JP2017536034A - 共同干渉抑制方法及び装置、ならびにアップリンクCoMPの実現方法及び装置 - Google Patents

共同干渉抑制方法及び装置、ならびにアップリンクCoMPの実現方法及び装置 Download PDF

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Abstract

本発明の実施例は共同干渉抑制方法及び装置、ならびにアップリンクCoMPの実現方法、装置及び記憶媒体を提供する。ここで、共同干渉抑制方法は、第1セルは第2セルによって送信された第2端末のスケジューリング情報を受信し、前記第2端末が前記第2セルに属し、前記スケジューリング情報が、前記第2セルによって前記第2端末に割り当てられるリソースブロック情報及びパイロットシンボル位置情報を含むことと、前記第1セルは、それに属している第1端末によって送信された情報を復調する場合、前記スケジューリング情報に基づいて干渉抑制合成アルゴリズムを用いて、前記第2セルによる前記第1セルへの同一周波数の干渉を除去することとを含む。【選択図】図3

Description

本発明は無線通信技術に関し、特に共同干渉抑制方法及び装置、ならびにアップリンクマルチポイント協調伝送(CoMP:Coordinated multi−point transmission/reception)の実現方法及び装置に関する。
マルチポイント協調伝送技術は、ロングタームエボリューション(LTE−A:Long Term Evolution Advanced)ネットワークにおいて、同一周波数の干渉を減少し、又は除去することによって、セル境界のスループットを増大させ、高レートデータサービスのシェアを拡大し、システムスループットを増大させる技術である。
図1に示すように、現在、キャリアで実際のCoMPのネットワーキングは、主に集中型と分散型を含む。集中型のネットワーキングは、X2インターフェースのインタラクションを実現するために、各進化型基地局(NodeB)のベースバンドユニット(BBU)を集中し、必要とするステーションにリモート無線装置(RRU)を配置し、BBUとRRUが光ファイバで接続され、各BBUの間も光ファイバで直接に接続されてもよい。分散型のネットワーキングは、必要とするステーションにeNodeBのBBUとRRUを直接に配置し、各eNodeBのBBUが公共伝送ネットワーク上に配置して、X2インターフェースのインタラクションを実現することができる。
現在、CoMPシステムのアップリンク方向において、eNodeBは、複数のセルの共同受信復調方式でアップリンクCoMPを実現しており、プロトコルには、アップリンク共同受信(JR:joint reception)という概念が提案されているが、具体的な方法が記載されず、各社が自らで技術案とアルゴリズムを設計して実現している。現在、良く使用されている二つのアップリンクCoMPの実現方式は、共同等化方式と共同ソフトビット合成方式を含む。共同等化方式では、プライマリセルは、協力情報を協力セルに送信し、協力セルが協力情報によってアップリンク信号チャネルで推定された結果をプライマリセルに返信し、プライマリセルが自セルと協力セルとのアンテナの元データを用いて共同等化を行い、信号の品質利得を得る。共同ソフトビット合成方式では、具体的に、プライマリセルによって協力情報を協力セルに送信し、協力セルが協力情報に基づいてアップリンク信号チャネルの推定、等化、及びソフトビットの計算を行い、そしてソフトビットの結果をプライマリセルに返信し、プライマリセルが自セルと協力セルのソフトビット情報を用いて共同ソフトビット合成を行い、信号の品質利得を得る。
この二つの方法は、各自のメリットとデメリット、及び好ましい応用シーンがある。共同等化方式については、メリットとして、プライマリセルが各々のアンテナの元データを取得し、各種データの合成アルゴリズム(例えば最大比合成MRC、干渉抑制合成IRC)を活用して、セル間の干渉を減少し、さらに除去することができため、UEが得られる流量利得が最大である。デメリットは、複数のセルのインタラクションアンテナの元データ量が大きく、複雑度が高いところである。その応用シーンは、eNodeB内のセルである。共同ソフトビット合成方式については、そのメリットとして、協力セル間のデータのインタラクション量が共同等化方式より少なく、処理複雑度も共同等化方式より低いところである。デメリットとしては、利得が共同等化方式より高くない。応用シーンは、eNodeB内セルである。基地局間の遅延が共同ソフトビット合成の遅延閾値より小さい場合(例えば集中型のネットワーキング)、この方式を利用してCoMPを実現しても良い。
アップリンクCoMPのデータ送信側がUE側である。LTEシステムにおいて、UE側により送信するサブフレームデータが1msを単位としていて、これによってマルチポイントのeNodeBがCoMPを行う時に、必ず1ms以内で信号の復調、チャネル推定、チャネル等化、協力情報のインタラクション、信号の合成などの一連の処理を完了させることが求められて、それで利得を得る目的を達成する。
CoMPは、セル間又はeNodeB間がX2インターフェースを介して協力情報を送受信する必要がある。商用のネットワーキング案において、集中型のネットワーキング方式だけで、CoMP遅延の要求(1ms以内にすべてのCoMP処理を完了させること)を満足することができる。分散型のネットワーキング方式は、商用の伝送ネットワークの各ノードの伝送遅延がすべて1msより大きくて、従来のJRの実現方式(共同等化、共同ソフトビット合成)が分散型のネットワークで使用することができない。
