JP2018009495A - High-pressure fuel supply pump - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、高圧燃料供給ポンプに関する。 The present invention relates to a high-pressure fuel supply pump.
本発明の従来技術として、特許文献1に示すものがある。この特許文献1は、金属ダイアフラムダンパを低圧燃料通路に組込む作業の際の部品点数を低減し、部品欠品や誤組立を防ぐことが開示されている。そのために特許文献1では、圧力脈動低減機構は2枚の円盤状金属ダイアフラムを全周にわたって接合して、接合部の内側に密閉空間が形成された一対の金属ダンパを備え、ダンパの前記密閉空間にはガスが封入されており、接合部よりも内径側の位置で前記金属ダンパの両外表面にそれぞれ押付け力を付与する一対の押付け部材を有し、この一対の押付け部材が金属ダンパを挟持した状態で結合されてユニット化されている。(要約参照)
There exists a thing shown in
上記の特許文献1は、燃料吸入口から加圧室と低圧ダンパ室とを連通路で繋いでいる構造が一部複雑化、そして通路径が異なる2段形状から形成されており、更に軸上同径ではない変心構造がみられ加工工数が大となる。そのため、本発明は、加工時間の短縮化で工数低減、最短位置での加工方法を目的とする。
In the
上記課題を解決するためには、本発明は、プランジャが下降運動をした場合に容積が小さくなるシール室と、加圧室が形成されるポンプボディと、前記加圧室の吸入側のダンパ室に配置された圧力脈動低減機構と、を備えた高圧燃料供給ポンプにおいて、前記ポンプボディに形成され、前記シール室と前記ダンパ室とを連通するシール室連通路と、前記ポンプボディに挿入される吸入ジョイントと、を備え、プランジャ軸方向から見て、前記シール室連通路の最外周端部から前記ポンプボディの外周部までの距離が最短となる最短ルートの方向と前記吸入ジョイントの軸方向とがほぼ重なるように配置された。 In order to solve the above problems, the present invention provides a seal chamber whose volume is reduced when the plunger moves downward, a pump body in which a pressurizing chamber is formed, and a damper chamber on the suction side of the pressurizing chamber A pressure pulsation reducing mechanism disposed in the pump body, wherein the pump body is inserted into the pump body, and a seal chamber communication passage formed in the pump body and communicating the seal chamber and the damper chamber. A suction joint, and when viewed from the plunger axial direction, the shortest route direction in which the distance from the outermost peripheral end portion of the seal chamber communication path to the outer peripheral portion of the pump body is shortest, and the axial direction of the suction joint Were arranged so as to almost overlap.
また、上記の高圧燃料供給ポンプにおいて、垂直方向断面図において、前記シール室連通路を延長した場合の延長部が、前記圧力脈動低減機構と重なるように形成されたことが望ましい。また、プランジャ軸方向から見て、前記シール室連通路を延長した場合の延長部が水平方向に前記圧力脈動低減機構と重なるように形成される。なお、圧力脈動低減機構9は2枚のダイアフラムが外周を溶接部でシールされたことが望ましい。さらに前記シール室連通路を延長した場合の延長部の外周部が溶接部と対応する位置に形成されたことが望ましい。
In the above high-pressure fuel supply pump, it is desirable that an extension when the seal chamber communication path is extended is formed so as to overlap the pressure pulsation reducing mechanism in a vertical sectional view. Further, when viewed from the plunger axis direction, the extension portion when the seal chamber communication path is extended is formed to overlap the pressure pulsation reducing mechanism in the horizontal direction. The pressure
本発明によれば、連通路が直線状で且つ同形状の加工により加工時間短縮、段取り作業の効率向上が
得られコスト低減が可能になる。
According to the present invention, the communication path is straight, and machining with the same shape shortens the machining time and improves the efficiency of the setup work, thereby reducing the cost.
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。 Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
本発明の第一実施例について説明する。 A first embodiment of the present invention will be described.
まず、図1から図3により、高圧燃料ポンプの基本動作を説明する。
図1は、高圧燃料供給ポンプを含む燃料供給システムを示す。
図2は、高圧燃料供給ポンプの縦断面図を示す。
図3は、連通路形状の比較断面図を示す。
First, the basic operation of the high-pressure fuel pump will be described with reference to FIGS.
