JP2018006791A - ナビゲーション装置及びナビゲーション装置の動作方法 - Google Patents

ナビゲーション装置及びナビゲーション装置の動作方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、ナビゲーション装置を遠隔操作する端末を買い替えても、新たな端末で同様にナビゲーション装置を遠隔操作することを目的とする。
【解決手段】本発明に係るナビゲーション装置51は、遠隔操作が可能なナビゲーション装置であって、ビデオ通話機能を有する電話部102と、電話部102がビデオ通話の相手先端末から取得した受話音声を、ナビゲーション装置51の操作に対応する操作文言と比較し、受話音声に一致する操作文言に対応する操作をナビゲーション装置に対する入力操作と決定する音声操作認識部103と、入力操作を実行するナビ機能部104と、を備え、ナビ機能部104は、ナビゲーション装置の操作画像を作成する操作画像作成部を備え、電話部102は、操作画像をビデオ通話により相手先端末に送信する。
【選択図】図1

Description

この発明は、ナビゲーション装置を遠隔操作する技術に関する。
従来、ナビゲーション装置の機能性向上のため、ナビゲーション装置を遠隔操作する技術が知られている。
例えば特許文献1には、ナビゲーション装置を操作する専用機能を搭載した携帯電話またはゲーム機を使用して、ナビゲーション装置を遠隔操作する技術が開示されている。また、特許文献2−4には、携帯電話にインストールされた操作アプリケーションを起動してナビゲーション装置を遠隔操作する技術が開示されている。これらの方法は、スマートフォンにも流用することができる。
特開2009−236667号公報 特開2003−121157号公報 特開2003−152884号公報 特開2005−265572号公報
しかし、昨今の携帯電話またはスマートフォンは、機種のモデルチェンジが早く、例えば一年ほどで新機能が搭載された新機種が登場するため、一般的にユーザは機種の買い替えを頻繁に行うものである。
ところが、特許文献2−4に示される操作アプリケーションは、アプリケーション開発当時の最新機種の携帯電話等に合わせた仕様となっているため、新機種の携帯電話に買い替えた場合、新機種の携帯電話では使用できない場合がある。従って、携帯電話を新機種に買い替えると、新機種ではナビゲーション装置の遠隔操作機能が使えないという不都合が生じ得る。
また、特許文献1に示された技術のように、携帯電話にナビゲーション装置の操作機能が搭載されている場合は、携帯電話等を買い替えたときに、ナビゲーション装置の操作機能が搭載された携帯電話は無用となり、携帯電話と言うよりもむしろナビを操作する専用のリモコンとなってしまう。
このように、従来の技術は、ナビゲーション装置を遠隔操作する端末に専用の機能またはアプリケーションを搭載するため、端末を新機種に買い替えた場合に、新機種の端末で同じようにナビゲーション装置を遠隔操作することができない、という問題点があった。
本発明は上述の問題点に鑑み、ナビゲーション装置を遠隔操作する端末を買い替えても、新たな端末で同様にナビゲーション装置を遠隔操作することを目的とする。
本発明に係るナビゲーション装置は、遠隔操作が可能なナビゲーション装置であって、ビデオ通話機能を有する電話部と、電話部がビデオ通話の相手先端末から取得した受話音声を、ナビゲーション装置の操作に対応する操作文言と比較し、受話音声に一致する操作文言に対応する操作をナビゲーション装置に対する入力操作と決定する音声操作認識部と、入力操作を実行するナビ機能部と、を備え、ナビ機能部は、ナビゲーション装置の操作画像を作成する操作画像作成部を備え、電話部は、操作画像をビデオ通話により相手先端末に送信する。
本発明に係るナビゲーション装置は、遠隔操作が可能なナビゲーション装置であって、ビデオ通話機能を有する電話部と、電話部がビデオ通話の相手先端末から取得した受話音声を、ナビゲーション装置の操作に対応する操作文言と比較し、受話音声に一致する操作文言に対応する操作をナビゲーション装置に対する入力操作と決定する音声操作認識部と、入力操作を実行するナビ機能部と、を備え、ナビ機能部は、ナビゲーション装置の操作画像を作成する操作画像作成部を備え、電話部は、操作画像をビデオ通話により相手先端末に送信する。従って、ユーザはビデオ通話機能を有する端末によって電話部とビデオ通話を行い、端末に表示された操作画像を見て操作文言を発話することによって、ナビゲーション装置の遠隔操作を行うことが出来る。このような遠隔操作は、ビデオ通話機能を有する端末であればいかなる端末からも行うことが可能であるため、端末を新機種に買い替えても、新機種で買い替え前と同様にナビゲーション装置の遠隔操作を行うことができる。
実施の形態1に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るナビゲーション装置を、ユーザがユーザ端末を用いて遠隔操作する様子を示す図である。 実施の形態2に係るナビゲーション装置とその周辺装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係るナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。 ユーザ端末に表示される操作画像を示す図である。 ユーザ端末に表示される操作画像を示す図である。 ユーザ端末に表示される操作画像を示す図である。 ユーザ端末に表示される操作画像を示す図である。 受話音声の文言がスクロール操作に対応する操作文言である場合の、音声操作認識部による音声認識処理のフローチャートである。 受話音声の文言がスクロール操作に対応する操作文言である場合の、音声操作認識部による音声認識処理のフローチャートである。 実施の形態3に係るナビゲーション装置とその周辺装置の構成を示すブロック図である。 ナビゲーション装置の遠隔操作が行われていない状態での、起動停止制御部の動作を示すフローチャートである。 ナビゲーション装置の遠隔操作が行われている状態での、起動停止制御部の動作を示すフローチャートである。 実施の形態4に係るナビゲーション装置とその周辺装置の構成を示すブロック図である。 ナビゲーション装置のハードウェア構成を示す図である。 ナビゲーション装置のハードウェア構成を示す図である。
<A.実施の形態1>
<A−1.構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係るナビゲーション装置51の構成を示すブロック図である。ユーザ端末10は、ユーザが用いるビデオ通話機能を有する端末を指し、携帯電話、スマートフォン、又はタブレット等の携帯端末、並びにパーソナルコンピュータ等の端末を含む。また、ユーザ端末10はディスプレイ11を有している。ユーザは、ユーザ端末10を用いてナビゲーション装置51とビデオ通話をすることによって、ナビゲーション装置51を遠隔操作することができる。
