JP2017533663A - Wlanオフロード機能指示の処理 - Google Patents

Wlanオフロード機能指示の処理 Download PDF

Info

Publication number
JP2017533663A
JP2017533663A JP2017523385A JP2017523385A JP2017533663A JP 2017533663 A JP2017533663 A JP 2017533663A JP 2017523385 A JP2017523385 A JP 2017523385A JP 2017523385 A JP2017523385 A JP 2017523385A JP 2017533663 A JP2017533663 A JP 2017533663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
connection
indication information
message
offloaded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017523385A
Other languages
English (en)
Inventor
アメル・カトヴィッチ
スリ・ジャオ
Original Assignee
クアルコム,インコーポレイテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by クアルコム,インコーポレイテッド filed Critical クアルコム,インコーポレイテッド
Publication of JP2017533663A publication Critical patent/JP2017533663A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0055Transmission or use of information for re-establishing the radio link
    • H04W36/0079Transmission or use of information for re-establishing the radio link in case of hand-off failure or rejection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W28/00Network traffic management; Network resource management
    • H04W28/02Traffic management, e.g. flow control or congestion control
    • H04W28/08Load balancing or load distribution
    • H04W28/082Load balancing or load distribution among bearers or channels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/0005Control or signalling for completing the hand-off
    • H04W36/0083Determination of parameters used for hand-off, e.g. generation or modification of neighbour cell lists
    • H04W36/00837Determination of triggering parameters for hand-off
    • H04W36/008375Determination of triggering parameters for hand-off based on historical data
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/16Performing reselection for specific purposes
    • H04W36/22Performing reselection for specific purposes for handling the traffic
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/14Reselecting a network or an air interface
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/14Reselecting a network or an air interface
    • H04W36/144Reselecting a network or an air interface over a different radio air interface technology
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W36/00Hand-off or reselection arrangements
    • H04W36/24Reselection being triggered by specific parameters
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

UEによるワイヤレス通信の方法が、指示情報を受信するステップと、指示情報に基づいて、UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているかどうかを決定するステップと、接続がオフロードされることが許可されていない場合には、UEの接続を第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があるかどうか、または指示情報がUEの接続のデフォルトの発展型パケットシステム(EPS)ベアラを非アクティブ化する要求に対応するメッセージにおいて受信されるかどうかを決定するステップとを含む。本方法はさらに、接続がオフロードされることが許可されておらず、UEの接続を第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順がある、またはメッセージが接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応すると決定される場合には、指示情報を無視することを含む。

