JP2018018498A - ソフトウェア生成システム、情報処理装置およびプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の目的は、制御対象機器の通信機能を制御して当該制御対象機器を制御する命令を受け付けたり当該制御対象機器から情報を出力したりさせるソフトウェアを簡易に生成することを目的とする。
また、前記端末装置は、前記制御対象機器に関して前記ソフトウェアを生成するために特定を要する項目をメニュー表示する表示手段と、前記表示手段により表示されたメニューに基づき、前記項目を選択することにより前記制御対象機器の情報を入力する操作を受け付ける操作受け付け手段とを備えることを特徴とする。
さらに、前記制御対象機器の情報は、前記項目に応じた複数の種別に分類され、前記第1のコードは、前記複数の種別の種別毎に予め定められた前記第1のコードのフォーマットに則って、当該複数の種別の種別毎に記述され、前記第2のコードは、前記複数の種別の種別毎に記述されたコードであって、前記ソフトウェア生成部は、前記コード生成部により生成された前記第1のコードと前記第2のコードとを前記複数の種別の種別毎に対応させて前記ソフトウェアを生成することを特徴とする。
また、本発明は、制御対象機器の種類および特定の機能の情報を含む制御対象機器の情報を受け付ける受付部と、予め定められた第1のコードのフォーマットを格納したフォーマット格納部と、予め定められた第2のコードを格納したコード格納部と、前記受付部により受け付けた前記制御対象機器の情報を前記フォーマット格納部に格納された前記第1のコードのフォーマットに適用して第1のコードを生成するコード生成部と、前記コード生成部により生成された前記第1のコードおよび前記コード格納部から読み出した前記第2のコードに基づいて、前記制御対象機器の通信機能を制御するソフトウェアを生成するソフトウェア生成部と、を備え、前記第2のコードは、前記第1のコードを参照して前記制御対象機器に前記特定の機能を実行させる手続きが記述された、記述内容が当該制御対象機器の複数の機能に対応するコードであることを特徴とする、情報処理装置を提供する。
また、前記第2のコードは、記述内容が前記制御対象機器の種類および当該制御対象機器の機能によらないコードであることを特徴とする。
さらに、前記手続きは、前記制御対象機器の通信機能を制御するものとして受信したデータに対して行われる処理を含むことを特徴とする。
そして、前記第1のコードのフォーマットは、制御対象機器の通信機能を制御するためのデータの型と当該データが取り得る値の範囲とを指定し、前記手続きは、前記制御対象機器の通信機能を制御するものとして受信したデータが前記型と前記範囲とを満たすか否かを検査する処理を含むことを特徴とする。
また、前記第2のコードは、前記制御対象機器の通信機能を制御し、当該制御対象機器の機能を実現する機能実現手段のうち、前記特定の機能についての機能実現手段との間で情報交換を行うための前記手続きが記述されたコードであることを特徴とする。
さらに、本発明は、コンピュータを、制御対象機器の種類および特定の機能の情報を含む制御対象機器の情報を受け付ける受付手段と、記憶装置から予め定められた第1のコードのフォーマットを読み出し、前記受付手段により受け付けた前記制御対象機器の情報を当該第1のコードのフォーマットに適用して第1のコードを生成するコード生成手段と、記憶装置から予め定められた第2のコードを読み出し、当該第2のコードおよび前記コード生成手段により生成された前記第1のコードに基づいて、前記制御対象機器の通信機能を制御するソフトウェアを生成するソフトウェア生成手段として、機能させ、前記第2のコードは、前記第1のコードを参照して前記制御対象機器に前記特定の機能を実行させる手続きが記述された、記述内容が当該制御対象機器の複数の機能に対応するコードであることを特徴とする、プログラムを提供する。
また、本発明は、異なる製造元による複数の種類の電気機器のうち何れかの電気機器に実行させる特定の機能の情報を受け付ける受付部と、記述内容が電気機器の種類および電気機器の機能によらないコードであって、前記受付部により受け付けた前記情報を用いて前記何れかの電気機器に前記特定の機能を実行させるコードを含み、操作者が遠隔から当該電気機器の通信機能を制御するために当該電気機器に組み込まれるソフトウェアを生成するソフトウェア生成部とを備えることを特徴とする、情報処理装置を提供する。
<背景>
まず、本実施の形態の背景について説明する。
近年、例えば家電等の電気機器をネットワークに接続し、これらの電気機器を制御するために、ホームネットワーク用の通信規格の業界標準化が進められている。そして、複数のメーカーで共通的に使用される通信規格が作成され、マルチベンダでの相互接続環境が整備されつつある。このような共通の通信規格には、例えばECHONET Lite(登録商標)があり、一般社団法人エコーネットコンソーシアムによって標準化が図られている。このような通信規格を用いることにより、ユーザの操作によって家電等の電気機器を制御することができる。
次に、本実施の形態に係るファームウェア生成システム1の全体構成について説明する。図2は、本実施の形態に係るファームウェア生成システム1の全体構成例を示した図である。図示するように、このファームウェア生成システム1は、利用者端末10とファームウェア生成サーバ20とがネットワーク30を介して接続されることにより構成される。
