JP2018018041A - 大口径広角レンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】広画角であり、F値が小さく大口径であり、バックフォーカスが充分に確保されていながら、諸収差が良好に補正された高い光学性能を有する大口径広角レンズを提供する。【解決手段】本発明の大口径広角レンズは、物体側から像側へ順に、第1レンズ群G1、開口絞りS、正の屈折力の第2レンズ群G2から構成され、前記第1レンズ群G1は、最も物体側において物体側に凸面を向けた第1の負メニスカスレンズを有し、前記第1の負メニスカスレンズの物体側のレンズ面に第1非球面AS1を有し、前記第1の負メニスカスレンズより像側に配置されたレンズのレンズ面に第2非球面AS2を有し、所定の条件を満足することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明はデジタルスチルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置に好適な撮影レンズのうち、画角が110度以上でF値が1.8程度の大口径広角レンズに関する。
近年、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置に用いる撮影レンズとして、広画角で、大口径で、さらに、高い光学性能を有する光学系が求められている。
また、撮影レンズと像面の間にクイックリターンミラーが配置される一眼レフカメラの交換レンズに適用可能とするためには、一定以上のバックフォーカスが確保された撮影レンズとする必要がある。
従来、広画角でありながら長いバックフォーカスを有する結像光学系として、物体側から順に負の屈折力の前群と正の屈折力の後群を配置したレトロフォーカス型の光学系が知られている。
特許3799913号公報 特許4898399号公報 特許5806020号公報
一般的にレトロフォーカス型の光学系は、開口絞りに対して非対称な屈折力配置となるため、コマ収差や倍率色収差、非点収差、歪曲収差などの諸収差が発生しやすいという課題がある。
また、大口径で高い光学性能の撮像レンズを実現するためには、球面収差、コマ収差、非点収差などの諸収差をより良好に補正する必要がある。
特許文献1乃至3では、画角が110度以上と広く、長いバックフォーカスを有するレトロフォーカス型の光学系が開示されている。
しかしながら、特許文献1乃至3に開示された光学系は、いずれもF値が2.8程度と暗いという課題がある。また、非点収差、倍率色収差、コマ収差が大きく、画面周辺の光学性能が十分ではない。また、特許文献1及び3に開示された光学系は、無限遠合焦時の歪曲収差が大きいという課題がある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、画角が110度以上と広く、F値が1.8程度と大口径でありながら、高い光学性能を有する大口径広角レンズを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の第1の発明に係る大口径広角レンズは、物体側から像側へ順に、第1レンズ群G1、開口絞りS、正の屈折力の第2レンズ群G2から構成され、前記第1レンズ群G1は、最も物体側において物体側に凸面を向けた第1の負メニスカスレンズを有し、前記第1の負メニスカスレンズの物体側のレンズ面に第1非球面AS1を有し、前記第1の負メニスカスレンズより像側に配置されたレンズのレンズ面に第2非球面AS2を有し、前記第1非球面AS1の非球面形状は、レンズ中心に比べレンズ周辺部で正の屈折力が強くなる形状であり、前記第2非球面AS2の非球面形状は、前記第2非球面AS2が凸面の場合、レンズ中心に比べレンズ周辺部で正の屈折力が弱くなる形状であり、前記第2非球面AS2が凹面の場合、レンズ中心に比べレンズ周辺部で負の屈折力が強くなる形状であり、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(1) −0.100<f/f1<0.300
(2) 2.5<hFnoG1R/hFnoG1F<4.5
(3) 2.20<BF/f<3.30
(4) 75<νdG1Nνmax
(5) 0.020<θgFG1Nνmax−0.6483+0.0018×νdG1Nνmax
(6) 75<νdG2Pνmax
(7) 0.020<θgFG2Pνmax−0.6483+0.0018×νdG2Pνmax
但し、
f:無限遠合焦時の光学系全系の焦点距離
f1:無限遠合焦時の第1レンズ群G1の焦点距離
hFnoG1R:無限遠合焦時の第1レンズ群G1の最も像側のレンズ面におけるFナンバー光線の光線高
hFnoG1F:無限遠合焦時の第1レンズ群G1の最も物体側のレンズ面におけるFナンバー光線の光線高
BF:無限遠合焦時のバックフォーカスの長さ
νdG1Nνmax:第1レンズ群G1に含まれる負レンズのうち、アッベ数が最大の負レンズのd線に対するアッベ数
θgFG1Nνmax:第1レンズ群G1に含まれる負レンズのうち、アッベ数が最大の負レンズのg線とF線に対する部分分散比
νdG2Pνmax:第2レンズ群G2に含まれる正レンズのうち、アッベ数が最大の正レンズのd線に対するアッベ数
θgFG2Pνmax:第2レンズ群G2に含まれる正レンズのうち、アッベ数が最大の正レンズのg線とF線に対する部分分散比
また、本発明の第2の発明に係る大口径広角レンズは、前記第1レンズ群G1は、最も物体側から像側へ順に、前記第1の負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた第2の負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた第3の負メニスカスレンズを連続して有する、ことを特徴とする。
また、本発明の第3の発明に係る大口径広角レンズは、前記第1レンズ群G1は、物体側から像側へ順に、負の屈折力の第1aレンズ群G1a、正の屈折力の第1bレンズ群G1bから構成され、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、前記第1aレンズ群G1a、開口絞りS、及び前記第2レンズ群G2は不動であり、前記第1bレンズ群G1bの全体、または、前記第1bレンズ群G1bの物体側の一部が光軸に沿って像側へ移動し、前記第1aレンズ群G1aに含まれるレンズのレンズ面に前記第2非球面AS2を有する、ことを特徴とする。
また、本発明の第4の発明に係る大口径広角レンズは、前記第1aレンズ群G1aは、前記第3の負メニスカスレンズより像側に、少なくとも1枚の負レンズと少なくとも1枚の正レンズを有し、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(8) −2.40<f1a/f<−1.30
但し、
f1a:第1レンズ群G1aの焦点距離
また、本発明の第5の発明に係る大口径広角レンズは、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(9) 1.85<ndG1aNnmax
但し、
ndG1aNnmax:第1aレンズ群G1aに含まれる負レンズのうち、屈折率が最大の負レンズのd線に対する屈折率
また、本発明の第6の発明に係る大口径広角レンズは、前記第1bレンズ群G1bは、第1bレンズ群G1b内の最も長いレンズ面間隔を境として、負の屈折力の第1bFレンズ群G1bF、正の屈折力の第1bRレンズ群G1bRから構成され、前記第1bFレンズ群G1bFは、少なくとも1枚の物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズを有し、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(10) 0.6<DmaxG1b/f<2.0
(11) 0.4<β1bF<0.92
但し、
DmaxG1b:第1bレンズ群G1b内の最も長いレンズ面間隔の長さ
β1bF:無限遠合焦時の第1bFレンズ群G1bFの横倍率
また、本発明の第7の発明に係る大口径広角レンズは、前記第2レンズ群G2に含まれるレンズのレンズ面に第3非球面AS3を有し、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(12) DAS3/BF<1.60
但し、
DAS3:無限遠合焦時の第3非球面AS3から像面までの光軸上の長さ
本発明によれば、広画角であり、F値が小さく大口径であり、バックフォーカスが充分に確保されていながら、諸収差が良好に補正された高い光学性能を有する大口径広角レンズを提供することができる。
本発明の実施例1の無限遠合焦時のレンズ構成図である。 本発明の実施例1の無限遠合焦時の縦収差図である。 本発明の実施例1の無限遠合焦時の横収差図である。 本発明の実施例2の無限遠合焦時のレンズ構成図である。 本発明の実施例2の無限遠合焦時の縦収差図である。 本発明の実施例2の無限遠合焦時の横収差図である。 本発明の実施例3の無限遠合焦時のレンズ構成図である。 本発明の実施例3の無限遠合焦時の縦収差図である。 本発明の実施例3の無限遠合焦時の横収差図である。 本発明の実施例4の無限遠合焦時のレンズ構成図である。 本発明の実施例4の無限遠合焦時の縦収差図である。 本発明の実施例4の無限遠合焦時の横収差図である。 本発明の実施例5の無限遠合焦時のレンズ構成図である。 本発明の実施例5の無限遠合焦時の縦収差図である。 本発明の実施例5の無限遠合焦時の横収差図である。 本発明の実施例6の無限遠合焦時のレンズ構成図である。 本発明の実施例6の無限遠合焦時の縦収差図である。 本発明の実施例6の無限遠合焦時の横収差図である。 本発明の実施例7の無限遠合焦時のレンズ構成図である。 本発明の実施例7の無限遠合焦時の縦収差図である。 本発明の実施例7の無限遠合焦時の横収差図である。
以下、本発明に係る大口径広角レンズの実施例について説明する。
本実施例の大口径広角レンズのレンズ構成図を、図1、図4、図7、図10、図13、図16、図19に示す。
