JP2018021595A - Double pipe and manufacturing method of the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、二重管及びその製造方法に関するものである。 The present invention relates to a double pipe and a method for producing the same.
特許文献1には、EGR(Exhaust Gas Recirculation:排気再循環)ガスが流通する管部材と、管部材の内周を挿通してEGRガスを撹拌する螺旋部材と、を備え、外部を流通する冷却水との間の熱交換によってEGRガスを冷却する熱交換チューブが開示されている。この熱交換チューブでは、管部材は、内周に突出して形成されて螺旋部材を固定する複数の二次元突起を有する。
しかしながら、特許文献1の熱交換チューブでは、管部材の内周に複数の二次元突起が突出するので、二次元突起が突出する位置では、他の位置と比較して流路が狭くなり流路抵抗が大きくなる。
However, in the heat exchange tube of
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、流路抵抗を変化させずに螺旋部材を管部材に固定することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above-described problems, and an object of the present invention is to fix a spiral member to a tube member without changing flow path resistance.
本発明のある態様によれば、ガス状流体が流通する内管と、前記内管が内周を挿通して前記内管との間に液状流体が流通する外管と、を有する二重管であって、前記内管は、円筒形に形成される管部材と、前記管部材の内周を挿通しガス状流体の流れを螺旋状に案内する螺旋部材と、前記螺旋部材の少なくとも一部が拡径されて前記管部材の内周に圧接する拡径部と、を有することを特徴とする二重管が提供される。 According to an aspect of the present invention, a double pipe having an inner pipe through which a gaseous fluid flows and an outer pipe through which the inner pipe passes through an inner circumference and a liquid fluid flows between the inner pipe and the inner pipe. The inner tube includes a tube member formed in a cylindrical shape, a spiral member that guides the flow of a gaseous fluid in a spiral manner through the inner periphery of the tube member, and at least a part of the spiral member And a diameter-enlarged portion that is in pressure contact with the inner periphery of the tube member.
本発明の他の態様によれば、ガス状流体が流通する内管と、前記内管が内周を挿通して前記内管との間に液状流体が流通する外管と、を有する二重管を製造する二重管の製造方法であって、円筒形に形成される管部材に、ガス状流体の流れを螺旋状に案内する螺旋部材を挿通させる挿通工程と、前記螺旋部材の少なくとも一部を拡径させ前記管部材の内周に圧接させる拡径工程と、を有することを特徴とする二重管の製造方法が提供される。 According to another aspect of the present invention, a double pipe having an inner pipe through which a gaseous fluid flows and an outer pipe through which the inner pipe passes through an inner circumference and a liquid fluid flows between the inner pipe and the inner pipe. A method of manufacturing a double pipe for manufacturing a pipe, wherein a spiral member that guides a flow of a gaseous fluid in a spiral manner is inserted into a cylindrical tubular member, and at least one of the spiral members And a diameter expanding step for expanding the diameter of the portion and press-contacting with the inner periphery of the tube member.
上記態様では、螺旋部材の少なくとも一部が拡径されて拡径部が形成される。螺旋部材は、拡径部が管部材の内周に圧接することによって、管部材に取り付けられる。したがって、螺旋部材を取り付けるためにガス状流体の流路を狭くすることがないので、流路抵抗を変化させずに螺旋部材を管部材に固定することができる。 In the said aspect, at least one part of a spiral member is diameter-expanded and a diameter-expansion part is formed. The spiral member is attached to the pipe member by the enlarged diameter portion being pressed against the inner periphery of the pipe member. Therefore, since the flow path of the gaseous fluid is not narrowed for attaching the spiral member, the spiral member can be fixed to the tube member without changing the flow path resistance.
