JP2018036997A - ソフトウェア管理システム、ソフトウェア管理方法、管理装置、およびサーバ - Google Patents

ソフトウェア管理システム、ソフトウェア管理方法、管理装置、およびサーバ Download PDF

Info

Publication number
JP2018036997A
JP2018036997A JP2016171755A JP2016171755A JP2018036997A JP 2018036997 A JP2018036997 A JP 2018036997A JP 2016171755 A JP2016171755 A JP 2016171755A JP 2016171755 A JP2016171755 A JP 2016171755A JP 2018036997 A JP2018036997 A JP 2018036997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
software
information
inquiry
database
key
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016171755A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6434464B2 (ja
Inventor
和幸 水田
Kazuyuki Mizuta
和幸 水田
尚之 鴨田
Naoyuki Kamoda
尚之 鴨田
章充 近藤
Akimitsu Kondo
章充 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
INTER COM KK
Original Assignee
INTER COM KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by INTER COM KK filed Critical INTER COM KK
Priority to JP2016171755A priority Critical patent/JP6434464B2/ja
Publication of JP2018036997A publication Critical patent/JP2018036997A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6434464B2 publication Critical patent/JP6434464B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】管理装置が、端末装置にインストールされたソフトウェアをソフトウェア辞書によらずに管理する。
【解決手段】複数の端末装置30は、各々、ソフトウェアが起動された履歴を管理装置10に送信する。管理装置10は端末装置30にインストールされたソフトウェアに関するソフトウェア情報を有している。管理装置10は、定期的に、サーバ20に対しソフトウェア情報の問い合わせを行う。サーバ20はソフトウェア情報を収集しており、最新のソフトウェア情報が記録されたデータベース211を有している。サーバ20は、データベース211を参照して、問い合わせに対する回答を管理装置10に送信する。管理装置10は、この回答に応じて端末装置30におけるソフトウェアの使用を管理する。
【選択図】図6

