JP2018013615A - 管内カメラ及び管内カメラ用の透明シールド保護カバー - Google Patents

管内カメラ及び管内カメラ用の透明シールド保護カバー Download PDF

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力 佐瀬
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【課題】洗浄用のホースから噴射される高圧水の直撃を受けてもカメラ内への浸水を防止でき、また、カメラのレンズに生じる曇りを防止することができる管内カメラを提供する。
【解決手段】管内カメラ1は、本体ケース2の一端に外部と内部とを隔てる透明シールド3が設けられ、本体ケース2内における透明シールド3から離間して撮像部4が配置され、撮像部4に接続する撮像データの送信ケーブル5が本体ケース2の防水口6から外部に伸出し、且つ、透明シールド3の厚みを少なくとも4mm以上の肉厚とし、また、透明シールド3と撮像部4との間に不活性ガスを充填する。
【選択図】図1

Description

本発明は、排水管など管内部の状態を確認する管内カメラに関し、より詳しくは、ノズルから噴射される高圧水を受けても、カメラ内への浸水を抑制でき、またカメラのレンズに生じる曇りを抑制することができる管内カメラに関する。
近年、排水管の内部洗浄に際し、排水管内に管内カメラを挿入して排水管内の事前チェックを実施することが増えてきている。この管内カメラによって排水管内の状態を一応把握できるのであるが、カメラのケーブは相当に硬く、直角に曲がる折曲部がいくつも存在し、ときに隣設して存在する場合もあるマンションの排水管路では、直角に曲がる折曲部を2つ通過するのがやっとであった。
また、洗浄前の排水管の内部は、特にディスポーザを備えるシンクの排水管においては貝殻や卵殻の屑が堆積、また油脂が管内壁に付着していることから、管内カメラの排水管内への挿入は難しく、これにより、排水管の内部洗浄を実施するときに洗浄用の高圧ホースにカメラのケーブを取り付け、またケーブルは、直角に曲がる折曲部を通過し易いように柔軟性を有するケーブルに変更して実施していた。
しかしながら、ディスポーザに接続される排水横管の堆積物を排水縦管に流入させないにようにして排水縦管の閉塞事故を防止するようにした排水管の洗浄工法では、洗浄用のホースから噴射される高圧水が高圧ホースに取り付けたカメラを直撃するためにカメラの使用開始の早い時からカメラ内への浸水が発生したり、また、カメラのレンズに曇りが発生したりと、カメラを長期に渡り安定して使用するこができなかった。
また、ディスポーザに接続される排水横管に貝殻や卵殻の粉砕屑が大量に堆積している場合は、洗浄用の高圧水によって飛散した貝殻や卵殻の硬質粉砕屑がカメラのレンズに大量に当たってカメラのレンズが傷付くと共に、この傷付きによりレンズに曇りが生じ、最悪の場合、使用開始1日でカメラが使用不能(撮影不可)になってしまう場合もあった。
上述の、浸水が生じたカメラやレンズに曇りが生じたカメラは、カメラを交換しなければならないので、カメラの交換に掛かるコストの増加が問題であった。
特開2015−138250
本発明は、洗浄用のホースから噴射される高圧水の直撃を受けてもカメラ内への浸水を防止することができるとともに、カメラのレンズに生じる曇りを防止することができる管内カメラを提供することを目的の一つとする。また、高圧水を用いた洗浄作業時に適する管内カメラの保護カバーを提供することをもう一つの目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る管内カメラは、管の洗浄時に管内を撮影するための管内カメラであって、該管内カメラは、本体ケースの一端に外部と内部とを隔てる透明シールドが設けられ、本体ケース内において透明シールドから離間して撮像部が配置されており、該撮像部に接続する撮像データの送信ケーブルが本体ケースの防水口から外部に伸出しており、且つ、透明シールドと撮像部との間に所定の気体が充填されていることを特徴とする。
なお、上述の管とは、排水管/通気管/融雪管/ダクト等の建物配管および埋設配管で、そして、洗浄ホースを挿入可能な全ての配管に使用する。
また、上述の透明シールドの厚みを、少なくとも4mm以上とし、且つ、エポキシ樹脂を主成分とする接着剤を用いて本体ケースに接着固定していることを特徴とする。
また、上述の気体が、不活性ガスであることを特徴とする。
また、上述の不活性ガスが、アルゴンガス、ヘリウムガス、窒素ガスのうちの少なくとも1つからなることを特徴とする。
さらに、本発明に係る管内カメラ用の透明シールド保護カバーは、上述の管内カメラ用の透明シールド保護カバーであって、該透明シールド保護カバーは、上記透明シールドの前側に装着可能に構成され、該透明シールド保護カバー内に液体を満たすことのできる空間を有することを特徴とする。
また、透明シールド保護カバーは、先端が半球体あるいは錐体の形状になっている円筒体であることを特徴とする。
また、上述の液体が、アルコール類であることを特徴とする。例えば、三価アルコールのグリセリンである。
本発明の管内カメラによれば、洗浄用のホースから噴射される高圧水が高圧ホースに取り付けたカメラを直撃してもカメラ内に浸水することがなく、また、カメラの撮像部に曇りが発生することがないので、カメラを長期に渡り安定して使用することができる。そして、洗浄ホースの進行方向を容易に把握できて、管内カメラを水管の奥まったところまで進入させることができる。
また、本発明の管内カメラの保護カバーすなわち管内カメラ用の透明シールド保護カバーによれば、透明シールド保護カバー内を液体で満たしているので、透明シールド保護カバー内に水滴による曇りが発生することがない。なお、透明シールド保護カバーを、先端が半球体あるいは錐体の形状になっている円筒体にすることで、高圧水によって飛散した硬質粉砕屑が当たる部位が保護カバーの先端付近に集中するため、該先端付近が傷付き曇った場合でも、管内カメラによる撮影を、保護カバーの先端付近を除く部分から続けることができる。
