JP2017527233A - フェーズドアレイ無線周波数受信機 - Google Patents

フェーズドアレイ無線周波数受信機 Download PDF

Info

Publication number
JP2017527233A
JP2017527233A JP2017521046A JP2017521046A JP2017527233A JP 2017527233 A JP2017527233 A JP 2017527233A JP 2017521046 A JP2017521046 A JP 2017521046A JP 2017521046 A JP2017521046 A JP 2017521046A JP 2017527233 A JP2017527233 A JP 2017527233A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
optical
composite
modulated
receiver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017521046A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6177481B1 (ja
Inventor
シュエッツ,クリス
ムラコウスキ,ジャヌス
シュナイダ,ガレット
シイ,ショウヤン
プラザア,デニス
Original Assignee
フェーズ センシティブ イノベーション インク.
フェーズ センシティブ イノベーション インク.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by フェーズ センシティブ イノベーション インク., フェーズ センシティブ イノベーション インク. filed Critical フェーズ センシティブ イノベーション インク.
Application granted granted Critical
Publication of JP6177481B1 publication Critical patent/JP6177481B1/ja
Publication of JP2017527233A publication Critical patent/JP2017527233A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/50Transmitters
    • H04B10/516Details of coding or modulation
    • H04B10/5165Carrier suppressed; Single sideband; Double sideband or vestigial
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q3/00Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system
    • H01Q3/26Arrangements for changing or varying the orientation or the shape of the directional pattern of the waves radiated from an antenna or antenna system varying the relative phase or relative amplitude of energisation between two or more active radiating elements; varying the distribution of energy across a radiating aperture
    • H01Q3/2676Optically controlled phased array
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/06Receivers
    • H04B1/16Circuits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/11Arrangements specific to free-space transmission, i.e. transmission through air or vacuum
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/25Arrangements specific to fibre transmission
    • H04B10/2575Radio-over-fibre, e.g. radio frequency signal modulated onto an optical carrier
    • H04B10/25752Optical arrangements for wireless networks
    • H04B10/25758Optical arrangements for wireless networks between a central unit and a single remote unit by means of an optical fibre
    • H04B10/25759Details of the reception of RF signal or the optical conversion before the optical fibre
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/60Receivers
    • H04B10/61Coherent receivers
