JP2018006994A - Imaging device and imaging element - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、撮像装置および撮像素子に関する。 The present invention relates to an imaging device and an imaging element.
パノラマ動画像を編集する装置が知られている(特許文献1参照)。従来技術では、センサ上に結像されたものの、動画像として記録されない領域があった。 An apparatus for editing a panoramic video is known (see Patent Document 1). In the prior art, there is a region that is imaged on the sensor but is not recorded as a moving image.
第1の態様による撮像装置は、第1アスペクト比の第1の動画像を撮像する撮像素子と、前記第1アスペクト比より大きい第2アスペクト比の第2の動画像を前記第1の動画像から切り出す第1の画像切り出し部と、前記第2の動画像を記録媒体に記録する記録部と、前記第2の動画像の画面の長辺の長さが前記第1の動画像の画面の長辺の長さに対応するように前記第1の画像切り出し部を制御する制御部とを備える。
第2の態様による撮像素子は、複数の画素の信号を加算するビニング撮像機能と、前記ビニング撮像機能によって加算する信号数を変えることにより、異なるアスペクト比の動画像の信号を生成するアスペクト比可変機能とを備える。
An imaging device according to a first aspect includes an imaging element that captures a first moving image having a first aspect ratio, and a second moving image having a second aspect ratio that is larger than the first aspect ratio. A first image cutout unit cut out from a recording unit, a recording unit that records the second moving image on a recording medium, and a length of a long side of the screen of the second moving image is the length of the screen of the first moving image A control unit that controls the first image cutout unit so as to correspond to the length of the long side.
The imaging device according to the second aspect has a variable aspect ratio that generates a moving image signal having a different aspect ratio by changing a binning imaging function that adds signals of a plurality of pixels and a number of signals that are added by the binning imaging function. With functionality.
<使用場面の説明>
図1は、発明の一実施の形態による撮像装置であるカメラ51の使用場面を例示する図である。図1において、サッカー場のフィールドに向けてカメラ51が設置されている。カメラ51は、三脚53に取り付けられた電動雲台52にセットされている。モータによって駆動される電動雲台52がパン(左右に回転)、チルト(上下に回転)動作をすることにより、電動雲台52にセットされているカメラ51の撮像中心方向が制御可能である。
<Explanation of usage>
FIG. 1 is a diagram illustrating a use scene of a
カメラ51の撮像中心方向は、例えばフィールドの中央に向けて固定され、カメラ51の撮像画角は、例えばフィールドの全域を含めるように調節されている。なお、フィールドに加えて観客席を含めてもよい。カメラ51は、撮像画面の少なくとも横方向について、後述する撮像センサに結像される被写体像をパノラマ動画像として全て記録しておき、フィールド上のどの位置の画像でも後から読み出し可能に構成される。このようなカメラ51について、以下に詳細に説明する。
The imaging center direction of the
図2は、本実施の形態による全体構成を説明する図である。カメラ51は電動雲台52にセットされ、電動雲台52は三脚53に取り付けられている。カメラ51、電動雲台52、オペレータ用端末70、および制御装置60は、それぞれネットワーク80を介して接続されている。ネットワーク80の接続は、有線でも無線でも構わない。
FIG. 2 is a diagram for explaining the overall configuration according to the present embodiment. The
