JP2018025836A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】セキュリティ設定の管理が煩雑とならないようにする。【解決手段】記録装置は、第一の記録媒体と、第二の記録媒体と、前記第一の記録媒体および前記第二の記録媒体がパスワード保護されているか否かを判定するパスワード設定判定手段と、前記第一の記録媒体および前記第二の記録媒体へのアクセスがロック設定されているか判定するロック設定判定手段とを有し、第一の記録媒体および第二の記録媒体に互いに関連性のあるデータを記録する際に、第一の記録媒体と第二の記録媒体のパスワード保護設定およびロック設定に差異がある場合に、警告を通知する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の記録媒体に画像データを記録する記録装置に関する。
従来、画像データを撮影して複数の記録媒体に記録する機能を有した記録装置が知られている。これらの記録装置は、記録を実行する前に各記録媒体の容量に十分な空きがあるかなどの判定を行うのが一般的である。
一方で、装着した記録媒体にパスワードとともにロック設定を行い、ロック設定した記録媒体にはアクセスできないようなセキュリティ保護機能をもつ記録装置も提案されている(特許文献1)。これらの記録装置でロック設定された記録媒体にアクセスしたい場合は、パスワードを用いて一時的にロック解除する方法が一般的である。
特開2010−224905号公報
しかしながら、特許文献1では、複数の記録媒体間のパスワードが異なる場合に一連の画像を記録する際の制御については特に情報が開示されていない。
このため、使用者がセキュリティ保護したいと考えている画像データを、パスワード設定状態やロック設定状態が異なる複数の記録媒体に記録する際に、使用者がそのことを認識できないまま不用意にセキュリティ設定されていない記録媒体に記録してしまったり、異なるパスワード設定のまま記録してしまい管理が煩雑になってしまうという課題があった。
そこで、本発明は、複数の記録媒体のパスワード設定状態とロック設定状態に応じてメッセージの通知や記録可否判定を行うことで、使用者が保護したいと考えている画像データをセキュリティ保護していないカードに記録したり、異なるパスワードの記録媒体への記録が行われることを使用者に対して通知することができ、セキュリティ設定の管理が利用者に煩雑とならない記録が可能となる記録装置を提示することを目的とする。
本発明に係る記録装置の一つは、第一の記録媒体と、第二の記録媒体と、前記第一の記録媒体および前記第二の記録媒体がパスワード保護されているか否かを判定するパスワード設定判定手段と、前記第一の記録媒体および前記第二の記録媒体へのアクセスがロック設定されているか判定するロック設定判定手段とを有し、第一の記録媒体および第二の記録媒体に互いに関連性のあるデータを記録する際に、第一の記録媒体と第二の記録媒体のパスワード保護設定およびロック設定に差異がある場合に、警告を通知することを特徴とする。
本発明に係る記録装置の一つは、第一の記録媒体と、第二の記録媒体と、前記第一の記録媒体および前記第二の記録媒体がパスワード保護されているか否かを判定するパスワード設定判定手段と、前記第一の記録媒体および前記第二の記録媒体へのアクセスがロック設定されているか判定するロック設定判定手段と、前記第一の記録媒体および前記第二の記録媒体のパスワードを変更するパスワード変更手段とを有し、第一の記録媒体および第二の記録媒体に互いに関連性のあるデータを記録する際に、第一の記録媒体と第二の記録媒体のパスワード保護設定およびロック設定に差異がある場合に、前記第一の記録媒体と前記第二の記録媒体のパスワードを変更し、同一のパスワードを両記録媒体に再設定することを特徴とする。
本発明に係る記録装置の一つは、第一の記録媒体と、第二の記録媒体と、前記第一の記録媒体および前記第二の記録媒体がパスワード保護されているか否かを判定するパスワード設定判定手段と、前記第一の記録媒体および前記第二の記録媒体へのアクセスがロック設定されているか判定するロック設定判定手段と、前記第一の記録媒体および前記第二の記録媒体のパスワードを変更するパスワード変更手段とを有し、第一の記録媒体および第二の記録媒体に互いに関連性のあるデータを記録する際に、第一の記録媒体と第二の記録媒体のパスワード保護設定およびロック設定に差異がある場合に、記録を禁止することを特徴とする。
