JP2018011258A - 処理制御装置、処理制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】使用可能なプロセッサを効率的に使用する。【解決手段】処理制御装置100は、特定部110と、制御部120とを含む。特定部10は、並列に動作する複数の要素プロセッサのうち使用可能な要素プロセッサを特定する。制御部120は、n単位(n≧2)に分割される演算処理を実行する場合において、特定された要素プロセッサの数がn未満であるとき、当該特定された要素プロセッサの少なくともいずれかに、2以上の単位の分割された演算処理を時分割処理により実行させる。【選択図】 図1

Description

本開示は、処理制御装置、処理制御方法及びプログラム等に関する。
複数のプロセッサを並列に動作させる技術が知られている(例えば特許文献1参照)。このような技術は、例えば、同種の処理が複数回繰り返し実行される場合に適用される。
国際公開第2002/069174号
複数のプロセッサを並列に動作させて処理を実行する場合において、当該処理を実行するために必要な数のプロセッサが使用可能でないとき、必要な数のプロセッサが使用可能になるまで当該処理の実行を待機しなければならない場合がある。このような場合は、処理の実行を待機する分、プロセッサのリソースを有効に使用できていないといえる。
本開示の例示的な目的の一つは、使用可能なプロセッサを効率的に使用できるようにすることにある。
一の態様において、並列に動作する複数の要素プロセッサのうち使用可能な要素プロセッサを特定する特定部と、n単位(n≧2)に分割される演算処理を実行する場合において、前記特定された要素プロセッサの数がn未満であるとき、当該特定された要素プロセッサの少なくともいずれかに、2以上の単位の分割された前記演算処理を時分割処理により実行させる制御部とを含む処理制御装置が提供される。
別の態様において、並列に動作する複数の要素プロセッサのうち使用可能な要素プロセッサを特定し、n単位(n≧2)に分割される演算処理を実行する場合において、前記特定された要素プロセッサの数がn個未満であるとき、当該特定された要素プロセッサの少なくともいずれかに、2以上の単位の分割された前記演算処理を時分割処理により実行させる処理制御方法が提供される。
さらに別の態様において、コンピュータに、並列に動作する複数の要素プロセッサのうち使用可能な要素プロセッサを特定するステップと、n単位(n≧2)に分割される演算処理を実行する場合において、前記特定された要素プロセッサの数がn未満であるとき、当該特定された要素プロセッサの少なくともいずれかに、2以上の単位の分割された前記演算処理を時分割処理により実行させるステップとを実行させるためのプログラムが提供される。
本開示によれば、使用可能なプロセッサが効率的に使用される。
図1は、処理制御装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、処理制御装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 図3は、映像処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図4は、映像処理システムにおいて実行される処理とデータの流れの一例を示す図である。 図5は、制御装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 図6は、変換スレッドの実行手順の一例を示す模式図である。 図7は、変換スレッドの実行手順の一例を示す模式図である。 図8は、変換スレッドの実行単位を例示する図である。 図9は、変換スレッドの実行手順の一例を示す図である。 図10は、変換スレッドの実行手順の一例を示す図である。 図11は、コンピュータ装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
[第1実施形態]
図1は、一実施形態に係る処理制御装置100の構成を示すブロック図である。処理制御装置100は、複数の要素プロセッサの動作を制御する装置である。換言すれば、処理制御装置100は、複数の要素プロセッサにより実行される処理を制御する装置である。なお、処理制御装置100により制御される要素プロセッサの数は、特定の数に限定されない。
ここにおいて、要素プロセッサとは、並列に動作する複数のプロセッサのそれぞれをいう。要素プロセッサは、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)等のマルチコアプロセッサを構成するプロセッサ、すなわちプロセッサコアである。要素プロセッサは、PE(Processing Element)ともいう。