電動雲台52のパン動作およびチルト動作(すなわち、カメラ51の撮像中心方向の設定)は、ネットワーク80を介して送られる制御装置60からの制御信号によって制御される。また、カメラ51の撮像条件(撮像画角、シャッター速度、絞り、フレームレート等)や撮像タイミング(静止画を撮像する場合)の設定も、ネットワーク80を介して送られる制御装置60からの制御信号によって制御可能である。
The panning and tilting operations of the electric camera platform 52 (that is, the setting of the imaging center direction of the camera 51) are controlled by a control signal from the
カメラ51で撮像された画像は、ネットワーク80を介して制御装置60へ集められる。カメラ51から制御装置60へ画像を送るタイミングは、カメラ51で撮像された画像を一旦カメラ51の中のメモリカード32に蓄積しておき、メモリカード32に蓄積された画像を所定の時間間隔で制御装置60へ送信してもよいし、カメラ51で撮像される毎に撮像された画像を制御装置60へ送信してもよい。制御装置60は、カメラ51から送信された画像をストレージ装置61に記録保存する。
Images captured by the
カメラ51で撮像された画像は、制御装置60を介して視聴者1(図1)へ配信可能に構成される。画像の配信は、ネットワーク80を経由して行ってもよいし、ネットワーク80とは別に画像用の配信経路を設けてもよい。図1の視聴者1は、制御装置60から配信された画像を表示するモニタ100に映し出された映像を観察する。なお、図1では1人の視聴者1を図示するのみであるが、制御装置60は複数の視聴者に対して画像を配信可能である。画像の配信先は、スマートフォンやタブレット端末、ウェアラブル端末でもよい。
An image captured by the
制御装置60は、例えばサーバによって構成される。制御装置60は、あらかじめ用意された制御プログラムを実行することにより、カメラ51を自動で撮像制御するとともに、電動雲台52のパン動作およびチルト動作をそれぞれ自動で制御する。
The
制御装置60によるカメラ制御の状態は、ネットワーク80に接続されたオペレータ用端末70から、オペレータ5によって確認可能に構成されている。オペレータ用端末70は、例えばパーソナルコンピュータによって構成される。オペレータ用端末70は、あらかじめ用意された管理用プログラムを実行することにより、制御装置60によるカメラ制御の状態を示す不図示の管理画面をオペレータ用端末70のモニタに表示させる。
The state of camera control by the
制御装置60が実行する制御プログラムは、オペレータ5による手動操作を受け付け可能に構成されている。例えば、オペレータ5がオペレータ用端末70のキーボードまたはポインティングデバイス(例えばジョイスティック等)を操作することによってオペレータ用端末70が割り込み要求を発信すると、割り込み要求を受信した制御装置60は、オペレータ用端末70からの割り込み要求を受け付ける。
The control program executed by the
オペレータ用端末70は、オペレータ5によるポインティングデバイスの操作に応じて、電動雲台52のパン動作、チルト動作や、カメラ51の撮像条件の制御を要求することができる。さらに、オペレータ用端末70は、オペレータ5によるポインティングデバイス等の操作に応じて、視聴者1へ配信する画像の注目方向を制御装置60へ要求することができる。
The
オペレータ用端末70からパン動作/チルト動作の要求を受けた制御装置60は、オペレータ用端末70から送信された要求に応じて、電動雲台52に対するパン動作、チルト動作を制御する。また、オペレータ用端末70から撮像条件の制御の要求を受けた制御装置60は、オペレータ用端末70から送信された要求に応じて、カメラ51に対する撮像条件を制御する。
In response to the request transmitted from the
さらにまた、オペレータ用端末70から配信する画像の注目方向についての要求を受けた制御装置60は、カメラ51で撮像された画像のうち、要求された注目方向の画像を切り出して図1の視聴者1へ配信する。
Furthermore, the
<カメラの説明>
図2において、カメラ51は、レンズ群11と、撮像センサ12と、電源コントローラ13と、カードコントローラ14と、カードスロット15と、CPU16と、通信ドライバ17と、送受信回路18と、I/F(インターフェース)ドライバ19と、操作部材20と、メモリ21と、LCDドライバ22と、ディスプレイ23とを有し、電池31とメモリカード32とが実装される。
<Explanation of camera>
In FIG. 2, the
レンズ群11はズームレンズを含み、被写体像を撮像センサ12の撮像面に結像させる。撮像センサ12は、レンズ群11により結像された被写体像を撮像する。電源コントローラ13は、電池31の電圧を所定の電圧に変換してカメラ51内の各部へ供給する。カードコントローラ14は、CPU16からの指示に応じてカードスロット15に実装されたメモリカード32に対するデータの書き込みや、メモリカード32に記録されているデータの読み出しを行う。
The lens group 11 includes a zoom lens, and forms a subject image on the imaging surface of the
CPU16は、CPU16内の不揮発性メモリに記録された所定のプログラムに基づいてカメラ51内の各部を制御しながら、自動焦点調節(AF)、自動露出調節(AE)、撮像を行う。CPU16にはデータ抽出し部16Bが含まれる。データ抽出し部16Bについては後述する。
