JP2018033517A - Dishwasher - Google Patents
Dishwasher Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018033517A JP2018033517A JP2016167049A JP2016167049A JP2018033517A JP 2018033517 A JP2018033517 A JP 2018033517A JP 2016167049 A JP2016167049 A JP 2016167049A JP 2016167049 A JP2016167049 A JP 2016167049A JP 2018033517 A JP2018033517 A JP 2018033517A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- housing
- cleaning tank
- wiper
- washing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Abstract
Description
本発明は、食器洗浄装置に関する。 The present invention relates to a dishwashing apparatus.
システムキッチンなどに組み込まれるビルトインタイプの食器洗浄装置が広く用いられている。下記特許文献1に開示された食器洗浄装置は、筐体と、筐体内部から手前に引き出し可能な洗浄槽(1)と、洗浄槽(1)の後方に取り付けられた乾燥用ファン(6)と、洗浄時に洗浄槽(1)の上面開口を塞ぐ蓋体と、を備える。蓋体は、筐体内部に設置され、上下に移動可能になっている。
Built-in type dishwashers that are built into system kitchens are widely used. The tableware washing device disclosed in
洗浄工程の途中で、ユーザーが洗浄槽を引き出そうとする場合がある。例えば、追加の食器をユーザーが洗浄槽に入れようとしたり、異音がするなどの何らかの理由で装置内部をユーザーが確認しようとしたりする場合である。洗浄工程中は、蓋体の下面に水滴が付着している。洗浄工程の途中で洗浄槽が引き出されると、蓋体の下面に付着していた水滴が、洗浄槽の後方に落下する可能性がある。洗浄槽の後方には、例えば、乾燥用のファン、ファンに給電するための配線、配線を接続するコネクタなどの電装品が設置されている。長期間の使用において、上記のようにして蓋体から落下した水滴が、そのような電装品に付着することが繰り返されると、場合によっては、絶縁不良などの悪影響を生じる可能性がある。 In the middle of the cleaning process, the user may try to pull out the cleaning tank. For example, the user may try to check the inside of the apparatus for some reason, such as when the user tries to put additional tableware in the washing tub or makes a noise. During the cleaning process, water droplets adhere to the lower surface of the lid. If the cleaning tank is pulled out during the cleaning process, water droplets adhering to the lower surface of the lid may fall behind the cleaning tank. Behind the cleaning tank, for example, electrical components such as a drying fan, wiring for supplying power to the fan, and a connector for connecting the wiring are installed. If the water droplets dropped from the lid as described above repeatedly adhere to such an electrical component during long-term use, in some cases, adverse effects such as poor insulation may occur.
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、洗浄槽の後方に水滴が落ちることを抑制できる食器洗浄装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a dishwashing apparatus that can prevent water droplets from falling behind a washing tank.
本発明に係る食器洗浄装置は、筐体と、筐体の内部に入った位置と、筐体から引き出された位置との間を移動可能に設置され、上面開口を有する洗浄槽と、筐体の内部に設置され、洗浄時に洗浄槽の上面開口を塞ぐ蓋体と、洗浄槽が筐体から引き出されるときに、蓋体の下面に付着している水滴を除去する水滴除去手段と、を備えるものである。 The dishwashing apparatus according to the present invention includes a cleaning tank having an upper surface opening, which is movably installed between a housing, a position inside the housing, and a position drawn from the housing, and the housing. And a lid that closes the upper surface opening of the cleaning tank at the time of cleaning, and a water droplet removing means that removes water droplets adhering to the lower surface of the lid when the cleaning tank is pulled out from the housing. Is.
本発明の食器洗浄装置によれば、洗浄槽が筐体から引き出されるときに、蓋体の下面に付着している水滴を除去する水滴除去手段を備えたことにより、洗浄槽の後方に水滴が落ちることを抑制することが可能となる。 According to the tableware washing apparatus of the present invention, when the washing tub is pulled out from the housing, the water drop removing means for removing the water droplets adhering to the lower surface of the lid body is provided, so that the water drops are behind the washing tub. It is possible to suppress falling.