    • H04B10/64Heterodyne, i.e. coherent receivers where, after the opto-electronic conversion, an electrical signal at an intermediate frequency [IF] is obtained
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B2210/00Indexing scheme relating to optical transmission systems
    • H04B2210/006Devices for generating or processing an RF signal by optical means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

RF信号処理の方法は、第1のパターンで配列された複数のアンテナ素子の各々において入力RF信号を受信することを含む。複数のアンテナ素子の各々から受信されたRF信号は、光搬送波上で変調され、それぞれが少なくとも1つの側波帯を有する複数の変調信号を生成する。変調された信号は、対応する複数の光チャネルに沿って導かれ、出力は第1のパターンに対応する第2のパターンに配置される。複合光信号は、複数の光チャネルの出力から発する光を用いて形成される。受信されたRF信号の少なくとも1つに含まれる非空間情報は、複合信号から抽出される。

Description

関連出願の記載
本出願は、仮出願第62/020,627号の優先権の主張を伴うものであり、その内容は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
本開示は、一般に、無線信号を受信し、復調するために使用される無線周波数(RF)受信機に関し、より詳細には、信号処理のためにRFから光学へ信号をアップコンバートするRF受信機に関する。
従来のRF受信機は、意図的または非意図的に、信号のスプリアス混合及び/又は電波妨害により、ダイナミックレンジが制限されている。
例示的な実施形態は、アンテナ素子のアレイによって受信されるRF信号の信号処理のための方法および装置を提供する。RF信号処理の方法は、第1のパターンで配置された複数のアンテナ素子のそれぞれで、到来するRF信号を受信することを含む。複数のアンテナ素子のそれぞれで受信されたRF信号は、変調された複数の信号を生成するために、光搬送波上に変調される。各変調された信号は、少なくとも1つの側波帯を有し、これは、更なる処理によって回収または抽出される情報を含むことがある。
様々な実施形態の態様によれば、複数の変調信号のそれぞれは、例えば光ファイバである複数の光チャネルの対応する1つに沿って方向付けられる。各光チャネルは出力を有し、複数のチャネル出力は、アンテナ素子のパターンに対応する第2のパターンで配置される。光チャネルの複数の出力は、放射された光が複合光信号を形成する自由空間、または他の何らかの光チャネルに光を放射しても良い。例えば、RF信号によって搬送され或いはRF信号上に符号化されたデータのような、非空間情報を含むことがある、1または複数の受信RF信号内の情報は、複合光信号から抽出されても良い。
幾つかの実施形態では、受信したRF信号に基づいて画像を形成することができる。変調された信号のそれぞれの側波帯は、例えば帯域通過フィルタによって分離されても良い。複合光信号からの情報の抽出は、合成信号をキューイング検出器及び/又は信号検出器に向けるものであっても良い。情報の抽出は、到来するRF信号の少なくとも1つの位置を識別するものであっても良く、それは干渉パターン内の信号位置を識別するものであっても良い。RF信号の到来角は、複合光信号から直接的にリアルタイムで決定しても良い。
幾つかの実施形態では、1つ以上の光変調RF信号における位相シフトに対する補償が存在することがある。位相シフトを補償することは、電気光学変調器を調整するものであっても良い。
幾つかの実施形態の態様では、RF受信機は、複数のアンテナ素子および対応する複数の電気光学変調器を含むフェーズドアレイアンテナを備える。アンテナ素子は、第1のパターンで配置され、少なくとも1つのソースからRF信号を受信するように構成されている。変調器は、受信されたRF信号で光搬送波を変調して、複数の変調光信号を生成するように構成される。複数の光チャネルは、複数の変調された光信号を搬送し、対応する複数のチャネル出力でそれらを発する。光チャネル出力は、アンテナ素子の第1のパターンに対応する第2のパターンに配置されても良い。
幾つかの実施形態では、RF受信機は、複数の光チャネルの複数の出力に隣接する、例えば自由空間である複合信号チャネルを含む。その複合信号チャネルは、複合光信号を生成または形成することを可能にするために、複数の変調光信号を受信するように構成される。検出器、例えばフォトダイオードは、複合光信号の少なくとも一部を受信し、受信されたRF信号から非空間情報を抽出するように構成するものであっても良い。
幾つかの実施形態では、RF受信機は、側波帯を少なくとも1つの変調光信号から分離するように構成されたフィルタを含んでも良い。フィルタは、複合信号チャネル内に配置されても良い。
幾つかの実施形態の側面では、検出器は、複合光信号から信号位置を識別するように構成しても良い。信号位置は、アンテナアレイによって受信された1つ以上のRF信号源の空間的位置と相関するものであっても良い。検出器は、識別された信号位置に基づいて、少なくとも1つのソースからの受信RF信号を検出するように構成されても良い。検出器は、RF源の空間位置に対応する信号位置を識別するために複合光信号を使用するように構成されたキューイング検出器を含むものであっても良い。
他の側面によれば、RF受信機は、変調された光信号の位相シフトを補償するように構成された位相補償検出器をさらに含んでも良い。受信機は、受信されたRF信号から非空間情報を抽出するように構成された1つ以上の追加の検出器をさらに含み、複合光信号の少なくとも一部を追加の検出器に向ける1つ以上の空間光変調器を含むようにしても良い。追加の検出器は、少なくとも1つの光検出器を含んでも良い。