The
通信ドライバ17は、CPU16からの指示に応じて送受信回路18を駆動する。送受信回路18は無線LANユニットを構成し、外部機器(不図示の無線LAN用アクセスポイント)を介して制御装置60との間で無線通信を行う。送受信回路18は、撮像動作の開始指示(すなわちレリーズ指示)や焦点距離の変更、シャッター速度や絞り値、露出補正などの撮像条件を変更するために制御装置60から送信されたカメラ設定指示を、無線LAN(ネットワーク80)を介して受信する。
The
また、送受信回路18は、カメラ51が取得した画像を、無線LAN(ネットワーク80)を介して制御装置60へ送信する。なお、送受信回路18および通信ドライバ17は、カメラ51に内蔵する代わりに、カメラ51の筐体外部のアクセサリ端子などに装着させてもよい。
The transmission /
I/Fドライバ19は、操作部材20からの操作信号を所定のデータに変換してCPU16へ送出する。操作部材20はレリーズボタンやコマンドダイヤルなどを含み、操作部材20に対する操作に応じた操作信号を発する。メモリ21は、CPU16のワークメモリとして用いられる。LCDドライバ22は、CPU16からの指示に基づいて、ディスプレイ23に画像を表示させるための表示制御信号を生成する。ディスプレイ23は、例えばLCD(液晶表示)パネルによって構成され、LCDドライバ23からの表示制御信号に基づいて画像などを表示する。
The I /
<電動雲台の説明>
電動雲台52は、駆動モータ41と、電源コントローラ42と、CPU43と、通信ドライバ44と、送受信回路45と、メモリ46とを有し、電池33が実装されている。
<Explanation of electric pan head>
The
駆動モータ41は、パン用モータおよびチルト用モータによって構成される。駆動モータ41は、電源コントローラ42から供給される駆動パルス信号に応じて、電動雲台52を左右方向に回転させたり、電動雲台52を上下方向に回転させたりする。電源コントローラ42は、電池33の電圧を所定の電圧に変換して電動雲台52内の各部へ供給する他、CPU43からの指示に応じてパン用モータおよびチルト用モータに対する駆動パルス信号を生成する。
The
CPU43は、CPU43内の不揮発性メモリに記録された所定のプログラムに基づいて電動雲台52内の各部を制御する。通信ドライバ44は、CPU43からの指示に応じて送受信回路45を駆動する。送受信回路45は無線LANユニットを構成し、外部機器(本例では不図示の無線LAN用アクセスポイント)を介して制御装置60との間で無線通信を行う。
The
送受信回路45は、電動雲台52を左右方向に回転するために制御装置60から送信された指示や、電動雲台52を上下方向に回転するために制御装置60から送信された指示を、無線LAN(ネットワーク80)を介して受信する。送受信回路45は、電動雲台52の角度(左右方向および上下方向)を示す情報を、無線LAN(ネットワーク80)を介して制御装置60へ送信する。メモリ46は、CPU43のワークメモリとして用いられる。
The transmission /
<カメラの動作モード>
カメラ51の動作モードは、動画撮像モード、および静止画撮像モードに分けられている。動画撮像モードは、動画像を撮像するモードである。静止画撮像モードは、静止画を撮像するモードである。
<Camera operation mode>
The operation mode of the
カメラ51のCPU16は、操作部材20からの操作信号、または、無線LAN(ネットワーク80)を介して入力された制御装置60からの要求に基づいて、動画撮像モードを起動させる。CPU16は、操作部材20の動画撮像ボタン(不図示)が押下操作された場合、または制御装置60から動画撮像要求が入力された場合に動画撮像を開始させる。また、CPU16は、動画撮像中に操作部材20の動画撮像ボタンが再び押下操作された場合、または制御装置60から動画撮像終了要求が制御装置60から入力された場合に動画撮像を終了させる。
The
カメラ51のCPU16は、操作部材20からの操作信号、または、無線LAN(ネットワーク80)を介して入力された制御装置60からの要求に基づいて、静止画撮像モードを起動させる。CPU16は、操作部材20のレリーズ釦が押下操作された場合、または制御装置60から静止画撮像要求が入力された場合に所定の静止画撮像処理を行う。
The
<画像のデータサイズ>
カメラ51に備わる撮像センサ12の有効受光範囲は、例えば5760(横)×4320(縦)ピクセルである。すなわち、撮像センサ12の全ピクセルを用いて構成される画像(動画像、静止画像)のアスペクト比は、横4:縦3である。
<Image data size>
The effective light receiving range of the
<動画像の場合>
カメラ51のCPU16は、操作部材20からの操作信号、または、無線LAN(ネットワーク80)を介して入力された制御装置60からの要求に基づいて、以下に説明する動画像1〜動画像3の3つの動画撮像モードを切り替えることができる。動画像1〜動画像3の切り替えは、オペレータ5がオペレータ用端末70を操作、または、オペレータ5がカメラ51の操作部材20を操作することによって行われる。オペレータ5は、例えば画面の縦方向について広く撮りたい場合に動画像1を選ぶ。オペレータ5は、画面の縦方向について広く撮らなくてもよい場合には、動画像2または動画像3を選ぶ。
<For video>
Based on an operation signal from the
(動画像1)