ナビゲーション装置51は、電話部102、音声操作認識部103、およびナビ機能部104を備えている。
電話部102は、ユーザ端末10とビデオ通話を行うビデオ通話機能を有する。なお、本発明ではビデオ通話機能を用いてナビゲーション装置の遠隔操作を行うため、ユーザ以外の他者も電話部102固有の電話番号に電話をかけることができる。従って、電話部102と通話を行う端末のことを相手先端末と呼称し、相手先端末が特にユーザが用いる端末である場合には、相手先端末をユーザ端末と呼称する。
音声操作認識部103は、電話部102がユーザ端末10からビデオ通話により取得した受話音声に音声認識処理を行い、ナビゲーション装置51に対する入力操作を決定する。具体的には、音声操作認識部103は、受話音声をナビゲーション装置51の操作に対応する操作文言と比較し、受話音声に一致する操作文言に対応する操作を入力操作と決定する。例えば、音声操作認識部103は、ナビゲーション装置51の各操作と、各操作を指示するための操作文言とを紐付けたデータを保有しており、当該データを参照しつつ入力操作を決定することができる。
ナビ機能部104は、一般的なナビの機能を司る部分であり、音声操作認識部103が決定した入力操作を実行する。ナビ機能部104は、ナビゲーション装置51の表示画像を作成する表示制御部105を備えている。表示制御部105は、音声操作認識部103が決定した入力操作に応じて表示画像を更新する。表示制御部105が作成する表示画像には、ナビゲーション装置51をユーザ端末10から操作するための操作画像が含まれるので、表示制御部105は操作画像作成部であるともいえる。操作画像も、入力操作に応じて更新される。
電話部102は、表示制御部105が作成した操作画像をビデオ通話によりユーザ端末10に送信する。
ナビゲーション装置51は、表示制御部105が作成した表示画像をナビゲーション装置51が有する、またはナビゲーション装置51と接続されたディスプレイに表示しても良い。このようにすれば、ユーザはディスプレイに表示された表示画像を見ながら、例えばディスプレイに構成されたタッチスクリーンをタッチしてナビゲーション装置51を直接操作することができる。このような、電話を介さないナビゲーション装置の操作を、本明細書では遠隔操作と区別して直接操作と呼ぶ。電話部102がユーザ端末10に送信する操作画像は、上記のディスプレイに表示される表示画像と同じものでも良いし、遠隔操作専用の画像であっても良い。
すなわち、実施の形態1に係るナビゲーション装置51は、ビデオ通話機能を有する電話部102と、電話部102がビデオ通話の相手先端末であるユーザ端末10から取得した受話音声を、ナビゲーション装置51の操作に対応する操作文言と比較し、受話音声に一致する操作文言に対応する操作をナビゲーション装置に対する入力操作と決定する音声操作認識部103と、入力操作を実行するナビ機能部104と、を備える。そして、ナビ機能部104は、ナビゲーション装置の操作画像を作成する操作画像作成部を備え、電話部102は、操作画像をビデオ通話によりユーザ端末10に送信する。従って、ナビゲーション装置51のユーザは、ビデオ通話機能を有するユーザ端末10を用いてナビゲーション装置51とビデオ通話を行うことにより、ナビゲーション装置51の遠隔操作を行うことができる。ビデオ通話により、ユーザ端末10のディスプレイ11にはナビゲーション装置51の操作画像が表示されるので、ユーザはこの操作画像を見ながら操作文言を発話することにより、ナビゲーション装置51を遠隔操作することができる。この遠隔操作はビデオ通話機能を用いて行われるため、ビデオ通話機能を有する端末であればいかなる端末からでも行うことができる。従って、専用のアプリケーションを用いて遠隔操作を行う場合のように、携帯電話を買い替えることによって遠隔操作が行えなくなる等の不都合が生じない。
<A−2.動作>
図2は、ナビゲーション装置51の動作を示すフローチャートである。電話部102は、ビデオ通話の着信を確認すると(ステップS11でYes)、表示制御部105から操作画像を取得し、ビデオ通話によって当該操作画像を電話の相手先端末に送信する(ステップS12)。なお、電話部102が相手先端末に初めて送信する操作画像である初期画像は、目的地を設定するための操作画像、すなわち目的地設定画像に固定しておけば、ユーザはスムーズに目的地設定操作を遠隔操作で行うことができる。
次に、電話部102は相手先端末から発話があるまで待機する(ステップS13でNo)。相手先端末から発話があると(ステップS13でYes)、電話部102はこれを受話音声として取得し音声操作認識部103に出力する。音声操作認識部103は、受話音声の文言に一致する操作文言があるか否かを判断する(ステップS14)。
受話音声の文言に一致する操作文言が無ければ(ステップS14でNo)、ステップS13に戻って電話部102は相手先端末からの発話を待機する。受話音声の文言に一致する操作文言が有れば(ステップS14でYes)、音声操作認識部103は、一致する操作文言に対応する操作をナビゲーション装置51に対する入力操作と決定する(ステップS15)。
音声操作認識部103は、ステップS15で決定した入力操作をナビ機能部104に入力し、ナビ機能部104で入力操作が実行される。このとき、表示制御部105では操作画像が更新される(ステップS16)。その後、ステップS12に戻り、電話部102はステップS16で更新された操作画像をビデオ通話によって相手先端末に送信する。
このようにして、相手先端末には遠隔操作によって更新された操作画像が表示されるので、新たな操作画像を見ながらユーザは遠隔操作を継続することができる。図2には、フローの終了を示していないが、このフローは、ユーザ端末10が通話を終了することによって終了する。
すなわち、実施の形態1に係るナビゲーション装置51の動作方法によれば、ビデオ通話によりナビゲーション装置51の操作画像を相手先端末に送信し、相手先端末からの受話音声をナビゲーション装置の操作に対応する操作文言と比較し、受話音声に一致する操作文言に対応する操作をナビゲーション装置に対する入力操作と決定し、入力操作を実行して操作画像を更新する。従って、ユーザは携帯電話等のユーザ端末10を使ってナビゲーション装置51とビデオ通話を行うことにより、ナビゲーション装置51の遠隔操作を行うことができる。この遠隔操作は、ビデオ通話機能を用いて行われるため、ビデオ通話機能を有する操作端末であれば、いかなる端末からでも可能である。従って、専用のアプリケーションを用いて遠隔操作を行う場合のように、携帯電話を買い替えることによって遠隔操作が行えなくなる等の不都合が生じない。
