JP2018026738A - 基地局及び信号送信方法 - Google Patents

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隆介 松川
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秀明 高橋
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アンダルマワンティ ハプサリ ウリ
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Toru Uchino
徹 内野
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尚人 大久保
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Abstract

【課題】所定のUEカテゴリ以外の端末に対して、CEモード向けのRACHリソースの使用を制限することが可能な技術を提供すること。【解決手段】ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける基地局であって、少なくとも所定のUEカテゴリ以外のユーザ装置が、カバレッジ拡張モード向けのランダムアクセス手順を実行する際の動作を示す動作情報を含むブロードキャスト情報を生成する生成部と、前記生成部で生成されたブロードキャスト情報をユーザ装置に送信する送信部と、を有する基地局を提供する。【選択図】図5

Description

本発明は、基地局及び信号送信方法に関する。
近年、通信装置の低コスト化に伴い、ネットワークに繋がれた装置が、人間の手を介さずに相互に通信して自動的に制御を行う機器間通信(M2M:Machine-to-Machine)/(IoT:Internet of Things)の技術開発が盛んに行われている。特に、3GPP(Third Generation Partnership Project)は、M2Mの中でも機器間通信用のセルラシステムとして、MTC(Machine Type Communication)の最適化に関する標準化を進めている。
MTC端末(MTC UE(User Equipment))は、例えば、ウェアラブル機器、電気メータ、ガスメータ、自動販売機、車両、その他産業機器などの幅広い分野への利用が考えられている。
また、3GPPのリリース13で、MTC端末として、コスト削減を図るために送受信帯域幅を6リソースブロック(1.4Mhz)に限定した端末が規定された。当該端末は、カテゴリM1と呼ばれる。カテゴリM1の端末はアンテナ数が1本であることから、従来の端末と比較してカバレッジが狭くなる。そこで、基地局及び端末間で同一信号を繰り返し(Repetition)送信することで、カバレッジを改善する機能が規定された。当該機能は、CEモード(Coverage Enhancement mode、カバレッジ拡張モード)と呼ばれる。図1(a)は、CEモードが適用されない場合(つまり、繰り返し送信が行われない場合)の動作例を図示したものであり、図1(b)は、CEモードが適用される場合の動作例を図示したものである。CEモードが適用されない場合、カテゴリM1の端末(Cat.M1端末)のカバレッジは、従来の端末(Legacy端末)と比較してカバレッジが狭くなるが、CEモードが適用されることで、カテゴリM1の端末(Cat.M1端末)のカバレッジは、CEモードが適用されない場合と比較して広くなる。なお、CEモードはカテゴリM1以外の端末にも適用可能である。
3GPP TS 36.331 V13.2.0 (2016−06) 3GPP TS 36.306 V13.2.0 (2016−06)
ここで、CEモードを適用して通信する端末がRA手順(Random Access Procedure)を行う際にRA(Random Access)プリアンブルを送信する無線リソース(CEモード向けのRACH(Random Access Channel)リソース)は、CEモードを適用せずに通信する端末がRA手順を行う際にRAプリアンブルを送信する無線リソースとは区別されている。
今後IoTの普及により、ネットワークにアクセスするMTC端末の数は膨大になることが想定される。そうすると、カテゴリM1以外の端末がCEモード向けのRACHリソースを使用してRAプリアンブルを送信してしまうと、CEモード向けのRACHリソースを圧迫してしまい、カテゴリM1の端末がRA手順を行うことが困難になる可能性がある。このような問題を解決するためには、カテゴリM1以外の端末がCEモード向けのRACHリソースを使用することを制限することが考えられる。しかしながら、現状の3GPPの標準仕様では、CEモードを適用して通信する端末をカテゴリM1の端末のみに限定するとは規定されていない。つまり、現状の3GPPの標準仕様では、カテゴリM1以外の端末であっても、CEモード向けのRACHリソースを使用してRAプリアンブルを送信することが可能である。なお、同様の課題は、カテゴリM1の端末に限られず、RACHリソースが区別される他のUEカテゴリについても発生し得る。