動画像1は、カメラ51によって画面の縦方向を広く撮像する横長の動画像である。図3(a)は、動画像1の場合のデータサイズを説明する図である。カメラ51のCPU16は、動画像1が要求された場合に、例えば5760(横)×3240(縦)ピクセルでパノラマ動画像の撮像を行わせる。つまり、撮像センサ12の有効受光範囲のうち上下の所定数の画素を除いた斜線領域を撮像範囲として、斜線領域からの画素信号を読み出してメモリカード32に記録する。この撮像範囲のアスペクト比は横16:縦9であり、視聴者1のモニタ100の表示解像度(例えば1920(横)×1080(縦)ピクセル)に合わせて定めたものである。図3(a)によれば、横方向においてフィールドの全域を含み、縦方向においてフィールドの外側である上下領域を省いた斜線領域が撮像範囲である。
(Movie 1)
The moving image 1 is a horizontally long moving image in which the
カメラ51のCPU16は、外部の再生機器(視聴者1のモニタ100)における再生アスペクト比(横16:縦9)に対応させて、上記メモリカード32に記録したパノラマ動画像(5760(横)×3240(縦)ピクセル)に基づき、以下の動画像を生成する。すなわち、データ抽出し部16Bは、上記斜線領域のパノラマ動画像のデータから図3(a)において斜線で示す5760(横)×3240(縦)ピクセルのデータを全て抽出する。
The
カメラ51のCPU16は、データ抽出し部16Bで抽出したデータを縦横それぞれ3ピクセルずつ加算することによってリサイズ処理を行い、視聴者1へ配信する1920(横)×1080(縦)ピクセルの動画像を生成する。
The
カメラ51のCPU16が生成した動画像は、無線LAN(ネットワーク80)を介して制御装置60へ送られる。動画像はさらに、制御装置60から視聴者1へ配信される。図3(b)は、視聴者1へ配信される動画像のデータサイズ(1920(横)×1080(縦)ピクセル)を例示する図である。視聴者1のモニタ100(図1)には、図3(a)の斜線領域と同じ範囲が映し出される。
The moving image generated by the
(動画像2)
動画像2は、上記動画像1に比べて画面の縦方向が狭い(例えば2/3)横長の動画像である。図4(a)は、動画像2の場合のデータサイズを説明する図である。カメラ51のCPU16は、動画像2が要求された場合に、例えば5760(横)×2160(縦)ピクセル(アスペクト比は横16:縦6)でパノラマ動画像の撮像を行わせる。つまり、有効受光範囲のうち上下の所定数の画素を除いた斜線領域を撮像範囲として、斜線領域からの画素信号を読み出してメモリカード32に記録する。
(Movie 2)
The moving
カメラ51のCPU16は、外部の再生機器(視聴者1のモニタ100)における再生アスペクト比(横16:縦9)に対応させて、上記メモリカード32に記録したパノラマ動画像(5760(横)×2160(縦)ピクセル)に基づき、以下の動画像を生成する。すなわち、データ抽出し部16Bは、上記斜線領域のパノラマ動画像のデータから図4(a)において破線で示す3840(横)×2160(縦)ピクセルのデータを抽出する。抽出するデータのアスペクト比は、横16:縦9であり、視聴者1のモニタ100の表示解像度(本例では1920(横)×1080(縦)ピクセル)に合わせて定めたものである。図4(a)によれば、例えば、フィールドの中でボールが存在する領域の方向が注目方向とされ、注目方向として破線領域で示されるデータがパノラマ動画像のデータから抽出される。
The
カメラ51のCPU16は、データ抽出し部16Bで抽出したデータを縦横それぞれ2ピクセルずつ加算することによってリサイズ処理を行い、視聴者1へ配信する1920(横)×1080(縦)ピクセルの動画像を生成する。
The
カメラ51のCPU16が生成した動画像は、無線LAN(ネットワーク80)を介して制御装置60へ送られる。動画像はさらに、制御装置60から視聴者1へ配信される。図4(b)は、視聴者1へ配信される動画像のデータサイズ(1920(横)×1080(縦)ピクセル)を例示する図である。視聴者1のモニタ100(図1)には、図4(a)の破線領域と同じ範囲が映し出される。
The moving image generated by the
(動画像3)
動画像3は、カメラ51によって画面の縦方向を最も狭く撮像する横長の動画像である。図5(a)は、動画像3の場合のデータサイズを説明する図である。カメラ51のCPU16は、動画像3が要求された場合に、例えば5760(横)×1080(縦)ピクセル(アスペクト比は横16:縦3)でパノラマ動画像の撮像を行わせる。つまり、有効受光範囲のうち上下の所定数の画素を除いた斜線領域を撮像範囲として、斜線領域からの画素信号を読み出してメモリカード32に記録する。
(Movie 3)
The moving image 3 is a horizontally long moving image captured by the
カメラ51のCPU16は、外部の再生機器(視聴者1のモニタ100)における再生アスペクト比(横16:縦9)に対応させて、上記メモリカード32に記録したパノラマ動画像(5760(横)×1080(縦)ピクセル)に基づき、以下の動画像を生成する。すなわち、データ抽出し部16Bは、上記斜線領域のパノラマ動画像のデータから図5(a)において破線で示す1920(横)×1080(縦)ピクセルのデータを抽出する。抽出するデータのアスペクト比は、横16:縦9であり、視聴者1のモニタ100の表示解像度(本例では1920(横)×1080(縦)ピクセル)に合わせて定めたものである。図5(a)によれば、例えば、フィールドの中でボールが存在する領域の方向が注目方向とされ、注目方向として破線領域で示されるデータがパノラマ動画像のデータから抽出される