Description

本発明は、端末にインストールされたソフトウェアを管理する技術に関する。
ソフトウェアのライセンス(使用権限)等の管理をする技術が知られている。例えば、特許文献1には、ソフトウェア辞書を用いてライセンス管理を行うシステムにおいて、端末装置から収集したインベントリ情報を名寄せすることが記載されている。
特開2016−45627
特許文献1に記載の技術においては、管理装置にソフトウェア辞書が記憶されている。しかし、特許文献1に記載のソフトウェア辞書は、管理装置が管理する端末装置にインストールされているソフトウェアの数と比して膨大な数のソフトウェアの情報を含んでいるという問題があった。
これに対し本発明は、管理装置が、端末装置にインストールされたソフトウェアをソフトウェア辞書によらずに管理する技術に関する。
本発明は、サーバと、端末装置に接続され、当該端末装置にインストールされたソフトウェアを管理する管理装置とを有し、前記管理装置は、前記端末装置から前記ソフトウェアに関連する関連情報を収集する収集手段と、前記関連情報を用いて問い合わせ用のキーを生成する生成手段と、前記生成手段により生成されたキーを含む問い合わせを前記サーバに送信する問い合わせ手段を有し、前記サーバは、ソフトウェア情報のデータベースを記憶する記憶手段と、前記管理装置から前記問い合わせを受信する問い合わせ受信手段と、前記管理装置から受信した前記問い合わせに含まれる前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されているか判断する判断手段と、前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されていると前記判断手段により判断された場合、当該ソフトウェア情報を前記管理装置に送信する送信手段と、前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されていないと前記判断手段により判断された場合、当該ソフトウェア情報を収集する情報収集手段と、前記情報収集手段により収集された情報を前記データベースに追加する追加手段とを有し、前記管理装置は、さらに、前記サーバから前記ソフトウェア情報を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段により受信されたソフトウェア情報を用いて前記端末装置における前記ソフトウェアの使用権限を管理する管理手段とを有するソフトウェア管理システムを提供する。
前記収集手段は、前記端末装置において前記ソフトウェアが起動された履歴を前記関連情報として収集し、前記問い合わせ手段は、前記履歴から抽出された情報を前記キーとして含む問い合わせを送信してもよい。
前記収集手段は、前記ソフトウェアのインベントリ情報を前記関連情報として収集し、前記問い合わせ手段は、前記インベントリ情報から抽出された情報を前記キーとして含む問い合わせを送信してもよい。
前記管理手段は、前記使用権限に応じて前記ソフトウェアの使用を制限してもよい。
前記サーバは、ソフトウェアの安全性に関するレポートを前記管理装置に送信してもよい。
前記サーバは、前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されていないと前記判断手段により判断された場合、当該ソフトウェア情報をロボット検索により収集する情報収集手段を有し、前記サーバは、前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されていないと前記判断手段により判断された場合、前記送信手段は、前記情報収集手段により収集された前記ソフトウェア情報を前記管理装置に送信してもよい。
また、本発明は、端末装置に接続され、当該端末装置にインストールされたソフトウェアを管理する管理装置が、当該端末装置から前記ソフトウェアに関連する関連情報を収集するステップと、前記管理装置が、前記関連情報を用いて問い合わせ用のキーを生成するステップと、前記管理装置が、前記キーを含む問い合わせを、ソフトウェア情報のデータベースを記憶する記憶手段を有するサーバに送信するステップと、前記サーバが、前記管理装置から前記問い合わせを受信するステップと、前記サーバが、前記管理装置から受信した前記問い合わせに含まれる前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されているか判断するステップと、前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されていると判断された場合、前記サーバが、当該ソフトウェア情報を前記管理装置に送信するステップと、前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されていないと判断された場合、前記サーバが、当該ソフトウェア情報を収集するステップと、前記収集された情報を前記データベースに追加するステップと、前記管理装置が、前記サーバから前記ソフトウェア情報を受信するステップと、前記管理装置が、前記受信されたソフトウェア情報を用いて前記端末装置における前記ソフトウェアの使用権限を管理するステップとを有するソフトウェア管理方法。
さらに、本発明は、ソフトウェアがインストールされた端末装置から当該ソフトウェアに関連する関連情報を収集する収集手段と、前記関連情報を用いて問い合わせ用のキーを生成する生成手段と、前記生成手段により生成されたキーを含む問い合わせをサーバに送信する問い合わせ手段と、前記サーバから前記問い合わせに対応するソフトウェア情報を受信する情報受信手段と、前記情報受信手段により受信されたソフトウェア情報を用いて前記端末装置における前記ソフトウェアの使用権限を管理する管理手段とを有する管理装置を提供する。
さらに、本発明は、ソフトウェア情報のデータベースを記憶する記憶手段と、管理装置からキーを含む問い合わせを受信する問い合わせ受信手段と、前記管理装置から受信した前記問い合わせに含まれる前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されているか判断する判断手段と、前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されていると前記判断手段により判断された場合、当該ソフトウェア情報を前記管理装置に送信する送信手段と、前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されていないと前記判断手段により判断された場合、当該ソフトウェア情報を収集する情報収集手段と、前記情報収集手段により収集された情報を前記データベースに追加する追加手段とを有するサーバを提供する。
本発明によれば、管理装置が、端末装置にインストールされたソフトウェアをソフトウェア辞書によらずに管理することができる。
一実施形態に係るソフトウェア管理システム1の構成を例示する図。 ソフトウェア管理システム1の機能構成を例示する図。 管理装置10のハードウェア構成を例示する図。 サーバ20のハードウェア構成を例示する図。 端末装置30のハードウェア構成を例示する図。 端末装置30の動作の概要を例示する図。 起動履歴の収集に係る動作を例示するシーケンスチャート。 起動履歴を例示する図。 関連情報を例示する図。 ソフトウェア情報の問い合わせに係る動作を例示するシーケンスチャート。 データベース211を例示する図。 ソフトウェア情報の補完に係る動作を例示するシーケンスチャート。 ソフトウェア管理情報を例示する図。 データベースの更新に係る動作を例示するシーケンスチャート。
1.構成
図1は、一実施形態に係るソフトウェア管理システム1の構成を例示する図である。ソフトウェア管理システム1は、複数の端末装置30に対するソフトウェア管理サービスを提供するためのシステムであり、管理装置10およびサーバ20を有する。ソフトウェア管理サービスとは、複数の端末装置30にインストールされたソフトウェア資産を管理するサービスである。管理装置10および複数の端末装置30は、例えば、企業の事業所、学校、または役所等、限られた領域に閉じられたイントラネット等のネットワーク2に含まれる。端末装置30には、アプリケーションプログラム等のソフトウェアがインストールされており、ユーザにより使用される。管理装置10は、インターネット3を介してサーバ20にアクセスする。管理装置10は、複数の端末装置30にインストールされるソフトウェアに関するソフトウェア情報を有するが、不足する情報はサーバ20に問い合わせを行い、これを自動的に補完する。サーバ20はいわゆるクラウド上に設けられたサーバであり、管理装置10に対しソフトウェア情報を提供する。
なお、図1では図面を簡単にするために単一の管理装置10のみを図示しているが、サーバ20にアクセス可能な管理装置は複数存在してもよい。例えば、A社のソフトウェア資産を管理するため管理装置とB社のソフトウェア資産を管理するための管理装置とが、それぞれ個別に設けられ、これら複数の管理装置が共通のサーバ20にアクセスしてもよい。