処理制御装置100は、マルチコアプロセッサを構成する複数の要素プロセッサのいずれか1つによって実現されてもよい。換言すれば、ここでいうマルチコアプロセッサは、処理制御装置100に相当する要素プロセッサと、処理制御装置100によって動作が制御される他の要素プロセッサとを含んで構成されてもよい。
処理制御装置100は、特定部110と、制御部120とを含んで構成される。処理制御装置100は、必要に応じて、他の構成を含んでもよい。特定部110及び制御部120は、ソフトウェアを用いて実現されてもよい。
特定部110は、並列に動作する複数の要素プロセッサのうちの使用可能な要素プロセッサを特定する。ここにおいて、使用可能な要素プロセッサとは、制御部120からの命令に応じて処理を実行可能な状態にある要素プロセッサをいう。使用可能な要素プロセッサとは、空き状態にある要素プロセッサであるともいえる。
いくつかの態様において、特定部110は、要素プロセッサの使用率に基づいて当該要素プロセッサが使用可能であるか判断することが可能である。例えば、特定部110は、使用率が所定の閾値以下である要素プロセッサを使用可能であると判断する。
なお、特定部110は、使用可能な要素プロセッサそのものではなく、使用可能な要素プロセッサの数を特定するよう構成されてもよい。また、特定部110は、使用可能な要素プロセッサを、所定の時間間隔で繰り返し特定するよう構成されてもよい。
制御部120は、要素プロセッサに演算処理を実行させる。制御部120は、演算処理を実行するよう要素プロセッサに命令する。例えば、制御部120は、データが入力されると、入力されたデータに応じた演算処理を1又は複数の要素プロセッサに実行させる。
ここでいう演算処理は、複数の単位に分割されて並列に実行される場合がある。1単位の処理は、1つの要素プロセッサで実行可能な処理である。全体として1つの演算処理がn単位(n≧2)に分割可能である場合のnのことを、以下においては「並列数」ともいう。並列数は、特定の値に限定されず、入力されるデータ又は当該データの種類に応じて異なり得る。
制御部120は、1又は複数の要素プロセッサに、2以上の単位の分割された演算処理を時分割処理により実行させることが可能である。例えば、制御部120は、所定の条件が満たされた場合に、要素プロセッサに複数の処理を時分割処理で実行させる。
図2は、処理制御装置100が実行する処理を示すフローチャート200を示す。処理制御装置100は、例えば、データが入力されたタイミングで、図2に示される処理を実行する。なお、以下の説明は、処理制御装置100がn単位に分割されて実行される演算処理を実行する場合の例である。
ステップ210において、特定部110は、並列に動作する所定数の要素プロセッサのうち使用可能な要素プロセッサを特定する。説明の便宜上、以下においては、ステップ210において特定された要素プロセッサの数を「m」とする。
ステップ220において、制御部120は、要素プロセッサの数mと演算処理の並列数nとを比較する。制御部120は、これらの値の比較結果に応じて異なる処理を実行する。
m≧nの場合(ステップ220:YES)、制御部120は、ステップS13において、並列数nの演算処理を分割した処理のそれぞれを、使用可能なm個の要素プロセッサのうちのn個に実行させる。すなわち、制御部120は、ステップ210において特定された要素プロセッサの数が演算処理の並列数以上である場合には、並列数nの演算処理をn個の要素プロセッサに並列に実行させる。
一方、m<nの場合(ステップ220:NO)、制御部120は、ステップS14において、使用可能なm個の要素プロセッサの少なくともいずれかに、n個に分割された演算処理の2以上の単位を時分割処理により実行させる。すなわち、制御部120は、ステップ210において特定された要素プロセッサの数が演算処理の並列数未満である場合には、(nより少ない)m個の要素プロセッサの少なくともいずれかに2以上の単位の分割された処理を割り当てることにより、並列数nの演算処理を当該m個の要素プロセッサに並列に実行させる。
以上のとおり、本実施形態の処理制御装置100は、特定部120により特定された要素プロセッサの数が演算処理の並列数未満である場合に、当該特定された要素プロセッサの少なくともいずれかに時分割処理を実行させる構成を有する。このような構成は、使用可能な要素プロセッサの数が並列数以上になってから要素プロセッサに演算処理を実行させる構成に比べ、要素プロセッサが空き状態にある時間を少なくすることを可能にする。したがって、処理制御装置100によれば、使用可能なプロセッサを効率的に使用することが可能である。
[第2実施形態]
図3は、別の実施形態に係る映像処理システム300の構成を示すブロック図である。映像処理システム300は、データ供給装置310と、映像処理装置320と、データ出力装置330とを含んで構成される。データ供給装置310、映像処理装置320及びデータ出力装置330は、映像処理システム300に複数備わっていてもよい。