幾つかの実施形態のさらに他の側面によれば、RF信号処理の方法は、複数のアンテナ素子の各々で到来するRF信号を受信すること、前記複数のアンテナ素子の各々で到来するRF信号を対応する複数の光信号に変換すること、光信号を対応する複数の光チャネルに沿って導くこと、光信号を用いて複合光信号を形成すること、前記複合光信号から複数のRF源の空間位置を検出すること、および複合光信号に基づいて、複数のRF源のうちの少なくとも1つの非空間属性を識別することを含むものであっても良い。アンテナ素子は、第1のパターンで配置されても良く、複数の光チャネルの出力は、第1のパターンに対応する第2のパターンで配置されても良い。到来するRF信号の変換は、入力RF信号で少なくとも1つの光信号を光学的に変調して複数の変調光信号を生成することを含むものであっても良い。
さらに他の側面では、受信されたRF信号に基づいて画像を形成することを含む。RF源の空間位置の検出に、例えば、アンテナアレイによって受信されたRF信号に対応する光信号をヌル化することを含むものであっても良い、空間フィルタリングを更に用いても良い。幾つかの実施形態は、例えば光位相シフトを使用して複合光信号を光学的に誘導することを含むものであっても良い。
幾つかの実施形態では、複数のRF源のうちの少なくとも1つの非空間属性の識別は、複合光信号の一部をフォトダイオードで受信することを含むものであっても良い。複合光信号の一部が、複合光信号のビーム分割を使用してフォトダイオードに導かれるようにしても良い。複合光信号は、空間光変調器を用いてフィルタリングしても良い。複数のRF源のうちの少なくとも1つの非空間属性の識別は、ヘテロダイン信号を生成するために複合光信号の少なくとも一部をヘテロダインすること、およびヘテロダイン信号を光検出器に誘導することを含むものであっても良い。
さらに他の実施形態は、RF信号をソースから回収し、及び/又はこのようなRF信号から情報を抽出するための方法および装置を提供する。RF信号に含まれるRF信号及び/又は情報は、第1のパターンで配置されたアンテナ素子を含むフェーズドアレイアンテナを用いて、各ソースから到来するRF信号をサンプリングすることによって、回復または抽出されても良い。各サンプリングされたRF信号は、光搬送波上に光学的に変調され、光変調は、光搬送波に隣接する側波帯を含む変調信号となる。変調された信号のそれぞれは、光ファイバなどの光チャネルに沿って誘導される。各光チャネルは、対応する変調信号を、自由空間のような複合信号チャネルに送るための出力を有する。チャネル出力は、第1のパターンに対応する第2のパターンに配置される。光信号は、側波帯の1つを分離するためにフィルタリングされ、光信号は、側波帯の1つを分離するためにフィルタリングされてもよい。干渉パターンは、光チャネル(例えば、ファイバ)で発生し複合信号チャネル(例えば自由空間)を伝搬する孤立した側波帯から生成される。RF信号は、各ソースから回収されてもよく、および/またはRF信号からの情報は、各ソースの空間位置に対応する干渉パターン内の信号位置を識別し、対応するRF信号を検出することによって抽出されてもよい。
本開示は、様々な実施形態が示されている添付図面を参照して、より完全に説明される。しかしながら、本発明は、多くの異なる形態で実施することができ、例示的な実施形態に限定されると解釈されるべきではない。図面では、明瞭化のために特徴を誇張して示し、矢印のない線は要素間の双方向交換を表すことがある。同じ参照番号は、図面全体にわたって同じ要素を示し、図面は以下を含む。
図1は、本発明の態様に係るRF受信機を示す図である。
図2は、本発明の態様に係る、図1のRF受信機内で使用するための構成要素のブロック図(および光源、電気光学変調器および帯域通過フィルタ構成要素によって出力された信号の対応するグラフ)である。
図3は、本発明の態様に係る、図1のRF受信機内で使用するための追加の構成要素のブロック図である。
図4は、本発明の動作の説明に現れる様々な量を定義するのを助ける説明図である。
図5は、本発明の態様に係る、ダイナミックレンジ向上の計算を示すためのRFシーン設定の説明図である。
図6は、本発明の態様に係る、異なる数の独立した画像要素に対する空間的に識別するスパースアレイ受信器における回折効率の関数としてのダイナミックレンジ向上を示すグラフである。
図7は、本発明の態様に係る、2つのアクティブ信号エミッタを空間的に識別するために使用されるイメージング受信機の実験的デモンストレーションのブロック図および対応する結果である。
図8は、本発明の態様に係る、ヘテロダイン検出のための単一チャネル光学基準源のブロック図である。
図9Aは、本発明の態様に係る、無線周波フェーズドアレイ受信機におけるRF信号を回復する方法のフローチャートを示す。 図9Bは、本発明の態様に係る、無線周波フェーズドアレイ受信機におけるRF信号を回復する方法のフローチャートを示す。
添付図面を参照して、様々な例示的な実施形態をより完全に説明する。しかしながら、本明細書に記載され、クレームされる本発明は、多くの異なる形態で実施されても良く、本明細書に記載の実施形態に限定されると解釈されるべきではない。
第1、第2などの用語は、ここでは様々な要素を説明するために使用されるが、これらの要素はこれらの用語によって限定されるべきではないことが理解されるであろう。これらの用語は、ある要素を別の要素と区別するために使用される。例えば、第1の要素は第2の要素と呼ぶことができ、同様に、第2の要素は、本開示の範囲から逸脱することなく、第1の要素と呼ぶことができる。本明細書で使用される場合、用語「及び/又は」は、1つまたは複数の関連するリストされたアイテムの任意のおよびすべての組み合わせを含む。
