JP2017535175A5 - - Google Patents
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Description
[0174]様々な例について説明した。これらおよび他の例は以下の特許請求の範囲内に入る。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] ビデオデータを復号する方法であって、前記方法は、
波面並列処理が有効化されてコーディングされる1つまたは複数のブロックのために、コーディングツリーブロック(CTB)遅延を決定することと、ここにおいて、前記CTB遅延は、CTBの第1の行が復号され始めるときと、CTBの前記第1の行の下のCTBの第2の行が復号され始めるときとの間の遅延を識別する、
イントラブロックコピー(IBC)モードにおいてコーディングされ、波面並列処理が無効化されてコーディングされるビデオデータの現在ブロックのために、波面並列処理が有効化されてコーディングされる前記1つまたは複数のブロックのために決定された前記CTB遅延に基づいて、前記現在ブロックを含むピクチャ内の前記現在ブロックのためのIBC予測領域を決定することと、
前記現在ブロックのための前記決定されたIBC予測領域内から、前記現在ブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記予測ブロックに基づいて前記現在ブロックをIBC復号することと
を備える、方法。
[C2] 前記現在ブロックが第1のブロックを備え、前記方法は、
前記IBCモードにおいてコーディングされ、波面並列処理が有効化されてコーディングされるビデオデータの第2のブロックのために、前記CTB遅延に基づいて、前記第2のブロックのためのIBC予測領域を決定することと、
前記第2のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第2のブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記予測ブロックに基づいて前記現在ブロックをIBC復号することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C3] シンタックス要素を受信することと、
前記シンタックス要素の値に基づいて、波面並列処理が前記第1のブロックのために無効化されると決定することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C4] 前記シンタックス要素は、コンテキスト変数のための特定の同期プロセスが呼び出されるべきであるかどうかを示す同期プロセス有効化シンタックス要素を備える、C3に記載の方法。
[C5] 前記第1のブロックのための前記IBC予測領域が、前に復号されたフィルタ処理されていないCTBを備える、C1に記載の方法。
[C6] 前記IBC予測領域が、前記第1のブロックの右側および前記第1のブロックの少なくとも2つまたはそれ以上の行上に位置する、対角線方向に位置するCTBを含み、前記対角線方向に位置するCTBの直下のCTBを除外する、C1に記載の方法。
[C7] 前記第1のブロックと並列に、前記対角線方向に位置するCTBの直下の前記CTBを復号すること
をさらに備える、C6に記載の方法。
[C8] 前記CTB遅延が1つのCTBを備える、C1に記載の方法。
[C9] 前記CTB遅延が2つのCTBを備える、C1に記載の方法。
[C10] ビデオデータの符号化ビットストリーム中で、ビデオデータの前記第1のブロックのためのコーディングモードが前記IBCモードであることを示す1つまたは複数のシンタックス要素を受信することと、
ビデオデータの前記符号化ビットストリーム中で、ビデオデータの前記第1のブロックのためのブロックベクトルを識別する1つまたは複数のシンタックス要素を受信することと、ここにおいて、前記第1のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第1のブロックのための前記予測ブロックを識別することが、前記ブロックベクトルを用いて前記予測ブロックの位置を特定することを備える、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C11] 前記CTB遅延を決定することが、CTBの単位で前記CTB遅延を決定することを備える、C1に記載の方法。
[C12] ビデオデータを符号化する方法であって、前記方法は、
波面並列処理が有効化されてコーディングされる1つまたは複数のブロックのためにコーディングツリーブロック(CTB)遅延を決定することと、ここにおいて、前記CTB遅延は、CTBの第1の行が復号され始めるときと、CTBの前記第1の行の下のCTBの第2の行が復号され始めるときとの間の遅延を識別する、
イントラブロックコピー(IBC)モードにおいてコーディングされ、波面並列処理が無効化されてコーディングされるビデオデータの第1のブロックのために、前記CTB遅延に基づいて、前記第1のブロックのためのIBC予測領域を決定することと、
前記第1のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第1のブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記予測ブロックの位置を特定するためのブロックベクトルを示すためのシンタックスを生成することと
を備える、方法。
[C13] 前記IBCモードにおいてコーディングされ、波面並列処理が有効化されてコーディングされるビデオデータの第2のブロックのために、前記CTB遅延に基づいて、前記第2のブロックのためのIBC予測領域を決定することと、
前記第2のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第2のブロックのための予測ブロックを識別することと
をさらに備える、C12に記載の方法。