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
まず、図1を参照して、本発明の第1から第4の実施形態に係る二重管60,260,360,460が適用される空調装置1について説明する。ここでは、二重管60が適用される空調装置1について説明する。
First, the
空調装置1は、流体としての冷媒が循環する冷凍サイクル2と、温水が循環する高水温サイクル4と、車室内の空調に利用する空気が通過するHVAC(Heating Ventilation and Air Conditioning)ユニット5と、弁の動作などを制御するコントローラ10と、から構成される冷暖房可能なヒートポンプシステムである。例えば、冷媒にはHFC−134aが用いられ、温水には不凍液が用いられる。
The
冷凍サイクル2は、コンプレッサ21と、水冷コンデンサ22と、室外熱交換器23と、リキッドタンク24と、内部熱交換器としての二重管60と、エバポレータ25と、アキュムレータ26と、これらを冷媒が循環可能となるように接続する冷媒流路20と、から構成される。
The refrigeration cycle 2 includes a
コンプレッサ21は、ガス状冷媒を吸入し圧縮する。これにより、ガス状冷媒は高温高圧になる。
The
水冷コンデンサ22は、暖房時に、コンプレッサ21を通過した後の冷媒を凝縮させる凝縮器として機能する。水冷コンデンサ22は、コンプレッサ21によって高温高圧となった冷媒と高水温サイクル4を循環する温水との間で熱交換を行い、冷媒の熱を温水に伝達する。
The water-cooled
室外熱交換器23は、例えば車両のエンジンルーム(電気自動車においてはモータルーム)内に配置され、冷媒と外気との間で熱交換を行う。室外熱交換器23は、冷房時には凝縮器として機能し、暖房時には蒸発器として機能する。室外熱交換器23には、車両の走行や室外ファン32の回転によって、外気が導入される。
The
リキッドタンク24は、冷房時に、室外熱交換器23を通過して凝縮した冷媒を一時的に溜めるとともに、冷媒をガス状冷媒と液状冷媒とに気液分離する。リキッドタンク24からは、分離した液状冷媒のみが二重管60へと流れる。
The
二重管60は、リキッドタンク24から導かれる液状冷媒が流通する後述する外側流路20bと、エバポレータ25によって蒸発したガス状冷媒が流通する後述する内側流路20aと、を有する。二重管60は、内側流路20aと外側流路20bとの冷媒の温度差を利用して熱交換を行う。二重管60の具体的な構成については、図4を参照しながら、後で詳細に説明する。
The
エバポレータ25は、HVACユニット5内に配置され、冷房時に、エバポレータ25を通過する空気の熱を冷媒に吸収させることで、冷媒を蒸発させる。エバポレータ25によって蒸発した冷媒は、二重管60を通ってアキュムレータ26へ流れる。
The
アキュムレータ26は、冷媒流路20を流れる冷媒を一時的に溜めるとともに、ガス状冷媒と液状冷媒とに気液分離する。アキュムレータ26からは、分離したガス状冷媒のみがコンプレッサ21へと流れる。
The
冷媒流路20には、冷媒を減圧膨張させる第1膨張弁27と、第2膨張弁28と、が配置される。また、冷媒流路20には、開閉によって冷媒の流れを切り換える第1開閉弁29と、第2開閉弁30と、第3開閉弁31と、が配置される。
A
第1膨張弁27は、水冷コンデンサ22と室外熱交換器23との間に配置され、水冷コンデンサ22で凝縮した冷媒を減圧膨張させる。第1膨張弁27には、例えば、固定絞りや可変絞りが用いられる。固定絞りには、例えば、オリフィスやキャピラリーチューブを用いることができ、予め使用頻度の高い特定の運転条件に対応するように絞り量が設定される。また、可変絞りには、例えば、段階的に又は無段階的に開度を調節できる電磁弁を用いることができる。
The
第2膨張弁28は、二重管60とエバポレータ25との間に配置され、二重管60を通過した液状冷媒を減圧膨張させる。第2膨張弁28には、エバポレータ25を通過した冷媒の温度に応じて開度が調節される温度式膨張弁が用いられる。
The
第1開閉弁29及び第3開閉弁31は、冷房時に開かれ、暖房時に閉じられる。第1開閉弁29が開かれることで、コンプレッサ21によって圧縮された冷媒は、室外熱交換器23へ直接流入する。また、第3開閉弁31が開かれることで、二重管60を通過した液状冷媒は、エバポレータ25へと流れる。
The first on-off
第2開閉弁30は、暖房時に開かれ、冷房時に閉じられる。第2開閉弁30が開かれることで、室外熱交換器23で蒸発した冷媒は、アキュムレータ26に直接流入する。
The second on-off
高水温サイクル4は、ウォータポンプ41と、ヒータコア42と、補助加熱器43と、水冷コンデンサ22と、これらを温水が循環可能となるように接続する温水流路40と、から構成される。
The high water temperature cycle 4 includes a
ウォータポンプ41は、温水流路40内の温水を送液して循環させる。
The
ヒータコア42は、HVACユニット5内に配置され、暖房時に、ヒータコア42を通過する空気に温水の熱を吸収させることで、空気を加熱する。
The
補助加熱器43は、内部に図示しないヒータを有し、通過する温水を加熱する。ヒータには、例えば、シーズヒータやPTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータが用いられる。
The
HVACユニット5は、空調に利用する空気を冷却又は加熱する。HVACユニット5は、空気を送風するブロワ52と、ヒータコア42を通過する空気の量を調整するエアミックスドア53と、を備える。HVACユニット5内にはヒータコア42とエバポレータ25とが配置され、ブロワ52から送風された空気は、ヒータコア42及びエバポレータ25内を流れる冷媒との間で熱交換を行う。