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。各図において共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。本開示は、以下の各実施の形態で説明する構成のうち、組合わせ可能な構成のあらゆる組合わせを含み得る。 Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings. In the drawings, common or corresponding elements are denoted by the same reference numerals, and redundant description is simplified or omitted. The present disclosure may include any combination of configurations that can be combined among the configurations described in the following embodiments.
実施の形態1.
図1は、実施の形態1による食器洗浄装置1を示す模式的な断面図である。図1に示す本実施の形態1の食器洗浄装置1は、例えばシステムキッチンなどに組み込まれて使用されるビルトインタイプの食器洗浄装置である。図1において、左側が食器洗浄装置1の「前」であり、右側が食器洗浄装置1の「後ろ」である。食器洗浄装置1は、筐体2、洗浄槽3、及び蓋体4を備える。筐体2は、システムキッチンなどに収容されるように設置される。筐体2は、前面開口2aを有する。筐体2の前面開口2aから洗浄槽3が出入りする。
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view showing a
洗浄槽3は、筐体2の内部に入った位置と、筐体2から前方へ引き出された位置との間を移動可能に設置されている。図1は、洗浄槽3が筐体2から引き出される途中の位置にある状態を示している。食器洗浄装置1は、洗浄槽3をスライド移動可能にする、例えばレールのようなガイド機構(図示省略)を備える。洗浄槽3の前面には、取っ手及び後述する操作部15が設けられた前扉が取り付けられるが、図1では省略している。
The
洗浄槽3は、洗浄対象物である食器を収納可能な内部空間を有する。洗浄時には洗浄槽3内に洗浄水を溜めることができる。洗浄槽3は、当該内部空間の上面が開口した上面開口3aを有する。洗浄槽3を筐体2から引き出すことで、上面開口3aから洗浄槽3内に食器を出し入れできる。洗浄槽3の内部には、食器を保持する食器かご(図示省略)が配置される。洗浄槽3内の底部には、当該食器かごの下方に位置する洗浄ノズル5が設置されている。洗浄ノズル5は、洗浄水を噴射する。洗浄ノズル5は、鉛直方向の回転軸を中心に回転可能である。
The
洗浄槽3の後方の外側には、送風ファン6が取り付けられている。送風ファン6は、乾燥工程のときに洗浄槽3内に送風する。送風ファン6には、電気配線7がコネクタ8を介して接続されている。筐体2に備えられた電源部(図示省略)から電気配線7を介して送風ファン6へ電力が供給される。電気配線7の長さは、洗浄槽3が引き出されたときに延び切らないようになっている。
A
蓋体4は、筐体2の内部の上方に配置されている。蓋体4は、洗浄時などに洗浄槽3の上面開口3aを塞ぐ。蓋体4が上面開口3aを塞いだ状態では、洗浄槽3と蓋体4との隙間がシール部材(図示省略)により封止されることで密閉される。食器洗浄装置1は、蓋体4を上下方向に変位させる駆動機構(図示省略)を備えている。当該駆動機構は、例えばリンク機構を用いたものでもよい。洗浄槽3を筐体2内へ収納すると、蓋体4が下降して洗浄槽3の上面開口3aを塞ぐ。洗浄槽3が筐体2から引き出されるときには、蓋体4が上昇することで、洗浄槽3が移動可能になる。
The
食器洗浄装置1による洗浄中は、洗浄ノズル5から噴射される洗浄水によって蓋体4の下面が濡れている。本実施の形態の食器洗浄装置1は、洗浄槽3が筐体2から引き出されるときに、蓋体4の下面に付着している水滴90を洗浄槽3内へ落として除去するための水滴除去手段を備える。この水滴除去手段は、蓋体4の下面に向けて気流を吹き出す気流吹出部9を備える。気流吹出部9は、洗浄槽3の後面の壁の上端部に配置されている。気流吹出部9の詳細については後述する。
During the cleaning by the
図2は、実施の形態1による食器洗浄装置1の機能ブロック図である。図1では図示を省略したが、食器洗浄装置1は、給水弁11、洗浄ポンプ12、排水ポンプ13、ヒータ14、操作部15、引き出し検出装置16、及び制御装置50をさらに備える。図2に示すように、送風ファン6、給水弁11、洗浄ポンプ12、排水ポンプ13、ヒータ14、操作部15、及び引き出し検出装置16は、それぞれ、制御装置50に対して電気的に接続されている。
