JP2018026753A - 表示装置及び表示装置の制御方法 - Google Patents

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【課題】本発明は撮像装置のフォーカスモードに応じて、撮像に好適な撮像装置のフォーカスアシスト機能の設定を自動で変更する画像表示装置及びその制御方法を提供する。【解決手段】本発明の表示装置は、撮像装置から出力される画像データに第1の処理を施す第1の処理手段と、前記画像データに第2の処理を施す第2の処理手段と、前記第1の処理または前記第2の処理を施された画像データを表示する表示手段と、前記画像データが撮像された際の前記撮像装置のフォーカスモードに応じて、前記画像データに対する処理を、前記第1の処理と前記第2の処理との間で切り替える切り替え手段と、を有することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は表示装置及び表示装置の制御方法に関する。
近年、画像撮影における撮像装置(典型的にはデジタルカメラ等)の解像度は飛躍的に向上している。それに対し、撮影した画像を確認するためのビューファインダは、カメラとしての機動性を確保するために画面の大きさに制約が生じる。このため、ビューファインダの解像度はカメラが有する解像度に対して比較的、低解像度のものが使用されることが一般的である。
このように、カメラとビューファインダの解像度の差異によって、ビューファインダでカメラのフォーカスを合わせることが困難になってきている。そこで近年では、カメラやビューファインダにフォーカスアシスト機能を備えるものが増えている。フォーカスアシスト機能は、ユーザがフォーカス合わせを行う際に、フォーカスが合わせやすいように補助する機能である。フォーカスアシスト機能を実現する処理の一つに、画像のエッジ部分を強調することでフォーカスが合っているか否かの確認を補助するためのエッジピーキング処理がある(特許文献1)。また、画像の一部を拡大することで画像中のフォーカスポイントとその近傍を見やすくする拡大処理がある(特許文献2参照)。さらに、高解像度の画像確認を行うために、カメラと接続する高解像度のモニタにおいてもフォーカスアシスト機能が搭載されている。
特開平11−46368号公報 特開2008−116844号公報
撮影者は使用用途に応じて、フォーカスモードを変更している。自動的にフォーカスの調整が行われるオートフォーカス(AF:Automatic Focus)モードは、フォーカスの粗い調整を簡単かつ高速に行うために使用されることが多い。一方、ユーザが手動でフォーカスの調整を行うことができるマニュアルフォーカス(MF:Manual Focus)モードはAFモードで粗調整したフォーカスに対して、撮影者の好みに合わせた微調整を行う。そのため、ユーザはフォーカスモードに応じて、使用するフォーカスアシスト機能の設定を変更しなければならなかった。このように、フォーカスモードの変更の度にフォーカスアシスト機能の設定変更をユーザに強いることは、ユーザに手間を取らせるだけでなく、撮影の機会を逸することにもつながる。そこで、本発明は撮像装置のフォーカスモードに応じて、撮像に好適な撮像装置のフォーカスアシスト機能の設定を自動で変更する画像表示装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第一態様は、
撮像装置から出力される画像データに第1の処理を施す第1の処理手段と、
前記画像データに第2の処理を施す第2の処理手段と、
前記第1の処理または前記第2の処理を施された画像データを表示する表示手段と、
前記画像データが撮像された際の前記撮像装置のフォーカスモードに応じて、前記画像データに対する処理を、前記第1の処理と前記第2の処理との間で切り替える切り替え手段と、
を有することを特徴とする表示装置である。
本発明の第二態様は、
撮像装置から出力される画像データに対する処理として、第1の処理または第2の処理のうち、いずれかの処理を有効とする切り替えステップと、
前記画像データに、前記第1の処理または前記第2の処理のうち、前記切り替えステップで有効にされた処理を施す処理ステップと、
前記第1の処理または前記第2の処理を施された前記画像データを表示する表示ステップと、
を有し、
前記切り替えステップでは、前記画像データが撮像された際の前記撮像装置のフォーカスモードに応じて、前記画像データに対する処理として、前記第1の処理または前記第2の処理のうち、いずれかの処理が有効とされる
ことを特徴とする表示装置の制御方法である。
本発明の第三態様は、本発明に係る表示装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明は撮像装置のフォーカスモードに応じて、撮像に好適な撮像装置のフォーカスアシスト機能の設定を自動で変更することを可能にする。