本発明によれば、複数の記録媒体に画像データを記録する機能を備えた記録装置において、使用者が保護したいと考えている画像データを複数の記録媒体に記録する際に、不用意にセキュリティ保護していない、または、セキュリティ設定が異なる、記録媒体へ記録することを防止することができる。
第1の実施形態に係る記録装置の構成の一例を説明するためのブロック図である。 セキュリティモード遷移時に行われる処理の一例を説明するためのフローチャートである。 セキュリティモード遷移時に行われる処理の一例を説明するためのフローチャートである。 カード装着時に行われる処理の一例を説明するためのフローチャートである。 パスワード設定時に行われる処理の一例を説明するためのフローチャートである。 パスワード解除時に行われる処理の一例を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態における記録制御を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態におけるセキュリティ判定を説明するためのフローチャートである。 第1の実施形態におけるセキュリティ判定を説明するための動作表である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る記録装置の構成の一例を説明するためのブロック図である。第1の実施形態に係る記録装置は、例えば、撮像装置として動作することができる。
制御部101はマイクロコンピュータを有し、プログラムや記憶部104の情報、操作制御部106からの情報などに従って記録装置の各部を制御する。制御部101はセキュリティ制御部102と画像処理部113を備えている。セキュリティ制御部102は、記録媒体制御部109を通じて記録媒体A110および記録媒体B111へのパスワード設定/解除やロック設定/解除を行う。撮像部103は、画像データを入力する入力手段として機能し、被写体を撮影して画像データを出力する。
画像処理部113は撮像部103において出力された画像データをエンコード圧縮して規定の画像ファイルフォーマットに則ったファイル形式の画像ファイルに変換し、記録媒体制御部109を介して記録媒体A110および記録媒体B111に記録を行う。
また、画像処理部113は、記録を行う際に複数のエンコード圧縮やファイル形式に同時変換することが可能であり、異なる画像ファイルフォーマットを同時に記録媒体A110と記録媒体B111にそれぞれ記録することが可能である。
なお、画像処理部113は、本実施形態においては制御部101のサブブロックとして記載しているが、外部のブロックとして独立してもよく、本実施形態の範囲内である。
記憶部104は、記録媒体A110および記録媒体B111における管理情報や、記録装置のセキュリティモード設定、記録装置の動作モード、パスワード、記録媒体毎のロック設定状態、記録媒体毎のパスワード設定状態等の情報を記憶する。また、上述した撮像部103および画像処理部113の画像データおよび画像ファイルの一時バッファとしても利用することができる。
操作部105は、電源スイッチ、メニュー画面を操作するためのスイッチ等を備える。スイッチは物理的なボタンやタッチパネルなどの表示部107上に表示されるボタンやつまみでも良い。操作制御部106は、操作部105からの指示に応じて制御部101に操作情報を通知する。
表示部107は液晶パネルなどを備え、メニュー画面等の情報や、メッセージ表示などを表示する。表示制御部108は、制御部101からの情報によりメニュー画面等の情報や、メッセージ表示などを表示部107に表示する。
記録媒体制御部109は、記録媒体A110および記録媒体B111(以下、記録媒体およびカードと呼ぶ)とコマンド送受信を行い、記録媒体の認識や記録媒体へのパスワード設定/解除やロック設定/解除などを行う。さらに、記録媒体に画像データを記録したり、記録媒体から画像データを読み出す制御を行う。また、記録媒体制御部109は、FATファイルシステム等の公知のファイルシステムに従い、記録媒体に記録する各種のデータをファイルとして管理する。
記録媒体A110および記録媒体B111は、フラッシュメモリカード等のランダムアクセス可能な記録媒体である。記録媒体A110および記録媒体B111は、不図示の装着排出機構により記録装置に着脱自在である。データバス112は、各部の間でデータやコマンドを送受信する。