ある要素が他の要素に「接続されている」または「結合されている」と言及されている場合、それは他の要素に直接接続または結合されても良く、または介在要素が存在しても良い。これに対して、ある要素が別の要素に「直接接続されている」または「直接結合されている」と言及されている場合、介在要素は存在しない。要素間の関係を説明するために使用される他の単語は、同様に(例えば、「間」対「直接間」、「隣接」対「直接隣接」など)解釈されるべきである。
本明細書で使用する用語は、特定の実施形態を説明するためのものであり、発明概念の開示および請求項を限定するものではない。本明細書で使用されるように、単数形の「ある(「a」、「an」および「the」)」という文言は、文脈が他に明白的に示されない限り、複数形も含むことが意図される。本明細書で使用する場合、記載された特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は構成要素の存在を特定する場合、用語「備える(comprises)」、「含む(comprising)」、「含む(including)」及び/又は「含む(including)」は、 1つまたは複数の他のものの存在または追加を排除するものではない。
他に定義されない限り、本明細書で使用される全ての用語(技術用語および科学用語を含む)は、本開示の当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。一般的に使用される辞書に定義されているような用語は、関連技術の文脈における意味と一致する意味を有すると解釈されるべきであり、明示的にそのように定義されない限り、理想化されたまたは過度に形式的な意味で解釈されないことがさらに理解される。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。同じ参照番号は、図面を通して同じ要素を指すために使用され、同じ要素についての詳細な説明は、重複を避けるために省略される。
本開示の態様は、広帯域無線周波数(RF)フェーズドアレイ受信機におけるジャミングの線形ダイナミックレンジおよび耐性を改善するための装置および関連する方法に関する。検出/デジタル化の前に空間的に信号源を分離することにより、望ましくない非線形信号の混合を低減または排除することができる。従来の受信機におけるこのような混合は、受信機のダイナミックレンジを制限する擬似的な混合生成物を生成する可能性があり、それは本物の信号と区別することができないからである。
実施形態のさらなる利点は、リアルタイムで信号の到来角(AoA)を決定する能力である。これは、AoAが、検出およびデジタル化後の複数のアンテナ素子からの信号間の相互相関の煩雑な計算によって決定され、受信機の性能に有害な非線形性および待ち時間をもたらす従来の受信機とは異なる。
実施形態の態様は、フェーズドアレイのアンテナ素子によって駆動されるファイバ結合光位相変調器によってRF信号がアップコンバートされる信号検出機構を提供する。この変換により、レーザによって供給される光搬送波の側波帯が生じる。これらの光側波帯は、それぞれのアンテナ素子に入射するRF電力に実質的に比例し、また、入射RF信号によって搬送される位相を保存する。RFアップコンバージョンのこの重要な特性は、光側波帯を使用して、シーン内におけるRFエネルギーの画像を再構成することを可能にする。別個の光源からのエネルギーは、電気的に検出される前に、例えば、光学カメラのフォトダイオードまたは画素によって空間的に分離されているので、ダイナミックレンジが改善され、妨害に対する耐性が光学領域での処理によって増加する。
本発明の態様に係る受信機100が図1に示されている。図示受信機100はスパースアレイ受信機である。受信機100は、本明細書に記載の機能を実現するために受信機内の様々な構成要素に結合されたプロセッサ200を含む。受信機100で使用するための適切なプロセッサのバリエーションは、本明細書の説明から当業者に理解されるであろう。
フェーズドアレイアンテナ110、例えば、図1の例に示すように、所定のパターンで配置されたM個のアンテナ素子120のスパースアレイは、外部ソースからRF信号を受信する。図1に示すアンテナ素子120は、ホーンアンテナであるが、当業者であれば、様々なアンテナ手段を使用できることを理解する。アンテナ素子120でサンプリングされたRF信号は、M個に分割されたレーザビームを変調するために使用される。電気光学(EO)変調器130は、アンテナ素子120の各々に結合され、各アンテナ素子120で受信されたRFエネルギーを光学領域に変換するために使用される分割レーザビームの分岐を受信する。これは、レーザによって生成された光(キャリア)ビームを変調することによって行われる。時変変調は、元の搬送波周波数(または波長)に隣接する側波帯のセットとして周波数領域で現れ、図2に示すように、元のレーザが動作する。これについては、以下でより詳細に説明する。その結果、RF領域で放射されるエネルギーは、キャリア周波数の側波帯として光学領域に現れる。このRF信号の光学領域へのアップコンバージョンは、RFに存在するすべての位相および振幅情報が光学的な側波帯に保存されるという意味で一貫性がある。光学的アップコンバージョンにおけるコヒーレンス保存のこの特性は、光学的手段を用いてRF信号の到来角度を回復させる。
図1に戻って、レーザ搬送波波長およびインプリントされたRF信号を有する側波帯を含む変調された光ビームは、光ファイバ140によって、縮小された大きさで、RFアンテナのアレイの第1のパターンに類似または対応する第2のパターンで配列されたファイバ140の出力141に結合されたレンズレットアレイ150に伝達される。図4は、図1のアンテナ素子120のパターンに対応するパターンで配列された光ファイバ140の出力端を示す。図4に示すように、レンズレットアレイ150上の光ファイバ140の出力141から、ビームは自由空間内を伝播し、もはや光ファイバによって案内されない。図1の実施形態は、電気光学変調器130とプロセッサ200との間の従来の光ファイバ140を示しているが、当業者は、(図3に示されるように)、他の光導波路又はチャネルも、すなわち代わりに使用され得ることを理解するであろう。同様に、図3および図4は、光ファイバ140の出力から発する光から複合光信号を形成するためのチャネルとしてのプロセッサ200内の自由空間の使用を示しているが、当業者であれば、複合光信号を形成するために他の光チャネルを使用できることを理解するであろう。