<B.実施の形態2>
図3は、本発明の実施の形態2に係るナビゲーション装置52を、ユーザ1が携帯電話等のユーザ端末10を用いて遠隔操作する様子を示している。ナビゲーション装置52は、車両2に搭載されている。車両2は、ナビゲーション装置52が搭載される移動体の一例である。
車両2の所有者であるユーザ1は、ユーザ端末10を使ってナビゲーション装置52とビデオ通話を行うことにより、車両2から離れた場所でナビゲーション装置52を遠隔操作することができる。
以下、遠隔操作を実現するためのナビゲーション装置52の構成および動作を例示する。
<B−1.構成>
図4は、ナビゲーション装置52とその周辺装置の構成を示している。図4において、図1に示したナビゲーション装置51と同様又は対応する構成要素には同一の参照符号を付している。ナビゲーション装置52は、GPSセンサ12、車輪速センサ13、角速度センサ14、ディスプレイ15、地図データ記憶装置16、およびマイク17という外部装置と有線又は無線で接続され、これらを利用可能な状態にある。但し、これらの外部装置の一部または全部は、ナビゲーション装置52に内蔵されていても良い。
ナビゲーション装置52のナビ機能部104は、表示制御部105に加えて、位置検出部106、経路探索部107、経路格納部108、および経路誘導部109を備えている。これらは、一般的なナビ機能である経路誘導機能を実現するための構成である。
位置検出部106は、車両2に搭載されたGPSセンサ12、車輪速センサ13、および角速度センサ14のセンサ信号を取得し、これらのセンサ信号を用いて車両2の現在位置を検出する。経路探索部107は、位置検出部106から車両2の現在位置を取得すると共に、地図データ記憶装置16から地図データを取得し、車両2の現在位置から目的地までの経路を探索する。目的地は、ユーザによって設定される。地図データ記憶装置16は、HDD(Hard Disk Drive)またはDVD(Digital Versatile Disc)等の記憶媒体によって構成され、地図データを記憶する。経路格納部108は、経路探索部107が探索した経路を格納する。経路誘導部109は、経路格納部108に格納された経路をユーザに伝えるための経路案内データを作成する。
表示制御部105は経路案内データに基づき経路案内画像を作成する。例えば、表示制御部105は、地図データ記憶装置16から地図データを読み込み、位置検出部106が検出した車両2の現在位置と、経路格納部108に格納された現在位置から目的地までの経路を表示する画像を経路誘導画像として作成する。この経路案内画像は、操作画像の一例である。表示制御部105は、操作画像を作成し、これをディスプレイ15に表示する。
電話部102は、固有の電話番号を有しており、携帯電話またはスマートフォン等と同様の通話機能を有している。ユーザはユーザ端末10を使って電話部102固有の電話番号に電話を掛けることにより、電話部102との間で通話を行うことが出来る。なお、電話部102が携帯電話またはスマートフォン等と同様の通話機能を有しているといっても、電話部102から人物の発話音声を送信することはない。電話部102は、通話の着信を受けると、「この電話番号はナビゲーションシステムの操作専用です。ビデオ通話機能を起動してください」等、ビデオ通話機能の起動を促す音声メッセージを相手先端末に送信する。電話部102は、ビデオ通話ではない通常の通話の着信を受けた時点で、相手先端末がビデオ通話機能を有しているか否かを判別することが出来ない。従って、ビデオ通話機能の起動を促す音声メッセージは、相手先端末がビデオ通話機能を持っているか否かに関わらず送信される。
電話部102は、通常の通話機能に加えてビデオ通話機能を有している。電話部102が有するビデオ通話機能は、携帯電話又はスマートフォン等に広く搭載されたビデオ通話機能と同様である。しかし、電話部102がビデオ通話機能により相手先端末に送信するのは、表示制御部105が作成したナビゲーション装置52の操作画像である。
音声操作認識部103は、電話部102の受話音声に音声認識処理を行って、ナビゲーション装置52に対する入力操作を決定する。音声操作認識部103が音声認識処理を行う対象の音声は、ナビゲーション装置52の遠隔操作時には電話部102の受話音声であるが、ナビゲーション装置52の直接操作時にはマイク17の入力音声である。つまり、ユーザは車両2に搭乗している際には、マイク17に操作文言を発話することで、ナビゲーション装置52を直接操作することも可能である。
音声操作認識部103は、ナビゲーション装置52の操作と対応する操作文言を有しており、音声認識処理の対象の音声の文言が操作文言と一致した場合に、当該操作文言に対応する操作をナビゲーション装置52に対する入力操作として認識する。
一般的に、ナビゲーション装置がディスプレイ15に表示する操作画像は、横800画素×縦400画素程度だが、このサイズの操作画像は、携帯電話またはスマートフォンに一般的な縦長のディスプレイに表示するのに適していない。勿論、縦長のディスプレイに合わせて操作画像をリサイズすることは可能だが、単純にリサイズすると、ぼやけて視認性が低下する、いわゆる画像の劣化という現象が生じる。そこで、画像変換部110は、操作画像がユーザ端末10のディスプレイ11に適切に表示されるための画像変換処理を行う。具体的には、画像変換部110は、表示制御部105が作成した操作画像のアスペクト比を、ユーザ端末10のディスプレイ11、すなわち表示画面のアスペクト比に合わせて変更しつつ、その際に、アイコンの配置又はサイズを変更したり文字のサイズを変更したりする等のレイアウトの変更を行う。なお、ユーザ端末10のディスプレイ11のアスペクト比は、ユーザ端末10からビデオ通話で送信される画像から取得することが出来る。電話部102は、画像変換部110で変換処理された操作画像をユーザ端末10にビデオ通話で送信する。従って、ユーザ端末10のディスプレイ11には操作画像が見やすく表示される。
<B−2.動作>
図5は、ナビゲーション装置52の動作を示すフローチャートである。以下、車両2のエンジンが切れた状態で、ユーザ端末10からナビゲーション装置52を遠隔操作する際のナビゲーション装置52の動作を図5に沿って説明する。
ナビゲーション装置52は、車両2のバッテリを電源として動作する。車両2のエンジンが切れた状態で、遠隔操作されていないナビゲーション装置52では、電話部102のみが電話待受け状態として起動し、電話の着信を待機している(ステップS21)。ユーザ1がユーザ端末10からナビゲーション装置52に電話を掛けると、電話部102が着信を確認し(ステップS21でYes)、電話部102以外のナビゲーション装置52の他の構成も起動する。