データ供給装置310及びデータ出力装置330は、映像処理装置320と通信可能に接続されている。データ供給装置310及びデータ出力装置330は、インターネット、LAN(Local Area Network)などのネットワークを介して映像処理装置320に接続されてもよく、ケーブル等によって映像処理装置320に直接接続されてもよい。あるいは、映像処理装置320は、データ供給装置310又はデータ出力装置330の一部であってもよい。
データ供給装置310は、映像処理装置320に映像データを供給する。データ供給装置310は、例えば、映像データを蓄積したストレージ装置であってもよく、映像データを生成する撮影装置であってもよい。データ供給装置310は、複数の映像データを映像処理装置320に供給することができる。
ここでいう映像データは、複数フレームの静止画像によって動画を表す。映像データは、例えば、ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector)により規格化されたH.264、H.265などの符号化方式に従って符号化されたデータである。映像データは、MXF(Material eXchange Format)などの所定のフォーマットでやり取りされてもよい。MXFファイルは、映像データのほかに音声データやメタデータを含むことができる。
映像処理装置320は、データ供給装置310から供給された映像データに映像処理を実行する。映像処理装置320は、例えば、いわゆるトランスコーダの機能を有する。映像処理装置320が実行する映像処理は、映像の符号化処理を含む。映像処理装置320は、入力された映像データに所定の映像処理を実行し、処理後の映像データをデータ出力装置330に供給する。
映像処理装置320は、より詳細には、制御装置321とPE322〜322とを含む。制御装置321は、PE322〜322の動作を制御する。PE322〜322は、制御装置321からの命令に従って処理を実行する。また、PE322〜322は、その一部または全部を並列に動作させることができる。
以下において、PE322〜322は、これらを総称する場合に「PE322」とも表記される。PE322の総数、すなわちMの値は、映像処理システム300の規模に依存し、特定の値に限定されない。また、PE322〜322は、各々を識別するための識別番号が割り当てられる。説明の便宜上、ここでは、1〜Mの添え字が識別番号として用いられる。
制御装置321は、第1実施形態の処理制御装置100の一例に相当する。すなわち、制御装置321は、必要に応じて、使用可能なPE322の少なくともいずれかに対して時分割処理を実行させることが可能である。制御装置321は、第1実施形態の特定部110及び制御部120に相当する機能を少なくとも有する。なお、本実施形態における並列数(n)は、あらかじめ決められていてもよく、映像データ(又はその種類)に応じて異なってもよい。
なお、制御装置321は、PEのいずれかによって実現されてもよい。この場合、映像処理装置320は、M+1個のPEを有し、そのうちのいずれかに制御装置321に相当する機能が割り当てられてもよい。
データ出力装置330は、映像処理が実行された映像データを出力する。ここでいう出力は、映像の再生や、映像データの記憶媒体への記録を含み得る。また、データ出力装置330は、ストレージ装置であってもよい。データ出力装置330がストレージ装置である場合、このストレージ装置は、データ供給装置310及びデータ出力装置330の双方の機能を有してもよい。
図4は、映像処理システム300において実行される処理とデータの流れの一例を示す図である。図4に示される例は、MXFファイルに含まれる映像データに変換処理を実行する例である。ここでいう変換処理は、画像サイズ(解像度)の変換又は補正、色空間の変換、ファイルフォーマットの変換などを含み得る。
映像処理装置320は、入力スレッド420、変換スレッド440及び出力スレッド460を実行する。映像処理装置320は、映像データに対する処理のほか、音声データに対する処理やメタデータに対する処理を実行し得る。すなわち、映像処理装置320は、入力スレッド420、変換スレッド440及び出力スレッド460に加えて他のスレッドを実行してもよい。
入力スレッド420は、MXFファイル410の入力を受け付ける。入力スレッド420は、MXFファイル410から映像データを抽出し、映像バッファ430に供給する。映像バッファ430は、入力スレッド420から供給された映像データを一時的に記憶する。また、入力スレッド420は、MXFファイル410から音声データやメタデータを抽出し、それぞれのデータを対応するバッファに供給してもよい。