本実施例の大口径広角レンズは、物体側から像側へ順に、第1レンズ群G1、開口絞りS、正の屈折力の第2レンズ群G2から構成され、前記第1レンズ群G1は、最も物体側において物体側に凸面を向けた第1の負メニスカスレンズを有し、前記第1の負メニスカスレンズの物体側のレンズ面に第1非球面AS1を有し、前記第1の負メニスカスレンズより像側に配置されたレンズのレンズ面に第2非球面AS2を有し、前記第1非球面AS1の非球面形状は、レンズ中心に比べレンズ周辺部で正の屈折力が強くなる形状であり、前記第2非球面AS2の非球面形状は、前記第2非球面AS2が凸面の場合、レンズ中心に比べレンズ周辺部で正の屈折力が弱くなる形状であり、前記第2非球面AS2が凹面の場合、レンズ中心に比べレンズ周辺部で負の屈折力が強くなる形状であり、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(1) −0.100<f/f1<0.300
(2) 2.5<hFnoG1R/hFnoG1F<4.5
(3) 2.20<BF/f<3.30
(4) 75<νdG1Nνmax
(5) 0.020<θgFG1Nνmax−0.6483+0.0018×νdG1Nνmax
(6) 75<νdG2Pνmax
(7) 0.020<θgFG2Pνmax−0.6483+0.0018×νdG2Pνmax
但し、
f:無限遠合焦時の光学系全系の焦点距離
f1:無限遠合焦時の第1レンズ群G1の焦点距離
hFnoG1R:無限遠合焦時の第1レンズ群G1の最も像側のレンズ面におけるFナンバー光線の光線高
hFnoG1F:無限遠合焦時の第1レンズ群G1の最も物体側のレンズ面におけるFナンバー光線の光線高
BF:無限遠合焦時のバックフォーカスの長さ
νdG1Nνmax:第1レンズ群G1に含まれる負レンズのうち、アッベ数が最大の負レンズのd線に対するアッベ数
θgFG1Nνmax:第1レンズ群G1に含まれる負レンズのうち、アッベ数が最大の負レンズのg線とF線に対する部分分散比
νdG2Pνmax:第2レンズ群G2に含まれる正レンズのうち、アッベ数が最大の正レンズのd線に対するアッベ数
θgFG2Pνmax:第2レンズ群G2に含まれる正レンズのうち、アッベ数が最大の正レンズのg線とF線に対する部分分散比
本実施例の大口径広角レンズでは、物体側から像側へ順に、第1レンズ群G1、開口絞りS、正の屈折力の第2レンズ群G2から構成される。
第1レンズ群G1は、光学系全系において、画角を大きくしつつ充分なバックフォーカスを確保するワイドコンバータの役割を担っている。第1レンズ群G1のワイドコンバータの役割により、第1レンズ群G1から射出されるFナンバー光線の光線高は第1レンズ群G1へ入射するFナンバー光線の光線高に対して大きくなる。
第1レンズ群G1は、最も物体側において物体側に凸面を向けた第1の負メニスカスレンズを有する。第1レンズ群G1は、ワイドコンバータの役割を担うため、物体側寄りを負の屈折力とし、像側寄りを正の屈折力としたレトロフォーカス型の屈折力配置とする必要がある。この場合、最も物体側において、開口絞りSに対してコンセントリックな形状の第1の負メニスカスレンズを配置することにより、歪曲や非点収差を補正困難なほど発生させることなく上記の屈折力配置とすることが可能となる。
第1レンズ群G1は、第1の負メニスカスレンズの物体側のレンズ面に第1非球面AS1を有し、第1の負メニスカスレンズより像側に配置されたレンズのレンズ面に第2非球面AS2を有する。
第1非球面AS1の非球面形状は、レンズ中心に比べレンズ周辺部で正の屈折力が強くなる形状であり、第1レンズ群G1のレトロフォーカス型の屈折力配置で発生する樽型の歪曲収差を補正している。第1非球面AS1は、光学系全系において、軸外主光線の光線高が最も高い第1の負メニスカスレンズの物体側のレンズ面にあることで良好な歪曲収差の補正が可能になる。
第2非球面AS2の非球面形状は、第2非球面AS2が凸面の場合、レンズ中心に比べレンズ周辺部で正の屈折力が弱くなる形状であり、第2非球面AS2が凹面の場合、レンズ中心に比べレンズ周辺部で負の屈折力が強くなる形状であり、第1非球面AS1とは逆向きの収差補正効果を有する。第2非球面AS2は、第1の負メニスカスレンズより像側であって、第1非球面AS1と比べて軸外主光線の光線高が低い位置にあるため、第1非球面AS1による歪曲補正効果を大きく相殺することなく、第1非球面AS1で過剰に発生した非点収差の補正を行うことが可能になる。
条件式(1)は、無限遠合焦時の光学系全系の焦点距離と、無限遠合焦時の第1レンズ群G1の焦点距離との比について好ましい範囲を規定するものである。
条件式(1)の下限値を超えて第1レンズ群G1が強い負の屈折力を持つと、開口絞りSの前後において屈折力の非対称性が大きくなり、コマ収差や倍率色収差、歪曲収差などの諸収差を良好に補正することが困難になる。
一方、条件式(1)の上限値を超えて第1レンズ群G1の正の屈折力が強くなり過ぎると、十分なバックフォーカスを確保するためには、第1レンズ群G1内の物体側寄りの負の屈折力を維持しながら、像側寄りに強い正の屈折力を配置する必要があり、球面収差、コマ収差などの諸収差を良好に補正することが困難になる。
なお、条件式(1)について、その下限値を0.000に、または、上限値を0.250に限定することで、前述の効果をより確実にすることができる。
条件式(2)は、無限遠合焦時の第1レンズ群G1の最も像側のレンズ面におけるFナンバー光線の光線高と第1レンズ群G1の最も物体側のレンズ面におけるFナンバー光線の光線高との比について、第1レンズ群G1がワイドコンバータの役割を担い、画角を大きくしつつ十分なバックフォーカスを確保するための好ましい範囲を規定するものである。
条件式(2)の下限値を超えて無限遠合焦時の第1レンズ群G1の最も像側のレンズ面におけるFナンバー光線の光線高と第1レンズ群G1の最も物体側のレンズ面におけるFナンバー光線の光線高との比が小さくなると、第1レンズ群G1のワイドコンバータの作用が弱まるため、十分なバックフォーカスの確保が困難になる。また、この場合、光学系全系の焦点距離を維持するには第2レンズ群G2の屈折力を強くする必要があり、第2レンズ群G2で発生する球面収差、コマ収差の補正が困難になる。
一方、条件式(2)の上限値を超えて無限遠合焦時の第1レンズ群G1の最も像側のレンズ面におけるFナンバー光線の光線高と第1レンズ群G1の最も物体側のレンズ面におけるFナンバー光線の光線高との比が大きくなると、第1レンズ群G1のワイドコンバータの作用が強まるため、第1レンズ群G1内の物体側寄りの負の屈折力が強まるか、第1レンズ群G1内の像側寄りの正の屈折力を弱まることとなる。
第1レンズ群G1内の物体側寄りの負の屈折力が強まる場合、コマ収差や倍率色収差、歪曲収差などの諸収差を良好に補正することが困難になる。一方、第1レンズ群G1内の像側寄りの正の屈折力が弱まる場合、第1レンズ群G1の光学系全長が大きくなってしまう。
また、第1レンズ群G1のワイドコンバータの作用が強まると、光学系全系の焦点距離が変化することとなるため、所望の焦点距離を維持するためには第2レンズ群G2の正の屈折力を弱めることが必要となる。これにより、第2レンズ群G2の光学全長が長くなり、光学系全系の長大化を招いてしまうこととなる。さらに、光学系全系の長大化により、第1レンズ群G1内の物体側寄りのレンズ径も大きくなるため、撮影レンズの大型化につながる。
なお、条件式(2)について、その下限値を3.0に、または、上限値を4.0にすることで、前述の効果をより確実にすることができる。
条件式(3)は、無限遠合焦時のバックフォーカスと無限遠合焦時の光学系全系の焦点距離との比、いわゆるレトロ比について、短い焦点距離でありながら十分なバックフォーカスを確保するために好ましい範囲を規定するものである。
条件式(3)の上限値を超えてバックフォーカスを大きくするためには、第1レンズ群G1内の物体側寄りにより強い負の屈折力を配置する必要があるため、屈折力配置の非対称性が大きくなり、これによりコマ収差や倍率色収差、歪曲収差などの諸収差を良好に補正することが困難になる。
一方、条件式(3)の下限値を超えてバックフォーカスが小さくなると、像面と撮影レンズの間にクイックリターンミラーを配置した一眼レフカメラに装着可能な交換レンズとすることができない。
なお、条件式(3)について、その下限値を2.40に、または、上限値を3.10に限定することで、前述の効果をより確実にすることができる。
条件式(4)及び(5)は、第1レンズ群G1に含まれる負レンズのうち、アッベ数が最大の負レンズについて、2次スペクトルを含めて倍率色収差を良好に補正するための好ましい光学特性を規定するものである。
一般に、2次スペクトルを含めて色収差を良好に補正するためには、アッベ数の差が大きく、部分分散比の差が小さくなるような正レンズと負レンズを組み合わせると良い。特に、レトロフォーカス型の光学系において、開口絞りSに対して物体側に低分散かつ異常分散性が高い(通常の材料と比較して部分分散比が大きい)負レンズを有することで、2次スペクトルを含めた倍率色収差を良好に補正することが可能になる。
条件式(4)の下限値を超えて、第1レンズ群G1に含まれる負レンズのうち、アッベ数が最大の負レンズのアッベ数が小さくなると、正レンズと負レンズのアッベ数の差を大きくすることが困難になり、2次スペクトルを含めた倍率色収差の良好な補正が困難になる。
なお、条件式(4)について、その下限値を80にすることで、前述の効果をより確実にすることができる。
条件式(5)の下限値を超えて、第1レンズ群G1に含まれる負レンズのうち、アッベ数が最大の負レンズの異常分散性が低くなると、2次スペクトルを含めた倍率色収差の良好な補正が困難になる。
なお、条件式(5)について、その下限値を0.030にすることで、前述の効果をより確実にすることができる。
条件式(6)及び(7)は、第2レンズ群G2に含まれる正レンズのうち、アッベ数が最大の正レンズについて、2次スペクトルを含めて軸上色収差、倍率色収差を良好に補正するために好ましい光学特性を規定するものである。
一般に、2次スペクトルを含めて色収差を良好に補正するためには、アッベ数の差が大きく、部分分散比の差が小さくなるような正レンズと負レンズを組み合わせると良い。特に、レトロフォーカス型の光学系において、開口絞りSに対して像側に低分散かつ異常分散性が高い(通常の材料と比較して部分分散比が大きい)正レンズを有することで、2次スペクトルを含めた軸上色収差、倍率色収差を良好に補正することが可能になる。
条件式(6)の下限値を超えて、第2レンズ群G2に含まれる正レンズのうち、アッベ数が最大の正レンズのアッベ数が小さくなると、正レンズと負レンズのアッベ数の差を大きくすることが困難になり、2次スペクトルを含めた軸上色収差、倍率色収差の良好な補正が困難になる。