[C14] 前記IBC予測領域が、前記第1のブロックの右側および前記第1のブロックの少なくとも2つまたはそれ以上の行上のCTBを含み、前記第1のブロックの右側および前記第1のブロックの少なくとも2つまたはそれ以上の行上の前記CTBの直下のCTBを除外する、C12に記載の方法。
[C15] 前記CTB遅延が1つのCTBを備える、C12に記載の方法。
[C16] 前記CTB遅延が2つのCTBを備える、C12に記載の方法。
[C17] ビデオ復号を実行するためのデバイスであって、前記デバイスが、
ビデオデータを記憶するためのメモリと、
1つまたは複数のプロセッサと
を備え、前記1つまたは複数のプロセッサは、
波面並列処理が有効化されてコーディングされる1つまたは複数のブロックのためにコーディングツリーブロック(CTB)遅延を決定することと、ここにおいて、前記CTB遅延は、CTBの第1の行が復号され始めるときと、CTBの前記第1の行の下のCTBの第2の行が復号され始めるときとの間の遅延を識別する、
イントラブロックコピー(IBC)モードにおいてコーディングされ、波面並列処理が無効化されてコーディングされるビデオデータの現在ブロックのために、波面並列処理が有効化されてコーディングされる前記1つまたは複数のブロックのために決定された前記CTB遅延に基づいて、前記現在ブロックを含むピクチャ内の前記現在ブロックのためのIBC予測領域を決定することと、
前記現在ブロックのための前記決定されたIBC予測領域内から、前記現在ブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記予測ブロックに基づいて前記現在ブロックをIBC復号することとを行うように構成された、
デバイス。
[C18] 前記現在ブロックが第1のブロックを備え、ここにおいて、前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記IBCモードにおいてコーディングされ、波面並列処理が有効化されてコーディングされるビデオデータの第2のブロックのために、前記CTB遅延に基づいて、前記第2のブロックのためのIBC予測領域を決定することと、
前記第2のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第2のブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記予測ブロックに基づいて前記現在ブロックをIBC復号することと
を行うようにさらに構成された、C17に記載のデバイス。
[C19] 前記1つまたは複数のプロセッサは、
シンタックス要素を受信することと、
前記シンタックス要素の値に基づいて、波面並列処理が前記第1のブロックのために無効化されると決定することと
を行うようにさらに構成された、C17に記載のデバイス。
[C20] 前記シンタックス要素は、コンテキスト変数のための特定の同期プロセスが呼び出されるべきであるかどうかを示す同期プロセス有効化シンタックス要素を備える、C19に記載のデバイス。
[C21] 前記第1のブロックのための前記IBC予測領域が、前に復号されたフィルタ処理されていないCTBを備える、C17に記載のデバイス。
[C22] 前記IBC予測領域が、前記第1のブロックの右側および前記第1のブロックの少なくとも2つまたはそれ以上の行上に位置する、対角線方向に位置するCTBを含み、前記対角線方向に位置するCTBの直下のCTBを除外する、C17に記載のデバイス。
[C23] 前記1つまたは複数のプロセッサが、
前記第1のブロックと並列に、前記対角線方向に位置するCTBの直下の前記CTBを復号する
ようにさらに構成された、C22に記載のデバイス。
[C24] 前記CTB遅延が1つのCTBを備える、C17に記載のデバイス。
[C25] 前記CTB遅延が2つのCTBを備える、C17に記載のデバイス。
[C26] 前記1つまたは複数のプロセッサは、
ビデオデータの符号化ビットストリーム中で、ビデオデータの前記第1のブロックのためのコーディングモードが前記IBCモードであることを示す1つまたは複数のシンタックス要素を受信することと、
ビデオデータの前記符号化ビットストリーム中で、ビデオデータの前記第1のブロックのためのブロックベクトルを識別する1つまたは複数のシンタックス要素を受信することと、ここにおいて、前記第1のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第1のブロックのための前記予測ブロックを識別することが、前記ブロックベクトルを用いて前記予測ブロックの位置を特定することを備える、
を行うようにさらに構成された、C17に記載のデバイス。
[C27] 前記CTB遅延を決定するために、前記1つまたは複数のプロセッサが、CTBの単位で前記CTB遅延を決定するようにさらに構成された、C17に記載のデバイス。
[C28] 前記デバイスが、
集積回路、
マイクロプロセッサ、または
ディスプレイを備えるワイヤレス通信デバイス
のうちの少なくとも1つを備える、C17に記載のデバイス。
[C29] ビデオ符号化を実行するためのデバイスであって、前記デバイスが、
ビデオデータを記憶するためのメモリと、
1つまたは複数のプロセッサと
を備え、前記1つまたは複数のプロセッサは、
波面並列処理が有効化されてコーディングされる1つまたは複数のブロックのためにコーディングツリーブロック(CTB)遅延を決定することと、ここにおいて、前記CTB遅延は、CTBの第1の行が復号され始めるときと、CTBの前記第1の行の下のCTBの第2の行が復号され始めるときとの間の遅延を識別する、
イントラブロックコピー(IBC)モードにおいてコーディングされ、波面並列処理が無効化されてコーディングされるビデオデータの第1のブロックのために、前記CTB遅延に基づいて、前記第1のブロックのためのIBC予測領域を決定することと、