次に、電話部102はユーザ端末10のビデオ通話が起動しているか否かを判断する(ステップS22)。ユーザ端末10のビデオ通話が起動していれば、ユーザ端末10から画像が電話部102に送信されるため、これにより電話部102はユーザ端末10のビデオ通話が起動したことを認識する。ユーザ端末10のビデオ通話が起動していなければ、電話部102は起動するまで待機する。このとき、電話部102は、「この電話番号はナビゲーションシステムの操作専用です。ビデオ通話機能を作動させて下さい。」等の、ビデオ通話機能の作動を促す音声メッセージをユーザ端末10に送信してもよい。
ビデオ通話機能の作動を促す音声メッセージは、全ての相手先端末に対して一律に送信される。あるいは、電話部102は着信番号から相手先端末が固定電話か携帯電話かを判別し、携帯電話に対してはビデオ通話機能の作動を促す音声メッセージを送信する一方で、固定電話に対してはビデオ通話機能が無いものと判定して、「この電話番号はナビゲーション装置の操作専用です。音声は送信できません。」等の音声メッセージを送信しても良い。このように、相手先端末のビデオ通話機能の有無に応じて音声メッセージを切替えることによって、電話のかけ間違え等の理由で固定電話から着信があった場合に適切な対応を行うことが出来る。
ユーザ端末10のビデオ通話が起動すると、画像変換部110は表示制御部105から操作画像を取得し、当該操作画像のアスペクト比をユーザ端末10のディスプレイのサイズに合わせて変換する(ステップS23)。この際、画像変換部110は、操作画像のアイコン又は文字の、サイズ又は位置を適切に変更するレイアウトの変更処理も行う。
次に、電話部102は画像変換部110で変換処理を行った操作画像を、ビデオ通話によりユーザ端末10に送信する(ステップS24)。このとき、ユーザ端末10に表示される操作画像を図6に例示する。図6の操作画像は、車両2の目的地を設定するための操作画像、すなわち目的地設定画像であり、「地図から設定する」、「施設から設定する」、「電話番号から設定する」といった複数のアイコンを表示している。また、この操作画像は、ユーザ端末10のディスプレイのアスペクト比に合わせて縦長である。通常、車両に搭載されるナビゲーション装置では、前回使用時の最後の画像を初期画像として表示することが多いが、ビデオ通話機能を使用した遠隔操作においては、目的地設定画像を初期画像に固定することで、スムーズに目的地の設定を行うことができる。
次に、電話部102は、ユーザ端末10からの発話を待機する(ステップS25)。図6の目的地設定画像がユーザ端末10に表示された状態で、ユーザがユーザ端末10に対して「施設から設定する」と発話すると、その発話音声がビデオ通話によって電話部102に送信され、電話部102において受話音声として取得される。電話部102の受話音声は音声操作認識部103に出力され、音声操作認識部103で音声認識処理が行われる。音声操作認識部103は、電話部102の受話音声が操作文言と一致するかを判断する(ステップS26)。今は、図6の目的地設定画像がユーザ端末10に表示されているため、当該目的地設定画像上の各アイコンの文言が操作文言となる。音声操作認識部103は、電話部102の受話音声が「施設から設定する」という操作文言に一致するため、この操作文言に対応する操作をナビゲーション装置52に対する入力操作と決定する(ステップS27)。すなわち、音声操作認識部103は、「施設から設定する」アイコンの選択操作を入力操作と決定する。
次に、ナビ機能部104が「施設から設定する」アイコンの選択操作を実行する。具体的には、表示制御部105が、当該アイコンの選択によって遷移する画像に操作画像を更新する(ステップS28)。
ステップS28で更新された操作画像は、画像変換部110によりユーザ端末10のディスプレイ11に適した形式に変換され(ステップS23)、電話部102からユーザ端末10にビデオ通話で送信される(ステップS24)。このとき、ユーザ端末10に表示される操作画像を図7に例示する。図7の操作画像は、施設から目的地を設定するための操作画像であり、目的地を設定するための施設別に、「駅から設定する」、「市役所から設定する」、「学校から設定する」といった複数のアイコンを表示している。
このように、ユーザはユーザ端末10に表示されたナビゲーション装置52の操作画像のアイコンの文言を発話することによって、当該アイコンを選択することができる。以下同様に、ユーザが「駅から設定する」とユーザ端末10に発話すると、ステップS26,27,28,23,24を経て、「駅から設定する」というアイコンを選択した後の操作画像(図8)がユーザ端末10に表示される。図8の操作画像は、駅から目的地を設定するための操作画像であり、目的地を設定するための駅のリストが、「A駅」、「B駅」、「C駅」…というように縦に表示している。また、この操作画像には、「リスト上」および「リスト下」というリストのスクロールボタンも表示されている。
図8に示す操作画像がユーザ端末10に表示された状態で、ユーザはこれまでと同様、例えば「A駅」と発話することにより「A駅」というアイコンを選択する他、「リスト上」または「リスト下」と発話することによって、リストを上下方向にスクロールし、現状で表示されていない駅名を表示させることも出来る。ユーザが「A駅」とユーザ端末10に発話すると、これまで説明したと同様に、「A駅」というアイコンを選択した後の操作画像(図9)がユーザ端末10に表示される。図9に示す操作画像には、A駅を地図の中心とするA駅の周辺地図と、地図をスクロールするためのアイコンと、「目的地設定」アイコン、「登録地設定」アイコンが表示される。この操作画像を作成するため、表示制御部105は、地図データ記憶装置16からA駅周辺の地図データを取得する。
図9に示す操作画像がユーザ端末10に表示された状態で、ユーザがユーザ端末10に「目的地設定」と発話すると、音声操作認識部103が電話部102の受話音声から「目的地設定」アイコンの選択を入力操作と認識する。そして、ナビ機能部104が入力操作を実行する。ここでは、経路探索部107が、A駅の位置座標を目的地として設定し、車両2の現在位置からA駅までの経路を探索する。経路探索部107の探索経路は経路格納部108に格納され、その案内データが経路誘導部109によって作成される。
図9に示す操作画像がユーザ端末10に表示された状態で、例えばユーザが「地図右」とユーザ端末10に発話すると、音声操作認識部103が「地図右」アイコンの選択を入力操作と認識する。そして、表示制御部105が、図9に示す操作画像の地図を右方向に1コマスクロールした画像を作成する。こうして更新された操作画像が、電話部102からユーザ端末10に送信され、地図のスクロール操作が行われる。このように、ユーザは発話により地図を所定の方向にスクロールし、目的地としたい地点が地図の中心に表示された時点で、「目的地設定」と発話することにより、当該地点を目的地に設定することができる。なお、このようにして設定される目的地は必ずしも道路と隣接しているとは限らない。この場合、経路探索部107は目的地に一番近い道路上の地点まで経路探索を行う。