また、従来から、干渉抑制合成(IRC:Interference Rejection Combining)アルゴリズムを用いて干渉を除去する時に、IRCアルゴリズムで隣接セルの具体的な干渉位置を把握することができず、自セルで隣接セルの信号干渉をブラインド推定するしかできず、アップリンクCoMPの干渉防止能力が低くなっている。現行のIRCアルゴリズムの原理について、図2を参照し、それは、受信アンテナの数が1より大きい場合、一つの重み行列を用いて異なるアンテナより受信された信号に対して線形合成を行い、チャネルの相関性による干渉を抑制し、受信アンテナが多いほど、その干渉の除去の能力がより強くなる。
本発明の実施例は、上記の問題を解決するために、共同干渉抑制方法及び装置、ならびにアップリンクCoMPの実現方法、装置及び記憶媒体を提供し、従来の分散型のネットワークでアップリンクCoMPを実現することができなく、アップリンクCoMPの干渉防止能力が悪いという技術問題を解決することできる。
本発明の実施例の技術案は下記の通りである。
第1の態様において、本発明の実施例は、共同干渉抑制方法を提供し、アップリンクCoMPを実現することに用いられ、
第1セルは第2セルによって送信された第2端末のスケジューリング情報を受信することと、
前記第1セルは、それに属している第1端末によって送信された情報を復調する場合、前記スケジューリング情報に基づいて干渉抑制合成アルゴリズムを用いて、前記第2セルの前記第1セルへの同一周波数の干渉を除去することと、含み、
前記第2端末は前記第2セルに属し、前記スケジューリング情報は、前記第2セルによって前記第2端末に割り当てられるリソースブロック情報及びパイロットシンボル位置情報を含む。
第2の態様において、本発明の実施例はさらに、共同干渉抑制装置を提供し、アップリンクCoMPを実現するために用いられ、
第2セルによって送信された第2端末のスケジューリング情報を受信するように構成される受信ユニットと、
第1セルは、それに属している第1端末によって送信された情報を復調する場合、前記スケジューリング情報に基づいて干渉抑制合成アルゴリズムを用いて、前記第2セルの前記第1セルへの同一周波数の干渉を除去するように構成される干渉抑制ユニットと、を含み、
前記第2端末は前記第2セルに属し、前記スケジューリング情報は、前記第2セルによって前記第2端末に割り当てられるリソースブロック情報及びパイロットシンボル位置情報を含む。
第3の態様において、従来技術においてアップリンクCoMP方式が確定されたら、シーンと条件の変化に応じて自分に適応することができず、CoMPの最良の利得効果を現すことができないという問題を解決するために、本発明の実施例はさらに、アップリンクCoMPの実現方法を提供し、前記方法は、
アップリンクCoMPを行う必要である第1セルと第2セルが同一基地局に属していない場合、前記第1セルが属している基地局と前記第2セルが属している基地局の間の伝送遅延を検出することと、
前記伝送遅延が予め設定される時間条件を満たすか否かを判断し、前記伝送遅延が予め設定される時間条件を満たしている場合、請求項1に記載の共同干渉抑制方法を採用してアップリンクCoMPを実現することとを含む。
本発明の一つの実施例において、前記予め設定される時間条件は、前記伝送遅延が第2遅延より大きい、かつ第1遅延より小さいことを含み、前記第1遅延が予め設定されるアップリンクCoMPの最大の遅延である。
本発明の一つの実施例において、前記第2遅延は、予め設定される、共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現する最大の遅延である。
本発明の一つの実施例において、前記伝送遅延が前記第2遅延以下である場合、前記共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現する。
本発明の一つの実施例において、前記方法はさらに、アップリンクCoMPを行う必要である第1セルと第2セルが同一基地局に属している場合、前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属しているか否かを判断し、前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属している場合、予め設定される共同等化方式を採用してアップリンクCoMPを実現し、前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属しない場合、予め設定される共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現する。
第4の態様において、現行技術においてアップリンクCoMP方式が確定されたら、シーンと条件の変化に応じて自分に適応することができず、CoMPの最良の利得効果を現すことができないという問題を解決するために、本発明の実施例はさらに、アップリンクCoMPの実現装置を提供し、前記装置は、
アップリンクCoMPを行う必要である第1セルと第2セルが同一基地局に属していない場合、前記第1セルが属している基地局と前記第2セルが属している基地局の間の伝送遅延を検出するように構成される検出ユニットと、
前記伝送遅延が予め設定される時間条件を満たすか否かを判断するように構成される第1判断ユニットと、