Description

関連出願の相互参照
本出願は、その全体が参照により本明細書に明確に組み込まれている、2014年11月7日に出願した「OPTIMIZING HANDLING OF WLAN OFFLOADABILITY INDICATION」と題する米国仮出願第62/077,174号、および2015年8月25日に出願した「HANDLING OF WLAN OFFLOADABILITY INDICATION」と題する米国特許出願第14/835,473号の利益を主張するものである。
本開示は、一般に通信システムに関し、より詳細には、WLANオフロード機能指示を処理するための方法および装置に関する。
ワイヤレス通信システムは、電話、ビデオ、データ、メッセージング、および放送などの様々な電気通信サービスを提供するために広く展開されている。通常のワイヤレス通信システムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、帯域幅、送信電力)を共有することによって、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続技術を利用する場合がある。そのような多元接続技術の例としては、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD-SCDMA)システムがある。
これらの多元接続技術は、異なるワイヤレスデバイスが、都市、国家、地域、さらには世界レベルで通信することを可能にする共通のプロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されている。新たに出てきた電気通信規格の一例が、ロングタームエボリューション(LTE)である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表されたユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)のモバイル規格に対する拡張セットである。LTEは、スペクトル効率を改善すること、コストを下げること、サービスを改善すること、新しいスペクトルを利用すること、ならびに、ダウンリンク(DL)上のOFDMA、アップリンク(UL)上のSC-FDMA、および多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して他のオープン規格とより良く統合することによって、モバイルブロードバンドインターネットアクセスをより良くサポートするように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンドアクセスに対する需要が増加し続けるのに伴い、LTE技術のさらなる改善が必要である。好ましくは、これらの改善は、他の多元接続技術、およびこれらの技術を採用する電気通信規格に適用可能であるべきである。
ユーザ機器(UE)は、3GPP能力とワイドローカルエリアネットワーク(WLAN)能力の両方を有する場合がある。すなわち、UEは、発展型ノードB(eNB)などの基地局を通じて通信することによって、またはWLANルータを通じて通信することによって、ワイヤレス通信のコアネットワークと通信することができる。UEおよびコアネットワークが互いに通信するUEとコアネットワークとの間の接続は、パケットデータネットワーク(PDN)接続と呼ばれることがある。
UEとコアネットワークとの間のPDN接続は、いくつかの条件下で、「WLANオフロード機能指示」に従って、基地局からWLANルータにハンドオーバされ得る。しかしながら、UEがハンドオーバプロセスの最中にWLANオフロード機能指示が変わるとき、または、PDN接続が非アクティブ化(deactivate)されるときに、更新されたWLANオフロード機能指示がUEに送られるとき、いくつかのシステムエラーおよび非効率が発生する場合がある。
したがって、システムエラーおよび非効率を低減するために、本明細書で説明する様々なシナリオを処理する改善された方法を必要とする。
本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。装置は、ワイヤレス通信ユーザ機器(UE)であってよい。装置は、指示情報を受信し、指示情報に基づいて、UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているか、それとも第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されていないかを決定し、接続がオフロードされることが許可されていない場合には、UEの接続を第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があるかどうかを決定し、接続がオフロードされることが許可されておらず、UEの接続を第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があると決定される場合には、指示情報を無視する。
本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。装置は、ワイヤレス通信ユーザ機器(UE)であってよい。装置は、UEの接続を第1のチャネルから第1のチャネルとは異なる第2のチャネルに切り替えるためのハンドオーバ手順に加わる。装置は、UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることを許可されていないことを示す指示情報を受信する。装置は、指示情報を無視する。装置は、指示情報を無視する際にはハンドオーバ手順を継続する。
本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。装置は、モビリティ管理エンティティ(MME)であってよい。MMEは、UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報を受信する。MMEは、UEと関連するメッセージを受信する。MMEは、メッセージが、UEの接続のデフォルトの発展型パケットシステム(EPS)ベアラを非アクティブ化する要求に対応するかどうかを決定する。メッセージが接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応する場合には、MMEは、指示情報をメッセージに入れるのを控える。MMEは、メッセージをUEに送る。
本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。装置は、ワイヤレス通信ユーザ機器(UE)であってよい。装置は、UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報を含んだメッセージを受信する。装置は、メッセージが、UEの接続のデフォルトの発展型パケットシステム(EPS)ベアラを非アクティブ化する要求に対応するかどうかを決定する。メッセージが接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応する場合には、装置は、指示情報を無視する。
本開示の一態様では、方法、コンピュータプログラム製品、および装置が提供される。装置は、ワイヤレス通信ユーザ機器(UE)であってよい。装置は、UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報を含んだメッセージを受信する。装置は、指示情報が、UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されていることを示すかどうかを決定する。指示情報が、UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されていることを示している場合には、装置は、UEの接続を第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードするためのハンドオーバ手順を開始する。
ネットワークアーキテクチャの一例を示す図である。 アクセスネットワークの一例を示す図である。 LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図である。 LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図である。 ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図である。 アクセスネットワークにおける発展型ノードBおよびユーザ機器の一例を示す図である。 ユーザ機器、ならびにWWANまたはWLANのいずれかを通じてコアネットワークと接続するための第1のチャネルおよび第2のチャネルの一例を示す図である。 コアネットワークと接続するための例示的なWLANを示す図である。 ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 ワイヤレス通信の方法のフローチャートである。 例示的な装置における異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念的なデータフロー図である。 処理システムを採用するUEのためのハードウェア実装形態の一例を示す図である。 例示的な装置における異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念的なデータフロー図である。 処理システムを採用する装置のためのハードウェア実装形態の一例を示す図である。
添付の図面に関して下に記載する詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明される概念が実践されてよい構成を表すことは意図されていない。詳細な説明は、種々の概念の完全な理解を促すための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの具体的な詳細なしに実践される場合があることは当業者には明らかであろう。場合によっては、そのような概念を曖昧にするのを避けるために、よく知られている構造および構成要素がブロック図の形で示される。
次に、電気通信システムのいくつかの態様を様々な装置および方法を参照しながら提示する。これらの装置および方法について、以下の発明を実施するための形態において説明し、様々なブロック、モジュール、構成要素、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなど(「要素」と総称される)によって添付の図面に示す。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはこれらの任意の組合せを使用して実装されてよい。そのような要素がハードウェアとして実装されるかソフトウェアとして実装されるかは、具体的な用途およびシステム全体に課される設計制約に依存する。
例として、要素、もしくは要素の任意の部分、または要素の任意の組合せは、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実現される場合がある。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、ステートマシン、ゲート論理、個別ハードウェア回路、および本開示全体にわたって説明する様々な機能を実行するように構成された他の適切なハードウェアを含む。処理システム内の1つまたは複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行することができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、または他の名称で呼ばれるかにかかわらず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プロシージャ、機能などを意味するように広く解釈されるべきである。
したがって、1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明する機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実施される場合がある。ソフトウェアにおいて実施される場合には、機能は、コンピュータ可読媒体上の1つまたは複数の命令またはコードとして、記憶されるか、または符号化される場合がある。コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスすることができる任意の入手可能な媒体であってよい。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ可読媒体は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、電気消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、コンパクトディスクROM(CD-ROM)もしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気記憶デバイス、または命令もしくはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを搬送もしくは記憶するために使用されコンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を含むことができる。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を示す図である。LTEネットワークアーキテクチャ100は、発展型パケットシステム(EPS)100と呼ばれる場合がある。EPS100は、1つまたは複数のユーザ機器(UE)102、発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)104、発展型パケットコア(EPC)110、および事業者のインターネットプロトコル(IP)サービス122を含むことができる。EPSは、他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡単のために、それらのエンティティ/インターフェースは図示していない。図示のように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者は、本開示全体にわたって提示される様々な概念が、回路交換サービスを提供するネットワークに拡張される場合があることを容易に諒解するであろう。
E-UTRANは、発展型ノードB(eNB)106および他のeNB108を含み、マルチキャスト協調エンティティ(MCE)128を含むことができる。eNB106は、UE102に対してユーザプレーンプロトコル終端および制御プレーンプロトコル終端を提供する。eNB106は、バックホール(たとえば、X2インターフェース)を介して他のeNB108に接続される場合がある。MCE128は、発展型マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)(eMBMS)のために時間/周波数無線リソースを割り振り、eMBMSのための無線構成(たとえば、変調およびコーディング方式(MCS))を決定する。MCE128は、別個のエンティティであってよく、またはeNB106の一部であってもよい。eNB106は、基地局、ノードB、アクセスポイント、ベーストランシーバステーション、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれることもある。eNB106は、UE102のためにEPC110へのアクセスポイントを与える。UE102の例には、携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星無線、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、ビデオデバイス、デジタルオーディオプレーヤ(たとえば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲームコンソール、タブレット、または同様に機能する任意の他のデバイスが含まれる。UE102は、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれることもある。
eNB106は、EPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME)112、ホーム加入者サーバ(HSS)120、他のMME114、サービングゲートウェイ116、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ124、ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM-SC)126、およびパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ118を含むことができる。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。一般に、MME112は、ベアラ/ベアラコンテキストおよび接続の管理を行う。すべてのユーザIPパケットは、サービングゲートウェイ116を通じて転送され、サービングゲートウェイ116自体は、PDNゲートウェイ118に接続される。PDNゲートウェイ118は、UEのIPアドレス割振り、ならびに他の機能を提供する。PDNゲートウェイ118およびBM-SC126は、IPサービス122に接続される。IPサービス122は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、PSストリーミングサービス(PSS)、および/または他のIPサービスを含む場合がある。
図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の一例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200は、いくつかのセルラー領域(セル)202に分割されている。1つまたは複数の低電力クラスeNB208は、セル202のうちの1つまたは複数と重複するセルラー領域210を有してもよい。低電力クラスeNB208は、フェムトセル(たとえば、ホームeNB(HeNB))、ピコセル、マイクロセル、またはリモートラジオヘッド(RRH)であってよい。マクロeNB204は各々、それぞれのセル202に割り当てられ、EPC110へのアクセスポイントをセル202中のすべてのUE206に提供するように構成される。アクセスネットワーク200のこの例では集中型コントローラはないが、代替構成では集中型コントローラが使用される場合がある。eNB204は、無線ベアラ制御、承認制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、すべての無線関連機能を担当する。eNBは、1つまたは複数(たとえば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)をサポートすることができる。「セル」という用語は、特定のカバレージエリアにサービスするeNBおよび/またはeNBサブシステムの最小カバレージエリアを指すことができる。さらに、「eNB」、「基地局」、および「セル」という用語は、本明細書では互換的に使用される場合がある。