図2は、ソフトウェア管理システム1の機能構成を例示する図である。ソフトウェア管理システム1は、記憶手段11、関連情報収集手段12、キー生成手段14、問い合わせ手段15、記憶手段21、問い合わせ受信手段22、判断手段23、送信手段24、情報収集手段25、追加手段26、情報受信手段16、および管理手段17を有する。このうち、記憶手段11、関連情報収集手段12、キー生成手段14、問い合わせ手段15、情報受信手段16、および管理手段17は管理装置10に、他はサーバ20に実装される。
記憶手段11は、各種のデータ、この例では特に、ソフトウェア管理情報を記憶する。ソフトウェア管理情報は、複数の端末装置30に現にインストールされているソフトウェアに関する情報であり、ソフトウェア資産管理に用いられる。関連情報収集手段12は、端末装置30にインストールされたソフトウェアに関連する情報(以下「関連情報」という)を収集する。関連情報は、端末装置30において収集された情報であり、少なくともその一部が後述のソフトウェア情報を構成する。この例で、関連情報には、起動履歴およびインベントリ情報が含まれる。起動履歴とは、端末装置30においてソフトウェアが起動された履歴を示す情報をいう。インベントリ情報とは、端末装置30においてインストールされているソフトウェアに関する情報のうちソフトウェア資産管理に用いられる情報をいい、例えば、ソフトウェア名およびベンダー名等の複数項目の情報からなる、ソフトウェアを特定する情報を含む。インベントリ情報は、少なくともソフトウェア名およびソフトウェア種別を含むことが好ましい。キー生成手段14は、関連情報収集手段12により収集された関連情報を用いて、サーバ20に問い合わせる際に用いられる問い合わせキーを生成する。問い合わせ手段15は、キー生成手段14により生成された問い合わせキーを含む問い合わせをサーバ20に送信する。
記憶手段21は、ソフトウェア情報のデータベース211を記憶する。ソフトウェア情報とは、ソフトウェアに関する情報をいい、例えば、ソフトウェア名、ベンダー名、バージョン情報、ソフトウェアの種別(フリーウェア、有償ソフトウェア、ドライバ、ユーティリティ等の区別)の別等の情報のうち少なくとも1つを含む。なお、ソフトウェア情報とは、ソフトウェアに関するあらゆる情報を包含する概念であり、関連情報とは、ソフトウェア情報のうち端末装置30において収集される情報をいう。問い合わせ受信手段22は、管理装置10から問い合わせを受信する。判断手段23は、管理装置10から受信した問い合わせに含まれる問い合わせキーに対応するソフトウェア情報がデータベース211に記録されているか判断する。問い合わせキーに対応するソフトウェア情報がデータベース211に記録されていると判断手段23により判断された場合、送信手段24は、そのソフトウェア情報を管理装置10に送信する。また、問い合わせキーに対応するソフトウェア情報がデータベース211に記録されていないと判断手段23により判断された場合、送信手段24は、その旨を管理装置10に送信する。問い合わせキーに対応するソフトウェア情報がデータベース211に記録されていないと判断手段23により判断された場合、情報収集手段25は、そのソフトウェア情報を収集する。追加手段26は、情報収集手段25により収集された情報をデータベース211に追加する。
情報受信手段16は、サーバ20からソフトウェア情報を受信する。管理手段17は、情報受信手段16により受信されたソフトウェア情報を用いて端末装置30におけるソフトウェアの使用権限を管理する。
この例ではさらに、複数の端末装置30の各々が、記憶手段31、監視手段32、送信手段33、使用制限手段34、およびインベントリ情報収集手段35を有する。記憶手段31は、各種のデータを記憶する。監視手段32は、端末装置30におけるソフトウェアの起動を監視する。監視手段32は、端末装置30において起動されたソフトウェアを特定する情報を記憶手段31に記憶させる。こうして記憶手段31は、端末装置30におけるソフトウェアの起動履歴を記憶する。送信手段33は、記憶手段31に記憶されている起動履歴を管理装置10に送信する。インベントリ情報収集手段35は、端末装置30にインストールされているソフトウェアのインベントリ情報を収集する。送信手段33は、インベントリ情報収集手段35により収集されたインベントリ情報を管理装置10に送信する。
サーバ20の管理手段17は、使用を制限するソフトウェアを特定する情報を端末装置30に送信する。端末装置30の使用制限手段34は、この情報により特定されるソフトウェアの使用を制限する。
図3は、管理装置10のハードウェア構成を例示する図である。管理装置10は、CPU(Central Processing Unit)101、メモリ102、ストレージ103、ネットワークIF104、表示装置105、および入力装置106を有するコンピュータ装置である。CPU101は、管理装置10の他のハードウェア要素を制御するための演算を行うプロセッサ(制御装置)である。メモリ102は、CPU101がプログラムを実行する際のワークエリアとして機能する記憶装置であり、例えばRAM(Random Access Memory)を含む。ストレージ103は、各種のデータおよびプログラムを記憶する不揮発性の記憶装置であり、例えばHDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid State Drive)を含む。ネットワークIF104は、所定の通信規格に従って他の装置と通信するためのインターフェースである。表示装置105は、情報を表示する装置であり、例えばLCD(Liquid Crystal Display)を含む。入力装置106は、CPU101に情報を入力する装置であり、例えばキーボードまたはタッチスクリーンを含む。この例で、ストレージ103はコンピュータ装置をソフトウェア管理システム1における管理装置10として機能させるためのプログラム(以下「管理プログラム」という)を記憶している。CPU101が管理プログラムを実行することにより、コンピュータ装置に管理装置10としての機能が実装される。管理プログラムを実行しているCPU101は、関連情報収集手段12、キー生成手段14、問い合わせ手段15、情報受信手段16、および管理手段17の一例である。メモリ102およびストレージ103の少なくとも一方は、記憶手段11の一例である。
図4は、サーバ20のハードウェア構成を例示する図である。サーバ20は、CPU201、メモリ202、ストレージ203、およびネットワークIF204を有するコンピュータ装置である。各ハードウェア要素の詳細は管理装置10と同様である。この例で、ストレージ203はコンピュータ装置をソフトウェア管理システム1におけるサーバ20として機能させるためのプログラム(以下「サーバプログラム」という)を記憶している。CPU201がサーバプログラムを実行することにより、コンピュータ装置にサーバ20としての機能が実装される。サーバプログラムを実行しているCPU201は、問い合わせ受信手段22、判断手段23、送信手段24、情報収集手段25、および追加手段26の一例である。メモリ202およびストレージ203の少なくとも一方は、記憶手段21の一例である。
図5は、端末装置30のハードウェア構成を例示する図である。端末装置30は、CPU301、メモリ302、ストレージ303、ネットワークIF304、表示装置305、および入力装置306を有するコンピュータ装置である。各ハードウェア要素の詳細は管理装置10と同様である。端末装置30はユーザにより使用されるコンピュータ装置で、アプリケーションプログラムおよびドライバ等、各種のソフトウェアがインストールされる。ユーザはこれらのソフトウェアを使用する。
この例で、ストレージ303はコンピュータ装置をソフトウェア管理システム1における端末装置30として機能させるためのプログラムを記憶している。以下このプログラムを「監視エージェントプログラム」といい、このプログラムにより実装されるアプリケーションを「監視エージェント」という。CPU301が監視エージェントプログラムを実行することにより、コンピュータ装置に端末装置30としての機能が実装される。監視エージェントプログラムを実行しているCPU301は、監視手段32、送信手段33、使用制限手段34、およびインベントリ情報収集手段35の一例である。メモリ302およびストレージ303の少なくとも一方は、記憶手段31の一例である。
2.動作
図6は、ソフトウェア管理システム1の動作の概要を例示する図である。複数の端末装置30は、各々、ソフトウェアの関連情報を管理装置10に送信する。管理装置10は端末装置30にインストールされたソフトウェアに関するソフトウェア情報を有している。管理装置10は、定期的に、サーバ20に対しソフトウェア情報の問い合わせを行う。サーバ20はソフトウェア情報を収集しており、最新のソフトウェア情報が記録されたデータベース211を有している。サーバ20は、データベース211を参照して、問い合わせに対する回答を管理装置10に送信する。管理装置10は、この回答に応じて端末装置30におけるソフトウェアの使用を管理する。
2−1.関連情報の収集