FIG. 1 shows a fuel supply system including a high-pressure fuel supply pump.
FIG. 2 shows a longitudinal sectional view of the high-pressure fuel supply pump.
FIG. 3 shows a comparative cross-sectional view of the communication path shape.
図1中で、破線で囲まれた部分が高圧ポンプのポンプハウジング1を示し、この破線の中に示されている機構、部品は高圧ポンプのポンプハウジング1に一体に組み込まれていることを示す。
In FIG. 1, a portion surrounded by a broken line indicates a
燃料タンク20の燃料は、エンジンコントロールユニット27(以下ECUと称す)からの信号に基づきフィードポンプ21によって汲み上げられ、適切なフィード圧力に加圧されて吸入配管28を通して高圧燃料供給ポンプの吸入口10aに送られる。
The fuel in the
図2中で、ポンプハウジング1の頭部にはダンパーカバー14が固定されている。ダンパーカバー14には吸入ジョイント101が設けられており、低圧燃料吸入口10aを形成している。低圧燃料吸入口10aを通過した燃料は、吸入ジョイント101の内側に固定されたフィルタ102を通過し、低圧燃料通路10b(ダンパ室10b)、圧力脈動低減機構9、低圧燃料通路10b、10c(ダンパ室10b、10c)を介して電磁吸入弁機構30の吸入ポート30aに至る。
In FIG. 2, a
吸入ジョイント101内の吸入フィルタ102は、燃料タンク20から低圧燃料吸入口10aまでの間に存在する異物を燃料の流れによって高圧燃料供給ポンプ内に吸収することを防ぐ役目がある。
The
電磁吸入弁機構30は電磁コイル30bを備え、この電磁コイル30bが通電されている状態では電磁プランジャ30cが図1の右方に移動した状態で、ばね33が圧縮された状態が維持される。
The electromagnetic
このとき電磁プランジャ30cの先端に取付けられた吸入弁体31が高圧ポンプの加圧室11につながる吸入口32を開く。
At this time, the
電磁コイル30bが通電されていない状態で、かつ吸入通路10c(吸入ポート30a)と加圧室11との間の流体差圧が無い時は、このばね33の付勢力により、吸入弁体31は閉弁方向に付勢され吸入口32は閉じられた状態となっている。
When the electromagnetic coil 30 b is not energized and there is no fluid differential pressure between the
後述するカムの回転により、プランジャ2が図2の下方に変位する吸入工程状態にある時は、加圧室11の容積は増加し加圧室11内の燃料圧力が低下する。この工程で加圧室11内の燃料圧力が吸入通路10c(吸入ポート30a)の圧力よりも低くなると、吸入弁体31には燃料の流体差圧による開弁力(吸入弁体31を図1の右方に変位させる力)が発生する。
When the
この流体差圧による開弁力により、吸入弁体31は、ばね33の付勢力に打ち勝って開弁し、吸入口32を開くように設定されている。
By the valve opening force due to this fluid differential pressure, the
この状態にて、ECU27からの制御信号が電磁吸入弁30に印加されると電磁吸入弁30の電磁コイル30bには電流が流れ、それにより発生する磁気付勢力により電磁プランジャ30cが図1の右方に移動し、ばね33が圧縮された状態が維持される。その結果、吸入弁体31が吸入口32を開いた状態が維持される。
In this state, when a control signal from the
電磁吸入弁30に入力電圧の印加状態を維持したままプランジャ2が吸入工程を終了し、プランジャ2が図2の上方に変位する圧縮工程に移ると、磁気付勢力は維持されたままであるので、依然として吸入弁体31は開弁したままである。
When the
加圧室11の容積は、プランジャ2の圧縮運動に伴い減少するが、この状態では、一度加圧室11に吸入された燃料が、再び開弁状態の吸入弁体31を通して吸入通路10c(吸入ポート30a)へと戻されるので、加圧室の圧力が上昇することは無い。この工程を戻し工程と称す。
Although the volume of the pressurizing
この状態で、ECU27からの制御信号を解除して、電磁コイル30bへの通電を断つと、電磁プランジャ30cに働いている磁気付勢力は一定の時間後(磁気的、機械的遅れ時間後)に消去される。吸入弁体31にはばね33による付勢力が働いているので、電磁プランジャ30cに作用する電磁力が消滅すると吸入弁体31はばね33による付勢力で吸入口32を閉じる。吸入口32が閉じるとこのときから加圧室11の燃料圧力はプランジャ2の上昇運動と共に上昇する。そして、燃料吐出口12の圧力以上になると、吐出弁ユニット8を介して加圧室11に残っている燃料の高圧吐出が行われ、コモンレール23へと供給される。この工程を吐出工程と称す。すなわち、プランジャ2の圧縮工程(下始点から上始点までの間の上昇工程)は、戻し工程と吐出工程からなる。