前記第1のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第1のブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記予測ブロックの位置を特定するためのブロックベクトルを示すためのシンタックスを生成することと
を行うように構成された、
デバイス。
[C30] 前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記IBCモードにおいてコーディングされ、波面並列処理が有効化されてコーディングされるビデオデータの第2のブロックのために、前記CTB遅延に基づいて、前記第2のブロックのためのIBC予測領域を決定することと、
前記第2のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第2のブロックのための予測ブロックを識別することと
を行うようにさらに構成された、C29に記載のデバイス。
[C31] 前記IBC予測領域が、前記第1のブロックの右側および前記第1のブロックの少なくとも2つまたはそれ以上の行上のCTBを含み、前記第1のブロックの右側および前記第1のブロックの少なくとも2つまたはそれ以上の行上の前記CTBの直下のCTBを除外する、C29に記載のデバイス。
[C32] 前記CTB遅延が1つのCTBを備える、C29に記載のデバイス。
[C33] 前記CTB遅延が2つのCTBを備える、C29に記載のデバイス。
[C34] 前記デバイスが、
集積回路、
マイクロプロセッサ、または
カメラを備えるワイヤレス通信デバイス
のうちの少なくとも1つを備える、C33に記載のデバイス。
[C35] ビデオデータを復号するための装置であって、前記装置は、
波面並列処理が有効化されてコーディングされる1つまたは複数のブロックのためにコーディングツリーブロック(CTB)遅延を決定するための手段と、ここにおいて、前記CTB遅延は、CTBの第1の行が復号され始めるときと、CTBの前記第1の行の下のCTBの第2の行が復号され始めるときとの間の遅延を識別する、
イントラブロックコピー(IBC)モードにおいてコーディングされ、波面並列処理が無効化されてコーディングされるビデオデータの現在ブロックのために、波面並列処理が有効化されてコーディングされる前記1つまたは複数のブロックのために決定された前記CTB遅延に基づいて、前記現在ブロックを含むピクチャ内の前記現在ブロックのためのIBC予測領域を決定するための手段と、
前記現在ブロックのための前記決定されたIBC予測領域内から、前記現在ブロックのための予測ブロックを識別するための手段と、
前記予測ブロックに基づいて前記現在ブロックをIBC復号するための手段とを備える、装置。
[C36] 1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、前記1つまたは複数のプロセッサに、
波面並列処理が有効化されてコーディングされる1つまたは複数のブロックのためにコーディングツリーブロック(CTB)遅延を決定することと、ここにおいて、前記CTB遅延は、CTBの第1の行が復号され始めるときと、CTBの前記第1の行の下のCTBの第2の行が復号され始めるときとの間の遅延を識別する、
イントラブロックコピー(IBC)モードにおいてコーディングされ、波面並列処理が無効化されてコーディングされるビデオデータの現在ブロックのために、波面並列処理が有効化されてコーディングされる前記1つまたは複数のブロックのために決定された前記CTB遅延に基づいて、前記現在ブロックを含むピクチャ内の前記現在ブロックのためのIBC予測領域を決定することと、
前記現在ブロックのための前記決定されたIBC予測領域内から、前記現在ブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記予測ブロックに基づいて前記現在ブロックをIBC復号することと
を行わせる、命令を記憶するコンピュータ可読記憶媒体。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] ビデオデータを復号する方法であって、前記方法は、
波面並列処理が有効化されてコーディングされる1つまたは複数のブロックのために、コーディングツリーブロック(CTB)遅延を決定することと、ここにおいて、前記CTB遅延は、CTBの第1の行が復号され始めるときと、CTBの前記第1の行の下のCTBの第2の行が復号され始めるときとの間の遅延を識別する、
イントラブロックコピー(IBC)モードにおいてコーディングされ、波面並列処理が無効化されてコーディングされるビデオデータの現在ブロックのために、波面並列処理が有効化されてコーディングされる前記1つまたは複数のブロックのために決定された前記CTB遅延に基づいて、前記現在ブロックを含むピクチャ内の前記現在ブロックのためのIBC予測領域を決定することと、
前記現在ブロックのための前記決定されたIBC予測領域内から、前記現在ブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記予測ブロックに基づいて前記現在ブロックをIBC復号することと
を備える、方法。
[C2] 前記現在ブロックが第1のブロックを備え、前記方法は、
前記IBCモードにおいてコーディングされ、波面並列処理が有効化されてコーディングされるビデオデータの第2のブロックのために、前記CTB遅延に基づいて、前記第2のブロックのためのIBC予測領域を決定することと、
前記第2のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第2のブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記予測ブロックに基づいて前記現在ブロックをIBC復号することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C3] シンタックス要素を受信することと、
前記シンタックス要素の値に基づいて、波面並列処理が前記第1のブロックのために無効化されると決定することと