再び図1を参照して、個々のビームはレンズレットアレイ150においてファイバ140の出力141から自由空間内を伝播し、個々のビームが互いに干渉し合って結合ビーム160または複合ビーム160を形成する。結合されたビーム160の一部は、ビームスプリッタ165で分割され、基準ビーム170と混合され、検出器アレイ175(図1の位相補償検出器)に送られ、振動、音響などの環境条件に起因して個々のファイバ140に由来する光学的位相変動の補償を行う。これにより、得られる画像は、振動するファイバとは対照的に、シーン内のRF源の空間分布に対応することが保証される。バンドパス光学フィルタ180(図1参照)は、図2に示されるように、搬送波波長を取り除き、図2に示す側波帯のうちの1つだけを通過させる。ここでは単一の側波帯のみを搬送する重複ビームは、キューイング検出器190、例えば電荷結合素子(CCD)は、光学ドメインにおける到着のRF角度の表現を形成するために干渉する。言い換えれば、キューイング検出器190上でオーバーラップするビームによって形成される光学画像は、スパースアンテナアレイ110によって見られるように、実質的にRFシーンのレプリカであっても良い。
図2は、例えば周波数ωmを有するミリ波(MMW)信号であり得る受信RF信号に対応する光側波帯を回復または分離するための光学フィルタ180の使用を示す。図2のグラフに示すように、アンテナ素子120からの受信RF信号は、周波数ω0(例示的には1557と1558nmとの間の波長)で動作する光搬送波信号(送信元)125で変調する。変調器130の出力135は、中央のグラフに示すように、光搬送波の側波帯にMMW信号の光学アナログを含む。ω0+ωmまたはω0−ωmに調整された光バンドパスフィルタ180は、受信されたMMW信号の光学的表現を搬送波から取り除く(分離する)。
図3は、光学層を強調した受信機100の構成を示す。単一のレーザ源125は、スプリッタ127によってM通りに分割され、ビーム128は、RF放射を捕捉するアンテナ120に結合された変調器130を通って送られる。変調器130の(光学)出力135は、捕捉されたRF放射に対応する単一の側波帯のみが、例えば図2で説明したフィルタ180を使用して通過できるようにフィルタリングされる。M個の異なるチャネルの中でフィルタ180から出力された光ビーム185の自由空間干渉は、以下により詳細に説明するように、検出器で測定されたパターンをもたらす。出力185によって生成された干渉パターンを参照ビーム187と混合することにより、到来RF信号で変調された光ビーム内に搬送される情報を抽出することができる。
なお、図1および図3は、レンズレットアレイ150の下流の受信機100の自由空間部分に配置されたフィルタ180を示す。別の実施形態では、光学ドメインにおけるRF源位置の再構成を可能にするために、フィルタを変調器130とキューイング検出器190との間のどこにでも配置することができる。さらに、幾つかの実施形態では、特に5GHzより低い周波数について、光搬送波エネルギーからサイドバンドエネルギーをフィルタリングするために、フィルタ180にマッハツェンダ変調器(MZM)を使用することができる。そのような変調器は、適切なバイアス条件の下で、(奇数次の)側波帯を通過させながら干渉法によって搬送波を抑制することができ、それによって周波数に依存しない方法で搬送波を抑制する。
図1のキューイング検出器190は、電荷結合素子(CCD)またはコンタクトイメージセンサまたはCMOSイメージセンサのアレイなどの光検出器のアレイであってもよく、それらは、いくつかの実施形態では、高速フォトダイオードと同じ性能でアンテナアレイ110によって受信されたRF信号に現れる情報をデコードすることができない。いくつかの実施形態では、アンテナ素子120によって入力されたRF信号で符号化された情報を抽出または回復するために、フィルタ180から出力された複合光ビームは、追加のビームスプリッタ165でさらに分割され、図1に示すような高速フォトダイオード194におけるヘテロダイン検出用の基準レーザビーム192と組み合わされる。フォトダイオード194によって検出され得るRF信号に符号化される非空間情報の幾つかの例は、情報担持信号を有するRF搬送波の振幅、位相、及び/又は周波数変調を含む。情報を含む変調信号は、本質的にアナログまたはデジタルであっても良い。後者の場合、情報は、周波数分割多重化された、時分割多重化された、または符号分割多重アクセス信号(OFDM、GSM(登録商標)、またはWCDMA(登録商標)信号などの各信号に対してより具体的にするために電気通信の例を使用する)に含まれても良い。例えば、各フォトダイオード194は、互いに直交する複数の搬送波信号を含むOFDM信号を受信することができる。複数の搬送波信号の各々は、データ(例えば、0と1の2進ビットを含むデジタルデータ)を抽出するために(例えば、ベースバンドに)適切に復調されても良い。各フォトダイオード194によって受信された各OFDM信号は、(例えば、それぞれ異なるオーディオ信号または異なるビデオ信号に関連付けられた)異なる送信にそれぞれ関連付けられた複数のチャネルのデータを含むことものであっても良い。知られているように、デジタルデータのチャネルは、単一のキャリアによって搬送される必要はないが、(例えば、周波数ホッピングまたはインターリーブを介して)これらのキャリアの複数のものにわたって拡散されても良い。RF源によって同時に送信され、各フォトダイオード194によって受信されるOFDM信号のRF搬送波は、同じ周波数を有するものであっても良い。同時に受信されたOFDM信号の間の干渉は、RF源の空間的分離のために回避され得る。