In this state, when the control signal from the
そして、電磁吸入弁30の電磁コイル30cへの通電を解除するタイミングを制御することで、吐出される高圧燃料の量を制御することができる。
And the quantity of the high pressure fuel discharged can be controlled by controlling the timing which cancels | releases the electricity supply to the
電磁コイルへ30cへの通電を解除するタイミングを早くすれば、圧縮工程中、戻し工程の割合が小さく吐出工程の割合が大きい。すなわち、吸入通路10c(吸入ポート30a)に戻される燃料が少なく、高圧吐出される燃料は多くなる。
If the timing of releasing the energization of the
一方、入力電圧を解除するタイミングを遅くすれば、圧縮工程中の、戻し工程の割合が大きく、吐出工程の割合が小さい。すなわち、吸入通路10cに戻される燃料が多く、高圧吐出される燃料は少なくなる。電磁コイル30cへの通電を解除するタイミングは、ECUからの指令によって制御される。
On the other hand, if the timing for releasing the input voltage is delayed, the ratio of the return process in the compression process is large and the ratio of the discharge process is small. That is, the amount of fuel returned to the
以上のように構成することで、電磁コイル30cへの通電を解除するタイミングを制御することで、高圧吐出される燃料の量を内燃機関が必要とする量に制御することが出来る。
By configuring as described above, the amount of fuel discharged at high pressure can be controlled to an amount required by the internal combustion engine by controlling the timing of releasing the energization of the
かくして、燃料吸入口10aに導かれた燃料はポンプ本体1の加圧室11にてプランジャ2の往復動によって必要な量が高圧に加圧され、燃料吐出口12からコモンレール23に圧送される。
Thus, the fuel guided to the
コモンレール23には、インジェクタ24、圧力センサ26が装着されている。インジェクタ24は、内燃機関の気筒数に合わせて装着されており、エンジンコントロールユニット(ECU)27の制御信号にしたがって開閉弁して、燃料をシリンダ内に噴射する。
An
ポンプハウジング1には中心に加圧室11としての凸部1Aが形成されており、この加圧室11の内周壁から吐出口12の間に吐出弁機構8装着用の凹所11Aが形成されている。さらに加圧室11に燃料を供給するための電磁吸入弁機構30を取付けるための孔30Aが吐出弁機構8装着用の凹所11Aと同一軸線上で、ポンプハウジングの外側壁に設けられている。
A convex portion 1A as a pressurizing
加圧室11としての凹部1Aの中心軸線に対して、吐出弁機構8装着用の凹所11Aと電磁吸入弁機構30を取付けるための孔の軸線は交わる方向に形成されており、加圧室11から吐出通路に燃料を吐出するための吐出弁機構8が設けられている。また、プランジャ2の往復運動をガイドするシリンダ6が加圧室に臨むようにして取り付けられている。
With respect to the central axis of the recess 1A as the pressurizing
次に本発明の高圧燃料供給ポンプについて図3を用いて説明する。図3の左図に示すように、図2の構成では、吸入ジョイント101の内周側の吸入通路10aから吸入された燃料はフィルタ102を通って、低圧ダンパ室10b、10cを流れる。そして、低圧ダンパ室10cの燃料は電磁吸入弁機構30の吸入ポート30aに至る。一方で、低圧ダンパ室10cはシール室連通路10dによりシール室10fと連通する。
Next, the high-pressure fuel supply pump of the present invention will be described with reference to FIG. As shown in the left diagram of FIG. 3, in the configuration of FIG. 2, the fuel drawn from the
