JP2017537427A - Static dissipative device - Google Patents
Static dissipative device Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017537427A JP2017537427A JP2017514505A JP2017514505A JP2017537427A JP 2017537427 A JP2017537427 A JP 2017537427A JP 2017514505 A JP2017514505 A JP 2017514505A JP 2017514505 A JP2017514505 A JP 2017514505A JP 2017537427 A JP2017537427 A JP 2017537427A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shell
- anode
- cathode
- ray tube
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
X線管(38)と、X線管のアノード(22)に電気結合されている導電性のシェル(27)とを備える静電気放散デバイス(12)は、特に、フラットパネルディスプレイ(FPD)(13)の下側(13b)での静電気放散に使用され得る。An electrostatic dissipative device (12) comprising an X-ray tube (38) and a conductive shell (27) electrically coupled to the anode (22) of the X-ray tube, in particular, is a flat panel display (FPD) (13 ) Can be used for static dissipation on the lower side (13b).
Description
本出願は概して、静電気放散のためのX線の使用に関する。 The present application relates generally to the use of X-rays for electrostatic dissipation.
例えば電子部品など、一部の材料における静電気の電荷は、突然放電し得て、その結果、材料に損傷が生じ得る。例えば、静電気の電荷は、製造中にフラットパネルディスプレイ(FPD)上に蓄積し得る。FPDの下側にある静電荷は、FPDがテーブルから持ち上げられるとき、支持テーブルに放電し得て、FPDの下側に損傷を生じさせ得る。そのような電荷を徐々に放散させるべく、適切な抵抗値を有する導電路を提供することは有益であり得る。これらの静電荷を徐々に放散させることで、敏感なコンポーネントの損傷が回避され得る。 Static charges in some materials, such as electronic components, can suddenly discharge, resulting in damage to the material. For example, electrostatic charges can accumulate on a flat panel display (FPD) during manufacturing. The static charge on the underside of the FPD can discharge to the support table when the FPD is lifted from the table, causing damage to the underside of the FPD. It may be beneficial to provide a conductive path with an appropriate resistance value to gradually dissipate such charge. By gradually dissipating these static charges, damage to sensitive components can be avoided.
フラットパネルディスプレイ(FPD)の下側を含む様々な材料において、静電荷を徐々に放散させるべく、適切な抵抗値を有する導電路を提供することは有益であることが知られている。本発明は、これらの需要を満たす静電気放散デバイスの実施形態に関する。各実施形態は、これらの需要の1つ、いくつか、または全部を満たし得る。 In various materials, including the underside of a flat panel display (FPD), it has been found beneficial to provide a conductive path with an appropriate resistance value to gradually dissipate electrostatic charges. The present invention relates to embodiments of electrostatic dissipative devices that meet these needs. Each embodiment may meet one, some, or all of these needs.
静電気放散デバイスは、X線管およびシェルを備え得る。X線管は、互いに電気絶縁されたカソードおよびアノードを含み得る。カソードは、アノードに向かって電子を放射するように構成され得る。アノードは、カソードからの衝突電子に応答して、X線管から外方へX線を放射するに構成され得る。シェルは、X線管を保持し得る。シェルは、導電性であり得る。シェルは、アノードに電気結合され得て、カソードから電気絶縁され得る。 An electrostatic dissipative device may comprise an x-ray tube and a shell. The x-ray tube may include a cathode and an anode that are electrically isolated from each other. The cathode can be configured to emit electrons toward the anode. The anode can be configured to emit X-rays outward from the X-ray tube in response to impacting electrons from the cathode. The shell can hold an x-ray tube. The shell can be conductive. The shell can be electrically coupled to the anode and can be electrically isolated from the cathode.