各フォトダイオード194によって受信され復調される各OFDM信号は、1つ以上のRF源によって送信され、アンテナ120によって受信されるOFDMのRF信号に対応するものであっても良い(例えば、ミリメートル波長RF範囲内、または3〜300GHzまたは0.5〜110GHzのような0.5〜300GHzの間、または3〜30MHzのHF帯域、または30〜300MHzのVHF帯域、または300MHz〜1GHzのUHF帯域)。したがって、例えば、アンテナ120は、デジタルオーディオ(例えば、MP3、MPEG)、デジタル画像デジタルビデオ(例えば、MP4)、TCP/IPフォーマットのデータのような、複数の信号キャリア上のデジタルデータの複数の送信を搬送するために、複数のチャネルをそれぞれ有する複数のOFDM信号を受信するものとしても良い。(本明細書で説明するような)光変換及び処理は、異なるRF送信機から放射されるこれらのOFDM信号のそれぞれを、変換された光信号として異なる対応するフォトダイオードに供給するものであっても良い。上記の例では、1つまたは複数のOFDM信号の送信および受信について説明しているが、他のRF符号化/復号化方式(本明細書に記載)を同様の方法で光学ドメインで利用し処理するものとしても良い。空間光変調器(SLM)位相シフタ196は、キューイング検出器190内の明るいスポットとして検出されたRF放射源が高速フォトダイオード194上に個別に結像されることを保証する。図1には、対応するSLM196を備えた2つのそのような高速フォトダイオード194が例示のために示されている。それらは、2つの異なるRFソースから同時に信号を受信することができる。対応するSLM196およびビームスプリッタ165を有するフォトダイオード194の数を増加させると、情報を抽出または回復するために同時に処理され得る受信RF信号の数が増加する。
別の実施形態では、図1に示すキューイング検出器において比較的遅いCCDの代わりに、適切に高速の光検出器のアレイを使用することができる。光学的基準と混合すると、そのような代替的な検出器アレイの実施形態は、RF源の空間弁別と、対応するRF信号によって搬送される情報の抽出の両方のための手段を提供する。これらの代替の実施形態では、図1に示す追加のビームスプリッタ165、SLM196およびフォトダイオード194は不要である。
以下、RFシーンの光学的再構成について更に詳細を述べる。光学領域におけるRFシーンの画像を再構成するために、変調器130の(光学)出力は、光ファイバ140内で、アンテナ120の空間分布を模したレンズレットアレイ150に運ばれる。出力ビームは、自由空間(または複合光信号を形成するための他の適切なチャネル)において干渉させ、元のRFシーンに対応する干渉パターンをキューイング検出器190のCCDチップの実施形態のような光学センサのアレイによって捕捉する。スペクトル再構成処理は、以下のように表すことができる。
Figure 2017527233
ここに、図4を参照すると、Bmは、m番目のファイバの出力における電界の振幅であり、CnはCCDのn番目の画素における(光の)電界であり(スペクトルフィルタリングがない場合)、ωは光周波数であり、φmは、m番目のファイバにおける光ビームの(RF変調された)位相であり、θnmは、光ビームがm番目のファイバからn番目のピクセルまで自由空間を伝搬するときにピックアップする位相であり、CCDアレイ内にM個の光ファイバ、N個の検出素子があり、各ファイバから出る光の強度がCCDのN個のセンサの間に均等に分配されると仮定する。c.c.は、電場を実数にする第1項の複素共役の存在を意味する。前述したように、光ファイバ140によって出力されたビームは、干渉を与える空間(ファイバレス空間)において干渉することが可能である。そのような干渉空間は透明であってもよく、真空、空気、空気以外の気体、液体または固体(例えば、レンズまたはスラブ導波路)を含んでもよい。
以下の分析の目的のために、RF(例えば、mmW)シーンは、インデックスkで列挙された離散RFエミッタに分割される。k番目のRFエミッタによる第m番目のチャネルにおける光搬送波に課される位相は、以下のとおりである。
Figure 2017527233
ここで、ΩはRF信号の周波数、Skは、変調効率とアパーチャからの距離によってスケーリングされた、k番目のエミッタによって放射される波の振幅であり、φkmは、アレイのk番目のエミッタとm番目のアンテナ素子との間の波によってピックアップされた位相である。m番目のチャネルにおける全位相は、シーン内の全てのRF源からの寄与を加算することによって得られる。即ち、
Figure 2017527233
異なる位置に由来するRF波が補正されていない場合には、式 (1)、(2)および(3)は、1つの側波帯のみを可能にするスペクトルフィルタリングと組み合わせて、CCDアレイのn番目の画素で検出された以下の平均パワーを生じることが示される。
Figure 2017527233
式(4)は、フーリエ変換および逆フーリエ変換の構成の形態を有するため、シーン内に存在するRF源の位置をCCDアレイ上の輝点として空間的に再構成する。式(4)において、式(4)において、Kkはk番目の音源に関連するRF波の波動ベクトルであり、Xmはアレイ内のm番目のアンテナの位置であり、Xmはアレイ内のm番目のファイバの位置であり、Knは ファイバーアレイによって生成された光波形の波ベクトルであって、CCDアレイ内のn番目のピクセルによって収集される。
キューイング検出器190からこのようにして得られたRF放射源の位置の情報は、SLM移相器196で使用され、関心領域を高速光検出器194上に投影する。この検出器194は、ヘテロダイン光学参照番号192の助けで、さらなる処理のために、変調された光をRFに変換する。
図9Aは、本発明の態様に係る無線周波数フェーズドアレイ受信機におけるRF源の空間弁別および対応する信号検出のためのステップのフローチャート10を示す。フローチャート10のステップは、図1に示す受信機ならびに当業者には明らかであろう多種多様な他の実施形態を使用して実行することができる。