以降に、記録装置の具体的な動作を説明していく。セキュリティモードの切り替え、カード装着時の動作、パスワードの設定解除、記録時の制御の順に説明していく。
複数の記録媒体に対しての記録処理は、関連する画像を複数の記録媒体に記録する記録処理であり、例えば、
(1)同一の画像を異なる画像フォーマットとして記録する異種同時記録、
(2)同一の画像を複数の記録媒体に記録するミラー記録、
(3)一連の動画像や一連の静止画像を一方の記録媒体に書き込み記録媒体が記録容量に達した際に他方の記録媒体に記録先を切り替えて記録を継続するリレー記録、
(4)セキュリティ向上や記録媒体への書き込み速度の保証のため、一つの画像データを複数メディアに分割書き込みして双方の記録媒体の書き込みデータを後で結合することで一つの画像として再構成可能とする分割書き込み記録
が含まれる。
記録装置はセキュリティモードという動作モードを備え、メニューによりセキュリティモードOFF/ONを切り替えることができる。セキュリティモードOFFの場合はロック設定されたカードに対してロック解除処理を行わず、セキュリティモードONの場合はロック設定されたカードに対してロック解除処理を行う。
また、セキュリティモードOFFからONに遷移する際にユーザーにパスワードの入力を要求し、入力されたパスワードは記憶部104に記憶しておく。ここで記憶されたパスワードは、セキュリティモードONからOFFへの遷移時に照合のために使用したり、記録媒体へのパスワード設定/解除時および記録媒体へのロック解除時に使用する。また、セキュリティモードON/OFFの情報も記憶部104に記憶しておく。カードに設定するパスワードにルールがある場合には、ここでそのルールに則ったパスワードであるかチェックしても良い。ルールとは、パスワードに指定できる文字であること、最小パスワード長以上であること、最大パスワード長以下であることなどである。
さらに、セキュリティモードONからOFFに遷移する際もユーザーにパスワードの入力を要求し、記憶部104に記憶されているパスワードと合致した場合にセキュリティモードOFFへ遷移する。これは、セキュリティモードをONに遷移させたユーザー以外が、セキュリティモードをOFFに遷移させないようにするためである。
ここで、図2Aを参照し、セキュリティモードをONからOFFに切り替える際のシーケンスを説明する。まず、セキュリティモードOFFからONに遷移する際にパスワードの入力を要求する(処理201)。パスワードが入力されたらセキュリティモードONに遷移させる(処理202)。
次に、図2Bを参照し、セキュリティモードOFFからONに遷移する際にパスワードの入力を要求する(処理211)。そして入力されたパスワードとすでに記憶しているパスワードを比較し(処理212)、合致した場合にはセキュリティモードOFFに遷移させ(処理213)、合致しなかった場合にはセキュリティモードONのままとする(処理214)。
次に、記録装置にカードが装着された際の動作を説明する。前提条件として、カードは自身にパスワードが設定されていた場合に、記録装置から明示的にロック設定処理を行うことなく、自動的に自身をロック設定済状態とするものとする。
まず、カードが装着されたらカードのロック設定状態を取得する。ここでは、記録装置−カード間の電気的な信号のやり取りにおいて、記録装置からカードに対してコマンドを送信し、その応答にカードのロック設定状態の情報が含まれているものとする。この際、カードがロック設定済状態であった場合にはパスワード設定済という情報を、カードがロック未設定状態であった場合にはパスワード未設定という情報をカード情報と紐付けて記憶部104に記憶しておく。カード情報とは、その記録装置のカードスロットナンバーでも良いし、カード毎に一意のIDでも良い。
カードがロック未設定状態の場合はカードへのアクセスが可能と判定する。カードへのアクセスが可能と判定した場合には、カードの認識を行うためのイニシャルシーケンスやファイルシステムの解析、画像データを記録するためのファイル解析や管理情報の読み込みや書き込みなどを行う。
反対にカードへのアクセスが不可能と判定した場合には、以降のイニシャルシーケンスやカードへの読み込み/書き込み/消去処理を行わない。
