このフィールドは、会員SNSユーザの所属組織内における会員SNSユーザの所属部署を示す。所属部署は、新規会員登録ページ(図7)において会員登録を行う者が入力する。
k2.役職
このフィールドは、会員SNSユーザの所属組織内における会員SNSユーザの役職を示す。役職は、新規会員登録ページ(図7)において会員登録を行う者が入力する。
l2.趣味趣向
このフィールドは、会員SNSユーザの趣味趣向にを示す。趣味趣向は、新規会員登録ページ(図7)において会員登録を行う者が入力する。
m2.スポーツ
このフィールドは、会員SNSユーザが関心を持っているスポーツを示す。スポーツは、新規会員登録ページ(図7)において会員登録を行う者が入力する。
n2.タイトル
このフィールドは、会員SNSユーザが自らの紹介文に掲げるタイトルを示す。タイトルは、新規会員登録ページ(図7)において会員登録を行う者が入力する。
o2.紹介文
このフィールドは、会員SNSユーザの紹介文を示す。紹介文は、新規会員登録ページ(図7)において会員登録を行う者が入力する。
p2.キーワード
このフィールドは、会員SNSユーザが、検索結果の上位にランキングされることを望んでいる検索キーワードを示す。キーワードは、新規会員登録ページ(図7)において会員登録を行う者が入力する。
q2.メールアドレス
このフィールドは、会員SNSユーザの電子メールアドレスを示す。電子メールアドレスは、新規会員登録ページ(図7)において会員登録を行う者が入力する。
r2.メルマガ配信
このフィールドは、SNSポータルシステムの運営主が発行するメールマガジンの配信の要否(希望又は不要)を示す。メールマガジンの配信の要否は、新規会員登録ページ(図7)において会員登録を行う者が入力する。
s2.応援メッセージ
このフィールドは、会員SNSユーザに向けて投稿された応援メッセージを示す。応援メッセージは、応援メッセージ投稿ページ(図10)において、会員SNSユーザの知り合いの者が入力する。
t2.評価(アイデア)
このフィールドは、会員SNSユーザのアイデアについて5段階評価で下された評価の平均を示す。アイデアの評価は、応援メッセージ投稿ページ(図10)において、会員SNSユーザの知り合いの者が入力する。
u2.評価(論理的思考)
このフィールドは、会員SNSユーザの論理的思考について5段階評価で下された評価の平均を示す。論理的思考の評価は、応援メッセージ投稿ページ(図10)において、会員SNSユーザの知り合いの者が入力する。
v2.評価(レスポンス)
このフィールドは、会員SNSユーザのレスポンスについて5段階評価で下された評価の平均を示す。レスポンスの評価は、応援メッセージ投稿ページ(図10)において、会員SNSユーザの知り合いの者が入力する。
w2.評価(本質思考)
このフィールドは、会員SNSユーザの本質思考について5段階評価で下された評価の平均を示す。本質思考の評価は、応援メッセージ投稿ページ(図10)において、会員SNSユーザの知り合いの者が入力する。
x2.評価(ナレッジ)
このフィールドは、会員SNSユーザのナレッジについて5段階評価で下された評価の平均を示す。ナレッジの評価は、応援メッセージ投稿ページ(図10)において、会員SNSユーザの知り合いの者が入力する。
y2.SNSアカウント(ID)
このフィールドは、会員SNSユーザがアカウントを有する1又は複数のSNSの各々のログインIDを示す。SNSのログインIDは、新規会員登録ページ(図7)における会員登録のときに、端末3のブラウザから会員登録サーバ50に引き渡される。
z2.SNSアカウント(パスワード)
このフィールドは、会員SNSユーザがアカウントを有する1又は複数のSNSの各々のログインパスワードを示す。SNSのログインパスワードは、新規会員登録ページ(図7)における会員登録のときに、端末3のブラウザから会員登録サーバ50に引き渡される。
会員登録サーバ50は、会員登録を求めるSNSユーザの端末3に会員登録ページ(図7)のWEBページデータ(会員登録ページの構造をマークアップ言語により記述したデータ)HTM4を送信し、当該SNSユーザが会員登録ページにおいて入力した情報、及び当該SNSユーザがアカウントを有する1又は複数のSNSのアカウント情報(ID及びパスワード)を受信し、受信した情報を会員情報として会員登録データベースに格納する。
また、会員登録サーバ50は、応援メッセージの投稿を依頼された会員SNSユーザの端末3に応援メッセージ投稿ページ(図10)のWEBページデータ(応援メッセージ投稿ページの構造をマークアップ言語により記述したデータ)HTM8を送信し、当該会員SNSユーザが応援メッセージ投稿ページにおいて入力した情報を受信し、受信した情報を応援メッセージの依頼主の会員SNSユーザの応援メッセージ情報として会員登録データベースに格納する。
図1において、内部クロールサーバ25は、会員SNSユーザのSNSの投稿情報の収集に関わる処理を行う。内部クロールサーバ25は、SNSを巡回し、巡回先のSNSに会員登録データベース内の会員SNSユーザのアカウント情報を含むリクエストREQINを送信し、SNSにおいて会員SNSユーザが公開に制限をかけている投稿情報と公開に制限をかけていない投稿情報とを取得し、取得した投稿情報をインデックスデータベース登録サーバ30に引き渡す。
外部クロールサーバ20は、会員SNSユーザでないSNSユーザのSNSの投稿情報の収集に関わる処理を行う。外部クロールサーバ20は、SNSを巡回し、巡回先のSNSに会員登録データベース内のアカウント情報を含まないリクエストREQOUTを送信し、SNSにおいてSNSユーザが公開に制限をかけていない投稿情報だけを取得し、取得した投稿情報をインデックスデータベース登録サーバ30に引き渡す。
インデックスデータベース登録サーバ30は、インデクシングに関わる処理を行う。インデックスデータベース登録サーバ30は、インデックスデータベースを有する。図3は、インデックスデータベースを示す図である。インデックスデータベースは、ドキュメントファイルと転置ファイルとを有する。ドキュメントファイルには、外部クロールサーバ20及び内部クロールサーバ25のクロールにより得られた情報が記述される。転置ファイルには、ドキュメントファイル内の形態素の記述位置や属性を示すコードが記述される。
図1において、アルゴリズムWEBサーバ40は、インデックスデータベース内の情報の検索に関わる処理を行う。アルゴリズムWEBサーバ40は、SNSユーザの端末3から、検索キーワードを含むリクエストREQ10を受信し、受信したリクエストREQ10内の検索キーワードを基にインデックスデータベースを検索し、インデックスデータベース内の各SNSユーザの投稿情報を解析し、この解析結果に基づいて、SNSユーザを検索キーワードとの関連が強い順にランク付けし、SNSユーザの情報をランク順に配した検索結果ページのWEBページデータHTM10を検索キーワードを含むリクエストREQ10の送信元に送信する。
次に、本実施形態の動作を説明する。図4は、実施形態のSNSポータルシステムを構成する装置間のデータの送受信の様子を示す図である。SNSポータルシステムの検索サービスは、会員SNSユーザとそうでないSNSユーザのいずれでも利用できる。SNSユーザは、SNSポータルシステムを利用するときは、自らの端末3のブラウザを立ち上げ、SNSポータルシステムのポータルWEBサイトの閲覧を指示する操作を行う。端末3は、この操作が行われると、ポータルWEBサイトのURLを含むリクエストREQ1をインターネットに送信する。
アルゴリズムWEBサーバ40は、リクエストREQ1を受信すると、ポータルWEBサイトのWEBページデータHTM1をリクエストREQ1の送信元の端末3に送信する。端末3は、ポータルWEBサイトのWEBページデータHTM1を受信すると、ポータルWEBサイトを表示する。
図5は、ポータルWEBサイトを示す図である。ポータルWEBサイトの中央には、SNSポータルシステムが提供するサービスの愛称である「Peocom」の文字が表示されている。文字の下には、キーワード入力欄109と検索ボタン110とがある。キーワード入力欄109の下には、「検索対象を絞る」の文字と5つのラジオボタン111、112、113、114、及び115がある。ラジオボタン111は、検索対象にフェイスブック(登録商標)の投稿情報を含めるか否かを設定するためのものである。ラジオボタン112は、検索対象にツイッター(登録商標)の投稿情報を含めるか否かを設定するためのものである。ラジオボタン113は、検索対象にリンクトイン(登録商標)の投稿情報を含めるか否かを設定するためのものである。ラジオボタン114は、検索対象にグーグルプラス(登録商標)の投稿情報を含めるか否かを設定するためのものである。ラジオボタン115は、検索対象にピンタレストの投稿情報を含めるか否かを設定するためのものである。ポータルWEBサイトの右上隅には、SNSユーザは、「会員ログイン」の文字が表示されている。
ポータルWEBサイトにおいて、SNSユーザは、キーワード入力欄109に所望の検索キーワードを入力して検索ボタン110を選択する操作である検索操作を行う。SNSユーザは、会員ログインから会員ログインページに進んでログインの操作を行い、会員SNSユーザとして検索操作を行ってもよいし、ログインをせずに検索操作を行ってもよい。