アクセスネットワーク200によって採用される変調方式および多元接続方式は、利用されている特定の電気通信規格に応じて異なる場合がある。LTEの適用例では、OFDMがDL上で使用されSC-FDMAがUL上で使用されて、周波数分割複信(FDD)と時分割複信(TDD)の両方をサポートする。当業者が以下の発明を実施するための形態から容易に諒解するように、本明細書で提示する様々な概念は、LTEの適用例に好適である。しかしながら、これらの概念は、他の変調技法および多元接続技法を利用する他の電気通信規格に容易に拡張され得る。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV-DO)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB)に拡張され得る。EV-DOおよびUMBは、CDMA2000規格ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)によって公表されたエアインターフェース規格であり、移動局にブロードバンドインターネットアクセスを提供するためにCDMAを利用する。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W-CDMA)およびTD-SCDMAなどのCDMAの他の変形形態を採用するユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、TDMAを採用するGlobal System for Mobile Communications(GSM(登録商標))、ならびにOFDMAを採用する発展型UTRA(E-UTRA)、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、およびFlash-OFDMに拡張されてもよい。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、およびGSM(登録商標)については、3GPP団体による文書に記載されている。CDMA2000およびUMBについては、3GPP2団体による文書に記載されている。採用される実際のワイヤレス通信規格および多元接続技術は、具体的な用途およびシステムに課される全体的な設計制約によって決まる。
OFDMは、OFDMシンボル内のいくつかのサブキャリアにわたってデータを変調するスペクトル拡散技法である。サブキャリアは、厳密な周波数で離間される。離間は、受信機がサブキャリアからデータを回復することを可能にする「直交性」をもたらす。時間領域では、OFDMシンボル間干渉をなくすために、各OFDMシンボルにガードインターバル(たとえば、サイクリックプレフィックス)が付加される場合がある。ULは、高いピーク対平均電力比(PAPR)を補償するために、DFT拡散OFDM信号の形態でSC-FDMAを使用してもよい。
図3は、LTEにおけるDLフレーム構造の一例を示す図300である。フレーム(10ms)は、等しいサイズの10個のサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2つの連続するタイムスロットを含むことができる。リソースグリッドが、2つのタイムスロットを表すために使用されてよく、各タイムスロットはリソースブロックを含む。リソースグリッドは、複数のリソース要素に分割される。LTEにおいて、ノーマルサイクリックプレフィックスの場合には、リソースブロックは、合計で84個のリソース要素に対して、周波数領域での12個の連続するサブキャリア、および時間領域での7個の連続するOFDMシンボルを含む。拡張サイクリックプレフィックスの場合には、リソースブロックは、合計で72個のリソース要素に対して、周波数領域での12個の連続するサブキャリア、および時間領域での6個の連続するOFDMシンボルを含む。R302、R304として示されるリソース要素のうちのいくつかは、DL基準信号(DL-RS)を含む。DL-RSは、セル固有RS(CRS)(共通RSと呼ばれることもある)302、およびUE固有RS(UE-RS)304を含む。UE-RS304は、対応する物理DL共有チャネル(PDSCH)のマッピング先であるリソースブロック上で伝送される。各リソース要素によって搬送されるビット数は、変調方式に依存する。したがって、UEが受信するリソースブロックが多いほど、および変調方式が高いほど、UEのためのデータレートは高くなる。
図4は、LTEにおけるULフレーム構造の一例を示す図400である。ULのために利用可能なリソースブロックは、データセクションおよび制御セクションに区分され得る。制御セクションは、システム帯域幅の2つの縁部に形成され得、構成可能なサイズを有し得る。制御セクション内のリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられ得る。データセクションは、制御セクションに含まれないすべてのリソースブロックを含む場合がある。このULフレーム構造により、データセクションは連続したサブキャリアを含むことになり、これにより、単一のUEに、データセクション内の連続したサブキャリアのすべてを割り当てることができ得る。
UEは、制御情報をeNBに送信するために、制御セクション内のリソースブロック410a、410bを割り当てられ得る。UEはまた、データをeNBに送信するために、データセクション内のリソースブロック420a、420bを割り当てられ得る。UEは、制御セクション内の割り当てられたリソースブロック上の物理UL制御チャネル(PUCCH)で、制御情報を送信することができる。UEは、データセクション内の割り当てられたリソースブロック上の物理UL共有チャネル(PUSCH)で、データ、またはデータと制御情報の両方を送信することができる。UL送信は、サブフレームの両方のスロットにまたがる場合があり、周波数にわたってホッピングする場合がある。
初期システムアクセスを実行し、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)430におけるUL同期を実現するために、リソースブロックのセットが使用される場合がある。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送し、いかなるULデータ/シグナリングも搬送することができない。各ランダムアクセスプリアンブルは、連続する6個のリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数は、ネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、いくつかの時間リソースおよび周波数リソースに限定される。PRACHの場合には、周波数ホッピングは存在しない。PRACHの試行は、単一のサブフレーム(1ms)内で、または少数の連続するサブフレームのシーケンス内で搬送され、UEは、フレーム(10ms)ごとに単一のPRACHの試行を行うことができる。
図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの一例を示す図500である。UEおよびeNBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3という3つのレイヤで示される。レイヤ1(L1レイヤ)は最下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。本明細書では、L1レイヤは物理レイヤ506と呼ばれる。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506の上にあり、物理レイヤ506を介したUEとeNBとの間のリンクを担当する。
ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、メディアアクセス制御(MAC)サブレイヤ510、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ512、およびパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ514を含み、それらはネットワーク側でeNBにおいて終端される。図示されていないが、UEは、L2レイヤ508の上にいくつかの上位レイヤを有することがあり、それらは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118において終端されるネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)、および接続の他端(たとえば、遠端UE、サーバなど)において終端されるアプリケーションレイヤを含む。
PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラ/ベアラコンテキストと論理チャネルとの間の多重化を行う。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信のオーバーヘッドを低減するための上位レイヤデータパケットのヘッダ圧縮、データパケットの暗号化によるセキュリティ、およびeNB間のUEのハンドオーバのサポートを行う。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤのデータパケットのセグメント化および再アセンブリ、喪失したデータパケットの再送信、ならびに、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)が原因で順序が乱れた受信を補償するためのデータパケットの並べ替えを行う。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行う。MACサブレイヤ510はまた、1つのセル中の様々な無線リソース(たとえば、リソースブロック)をUEの間で割り振ることを担当する。MACサブレイヤ510はまた、HARQ動作を担当する。
制御プレーンでは、UEおよびeNBの無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能がないことを除いて、物理レイヤ506およびL2レイヤ508に関して実質的に同じである。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)中に無線リソース制御(RRC)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(たとえば、無線ベアラ)を取得することと、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担当する。
図6は、アクセスネットワークにおいてUE650と通信するeNB610のブロック図である。DLでは、コアネットワークからの上位レイヤパケットが、コントローラ/プロセッサ675に提供される。コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤの機能を実施する。DLでは、コントローラ/プロセッサ675は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットのセグメント化および並べ替え、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化、ならびに、様々な優先順位基準に基づくUE650への無線リソース割振りを行う。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作、喪失したパケットの再送信、およびUE650へのシグナリングを担当する。
送信(TX)プロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実施する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC)を容易にするためのコーディングおよびインターリービング、ならびに様々な変調方式(たとえば、2位相シフトキーイング(BPSK)、4位相シフトキーイング(QPSK)、M位相シフトキーイング(M-PSK)、多値直交振幅変調(M-QAM))に基づく信号コンスタレーションへのマッピングを含む。次いで、コーディングおよび変調されたシンボルが、並列ストリームに分割される。次いで、各ストリームは、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域において基準信号(たとえば、パイロット)と多重化され、次いで、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して合成されて、時間領域のOFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルを生成する。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器674からのチャネル推定値が、コーディングおよび変調方式を決定するために、ならびに空間処理のために使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信された基準信号および/またはチャネル状態フィードバックから導出され得る。次いで、各空間ストリームは、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に供給され得る。各送信機618TXは、送信のためのそれぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調することができる。
UE650では、各受信機654RXが、そのそれぞれのアンテナ652を通じて信号を受信する。各受信機654RXは、RFキャリア上で変調されている情報を復元し、情報を受信(RX)プロセッサ656に供給する。RXプロセッサ656は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実施する。RXプロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを復元するために、情報に対して空間処理を実行することができる。複数の空間ストリームがUE650に宛てられた場合には、それらは、RXプロセッサ656によって単一のOFDMシンボルストリームに結合され得る。次いで、RXプロセッサ656は、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、OFDMAシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに別個のOFDMシンボルストリームを含む。各サブキャリア上のシンボル、および基準信号は、eNB610によって送信された最も可能性の高い信号コンスタレーションポイントを決定することによって、復元および復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器658によって計算されたチャネル推定値に基づいてよい。次いで、軟判定は復号およびデインターリーブされて、物理チャネル上でeNB610によって元々送信されたデータおよび制御信号を復元する。次いで、データおよび制御信号は、コントローラ/プロセッサ659に供給される。
コントローラ/プロセッサ659は、L2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサは、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ660と関連付けることができる。メモリ660は、コンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ659が、コアネットワークからの上位レイヤパケットを復元するために、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、暗号化解除、ヘッダ圧縮解除、制御信号処理を行う。次いで、上位レイヤパケットはデータシンク662に供給され、データシンク662はL2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。様々な制御信号も、L3処理のためにデータシンク662に供給され得る。コントローラ/プロセッサ659はまた、HARQ動作をサポートするために、確認応答(ACK)および/または否定応答(NACK)のプロトコルを使用した誤り検出を担当する。
ULでは、データソース667は、上位レイヤパケットをコントローラ/プロセッサ659に供給するために使用される。データソース667は、L2レイヤの上のすべてのプロトコルレイヤを表す。eNB610によるDL送信に関して説明した機能と同様に、コントローラ/プロセッサ659は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケットのセグメント化および並べ替え、ならびに、eNB610による無線リソース割振りに基づく論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を行うことによって、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実装する。また、コントローラ/プロセッサ659は、HARQ動作、喪失したパケットの再送、およびeNB610へのシグナリングも担当する。
eNB610によって送信された基準信号またはフィードバックからチャネル推定器658によって導出されたチャネル推定値は、適切なコーディングおよび変調方式を選択し、空間処理を容易にするために、TXプロセッサ668によって使用され得る。TXプロセッサ668によって生成された空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に供給され得る。各送信機654TXは、送信のためのそれぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調することができる。
UL送信は、UE650における受信機機能に関連して説明したものと同じようにして、eNB610において処理される。各受信機618RXは、そのそれぞれのアンテナ620を通じて信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上に変調されている情報を復元し、その情報をRXプロセッサ670に供給する。RXプロセッサ670は、L1レイヤを実装し得る。
コントローラ/プロセッサ675は、L2レイヤを実装する。コントローラ/プロセッサ675は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ676と関連付けることができる。メモリ676は、コンピュータ可読媒体と呼ばれることがある。ULでは、コントローラ/プロセッサ675は、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間の逆多重化、パケット再アセンブリ、暗号化解除、ヘッダ圧縮解除、制御信号処理を行って、UE650からの上位レイヤパケットを復元する。コントローラ/プロセッサ675からの上位レイヤパケットは、コアネットワークに提供され得る。コントローラ/プロセッサ675はまた、HARQ動作をサポートするために、ACKおよび/またはNACKのプロトコルを使用した誤り検出を担当する。
図7Aは、ユーザ機器704、ならびにコアネットワーク710(たとえば、図1中のEPC110)と接続するための第1のチャネル703および第2のチャネル705の一例を示す図700である。UE704とコアネットワーク710との間の接続は、eNB/基地局702を経由する、またはWLAN706を経由する場合がある。図7Bは、図7AのWLAN706の例示的な構成を示す図750である。WLAN706は、WLANアクセスネットワーク752と、WLAN AAAプロキシ754と、WLANアクセスゲートウェイ756とを含む。S2a回線758は、図7Aのゲートウェイルータ718に接続する。STa回線760は、図7AのHSS720に接続し、SWw回線762は、UE704に接続する。