カードがロック設定済状態の場合は記録装置のセキュリティモードのON/OFFによって動作が異なる。セキュリティモードONの場合には、記憶部104に記憶されているパスワードとともにロック解除処理を行う。ここでは、記録装置−カード間の電気的な信号のやり取りにおいて、記録装置からパスワードを含んだロック解除コマンドを送信する。このロック解除コマンドを受信したカードは、カードの記憶しているパスワードと記録装置から受信したパスワードが合致していた場合に内部状態をロック未設定状態とし、パスワードが不一致の場合に内部状態をロック設定済状態のままとする。
ロック解除処理によってカードのロックが解除されたかどうかは、前述のカードのロック設定状態の取得処理を再度行うことにより判定する。ロックが解除された場合は、カードへのアクセスが可能と判定する。ロック解除されない場合は、カードへのアクセスが不可と判定する。その際には、「パスワードが異なります」などのロック解除を試みたが失敗したという旨のメッセージを通知しても良い。
セキュリティモードOFFの場合には、カードへのアクセスが不可と判定する。その際には、「カードを確認してください」などロック解除には言及しない汎用的な内容のメッセージを通知しても良い。
カードのロック設定状態を記憶部104に記憶しておき、後の処理で参照する。
ここで、図2Cを参照し、記録装置にカードが装着された際のシーケンスを説明する。まず、カードのロック設定状態を取得し(処理221)、ロック設定済状態の場合はセキュリティモードの判定(処理222)へ遷移し、ロック未設定状態の場合は記録媒体へアクセス可能(処理227)と判定して処理を終了する。
セキュリティモードの判定(処理222)で、セキュリティモードONの場合はロック解除処理(処理223)へ遷移し、セキュリティモードOFFの場合は記録媒体へアクセス不可能(処理226)と判定して処理を終了する。
ロック解除処理(処理223)の後にロック設定状態を取得し(処理224)、ロック未設定状態の場合は記録媒体へアクセス可能(処理225)と判定して処理を終了する。ロック設定済状態の場合は記録媒体へアクセス不可能(処理226)と判定して処理を終了する。
次に、カードへのパスワード設定/解除について説明する。カードへのパスワード設定/解除は、セキュリティモードONの場合にメニューにより行う。セキュリティモードOFFの場合はカードへのパスワード設定/解除メニューが有効化されない。
また、パスワード設定はパスワード未設定状態のカードにしか行えない。パスワード設定済状態のカードに対して別のパスワードを設定することはできず、その場合はいったんパスワード解除を行い、別のパスワードでセキュリティモードONに入り直してからパスワード設定を行う。同様にパスワード未設定状態のカードへのパスワード解除は行えない。
カードに設定するパスワードおよび解除に使用するパスワードは、セキュリティモードOFF→ON時に記憶部104に記憶したパスワードを用いる。カードがパスワード設定済状態かパスワード未設定状態かは、カード装着時に記憶部104にカード情報と紐付けて記憶されている情報をもとに判定する。
パスワードの設定処理は、記録装置−カード間の電気的な信号のやり取りにおいて、記録装置からパスワードを含んだパスワード設定コマンドを送信する。このパスワード設定コマンドを受信したカードは、カード内部に受信したパスワードを記憶する。ただし、パスワード設定されただけではロック設定済状態とはならず、ロック未設定状態のままである。また、なんらかの原因によりパスワード設定に失敗した場合には、カードの状態を通知する際に「パスワード設定解除失敗」という情報を通知する。
パスワード設定処理において「パスワード設定解除失敗」を通知された記録装置は、「パスワード設定に失敗しました」などのメッセージを表示する。パスワード設定に成功した場合はパスワード設定済という情報を、パスワード設定に失敗した場合はパスワード未設定という情報をカード情報と紐付けて記憶部104に記憶しておく。
パスワード解除処理は、記録装置−カード間の電気的な信号のやり取りにおいて、記録装置からパスワードを含んだパスワード解除コマンドを送信する。このパスワード解除コマンドを受信したカードは、カードの記憶しているパスワードと記録装置から受信したパスワードが合致していた場合に内部に記憶しているパスワードを消去する。パスワードが不一致の場合にはパスワードを消去せず、カードの状態を通知する際に「パスワード設定解除失敗」という情報を通知する。パスワード解除処理において「パスワード設定解除失敗」を通知された記録装置は、「パスワード解除に失敗しました」などのメッセージを表示する。