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C4] 前記シンタックス要素は、コンテキスト変数のための特定の同期プロセスが呼び出されるべきであるかどうかを示す同期プロセス有効化シンタックス要素を備える、C3に記載の方法。
[C5] 前記第1のブロックのための前記IBC予測領域が、前に復号されたフィルタ処理されていないCTBを備える、C1に記載の方法。
[C6] 前記IBC予測領域が、前記第1のブロックの右側および前記第1のブロックの少なくとも2つまたはそれ以上の行上に位置する、対角線方向に位置するCTBを含み、前記対角線方向に位置するCTBの直下のCTBを除外する、C1に記載の方法。
[C7] 前記第1のブロックと並列に、前記対角線方向に位置するCTBの直下の前記CTBを復号すること
をさらに備える、C6に記載の方法。
[C8] 前記CTB遅延が1つのCTBを備える、C1に記載の方法。
[C9] 前記CTB遅延が2つのCTBを備える、C1に記載の方法。
[C10] ビデオデータの符号化ビットストリーム中で、ビデオデータの前記第1のブロックのためのコーディングモードが前記IBCモードであることを示す1つまたは複数のシンタックス要素を受信することと、
ビデオデータの前記符号化ビットストリーム中で、ビデオデータの前記第1のブロックのためのブロックベクトルを識別する1つまたは複数のシンタックス要素を受信することと、ここにおいて、前記第1のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第1のブロックのための前記予測ブロックを識別することが、前記ブロックベクトルを用いて前記予測ブロックの位置を特定することを備える、
をさらに備える、C1に記載の方法。
[C11] 前記CTB遅延を決定することが、CTBの単位で前記CTB遅延を決定することを備える、C1に記載の方法。
[C12] ビデオデータを符号化する方法であって、前記方法は、
波面並列処理が有効化されてコーディングされる1つまたは複数のブロックのためにコーディングツリーブロック(CTB)遅延を決定することと、ここにおいて、前記CTB遅延は、CTBの第1の行が復号され始めるときと、CTBの前記第1の行の下のCTBの第2の行が復号され始めるときとの間の遅延を識別する、
イントラブロックコピー(IBC)モードにおいてコーディングされ、波面並列処理が無効化されてコーディングされるビデオデータの第1のブロックのために、前記CTB遅延に基づいて、前記第1のブロックのためのIBC予測領域を決定することと、
前記第1のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第1のブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記予測ブロックの位置を特定するためのブロックベクトルを示すためのシンタックスを生成することと
を備える、方法。
[C13] 前記IBCモードにおいてコーディングされ、波面並列処理が有効化されてコーディングされるビデオデータの第2のブロックのために、前記CTB遅延に基づいて、前記第2のブロックのためのIBC予測領域を決定することと、
前記第2のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第2のブロックのための予測ブロックを識別することと
をさらに備える、C12に記載の方法。
[C14] 前記IBC予測領域が、前記第1のブロックの右側および前記第1のブロックの少なくとも2つまたはそれ以上の行上のCTBを含み、前記第1のブロックの右側および前記第1のブロックの少なくとも2つまたはそれ以上の行上の前記CTBの直下のCTBを除外する、C12に記載の方法。
[C15] 前記CTB遅延が1つのCTBを備える、C12に記載の方法。
[C16] 前記CTB遅延が2つのCTBを備える、C12に記載の方法。
[C17] ビデオ復号を実行するためのデバイスであって、前記デバイスが、
ビデオデータを記憶するためのメモリと、
1つまたは複数のプロセッサと
を備え、前記1つまたは複数のプロセッサは、
波面並列処理が有効化されてコーディングされる1つまたは複数のブロックのためにコーディングツリーブロック(CTB)遅延を決定することと、ここにおいて、前記CTB遅延は、CTBの第1の行が復号され始めるときと、CTBの前記第1の行の下のCTBの第2の行が復号され始めるときとの間の遅延を識別する、
イントラブロックコピー(IBC)モードにおいてコーディングされ、波面並列処理が無効化されてコーディングされるビデオデータの現在ブロックのために、波面並列処理が有効化されてコーディングされる前記1つまたは複数のブロックのために決定された前記CTB遅延に基づいて、前記現在ブロックを含むピクチャ内の前記現在ブロックのためのIBC予測領域を決定することと、
前記現在ブロックのための前記決定されたIBC予測領域内から、前記現在ブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記予測ブロックに基づいて前記現在ブロックをIBC復号することとを行うように構成された、
デバイス。
[C18] 前記現在ブロックが第1のブロックを備え、ここにおいて、前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記IBCモードにおいてコーディングされ、波面並列処理が有効化されてコーディングされるビデオデータの第2のブロックのために、前記CTB遅延に基づいて、前記第2のブロックのためのIBC予測領域を決定することと、
前記第2のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第2のブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記予測ブロックに基づいて前記現在ブロックをIBC復号することと
を行うようにさらに構成された、C17に記載のデバイス。