図1は、フラットパネルディスプレイ(FPD)製造機10および静電気放散デバイス12を示す。静電荷は、FPD13の製造中に、フラットパネルディスプレイ(FPD)13に蓄積され得る。そのような静電荷の急激な静電気放電は、FPD13を損傷し得る。そのような静電荷を比較的ゆっくり静電気放散することで、この損傷が回避され得る。FPD13の上側13t上の静電荷を静電気放散させるべく、様々な方法が使用されてきた。逆側、すなわちFPD13の下側13bでの静電気放散は、より困難であり得る。なぜなら、FPD13を支持するのに使用されるテーブル14が、静電気放散装置を遮断し得るためである。本明細書に記載されている静電気放散デバイス12は、FPD13の下側13bでの静電気放散を含む、静電気放散に使用され得る。
FIG. 1 shows a flat panel display (FPD) making machine 10 and a
静電気放散デバイス12は、テーブル14内の孔内に移動可能に配置され得る。リフトアクチュエータ11は、静電気放散デバイス12に連結され得る。リフトアクチュエータ11は、静電気放散デバイス12を持ち上げ、静電気放散デバイス12をFPD13に押し付けることで、FPD13をテーブル14から持ち上げることを少なくとも補助し得る。図1では、1つの静電気放散デバイス12だけが示されているが、FPD製造機11は通常、複数のそのような静電気放散デバイス12を含み、これら複数の静電気放散デバイス12は共に、FPD13をテーブル14から持ち上げる。
The
図2で示されているように、静電気放散デバイス12は、X線管38およびシェル27を含み得る。X線管38は、テーブル14と、FPD13の下側13bとの間でX線15を放射し得る。これらのX線15は、FPD13とテーブル14との間の空気内でイオンを形成し得る。これらのイオンは、FPD13の下側13b上の静電荷を放散し得て、これにより、下側13bでの静電気放電および損傷を回避し得る。
As shown in FIG. 2, the static
X線管38は、互いに電気絶縁されたカソード21およびアノード22を含み得る。カソード21は、アノード22に向かって電子を放射するように構成され得る。アノード22は、カソード21からの衝突電子28に応答して、X線管38から外方へX線15を放射するに構成され得る。
シェル27は、X線管38を保持し得る。シェル27は、X線管38の少なくとも一部、または具体的には、X線管38の長さL38を囲み得る。シェル27は、テーブル14を保持するべく、構造的な強度が高い材料からできていることがある。したがって、X線管38とシェル27とを組み合わせることで、静電気放散デバイス12は、テーブル13を持ち上げ、テーブル14とFPD13との間でX線を放射して、その間でイオンを形成し、これにより、FPD13の、アクセス困難な下側13bの静電気放散を実現することができる。
The
シェル27は、X線管38の長さL38より大きい長さL27を有し得る。長さの増分(L27−L38)は、電源16へのコネクタケーブル9のための保護領域を提供するべく、カソード21の(アノード22から離れた)遠位端21dを超える延在部を含み得る。
The
X線管38の保護のための中空領域27h、X線15を外方へ広げるための領域、および、イオン形成のための領域を提供するべく、長さの増分(L27−L38)は、アノード22の(カソード21から離れた)遠位端22dから、シェル27の遠位端27dまでの延在部を含み得る。シェルの遠位端27dが、FPD13に押し付けるのに使用され、かつ、X線管38とFPD13との間でX線15を外方へ放射するための空間が必要である場合、X線15を外方へ広げるための領域が重要となり得る。イオンおよびX線15を中空領域27hから外方へ通すことを可能にするべく、中空領域27hは、溝または孔などの通気口29によって設けられ得る。通気口29は、シェル27を提供するためのケージの間の空間、または柱の間の空間であり得る。空気の体積を最大化するべく、中空領域27hは、大部分が中空であり得る。シェル27の遠位端27dは、FPD13の面を支持するための支持面を有し得る。シェル27の支持面は、テフロン(登録商標)被覆など、耐傷付き性または耐擦傷性の表面であり得る。
A length increment (L 27 -L 38 ) to provide a
アノード22の遠位端22dからシェル27の遠位端27dまでの中空領域27hの適切な長さLeは、テーブル14とFPD13との間の間隙内にX線を広げるための空間を確保する上で、また、テーブル14の孔内部の静電気放散デバイス12のための空間を確保する上で、重要であり得る。例えば、中空領域27hは、アノード22の遠位端22dを超えて、一態様では3〜10ミリメートル、他の態様では2〜20ミリメートルの距離Leにわたって、延在し得る。
Suitable length L e of the
電源16は、X線管38に電力を供給し得る。空間に制限があることに起因して、静電気放散デバイス12および電源16を、テーブル14内の孔内、または、静電気放散が必要である他の場所に適合させることは困難であり得る。X線管38は、ケーブル9によって、電源16に移動可能に連結され得て、これにより、静電気放散デバイス12がテーブル14内の孔内に適合することを可能にし、X線管38が遠くの電源16から電力を受け取ることを可能にする。一態様において、ケーブルは少なくとも1メートルであり、他の態様において、少なくとも2メートルであり、他の態様において、少なくとも4メートルであり得る。
The
ケーブル9は、図2で示されているように、カソード線9c、および、アノード線9aを含み得る。カソード線9cは、電子エミッタ21eを加熱するのに、および/または、電子エミッタ21eに高い負電圧を供給するのに使用され得る。アノード線9aは、シェル27に電気結合され得て、シェル27は、アノード22に電気結合され得る。アノード線9aは、電源16に直接電気結合され得る。または、アノード線9aは、グランドに直接電気結合され得て、電源16はグランドに電気結合され得る。
The
空間に制限があることに起因して、静電気放散デバイス12が小さい外径D12(図2を参照)を有することは重要であり得る。例えば、静電気放散デバイス12が有し得る最大外径D12は、一態様において、40ミリメートルより小さく、他の態様において、25ミリメートルより小さく、他の態様において、20ミリメートルより小さく、他の態様において、15ミリメートルより小さい。静電気放散デバイス12の最大外径D12とは、シェル27、シース24、ネジ17、または、キャップ19のうち、もっとも大きいものの最大直径を意味する。