端末3は、会員ログインが選択されると、ログインページのURLを含むリクエストREQ2をインターネットに送信する。アルゴリズムWEBサーバ40は、リクエストREQ2を受信すると、ログインページのWEBページデータHTM2をリクエストREQ2の送信元の端末3に送信する。端末3は、ログインページのWEBページデータHTM2を受信すると、ログインページを表示する。
図6は、ログインページを示す図である。ログインページには、ID入力欄117と、パスワード入力欄118がある。入力欄118の下には、ログインボタン119がある。その下には、「新規会員登録はこちらから」の文字が表示されている。SNSユーザは、会員登録が未だ済んでいない場合は、「新規会員登録はこちらから」を選択する操作を行う。SNSユーザは、会員登録が済んでいる場合は、会員登録時に発行された自らの会員ID及び会員パスワードを入力欄117及び118に入力し、ログインボタン119を選択する操作を行う。
端末3は、「新規会員登録はこちらから」を選択する操作が行われると、新規会員登録ページのURLを含むリクエストREQ3をインターネットに送信する。会員登録サーバ50は、リクエストREQ3を受信すると、新規会員登録ページのWEBページデータHTM3をリクエストREQ3の送信元の端末3に送信する。端末3は、新規会員登録ページのWEBページデータHTM3を受信すると、新規会員登録ページを表示する。
図7は、新規会員登録ページを示す図である。新規会員登録ページには、氏名入力欄121、カナ入力欄122、性別入力欄123、利用SNS入力欄124、会社社名入力欄125、会社URL入力欄126、業種業態入力欄127、所属部署入力欄128、役職入力欄129、趣味趣向入力欄130、スポーツ入力欄131、あなたのタイトル入力欄132、あなたの紹介文入力欄133、あなたの検索キーワード入力欄134、メールアドレス入力欄135、及びメルマガ配信希望入力欄136がある。その下には、登録ボタン137がある。SNSユーザは、入力欄121、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、及び135に自身の情報を入力するとともに、メルマガ配信希望入力欄136の希望及び不要のいずれかを選択し、登録ボタン137を選択する操作を行う。端末3は、登録ボタン137が選択されると、ブラウザに登録されているSNSのアカウント情報(SNSのID及びパスワード)と、入力欄121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132、133、134、及び135内の入力情報と、メルマガ配信希望入力欄136の選択項目を示す情報とを含むリクエストREQ4をインターネットに送信する。
会員登録サーバ50は、リクエストREQ4を受信すると、リクエストREQ4内の情報を取り出すとともに、新規な会員ID及び会員パスワードを発行する。会員登録サーバ50は、リクエストREQ4内の情報と、会員ID及び会員パスワードとを格納したレコードを会員登録データベースに追加する。会員登録サーバ50は、リクエストREQ4内から取り出した情報を基に、登録完了メール(電子メールアドレス入力欄135に入力された電子メールアドレスを宛先とし、本文に「登録が完了しました。会員IDと会員パスワードをお知らせします。」というメッセージと、新規な会員ID及び会員パスワードとを記したメール)を送信する。また、会員登録サーバ50は、登録完了ページのWEBページデータHTM4をリクエストREQ4の送信元の端末3に送信する。端末3は、登録完了ページのWEBページデータHTM4を受信すると、登録完了ページを表示する。
端末3は、図6のログインページのログインボタン119を選択する操作が行われると、ID入力欄117及びパスワード入力欄118に入力された会員ID及び会員パスワードを含むリクエストREQ5をインターネットに送信する。
会員登録サーバ50は、リクエストREQ5を受信すると、リクエストREQ5内のID及びパスワードを取り出し、このID及びパスワードを検索キーとして会員登録データベースを検索し、検索したレコード内の情報に基づいて、会員登録情報ページのWEBページデータHTM5を生成し、生成したWEBページデータHTM5をリクエストREQ5の送信元の端末3に送信する。端末3は、会員登録情報ページのWEBページデータHTM5を受信すると、会員登録情報ページを表示する。
図8は、会員登録情報ページを示す図である。会員登録情報ページには、会員登録データベース内の登録情報を纏めた表が表示されている。この表は、氏名(図8の例では、「山田一郎」)、カナ(図8の例では、「ヤマダイチロウ」)、性別(図8の例では、「男性」)、利用SNS(図8の例では、Facebook(登録商標)、Twitter(登録商標)、LinkedIn)、会社社名(図8の例では、株式会社○○○○)、業種業態(図8の例では、IT/WEBサービス)、所属部署(図8の例では、役員)、役職(図8の例では、代表取締役)、趣味趣向(図8の例では、ドライブ、旅行、外食、映画鑑賞)、スポーツ(図8の例では、サッカー、ビリヤード)、タイトル(図8の例では、株式会社○○○○)、紹介文(図8の例では、株式会社○○○○の代表取締役です。)、キーワード(図8の例では、東京、次号企画、マーケティング、ITコンサルタント)、メールアドレス(図8の例では、XXXXXXX@aaaaaaa.com)、メルマガ配信(図8の例では、希望)の情報を含んでいる。
また、表の下には、「知り合いに応援メッセージの投稿を依頼する」の文字が表示されている。会員SNSユーザは、自身の知り合いに応援メッセージの投稿を依頼したい場合は、「知り合いに応援メッセージの投稿を依頼する」のボタンを選択する。端末3は、「知り合いに応援メッセージの投稿を依頼する」のボタンが選択されると、応援メッセージ投稿依頼ページのURLを含むリクエストREQ6をインターネットに送信する。
会員登録サーバ50は、リクエストREQ6を受信すると、応援メッセージ投稿依頼ページのWEBページデータHTM6をリクエストREQ6の送信元の端末3に送信する。端末3は、応援メッセージ投稿依頼ページのWEBページデータHTM6を受信すると、応援メッセージ投稿依頼ページを表示する。
図9は、応援メッセージ投稿依頼ページを示す図である。応援メッセージ投稿依頼ページには、「応援メッセージの投稿を依頼する知り合いの氏名を入力してください」という文字が表示されている。その下には、依頼相手入力欄141がある。その下には、依頼ボタン142がある。会員SNSユーザは、依頼相手入力欄141に、応援メッセージの投稿を依頼する相手の氏名を入力し、依頼ボタン142を選択する操作を行う。この操作が行われると、端末3は、依頼相手入力欄141内の情報と、依頼主のSNSユーザのIDとを含むリクエストREQ7をインターネットに送信する。
会員登録サーバ50は、リクエストREQ7を受信すると、リクエストREQ7内の依頼相手の氏名の情報を取り出し、この氏名を検索キーとして会員登録データベースを検索し、検索したレコード内の情報に基づいて、応援メッセージ依頼メール(依頼相手入力欄141に入力された会員SNSユーザの電子メールアドレスを宛先とし、本文に「あなたに応援メッセージの投稿の依頼が来ました。下記のURLから応援メッセージ投稿ページに進んで投稿してください。」というメッセージと、応援メッセージ投稿ページのURLとを記したメール)を送信する。
依頼相手の会員SNSユーザの端末3は、応援メッセージ依頼メールを受信する。依頼相手の会員SNSユーザが、メール内のURLを選択する操作を行うと、依頼相手の会員SNSユーザの端末3は、応援メッセージ投稿ページのURLを含むリクエストREQ8をインターネットに送信する。会員登録サーバ50は、リクエストREQ8を受信すると、応援メッセージ投稿ページのWEBページデータHTM8をリクエストREQ8の送信元の端末3に送信する。端末3は、応援メッセージ投稿ページのWEBページデータHTM8を受信すると、応援メッセージ投稿ページを表示する。
図10は、応援メッセージ投稿ページを示す図である。応援メッセージ投稿ページには、応援メッセージの投稿の依頼主の氏名(図10の例では山田一郎)、「への応援メッセージを入力してください」という文字、応援メッセージ入力欄144、「アイデア、論理的思考、レスポンス、本質思考、ナレッジの評価をして下さい。」の文字、アイデア評価欄144、論理的思考評価欄145、レスポンス評価欄146、本質思考評価欄147、ナレッジ評価欄148、及び送信ボタン149がある。依頼相手の会員SNSユーザは、依頼主の会員SNSユーザに宛てた応援メッセージを応援メッセージ入力欄143に入力し、評価欄に1〜5の何れかの評価値を入力し、送信ボタン149を選択する操作を行う。この操作が行われると、端末3は、応援メッセージ入力欄143内の情報と評価欄144、145、146、147、及び148内の評価値とを含むリクエストREQ9をインターネットに送信する。会員登録サーバ50は、リクエストREQ9を受信すると、依頼主の氏名又は会員IDを検索キーとして会員登録データベースを検索し、検索したレコードにリクエストREQ9内の情報を格納する。
図5のポータルWEBサイトにおいて、SNSユーザが検索操作(キーワード入力欄109に所望の検索キーワードを入力して検索ボタン110を選択する操作)を行うと、端末3は、キーワード入力欄109内の検索キーワードを含むリクエストREQ10をインターネットに送信する。