The
上述したように、制御装置60から視聴者1へ配信する動画像のデータサイズは、1920(横)×1080(縦)ピクセルである。カメラ51のCPU16は、データ抽出し部16Bで抽出したデータを用いて、視聴者1へ配信する1920(横)×1080(縦)ピクセルの動画像を生成する。
As described above, the data size of the moving image distributed from the
CPU16が生成した動画像は、無線LAN(ネットワーク80)を介して制御装置60へ送られる。動画像はさらに、制御装置60から視聴者1へ配信される。図5(b)は、視聴者1へ配信される動画像のデータサイズ(1920(横)×1080(縦)ピクセル)を例示する図である。視聴者1のモニタ100(図1)には、図5(a)の破線領域と同じ範囲が映し出される。
The moving image generated by the
<抽出するデータ位置>
動画像2または動画像3の場合、図4(a)または図5(a)に示す撮像領域(斜線領域)よりも、動画像2または動画像3を生成するためのデータを抽出する領域(破線領域)が狭いため、視聴者1へ配信する動画像の範囲を変更することができる。本実施の形態では、オペレータ5(図2)は、視聴者1からの要望により、視聴者1へ配信する動画像によって映し出す範囲(注目方向)を変更する操作を行うことが可能である。
<Data location to extract>
In the case of the moving
例えば、フィールドの右側を映す動画像を鑑賞したいという要望が視聴者1からオペレータ5へ寄せられた場合に、オペレータ5はオペレータ用端末70を操作する。オペレータ用端末70は、オペレータ5による操作に応じて、パノラマ動画像(すなわち上記斜線領域)から抽出するデータの範囲(上記破線領域)を図4(a)または図5(a)において右側へ変更する(すなわち、注目方向を右側へ変更する)要求を制御装置60へ送る。
For example, the
制御装置60がカメラ51へ、パノラマ動画像から抽出するデータの範囲を変更する要求を送ると、カメラ51のデータ抽出し部16Bが抽出するデータの範囲を変更する。そして、カメラ51のCPU16がデータ抽出し部16Bで抽出されたデータを用いて視聴者1へ配信する1920(横)×1080(縦)ピクセルの動画像を生成する。
When the
カメラ51のCPU16が生成した動画像は、無線LAN(ネットワーク80)を介して制御装置60へ送られ、さらに視聴者1へ配信される。以上により、視聴者1は、要望した範囲(注目方向)の動画像を鑑賞することができる。
このように、電子カメラ51は、当初配信されなかった映像(例えば、フィールド上のボールがないところで起こったハプニング映像)を、視聴者1へ配信することができる。
The moving image generated by the
In this way, the
なお、カメラ51によって撮像された動画像2または動画像3が制御装置60へ送られた後において、パノラマ動画像から抽出するデータの範囲を変更する要求がオペレータ用端末70から制御装置60へ送られた場合は、パノラマ動画像から抽出するデータの範囲の変更と、抽出したデータを用いた1920(横)×1080(縦)ピクセルの動画像を生成とを、カメラ51に代わって制御装置60が行う。
Note that after the moving
<静止画像の場合>
図6(a)は、静止画像の場合のデータサイズを説明する図である。カメラ51のCPU16は、静止画像撮像時に5760(横)×4320(縦)ピクセルで撮像する。すなわち、静止画像の場合において、撮像センサ12の有効受光範囲(横4:縦3)を撮像範囲とする。
<For still images>
FIG. 6A illustrates the data size in the case of a still image. The
カメラ51のCPU16は、外部の再生機器(視聴者1のモニタ100)における表示解像度(本例では1920(横)×1080(縦)ピクセル)に対応させて、以下の静止画像を生成する。すなわち、データ抽出し部16Bは、図6(a)における5760(横)×4320(縦)ピクセルのデータを全て抽出する。
The
カメラ51のCPU16は、制御装置60からの要求のもとに、データ抽出し部16Bで抽出したデータを縦横それぞれ4ピクセルずつ加算することによってリサイズ処理を行い、1440(横)×1080(縦)ピクセルの静止画像を生成する。カメラ51のCPU16は、例えば、生成した1440(横)×1080(縦)ピクセルの静止画像の左右にグレー画像を付加して1920(横)×1080(縦)ピクセルの配信用の静止画像を得る。
The
CPU16が生成した配信用の静止画像は、無線LAN(ネットワーク80)を介して制御装置60へ送られる。配信用の静止画像はさらに、制御装置60から視聴者1へ配信される。図6(b)は、視聴者1へ配信される静止画像のデータサイズ(1920(横)×1080(縦)ピクセル)を例示する図である。左右の斜線領域は、それぞれ付加されたグレー画像に対応する。視聴者1のモニタ100(図1)には、図6(a)の領域を含む画像が映し出される。
The distribution still image generated by the
なお、配信用の静止画像を得る際に、5760(横)×4320(縦)ピクセルの静止画像から、視聴者1より要望があった位置の1920(横)×1080(縦)ピクセルの静止画像を抽出して、配信用の静止画像を得るようにしてもよい。抽出する1920(横)×1080(縦)ピクセルは、視聴者1のモニタ100における表示解像度である。