変換スレッド440は、映像データに変換処理を実行する。変換スレッド440は、例えば、ある符号化方式を用いて符号化(エンコード)されている映像データを復号(デコード)してから変換処理を実行し、変換処理後の映像データを別の符号化方式を用いて符号化する。変換スレッド440は、変換処理が実行された映像データを映像バッファ450に供給する。映像バッファ450は、変換スレッド440により変換処理が実行された映像データを一時的に記憶する。
変換スレッド440は、映像データの所定の単位毎に変換処理を実行する。本実施形態において、変換スレッド440は、映像データのフレーム毎に変換処理を実行する。例えば、制御装置321は、第1のフレームの変換処理をPE322に実行させる場合、当該第1のフレームに続く第2のフレームの変換処理をPE322以外のPE322〜322のいずれかに実行させる。
PE322は、変換スレッド440を並列に実行することが可能である。例えば、あるフレームに対応する変換スレッド440をPE322が実行している間に、PE322〜322の少なくともいずれかは、別のフレームに対応する変換スレッド440を実行することができる。
変換スレッド440において、制御装置321は、1つの映像データに対して決められた数のPE322を割り当てるように構成される。換言すれば、変換スレッド440において1つの映像データに対して割り当てられるPE322の数は、一定の数に制限されている。1つの映像データに対して割り当てられるPE322の数は、第1実施形態における「並列数(n)」に相当する。
また、制御装置321は、複数の映像データに対する変換スレッド440を、複数のPE322に並列に実行させることが可能である。例えば、X個の映像データに対して同時に変換処理を実行する場合、制御装置321は、X×n個(ただし、X×n≦M)のPE322に変換スレッド440を実行させる。
出力スレッド460は、変換スレッド440により変換処理が実行された映像データを出力する。出力スレッド460は、映像バッファ450に記憶された各フレームのデータを結合して出力する。出力スレッド460は、映像バッファ450に記憶されたデータを、各フレームが所定の順番で再生されるように結合する。出力スレッド460は、映像データと他のデータ(音声データ、メタデータなど)とを含むMXFファイル470を生成して出力する。
図5は、制御装置321が実行する処理を示すフローチャート500を示す。フローチャート500は、制御装置321がPE322に変換スレッド440を割り当てるときに実行する処理を示している。
ステップ510において、制御装置321は、処理待ちの映像データがあるか判断する。処理待ちの映像データは、具体的には、映像バッファ430に記憶された変換処理の実行前の映像データである。制御装置321は、処理待ちの映像データがない場合(ステップ510:NO)、ステップ510の判断を繰り返す。一方、制御装置321は、処理待ちの映像データがある場合(ステップ510:YES)、ステップ520を実行する。
ステップ520において、制御装置321は、使用可能なPE322を特定する。PE322〜322は、例えば、各々の使用率を制御装置321に通知する。この例において、制御装置321は、使用可能なPE322を各々の使用率に基づいて特定する。
ステップ530において、制御装置321は、使用可能なPE322の数(m)と並列数(n)とを比較する。なお、並列数は、映像データの種類に応じて異なる場合がある。制御装置321は、例えば、映像データの符号化方式や、映像データに対応するMXFファイルに含まれているメタデータに基づいて並列数を特定してもよい。
m≧nの場合(ステップ530:YES)、制御装置321は、ステップ540を実行する。ステップ540において、制御装置321は、使用可能なm個のPE322のうちn個のPE322に、処理待ちの映像データに対応する変換スレッドを実行させる。例えば、制御装置321は、使用可能なm個のPE322から、識別番号が小さい順にn個のPE322を選択し、選択されたPE322に変換スレッドの実行を命令する。
一方、m<nの場合(ステップ530)、制御装置321は、ステップ550を実行する。ステップ550において、制御装置321は、時分割処理を実行させるPE322を決定する。例えば、制御装置321は、使用可能なm個のPE322から、識別番号が最も小さいPE322(又は識別番号が小さい複数個のPE322)に時分割処理を実行させる。
例えば、n−m>mを満たす場合、制御装置321は、n−m個のPE322に時分割処理を実行させてもよい。一方、n−m≦mを満たす場合、制御装置321は、m個のPE322に時分割処理を実行させてもよい。あるいは、使用可能なPE322の数がある閾値未満である場合、制御装置321は、使用可能なPE322の数が当該閾値以上になるまで変換スレッドの実行を待機してもよい。