Due to space limitations, it may be important for the
シェル27は、導電性であり得て、導電性の材料を有し得て、導電性の被覆を有し得て、グランドまたは電源16への経路であり得る。シェル27は、アノード22に電気結合され得て、カソード21から電気絶縁され得る。したがって、シェル27は、アノード22への配線の代わりに使用され得る。グランドまたは電源16とアノード22との間の電流の経路としてシェル27を使用することは重要であり得る。なぜなら、静電気放散デバイス12が配置され得るテーブル14内の孔内の空間が限られていて、電源16をアノード22に接続する配線を追加することが困難であり得るからである。
The
電流に起因してシェル27上で熱が不必要に蓄積することを回避するべく、シェル27が合理的に低い導電性を有することは重要であり得る。例えば、シェルが有し得る電気抵抗率は、一態様において、0.02オームメートルより小さく、他の態様において、0.05オームメートルより小さく、他の態様において、0.15オームメートルより小さく、他の態様において、0.25オームメートルより小さい。
It may be important that the
シェルは、シェル27がFPDを持ち上げるための支持台となることが可能となる厚さの材料からできていることがある。シェル27の全部または一部、または、シェル27の中空領域27hは、例えば炭素繊維複合体など、様々な複合材料からできていることがある。これらの複合材料は、強度が高く、導電性であり、X線15を実質的に透過し得る。
The shell may be made of a material with a thickness that allows the
シース24は、シェル27の一部または全部を囲み得る。シェル27から離れる望ましくない電流の経路が形成されることを回避するべく、シース24は、電気抵抗性であり得る。例えば、FPDの製造中にFPDをテーブル14から持ち上げるのに静電気放散デバイス12が使用される場合、シェル27がテーブル14を介して電流を放電することを回避することが望ましいことがある。シース24は、そのような望ましくない電流の経路を回避するのに使用され得る。シース24の電気抵抗率の例は、一態様では、100オームメートルより大きい値、他の態様では、500オームメートルより大きい値を含む。シース24は、シェル27の中空領域27hの周囲に延在している場合、通気され得る。
The
電流がシェル27を介してアノード22からFPD13へ流れることを回避することが重要であり得る。電気抵抗性キャップ19は、シェル27の遠位端27dに配置され得る。キャップ19は、FPDの面を支持するのに十分頑丈な材料からできていることがある。キャップ19の支持面は、テフロン(登録商標)被覆など、耐傷付き性または耐擦傷性の表面であり得る。
It may be important to avoid current flowing from the
キャップ19は、例えば、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)などのポリマーであるか、または、それを含み得る。キャップ19が有する電気抵抗率は、一態様では、少なくとも5×1013オームメートルであり得、他の態様では、少なくとも1×1014オームメートルであり得、他の態様では、少なくとも2.5×1014オームメートルであり得、または、他の態様では、少なくとも4.0×1014オームメートルであり得る。
キャップ19の一例は図3に示されている。キャップ19は、X線管38から離れる対流熱伝達を可能にするべく、キャップ19内に中空を形成する2つの開放端32を有し得る。また、キャップ19は、X線15の透過率を改善するべく、および/または、静電気放散デバイス12から離れるようにイオンを移動させるべく、外周に通気口31を有し得る。
An example of the
キャップ19は、フランジをシェル27の内部または外部に挿入して、シェル27の遠位端27dの上に適合し得るか、または、ワッシャのような平面状であり得て、接着剤によってシェル27に取り付けられ得る。
通気口29および/または31は、イオンおよびX線の移動を促進し得るが、中空領域27hの外部でも空気をイオン化するべく、シェル27、シース24、および/またはキャップ19が、低エネルギーのX線を実質的に透過する材料からできていることは、有益であり得る。原子番号が小さい材料は、X線をより透過し得る。シェル27の全部もしくは一部、シェル27の中空領域27h、シース24、キャップ19、または、それらの組み合わせが有し得る最大の原子番号は、一態様において8であり、他の態様において16であり、および/または、10keVのエネルギーを有するX線15でのX線透過率は、一態様では40%より高く、他の態様では45%より高く、他の態様では50%より高く、他の態様では60%より高く、または、他の態様では70%より高いことがある。上述のX線15のエネルギーは、標的材料に衝突する電子28のエネルギー、X線管38から放射されるX線15のエネルギー、および、カソード21とアノード22との間のバイアス電圧を指す。例えばカソード21とアノード22との間のバイアス電圧が10kVである場合、標的に衝突する電子28は10keVであり得、X線管38から放射されるX線15は10keVであり得る。炭素は原子番号が小さい(6)ことに起因して、炭素の質量パーセントが比較的大きい材料は有用であり得る。原子番号が小さい(4)ことに起因して、ベリリウムも有用であるが、ベリリウムは高価で危険であり得る。
The
X線管38を損傷から保護するべく、および、FPDを持ち上げるための十分な機械的強度を実現するべく、シェル27の強度が高いことも重要であり得る。シェル27およびX線管38は、製造を容易にして強度を改善するべく、管状の形状であり得る。
It may also be important that the strength of the
シェル27の重要な材料特性は、強度、X線15透過率、および導電性であり得る。シェル27は、これらの特性を実現する複合材料から成り得る(すなわち、複合材料でできている)か、それを含み得る。「複合材料」という用語は通常、互いに大きく異なる特性を有する少なくとも2つの材料であって、組み合わされたときに得られる複合材料が個別の成分材料と異なる特性を有し得る、材料からできている材料を指す。複合材料は通常、マトリックス状に埋め込まれた補強材を含む。通常のマトリックス材料は、ポリマー、ビスマレイミド、非晶質炭素、水素化非晶質炭素、セラミック、窒化ケイ素、窒化ホウ素、炭化ホウ素、窒化アルミニウムを含む。