以上の説明では、目的地の設定操作について説明したが、図9に示す操作画像がユーザ端末10に表示された状態で、ユーザは「登録地設定」と発話することにより、目的地の設定操作と同様に登録地の設定操作を行うことが出来る。
従来の車両に搭載されたナビゲーション装置では、目的地又は登録地の設定は主に車内で行われるものであった。これに対して本発明によれば、ユーザはユーザ端末10からビデオ通話によりナビゲーション装置52を遠隔操作することができる。そのため、ユーザは、パソコンまたはテレビを見ながら、あるいは本のページをめくりながら、気に行った場所を目的地として設定する、といった使い方が可能となる。
以上の説明では、駅から目的地を設定する方法について説明したが、地図から設定する場合、または電話番号から設定する場合についても、同様の処理が行われる。
以上では、ユーザ端末10からビデオ通話により遠隔操作する場合のナビゲーション装置52の動作について説明したが、ナビゲーション装置52はビデオ通話によらず直接操作を行うことも可能である。例えば、ディスプレイ15がタッチパネル機能を有していれば、ユーザは、操作画像が表示されたディスプレイ15に直接タッチしてアイコンの選択等を行うことができる。また、ユーザはマイク17に向かって発話することにより、音声による操作を行うこともできる。この場合の音声操作認識部103の動作は、遠隔操作の場合の動作と同様であり、音声認識処理の対象が電話部102の受話音声ではなくマイク17の取得音声に代わるだけである。
このように、ナビゲーション装置52は遠隔操作と直接操作が可能であるため、これらの操作が同時に行われた場合、ナビゲーション装置52の制御の混乱が生じ得る。そこで、遠隔操作と直接操作の両方が同時に行われないよう、何らかの制御をしても良い。
例えば、車両2のエンジンが起動中にユーザ端末10から電話部102に着信があった場合、エンジンが起動中であるため車両にドライバーが搭乗していると判断し、電話部102はユーザ端末10に、「このナビゲーション装置はただ今ドライバーが操作しています。携帯電話からの操作は出来ません。」等の音声メッセージを送信する。また、ユーザ端末10からの遠隔操作中に車両2のエンジンが起動すると、表示制御部105はディスプレイ15に「ただ今携帯電話によるナビゲーションの遠隔操作を実行中ですので、車からの操作は出来ません。」等のメッセージを表示する。このように、遠隔操作と直接操作のうち先に行われた操作を優先的に受け付け、他方の操作に制限をかけることにより、二重操作の混乱を回避することができる。
<B−3.音声操作認識の変形例>
上記の説明において、音声操作認識部103は、認識対象の音声の文言が操作文言と一致するかを判断し、一致する場合には、一致する操作文言に対応する操作をナビゲーション装置52に対する入力操作と認識した。以下、音声操作認識部103の音声認識処理について、上記以外の様々な変形例について説明する。
音声認識処理の第1変形例は、音声認識処理を2回に分けて行うことである。つまり、1度の音声認識処理で入力操作を確定すると、音声認識に誤りがあった場合にナビゲーション装置52が誤操作を行ってしまう。特に、操作画像上に文言が類似する複数のアイコンが存在する場合は、アイコンの操作文言が類似するため、音声認識に誤りが生じる可能性がある。そこで、音声認識処理による入力操作の確定を、2回の音声認識によって行うことにより、ナビゲーション装置52の誤操作を防止する。
例えば、図6の操作画像がユーザ端末10に表示された状態で、ユーザがユーザ端末10に「施設から設定する」と発話すると、音声操作認識部103は「施設から設定する」アイコンの選択操作を入力操作として認識するが、ナビ機能部104に当該操作の実施は指示しない。この段階で、表示制御部105は、「施設から設定する」アイコンの表示色を変更するだけで、図7に示す操作画像は作成しない。次に、ユーザが「エンター」または「確定」等と発話することにより、音声操作認識部103は、「施設から設定する」アイコンの選択操作を確定し、ナビ機能部104に当該操作の実施を指示する。従って、ユーザ端末10に表示される操作画像は図7の操作画像に遷移する。これにより、音声認識の誤りによりユーザが意図しない操作をナビゲーション装置52が行うことを避けられる。
音声認識処理の第2変形例は、操作画像上のアイコンの文言に加えて、アイコンの文言の短縮形をも操作文言とすることである。特に、アイコンの文言が長い場合、アイコンの文言をそのまま発話するのはユーザにとって負担であるため、その短縮形を操作文言に含めることによってユーザの発話負担を軽減することができる。
例えば、図8の操作画像には、リストのスクロール操作を行うアイコンとして「リスト上」アイコンおよび「リスト下」アイコンが存在するが、アイコンの文言である「リスト上」および「リスト下」に加えて、これらの短縮形である「上」および「下」も操作文言とする。そうすると、例えばユーザは「下下」と発話することにより、リストを下方向に2行スクロールさせることが出来るので、「リスト下リスト下」と発話する場合に比べて発話負担が軽減される。
また、図9の操作画像には、地図のスクロール操作を行うアイコンとして「地図上」アイコン、「地図下」アイコン、「地図右」アイコン、「地図左」アイコンが存在するが、アイコンの文言である「地図上」、「地図下」、「地図右」、「地図左」に加えて、これらの短縮形である「上」、「下」、「右」、「左」をも操作文言とする。そうすると、例えばユーザは「右右」と発話することにより、地図を右方向に2コマだけスクロールさせることが出来るので、「地図右地図右」と発話する場合に比べて発話負担が軽減される。ここでは、アイコンの文言の短縮形を操作文言とすることについて説明しているが、操作文言はアイコンの文言に限らない。つまり、音声操作認識部103は、任意の操作文言に対して、当該操作文言の短縮形も同一の操作に関する操作文言として認識すれば良い。
音声認識処理の第2変形例のように、アイコンの文言の短縮形を操作文言としても、同じ操作を繰り返し行う場合にユーザの発話負担は増加する。例えば、リストを下方向に5行スクロールする操作を行う場合、ユーザは「下下下下下」と「下」を連続して5回発話しなければならない。リストのスクロール操作に限らず、地図のスクロール操作に関しても同様のことがいえる。そこで、音声認識処理の第3変形例では、音声操作認識部103は、音声認識対象の文言が、操作文言と数を組み合わせた文言である場合に、操作文言に対応する操作をその数だけ繰り返す操作を入力操作として認識する。