UE704は、PDN接続によって(たとえば、第1のチャネル703を介してもしくは第2のチャネル705を介して、および図1のサービングゲートウェイ116およびPDNゲートウェイ118を介して)ネットワーク710に接続され得る。PDN接続は、コアネットワーク710内のゲートウェイルータ718において所与のアクセスポイント名(APN)と関連付けられ、UE704に割り当てられたIPアドレスと関連付けられる。PDN接続は、1つまたは複数のベアラを含み、ベアラのうちの少なくとも1つは、デフォルトベアラと呼ばれる。PDN接続はまた、1つまたは複数の専用ベアラを備えてもよく、専用ベアラは専用ベアラアクティブ化手順を使用してアクティブ化される。PDN接続のベアラの各々は、1つのサービス品質クラスと関連付けられたトラフィックフローを搬送する。したがって、UE704とコアネットワーク710との間でPDN接続をセットアップするとき、PDN接続を確立する行為が、自動的にデフォルトベアラをアクティブ化し、反対に、デフォルトベアラを非アクティブ化することにより、UE704とコアネットワーク710との間のPDN接続は解放される。
UE704とコアネットワーク710との間のPDN接続は、いくつかの条件下で、およびPDN接続が「WLANオフロード機能指示」(すなわち、指示情報)によって「オフロード可能」であると示される場合には、eNB/基地局702からWLANルータ706にハンドオーバされてよい。UE704とコアネットワーク710との間に1つのPDN接続しかないことがあり、またはUE704は、コアネットワーク710との複数のPDN接続を有することがある。オフロード可能であると示されることによって、PDN接続は、(たとえば、サービスが低下することなく、またはUE704とコアネットワーク710との間の接続が途切れることなく)eNB/基地局702からWLANルータ706に切り替えられるように構成された接続であると示される。
たとえば、PDN接続がオフロード可能であるとUE704に示される場合には、3GPP信号品質が所定のしきい値を下回る(たとえば、UE704とeNB/基地局702との間の第1のチャネル703に対応する信号品質が所定のしきい値を下回る)とき、またはWLAN706信号品質が所定のしきい値を超える(たとえば、UE704とWLAN706との間の第2のチャネル705に対応する信号品質が所定のしきい値を超える)とき、トラフィックがWLAN706にオフロードされるように、UE704は、3GPPからWLANへの(たとえば、第1のチャネル703から第2のチャネル705への)PDN接続のハンドオーバ、またはハンドオフを開始することができる。
UE704は、UE704に対してコアネットワーク710から送られる1つまたは複数の(発展型)セッション管理((E)SM)レイヤメッセージ(たとえば、eNB/基地局702を介してMME712から送られるメッセージ711)において、WLANオフロード機能指示/指示情報を受信する場合がある。たとえば、LTEの場合には、WLANオフロード機能指示情報は、デフォルトEPSベアラアクティブ化要求(Activate Default EPS Bearer Request)、EPSベアラコンテキスト変更要求(Modify EPS bearer context request)、専用EPSベアラコンテキストアクティブ化要求(Activate Dedicated EPS bearer Context Request)、および/またはEPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求(Deactivate EPS Bearer Context Request)に含まれる場合がある。UMTSの場合には、たとえば、WLANオフロード機能指示情報は、PDPコンテキストアクティブ化受付(Activate PDP Context Accept)、PDPコンテキスト変更要求(Modify PDP Context Request)、および/またはPDPコンテキスト変更受付(Modify PDP Context Accept)に含まれる場合がある。コアネットワーク710が、UE704がWLAN706を介して、確立したPDN接続を使用してトラフィックをオフロードすることが許可されていることを示したいとき、WLANオフロード機能指示情報は、メッセージに含まれる場合がある。しかしながら、MME712がPDN接続のすべてのEPSベアラを非アクティブ化したい場合には、MME712は、WLANオフロード機能指示情報をメッセージに含む必要はない。他の構成では、サービングGPRSサポートノード(SGSN)が、PDN接続のすべてのPDPコンテキストを非アクティブ化すべきであると決定することがあり、その場合には、SGSNは、WLANオフロード機能指示情報をメッセージに含めることなく、UE704にメッセージを送ることがあるということに留意されたい。
WLANオフロード機能指示情報は、UE704がネットワーク710に接続されている間に変更される場合がある。たとえば、WLANオフロード機能指示情報は、「オフロード可能」(たとえば、UE704のオフロード機能が許可されている)から「オフロード可能ではない」(たとえば、UE704のオフロード機能が許可されていない)に変更される場合がある。しかしながら、WLANオフロード機能指示情報が変更されるいくつかのシナリオは、UE704に対して問題を引き起こすことがある。
たとえば、第1のシナリオでは、UE704は、3GPPから(たとえば、eNB/基地局702から)WLAN706へのPDN接続のハンドオーバを開始する791。UE704が1つまたは複数の対応する適切なトリガ(たとえば、eNB/基地局702および/またはWLAN706の信号品質が所定のしきい値を超えるまたは下回ることに対応するトリガ)を検出する792場合には、UE704はハンドオーバを開始する791ことができる。ハンドオーバの開始791は、WLAN認証およびPDN接続確立など、WLAN706側でのシグナリング手順を開始することを伴い得る。これらのシグナリング手順は、UE704が、シングル接続モード(SCM)用のEAPおよびWLAN制御プレーンプロトコル(WLCP)など、適切なプロトコルを使用することによってWLAN706を通じて開始され得る。
本シナリオでは、PDN接続のためのハンドオーバシグナリングが、WLAN706を介して進行している間に、3GPPコアネットワーク710は、eNB/基地局702を介してUE704に、WLANオフロード機能指示情報値を「オフロード可能ではない」に設定する、PDN接続に対する更新されたWLANオフロード機能指示情報を含んだメッセージ711を送ることがある。WLANオフロード機能指示情報値の更新は、更新された指示が加入者データベース(たとえば、HSS720)によってコアネットワーク710に提供されることによってトリガされ得る。HSS720はコアネットワーク710の一部として示しているが、HSS720は代わりにコアネットワーク710とは別個であり得ることに留意されたい。
したがって、UE704が、UE704とのPDN接続はもはやオフロード可能ではないことを示す更新されたWLANオフロード機能指示情報を含んだメッセージ711を受信する一方で、UE704が受信された指示に違反して進行中のハンドオーバ手順をすでに有することによって、UE704はエラーが存在すると決定し得る。少なくとも1つの構成では、UE704は進行中のハンドオーバ手順を中止する793ことがあるが、手順を中止する793と、リソースの無駄となる場合があり、したがって、本シナリオに対処するための最も望ましい解決策であるとは限らない場合がある。
すなわち、UE704がすでに、eNB/基地局702からWLANルータ706に切り替えるためのハンドオーバプロセスの最中であるときに、「オフロード可能ではない」という更新されたWLANオフロード機能指示情報を含んだメッセージ711を受信すると、システムエラーおよび/またはシステム非効率を引き起こす場合がある。したがって、進行中のハンドオーバ手順を中止する793代わりに、UE704は、更新されたWLANオフロード機能指示情報を単に却下する/無視する794ことによって本シナリオを処理してよい。
UE704が、オフロード可能ではないという更新されたWLANオフロード機能指示情報を無視する794が、UE704は、ハンドオーバプロセスを正常に完了しない場合がある。異なる構成によれば、UE704がハンドオーバプロセスを正常に完了することができない場合には、UE704が更新されたWLANオフロード機能指示情報に従って将来のハンドオーバ決定を行うことができるように、UE704は、更新されたWLANオフロード機能指示情報をUE704コンテキストデータベースに記憶することができ、または代わりに、更新されたオフロード機能指示情報を無視し794続けることができ、ハンドオーバプロセスを正常に完了しようとし続ける795ことができる。
別の構成によれば、UE704が、3GPPにおいてコアネットワーク710に接続され得る。HSS720が、UE704とコアネットワーク710との間のPDN接続に対応する更新されたWLANオフロード機能指示情報を含んだメッセージ714をコアネットワーク710に(たとえば、更新されたWLANオフロード機能指示情報を含んだメッセージ714をコアネットワーク710のMME712に送ることによって)送ることができる。コアネットワーク710のプロトコルは、UE704に対するPDN接続と関連付けられたその後に受信されるセッション管理(SM)メッセージで、更新されたWLANオフロード機能指示情報を(たとえば、メッセージ711で)UE704に送ることである場合がある。
しかしながら、コアネットワーク710によって受信される、その後に受信されるSMメッセージ(たとえば、メッセージ714)が、PDN接続のデフォルトベアラを非アクティブ化する命令を含む場合には、UE704は、更新されたWLANオフロード機能指示情報を効果的に使用することができない可能性がある。デフォルトベアラの非アクティブ化が、PDN接続のWLAN706へのハンドオーバに起因するものであるとともに、更新されたWLANオフロード機能指示情報は、PDN接続がオフロード可能ではないことを示す場合には、問題はさらに悪化する可能性がある。
したがって、本構成では、コアネットワーク710は、その後に受信されるSMメッセージ714がEPSベアラを非アクティブ化する要求(たとえば、「EPSベアラ非アクティブ化要求(Deactivate EPS Bearer Request)」メッセージ)であるかどうかを決定する780ことができる。そうである場合には、コアネットワーク710は、その後に受信されるSMメッセージ714がUE704とのPDN接続のデフォルトベアラを非アクティブ化する要求であるかどうかをさらに決定する780ことができる。その後に受信されるSMメッセージ714が、UE704とのPDN接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求である場合には、コアネットワーク710は、WLANオフロード機能指示情報を無視する781ことを決定することができ、WLANオフロード機能指示情報を含めずに、UE704にメッセージ711を送ることを決定することができる。しかしながら、SMメッセージ714が、(UE704のPDN接続の何らかの他の専用ベアラに対立するものとして)UE704のPDN接続のデフォルトベアラの非アクティブ化を要求する「EPSベアラ非アクティブ化要求」メッセージではない場合には、コアネットワーク710は、SMメッセージ711にWLANオフロード機能指示情報を含むことができ、SMメッセージをUE704に送ることができる。
さらに、MME712がPDN接続のEPSベアラのすべてを非アクティブ化して、それによってUE704をPDNから切断したいとき、MME712は、「EPSベアラ非アクティブ化要求」メッセージにPDNに関連するデフォルトベアラのEPSベアラ識別情報を含むことができる。このシナリオでは、MME712は、「EPSベアラ非アクティブ化要求」メッセージにWLANオフロード機能指示情報を含む必要がないが、万一UE704がWLANオフロード機能指示情報を受信した場合には、UE704は、WLANオフロード機能指示情報を無視する794ことができる。場合によっては、UE704は、WLANオフロード機能指示情報とともに「EPSベアラ非アクティブ化要求」メッセージを考慮してもよい。
代替構成では、コアネットワーク710は、SMメッセージ711のメッセージまたは要求のタイプにかかわらずUE704に送られるSMメッセージ711に、WLANオフロード機能指示情報を含むことを選択する場合がある。しかしながら、UE704は、SMメッセージ711がどのタイプのメッセージであるかに応じて、SMメッセージ711中のWLANオフロード機能指示情報を却下する794、または無視する794かどうかを決定してよい。
たとえば、UE704は、コアネットワーク710から、WLANオフロード機能指示情報を含んだSMメッセージ711を受信することがある。次いでUE704は、SMメッセージ711がUE704のPDN接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応するかどうかをさらに決定する796ことができる。UE704が、SMメッセージ711はデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求(すなわち、接続をティアダウンする要求)を含んでいると決定する796、またWLANオフロード機能指示情報はUE704が第1のチャネル703から第2のチャネル705にオフロードされることが許可されていないことを示すと決定する796場合には、UE704は、WLANオフロード機能指示情報を無視する794ことを決定することができる。すなわち、UE704は、ネットワーク710とのUEの接続を終了するよう求めるコアネットワーク710からの要求を受信しているので、UE704は、UE704がWLAN706へのハンドオーバを行うことが許可されていないということを示すWLANオフロード機能指示情報を無視する794場合があり、したがってUE704は、UE704がそうするための適切なトリガを受信する場合には、WLAN706との接続を確立することができる。
本構成の別のシナリオでは、SMメッセージ711が、デフォルトベアラと関連するEPSベアラ非アクティブ化要求メッセージである場合には、およびSMメッセージ711が、UE704がWLANにオフロードされることが許可されていることを示すWLANオフロード機能指示情報を含む(たとえば、WLANオフロード機能指示情報がオフロード可能の値を有する)場合には、UE704は、EPSベアラ非アクティブ化要求メッセージに含まれたオフロード機能指示情報を、PDN接続をWLAN706にハンドオーバするためのハンドオーバコマンドとして扱ってよい。その後、UE704は、ハンドオーバ手順を行ってよい。
図8は、UEによるワイヤレス通信の方法のフローチャート800である。この方法は、図7に示したUE704などのUEによって実行され得る。802において、UEの接続を第1のチャネルから第1のチャネルとは異なる第2のチャネルに切り替えるためのハンドオーバ手順が進行中である。たとえば、図7を参照すると、UE704は、UEの接続を第1のチャネル703から第1のチャネル703とは異なる第2のチャネル705に切り替えるためのハンドオーバ手順に加わることがある。804において、UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることを許可されていないという指示情報が受信され得る。たとえば、図7を参照すると、UE704は、UE704が第1のチャネル703から第2のチャネル705にオフロードされることを許可されていないという指示情報を(たとえば、eNB/基地局702を介してコアネットワーク710から)受信することがある。806において、受信された指示情報は無視されてよい。たとえば、図7を参照すると、UE704は、受信された指示情報を無視する794ことができる。808において、受信された指示情報を無視する際にはハンドオーバ手順は継続され得る。たとえば、図7を参照すると、UE704は、受信された指示情報を無視する794と、ハンドオーバ手順を継続することができる。
図9は、UEによるワイヤレス通信の方法のフローチャート900である。この方法は、図7に示したUE704などのUEによって実行され得る。902において、UE(たとえば、UE704)の接続が第1のチャネル(たとえば、第1のチャネル703)から第2のチャネル(たとえば、第2のチャネル705)にオフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報(たとえば、WLANオフロード機能指示情報)を含んだメッセージ(たとえば、メッセージ711)が受信される(たとえば、UE704によって受信される)ことがある。904において、メッセージがUE(たとえば、UE704)の接続のデフォルトの発展型パケットシステム(EPS)ベアラを非アクティブ化する要求に対応するかどうかが、(たとえば、UE704によって)決定され得る。場合によっては、906において、指示情報は、UE(たとえば、UE704)の接続が第1のチャネル(たとえば、第1のチャネル703)から第2のチャネル(たとえば、第2のチャネル705)にオフロードされることが許可されていることを示すかどうかが決定される(たとえば、UE704によって決定される796)ことがある。908において、メッセージが接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応する場合には、指示情報は無視され得る。場合によっては、910において、メッセージが接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応する場合には、および指示情報がUE(たとえば、UE704)の接続が第1のチャネル(たとえば、第1のチャネル703)から第2のチャネル(たとえば、第2のチャネル705)にオフロードされることが許可されていないことを示している場合には、指示情報は無視され得る。912において、指示情報が、UE(たとえば、UE704)の接続は第1のチャネル(たとえば、第1のチャネル703)から第2のチャネル(たとえば、第2のチャネル705)にオフロードされることが許可されているということを示している場合には、第1のチャネル(たとえば、第1のチャネル703)から第2のチャネル(たとえば、第2のチャネル705)にUE(たとえば、UE704)をオフロードするためのハンドオーバ手順が開始される(たとえば、UE704によって開始される791)ことがある。
図10は、UEによるワイヤレス通信の方法のフローチャート1000である。この方法は、図7に示したUE704などのUEによって実行され得る。1002において、UE(たとえば、UE704)の接続が第1のチャネルから第2のチャネル(たとえば、第2のチャネル705)にオフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報(たとえば、オフロード機能指示情報)を含んだメッセージ(たとえば、メッセージ711)が受信される(たとえば、UE704によって受信される)ことがある。1004において、指示情報は、UE(たとえば、UE704)の接続が第1のチャネル(たとえば、第1のチャネル703)から第2のチャネル(たとえば、第2のチャネル705)にオフロードされることが許可されていることを示すかどうかが決定される(たとえば、UE704によって決定される796)ことがある。1006において、指示情報が、UE(たとえば、UE704)の接続は第1のチャネル(たとえば、第1のチャネル703)から第2のチャネル(たとえば、第2のチャネル705)にオフロードされることが許可されているということを示している場合には、第1のチャネルから第2のチャネル(たとえば、第2のチャネル705)にUE(たとえば、UE704)の接続をオフロードするためのハンドオーバ手順が開始される(たとえば、UE704によって開始される791)ことがある。