次に、本実施の形態に係るファームウェア生成サーバ20および利用者端末10のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施の形態に係るファームウェア生成サーバ20又は利用者端末10として用いられるコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。
次に、利用者端末10の機能構成について説明する。図4は、本実施の形態に係る利用者端末10の機能構成例を示したブロック図である。
次に、ファームウェア生成サーバ20の機能構成について説明する。図5は、本実施の形態に係るファームウェア生成サーバ20の機能構成例を示したブロック図である。
次に、利用者が画面上で入力する利用者入力情報について説明する。図6は、利用者入力情報の一例を示す図である。図示の例は、対象機器が「単機能照明」の場合の利用者入力情報である。「単機能照明」とは、電源のON・OFF設定や照度レベル設定等の単純な機能しか持たない照明機器である。
次に、利用者入力情報を入力する際に表示される画面について説明する。図7〜図11は、利用者入力情報を入力する際に表示される画面の一例を示す図である。ここでは、対象機器が「電動ブラインド・日よけ」という家電の場合について説明する。
Liteで規定されている。即ち、例えば「電動ブラインド・日よけ」については、「動作状態」、「異常発生状態」、「開閉動作設定」の機能が必須であることがECHONET Liteで規定されているといえる。なお、ここで選択される「動作状態」、「異常発生状態」、「開閉動作設定」などの操作項目の情報は、図6に示す利用者入力情報の中の「機能種別」に対応する情報である。
また、「状態変更時通知」については、対象機器が自機の状態の変更有無を確認する間隔(ポーリング間隔)の設定が行われる。このポーリング間隔の設定により、対象機器は、ポーリング間隔毎に自機の状態の変更有無を確認し、状態変更がある場合には外部の機器へ通知するように制御される。図11(a)に示す例では、利用者の入力によりポーリング間隔が100ミリ秒として設定されている。
そして、利用者は、全ての操作項目(ここでは、7つの操作項目)の設定を行った後、「FINISH」のボタン1Hを選択すると、利用者入力情報の入力が完了し、図11(b)に示す画面が表示される。
次に、図12を参照しながら、利用者端末10のデータ変換部12が生成するサーバ送信用データについて説明する。ここでは、データ変換部12が、図6に示す利用者入力情報を変換して、サーバ送信用データを生成するものとして説明する。
より具体的には、例えば、サーバ送信用データには、「住宅・設備関連機器」、「単機能照明」のキーである「0x02」、「0x91」のキーの情報が含まれている。これは、図6に示す利用者入力情報の「機器種別」の「単機能照明」の情報に対応する。また、例えば、GPIOで用いられる取得用のI/O関数のキーである「0x0201」のキーの情報が含まれている。さらに、例えば、GPIOで用いられる操作用のI/O関数のキーである「0x0001」のキーの情報が含まれている。これらは、図6の利用者入力情報の「I/O関数」の「GET_GPIO」、「SET_GPIO」の情報に対応する。その他、サーバ送信用データには、図12に示す「0x01」、「0x80」、「get」、「set」、「27」、「GPIO」のキーの情報が含まれている。
次に、図13(a)、(b)を参照しながら、ソースコード生成部22による処理について説明する。ここでは、ソースコード生成部22が、図12に示すキーを基に生成されるサーバ送信用データからソースコード(データ部)を生成するものとして説明する。
例えば、ソースコード(データ部)のデータa1には、1又は複数の対象機器の情報が記述される。ここで、ソースコード(データ部)のデータa2には命令種別の情報が記述されるが、データa1に記述されたどの対象機器の命令種別かがわかるように、対象機器と命令種別とを対応付けて記述される。さらに、ソースコード(データ部)のデータa3には機能の情報が記述されるが、どの対象機器のどの命令種別を使用する機能かがわかるように、データa1の対象機器及びデータa2の命令種別と対応付けて、機能の情報が記述される。同様に、データa4、データa5でも、データ間で関係のある情報同士が対応付けられる。
次に、図14(a),(b)を参照しながら、ファームウェア生成部23による処理について説明する。図14(a),(b)は、ファームウェア生成部23により生成されるファームウェアのコードの一例を示す概念図である。
初めに、「機器種別」に対応するソースコード(手続き部)の処理が実行される。その際、「機器種別」に対応するソースコード(データ部)が参照される。ここでは、受信データAで対象機器として指定されたエアコンが、ソースコード(データ部)に記述されているか否かの検査(判定)などが行われる。図14(a)に示す例では、エアコンはソースコード(データ部)に記述されているため、次の処理に進む。一方、受信データAで操作対象として指定された機器がソースコード(データ部)に記述されていない場合には、例えばファームウェアからエラーが返されて処理が終了する。
次に、ファームウェア生成システム1全体の処理の流れについて説明する。図15は、ファームウェア生成システム1においてファームウェアを生成する処理手順の一例を示したフローチャートである。ここで、ステップ101〜ステップ103の処理は、利用者端末10による処理に該当する。また、ステップ104〜ステップ106の処理は、ファームウェア生成サーバ20の処理に該当する。