アルゴリズムWEBサーバ40は、リクエストREQ10を受信すると、検索処理を行う。検索処理では、アルゴリズムWEBサーバ40は、SNSユーザ毎に、当該SNSユーザの投稿情報と検索キーワードとの関連の強さを示すマッチングポイントを算出し、各SNSユーザをマッチングポイントの高い順にランキングする。マッチングポイントの算出では、SNSユーザの各々について、インデックスデータベース内の当該SNSユーザの投稿情報及び会員登録データベース内の当該SNSユーザの会員情報を基に、以下の算出式(1)の値P、P、P、P、P、P、及びPを求め、求めた値P、P、P、P、P、P、及びPを式(1)に代入することに得られる値PPをマッチングポイントとする。
PP=P×K+P×K+P×K+P×K+P×K+P×K+P×K・・・(1)
上記式(1)におけるK、K、K、K、K、K、及びKは、予め設定された重み付け係数である。これらの重み付け係数の大小関係は、K=K>K>K=K>K=Kになっている。
より詳細にすると、各SNSユーザについて、アルゴリズムWEBサーバ40は、インデックスデータベース内の当該SNSユーザの投稿情報内における検索キーワードを含む全ての投稿の投稿日時を確認し、検索キーワードを含む投稿の最新の投稿時刻とその前の投稿時刻との間隔を、検索キーワードを含む情報の更新の頻度とし、この更新の頻度を上記式(1)の値Pとして代入する。
アルゴリズムWEBサーバ40は、インデックスデータベース内の当該SNSユーザの投稿情報内における検索キーワードを含む全ての投稿の文字数をカウントし、カウントした文字数の合計を検索キーワードを含む情報の多さとし、この情報量の多さを上記式(1)の値Pとして代入する。
アルゴリズムWEBサーバ40は、インデックスデータベース内の当該SNSユーザの投稿情報における各SNSのプロフィール情報から、当該SNSユーザと繋がりをもつ他のSNSユーザの数(例えば、フェイスブック(登録商標)であれば友達の数、ツイッター(登録商標)であればフォロワーの数)を求め、この繋がりをもつ他のSNSユーザの数を上記式(1)の値Pとして代入する。
アルゴリズムWEBサーバ40は、インデックスデータベース内の当該SNSユーザの投稿情報内における当該SNSユーザの投稿に対するリアクションの数(例えば、フェイスブック(登録商標)であれば「いいね」及び「シェア」の数、ツイッター(登録商標)であれば、「いいね」の数)を求め、このリアクションの数を上記式(1)の値Pとして代入する。
アルゴリズムWEBサーバ40は、インデックスデータベース内の当該SNSユーザの投稿情報内における当該SNSユーザに対する他のSNSユーザからの投稿の数(例えば、フェイスブック(登録商標)であれば、当該SNSユーザの投稿のコメント欄への他のSNSユーザの投稿の数、ツイッター(登録商標)であれば、リツイートの数)を求め、この他のSNSユーザからの投稿の数を上記式(1)の値Pとして代入する。
アルゴリズムWEBサーバ40は、会員登録データベース内における当該SNSユーザに宛てて投稿された応援メッセージの数(当該SNSユーザのレコードにおけるの応援メッセージのフィールドの全メッセージの合計数)を求め、この応援メッセージの数を上記式(1)の値Pとして代入する。
アルゴリズムWEBサーバ40は、会員登録データベース内における当該SNSユーザのアイデアの評価値(当該SNSユーザのレコードにおける評価(アイデア)のフィールドの全ての評価値)、論理的思考の評価値(当該SNSユーザのレコードにおける評価(論理的思考)のフィールドの全ての評価値))、レスポンスの評価値(当該SNSユーザのレコードにおける評価(レスポンス)のフィールドの全ての評価値))、本質思考の評価値(当該SNSユーザのレコードにおける評価(本質思考)のフィールドの全ての評価値))、及びナレッジの評価値(当該SNSユーザのレコードにおける評価(ナレッジ)のフィールドの全ての評価値)の平均である総合評価平均値を求め、この総合評価平均値を上記式(1)の値Pとして代入する。
アルゴリズムWEBサーバ40は、以上の手順により、各SNSユーザのマッチングポイントを算出し、SNSユーザの情報をランキング順に配した検索結果ページのWEBページデータHTM10を生成し、このWEBページデータHTM10をリクエストREQ10の送信元の端末3に送信する。端末3は、検索結果ページのWEBページデータHTM10を受信すると、検索結果ページを表示する。
図11は、検索結果ページを示す図である。検索結果ページの上段には、キーワード入力欄159と検索ボタン160がある。キーワード入力欄159内には、今回の検索の検索キーワード(図11の例では、東京 WEB制作)が表示される。キーワード入力欄159の下には、5つのラジオボタン161、162、163、164、及び165がある。5つのラジオボタン161、162、163、164、及び165の役割はポータルWEBページ(図5)の5つのラジオボタン111、112、113、114、及び115のそれと同じである。
5つのラジオボタン161、162、163、164、及び165の下には、SNSユーザのプロフィール情報が、第1段(1位〜4位)→第2段(5位〜8位)→第3段(9位〜12位)…というように4人1段ずつのずランキング順に配されている。SNSユーザのプロフィール情報は、当該SNSユーザの写真、会社社名(図11の1位の例では、株式会社▼▼▼▼)、役職(図11の1位の例では、代表取締役)、氏名(図11の1位の例では、鈴木正)、利用SNS(図11の1位の例では、フェイスブック(登録商標)、ツイッター(登録商標)、リンクトイン(登録商標)、ピンタレスト)、会員紹介ページのURL、紹介文(図11の1位の例では、株式会社▼▼▼▼を経営しています。)、及び総合評価平均値を示す星形のインジケータ(図11の1位の例では、総合評価平均値が5段階評価の3であることを示す「★★★☆☆」)からなる。
SNSユーザは、検索結果ページを参照し、プロフィールの詳細を知りたいSNSユーザがある場合は、そのSNSユーザの会員紹介ページのURLを選択する操作を行う。この操作が行われると、端末3は、選択されたSNSユーザの会員IDと会員紹介ページのURLとを含むリクエストREQ11をインターネットに送信する。会員登録サーバ50は、リクエストREQ11を受信すると、リクエストREQ11内のIDを検索キーとして会員登録データベースを検索し、会員登録データベースから検索した会員情報を基に、会員紹介ページのWEBページデータHTM11を生成し、このWEBページデータHTM11をリクエストREQ11の送信元の端末3に送信する。端末3は、検索結果ページのWEBページデータHTM11を受信すると、会員紹介ページを表示する。
図12は、会員紹介ページを示す図である。会員紹介ページの上段左側には、登録情報表示欄がある。その下には、応援コメント表示欄がある。上段右側には、レーダーチャート表示欄がある。
登録情報表示欄には、会員SNSユーザの氏名(図12の例では、鈴木正)、性別(図7の例では「男性」)、利用SNS(図12の例では、Facebook、Twitter、LinkedIn)、会社社名(図12の例では、株式会社▼▼▼▼)、所属部署(図12の例では、役員)、趣味趣向(図12の例では、温泉、海外旅行)、業種業態(図12の例では、WEB制作)、役職(図12の例では、代表取締役)、スポーツ(図12の例では、サーフィン)の各情報が表示される。
応援コメント表示欄には、応援メッセージ(会員登録データベースの当該会員SNSユーザのレコードにおける「応援メッセージ」のフィールドの全メッセージ)が表示される。
レーダーチャート表示欄には、レーダーチャートが表示される。レーダーチャートは、会員登録データベース内における当該SNSユーザのアイデアの評価平均値(当該SNSユーザのレコードにおける評価(アイデア)のフィールドの全ての評価値の平均)、論理的思考の評価平均値(当該SNSユーザのレコードにおける評価(論理的思考)のフィールドの全ての評価値の平均))、レスポンスの評価平均値(当該SNSユーザのレコードにおける評価(レスポンス)のフィールドの全ての評価値の平均))、本質思考の評価平均値(当該SNSユーザのレコードにおける評価(本質思考)のフィールドの全ての評価値の平均))、及びナレッジの評価平均値(当該SNSユーザのレコードにおける評価(ナレッジ)のフィールドの全ての評価値の平均)を、正五角形の中心と5つの頂点の間のスケール(中心が1で頂点が5)上にプロットし、5つのプロット点の内側を着色したものである。
レーダーチャート表示欄におけるレーダーチャートの下には、アイデアの評価平均値(図12の例では、5.00)、論理的思考の評価平均値(図12の例では、3.04)、レスポンスの評価平均値(図12の例では、2.20)、本質思考の評価平均値(図12の例では、5.00)、ナレッジの評価平均値(図12の例では、2.20)、及び総合評価平均値(図12の例では、3.04)が表示される。
以上が、本実施形態の詳細である。本実施形態によると、次の効果が得られる。
第1に、検索者から検索キーワードを受け取り、複数種類のSNSを巡回して集めた各SNSユーザの投稿情報を基に、各SNSユーザを検索キーワードとの関わりの強い順にランク付けし、SNSユーザの情報をランク順にレイアウトしたWEBページを検索結果として提示する。よって、本実施形態によると、数あるSNSを集約した情報を頼りにして人を探したい、というニーズを満足させる検索サービスを提供することができる。
