JP2017536064A - プロキシー又は接続終端のないアプリケーションレイヤヘッダ又はペイロードエンリッチメント - Google Patents

プロキシー又は接続終端のないアプリケーションレイヤヘッダ又はペイロードエンリッチメント Download PDF

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Abstract

種々の通信システムは、ヘッダ又はデータのエンリッチメントから利益が得られる。例えば、ある移動通信システムは、プロキシー又は接続終端のないアプリケーションレイヤヘッダ又はデータエンリッチメントから利益が得られる。方法は、アプリケーションレイヤエンリッチメントをアプリケーションレイヤストリームに対して遂行すべきであることを送信側で決定することを含む(310)。この方法は、通信アプリケーションによりプレースホルダバイトをストリームに挿入することを含み、そのプレースホルダバイトは、アプリケーションレイヤエンリッチメントに対してオーバーライトされるように構成される(320)。プロキシー装置において、プレースホルダバイトがオーバーライトされる(340)。受信側において、オーバーライトされたプレースホルダバイトが読み取られる(360)。プレースホルダバイトには、例えば、セル負荷又はスループットのようなネットワーク状態に関する情報がオーバーライトされる。【選択図】 図3

Description

種々の通信システムは、ヘッダ又はデータのエンリッチメントから利益が得られる。例えば、ある移動通信システムは、プロキシー又は接続終端のないアプリケーションレイヤヘッダ又はデータエンリッチメントから利益が得られる。
プロトコルヘッダエンリッチメントは、中間ボックスによりパケットに情報をピギーバックするメカニズムであり、例えば、ローカルで入手できるコンテキスト情報を通信エンドポイントに与えるメカニズムである。長期進化(LTE)のような移動システムでは、無線アクセスノード、例えば、進化型ノードB(eNB)、無線アプリケーションクラウドサーバー(RACS)又は無線ネットワークコントローラ(RNC)において無線コンテキスト情報を露出するためにエンリッチメントが実施される。通信エンドポイントは、ユーザ装置(UE)及びコンテンツサーバー、並びにコンテンツ配信ネットワーク(CDN)ノード又は中間最適化ゲートウェイ又はプロキシーである。
送信制御プロトコル(TCP)ヘッダエンリッチメントは、例えば、TCP及びメディア最適化のためにコンテンツサーバーにスループットガイダンス情報を与えることができる。このメカニズムは、TCPオプションフィールドを使用して、ヘッダを付加的な情報バイトで拡張することができる。TCPオプションフィールドが拡張されるとき、付加的な情報は、TCPシーケンス番号でカバーされないTCPヘッダにおいて搬送される。それ故、シーケンス番号を無効化し且つTCPプロキシーを要求することなく、軽いやり方でインバンドTCPデータストリームに付加的なバイトを挿入することができる。
ある配備では、TCPオプションヘッダは、余計な情報を剥離するか或いはエンリッチパケットを廃棄し得るファイアウオールのような中間装置のためにエンド対エンドの情報配信を行うことができない。これに対処するために考えられる方法は、情報を、アプリケーションレイヤプロトコル、例えば、HTTPへとエンリッチ化することである。アプリケーションレイヤは、ルーター又はファイアウオールにより解釈されないので、アプリケーションレイヤに対してエンリッチされる情報は、TCPヘッダエンリッチメントが働かないときでもエンド対エンドで配信することができる。アプリケーションレイヤエンリッチメントでは、TCPヘッダからデータを得るためにカーネルのTCPスタックを変更する必要なく、受信者アプリケーションによりユーザスペース内でエンリッチデータを得て解釈することができる。
多数のアプリケーションがTCPを経てデータを送信する。従って、アプリケーションレイヤのエンリッチメントは、TCPに適合する必要がある。アプリケーションレイヤのヘッダ又はデータは、TCPの観点からペイロードと考えられ、そしてTCPシーケンス番号の範囲内である。TCPシーケンス番号を調整せずに付加的なバイトがアプリケーションレイヤへとエンリッチ化された場合には、エンリッチパケットが無効となり、TCPレベルにおいて接続を切断する。そのため、アプリケーションレイヤコンテンツ操作は、HTTPプロキシーのようなプロキシーにより実施される。
プロキシーは、両方のオリジナルエンドポイント、例えば、UE及びコンテンツサーバーに向かってTCP接続を終端することができ、TCPエンドポイントそれ自体となる。そのような解決策は、スプリット接続TCPプロキシーと称される。しかしながら、そのようなプロキシーが、RACS、eNB又はRNCのような無線アクセスノードにおいて実施されるときには、ハンドオーバー中に接続を遮断することがある。それ故、エンリッチメントが無線アクセスにおいて実施される場合には、プロキシーベースのアプリケーションレイヤエンリッチメントを適用することができない。