図11は、UEによるワイヤレス通信の方法のフローチャート1100である。この方法は、図7に示したUE704などのUEによって実行され得る。1102において、UE704は、指示情報711を受信する。1104において、UE704は、受信された指示情報に基づいて、UEの接続が、第1のチャネル703から第2のチャネル705にオフロードされることが許可されているか、それとも第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されていないかを決定する。たとえば、指示情報は、UEによって受信されるメッセージ内のフィールドに含まれることがあり、UEは、接続がオフロードされることが許可されているか、許可されていないかを決定するために、このフィールドを読み取ることができる。
一構成では、接続が1104においてUE704によってオフロードされることが許可されていないと決定される場合には、1106においてUEは、UEの接続を第1のチャネル703から第2のチャネル705にオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があるかどうかを決定する。たとえば、UEは、すでにLTEにアタッチされながらのWLANを介した(新規の)アタッチ手順など、ハンドオーバと関連する進行中のシグナリング手順を有する場合がある。1108において、UEの接続を第1のチャネル703から第2のチャネル705にオフロードするための進行中のハンドオーバ手順がない場合には、1110においてUEは、指示情報をメモリに記憶する。1108において、UEの接続を第1のチャネル703から第2のチャネル705にオフロードするための進行中のハンドオーバ手順がある場合には、1112においてUEは、指示情報を無視し、将来の参照のために指示情報を記憶し、ハンドオーバ手順を継続する。1114において、UE704は、ハンドオーバ手順が失敗したかどうかを決定する。たとえば、UEは、進行中のシグナリング手順、たとえば、(新規の)アタッチ手順を通してWLAN失敗を検出することがある。そのようなWLAN失敗は、認証失敗、またはWLANにアクセスするための許可がないことに起因することがある。1116において、ハンドオーバ手順が失敗した場合には、UE704は、記憶された指示情報に基づいてハンドオーバ手順を再試行することを控える。1126において、ハンドオーバ手順が失敗しなかった場合には、プロセスは1102に戻り、1102においてUE704は、指示情報を受信することがある。
別の任意の構成では、接続が1104においてUE704によって第1のチャネル703から第2のチャネル705にオフロードされることが許可されていると決定される場合には、1118においてUEは、UEの接続を第1のチャネル703から第2のチャネル705にオフロードするためのハンドオーバ手順を開始してよい。
別の構成では、1120においてUEは、指示情報が、UE704の接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応するセッション管理メッセージで受信されるかどうかを決定する。たとえば、UEは、MMEから、デフォルトベアラに対応するEPSベアラ識別情報を含んだEPSベアラコンテキスト非アクティブ化要求メッセージを受信することがある。1122において、UE704が、メッセージは接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応すると決定する場合には、1124においてUE704は、指示情報を無視する。1122において、UE704が、メッセージは接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応しないと決定する場合には、1128においてUE704は、指示情報を考慮する。UE704による指示情報の考慮は、受信された指示情報に基づいて、UEの接続がオフロードされることが許可されているか、それともオフロードされることが許可されていないかを決定することを含んでよい(ブロック1104)。
図12は、ネットワークエンティティによるワイヤレス通信の方法のフローチャート1200である。たとえば、方法は、図7に示すeNB/基地局702に接続されたMME712によって実行されてよい。1202において、UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報が受信され得る。たとえば、図7を参照すると、UE704の接続が第1のチャネル703から第2のチャネル705にオフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報が受信され得る。1204において、UE(たとえば、UE704)と関連するメッセージ(たとえば、メッセージ714)が受信され得る。1206において、メッセージがUE(たとえば、UE704)の接続のデフォルトの発展型パケットシステム(EPS)ベアラを非アクティブ化する要求に対応するかどうかの決定が、(たとえば、MME712またはコアネットワーク710によって)決定され得る。一実装形態では、1208においてMME712は、メッセージ714が接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応する場合には、指示情報(たとえば、WLANオフロード機能指示情報)をメッセージ714に入れるのを控えてよい。別の実装形態では、MME712は、1212において、指示情報がUEの接続は第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されていることを示すかどうかを決定し、次いで1214において、メッセージが接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応する場合には、および指示情報が、UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されていないことを示している場合には、指示情報をメッセージに入れるのを控えてよい。いずれの実装形態でも、1210において、メッセージ(たとえば、メッセージ711)はUE(たとえば、UE704)に送られてよい。
図13は、図8、図9、図10、および図11の方法を実施するように構成された例示的な装置1302内の異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念的なデータフロー図1300である。この装置1302は、図7に示したUE704などのUEであってよい。
図8、図9、および図10の方法に基づく一構成では、UE1302は、UE1302の接続は第1のチャネル(たとえば、第1のチャネル703)から第2のチャネル(たとえば、第2のチャネル705)にオフロードされることを許可されていないという指示情報を(たとえば、コアネットワーク710からおよび/またはeNB1303から)受信するように構成された受信モジュール1304を含む。UE1302は、メッセージ情報1311に含まれた指示情報を無視するように構成された、受信モジュール1304と通信する処理モジュール1305を含む。UE1302はさらに、ハンドオーバ開始情報1313を受信すると、UE1302の接続を第1のチャネルから第1のチャネルとは異なる第2のチャネルに切り替えるためのハンドオーバ手順を実施するように構成された、処理モジュール1305と通信するハンドオーバモジュール1307を含む。
別の例示的な実施形態によれば、受信モジュール1304は、UE1302の接続が第1のチャネルから第2のチャネルに(たとえば、第1のチャネル703から第2のチャネル705に)オフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報を含んだメッセージ(たとえば、eNB/基地局1303を介するなどして、コアネットワーク710からのメッセージ711)を受信するように構成され、処理モジュール1305は、メッセージがUE1302の接続のデフォルトの発展型パケットシステム(EPS)ベアラを非アクティブ化する要求に対応するかどうかを決定することと、UE1302の接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されていることを指示情報が示すかどうかを決定することと、メッセージが接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応する場合には、およびUE1302の接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されていないことを指示情報が示している場合には、指示情報を無視することとを行うように構成される。
別の例示的な実施形態によれば、受信モジュール1304は、UE1302の接続が第1のチャネルから第2のチャネルに(たとえば、第1のチャネル703から第2のチャネル705に)オフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報を含んだメッセージを受信するように構成され、処理モジュール1305は、メッセージ情報1311を受信すると、UE1302の接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されていることを指示情報が示すかどうかを決定するように構成され、ハンドオーバモジュール1307は、UE1302の接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されていることを指示情報が示している場合には、UE1302の接続を第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードするためのハンドオーバ手順を開始するように構成される。
UE1302はさらに、ハンドオーバモジュール1307と通信し、また処理モジュール1305と通信する送信モジュール1308を含む。送信モジュール1308は、コアネットワーク710にメッセージを送ることができる(たとえば、ハンドオーバモジュール1307および/または処理モジュール1305から情報1314および/または1315を受信するときハンドオーバ処理を容易にする、または継続するためのメッセージ、このメッセージはeNB/基地局1303を介してコアネットワーク710に送られ得る)。
図11の方法に基づく別の構成では、UE1302は、(たとえば、コアネットワーク710からおよび/またはeNB1303から)指示情報を受信するように構成される受信モジュール1304を含む。UE1302は、受信された指示情報に基づいて、UE1302の接続が、第1のチャネルから第2のチャネルに(たとえば、第1のチャネル703から第2のチャネル705に)オフロードされることが許可されているか、それとも第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されていないかを決定するように構成された、受信モジュール1304と通信する処理モジュール1305を含む。
例示的な一実装形態では、処理モジュール1305は、接続がオフロードされることが許可されていない場合には、UEの接続を第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があるかどうかを決定するようにさらに構成され得る。処理モジュール1305はまた、接続がオフロードされることが許可されておらず、UEの接続を第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があると決定される場合には、指示情報を無視するように構成される。
別の例示的な実装形態では、処理モジュール1305は、UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているとき、UEの接続を第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードするためのハンドオーバ手順を開始するように構成され得る。UE1302は、処理モジュール1305からハンドオーバ開始情報1313を受信するとハンドオーバ手順を実行するように構成された、処理モジュール1305と通信するハンドオーバモジュール1307を含む。別の構成では、ハンドオーバモジュール1307は、進行中のハンドオーバ手順がある場合には、ハンドオーバ手順を継続するように構成される。
また別の例示的な実装形態では、処理モジュール1305は、指示情報がUEの接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応するセッション管理メッセージにおいて受信されるかどうかを決定し、接続がオフロードされることが許可されておらず、メッセージが接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応すると決定される場合には、指示情報を無視するようにさらに構成され得る。
UE1302はさらに、ハンドオーバモジュール1307と通信し、また処理モジュール1305と通信する送信モジュール1308を含む。送信モジュール1308は、コアネットワーク710にメッセージを送ることができる(たとえば、ハンドオーバモジュール1307および/または処理モジュール1305から情報1314および/または1315を受信するときハンドオーバ処理を容易にする、または継続するためのメッセージ、このメッセージはeNB/基地局1303を介してコアネットワーク710に送られ得る)。
装置1302は、図8、図10および図11の上記のフローチャート内のアルゴリズムのブロックの各々をそれぞれ実行する追加のモジュールを含む場合がある。したがって、図8、図10および図11の上記のフローチャート内の各ブロックは、モジュールによって実行される場合があり、装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含む場合がある。モジュールは、プロセッサによる実施のためにコンピュータ可読媒体内に記憶された、規定のプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実施される、規定のプロセス/アルゴリズムを実行するように特に構成された1つもしくは複数のハードウェア構成要素、またはそれらの何らかの組合せとすることができる。
図14は、処理システム1414を採用するUE1302'についてのハードウェア実装形態の一例を示す図1400である。処理システム1414は、バス1424によって全体的に表されたバスアーキテクチャで実現することができる。バス1424は、処理システム1414の具体的な用途および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含む場合がある。バス1424は、プロセッサ1404、モジュール1304、1305、1307、1308、およびコンピュータ可読媒体/メモリ1406によって表された、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路を結合する。また、バス1424は、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、および電源管理回路などの様々な他の回路をつなぐ場合もあるが、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがってこれ以上は説明しない。
処理システム1414は、トランシーバ1410に結合され得る。トランシーバ1410は、1つまたは複数のアンテナ1420に結合されている。トランシーバ1410は、伝送媒体上の様々な他の装置と通信するための手段を提供する。トランシーバ1410は、1つまたは複数のアンテナ1420から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1414、詳細には受信モジュール1304に提供する。加えて、トランシーバ1410は、処理システム1414、詳細には送信モジュール1308から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1420に印加されるべき信号を生成する。処理システム1414は、コンピュータ可読媒体/メモリ1406に結合されたプロセッサ1404を含む。プロセッサ1404は、コンピュータ可読媒体/メモリ1406に記憶されたソフトウェアの実行を含む、一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1404によって実行されると、処理システム1414に、任意の特定の装置に関して上記で説明した様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1406は、ソフトウェアの実行時にプロセッサ1404によって操作されるデータを記憶するために使用することもできる。処理システムは、少なくともハンドオーバモジュール1307、および処理モジュール1305をさらに含む。モジュールは、プロセッサ1404において実行され、コンピュータ可読媒体/メモリ1406内に存在する/記憶されるソフトウェアモジュールとする、プロセッサ1404に結合された1つもしくは複数のハードウェアモジュールとする、またはそれらの何らかの組合せとすることができる。処理システム1414は、UE1302の構成要素であってよく、メモリ660、ならびに/または、TXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659のうちの少なくとも1つを含んでよい。
図8、図9、および図10の方法に基づく一構成では、ワイヤレス通信用のUE1302/1302'は、UE1302/1302'の接続を第1のチャネル(たとえば、第1のチャネル703)から第1のチャネルとは異なる第2のチャネル(たとえば、第2のチャネル705)に切り替えるためのハンドオーバ手順を実施するための手段(たとえば、ハンドオーバモジュール1307)を含むUEである。UE1302/1302'はさらに、UE1302/1302'の接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることを許可されていないという指示情報を受信するための手段(たとえば、受信モジュール1304)を含む。UE1302/1302'はさらに、受信された指示情報を無視するための手段(たとえば、処理モジュール1305)を含む。UE1302/1302'はさらに、受信された指示情報を無視する際にはハンドオーバ手順を継続するための手段(たとえば、ハンドオーバモジュール1307)を含む。