開示の技術は上記に鑑みてなされたものであって、所定のUEカテゴリ以外の端末に対して、CEモード向けのRACHリソースの使用を制限することが可能な技術を提供することを目的とする。
開示の技術の基地局は、ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける基地局であって、少なくとも所定のUEカテゴリ以外のユーザ装置が、カバレッジ拡張モード向けのランダムアクセス手順を実行する際の動作を示す動作情報を含むブロードキャスト情報を生成する生成部と、前記生成部で生成されたブロードキャスト情報をユーザ装置に送信する送信部と、を有する。
開示の技術によれば、所定のUEカテゴリ以外の端末に対して、CEモード向けのRACHリソースの使用を制限することが可能な技術が提供される。
CEモードを説明するための図である。 PRACHリソースの構成例を示す図である。 RSRPとCEレベルの関係を示す図である。 実施の形態に係る無線通信システムの構成の一例を示す図である。 実施の形態に係る無線通信システムが行う処理手順の一例を示すシーケンス図である。 CEレベルの閾値の定義例を示す図である。 CEレベルの閾値をトラフィック量に応じて変更する場合の例を示す図である。 実施の形態に係る基地局の機能構成の一例を示す図である。 実施の形態に係るユーザ装置の機能構成の一例を示す図である。 実施の形態に係る基地局及びユーザ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下で説明する実施の形態は一例に過ぎず、本発明が適用される実施の形態は、以下の実施の形態に限られるわけではない。例えば、本実施の形態に係る無線通信システムはLTEに準拠した方式のシステムを想定しているが、本発明はLTEに限定されるわけではなく、他の方式にも適用可能である。なお、本明細書及び特許請求の範囲において、「LTE」は、3GPPのリリース8、又は9に対応する通信方式のみならず、3GPPのリリース10、11、12、13、又はリリース14以降に対応する第5世代の通信方式も含む広い意味で使用する。
<RA手順及びCEモードについて>
まず、カテゴリM1と呼ばれるMTC端末向けに規定されているRA手順(CEモード向けRA手順)について説明する。カテゴリM1端末は、カバレッジを拡張して広範囲での通信を可能にするために、各物理チャネルにおいて繰り返し(Repetition)送信/受信をサポートしている。
CEモードで通信を行うカテゴリM1端末は、RA手順を開始する前に、カバレッジ拡張範囲の度合いを示すCEレベル(0〜3の4段階で、最もカバレッジ拡張範囲が広いレベルは3である)を決定する。CEレベルの初期値(initial-CE-level)は、サービングセル(在圏セル)における受信電力(RSRP)の測定結果に従ってカテゴリM1端末が自ら決定する。CEレベル毎のPRACH(Physical Random Access Channel)リソース(周波数及び時間リソース)、CEレベル毎にRAプリアンブルを繰り返し送信すべき回数、CEレベル毎にRAプリアンブルを再送可能な回数、CEレベルの初期値を決定するための受信電力の閾値は、報知情報(ブロードキャスト情報)で予め基地局eNBから通知される。図2に、PRACHリソース(周波数及び時間リソース)の構成例を示す。また、図3に、受信電力(RSRP)の測定結果とCEレベルとの関係とを示す。
カテゴリM1端末は、決定したCEレベルに対応する複数のRAプリアンブルの候補から任意のRAプリアンブルを選択し、選択したRAプリアンブルを、CEレベルに対応する回数分繰り返し基地局eNBに送信する。基地局eNBからRACHレスポンスを受信出来ない場合(より詳細には、報知情報で設定されたウインドウ期間内でRACHレスポンスを受信出来ない場合)、CEレベル毎に規定されたRAプリアンブルを再送可能な回数だけ、CEレベルに対応する回数分繰り返し基地局eNBに送信する。それでも基地局eNBからRACHレスポンスを受信出来ない場合、カテゴリM1端末は、次のCEレベル(カバレッジ拡張範囲が次に広いレベル)に切替えてRAプリアンブルの送信を行う。
基地局eNBは、RAプリアンブルを認識したPRACHリソースに基づき、カテゴリM1端末のCEレベルの初期値を決定し、決定したCEレベルの初期値に対応するCEモードを用いて通信を開始する。
CEレベル0及びCEレベル1は、CEモードAに対応づけられ、CEレベル2及びCEレベル3は、CEモードBに対応づけられることが3GPP仕様で規定されており、それぞれのCEモード毎に、物理チャネル信号の繰り返し送信数がRRCシグナリングでユーザ装置UEに設定される。なお、CEモードBでの繰り返し送信数はCEモードAの繰り返し送信数よりも多く設定される。つまり、CEモードBは、CEモードAよりも無線品質が悪い場合に用いられ、CEモードAよりもカバレッジが拡張される。