Important material properties of the
シェル27は、炭素繊維複合体材料から成り得る、または、それを含み得る。シェル27の導電性は、炭素繊維の割合を比較的高くすることで改善され得る。例えば、シェル27は、一態様では、少なくとも60%の体積パーセントの炭素繊維を含み得て、他の態様では、少なくとも70%の体積パーセントの炭素繊維を含み得て、他の態様では、少なくとも90%の体積パーセントの炭素繊維を含み得る。
静電気放散デバイス12は、1つまたは複数のコネクタ17を有し得る。あるコネクタ17は、シェル27の(カソード21に近い)近位端27pまたはその付近に位置し、静電気放散デバイス12をリフトアクチュエータ11に連結するためのアクチュエータコネクタ17aであり得る。他のコネクタ17は、シェル27の(アノード22に近い)遠位端27dにあり、静電気放散デバイス12をキャップ19に連結するためのキャップコネクタ17cであり得る。コネクタ17の種類には、ネジ式、スリーブコネクタ、圧入、および、BNCが含まれる。コネクタ17は、ネジ、接着剤、溶接などによって、シェル27に取り付けられ得る。
The static dissipating
図4aおよび図4bに示されているように、コネクタ17は、シェル27の中に成形され得るか、または、それと一体であり得る。例えば、ネジ山がシェル27内に加工または成形される。コネクタ17の一方または両方は、半径方向に凹んでいるので、アクチュエータ11および/またはキャップ19が、シェル27とほぼ同一の外径を有することが可能であり、その結果、キャップ19の半径方向外面および/またはアクチュエータ11は、シェル27の半径方向外面と同一平面、または、ほぼ同一平面となり得る。この同一平面またはほぼ同一平面の半径方向外面によって、デバイスはテーブル14内の小さい孔の中に適合することができる。「ほぼ同一平面」とは、キャップ19の最大外径D19および/またはリフトアクチュエータ11の最大外径D11が、シェル27の最大外径D27に2ミリメートルを加算した長さより大きくない(D19≦D27+2mmおよび/またはD11≦D27+2mm)ことを意味し得る。
As shown in FIGS. 4a and 4b, the
アクチュエータコネクタ17aの最大外径D17aはシェル27の最大外径D27より小さいことがある。アクチュエータ11は、アクチュエータコネクタ17aと嵌合し得る内部コネクタ11a(例えば、ネジ)を有し得る。キャップコネクタ17cの最大外径D17cは、シェル27の最大外径D27より小さいことがある。キャップ19は、キャップコネクタ17cと嵌合し得る内部コネクタ19c(例えば、ネジ)を有し得る。
Maximum outer diameter D 17a of the
図2、4aおよび4bで示されているように、カソード21は、電気抵抗性筐体23によって、および、電気抵抗性筐体23内の真空によって、アノード22から電気絶縁され得る。電気抵抗性筐体23は、強度および電気抵抗率の都合によりセラミックであり得る。電気抵抗性筐体23が有する電気抵抗率は、一態様では、少なくとも1×1012であり得、他の態様では、少なくとも7×1012であり得、他の態様では、少なくとも1×1013であり得る。
As shown in FIGS. 2, 4 a and 4 b, the
図5で示されているように、X線管38は、電気抵抗性筐体23なしで作られ得て、カソード21は、シェル27内の真空によって、アノード22から電気絶縁され得る。また、図5に示されているように、シェル27は、X線15を透過するように構成されたウィンドウ26を含み得る。ウィンドウ26は導電性であり得る。ウィンドウ26は、シェル27の環状部分を成し得て、緯度方向外方へ360度円弧状にX線15を外方へ放射するべく環状の形状を有し得る。X線15の360度放射は、FPDとテーブル14との間で大量のイオンを形成する上で有効であり得る。ウィンドウ26は、360度より小さいX線15の放射の場合、輪の一部のみ(例えば90度の部分、または、180度の部分)を成し得る。これは、静電気放散デバイス12がテーブル14の角または端に配置されている場合に有益であり得る。ウィンドウ26が輪の一部のみを形成する場合、意図しない、または、望ましくない方向にX線15を放射することを回避するべく、シェル27の残り部分は、X線15を実質的に遮断する材料でできていることがある。
As shown in FIG. 5, the
ウィンドウ26は、アノード22の全部、または少なくとも一部を囲み得る。ウィンドウ26は、カソード21の全部または少なくとも一部を囲み得る。ウィンドウ26は、電子エミッタ21eの全部または少なくとも一部を囲み得る。1.74keVのエネルギーを有するX線15に対する、ウィンドウ26の透過率は、60%より大きいことがある。ウィンドウ26は、シェル27の他の部分とは異なる部分、および、異なる材料であり得る。または、ウィンドウ26の材料は、シェル27の全体と同一であり、したがって、シェル全体は、ウィンドウ26であり得る。ウィンドウ26は、ベリリウム、炭素繊維複合体、グラファイト、プラスチック、ガラス、炭化ホウ素、または、それらの組み合わせを含み得る。ウィンドウ26はシェルの一部であるか、または、ウィンドウ26の材料はシェル全体と同一であるかは、費用および製造可能性に基づき得る。
ウィンドウ26は、FPD13を支持するのに十分な強度を実現する材料および厚さを有し得る。ウィンドウ26は、引用によって全体が本明細書に組み込まれる、2015年1月15日に申請された、米国特許出願第14/597,955号に記載されているX線ウィンドウの特性(例えば、偏向が小さい、X線透過率が高い、可視光および赤外線の透過率が低い)の一部または全部を有し得る。
The
図5に示されているように、アノード22は、カソード21または電子エミッタ21eに向かって延在する、半球形状などの突出部または凸面を有する。突出部は、電圧勾配を改善することでアノード22への電子28の放射を容易にし得て、X線15の360度放射を可能にし得る。凸面は、標的材料を含み得る。
As shown in Figure 5, the