The
ブロワ52は、HVACユニット5内に空気を送風する送風機である。
The
エアミックスドア53は、HVACユニット5内に配置されたヒータコア42のブロワ52側に設置される。エアミックスドア53は、暖房時にヒータコア42側を開き、冷房時にヒータコア42側を閉じる。エアミックスドア53の開度によって、空気とヒータコア42内の温水との間の熱交換量が調節される。
The
空調装置1には、吐出圧センサ11と、室外熱交換器出口温センサ12と、エバポレータ温度センサ13と、水温センサ14と、が設置されている。
The
吐出圧センサ11は、コンプレッサ21の吐出側の冷媒流路20に設置され、コンプレッサ21に圧縮されたガス状冷媒の圧力を検出する。
The
室外熱交換器出口温センサ12は、室外熱交換器23の出口付近の冷媒流路20に設置され、室外熱交換器23を通過した冷媒の温度を検出する。なお、室外熱交換器出口温センサ12は、室外熱交換器23の出口部分に設置されてもよい。
The outdoor heat exchanger
エバポレータ温度センサ13は、HVACユニット5のエバポレータ25の空気流れ下流側に設置され、エバポレータ25を通過した空気の温度を検出する。なお、エバポレータ温度センサ13は、エバポレータ25に直接設置されてもよい。
The
水温センサ14は、補助加熱器43の出口付近の温水流路40に設置され、補助加熱器43を通過した温水の温度を検出する。
The
コントローラ10は、CPU、ROM、RAMなどによって構成され、ROMに記憶されたプログラムをCPUによって読み出すことで、空調装置1に各種機能を発揮させる。コントローラ10には、吐出圧センサ11と、室外熱交換器出口温センサ12と、エバポレータ温度センサ13と、水温センサ14と、からの信号が入力される。なお、コントローラ10には、図示しない外気温度センサ等の信号が入力されてもよい。
The
コントローラ10は、入力された信号に基づいて、冷凍サイクル2の制御を実行する。すなわち、コントローラ10は、図1に破線で示すように、コンプレッサ21の出力を設定するとともに、第1開閉弁29、第2開閉弁30、及び第3開閉弁31の開閉制御を実行する。また、コントローラ10は、図示しない出力信号を送信することで、高水温サイクル4やHVACユニット5の制御も実行する。
The
以下、図2及び図3を参照して、空調装置1の各空調運転モードについて説明する。
Hereinafter, each air-conditioning operation mode of the
<暖房モード>
まず、図2を参照して、暖房モードについて説明する。暖房モードでは、いわゆる外気吸熱ヒートポンプ運転が実行され、冷媒流路20の冷媒と温水流路40の温水とが、図2に太実線で示すようにそれぞれ循環する。
<Heating mode>
First, the heating mode will be described with reference to FIG. In the heating mode, a so-called outdoor air endothermic heat pump operation is performed, and the refrigerant in the
コントローラ10は、第1開閉弁29及び第3開閉弁31を閉じた状態にするとともに、第2開閉弁30を開いた状態にする。これにより、コンプレッサ21で圧縮され高温になった冷媒は、水冷コンデンサ22へと流れる。
The
水冷コンデンサ22へ流れた冷媒は、水冷コンデンサ22の内部で温水を加熱することにより熱を奪われて低温になった後、第1膨張弁27を通って減圧膨張することでさらに低温となって、室外熱交換器23へと流れる。室外熱交換器23へ流れた冷媒は、室外熱交換器23に導入される外気との間で熱交換を行い加熱された後、そのまま第2開閉弁30を通って、アキュムレータ26へと流れて気液分離される。そして、アキュムレータ26で気液分離された冷媒のうちガス状冷媒が、再びコンプレッサ21へと流れる。
The refrigerant that has flowed to the water-cooled
一方で、水冷コンデンサ22で冷媒によって加熱された温水は、循環してヒータコア42に流れ、ヒータコア42の周囲の空気を加熱する。加熱された空気は、HVACユニット5の下流側に流されることで、暖房風として用いられる。なお、水冷コンデンサ22で冷媒が十分に温水を加熱できない場合には、外気吸熱ヒートポンプ運転と併用して又は独立して補助加熱器43を運転させることによって温水を加熱してもよい。
On the other hand, the hot water heated by the refrigerant in the water-cooled
<冷房モード>
次に、図3を参照して、冷房モードについて説明する。冷房モードでは、冷媒流路20の冷媒が、図3に太実線で示すように循環する。
<Cooling mode>
Next, the cooling mode will be described with reference to FIG. In the cooling mode, the refrigerant in the
コントローラ10は、第2開閉弁30を閉じた状態にするとともに、第1開閉弁29及び第3開閉弁31を開いた状態にする。これにより、コンプレッサ21で圧縮され高温高圧になった冷媒は、第1開閉弁29を通ってそのまま室外熱交換器23へと流れる。
The
室外熱交換器23へ流れた冷媒は、室外熱交換器23に導入される外気と熱交換を行い冷却された後、リキッドタンク24を通って気液分離される。リキッドタンク24の下流側に接続される二重管60には、リキッドタンク24で気液分離された冷媒のうち液状冷媒が流通する。