ステップ12において、到来RF信号は、例えば、フェーズドアレイアンテナによって受信(またはサンプリングなど)される。少なくとも1つのソースの各々から到来するRF信号は、フェーズドアレイアンテナ内の複数のアンテナ素子によってサンプリングされても良い。フェーズドアレイアンテナは、第1のパターンで配置されても良い。
ステップ14において、光搬送波が受信RF信号で変調される。光搬送波は、対応する電気光学変調器を用いて複数のアンテナ素子のそれぞれによって受信された少なくとも1つのRF信号のそれぞれによって変調されても良い。RF信号を有する光搬送波の光変調は、光搬送波に隣接する少なくとも1つの側波帯を含む変調された光ビームをもたらす。
ステップ16において、変調されたビームの各々は、光チャネル、例えば、光ファイバに沿って方向付けられても良い。各光ファイバは、その対応する変調信号を、結合された出力から複合光信号が形成される自由空間などの複合信号チャネルに通過させる出力を有する。複数の光ファイバの出力は、第1のパターンに対応する第2のパターンに配置されても良く、出力から自由空間への光ビームの伝搬が干渉パターンを形成する。
ステップ18では、RF変調された光信号のそれぞれをフィルタリングして側波帯の1つを分離する。
ステップ20において、少なくとも1つのRF信号に含まれる情報が回復されるか抽出される。RF信号情報は、RF信号のソースの空間的位置に対応する干渉パターン内の信号位置を識別することによって回復されても良い。その信号位置に対応するRF信号上に符号化された情報などの非空間情報は、対応する変調光信号から検出または抽出することができる。
図9Bは、RF信号の情報の回復または抽出のためのプロセスを詳述するステップのフローチャート20を示す。フローチャート20のステップは、図1に示される受信機を使用して実行され得るが、当業者は、ステップを実行するのに適した様々な他の実施形態を理解するであろう。
ステップ22において、信号位置が第1の検出器によって検出される。例えば、干渉パターンは、各識別された信号位置がRF源の空間位置に対応する信号位置を識別するために、キューイング検出器に向けられても良い。
ステップ24において、RF信号の非空間情報が、対応する変調された光信号から抽出または復元される。干渉パターンは、ステップ22で識別された信号位置を使用して、空間光変調器を有する信号検出器に向けられ、少なくとも1つの光源からのRF信号から情報を抽出または回復する。
別の実施形態では、RF信号は、各識別された信号位置がソースの空間位置に対応する信号位置を識別する信号検出器に干渉パターンを向けることによって回復されても良い。同じ信号検出器は、干渉パターン内の識別された信号位置における少なくとも1つの光源のそれぞれからのRF信号を追加的に検出する。
複数の高速光検出器を組み込んだ好ましい実施形態では、高速光検出器の各々は、存在し得る他の全ての発生源を効果的に抑制しながら、1つのRF源からシーンの1つの要素のみから電力を受け取る。以下では、このようなマッピングに関連する問題を定量化し、有効ダイナミックレンジの向上の観点から表現する。
有効なダイナミックレンジを改善するために、空間フィルタリングを使用することができる。電子処理に先立って異なる方向から到来するRF放射の空間的分離は、関心のある領域に配置されていない限り、不要な(ジャミング)源を抑制する手段を提供する。このような抑制は、ダイナミックレンジの効果的な強化と同等である。受信機は、従来の構成で可能であったよりも強いソースの存在下で、より弱い信号を検出することができる。
受信機の特定の機能特性を指定することにより、この強化を定量化することができる。第1に、RFシーンの再生画像の独立した要素の数Nである。本質的に、Nは、アンテナアレイの視野を分解能で割ったものに等しい。独立した要素の数を見る別の方法は、電気通信の文脈でClaude Shannonによって開発された概念を使用することである。所与の時間内に特定の帯域幅にわたって所与されたチャネルで送信可能なすべての可能なメッセージの空間の次元に等しい時間−帯域幅積が中心的な役割を果たす。2Dアパーチャを用いたイメージングの場合の時間−帯域幅積のアナログは、空間−周波数−周波数帯域積である。空間−周波数−帯域幅を計算するには、周波数(または波長)と視野が必要である。開口によって捕捉された空間周波数は、入射kベクトルを開口面上に投影することによって得られる。与えられた周波数における入射角が高いほど、空間周波数は高くなる。したがって、正方形のアパーチャおよび正方形の視野では、各方向に±θの場合、空間周波数帯域幅は、以下のとおりである。
Figure 2017527233
ここで、vは受信RF信号の周波数であり、cは光の速度である。辺Lを有する正方形のアパーチャとそれぞれの領域L2とを仮定すると、独立した画像要素の数は、以下のとおりである。
Figure 2017527233
同等のダイナミックレンジ向上の評価に必要な別の概念は、アンテナアレイの回折効率ηである。回折光学系の言語では、回折効率は、所望の位置または方向で終わる全体的な受信電力の割合を測定する。本明細書で開示される実施形態の文脈では、アンテナアレイを照明する遠方の点光源を考慮することが有用である。イメージング側では、キューイング検出器では、ポイントソースは、ある場所にスパイクがあり、他の場所で幾つかの背景レベルが増加したイメージになる。言い換えれば、1つの所望の画像要素に加えて、点光源は、他のすべてのN−1個の画像要素もある程度照明する。受け取った総電力に対する所望の要素で受信された電力の比が回折効率ηである。
特定のプラットフォーム上で実現できる要素の数は、その最大物理エクステントに制限される。一例として、3GHzの光源の場合、分解能のある素子の数は、2πステラジアン立体角視野への1メートルの開口に対して約N=400に制限される。106GHzでは、同じアパーチャがN=500,000となる。