図7は、ソフトウェア管理システム1における関連情報の収集に係る動作を例示するシーケンスチャートである。図7のシーケンスは、例えば、監視エージェントプログラムが起動されたことを契機として開始される。なお以下においては、監視手段32等の機能要素が処理の主体として記載されるが、これは、監視エージェントプログラム等のソフトウェアを実行するCPU301等のハードウェア資源が他のハードウェア資源と協働して処理を実行することを意味する。端末装置30以外の他の装置についても同様である。関連情報の収集には、起動履歴の収集およびインベントリ情報の収集が含まれる。この例では、これら2つの処理はそれぞれ独立して行われる。
端末装置30において監視エージェントはバックグラウンドで実行され、システムに常駐する。ステップS11において、監視手段32は、ソフトウェアが起動されたか判断する。監視手段32がソフトウェアの起動を判断する方法は例えば以下のとおりである。OSに実装された機能またはAPI(Application Programming Interface)には、実行中のプログラム一覧を出力するものがある。監視手段32は、この機能またはAPIを呼び出し、実行中のプログラム一覧を定期的に取得する。監視手段32は、あるタイミングで取得されたプログラム一覧を、その前に取得されたプログラム一覧と比較することにより、両者の差分から、プログラムの起動または終了を検知する。あるいは、監視手段32は、新たなプログラムが起動されたときに通知を出力するAPIを利用し、この通知に基づいてソフトウェアの起動を検知する。ソフトウェアが起動されたと判断された場合、監視手段32は、起動されたソフトウェアを特定する情報を取得する(ステップS12)。起動されたソフトウェアを特定する情報としては、例えば、そのソフトウェアの実行ファイル名が用いられる。監視手段32は、起動されたソフトウェアの実行ファイル名を、起動された時刻(タイムスタンプ)と共に記憶手段31に書き込む(ステップS13)。監視エージェントが常駐しているので、監視手段32は、何らかのソフトウェアが起動される度に、そのソフトウェアの実行フィル名およびタイムスタンプを記憶手段31に記憶させる。こうして、記憶手段31に起動履歴が記憶される。
図8は、記憶手段31に記憶される起動履歴を例示する図である。起動履歴は、タイムスタンプおよび実行ファイル名を含む。例えば、第1行の情報は、「abc-xyz.exe」という実行ファイルが2016年8月15日9時5分に起動されたことを示す。また、起動履歴はさらに、管理装置10に送信済であるか未送信であるかを示すフラグ(以下「送信済フラグ」という)を含んでいる。記憶手段31に新たに書き込まれた起動履歴に対する送信済フラグの初期値は「未送信」である。この例の送信済フラグによると、例えば、2016年8月15日9時5分に「abc-xyz.exe」が起動されたことはまだ管理装置10に送信されていない。
再び図7を参照する。ステップS14において、送信手段33は、起動履歴の送信条件が満たされたか判断する。起動履歴の送信条件は、例えば、前回の起動履歴の送信から所定の時間が経過したという条件、または、新たに取得された起動履歴に不明な実行ファイルの情報が含まれていたという条件である。送信条件が満たされたと判断された場合、送信手段33は、記憶手段31に記憶されている起動履歴のうち、未送信の履歴に端末装置30の識別情報を付加して管理装置10に送信する(ステップS15)。履歴を送信すると、送信手段33は、送信した履歴の送信済フラグの値を「送信済」に書き替える。
ステップS16において、インベントリ情報収集手段35は、インベントリ情報収集の開始条件が満たされたか判断する。インベントリ情報収集の開始条件は、例えば、前回のインベントリ情報の収集から所定の時間(この「所定の時間」は起動履歴の送信条件の「所定の時間」とは独立に定められる)が経過したという条件である。あるいは、インベントリ情報収集の開始条件は、起動履歴の送信条件と同じであってもよい。開始条件が満たされたと判断された場合、インベントリ情報収集手段35は、インベントリ情報を収集する(ステップS17)。インベントリ情報の収集は、例えば、レジストリの検索、OSのインベントリ情報収集機能、インベントリ情報を収集するAPI、およびファイル検索機能のうち少なくとも1つを用いて行われる。インベントリ情報収集手段35は、収集したインベントリ情報を送信手段33に出力する。なお、インベントリ情報収集手段35は、インベントリ情報の過去の履歴を保持し、新たに収集したインベントリ情報のうち過去のインベントリ情報の差分だけを送信手段33に出力してもよい。送信手段33は、インベントリ情報を管理装置10に送信する(ステップS18)。
管理装置10の関連情報収集手段12は、端末装置30から受信した関連情報を記憶手段11に書き込む(ステップS19)。こうして関連情報収集手段12は、複数の端末装置30から関連情報を収集する。なお、この時点において、起動履歴とインベントリ情報とは関連付けられておらず、互いに独立した情報として記憶手段11に記憶される。
図9は、記憶手段11に記憶される関連情報を例示する図である。関連情報は大きく起動履歴とインベントリ情報とに区分されており、この両者は互いに独立している。また、関連情報の各々には、その関連情報が収集された端末装置30の識別子、および後述する問い合わせが完了しているか否かを示すフラグ(以下「問い合わせ済フラグ」という)が対応付けられる。問い合わせ済フラグ初期値は「未済」である。の図9の例では、実行ファイル名「abc-xyz.exe」の起動履歴についてはまだ問い合わせが完了しておらず、ソフトウェア名「AcahL」のインベントリ情報については問い合わせが完了している。
2−2.ソフトウェア情報の問い合わせ
図10は、ソフトウェア管理システム1におけるソフトウェア情報の問い合わせに係る動作を例示するシーケンスチャートである。ステップS22において、問い合わせ手段15は、問い合わせ条件が満たされたか判断する。問い合わせ条件は、例えば、前回、問い合わせを行ってから所定の時間が経過したという条件である。問い合わせ条件が満たされたと判断された場合、問い合わせ手段は、問い合わせキーの生成をキー生成手段14に依頼する(ステップS23)。この依頼を受けると、キー生成手段14は、問い合わせキーを生成する(ステップS24)。具体的には、キー生成手段14は、関連情報収集手段12により収集された関連情報のうち、対象となる関連情報を用いて問い合わせキーを生成する。対象となる関連情報とは、例えば、記憶手段11に記憶されている関連情報のうち問い合わせ済フラグの値が「未済」である関連情報である。別の例で、対象となる関連情報は、問い合わせ済フラグの値が「未済」である関連情報のうち、記憶手段11に記憶されているソフトウェア管理情報との関係が不明な情報(すなわちソフトウェア管理情報に含まれていない新しい情報)であってもよい。関連情報収集手段12は、例えば、関連情報から一部の情報を抽出し、抽出した情報を含む問い合わせキーを生成する。関連情報から抽出される一部の情報とは、対象となる関連情報が起動履歴である場合には実行ファイル名であり、対象となる関連情報がインベントリ情報である場合には複数の項目のうち所定の項目(例えば、ソフトウェア名およびバージョン情報)である。問い合わせ手段15は、キー生成手段14により生成された問い合わせキーを含む問い合わせをサーバ20に送信する(ステップS25)。サーバ20に送信される問い合わせは、問い合わせキーの生成元となった項目(例えば、実行ファイル名、ソフトウェア名、またはバージョン情報)を特定する情報を含む。
サーバ20の問い合わせ受信手段22は、管理装置10から問い合わせを受信する(ステップS26)。判断手段23は、問い合わせ受信手段22により受信された問い合わせキーに対応するソフトウェア情報がデータベース211に記憶されているか判断する(ステップS27)。
図11は、データベース211を例示する図である。データベース211は、ソフトウェア管理サービスの提供者によって管理される。データベース211は、ソフトウェア毎に、実行ファイル名、ソフトウェア名、ベンダー名、エイリアス、バージョン情報、エディション情報、ソフトウェア種別、および注意情報を含む。ソフトウェア名は、そのソフトウェアの名称を示す。ソフトウェア名はベンダーにより付与されるものであるので、あるベンダーはソフトウェア名にバージョン情報も含めて命名し、別のベンダーはバージョン情報を含まない純粋な名称をソフトウェア名として命名するというように、命名方法に厳格な規則は無い。ベンダー名は、そのソフトウェアを提供するベンダーの名称を示す。エイリアスは、システム上で表記されるそのソフトウェアの名称を示す。バージョン情報は、そのソフトウェアのバージョンを示す。エディション情報は、そのソフトウェアのエディションを示す。なお、ソフトウェアのバージョンまたはエディションが定義されていない場合、またはバージョンまたはエディションがソフトウェア名に含まれている場合、バージョン情報およびエディション情報は空の値(図の例では「−」)を有する場合がある。ソフトウェア種別は、ソフトウェアの種別を示す。