なお、カテゴリM1端末は、必ずしもCEモード向けのRA手順を用いる必要はない。例えば、基地局eNBとの間の通信状況が良好である場合(例えばセルの中心付近に位置する場合など)、カテゴリM1端末は、通常の端末と同様に、CEモードを適用せずに基地局eNBと通信を行うことも可能である。この場合は、従来のRA手順を用いることになる。
現状の3GPPの規定では、ユーザ装置UEは、アタッチ時に基地局eNBに報告するUE能力情報(UE Capability Information)を用いて、自身がCEモードAをサポートしているのか、CEモードBをサポートしているのかを基地局eNBに通知する。また、3GPPの規定では、カテゴリM1端末は少なくともCEモードAをサポートすべきことが規定されている。しかしながら、カテゴリM1以外のUEカテゴリの端末であっても、CEモードA及び/又はCEモードBをサポートすることは特に禁止されていないため、カテゴリM1以外の端末であってもCEモード向けRA手順を実行することが可能である。
<システム構成>
図4は、実施の形態に係る無線通信システムの構成例を示す図である。図4に示すように、本実施の形態に係る無線通信システムは、基地局eNBとユーザ装置UEを含む。図4には、基地局eNBとユーザ装置UEが1つずつ示されているが、これは例であり、それぞれ複数あってもよい。
基地局eNBは、CEモードを適用して通信を行う機能を有している。また、ユーザ装置UEは、特に断りが無い限りどのような端末であってもよい。
以下の説明で用いる「所定のUEカテゴリ」は、カテゴリM1である前提で説明するが、必ずしもこれに限定されない。将来的に、カテゴリM1と同様の低コスト端末向けの新たなUEカテゴリ(例えばカテゴリM2など)が追加され、当該新たなUEカテゴリの端末についても上述したCEモード向けRA手順の対象に含まれる場合、当該新たなUEカテゴリについても本実施の形態における「所定のUEカテゴリ」に含み得る。
<処理手順>
続いて、実施の形態に係る無線通信システムが行う処理手順について具体的に説明する。本実施の形態に係る基地局eNBは、少なくとも所定のUEカテゴリ以外のユーザ装置が、CEモード向けのRA手順を実行する際の動作を示す情報(以下、「動作情報」と呼ぶ)を含む報知情報を送信する(図5のステップS11)。また、ユーザ装置UEは、自身のUEカテゴリが所定のUEカテゴリ以外である場合、受信した動作情報に基づき、CEモード向けのRA手順、又は、従来のRA手順のいずれかを用いてRA手順を実行する。
動作情報を含む報知情報は、例えば、MIB(Master Information Block)であってもよいし、SIB(System I Information Block)1であってもよいし、SIB1−BR(Bandwidth Reduced)であってもよいし、SIB2であってもよい。これに限定されず、SIB3以降の他のSIBであってもよい。
(処理手順その1)
処理手順その1では、基地局eNBは、動作情報として、カテゴリM1以外のユーザ装置UEが、CEモード向けのRA手順を行うことを許可するか又は禁止するかを示すフラグを報知情報に含めて送信する。
当該フラグは、例えば、カテゴリM1以外のユーザ装置がCEモード向けのRA手順を行うことを禁止する場合に「1」に設定され、カテゴリM1以外のユーザ装置がCEモード向けのRA手順を行うことを許可する(禁止しない)場合に「0」に設定されてもよい。
カテゴリM1以外のユーザ装置UEは、フラグが「1」に設定されている場合、従来のRA手順を用いてRA手順を実行する。一方、フラグが「0」に設定されている場合、CEモード向けのRA手順、又は、従来のRA手順のいずれかを用いてRA手順を実行する。より具体的には、CEモードで通信を行うことを所望する場合に、CEモード向けのRA手順を行い、CEモードで通信を行うことを所望しない場合に、従来のRA手順を用いてRA手順を実行する。
カテゴリM1のユーザ装置UEは、上記のフラグの設定値に関わらず、CEモード向けのRA手順、又は、従来のRA手順を用いてRA手順を実行する。より具体的には、上記のフラグの設定値に関わらず、CEモードで通信を行うことを所望する場合に、CEモード向けのRA手順を行い、CEモードで通信を行うことを所望しない場合に、従来のRA手順を用いてRA手順を実行する。
なお、基地局eNBは、CEモード向けのRACHリソースにおけるトラフィック量に基づいて、カテゴリM1以外のユーザ装置UEが、CEモード向けのRA手順を行うことを許可するか又は禁止するかを判断するようにしてもよい。例えば、基地局eNBは、所定の期間内において、CEモード向けのRACHリソースのトラフィック量が所定の閾値を超えた場合、カテゴリM1以外のユーザ装置UEがCEモード向けのRA手順を行うことを禁止するフラグを報知情報に含めて送信するようにしてもよい。また、CEモード向けのRACHリソースのトラフィック量は、例えば、CEレベル毎の各RACHリソースにおけるRAプリアンブル数の合計数であってもよい。