別の例示的な態様では、UE1302/1302'は、UE1302/1302'の接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報を含んだメッセージを受信するための手段(たとえば、受信モジュール1304)を含み、さらに、メッセージがUEの接続のデフォルトの発展型パケットシステム(EPS)ベアラを非アクティブ化する要求に対応するかどうかを決定するための手段(たとえば、処理モジュール1305)を含み、さらに、UE1302/1302'の接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されていることを指示情報が示すかどうかを決定するための手段(たとえば、処理モジュール1305)を含み、さらに、メッセージが接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応する場合には、およびUE1302/1302'の接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されていないことを指示情報が示している場合には、指示情報を無視するための手段(たとえば、処理モジュール1305)を含む。
別の例示的な態様では、UE1302/1302'は、UE1302/1302'の接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報を含んだメッセージを受信するための手段(たとえば、受信モジュール1304)を含み、さらに、UE1302/1302'の接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されていることを指示情報が示すかどうかを決定するための手段(たとえば、処理モジュール1305)を含み、さらに、UE1302/1302'の接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されていることを指示情報が示している場合には、UE1302/1302'の接続を第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードするためのハンドオーバ手順を開始するための手段(たとえば、ハンドオーバモジュール1307)を含む。
上記の手段は、上記の手段によって列挙し、図8、図9、および図10の方法に関して説明した機能を実行するように構成された、UE1302および/またはUE1302'の処理システム1414の上記のモジュールのうちの1つまたは複数であってよい。上記で説明したように、処理システム1414は、TXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659を含む場合がある。したがって、一構成では、上記の手段は、上記の手段によって列挙した機能を実行するように構成された、TXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659であってよい。
図11の方法に基づく別の構成では、ワイヤレス通信用のUE1302/1302'は、指示情報を受信するための手段を含んだUEであってよい。受信するための手段は、受信モジュール1304に対応する場合がある。UE704はまた、受信された指示情報に基づいて、UEの接続が、第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているか、それとも第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されていないかを決定するための手段を含む。オフロード許可を決定するためのこの手段が、処理モジュール1305に対応する場合がある。
例示的な一実施形態では、UE1302/1302'はまた、接続がオフロードされることが許可されていない場合には、UEの接続を第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があるかどうかを決定するための手段、接続がオフロードされることが許可されておらず、UEの接続を第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があると決定される場合には、指示情報を無視するための手段を含む場合がある。UEはまた、UEの接続を第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があると決定される場合には、ハンドオーバ手順を継続するための手段と、UEの接続を第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順がある場合には、ハンドオーバ手順が失敗したかどうかを決定し、ハンドオーバ手順が失敗したと決定される場合には、指示情報に基づいてハンドオーバ手順を再試行するのを控えるための手段とを含む場合がある。これら上記の手段が、処理モジュール1305に対応する場合がある。
例示的な一実装形態では、UE1302/1302'はまた、UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているとき、UEの接続を第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードするためのハンドオーバ手順を開始するための手段を含む場合がある。この手段が、処理モジュール1305に対応する場合がある。
別の例示的な実装形態では、UE1302/1302'は、指示情報がUEの接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応するセッション管理メッセージにおいて受信されるかどうかを決定するための手段と、接続がオフロードされることが許可されておらず、メッセージが接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応すると決定される場合には、指示情報を無視するための手段とを含む場合がある。これら上記の手段が、処理モジュール1305に対応する場合がある。
上記の手段は、上記の手段によって列挙し、図11の方法に関して説明した機能を実行するように構成された、UE1302および/またはUE1302'の処理システム1414の上記のモジュールのうちの1つまたは複数であってよい。上記で説明したように、処理システム1414は、TXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659を含む場合がある。したがって、一構成では、上記の手段は、上記の手段によって列挙した機能を実行するように構成された、TXプロセッサ668、RXプロセッサ656、およびコントローラ/プロセッサ659であってよい。
図15は、例示的な装置1502における異なるモジュール/手段/構成要素間のデータフローを示す概念データフロー図1500である。装置1502は、図7に示すMME712などのMMEであってよく、図7に示すコアネットワーク710などのコアネットワークの一部であってよい。MME1502は、UE(たとえば、UE1503またはUE704)の接続が第1のチャネル(たとえば、第1のチャネル703)から第2のチャネル(たとえば、第2のチャネル705)にオフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報を(たとえば、コアネットワーク710のHSS720から)受信することと、UE1503/704と関連するメッセージを受信することとを行うように構成された受信モジュール1504を含む。
MME1502はさらに、(たとえば、受信モジュール1504からメッセージ情報1513を受信するために)受信モジュール1504と通信する処理モジュール1507を含む。処理モジュール1507は、メッセージがUE1503の接続のデフォルトの発展型パケットシステム(EPS)ベアラを非アクティブ化する要求に対応するかどうかを決定することと、メッセージが接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応する場合には、MME1502に指示情報をメッセージに入れるのを控えさせることとを行うように構成される。
MME1502はさらに、処理モジュール1507と通信し、(たとえば、処理モジュール1507からメッセージ情報1514を受信すると)UE1503にメッセージを送るように構成された、送信モジュール1508を含む。
装置1502は、図9の上記のフローチャート内のアルゴリズムのブロックの各々をそれぞれ実行する追加のモジュールを含む場合がある。したがって、図9の上記のフローチャート内の各ブロックは、モジュールによって実行される場合があり、装置は、それらのモジュールのうちの1つまたは複数を含んでもよい。モジュールは、プロセッサによる実施のためにコンピュータ可読媒体内に記憶された、規定のプロセス/アルゴリズムを実行するように構成されたプロセッサによって実施される、規定のプロセス/アルゴリズムを実行するように特に構成された1つもしくは複数のハードウェア構成要素、またはそれらの何らかの組合せとすることができる。
図16は、処理システム1614を採用する装置1602'のためのハードウェア実施態様の一例を示す図1600である。処理システム1614は、バス1624によって全体的に表されたバスアーキテクチャで実現することができる。バス1624は、処理システム1614の具体的な用途および全体的な設計制約に応じて、任意の数の相互接続するバスおよびブリッジを含む場合がある。バス1624は、プロセッサ1604、モジュール1504、1507、1508、およびコンピュータ可読媒体/メモリ1606によって表された、1つもしくは複数のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含む様々な回路をつなぎ合わせる。また、バス1624は、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、および電源管理回路などの様々な他の回路をつなぐ場合もあるが、これらの回路は当技術分野でよく知られており、したがってこれ以上は説明しない。
処理システム1614は、トランシーバ1610に結合され得る。トランシーバ1610は、1つまたは複数のアンテナ1620に結合される。トランシーバ1610は、送信媒体を通じて様々な他の装置と通信するための手段を提供する。トランシーバ1610は、1つまたは複数のアンテナ1620から信号を受信し、受信された信号から情報を抽出し、抽出された情報を処理システム1614、詳細には受信モジュール1504に提供する。加えて、トランシーバ1610は、処理システム1614、詳細には送信モジュール1508から情報を受信し、受信された情報に基づいて、1つまたは複数のアンテナ1620に印加されるべき信号を生成する。処理システム1614は、コンピュータ可読媒体/メモリ1606に結合されたプロセッサ1604を含む。プロセッサ1604は、コンピュータ可読媒体/メモリ1606に記憶されたソフトウェアの実行を含む、一般的な処理を担当する。ソフトウェアは、プロセッサ1604によって実行されると、処理システム1614に、任意の特定の装置に関して上記で説明した様々な機能を実行させる。コンピュータ可読媒体/メモリ1606は、ソフトウェアの実行時にプロセッサ1604によって操作されるデータを記憶するために使用することもできる。処理システムは、モジュール1504、1507、および1508のうちの少なくとも1つをさらに含む。モジュールは、プロセッサ1604において実行され、コンピュータ可読媒体/メモリ1606内に存在する/記憶されるソフトウェアモジュールとする、プロセッサ1604に結合された1つもしくは複数のハードウェアモジュールとする、またはそれらの何らかの組合せとすることができる。処理システム1614は、eNB610の構成要素であってよく、メモリ676、ならびに/または、TXプロセッサ616、RXプロセッサ670、およびコントローラ/プロセッサ675のうちの少なくとも1つを含んでよい。
一構成では、ワイヤレス通信用の装置1502/1502'は、UE1503の接続が第1のチャネル(たとえば、第1のチャネル703)から第2のチャネル(たとえば、第2のチャネル705)にオフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報を受信するための手段(たとえば、受信モジュール1504)を含む。装置1502/1502'はさらに、UEと関連するメッセージを受信するための手段(たとえば、受信モジュール1504)を含む。装置1502/1502'はさらに、メッセージが、UEの接続のデフォルトの発展型パケットシステム(EPS)ベアラを非アクティブ化する要求に対応するかどうかを決定するための手段(たとえば、処理モジュール1507)を含む。装置1502/1502'はさらに、メッセージが接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応する場合には、指示情報をメッセージに入れるのを控えるための手段(たとえば、処理モジュール1507)を含む。装置1502/1502'はさらに、メッセージをUEに送るための手段(たとえば、送信モジュール1508)を含む。前述の手段は、前述の手段によって列挙した機能を実行するように構成された、装置1502および/または装置1502'の処理システム1614の前述のモジュールの1つまたは複数であってよい。上記で説明したように、処理システム1614は、TXプロセッサ616、RXプロセッサ670、およびコントローラ/プロセッサ675を含む場合がある。したがって、一構成では、上記の手段は、上記の手段によって列挙した機能を実行するように構成された、TXプロセッサ616、RXプロセッサ670、およびコントローラ/プロセッサ675であってよい。
開示したプロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層は、例示的な手法の説明であることを理解されたい。設計上の優先事項に基づいて、プロセス/フローチャートにおけるブロックの特定の順序または階層が並べ替えられてもよいことを理解されたい。さらに、いくつかのブロックは組み合わされてもよく、または省略されてもよい。添付の方法クレームは、様々なブロックの要素を例示的な順序で提示したものであり、提示された特定の順序または階層に限定されるものではない。
上記の説明は、本明細書で説明した様々な態様を、いかなる当業者も実践できるようにするために提供される。これらの態様に対する様々な変更形態は、当業者に容易に明らかになり、本明細書において規定する一般原理は、他の態様に適用される場合がある。したがって、特許請求の範囲は、本明細書において示される態様に限定されるものではなく、文言通りの特許請求の範囲と一致するすべての範囲を与えられるべきであり、単数形の要素への言及は、そのように明記されていない限り、「唯一無二の」ではなく、「1つまたは複数の」を意味するものとする。「例示的」という語は、本明細書では、「例、事例、または例示として役に立つ」ことを意味するために使用される。「例示的」として本明細書で説明するいずれの態様も、他の態様よりも好ましい、または有利であるものとして必ずしも解釈されるとは限らない。別段に明記されていない限り、「いくつか」という用語は、1つまたは複数を指す。「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、A、B、および/またはCの任意の組合せを含み、複数のA、複数のB、または複数のCを含み得る。具体的には、「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、およびCのうちの少なくとも1つ」、「A、B、C、またはそれらの任意の組合せ」などの組合せは、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびB、AおよびC、BおよびC、またはAおよびBおよびCであり得、任意のそのような組合せは、A、B、またはCのうちの1つまたは複数のメンバを含み得る。当業者にとって周知の、または後に周知となる、本開示全体を通じて説明した様々な態様の要素に対するすべての構造的および機能的均等物が、参照により本明細書に明白に組み込まれ、特許請求の範囲によって包含されることが意図される。その上、本明細書において開示されるものは、そのような開示が特許請求の範囲において明示的に列挙されているかどうかにかかわらず、公に供されることは意図されていない。「ための手段」という言い回しを使用して要素が明確に列挙されていない限り、いかなるクレーム要素もミーンズプラスファンクションとして解釈されるべきではない。
100 発展型パケットシステム(EPS)
102 ユーザ機器(UE)
104 発展型UMTS地上波無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)
106 発展型ノードB(eNB)
108 他のeNB
110 発展型パケットコア(EPC)
112 モビリティ管理エンティティ(MME)
114 他のMME
116 サービングゲートウェイ
118 パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ
120 ホーム加入者サーバ(HSS)
122 インターネットプロトコル(IP)サービス
124 マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS)ゲートウェイ
126 ブロードキャストマルチキャストサービスセンター(BM-SC)
128 マルチキャスト協調エンティティ(MCE)
200 アクセスネットワーク
202 セルラー領域(セル)
204 マクロeNB
206 UE
208 低電力クラスeNB
210 重複するセルラー領域
302 セル固有RS(CRS)
304 UE固有RS(UE-RS)
410a、410b リソースブロック
420a、420b リソースブロック
430 物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)
506 L1レイヤ、物理レイヤ
508 L2レイヤ
510 メディアアクセス制御(MAC)サブレイヤ
512 無線リンク制御(RLC)サブレイヤ
514 パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)サブレイヤ
516 無線リソース制御(RRC)サブレイヤ
610 eNB
616 送信(TX)プロセッサ
618RX 受信機
618TX 送信機
620 アンテナ
650 UE
652 アンテナ
654RX 受信機
654TX 送信機
656 受信(RX)プロセッサ
658 チャネル推定器
659 コントローラ/プロセッサ
660 メモリ
662 データシンク
667 データソース
668 TXプロセッサ
670 RXプロセッサ
674 チャネル推定器
675 コントローラ/プロセッサ
676 メモリ
702 eNB/基地局
703 第1のチャネル
704 ユーザ機器
705 第2のチャネル
706 WLANルータ、WLAN
710 コアネットワーク
711 SMメッセージ、指示情報
712 MME
714 SMメッセージ
718 ゲートウェイルータ
720 HSS
752 WLANアクセスネットワーク
754 WLAN AAAプロキシ
756 WLANアクセスゲートウェイ
762 SWw回線
1302 装置、UE
1303 eNB
1304 受信モジュール
1305 処理モジュール
1307 ハンドオーバモジュール
1308 送信モジュール
1311 メッセージ情報
1313 ハンドオーバ開始情報
1314 情報
1315 情報
1404 プロセッサ
1406 コンピュータ可読媒体/メモリ
1410 トランシーバ
1414 処理システム
1420 アンテナ
1424 バス
1502 装置、MME
1503 UE
1504 受信モジュール
1507 処理モジュール
1508 送信モジュール
1513 メッセージ情報
1602' 装置
1604 プロセッサ
1606 コンピュータ可読媒体/メモリ
1610 トランシーバ
1614 処理システム
1620 アンテナ
1624 バス