[C19] 前記1つまたは複数のプロセッサは、
シンタックス要素を受信することと、
前記シンタックス要素の値に基づいて、波面並列処理が前記第1のブロックのために無効化されると決定することと
を行うようにさらに構成された、C17に記載のデバイス。
[C20] 前記シンタックス要素は、コンテキスト変数のための特定の同期プロセスが呼び出されるべきであるかどうかを示す同期プロセス有効化シンタックス要素を備える、C19に記載のデバイス。
[C21] 前記第1のブロックのための前記IBC予測領域が、前に復号されたフィルタ処理されていないCTBを備える、C17に記載のデバイス。
[C22] 前記IBC予測領域が、前記第1のブロックの右側および前記第1のブロックの少なくとも2つまたはそれ以上の行上に位置する、対角線方向に位置するCTBを含み、前記対角線方向に位置するCTBの直下のCTBを除外する、C17に記載のデバイス。
[C23] 前記1つまたは複数のプロセッサが、
前記第1のブロックと並列に、前記対角線方向に位置するCTBの直下の前記CTBを復号する
ようにさらに構成された、C22に記載のデバイス。
[C24] 前記CTB遅延が1つのCTBを備える、C17に記載のデバイス。
[C25] 前記CTB遅延が2つのCTBを備える、C17に記載のデバイス。
[C26] 前記1つまたは複数のプロセッサは、
ビデオデータの符号化ビットストリーム中で、ビデオデータの前記第1のブロックのためのコーディングモードが前記IBCモードであることを示す1つまたは複数のシンタックス要素を受信することと、
ビデオデータの前記符号化ビットストリーム中で、ビデオデータの前記第1のブロックのためのブロックベクトルを識別する1つまたは複数のシンタックス要素を受信することと、ここにおいて、前記第1のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第1のブロックのための前記予測ブロックを識別することが、前記ブロックベクトルを用いて前記予測ブロックの位置を特定することを備える、
を行うようにさらに構成された、C17に記載のデバイス。
[C27] 前記CTB遅延を決定するために、前記1つまたは複数のプロセッサが、CTBの単位で前記CTB遅延を決定するようにさらに構成された、C17に記載のデバイス。
[C28] 前記デバイスが、
集積回路、
マイクロプロセッサ、または
ディスプレイを備えるワイヤレス通信デバイス
のうちの少なくとも1つを備える、C17に記載のデバイス。
[C29] ビデオ符号化を実行するためのデバイスであって、前記デバイスが、
ビデオデータを記憶するためのメモリと、
1つまたは複数のプロセッサと
を備え、前記1つまたは複数のプロセッサは、
波面並列処理が有効化されてコーディングされる1つまたは複数のブロックのためにコーディングツリーブロック(CTB)遅延を決定することと、ここにおいて、前記CTB遅延は、CTBの第1の行が復号され始めるときと、CTBの前記第1の行の下のCTBの第2の行が復号され始めるときとの間の遅延を識別する、
イントラブロックコピー(IBC)モードにおいてコーディングされ、波面並列処理が無効化されてコーディングされるビデオデータの第1のブロックのために、前記CTB遅延に基づいて、前記第1のブロックのためのIBC予測領域を決定することと、
前記第1のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第1のブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記予測ブロックの位置を特定するためのブロックベクトルを示すためのシンタックスを生成することと
を行うように構成された、
デバイス。
[C30] 前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記IBCモードにおいてコーディングされ、波面並列処理が有効化されてコーディングされるビデオデータの第2のブロックのために、前記CTB遅延に基づいて、前記第2のブロックのためのIBC予測領域を決定することと、
前記第2のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第2のブロックのための予測ブロックを識別することと
を行うようにさらに構成された、C29に記載のデバイス。
[C31] 前記IBC予測領域が、前記第1のブロックの右側および前記第1のブロックの少なくとも2つまたはそれ以上の行上のCTBを含み、前記第1のブロックの右側および前記第1のブロックの少なくとも2つまたはそれ以上の行上の前記CTBの直下のCTBを除外する、C29に記載のデバイス。
[C32] 前記CTB遅延が1つのCTBを備える、C29に記載のデバイス。
[C33] 前記CTB遅延が2つのCTBを備える、C29に記載のデバイス。
[C34] 前記デバイスが、
集積回路、
マイクロプロセッサ、または
カメラを備えるワイヤレス通信デバイス
のうちの少なくとも1つを備える、C33に記載のデバイス。
[C35] ビデオデータを復号するための装置であって、前記装置は、
波面並列処理が有効化されてコーディングされる1つまたは複数のブロックのためにコーディングツリーブロック(CTB)遅延を決定するための手段と、ここにおいて、前記CTB遅延は、CTBの第1の行が復号され始めるときと、CTBの前記第1の行の下のCTBの第2の行が復号され始めるときとの間の遅延を識別する、
イントラブロックコピー(IBC)モードにおいてコーディングされ、波面並列処理が無効化されてコーディングされるビデオデータの現在ブロックのために、波面並列処理が有効化されてコーディングされる前記1つまたは複数のブロックのために決定された前記CTB遅延に基づいて、前記現在ブロックを含むピクチャ内の前記現在ブロックのためのIBC予測領域を決定するための手段と、
前記現在ブロックのための前記決定されたIBC予測領域内から、前記現在ブロックのための予測ブロックを識別するための手段と、