第2に、本実施形態では、外部クロールサーバ20と内部クロールサーバ25の2つのクロールサーバがある。外部クロールサーバ20は、SNSの投稿情報のうち投稿主のSNSユーザによる公開の制限がかかっていないものだけを収集し、内部クロールサーバ25は、SNSの投稿情報であって投稿主のSNSユーザによる公開の制限がかけられていないものとかかっているものを収集する。よって、本実施形態によると、検索者に対して、ビジネス上のつながりを持つのに相応しいか否かに関わる良質な判断材料を提供することができる。
第3に、本実施形態では、SNSユーザのマッチングポイントによりSNSユーザのランク付けを行うようになっており、このマッチングポイントの算出式(1)は、インデックスデータベース内の当該SNSユーザの投稿情報及び会員登録データベース内の当該SNSユーザの会員情報から求めた値P、P、P、P、P、P、及びPと重み付け係数K、K、K、K、K、K、及びKを積和演算するものとなっている。これらの値P、P、P、P、P、P、及びPのうちP、及びPは会員SNSユーザだけが得られるもの(応援メッセージと総合評価平均値)である。よって、本実施形態のランク付けの手順の下では、会員登録を済ませた会員SNSユーザのほうがそうでないSNSユーザに比べて検索結果が上位になり易い。従って、本実施形態によると、より多くのSNSユーザの会員登録を促すことができる。
第4に、本実施形態では、算出式(1)における重み付け係数K、K、K、K、K、K、及びKの大小関係が、K=K>K>K=K>K=Kになっている。よって、マッチングポイントにおける検索キーワードを含む情報の更新の頻度や情報の多さの寄与度が高くなり、応援メッセージと総合評価平均値の寄与度が低くなる。従って、本実施形態によると、より良質な検索結果を提供することができる。
<第2実施形態>
図13は、本発明の第2実施形態であるSNSポータルシステムの全体構成を示す図である。図13の中央に描いた横に長い楕円は、インターネット網を示す。インターネット上に接続されたポータルサーバ10、外部クロールサーバ(外部クロール部)20、内部クロールサーバ(内部クロール部)25、インデックスデータベース登録サーバ(インデックスデータベース登録部)30、アルゴリズムWEBサーバ40、会員登録サーバ(会員登録部)50、広告管理サーバ(広告管理部)60とから、本発明の第2実施形態のSNSポータルシステムは、構成されている。ここで、サーバは、サーバコンピュータを意味する。サーバは、CPU(中央処理装置)、メモリ、ハードディスクドライブなどから構成される。
○○部と表現したのは、サーバを構成するCPU(中央処理装置)が、必要なコンピュータプログラムを読み込んで、当該機能を果たす状態を指すものである。コンピュータプログラムの部品であると見ることもできるが、ハードウェア資源であるCPUが機能を果たすことに着目すれば、物の発明の構成要素である。複数のサーバの機能を、一つのサーバコンピュータでまかなうことも可能である。したがって、○○部と表現するシステムの複数の部分を一つのサーバコンピュータでまかなうことも可能である。
図13で、SNS90、…、SNS99と表示しているのは、SNSのサイトを構成するコンピュータを示している。たとえば、SNS90は、たとえば、フェイスブック(登録商標)である。また、SNS99は、たとえば、リンクトイン(登録商標)である。
図13で、SNS90からSNS99までの符号があることから、10個のSNSの存在を示唆するかに思われるが、2以上の数であればよく、理論的には、数十個のSNSであってもよい。また、図13では、それぞれのSNSが1個のサーバからなるように描いてあるが、代表するサーバのみを示したものであって、一つ一つのSNSが複数のサーバからなってもよい。また、複数の国にまたがっておかれたサーバが、連携して機能するように構成されていてもよい。
また、本発明において、記事投稿者が自己の名前で情報発信をすることが可能なサイトであって、他の会員がそれに対して、「いいね」などの評価や、「コメント」などを書き込めるようにできたものをSNSとしてとらえる。たとえば、動画投稿サイトであるYouTube(登録商標)もまた、動画を投稿することができ、それに対する会員の評価を受けることが可能であるので、SNSの一つとして扱う。
さらに、アメーバブログ(登録商標)、グーグルプラス(登録商標)などの、各種ブログもまた、同様の機能を有するので、SNSとして扱う。
図13に描くスマートフォン1は、i−phone(登録商標)や、アンドロイドスマホなどである。図13に描くパーソナルコンピュータ2は、デスクトップコンピュータ、ノートブックコンピュータ、タブレットコンピュータなどの個人ユーザが用いるコンピュータであり、インターネットに接続できるものであって、ブラウザ(WEB閲覧装置)を備えている。
有能、有用な記事投稿者を見つけ出す目的で、スマホ1またはパソコン2を用いて、SNS90…SNS99にアクセスする検索ユーザは、インターネット上に接続されたポータルサーバ10、外部クロールサーバ20、内部クロールサーバ25、インデックスデータベース登録サーバ30、アルゴリズムWEBサーバ40、会員登録サーバ50、広告管理サーバ60とが連携して構成するSNSポータルシステムが仮に存在しないとすると、検索ユーザ自らが一つ一つのSNSにアクセスし(必要があればログインして)、記事投稿者の候補をいくつも見つけ出す。そして、それらの間で異なるハンドルネームを用いる同一人物を同定する作業や、異なるSNSの間で、「いいね」の数、「コメント」の数をどのようにして、統合的に評価するかについて、自分で考える必要がある。
本発明のSNSポータルシステム(インターネット上に接続されたポータルサーバ10、外部クロールサーバ20、内部クロールサーバ25、インデックスデータベース登録サーバ30、アルゴリズムWEBサーバ40、会員登録サーバ50、広告管理サーバ60とが連携して構成するシステム)が、機能することによって、検索ユーザは、複数SNSに対して、統合的に検索をかけて、ハンドルネームの不一致の問題を乗り越えて記事投稿者を同定し、評価をして、ランキング順に検索結果を得ることが可能となる。
ポータルサーバ10は、本発明のSNSポータルシステムの入口として、検索ユーザ(本システムの会員登録をするかしないかにかかわらずに、本システムを利用して検索をするユーザ)に対して、検索画面を表示し、当該検索ユーザが検索キーワードを入力して、本システムが検索をし、検索結果を記事投稿者のリストとしてランキング順に表示するサーバである。
外部クロールサーバ20は、SNSが外部に公開している情報(外部情報)を収集するクローラとして機能するサーバである。ここで、クローラは、スパイダー(くも)と呼ばれることもあるものであり、WEB(くもの巣)をはいまわって情報を収集する装置である。WEB上のリンクをつぎつぎとたどって、情報を収集する。
外部情報、すなわち、外部クローラで収集するSNS情報は、たとえば、フェイスブック(登録商標)の場合には、一般に「名前、自己紹介文、好きなことば、お気に入り、居住地、出身地、職歴、ウェブサイト(URL)、公開写真」などである。もっとも、これらの一つ一つの情報は、当該アカウントを有する本人が、公開する範囲を「一般、友達、友達の友達、自分のみ」などのなかから、選んで設定可能となっている。
Twitter(登録商標)の場合には、「ニックネーム、自己紹介文、登録日、ツイート数、フォロー数、フォロワー数、いいね数、ツィート」が外部情報である。
リンクトイン(登録商標)の場合は、「名前、職業、学歴、現職、自己紹介文」が外部情報である。アメーバブログ(登録商標)の場合は、「すべてのテキスト、画像、リンク」が外部情報である。外部クロールサーバ20は、当該検索ユーザのために、外部情報についての情報収集(クロール)をし続ける。当該検索ユーザのために、という意味は、当該検索ユーザが入力した検索キーワードに基づいて、という意味でもある。当該検索ユーザが検索することは、一度に限らず、同様のキーワードで繰り返し検索する傾向があるので、次の検索時に役立つように、外部クロールサーバ20は、情報収集を続ける。
内部クロールサーバ25は、検索ユーザが当該SNSにログインすることでアクセス可能となる当該SNSの記事内容、投稿者のプロフィールを含む情報(内部情報)を収集するクローラとして機能するサーバである。
内部情報を収集する内部クローラは、SNS内のすべてのテキスト、画像、リンクを収集可能である。たとえば、フェイスブック(登録商標)における友達・いいねの数、フォロワー数、写真・動画が内部情報にあたる。
内部クロールを可能にするには、検索ユーザが、本SNSポータルシステムの会員登録画面でSNSログインをチェックすること(および当該検索ユーザが、当該SNSに当該コンピュータを用いて、常にログインしている状態を保持していること)による。当該検索ユーザが、SNSログインをし、本SNSポータルシステムにもログインしている状態を保持している限り、内部クロールサーバ25は、当該検索ユーザのために、クロール(情報収集)を続ける。
内部クロールサーバ25は、二重の意味で、「当該検索ユーザのために」情報収集を実行する。第一に、外部クロールと同様に、当該検索ユーザが入力した検索キーワードに基づいて、クロールするという意味である。第二に、当該検索ユーザがSNSログインした当該SNSについて内部情報を収集するという意味合いにおいても、当該検索ユーザのための内部クロールを続ける。この内部クロールは、本SNSポータルシステムへのログイン、当該SNSへのログインのいずれかが断絶されるまで続く。双方のログインが再開したときに、また再開する。