FIG. 2 is a functional block diagram of the
制御装置50は、食器洗浄装置1の運転を制御する。本実施の形態では、制御装置50は、洗い工程、すすぎ工程、及び乾燥工程を順に行うように制御する。
The
給水弁11が開閉することで洗浄槽3内への給水の開始及び停止が制御される。洗浄ポンプ12は、洗浄水を洗浄ノズル5から噴射させる。排水ポンプ13は、洗浄槽3内の洗浄水を外部へ排水する。ヒータ14は、洗浄水を加熱する。乾燥工程のときに洗浄槽3内の空気をヒータ14で加熱してもよい。または、乾燥用のヒータをヒータ14とは別個に備えてもよい。操作部15は、ユーザー操作を受け付ける。ユーザーは、操作部15を操作することで、例えば、運転コースの選択、運転の開始及び一時停止、などを操作することができる。
Opening and closing of the
引き出し検出装置16は、洗浄槽3が筐体2から引き出されることを検出する。例えば、引き出し検出装置16は、洗浄槽3の位置または移動を検出することで、洗浄槽3が筐体2から引き出されることを検出してもよい。あるいは、引き出し検出装置16は、洗浄槽3の前扉の取っ手が握られたことを検出し、取っ手が握られた場合に洗浄槽3が筐体2から引き出されることを検出してもよい。
The
図3は、本実施の形態1の食器洗浄装置1が備える気流吹出部9を説明するための模式的な断面図である。気流吹出部9は、気流を吹き出す吹出口9aを有する。吹出口9aは、食器洗浄装置1の左右方向、すなわち図3の紙面に垂直な方向に沿って、細長く延びるスリット状を呈する。送風ファン6が運転されると、送風ファン6で生成された気流の一部が、風路10を通って気流吹出部9へ流れ、吹出口9aから吹き出される。
FIG. 3 is a schematic cross-sectional view for explaining the
制御装置50は、洗浄を開始した後に、洗浄槽3が筐体2から引き出されることが引き出し検出装置16により検出された場合には、送風ファン6を運転し、気流吹出部9の吹出口9aから気流を吹き出させる。洗浄槽3が筐体2から引き出されると、吹出口9aから吹き出された気流が蓋体4の下面に吹き付けられながら、気流吹出部9が蓋体4の下面に沿って図3中の左方向へ移動する。吹出口9aからの気流を蓋体4の下面に吹き付けながら気流吹出部9が蓋体4に対して移動することで、蓋体4の下面に付着していた水滴90が、蓋体4の下面から離れて、気流吹出部9の前方の空間、すなわち洗浄槽3の内部空間へ落下する。蓋体4の下面に食品カスなどの固形物(以下、単に「食品カス」と称する)が付着していた場合には、食品カスも気流によって蓋体4の下面から除去される。
When the
上記のようにして、蓋体4の下面に付着していた水滴90及び食品カスが除去されることで、以下の効果が得られる。蓋体4の下面に付着していた水滴90及び食品カスが洗浄槽3の後方へ落下することを確実に防止できる。洗浄槽3の後方にある、送風ファン6、電気配線7、コネクタ8などの電装品に水滴90及び食品カスが付着することを確実に防止できる。水滴90及び食品カスが付着することによる電装品への悪影響が発生することを確実に防止できる。
As described above, the following effects are obtained by removing the
気流吹出部9の吹出口9aは、斜め上かつ斜め前に向かって、気流を吹き出す。このような方向に気流が吹き出されることで、蓋体4の下面に付着していた水滴90及び食品カスを、気流吹出部9の前方の空間、すなわち洗浄槽3の内部空間へ、より確実に落下させることができる。
The
制御装置50は、洗い工程またはすすぎ工程の途中で洗浄槽3が筐体2から引き出されるときには、上記のようにして気流吹出部9から気流を吹き出させるように制御する。
When the
乾燥工程のときにも、途中までは、蓋体4の下面に水滴90が付着している可能性がある。このため、乾燥工程の途中で洗浄槽3が筐体2から引き出されるときにも、制御装置50は、気流吹出部9から気流を吹き出させることが望ましい。
Even during the drying process, there is a possibility that the
乾燥工程が終了した場合には、蓋体4の下面に水滴90が付着している可能性はないと考えられる。このため、乾燥工程の終了後に洗浄槽3が筐体2から引き出されるときには、制御装置50は、気流吹出部9から気流を吹き出さないように制御する。これにより、不必要な電力消費を防止できる。