ステップ560において、制御装置321は、使用可能なm個のPE322に、処理待ちの映像データに対応する変換スレッドを実行させる。制御装置321は、m個の使用可能なPE322のうち、ステップ550において決定されたPE322に時分割処理を実行させることにより、並列数nの変換スレッドをnより少ない数のPE322を用いて実行することができる。
制御装置321は、ステップ540又は560の後、ステップ570を実行する。ステップ570において、制御装置321は、処理を終了すべき条件(以下「終了条件」という。)が満たされたか判断する。終了条件が満たされるのは、例えば、処理待ちの映像データが存在しない場合や、ユーザによって処理の終了が指示された場合である。このような場合(ステップ570:YES)、制御装置321は、変換スレッドの割り当てを終了する。
一方、終了条件が満たされていない場合(ステップ570:NO)、制御装置321は、ステップ510を再び実行する。すなわち、制御装置321は、この場合、終了条件が満たされるまで、ステップ510〜570の処理を繰り返し実行する。
図6及び図7は、本実施形態における変換スレッドの実行手順の一例を示す模式図である。これらの例において、並列数(n)は、説明を簡単にするために「3」であるとする。実際の並列数は、これより多くてもよい。図6は、使用可能なPE322の数(m)が「3」以上であり、PE322、PE322及びPE322が使用可能である場合の例である。一方、図7は、使用可能なPE322の数(m)が「2」であり、PE322及びPE322が使用可能である場合の例である。なお、変換スレッドの実行に要する時間(すなわち各スレッドの横方向の長さ)は、フレーム毎に異なり得る。
図6の例において、制御装置321は、第1フレームの画像の変換スレッド601をPE322に実行させる。また、制御装置321は、第1フレームに続く第2フレームの画像の変換スレッド602をPE322に実行させ、第2フレームに続く第3フレームの画像の変換スレッド603をPE322に実行させる。制御装置321は、同様の要領で、第4、第7、第10、第13フレームの変換スレッド604、607、610、613をPE322に実行させる。また、制御装置321は、第5、第8、第11、第14フレームの変換スレッド605、608、611、614をPE322に、第6、第9、第12、第15フレームの画像の変換スレッド606、609、612、615をPE322に、それぞれ実行させる。
一方、図7の例において、制御装置321は、第1フレームの画像の変換スレッドと第2フレームの画像の変換スレッドとを時分割処理によってPE322に実行させる(701)。また、制御装置321は、第3フレームの画像の変換スレッド703をPE322に実行させる。
制御装置321は、第4フレーム以降の画像についても、PE322には時分割処理によって変換スレッドを実行させる(704、707)。図7の例において、制御装置321は、図6の例においてPE322及びPE322に実行させるフレームの処理をPE322に実行させ、図6の例においてPE322に実行させるフレームの処理をPE322に実行させる(703、706、…、718)。
本実施形態の映像処理システム300は、使用可能なPE322の数(m)が並列数(n)より少ない場合に、使用可能なPE322の少なくともいずれかに時分割処理を実行させる構成を有する。この構成は、使用可能なPE322の数が並列数より少ない段階で変換スレッドの実行を開始させることを可能にする。
したがって、映像処理システム300によれば、使用可能なPE322の数が並列数以上になるまで変換スレッドの実行を待機する場合に比べ、使用可能なPE322を空き状態のままにさせる時間を減らすことが可能である。映像処理システム300によれば、例えば、処理が実行されるMXFファイルが映像処理装置320に多数入力されるような場合に、入力されるファイル全体としての処理を効率的に実行することが可能である。
本実施形態において、時分割処理を伴う映像処理は、特定の映像データのみに着目すると、時分割処理を伴わない映像処理よりも時間を要する場合がある。しかし、映像処理装置320は、使用可能なPE322が並列数に満たなくても変換スレッドの実行を開始することができる。そのため、映像処理装置320は、例えば多数の映像データが入力される場合に、全部の映像データに対する映像処理が終了するまでの所要時間を短縮することが可能である。
[第3実施形態]
映像処理システム300は、他の実施形態によっても実施可能である。例えば、映像処理装置320は、変換スレッドをフレーム単位と異なる単位で実行することが可能である。いくつかの態様において、映像処理装置320は、映像データを構成するフレームのうちの所定の領域毎に変換スレッドを実行することが可能である。なお、本実施形態の映像処理システム300の構成は、第2実施形態において説明された構成と同様でよい。