前記第1判断ユニットによって前記伝送遅延が予め設定される時間条件を満たしていると判断した場合、請求項1に記載の共同干渉抑制方法を採用してアップリンクCoMPを実現するように構成される実行ユニットと、を含む。
本発明の一つの実施例において、前記予め設定される時間条件は、前記伝送遅延が第2遅延より大きい、かつ第1遅延より小さいことを含み、前記第1遅延が予め設定されるアップリンクCoMPの最大の遅延である。
本発明の一つの実施例において、前記第2遅延は、予め設定される、共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現する最大の遅延である。
本発明の一つの実施例において、前記実行ユニットは、前記伝送遅延が前記第2遅延以下である場合、前記共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現するように構成される。
本発明の一つの実施例において、前記装置はさらに、
アップリンクCoMPを行う必要である第1セルと第2セルが同一基地局に属している場合、前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属しているか否かを判断するように構成される第2判断ユニットを含み、
前記実行ユニットはさらに、前記第2判断ユニットによって前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属していると判断した場合、予め設定される共同等化方式を採用してアップリンクCoMPを実現し、前記第2判断ユニットによって前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属していないと判断した場合、予め設定される共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現するように構成される。
第5の態様において、本発明の実施例はさらにコンピュータ記憶媒体を提供し、前記コンピュータ記憶媒体に、上記の第1の態様の実施例で提供されている共同干渉抑制方法を実行するためのコンピュータ実行可能な命令が記憶される。
第6の態様において、本発明の実施例はさらにコンピュータ記憶媒体を提供し、前記コンピュータ記憶媒体に、上記の第3の態様の実施例で提供されているアップリンクCoMPの実現方法を実行するためのコンピュータ実行可能な命令が記憶される。
本発明の実施例の有益な効果としては、
本発明の実施例は共同干渉抑制方法及び装置、ならびにアップリンクCoMPの実現方法及び装置、記憶媒体を提供し、各種のネットワーキング方式、シーン及び遅延に適用することができ、アップリンクCoMPの干渉防止能力を向上させる。具体的に、本発明の実施例の共同干渉抑制方法は、アップリンクCoMPを実現することに用いられ、第1セルが第2セルによって送信された第2端末のスケジューリング情報を受信し、前記第2端末が前記第2セルに属し、前記スケジューリング情報が、前記第2セルによって前記第2端末に割り当てられるリソースブロック情報及びパイロットシンボル位置情報を含むことと、前記第1セルが、それに属している第1端末によって送信された情報を復調する場合、前記スケジューリング情報に基づいて干渉抑制合成アルゴリズムを用いて、前記第2セルの前記第1セルへの同一周波数の干渉を除去することとを含む。本発明が提供されている共同干渉抑制方法は、第1セル(協力セル又はサービングセル)が既に干渉ソースの干渉を除去していて、境界ユーザの利得を増大する目的を達しているために、干渉ソースが所在している第2セル(サービングセル又は協力セル)に協力情報を送信する必要がなくなり、そのためX2インターフェース間のメッセージのインタラクションを減少することができ、そしてCoMPの所要遅延も減少され、分散型のネットワークに適用することができる。また、第1セル(協力セル又はサービングセル)が第2端末としてのリソースブロック情報及びパイロットシンボル位置を取得することができるため、第1セルがIRCアルゴリズムを行う時に、干渉ソースの位置を確定するすることができ、IRCアルゴリズムで干渉ソースの干渉を除去する効果を高め、アップリンクCoMPの干渉防止能力を最適化し、さらにセル境界のスループットを増大する。
従来のCoMPネットワーキングのシーンを示す図である。 従来のIRCアルゴリズムの原理を示す図である。 本発明の実施例1における共同干渉抑制方法のフローチャートである。 本発明の実施例1における他の共同干渉抑制方法のフローチャートである。 本発明の実施例2におけるアップリンクCoMPの実現方法のフローチャートである。 本発明の実施例2における他のアップリンクCoMPの実現方法のフローチャートである。 本発明の実施例3における共同干渉抑制装置の構成を示す図である。 本発明の実施例3におけるアップリンクCoMPの実現装置の構成を示す図である。 本発明の実施例3における他のアップリンクCoMPの実現装置の構成を示す図である。
下記、具体的な実施方式を図面と結合して本発明の技術案をさらに詳しく説明する。
実施例1
従来から、分散型のネットワークにおいてアップリンクCoMPを実現することができなく、IRCアルゴリズムを用いて干渉抑制を行うことが最良の効果をもたらすことができないことによって、従来のアップリンクCoMPの干渉防止能力が低いという技術問題を考えると、図3に示すように、本実施例は共同干渉抑制方法を提供し、アップリンクCoMPを実現することに用いられ、ステップ301〜302を含む。