When the drying process is completed, it is considered that there is no possibility that the
食器洗浄装置1は、送風ファン6から洗浄槽3内へ送風する状態と、送風ファン6から風路10を介して気流吹出部9へ送風する状態とを切り替える風路切替手段を備えてもよい。そのような風路切替手段を備える場合には、風路の切り替えにより、送風ファン6で生成された気流を気流吹出部9のみに供給し、吹出口9aから吹き出される気流の風速をさらに高くできる。
The
本実施の形態であれば、洗浄槽3内へ送風する送風ファン6を用いて気流吹出部9から気流を吹き出すことができるので、気流吹出部9に専用の送風ファンを設ける必要がないという利点がある。ただし、このような構成に限らず、食器洗浄装置1は、洗浄槽3内へ送風する送風ファン6とは別に、気流吹出部9から気流を吹き出すための専用の送風ファンを備えてもよい。
If it is this Embodiment, since an airflow can be blown out from the
食器洗浄装置1が備える制御装置50は、以下のように構成されてもよい。制御装置50の各機能は、処理回路により実現されてもよい。制御装置50の処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ51と少なくとも1つのメモリ52とを備えてもよい。処理回路が少なくとも1つのプロセッサ51と少なくとも1つのメモリ52とを備える場合、制御装置50の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。ソフトウェア及びファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述されてもよい。ソフトウェア及びファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ52に格納されてもよい。少なくとも1つのプロセッサ51は、少なくとも1つのメモリ52に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、制御装置50の各機能を実現してもよい。少なくとも1つのメモリ52は、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク等を含んでもよい。
The
制御装置50の処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウェアを備えてもよい。処理回路が少なくとも1つの専用のハードウェアを備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ51、並列プログラム化したプロセッサ51、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field−Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものでもよい。制御装置50の各部の機能がそれぞれ処理回路で実現されてもよい。また、制御装置50の各部の機能がまとめて処理回路で実現されてもよい。制御装置50の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、他の一部をソフトウェアまたはファームウェアで実現してもよい。処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの組み合わせによって、制御装置50の各機能を実現してもよい。単一の制御装置により動作が制御される構成に限定されるものではなく、複数の制御装置が連携することで動作を制御する構成にしてもよい。
The processing circuit of the
実施の形態2.
次に、図4及び図5を参照して、実施の形態2について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。
Next, the second embodiment will be described with reference to FIG. 4 and FIG. 5. The difference from the first embodiment will be mainly described, and the elements common or corresponding to the above-described elements are as follows. The same reference numerals are attached, and overlapping descriptions are simplified or omitted.