Claims (48)

  1. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信の方法であって、
    指示情報を受信するステップと、
    前記指示情報に基づいて、前記UEの接続が、第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているか、それとも前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードされることが許可されていないかを決定するステップと、
    前記接続がオフロードされることが許可されていない場合には、前記UEの前記接続を前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があるかどうかを決定するステップと、
    前記接続がオフロードされることが許可されておらず、前記UEの前記接続を前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があると決定される場合には、前記指示情報を無視するステップと
    を含む、方法。
  2. 前記UEの前記接続を前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があると決定される場合には、前記ハンドオーバ手順を継続するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記指示情報を無視するステップが、前記指示情報を記憶するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記指示情報が、UEコンテキストデータベースに記憶される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記UEの前記接続を前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順がある場合には、
    前記ハンドオーバ手順が失敗したかどうかを決定するステップと、
    前記ハンドオーバ手順が失敗したと決定される場合には、前記指示情報に基づいて前記ハンドオーバ手順を再試行するのを控えるステップと
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記第1のチャネルが第1の無線アクセス技術(RAT)と関連付けられ、前記第2のチャネルが、前記第1のRATとは異なる第2のRATと関連付けられる、請求項1に記載の方法。
  7. 前記第1のRATがLTEまたはUTRAを含み、前記第2のRATがワイドローカルエリアネットワーク(WLAN)を含む、請求項6に記載の方法。
  8. ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
    指示情報を受信するための手段と、
    前記指示情報に基づいて、前記UEの接続が、第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているか、それとも前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードされることが許可されていないかを決定するための手段と、
    前記接続がオフロードされることが許可されていない場合には、前記UEの前記接続を前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があるかどうかを決定するための手段と、
    前記接続がオフロードされることが許可されておらず、前記UEの前記接続を前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があると決定される場合には、前記指示情報を無視するための手段と
    を含む、UE。
  9. 前記UEの前記接続を前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があると決定される場合には、前記ハンドオーバ手順を継続するための手段をさらに含む、請求項8に記載のUE。
  10. 前記指示情報を無視するための前記手段が、前記指示情報を記憶するように構成される、請求項8に記載のUE。
  11. 前記指示情報が、UEコンテキストデータベースに記憶される、請求項10に記載のUE。
  12. 前記UEの前記接続を前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順がある場合には、
    前記ハンドオーバ手順が失敗したかどうかを決定するための手段と、
    前記ハンドオーバ手順が失敗したと決定される場合には、前記指示情報に基づいて前記ハンドオーバ手順を再試行するのを控えるための手段と
    をさらに含む、請求項8に記載のUE。
  13. 前記第1のチャネルが第1の無線アクセス技術(RAT)と関連付けられ、前記第2のチャネルが、前記第1のRATとは異なる第2のRATと関連付けられる、請求項8に記載のUE。
  14. 前記第1のRATがLTEまたはUTRAを含み、前記第2のRATがワイドローカルエリアネットワーク(WLAN)を含む、請求項13に記載のUE。
  15. ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合され、
    指示情報を受信すること、
    前記指示情報に基づいて、前記UEの接続が、第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているか、それとも前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードされることが許可されていないかを決定すること、
    前記接続がオフロードされることが許可されていない場合には、前記UEの前記接続を前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があるかどうかを決定すること、
    前記接続がオフロードされることが許可されておらず、前記UEの前記接続を前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があると決定される場合には、前記指示情報を無視すること
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと
    含む、UE。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記UEの前記接続を前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があると決定される場合には、前記ハンドオーバ手順を継続するようにさらに構成される、請求項15に記載のUE。
  17. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記指示情報を記憶するようにさらに構成されることによって前記指示情報を無視するように構成される、請求項15に記載のUE。
  18. 前記指示情報が、UEコンテキストデータベースに記憶される、請求項17に記載のUE。
  19. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記UEの前記接続を前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順がある場合には、
    前記ハンドオーバ手順が失敗したかどうかを決定することと、
    前記ハンドオーバ手順が失敗したと決定される場合には、前記指示情報に基づいて前記ハンドオーバ手順を再試行するのを控えることと
    を行うようにさらに構成される、請求項15に記載のUE。
  20. 前記第1のチャネルが第1の無線アクセス技術(RAT)と関連付けられ、前記第2のチャネルが、前記第1のRATとは異なる第2のRATと関連付けられる、請求項15に記載のUE。
  21. 前記第1のRATがLTEまたはUTRAを含み、前記第2のRATがワイドローカルエリアネットワーク(WLAN)を含む、請求項20に記載のUE。
  22. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、
    指示情報を受信するためのコードと、
    前記指示情報に基づいて、前記UEの接続が、第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているか、それとも前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードされることが許可されていないかを決定するためのコードと、
    前記接続がオフロードされることが許可されていない場合には、前記UEの前記接続を前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があるかどうかを決定するためのコードと、
    前記接続がオフロードされることが許可されておらず、前記UEの前記接続を前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードするための進行中のハンドオーバ手順があると決定される場合には、前記指示情報を無視するためのコードと
    を含む、コンピュータ可読記憶媒体。
  23. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信の方法であって、
    前記UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報を受信するステップと、
    前記指示情報が、前記UEの前記接続のデフォルトの発展型パケットシステム(EPS)ベアラを非アクティブ化する要求に対応するメッセージにおいて受信されるかどうかを決定するステップと、
    前記メッセージが前記接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応すると決定される場合には、前記指示情報を無視するステップと
    を含む、方法。
  24. 前記指示情報に基づいて、前記UEの前記接続が前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードされることが許可されているか、それとも前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードされることが許可されていないかを決定するステップをさらに含み、前記指示情報を無視するステップが、前記メッセージが前記接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応し、前記接続がオフロードされることが許可されていないと決定される場合には、前記指示情報を無視するステップを含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記指示情報を無視するステップが、前記指示情報を記憶するステップを含む、請求項23に記載の方法。
  26. 前記指示情報が、UEコンテキストデータベースに記憶される、請求項25に記載の方法。
  27. 前記第1のチャネルが第1の無線アクセス技術(RAT)と関連付けられ、前記第2のチャネルが、前記第1のRATとは異なる第2のRATと関連付けられる、請求項23に記載の方法。
  28. 前記第1のRATがLTEまたはUTRAを含み、前記第2のRATがワイドローカルエリアネットワーク(WLAN)を含む、請求項27に記載の方法。
  29. ユーザ機器(UE)であって、
    前記UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報を受信するための手段と、
    前記指示情報が、前記UEの前記接続のデフォルトの発展型パケットシステム(EPS)ベアラを非アクティブ化する要求に対応するメッセージにおいて受信されるかどうかを決定するための手段と、
    前記メッセージが前記接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応すると決定される場合には、前記指示情報を無視するための手段と
    を含む、UE。
  30. 前記指示情報に基づいて、前記UEの前記接続が前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードされることが許可されているか、それとも前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードされることが許可されていないかを決定するための手段をさらに含み、前記指示情報を無視するための前記手段が、前記メッセージが前記接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応し、前記接続がオフロードされることが許可されていないと決定される場合には、前記指示情報を無視するように構成される、請求項29に記載のUE。
  31. 前記指示情報を無視するための前記手段が、前記指示情報を記憶するように構成される、請求項29に記載のUE。
  32. 前記指示情報が、UEコンテキストデータベースに記憶される、請求項31に記載のUE。
  33. 前記第1のチャネルが第1の無線アクセス技術(RAT)と関連付けられ、前記第2のチャネルが、前記第1のRATとは異なる第2のRATと関連付けられる、請求項29に記載のUE。
  34. 前記第1のRATがLTEまたはUTRAを含み、前記第2のRATがワイドローカルエリアネットワーク(WLAN)を含む、請求項33に記載のUE。
  35. ワイヤレス通信のためのユーザ機器(UE)であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合され、
    前記UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報を受信することと、
    前記指示情報が、前記UEの前記接続のデフォルトの発展型パケットシステム(EPS)ベアラを非アクティブ化する要求に対応するメッセージにおいて受信されるかどうかを決定することと、
    前記メッセージが前記接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応すると決定される場合には、前記指示情報を無視することと
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと
    含む、UE。
  36. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記指示情報に基づいて、前記UEの前記接続が前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードされることが許可されているか、それとも前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードされることが許可されていないかを決定するようにさらに構成され、前記少なくとも1つのプロセッサが、前記メッセージが前記接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応し、前記接続がオフロードされることが許可されていないと決定される場合には、前記指示情報を無視するように構成されることによって前記指示情報を無視する、請求項35に記載のUE。
  37. 前記少なくとも1つのプロセッサが、前記指示情報を記憶するように構成されることによって前記指示情報を無視する、請求項35に記載のUE。
  38. 前記指示情報が、UEコンテキストデータベースに記憶される、請求項37に記載のUE。
  39. 前記第1のチャネルが第1の無線アクセス技術(RAT)と関連付けられ、前記第2のチャネルが、前記第1のRATとは異なる第2のRATと関連付けられる、請求項35に記載のUE。
  40. 前記第1のRATがLTEまたはUTRAを含み、前記第2のRATがワイドローカルエリアネットワーク(WLAN)を含む、請求項39に記載のUE。
  41. ユーザ機器(UE)によるワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報を受信するためのコードと、
    前記指示情報が、前記UEの前記接続のデフォルトの発展型パケットシステム(EPS)ベアラを非アクティブ化する要求に対応するメッセージにおいて受信されるかどうかを決定するためのコードと、
    前記メッセージが前記接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応すると決定される場合には、前記指示情報を無視するためのコードと
    含む、コンピュータ可読記憶媒体。
  42. モビリティ管理エンティティ(MME)によるワイヤレス通信の方法であって、
    UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報を受信するステップと、
    前記UEと関連するメッセージを受信するステップと、
    前記メッセージが、前記UEの前記接続のデフォルトの発展型パケットシステム(EPS)ベアラを非アクティブ化する要求に対応するかどうかを決定するステップと、
    前記メッセージが前記接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応する場合には、前記指示情報を前記メッセージに入れるのを控えるステップと、
    前記メッセージを前記UEに送るステップと
    を含む、方法。
  43. 前記指示情報が、前記UEの前記接続が前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードされることが許可されていることを示すかどうかを決定するステップ
    をさらに含み、
    前記指示情報を前記メッセージに入れるのを控えるステップが、前記メッセージが前記接続の前記デフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応する場合には、および前記指示情報が、前記UEの前記接続が前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードされることが許可されていないことを示している場合には、前記指示情報を前記メッセージに入れるのを控えるステップを含む、
    請求項42に記載の方法。
  44. UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報を受信するための手段と、
    前記UEと関連するメッセージを受信するための手段と、
    前記メッセージが、前記UEの前記接続のデフォルトの発展型パケットシステム(EPS)ベアラを非アクティブ化する要求に対応するかどうかを決定するための手段と、
    前記メッセージが前記接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応する場合には、前記指示情報を前記メッセージに入れるのを控えるための手段と、
    前記メッセージを前記UEに送るための手段と
    を含む、モビリティ管理エンティティ(MME)。
  45. 前記指示情報が、前記UEの前記接続が前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードされることが許可されていることを示すかどうかを決定するための手段
    をさらに含み、
    前記指示情報を前記メッセージに入れるのを控えるための前記手段が、前記メッセージが前記接続の前記デフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応する場合には、および前記指示情報が、前記UEの前記接続が前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードされることが許可されていないことを示している場合には、前記指示情報を前記メッセージに入れるのを控えるように構成される、
    請求項44に記載のMME。
  46. ワイヤレス通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合され、
    UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報を受信すること、
    前記UEと関連するメッセージを受信すること、
    前記メッセージが、前記UEの前記接続のデフォルトの発展型パケットシステム(EPS)ベアラを非アクティブ化する要求に対応するかどうかを決定すること、
    前記メッセージが前記接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応する場合には、前記指示情報を前記メッセージに入れるのを控えること、
    前記メッセージを前記UEに送ること
    を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサと
    を含む、装置。
  47. 前記少なくとも1つのプロセッサが、
    前記指示情報が、前記UEの前記接続が前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードされることが許可されていることを示すかどうかを決定することと、
    前記メッセージが前記接続の前記デフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応する場合には、および前記指示情報が、前記UEの前記接続が前記第1のチャネルから前記第2のチャネルにオフロードされることが許可されていないことを示している場合には、前記指示情報を前記メッセージに入れるのを控えることと
    を行うようにさらに構成される、請求項46に記載の装置。
  48. ワイヤレス通信のためのコンピュータ実行可能コードを記憶するコンピュータ可読記憶媒体であって、
    UEの接続が第1のチャネルから第2のチャネルにオフロードされることが許可されているかどうかを示す指示情報を受信するためのコードと、
    前記UEと関連するメッセージを受信するためのコードと、
    前記メッセージが、前記UEの前記接続のデフォルトの発展型パケットシステム(EPS)ベアラを非アクティブ化する要求に対応するかどうかを決定するためのコードと、
    前記メッセージが前記接続のデフォルトのEPSベアラを非アクティブ化する要求に対応する場合には、前記指示情報を前記メッセージに入れるのを控えるためのコードと、
    前記メッセージを前記UEに送るためのコードと
    を含む、コンピュータ可読記憶媒体。
JP2017523385A 2014-11-07 2015-10-13 Wlanオフロード機能指示の処理 Pending JP2017533663A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201462077174P 2014-11-07 2014-11-07
US62/077,174 2014-11-07
US14/835,473 US9788237B2 (en) 2014-11-07 2015-08-25 Handling of WLAN offloadability indication
US14/835,473 2015-08-25
PCT/US2015/055367 WO2016073151A1 (en) 2014-11-07 2015-10-13 Handling of wlan offloadability indication

