JP2018026036A - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】クラウドサービスの利用料金の増加をもたらす操作を抑止する技術を提供する。
【解決手段】本システムにおいて管理サーバは、単位時間当たりの料金である第1の料金の情報と、支払サイクル内の残期間の情報と、料金の上限値と、現時点での料金の情報とを記憶する記憶部と、記憶部に記憶されている情報に基づき、第1の料金と支払サイクル内の残期間とを乗算し、乗算により算出された料金を、記憶部に記憶されている現時点での料金に加算することで最大料金を算出し、当該最大料金と記憶部に記憶されている上限値との比較に基づき、アラート通知を送信するか否かを決定する制御部とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、サービスの利用を管理する技術に関する。
クラウドサービスによって提供される仮想マシン、仮想ディスク或いはアプリケーション等を利用するユーザは、その利用量に応じてサービス提供者に対して利用料金を支払う。そのため、利用量が増えすぎないようにユーザ自身が気を付けるだけでなく、利用量或いは利用料金を管理する仕組みがクラウドシステムに設けられる。
例えば、或る文献は以下のような技術を開示する。具体的には、ユーザに対して割り当て可能な資源の数量が予め定められ、ユーザに対して実際に割り当てられた資源の数量が予め定められた数量を超えた場合、所定のアクション(例えばメール送信)が実行される。
また、別の文献は、サービス消費、消費レート及びサービス活動レベル等の監視結果に基づき、サービスを利用するユーザに対して通知を行う技術を開示する。
このような技術においては、ユーザに対するアラートの通知の閾値が予め設定されることが前提となっている。そのため、閾値の設定が適切ではない場合にはアラートの通知が行われず、利用料金の増加をもたらす操作(例えば、サービスの過剰利用やサービスの追加など)を抑止することができない。
特開2015−204026号公報 特表2014−502383号公報
従って、本発明の目的は、1つの側面では、サービスの利用料金の増加をもたらす操作を抑止するための技術を提供することである。
本発明に係る情報処理装置は、単位時間当たりの料金である第1の料金の情報と、支払サイクル内の残期間の情報と、料金の上限値と、現時点での料金の情報とを記憶する記憶部と、記憶部に記憶されている情報に基づき、第1の料金と支払サイクル内の残期間とを乗算し、乗算により算出された料金を、記憶部に記憶されている現時点での料金に加算することで最大料金を算出し、当該最大料金と記憶部に記憶されている上限値との比較に基づき、アラート通知を送信するか否かを決定する制御部とを有する。
1つの側面では、サービスの利用料金の増加をもたらす操作を抑止できるようになる。
図1は、本実施の形態のシステムの概要を示す図である。 図2は、物理サーバの機能ブロック図である。 図3は、管理サーバの機能ブロック図である。 図4は、データ格納部に格納されるユーザデータの一例を示す図である。 図5は、データ格納部に格納されるシステムデータの一例を示す図である。 図6は、データ格納部に格納されるサーバデータの一例を示す図である。 図7は、データ格納部に格納されるストレージデータの一例を示す図である。 図8は、データ格納部に格納されるイベントデータの一例を示す図である。 図9は、データ格納部に格納される第1料金データの一例を示す図である。 図10は、データ格納部に格納される上限値データの一例を示す図である。 図11は、データ格納部に格納される単価データの一例を示す図である。 図12は、第1の実施の形態の管理サーバが実行する処理の処理フローを示す図である。 図13は、第1の実施の形態の算出処理の処理フローを示す図である。 図14は、データ格納部に格納される第2料金データの一例を示す図である。 図15は、データ格納部に格納される第3料金データの一例を示す図である。 図16は、第1の実施の形態の管理サーバが実行する処理の処理フローを示す図である。 図17は、アラートの通知タイミングについて説明するための図である。 図18は、アラートの通知タイミングについて説明するための図である。 図19は、第2の実施の形態の管理サーバが実行する処理の処理フローを示す図である。 図20は、第3の実施の形態の算出処理の処理フローを示す図である。 図21は、第4の実施の形態の処理の処理フローを示す図である。 図22は、コンピュータの機能ブロック図である。
[実施の形態1]
図1に、本実施の形態のシステムの概要を示す。本実施の形態の主要な処理を実行する管理サーバ1は、例えばインターネットであるネットワーク9に接続される。管理サーバ1は、複数の物理サーバ5によって提供されるクラウドサービスを管理する。また、管理サーバ1は、ルータ7に対してユーザ端末3からのアクセス制限の設定等を実行する。サービスの利用者の端末であるユーザ端末3は、ネットワーク9に接続され、ルータ7を介して複数の物理サーバ5との間で通信を行いサービスを利用する。また、ユーザ端末3は、認証のための通信および利用サービスの登録のための通信等を管理サーバ1との間で行う。