これにより、プランジャ2が下降運動をした際にシール室10fの容積が小さくなり、シール室fの燃料がシール室連通路10d、低圧ダンパ室10c、電磁吸入弁機構30の吸入ポート30aに流れる。したがって、圧縮室12の充填効率を向上することができる。一方でプランジャ2が上昇運動を行う際に流量を制御するために、上記した戻し工程を構成する。つまり、電磁吸入弁30を開弁位置に保持するように電磁コイル30bが制御されるものであるが、このとき、プランジャ2の上昇運動によりシール室fの容積が大きくなる。すると、加圧室12からの戻り燃料がシール室fに流れることになるため、吸入ジョイント101の吸入通路10aへ流れる燃料が少なくなり、ここでの圧力脈動が低減される。
As a result, when the
ここで、本実施例は、図3の右図に示すように吸入ジョイント101がポンプボディ1の水平方向に形成された孔部に挿入される。つまり、シール室連通路10dはポンプボディ1にプランジャ軸方向とほぼ平行に同形状φCで形成されるが、吸入ジョイント101はこれとほぼ垂直方向に挿入される。そして、本実施例では、吸入ジョイント101の吸入通路10aの中心軸が直接、シール室連通路10dと交わるように、吸入ジョイント101及びシール室連通路10dが構成される。
Here, in this embodiment, the suction joint 101 is inserted into a hole formed in the horizontal direction of the
ポンプボディ1はほぼ円筒形状であり、シール室連通路10dは圧力脈動低減機構9の側から見て、シール室fへの方向(図2の下方向)に連通するように形成される。また図3の垂直方向断面図において、シール室連通路10dを延長した場合の延長部が、圧力脈動低減機構9と重なるように形成される。またプランジャ軸方向から見て、シール室連通路10dを延長した場合の延長部が水平方向に圧力脈動低減機構9と重なるように形成される。なお、圧力脈動低減機構9は2枚のダイアフラムが外周を溶接部でシールされるが、シール室連通路10dを延長した場合の延長部の外周部が溶接部と対応する位置に形成される。
The
またプランジャ軸方向から見て、シール室連通路10dの最外周端部からポンプボディ1の外周部までの距離が最短となる最短ルートの方向と吸入ジョイント101の軸方向とがほぼ重なるように吸入ジョイント101がポンプボディ1に挿入される。
Further, when viewed from the plunger axial direction, the suction direction is such that the direction of the shortest route where the distance from the outermost peripheral end portion of the seal
図2に示すように吐出弁機構8を装着するためのポンプボディ1に凹部11Aが形成される。またポンプボディ1には、電磁吸入弁機構30を取付けるための取付孔30Aが形成される。本実施例では、これらの凹部11Aと取付孔30Aとの軸線とが同一軸線になるように形成した。これによれば、電磁吸入弁機構30を取付けるための取付孔30Aから吐出弁機構8の装着用の凹部11Aにまっすぐ組み付けることができる。或いは、吐出弁機構8を圧入する際の力を電磁吸入弁機構30を取付けるための取付孔30Aから加えることができる。この場合、取付孔30Aの直径は最小径部において、吐出弁機構8の最大外径より大きく構成される必要がある。
As shown in FIG. 2, a
加圧室11の出口には吐出弁機構8が設けられている。吐出弁機構8はシート部材(シート部材)8a、吐出弁8b、吐出弁ばね8c、吐出弁ストッパとしての保持部材8dからなる。
A
加圧室11と吐出口12との間に燃料の差圧が無い状態では、吐出弁8bは吐出弁ばね8cによる付勢力でシート部材8aに圧着され閉弁状態となっている。加圧室11内の燃料圧力が、吐出口12の燃料圧力よりも所定の値だけ大きくなった時に初めて、吐出弁8bは吐出弁ばね8cに抗して開弁し、加圧室11内の燃料は吐出口12を経てコモンレール23へと吐出される。
In a state where there is no fuel differential pressure between the pressurizing
吐出弁8bは開弁した際、保持部材8dと接触し、動作を制限される。したがって、吐出弁8bのストロークは保持部材8dによって適切に決定せられる。もし、ストロークが大きすぎると、吐出弁8bの閉じ遅れにより、燃料吐出口12へ吐出された燃料が、再び加圧室11内に逆流してしまうので、高圧ポンプとしての効率が低下してしまう。また、吐出弁8bが開弁および閉弁運動を繰り返す時に、吐出弁8bがストローク方向にのみ運動するように、保持部材8dにてガイドしている。以上のように構成することで、吐出弁機構8は燃料の流通方向を制限する逆止弁となる。
When the
また、高圧燃料供給ポンプのエンジンへの固定は、ポンプハウジング一体のフランジによりエンジンへ
圧着固定される。
Also, the high pressure fuel supply pump is fixed to the engine by a flange integrated with the pump housing.