ステップ301において、第1セルは第2セルによって送信された第2端末のスケジューリング情報を受信し、前記第2端末は前記第2セルに属し、前記スケジューリング情報は、前記第2セルによって前記第2端末に割り当てられるリソースブロック情報及びパイロットシンボル位置情報を含む。
本実施例において、第1セルがCoMPシステム内のサービングセル又は協力セルであっても良く、第2セルがCoMPシステム内の協力セル又はサービングセルであっても良い。
ステップ302において、前記第1セルは、それに属している第1端末によって送信された情報を復調する場合、前記スケジューリング情報に基づいて干渉抑制合成アルゴリズムを用いて、前記第2セルの前記第1セルへの同一周波数の干渉を除去する。
本実施例において、第2セルの前記第1セルへの同一周波数の干渉は、第2セルが第1セルと同じRB(リソースブロック)における第1セルRBへの干渉を含み、即ち、同一RBにおける二つのセルの干渉である。
本実施例の方法において、ステップ301で干渉端末リソースブロック情報とパイロットシンボル位置情報を取得することできるため、第1セルがIRCアルゴリズムを行う時に、干渉ソースの位置を確定することができ、干渉抑制の効果を高め、アップリンクCoMPの干渉防止能力を最適化する。また、本実施例の方法において、第1セル(協力セルとサービングセル)が既に干渉ソースの干渉を除去していて、境界ユーザの利得を増大する目的を達しているために、干渉ソースが所在している第2セル(サービングセル又は協力セル)に協調情報を送信する必要がなくなり、そのためX2インターフェース間のメッセージのインタラクションを減少することができ、そしてCoMPの所要遅延も減少され、分散型のネットワークに適用することができ、分散型のネットワークにおいてアップリンクCoMPを実現することができる。
以下、第1セルを協力セルとして、第2セルをサービングセルとして例を挙げて、本実施例の方法を具体的に説明し、図4に示すように、ステップ401〜403を含む。
ステップ401において、サービングセルはUE1にリソースブロック及びパイロットシンボル位置情報を割り当てる。
ステップ402において、サービングセルは前記リソースブロック情報及びパイロットシンボル位置情報を協力セルに送信する。
ステップ403において、協力セルは、UE2によって送信された情報を復調した後に、UE1の前記リソースブロックにおける干渉を、IRCアルゴリズムを用いて除去する。
上記のステップ401〜403によって、UE2のアップリンクチャネルの品質が良くなる。
同様に、第1セルがサービングセルであり、第2セルが協力セルである場合、同一周波数の干渉を除去することは、ステップ401〜403と類似しても良く、サービングセルがIRCアルゴリズムを採用して協力セルの同一周波数の干渉を除去する。
本実施例の方法は、各種のネットワーキング方式、シーン及び遅延に適用することができ、ネットワーキング方式、シーン及び遅延において、本実施例の方法を使用してアップリンクCoMPを実施することできる。例えば、分散型のネットワークにおいて、eNodeBの間にアップリンクCoMPを行うことが可能であり、そのため、セル境界の同一周波数の干渉を減少し、セル境界のユーザのアップリンクスループットを増大させる。
実施例2
図5に示すように、本実施例はアップリンクCoMPの実現方法を提供し、ステップ501〜504を含む。
ステップ501において、アップリンクCoMPを行う必要である第1セルと第2セルが同一基地局に属していない場合、前記第1セルが属している基地局と前記第2セルが属している基地局の間の伝送遅延を検出する。
ステップ502において、前記伝送遅延が予め設定される時間条件を満たすか否かを判断し、前記伝送遅延が予め設定される時間条件を満たしている場合、ステップ503を実行し、前記伝送遅延が予め設定される時間条件を満たしていない場合、ステップ504を実行する。
好ましくは、本ステップの予め設定される時間条件は、前記伝送遅延が第2遅延より大きい、かつ第1遅延よる小さいことを含み、前記第1遅延が予め設定されるアップリンクCoMPの最大の遅延である。
好ましくは、システムがその他のJR方式を予め設定する場合、本実施例において、前記第2遅延は、予め設定される、共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現する最大の遅延である。
ステップ503において、実施例1に記載されている共同干渉抑制方法を採用してアップリンクCoMPを実現する。
ステップ504において、その他の予め設定されるJR方式を採用してアップリンクCoMPを実現し、又はそのまま終了する。
本ステップにおいて、JR方式は共同ソフトビット合成方式、又は共同等化方式を含む。
具体的に、前記伝送遅延が前記第2遅延(予め設定される、共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現する最大の遅延)以下である場合、前記共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現する。
前記伝送遅延が第1遅延(予め設定されるアップリンクCoMPの最大遅延)より大きい場合、そのままフローを終了する。