図4は、実施の形態2による食器洗浄装置17を示す模式的な断面図である。本実施の形態2は、実施の形態1と比べて、水滴除去手段の構成が異なる。食器洗浄装置17は、水滴除去手段として、ワイパー18を備える。食器洗浄装置17は、実施の形態1の気流吹出部9及び風路10を備えない。
FIG. 4 is a schematic cross-sectional view showing the
ワイパー18は、洗浄槽3の後面の壁の上端部に配置されている。ワイパー18は、ゴムのような弾性を有する材料で構成されている。ワイパー18は、板ゴム状の弾性体でもよい。ワイパー18の下端は、洗浄槽3の後面の壁の上端部に固定されている。洗浄槽3が筐体2から引き出されるときには、ワイパー18の上端が蓋体4の下面に接触する。洗浄槽3が筐体2から引き出されると、ワイパー18が蓋体4の下面に対して摺動する。すなわち、ワイパー18が蓋体4の下面を拭う。これにより、蓋体4の下面に付着している水滴90及び食品カスを洗浄槽3内へ落として除去することができる。
The
本実施の形態であれば、蓋体4の下面に付着していた水滴90及び食品カスが洗浄槽3の後方へ落下することを確実に防止でき、実施の形態1と同様の効果が得られる。
If it is this Embodiment, it can prevent reliably that the
図5は、本実施の形態2の食器洗浄装置17が備える洗浄槽3及び蓋体4の一部分とワイパー18を示す断面図である。図5は、蓋体4が洗浄槽3の上面開口3aを塞いだときの状態を示す。洗浄槽3の上面開口3aを塞ぐときに蓋体4が下降すると、図5に示すように、ワイパー18は前方へ倒れるように変形し、洗浄槽3と蓋体4との間に挟みこまれる。これにより、蓋体4と洗浄槽3との隙間がワイパー18により封止される。本実施の形態であれば、洗浄槽3及び蓋体4との隙間を封止するシール部材のうちの後方の部分を、ワイパー18で代用できる。このため、製造コストを低減できる。
FIG. 5 is a cross-sectional view showing the
実施の形態3.
次に、図6及び図7を参照して、実施の形態3について説明するが、前述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。
Next, the third embodiment will be described with reference to FIG. 6 and FIG. 7. The difference from the first embodiment will be mainly described, and the elements common or corresponding to the elements described above are as follows: The same reference numerals are attached, and overlapping descriptions are simplified or omitted.
図6は、実施の形態3による食器洗浄装置20を示す模式的な断面図である。本実施の形態3は、実施の形態1と比べて、水滴除去手段の構成が異なる。食器洗浄装置20は、水滴除去手段として、ワイパー21及び付勢装置22を備える。食器洗浄装置20は、実施の形態1の気流吹出部9及び風路10を備えない。
FIG. 6 is a schematic cross-sectional view showing the
付勢装置22は、ワイパー21を蓋体4の下面に押し付けるように付勢する。付勢装置22は、洗浄槽3の後面の壁の上端部の近くに配置されている。ワイパー21は、ゴムのような弾性を有する材料で構成されている。ワイパー21は、板ゴム状の弾性体でもよい。
The urging
図7は、実施の形態3による食器洗浄装置20が備える付勢装置22の構成を説明するための断面図である。図7に示すように、付勢装置22は、ワイパー21を付勢する付勢部材としてのコイルばね22aと、ワイパー21の少なくとも一部とコイルばね22aとを収納する凹部22bとを備える。凹部22bは、上方に開口している。ワイパー21は当該開口から凹部22bに出入りする。コイルばね22aは、ワイパー21の下端と凹部22bの底部との間にある。コイルばね22aは、ワイパー21を上方向へ付勢する。
FIG. 7 is a cross-sectional view for explaining the configuration of the urging
図7は、蓋体4が洗浄槽3の上面開口3aを塞いでいない状態を示している。すなわち、図7は、洗浄槽3が筐体2から引き出されるときの状態を示している。蓋体4が洗浄槽3の上面開口3aを塞いでいない状態では、コイルばね22aが伸びることで、ワイパー21の上端が蓋体4の下面に押し付けられる。洗浄槽3が筐体2から引き出されると、ワイパー21が蓋体4の下面に対して摺動する。すなわち、ワイパー21が蓋体4の下面を拭う。これにより、蓋体4の下面に付着している水滴90及び食品カスを洗浄槽3内へ落として除去することができる。
FIG. 7 shows a state where the
本実施の形態であれば、蓋体4の下面に付着していた水滴90及び食品カスが洗浄槽3の後方へ落下することを確実に防止でき、実施の形態1と同様の効果が得られる。さらに、本実施の形態であれば、洗浄槽3が筐体2から引き出されるときに、コイルばね22aの弾性力によって、ワイパー21の上端を蓋体4の下面に確実に押し当てることができる。このため、蓋体4の下面に付着している水滴90及び食品カスをより確実に除去できる。
If it is this Embodiment, it can prevent reliably that the
蓋体4が洗浄槽3の上面開口3aを塞いだ状態のとき、すなわち蓋体4が図7の位置よりも下方へ変位した状態のときには、コイルばね22aが縮むことでワイパー21が凹部22b内に収納される。本実施の形態であれば、蓋体4が洗浄槽3の上面開口3aを塞いだ状態のときにワイパー21が蓋体4と洗浄槽3との間に挟まれることがないので、ワイパー21の変形を軽減できる。このため、変形の繰り返しによるワイパー21の劣化を抑制でき、ワイパー21の寿命を長くできる。
When the
実施の形態4.