各実施例に係る機器構成を示す図。 SDI信号の構成を示す図。 実施例1に係る表示装置の構成を示すブロック図。 実施例1のフォーカスアシスト機能の切り替え処理を表すフローチャート。 撮像装置200から入力される画像と、拡大処理、強調処理された画像の例。 複数の位置情報を含むSDI信号の構成を示す図。 複数の位置情報を含む画像を撮像した場合の処理の例。 実施例3に係る表示装置の構成を示すブロック図。
以下に本発明の各実施例を、図面を参照しながら説明する。
<実施例1>
図1は本実施例に係る撮像システムの機器構成例の説明図である。表示装置100はフォーカスアシスト機能を備えた表示装置である。撮像装置200は画像を撮像し、撮像した画像データを外部に出力する撮像装置である。表示装置100および撮像装置200はSDI(Serial Digital Interface)ケーブル300によって接続されている。撮像装置200で撮像された画像は表示装置100に送られて大画面で表示される。なお、撮像装置200によって撮像される画像は動画像でも静止画像でも構わない。
図2は、SDI信号の構成を示したものである。SDI信号は画像データの終わりを示すEAV510、補助データを含むANC520、画像データの始まりを示すSAV530及び、画像データを示すACTIVE VIDEO540を備える。本実施例においては、ANC520領域内のデータには撮像装置200による撮像時のフォーカス情報が含まれる。フォーカス情報は、モード情報521と位置情報522である。ここで本実施例では、撮像装置200は、撮像装置200のフォーカスをユーザが手動で調整を行うマニ
ュアルフォーカスモード(MFモード)と撮像装置200が自動でフォーカスを合わせるオートフォーカスモード(AFモード)の2種類を備えるものとする。モード情報521は、画像データが撮像された際の撮像装置200のフォーカスモードに関する情報である。位置情報522は、AFモードにおいて撮像装置200が撮像画像のどこにフォーカスを合わせているかを示すフォーカス位置の情報であり、フォーカスの位置とフォーカス範囲を含む。
図3は実施例1における表示装置100の内部構成を例示したブロック図である。表示装置100は、入力部101、デコード部102、画像処理部103、ANC処理部104、位置判定部105、切り替え部106、強調処理部107、拡大処理部108、表示部109、制御部110、操作部120〜123を備える。
入力部101は撮像装置200から送られてきた画像データの入力処理を行う。本実施例ではSDI信号を入力する。
デコード部102は入力部101で受信したSDI信号のデコードを行う。デコード部102は、ACTIVE VIDEO540に含まれるデータをRGB(もしくはYUV)の画像データに変換して画像処理部103に出力する。また、デコード部102はANC520に含まれる補助データをANC処理部104に出力する。
画像処理部103は、受信した画像データに対して表示部109での表示に適した各種画像処理を行う。画像処理部103にて画像処理が施された画像データは強調処理部107に出力される。
ANC処理部104は、デコード部102から出力されたANC520に含まれる補助データから、撮像装置200の位置情報522を抽出し、位置判定部105に出力する。また、ANC処理部104は、撮像装置200のモード情報521を抽出し、切り替え部106に出力する。
位置判定部105はANC処理部104から受信した位置情報522に基づき、拡大処理部108にて拡大する領域を設定する。
切り替え部106は、ANC処理部104から受信したモード情報から取得したフォーカスモードに応じて、強調処理部107と拡大処理部108の機能を有効にするか無効にするかの制御を行う。
強調処理部107は、画像データのエッジ成分が視覚的に強調される強調処理(第2の処理)を施す。具体的には、強調処理部107は、切り替え部106により機能が有効にされた場合、受信した画像データのエッジの高い部分を抽出し、抽出したエッジ部分を視覚的に強調する強調処理を行い、拡大処理部108に出力する。強調処理は、例えば、エッジ部分に対して色を付ける、エッジ部分を点滅させるなどの処理が考えられる。本実施例では、エッジ部分に着色する処理が行われるものとする。強調処理部107の機能が無効にされている場合は、入力された画像データに対する処理は行わずに拡大処理部108に出力する。
拡大処理部108は、画像データに基づく画像の所定の領域を拡大する拡大処理(第1の処理)を施す。具体的には、拡大処理部108は、切り替え部106により機能が有効にされた場合、強調処理部107から受信した画像データに対して、拡大処理を行い、拡大した画像データを表示部109に出力する。拡大範囲は位置判定部105から出力される位置情報522に基づき設定する。また、拡大処理を有効または無効にする操作は切り替え部106からの制御に基づいて行われる。拡大処理が無効にされているときは、入力された画像データに対する処理は行われず、画像データはそのまま出力される。なお、強調処理部107と拡大処理部108の順序は入れ替えても構わない。