When obtaining a still image for distribution, a still image of 1920 (horizontal) × 1080 (vertical) pixels at a position requested by the viewer 1 from a still image of 5760 (horizontal) × 4320 (vertical) pixels. May be extracted to obtain a still image for distribution. The 1920 (horizontal) × 1080 (vertical) pixel to be extracted is the display resolution on the
上述した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)カメラ51は、第1アスペクト比(4:3)の動画像(5760(横)×4320(縦)ピクセル)を撮像する撮像センサ12と、4:3より大きい第2アスペクト比(16:6)のパノラマ動画像(5760(横)×2160(縦)ピクセル)を動画像から読み出すCPU16と、パノラマ動画像をメモリカード32に記録するカードコントローラ14と、パノラマ動画像の画面の長辺の長さ(5760ピクセル)が第1アスペクト比(4:3)の動画像の画面の長辺の長さ(5760ピクセル)に対応するように制御するCPU16とを備える。
これにより、撮像センサ12に結像された画面の長辺方向に広い動画像をパノラマ動画像として記録しておけるので、撮りこぼしのリスクを少なくすることができる。すなわち、撮像中心方向が固定された撮像環境の中での出来事に、後から注目することが可能になる。
According to the embodiment described above, the following operational effects can be obtained.
(1) The
As a result, since a wide moving image in the long side direction of the screen imaged on the
(2)カメラ51はさらに、第1アスペクト比(4:3)より大、かつ第2アスペクト比(16:6)より小である第3アスペクト比(16:9)の動画像(3840(横)×2160(縦)ピクセル)を、メモリカード32に記録されているパノラマ動画像から抽出するデータ抽出し部16Bを備えるようにした。
これにより、例えば視聴者1へ配信する動画像として、メモリカード32に記録したパノラマ動画像よりも狭い動画像を抽出できる。この結果として、当初配信した動画像に映っていなかった動画像(例えば、フィールド上のボールがないところで起こったハプニング映像)をメモリカード32から読み出し、新たに視聴者1へ配信することができる。
(2) The
Thereby, for example, a moving image narrower than the panoramic moving image recorded in the memory card 32 can be extracted as a moving image to be distributed to the viewer 1. As a result, a moving image (for example, a happening video that occurred in the absence of a ball on the field) that was not reflected in the originally distributed moving image can be read from the memory card 32 and newly distributed to the viewer 1.
(3)カメラ51のCPU16は、第3アスペクト比(16:9)の動画像の画面の短辺の長さ(2160ピクセル)がパノラマ動画像の画面の短辺の長さ(2160ピクセル)に対応するようにデータ抽出し部16Bを制御する。
例えば視聴者1へ配信する動画像として、メモリカード32に記録したパノラマ動画像から画面の短辺方向の長さいっぱいに抽出することで、記録データを有効に活かすことができる。
(3) The
For example, by extracting the panoramic moving image recorded in the memory card 32 to the full length in the short side direction as a moving image to be distributed to the viewer 1, the recorded data can be used effectively.
(4)カメラ51のCPU16は、第3アスペクト比(16:9)の動画像の画面の長辺の長さ(3840ピクセル)が少なくともパノラマ動画像の画面の長辺の長さ(5760ピクセル)以下になるようにデータ抽出し部16Bを制御する。
これにより、適切に、メモリカード32に記録したパノラマ動画像よりも狭い動画像を抽出できる。
(4) The
Thereby, a moving image narrower than the panoramic moving image recorded in the memory card 32 can be extracted appropriately.