アプリケーションがTCPを使用してデータを転送する場合には、中間ボックスによるインバンドアプリケーションレイヤエンリッチメントが課題となる。というのは、付加的なアプリケーションレベルバイトがTCPペイロードの長さを増加するからである。この長さ増加は、従来、TCPシーケンス番号を無効化し、そして受信側TCPエンドポイントにより廃棄される無効パケットを生成する。この問題を克服する1つの可能性は、エンド対エンドのTCP接続を分割しそして柔軟なアプリケーションレベルコンテンツ変更を可能にするプロキシーを配備することである。しかしながら、LTE eNB、RACS又はRNCのようなある配備では、そのようなプロキシーの使用がハンドオーバー中にプロキシー欠陥を招くことがある。
ある実施形態によれば、方法は、アプリケーションレイヤエンリッチメントをアプリケーションレイヤストリームに対して遂行すべきであると決定することを含む。又、この方法は、通信アプリケーションによりプレースホルダバイトをストリームに挿入することを含み、そのプレースホルダバイトは、アプリケーションレイヤエンリッチメントに対してオーバーライトされるように構成される。
ある実施形態によれば、方法は、アプリケーションレイヤエンリッチメントをアプリケーションレイヤストリームに対して遂行すべきであると決定することを含む。又、この方法は、アプリケーションレイヤエンリッチメントに対して通信アプリケーションエンドポイントによりストリームに挿入されるプレースホルダバイトにオーバーライトすることも含む。
ある実施形態によれば、方法は、アプリケーションレイヤエンリッチメントがアプリケーションレイヤストリームに対して遂行されたと決定することを含む。又、この方法は、オーバーライトされたバイトを読み取ることを含み、そのオーバーライトされたバイトは、アプリケーションレイヤエンリッチメントに対して中間ボックスにより、通信アプリケーションエンドポイントにより送信されたストリームに挿入されたものである。
ある実施形態において、装置は、アプリケーションレイヤエンリッチメントをアプリケーションレイヤストリームに対して遂行すべきであると決定する手段を備えている。又、この装置は、通信アプリケーションによりプレースホルダバイトをストリームに挿入する手段も備え、そのプレースホルダバイトは、アプリケーションレイヤエンリッチメントに対してオーバーライトされるように構成される。
ある実施形態によれば、装置は、アプリケーションレイヤエンリッチメントをアプリケーションレイヤストリームに対して遂行すべきであると決定する手段を備えている。又、この装置は、アプリケーションレイヤエンリッチメントに対して通信アプリケーションエンドポイントによりストリームに挿入されるプレースホルダバイトにオーバーライトする手段も備えている。
ある実施形態において、装置は、アプリケーションレイヤエンリッチメントがアプリケーションレイヤストリームに対して遂行されたと決定する手段を備えている。又、この装置は、オーバーライトされたバイトを読み取る手段を備え、そのオーバーライトされたバイトは、アプリケーションレイヤエンリッチメントに対する中間ボックスにより、通信アプリケーションエンドポイントにより送信されたストリームに挿入されたものである。
ある実施形態によれば、装置は、少なくとも1つのプロセッサ、及びコンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリを備えている。少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、アプリケーションレイヤエンリッチメントをアプリケーションレイヤストリームに対して遂行すべきであると決定するようにさせるよう構成される。又、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、通信アプリケーションによりプレースホルダバイトをストリームに挿入するようにさせるよう構成され、そのプレースホルダバイトは、アプリケーションレイヤエンリッチメントに対してオーバーライトされるように構成される。
ある実施形態において、装置は、少なくとも1つのプロセッサ、及びコンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリを備えている。少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、アプリケーションレイヤエンリッチメントをアプリケーションレイヤストリームに対して遂行すべきであると決定するようにさせるよう構成される。少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、アプリケーションレイヤエンリッチメントに対して通信アプリケーションエンドポイントによりストリームに挿入されるプレースホルダバイトにオーバーライトするようにさせるよう構成される。