本実施例はさらに、従来技術においてアップリンクCoMP方式が確定されたら、シーンと条件の変化に応じて自分に適応することができず、CoMPの最良の利得効果を現すことができないという問題を考慮し、上記の実施例1に記載されているアップリンクCoMPを実現する方式を結合し、本実施例は、アップリンクCoMPの実現方法を提供し、伝送遅延に基づいて適応的に適切な方式を選択してアップリンクCoMPを実現することができ、境界ユーザのスループット及びセル全体のスループットを増大する。伝送遅延が予め設定される条件を満たす場合、共同干渉抑制方法を採用してアップリンクCoMPを実現する。伝送遅延が予め設定される条件を満たしていない場合、JR方式を選択してアップリンクCoMPを実現し、または直接に終了することが可能である。特に共同干渉抑制方式を採用する場合、実施例1によって、さらに干渉防止能力、チャネルの品質をを向上されることができ、それによってさらに境界ユーザのスループット及びセル全体のスループットを増大する。
上記方法は、さらに、アップリンクCoMPを行う必要である第1セルと第2セルが同一基地局に属している場合、前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属しているか否かを判断し、前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属している場合、予め設定される共同等化方式を採用してアップリンクCoMPを実現し、前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属しない場合、予め設定される共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現することを含む。
図6に示すように、本実施例に提供されているアップリンクCoMPの実現方法は具体的に、ステップ601〜608を含む。
ステップ601において、アップリンクCoMPを行う必要である第1セルと第2セルが同一基地局に属しているか否かを判断し、前記第1セルと第2セルが同一基地局に属している場合、ステップ606を実施し、前記第1セルと第2セルが同一基地局に属しない場合、ステップ602を実施する。
本実施例において、第1セルがサービングセルであっても良く、第2セルが協力セルであっても良い。本実施例において、共同干渉抑制方法、共同等化方式、共同ソフトビット合成方式という3種類の予め設定されるアップリンクCoMPの実現方式を含む。また、アップリンクCoMPの最大遅延と共同ソフトビット合成方式の最大遅延も予め設定され、後者が前者より小さい。
ステップ602において、前記第1セルが属している基地局と前記第2セルが属している基地局の間の伝送遅延を検出する。
ステップ603において、前記伝送遅延が共同ソフトビット合成方式の最大遅延以下であるか否かを判断し、前記伝送遅延が共同ソフトビット合成方式の最大遅延以下ではないと判断した場合、ステップ604を実行し、前記伝送遅延が共同ソフトビット合成方式の最大遅延以下であると判断した場合、ステップ608を実行する。
ステップ604において、前記伝送遅延がアップリンクCoMPの最大遅延以下であるか否かを判断し、前記伝送遅延がアップリンクCoMPの最大遅延以下であると判断した場合、ステップ605を実行し、前記伝送遅延がアップリンクCoMPの最大遅延以下ではないと判断した場合、終了する。
ステップ605において、共同干渉抑制方法を採用してアップリンクCoMPを実現する。
ステップ606において、前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属しているか否かを判断し、前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属していると判断した場合、ステップ607を実行し、前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属しないと判断した場合、ステップ608を実行する。
ステップ607において、共同等化方式を採用してアップリンクCoMPを実現して終了する。
ステップ608において、共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現して終了する。
上記方法を採用して、分散型のネットワーク、集中型ネットワーク、eNodeBの間、eNodeB内、ベースバンドのボード内、ベースバンドのボードの間、共に自分で適応的に最も有効なCoMP方式を選択することが可能であり、境界ユーザがセル間の干渉を最大限に除去させることができ、チャネル品質を向上させ、そしてより大きいスループットが得られ、境界ユーザの体験が高まる。さらに、自分に適応的な方法を採用してから、境界ユーザのスループットが増大するために、セル全体のスループットも共に増大される。
また、共同干渉抑制方法を採用してアップリンクCoMPを実現する時に、実施例1の記載によって、さらに干渉防止能力、チャネル品質を向上させ、境界ユーザの体験が高まる。
下記、本実施例の方法の具体的な応用プロセスを説明し、サービングセルと協力セルを例として、下記のステップを含む。
1.アップリンクCoMPの実現方式を「自分に適応」と人工的に設定する。
2.アップリンクCoMPの最大遅延ULCoMPMaxDeLayを人工的に設定する。遅延の設定は、システムがCoMPにサポートする可能な実際処理能力を原則とする。
3.「共同ソフトビット合成」の最大遅延JointSoftCombineMaxDeLayを人工的に設定する。遅延の設定は、システムが「共同ソフトビット合成」にサポートする可能な実際処理能力を原則とし、またJointSoftCombineMaxDeLay<ULCoMPMaxDeLayという条件を満たさせる。