本実施形態では、パスワードが一致する場合にはすでにカード装着時の処理においてロック未設定状態であるし、パスワードが不一致の場合にはすでにカード装着時の処理においてロック設定済状態であるため、パスワード解除処理によってカードのロック設定状態が変わることはない。パスワード解除に成功した場合はパスワード未設定という情報を、パスワード解除に失敗した場合はパスワード設定済という情報をカード情報と紐付けて記憶部104に記憶しておく。
ここで、図2D及び図2Eを参照し、カードへのパスワード設定/解除の際のシーケンスを説明する。
パスワード設定シーケンスでは、まず当該カードがパスワード設定済状態か判定し(処理231)、パスワード未設定状態の場合はパスワード設定処理(処理232)へ遷移し、パスワード設定済状態の場合は処理を終了する。パスワード設定処理(処理232)後に、カードから通知された情報を参照してパスワード設定に成功したか判定する(処理233)。パスワード設定に成功した場合は処理を終了し、パスワード設定に失敗した場合はメッセージ通知を行う(処理234)。
パスワード解除シーケンスでは、まず当該カードがパスワード設定済状態か判定し(処理241)、パスワード設定済状態の場合はパスワード解除処理(処理242)へ遷移し、パスワード未設定状態の場合は処理を終了する。パスワード解除処理(処理242)後に、カードから通知された情報を参照してパスワード解除に成功したか判定する(処理243)。パスワード解除に成功した場合は処理を終了し、パスワード解除に失敗した場合はメッセージ通知を行う(処理244)。
次に、複数記録媒体への記録時の制御について説明する。ここで行う記録処理は、画像処理部113において生成された画像ファイルを記録先カード(記録媒体A110および記録媒体B111)のファイルシステムにもとづいて書きこむ処理であり、公知の技術により実現される。また、記録前判定として、記録先カードの誤消去防止スイッチがONされていないか、記録先カードがリードオンリーとなっていないか、記録の結果画像データの規格上限を超えないか、記録先カードの容量が十分であるか、などの判定処理も、公知の技術により実現される。
本実施形態のポイントは、2つのカードのパスワード設定状態、ロック設定状態に応じて記録可否の判定とメッセージ通知を行うことである。パスワード設定状態およびロック設定状態は前述の記憶部104を参照して取得する。ここで、図3Aを参照し、記録時の制御について説明する。
まず、ユーザーによりカードが挿入された場合(記録先カードのファイルシステムのマウント時)に後述のセキュリティ判定を行う(処理301)。
判定の結果(処理302)、記録可能と判定した場合には上述の記録前判定(処理303)に遷移し、記録不可と判定した場合には処理を終了する。
前述の記録前判定(処理303)の結果(処理304)、記録可能と判定した場合には記録処理(処理305)を開始する。
なお、本実施形態では、記録処理のためにはセキュリティ判定と記録前判定が必須となっているが、リレー記録時には片方のメディアのみ記録可能な旨を通知して片側の記録媒体への記録を許可するなども可能である。
また、記録処理設定の変更時に、セキュリティ判定の一連の処理301乃至304を再度実施するなど、記録処理が複数存在する場合に判定処理の更新を行うことも容易であり、本実施形態の範囲内である。
次に、図3Bを参照し、セキュリティ判定(処理301)の詳細を説明する。
まず、(処理3011)において、記録媒体A110のセキュリティ状態を記憶部104より取得し、記録媒体Aが「パスワード未設定状態かつロック未設定状態」の場合には、(処理3012)に進み、記録媒体Aが「パスワード設定済状態かつロック未設定状態」の場合には、(処理3013)に進み、記録媒体Aが「パスワード設定済状態かつロック設定済状態」の場合には、(処理3017)に進む。
(処理3012)において、記録媒体B111のセキュリティ状態を記憶部104より取得し、記録媒体Bが「パスワード未設定状態かつロック未設定状態」の場合には、(処理3018)に進み、記録媒体Bが「パスワード設定済状態かつロック未設定状態」の場合には、(処理3015)に進み、記録媒体Bが「パスワード設定済状態かつロック設定済状態」の場合には、(処理3017)に進む。