電気絶縁性材料25は、カソード21およびシェル27など、X線管38の少なくとも一部の間の電気絶縁性を実現し得る。電気絶縁性材料25は、一態様において、1×1012オームメートルより大きい、または、他の態様において、7×1012オームメートルより大きい電気抵抗率を有し得る。
The electrically insulating
電気絶縁性材料25は、X線管25からシェル27への熱伝達を促進するべく、0.7W/(m・K)より大きい熱伝導率を有し得る。約1.02W/(m・K)の熱伝導率、および、約1×1013オームメートルの電気抵抗率を有するEmerson and Cuming SYYCASE 2850は、電気絶縁性材料25の一例である。
The electrically insulating
図6−8で示されているのは、以下の点を除き、上述の特性を有し得る静電気放散デバイス12の追加的な実施形態である。図6−8に示されている静電気放散デバイス12の実施形態は、凹側がカソード21または電子エミッタ21eに面しているドーム形状のアノード22を有し得る。アノード22は、トランスミッションアノード22、および、したがって、ウィンドウ26でもあるアノードであり得る。図6−8に示されている静電気放散デバイス12の実施形態は、半球状パターンでX線15を放射し得る。これは、FPDの下側13bでの静電気放散を含む一部の用途に有益であり得る。
Shown in FIGS. 6-8 are additional embodiments of the
図6−7に示されているように、アノード22は、シェル27に電気結合され得る。図7に示されているように、シェル27は、アノード22の(カソード21から離れた)遠位端22dを超えてシェル27の遠位端27dへ延在し得て、X線管38を保護するための中空領域27hと、X線15を外方へ広げるための領域と、イオン形成のための領域とを提供し得る。図7に示されているように、キャップ19は、シェルの遠位端27d上に配置され得る。
As shown in FIGS. 6-7, the
図8で示されているように、静電気放散デバイス12は、以下のうち1つまたは複数を含み得る。a)シェル27が無い。b)アノード22は電気抵抗性筐体23に取り付けられ得る。c)アノード22は、アノード線9aまたは他の導電路によって、グランドまたは電源16に電気結合され得て、電子エミッタ21eは、アノード22のドーム内の中空に延在し得る。
As shown in FIG. 8, the
図6および8における静電気放散デバイス12の実施形態に示されているように、コネクタ17は、電気抵抗性筐体23、シース24、または、シェル27の中または上に配置され得る。図8に示されているように、キャップ19および/またはアクチュエータ11の半径方向外面が、電気抵抗性筐体23の半径方向外面と同一平面、または、ほぼ同一平面となり得るように、コネクタ17は凹んでいることがある。この同一平面、または、ほぼ同一平面の半径方向外面によって、デバイスがテーブル14内の小さいに孔に適合することが可能になり得る。「ほぼ同一平面」とは、キャップ19の最大外径および/またはリフトアクチュエータ11の最大外径が、電気抵抗性筐体23の最大外径に2ミリメートルを加算した長さより大きくないことを意味し得る。
As shown in the embodiment of the static dissipating
図6−8に示されているドーム形状のアノード22は、ドーム形状となるように材料(例えばベリリウム)を押圧もしくは形成することによって、または、シート状の材料を得て、それからドーム形状へと加工することによって作られ得る。シートは、最終的なドームの厚さとほぼ同一の厚さを有し得る。シートは、単一材料であり得る(すなわち、全方向で等方性の材料特性)。単一材料を使用することによって、材料の異なる層の分離を回避し得る。ドーム形状のアノード22は、例えば、炭素繊維複合体などの複合材料からできていることがある。
The dome-shaped
Claims (20)
a.X線管であって、
i.前記X線管は、互いに電気絶縁されているカソードおよびアノードを含み、
ii.前記カソードは、前記アノードに向かって電子を放射するように構成され、
iii.前記アノードは、前記カソードからの衝突電子に応答して前記X線管からX線を放射するように構成されている、
X線管と、
b.シェルであって、
i.前記X線管を保持し、
ii.導電性であり、
iii.前記アノードに電気結合され、前記カソードから電気絶縁され、
iv.前記カソードに近い近位端および前記アノードに近い遠位端を有し、
V.前記近位端に、前記FPDを持ち上げるためのアクチュエータに連結するよう構成されているコネクタを有し、
vi.前記アノードの遠位端と前記シェルの前記遠位端との間に中空領域を含み、前記中空領域は、イオンおよびX線を前記中空領域から外方へ通すべく通気されている、
シェルと、
c.20ミリメートルより小さい最大外径と
を有するデバイス。 An electrostatic dissipative device configured to dissipate static electricity between a flat panel display (FPD) and a table during manufacture of the FPD,
a. An x-ray tube,
i. The x-ray tube includes a cathode and an anode that are electrically insulated from each other;
ii. The cathode is configured to emit electrons toward the anode;
iii. The anode is configured to emit X-rays from the X-ray tube in response to impacting electrons from the cathode;
An X-ray tube;
b. A shell,
i. Holding the X-ray tube,
ii. Is conductive,
iii. Electrically coupled to the anode and electrically insulated from the cathode;
iv. Having a proximal end near the cathode and a distal end near the anode;