ある実施形態によれば、装置は、少なくとも1つのプロセッサ、及びコンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリを備えている。少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、アプリケーションレイヤエンリッチメントがアプリケーションレイヤストリームに対して遂行されたと決定するようにさせるよう構成される。少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、オーバーライトされたバイトを読み取るようにさせるよう構成される。そのオーバーライトされたバイトは、アプリケーションレイヤエンリッチメントに対する中間ボックスにより、通信アプリケーションエンドポイントにより送信されたストリームに挿入されたものである。
ある実施形態によれば、コンピュータプログラム製品は、プロセスを遂行するためのインストラクションをエンコードすることができる。そのプロセスは、前記方法のいずれかを含む。
非一時的コンピュータ読み取り可能な媒体は、ハードウェアで実行されたときにプロセスを遂行するインストラクションをエンコードすることができる。そのプロセスは、前記方法のいずれかを含む。
本発明を理解するために、添付図面を参照する。
ある実施形態によるアプリケーションレイヤエンリッチメントを示す。 ある実施形態による要求のエンリッチメントを示す。 ある実施形態による方法を示す。 ある実施形態によるシステムを示す。
ある実施形態は、TCP接続終端又はプロキシーを要求しない中間ボックスにおけるTCPに勝るアプリケーションレイヤエンリッチメントのための方法及び装置を提供すると同時に、ある実施形態は、TCPレベルにおいて無効パケットを生成しない。ある実施形態は、特殊なプレースホルダバイトをストリームに先見的に挿入することによりエンリッチメントのためのアプリケーションレイヤヘッダ又はデータを準備する通信アプリケーションエンドポイントを含む。プレースホルダは、パケットの全長を変化せずにエンリッチ中間ボックスによりオーバーライトされ、TCPシーケンス及びACK番号が一貫したままとなることを確保する。それ故、接続は、プロキシー機能により分割されずに有効なエンド対エンドコンテキストを保持することができ、従って、解決策は、完全に機能的であり、且つハンドオーバーの場合でも欠陥を招くことはない。
ある実施形態は、プロキシーを配備し且つエンド対エンドTCP接続を分割する必要なく、HTTP、中間ボックスにおけるレイヤエンリッチメントのようなインバンドアプリケーションの実施を提供する。従って、ある実施形態は、プロキシーではなくて、TCPレベルでの無効パケットの生成を依然回避する解決策を提供する。
特に、ある実施形態は、TCP接続終端又はプロキシーを要求しない中間ボックスにおけるアプリケーションレイヤヘッダ又はデータエンリッチメントのための方法及び装置を提供すると同時に、そのような実施形態は、TCPレベルでの無効パケットの生成を回避する。
ある実施形態では、アップリンクのユーザ装置(UE)又はダウンリンクのコンテンツサーバーのようなアプリケーションエンドポイントは、パケットの長さを変化することなく中間ボックスによりオーバーライトされる特殊なプレースホルダバイトを先見的に挿入することによりエンリッチメントのためのパケットのアプリケーションレイヤペイロードを準備する。このオーバーライト技術は、TCPシーケンス及びACK番号が一貫したままであることを保証する。従って、接続は、エンリッチメントのポイントにおいてプロキシーにより分割されることなく有効なエンド対エンドコンテキストを保持することができる。更に、アプリケーションエンドポイントは、TCPレイヤへの洞察力を必要としない。というのは、プレースホルダバイトの挿入及びエンリッチ情報の解釈をアプリケーションレイヤに制限できるからである。従って、アプリケーションエンドポイントは、カーネルの変更なく、標準的なネットワークソケットAPIを使用してユーザスペースにおいて完全に実施することができる。
ある実施形態は、ユーザ側への変更も含む。例えば、UE側のクライアントアプリケーション又はプラグインは、プレースホルダバイトを挿入することができる。更に、ある実施形態は、アプリケーションレイヤ内のインバンド通信の一般的なイネーブラーを提供し、そしてユーザ平面トラフィックを転送するノード、ネットワーク要素又は装置間でインバンド情報を搬送するのを許す。
図1は、ある実施形態によるアプリケーションレイヤエンリッチメントを示す。図1に示すように、アプリケーション送信者は、アプリケーションヘッダ及び/又はデータにおいてプレースホルダバイトを挿入することができる。アプリケーション送信者は、ウェブブラウザ又はコンテンツサーバーのようなデータ送信エンティティである。