図8は、本実施形態における変換スレッドの実行単位を例示する図である。図8に示される例は、並列数が「3」である場合の例である。この例において、フレーム800は、3つの領域、すなわち領域810、820、830に分割される。領域810、820、830は、例えば同一のサイズ、すなわちフレーム800を等分割した領域であるが、必ずしも同一のサイズでなくてもよい。以下においては、このように分割された領域のそれぞれのことを「スライス」ともいう。制御装置321は、PE322に変換スレッドをスライス単位で実行させる。
図9及び図10は、本実施形態における変換スレッドの実行手順の一例を示す図である。これらの例において、並列数(n)は、第2実施形態の例(図6及び図7参照)と同様に「3」であるとする。図9は、使用可能なPE322の数(m)が「3」以上であり、PE322、PE322及びPE322が使用可能である場合の例である。一方、図10は、使用可能なPE322の数(m)が「2」であり、PE322及びPE322が使用可能である場合の例である。
図9の例において、制御装置321は、PE322にスライス810の変換スレッド911、921、931、941、PE322にスライス820の変換スレッド912、922、932、942、PE322にスライス830の変換スレッド913、923、933、943をそれぞれ実行させる。本実施形態において、制御装置321は、第2実施形態と異なり、PE322、PE322及びPE322のそれぞれに各フレームの処理を実行させる。また、制御装置321は、PE322、PE322及びPE322のそれぞれに各フレームの一部の領域の処理を実行させる。例えば、PE322は、第1フレーム、第2フレーム、第3フレームのいずれについてもスライス810の変換スレッドを実行する。
一方、図10の例において、制御装置321は、PE322にスライス810、820の変換スレッドを時分割処理により実行させる(1001、1002)。また、制御装置321は、PE322にスライス830の変換スレッド1003、1004、1005、1006を実行させる。制御装置321は、いずれのフレームについても、PE322及びPE322に同様の処理を実行させる。
本実施形態は、変換スレッドにより映像バッファ430から読み出される映像データの単位が第2実施形態と異なる。より詳細には、変換スレッドは、映像バッファ430に記憶された映像データをスライス単位で読み出し、読み出されたスライス毎の映像データに対して変換処理を実行する。
映像処理システム300は、本実施形態と第2実施形態とで次のような作用効果の相違を生じる。例えば、本実施形態の動作は、n(並列数)分の映像データが映像バッファ430に蓄積されるまで待機する必要がないため、第2実施形態の動作に比べ遅延(レイテンシ)が少ない。また、映像データがH.264規格のデータである場合、第2実施形態は、出力される映像データの全フレームがIDR(Instantaneous Decoder Refresh)フレーム(又はIフレーム)であることを要する。これに対し、本実施形態は、出力される映像データの全フレームがIDRである必要はない。
一方、第2実施形態の動作は、1つの変換スレッドにおいて1フレーム全体を参照することができるため、画面内予測を完全に(すなわち画面全体について)実行することが可能である。また、第2実施形態の動作は、画面の上部から順番に符号化することができるため、画面の上部の符号化難易度をその画面内でフィードバックすることが可能である。
[変形例]
本開示は、上述された第1実施形態〜第3実施形態に限定されない。本開示は、当業者が把握し得る変形又は応用を適用した形態を含み得る。例えば、本開示は、以下に記載される変形例を含む。また、本開示は、本明細書に記載された事項を必要に応じて適宜に組み合わせた形態を含み得る。例えば、特定の実施形態を用いて説明された事項は、矛盾を生じない範囲において、他の実施形態に対しても適用され得る。
(変形例1)
映像処理システム300は、第2実施形態の処理と第3実施形態の処理とを選択的に実行するように構成されてもよい。例えば、映像処理装置220は、変換処理をフレーム毎又はスライス毎のいずれによって実行するかを、入力される映像データに基づいて決定してもよい。あるいは、映像処理装置220は、変換処理をフレーム毎又はスライス毎のいずれによって実行するかを、映像データに対応するメタデータに基づいて決定してもよい。これにより、映像処理装置220は、入力される映像データにより適した変換処理を実行することが可能である。
(変形例2)
本開示に係る各装置(処理制御装置100、データ供給装置310、映像処理装置320及びデータ出力装置330)の具体的なハードウェア構成は、さまざまなバリエーションが含まれ、特定の構成に限定されない。例えば、各装置は、ソフトウェアを用いて実現されてもよく、複数のハードウェアを用いて各種処理を分担するように構成されてもよい。