以上、処理手順その1によれば、カテゴリM1以外の端末に対して、必要に応じてCEモード向けのRACHリソースの使用を制限することが可能になる。また、処理手順その1によれば、多くのカテゴリM1のユーザ装置UEがネットワークにアクセスする状況である場合に、CEモード向けのRACHリソースがカテゴリM1以外のユーザ装置UEに使用されることを抑止できる。その結果、CEモード向けのRACHリソースが圧迫されてしまい、RAプリアンブルの衝突が多発することでカテゴリM1の端末がRA手順を行うことが困難になってしまう可能性を軽減することができる。
(処理手順その2)
処理手順その2では、基地局eNBは、動作情報として、CEモード向けのRA手順を実行する際の動作条件を、UEカテゴリごとに指示する情報を報知情報に含めて送信する。
処理手順その2における動作情報は、UEカテゴリごとに、CEレベルの初期値を決定するための受信電力の閾値が設定された情報であり、具体的には、UEカテゴリごとに、CEレベル1、CEレベル2及びCEレベル3と下り無線信号の受信電力(RSRP)の閾値とが対応づけられる。なお、「<RA手順及びCEモードについて>」で説明した「CEレベル毎のPRACHリソース(周波数及び時間リソース)」についても、処理手順その2における動作情報の一部であると定義できる。
ユーザ装置UEは、CEモード向けのRA手順を実行する場合、基地局eNBから送信される下り信号の受信電力の測定結果と動作情報とを比較することで、自身のUEカテゴリに対応するCEレベルを決定し、決定したCEレベルに対応するRACHリソースを用いてRA手順を行う。
処理手順その2における動作情報の具体例を図6に示す。図6の左側は、カテゴリM1に対応する"CEレベルの初期値を決定するための受信電力の閾値"の例を示しており、図6の右側は、カテゴリM1以外の全UEカテゴリに対応する"CEレベルの初期値を決定するための受信電力の閾値"を示している。なお、図6の右側に示すCEレベル1〜3の閾値は"RSRP=最小値"に設定されていることを意図している。
図6の場合、カテゴリM1以外のユーザ装置UEがCEモード向けのRA手順を行う場合、常にCEレベル0に対応するRACHリソースを用いてRA手順を行うことになる。一方、カテゴリM1のユーザ装置UEがCEモード向けのRA手順を行う場合、CEレベル0〜3に対応するRACHリソースを用いてRA手順を行うことができる。なお、図6の例では、カテゴリM1以外の全UEカテゴリで同一の閾値を設定しているが、UEカテゴリ毎、もしくはサービス種別毎など、ユーザ装置UEの種別毎に異なる閾値を設定可能としてもよい。
なお、基地局eNBは、カテゴリM1以外のUEカテゴリに設定される"CEレベルの初期値を決定するための受信電力の閾値"を、CEモード向けのRACHリソースにおけるトラフィック量の変化に応じて変更するようにしてもよい。例えば、基地局eNBは、図7に示すように、トラフィック量の増加に伴い、複数のCE拡張レベルの各々に対応づけられる受信電力の閾値を小さい値に変更するようにしてもよい。CEモード向けのRACHリソースにおけるトラフィック量は、処理手順その1と同様、例えば、CEレベル毎の各RACHリソースにおけるRAプリアンブル数の合計数であってもよい。
以上、処理手順その2によれば、UEカテゴリごとにCEレベルの閾値を規定することができるため、カテゴリM1以外の端末に対して、CEモード向けのRACHリソースの使用を制限することが可能になる。また、処理手順その2によれば、多くのカテゴリM1のユーザ装置UEがネットワークにアクセスする状況である場合に、CEモード向けのRACHリソースをカテゴリM1以外のユーザ装置UEが使用する割合を任意に制御することができる。その結果、CEモード向けのRACHリソースが圧迫されてしまい、RAプリアンブルの衝突が多発することでカテゴリM1の端末がRA手順を行うことが困難になってしまう可能性を軽減することができる。
(補足事項)
以上説明した処理手順その1及び処理手順その2は組み合わせて使用することが可能である。例えば、基地局eNBは、処理手順その2により、トラフィック量の増加に伴い、複数のCEレベルの各々に対応づけられる受信電力の閾値を小さい値に変更し、トラフィック量が所定の閾値を超えた場合に、処理手順その1により、カテゴリM1以外のユーザ装置がCEモード向けのRA手順を行うことを禁止するフラグを報知情報に設定するようにしてもよい。
<機能構成>
(基地局)