V. Having a connector at the proximal end configured to couple to an actuator for lifting the FPD;
vi. A hollow region between the distal end of the anode and the distal end of the shell, the hollow region being vented to pass ions and x-rays out of the hollow region;
Shell,
c. A device having a maximum outer diameter of less than 20 millimeters.
前記電気絶縁性材料は、
a.0.7W/(m・K)より大きい熱伝導率を有し、
b.前記シェルと前記カソードとの間に配置され、
c.前記シェルを前記カソードから電気絶縁する、
請求項1に記載のデバイス。 Further comprising an electrically insulating material;
The electrically insulating material is
a. Having a thermal conductivity greater than 0.7 W / (m · K),
b. Disposed between the shell and the cathode;
c. Electrically insulating the shell from the cathode;
The device of claim 1.
前記キャップは、
a.電気抵抗性であり、
b.前記シェルの前記遠位端上に配置され、
c.前記FPDの面を支持するように構成されている、
請求項1に記載のデバイス。 A cap,
The cap is
a. Electrical resistance,
b. Disposed on the distal end of the shell;
c. Configured to support the surface of the FPD;
The device of claim 1.
a.0.05オームメートルより小さい電気抵抗率と、
b.エネルギー10keVのX線で40%より大きいX線透過率と
を有する、請求項1に記載のデバイス。 The shell is
a. Electrical resistivity less than 0.05 ohm meter;
b. The device according to claim 1, having an X-ray transmission greater than 40% for X-rays with an energy of 10 keV.
前記シースは、
a.前記シェルおよび前記アノードの少なくとも一部を囲み、
b.100オームメートルより大きい電気抵抗率を有し、
c.前記シェルを前記テーブルから電気絶縁するように構成されている、
請求項1に記載のデバイス。 A sheath further;
The sheath is
a. Surround at least a portion of the shell and the anode;
b. Having an electrical resistivity greater than 100 ohm meters;
c. Configured to electrically insulate the shell from the table;
The device of claim 1.
a.X線管であって、
i.前記X線管は、互いに電気絶縁されているカソードおよびアノードを含み、
ii.前記カソードは、前記アノードに向かって電子を放射するように構成され、
iii.前記アノードは、前記カソードからの衝突電子に応答して、前記X線管からX線を放射するように構成されている、
X線管と、
b.シェルであって、
i.前記X線管の少なくとも一部を囲み、前記X線管を保持し、
ii.導電性であり、
iii.前記アノードに電気結合され、前記カソードから電気絶縁されて、
iv.前記カソードに近い近位端と前記アノードに近い遠位端とを含み、
v.前記カソードから離れた、前記アノードの遠位端を超えて延在する中空領域を前記シェルの前記遠位端に含み、
vi.0.05オームメートルより小さい電気抵抗率を有し、
vii.前記シェルのすべての材料のうち、最大原子番号が8である、
シェルと
を備える、静電気放散デバイス。 An electrostatic dissipative device,
a. An x-ray tube,
i. The x-ray tube includes a cathode and an anode that are electrically insulated from each other;
ii. The cathode is configured to emit electrons toward the anode;
iii. The anode is configured to emit X-rays from the X-ray tube in response to impacting electrons from the cathode;
An X-ray tube;
b. A shell,
i. Surround at least a portion of the x-ray tube, hold the x-ray tube,
ii. Is conductive,
iii. Electrically coupled to the anode and electrically insulated from the cathode;
iv. A proximal end near the cathode and a distal end near the anode;
v. A hollow region at the distal end of the shell that extends beyond the distal end of the anode away from the cathode;
vi. Having an electrical resistivity of less than 0.05 ohm meter;
vii. Of all the materials of the shell, the maximum atomic number is 8.