4.システムが正常に動作してから、システムが協同隣接セルとサービングセルのアップリンクCoMPの方式を自分で適応的に判定する。判定ステップは下記の通りである。
ステップ1において、アップリンクCoMPを行う必要である協力セルとサービングセルが同一のeNodeBに属しているか否かを判断し、属している場合、ステップ2を実行し、属してない場合、ステップ7を実行する。
ステップ2において、eNodeB間の伝送遅延を検出する。
ステップ3において、eNode間の遅延がULCoMPMaxDeLayの以下であるか否かを判断し、以下である場合、ステップ4を実行し、そうではない場合、ステップ9を実行する。
ステップ4において、eNode間の遅延がJointSoftCombineMaxDeLayの以下であるか否かを判断し、以下である場合、ステップ5を実行し、そうではない場合、ステップ6を実行する。
ステップ5において、共同ソフトビット合成方式を採用して、ステップ9を実行する。
ステップ6において、共同干渉抑制合成方式を採用してステップ9を実行する。
ステップ7において、アップリンクCoMPを行う必要である協力セルと自セルが一つのベースバンドボードに属しているか否かを判断し、属している場合、ステップ8を実行し、属しない場合、ステップ5を実実行する。
ステップ8において、共同等化方式を採用してステップ9を実行する。
ステップ9において、判断フローを終了する。
5.システムは、判定されたアップリンクCoMPの実現方式に基づいて、次の協同のスケジューリングを実施してアップリンクCoMPを実現する。
実施例3
図7に示すように、本実施例は、共同干渉抑制装置700を提供し、アップリンクCoMPを実現することに用いられ、受信ユニット701と干渉抑制ユニット702を含む。
前記受信ユニット701は、第2セルによって送信された第2端末のスケジューリング情報を受信するように構成され、前記第2端末は前記第2セルに属し、前記スケジューリング情報は、前記第2セルによって前記第2端末に割り当てられるリソースブロック情報及びパイロットシンボル位置情報を含む。
前記干渉抑制ユニット702は、第1セルが、それに属している第1端末によって送信された情報を復調する場合、前記スケジューリング情報に基づいて干渉抑制合成アルゴリズムを用いて、前記第2セルの前記第1セルへの同一周波数の干渉を除去するように構成される。
本実施例に提供されている共同干渉抑制装置を採用して、第1セル(協力セル又はサービングセル)が既に干渉ソースの干渉を除去していて、境界ユーザの利得を増大する目的を達しているために、干渉ソースが所在している第2セル(サービングセル又は協力セル)に協調情報を送信する必要がなくなり、そのためX2インターフェース間のメッセージのインタラクションを減少することができ、そしてCoMPの所要遅延も減少され、分散型のネットワークに適用することができる。また、第1セル(協力セル又はサービングセル)が第2端末としてのリソースブロック情報及びパイロットシンボル位置を取得することができるため、第1セルがIRCアルゴリズムを行う時に、干渉ソースの位置を確定することができ、IRCアルゴリズムで干渉ソースの干渉を除去する効果を高め、アップリンクCoMPの干渉防止能力を最適化し、さらにセル境界のスループットを増大する。
図8に示すように、本実施例はさらにアップリンクCoMPの実現装置800を提供し、検出ユニット801、第1判断ユニット802及び実行ユニット803を含む。
前記検出ユニット801は、アップリンクCoMPを行う必要である第1セルと第2セルが同一基地局に属していない場合、前記第1セルが属している基地局と前記第2セルが属している基地局の間の伝送遅延を検出するように構成される。
前記第1判断ユニット802は、前記伝送遅延が予め設定される時間条件を満たすか否かを判断するように構成される。
前記実行ユニット803は、前記第1判断ユニットによって前記伝送遅延が予め設定される時間条件を満たすと判断した場合、実施例1に記載されている共同干渉抑制方法を採用してアップリンクCoMPを実現するように構成される。
好ましくは、前記予め設定される時間条件は、前記伝送遅延が第2遅延より大きい、かつ第1遅延より小さいことを含み、前記第1遅延が予め設定されるアップリンクCoMPの最大の遅延である。
好ましくは、前記第2遅延は、予め設定される、共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現する最大の遅延である。
好ましくは、前記実行ユニットは、前記伝送遅延が前記第2遅延以下である場合、前記共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現する。
図9に示すように、上記のアップリンクCoMPを実現する装置は、さらに第2判断ユニット804を含むことが可能である。
前記第2判断ユニット804は、アップリンクCoMPを行う必要である第1セルと第2セルが同一基地局に属している場合、前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属しているか否かを判断するように構成される。
前記実行ユニット803は、前記第2判断ユニットによって前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属していると判断した場合、予め設定される共同等化方式を採用してアップリンクCoMPを実現し、前記第2判断ユニットによって前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属しないと判断した場合、予め設定される共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現するように構成される。