(5)カメラ51はさらに、動画像をリサイズ処理するCPU16を備え、リサイズ処理が行われる場合において、CPU16は、データ抽出し部16Bによって抽出された第3アスペクト比(16:9)の動画像に対してリサイズ処理をする。
パノラマ動画像よりもデータ数が少ない第3アスペクト比(16:9)の動画像に対してリサイズ処理を行うことで、リサイズ処理の負担を軽減することができる。
(5) The
By performing the resizing process on the moving image having the third aspect ratio (16: 9) having a smaller number of data than the panoramic moving image, the burden of the resizing process can be reduced.
(6)カメラ51のCPU16は、第3アスペクト比(16:9)の動画像の画面の短辺のピクセル数を1080ピクセルに制御するようにリサイズ処理の要否を決めるので、例えば視聴者1へ配信する動画像を、視聴者1のモニタ100における表示解像度(本例では1920(横)×1080(縦)ピクセル)に対応させることができる。
(6) The
次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
(変形例1)
上述した実施の形態では、動画像1および動画像2を取得する場合に行うデータの加算(画素ビニング)について、カメラ51のCPU16が加算するデジタル加算の例を説明した。デジタル加算は、撮像センサ12により光電変換された信号をアナログデータからデジタルデータへA/D変換した後に行う加算である。
The following modifications are also within the scope of the present invention, and one or a plurality of modifications can be combined with the above-described embodiment.
(Modification 1)
In the above-described embodiment, an example of digital addition in which the
画素ビニングは、上記デジタル加算に限らず、光電変換信号がA/D変換される前に、撮像センサ12によってアナログ的に行うこともできる。変形例1において、例えば、撮像センサ12における複数の画素間に、各々の画素を構成する電荷電圧変換部の間をオン/オフさせる連結トランジスタを設けることによって撮像センサ12内で画素ビニングを行う。
The pixel binning is not limited to the digital addition, and can be performed in an analog manner by the
カメラ51のCPU16は、撮像センサ12の連結トランジスタを、画素信号を加算しない場合(画素ビニングなし)にオフさせ、画素信号を加算する場合(画素ビニングあり)にオンさせることにより、A/D変換前に行う画素信号の加算なし/加算ありを切り替える。
The
変形例1によれば、カメラ51が、動画像のデータを画素ビニングする撮像センサ12を備え、画素ビニングが行われる場合、CPU16は、撮像センサ12によって画素ビニングされた後に第2アスペクト比(16:6)のパノラマ動画像を読み出す。例えば、縦横2画素ずつ画素信号を加算する2×2ビニングによって、2880(横)×1080(縦)ピクセルのパノラマ動画像(動画像2)を読み出す。画素ビニング前のデータ数(5760(横)×2160(縦)ピクセル)よりもデータ数が少なくなる画素ビニング後にパノラマ動画像を読み出すことで、パノラマ動画像の読み出し時間を短縮することができる。
According to the first modification, when the
CPU16は、撮像センサ12によって画素ビニングされた後に第3アスペクト比(16:9)のパノラマ動画像(動画像1)を読み出してもよい。例えば、縦横3画素ずつ画素信号を加算する3×3ビニングによって、1920(横)×1080(縦)ピクセルのパノラマ動画像を読み出す。画素ビニング前のデータ数(5760(横)×3240(縦)ピクセル)よりもデータ数が少なくなる画素ビニング後にパノラマ動画像を読み出すことで、パノラマ動画像の読み出し時間を短縮することができる。
The
なお、画素ビニングを行わない場合、CPU16は、撮像センサ12から第1アスペクト比(16:3)のパノラマ動画像(動画像3)を読み出す。例えば、5760(横)×1080(縦)ピクセルのパノラマ動画像を読み出す。
When pixel binning is not performed, the
撮像センサ12による画素ビニング後は、動画像1、動画像2、動画像3の場合におけるパノラマ動画像の縦方向のピクセル数が上記例において1080に揃う。このため、撮像センサ12からパノラマ動画像としての画素信号を読み出す際の動画像1、動画像2、動画像3の場合における各々の読み出しフレームレートを一定にすることができる。
After pixel binning by the
(変形例2)
上述した説明では、動画像1、動画像2、および静止画像を構成するピクセル数を変更するリサイズ処理の一例として画素ビニングを説明した。リサイズ処理としては、画素ビニングの代わりに、画素からの信号を間欠的に採用する間引きを採用することもできる。
(Modification 2)
In the above description, the pixel binning has been described as an example of the resizing process for changing the number of pixels constituting the moving image 1, the moving
上記では、種々の実施の形態および変形例を説明したが、本発明はこれらの内容に限定されるものではない。本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の態様も本発明の範囲内に含まれる。 Although various embodiments and modifications have been described above, the present invention is not limited to these contents. Other embodiments conceivable within the scope of the technical idea of the present invention are also included in the scope of the present invention.