インデックスデータベース登録サーバ30は、外部クロールサーバ20及び内部クロールサーバ25が収集した情報をインデックスに整理してデータベースに登録するサーバである。検索キーワード及びそれを入力した検索ユーザとの関連付けがなされた上で、当該インデックスデータベースは、管理される。ここで、インデックスとは、テーブルに格納されているデータを高速に取り出す為の仕組みを意味する。インデックスを適切に使用することによってSQL文の応答時間が劇的に改善される。
同一のWEBページであっても、クロール部(クローラ)が繰り返し訪れることで、より深い情報、より詳しい情報を収集する。したがって、外部クロールサーバ20、内部クロールサーバ25が繰り返しクロールを実行することで、インデックスデータベース登録サーバ30の内容は、より充実し、正確さを増す。
インデックスデータベースでは、複数SNSで異なるハンドルネームを用いる記事投稿者であっても、同一人物がいる場合に、それらを統合する機能をもつことが望ましい。たとえば、山田太郎という同姓同名の人が、20人いるとしたら、山田太郎1、山田太郎2、山田太郎3、…、山田太郎20というように、同定する。その機能を果たす記事投稿者統合部が、インデックス登録サーバ30とともに、あるいは、その一部として設けられる。すなわち、記事投稿者統合部は、インデックスデータベースを参照して、記事投稿者のプロフィールについての情報のうち、生年月日、出身地、住所、出身校、本人画像、友人を含む関連するSNS情報を解析して、異なるSNSにまたがって投稿する同一人物を同定して登録する機能を実現する。
記事投稿者統合部が同定した記事投稿者の一人一人について、複数SNSにまたがったランク付けをする記事投稿者ランク付け部がさらに設けられて、ランク付けがなされる。このランク付けは、たとえば、人物評価点数(People Point)=ネットポイント(NetPoint)×リアルポイント(RealPoint)で定められる。ネットポイントは、SNSスクロールによる評価であり、情報の更新頻度、情報の量の多さ、友達・フォロワーの数、コメント・ツィート数、いいね・シェア数、など、を加味して求められる。リアルポイントは、本SNSポータルシステムの会員がリアルな友達として書き込んだ応援コメント、トン立ちのジャンル別5段階評価(レーダーチャートによる、アイデア、レスポンス、本質的思考、ナレッジ、親切さ、スキル)などを加味して求められる。
人物評価点数(PeoplePoint)=ネットポイント(NetPoint)+リアルポイント(RealPoint)というように、掛け算でなく、足し算としてもよい。
アルゴリズムWEBサーバ40は、検索ユーザが決めた検索キーワードに基づいて、インデックスデータベースにアクセスして、情報を抽出し、検索結果を記事投稿者統合部により同定された記事投稿者のリストとして、記事投稿者ランク付け部のランク順に表示するサーバである。
会員登録サーバ50は、検索ユーザに対して、当該SNSポータル(システム)への会員登録を促し、登録した会員に対しては、検索キーワード、検索会員と紐付けた状態で、インデックスデータベースを管理できるようにする。
また、検索ユーザのみならず、記事投稿者(検索結果でリスト表示される対象となる者)に対しても会員登録を促し、登録した会員に対しては、プロフィールの編集や、広告の出稿などを可能にする。
記事投稿者が検索結果でリスト表示されるためには、必ずしも、記事投稿者自身がSNSポータルシステムの会員登録をする必要はない。記事投稿者は、SNSポータルシステムの会員登録をして記事投稿者会員となることによって、プロフィール編集や、広告の出稿などに積極的にかかわることが可能になる。
広告管理サーバ60は、記事投稿会員が、検索キーワードとの関係で、広告を出稿することを受け付ける広告受付部と、検索結果の表示ページの一部に、記事投稿会員のプロフィールを表示する広告を表示する広告表示部とを有し、記事投稿会員が、検索上位にならない場合であっても、広告費用を出費することで、検索表示結果画面の見やすい場所に広告を表示することを管理するサーバである。
以上、6つのサーバに分けて説明したが、説明の便宜のためであって、マシンの数を適宜調整すること、役割分担の調整をすることは可能である。
他の○○部、すなわち、検索キーワード受領部、ブラウザ履歴参照部、検索ユーザ利用SNS情報取得部、SNSログイン促進部、記事投稿者ランク付け部、会員登録部、などは、それぞれ、ポータルサーバ10、内部クロールサーバ25、インデックスデータベース登録サーバ30、アルゴリズムWEBサーバ40、会員登録サーバ50などのうちの、適切なサーバ内の一部として設けられる。
図14は、複数のサーバからなる本発明のSNSポータルシステムを一体的に見てその処理の流れを概略的に示すフロー図である。検索ユーザがSNSポータルシステムにアクセスして、検索キーワードを入力し、検索実行ボタンをクリックすると、まず、SNS90(たとえば、フェイスブック(登録商標))の外部クロールを実行する(ステップ201)。外部クロールは、前述したように、公開されている情報(外部情報)にアクセスして情報を収集するものである。次に、検索ユーザが当該SNS90(ここでは、フェイスブック(登録商標))の会員かどうかを調べる(ステップ203)。たとえば、検索ユーザが使用しているブラウザの履歴を参照して、フェイスブック(登録商標)へのアクセス内容からそれを知る。そして、検索ユーザがSNS90(フェイスブック(登録商標))のアカウントを持っていることが判明すると(ステップ203でYes)、当該SNS90(フェイスブック(登録商標))へのログインを促す。検索ユーザがそれを承諾するのを待って、内部クロールを実行する(ステップ207)。内部クロールは、内部情報(当該SNSにログインして収集できる情報)を収集するものである。検索ユーザが当該SNS90(フェイスブック(登録商標))のアカウントを持っていない場合には、当該SNS90(フェイスブック(登録商標))については、外部クロールのみを実行し、内部クロールを行わない。SNS90からSNS99(たとえば、リンクトイン(登録商標))まで、たとえば10個のSNSについて、ステップ201からステップ207までの処理を繰り返して行う(ステップ209でNoならば、ステップ201へ戻る)。SNSポータルシステムがカバーするSNSすべてについてのクロールが終わると(ステップ209でYes)、次のインデックスデータベースへの登録を実行する(ステップ209)。実際には、外部クロールと内部クロール、そして、インデックスデータベースへの登録は、何度でも繰り返し実行してかまわない。
次に、インデックスデータベースを参照して、記事投稿者を同定する(ステップ220)。記事投稿者は、かならずしも同一のハンドルネームを異なるSNSで用いているとは限らない。また、同姓同名の記事投稿者が複数いるケースもある。たとえば、山田太郎さんが、全国で20人いるなどという事例が考えられる。生年月日と、出身校(出身大学、出身高校)がすべて一致するならば、同一人物であると同定する、というルールを決めて、記事投稿者を同定する。そして、同定したその記事投稿者のデータを収集し、データベース登録する。なお、同定のルール決めにおいては、出身地、住所、出身校、本人画像、友人、その他関連するSNS情報をどこまで見るのかを運用実績に基づいて、適宜調整することが望ましい。
次に、前述した人物評価点数を用いて、記事投稿者を評価する(ステップ230)。そして、検索ユーザによるキーワード検索の結果を、関連する人物を人物評価点数順に並べる形式で表示する(ステップ250)。最後に、検索ユーザに会員登録を促し、検索会員とする。このSNSポータルシステムの検索会員となったユーザは、今回の検索に用いたキーワード、そして、当該検索会員を特定する情報と関連付けて、外部クロール、内部クロールした結果をインデックスデータベースに登録しておくことができる。また、この会員が同様のキーワードについて、再度検索したときに、次にはもっと精度、確度の高い検索ができるように、外部クロール、内部クロールの実行を定期的に繰り返し実行して、インデックスデータベースを成長、更新させることが可能となる。
図15は、本発明のSNSポータルシステムを構成する複数のサーバ間の処理の流れを示すシーケンス図である。ここでは、SNSポータルシステムを構成するサーバとして、ポータルサーバ10、アルゴリズムWEBサーバ40、インデックスDB(インデックスデータベース登録サーバ30)、外部クロールサーバ20、内部クロールサーバ25を描いている。
検索ユーザが、ポータルサーバ10にアクセスして検索キーワードを入力して検索実行ボタンを押すと、外部クロールサーバ20が、SNS90の外部クロールを実行し、外部情報を収集して、インデックスデータベース登録サーバ30に引渡す。内部クロールサーバ25は、検索ユーザの閲覧履歴などを参照して、検索ユーザがSNS90のアカウントを有していると判断すると、SNS90へのSNSログインを促す。検索ユーザがそれを了承すると、内部クロールサーバ25は、検索キーワードに基づいて、内部情報の収集をする。収集された内部情報は、インデックスデータベース登録サーバ30に引渡す。外部クロールサーバ20、内部クロールサーバ25は、ほかのSNS(ここでは、SNS99)にも同様の処理を実行する。アルゴリズムWEBサーバ40は、インデックスDBとやりとりして、検索結果を生成し、それをポータルサーバ10に引渡す。ポータルサーバ10は、検索ユーザに検索結果を表示する。