表示部109は、拡大処理部108から受信した画像データに基づく画像を表示する。ユーザは、表示部109によって撮像装置200が撮像する画像を確認することができる

制御部110は上述した各機能部の制御を行う。
操作部120、121、122、123は、表示装置100の各種機能が割り当てられるボタンである。ユーザが各ボタンを操作することによって、各ボタンに割り当てられた機能を実行することができる。各ボタンに割り当てられる機能については後述する。
以下、表示装置100が撮像装置200から受信したSDI信号のANC領域に含まれるモード情報521、位置情報522に基づいて、フォーカスアシスト機能を切り替える動作について説明する。具体的には、切り替え部106は、画像データがMFモードで撮像された場合に、拡大処理部108が画像データに拡大処理を施すように処理を切り替える。また、切り替え部106は、画像データがMFモードで撮像された場合に、強調処理部107が画像データに強調処理を施すように処理を切り替える。図4に示すフローチャートを用いて、切り替え動作の各ステップを説明する。また、図5(A)は、撮像によって得られた画像の例である。
ステップS101において、ANC処理部104は入力部101で受信したSDI信号からモード情報521を抽出し、切り替え部106へ出力する。同様に、ANC処理部104は位置情報522を抽出し、位置判定部105へ出力する。
切り替え部106は、モード情報521から、撮像装置200が現在、AFモードによるフォーカス合わせを行っているのか、MFモードによるフォーカス合わせを行っているのかを判定する。切り替え部106が、モード情報521から、AFモードによるフォーカス合わせを行っていると判断した場合には、ステップS102へ進む。
ステップS102において、切り替え部106は、強調処理部107に対して強調処理を有効にする設定を行う。一方、拡大処理部108に対しては、切り替え部106は拡大処理を無効にする設定を行う。この結果、画像処理部103から出力される画像データに対して、強調処理部107は画像データのエッジ部分を抽出し、抽出したエッジ部分を視覚的に強調する処理を行い、拡大処理部108に対して画像データを出力する。拡大処理部108は何も処理をせずに表示部109へ画像データを出力する。
この時、表示される画像の例を図5(B)に示す。図5(B)は、AFの機能により、顔の部分にフォーカスが合っている場合の画像である。図5(B)は、フォーカスが合っている顔の輪郭部に対して、強調処理が施されていることを示している。また、図5(B)は、拡大処理が無効にされていることから、被写体の顔だけでなく背景も映し出された画像が表示されていることを示している。この結果、ユーザはAFモードによるフォーカスの粗調整を行う際に、表示部109で強調処理された被写体全体が背景に映し出された画像を確認することができる。ユーザは撮像している画像の粗調整時に画像全体を見ながら、画像中のフォーカスが合っている位置を確認することが可能となる。以上の処理により、表示装置100は、撮像装置200がAFモードを用いてフォーカス合わせを行った際に、画像データに対して強調表示を行った画像を表示することが可能となる。
ステップS103では撮像装置200のフォーカスモードが、AFモードからMFモードに変わったことを検出した場合、ステップS104へ進む。
ステップS104において、切り替え部106は強調処理部107に対して強調処理を無効にする設定を行う。また、切り替え部106は拡大処理部108に対して、拡大処理を有効にする処理を行う。一方、位置判定部105は、AFモード時からMFモードに切り替わる直前の位置情報522を元に、拡大処理部108に対して拡大する画像範囲の指定を行う。強調処理部107は強調処理機能を無効にするよう設定されているため、受信した画像データに対して強調処理を行わず、画像データをそのまま、拡大処理部108に出力にする。拡大処理部108は、位置情報に基づいて画像中の指定された領域への拡大
処理を行い表示部109へ画像データを出力する。
この時、表示される画像の例を図5(C)に示す。図5(C)は、MFモードによるフォーカス調整を開始した時の画像例である。AFモード時にフォーカスを合わせていた顔の位置の画像が拡大表示されたものである。ユーザはこの拡大画像を見ながら、フォーカスの微調整を行うことができる。ステップS104において、拡大表示がなされると再びステップS101へ戻る。
ステップS101〜S104の処理を、フォーカスモードの切り替えのタイミングに着目して説明すると、以下のようになる。切り替え部106は、撮像装置200のフォーカスモードがAFモードからMFモードに切り替わった場合に、拡大処理を有効に、かつ強調処理を無効にしている。また、切り替え部106は、撮像装置200のフォーカスモードがMFモードからAFモードに切り替わった場合に、拡大処理を無効に、かつ強調処理を有効にしている。