上記のアップリンクCoMPを実現する装置を採用して、分散型のネットワーク、集中型のネットワーク、eNodeBの間、eNodeB内、ベースバンドのボード内、ベースバンドのボードの間、共に自分に適応的に最も有効なCoMP方式を選択することが可能で、境界ユーザがセル間の干渉を最大限に除去させることができ、チャネル品質を向上させ、そしてより大きいスループットを得られ、境界ユーザの体験が高まる。さらに、自分適応的な方法を採用してから、境界ユーザのスループットの増大のため、セル全体のスループットも増大する。
本発明の実施例に提供されている共同干渉抑制装置の受信ユニットと干渉抑制ユニットは、いずれもセル内のプロセッサによって実現されても良く、本発明の実施例に提供されているアップリンクCoMPを実現する装置の検出ユニット、第1判断ユニット、第2判断ユニット及び実行ユニットは、いずれもセル内のプロセッサによって実現されても可能である。もちろん具体的なロジック回路によって実現されても良い。具体的な実施例において、プロセッサが中央処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ(MPU)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)又は現場でプログラム可能なゲートアレイ(FPGA)などであっても良い。
なお、本発明の実施例において、ソフトウェア機能モジュールの形で上記共同干渉抑制方法又はアップリンクCoMPの実現方法を実現して、単独の製品として販売または使用する場合、コンピュータ読み取り可能の記憶媒体に記憶しても良い。これによって、本発明の実施例の技術案が事実的に、言い換えれば先行技術に貢献した部分がソフトウェア製品の形で体現でき、該コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体に記憶され、コンピュータ装置(パソコン、サーバ、またはネットワーク装置などであっても良い)が、本発明の各実施例の全部または一部の前記方法を実行するように複数の命令を含む。上記の記憶媒体は、USBメモリ、移動ハードディスク、読み取り専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、磁気ディスクまたは光ディスクなどの各種のプログラムコードが記憶できる媒体を含む。従って、本発明の実施例はいかなるハードウェアとソフトウェアとの結合を限定しない。
それに応じて、本発明の実施例はさらに、コンピュータ記憶媒体を提供し、該コンピュータ記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶され、該コンピュータプログラムが本発明の各実施例に提供されているアップリンクCoMPの実現方法を実行することに用いられる。
それに応じて、本発明の実施例はさらに、コンピュータ記憶媒体を提供し、該コンピュータ記憶媒体にコンピュータプログラムが記憶され、該コンピュータプログラムが本発明の各実施例に提供されている共同干渉抑制方法を実行することに用いられる。
以上の内容は、具体的な実施形態を結合して本発明をさらに詳しく説明しているものである。本発明の具体的な実施をこれらの説明に限定しない。本発明の当業者にとって、本発明の構想を脱しない前提で、若干簡単な推定又は置き換えも可能であり、いずれも本発明の範囲であると見なすべきである。
本発明の実施例において、第1セルは第2セルによって送信された第2端末のスケジューリング情報を受信し、前記第2端末は前記第2セルに属し、前記スケジューリング情報は、前記第2セルによって前記第2端末に割り当てられるリソースブロック情報及びパイロットシンボル位置情報を含む。前記第1セルは、それに属している第1端末によって送信された情報を復調する場合、前記スケジューリング情報に基づいて干渉抑制合成アルゴリズムを用いて、前記第2セルの前記第1セルへの同一周波数の干渉を除去する。

Claims (14)

  1. 共同干渉抑制方法であって、アップリンクCoMPを実現することに用いられ、
    第1セルは第2セルによって送信された第2端末のスケジューリング情報を受信することと、
    前記第1セルは、それに属している第1端末によって送信された情報を復調する場合、前記スケジューリング情報に基づいて干渉抑制合成アルゴリズムを用いて、前記第2セルの前記第1セルへの同一周波数の干渉を除去することと、含み、
    前記第2端末は前記第2セルに属し、前記スケジューリング情報は、前記第2セルによって前記第2端末に割り当てられるリソースブロック情報及びパイロットシンボル位置情報を含む、
    前記共同干渉抑制方法。
  2. アップリンクCoMPの実現方法であって、
    アップリンクCoMPを行う必要である第1セルと第2セルが同一基地局に属していない場合、前記第1セルが属している基地局と前記第2セルが属している基地局の間の伝送遅延を検出することと、
    前記伝送遅延が予め設定される時間条件を満たすか否かを判断し、前記伝送遅延が予め設定される時間条件を満たしている場合、請求項1に記載の共同干渉抑制方法を採用してアップリンクCoMPを実現することと、
    を含む、前記アップリンクCoMPの実現方法。