前記予測ブロックに基づいて前記現在ブロックをIBC復号するための手段とを備える、装置。
[C36] 1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、前記1つまたは複数のプロセッサに、
波面並列処理が有効化されてコーディングされる1つまたは複数のブロックのためにコーディングツリーブロック(CTB)遅延を決定することと、ここにおいて、前記CTB遅延は、CTBの第1の行が復号され始めるときと、CTBの前記第1の行の下のCTBの第2の行が復号され始めるときとの間の遅延を識別する、
イントラブロックコピー(IBC)モードにおいてコーディングされ、波面並列処理が無効化されてコーディングされるビデオデータの現在ブロックのために、波面並列処理が有効化されてコーディングされる前記1つまたは複数のブロックのために決定された前記CTB遅延に基づいて、前記現在ブロックを含むピクチャ内の前記現在ブロックのためのIBC予測領域を決定することと、
前記現在ブロックのための前記決定されたIBC予測領域内から、前記現在ブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記予測ブロックに基づいて前記現在ブロックをIBC復号することと
を行わせる、命令を記憶するコンピュータ可読記憶媒体。
Claims (28)
- ビデオデータを復号する方法であって、前記方法は、
第1のピクチャ中のビデオデータの第1のブロックがイントラブロックコピー(IBC)モードにおいてコーディングされると決定することと、ここにおいて、ビデオデータの前記第1のブロックは、コーディングツリーブロック(CTB)の第1の行中にある、
ビデオデータの前記第1のブロックが、波面並列処理が有効化されてコーディングされると決定することと、
ビデオデータの前記第1のブロックのためのCTB遅延を使用して前記第1のブロックのためのIBC予測領域の形状を決定することと、ここにおいて、前記CTB遅延は、CTBの前記第1の行が復号され始めるときと、CTBの前記第1の行の上のCTBの第2の行が復号され始めるときとの間の遅延を指定する、
前記第1のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第1のブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記第1のブロックのための前記予測ブロックに基づいて前記第1のブロックをIBC復号することと、
第2のピクチャ中のビデオデータの第2のブロックが前記IBCモードにおいてコーディングされると決定することと、
ビデオデータの前記第2のブロックが、波面並列処理が無効化されてコーディングされると決定することと、
前記第1のブロックのために使用された前記CTB遅延に基づいて、前記第2のブロックのためのIBC予測領域の形状を決定することと、
前記第2のブロックのための前記決定されたIBC予測領域内から、前記第2のブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記予測ブロックに基づいて前記第2のブロックをIBC復号することと
を備える、方法。 - シンタックス要素を受信することと、
前記シンタックス要素の値に基づいて、波面並列処理が前記第2のブロックのために無効化されると決定することと
をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - 前記シンタックス要素は、コンテキスト変数のための特定の同期プロセスが呼び出されるべきであるかどうかを示す同期プロセス有効化シンタックス要素を備える、請求項2に記載の方法。
- 前記第2のブロックのための前記IBC予測領域が、前に復号されたフィルタ処理されていないCTBを備える、請求項1に記載の方法。
- 前記IBC予測領域が、前記第2のブロックの右側および前記第2のブロックの少なくとも2つまたはそれ以上の行上に位置する、対角線方向に位置するCTBを含み、前記対角線方向に位置するCTBの直下のCTBを除外する、請求項1に記載の方法。
- 前記第2のブロックと並列に、前記対角線方向に位置するCTBの直下の前記CTBを復号すること
をさらに備える、請求項5に記載の方法。 - 前記CTB遅延が1つのCTBの遅延を備える、請求項1に記載の方法。
- ビデオデータの符号化ビットストリーム中で、ビデオデータの前記第2のブロックのためのコーディングモードが前記IBCモードであることを示す1つまたは複数のシンタックス要素を受信することと、
ビデオデータの前記符号化ビットストリーム中で、ビデオデータの前記第2のブロックのためのブロックベクトルを識別する1つまたは複数のシンタックス要素を受信することと、ここにおいて、前記第2のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第2のブロックのための前記予測ブロックを識別することが、前記ブロックベクトルを用いて前記予測ブロックの位置を特定することを備える、
をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - 前記CTB遅延を決定することが、CTBの単位で前記CTB遅延を決定することを備える、請求項1に記載の方法。
- ビデオデータを符号化する方法であって、前記方法は、
第1のピクチャ中のビデオデータの第1のブロックがイントラブロックコピー(IBC)モードにおいてコーディングされると決定することと、ここにおいて、ビデオデータの前記第1のブロックは、コーディングツリーブロック(CTB)の第1の行中にある、
ビデオデータの前記第1のブロックが、波面並列処理が有効化されてコーディングされると決定することと、
ビデオデータの前記第1のブロックのためのCTB遅延を使用して前記第1のブロックのためのIBC予測領域の形状を決定することと、ここにおいて、前記CTB遅延は、CTBの前記第1の行が復号され始めるときと、CTBの前記第1の行の上のCTBの第2の行が復号され始めるときとの間の遅延を指定する、