An electrostatic dissipative device comprising a shell.
b.前記アクチュエータコネクタは、前記近位端に配置され、
c.前記アクチュエータコネクタは、フラットパネルディスプレイを持ち上げるためのアクチュエータに連結されるよう構成され、
d.前記アクチュエータコネクタは、半径方向に凹み、
e.前記アクチュエータコネクタの最大外径は、前記シェルの最大外径より小さい、
請求項12に記載のX線源。 a. The shell further comprises an actuator connector;
b. The actuator connector is disposed at the proximal end;
c. The actuator connector is configured to be coupled to an actuator for lifting a flat panel display;
d. The actuator connector is radially recessed,
e. A maximum outer diameter of the actuator connector is smaller than a maximum outer diameter of the shell;
The X-ray source according to claim 12.
前記電気絶縁性材料は、
a.電気絶縁性であり、
b.0.7W/(m・K)より大きい熱伝導率を有し、
c.前記シェルと前記カソードとの間に配置され、
d.前記シェルを前記カソードから電気絶縁する、
請求項12に記載のデバイス。 Further comprising an electrically insulating material;
The electrically insulating material is
a. Is electrically insulating,
b. Having a thermal conductivity greater than 0.7 W / (m · K),
c. Disposed between the shell and the cathode;
d. Electrically insulating the shell from the cathode;
The device according to claim 12.
a.X線管であって、
i.前記X線管は、互いに電気絶縁されているカソードおよびアノードを含み、
ii.前記カソードは、前記アノードに向かって電子を放射するように構成され、
iii.前記アノードは、前記カソードからの衝突電子に応答して、前記X線管からX線を放射するように構成されている、
X線管と、
b.シェルであって、
i.前記X線管を保持し、
ii.導電性であり、
iii.前記アノードに電気結合され、前記カソードから電気絶縁され、
iv.前記FPDを持ち上げるべくアクチュエータに連結されるように構成されているコネクタを前記近位端に有し、
v.前記カソードに近い近位端と、前記アノードに近い遠位端を有し、
vi.前記FPDを持ち上るべくアクチュエータに連結されるように構成されているコネクタを前記近位端に有する、
シェルと
を備える、デバイス。 An electrostatic dissipative device configured to dissipate static electricity between a flat panel display (FPD) and a table during manufacture of the FPD,
a. An x-ray tube,
i. The x-ray tube includes a cathode and an anode that are electrically insulated from each other;
ii. The cathode is configured to emit electrons toward the anode;
iii. The anode is configured to emit X-rays from the X-ray tube in response to impacting electrons from the cathode;
An X-ray tube;
b. A shell,
i. Holding the X-ray tube,
ii. Is conductive,
iii. Electrically coupled to the anode and electrically insulated from the cathode;
iv. Having a connector at the proximal end configured to be coupled to an actuator to lift the FPD;
v. Having a proximal end near the cathode and a distal end near the anode;
vi. Having a connector at the proximal end configured to be coupled to an actuator to lift the FPD;
A device comprising a shell.
b.前記シェルは更に、前記シェルの前記遠位端にキャップコネクタを備え、
c.前記キャップコネクタは、キャップに連結されるように構成され、
d.前記アクチュエータコネクタおよび前記キャップコネクタは両方、半径方向に凹み、
e.前記キャップコネクタの最大外径および前記アクチュエータコネクタの最大外径は両方、前記シェルの最大外径より小さい、
請求項16に記載のデバイス。 a. The connector at the proximal end of the shell is an actuator connector;
b. The shell further comprises a cap connector at the distal end of the shell;
c. The cap connector is configured to be coupled to a cap;
d. Both the actuator connector and the cap connector are radially recessed;
e. Both the maximum outer diameter of the cap connector and the maximum outer diameter of the actuator connector are smaller than the maximum outer diameter of the shell,
The device of claim 16.