図2に、物理サーバ5の機能ブロック図を示す。物理サーバ5は、1又は複数の仮想マシン51と、1又は複数の仮想ディスク52とを実行し、1又は複数の仮想マシン51は1又は複数の仮想ディスク52を使用してアプリケーションプログラムを実行する。
図3に、管理サーバ1の機能ブロック図を示す。管理サーバ1は、制御部10と、データ格納部11とを含む。制御部10は、料金管理部101と、サービス制御部102と、ネットワーク管理部103と、ユーザ管理部104とを含む。
料金管理部101は、クラウドサービスの利用料金をユーザ毎に管理する。サービス制御部102は、複数の物理サーバ5によって提供されるクラウドサービスの管理を行う。ネットワーク管理部103は、複数の物理サーバ5が通信に使用するネットワークにおける帯域等の管理を行う。ユーザ管理部104は、クラウドサービスの利用者の情報を管理する。
図4乃至図11を用いて、データ格納部11に格納されるデータについて説明する。なお、データのフォーマットは、図4乃至図11に示したフォーマットに限られず、その他のフォーマット(例えば、ポインタを使用するフォーマット)であってもよい。
図4に、データ格納部11に格納されるユーザデータの一例を示す。図4の例では、クラウドサービスの利用者のIDであるユーザID(IDentifier)が格納される。
図5に、データ格納部11に格納されるシステムデータの一例を示す。図5の例では、ユーザIDと、ユーザが利用するクラウドサービス用のシステムのIDであるシステムIDと格納される。
図6に、データ格納部11に格納されるサーバデータの一例を示す。図6の例では、システムIDと、システムに含まれるサーバ(例えば仮想マシン)のIDであるサーバIDと、システムに含まれるサーバが使用するCPU(Central Processing Unit)コアの数、CPUの周波数およびメモリ容量の情報と、サーバが属するサーバプール(例えば物理サーバ5)の情報とが格納される。
図7に、データ格納部11に格納されるストレージデータの一例を示す。図7の例では、サーバIDと、サーバが使用するディスク(例えば仮想ディスク)のIDであるディスクIDと、ディスク容量の情報と、ディスクが属するストレージプール(例えば、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)など)の情報とが格納される。
図8に、データ格納部11に格納されるイベントデータの一例を示す。図8の例では、サーバIDと、イベントが発生した時刻の情報と、発生したイベントの情報とが格納される。イベントとは、例えば、仮想マシンの追加、起動及び停止等である。
図9に、データ格納部11に格納される第1料金データの一例を示す。図9の例では、ユーザIDと、年及び月の情報と、支払サイクルの開始から現時点までにおいて実際に発生した料金の情報とが格納される。支払サイクルとは、1回の料金の算出対象となる期間のことであり、例えば1か月である。実際に発生した料金は、サーバデータ、ストレージデータ、単価データ及びイベントデータ等に基づき算出される。
図10に、データ格納部11に格納される上限値データの一例を示す。図10の例では、ユーザIDと、料金の上限値とが格納される。料金の上限値は、クラウドサービスの管理者又は利用者のシステムの管理者によって予め設定される。料金が上限値を超えた場合、上限値が引き上げられるか又はサービスの利用が停止される。
図11に、データ格納部11に格納される単価データの一例を示す。図11の例では、リソースの種別の情報と、リソース識別子(ここでは、サーバプールの情報及びストレージプールの情報)と、リソースを単位時間(例えば1時間)利用した場合における単価の情報とが格納される。
次に、図12乃至図18を用いて、第1の実施の形態の管理サーバ1が実行する処理を説明する。
まず、管理サーバ1の料金管理部101は、算出処理を実行する(図12:ステップS1)。算出処理については、図13及び図14を用いて説明する。なお、クラウドシステムが複数のクラウドサービスを提供する場合、算出処理は複数のクラウドサービスの各々について実行されるが、説明を簡単にするためここでは1つのクラウドサービスについて実行する処理を例として説明する。
料金管理部101は、クラウドサービスにより利用者に割り当てられる要素(例えば、仮想マシン、仮想ディスク及びアプリケーション等)のうち未処理の要素を1つ特定する(図13:ステップS31)。ステップS31においては、クラウドサービスでの使用単位で未処理の要素が特定される。例えば、クラウドサービスにおいて仮想マシンが2台使用されている場合、2台の仮想マシンが未処理の要素として特定される。
料金管理部101は、ステップS31において特定された要素を単位時間利用した場合における料金を、単価データ(図11)に基づき算出する(ステップS33)。