図11は、各装置を実現するコンピュータ装置1100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。コンピュータ装置1100は、CPU(Central Processing Unit)1101と、ROM(Read Only Memory)1102と、RAM(Random Access Memory)1103と、記憶装置1104と、ドライブ装置1105と、通信インタフェース1106と、入出力インタフェース1107とを含んで構成される。本開示に係る各装置は、図11に示される構成(又はその一部)によって実現され得る。
CPU1101は、RAM1103を用いてプログラム1108を実行する。プログラム1108は、ROM1102に記憶されていてもよい。また、プログラム1108は、メモリカード等の記録媒体1109に記録され、ドライブ装置1105によって読み出されてもよいし、外部装置からネットワーク1110を介して送信されてもよい。通信インタフェース1106は、ネットワーク1110を介して外部装置とデータをやり取りする。入出力インタフェース1107は、周辺機器(入力装置、表示装置など)とデータをやり取りする。通信インタフェース1106及び入出力インタフェース1107は、データを取得又は出力するための構成要素として機能することができる。
なお、各装置の構成要素は、単一の回路(プロセッサ等)によって構成されてもよいし、複数の回路の組み合わせによって構成されてもよい。ここでいう回路(circuitry)は、専用又は汎用のいずれであってもよい。
上述された実施形態において単体の装置として説明された構成は、複数の装置に分散して設けられてもよい。例えば、処理制御装置100又は映像処理装置320は、クラウドコンピューティング技術などを用いて、複数のコンピュータ装置によって実現されてもよい。
100 処理制御装置
110 特定部
120 制御部
300 映像処理システム
310 データ供給装置
320 映像処理装置
321 制御装置
322〜322 PE
330 データ出力装置
1100 コンピュータ装置

Claims (8)

  1. 並列に動作する複数の要素プロセッサのうち使用可能な要素プロセッサを特定する特定手段と、
    n単位(n≧2)に分割される演算処理を実行する場合において、前記特定された要素プロセッサの数がn未満であるとき、当該特定された要素プロセッサの少なくともいずれかに、2以上の単位の分割された前記演算処理を時分割処理により実行させる制御手段と
    を備える処理制御装置。
  2. 前記演算処理は、映像データに対する映像処理を含み、
    前記制御手段は、前記特定された要素プロセッサに、前記映像データを構成するフレーム毎の前記映像処理を実行させる
    請求項1に記載の処理制御装置。
  3. 前記演算処理は、映像データに対する映像処理を含み、
    前記制御手段は、前記特定された要素プロセッサに、前記映像データを構成するフレームのうちの所定の領域毎の前記映像処理を実行させる
    請求項1に記載の処理制御装置。
  4. 前記演算処理は、映像データに対する映像処理を含み、
    前記制御手段は、前記特定された要素プロセッサに、前記映像データを構成するフレーム毎の映像処理と当該フレームのうちの所定の領域毎の映像処理のいずれかを選択的に実行させる
    請求項1に記載の処理制御装置。
  5. 前記映像処理は、前記映像データを符号化する符号化処理を含む
    請求項2から請求項4までのいずれか1項に記載の処理制御装置。
  6. 前記nは、入力されるデータ又は当該データの種類に応じて異なる
    請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の処理制御装置。
  7. 並列に動作する複数の要素プロセッサのうち使用可能な要素プロセッサを特定し、
    n単位(n≧2)に分割される演算処理を実行する場合において、前記特定された要素プロセッサの数がn個未満であるとき、当該特定された要素プロセッサの少なくともいずれかに、2以上の単位の分割された前記演算処理を時分割処理により実行させる
    処理制御方法。
  8. コンピュータに、
    並列に動作する複数の要素プロセッサのうち使用可能な要素プロセッサを特定するステップと、
    n単位(n≧2)に分割される演算処理を実行する場合において、前記特定された要素プロセッサの数がn未満であるとき、当該特定された要素プロセッサの少なくともいずれかに、2以上の単位の分割された前記演算処理を時分割処理により実行させるステップと
    を実行させるためのプログラム。
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