拡大表示時に撮像装置200からの画像を全体表示に戻したい場合は、表示装置100に備えられた、操作部を使用する。例えば、操作部123に全体表示に戻す機能を割り当てて、操作部123が押されると制御部110より拡大処理部108による拡大処理を停止し、撮像装置200から受信した画像の全体表示に戻る。その後に操作部123が押された場合は、全体表示前の状態の拡大表示に戻る。
以上の処理により、撮像装置200のフォーカスモードに応じて、表示装置で有効にするフォーカスアシスト機能を自動で切り替えることが可能になるため、ユーザの利便性を向上することが可能となる。
<実施例2>
実施例2では、複数の位置情報を含む画像に対する処理について記載する。実施例1ではAFモードからMFモードに切り替わる際に、位置情報を元にフォーカス位置を拡大して表示していた。しかし実施例2は、位置情報を元に操作部に撮像装置200がフォーカスを合わせている複数の領域を割り当て、この複数の領域の中からユーザが所望の領域に対応する操作部を押下することにより、拡大する領域を選択する。表示装置100の構成は実施例1と同じであるため説明は省略する。
図6は実施例2における複数の位置情報を含むSDI信号の構成である。図2と異なるのはモード情報621の他に、3つの位置情報、すなわち位置情報A622、位置情報B623、位置情報C624が含まれる点である。これらの位置情報はフォーカス位置の他にも撮像装置200が顔検出した位置が含まれていてもよい。
図7(A)は実施例2における入力画像の例である。図6の位置情報A622、位置情報B623、位置情報C624に対応する3か所にフォーカスが合っている画像である。実施例1と同様に表示装置100は、撮像装置200がAFモードでフォーカス合わせを行った際に、画像データに対して強調表示を行った画像を表示する。図7(B)は強調処理時の強調画像の例である。
撮像装置200がAFモードからMFモードに切り替えられることにより、表示装置100は強調処理がされた画像から、拡大処理がされた画像に表示を切り替える。位置判定部105はAFモードからMFモードに切り替わる直前の位置情報を元に、それぞれの拡大範囲を決める。制御部110は、拡大する位置として、それぞれ位置情報A622、位置情報B623、位置情報C624に対応する位置を、図7(C)のように、操作部120〜122に割り当てる。割り当て方としては、操作部120、121、122に割り当てられるとする。操作部の1つが押されると該当する位置の拡大が行われる。例えばユーザが操作部121を押すと、位置情報B623に基づく範囲を拡大し、図7(D)のよう
な拡大画像が表示部109に表示される。これにより、MFモードで微調整を行うときの拡大箇所を複数の候補の中から指定することが可能となるため、ユーザがフォーカスを合わせる時の利便性が向上する。
なお、本実施例では、一例として、画像中のフォーカスが合っている領域の数と、操作部のボタン数をともに3つとしたが、数はこれより多くても少なくても構わない。また、フォーカスが合っている領域の数が操作部のボタン数よりも多い場合、フォーカスが合っている複数の領域の一部を操作部のボタンに割り当てることで本実施例を適用できる。その際、複数の領域を操作部のボタンに割り当てる優先順位の付け方として、例えばフォーカスが合っている被写体(領域)が大きいものから優先的に割り当てる、などの方法が考えられる。
<実施例3>
実施例3は複数の位置情報を含む画像に対して、撮像装置200のフォーカスモードがAFモードからMFモードに切り替わったときに、複数の位置のうち最もフォーカスが合っている領域を拡大するものである。図8は実施例3における表示装置100の内部構成を示したブロック図である。図8は、図3に対して、エッジ量算出部112が新たに追加されている。画像処理部103は、画像データを強調処理部107とエッジ量算出部112に出力する。
撮像装置200がAFモードでフォーカスを合わせている場合は、実施例1、実施例2と同様に画像データに強調処理が施される。その結果、撮像装置200がAFモードで撮像している時に図7(A)の画像が入力された場合、図7(B)のような強調処理した画像が表示される。エッジ量算出部112は、画像処理部103から受信した画像データと、ANC処理部104から出力される複数の位置情報を受信する。撮像装置200のフォーカスモードがAFモードからMFモードに切り替わった際に、エッジ量算出部112は画像データの各位置情報に対応する範囲に対してそれぞれエッジ量の算出を行う。