例えば、クラウドサービスにおいて仮想マシン1台と、500GB(ギガバイト)の仮想ディスク1台と、32Mbps(メガビット毎秒)の通信とが利用されるとする。単位時間を1時間とする。単価については、仮想マシン1台が10(円/時間)であり、500GBの仮想ディスク1台が0.01(円/(時間・GB))であり、HTTP(HyperText Transfer Protocol)通信が15(円/GB)である。この場合、仮想マシンについては、10(円/時間)*1(台)=10(円/時間)が単位時間当たりの料金である。仮想ディスクについては、0.01(円/(時間・GB))・500(GB)・1(台)=5(円/時間)が単位時間当たりの料金である。HTTP通信については、15(円/GB)*((32(Mbps)/(8*1000)))*3600(秒)=216(円/時間)が単位時間当たりの料金である。なお、単位時間利用した場合における料金とは、単位時間要素を利用し続けた場合における料金であるので、単位時間当たりに発生しうる最も高い料金に相当する。
料金管理部101は、未処理の要素が有るか判定する(ステップS35)。未処理の要素が有る場合(ステップS35:Yesルート)、処理はステップS31に戻る。一方、未処理の要素が無い場合(ステップS35:Noルート)、料金管理部101は、各要素の料金の合計を算出する(ステップS37)。そして、料金管理部101は、算出した合計とクラウドサービスを利用するユーザのユーザIDとを対応付けて、データ格納部11に第2料金データとして格納する。そして処理は呼び出し元に戻る。
図14に、データ格納部11に格納される第2料金データの一例を示す。図14の例では、システムIDと、単位時間当たりの料金とが格納される。ここでは、1つのシステムが1つのクラウドサービスに対応する。ステップS33において説明した例の場合、合計として10+5+216=231(円/時間)が算出され、この合計がクラウドサービスを単位時間利用した場合の料金に相当する。
図12の説明に戻り、ユーザ管理部104は、クラウドサービスの利用要求をユーザ端末3から受信する(ステップS3)。利用要求において指定されたクラウドサービスを、以下では「対象のクラウドサービス」と呼ぶ。そして、ユーザ管理部104は、ユーザ端末3を操作する利用者について登録がまだ行われていない場合には、その利用者のデータをユーザデータ(図4)に追加し、ユーザIDと対象のクラウドサービスに対応するシステムIDとを対応付けてシステムデータとして登録する。
料金管理部101は、支払サイクルの残期間において発生しうる最も高い料金が発生したと仮定して、支払サイクルの料金(以下、最大料金と呼ぶ)を対象のクラウドサービスについて算出する(ステップS7)。そして、料金管理部101は、算出した料金と対象のクラウドサービスを利用するユーザのユーザIDとを対応付けて、データ格納部11に第3料金データとして格納する。なお、最大料金は、第1料金データ(図9)に登録されている料金と、第2料金データ(図14)に登録されている料金に残期間が乗じられた料金とを加算することで算出される。
図15に、データ格納部11に格納される第3料金データの一例を示す。図15の例では、ユーザIDと、料金の最大値とが格納される。最大料金は、支払サイクルの残期間において対象のクラウドサービスを使用し続けた場合における料金に相当する。
料金管理部101は、ステップS7において算出された料金が、上限値データ(図10)に登録されている上限値を超えたか判定する(ステップS9)。ステップS7において算出された料金が、上限値データ(図10)に登録されている上限値を超えていない場合(ステップS9:Noルート)、処理は端子Bを介して図16のステップS15に移行する。
一方、ステップS7において算出された料金が、上限値データ(図10)に登録されている上限値を超えた場合(ステップS9:Yesルート)、サービス制御部102は、ユーザ端末3に、料金が上限値を超える可能性があることを通知するためのアラートを送信する(ステップS11)。
サービス制御部102は、クラウドシステムの管理者から終了指示を受け付けたか判定する(ステップS13)。クラウドシステムの管理者から終了指示を受け付けていない場合(ステップS13:Noルート)、処理は端子Cを介して図16のステップS19に移行する。一方、クラウドシステムの管理者から終了指示を受け付けた場合(ステップS13:Yesルート)、処理は終了する。
端子B以降の処理について説明する。まず、料金管理部101は、例えばシステム時計などから取得した現在時刻が、料金の計算時刻であるか判定する(図16:ステップS15)。
現在時刻が料金の計算時刻である場合(ステップS15:Yesルート)、料金管理部101は、ステップS15の処理時点における、対象のクラウドサービスについて利用者が支払う料金を計算し、第1料金データにおける料金を更新する(ステップS17)。料金は、例えば、サーバデータ、ストレージデータ、単価データ及びイベントデータ等に基づき算出される。例えば、単位時間当たりに発生しうる最も高い料金が231(円/時間)であり、支払サイクルが1ヶ月であり、残期間が15日=360時間であり、現時点の料金が20000円である場合、料金は20000+231*360=103160円である。そして処理は端子Aを介して図12のステップS7に戻る。
一方、現在時刻が料金の計算時刻ではない場合(ステップS15:Noルート)、料金管理部101は、対象のクラウドサービスの仕様が変更されたか判定する(ステップS19)。対象のクラウドサービスの仕様は、例えば、利用者の指定又はクラウドシステムの管理者によって変更される。