The refrigerant that has flowed to the
二重管60において、第2膨張弁28の上流を流通する液状冷媒は、高圧の流体であり、リキッドタンク24で気液分離されることで、過冷却度がほぼ0℃の略飽和液状態となっている。一方で、第2膨張弁28の下流を流通するガス状冷媒は、第2膨張弁28を通過する際に減圧膨張した低圧の流体であり、エバポレータ25を通過する際に空気によって暖められ蒸発している。
In the
エバポレータ25で蒸発したガス状冷媒は、リキッドタンク24で気液分離された液状冷媒と比べて低圧になっているので、冷媒の飽和温度特性に基づいて、所定の過熱度を超えるまでは飽和液状態の液状冷媒よりも低温となる。
Since the gaseous refrigerant evaporated by the
したがって、二重管60を流通する際に、液状冷媒は、低温のガス状冷媒との間で熱交換を行うことで、ガス状冷媒によって過度に冷却される。過度に冷却された液状冷媒は、飽和液状態から過冷却度をもった過冷却状態となる。二重管60を流通する際に過冷却状態となった液状冷媒は、第2膨張弁28を通って減圧膨張することでさらに低温となって、エバポレータ25へと流れる。
Therefore, when circulating through the
エバポレータ25へ流れた液状冷媒は、エバポレータ25を通過する空気との間で熱交換を行い加熱されることで蒸発し、ガス状冷媒となって再び二重管60へと導かれる。このとき、液状冷媒は、過冷却状態になるまで過度に冷却されているので、エバポレータ25を通過する空気を、より冷却することができる。
The liquid refrigerant flowing to the
エバポレータ25における熱交換により蒸発しガス状冷媒となった冷媒は、再び二重管60へ導かれ、第2膨張弁28の上流の液状冷媒を冷却する。そして、ガス状冷媒は、液状冷媒によって加熱された後、アキュムレータ26を介して再びコンプレッサ21へと流れ圧縮される。このとき、ガス状冷媒は、液状冷媒によって加熱されることで、過熱度をもった過熱状態となる。
The refrigerant evaporated by the heat exchange in the
エバポレータ25で冷媒によって冷却された空気は、HVACユニット5の下流側に流されることで、冷房風として用いられる。
The air cooled by the refrigerant in the
なお、エバポレータ25で空気を冷却することによって空気中の水蒸気を凝縮させ取り除いた後、ヒータコア42で再加熱することによって、除湿風を得ることもできる(除湿モード)。
It is also possible to obtain dehumidified air by cooling the air with the
次に、図4から図8Bを参照して、本発明の第1から第4の実施形態に係る二重管60,260,360,460の構成及びその製造方法について各々説明する。
Next, with reference to FIGS. 4 to 8B, the configuration of the
(第1の実施形態)
まず、主に図4,図5A,及び図5Bを参照して、本発明の第1の実施形態に係る二重管60について説明する。
(First embodiment)
First, the
二重管60は、ガス状冷媒(ガス状流体)が流通する内管62と、内管62が内周を挿通して内管62との間に液状冷媒(液状流体)が流通する外管63と、を有する。内管62の内側には、ガス状冷媒が流れる20aが形成される。内管62と外管63との間には、液状冷媒が流れる外側流路20bが形成される。
The
内側流路20aには、冷媒流路20のエバポレータ25からアキュムレータ26へと流れる低圧のガス状冷媒が流通する。外側流路20bには、冷媒流路20のリキッドタンク24から第2膨張弁28へ流れる高圧の液状冷媒が流通する(図1参照)。これにより、内側流路20aを流れるガス状冷媒と外側流路20bを流れる液状冷媒との間において、内管62を介した熱交換が行われる。
A low-pressure gaseous refrigerant that flows from the
内管62は、円筒形に形成される管部材64と、管部材64の内周を挿通しガス状流体の流れを螺旋状に案内する螺旋部材65と、螺旋部材65の一部が拡径されて管部材64の内周に圧接する拡径部65bと、を有する。内管62は、ガス状冷媒と液状冷媒との熱交換効率を向上させるために、外管63と比較して薄く形成される。
The
螺旋部材65は、管部材64の内径と同じ幅の板状の金属板から形成される。螺旋部材65は、板状の金属板の長手方向の一端を支持し、他端を長手方向の軸中心に回転させ捩られることによって形成される。螺旋部材65は、捩られることによって、幅方向の両端が長手方向に螺旋を描くように形成され、管部材64の内径よりも僅かに縮径して、管部材64の中に挿入可能となる。このように、螺旋部材65は、管部材64とは別体に形成された後、管部材64の内部に長手方向に延在するように挿入される。
The
拡径部65bは、螺旋部材65の軸方向端部65aが、螺旋部材65の幅方向全体にわたって板厚方向に圧縮されて形成されたものである。拡径部65bは、軸方向端部65aの幅方向の両端部にそれぞれ形成される。拡径部65bは、内管62の管部材64の内周面に圧接することによって、管部材64に対する螺旋部材65の長手方向の位置を規定する。なお、圧接するだけでなく、拡径部65bの一部が管部材64の内周を押圧して嵌まり込んでいてもよい。
The
このように、螺旋部材65は、拡径部65bが管部材64の内周に圧接することによって、管部材64に取り付けられる。したがって、螺旋部材65を取り付けるためにガス状流体の流路を狭くすることがないので、流路抵抗を変化させずに螺旋部材65を管部材64に固定することができる。