(処理3013)において、記録媒体B111のセキュリティ状態を記憶部104より取得し、記録媒体Bが「パスワード未設定状態かつロック未設定状態」の場合には、(処理3015)に進み、記録媒体Bが「パスワード設定済状態かつロック未設定状態」の場合には、(処理3014)に進み、記録媒体Bが「パスワード設定済状態かつロック設定済状態」の場合には、(処理3017)に進む。
(処理3014)において、記憶部104より取得した記録媒体A110記録媒体B111のパスワードが一致しているか否かを判定し、一致している場合には(処理3018)へ進み、異なる場合には(処理3016)に進む。
(処理3015)において、パスワード設定されていない記録媒体を示す旨のメッセージを表示部107に表示し、(処理3019)に進む。
(処理3016)において、パスワードが一致していない旨のメッセージを表示部107に表示し、(処理3019)に進む。なお、本実施形態では、パスワードが一致していない場合に、パスワード解除処理を実行後に、再度利用者にパスワードを入力させて、新たなパスワードを記録媒体に設定することで一致したパスワードを設定させることなども容易であり請求の範囲である。
(処理3017)において、ロック設定されているために記録ができない旨のメッセージを表示部107に表示し、(処理3019)に進む。
(処理3018)において、記録可能と判定された場合の処理として次の処理(判定302)に対して記録可能を通知する。
(処理3019)において、記録不可と判定された場合の処理として次の処理(判定302)に対して記録不可を通知する。
上記のセキュリティ判定の結果を表図で表すと図4のように表される。
なお、処理3016においては、警告表示を行ったうえで記録を可能とさせるなど、記録機器のパスワード設定に関する用途に応じて判定を変更することは容易であり、本発明の範囲内である。
また、処理3012において、両記録媒体がパスワード未設定の場合に、記録装置のセキュリティ状態に応じて記録可否を判定し、セキュリティレベルが高い場合には記録を禁止するなどしてもよい。
101 制御部
102 セキュリティ制御部
103 撮像部
104 記憶部
105 操作部
106 操作制御部
107 表示部
108 表示制御部
109 記録媒体制御部
110 記録媒体A
111 記録媒体B
112 データバス
113 画像処理部

Claims (3)

  1. 第一の記録媒体と、
    第二の記録媒体と、
    前記第一の記録媒体および前記第二の記録媒体がパスワード保護されているか否かを判定するパスワード設定判定手段と、
    前記第一の記録媒体および前記第二の記録媒体へのアクセスがロック設定されているか判定するロック設定判定手段と
    を有し、
    第一の記録媒体および第二の記録媒体に互いに関連性のあるデータを記録する際に、第一の記録媒体と第二の記録媒体のパスワード保護設定およびロック設定に差異がある場合に、警告を通知することを特徴とする記録装置。
  2. 第一の記録媒体と、
    第二の記録媒体と、
    前記第一の記録媒体および前記第二の記録媒体がパスワード保護されているか否かを判定するパスワード設定判定手段と、
    前記第一の記録媒体および前記第二の記録媒体へのアクセスがロック設定されているか判定するロック設定判定手段と、
    前記第一の記録媒体および前記第二の記録媒体のパスワードを変更するパスワード変更手段と
    を有し、
    第一の記録媒体および第二の記録媒体に互いに関連性のあるデータを記録する際に、第一の記録媒体と第二の記録媒体のパスワード保護設定およびロック設定に差異がある場合に、前記第一の記録媒体と前記第二の記録媒体のパスワードを変更し、同一のパスワードを両記録媒体に再設定することを特徴とする記録装置。
  3. 第一の記録媒体と、
    第二の記録媒体と、
    前記第一の記録媒体および前記第二の記録媒体がパスワード保護されているか否かを判定するパスワード設定判定手段と、
    前記第一の記録媒体および前記第二の記録媒体へのアクセスがロック設定されているか判定するロック設定判定手段と、
    前記第一の記録媒体および前記第二の記録媒体のパスワードを変更するパスワード変更手段と
    を有し、
    第一の記録媒体および第二の記録媒体に互いに関連性のあるデータを記録する際に、第一の記録媒体と第二の記録媒体のパスワード保護設定およびロック設定に差異がある場合に、記録を禁止することを特徴とする記録装置。
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