ポンプハウジング1にはさらに、吐出弁8bの下流側と吸入通路10cを連通するリリーフ通路211とが設けられている。
The
リリーフ通路211には燃料の流れを吐出通路から吸入通路10cへの一方向のみに制限するリリーフ弁機構B200が設けられており、リリーフ弁機構B200の入り口は図示しない通路によって、吐出弁8bの下流側と連通されている。
The
以下、リリーフ弁機構B200の動作について説明する。リリーフ弁B202は、押付け力を発生するリリーフばねB204によりリリーフ弁シートB201に押し付けられており、吸入室内とリリーフ通路内との間の圧力差が規定の圧力以上になるとリリーフ弁B202がリリーフ弁シートB201から離れ、開弁するようにセット開弁圧を設定している。ここで、リリーフ弁B202が開き始める時の圧力をセット開弁圧と定義する。 Hereinafter, the operation of the relief valve mechanism B200 will be described. The relief valve B202 is pressed against the relief valve seat B201 by a relief spring B204 that generates a pressing force, and when the pressure difference between the suction chamber and the relief passage exceeds a specified pressure, the relief valve B202 is moved to the relief valve seat. The set valve opening pressure is set so that the valve opens away from B201. Here, the pressure when the relief valve B202 starts to open is defined as the set valve opening pressure.
リリーフ弁機構B200は、リリーフ弁シートB201と一体であるリリーフ弁ハウジング206、リリーフ弁202、リリーフ押さえ203、リリーフばね204、リリーフばねアジャスタ205からなる。リリーフ弁機構200は、サブアセンブリとしてポンプハウジング1の外部で組み立て、その後にポンプハウジング1に圧入によって固定する。この場合、リリーフ弁200の開弁圧力は、高圧燃料供給ポンプの正常動作範囲の最大圧力よりも高い圧力に設定する。
The relief valve mechanism B200 includes a relief valve housing 206, a relief valve 202, a relief press 203, a relief spring 204, and a relief spring adjuster 205 that are integral with the relief valve seat B201. The relief valve mechanism 200 is assembled as a subassembly outside the
エンジンに燃料を供給する燃料噴射弁の故障や、燃料噴射弁および高圧燃料供給ポンプなどを制御するECU27等の故障により発生したコモンレール23内の異常高圧が、リリー弁のセット開弁圧以上になると、燃料は吐出弁8bの下流側からリリーフ通路211を通り、リリーフ弁B202へと達する。そして、リリーフ弁B202を通過した燃料は、リリーフ内通路を通り低圧部である吸入通路10cへ開放される。これにより、コモンレール23等の高圧部の保護がなされる。
When the abnormal high pressure in the
シリンダ6は外周がシリンダホルダ7で保持され、シリンダホルダ7はポンプハウジング1の内側に保持されている。シリンダホルダ7の外周に螺刻されたねじを、ポンプハウジング1に螺刻されたねじにねじ込むことによって、シリンダ6をシリンダホルダ7を介してポンプハウジング1に固定される。シリンダ6は加圧室11内で進退運動するプランジャ2をその進退運動方向に沿って摺動可能に保持する。
The outer periphery of the
プランジャ2の下端には、エンジンのカムシャフトに取り付けられたカム5の回転運動を上下運動に変換し、プランジャ2に伝達するタペット3が設けられている。プランジャ2はリテーナ15を介してばね4にてタペット3に圧着されている。リテーナ15は圧入によってプランジャ2に固定されている。にこれによりカム5の回転運動に伴い、プランジャ2を上下に進退(往復)運動させることができる。
The lower end of the
また、シリンダホルダ7の内周下端部に保持されたプランジャシール13がシリンダ6の図中下端部においてプランジャ2の外周に摺動可能に接触する状態で設置されており、これによりシール室10f中の燃料がタペット3側、つまりエンジンの内部に流入するのを防止する。同時にエンジンルーム内の摺動部を潤滑する潤滑油(エンジンオイルも含む)がポンプ本体1の内部に流入するのを防止する。
Further, the
ここで、吸入通路10cは図3の左図に示すようにシール室連通路10d、およびシリンダ6に設けられた絞り通路10eを介して、シール室10fに接続しており、シール室10fは常に吸入燃料の圧力に接続される。加圧室11内の燃料が高圧に加圧されたときには、シリンダ6とプランジャ2の摺動クリアランスを通して微小の高圧燃料がシール室10f内に流入するが、流入した高圧燃料は吸入圧力に開放されるのでプランジャシール13が高圧により破損する事はない。
Here, the