それにより得られるTCP/IPパケットは、付加的な情報のために予約されたスペースを含むことができる。中間ボックスは、プレースホルダを確認し、そしてアプリケーション受信者へ搬送する必要のある情報をプレースホルダに部分的又は完全にオーバーライトする。このステップは、パケットの長さを変更する必要がないので、TCPレベルシーケンス/ACK番号は、同じで且つ有効なままである。従って、スプリット接続プロキシーは、必要とされない。アプリケーション受信者がパケットを得るとき、アプリケーション受信者は、エンリッチされた情報を確認し且つ解釈することができる。
ある実施形態は、ダウンリンク(DL)及びアップリンク(UL)の両パケットをエンリッチするのに適用される。ULパケットのエンリッチメントは、外部OTTサーバー又はコンテンツサーバー、中間最適化ゲートウェイ、又は上流のプロキシーへ情報を搬送することができる。DLパケットのエンリッチメントは、UEへ情報を搬送することができる。
ある実施形態は、アプリケーションレイヤプロトコルに適用される。その一例は、ウェブトラフィックの大部分を現在搬送するHTTPである。HTTPは、両方向プロトコルである。従って、HTTPヘッダは、UL要求及びDL応答の両方において送信されて、HTTPヘッダエンリッチメントを、エンリッチ情報をULにおいてコンテンツサーバーへ及びDLにおいてUEへ送信するのに適したものにする。
VoIPコールを設定するのに使用されるSIPは、SIPプロキシーへ、或いはそのコールを設定するピアのいずれかへも情報を搬送することができる。同様に、リアルタイムメディアコンテンツを記述するのに使用されるSDPは、例えば、UEの付加的な情報を搬送するためにDLのデータをエンリッチするのに使用される。他のアプリケーションレイヤプロトコルも、同様に、ここに述べるエンリッチ面と方法を受けることができる。
プレースホルダバイトは、アプリケーション送信者又は受信者により、アプリケーションレイヤデータストリームの任意の部分に挿入される。HTTPのようなヘッダを伴うアプリケーションの場合には、ダミーバイトが充填された1つ以上の付加的なヘッダフィールドを挿入するのが適当な実施である。この文脈において「ダミー」という語は、エンリッチ中間ボックスにより後でオーバーライトできるバイトを指す。
プレースホルダは、ダミーバイトのみを含むものとして完全に再書き込みできるものでもよいし、又はプレースホルダは、プレースホルダの存在を指示するバイトであるリードオンリ部分を含み且つ付加的なコンテキストを搬送するものでもよい。リードオンリ部分は、中間ボックスによりオーバーライトできるバイトを有する書き込み可能なダミー部分に加わるものである。リードオンリ及び/又は書き込み可能な部分は、書き込み可能な部分においてどんなタイプの情報をエンリッチすべきか特に指示する。中間ボックスは、プレースホルダヘッダフィールド及びエンクロージングアプリケーションレイヤプロトコルの構造及び解釈が分かって、それを確認し且つ書き込み可能な部分内でエンリッチメントを適切に遂行する必要がある。プレースホルダは、人間が読めるテキスト、例えば、HTTPヘッダのフィールド、バイナリーシーケンス、又はそれらの混合である。
それに加えて又はそれとは別に、プレースホルダバイトは、アプリケーションレイヤプロトコルのペイロードに挿入することもできる。この場合に、プレースホルダバイトシーケンスは、パケットペイロード内で独特のものであって、パケットヘッダに元々存在するバイトシーケンスと衝突しないことが必要である。これは、次のこと;即ちアプリケーションペイロード内で通常有効でない特殊なバイトシーケンスを選択し;プレースホルダが存在するペイロードの開始又は終了のような専用位置を指定し;或いはパケットバイトシーケンスに動的オフセットを包囲させてプレースホルダバイトの位置を指示する;ことを含む(が、これに限定されない)多数の方法で保証することができ、ここで、動的オフセットは、TCPオプションフィールド、IPオプションフィールド、GTP拡張ヘッダ、又は拡張を可能にする他のプロトコルヘッダへとエンリッチされる。単一パケットにおける複数のプレースホルダも考えられる。
プレースホルダの長さは、考えられる最も長いエンリッチ値に基づいて選択される。これは、仕様に従い且つアプリケーション送信者/受信者と共有されるエンリッチデータタイプの意味、単位及び範囲により定義される。
図2は、ある実施形態による要求のエンリッチメントを示す。図2は、特に、ある実施形態により、UEにより発生されて中間ボックスによりエンリッチメントの準備がなされた規範的HTTP要求を示す。プレースホルダは、HTTPヘッダに位置され、例えば、“X−”でスタートして付加的な任意のヘッダフィールドとしてエンコードされる。ダミーバイトは、“X”キャラクタとして実施される。ゼロ又は特殊キャラクタのような他の実施も許される。