対象のクラウドサービスの仕様が変更されていない場合(ステップS19:Noルート)、処理はステップS15に戻る。一方、対象のクラウドサービスの仕様が変更された場合(ステップS19:Yesルート)、料金管理部101は、以下の処理を実行する。具体的には、料金管理部101は、変更により確定された料金に基づき、第1料金データ(図9)に登録されている料金を更新する。また、料金管理部101は、変更後のクラウドサービスについて、単位時間当たりに発生しうる最も高い料金を計算し、第2料金データを更新する(ステップS21)。対象のクラウドサービスの仕様が変更された場合、変更前のクラウドサービスについて支払うべき料金が確定することがあるため、ステップS21の処理が実行される。そして処理は端子Aを介して図12のステップS7に戻る。
以上のような処理を実行すれば、ユーザは料金が上限値を超える可能性があることに早い段階で気付くことができ、料金の増加をもたらす操作(例えばサービスの過剰利用)をやめることができるようになる。
図17及び図18を用いて、アラートの通知タイミングについて説明する。第1の実施の形態においては、発生しうる最大料金が上限値と比較され、最大料金が上限値を超えた場合にアラートが通知される。従って、図17(a)に示すような例においてはアラートは通知されない。これに対し、図17(b)に示すように、クラウドサービスの仕様の変更(例えば、仮想マシンの追加など)により最大料金が増加し、最大料金が上限値を超えた場合にはアラートが通知される。
第1の実施の形態のような方法を採用せず、現時点までの料金と予め定められた閾値とを比較するような構成を採用した場合、図18(a)に示すように、たとえ最大料金が上限値に達することが無くてもアラートが通知されることがある。また、図18(b)に示すように、現時点までの料金が閾値を超えていない場合には、たとえ最大料金が上限値を超えた場合であってもアラートが通知されない。従って、料金が上限値に達する可能性があることを利用者が気付くことができない。また、固定の閾値を設定すると、アラート通知後により多くのリソースを使用したい場合等において、アラートの通知のタイミングが遅くなってしまうことがある。
これに対し、本実施の形態の方法であれば、料金が上限値を超える可能性がない場合にはアラートが通知されない。また、クラウドサービスを最大限利用した場合にどの程度の料金になるのかをユーザが把握できるようになり、ユーザが上限値を引き上げる際の目安を明確にすることができるようになる。
[実施の形態2]
第1の実施の形態によれば、料金が上限値に達する可能性があることを利用者が早い段階で気付くことができるようになる。しかし、例えば支払サイクルの初期の段階において、又は、実際の料金がある程度の水準を超える前においては、アラートが通知されることを利用者が望まない場合もある。そこで、第2の実施の形態においては、以下のような処理が実行される。
図19を用いて、第2の実施の形態の管理サーバ1が実行する処理を説明する。なお、クラウドシステムが複数のクラウドサービスを提供する場合、算出処理は複数のクラウドサービスの各々について実行されるが、説明を簡単にするためここでは1つのクラウドサービスについて実行する処理を例として説明する。
まず、管理サーバ1の料金管理部101は、算出処理を実行する(図19:ステップS41)。算出処理については、図13及び図14を用いて説明したとおりであるので、説明を省略する。
ユーザ管理部104は、クラウドサービスの利用要求をユーザ端末3から受信する(ステップS43)。利用要求において指定されたクラウドサービスを、以下では「対象のクラウドサービス」と呼ぶ。そして、ユーザ管理部104は、ユーザ端末3を操作する利用者について登録がまだ行われていない場合には、その利用者のデータをユーザデータ(図4)に追加し、ユーザIDと対象のクラウドサービスに対応するシステムIDとを対応付けてシステムデータとして登録する。
料金管理部101は、支払サイクルの残期間において発生しうる最も高い料金が発生したと仮定して、支払サイクルの料金(以下、最大料金と呼ぶ)を対象のクラウドサービスについて算出する(ステップS47)。そして、料金管理部101は、算出した料金と対象のクラウドサービスを利用するユーザのユーザIDとを対応付けて、データ格納部11に第3料金データとして格納する。なお、最大料金は、第1料金データ(図9)に登録されている料金と、第2料金データ(図14)に登録されている料金に残期間が乗じられた料金とを加算することで算出される。
料金管理部101は、ステップS47において算出された料金が、上限値データ(図10)に登録されている上限値を超えたか判定する(ステップS49)。ステップS47において算出された料金が、上限値データ(図10)に登録されている上限値を超えていない場合(ステップS49:Noルート)、処理は端子Bを介して図16のステップS15に移行する。
一方、ステップS47において算出された料金が、上限値データ(図10)に登録されている上限値を超えた場合(ステップS49:Yesルート)、サービス制御部102は、以下の処理を実行する。具体的には、サービス制御部102は、通知条件が満たされるか判定する(ステップS51)。通知条件とは、例えば、支払サイクルにおける所定の日以降であるという条件又は実際の料金が所定の額より大きいという条件である。但し、その他の条件であってもよい。