例えば、図8の操作画像がユーザ端末10に表示された状態で、ユーザがユーザ端末10に「上ご」と発話した場合、音声操作認識部103はリストを上に5行スクロールする操作を入力操作と認識する。また、図9の操作画像がユーザ端末10に表示された状態で、ユーザがユーザ端末10に「下じゅう」と発話した場合、音声操作認識部103は地図を下に10コマだけスクロールする操作を入力操作と認識する。これにより、地図またはリストをスクロールする操作におけるユーザの発話負担が軽減される。
なお、上記の地図スクロール操作の例において、音声操作認識部103はユーザが発話した「下じゅう」の「じゅう」を10コマと認識しているが、ユーザがスクロールする距離を直接発話することで、スクロール距離を指定できるようにしても良い。例えば、図9の操作画像がユーザ端末10に表示された状態で、ユーザがユーザ端末10に「右じゅうめーとる」と発話すれば、音声操作認識部103は、右に10m地図をスクロールする操作を入力操作と認識する。あるいは、同様にユーザが「左ごきろ」と発話すれば、音声操作認識部103は、左に5kmスクロールする操作を入力操作と認識する。すなわち、ここでは、アイコンの文言、数字、距離単位の組み合わせが操作文言となる。これにより、地図の細かい位置座標の指定を遠隔操作で行うことが可能となる。
音声認識処理の第4変形例では、音声操作認識部103は、電話部102の受話音声の文言が操作画像のスクロール操作に対応する操作文言である場合に、当該操作文言内の音節間の発話間隔に基づく速度のスクロール操作を入力操作と決定する。図10は、受話音声の文言がスクロール操作に対応する操作文言である場合の、音声操作認識部103による音声認識処理のフローチャートを示す。
音声操作認識部103は、操作文言の音節間隔を測定する(ステップS31)。例えば、音声操作認識部103は操作文言が「うえ」であれば「う」と「え」の発話間隔を測定する。そして、音声操作認識部103はこの発話間隔に基づきスクロール速度を決定する(ステップS32)。例えば、音声操作認識部103は発話間隔が短い場合にスクロール速度を速く、発話間隔が長い場合にスクロール速度を遅く決定する。その後、ステップS32で決定した速度と、操作文言に応じた方向のスクロール操作を入力操作として決定する(ステップS33)。以上の動作により、ユーザは上方向のスクロール操作を行う場合に、早口で「うえ」と発話することで高速のスクロール操作、ゆっくり「うえ」と発話することで低速のスクロール操作を行うことができる。このように、ユーザは直感的にスクロール速度を調整することができる。
音声認識処理の第5変形例では、音声操作認識部103は、受話音声の文言がスクロール操作に対応する操作文言である場合に、当該操作文言の発話音量に基づく速度のスクロール操作を入力操作と決定する。図11は、受話音声の文言がスクロール操作に対応する操作文言である場合の、音声操作認識部103による音声認識処理のフローチャートを示す。
音声操作認識部103は、操作文言の受話音量を測定する(ステップS41)。例えば、音声操作認識部103は音声認識対象の文言が「うえ」であれば、その受話音量を測定する。そして、音声操作認識部103はこの受話音量に基づきスクロール速度を決定する(ステップS42)。例えば、音声操作認識部103は受話音量が大きい場合にスクロール速度を速く、受話音量が小さい場合にスクロール速度を遅く決定する。その後、音声操作認識部103はステップS42で決定した速度と、操作文言に応じた方向のスクロール操作を入力操作として決定する(ステップS43)。以上の動作により、ユーザは上方向のスクロール操作を行う場合に、大声で、あるいはユーザ端末10に口を近づけて「うえ」と発話することにより、高速のスクロール操作を行い、小声で、あるいはユーザ端末10から口を若干離して「うえ」と発話することで、低速のスクロール操作を行うことができる。このように、ユーザは直感的な操作でスクロール速度を調整することができる。
<C.実施の形態3>
<C−1.構成>
図12は、実施の形態3に係るナビゲーション装置53とその周辺装置の構成を示している。図12において、図4に示したナビゲーション装置52と同様又は対応する構成要素には同一の参照符号を付している。ナビゲーション装置53は、ナビゲーション装置52の構成に加えて起動停止制御部111を備えており、起動停止制御部111以外の構成はナビゲーション装置52と同様である。
ナビゲーション装置53は、車両2のバッテリ18を電源として動作するが、電話部102は、ナビゲーション装置53が遠隔操作されていない状態でも、電話の待受け状態を維持し、電話の着信を待機している。電話部102が待受け状態にあることによって、バッテリの電気が消費されるため、電話部102が常時待受け状態にあると、バッテリ18に蓄えられた電気が減少して車両2の走行に支障が生じる。これを防ぐために、起動停止制御部111は、バッテリ18の電圧を一定周期等、随時に検出し、検出結果に基づき電話部102の起動停止制御を行う。
<C−2.動作>
図13は、ナビゲーション装置53の遠隔操作が行われていない状態での、起動停止制御部111の動作を示すフローチャートである。ナビゲーション装置53の遠隔操作が行われていない状態で、起動停止制御部111は一定周期等、随時にバッテリ18の電圧値を検出する。そして、バッテリ18の電圧検出値が予め定めた閾値Vt1より大きければ(ステップS51でNo)、起動停止制御部111は電話部102の待受け状態をオンに維持する(ステップS52)。一方、バッテリ18の電圧検出値が閾値Vt1以下であれば(ステップS51でYes)、起動停止制御部111は電話部102の待受け状態をオフにする(ステップS53)。電話部102の待受け状態がオフになると、外部から電話部102に電話をかけても、電話はつながらず、ナビゲーション装置53の遠隔操作を行うことはできない。車両2をある程度運転してバッテリに十分な電気がたまり、バッテリ18の電圧検出値が閾値Vt1より大きくなると(ステップS51でNo)、起動停止制御部111は電話部102の待受け状態をオンにする。
図14は、ナビゲーション装置53の遠隔操作が行われている状態での、起動停止制御部111の動作を示すフローチャートである。ナビゲーション装置53の遠隔操作が行われている状態で、起動停止制御部111は一定周期等、随時にバッテリ18の電圧値を検出する。そして、バッテリ18の電圧検出値が閾値Vt1より大きければ(ステップS61でYes)、起動停止制御部111は電話部102の待受けをオンに維持する。バッテリ18の電圧検出値が閾値Vt1以下になれば(ステップS61でNo)、起動停止制御部111は電話部102からユーザ端末10に注意メッセージを送信させる(ステップS63)。注意メッセージは、「車両のバッテリの電気が残り少なくなっています。遠隔操作を終了して下さい。」等の音声メッセージであり、ユーザに遠隔操作の終了を促すものである。注意メッセージの送信後は、バッテリ18の電圧検出値が閾値Vt1より低い閾値Vt2以下になるまで待機し(ステップS64)、バッテリ18の電圧検出値が閾値Vt2以下になっても遠隔操作が継続している場合には、強制的に電話部102の通話を終了させ、待受け状態をオフにする(ステップS65)。この際、電話部102から「車両のバッテリの電気がありません。遠隔操作を終了します。」等のメッセージをユーザ端末10に送信しても良い。このとき、ユーザ端末10の側から見れば、一方的に通話を切られたのと同じ状態となる。