As described above, the
外管63は、円筒状に形成される管部材66と、外側流路20bに流通させる液状冷媒を外部から取り入れる液状冷媒入口63aと、外側流路20bを流通した液状冷媒を外部へ流す液状冷媒出口63bと、を有する。外管63は、二重管60の耐圧性を確保するために、内管62と比較して厚く形成される。
The
管部材66は、内管62の管部材64と同心円状に形成される。管部材66は、内管62の管部材64と比較して大径に形成される。これにより、管部材66と管部材64との間に外側流路20bが形成される。
The
液状冷媒入口63aと液状冷媒出口63bとは、内管62の外側に臨んで形成される。液状冷媒入口63aは、内側流路20aの下流側に臨んで設けられる。液状冷媒出口63bは、液状冷媒入口63aと比較して、内側流路20aの上流側に臨んで設けられる。そのため、液状冷媒入口63aから供給されて外側流路20bを流通し、液状冷媒出口63bから排出される液状冷媒は、内側流路20aを流通するガス状冷媒と対向する方向に流れる。よって、液状冷媒とガス状冷媒との熱交換量を多くできる。
The liquid
次に、二重管60の製造方法について説明する。
Next, a method for manufacturing the
まず、円筒形に形成される管部材64に、ガス状流体の流れを螺旋状に案内する螺旋部材65を挿通させる(挿通工程)。
First, the
続いて、螺旋部材65の一部を拡径させて一対の拡径部65bを形成し、管部材64の内周に圧接させる(拡径工程)。このとき、螺旋部材65の軸方向端部65aを螺旋部材65の板厚方向に圧縮して拡径させ、拡径部65bを形成する。
Subsequently, a part of the
具体的には、図5A及び図5Bに示すように、一対の圧縮加工治具91によって螺旋部材65の軸方向端部65aを挟み込んで圧縮する。これにより、螺旋部材65の軸方向端部65aには、厚さ方向に潰れた分だけ外周に拡径されるので、拡径部65bが形成される。螺旋部材65は、拡径部65bが管部材64の内周に圧接することにより、管部材64に固定される。
Specifically, as shown in FIGS. 5A and 5B, the
最後に、外管63の外周に内管62を挿入し、外管63における管部材66の両端部66aをかしめる(図4参照)。これにより、内管62が外管63に固定されて二重管60が完成する。
Finally, the
以上の第1の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。 According to the above 1st Embodiment, there exists an effect shown below.
二重管60では、螺旋部材65の一部が拡径されて拡径部65bが形成される。螺旋部材65は、拡径部65bが管部材64の内周に圧接することによって、管部材64に取り付けられる。したがって、螺旋部材65を取り付けるためにガス状流体の流路を狭くすることがないので、流路抵抗を変化させずに螺旋部材65を管部材64に固定することができる。
In the
(第2の実施形態)
以下、図6A及び図6Bを参照して、本発明の第2の実施形態に係る二重管260について説明する。以下に示す各実施形態では、第1の実施形態と異なる点を中心に説明し、同様の機能を有する構成には同一の符号を付して説明を省略する。例えば、以下に示す各実施形態では、外管63の構成は第1の実施形態と同一であるので、説明を省略している。
(Second Embodiment)
Hereinafter, with reference to FIG. 6A and FIG. 6B, the double pipe 260 which concerns on the 2nd Embodiment of this invention is demonstrated. In each embodiment shown below, it demonstrates centering on a different point from 1st Embodiment, the same code | symbol is attached | subjected to the structure which has the same function, and description is abbreviate | omitted. For example, in each embodiment shown below, since the structure of the outer tube |
二重管260は、ガス状冷媒が流通する内管262と、内管262が内周を挿通して内管262との間に液状冷媒が流通する外管63と、を有する。
The double pipe 260 includes an
内管262は、円筒形に形成される管部材64と、管部材64の内周を挿通しガス状流体の流れを螺旋状に案内する螺旋部材265と、螺旋部材265の一部が拡径されて管部材64の内周に圧接する拡径部265bと、を有する。
The
拡径部265bは、螺旋部材265の軸方向端部265aにおける幅方向の両端部が板厚方向に局所的に圧縮されて形成されたものである。拡径部265bは、軸方向端部265aの幅方向の両端部にそれぞれ形成される。拡径部265bは、内管62の管部材64の内周面に圧接することによって、管部材64に対する螺旋部材265の長手方向の位置を規定する。
The
次に、二重管260の製造方法について説明する。 Next, a method for manufacturing the double pipe 260 will be described.