図8は、実施の形態に係る基地局の機能構成の一例を示す図である。図8に示すように、基地局eNBは、信号送信部101と、信号受信部102と、生成部103とを有する。なお、図8は、基地局eNBにおいて本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、LTE(5Gを含む)に準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図8に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
信号送信部101は、基地局eNBから送信されるべき上位のレイヤの信号から、物理レイヤの各種信号を生成し、無線送信する機能を含む。信号受信部102は、ユーザ装置UEから各種の無線信号を受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する機能を含む。また、信号送信部101は、生成部103で生成された報知情報(ブロードキャスト情報)をユーザ装置UEに送信する機能を含む。
生成部103は、少なくとも所定のUEカテゴリ以外のユーザ装置UEが、CEモード向けのRA手順を実行する際の動作を示す動作情報を含む報知情報を生成する機能を含む。なお、動作情報は、所定のUEカテゴリ(例えばカテゴリM1)以外のユーザ装置UEが、CEモード向けのRA手順を行うことを許可するか又は禁止するかを示す情報であってもよい。また、動作情報は、CEモード向けのRA手順を実行する際の動作条件をUEカテゴリごとに指示する情報であってもよい。また、動作情報は、複数のCEレベルの各々と下り無線信号の受信電力(RSPR)の閾値とがUEカテゴリごとに対応づけられる情報と、複数のCEレベルごとにRAプリアンブルを送信すべき無線リソースを示す情報とを含んでいてもよい。
また、生成部103は、当該基地局eNBが形成するセルのトラフィック量(例えば、CEモード向けのRACHリソースにおけるトラフィック量)の増加に応じて、複数のCEレベルの各々に対応づけられる受信電力の閾値を小さい値に変更し、トラフィック量が所定の閾値を超えた場合に、動作情報に、所定のUEカテゴリ(例えばカテゴリM1)以外のユーザ装置UEが、CEモード向けのRA手順を行うことを禁止する情報を設定するようにしてもよい。
(ユーザ装置)
図9は、実施の形態に係るユーザ装置の機能構成の一例を示す図である。図9に示すように、ユーザ装置UEは、信号送信部201と、信号受信部202と、取得部203とを有する。なお、図9は、ユーザ装置UEにおいて本発明の実施の形態に特に関連する機能部のみを示すものであり、少なくともLTE(5Gを含む)に準拠した動作を行うための図示しない機能も有するものである。また、図9に示す機能構成は一例に過ぎない。本実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
信号送信部201は、ユーザ装置UEから送信されるべき上位のレイヤの信号から、物理レイヤの各種信号を生成し、無線送信する機能を含む。信号受信部202は、基地局eNBから各種の信号を無線受信し、受信した物理レイヤの信号からより上位のレイヤの信号を取得する機能を含む。
また、信号送信部201は、当該ユーザ装置のUEカテゴリが所定のUEカテゴリ(例えばカテゴリM1)以外である場合、少なくとも所定のUEカテゴリ以外のユーザ装置UEがCEモード向けのRA手順を実行する際の動作を示す動作情報に基づいて、CEモード向けのRA手順、又は、従来のRA手順のいずれかを用いてRA手順を実行する機能を含む。
取得部203は、前記基地局から、少なくとも所定のUEカテゴリ以外のユーザ装置UEが、CEモード向けのRA手順を実行する際の動作を示す動作情報を含む報知情報を取得する機能を含む。
なお、信号送信部201は、ユーザ装置UEのUEカテゴリが所定のUEカテゴリ以外であり、かつ、動作情報が所定のUEカテゴリ以外のユーザ装置UEがCEモード向けのRA手順を行うことを許可することを示す場合、CEモード向けのRA手順、又は、従来のRA手順のいずれかを用いてランダムアクセス手順を実行するようにしてもよい。また、信号送信部201は、当該ユーザ装置UEのUEカテゴリが所定のUEカテゴリ以外であり、かつ、動作情報が所定のUEカテゴリ以外のユーザ装置UEがCEモード向けのRA手順を行うことを禁止することを示す場合、CEモード向けのRA手順を用いずに従来のRA手順を用いてランダムアクセス手順を実行するようにしてもよい。
また、動作情報は、CEモード向けのRA手順を実行する際の動作条件をUEカテゴリごとに指示する情報(例えば、UEカテゴリごとに、CEレベルの初期値を決定するための受信電力の閾値が設定された情報)であり、信号送信部201は、当該ユーザ装置UEのUEカテゴリが所定のUEカテゴリ以外である場合で、かつ、CEモード向けのRA手順を実行する場合、動作情報のうちユーザ装置UE自身のUEカテゴリに対応する動作条件に従ってCEモード向けのRA手順を実行するようにしてもよい。
<ハードウェア構成>