前記第1のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第1のブロックのための第1の予測ブロックを識別することと、
前記第1の予測ブロックの位置を特定するための第1のブロックベクトルを示すための第1のシンタックスを生成することと、
第2のピクチャ中のビデオデータの第2のブロックが前記IBCモードにおいてコーディングされると決定することと、
ビデオデータの前記第2のブロックが、波面並列処理が無効化されてコーディングされると決定することと、
前記第1のブロックのために使用された前記CTB遅延に基づいて、前記第2のブロックのためのIBC予測領域の形状を決定することと、
前記第2のブロックのための前記決定されたIBC予測領域内から、前記第2のブロックのための第2の予測ブロックを識別することと、
前記第2の予測ブロックの位置を特定するための第2のブロックベクトルを示すための第2のシンタックスを生成することと
を備える、方法。 - 前記IBC予測領域が、前記第2のブロックの右側および前記第2のブロックの少なくとも2つまたはそれ以上の行上のCTBを含み、前記第2のブロックの右側および前記第2のブロックの少なくとも2つまたはそれ以上の行上の前記CTBの直下のCTBを除外する、請求項10に記載の方法。
- 前記CTB遅延が2つのCTB遅延を備える、請求項10に記載の方法。
- ビデオ復号を実行するためのデバイスであって、前記デバイスが、
ビデオデータを記憶するためのメモリと、
1つまたは複数のプロセッサと
を備え、前記1つまたは複数のプロセッサは、
第1のピクチャ中のビデオデータの第1のブロックがイントラブロックコピー(IBC)モードにおいてコーディングされると決定することと、ここにおいて、ビデオデータの前記第1のブロックは、コーディングツリーブロック(CTB)の第1の行中にある、
ビデオデータの前記第1のブロックが、波面並列処理が有効化されてコーディングされると決定することと、
ビデオデータの前記第1のブロックのためのCTB遅延を使用して前記第1のブロックのためのIBC予測領域の形状を決定することと、ここにおいて、前記CTB遅延は、CTBの前記第1の行が復号され始めるときと、CTBの前記第1の行の上のCTBの第2の行が復号され始めるときとの間の遅延を指定する、
前記第1のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第1のブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記第1のブロックのための前記予測ブロックに基づいて前記第1のブロックをIBC復号することと、
第2のピクチャ中のビデオデータの第2のブロックが前記IBCモードにおいてコーディングされると決定することと、
ビデオデータの前記第2のブロックが、波面並列処理が無効化されてコーディングされると決定することと、
前記第1のブロックのために使用された前記CTB遅延に基づいて、前記第2のブロックのためのIBC予測領域の形状を決定することと、
前記第2のブロックのための前記決定されたIBC予測領域内から、前記第2のブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記予測ブロックに基づいて前記第2のブロックをIBC復号することと
を行うように構成された、デバイス。 - 前記1つまたは複数のプロセッサは、
シンタックス要素を受信することと、
前記シンタックス要素の値に基づいて、波面並列処理が前記第2のブロックのために無効化されると決定することと
を行うようにさらに構成された、請求項13に記載のデバイス。 - 前記シンタックス要素は、コンテキスト変数のための特定の同期プロセスが呼び出されるべきであるかどうかを示す同期プロセス有効化シンタックス要素を備える、請求項14に記載のデバイス。
- 前記第2のブロックのための前記IBC予測領域が、前に復号されたフィルタ処理されていないCTBを備える、請求項13に記載のデバイス。
- 前記IBC予測領域が、前記第2のブロックの右側および前記第2のブロックの少なくとも2つまたはそれ以上の行上に位置する、対角線方向に位置するCTBを含み、前記対角線方向に位置するCTBの直下のCTBを除外する、請求項13に記載のデバイス。
- 前記1つまたは複数のプロセッサが、
前記第2のブロックと並列に、前記対角線方向に位置するCTBの直下の前記CTBを復号する
ようにさらに構成された、請求項17に記載のデバイス。 - 前記CTB遅延が1つのCTB遅延を備える、請求項13に記載のデバイス。
- 前記1つまたは複数のプロセッサは、
ビデオデータの符号化ビットストリーム中で、ビデオデータの前記第2のブロックのためのコーディングモードが前記IBCモードであることを示す1つまたは複数のシンタックス要素を受信することと、
ビデオデータの前記符号化ビットストリーム中で、ビデオデータの前記第2のブロックのためのブロックベクトルを識別する1つまたは複数のシンタックス要素を受信することと、ここにおいて、前記第2のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第2のブロックのための前記予測ブロックを識別することが、前記ブロックベクトルを用いて前記予測ブロックの位置を特定することを備える、
を行うようにさらに構成された、請求項13に記載のデバイス。 - 前記CTB遅延を決定するために、前記1つまたは複数のプロセッサが、CTBの単位で前記CTB遅延を決定するようにさらに構成された、請求項13に記載のデバイス。
- 前記デバイスが、
集積回路、
マイクロプロセッサ、または
ディスプレイを備えるワイヤレス通信デバイス
のうちの少なくとも1つを備える、請求項13に記載のデバイス。 - ビデオ符号化を実行するためのデバイスであって、前記デバイスが、
ビデオデータを記憶するためのメモリと、
1つまたは複数のプロセッサと
を備え、前記1つまたは複数のプロセッサは、