図15では、SNS90とSNS99のみを記載したが、代表して、2つのSNSを記載したのであって、実際には、多数のSNSに対して、同様の処理を行う。
上述したように、複数のSNSにまたがって記事投稿者の情報が同定され、統合された結果の記事投稿者の情報は、それ自身が、一つのデータベースの構造を有して管理される。外部クロールサーバ(外部クロール部)20、内部クロールサーバ(内部クロール部)25が、365日24時間、事情が許す限りクロールを続けることで外部情報、内部情報を収集し、インデックスデータベース登録サーバ30により、インデックスデータベースの内容を、更新し続けることで、記事投稿者のデータベースもまた、日々、成長し、更新され続ける。
図16は、検索結果の表示例を示す図である。上部に検索キーワードの入力欄401、その下に各種SNSへのログイン状態表示欄403があり、さらに、その下が、左右二つの部分に分かれ、左側に男性記事投稿者表示欄405、右側に女性記事投稿者表示欄407が設けられて、それぞれ記事投稿者評価ポイント順に並べて表示される。
検索したユーザは、検索キーワードの入力欄401に入力され表示されているキーワードを見ることで、どのキーワードによる検索結果であるかを理解できる。たとえば、キーワードに、地名と職種(職業の技術分野)の組合せで入力してあれば、その土地で、その職業をしている人で、情報発信能力の高い人(記事投稿者評価ポイントが高い人)が男性、女性、それぞれポイント順に表示される。
SNSへのログイン状態表示欄403により、検索ユーザは、どのSNSについて、内部情報まで取得できたかを知ることができる。その欄を見ることにより、自らがアカウントを有するにもかかわらず、そのSNSにログインせずに、この検索結果を得た場合には、当該SNSにログインをして、再度、検索することが可能となる。
男性記事投稿者表示欄405、女性記事投稿者表示欄407には、名前、顔写真を含む当該記事投稿者の簡単なプロフィール、投稿しているSNSがどれであるか、URLの表示などがなされる。名前または顔写真をクリックすると、記事投稿者のマイページ(図17参照)にジャンプする。
図17は、記事投稿者のマイページの表示例である。記事投稿者氏名501、記事投稿者顔写真502、投稿しているSNS503、応援メッセージ504、記事投稿者能力分析グラフ505などが表示される。このうち、記事投稿者氏名501、記事投稿者顔写真502、投稿しているSNS503は、当該記事投稿者がSNSに公開している外部情報から収集されたものを用いる。応援メッセージ504は、SNSポータルシステムを利用する検索ユーザが検索会員として登録し、かつ、当該記事投稿者のリアルな顧客又は友達になった際に、当該記事投稿者のマイページにアクセスして書き込むものである。記事投稿者能力分析グラフ505は、インデックスデータベース登録サーバ30が登録したインデックスデータベースを参照して、アルゴリズムWEBサーバが分析した結果、作成される。このマイページは、記事投稿者自身が、このSNSポータルシステムの記事投稿会員として登録する前であっても、前述した記事投稿者のデータベースに基づいて作成し、検索ユーザに見せるようにすることができる。
前述したように、記事投稿者の情報を蓄積したデータベースや、記事投稿者のマイページは、記事投稿者自身が、このSNSポータルシステム(SNSポータルサイト)に会員登録しなくとも、検索ユーザに対して検索結果を見せるために、作られる。したがって、このSNSポータルシステム(SNSポータルサイト)の存在を当初は、記事投稿者自身は知らない可能性がある。
記事投稿者のマイページが作成された時点、記事投稿者のマイページに応援メッセージが書き込まれた時点などのタイミングで、このSNSポータルシステムから、自動的に記事投稿者にその旨を通知する処理をすることが望ましい。このSNSポータルシステム(SNSポータルサイト)に自分のマイページができたことを知った記事投稿者は、自分自身が検索会員として登録してこのシステム(サイト)を利用してみようとするかもしれない。また、このサイトが有用なものだと考えて、SEO対策、つまりこのサイトで検索結果の上位に自分がくることができるように、自分が投稿しているSNSでの記事内容を工夫することを始める可能性がある。
また、仮に、記事投稿者のマイページが2つ作られてしまっていることに気づいた場合には、それを統合するようにサイトのスタッフに申請するか、あるいは、自分が投稿しているSNSにおける公開情報(外部情報)を自分でコントロールして、このSNSポータルシステムに二つの記事投稿者を同定できるように導くことが可能となる。
記事投稿者としてこのSNSポータルシステムにマイページを作成された者は、このSNSポータルシステム(SNSポータルサイト)に記事投稿会員として登録することにより、自らが出費して、広告を出稿することができる。図18は、広告が掲載された検索結果ページを示す。上部から順に検索キーワード入力欄601、SNSログイン状況表示欄602、広告スペース603、検索結果表示スペース604が設けられる。ここで、広告スペースに表示される記事投稿者の情報は、検索結果に表示されるそれとほぼ同様のもの、つまり、顔写真、名前、投稿しているSNS、URL、簡単なプロフィールなどから構成される。検索結果のそれではなく、広告であることが明確になるよう、工夫される。
本発明のSNSポータルシステムは、記事投稿者のデータベースを有するものとなり、外部クロールサーバ20、内部クロールサーバ25が日々、時々刻々と、新しく投稿された記事の情報を収集するので、投稿されたニュースをジャンルごとに、SNSポータルシステムの利用者(特に、検索会員)に対して、供給することが可能になる。図19に示すのは、ニュースを提供するページである。当該ニュースのページからも検索が可能となるように、検索キーワード入力欄701が、上部に設けられる。その下には、ページタイトル702が表示され、ジャンルタイトル703が表示される。ここでは、「人気」、「エンタメ」、「スポーツ」、「おもしろ」、「国内」、「IT・科学」、「グルメ」、「ヘルス」、「コラム」、「海外」と、10種類のジャンルが設けられ、それぞれ、ジャンルタイトルの下に、2個ずつの記事が表示されている。ニュース投稿者の顔写真704の横に、ニュース記事705が表示されており、ここでも、記事投稿者が重要な要素となっている。ニュース投稿者の顔写真704をクリックすると、当該記事投稿者のマイページにジャンプするようにすることができる。
このニュースページを検索会員が閲覧することで、あらたな検索キーワードを検索会員が思いつくことにもつながる。したがって、このニュースページは、検索会員によるSNSポータルシステムの利用と密接に関連するものである。
このニュースページを実現するには、ニュースデリバリーシステムを設けることになる。ニュースデリバリーシステムは、前述したインデックスデータベースを参照して、更新されたばかりの情報にアクセスして、そのなかでも「いいね」の数などから、上位のニュースを選択して、ジャンルごとにニュースページに表示する。
このSNSポータルシステム(SNSポータルサイト)の立ち上げ当初は、外部情報がメインとなって収集される。したがって、あまり立ち入った情報にまではアクセスできないかもしれない。
検索会員の中に、SNSのヘビーユーザが増えてくると、内部情報の収集が徐々に充実して、記事投稿者の能力を分析するための情報や、ランク付けのための情報が蓄積される。
検索会員が増えて、検索がなされる回数が増え、外部クロール部、内部クロール部が情報収集をする機会、及び収集し続ける時間が増えていくと、記事投稿者の情報が充実し、記事投稿者のマイページが増えていく。
記事投稿者のマイページに、やがて、応援メッセージ(ファンメッセージ)が書き込まれていき、記事投稿者もまた、会員登録をして、SEO対策を講じるようになると、広告を出稿する記事投稿者が出てくる。これにより、このSNSポータルシステムが広告により運営できるように成長する。
このような過程を経て、検索結果を企業ではなく、能力ある個人、とりわけ、情報発信能力の高い個人とする文化が育っていくことが期待できる。企業間で人が動く場合であっても、能力ある個人を追いかけて仕事を依頼することが可能になっていく。
本SNSポータルシステムでは、記事投稿者のデータベースを構築して、それを日々、更新していくので、紳士淑女データベースとしての機能を果たすことができる。
紳士淑女データベースを利用するユーザは、名前と年齢と住所を入力して、データベースへ照会する。すると、本SNSポータルシステムの記事投稿者データベースに照合して、当該人物を同定し、その人の趣味趣向や行動パターンなどを回答する。これを自動で実行するサービスを提供可能である。
そのための入口となるサーバを新たに準備しても良いが、本発明に係るSNSポータルシステムを用いて、検索する際に、「名前、(スペース)、年齢、(スペース)住所」とキーワード検索欄に入力すると、当該人物の記事投稿者データベースに照会して、その人の趣味趣向や、行動パターンを回答するようにしてもよい。
従来の紳士録(紳士淑女録)では、当該人物の学歴や、職歴などの、比較的古いデータを扱うものであったが、この紳士淑女データベースでは、最新の情報を扱う。しかも、照会するたびに、新しいデータを付け加えたものにできる可能性がある。
これまで、WEB上で検索をするものとして、たとえばグーグル検索、ヤフー検索がある。これらはいずれも、検索結果として、WEB上のページ(URLを持つもの)がなんらかの順番で並ぶものであり、SEO対策として、それらの上位に来るように各社が工夫を凝らしてきた。