次に、図8を参照して、実施の形態4について説明するが、前述した実施の形態1及び3との相違点を中心に説明し、前述した要素と共通または対応する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を簡略化または省略する。
Next, the fourth embodiment will be described with reference to FIG. 8. The difference from the first and third embodiments will be mainly described, and the same or corresponding elements as those described above are the same. The overlapping description is simplified or omitted.
本実施の形態4は、実施の形態1と比べて、水滴除去手段の構成が異なる。食器洗浄装置23は、水滴除去手段として、ワイパー21及び付勢装置24を備える。食器洗浄装置23は、実施の形態1の気流吹出部9及び風路10を備えない。本実施の形態4の食器洗浄装置23は、実施の形態3と比べて、付勢装置22に代えて付勢装置24を備える点が異なる。
The fourth embodiment differs from the first embodiment in the configuration of the water droplet removing means. The
図8は、実施の形態4による食器洗浄装置23が備える付勢装置24の構成を説明するための断面図である。図8に示すように、付勢装置24は、ワイパー21の下端部に取り付けられた永久磁石24aと、を付勢する付勢部材としてのコイルばね22aと、ワイパー21の少なくとも一部と永久磁石24aとを収納する凹部24bと、電磁石24cとを備える。凹部24bは、上方に開口している。ワイパー21は当該開口から凹部24bに出入りする。電磁石24cは、凹部24bの底部に設置されており、永久磁石24aと対向する。電磁石24cには、図示しない電気配線を介して電力が供給される。食器洗浄装置23が備える制御装置50は、電磁石24cへの通電のオンオフを制御する。電磁石24cに通電すると、電磁石24cが永久磁石24aに対して反発する極性となる。
FIG. 8 is a cross-sectional view for explaining the configuration of the urging device 24 provided in the
図8は、蓋体4が洗浄槽3の上面開口3aを塞いでいない状態を示している。すなわち、図8は、洗浄槽3が筐体2から引き出されるときの状態を示している。図8は、電磁石24cに通電されている状態を示している。電磁石24cに通電すると、永久磁石24aに対して反発する磁力が発生し、その反発力によって永久磁石24a及びワイパー21が上方向へ移動し、ワイパー21が蓋体4の下面に押し付けられる。この状態で洗浄槽3が筐体2から引き出されると、ワイパー21が蓋体4の下面に対して摺動する。すなわち、ワイパー21が蓋体4の下面を拭う。これにより、蓋体4の下面に付着している水滴90及び食品カスを洗浄槽3内へ落として除去することができる。
FIG. 8 shows a state where the
本実施の形態であれば、蓋体4の下面に付着していた水滴90及び食品カスが洗浄槽3の後方へ落下することを確実に防止でき、実施の形態1と同様の効果が得られる。
If it is this Embodiment, it can prevent reliably that the
制御装置50は、洗い工程またはすすぎ工程の途中で洗浄槽3が筐体2から引き出されるときには、電磁石24cに通電し、付勢装置24がワイパー21が蓋体4の下面に押し付けるように制御する。
When the
乾燥工程のときにも、途中までは、蓋体4の下面に水滴90が付着している可能性がある。このため、乾燥工程の途中で洗浄槽3が筐体2から引き出されるときにも、制御装置50は、電磁石24cに通電し、付勢装置24がワイパー21が蓋体4の下面に押し付けるように制御することが望ましい。
Even during the drying process, there is a possibility that the
乾燥工程が終了した場合には、蓋体4の下面に水滴90が付着している可能性はないと考えられる。このため、乾燥工程の終了後に洗浄槽3が筐体2から引き出されるときには、制御装置50は、電磁石24cに通電せず、付勢装置24がワイパー21が蓋体4の下面に押し付けないように制御する。電磁石24cに通電しない状態では、永久磁石24a及びワイパー21は、図8の位置より下方の位置へ下がり、ワイパー21の上端が蓋体4の下面に接触しない状態になる。
When the drying process is completed, it is considered that there is no possibility that the