なお、条件式(6)について、その下限値を80にすることで、前述の効果をより確実にすることができる。
条件式(7)の下限値を超えて、第2レンズ群G2に含まれる正レンズのうち、アッベ数が最大の正レンズの異常分散性が低くなると、2次スペクトルを含めた軸上色収差、倍率色収差の良好な補正が困難になる。
なお、条件式(7)について、その下限値を0.030にすることで、前述の効果をより確実にすることができる。
さらに、本実施例の大口径広角レンズは、前記第1レンズ群G1は、最も物体側から像側へ順に、前記第1の負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた第2の負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた第3の負メニスカスレンズを連続して有する、ことを特徴とする。
開口絞りSに対してコンセントリックな形状の負メニスカスレンズ3枚を、第1レンズ群G1において、軸外主光線の光線高が大きい位置に有することで、歪曲収差や非点収差の発生量を抑制しながら、第1レンズ群G1内の物体側寄りの負の屈折力を強めて、十分なバックフォーカスを確保することが可能になる。
さらに、本実施例の大口径広角レンズは、前記第1レンズ群G1は、物体側から像側へ順に、負の屈折力の第1aレンズ群G1a、正の屈折力の第1bレンズ群G1bから構成され、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、前記第1aレンズ群G1a、開口絞りS、及び前記第2レンズ群G2は不動であり、前記第1bレンズ群G1bの全体、または、前記第1bレンズ群G1bの物体側の一部が光軸に沿って像側へ移動し、前記第1aレンズ群G1aに含まれるレンズのレンズ面に前記第2非球面AS2を有する、ことを特徴とする。
第1レンズ群G1が、物体側から像側ヘ順に、負の屈折力の第1aレンズ群G1a、正の屈折力の第1bレンズ群G1bから構成されることで、ワイドコンバータの役割を担うことにより、広画角でありながら長いバックフォーカスを確保することが可能な光学系全系を実現することが可能となる。
また、正の屈折力の第1bレンズ群G1bを開口絞りSより物体側に配置することで、開口絞りSの前後の屈折力の非対称性が緩和され、コマ収差や倍率色収差、歪曲収差などの諸収差の補正に有利になる。
また、無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、第1bレンズ群G1bの全体、または、第1bレンズ群G1bの物体側の一部のみを光軸に沿って像側へ移動することで、移動するレンズ群の重量低減と移動機構の簡素化が可能となる。
また、第2非球面AS2は、前述の通り第1非球面AS1と比べて軸外主光線の光線高が低い位置に配置される必要があるが、軸外主光線の光線高が低すぎると第2非球面AS2による非点収差の補正効果が弱まってしまう。そこで、軸外主光線の光線高が比較的高い第1aレンズ群G1a内に第2非球面AS2を配置することで、非点収差の良好な補正が可能になる。
さらに、本実施例の大口径広角レンズは、前記第1aレンズ群G1aは、前記第3の負メニスカスレンズより像側に、少なくとも1枚の負レンズと少なくとも1枚の正レンズを有し、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(8) −2.40<f1a/f<−1.30
但し、
f1a:第1レンズ群G1aの焦点距離
第1aレンズ群G1aにおいて、全体で少なくとも4枚の負レンズに対して負の屈折力を分担させることにより、歪曲収差や非点収差の発生量を抑制しつつ、第1aレンズ群G1aの負の屈折力を強め、十分なバックフォーカスを確保することが可能になる。
また、第1aレンズ群G1aにおいて、第3の負メニスカスレンズより像側に少なくとも1枚の正レンズを有することにより、第1aレンズ群G1a内で発生する球面収差やコマ収差を抑制することが可能となる。
条件式(8)は、第1aレンズ群G1aの焦点距離と無限遠合焦時の光学系全系の焦点距離の比について、好ましい範囲を規定するものである。
条件式(8)の上限値を超えて第1aレンズ群G1aの負の屈折力が強くなり過ぎると、バックフォーカスの確保は容易だが、コマ収差や倍率色収差、歪曲などの諸収差を良好に補正することが困難になる。
一方、条件式(8)の下限値を超えて第1aレンズ群G1aの負の屈折力が弱くなり過ぎると、十分なバックフォーカスを確保することが困難になる。
なお、条件式(8)について、その下限値を−2.20に、または、上限値を−1.50に限定することで、前述の効果をより確実にすることができる。
さらに、本発明の大口径広角レンズは、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(9) 1.85<ndG1aNnmax
但し、
ndG1aNnmax:第1aレンズ群G1aに含まれる負レンズのうち、屈折率が最大の負レンズのd線に対する屈折率
条件式(9)は、第1aレンズ群G1aに含まれる負レンズのうち、屈折率が最大の負レンズの屈折率について、好ましい範囲を規定するものである。第1aレンズ群G1aが高屈折率の負レンズを有することで、歪曲収差や非点収差の発生量を抑制しながら、第1aレンズ群G1aの負の屈折力を強め、十分なバックフォーカスを確保することが可能になる。
条件式(9)の下限値を超えて、第1aレンズ群G1aに含まれる負レンズのうち、屈折率が最大の負レンズの屈折率が低くなると、歪曲収差や非点収差の発生量を抑制しながら第1aレンズ群G1aの負の屈折力を強めることが困難になる。
なお、条件式(9)について、その下限値を1.90に限定することで、前述の効果をより確実にすることができる。
さらに、本発明の大口径広角レンズは、前記第1bレンズ群G1bは、第1bレンズ群G1b内の最も長いレンズ面間隔を境として、負の屈折力の第1bFレンズ群G1bF、正の屈折力の第1bRレンズ群G1bRから構成され、前記第1bFレンズ群G1bFは、少なくとも1枚の物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズを有し、以下の条件式を満足する。
(10) 0.6<DmaxG1b/f<2.0
(11) 0.4<β1bF<0.92
但し、
DmaxG1b:第1bレンズ群G1b内の最も長いレンズ面間隔の長さ
β1bF:無限遠合焦時の第1bFレンズ群G1bFの横倍率
これにより、第1bレンズ群G1bの正の屈折力を保ったままでも第1bレンズ群G1b内でのFナンバー光線の光線高を大きくすることが可能となり、第1レンズ群G1のワイドコンバータ作用を強めて光学系全系における十分なバックフォーカスを確保することが容易となる。
また、第1bFレンズ群G1bFと第1bRレンズ群G1bRとの間隔を広げることで、軸外主光線の光線高を第1bRレンズ群G1bRよりも第1bFレンズ群G1bFにおいて高く、Fナンバー光線の光線高を第1bFレンズ群G1bFよりも第1bRレンズ群G1bRにおいて高くすることが容易となり、軸外主光線の光線高が高い第1bFレンズ群G1bFでは倍率色収差、非点収差の補正や下光線フレアの制御を、Fナンバー光線の光線高が高い第1bRレンズ群G1bRでは軸上色収差、球面収差の補正を、それぞれ独立に行うことが可能になる。
また、第1bFレンズ群G1bFと第1bRレンズ群G1bRとの間隔を広げることで、第1bレンズ群G1bの正の屈折力を保ちながら、第1bFレンズ群G1bF、第1bRレンズ群G1bRの各々の屈折力を弱め、第1bレンズ群G1b内で発生する諸収差の量を抑制することが可能になる。
また、第1bFレンズ群G1bFは、少なくとも1枚の物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズを有することが望ましい。
これにより、第1bFレンズ群G1bFの負の屈折力を強めて十分なバックフォーカスを確保する場合にも、歪曲収差、非点収差の発生量を抑制することが可能となる。
条件式(10)は、第1bレンズ群G1b内の最も長いレンズ面間隔の長さと無限遠合焦時の光学系全系の焦点距離の比について、好ましい範囲を規定するものである。
条件式(10)の下限値を超えて、第1bレンズ群G1b内の最も長いレンズ面間隔の長さが小さくなり過ぎると、第1bレンズ群G1b内でFナンバー光線の光線高を十分に高くすることができず、十分なバックフォーカスを確保することが困難になる。また、第1bFレンズ群G1bF、第1bRレンズ群G1bRの各々の屈折力が強くなることにより、第1bレンズ群G1b内で発生する諸収差の量を抑制することが困難になる。
一方、条件式(10)の上限値を超えて、第1bレンズ群G1b内の最も長いレンズ面間隔の長さが大きくなり過ぎるとこれに伴って光学系全系の長さが大きくなり、撮影レンズの大型化につながってしまう。
なお、条件式(10)について、その下限値を0.7に、または、上限値を1.50に限定することで、前述の効果をより確実にすることができる。
条件式(11)は、無限遠合焦時の第1bFレンズ群G1bFの横倍率について、好ましい範囲を規定するものである。
条件式(11)の下限値を超えて第1bFレンズ群G1bFの横倍率を小さくする場合、第1bFレンズ群G1bFの負の屈折力を強める必要があり、球面収差、コマ収差、非点収差などの諸収差を良好に補正することが困難になる。
一方、条件式(11)の上限値を超えて第1bFレンズ群G1bFの横倍率を大きくする場合、第1bレンズ群G1b内でFナンバー光線の光線高を十分に高くすることができず、十分なバックフォーカスを確保することが困難になる。
なお、条件式(11)について、その下限値を0.50に、または、上限値を0.88に限定することで、前述の効果をより確実にすることができる。
さらに、本実施例の大口径広角レンズは、前記第2レンズ群G2に含まれるレンズのレンズ面に第3非球面AS3を有し、以下の条件式を満足することを特徴とする。
(12) DAS3/BF<1.60
但し、
DAS3:無限遠合焦時の第3非球面AS3から像面までの光軸上の長さ
光学系全系において光束径が比較的大きい第2レンズ群G2内に非球面を配置することにより、球面収差、コマ収差を良好に補正することが可能になる。さらに、第2レンズ群G2内に第3非球面AS3を追加することで、第1非球面AS1、第2非球面AS2で補正した歪曲収差、非点収差をより良好に補正することが可能となる。