Claims (10)
- 制御対象機器の種類および特定の機能の情報を含む制御対象機器の情報を受け付けて当該制御対象機器の通信機能を制御するためのソフトウェアを生成するサーバと、
前記制御対象機器の情報を前記サーバに送信する端末装置と、を備え、
前記サーバは、
前記端末装置から送信された前記制御対象機器の情報を予め定められた第1のコードのフォーマットに適用して第1のコードを生成するコード生成部と、
前記コード生成部により生成された前記第1のコードおよび予め用意された第2のコードに基づいて、前記制御対象機器の通信機能を制御するソフトウェアを生成するソフトウェア生成部と、を備え、
前記第2のコードは、前記第1のコードを参照して前記制御対象機器に前記特定の機能を実行させる手続きが記述された、記述内容が当該制御対象機器の複数の機能に対応するコードであること
を特徴とする、ソフトウェア生成システム。 - 前記端末装置は、
前記制御対象機器に関して前記ソフトウェアを生成するために特定を要する項目をメニュー表示する表示手段と、
前記表示手段により表示されたメニューに基づき、前記項目を選択することにより前記制御対象機器の情報を入力する操作を受け付ける操作受け付け手段と
を備えることを特徴とする、請求項1に記載のソフトウェア生成システム。 - 前記制御対象機器の情報は、前記項目に応じた複数の種別に分類され、
前記第1のコードは、前記複数の種別の種別毎に予め定められた前記第1のコードのフォーマットに則って、当該複数の種別の種別毎に記述され、
前記第2のコードは、前記複数の種別の種別毎に記述されたコードであって、
前記ソフトウェア生成部は、前記コード生成部により生成された前記第1のコードと前記第2のコードとを前記複数の種別の種別毎に対応させて前記ソフトウェアを生成すること
を特徴とする、請求項2に記載のソフトウェア生成システム。 - 制御対象機器の種類および特定の機能の情報を含む制御対象機器の情報を受け付ける受付部と、
予め定められた第1のコードのフォーマットを格納したフォーマット格納部と、
予め定められた第2のコードを格納したコード格納部と、
前記受付部により受け付けた前記制御対象機器の情報を前記フォーマット格納部に格納された前記第1のコードのフォーマットに適用して第1のコードを生成するコード生成部と、
前記コード生成部により生成された前記第1のコードおよび前記コード格納部から読み出した前記第2のコードに基づいて、前記制御対象機器の通信機能を制御するソフトウェアを生成するソフトウェア生成部と、を備え、
前記第2のコードは、前記第1のコードを参照して前記制御対象機器に前記特定の機能を実行させる手続きが記述された、記述内容が当該制御対象機器の複数の機能に対応するコードであること
を特徴とする、情報処理装置。 - 前記第2のコードは、記述内容が前記制御対象機器の種類および当該制御対象機器の機能によらないコードであること
を特徴とする、請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記手続きは、前記制御対象機器の通信機能を制御するものとして受信したデータに対して行われる処理を含むこと
を特徴とする、請求項4又は5に記載の情報処理装置。 - 前記第1のコードのフォーマットは、制御対象機器の通信機能を制御するためのデータの型と当該データが取り得る値の範囲とを指定し、
前記手続きは、前記制御対象機器の通信機能を制御するものとして受信したデータが前記型と前記範囲とを満たすか否かを検査する処理を含むこと
を特徴とする、請求項4に記載の情報処理装置。 - 前記第2のコードは、前記制御対象機器の通信機能を制御し、当該制御対象機器の機能を実現する機能実現手段のうち、前記特定の機能についての機能実現手段との間で情報交換を行うための前記手続きが記述されたコードであること
を特徴とする、請求項4乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置。 - コンピュータを、
制御対象機器の種類および特定の機能の情報を含む制御対象機器の情報を受け付ける受付手段と、
記憶装置から予め定められた第1のコードのフォーマットを読み出し、前記受付手段により受け付けた前記制御対象機器の情報を当該第1のコードのフォーマットに適用して第1のコードを生成するコード生成手段と、
記憶装置から予め定められた第2のコードを読み出し、当該第2のコードおよび前記コード生成手段により生成された前記第1のコードに基づいて、前記制御対象機器の通信機能を制御するソフトウェアを生成するソフトウェア生成手段として、機能させ、
前記第2のコードは、前記第1のコードを参照して前記制御対象機器に前記特定の機能を実行させる手続きが記述された、記述内容が当該制御対象機器の複数の機能に対応するコードであること
を特徴とする、プログラム。 - 異なる製造元による複数の種類の電気機器のうち何れかの電気機器に実行させる特定の機能の情報を受け付ける受付部と、
記述内容が電気機器の種類および電気機器の機能によらないコードであって、前記受付部により受け付けた前記情報を用いて前記何れかの電気機器に前記特定の機能を実行させるコードを含み、
操作者が遠隔から当該電気機器の通信機能を制御するために当該電気機器に組み込まれるソフトウェアを生成するソフトウェア生成部と
を備えることを特徴とする、情報処理装置。
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