通知条件が満たされない場合(ステップS51:Noルート)、処理はステップS55に移行する。一方、通知条件が満たされる場合(ステップS51:Yesルート)、サービス制御部102は、ユーザ端末3に、料金が上限値を超える可能性があることを通知するためのアラートを送信する(ステップS53)。
サービス制御部102は、クラウドシステムの管理者から終了指示を受け付けたか判定する(ステップS55)。クラウドシステムの管理者から終了指示を受け付けていない場合(ステップS55:Noルート)、処理は端子Cを介して図16のステップS19に移行する。一方、クラウドシステムの管理者から終了指示を受け付けた場合(ステップS55:Yesルート)、処理は終了する。
以上のような処理を実行すれば、ユーザにとって望ましいタイミングでユーザ端末3にアラートが通知されるようになる。
[実施の形態3]
第1及び第2の実施の形態においては、支払サイクルの最大料金が上限値と比較されるが、比較される料金は最大料金以外の料金であってもよい。そこで、第3の実施の形態においては以下のような処理が実行される。
図20を用いて、第3の実施の形態における算出処理について説明する。まず、料金管理部101は、クラウドサービスにより利用者に割り当てられる要素(例えば、仮想マシン、仮想ディスク及びアプリケーション等)のうち未処理の要素を1つ特定する(図20:ステップS61)。ステップS61においては、クラウドサービスでの使用単位で未処理の要素が特定される。例えば、クラウドサービスにおいて仮想マシンが2台使用されている場合、2台の仮想マシンが未処理の要素として特定される。
料金管理部101は、ステップS61において特定された要素を、単位時間に所定割合を乗じた時間利用した場合における料金を、単価データ(図11)に基づき算出する(ステップS63)。所定割合は、例えば0.5である。
料金管理部101は、未処理の要素が有るか判定する(ステップS65)。未処理の要素が有る場合(ステップS65:Yesルート)、処理はステップS61に戻る。一方、未処理の要素が無い場合(ステップS65:Noルート)、料金管理部101は、各要素の料金の合計を算出する(ステップS67)。そして、料金管理部101は、算出した合計とクラウドサービスを利用するユーザのユーザIDとを対応付けて、データ格納部11に第2料金データとして格納する。そして処理は呼び出し元に戻る。
そして、第3の実施の形態の場合、ステップS7又はS47においては発生しうる最も高い料金ではなく発生しうる最も高い料金に所定割合が乗じられた料金が発生したと仮定して料金が算出される。これにより、アラートはより早い段階で利用者に通知されるようになり、料金が上限値に達することを抑制できるようになる。
[実施の形態4]
第1及び第2の実施の形態においては、支払サイクルの残期間において発生しうる最も高い料金が発生したと仮定され、第3の実施の形態においては、支払サイクルの残期間において発生しうる最も高い料金に所定割合が乗じられた料金が発生すると仮定される。以下で説明する第4の実施の形態においては、支払サイクルの残期間においても支払サイクルのうち既に経過した期間と同じように料金が発生すると仮定される。
図21を用いて、第4の実施の形態のステップS17(図16)において実行される処理を説明する。まず、料金管理部101は、第1料金データ(図9)を読み出す(図21:ステップS71)。
料金管理部101は、読み出した第1料金データに基づき、支払サイクルにおいて単位時間(例えば1時間)当たりに発生した料金を算出する(ステップS73)。そして、料金管理部101は、算出した料金で第2料金データ(図14)における料金を更新する。そして処理は図16の処理に戻り端子Aを介して図12のステップS7に移行する。
以上のような処理を実行すれば、実際の利用状況を踏まえたアラート通知を行えるようになる。
以上本発明の一実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、上で説明した管理サーバ1及び物理サーバ5の機能ブロック構成は実際のプログラムモジュール構成に一致しない場合もある。
また、上で説明した各データフォーマットは一例であって、上記のような構成でなければならないわけではない。さらに、処理フローにおいても、処理結果が変わらなければ処理の順番を入れ替えることも可能である。さらに、並列に実行させるようにしても良い。
なお、上で述べた管理サーバ1は、コンピュータ装置であって、図22に示すように、メモリ2501とCPU(Central Processing Unit)2503とハードディスク・ドライブ(HDD:Hard Disk Drive)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。CPU2503は、アプリケーション・プログラムの処理内容に応じて表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、所定の動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、主としてメモリ2501に格納されるが、HDD2505に格納されるようにしてもよい。本発明の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及びアプリケーション・プログラムなどのプログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