そして、透明シールド保護カバーは管内カメラに着脱自在になっているので、透明シールド保護カバーを交換する場合でも容易に交換でき、また、透明シールド保護カバーを一体成型で製造できるので製造コストも非常に安価に抑えられ、これにより、コストを気にせず透明シールド保護カバーを交換できて、洗浄品質の向上、洗浄作業時間の短縮、洗浄水の節約など多大な効果を発揮することができる。
本発明に係る管内カメラの内部構造を示す図。 管内カメラの斜視図。 透明シールド保護カバーの実施例を示す一部断面図。 透明シールド保護カバーを装着した管内カメラの斜視図。 管内カメラを高圧洗浄ホースに装着した状態の実施例を示す斜視図。
以下、本発明に係る管内カメラと管内カメラの保護カバーを、添付図面に示す具体例に基づいて説明する。
図1に示すように、管内カメラ1は、本体ケース2の一端に外部と内部とを隔てる透明シールド3が設けられ、そして、本体ケース2内における透明シールド3から離間して撮像部4が配置され、この撮像部4に接続する撮像データの送信ケーブル5(通信ケーブル)が、本体ケース2の防水口6から外部に伸出している。さらに、本体ケース2内における透明シールド3と撮像部4との空間に、不活性ガス7が充填されている。
また、透明シールド3は、エポキシ樹脂を主成分とする接着剤8を用いて、本体ケース2に接着固定し、透明シールド3の厚みとしては、製造面や接着強度面を考慮すると、少なくとも4mm以上、具体的には6mm程度にするのがよい。これにより、洗浄用のホースから噴射される高圧水が高圧ホースに取り付けたカメラを直撃しても、カメラ内への浸水を防止できる。なお、透明シールド3の周面に溝部(図示は省略)を設けると共に接着剤8を溝部に十分に充填させて、浸水をしっかりと防止できるようにしてもよい。
また、透明シールド3の素材としては、サファイヤガラス/石英ガラス/フロートガラス/強化ガラス/高透過ガラスなどが上げられる。
また、撮像部4は、CMOSセンサやCCDセンサを用いて本発明の管内カメラ1の専用品としてもよいが、勿論、市販のCMOSセンサやCCDセンサを用いてもよい。
また、撮像部4に接続する撮像データの送信ケーブル5が外部に引き出される部位たる防水口6は、防水処理や防水加工の公知技術を用いたり、市販の防水可能なグロメットを用いて構成すればよく、防水をしっかりとできれば、上述のグロメットに限らず所望の方法や防水可能な物品を用いて行えばよい。
そして、送信ケーブル5は、本体ケース2内における撮像部4の接続部4aと防水口6との間は少々余裕を持たせた状態で架設させ、本体ケース2外で送信ケーブル5が引っ張られた際に、撮像部4の接続部4aにおける断線事故を低減できるようにしておくのがよい。
また、不活性ガス7としては、調達面やコスト面を考慮すると、アルゴンガスやヘリウムガスそして窒素ガスを用いるのがよい。不活性ガス7を、本体ケース2内における透明シールド3と撮像部4との空間に充填させることで、カメラの撮像部4に曇りが生じることがない。
そして、管内カメラ1の透明シールド保護カバー9は、図3に示すように、上述の管内カメラ1の透明シールド3を保護するためのもので、図3(a)に示した先端部9aが半球体あるいは図3(b)に示した先端部9aが錐体の形状の円筒体にすれば、貝殻や卵殻の粉砕屑が大量に堆積しているディスポーザに接続される排水横管を洗浄する際、高圧水によって飛散した硬質粉砕屑が透明シールド保護カバー9の先端部9a付近に集中し、該先端部9a付近が傷付いて曇った場合でも、透明シールド保護カバー9の先端部9a付近を除く部分から管内カメラ1による撮影を続けることができる。
図3(c)に示す一般に多数使用されている先端部9aが平面の透明シールド保護カバー9は、貝殻や卵殻の粉砕屑の堆積量が少ない排水横管を洗浄する場合や、他の水管(共用部の排水管や雨水管等)を洗浄する際に用いられる。
また、透明シールド保護カバー9の基部9bは、透明シールド保護カバー9を管内カメラ1の透明シールド3部分に装着するための装着構造部になっている。なお、実施例では、基部9bにおける装着構造の図示は省略しており、例えば、管内カメラ1に透明シールド保護カバー9の基部9bを螺着するようにしたり、透明シールド保護カバー9の基部9bを嵌着できるようにしたりと、公知の装着構造を用いればよい。
また、上述の透明シールド保護カバー9は、該透明シールド保護カバー9内を液体10で満たしてから管内カメラに装着する。これにより、透明シールド保護カバー9内に水滴(水分/結露)による曇りが発生することがない。図4は、図3(a)に示した、先端部9aが半球体の透明シールド保護カバー9を装着した管内カメラ1の斜視図である。
また、液体としては、調達面やコスト面を考慮するとアルコール類を用いるのがよい。具体的には、三価アルコールのグリセリンがよい。
また、透明シールド保護カバー9の素材としては、サファイヤガラス/石英ガラス/フロートガラス/強化ガラス/高透過ガラス/薄板ガラスなどが上げられる。なお、厚みは、上述の素材の強度等を考慮し、洗浄水の直撃を受けても破損しない強度を有する厚みとすればよい。
図5は、透明シールド保護カバー9を装着した管内カメラ1を、先端に噴射ノズル12を備える洗浄ホース11に取り付けた状態の実施例を示す斜視図で、管内カメラ1および送信ケーブル5は、防水テープやケーブルキャッチまたバンドなどの市販の固定具によって洗浄ホース11に装着されている。なお、図5では、固定具の図示は省略している。勿論、管内カメラ1のみを管内に挿入し、管内状況を把握する場合もある。
そして、本発明の管内カメラ1は、排水管/通気管/融雪管/ダクト等の建物配管および埋設配管に使用する。すなわち、洗浄ホースを挿入可能な全ての配管に使用する。なお、管内カメラ1は、該管内カメラ1のみを管内に挿入し、管内状況を把握する場合もある。
1…管内カメラ
2…本体ケース
3…透明シールド
4…撮像部
5…送信ケーブル
6…防水口
7…不活性ガス
8…接着剤
9…透明シールド保護カバー
9a…先端部
9b…基部
10…液体
11…洗浄ホース
12…噴射ノズル