本実施の形態であれば、乾燥工程の終了後に洗浄槽3が筐体2から引き出されるときには、ワイパー21の上端が蓋体4の下面に対して摺動する摩擦力が発生しないので、洗浄槽3の引き出しに要する力を軽減できる。また、ワイパー21の磨耗も抑制できる。
In the present embodiment, when the
本実施の形態では、永久磁石24a及び電磁石24cによって付勢装置24がワイパー21を変位させるようにしているが、例えばモーターなどの他のタイプのアクチュエータを用いてワイパー21を変位させるようにしてもよい。
In the present embodiment, the urging device 24 displaces the
以上説明した各実施の形態では、食器を乾燥させる機能を有する食器洗浄装置を例に説明したが、本発明の食器洗浄装置は、食器を乾燥させる機能を有しないものでもよい。すなわち、本発明の食器洗浄装置は、洗い工程及びすすぎ工程のみを行い、乾燥工程を行わないものでもよい。 In each of the embodiments described above, the tableware washing apparatus having a function of drying tableware has been described as an example. However, the tableware washing apparatus of the present invention may not have a function of drying tableware. That is, the dishwashing apparatus of this invention may perform only a washing process and a rinse process, and may not perform a drying process.
1 食器洗浄装置、 2 筐体、 3 洗浄槽、 4 蓋体、 5 洗浄ノズル、 6 送風ファン、 7 電気配線、 8 コネクタ、 9 気流吹出部、 10 風路、 17 食器洗浄装置、 18 ワイパー、 20 食器洗浄装置、 21 ワイパー、 22 付勢装置、 23 食器洗浄装置、 24 付勢装置、 90 水滴
DESCRIPTION OF
Claims (8)
前記筐体の内部に入った位置と、前記筐体から引き出された位置との間を移動可能に設置され、上面開口を有する洗浄槽と、
前記筐体の内部に設置され、洗浄時に前記洗浄槽の前記上面開口を塞ぐ蓋体と、
前記洗浄槽が前記筐体から引き出されるときに、前記蓋体の下面に付着している水滴を除去する水滴除去手段と、
を備える食器洗浄装置。 A housing,
A cleaning tank that is installed so as to be movable between a position inside the housing and a position pulled out from the housing, and having an upper surface opening,
A lid that is installed inside the housing and closes the top opening of the cleaning tank during cleaning;
A water droplet removing means for removing water droplets adhering to the lower surface of the lid when the cleaning tank is pulled out of the housing;
A dishwashing apparatus comprising:
前記水滴除去手段は、前記乾燥工程の終了後に前記洗浄槽が前記筐体から引き出されるときには、前記気流吹出部から気流を吹き出さない請求項2に記載の食器洗浄装置。 Means for performing a drying step of drying the tableware in the washing tank,
3. The dishwashing apparatus according to claim 2, wherein the water droplet removing means does not blow an air flow from the air flow blowing portion when the washing tank is pulled out from the housing after the drying step.
前記送風ファンにより発生した気流の少なくとも一部を前記気流吹出部へ導く風路と、
を備える請求項2または請求項3に記載の食器洗浄装置。 A blower fan for blowing air into the cleaning tank;
An air path that guides at least part of the airflow generated by the blower fan to the airflow blowing unit;
The dishwashing apparatus of Claim 2 or Claim 3 provided with these.