ここで、エッジ量の算出について説明する。エッジとは、画像中の領域の境界や不連続部を指す。画像中のエッジ部分は、フォーカスが合っている部分として捉えることができる。例えば、画像データの各画素に微分フィルタなどのフィルタを作用させることで各画素に対してエッジ量が算出され、閾値を超えるエッジ量を有する画素をエッジとして特定する。算出されたエッジ量は、対象となる画像について、フォーカスが合っている度合を示す合焦度を示す指標として使用することができる。例えば画像中の全画素についてエッジ量の算出を行い、合計のエッジ量の高い画像ほど、フォーカスが合っている画像であると判断することができる。また、同一画像中の領域毎にエッジ量の算出を行うことで、領域同士の合焦度の比較が可能となる。
本実施例では、エッジ量算出部112は、画像データ中の、各位置情報に対応する領域毎にエッジ量の算出を行う。エッジ量算出部112は、算出結果に基づいて最もエッジ量が高い領域に対応する位置情報を位置判定部105に出力する。位置判定部105は、位置情報に基づいて拡大する領域の情報を拡大処理部108に出力する。そして拡大処理部108は画像データの最も多くエッジ量を含む領域の拡大処理を実行する。表示部109は拡大された画像の表示を行う。
例えば、位置情報A、位置情報B、位置情報Cのうち、位置情報Bに対応する領域が最もエッジ量が高い場合は、拡大処理部108は位置情報Bの領域を拡大し、表示部109は図7(D)のような拡大画像を表示する。
これにより、MFモードで微調整を開始するときに、複数のフォーカス位置のうち最もフォーカスが合っている領域の拡大表示が自動的に開始されるため、最もMFモードによる微調整が求められる位置を自動的に拡大することができる。そのため、ユーザの利便性
が向上する。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
なお、実施例1〜3の装置の各機能部は、個別のハードウェアであってもよいし、そうでなくてもよい。2つ以上の機能部の機能が、共通のハードウェアによって実現されてもよい。1つの機能部の複数の機能のそれぞれが、個別のハードウェアによって実現されてもよい。1つの機能部の2つ以上の機能が、共通のハードウェアによって実現されてもよい。また、各機能部は、ハードウェアによって実現されてもよいし、そうでなくてもよい。例えば、装置が、プロセッサと、制御プログラムが格納されたメモリとを有していてもよい。そして、装置が有する少なくとも一部の機能部の機能が、プロセッサがメモリから制御プログラムを読み出して実行することにより実現されてもよい。
なお、実施例1〜3はあくまで一例であり、本発明の要旨の範囲内で実施例1〜3の構成を適宜変形したり変更したりすることにより得られる構成も、本発明に含まれる。実施例1〜3の構成を適宜組み合わせて得られる構成も、本発明に含まれる。
100 表示装置
106 切り替え部
107 強調処理部
108 拡大処理部
109 表示部
200 撮像装置

Claims (18)

  1. 撮像装置から出力される画像データに第1の処理を施す第1の処理手段と、
    前記画像データに第2の処理を施す第2の処理手段と、
    前記第1の処理または前記第2の処理を施された画像データを表示する表示手段と、
    前記画像データが撮像された際の前記撮像装置のフォーカスモードに応じて、前記画像データに対する処理を、前記第1の処理と前記第2の処理との間で切り替える切り替え手段と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  2. 前記フォーカスモードは、自動的にフォーカスの調整が行われるオートフォーカスモードとユーザが手動でフォーカスの調整を行うことができるマニュアルフォーカスモードを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1の処理は前記画像データに基づく画像の所定の領域を拡大する拡大処理であり、
    前記第2の処理は前記画像データのエッジ成分が視覚的に強調される強調処理である
    ことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記切り替え手段は、
    前記画像データがマニュアルフォーカスモードで撮像された画像データである場合に、前記第1の処理手段が前記画像データに前記拡大処理を施し、
    前記画像データがオートフォーカスモードで撮像された画像データである場合に、前記第2の処理手段が前記画像データに前記強調処理を施す
    ように処理を切り替える
    ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記切り替え手段は、
    前記撮像装置のフォーカスモードがオートフォーカスモードからマニュアルフォーカスモードに切り替わった場合に、前記拡大処理を有効に、かつ前記強調処理を無効にし、
    前記撮像装置のフォーカスモードがマニュアルフォーカスモードからオートフォーカスモードに切り替わった場合に、前記拡大処理を無効に、かつ前記強調処理を有効にすることを特徴とする請求項3または4に記載の表示装置。
  6. 前記画像データに基づく画像において、前記撮像装置がフォーカスを合わせている領域を示す位置情報を前記撮像装置から取得し、前記位置情報に基づいて前記所定の領域を設定する位置判定手段を更に有する