第1のピクチャ中のビデオデータの第1のブロックがイントラブロックコピー(IBC)モードにおいてコーディングされると決定することと、ここにおいて、ビデオデータの前記第1のブロックは、コーディングツリーブロック(CTB)の第1の行中にある、
ビデオデータの前記第1のブロックが、波面並列処理が有効化されてコーディングされると決定することと、
ビデオデータの前記第1のブロックのためのCTB遅延を使用して前記第1のブロックのためのIBC予測領域の形状を決定することと、ここにおいて、前記CTB遅延は、CTBの前記第1の行が復号され始めるときと、CTBの前記第1の行の上のCTBの第2の行が復号され始めるときとの間の遅延を指定する、
前記第1のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第1のブロックのための第1の予測ブロックを識別することと、
前記第1の予測ブロックの位置を特定するための第1のブロックベクトルを示すための第1のシンタックスを生成することと、
第2のピクチャ中のビデオデータの第2のブロックが前記IBCモードにおいてコーディングされると決定することと、
ビデオデータの前記第2のブロックが、波面並列処理が無効化されてコーディングされると決定することと、
前記第1のブロックのために使用された前記CTB遅延に基づいて、前記第2のブロックのためのIBC予測領域の形状を決定することと、
前記第2のブロックのための前記決定されたIBC予測領域内から、前記第2のブロックのための第2の予測ブロックを識別することと、
前記第2の予測ブロックの位置を特定するための第2のブロックベクトルを示すための第2のシンタックスを生成することと
を行うように構成された、デバイス。 - 前記IBC予測領域が、前記第2のブロックの右側および前記第2のブロックの少なくとも2つまたはそれ以上の行上のCTBを含み、前記第2のブロックの右側および前記第2のブロックの少なくとも2つまたはそれ以上の行上の前記CTBの直下のCTBを除外する、請求項23に記載のデバイス。
- 前記CTB遅延が1つのCTB遅延を備える、請求項23に記載のデバイス。
- 前記デバイスが、
集積回路、
マイクロプロセッサ、または
カメラを備えるワイヤレス通信デバイス
のうちの少なくとも1つを備える、請求項23に記載のデバイス。 - ビデオデータを復号するための装置であって、前記装置は、
第1のピクチャ中のビデオデータの第1のブロックがイントラブロックコピー(IBC)モードにおいてコーディングされると決定するための手段と、ここにおいて、ビデオデータの前記第1のブロックは、コーディングツリーブロック(CTB)の第1の行中にある、
ビデオデータの前記第1のブロックが、波面並列処理が有効化されてコーディングされると決定するための手段と、
ビデオデータの前記第1のブロックのためのCTB遅延を使用して前記第1のブロックのためのIBC予測領域の形状を決定するための手段と、ここにおいて、前記CTB遅延は、CTBの前記第1の行が復号され始めるときと、CTBの前記第1の行の上のCTBの第2の行が復号され始めるときとの間の遅延を指定する、
前記第1のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第1のブロックのための予測ブロックを識別するための手段と、
前記第1のブロックのための前記予測ブロックに基づいて前記第1のブロックをIBC復号するための手段と、
第2のピクチャ中のビデオデータの第2のブロックが前記IBCモードにおいてコーディングされると決定するための手段と、
ビデオデータの前記第2のブロックが、波面並列処理が無効化されてコーディングされると決定するための手段と、
前記第1のブロックのために使用された前記CTB遅延に基づいて、前記第2のブロックのためのIBC予測領域の形状を決定するための手段と、
前記第2のブロックのための前記決定されたIBC予測領域内から、前記第2のブロックのための予測ブロックを識別するための手段と、
前記予測ブロックに基づいて前記第2のブロックをIBC復号するための手段と
を備える、装置。 - 1つまたは複数のプロセッサによって実行されたとき、前記1つまたは複数のプロセッサに、
第1のピクチャ中のビデオデータの第1のブロックがイントラブロックコピー(IBC)モードにおいてコーディングされると決定することと、ここにおいて、ビデオデータの前記第1のブロックは、コーディングツリーブロック(CTB)の第1の行中にある、
ビデオデータの前記第1のブロックが、波面並列処理が有効化されてコーディングされると決定することと、
ビデオデータの前記第1のブロックのためのCTB遅延を使用して前記第1のブロックのためのIBC予測領域の形状を決定することと、ここにおいて、前記CTB遅延は、CTBの前記第1の行が復号され始めるときと、CTBの前記第1の行の上のCTBの第2の行が復号され始めるときとの間の遅延を指定する、
前記第1のブロックのための前記IBC予測領域内から、前記第1のブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記第1のブロックのための前記予測ブロックに基づいて前記第1のブロックをIBC復号することと、
第2のピクチャ中のビデオデータの第2のブロックが前記IBCモードにおいてコーディングされると決定することと、
ビデオデータの前記第2のブロックが、波面並列処理が無効化されてコーディングされると決定することと、
前記第1のブロックのために使用された前記CTB遅延に基づいて、前記第2のブロックのためのIBC予測領域の形状を決定することと、
前記第2のブロックのための前記決定されたIBC予測領域内から、前記第2のブロックのための予測ブロックを識別することと、
前記予測ブロックに基づいて前記第2のブロックをIBC復号することと
を行わせる、命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
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