再び図10を参照する。問い合わせキーに対応するソフトウェア情報がデータベース211に記憶されていると判断された場合、送信手段24は、データベース211から問い合わせキーに対応するソフトウェア情報を読み出し、読み出したソフトウェア情報を管理装置10に送信する(ステップS28)。例えば、関連情報として実行ファイル名「abc-xyz.exe」という情報を含む問い合わせキーが受信された場合、送信手段24は、データベース211において実行ファイル名が「abc-xyz.exe」であるレコードを検索する。図11の例ではこのレコードが存在するので、送信手段24は、データベース211からこのレコードを読み出し、管理装置10に送信する。なお、問い合わせキーを含むレコードが複数存在する場合、送信手段24は、問い合わせキーを含む全てのレコードを管理装置10に送信する。
問い合わせキーに対応するソフトウェア情報がデータベース211に記憶されていないと判断された場合、送信手段24は、ソフトウェア情報が不明である旨の通知を管理装置10に送信する(ステップS29)。例えば、関連情報として実行ファイル名「hogehogesoft.exe」という情報を含む問い合わせキーが受信された場合、送信手段24は、データベース211において実行ファイル名が「hogehogesoft.exe」であるレコードを検索する。図11の例ではこのレコードが存在しないので、送信手段24は、ソフトウェア情報が不明である旨の通知を管理装置10に送信する。問い合わせキーに対応するソフトウェア情報がデータベース211に記憶されていないと判断された場合、さらに、情報収集手段25がソフトウェア情報を収集するが、この処理については後述する。
なおこの例では、問い合わせキーは、ある管理装置10が管理している端末装置30にインストールされている全てのソフトウェアに関するインベントリ情報を含む。例えば、複数の端末装置30に合計で100種類のソフトウェアがインストールされている場合、問い合わせキーは、100種類のインベントリ情報を含む。問い合わせキーは、新規にインストールされたソフトウェアだけでなく、従来から継続してインストールされているソフトウェアのインベントリ情報も含む。
この例では、端末装置30において監視エージェントを常駐させておき、監視エージェントが管理装置10に対し起動履歴を送信する。複数の端末装置30に異なる種類のOS(Operating System)が搭載されている場合であっても、その端末のOSで動作する監視エージェントをインストールしておけば、管理装置10においてソフトウェア資産を一元管理することができる。
2−3.ソフトウェア情報の補完
図12は、ソフトウェア管理システム1におけるソフトウェア情報の補完に係る動作を例示するシーケンスチャートである。ステップS31において、情報受信手段16は、サーバ20からソフトウェア情報を受信する。情報受信手段16は、サーバ20から受信したソフトウェア情報を用いて、記憶手段11に記憶されているソフトウェア管理情報を更新する(ステップS32)。具体的には、前回の問い合わせ時には無かったソフトウェアが新たにインストールされた場合、そのソフトウェアのソフトウェア情報がソフトウェア管理情報に追加される。前回の問い合わせ時から存在していたソフトウェアについては、情報受信手段16は、ステップS31で受信したソフトウェア情報と、記憶手段11に記憶されているソフトウェア管理情報に含まれるソフトウェア情報とを比較し、両者が異なっている場合は記憶手段11に記憶されているソフトウェア情報を、受信したソフトウェア情報で上書きする。
なおこの段階で、起動履歴とインベントリ情報とが結果的に統合される。例えば端末装置30に、実行ファイル名「abc-xyz.exe」およびソフトウェア名「ABC player 10」という関連情報を有するソフトウェアが新たにインストールされた場合、このソフトウェアに関連して、実行ファイル名「abc-xyz.exe」を含む問い合わせキーと、ソフトウェア名「ABC player 10」を含む問い合わせキーとが独立して生成および送信される(すなわち2つの問い合わせキーが送信される)。これら2つの問い合わせキーに対して得られるソフトウェア情報はまったく同一である。情報受信手段16は、単一の端末装置30からの複数の問い合わせキーに対して同一のソフトウェア情報が得られた場合には、これら複数の問い合わせキーは同一のソフトウェアに関連するものであるとして処理する。
ある種のソフトウェアにおいては、バージョンが更新されても実行ファイル名が不変のものがある。図11の例では、「ABC player」というソフトウェアは、バージョン9もバージョン10も実行ファイル名は「abc-xyz.exe」で共通である。実行ファイル名「abc-xyz.exe」を問い合わせキーとして含む問い合わせに対しては、バージョン9のソフトウェア情報およびバージョン10のソフトウェア情報が送信され、これだけではどちらのバージョンがインストールされているのか不明である。しかし、ソフトウェア名およびバージョン情報を問い合わせキーとして含む問い合わせに対しては、正しいバージョンのソフトウェア情報のみが送信される。情報受信手段16は、これら2つの情報を照合することによって実行ファイル名「abc-xyz.exe」のソフトウェアがどのバージョンのものか特定することができる。
図13は、記憶手段11に記憶されるソフトウェア管理情報を例示する図である。この例で、ソフトウェア管理情報は、端末装置30の識別情報、ソフトウェア情報、およびライセンス管理情報を含む。ライセンス管理情報は、使用権限を示す。使用権限は、例えば有償ソフトウェアにおいて、ベンダーから受けた使用許諾の有無に関する情報を含む。この例では、ライセンス管理情報は、ユーザとベンダーとの間の使用許諾契約を特定するライセンス番号を含む。ライセンス管理情報は、例えば、複数の端末装置30の各々から取得される。例えば、ライセンス番号がレジストリに登録されているアプリケーションについては、監視エージェントプログラムがレジストリを検索し、そのアプリケーションのライセンス番号を抽出する。監視エージェントプログラムは、抽出されたライセンス番号を管理装置10に送信する。あるいは、ネットワーク2の管理者が何らかの方法で各アプリケーションのライセンス番号を取得し、管理装置10においてライセンス番号等のライセンス管理情報を入力してもよい。
再び図12を参照する。管理手段17は、情報受信手段16により受信されたソフトウェア情報を用いて端末装置30におけるソフトウェアの使用権限を管理する(ステップS33)。具体的には、管理手段17は、ネットワーク2の管理者の要求に応じてソフトウェア管理情報を表示する。ソフトウェア管理情報によれば、ネットワーク2の管理者は、ネットワーク2において、どの端末装置30にどのソフトウェアがインストールされ、さらにそのソフトウェアが適正に使用許諾されたものであるかどうか、容易に確認することができる。また、従来知られている、ソフトウェア辞書を用いたソフトウェア資産管理においては、ソフトウェア辞書は、端末装置30に現にインストールされているか否かにかかわらず多くのソフトウェアのソフトウェア情報を広く収録したものであり、例えば数十万件のソフトウェア情報を含んでいた。例えばソフトウェア辞書が30万件のソフトウェア情報を含んでいたとして、ネットワーク2の端末装置30にインストールされているソフトウェアが合計で1000種類であるとすると、29万9千件のソフトウェア情報は使用されないままである。このような膨大なソフトウェア情報が記録されたソフトウェア辞書を用いるとコンピュータ資源を大きく消費する。しかし、本実施形態において記憶手段11に記憶されるソフトウェア管理情報は、複数の端末装置30において現にインストールされているソフトウェアのソフトウェア情報だけであるのでコンピュータ資源の消費を低減することができる。
例えば、ライセンス管理情報が不明なソフトウェアが検知された場合、管理手段17は、そのソフトウェアおよびそのソフトウェアがインストールされている端末装置30を特定する情報をネットワーク2の管理者に通知する。別の例で、管理手段17は、ライセンス管理情報が不明なソフトウェアがインストールされている端末装置30に対して、そのソフトウェアの使用を制限する指示を送信する。この指示を受信すると、端末装置30の使用制限手段34は、指示されたソフトウェアの起動を制限する。使用制限手段34は、OSまたはAPIの、プログラムの起動を禁止する機能または実行中のプログラムを強制終了する機能を呼び出すことによって、指示されたソフトウェアの起動を制限する。この例によれば、ソフトウェアの不正な使用を抑制することができる。
2−4.データベースの更新
図14は、ソフトウェア管理システム1におけるデータベースの更新に係る動作を例示するシーケンスチャートである。図14のシーケンスは、例えば、ステップS27において問い合わせキーに対応するソフトウェア情報がデータベース211に記憶されていないと判断されたことを契機として開始される。あるいは、図14のシーケンスは、所定のタイミングで定期的に(例えば1日1回)、自動的に開始されてもよい。
ステップS41において、情報収集手段25は、対応するソフトウェア情報が不明な問い合わせキーについて、ソフトウェア情報を収集する。ソフトウェア情報を収集する手法の具体例としては、例えばロボット検索がある。すなわち、情報収集手段25は、インターネット上の検索エンジン(図示略)に対し、対応するソフトウェア情報が不明な問い合わせキー(関連情報)を検索キーとして検索クエリを送信する。情報収集手段25は、検索エンジンから、この検索クエリに対する応答を受信する。情報収集手段25は、所定のアルゴリズムにより、受信した応答の中からソフトウェア情報を抽出する。別の例で、情報収集手段25は、オペレーターにソフトウェア情報の入力を促すための画面を表示する。ソフトウェア管理サービスの提供事業者のオペレーターは、この画面を介してソフトウェア情報を入力する。情報収集手段25は、ユーザの入力を受け付け、ソフトウェア情報を収集する。