条件式(12)は、第3非球面AS3から像面までの光軸上の長さとバックフォーカスの長さの比について、好ましい範囲を規定するものである。
条件式(12)の上限値を超えて、第3非球面AS3が像面から遠くなり過ぎると、軸外主光線の光線高が小さくなり、コマ収差、非点収差、歪曲収差の補正効果が小さくなってしまう。
なお、条件式(12)について、その上限値を1.40に限定することで、前述の効果をより確実にすることができる。
本発明の大口径広角レンズでは、以下の構成を伴うことがより好ましい。
本発明の大口径広角レンズにおいて、第1レンズ群G1にさらに非球面を導入すると、歪曲収差や非点収差等のより良好な補正が可能になる。
また、第2レンズ群G2にさらに非球面を導入すると、球面収差、コマ収差、歪曲収差、非点収差等のより良好な補正が可能になる。
また、第2レンズ群G2は、物体側から像側へ順に、正レンズ、負レンズ、正レンズからなる3枚接合の接合レンズを有することがより望ましい。これにより、光束径が比較的大きい第2レンズ群G2内に、曲率が大きい接合面を複数有することが可能になり、球面収差、コマ収差、軸上色収差の良好な補正が可能になる。一般に、球面収差、コマ収差等の収差補正効果が大きい面は空気間隔やレンズ間の偏芯等の製造誤差による性能低下が大きいが、接合面であれば空気間隔はなく、レンズ間の偏芯も抑制されるため、製造時の性能低下を小さくすることが可能になる。
次に、本発明の大口径広角レンズに係る実施例のレンズ構成について説明する。なお、以下の説明ではレンズ構成を物体側から像側の順番で記載する。
図1は、実施例1の大口径広角レンズの無限遠合焦時のレンズ構成図である。
実施例1の大口径広角レンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群G1、開口絞りS、正の屈折力の第2レンズ群G2から構成される。
第1レンズ群G1は、負の屈折力の第1aレンズ群G1aと、正の屈折力の第1bレンズ群G1bから構成される。
第1aレンズ群G1aは、物体側に凸面を向け、物体側のレンズ面が第1非球面AS1である負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、物体側のレンズ面が非球面形状であり像側のレンズ面が第2非球面AS2である物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、両凹形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの2枚からなる接合レンズから構成されている。
第1bレンズ群G1bは、負の屈折力の第1bFレンズ群G1bFと、正の屈折力の第1bRレンズ群G1bRから構成される。
第1bFレンズ群G1bFは、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズから構成される。
第1bRレンズ群G1bRは、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸形状の正レンズとの2枚からなる接合レンズから構成される。
無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、第1bレンズ群G1b全体が像側へ移動する。
第2レンズ群G2は、両凸形状の正レンズ、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズと両凹形状の負レンズと両凸形状の正レンズとの3枚からなる接合レンズと、両凸形状の正レンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと像側のレンズ面が第3非球面AS3である両凸形状の正レンズとの2枚からなる接合レンズから構成されている。
図4は、実施例2の大口径広角レンズの無限遠合焦時のレンズ構成図である。
実施例2の大口径広角レンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群G1、開口絞りS、正の屈折力の第2レンズ群G2から構成される。
第1レンズ群G1は、負の屈折力の第1aレンズ群G1aと、正の屈折力の第1bレンズ群G1bから構成される。
第1aレンズ群G1aは、物体側に凸面を向け、物体側のレンズ面が第1非球面AS1である負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、物体側のレンズ面が非球面形状であり像側のレンズ面が第2非球面AS2である物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、両凹形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの2枚からなる接合レンズから構成されている。
第1bレンズ群G1bは、負の屈折力の第1bFレンズ群G1bFと、正の屈折力の第1bRレンズ群G1bRから構成される。
第1bFレンズ群G1bFは、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズから構成される。
第1bRレンズ群G1bRは、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸形状の正レンズとの2枚からなる接合レンズから構成される。
無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、第1bレンズ群G1b全体が像側へ移動する。
第2レンズ群G2は、両凸形状の正レンズ、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズと両凹形状の負レンズと両凸形状の正レンズとの3枚からなる接合レンズと、両凸形状の正レンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと像側のレンズ面が第3非球面AS3である両凸形状の正レンズとの2枚からなる接合レンズから構成されている。
図7は、実施例3の大口径広角レンズの無限遠合焦時のレンズ構成図である。
実施例3の大口径広角レンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群G1、開口絞りS、正の屈折力の第2レンズ群G2から構成される。
第1レンズ群G1は、負の屈折力の第1aレンズ群G1aと、正の屈折力の第1bレンズ群G1bから構成される。
第1aレンズ群G1aは、物体側に凸面を向け、物体側のレンズ面が第1非球面AS1である負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、物体側のレンズ面が非球面形状であり像側のレンズ面が第2非球面AS2である物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、両凹形状の負レンズと両凸形状の正レンズとの2枚からなる接合レンズから構成されている。
第1bレンズ群G1bは、負の屈折力の第1bFレンズ群G1bFと、正の屈折力の第1bRレンズ群G1bRから構成される。
第1bFレンズ群G1bFは、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズから構成される。
第1bRレンズ群G1bRは、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸形状の正レンズとの2枚からなる接合レンズから構成される。
無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して第1bレンズ群G1b全体が像側へ移動する。
第2レンズ群G2は、両凸形状の正レンズ、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズと両凹形状の負レンズと両凸形状の正レンズとの3枚からなる接合レンズと、両凸形状の正レンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと像側のレンズ面が第3非球面AS3である両凸形状の正レンズとの2枚からなる接合レンズから構成されている。
図10は、実施例4の大口径広角レンズの無限遠合焦時のレンズ構成図である。
実施例4の大口径広角レンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群G1、開口絞りS、正の屈折力の第2レンズ群G2から構成される。
第1レンズ群G1は、負の屈折力の第1aレンズ群G1aと、正の屈折力の第1bレンズ群G1bから構成される。
第1aレンズ群G1aは、物体側に凸面を向け、物体側のレンズ面が第1非球面AS1である負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、像側のレンズ面が第2非球面AS2である物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、両凹形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの2枚からなる接合レンズから構成されている。
第1bレンズ群G1bは、負の屈折力の第1bFレンズ群G1bFと、正の屈折力の第1bRレンズ群G1bRから構成される。
第1bFレンズ群G1bFは、物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズから構成される。
第1bRレンズ群G1bRは、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸形状の正レンズとの2枚からなる接合レンズから構成される。
無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、第1bレンズ群G1b全体が像側へ移動する。
第2レンズ群G2は、両凸形状の正レンズ、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズと両凹形状の負レンズと両凸形状の正レンズとの3枚からなる接合レンズと、両凸形状の正レンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと像側のレンズ面が第3非球面AS3である両凸形状の正レンズとの2枚からなる接合レンズから構成されている。