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017533663A true JP2017533663A (ja) 2017-11-09

Family

ID=54347913

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017523385A Pending JP2017533663A (ja) 2014-11-07 2015-10-13 Wlanオフロード機能指示の処理

Country Status (10)

Country Link
US (1) US9788237B2 (ja)
EP (1) EP3216270A1 (ja)
JP (1) JP2017533663A (ja)
KR (1) KR20170084062A (ja)
CN (1) CN107079362B (ja)
BR (1) BR112017009570A2 (ja)
CA (1) CA2963700A1 (ja)
CU (1) CU24652B1 (ja)
PE (1) PE20170744A1 (ja)
WO (1) WO2016073151A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9585072B1 (en) * 2015-07-22 2017-02-28 Sprint Spectrum L.P. SCell triggered handover notwithstanding good PCell condition
ES2827398T3 (es) 2016-04-01 2021-05-21 Samsung Electronics Co Ltd Procedimiento y aparato para comunicación inalámbrica en sistema de comunicación inalámbrica
US10820370B2 (en) 2016-05-18 2020-10-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for performing efficient layer 2 function in mobile communication system
US11140597B2 (en) 2017-10-20 2021-10-05 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. Method and apparatus for processing link establishment failure, and computer storage medium
US10492243B2 (en) 2018-03-06 2019-11-26 T-Mobile Usa, Inc. Fallback indicators in session initiation protocol (SIP) signaling
US10757612B2 (en) 2018-03-06 2020-08-25 T-Mobile Usa, Inc. Controlling fallback procedures for different user groups or device groups
GB2572443B (en) * 2018-03-29 2021-04-21 British Telecomm Dedicated bearer management
US10887187B2 (en) * 2019-05-14 2021-01-05 At&T Mobility Ii Llc Integration of a device platform with a core network or a multi-access edge computing environment
CN110856228B (zh) * 2019-11-19 2021-08-10 三峡大学 基于动态规划算法和反向拍卖的数据卸载方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI20100055A0 (fi) * 2010-02-12 2010-02-12 Notava Oy Päätelaite ja menetelmä hallittuun dataliikenteen uudelleenohjaukseen
EP2709418B1 (en) 2011-05-31 2020-03-25 Huawei Technologies Co., Ltd. Offloading point device, user equipment and corresponding methods
WO2013042330A1 (en) 2011-09-22 2013-03-28 Panasonic Corporation Method and apparatus for mobile terminal connection control and management of local accesses
US20140064068A1 (en) 2012-08-30 2014-03-06 Qualcomm Incorporated Interactions between ran-based and legacy wlan mobility
US20140241264A1 (en) * 2013-02-22 2014-08-28 Alcatel-Lucent Usa Inc. Signaling method for handling of desynchronized default bearer context of the last remaining pdn connection
CN104010334A (zh) * 2013-02-25 2014-08-27 美国博通公司 包括无线接入网络扩展的蜂窝网络互通
US10085193B2 (en) 2013-04-04 2018-09-25 Interdigital Patent Holdings, Inc. Methods for 3GPP WLAN interworking for improved WLAN usage through offload
WO2014175677A1 (en) 2013-04-26 2014-10-30 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for performing partial handover procedure in wireless communication system
KR102207484B1 (ko) * 2013-08-30 2021-01-26 삼성전자 주식회사 무선 랜에서 다중 연결을 지원하는 방법 및 장치
US9642060B2 (en) * 2013-12-20 2017-05-02 Industrial Technology Research Institute Communication methods of IP flow mobility with radio access network level enhancement
US9906983B2 (en) * 2014-01-06 2018-02-27 Intel IP Corporation Apparatus, system and method of providing offloadability information to a user-equipment (UE)
US20150334622A1 (en) * 2014-05-19 2015-11-19 Broadcom Corporation Apparatus and Method to Perform LTE/WLAN Handoff by Keeping LTE Attached or in Suspended State
US10171202B2 (en) * 2014-11-11 2019-01-01 Qualcomm Incorporated Diversity repetition in mixed-rate wireless communication networks

Also Published As

Publication number Publication date
BR112017009570A2 (pt) 2018-01-02
US9788237B2 (en) 2017-10-10
CN107079362A (zh) 2017-08-18
CU20170060A7 (es) 2017-12-08
CA2963700A1 (en) 2016-05-12
EP3216270A1 (en) 2017-09-13
CN107079362B (zh) 2018-11-30
US20160135089A1 (en) 2016-05-12
WO2016073151A9 (en) 2016-06-30
WO2016073151A1 (en) 2016-05-12
KR20170084062A (ko) 2017-07-19
CU24652B1 (es) 2023-02-13
PE20170744A1 (es) 2017-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3403442B1 (en) Switching to/from voice over long term evolution (volte) for a voice call
EP3095271B1 (en) Techniques for switching bearers between radio access technologies (rats)
US9788237B2 (en) Handling of WLAN offloadability indication
US20150003411A1 (en) Method and apparatus for selecting hd voice (volte) calls over cs voice calls
CN107005540B (zh) 支持将wlan接入上的设备列入黑名单
US20120307621A1 (en) System, apparatus, and method for reducing recovery failure delay in wireless communication systems
JP6617152B2 (ja) アプリケーション選好に基づくユーザ機器(ue)における無線アクセス技術(rat)選択
WO2014011921A1 (en) Subframe configuration management in lte hetnets with time domain eicic and voip
JP6266837B2 (ja) ユーザ機器のための電力制御の実施
KR20130140163A (ko) 신뢰성 있는 무선 액세스 기술 간 코어 네트워크 터널
JP2017500831A (ja) より高いスループットを達成するためのslte対応モデムにおけるプロアクティブなランクインデックス管理
JP6297580B2 (ja) ワイヤレスブロードキャスト/マルチキャストデータ送信の抑制
JP6449228B2 (ja) 信頼性のある常時オンパケットデータネットワーク接続の確立
US9307452B2 (en) Method and apparatus for decreasing LTE re-acquisition delay in S102-less CSFB
US10602508B2 (en) LTE-direct communication for vehicle-to-vehicle
US20160135049A1 (en) Techniques for managing services following an authentication failure in a wireless communication system
WO2018082683A1 (en) Techniques for reducing call delay using a session initiation protocol (sip) message timer