ステップS42において、追加手段26は、情報収集手段25により収集されたソフトウェア情報を、問題の問い合わせキーに対応するソフトウェア情報としてデータベース211に追加する。この例によれば、端末装置30にインストールされているソフトウェアのソフトウェア情報が不明である場合には、サーバ20においてソフトウェア情報が収集され、データベース211が更新される。管理装置10はサーバ20に対する問い合わせを定期的に送信するので、問題の問い合わせキーを最初に送信したときには対応するソフトウェア情報がデータベース211に記録されていなくても、次回以降に問い合わせをしたときには、データベース211が更新され、対応するソフトウェア情報がデータベース211に記録されていることが期待される。
また、既に説明したように、本実施形態のサーバ20は、複数の管理装置(例えばA社の管理装置およびB社の管理装置)からアクセスが可能である。すなわち、ある管理装置からの問い合わせに応じて収集されたソフトウェア情報を、別の管理装置からの問い合わせに対して流用することができる。例えば、新規に販売されたソフトウェアについて、最初にA社の管理装置から問い合わせがあったとき、データベース211にはまだこのソフトウェアのソフトウェア情報が無いのでA社の管理装置に対してはその旨が通知される。この問い合わせを契機として、サーバ20はこの新規なソフトウェアのソフトウェア情報を収集し、データベース211に追加する。その後、B社の管理装置からこのソフトウェアについて問い合わせがあると、データベース211にはA社の管理装置からの問い合わせに応じて既にこのソフトウェアのソフトウェア情報が記録されている。したがって、B社の問い合わせに対してサーバ20はこのソフトウェアのソフトウェア情報を送信することができる。
さらに、従来知られている、ローカル環境にソフトウェア辞書を保持するソフトウェア資産管理においては、ソフトウェア辞書を最新の状態に保つには、ソフトウェア辞書の更新を定期的にチェックし、更新があった場合にはソフトウェア辞書をインポートし直すなどのメンテナンスが必要であった。これに対し本実施形態に係るソフトウェア管理システム1においては、データベース211がオンライン上にあり、管理装置10はデータベース211から必要なソフトウェア情報だけを受信するので、このようなメンテナンスは不要である。また、既に説明したように、従来のソフトウェア辞書は例えば数十万件のソフトウェア情報を含んでおり、これを更新するにはコンピュータ資源を多く消費し、時間もかかる。これに対し、管理装置10はデータベース211から現にインストールされているソフトウェア情報だけを受信するので、使用するコンピュータ資源および時間を低減することができる。
3.変形例
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変型実施が可能である。以下、変形例をいくつか説明する。以下の変形例のうち2つ以上のものが組み合わせて用いられてもよい。
3−1.変形例1
管理装置10の関連情報収集手段12がインベントリ情報を収集する方法は実施形態で例示したものに限定されない。関連情報収集手段12を介してインベントリ情報を取得する方法に加えて、または代えて他の方法が用いられてもよい。例えば、端末装置30からインベントリ情報を管理装置10に送信する場合において、監視エージェントを端末装置30に常駐させるのではなく、管理装置10からリモートでインベントリ情報を収集してもよいし、端末装置30において一時的にプログラムを動かし、インベントリ情報を収集してもよい。
3−2.変形例2
管理装置10は、特定のソフトウェアについてはサーバ20への問い合わせを行わなくてもよい。例えば、自社で独自開発した未公開のソフトウェア等、その存在を他社に知られたくないソフトウェアが端末装置30にインストールされていることがある。このような場合、管理装置10は、問い合わせから除外するソフトウェアの一覧を有し、その一覧に含まれるソフトウェアに関しては問い合わせを行わなくてもよい。
3−3.変形例3
データベース211に記録される情報は実施形態で例示したものに限定されない。データベース211は、実施形態で例示した情報に加えて、またはその一部に代えて、ソフトウェアの安全性に関する情報(レポート)を含んでいてもよい。ソフトウェアの安全性に関する情報とは、例えば、セキュリティ上の脆弱性の有無を示す情報、またはそのソフトウェアが悪意ある者によって作成されたものであることを示す情報である。サーバ20からこのようなソフトウェア情報を受信した場合、管理装置10の管理手段17は、安全性に問題のあるソフトウェアが端末装置30にインストールされていることをネットワーク2の管理者に通知する。あるいは、管理手段17は、端末装置30のそのソフトウェアの使用を禁止するよう、使用制限手段34に指示をする。
なお、データベース211はクラウド上のサーバ20に設けられているので、データベースに記録される項目はソフトウェア管理サービスの管理者が任意に追加または削除することができる。サーバ20は、データベース211に種々のソフトウェア情報を記録しておき、問い合わせに応じてそれを管理装置10に送信する。管理装置10は、受信したソフトウェア情報から必要な情報を取捨選択することができる。例えば、従来知られているソフトウェア辞書においては、記録される項目(フィールド)はあらかじめ決められているのが常識である。これに対し本実施形態においては、ソフトウェア管理サービスの管理者は、データベース211に記録する項目をいつでも自由に追加することができる。
また、データベース211において管理されるソフトウェアは、プログラムに限定されない。例えば、データベース211は、フォントの定義ファイル、プラグイン、画像ファイル、OSなど、プログラム以外のソフトウェアのソフトウェア情報を有してもよい。プログラム以外のソフトウェアに関しては起動履歴を取得できない場合があるが、インベントリ情報が収集される。インベントリ情報の収集は、例えば、レジストリの検索、OSのインベントリ情報収集機能、インベントリ情報を収集するAPI、およびファイル検索機能のうち少なくとも1つを用いて行われる。この例によれば、多様なソフトウェア情報に対応することにより、顧客満足度を向上させることができる。
3−4.他の変形例
管理装置10、サーバ20、および端末装置30の機能構成は図2で例示したものに限定されない。図2に示した機能の一部が省略されてもよいし、図示されていない機能が追加されてもよい。また、管理装置10は、管理対象の端末装置30が含まれるローカルネットワークに設けられるものに限定されない。管理装置10は、サーバ20と同様にクラウド上に設けられてもよい。また、端末装置30における記憶手段31、監視手段32、送信手段33、使用制限手段34、およびインベントリ情報収集手段35は省略されてもよい。
管理装置10、サーバ20、および端末装置30のハードウェア構成は、図3〜5において例示されたものに限定されない。要求される機能を実現できるものであれば、管理装置10、サーバ20、および端末装置30は、それぞれ、どのようなハードウェア構成を有していてもよい。例えば、物理的に複数の装置の集合が管理装置10またはサーバ20としての機能を有してもよい。あるいは物理的に1台の装置が論理的に複数の管理装置10としての機能を有してもよい。
実施形態で説明したソフトウェア管理システム1の動作はあくまで例である。実施形態で説明した処理ステップの一部は省略されてもよいし、他の処理と順番が入れ替えられてもよい。また、実施形態における起動履歴の送信条件およびインベントリ情報収集の開始条件はあくまで例示でありこれに限定されるものではない。
管理装置10、サーバ20、および端末装置30において実行されるプログラムは、光ディスク、磁気ディスク、半導体メモリなどの記憶媒体により提供されてもよいし、インターネット等の通信回線を介してダウンロードされてもよい。
1…ソフトウェア管理システム、2…ネットワーク、3…インターネット、10…管理装置、11…記憶手段、12…関連情報収集手段、14…キー生成手段、15…問い合わせ手段、16…情報受信手段、17…管理手段、20…サーバ、21…記憶手段、22…問い合わせ受信手段、23…判断手段、24…送信手段、25…情報収集手段、26…追加手段、30…端末装置、31…記憶手段、32…監視手段、33…送信手段、34…使用制限手段、35…インベントリ情報収集手段、101…CPU、102…メモリ、103…ストレージ、104…ネットワークIF、105…表示装置、106…入力装置、201…CPU、202…メモリ、203…ストレージ、204…ネットワークIF、211…データベース、301…CPU、302…メモリ、303…ストレージ、304…ネットワークIF、305…表示装置、306…入力装置