図13は、実施例5の大口径広角レンズの無限遠合焦時のレンズ構成図である。
実施例5の大口径広角レンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群G1、開口絞りS、正の屈折力の第2レンズ群G2から構成される。
第1レンズ群G1は、負の屈折力の第1aレンズ群G1aと、正の屈折力の第1bレンズ群G1bから構成される。
第1aレンズ群G1aは、物体側に凸面を向け、物体側のレンズ面が第1非球面AS1である負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、物体側のレンズ面が非球面形状であり像側のレンズ面が第2非球面AS2である物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、両凹形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの2枚からなる接合レンズから構成されている。
第1bレンズ群G1bは、負の屈折力の第1bFレンズ群G1bFと、正の屈折力の第1bRレンズ群G1bRから構成される。
第1bFレンズ群G1bFは、両凸形状の正レンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズから構成される。
第1bRレンズ群G1bRは、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸形状の正レンズとの2枚からなる接合レンズから構成される。
無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して第1bレンズ群G1b全体が像側へ移動する。
第2レンズ群G2は、両凸形状の正レンズ、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズと両凹形状の負レンズと両凸形状の正レンズとの3枚からなる接合レンズと、両凸形状の正レンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと像側のレンズ面が第3非球面AS3である両凸形状の正レンズとの2枚からなる接合レンズから構成されている。
図16は、実施例6の大口径広角レンズの無限遠合焦時のレンズ構成図である。
実施例6の大口径広角レンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群G1、開口絞りS、正の屈折力の第2レンズ群G2から構成される。
第1レンズ群G1は、負の屈折力の第1aレンズ群G1aと、正の屈折力の第1bレンズ群G1bから構成される。
第1aレンズ群G1aは、物体側に凸面を向け、物体側のレンズ面が第1非球面AS1である負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、物体側のレンズ面が非球面形状であり像側のレンズ面が第2非球面AS2である物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、両凹形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正メニスカスレンズとの2枚からなる接合レンズから構成されている。
第1bレンズ群G1bは、負の屈折力の第1bFレンズ群G1bFと、正の屈折力の第1bRレンズ群G1bRから構成される。
第1bFレンズ群G1bFは、物体側に凸面を向けた平凸レンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズから構成される。
第1bRレンズ群G1bRは、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸形状の正レンズとの2枚からなる接合レンズ、両凸形状の正レンズから構成される。
無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、第1bレンズ群G1b内の最も像側の正レンズを除いた、平凸レンズ、負メニスカスレンズ、負メニスカスレンズと正レンズとの2枚からなる接合レンズが像側へ移動する。
第2レンズ群G2は、両凸形状の正レンズ、像側に凸面を向けた正メニスカスレンズと両凹形状の負レンズと両凸形状の正レンズとの3枚からなる接合レンズと、両凸形状の正レンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと像側のレンズ面が第3非球面AS3である両凸形状の正レンズとの2枚からなる接合レンズから構成されている。
図19は、実施例7の大口径広角レンズの無限遠合焦時のレンズ構成図である。
実施例7の大口径広角レンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力の第1レンズ群G1、開口絞りS、正の屈折力の第2レンズ群G2から構成される。
第1レンズ群G1は、負の屈折力の第1aレンズ群G1aと、正の屈折力の第1bレンズ群G1bから構成される。
第1aレンズ群G1aは、物体側に凸面を向け、物体側のレンズ面が第1非球面AS1である負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、物体側のレンズ面が非球面形状であり像側のレンズ面が第2非球面AS2である物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズ、両凹形状の負レンズと両凸形状の正レンズとの2枚からなる接合レンズから構成されている。
第1bレンズ群G1bは、負の屈折力の第1bFレンズ群G1bFと、正の屈折力の第1bRレンズ群G1bRから構成される。
第1bFレンズ群G1bFは、両凸形状の正レンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズから構成される。
第1bRレンズ群G1bRは、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸形状の正レンズとの2枚からなる接合レンズから構成される。
無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して第1bレンズ群G1b全体が像側へ移動する。
第2レンズ群G2は、両凸形状の正レンズ、両凸形状の正レンズと両凹形状の負レンズと両凸形状の正レンズとの3枚からなる接合レンズと、像側のレンズ面が第3非球面AS3である両凸形状の正レンズ、物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズと両凸形状の正レンズとの2枚からなる接合レンズから構成されている。
次に、本発明の大口径広角レンズに係る実施例の数値実施例について説明する。
[面データ]において、面番号は物体側から数えたレンズ面または開口絞りの番号、rは各レンズ面の曲率半径、dは各レンズ面の間隔、ndはd線(波長587.56nm)に対する屈折率、vdはd線に対するアッベ数を示している。
面番号に付した*(アスタリスク)は、そのレンズ面形状が非球面であることを示している。また、BFはバックフォーカスを表している。
面番号に付した(絞り)は、その位置に開口絞りが位置していることを示している。平面または開口絞りに対する曲率半径には∞(無限大)を記入している。
[非球面データ]には、[面データ]において*を付したレンズ面の非球面形状を与える各係数の値を示している。非球面の形状は、下記の式で表される。以下の式において、光軸に直交する方向への光軸からの変位をy、非球面と光軸の交点から光軸方向への変位(サグ量)をz、基準球面の曲率半径をr、コーニック係数をKで表している。また、4、6、8、10、12、14次の非球面係数をそれぞれA4、A6、A8、A10、A12、A14で表している。
Figure 2018018041
[各種データ]には、無限遠合焦時における焦点距離等の値を示している。
[レンズ群データ]には、各レンズ群を構成する最も物体側のレンズ面番号及びレンズ群全体の合成焦点距離を示している。
なお、以下の全ての諸元の値において、記載している焦点距離f、曲率半径r、レンズ面間隔d、その他の長さの単位は特記のない限りミリメートル(mm)を使用するが、光学系では比例拡大と比例縮小とにおいても同等の光学性能が得られるので、これに限られるものではない。
数値実施例1
単位:mm
[面データ]
面番号 r d nd vd
物面 ∞ ∞
1* 195.9286 4.0000 1.69350 53.20
2 30.6086 8.2206
3 39.8790 1.7000 2.00100 29.13
4 24.4334 13.0405
5* 158.1530 2.0000 1.59201 67.02
6* 48.4894 8.6465
7 -108.4275 1.4000 1.43700 95.10
8 38.4872 6.9774 1.88300 40.81
9 566.3987 3.0000
10 70.1630 2.9758 1.95375 32.32
11 211.6734 0.1500
12 52.4880 1.2000 2.00100 29.13
13 27.4589 14.1235
14 92.6291 1.0000 1.43700 95.10
15 31.2178 6.0304 1.73800 32.26
16 -191.6101 10.9920
17(絞り) ∞ 1.0000
18 77.9718 4.3297 1.59282 68.62
19 -68.8556 1.8988
20 -230.4809 5.3958 1.43700 95.10
21 -24.2000 0.9000 1.88300 40.81
22 24.2000 8.6715 1.59282 68.62
23 -74.3964 0.2992
24 44.3076 7.9389 1.59282 68.62
25 -34.0861 0.2168
26 200.0000 0.9000 1.88300 40.81
27 24.6104 6.9804 1.55332 71.68
28* -86.9710 (BF)
像面 ∞