このように、実施の形態3に係るナビゲーション装置53は、バッテリ18の電圧値を検出し、当該検出結果に基づき電話部102の起動停止制御、すなわち通話状態の終了と、待受け状態のオンオフの切り替えとを行う起動停止制御部111を備える。従って、遠隔操作の実施によりバッテリ18の電気が減少し、車両2の走行に支障が生じることを避けることができる。
<D.実施の形態4>
本発明のナビゲーション装置の遠隔操作は、ビデオ通話機能を用いて行われるため、ビデオ通話機能を有するいかなる端末からも行うことが出来るという利点を有する。一方で、ビデオ通話機能を有する端末をもつユーザ以外の他人が、不正にナビゲーション装置を遠隔操作することも可能であるため、実施の形態4では遠隔操作の可否判断を行うこととする。
<D−1.構成>
図15は、実施の形態4に係るナビゲーション装置54とその周辺装置の構成を示すブロック図である。図15において、図4に示したナビゲーション装置52と同様又は対応する構成要素には同一の参照符号を付している。ナビゲーション装置54は、ナビゲーション装置52の構成に加えて遠隔操作可否判断部112を備えており、遠隔操作可否判断部112以外の構成はナビゲーション装置52と同様である。
遠隔操作可否判断部112は、電話部102の電話の相手先端末によるナビゲーション装置54の遠隔操作の可否を判断する。そして、遠隔操作可否判断部112が遠隔操作を可能であると判断した場合にのみ、実施の形態2で説明したナビゲーション装置の遠隔操作が行われる。従って、例えばユーザ以外の他者がナビゲーション装置54の遠隔操作を行うことを防ぐことができる。
<D−2.動作>
遠隔操作可否判断部112による遠隔操作可否判断の第1の方法は、電話部102に着信した電話番号により判断する方法である。この場合、遠隔操作可否判断部112は、ナビゲーション装置54を遠隔操作することが可能な端末の電話番号を登録しておく。そして、電話部102に着信した電話番号が登録した電話番号と一致すれば、遠隔操作を許可し、そうでなければ、遠隔操作を拒否する。遠隔操作を拒否する場合、電話部102から「この番号はナビゲーション装置の遠隔操作専用番号です。お使いの端末からの操作は出来ません。」等の音声メッセージを相手先端末に送信しても良い。これにより、特定の端末のみ、ナビゲーション装置54の遠隔操作を可能にし、例えば家族以外など、無関係な人間がナビゲーション装置54を不正に操作することを防止することができる。
なお、遠隔操作可否判断部112には、複数の端末の電話番号を登録することが可能である。また、遠隔操作可否判断部112に登録する電話番号をユーザが変更することも可能である。
遠隔操作可否判断部112による遠隔操作可否判断の第2の方法は、電話部102の受話音声の声紋により判断する方法である。この場合、遠隔操作可否判断部112は、予めナビゲーション装置54を遠隔操作することが可能な操作者の声を登録しておく。そして、遠隔操作可否判断部112は、電話部102の受話音声と登録した声とを声紋判定により比較し、一致すれば遠隔操作を許可、一致しなければ遠隔操作を拒否する。これにより、声を登録していない人物がナビゲーション装置54を遠隔操作することを避けることが出来る。
なお、人の声は電話を通すことによって微妙に変化するため、予め決まった端末から電話部102に電話をかけ、その受話音声を遠隔操作可否判断部112に登録しておくことが望ましい。
遠隔操作可否判断部112による遠隔操作可否判断の第3の方法は、電話部102がビデオ通話で受信した相手先端末の操作者の顔画像により判断する方法である。この場合、遠隔操作可否判断部112は、予めナビゲーション装置54を遠隔操作することが可能な操作者の顔写真を登録しておく。そして、遠隔操作可否判断部112は、相手先端末の操作者の顔画像と、登録した顔写真とを比較し、両者の顔が同一人物の顔であると判定すると、遠隔操作を許可し、そうでなければ遠隔操作を拒否する。これにより、顔写真を登録していない人物がナビゲーション装置54を遠隔操作することを避けることが出来る。
なお、写真は使用するカメラにより微妙に変化するため、予め決まった端末からビデオ通話機能で電話部102に顔画像を送信し、その顔画像を遠隔操作可否判断部112に登録しておくことが望ましい。
<E.ハードウェア構成>
上述したナビゲーション装置51,52,53,54における、電話部102、音声操作認識部103、ナビ機能部104、画像変換部110、起動停止制御部111、遠隔操作可否判断部112は、図16に示す処理回路201により実現される。すなわち、処理回路201は、電話部102、音声操作認識部103、ナビ機能部104、画像変換部110、起動停止制御部111、および遠隔操作可否判断部112を備える。処理回路201には、専用のハードウェアが適用されても良いし、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサが適用されても良い。プロセッサは、例えば中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)等である。
処理回路201が専用のハードウェアである場合、処理回路201は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。音声操作認識部103等の各部の機能それぞれは、複数の処理回路201で実現されてもよいし、各部の機能をまとめて一つの処理回路で実現されてもよい。