上記実施の形態の説明に用いたブロック図(図8及び図9)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施の形態における基地局eNB、ユーザ装置UEは、本発明の信号送信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図10は、実施の形態に係る基地局及びユーザ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の基地局eNB及びユーザ装置UEは、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。基地局eNB及びユーザ装置UEのハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
基地局eNB及びユーザ装置UEにおける各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、基地局eNBの信号送信部101と、信号受信部102と、生成部103と、ユーザ装置UEの信号送信部201と、信号受信部202と、取得部203とは、プロセッサ1001で実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール又はデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、基地局eNBの信号送信部101と、信号受信部102と、生成部103と、ユーザ装置UEの信号送信部201と、信号受信部202と、取得部203とは、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る信号送信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、基地局eNBの信号送信部101、及び、信号受信部102、ユーザ装置UEの信号送信部201、及び、信号受信部202は、通信装置1004で実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、基地局eNB及びユーザ装置UEは、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
<まとめ>
以上、実施の形態によれば、ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける基地局であって、少なくとも所定のUEカテゴリ以外のユーザ装置が、カバレッジ拡張モード向けのランダムアクセス手順を実行する際の動作を示す動作情報を含むブロードキャスト情報を生成する生成部と、前記生成部で生成されたブロードキャスト情報をユーザ装置に送信する送信部と、を有する基地局が提供される。この基地局eNBによれば、所定のUEカテゴリ以外の端末に対して、CEモード向けのRACHリソースの使用を制限することが可能な技術が提供される。
また、前記動作情報は、所定のUEカテゴリ以外のユーザ装置が、カバレッジ拡張モード向けのランダムアクセス手順を行うことを許可するか又は禁止するかを示す情報であるようにしてもよい。これにより、所定のUEカテゴリ以外の端末に対して、必要に応じてCEモード向けのRACHリソースの使用を制限することが可能になる。また、多くの所定のカテゴリのユーザ装置UEがネットワークにアクセスする状況である場合に、CEモード向けのRACHリソースが所定のUEカテゴリ以外のユーザ装置UEに使用されることを抑止できる。
また、前記動作情報は、複数のカバレッジ拡張レベルの各々と下り無線信号の受信電力の閾値とがUEカテゴリごとに対応づけられている情報と、複数のカバレッジ拡張レベルごとにランダムアクセスプリアンブルを送信すべき無線リソースを示す情報とを含むようにしてもよい。これにより、UEカテゴリごとにCEレベルの閾値を規定することができ、所定のUEカテゴリ以外の端末に対して、CEモード向けのRACHリソースの使用を制限することが可能になる。また、多くの所定のUEカテゴリのユーザ装置UEがネットワークにアクセスする状況である場合に、CEモード向けのRACHリソースを所定のUEカテゴリ以外のユーザ装置UEが使用する割合を任意に制御することができる。
また、前記生成部は、当該基地局が形成するセルのトラフィック量の増加に応じて、複数のカバレッジ拡張レベルの各々に対応づけられる前記受信電力の閾値を小さい値に変更し、前記トラフィック量が所定の閾値を超えた場合に、前記動作情報に、所定のUEカテゴリ以外のユーザ装置が、カバレッジ拡張モード向けのランダムアクセス手順を行うことを禁止する情報を設定するようにしてもよい。これにより、トラフィック量に応じて、CEモード向けのRACHリソースを所定のUEカテゴリ以外のユーザ装置UEが使用する割合を任意に制御することができると共に、トラフィック量が一定のレベルを超えた場合に、所定のUEカテゴリ以外の端末に対して、CEモード向けのRACHリソースの使用を禁止することが可能になる。