中間ボックスは、プレースホルダに、それに対応する値をオーバーライトすることができる。それにより生じる変更されたHTTPヘッダが右側に示されている。エンリッチ値がプレースホルダに許されたものより短い場合には、未使用バイトが不変のままである。或いは又、そのようなバイトがオーバーライトされてもよい。オーバーライトされたが未使用のバイトには、スペース、ゼロ、或いは有効値の境界を指示する他のバイト又はキャラクタがオーバーライトされる。
プレースホルダバイトは、ソースのアイデンティティを確立するためにアプリケーションエンドポイントにより認証される。又、エンリッチ情報は、エンリッチ中間ボックスのアイデンティティ及び/又はエンリッチデータの完全性を検証するために認証され、暗号化され、又はその両方が行われる。エンリッチデータの認証又は暗号化の場合には、プレースホルダの長さが、認証コード及び/又は暗号ブロックを収容するのに充分なものとなる。認証コードは、例えば、HMACの20バイトである。暗号ブロックは、例えば、AESブロックの16バイトである。
図3は、ある実施形態による方法を示す。この方法は、310において、アプリケーションレイヤエンリッチメントをアプリケーションレイヤストリームに対して遂行すべきであると決定することを含む。又、この方法は、320において、通信アプリケーションによりプレースホルダバイトをストリームに挿入することを含み、そのプレースホルダバイトは、アプリケーションレイヤエンリッチメントに対してオーバーライトされるよう構成される。アプリケーションレイヤストリームは、ハイパーテキスト転送プロトコルストリームである。従って、通信アプリケーションは、例えば、ウェブブラウザである。アプリケーションレイヤストリームに対する一対の通信アプリケーションエンドポイントの一方が前記決定及び挿入を遂行する。
又、この方法は、330において、アプリケーションレイヤエンリッチメントをアプリケーションレイヤストリームに対して遂行すべきであると決定する。この方法は、更に、340において、アプリケーションレイヤエンリッチメントに対して通信アプリケーションエンドポイントによりストリームに挿入されるプレースホルダバイトにオーバーライトすることを含む。オーバーライトは、対応するパケットの全長を変化させないように構成される。例えば、不必要なビットに適当なビットをオーバーライトして、それらがエンリッチメントに使用されないことを指示し、そしてオーバーライトは、プレースホルダバイトの数に制限される。オーバーライトは、一対の通信エンドポイント間の中間ボックスにおいて遂行される。上述したように、一対の通信エンドポイントは、ユーザ装置及びコンテンツサーバーを含む。
プレースホルダバイトにオーバーライトすることは、ストリームの全ての利用可能なプレースホルダバイトの少なくとも幾つかにオーバーライトすることを含む。従って、ある実施形態では、利用可能なプレースホルダバイトの幾つかだけがオーバーライトされ、一方、他の実施形態では、利用可能なプレースホルダバイトの全部がオーバーライトされる。プレースホルダバイトにオーバーライトすることは、アプリケーションペイロード内で通常有効でない特殊なバイトシーケンスを選択するか;プレースホルダが存在すべき特殊な専用位置に依存するか;又はパケットバイトシーケンスに動的オフセットを包囲させてプレースホルダバイトの位置を指示するか;の少なくとも1つを含む。
この方法は、更に、350において、アプリケーションレイヤエンリッチメントがアプリケーションレイヤストリームに対して遂行されたと決定することを含む。又、この方法は、360において、オーバーライトされたバイトを読み取ることを含み、前記オーバーライトされたバイトは、アプリケーションレイヤエンリッチメントに対して中間ボックスにより、通信アプリケーションエンドポイントにより送信されたストリームに挿入されたものである。
プレースホルダバイト又はオーバーライトされたバイトは、色々に実施することができる。例えば、ある実施形態では、プレースホルダバイトは、ヘッダ、ペイロード又はその両方にある。
図4は、本発明のある実施形態によるシステムを示す。1つの実施形態において、システムは、複数の装置、例えば、ユーザ装置又はコンテンツ配布ネットワークノードである少なくとも1つのアプリケーション送信者410;eNB、RACS、RNC又は他のベースステーション或いはアクセスポイントである少なくとも1つの中間ボックス410;並びに適応ゲートウェイ、OTTサーバー、UE又は他のエンティティである少なくとも1つのアプリケーション受信者430;を備えている。中間ボックス420は、UEとコンテンツサーバーとの間に位置するように構成された中間ボックスに置き換えられてもよい。
これら装置の各々は、414、424及び434として各々指示された少なくとも1つのプロセッサを備えている。各装置には、415、425及び435として各々指示された少なくとも1つのメモリが設けられる。このメモリには、コンピュータプログラムインストラクション又はコンピュータコードが含まれる。プロセッサ414、424及び434、並びにメモリ415、425及び435、或いはそのサブセットは、図3の種々のブロックに対応する手段を果たすように構成される。