Claims (7)

  1. 管の洗浄時に、該管内を撮影するための管内カメラであって、
    該管内カメラは、
    本体ケースの一端に外部と内部とを隔てる透明シールドが設けられ、
    本体ケース内において透明シールドから離間して撮像部が配置されており、
    該撮像部に接続する撮像データの送信ケーブルが本体ケースの防水口から外部に伸出しており、
    且つ、透明シールドと撮像部との間に所定の気体が充填されている、
    ことを特徴とする管内カメラ。
  2. 透明シールドの厚みを、少なくとも4mm以上とし、
    且つ、エポキシ樹脂を主成分とする接着剤を用いて本体ケースに接着固定している、
    ことを特徴とする請求項1に記載の管内カメラ。
  3. 気体が、
    不活性ガスである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の管内カメラ。
  4. 不活性ガスが、
    アルゴンガス、ヘリウムガス、窒素ガスのうちの少なくとも1つからなる、
    ことを特徴とする請求項3に記載の管内カメラ。
  5. 請求項1に記載の管内カメラ用の透明シールド保護カバーであって、
    該透明シールド保護カバーは、上記透明シールドの前側に装着可能に構成され、
    該透明シールド保護カバー内に液体を満たすことのできる空間を有する、
    ことを特徴とする管内カメラ用の透明シールド保護カバー。
  6. 透明シールド保護カバーは、
    先端が半球体あるいは錐体の形状になっている円筒体である、
    ことを特徴とする請求項5に記載の管内カメラ用の透明シールド保護カバー。
  7. 上記液体が、
    アルコール類である、
    ことを特徴とする請求項5に記載の管内カメラ用の透明シールド保護カバー。
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