前記キャップは、
a.前記キャップコネクタと嵌合できる内部コネクタと、
b.前記シェルの外径に2ミリメートルを加算したものより大きくない外径と、
c.前記FPDを支持するように構成されている支持面と、
を有する、請求項17に記載のデバイス。 Further comprising the cap;
The cap is
a. An internal connector that can be fitted with the cap connector;
b. An outer diameter not larger than the outer diameter of the shell plus 2 millimeters;
c. A support surface configured to support the FPD;
The device of claim 17, comprising:
a.カソードおよびアノードであって、
i.前記カソードおよび前記アノードは、互いにから電気絶縁され、
ii.前記カソードは、前記アノードに向かって電子を放射するように構成され、
iii.前記アノードは、前記カソードからの衝突電子に応答して、前記X線管からX線を放射するように構成されている、
カソードおよびアノードと、
b.シェルであって、
i.前記アノードの少なくとも一部と、前記カソードの少なくとも一部を囲み、前記アノードと前記カソードとを保持し、
ii.導電性であり、
iii.前記アノードに電気結合され、前記カソードから電気絶縁され、
i.前記X線を透過するように構成されているウィンドウを有し、前記ウィンドウは、
(1)環状の形状を有し、
(2)1.74keVのエネルギーを有するX線に対して60%より大きい透過率を有し、
(3)前記アノードの少なくとも一部を囲む、
シェルと
を備える、静電気放散デバイス。 An electrostatic dissipative device,
a. A cathode and an anode,
i. The cathode and the anode are electrically insulated from each other;
ii. The cathode is configured to emit electrons toward the anode;
iii. The anode is configured to emit X-rays from the X-ray tube in response to impacting electrons from the cathode;
A cathode and an anode;
b. A shell,
i. Surround at least a portion of the anode and at least a portion of the cathode, and hold the anode and the cathode;
ii. Is conductive,
iii. Electrically coupled to the anode and electrically insulated from the cathode;
i. A window configured to transmit the x-rays, the window comprising:
(1) having an annular shape,
(2) having a transmittance greater than 60% for X-rays having an energy of 1.74 keV;
(3) surround at least a portion of the anode;
An electrostatic dissipative device comprising a shell.
Applications Claiming Priority (15)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US201462079295P | 2014-11-13 | 2014-11-13 | |
US62/079,295 | 2014-11-13 | ||
US201462088918P | 2014-12-08 | 2014-12-08 | |
US62/088,918 | 2014-12-08 | ||
US201562103392P | 2015-01-14 | 2015-01-14 | |
US62/103,392 | 2015-01-14 | ||
US201562142351P | 2015-04-02 | 2015-04-02 | |
US62/142,351 | 2015-04-02 | ||
US201562159092P | 2015-05-08 | 2015-05-08 | |
US62/159,092 | 2015-05-08 | ||
US14/739,712 US9779847B2 (en) | 2014-07-23 | 2015-06-15 | Spark gap X-ray source |
US14/739,712 | 2015-06-15 | ||
US14/920,659 | 2015-10-22 | ||
US14/920,659 US9826610B2 (en) | 2014-07-23 | 2015-10-22 | Electrostatic-dissipation device |
PCT/US2015/057153 WO2016077056A1 (en) | 2014-11-13 | 2015-10-23 | Electrostatic-dissipation device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017537427A true JP2017537427A (en) | 2017-12-14 |
Family
ID=60657909
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017514505A Pending JP2017537427A (en) | 2014-11-13 | 2015-10-23 | Static dissipative device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017537427A (en) |
-
2015
- 2015-10-23 JP JP2017514505A patent/JP2017537427A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9824787B2 (en) | Spark gap x-ray source | |
US10264659B1 (en) | X-ray tube integral heatsink | |
JP6331169B2 (en) | Modular X-ray source | |
JP2020523760A (en) | X-ray source and method of manufacturing X-ray source | |
CN103718653A (en) | Radiation generating apparatus and radiation imaging apparatus | |
WO2015105275A1 (en) | Cylindrical three-electrode field emission x-ray tube | |
US20130077758A1 (en) | X-ray tube with semiconductor coating | |
WO2008156361A2 (en) | Miniature x-ray source with guiding means for electrons and / or ions | |
JP2011119084A (en) | X-ray generator and carried type nondestructive inspection device | |
WO2012042329A4 (en) | Radioactive isotope electrostatic generator | |
US9679736B2 (en) | Encapsulated structure for X-ray generator with cold cathode and method of vacuuming the same | |
US9177753B2 (en) | Radiation generating tube and radiation generating apparatus using the same | |
JP5161295B2 (en) | Field emission device and manufacturing method thereof | |
WO2016077056A1 (en) | Electrostatic-dissipation device | |
JP2017537427A (en) | Static dissipative device | |
KR20140112270A (en) | X-ray generator including heat sink block | |
US9826610B2 (en) | Electrostatic-dissipation device | |
US9839106B2 (en) | Flat-panel-display, bottom-side, electrostatic-dissipation | |
US20130106431A1 (en) | Ionization vacuum gauge | |
US11551903B2 (en) | Devices and methods for dissipating heat from an anode of an x-ray tube assembly | |
CN109473326A (en) | Field emitting electronic source and application thereof and vacuum electron device and device | |
US8107591B2 (en) | X-ray tube with a catching device for backscattered electrons, and operating method therefor | |
CN111554556B (en) | X-ray tube and medical imaging apparatus | |
JP2018503108A (en) | Static electricity dissipated at the bottom of the flat panel display | |
TW201526254A (en) | System and method for reducing dark current drift in a photodiode based electron detector |