また、プランジャ2はシリンダ6と摺動する大径部2aと、プランジャシール13と摺動する小径部2bからなる。大径部2aの直径は小径部2bの直径より大きく設定されており、互いに同軸に設定されている。本実施例の場合、大径部2aの直径は10mm、小径部2bの直径は6mmに設定されている。このようにすることにより、プランジャの上下運動に伴って、電磁吸入弁30より上流の低圧側で発生する低圧側の圧力脈動を低減することが出来る。
The
1…ポンプハウジング、2…プランジャ、8…吐出弁機構、9…圧力脈動低減機構、10c…吸入通路、11…加圧室、12…吐出通路、20…燃料タンク、23…コモンレール、24…インジェクタ、26…圧力センサ、30…電磁吸入弁機構、200…リリーフ弁機構、201…リリーフ弁、
DESCRIPTION OF
Claims (4)
加圧室が形成されるポンプボディと、
前記加圧室の吸入側のダンパ室に配置された圧力脈動低減機構と、を備えた高圧燃料供給ポンプにおいて、
前記ポンプボディに形成され、前記シール室と前記ダンパ室とを連通するシール室連通路と、
前記ポンプボディに挿入される吸入ジョイントと、を備え、
プランジャ軸方向から見て、前記シール室連通路の最外周端部から前記ポンプボディの外周部までの距離が最短となる最短ルートの方向と前記吸入ジョイントの軸方向とがほぼ重なるように配置された高圧燃料供給ポンプ。 A seal chamber whose volume decreases when the plunger moves downward;
A pump body in which a pressurizing chamber is formed;
A pressure pulsation reducing mechanism disposed in a damper chamber on the suction side of the pressurizing chamber;
A seal chamber communication passage formed in the pump body and communicating the seal chamber and the damper chamber;
A suction joint inserted into the pump body,
When viewed from the plunger axial direction, the shortest route direction in which the distance from the outermost peripheral end portion of the seal chamber communication passage to the outer peripheral portion of the pump body is the shortest and the axial direction of the suction joint are substantially overlapped. High pressure fuel supply pump.
垂直方向断面図において、前記シール室連通路を延長した場合の延長部が、前記圧力脈動低減機構と重なるように形成された高圧燃料供給ポンプ。 The high-pressure fuel supply pump according to claim 1,
In the vertical cross-sectional view, the high-pressure fuel supply pump is formed such that an extension portion when the seal chamber communication path is extended overlaps the pressure pulsation reduction mechanism.
プランジャ軸方向から見て、前記シール室連通路を延長した場合の延長部が水平方向に前記圧力脈動低減機構と重なるように形成される。なお、圧力脈動低減機構9は2枚のダイアフラムが外周を溶接部でシールされた高圧燃料供給ポンプ。 The high-pressure fuel supply pump according to claim 1,
When viewed from the plunger axis direction, an extension when the seal chamber communication path is extended is formed to overlap the pressure pulsation reducing mechanism in the horizontal direction. The pressure pulsation reducing mechanism 9 is a high-pressure fuel supply pump in which two diaphragms are sealed at the outer periphery with a welded portion.
前記シール室連通路を延長した場合の延長部の外周部が溶接部と対応する位置に形成された高圧燃料供給ポンプ。 The high-pressure fuel supply pump according to claim 1,
A high-pressure fuel supply pump in which an outer peripheral portion of an extension when the seal chamber communication path is extended is formed at a position corresponding to a welded portion.
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