図4に示すように、トランシーバ416、426及び436が設けられ、そして各装置は、417、427及び437として各々示されたアンテナも備えている。例えば、これら装置の他の構成が設けられてもよい。例えば、アプリケーション受信者430は、ワイヤレス通信に加えて、ワイヤード通信用として構成されてもよく、そのような場合、アンテナ437は、従来のアンテナを必要としない任意の形式の通信ハードウェアを表わす。
トランシーバ416、426及び436は、各々、独立して、送信器、受信器又はその両方であってもよいし、或いは送信及び受信の両方に構成されたユニット又は装置でもよい。
プロセッサ414、424及び434は、計算又はデータ処理装置、例えば、中央処理ユニット(CPU)、特定用途向け集積回路(ASIC)又は同等の装置によって実施される。プロセッサは、単一のコントローラとして実施されるか、或いは複数のコントローラ又はプロセッサとして実施される。
メモリ415、425、及び435は、独立して、適当なストレージ装置、例えば、非一時的コンピュータ読み取り可能な媒体である。ハードディスクドライブ(HDD)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、又は他の適当なメモリを使用することができる。メモリは、単一の集積回路においてプロセッサとして組み合わされてもよいし、又は1つ以上のプロセッサとは個別のものでもよい。更に、メモリに記憶されて、プロセッサにより処理されるコンピュータプログラムインストラクションは、適当な形態のコンピュータプログラムコード、例えば、適当なプログラミング言語で書かれたコンパイル型又は解釈型のコンピュータプログラムである。
メモリ及びコンピュータプログラムインストラクションは、特定装置のためのプロセッサと共に、アプリケーション送信者410、中間ボックス420及びアプリケーション受信者430のようなハードウェア装置が、ここに述べるプロセスのいずれか(例えば、図3を参照)を遂行するようにさせるよう構成される。それ故、ある実施形態では、非一時的コンピュータ読み取り可能な媒体は、ハードウェアで実行されたときに、ここに述べるプロセスの1つのようなプロセスを遂行するコンピュータインストラクションでエンコードされる。或いは又、本発明のある実施形態は、完全にハードウェアで遂行することができる。
更に、図4は、アプリケーション送信者、中間ボックス及びアプリケーション受信者を含むシステムを示しているが、本発明の実施形態は、他の構成、及び付加的な要素を含む構成にも適用できる。例えば、図示されていないが、付加的なUEが存在してもよく、そして図2に示すように、付加的なコアネットワーク要素が存在してもよい。
ある実施形態を、バイト全体がオーバーライトされることについて述べたが、ある実施形態では、バイトが部分的にオーバーライトされるだけでもよい。又、他の変更も許される。
当業者であれば、上述した本発明は、異なる順序のステップで、及び/又はここに開示したものとは異なる構成のハードウェア要素で、実施できることが容易に理解されよう。それ故、本発明は、好ましい実施形態に基づいて説明されたが、当業者であれば、本発明の精神及び範囲から逸脱せずに、幾つかの変更、修正及び代替構造が明らかであろう。それ故、本発明の境界及び限界を決定するためには、特許請求の範囲を参照しなければならない。
略語
ACK:確認
AES:アドバンスト暗号規格
API:アプリケーションプログラミングインターフェイス
CA:キャリアアグリゲーション
CDN:コンテンツ配信ネットワーク
CSS:カスケードスタイルシート
DL:ダウンリンク
DNS:ドメイン名サービス
eNB:進化型ノードB
GBR:保証ビットレート
GPRS:汎用パケット無線サービス
GTP:GPRSトンネルプロトコル
GW:ゲートウェイ
HMAC:ハッシュメッセージ認証コード
HSPA:高速パケットアクセス
HTML:ハイパーテキストマークアップ言語
HTTP:ハイパーテキスト転送プロトコル
IP:インターネットプロトコル
LTE:長期進化
OTT:オーバー・ザ・トップ
PRB:物理的リソースブロック
RACS:無線アプリケーションクラウドサーバー
RNC:無線ネットワークコントローラ
RRC:無線リソースコントロール
RRM:無線リソースマネージメント
RSRP:参照信号受信電力
RSRQ:参照信号受信クオリティ
RTT:ラウンドトリップタイム
SIP:セッションイニシエーションプロトコル
SDP:セッション記述プロトコル
TCP:送信制御プロトコル
TG:スループットガイダンス
UE:ユーザ装置
UL:アップリンク
WCDMA(登録商標):ワイドバンドコード分割多重アクセス
VoIP:ボイスオーバーIP
410:アプリケーション送信者
414:プロセッサ
415:メモリ