以上述べた本発明の実施の形態をまとめると、以下のようになる。
本実施の形態の第1の態様に係る情報処理装置(例えば、管理サーバ1)は、(A)単位時間当たりの料金である第1の料金の情報と、支払サイクル内の残期間の情報と、料金の上限値と、現時点での料金の情報とを記憶する記憶部(例えば、データ格納部11)と、(B)記憶部に記憶されている情報に基づき、第1の料金と支払サイクル内の残期間とを乗算し、乗算により算出された料金を、記憶部に記憶されている現時点での料金に加算することで最大料金を算出し、当該最大料金と記憶部に記憶されている上限値との比較に基づき、アラート通知を送信するか否かを決定する制御部(例えば、制御部10)とを有する。
発生しうる最大の料金に基づいてアラート通知を送信するか否かが決定されるので、ユーザは料金が上限値を超える可能性があることに早い段階で気付くことができ、料金の増加をもたらす操作(例えばサービスの過剰利用)をやめることができるようになる。
また、制御部は、さらに、(b1)サービスが変更された場合に、第1の料金の情報を、変更後のサービスの単位時間あたりの料金である第2の料金の情報に更新し、当該第2の料金の情報を記憶部に記憶し、記憶部に記憶されている情報に基づき、第2の料金と支払サイクル内の残期間とを乗算し、乗算により算出された料金を、記憶部に記憶されている現時点での料金に加算することで最大料金を算出し、当該最大料金と記憶部に記憶されている上限値との比較に基づき、アラート通知を送信するか否かを決定してもよい。支払サイクルの途中からサービスが変更された場合においても、料金が上限値を超える可能性があるか否かをユーザが知ることができるようになる。
また、制御部は、さらに、(b2)最大料金が上限値より大きく且つ現時点が支払サイクルにおける所定の時点以降であるという第1の条件が満たされるか判定し、第1の条件が満たされる場合に、アラート通知を送信してもよい。早い段階でアラート通知が送信されることを望まないユーザも存在するため、上で述べたようにすれば、ユーザによって好ましいタイミングでアラート通知を送信することができるようになる。
また、制御部は、さらに、(b3)最大料金が上限値より大きく且つ現時点での料金が所定の閾値を超えたという第2の条件が満たされるか判定し、第2の条件が満たされる場合に、アラート通知を送信してもよい。早い段階でアラート通知が送信されることを望まないユーザも存在するため、上で述べたようにすれば、ユーザによって好ましいタイミングでアラート通知を送信することができるようになる。
また、記憶部は、(a1)第1の料金に所定の割合が乗じられた第3の料金の情報をさらに格納してもよい。そして、制御部は、さらに、(b4)記憶部に記憶されている情報に基づき、第3の料金と支払サイクル内の残期間とを乗算し、乗算により算出された料金を、記憶部に記憶されている現時点での料金に加算することで第4の料金を算出し、当該第4の料金と記憶部に記憶されている上限値との比較に基づき、アラート通知を送信するか否かを決定してもよい。料金が上限値に達する可能性がより高いことをユーザが知ることができるようになる。
また、記憶部は、(a2)支払サイクルの開始時点から現時点までに期間において単位時間当たりに発生した第5の料金の情報をさらに格納してもよい。そして、制御部は、さらに、(b5)記憶部に記憶されている情報に基づき、第5の料金と支払サイクル内の残期間とを乗算し、乗算により算出された料金を、記憶部に記憶されている現時点での料金に加算することで第6の料金を算出し、当該第6の料金と記憶部に記憶されている上限値との比較に基づき、アラート通知を送信するか否かを決定してもよい。実際の利用状況に基づいてアラート通知を送信することが可能になる。
本実施の形態の第2の態様に係る情報処理方法は、(C)単位時間当たりの料金である第1の料金の情報と、支払サイクル内の残期間の情報と、料金の上限値と、現時点での料金の情報とを記憶する記憶部に記憶されている情報に基づき、第1の料金と支払サイクル内の残期間とを乗算し、(D)乗算により算出された料金を、記憶部に記憶されている現時点での料金に加算することで最大料金を算出し、(E)当該最大料金と記憶部に記憶されている上限値との比較に基づき、アラート通知を送信するか否かを決定する処理を含む。
なお、上記方法による処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブルディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納される。尚、中間的な処理結果はメインメモリ等の記憶装置に一時保管される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