前記乾燥工程の終了後に前記洗浄槽が前記筐体から引き出されるときには、前記ワイパーが前記蓋体の前記下面に押し付けられないように前記付勢装置が動作する請求項7に記載の食器洗浄装置。 Means for performing a drying step of drying the tableware in the washing tank,
The tableware washing apparatus according to claim 7, wherein the biasing device operates so that the wiper is not pressed against the lower surface of the lid when the washing tank is pulled out from the housing after the drying step.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016167049A JP2018033517A (en) | 2016-08-29 | 2016-08-29 | Dishwasher |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016167049A JP2018033517A (en) | 2016-08-29 | 2016-08-29 | Dishwasher |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018033517A true JP2018033517A (en) | 2018-03-08 |
Family
ID=61566317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016167049A Pending JP2018033517A (en) | 2016-08-29 | 2016-08-29 | Dishwasher |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018033517A (en) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10192071A (en) * | 1997-01-07 | 1998-07-28 | Mitsubishi Electric Corp | Washing device |
JPH11178662A (en) * | 1997-12-25 | 1999-07-06 | Mitsubishi Electric Corp | Sink with dish washing-drying machine |
JP2000166850A (en) * | 1998-12-02 | 2000-06-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Dishwasher |
JP2002065570A (en) * | 2000-08-23 | 2002-03-05 | Rinnai Corp | Drawer type dishwasher |
JP2004049443A (en) * | 2002-07-18 | 2004-02-19 | Mitsubishi Electric Corp | Dishwasher |
JP2004097261A (en) * | 2002-09-05 | 2004-04-02 | Mitsubishi Electric Corp | Dishwasher |
-
2016
- 2016-08-29 JP JP2016167049A patent/JP2018033517A/en active Pending
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10192071A (en) * | 1997-01-07 | 1998-07-28 | Mitsubishi Electric Corp | Washing device |
JPH11178662A (en) * | 1997-12-25 | 1999-07-06 | Mitsubishi Electric Corp | Sink with dish washing-drying machine |
JP2000166850A (en) * | 1998-12-02 | 2000-06-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Dishwasher |
JP2002065570A (en) * | 2000-08-23 | 2002-03-05 | Rinnai Corp | Drawer type dishwasher |
JP2004049443A (en) * | 2002-07-18 | 2004-02-19 | Mitsubishi Electric Corp | Dishwasher |
JP2004097261A (en) * | 2002-09-05 | 2004-04-02 | Mitsubishi Electric Corp | Dishwasher |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107550429B (en) | Dish washer and control method thereof | |
JP2016042759A (en) | Cleaning device for control panel air filter | |
KR102384522B1 (en) | Dishwasher | |
JP5608004B2 (en) | Dishwasher water level detection device and dishwasher operation control device having the same | |
US9480386B2 (en) | Dishwasher appliances having deflection assemblies | |
JP4281757B2 (en) | dishwasher | |
WO2011161852A1 (en) | Dishwasher | |
JP2010233651A (en) | Dishwasher | |
JP2018033517A (en) | Dishwasher | |
CN109717814B (en) | Tableware cleaning machine | |
JP2016086981A (en) | Steam type vacuum cleaner | |
JP2004283563A (en) | Dishwasher | |
JP2014000188A (en) | Dishwasher | |
JP4609367B2 (en) | dishwasher | |
JP4650335B2 (en) | dishwasher | |
JP4281758B2 (en) | dishwasher | |
JP2013183761A (en) | Air jetting device, and vacuum cleaner | |
JP2005118378A (en) | Dishwasher | |
JP6683512B2 (en) | Dishwasher | |
JP2007282750A5 (en) | ||
JP5702197B2 (en) | Dishwasher | |
JP5835933B2 (en) | Dishwasher | |
JPH08228989A (en) | Dishwasher | |
JP4635946B2 (en) | dishwasher | |
KR20180074339A (en) | Dishwasher |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190620 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200319 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200519 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200626 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20201117 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210212 |
|
C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60 Effective date: 20210212 |
|
A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20210224 |
|
C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21 Effective date: 20210302 |
|
A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20210402 |
|
C211 | Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211 Effective date: 20210406 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20210615 |
|
C13 | Notice of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C13 Effective date: 20210914 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211015 |
|
C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22 Effective date: 20211124 |
|
C23 | Notice of termination of proceedings |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23 Effective date: 20220208 |
|
C03 | Trial/appeal decision taken |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03 Effective date: 20220315 |
|
C30A | Notification sent |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012 Effective date: 20220315 |