416:トランシーバ
420:中間ボックス
424:プロセッサ
425:メモリ
426:トランシーバ
430:アプリケーション受信者
434:プロセッサ
435:メモリ
436:トランシーバ

Claims (32)

  1. アプリケーションレイヤエンリッチメントをアプリケーションレイヤストリームに対して遂行すべきであると決定し;及び
    通信アプリケーションによりプレースホルダバイトをストリームに挿入する;
    ことを含み、前記プレースホルダバイトは、アプリケーションレイヤエンリッチメントに対してオーバーライトされるように構成される、方法。
  2. 前記アプリケーションレイヤストリームは、ハイパーテキスト転送プロトコルストリームを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法は、アプリケーションレイヤストリームのための一対の通信アプリケーションエンドポイントの一方により遂行される、請求項1又は2に記載の方法。
  4. アプリケーションレイヤエンリッチメントをアプリケーションレイヤストリームに対して遂行すべきであると決定し;及び
    アプリケーションレイヤエンリッチメントに対して通信アプリケーションエンドポイントによりストリームに挿入されるプレースホルダバイトにオーバーライトする;
    ことを含む、方法。
  5. 前記オーバーライトは、対応するパケットの全長を変化させない、請求項4に記載の方法。
  6. 前記オーバーライトは、一対の通信エンドポイント間の中間ボックスにおいて遂行される、請求項4又は5に記載の方法。
  7. 前記プレースホルダバイトにオーバーライトすることは、前記ストリームの全ての利用可能なプレースホルダバイトの少なくとも幾つかにオーバーライトすることを含む、請求項4から6のいずれかに記載の方法。
  8. 前記プレースホルダバイトにオーバーライトすることは、アプリケーションペイロード内の通常有効でない特殊なバイトシーケンスを選択するか;プレースホルダが存在すべき特殊な専用位置に依存するか;又はパケットバイトシーケンスに動的オフセットを包囲させてプレースホルダバイトの位置を指示するか;の少なくとも1つを含む、請求項4から7のいずれかに記載の方法。
  9. アプリケーションレイヤエンリッチメントがアプリケーションレイヤストリームに対して遂行されたと決定し;及び
    オーバーライトされたバイトを読み取る;
    ことを含み、前記オーバーライトされたバイトは、アプリケーションレイヤエンリッチメントに対して中間ボックスにより、通信アプリケーションエンドポイントにより送信されたストリームに挿入されたものである、方法。
  10. 前記プレースホルダバイト又はオーバーライトされたバイトは、ヘッダ又はペイロードにある、請求項1から9のいずれかに記載の方法。
  11. アプリケーションレイヤエンリッチメントをアプリケーションレイヤストリームに対して遂行すべきであると決定する手段;及び
    通信アプリケーションによりプレースホルダバイトをストリームに挿入する手段;
    を備え、前記プレースホルダバイトは、アプリケーションレイヤエンリッチメントに対してオーバーライトされるように構成される、装置。
  12. 前記アプリケーションレイヤストリームは、ハイパーテキスト転送プロトコルストリームを含む、請求項11に記載の装置。
  13. 前記装置は、アプリケーションレイヤストリームのための一対の通信アプリケーションエンドポイントの一方を備えている、請求項11又は12のいずれかに記載の装置。
  14. アプリケーションレイヤエンリッチメントをアプリケーションレイヤストリームに対して遂行すべきであると決定する手段;及び
    アプリケーションレイヤエンリッチメントに対して通信アプリケーションエンドポイントによりストリームに挿入されるプレースホルダバイトにオーバーライトする手段;
    を備えた装置。
  15. 前記オーバーライトは、対応するパケットの全長を変化させない、請求項14に記載の装置。
  16. 前記装置は、一対の通信エンドポイント間に中間ボックスを備えている、請求項14又は15に記載の装置。
  17. 前記プレースホルダバイトにオーバーライトすることは、前記ストリームの全ての利用可能なプレースホルダバイトの少なくとも幾つかにオーバーライトすることを含む、請求項14から16のいずれかに記載の装置。
  18. 前記プレースホルダバイトにオーバーライトすることは、アプリケーションペイロード内で通常有効でない特殊なバイトシーケンスを選択するか;プレースホルダが存在すべき特殊な専用位置に依存するか;又はパケットバイトシーケンスに動的オフセットを包囲させてプレースホルダバイトの位置を指示するか;の少なくとも1つを含む、請求項14から17のいずれかに記載の装置。
  19. アプリケーションレイヤエンリッチメントがアプリケーションレイヤストリームに対して遂行されたと決定する手段;及び