単位時間当たりの料金である第1の料金の情報と、支払サイクル内の残期間の情報と、料金の上限値と、現時点での料金の情報とを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されている情報に基づき、前記第1の料金と前記支払サイクル内の残期間とを乗算し、乗算により算出された料金を、前記記憶部に記憶されている前記現時点での料金に加算することで最大料金を算出し、当該最大料金と前記記憶部に記憶されている前記上限値との比較に基づき、アラート通知を送信するか否かを決定する制御部と、
を有する情報処理装置。
(付記2)
前記制御部は、さらに、
サービスが変更された場合に、前記第1の料金の情報を、変更後のサービスの単位時間あたりの料金である第2の料金の情報に更新し、当該第2の料金の情報を前記記憶部に記憶し、
前記記憶部に記憶されている情報に基づき、前記第2の料金と前記支払サイクル内の残期間とを乗算し、乗算により算出された料金を、前記記憶部に記憶されている前記現時点での料金に加算することで最大料金を算出し、当該最大料金と前記記憶部に記憶されている前記上限値との比較に基づき、アラート通知を送信するか否かを決定する、
付記1記載の情報処理装置。
(付記3)
前記制御部は、さらに、
前記最大料金が前記上限値より大きく且つ前記現時点が前記支払サイクルにおける所定の時点以降であるという第1の条件が満たされるか判定し、
前記第1の条件が満たされる場合に、前記アラート通知を送信する、
付記1又は2記載の情報処理装置。
(付記4)
前記制御部は、さらに、
前記最大料金が前記上限値より大きく且つ前記現時点での料金が所定の閾値を超えたという第2の条件が満たされるか判定し、
前記第2の条件が満たされる場合に、前記アラート通知を送信する、
付記1乃至3のいずれか1つ記載の情報処理装置。
(付記5)
前記記憶部は、
前記第1の料金に所定の割合が乗じられた第3の料金の情報をさらに格納し、
前記制御部は、さらに、
前記記憶部に記憶されている情報に基づき、前記第3の料金と前記支払サイクル内の残期間とを乗算し、乗算により算出された料金を、前記記憶部に記憶されている前記現時点での料金に加算することで第4の料金を算出し、当該第4の料金と前記記憶部に記憶されている前記上限値との比較に基づき、アラート通知を送信するか否かを決定する、
付記1乃至4のいずれか1つ記載の情報処理装置。
(付記6)
前記記憶部は、
前記支払サイクルの開始時点から前記現時点までに期間において単位時間当たりに発生した第5の料金の情報をさらに格納し、
前記制御部は、さらに、
前記記憶部に記憶されている情報に基づき、前記第5の料金と前記支払サイクル内の残期間とを乗算し、乗算により算出された料金を、前記記憶部に記憶されている前記現時点での料金に加算することで第6の料金を算出し、当該第6の料金と前記記憶部に記憶されている前記上限値との比較に基づき、アラート通知を送信するか否かを決定する、
付記1乃至5のいずれか1つ記載の情報処理装置。
(付記7)
単位時間当たりの料金である第1の料金の情報と、支払サイクル内の残期間の情報と、料金の上限値と、現時点での料金の情報とを記憶する記憶部に記憶されている情報に基づき、前記第1の料金と前記支払サイクル内の残期間とを乗算し、
乗算により算出された料金を、前記記憶部に記憶されている前記現時点での料金に加算することで最大料金を算出し、
当該最大料金と前記記憶部に記憶されている前記上限値との比較に基づき、アラート通知を送信するか否かを決定する、
処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
(付記8)
単位時間当たりの料金である第1の料金の情報と、支払サイクル内の残期間の情報と、料金の上限値と、現時点での料金の情報とを記憶する記憶部に記憶されている情報に基づき、前記第1の料金と前記支払サイクル内の残期間とを乗算し、
乗算により算出された料金を、前記記憶部に記憶されている前記現時点での料金に加算することで最大料金を算出し、
当該最大料金と前記記憶部に記憶されている前記上限値との比較に基づき、アラート通知を送信するか否かを決定する、
処理をコンピュータに実行させるプログラム。
(付記9)
情報処理装置と、
ユーザ端末と、
を有し、
前記情報処理装置が、
単位時間当たりの料金である第1の料金の情報と、支払サイクル内の残期間の情報と、料金の上限値と、現時点での料金の情報とを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されている情報に基づき、前記第1の料金と前記支払サイクル内の残期間とを乗算し、乗算により算出された料金を、前記記憶部に記憶されている前記現時点での料金に加算することで最大料金を算出し、当該最大料金と前記記憶部に記憶されている前記上限値との比較に基づき、アラート通知を前記ユーザ端末に送信するか否かを決定する制御部と、
を有する情報処理システム。
1 管理サーバ 3 ユーザ端末
5 物理サーバ 7 ルータ
9 ネットワーク
51 仮想マシン 52 仮想ディスク
10 制御部 11 データ格納部
101 料金管理部 102 サービス制御部
103 ネットワーク管理部 104 ユーザ管理部

Claims (9)