[非球面データ]
1面 5面 6面 28面
K 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000
A4 8.50270E-06 -2.58650E-06 7.46701E-06 9.04686E-06
A6 -8.72755E-09 2.77626E-08 1.12282E-08 1.88988E-09
A8 9.17434E-12 3.71237E-12 7.97674E-11 3.01310E-11
A10 -6.35269E-15 -1.28207E-13 -3.74912E-13 1.94739E-14
A12 2.53930E-18 1.28838E-16 3.35003E-16 0.00000E+00
A14 -4.18136E-22 0.00000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00

[各種データ]
INF
焦点距離 14.42
Fナンバー 1.85
全画角2ω 112.95
像高Y 21.63
レンズ全長 162.99
BF 39.00

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 716.23
G2 18 47.47
G1a 1 -26.32
G2b 10 82.90
数値実施例2
単位:mm
[面データ]
面番号 r d nd vd
物面 ∞ ∞
1* 200.0000 4.0000 1.69350 53.20
2 29.4852 8.8471
3 39.4237 1.7000 2.00100 29.13
4 24.0072 12.8270
5* 147.0686 2.0000 1.59201 67.02
6* 58.4748 9.1762
7 -84.8349 1.4000 1.43700 95.10
8 40.1466 6.5225 1.88300 40.81
9 576.5191 3.0000
10 100.8592 2.7424 1.95375 32.32
11 916.7558 0.1500
12 48.4029 1.2000 2.00100 29.13
13 27.7801 14.2879
14 100.5613 1.0000 1.43700 95.10
15 30.4398 5.6760 1.73800 32.26
16 -163.8849 10.2011
17(絞り) ∞ 1.0000
18 87.9659 4.0198 1.49700 81.61
19 -78.6329 1.8163
20 -360.7751 5.6354 1.49700 81.61
21 -24.2000 0.9000 1.88300 40.81
22 24.2000 8.7973 1.59282 68.62
23 -70.4888 0.1500
24 41.1448 8.0860 1.59282 68.62
25 -36.4693 0.6424
26 200.0000 0.9000 1.88300 40.81
27 23.3607 7.3226 1.55332 71.68
28* -82.1418 (BF)
像面 ∞

[非球面データ]
1面 5面 6面 28面
K 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000
A4 8.75836E-06 3.70706E-06 1.41509E-05 8.41899E-06
A6 -8.80271E-09 3.13916E-08 1.09467E-08 5.68594E-09
A8 8.57147E-12 3.06648E-11 1.40618E-10 -4.15904E-12
A10 -5.56537E-15 -2.43861E-13 -6.01039E-13 1.26169E-13
A12 2.13118E-18 2.50878E-16 5.43427E-16 0.00000E+00
A14 -3.43231E-22 0.00000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00

[各種データ]
INF
焦点距離 14.42
Fナンバー 1.85
全画角2ω 112.77
像高Y 21.63
レンズ全長 163.00
BF 39.00

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 180.05
G2 18 49.08
G1a 1 -25.52
G2b 10 73.67
数値実施例3
単位:mm
[面データ]
面番号 r d nd vd
物面 ∞ ∞
1* 192.0419 4.0000 1.69350 53.20
2 31.2108 6.4032
3 38.5768 1.7000 2.00100 29.13
4 24.0750 13.8849
5* 200.0000 2.0000 1.59201 67.02
6* 44.7464 8.9670
7 -78.3909 1.4000 1.49700 81.61
8 45.6718 7.9314 1.88300 40.81
9 -148.5711 3.0000
10 51.3200 3.3421 2.00100 29.13
11 124.6725 0.1500
12 113.6903 1.2000 1.80809 22.76
13 28.9777 11.5157
14 89.7807 1.0000 1.49700 81.61
15 27.8200 6.8494 1.71736 29.50
16 -149.8020 10.9674
17(絞り) ∞ 1.0000
18 59.2337 4.6602 1.58913 61.25
19 -71.7053 0.9611
20 -198.2104 5.4366 1.43700 95.10
21 -24.1000 0.9000 1.88300 40.81
22 24.1000 8.8354 1.55032 75.50
23 -70.0000 0.4122
24 45.7453 8.5304 1.59282 68.62
25 -32.7420 0.3649
26 200.0000 0.9000 1.88300 40.81
27 23.2386 7.6882 1.55332 71.68
28* -80.3407 (BF)
像面 ∞

[非球面データ]
1面 5面 6面 28面
K 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000
A4 8.89073E-06 -7.05869E-06 2.98709E-06 8.03518E-06
A6 -9.82653E-09 3.96037E-08 1.90311E-08 4.28367E-09
A8 1.11632E-11 -1.92678E-11 7.60879E-11 -1.98049E-12
A10 -8.45380E-15 -1.25989E-13 -4.55069E-13 1.09504E-13
A12 3.68960E-18 1.48045E-16 4.67604E-16 0.00000E+00
A14 -6.64048E-22 0.00000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00