本発明のSNSポータルシステム(SNSポータルサイト)は、これまでの常識を覆すものであって、WEB検索結果をWEBページではなく、記事投稿者にすることを提案するものである。この点に、新たな技術思想がある。
さらに、そのリストの記載順は、記事投稿者の評価点数順である。この評価点数は、各種SNSにおける当該記事投稿者の情報発信能力の指標となるものに基づいて作られる。
異なる複数のSNSで活躍する記事投稿者が、異なるハンドルネームを用いる可能性があることに鑑みて、生年月日、出身校が一致することから同一人であると同定して、データベースを統合するという考え方が新規である可能性がある。
本SNSポータルサイトでは、SNSの記事投稿者のデータベースを作成し、そのマイページを準備する。そして、このマイページは、支援者、顧客、友達による応援メッセージの投稿が可能なものである。このことは、人材発掘のために役立つことであり、企業によらずに人材を求めるという文化の形成に役立つ。
本SNSポータルサイト(システム)では、外部クロール部、内部クロール部という二つのクロール部により、日夜、WEB上を情報収集し、記事投稿者の評価、能力分析に必要な情報が蓄積される。しかも、この情報は、会員が増えること、SNSのヘビーユーザが増えることで、より充実する。このような二つのクロール部の併用により、評価、分析が可能になることは、新規な技術思想である可能性がある。
本発明のシステムは、図13に示すように、コンピュータのCPU、メモリ、補助記憶装置、ディスプレイ、入力デバイス等を含むハードウェア資源上に構築されたOS、アプリケーションソフトウェア、データベース、ネットワークシステム等によって実現されるものであり、処理という情報処理が上記のハードウェア資源を用いて具体的に実現されるものであるから、自然法則を利用した技術的思想に該当するものであり、文献処理、情報処理、事務処理等の産業において利用することができるものである。
以上、本発明の第1及び第2実施形態について説明したが、かかる実施形態に以下の変形を加えてもよい。
(1)上記第1実施形態では、アルゴリズムWEBサーバ40は、インデックスデータベース内の当該SNSユーザの投稿情報内における当該SNSユーザの全投稿に対するリアクションの数を上記式(1)の値Pとして代入した。しかし、アルゴリズムWEBサーバ40は、インデックスデータベース内の当該SNSユーザの投稿情報のうち検索キーワードを含む投稿情報だけに対するリアクションの数を上記式(1)の値Pとして代入してもよい。
(2)上記第1実施形態では、アルゴリズムWEBサーバ40は、インデックスデータベース内の当該SNSユーザに対する他のSNSユーザからの全投稿数を上記式(1)の値Pとして代入した。しかし、インデックスデータベース内の当該SNSユーザの投稿のうち検索キーワードを含む投稿に対する他のSNSユーザからの投稿の数を上記式(1)の値Pとして代入してもよい。
(3)上記第1実施形態では、外部クロールサーバ20及び内部クロールサーバ25が巡回するSNSの種類は、フェイスブック(登録商標)、ツイッター(登録商標)、リンクトイン(登録商標)、グーグルプラス(登録商標)、ピンタレストの5種類であった。しかし、これら以外のSNS(例えば、Yahoo(登録商標)、mixi(登録商標)、インスタグラム、ライン、アメーバブログ(登録商標)、ユーチューブ(登録商標)、タンブラーなど)を巡回対象に含めてもよい。
(4)上記第1実施形態では、新規会員登録ページ(図7)において登録ボタン137が選択されると、端末3は、ブラウザに登録されているSNSのアカウント情報(ID及びパスワード)を会員登録サーバ50に宛てて送信し、このSNSのアカウント情報が会員登録データベースに格納されるようになっていた。しかし、図20に示すように、新規会員登録ページに、ブラウザにアカウント情報が記憶されている一又は複数種類のSNS(図20の例では、Google(登録商標)、Yahoo(登録商標)、Twitter(登録商標)、mixi(登録商標)、Facebook(登録商標))が表示され、このSNSの中から選択されたもののアカウント情報が会員登録サーバ50に宛てて送信され、このSNSのアカウント情報が会員登録データベースに格納されるようにしてもよい。この場合において、送信されたSNSのアカウント情報と同じIS及びパスワードを会員ID及び会員パスワードとしてもよい。
(5)上記第1実施形態では、会員登録データベースのフィールドは、a1〜z1の28個のフィールドを有していた。しかし、会員登録データベースのフィールドをより少なくしてもよい。会員データベースは、少なくとも、当該SNSユーザの氏名の情報、当該SNSユーザの所属先の情報、及び当該SNSユーザの利用するSNSのアカウント情報(ISNのIDとパスワード)を記憶できるようになっていればよい。また、登録を求める会員登録ページでも、当該SNSユーザの氏名の情報、当該SNSユーザの所属先の情報、及び当該SNSユーザの利用するSNSのアカウント情報(SNSのIDとパスワード)の入力を求めるレイアウトになっていればよい。
(6)上記第1実施形態では、内部クロールサーバ25は、SNSにおいてSNSユーザが公開に制限をかけている投稿情報と公開に制限をかけていない投稿情報とを取得した。SNSの中には、自分だけに公開する、友達だけに公開する、すべてに公開する、というように、投稿情報毎に公開レベルを設定できるものがある。内部クロールサーバ25は、どの公開レベルの投稿情報まで取得するかを個別にカスタマイズできるようにしてもよい。
(7)上記第1実施形態では、図8の会員登録情報ページから応援メッセージ投稿依頼ページに進んで応援メッセージの投稿の依頼をするようになっていた。しかし、会員登録情報ページとは別のページから応援メッセージ投稿依頼ページに進めるようにしてもよい。
(8)上記第1実施形態では、図7の新規会員登録ページにおいて会員登録手続を済ませた後、新規会員ID及び会員パスワードが電子メールで通知されるようになっていた。しかい、会員登録手続きの後に表示される手続完了ページにおいて、新規会員ID及び会員パスワードが通知されるようにしてもよいし、手続を行う者自らが会員IDと会員パスワードを任意に設定するようにしてもよい。
1…スマートフォン、2…パーソナルコンピュータ、10…ポータルサーバ、20…外部クロールサーバ、25…内部クロールサーバ、30…インデックスデータベース登録サーバ、40…アルゴリズムWEBサーバ、50…会員登録サーバ、60…広告管理サーバ、90、99…SNSサーバ、401…検索キーワード入力欄、403…各種SNSのログイン状態表示欄、405…男性記事投稿者表示欄、407…女性記事投稿者表示欄、501…記事投稿者氏名、502…記事投稿者顔写真、503…投稿しているSNS、504…応援メッセージ、505…記事投稿者能力分析グラフ、601…検索キーワード入力欄、602…SNSログイン状況表示欄、603…広告スペース、604…検索結果表示スペース、701…検索キーワード入力欄、702…ページタイトル、703…ジャンルタイトル、704…ニュース投稿者の顔写真、705…ニュース記事

Claims (14)

  1. 所定の複数種類のSNSのうちの少なくとも1つ以上のSNSにアカウントを有するSNSユーザ同士のマッチングを支援するSNSポータルシステムであって、
    SNSユーザであって当該SNSポータルシステムの会員登録を済ませた者を会員SNSユーザとし、各会員SNSユーザのSNSのアカウント情報を含む会員情報を記憶した会員登録データベースを有する会員登録部と、
    前記複数種類のSNSを巡回し、巡回先のSNSに前記会員登録データベース内の前記アカウント情報を含むリクエストを送信し、SNSにおいてSNSユーザが公開に制限をかけている投稿情報と公開に制限をかけていない投稿情報とを取得する内部クロール部と、
    前記複数種類のSNSを巡回し、巡回先のSNSに前記会員登録データベース内のアカウント情報を含まないリクエストを送信し、SNSにおいてSNSユーザが公開に制限をかけていない投稿情報だけを取得する外部クロール部と、
    インデックスデータベースを有するインデックスデータベース登録部であって、前記外部クロール部のSNSの巡回により得られた投稿情報及び前記内部クロール部のSNSの巡回により得られた投稿情報をインデクシングを施した上で前記インデックスデータベースに格納するインデックスデータベース登録部と、
    SNSユーザの端末から、検索キーワードを含むリクエストを受信し、受信したリクエスト内の検索キーワードを基に前記インデックスデータベースを検索し、前記インデックスデータベース内の各SNSユーザの投稿情報を解析し、この解析結果に基づいて、SNSユーザを前記検索キーワードとの関連が強い順にランク付けし、SNSユーザの情報をランク順に配した検索結果ページのWEBページデータを前記検索キーワードを含むリクエストの送信元に送信するアルゴリズムWEBサーバと
    を具備することを特徴とするSNSポータルシステム。
  2. 前記会員登録部は、当該SNSポータルシステムの会員登録を求めるSNSユーザの端末に、少なくとも、当該SNSユーザの氏名の情報、当該SNSユーザの所属先の情報、及び当該SNSユーザの利用するSNSのアカウント情報の登録を求める会員登録ページのWEBページデータを送信し、会員登録ページにおいて入力された情報を受信し、受信した情報を会員情報として前記会員登録データベースに格納することを特徴とする請求項1に記載のSNSポータルシステム。