    ことを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の表示装置。
  7. 前記画像において、前記位置情報に基づいて特定された、前記撮像装置がフォーカスを合わせている複数の領域からユーザに前記所定の領域を選択させる選択手段を更に有することを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記画像において、前記位置情報に基づいて特定された、前記撮像装置がフォーカスを合わせている複数の領域についてエッジ量の算出を行う算出手段を更に有し、
    前記第1の処理手段は、前記算出手段の算出結果に基づいて、最も多くエッジ量を含む領域を前記所定の領域に設定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示装置と、
    撮像した画像データと、撮像装置のフォーカスモードを示すモード情報と、前記画像データに基づく画像において撮像装置がフォーカスを合わせている領域を示す位置情報と、を前記表示装置に出力する撮像装置と、
    を有する撮像システム。
  10. 撮像装置から出力される画像データに対する処理として、第1の処理または第2の処理のうち、いずれかの処理を有効とする切り替えステップと、
    前記画像データに、前記第1の処理または前記第2の処理のうち、前記切り替えステップで有効にされた処理を施す処理ステップと、
    前記第1の処理または前記第2の処理を施された前記画像データを表示する表示ステップと、
    を有し、
    前記切り替えステップでは、前記画像データが撮像された際の前記撮像装置のフォーカスモードに応じて、前記画像データに対する処理として、前記第1の処理または前記第2の処理のうち、いずれかの処理が有効とされる
    ことを特徴とする表示装置の制御方法。
  11. 前記フォーカスモードは、自動的にフォーカスの調整が行われるオートフォーカスモードとユーザが手動でフォーカスの調整を行うことができるマニュアルフォーカスモードを含む
    ことを特徴とする請求項10に記載の表示装置の制御方法。
  12. 前記第1の処理は前記画像データに基づく画像の所定の領域を拡大する拡大処理であり、
    前記第2の処理は前記画像データのエッジ成分が視覚的に強調される強調処理である
    ことを特徴とする請求項11に記載の表示装置の制御方法。
  13. 前記切り替えステップにおいて、
    前記画像データがマニュアルフォーカスモードで撮像された画像データである場合に、前記第1の処理ステップにおいて前記画像データに前記拡大処理が施され、
    前記切り替えステップにおいて、前記画像データがオートフォーカスモードで撮像された画像データである場合に、前記第2の処理ステップにおいて前記画像データに前記強調処理が施される
    ように処理が切り替わる
    ことを特徴とする請求項12に記載の表示装置の制御方法。
  14. 前記切り替えステップでは、
    前記撮像装置のフォーカスモードがオートフォーカスモードからマニュアルフォーカスモードに切り替わった場合に、前記拡大処理が有効に、かつ前記強調処理が無効にされ、
    前記撮像装置のフォーカスモードがマニュアルフォーカスモードからオートフォーカスモードに切り替わった場合に、前記拡大処理が無効に、かつ前記強調処理が有効にされる
    ことを特徴とする請求項12または13に記載の表示装置の制御方法。
  15. 前記画像データに基づく画像において、前記撮像装置がフォーカスを合わせている領域を示す位置情報を前記撮像装置から取得し、前記位置情報に基づいて前記所定の領域を設定する位置判定ステップを更に有する
    ことを特徴とする請求項12から14のいずれか1項に記載の表示装置の制御方法。
  16. 前記画像において、前記位置情報に基づいて特定された、前記撮像装置がフォーカスを合わせている複数の領域からユーザに前記所定の領域を選択させる選択ステップを更に有する
    ことを特徴とする請求項15に記載の表示装置の制御方法。
  17. 前記画像において、前記位置情報に基づいて特定された、前記撮像装置がフォーカスを合わせている複数の領域についてエッジ量の算出を行う算出ステップを更に有し、
    前記第1の処理ステップでは、前記算ステップにおける算出結果に基づいて、最も多くエッジ量を含む領域が前記所定の領域に設定される
    ことを特徴とする請求項15に記載の表示装置の制御方法。
  18. 請求項10〜17のいずれか1項に記載の表示装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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