[各種データ]
INF
焦点距離 15.10
Fナンバー 1.85
全画角2ω 110.52
像高Y 21.63
レンズ全長 163.00
BF 39.00

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 801.47
G2 18 47.77
G1a 1 -30.05
G2b 10 90.99
数値実施例4
単位:mm
[面データ]
面番号 r d nd vd
物面 ∞ ∞
1* 189.7248 4.0000 1.69350 53.20
2 30.3251 9.4033
3 42.8140 1.7000 2.00100 29.13
4 25.1028 9.3005
5 47.3175 2.0000 1.59201 67.02
6* 30.8705 10.9865
7 -96.0697 1.4000 1.43700 95.10
8 38.0000 6.7573 1.88300 40.81
9 371.5220 3.0000
10 81.4888 2.8796 1.95375 32.32
11 367.6167 0.1550
12 47.7501 1.2000 2.00100 29.13
13 26.6938 15.5271
14 129.6974 1.0000 1.43700 95.10
15 30.7767 5.6308 1.73800 32.26
16 -184.4946 10.1063
17(絞り) ∞ 1.6234
18 70.9125 4.5871 1.59282 68.62
19 -65.7913 1.5135
20 -193.0113 5.5133 1.43700 95.10
21 -24.2000 0.9000 1.88300 40.81
22 24.2000 8.4278 1.59282 68.62
23 -71.2805 0.1500
24 43.1937 8.0582 1.59282 68.62
25 -34.3897 0.1500
26 237.3209 0.9000 1.88300 40.81
27 23.9284 7.1303 1.55332 71.68
28* -86.9897 (BF)
像面 ∞

[非球面データ]
1面 6面 28面
K 0.0000 0.0000 0.0000
A4 8.12538E-06 8.13193E-06 9.04137E-06
A6 -7.78520E-09 -5.47865E-09 1.88706E-09
A8 7.19299E-12 -4.54930E-11 2.88824E-11
A10 -4.23271E-15 1.26820E-13 2.14042E-14
A12 1.48773E-18 -1.64929E-16 0.00000E+00
A14 -2.23733E-22 0.00000E+00 0.00000E+00

[各種データ]
INF
焦点距離 14.43
Fナンバー 1.85
全画角2ω 112.93
像高Y 21.63
レンズ全長 163.00
BF 39.00

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 2651.44
G2 18 47.68
G1a 1 -26.06
G2b 10 85.08
数値実施例5
単位:mm
[面データ]
面番号 r d nd vd
物面 ∞ ∞
1* 200.0000 4.0000 1.69350 53.20
2 31.4135 10.7881
3 47.5710 1.7000 1.95375 32.32
4 24.3755 13.0466
5* 101.8322 2.0000 1.59201 67.02
6* 50.0415 9.8290
7 -81.3452 1.4000 1.43700 95.10
8 42.0601 6.3718 1.88300 40.81
9 546.3553 3.1236
10 86.6519 3.6891 1.95375 32.32
11 -377.3223 0.2268
12 45.8590 1.2000 2.00100 29.13
13 25.6825 15.7503
14 99.2402 1.0000 1.43700 95.10
15 27.9672 5.1593 1.73800 32.26
16 -1494.5112 8.3375
17(絞り) ∞ 1.0000
18 114.7329 4.0555 1.59282 68.62
19 -61.5396 2.0848
20 -360.8185 5.4279 1.43700 95.10
21 -24.2000 0.9000 1.88300 40.81
22 24.2000 7.6473 1.59282 68.62
23 -121.9999 0.1500
24 35.3831 7.9717 1.61997 63.88
25 -40.1069 0.1500
26 200.0000 0.9000 1.88300 40.81
27 20.7224 8.0907 1.55332 71.68
28* -49.2363 (BF)
像面 ∞

[非球面データ]
1面 5面 6面 28面
K 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000
A4 8.07942E-06 -1.07128E-05 -8.29004E-07 9.00370E-06
A6 -7.52265E-09 9.59775E-08 7.83757E-08 7.32009E-09
A8 6.85838E-12 -1.30439E-10 -3.39041E-11 -2.48682E-11
A10 -4.10615E-15 6.13033E-15 -2.93023E-13 3.14035E-13
A12 1.41221E-18 7.73200E-17 2.98196E-16 0.00000E+00
A14 -1.96953E-22 0.00000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00

[各種データ]
INF
焦点距離 13.45
Fナンバー 1.86
全画角2ω 116.61
像高Y 21.63
レンズ全長 165.00
BF 39.00

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 532.68
G2 18 46.72
G1a 1 -23.14
G2b 10 76.43
数値実施例6
単位:mm
[面データ]
面番号 r d nd vd
物面 ∞ ∞
1* 199.5519 4.0000 1.69350 53.20
2 29.5530 8.4592
3 38.4012 1.7000 2.00100 29.13
4 24.2063 12.7493
5* 85.1694 2.0000 1.59201 67.02
6* 40.5132 9.1095
7 -103.0717 1.4000 1.43700 95.10
8 38.0000 6.6148 1.88300 40.81
9 404.5226 3.0000
10 150.3127 2.3302 1.95375 32.32
11 ∞ 0.1500
12 51.5759 1.2000 2.00100 29.13
13 28.8577 13.0873
14 84.5774 1.0000 1.43700 95.10
15 31.6416 5.9621 1.73800 32.26
16 -160.4885 9.9838
17 140.9423 2.4382 1.48749 70.44
18 -1000.0000 1.0000
19(絞り) ∞ 1.0000
20 175.4876 3.5756 1.59282 68.62
21 -70.7928 1.2577
22 -192.0549 5.3233 1.43700 95.10
23 -24.2000 0.9000 1.88300 40.81
24 24.2000 8.3252 1.59282 68.62
25 -73.5558 0.8139
26 44.8750 8.0154 1.59282 68.62
27 -34.4148 0.5309
28 148.5615 0.9000 1.88300 40.81
29 23.7386 7.1735 1.55332 71.68
30* -91.0423 (BF)
像面 ∞

[非球面データ]
1面 5面 6面 30面
K 0.0000 0.0000 0.0000 0.0000
A4 8.70151E-06 -7.78853E-06 2.00334E-06 8.05949E-06
A6 -8.91287E-09 4.70618E-08 2.77193E-08 3.72771E-09
A8 9.01846E-12 -5.30175E-12 9.59350E-11 4.75146E-12
A10 -6.07340E-15 -1.85515E-13 -5.35258E-13 8.69489E-14
A12 2.39337E-18 2.07067E-16 5.20355E-16 0.00000E+00
A14 -3.94063E-22 0.00000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00

[各種データ]
INF
焦点距離 14.42
Fナンバー 1.85
全画角2ω 112.96
像高Y 21.63
レンズ全長 163.00
BF 39.00

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 65.53
G2 20 47.81
G1a 1 -25.94
G2b 10 79.75
数値実施例7
単位:mm
[面データ]
面番号 r d nd vd
物面 ∞ ∞
1* 186.6067 4.0000 1.69350 53.20
2 30.5322 8.4807
3 40.7014 1.7000 2.00100 29.13
4 24.3679 13.9830
5* 185.1242 2.0000 1.59201 67.02
6* 57.7888 11.4620
7 -46.6414 1.4000 1.43700 95.10
8 65.3206 6.3864 1.88300 40.81
9 -147.4591 3.0000
10 83.7140 3.5331 1.88300 40.81
11 -1494.7495 0.1500
12 38.6722 1.2000 2.00060 25.46
13 25.0542 11.1945
14 245.9405 1.0000 1.43700 95.10
15 25.2194 6.2265 1.73800 32.26
16 -235.2132 10.6534
17(絞り) ∞ 1.0000
18 1467.6946 2.6567 1.59282 68.62
19 -109.3560 0.8911
20 63.7415 6.9777 1.43700 95.10
21 -24.2184 0.9000 1.88100 40.14
22 24.2184 7.8452 1.55032 75.50
23 -95.1312 0.1500
24 48.4043 7.6795 1.72903 54.04
25* -32.4886 0.1500
26 999.9185 0.9000 1.88300 40.81
27 21.2177 8.4801 1.55032 75.50
28 -56.9215 (BF)
像面 ∞