    オーバーライトされたバイトを読み取る手段;
    を備え、前記オーバーライトされたバイトは、アプリケーションレイヤエンリッチメントに対して中間ボックスにより、通信アプリケーションエンドポイントにより送信されたストリームに挿入されたものである、装置。
  20. 前記プレースホルダバイト又はオーバーライトされたバイトは、ヘッダ又はペイロードにある、請求項11から19のいずれかに記載の装置。
  21. 少なくとも1つのプロセッサ;及び
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリ;
    を備えた装置において、前記少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、
    アプリケーションレイヤエンリッチメントをアプリケーションレイヤストリームに対して遂行すべきであると決定し;及び
    通信アプリケーションによりプレースホルダバイトをストリームに挿入する;
    ようにさせるよう構成され、前記プレースホルダバイトは、アプリケーションレイヤエンリッチメントに対してオーバーライトされるように構成される、装置。
  22. 前記アプリケーションレイヤストリームは、ハイパーテキスト転送プロトコルストリームを含む、請求項21に記載の装置。
  23. 前記装置は、アプリケーションレイヤストリームのための一対の通信アプリケーションエンドポイントの一方を備えている、請求項21又は22のいずれかに記載の装置。
  24. 少なくとも1つのプロセッサ;及び
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリ;
    を備えた装置において、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、
    アプリケーションレイヤエンリッチメントをアプリケーションレイヤストリームに対して遂行すべきであると決定し;及び
    アプリケーションレイヤエンリッチメントに対して通信アプリケーションエンドポイントによりストリームに挿入されるプレースホルダバイトにオーバーライトする;
    ようにさせるよう構成される、装置。
  25. 少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、対応するパケットの全長を変化させずにプレースホルダバイトをオーバーライトするようにさせるよう構成された、請求項24に記載の装置。
  26. 前記装置は、一対の通信エンドポイント間に中間ボックスを備えている、請求項24又は25に記載の装置。
  27. 少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、前記ストリームの全ての利用可能なプレースホルダバイトの少なくとも幾つかにオーバーライトするようにさせるよう構成された、請求項24から26のいずれかに記載の装置。
  28. 少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、アプリケーションペイロード内で通常有効でない特殊なバイトシーケンスを選択するか;プレースホルダが存在すべき特殊な専用位置に依存するか;又はパケットバイトシーケンスに動的オフセットを包囲させてプレースホルダバイトの位置を指示するか;の少なくとも1つを含むようにさせるよう構成された、請求項24から27のいずれかに記載の装置。
  29. 少なくとも1つのプロセッサ;及び
    コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリ;
    を備えた装置において、少なくとも1つのメモリ及びコンピュータプログラムコードは、少なくとも1つのプロセッサとで、装置が、少なくとも、
    アプリケーションレイヤエンリッチメントがアプリケーションレイヤストリームに対して遂行されたと決定し;及び
    オーバーライトされたバイトを読み取る;
    ようにさせるよう構成され、前記オーバーライトされたバイトは、アプリケーションレイヤエンリッチメントに対する中間ボックスにより、通信アプリケーションエンドポイントにより送信されたストリームに挿入されたものである、装置。
  30. 前記プレースホルダバイト又はオーバーライトされたバイトは、ヘッダ又はペイロードにある、請求項21から29のいずれかに記載の装置。
  31. 請求項1から10のいずれかに記載の方法を含むプロセスを遂行するインストラクションをエンコードするコンピュータプログラム製品。
  32. ハードウェアで実行されたときに、請求項1から10のいずれかに記載の方法を含むプロセスを遂行するインストラクションでエンコードされた非一時的コンピュータ読み取り可能な媒体。
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