まず、円筒形に形成される管部材64に、ガス状流体の流れを螺旋状に案内する螺旋部材265を挿通させる(挿通工程)。
First, the
続いて、螺旋部材265の一部を拡径させて一対の拡径部265bを形成し、管部材64の内周に圧接させる(拡径工程)。このとき、螺旋部材265の軸方向端部265aにおける幅方向の両端部を螺旋部材265の板厚方向に圧縮して拡径させ、拡径部265bを形成する。
Subsequently, a part of the
具体的には、図6A及び図6Bに示すように、一対の圧縮加工治具291によって螺旋部材65の軸方向端部65aにおける幅方向の両端部をそれぞれ挟み込んで、板圧方向に局所的に圧縮する。これにより、螺旋部材265の軸方向端部265aにおける幅方向の両端部は、厚さ方向に潰れた分だけ外周に拡径されるので、拡径部265bが形成される。螺旋部材265は、拡径部265bが管部材64の内周に圧接することにより、管部材64に固定される。
Specifically, as shown in FIGS. 6A and 6B, both ends in the width direction of the
最後に、外管63の外周に内管262を挿入し、外管63における管部材66の両端部66aをかしめる(図4参照)。これにより、内管262が外管63に固定されて二重管260が完成する。
Finally, the
以上の第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を奏するとともに、一対の圧縮加工治具291によって螺旋部材265の軸方向端部265aにおける幅方向の両端部をそれぞれ挟み込んで局所的に圧縮するので、第1の実施形態と比較して圧縮加工治具291による押圧力を小さくすることができる。よって、加工に使用する設備を小さくできるなど、加工コストを低減させることができる。
According to the second embodiment described above, the same effect as that of the first embodiment is obtained, and both end portions in the width direction of the
(第3の実施形態)
以下、図7A及び図7Bを参照して、本発明の第3の実施形態に係る二重管360について説明する。
(Third embodiment)
Hereinafter, a double pipe 360 according to a third embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. 7A and 7B.
二重管360は、ガス状冷媒が流通する内管362と、内管362が内周を挿通して内管362との間に液状冷媒が流通する外管63と、を有する。
The double pipe 360 includes an
内管362は、円筒形に形成される管部材64と、管部材64の内周を挿通しガス状流体の流れを螺旋状に案内する螺旋部材365と、螺旋部材365の一部が拡径されて管部材64の内周に圧接する拡径部365bと、を有する。
The
拡径部365bは、螺旋部材365の軸方向端部365aにおける幅方向の両端部が長手方向(軸方向)に局所的に圧縮されて形成されたものである。拡径部365bは、軸方向端部365aの幅方向の両端部にそれぞれ形成される。拡径部365bは、内管62の管部材64の内周面に圧接することによって、管部材64に対する螺旋部材365の長手方向の位置を規定する。
The
次に、二重管360の製造方法について説明する。 Next, a method for manufacturing the double pipe 360 will be described.
まず、円筒形に形成される管部材64に、ガス状流体の流れを螺旋状に案内する螺旋部材365を挿通させる(挿通工程)。
First, the
続いて、螺旋部材365の一部を拡径させて一対の拡径部365bを形成し、管部材64の内周に圧接させる(拡径工程)。このとき、螺旋部材365の軸方向端部365aにおける幅方向の両端部を螺旋部材365の長手方向に圧縮して拡径させ、拡径部365bを形成する。
Subsequently, a part of the
具体的には、図7A及び図7Bに示すように、一対の固定治具392によって螺旋部材65の軸方向端部65aを挟持して固定する。そして、一対の圧縮加工治具391によって螺旋部材65の軸方向端部65aにおける幅方向の両端部をそれぞれ押圧して、長手方向に局所的に圧縮する。これにより、螺旋部材365の軸方向端部365aにおける幅方向の両端部は、長手方向に潰れた分だけ外周に拡径されるので、拡径部365bが形成される。螺旋部材365は、拡径部365bが管部材64の内周に圧接することにより、管部材64に固定される。
Specifically, as shown in FIGS. 7A and 7B, the
最後に、外管63の外周に内管362を挿入し、外管63における管部材66の両端部66aをかしめる(図4参照)。これにより、内管362が外管63に固定されて二重管360が完成する。
Finally, the
以上の第3の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を奏するとともに、第2の実施形態と同様に、一対の圧縮加工治具391によって螺旋部材365の軸方向端部365aにおける幅方向の両端部をそれぞれ押圧して局所的に圧縮するので、第1の実施形態と比較して圧縮加工治具391による押圧力を小さくすることができる。よって、加工に使用する設備を小さくできるなど、加工コストを低減させることができる。
According to the third embodiment described above, the same effect as that of the first embodiment is obtained, and similarly to the second embodiment, the
(第4の実施形態)
以下、図8A及び図8Bを参照して、本発明の第4の実施形態に係る二重管460について説明する。
(Fourth embodiment)
Hereinafter, with reference to FIG. 8A and FIG. 8B, the double tube 460 which concerns on the 4th Embodiment of this invention is demonstrated.