Claims (9)

  1. サーバと、
    端末装置に接続され、当該端末装置にインストールされたソフトウェアを管理する管理装置と
    を有し、
    前記管理装置は、
    前記端末装置から前記ソフトウェアに関連する関連情報を収集する収集手段と、
    前記関連情報を用いて問い合わせ用のキーを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成されたキーを含む問い合わせを前記サーバに送信する問い合わせ手段
    を有し、
    前記サーバは、
    ソフトウェア情報のデータベースを記憶する記憶手段と、
    前記管理装置から前記問い合わせを受信する問い合わせ受信手段と、
    前記管理装置から受信した前記問い合わせに含まれる前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されているか判断する判断手段と、
    前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されていると前記判断手段により判断された場合、当該ソフトウェア情報を前記管理装置に送信する送信手段と、
    前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されていないと前記判断手段により判断された場合、当該ソフトウェア情報を収集する情報収集手段と、
    前記情報収集手段により収集された情報を前記データベースに追加する追加手段と
    を有し、
    前記管理装置は、さらに、
    前記サーバから前記ソフトウェア情報を受信する情報受信手段と、
    前記情報受信手段により受信されたソフトウェア情報を用いて前記端末装置における前記ソフトウェアの使用権限を管理する管理手段と
    を有するソフトウェア管理システム。
  2. 前記収集手段は、前記端末装置において前記ソフトウェアが起動された履歴を前記関連情報として収集し、
    前記問い合わせ手段は、前記履歴から抽出された情報を前記キーとして含む問い合わせを送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載のソフトウェア管理システム。
  3. 前記収集手段は、前記ソフトウェアのインベントリ情報を前記関連情報として収集し、
    前記問い合わせ手段は、前記インベントリ情報から抽出された情報を前記キーとして含む問い合わせを送信する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のソフトウェア管理システム。
  4. 前記管理手段は、前記使用権限に応じて前記ソフトウェアの使用を制限する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のソフトウェア管理システム。
  5. 前記サーバは、ソフトウェアの安全性に関するレポートを前記管理装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のソフトウェア管理システム。
  6. 前記情報収集手段は、前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されていないと前記判断手段により判断された場合、当該ソフトウェア情報をロボット検索により収集し、
    前記サーバは、前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されていないと前記判断手段により判断された場合、前記送信手段は、前記情報収集手段により収集された前記ソフトウェア情報を前記管理装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のソフトウェア管理システム。
  7. 端末装置に接続され、当該端末装置にインストールされたソフトウェアを管理する管理装置が、当該端末装置から前記ソフトウェアに関連する関連情報を収集するステップと、
    前記管理装置が、前記関連情報を用いて問い合わせ用のキーを生成するステップと、
    前記管理装置が、前記キーを含む問い合わせを、ソフトウェア情報のデータベースを記憶する記憶手段を有するサーバに送信するステップと、
    前記サーバが、前記管理装置から前記問い合わせを受信するステップと、
    前記サーバが、前記管理装置から受信した前記問い合わせに含まれる前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されているか判断するステップと、
    前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されていると判断された場合、前記サーバが、当該ソフトウェア情報を前記管理装置に送信するステップと、
    前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されていないと判断された場合、前記サーバが、当該ソフトウェア情報を収集するステップと、
    前記収集された情報を前記データベースに追加するステップと、
    前記管理装置が、前記サーバから前記ソフトウェア情報を受信するステップと、
    前記管理装置が、前記受信されたソフトウェア情報を用いて前記端末装置における前記ソフトウェアの使用権限を管理するステップと
    を有するソフトウェア管理方法。
  8. ソフトウェアがインストールされた端末装置から当該ソフトウェアに関連する関連情報を収集する収集手段と、
    前記関連情報を用いて問い合わせ用のキーを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成されたキーを含む問い合わせをサーバに送信する問い合わせ手段と、
    前記サーバから前記問い合わせに対応するソフトウェア情報を受信する情報受信手段と、
    前記情報受信手段により受信されたソフトウェア情報を用いて前記端末装置における前記ソフトウェアの使用権限を管理する管理手段と
    を有する管理装置。
  9. ソフトウェア情報のデータベースを記憶する記憶手段と、
    管理装置からキーを含む問い合わせを受信する問い合わせ受信手段と、
    前記管理装置から受信した前記問い合わせに含まれる前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されているか判断する判断手段と、
    前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されていると前記判断手段により判断された場合、当該ソフトウェア情報を前記管理装置に送信する送信手段と、
    前記キーに対応するソフトウェア情報が前記データベースに記録されていないと前記判断手段により判断された場合、当該ソフトウェア情報を収集する情報収集手段と、
    前記情報収集手段により収集された情報を前記データベースに追加する追加手段と
    を有するサーバ。
JP2016171755A 2016-09-02 2016-09-02 ソフトウェア管理システム、ソフトウェア管理方法、及び管理装置 Active JP6434464B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016171755A JP6434464B2 (ja) 2016-09-02 2016-09-02 ソフトウェア管理システム、ソフトウェア管理方法、及び管理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016171755A JP6434464B2 (ja) 2016-09-02 2016-09-02 ソフトウェア管理システム、ソフトウェア管理方法、及び管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018036997A true JP2018036997A (ja) 2018-03-08
JP6434464B2 JP6434464B2 (ja) 2018-12-05