1…視聴者
5…オペレータ
51…カメラ
52…電動雲台
60…制御装置
61…ストレージ装置
16…CPU
16B…データ抽出し部
70…オペレータ用端末
100…モニタ
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ...
16B ...
Claims (9)
前記第1アスペクト比より大きい第2アスペクト比の第2の動画像を前記第1の動画像から切り出す第1の画像切り出し部と、
前記第2の動画像を記録媒体に記録する記録部と、
前記第2の動画像の画面の長辺の長さを前記第1の動画像の画面の長辺の長さに対応させて前記第1の画像切り出し部を制御する制御部と、を備える撮像装置。 An image sensor that captures a first moving image having a first aspect ratio;
A first image cutout unit that cuts out a second moving image having a second aspect ratio larger than the first aspect ratio from the first moving image;
A recording unit for recording the second moving image on a recording medium;
A control unit that controls the first image cutout unit by causing a length of a long side of the screen of the second moving image to correspond to a length of a long side of the screen of the first moving image. apparatus.
前記第1アスペクト比より大、かつ、前記第2アスペクト比より小である第3アスペクト比の第3の動画像を前記記録媒体に記録されている前記第2の動画像から切り出す第2の画像切り出し部を備える撮像装置。 The imaging device according to claim 1,
A second image cut out from the second moving image recorded on the recording medium, the third moving image having a third aspect ratio that is larger than the first aspect ratio and smaller than the second aspect ratio. An imaging apparatus including a cutout unit.
前記制御部は、前記第3の動画像の画面の短辺の長さを前記第2の動画像の画面の短辺の長さに対応させて前記第2の画像切り出し部を制御する撮像装置。 The imaging device according to claim 2,
The control unit controls the second image cutout unit by causing a length of a short side of the screen of the third moving image to correspond to a length of a short side of the screen of the second moving image. .
前記制御部は、前記第3の動画像の画面の長辺の長さを少なくとも前記第2の動画像の画面の長辺の長さ以下にして前記第2の画像切り出し部を制御する撮像装置。 In the imaging device according to claim 2 or 3,
The control unit controls the second image cutout unit by setting a length of a long side of the screen of the third moving image to at least a length of a long side of the screen of the second moving image. .
動画像の解像度を変更する解像度変更処理部を備え、
前記解像度の変更が行われる場合、前記解像度変更処理部は、前記第2の画像切り出し部によって切り出された前記第3の動画像に対して前記解像度を変更する撮像装置。 In the imaging device according to claim 3 or 4,
It has a resolution change processing unit that changes the resolution of moving images,
When the resolution is changed, the resolution change processing unit changes the resolution with respect to the third moving image cut out by the second image cutout unit.
動画像の解像度を変更する解像度変更処理部を備え、
前記解像度の変更が行われる場合、前記第1の画像切り出し部は、前記解像度変更処理部によって前記解像度が変更された前記第1の動画像から前記第2の動画像を切り出す撮像装置。 In the imaging device according to claim 3 or 4,
It has a resolution change processing unit that changes the resolution of moving images,
When the resolution is changed, the first image cutout unit cuts out the second moving image from the first moving image whose resolution has been changed by the resolution change processing unit.
前記制御部は、前記第3の動画像の画面の短辺のピクセル数を一定に制御するように前記解像度の変更の要否を決める撮像装置。 In the imaging device according to claim 5 or 6,
The imaging device determines whether or not the resolution needs to be changed so that the number of pixels on a short side of the screen of the third moving image is controlled to be constant.
前記ビニング撮像機能によって加算する信号数を変えることにより、異なるアスペクト比の動画像の信号を生成するアスペクト比可変機能とを備える撮像素子。 A binning imaging function for adding signals from a plurality of pixels;
An imaging device comprising: an aspect ratio variable function that generates a moving image signal having a different aspect ratio by changing the number of signals to be added by the binning imaging function.
前記アスペクト比可変機能は、前記動画像を構成する短辺のピクセル数を変えずに長辺のピクセル数を変えることによってアスペクト比を異ならせる撮像素子。 The image sensor according to claim 8, wherein
The aspect ratio variable function is an image pickup device that changes the aspect ratio by changing the number of pixels on the long side without changing the number of pixels on the short side constituting the moving image.
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