  3. 前記検索結果ページは、SNSユーザの各々について、当該SNSユーザの所属先、当該SNSユーザの氏名、当該SNSユーザの利用するSNS、当該SNSユーザの会員紹介ページへのリンクが張られたURLに関わる情報の纏まりを並べたものであり、
    前記会員登録部は、
    前記検索結果ページ内のSNSユーザの会員紹介ページのURLを含むリクエストを受信した場合に、当該SNSユーザの所属先、当該SNSユーザの氏名、当該SNSユーザの利用するSNSに関わる情報を含み、これらの情報に加えて、当該SNSユーザの他のSNSユーザから当該SNSユーザに宛てて送られた応援メッセージ、及び当該SNSユーザの他のSNSユーザが当該SNSユーザについて下した複数の評価項目の評価値のレーダーチャートを含むWEBページデータを前記会員紹介ページのURLを含むリクエストの送信元に送信する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のSNSポータルシステム。
  4. 前記会員登録部は、
    会員SNSユーザの端末から、応援メッセージ投稿ページのURLを含むリクエストを受信した場合に、応援メッセージの依頼元の会員SNSユーザの氏名、当該依頼元の会員SNSユーザに宛てた応援メッセージの入力欄、及び当該依頼元の会員SNSユーザについての複数の評価項目の評価値の入力欄を有するWEBページデータを前記応援メッセージ投稿ページのURLを含むリクエストの送信元に送信し、当該応援メッセージ投稿ページの入力欄に入力された情報を受信し、受信した情報を、当該依頼元の会員SNSユーザの応援メッセージ情報として前記会員登録データベースに格納し、
    前記会員登録部は、
    前記会員登録データベース内の前記応援メッセージ情報に基づいて前記会員紹介ページのWEBページデータを生成することを特徴とする請求項3に記載のSNSポータルシステム。
  5. 前記複数の評価項目は、アイデア、論理的思考、レスポンス、本質思考、及びナレッジの5種類の評価項目であることを特徴とする請求項4に記載のSNSポータルシステム。
  6. 前記アルゴリズムWEBサーバは、
    SNSユーザの端末から、検索キーワードを含むリクエストを受信した場合に、前記インデックスデータベース内における各SNSユーザの各々の投稿情報及び前記会員登録データベース内における各SNSユーザの各々の応援メッセージ情報に基づいて、当該SNSユーザの投稿情報における検索キーワードを含む情報の更新の頻度、当該SNSユーザの投稿情報における検索キーワードを含む情報の情報量の多さ、当該SNSユーザと繋がりをもつ他のSNSユーザの数、当該SNSユーザの投稿に対するリアクションの数、当該SNSユーザに対する他のSNSユーザからの投稿の数、当該SNSユーザに宛てて投稿された応援メッセージの数、及び当該SNSユーザについての前記5種類の評価項目の評価値を平均した総合評価平均値を求め、
    前記検索キーワードを含む情報の更新の頻度を下記式(1)の値Pとし、
    前記検索キーワードを含む情報の情報量の多さを下記式(1)の値Pとし、
    前記繋がりをもつ他のSNSユーザの数を下記式(1)の値Pとし、
    前記リアクションの数を下記式(1)の値Pとし、
    前記他のSNSユーザからの投稿の数を下記式(1)の値Pとし、
    前記応援メッセージの数を下記式(1)の値Pとし、
    前記総合評価平均値を下記式(1)の値Pとし、
    予め設定された第1の重み係数を下記式(1)の値Kとし、
    予め設定された第2の重み係数を下記式(1)の値Kとし、
    予め設定された第3の重み係数を下記式(1)の値Kとし、
    予め設定された第4の重み係数を下記式(1)の値Kとし、
    予め設定された第5の重み係数を下記式(1)の値Kとし、
    予め設定された第6の重み係数を下記式(1)の値Kとし、
    予め設定された第7の重み係数を下記式(1)の値Kとする
    ことによりマッチングポイントPPを算出し、算出したマッチングポイントPPが高い順にSNSユーザをランク付けすることを特徴とする請求項5に記載のSNSポータルシステム。
    PP=P×K+P×K+P×K+P×K+P×K+P×K+P×K・・・(1)
  7. 前記式(1)におけるK、K、K、K、K、K、及びKの大小関係が、K=K>K>K=K>K=Kになっていることを特徴とする請求項に記載のSNSポータルシステム。
  8. SNSに投稿された記事内容、投稿者のプロフィールを含む情報を検索ユーザが決めた検索キーワードにしたがって、複数SNSにまたがって検索した結果に基づいて、記事投稿者の前記複数SNSにまたがったランク付けを行い、そのランク付けのリストを検索ユーザに対して提供するSNSポータルシステムであって、
    前記検索ユーザから、検索キーワードを受取る検索キーワード受領部と、
    前記複数SNSがそれぞれのSNSの登録利用者以外に公開している記事内容、投稿者のプロフィールを含む情報(以下、外部情報という)に対して、クロールして当該外部情報を収集する外部クロール部と、
    前記検索ユーザの用いるブラウザのブラウザ履歴を参照するブラウザ履歴参照部と、
    前記ブラウザ履歴参照部が参照する検索ユーザのブラウザ履歴から、当該検索ユーザがアカウントを有するSNSがどれであるかを抽出する検索ユーザ利用SNS情報取得部と、
    前記検索ユーザ利用SNS情報取得した当該検索ユーザの利用するSNSに当該検索ユーザがログインするように促すSNSログイン促進部と、
    前記SNSログイン促進部の促すことに答えて前記検索ユーザが当該SNSにログインすることを受けて、当該検索ユーザがログインすることでアクセス可能となる当該SNSの記事内容、投稿者のプロフィールを含む情報(以下、内部情報という)に対して、クロールして当該内部情報を収集する内部クロール部と、
    前記外部クロール部と、前記内部クロール部とが収集した外部情報及び内部情報を解析し、インデックスデータベースに登録するインデックスデータベース登録部と、
    前記インデックスデータベースを参照して、記事投稿者のプロフィールについての情報のうち、生年月日、出身地、住所、出身校、本人画像、友人を含む関連するSNS情報を解析して、異なるSNSにまたがって投稿する同一人物を同定して登録する記事投稿者統合部と、
    前記記事投稿者統合部が同定した記事投稿者の一人一人について、前記複数SNSにまたがったランク付けをする記事投稿者ランク付け部と、
    前記検索ユーザが決めた検索キーワードに基づいて、前記インデックスデータベースにアクセスして、情報を抽出し、検索結果を前記記事投稿者統合部により同定された記事投稿者のリストとして、前記記事投稿者ランク付け部のランク順に表示するアルゴリズムWEBサーバと、
    を有し、
    検索ユーザが入力した検索キーワードに対する検索結果を複数のSNSにまたがった記事投稿者の情報を一つのマイページに自動で名寄せし、まとめて表示することを特徴とするSNSポータルシステム。
  9. 前記検索ユーザに対して、当該SNSポータルシステムの会員登録を促し、当該SNSポータルシステムの検索会員として登録する会員登録部をさらに有し、
    前記インデックスデータベース登録部は、前記内部クロール部がクロールして収集した内部情報について、当該検索会員と関連付けて登録し、以降の当該検索会員による検索に役立てることを特徴とする請求項8に記載のSNSポータルシステム。
  10. 前記外部クロール部と、前記内部クロール部とは、前記検索会員による最初の検索時のみならず、その後も繰り返しクロールを実施し、
    前記インデックスデータベース登録部は、前記インデックスデータベースをその都度、更新することを特徴とする請求項9に記載のSNSポータルシステム。
  11. 前記記事投稿者ランク付け部が行うランク付けは、前記外部クロール部及び前記内部クロール部により得られる当該記事投稿者の情報の更新頻度、情報の量の多さを含む情報に基づく記事投稿者評価ポイント順になされることを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載のSNSポータルシステム。
  12. 前記記事投稿者の個々のページである記事投稿者マイページを有し、
    当該記事投稿者マイページには、当該記事投稿者の現実の友人からの応援メッセージを書き込むことを可能としたことを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載のSNSポータルシステム。
  13. 前記記事投稿者マイページに書き込まれた応援メッセージの数、文字数を含む情報を前記記事投稿者評価ポイントに反映することを特徴とする請求項12に記載のSNSポータルシステム。
  14. 前記会員登録部は、前記記事投稿者もまた、記事投稿会員として登録することを可能にし、
    さらに、
    当該記事投稿会員が、検索キーワードとの関係で、広告を出すことを受け付ける広告受付部と、
    前記検索結果の表示ページの一部に、当該記事投稿会員のプロフィールを表示する広告を表示する広告表示部と
    を設けたことを特徴とする請求項9〜13のいずれか1項に記載のSNSポータルシステム。
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