二重管460は、ガス状冷媒が流通する内管462と、内管462が内周を挿通して内管462との間に液状冷媒が流通する外管63と、を有する。
The double pipe 460 includes an
内管462は、円筒形に形成される管部材64と、管部材64の内周を挿通しガス状流体の流れを螺旋状に案内する螺旋部材465と、螺旋部材465の一部が拡径されて管部材64の内周に圧接する拡径部465bと、を有する。
The
拡径部465bは、螺旋部材465全体が両端部から長手方向(軸方向)に圧縮されて形成されたものである。拡径部465bは、螺旋部材465の長手方向全体にわたって形成される。拡径部465bは、内管62の管部材64の内周面に圧接することによって、管部材64に対する螺旋部材465の長手方向の位置を規定する。
The
次に、二重管460の製造方法について説明する。 Next, a method for manufacturing the double tube 460 will be described.
まず、円筒形に形成される管部材64に、ガス状流体の流れを螺旋状に案内する螺旋部材465を挿通させる(挿通工程)。
First, the
続いて、螺旋部材465の長手方向全体を拡径させて拡径部465bを形成し、管部材64の内周に圧接させる(拡径工程)。
Subsequently, the entire longitudinal direction of the
具体的には、図8Aに示すように、一対の圧縮加工治具491を螺旋部材65の長手方向両端部に配置して、螺旋部材65を両端部から長手方向に圧縮するように押圧する。これにより、図8A及び図8Bに示すように、螺旋部材65は、長さLAから圧縮されて長さLBまで短くなる。また、図8Bに示すように、螺旋部材465の全体が長手方向に圧縮された分だけ外周に拡径されて、拡径部465bが形成される。螺旋部材465は、拡径部465bが管部材64の内周に圧接することにより、管部材64に固定される。
Specifically, as shown in FIG. 8A, a pair of compression processing jigs 491 are arranged at both ends in the longitudinal direction of the
最後に、外管63の外周に内管462を挿入し、外管63における管部材66の両端部66aをかしめる(図4参照)。これにより、内管462が外管63に固定されて二重管460が完成する。
Finally, the
以上の第4の実施形態によれば、第1の実施形態と同様の効果を奏するとともに、拡径部465bが螺旋部材465の長手方向全体に形成されるので、螺旋部材465を管部材64に対して強固に固定することができる。
According to the fourth embodiment described above, the same effects as those of the first embodiment can be obtained, and the
なお、第1から第3の実施形態では、螺旋部材65,265,365の一部を拡径して拡径部65b,265b,365bを形成しているのに対して、第4の実施形態では、螺旋部材465の全体を拡径して拡径部465bを形成している。このように、拡径部65b,265b,365b,465bは、螺旋部材65,265,365,465の少なくとも一部が拡径されて形成される。
In the first to third embodiments, a part of the
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。 The embodiment of the present invention has been described above. However, the above embodiment only shows a part of application examples of the present invention, and the technical scope of the present invention is limited to the specific configuration of the above embodiment. Absent.
また、第1から第4の実施形態に係る二重管の製造方法は、適宜組み合わせ可能である。よって、例えば、第1又は第2の実施形態によって螺旋部材を板圧方向に圧縮した後、第3の実施形態によって螺旋部材を軸方向にさらに圧縮して拡径部を形成してもよい。 Moreover, the manufacturing method of the double tube | pipe which concerns on 1st-4th embodiment can be combined suitably. Therefore, for example, after the helical member is compressed in the plate pressure direction according to the first or second embodiment, the expanded member may be formed by further compressing the helical member in the axial direction according to the third embodiment.