  1. 単位時間当たりの料金である第1の料金の情報と、支払サイクル内の残期間の情報と、料金の上限値と、現時点での料金の情報とを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている情報に基づき、前記第1の料金と前記支払サイクル内の残期間とを乗算し、乗算により算出された料金を、前記記憶部に記憶されている前記現時点での料金に加算することで最大料金を算出し、当該最大料金と前記記憶部に記憶されている前記上限値との比較に基づき、アラート通知を送信するか否かを決定する制御部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 前記制御部は、さらに、
    サービスが変更された場合に、前記第1の料金の情報を、変更後のサービスの単位時間あたりの料金である第2の料金の情報に更新し、当該第2の料金の情報を前記記憶部に記憶し、
    前記記憶部に記憶されている情報に基づき、前記第2の料金と前記支払サイクル内の残期間とを乗算し、乗算により算出された料金を、前記記憶部に記憶されている前記現時点での料金に加算することで最大料金を算出し、当該最大料金と前記記憶部に記憶されている前記上限値との比較に基づき、アラート通知を送信するか否かを決定する、
    請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記制御部は、さらに、
    前記最大料金が前記上限値より大きく且つ前記現時点が前記支払サイクルにおける所定の時点以降であるという第1の条件が満たされるか判定し、
    前記第1の条件が満たされる場合に、前記アラート通知を送信する、
    請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記制御部は、さらに、
    前記最大料金が前記上限値より大きく且つ前記現時点での料金が所定の閾値を超えたという第2の条件が満たされるか判定し、
    前記第2の条件が満たされる場合に、前記アラート通知を送信する、
    請求項1乃至3のいずれか1つ記載の情報処理装置。
  5. 前記記憶部は、
    前記第1の料金に所定の割合が乗じられた第3の料金の情報をさらに格納し、
    前記制御部は、さらに、
    前記記憶部に記憶されている情報に基づき、前記第3の料金と前記支払サイクル内の残期間とを乗算し、乗算により算出された料金を、前記記憶部に記憶されている前記現時点での料金に加算することで第4の料金を算出し、当該第4の料金と前記記憶部に記憶されている前記上限値との比較に基づき、アラート通知を送信するか否かを決定する、
    請求項1乃至4のいずれか1つ記載の情報処理装置。
  6. 前記記憶部は、
    前記支払サイクルの開始時点から前記現時点までに期間において単位時間当たりに発生した第5の料金の情報をさらに格納し、
    前記制御部は、さらに、
    前記記憶部に記憶されている情報に基づき、前記第5の料金と前記支払サイクル内の残期間とを乗算し、乗算により算出された料金を、前記記憶部に記憶されている前記現時点での料金に加算することで第6の料金を算出し、当該第6の料金と前記記憶部に記憶されている前記上限値との比較に基づき、アラート通知を送信するか否かを決定する、
    請求項1乃至5のいずれか1つ記載の情報処理装置。
  7. 単位時間当たりの料金である第1の料金の情報と、支払サイクル内の残期間の情報と、料金の上限値と、現時点での料金の情報とを記憶する記憶部に記憶されている情報に基づき、前記第1の料金と前記支払サイクル内の残期間とを乗算し、
    乗算により算出された料金を、前記記憶部に記憶されている前記現時点での料金に加算することで最大料金を算出し、
    当該最大料金と前記記憶部に記憶されている前記上限値との比較に基づき、アラート通知を送信するか否かを決定する、
    処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
  8. 単位時間当たりの料金である第1の料金の情報と、支払サイクル内の残期間の情報と、料金の上限値と、現時点での料金の情報とを記憶する記憶部に記憶されている情報に基づき、前記第1の料金と前記支払サイクル内の残期間とを乗算し、
    乗算により算出された料金を、前記記憶部に記憶されている前記現時点での料金に加算することで最大料金を算出し、
    当該最大料金と前記記憶部に記憶されている前記上限値との比較に基づき、アラート通知を送信するか否かを決定する、
    処理をコンピュータに実行させるプログラム。
  9. 情報処理装置と、
    ユーザ端末と、
    を有し、
    前記情報処理装置が、
    単位時間当たりの料金である第1の料金の情報と、支払サイクル内の残期間の情報と、料金の上限値と、現時点での料金の情報とを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されている情報に基づき、前記第1の料金と前記支払サイクル内の残期間とを乗算し、乗算により算出された料金を、前記記憶部に記憶されている前記現時点での料金に加算することで最大料金を算出し、当該最大料金と前記記憶部に記憶されている前記上限値との比較に基づき、アラート通知を前記ユーザ端末に送信するか否かを決定する制御部と、
    を有する情報処理システム。
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