  3. 前記予め設定される時間条件は、前記伝送遅延が第2遅延より大きい、かつ第1遅延より小さいことを含み、前記第1遅延が予め設定されるアップリンクCoMPの最大の遅延である、
    請求項2に記載のアップリンクCoMPの実現方法。
  4. 前記第2遅延は、予め設定される、共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現する最大の遅延である、
    請求項3に記載のアップリンクCoMPの実現方法。
  5. 前記伝送遅延が前記第2遅延以下である場合、前記共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現する、
    請求項4に記載のアップリンクCoMPの実現方法。
  6. アップリンクCoMPを行う必要である第1セルと第2セルが同一基地局に属している場合、前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属しているか否かを判断し、前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属している場合、予め設定される共同等化方式を採用してアップリンクCoMPを実現し、前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに同一のベースバンドモジュールに属しない場合、予め設定される共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現することをさらに含む、
    請求項2〜5のいずれか1項に記載のアップリンクCoMPの実現方法。
  7. 共同干渉抑制装置であって、アップリンクCoMPを実現するために用いられ、
    第2セルによって送信された第2端末のスケジューリング情報を受信するように構成される受信ユニットと、
    第1セルは、それに属している第1端末によって送信された情報を復調する場合、前記スケジューリング情報に基づいて干渉抑制合成アルゴリズムを用いて、前記第2セルの前記第1セルへの同一周波数の干渉を除去するように構成される干渉抑制ユニットと、を含み、
    前記第2端末は前記第2セルに属し、前記スケジューリング情報は、前記第2セルによって前記第2端末に割り当てられるリソースブロック情報及びパイロットシンボル位置情報を含む、
    前記共同干渉抑制装置。
  8. アップリンクCoMPの実現装置であって、
    アップリンクCoMPを行う必要である第1セルと第2セルが同一基地局に属していない場合、前記第1セルが属している基地局と前記第2セルが属している基地局の間の伝送遅延を検出するように構成される検出ユニットと、
    前記伝送遅延が予め設定される時間条件を満たすか否かを判断するように構成される第1判断ユニットと、
    前記第1判断ユニットによって前記伝送遅延が予め設定される時間条件を満たしていると判断した場合、請求項1に記載の共同干渉抑制方法を採用してアップリンクCoMPを実現するように構成される実行ユニットと、
    を含む、前記アップリンクCoMPの実現装置。
  9. 前記予め設定される時間条件は、前記伝送遅延が第2遅延より大きい、かつ第1遅延より小さいことを含み、前記第1遅延が予め設定されるアップリンクCoMPの最大の遅延である、
    請求項8に記載のアップリンクCoMPの実現装置。
  10. 前記第2遅延は、予め設定される、共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現する最大の遅延である、
    請求項9に記載のアップリンクCoMPの実現装置。
  11. 前記実行ユニットは、前記伝送遅延が前記第2遅延以下である場合、前記共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現するように構成される、
    請求項10に記載のアップリンクCoMPの実現装置。
  12. アップリンクCoMPを行う必要である第1セルと第2セルが同一基地局に属している場合、前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属しているか否かを判断するように構成される第2判断ユニットをさらに含み、
    前記実行ユニットはさらに、前記第2判断ユニットによって前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属していると判断した場合、予め設定される共同等化方式を採用してアップリンクCoMPを実現し、前記第2判断ユニットによって前記第1セルと前記第2セルが同一のベースバンドモジュールに属していないと判断した場合、予め設定される共同ソフトビット合成方式を採用してアップリンクCoMPを実現するように構成される、
    請求項8〜11のいずれか1項に記載のアップリンクCoMPの実現装置。
  13. コンピュータ記憶媒体であって、
    請求項1に記載の共同干渉抑制方法を実行するためのコンピュータ実行可能な命令が記憶される、
    前記コンピュータ記憶媒体。
  14. コンピュータ記憶媒体であって、
    請求項2〜6のいずれか1項に記載のアップリンクCoMPの実現方法を実行するためのコンピュータ実行可能な命令が記憶される、
    前記コンピュータ記憶媒体。
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