また、ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける基地局が実行する信号送信方法であって、少なくとも所定のUEカテゴリ以外のユーザ装置が、カバレッジ拡張モード向けのランダムアクセス手順を実行する際の動作を示す動作情報を含むブロードキャスト情報を生成するステップと、生成されたブロードキャスト情報をユーザ装置に送信するステップと、を有する信号送信方法が提供される。この信号送信方法によれば、所定のUEカテゴリ以外の端末に対して、CEモード向けのRACHリソースの使用を制限することが可能な技術が提供される。
<実施形態の補足>
従来のRA手順は、カテゴリM1を含むあらゆるUEカテゴリの端末が実行可能である。その意味で、本実施の形態では、従来のRA手順を「UEカテゴリに関わらず使用可能なRA手順」と定義してもよい。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
ユーザ装置UEは、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局eNBは、当業者によって、NB(NodeB)、基地局、ベースステーション(Base Station)、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、判定(judging)、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
本開示の全体において、例えば、英語でのa, an, 及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、これらの冠詞は、文脈から明らかにそうではないことが示されていなければ、複数のものを含むものとする。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
UE ユーザ装置
eNB 基地局
101 信号送信部
102 信号受信部
103 生成部
201 信号送信部
202 信号受信部
203 取得部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置

Claims (5)

  1. ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける基地局であって、
    少なくとも所定のUEカテゴリ以外のユーザ装置が、カバレッジ拡張モード向けのランダムアクセス手順を実行する際の動作を示す動作情報を含むブロードキャスト情報を生成する生成部と、
    前記生成部で生成されたブロードキャスト情報をユーザ装置に送信する送信部と、
    を有する基地局。
  2. 前記動作情報は、所定のUEカテゴリ以外のユーザ装置が、カバレッジ拡張モード向けのランダムアクセス手順を行うことを許可するか又は禁止するかを示す情報である、
    請求項1に記載の基地局。
  3. 前記動作情報は、複数のカバレッジ拡張レベルの各々と下り無線信号の受信電力の閾値とがUEカテゴリごとに対応づけられている情報と、複数のカバレッジ拡張レベルごとにランダムアクセスプリアンブルを送信すべき無線リソースを示す情報とを含む、
    請求項2に記載の基地局。
  4. 前記生成部は、
    当該基地局が形成するセルのトラフィック量の増加に応じて、複数のカバレッジ拡張レベルの各々に対応づけられる前記受信電力の閾値を小さい値に変更し、
    前記トラフィック量が所定の閾値を超えた場合に、前記動作情報に、所定のUEカテゴリ以外のユーザ装置が、カバレッジ拡張モード向けのランダムアクセス手順を行うことを禁止する情報を設定する、
    請求項3に記載の基地局。
  5. ユーザ装置と基地局とを有する無線通信システムにおける基地局が実行する信号送信方法であって、
    少なくとも所定のUEカテゴリ以外のユーザ装置が、カバレッジ拡張モード向けのランダムアクセス手順を実行する際の動作を示す動作情報を含むブロードキャスト情報を生成するステップと、
    生成されたブロードキャスト情報をユーザ装置に送信するステップと、
    を有する信号送信方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2020171182A1 (ja) * 2019-02-22 2020-08-27 株式会社Nttドコモ ユーザ装置及び基地局装置
JP2020178174A (ja) * 2019-04-15 2020-10-29 ソフトバンク株式会社 基地局装置、通信方法及びプログラム
JPWO2019193879A1 (ja) * 2018-04-05 2021-04-15 株式会社Nttドコモ ユーザ装置、ネットワーク装置及び無線通信方法

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