1 空調装置
2 冷凍サイクル
20 冷媒流路
20a 内側流路
20b 外側流路
60,260,360,460 二重管(内部熱交換器)
62,262,362,462 内管
63 外管
64 管部材
65,265,365,465 螺旋部材
65a,265a,365a 軸方向端部
65b,265b,365b,465b 拡径部
DESCRIPTION OF
62, 262, 362, 462
Claims (10)
前記内管は、
円筒形に形成される管部材と、
前記管部材の内周を挿通しガス状流体の流れを螺旋状に案内する螺旋部材と、
前記螺旋部材の少なくとも一部が拡径されて前記管部材の内周に圧接する拡径部と、を有することを特徴とする二重管。 A double pipe having an inner pipe through which a gaseous fluid flows, and an outer pipe through which the inner pipe passes through an inner circumference and a liquid fluid flows between the inner pipe,
The inner tube is
A tubular member formed in a cylindrical shape;
A spiral member that guides the flow of the gaseous fluid in a spiral manner through the inner periphery of the tube member;
A double pipe comprising: a diameter-expanded portion having at least a part of the spiral member whose diameter is expanded and being in pressure contact with an inner periphery of the tube member.
前記拡径部は、前記螺旋部材の軸方向端部が前記螺旋部材の板厚方向に圧縮されて形成されたものであることを特徴とする二重管。 The double pipe according to claim 1,
The double diameter tube is characterized in that the enlarged diameter portion is formed by compressing an axial end portion of the spiral member in a plate thickness direction of the spiral member.
前記拡径部は、前記螺旋部材の軸方向端部が前記螺旋部材の板厚方向に局所的に圧縮されて形成されたものであることを特徴とする二重管。 The double pipe according to claim 1,
The double diameter tube is characterized in that the enlarged diameter portion is formed by locally compressing an axial end portion of the spiral member in a thickness direction of the spiral member.
前記拡径部は、前記螺旋部材の軸方向端部が前記螺旋部材の軸方向に局所的に圧縮されて形成されたものであることを特徴とする二重管。 The double pipe according to claim 1,
The double diameter tube is characterized in that the enlarged diameter portion is formed by locally compressing an axial end of the helical member in the axial direction of the helical member.
前記拡径部は、前記螺旋部材が軸方向に両端部から圧縮されて形成されたものであることを特徴とする二重管。 The double pipe according to claim 1,
The double diameter tube is characterized in that the enlarged diameter portion is formed by compressing the spiral member from both ends in the axial direction.
円筒形に形成される管部材に、ガス状流体の流れを螺旋状に案内する螺旋部材を挿通させる挿通工程と、
前記螺旋部材の少なくとも一部を拡径させ前記管部材の内周に圧接させる拡径工程と、を有することを特徴とする二重管の製造方法。 A method of manufacturing a double tube, comprising: an inner tube through which a gaseous fluid flows; and an outer tube through which the inner tube passes through an inner periphery and a liquid fluid flows between the inner tube and the inner tube. Because
An insertion step of inserting a spiral member that guides the flow of the gaseous fluid in a spiral manner into a tubular member formed in a cylindrical shape;
A diameter expanding step of expanding at least a part of the spiral member and press-contacting with an inner periphery of the tube member.
前記拡径工程では、前記螺旋部材の軸方向端部を前記螺旋部材の板厚方向に圧縮して拡径させることを特徴とする二重管の製造方法。 It is a manufacturing method of the double pipe according to claim 6,
In the diameter expansion step, the axial end portion of the spiral member is compressed in the plate thickness direction of the spiral member to expand the diameter.
前記拡径工程では、前記螺旋部材の軸方向端部を前記螺旋部材の板厚方向に局所的に圧縮して拡径させることを特徴とする二重管の製造方法。 It is a manufacturing method of the double pipe according to claim 6,
In the diameter expansion step, the axial end of the spiral member is locally compressed in the plate thickness direction of the spiral member to expand the diameter.
前記拡径工程では、前記螺旋部材の軸方向端部を前記螺旋部材の軸方向に局所的に圧縮して拡径させることを特徴とする二重管の製造方法。 It is a manufacturing method of the double pipe according to claim 6,
In the diameter expansion step, the axial end portion of the spiral member is locally compressed in the axial direction of the spiral member to expand the diameter, and the method for manufacturing a double pipe.
前記拡径工程では、前記螺旋部材を軸方向に両端部から圧縮して拡径させることを特徴とする二重管の製造方法。 It is a manufacturing method of the double pipe according to claim 6,
In the diameter expansion step, the spiral member is compressed from both end portions in the axial direction to expand the diameter, and the method for producing a double pipe.
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CN109827013A (en) * | 2019-01-09 | 2019-05-31 | 吴春芳 | A kind of new type pressurized rubber petroleum pipeline |
-
2016
- 2016-08-03 JP JP2016152754A patent/JP2018021595A/en active Pending
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CN109827013A (en) * | 2019-01-09 | 2019-05-31 | 吴春芳 | A kind of new type pressurized rubber petroleum pipeline |
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