[非球面データ]
1面 5面 6面 25面
K 0.0000 0.0000 0.0000 -0.6330
A4 8.50518E-06 -5.65217E-06 4.07184E-06 4.20128E-06
A6 -8.55662E-09 1.02773E-07 7.98410E-08 -1.83452E-09
A8 8.23709E-12 -1.73361E-10 -4.46631E-11 -7.85972E-11
A10 -5.41083E-15 8.52153E-14 -3.10682E-13 4.34555E-13
A12 2.07373E-18 2.33794E-17 3.31935E-16 -8.02985E-16
A14 -3.27916E-22 0.00000E+00 0.00000E+00 0.00000E+00

[各種データ]
INF
焦点距離 14.42
Fナンバー 1.85
全画角2ω 112.94
像高Y 21.63
レンズ全長 163.00
BF 39.00

[レンズ群データ]
群 始面 焦点距離
G1 1 137.99
G2 18 47.68
G1a 1 -25.16
G2b 10 68.69
[条件式対応値]
条件式/実施例
(1) f/f1
(2) hFnoG1R/hFnoG1F
(3) BF/f
(4) νdG1Nνmax
(5) θgFG1Nνmax−0.6483+0.0018×νdG1Nνmax
(6) νdG2Pνmax
(7) θgFG2Pνmax−0.6483+0.0018×νdG2Pνmax
(8) f1a/f
(9) ndG1aNnmax
(10) DmaxG1b/f
(11) β1bF
(12) DAS3/BF

条件式/実施例 1 2 3 4
(1) 0.020 0.080 0.019 0.005
(2) 3.506 3.556 3.346 3.544
(3) 2.700 2.700 2.580 2.700
(4) 95.100 95.100 81.610 95.100
(5) 0.056 0.056 0.037 0.056
(6) 95.100 81.610 95.100 95.100
(7) 0.056 0.037 0.056 0.056
(8) -1.8250 -1.7700 -1.9900 -1.8060
(9) 2.0010 2.0010 2.0010 2.0010
(10) 0.9795 0.9906 0.7627 1.0763
(11) 0.6613 0.7017 0.6025 0.6910
(12) 1.000 1.000 1.000 1.000

条件式/実施例 5 6 7
(1) 0.025 0.220 0.105
(2) 3.703 3.451 3.420
(3) 2.900 2.700 2.700
(4) 95.100 95.100 95.100
(5) 0.056 0.056 0.056
(6) 95.100 95.100 95.100
(7) 0.056 0.056 0.056
(8) -1.7200 -1.7990 -1.7450
(9) 1.9540 2.0010 2.0010
(10) 1.1707 0.9076 0.7763
(11) 0.8329 0.6425 0.8565
(12) 1.000 1.000 1.240
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G1a 第1aレンズ群
G1b 第1bレンズ群
G1bF 第1bFレンズ群
G1bR 第1bRレンズ群
AS1 第1非球面
AS2 第2非球面
AS3 第3非球面
S 開口絞り
I 像面

Claims (7)

  1. 物体側から像側へ順に、第1レンズ群G1、開口絞りS、正の屈折力の第2レンズ群G2から構成され、
    前記第1レンズ群G1は、最も物体側において物体側に凸面を向けた第1の負メニスカスレンズを有し、前記第1の負メニスカスレンズの物体側のレンズ面に第1非球面AS1を有し、前記第1の負メニスカスレンズより像側に配置されたレンズのレンズ面に第2非球面AS2を有し、
    前記第1非球面AS1の非球面形状は、レンズ中心に比べレンズ周辺部で正の屈折力が強くなる形状であり、
    前記第2非球面AS2の非球面形状は、前記第2非球面AS2が凸面の場合、レンズ中心に比べレンズ周辺部で正の屈折力が弱くなる形状であり、前記第2非球面AS2が凹面の場合、レンズ中心に比べレンズ周辺部で負の屈折力が強くなる形状であり、
    以下の条件式を満足することを特徴とする大口径広角レンズ。
    (1) −0.100<f/f1<0.300
    (2) 2.5<hFnoG1R/hFnoG1F<4.5
    (3) 2.20<BF/f<3.30
    (4) 75<νdG1Nνmax
    (5) 0.020<θgFG1Nνmax−0.6483+0.0018×νdG1Nνmax
    (6) 75<νdG2Pνmax
    (7) 0.020<θgFG2Pνmax−0.6483+0.0018×νdG2Pνmax
    但し、
    f:無限遠合焦時の光学系全系の焦点距離
    f1:無限遠合焦時の第1レンズ群G1の焦点距離
    hFnoG1R:無限遠合焦時の第1レンズ群G1の最も像側のレンズ面におけるFナンバー光線の光線高
    hFnoG1F:無限遠合焦時の第1レンズ群G1の最も物体側のレンズ面におけるFナンバー光線の光線高
    BF:無限遠合焦時のバックフォーカスの長さ
    νdG1Nνmax:第1レンズ群G1に含まれる負レンズのうち、アッベ数が最大の負レンズのd線に対するアッベ数
    θgFG1Nνmax:第1レンズ群G1に含まれる負レンズのうち、アッベ数が最大の負レンズのg線とF線に対する部分分散比
    νdG2Pνmax:第2レンズ群G2に含まれる正レンズのうち、アッベ数が最大の正レンズのd線に対するアッベ数
    θgFG2Pνmax:第2レンズ群G2に含まれる正レンズのうち、アッベ数が最大の正レンズのg線とF線に対する部分分散比
  2. 前記第1レンズ群G1は、最も物体側から像側へ順に、前記第1の負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた第2の負メニスカスレンズ、物体側に凸面を向けた第3の負メニスカスレンズを連続して有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の大口径広角レンズ。
  3. 前記第1レンズ群G1は、物体側から像側へ順に、負の屈折力の第1aレンズ群G1a、正の屈折力の第1bレンズ群G1bから構成され、
    無限遠物体から近距離物体へのフォーカシングに際して、前記第1aレンズ群G1a、開口絞りS、及び前記第2レンズ群G2は不動であり、前記第1bレンズ群G1bの全体、または、前記第1bレンズ群G1bの物体側の一部が光軸に沿って像側へ移動し、
    前記第1aレンズ群G1aに含まれるレンズのレンズ面に前記第2非球面AS2を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の大口径広角レンズ。
  4. 前記第1aレンズ群G1aは、前記第3の負メニスカスレンズより像側に、少なくとも1枚の負レンズと少なくとも1枚の正レンズを有し、
    以下の条件式を満足することを特徴とする請求項3に記載の大口径広角レンズ。
    (8) −2.40<f1a/f<−1.30
    但し、
    f1a:第1レンズ群G1aの焦点距離
  5. 以下の条件式を満足することを特徴とする請求項3又は4に記載の大口径広角レンズ。
    (9) 1.85<ndG1aNnmax
    但し、
    ndG1aNnmax:第1aレンズ群G1aに含まれる負レンズのうち、屈折率が最大の負レンズのd線に対する屈折率
  6. 前記第1bレンズ群G1bは、第1bレンズ群G1b内の最も長いレンズ面間隔を境として、負の屈折力の第1bFレンズ群G1bF、正の屈折力の第1bRレンズ群G1bRから構成され、
    前記第1bFレンズ群G1bFは、少なくとも1枚の物体側に凸面を向けた負メニスカスレンズを有し、
    以下の条件式を満足することを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の大口径広角レンズ。
    (10) 0.6<DmaxG1b/f<2.0
    (11) 0.4<β1bF<0.92
    但し、
    DmaxG1b:第1bレンズ群G1b内の最も長いレンズ面間隔の長さ
    β1bF:無限遠合焦時の第1bFレンズ群G1bFの横倍率
  7. 前記第2レンズ群G2に含まれるレンズのレンズ面に第3非球面AS3を有し、
    以下の条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の大口径広角レンズ。
    (12) DAS3/BF<1.60
    但し、
    DAS3:無限遠合焦時の第3非球面AS3から像面までの光軸上の長さ
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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