Family

ID=61567570

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016171755A Active JP6434464B2 (ja) 2016-09-02 2016-09-02 ソフトウェア管理システム、ソフトウェア管理方法、及び管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6434464B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111104645A (zh) * 2018-10-25 2020-05-05 广达电脑股份有限公司 软件主文件数据管理系统及方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007241906A (ja) * 2006-03-11 2007-09-20 Hitachi Software Eng Co Ltd Webアプリケーション脆弱性動的検査方法およびシステム
JP2011123614A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Dainippon Printing Co Ltd キャッシュ装置,キャッシュシステム及びキャッシュ方法
JP2011243121A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Nec Corp ライセンス管理システム、ライセンス管理方法、及びライセンス管理プログラム
JP2015219584A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 株式会社Pfu 情報処理装置、ライセンス割り当て方法及び制御プログラム

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007241906A (ja) * 2006-03-11 2007-09-20 Hitachi Software Eng Co Ltd Webアプリケーション脆弱性動的検査方法およびシステム
JP2011123614A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Dainippon Printing Co Ltd キャッシュ装置,キャッシュシステム及びキャッシュ方法
JP2011243121A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Nec Corp ライセンス管理システム、ライセンス管理方法、及びライセンス管理プログラム
JP2015219584A (ja) * 2014-05-14 2015-12-07 株式会社Pfu 情報処理装置、ライセンス割り当て方法及び制御プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111104645A (zh) * 2018-10-25 2020-05-05 广达电脑股份有限公司 软件主文件数据管理系统及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6434464B2 (ja) 2018-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10740475B2 (en) Method and system for enabling log record consumers to comply with regulations and requirements regarding privacy and the handling of personal data
US8165078B2 (en) System and method for controlling use of a network resource
US8387038B2 (en) Method and system for automatic computer and user migration
US9916334B2 (en) Ensuring data maintenance within a LDAP environment
US20180211032A1 (en) Log information generation apparatus and recording medium, and log information extraction apparatus and recording medium
CN108369622A (zh) 软件容器注册表服务
KR101143217B1 (ko) 컴퓨터 신원을 관리하는 방법, 시스템 및 장치
US7619761B2 (en) Extensible and distributed job execution service in a server farm
JP4705962B2 (ja) データ機密制御システム
JP6434464B2 (ja) ソフトウェア管理システム、ソフトウェア管理方法、及び管理装置
CN113168315A (zh) 基于来自多个源的分析的升级
US11983252B2 (en) Software license manager security
JP5341695B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法、およびプログラム
KR101672962B1 (ko) 적응형 단말기 소프트웨어 관리 시스템 및 이에 의한 단말기 소프트웨어 관리 방법
JP6068103B2 (ja) 権限管理システム、サーバシステム、権限管理プログラムおよび権限管理方法
US9553787B1 (en) Monitoring hosted service usage
JP7378791B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JP4087434B1 (ja) データ機密制御システム
WO2020066785A1 (ja) 分析装置、端末装置、分析システム、分析方法およびプログラム
US11354081B2 (en) Information processing apparatus with concealed information
US8495368B1 (en) Method to create a content management recommendation based on presence of confidential information in content
JP5017055B2 (ja) 更新プログラム配信システム
US20180146013A1 (en) Providing notifications via a platform
JP2019200467A (ja) ログ情報収集分析システム
JP2014123298A (ja) 情報管理プログラム及び情報管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180424

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180613

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181030

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6434464

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250