処理回路201がプロセッサである場合、音声操作認識部103等の機能は、ソフトウェア等(ソフトウェア、ファームウェアまたはソフトウェアとファームウェア)との組み合わせにより実現される。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリに格納される。図17に示すように、処理回路201に適用されるプロセッサ202は、メモリ203に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、ナビゲーション装置51,52,53,54は、処理回路201により実行されるときに、ビデオ通話によりナビゲーション装置の操作画像を相手先端末に送信するステップと、相手先端末からの受話音声をナビゲーション装置の操作に対応する操作文言と比較するステップと、受話音声に一致する操作文言に対応する操作をナビゲーション装置に対する入力操作と決定するステップと、入力操作を実行して操作画像を更新するステップと、が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ203を備える。換言すれば、このプログラムは、音声操作認識部103等の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ203には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Electrically Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)及びそのドライブ装置の少なくともいずれか1つが含まれる。
以上、音声操作認識部103等の各機能が、ハードウェア及びソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、音声操作認識部103等の一部を専用のハードウェアで実現し、別の一部をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。例えば、電話部102については専用のハードウェアとしての処理回路でその機能を実現し、それ以外についてはプロセッサ202としての処理回路201がメモリ203に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
以上のように、処理回路は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 ユーザ、2 車両、10 ユーザ端末、11,15 ディスプレイ、12 GPSセンサ、13 車輪速センサ、14 角速度センサ、16 地図データ記憶装置、17 マイク、18 バッテリ、51,52,53,54 ナビゲーション装置、102 電話部、103 音声操作認識部、104 ナビ機能部、105 表示制御部、106 位置検出部、107 経路探索部、108 経路格納部、109 経路誘導部、110 画像変換部、111 起動停止制御部、112 遠隔操作可否判断部、201 処理回路、202 プロセッサ、203 メモリ。

Claims (13)

  1. 遠隔操作が可能なナビゲーション装置であって、
    ビデオ通話機能を有する電話部と、
    前記電話部がビデオ通話の相手先端末から取得した受話音声を、前記ナビゲーション装置の操作に対応する操作文言と比較し、前記受話音声に一致する前記操作文言に対応する操作を前記ナビゲーション装置に対する入力操作と決定する音声操作認識部と、
    前記入力操作を実行するナビ機能部と、を備え、
    前記ナビ機能部は、前記ナビゲーション装置の操作画像を作成する操作画像作成部を備え、
    前記電話部は、前記操作画像をビデオ通話により前記相手先端末に送信する、
    ナビゲーション装置。
  2. 前記相手先端末の表示画面のアスペクト比に合わせて、前記操作画像作成部が作成する操作画像のアスペクト比およびレイアウトを変更する画像変換処理を行う画像変換部をさらに備え、
    前記電話部は、前記画像変換処理が行われた操作画像を前記相手先端末にビデオ通話で送信する、
    請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 車両に搭載され、前記車両のバッテリを電源として動作し、
    前記バッテリの電圧値を検出し、当該検出結果に基づき前記電話部の起動停止制御を行う起動停止制御部をさらに備える、
    請求項1または2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記電話部は、着信番号に基づき前記相手先端末のビデオ通話機能の有無を判断し、ビデオ通話機能の有無に応じて異なる音声メッセージを前記相手先端末に送信する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記音声操作認識部は、前記受話音声の文言が、前記操作文言と数とを組み合わせた文言である場合に、前記操作文言に対応する操作を前記数だけ繰り返す操作を前記入力操作と決定する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  6. 前記音声操作認識部は、前記受話音声の文言が、前記操作画像のスクロール操作に対応する操作文言である場合に、前記受話音声における前記操作文言の音節間の発話間隔に基づく速度のスクロール操作を前記入力操作と決定する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  7. 前記音声操作認識部は、前記受話音声の文言が、前記操作画像のスクロール操作に対応する操作文言である場合に、前記受話音声の音量に基づく速度のスクロール操作を前記入力操作と決定する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  8. 相手先端末からの遠隔操作の可否を判断する遠隔操作可否判断部をさらに備え、
    前記遠隔操作可否判断部が許可した相手先端末からの遠隔操作のみを受け付ける、
    請求項1から7のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  9. 前記遠隔操作可否判断部は、前記電話部に着信した電話番号に基づき、遠隔操作の可否を判断する、
    請求項8に記載のナビゲーション装置。
  10. 前記遠隔操作可否判断部は、前記相手先端末からの受話音声の声紋に基づき、遠隔操作の可否を判断する、
    請求項8に記載のナビゲーション装置。
  11. 前記遠隔操作可否判断部は、前記電話部がビデオ通話で受信した顔画像に基づき、遠隔操作の可否を判断する、
    請求項8に記載のナビゲーション装置。
  12. 遠隔操作の他にビデオ通話を介さない直接操作が可能なナビゲーション装置であって、
    遠隔操作と直接操作のうち先に行われた操作を優先的に受け付ける、
    請求項1から11のいずれか1項に記載のナビゲーション装置。
  13. ビデオ通話によりナビゲーション装置の操作画像を相手先端末に送信し、
    前記相手先端末からの受話音声をナビゲーション装置の操作に対応する操作文言と比較し、
    前記受話音声に一致する前記操作文言に対応する操作をナビゲーション装置に対する入力操作と決定し、
    前記入力操作を実行して前記操作画像を更新する、
    ナビゲーション装置の動作方法。
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