実効ダイナミックレンジの向上を計算するには、実効ダイナミックレンジの向上を計算するには、ここで、注目信号は、*と記された強いソースの存在下で〇として示される関心領域から来る、図5に示す例を考えてみる。上述したように、強い光源は、それぞれの画像位置に輝点を生成することに加えて、関心領域を含む他のすべての位置にエネルギーを蓄積する。強い源から来る総電力をP*とすると、点*に供給される電力はηP*である。したがって、*を除くすべての画像要素に供給される総電力は、(1−η)P*である。マークを逃した強い光源からの出力が残りのN−1個の要素に均等に分配されると仮定すると、関心領域〇はそのシェアとして以下を受ける。
Figure 2017527233
同時に、関心領域に由来するパワーP°の割合ηは、〇に対応する点に堆積される。したがって、観察された関心領域における望ましくないパワーに対する所望のパワーの比は、以下のとおりである。
Figure 2017527233
空間フィルタリングがない場合、アレイの各アンテナ素子は全視野から発生する総電力を受け取り、電子処理のために全部を通過させる。従って、識別される必要がある望ましくない電力に対する所望の電力の比は、以下のとおりである。
Figure 2017527233
式(8)および式(9)を比較することにより、電子的に処理される必要のある望ましくない電力比に対する所望の強化が以下のように得られる。
Figure 2017527233
式(10)は、受信機のダイナミックレンジの効果的な拡張として解釈され得る。そのような解釈は、電子的に処理される必要のある望ましくない力に対する所望の比率の比として導出される方法によって正当化される。言い換えれば、他のすべてが等しい場合、受信機は、係数η(N−1)/(1−η)だけ増加した「妨害」電力のレベルを許容し、従来の受信機構成として所望の信号を検出するという点で同じ性能を発揮することができる。
幾つかの異なるNの値に対する回折効率の関数としてのダイナミックレンジ強調の依存性を図6に示す。最小エンハンスメントは常に0dBであることに留意されたい。これは、到来電力が、アンテナアレイによって捕捉されたRF信号のN個の要素のすべて、すなわちη=1/Nの間に均一に広がっているときに最小回折効率が生じることに留意することによって確かめることができる。この値を式(10)に代入すると、1または同等に0dBが得られる。他方、完全に配置されたアンテナアレイに対応する1に近い高い回折効率では、ダイナミックレンジの向上は発散的であり、無限になる傾向がある。そのような挙動は、高い回折効率では、光源の位置に対応しない画像要素、すなわち対象領域〇が光源*から無視できる程度の電力を受ける無視できる量のパワーリークに気付くことによって、直感的に理解され得る。このほぼ理想的な空間フィルタリングの結果として、空間的に分離された強い音源を使用することによって受信機を妨害する能力を効果的に排除することができる。
この分析の前提は、不要なソースからの電力がアレイの他の要素に均等に分配されるということである。実際には、この分布は非一様であり、不要なソースからの寄与をさらに減らすために調整することができる。したがって、当業者に知られているスマートナリング技術を使用して、実施形態は、上記の公称結果を超えるダイナミックレンジの大幅な改善を提供することができる。
以下に説明するように、本発明の実施形態の態様を示す試験を実施した。
図7は、電子的な検出に先立って光アップコンバージョン及びイメージングを介して空間的に信号を分離することを実証するために、試験構成400から得られた概略図及び代表的な予備データを示す。アンテナ(120)によって駆動される光変調器(130)を含む受信器アレイ(410)を使用して2〜35GHzエミッタ(34.5GHz左エミッタ401および35.0GHz右エミッタ402)の画像を取得した。システムは、エミッタからのエネルギーを高速光検出器440に向けるために、光変調器(図1および図2の130)にDCバイアスを印加することによって、光位相ステアリングと並行して、カメラ420による光学領域の画像再構成を使用した光検出器440の出力スペクトルは、RFスペクトル分析器450によって測定され、図7の右上に示されている。システムによって得られた画像は、図7の右下に示され、2つの輝点からなる。アップコンバージョンの後であるが、カメラによる検出前に、ビームスプリッタ460を使用して、光エネルギーの一部を分離し、それを高速光検出器440に向けた。各変調器130における光位相シフトを使用して、いずれかのエミッタが光検出器に接続された。検出器出力の電気スペクトルアナライザのトレースは、図7の右上の領域に示されている。上部スペクトルは、34.5GHzで動作する左側エミッタ401のエネルギーを光検出器440に向けるように画像が操縦される場合のものであり、下方スペクトルは右側エミッタのエネルギーを向けるように画像を操縦することに対応する 2つの光源401,402は、35.0GHzで動作し、2つのスペクトルの捕捉のために同じ出力レベルで動作した。2つの異なる光源間の検出された相対強度の差異は、本発明の態様を実施した試験実施形態によって与えられる2つの光源間の空間識別の結果である。
この試験デモンストレーションの場合、光搬送波周波数の残差で叩くことによって側波帯が検出されたので、エミッタの周波数で電気信号が直接得られた。図8に示すように、幾つかの実施形態の追加の態様がある。サイドバンドエネルギーをよりアクセス可能な中間周波数(IF)に変換するためのコヒーレント光局部発振器(LO)の使用である。このヘテロダイン技術は、広く同調可能な周波数範囲にわたる信号の検出を可能にし、また、フォトダイオード(例えば、図1のフォトダイオード194)などの検出器に必要な帯域幅を容易にする。単一の(マスタ)レーザ(510)は、アレイ内のすべての変調器に給電するだけでなく、図8に示す方式に従ってコヒーレントなヘテロダイン光LOを生成するためにも使用することができ、以下に説明する。図1に示すように、ビームスプリッタ165および空間光変調器(SLM)196を使用して、空間的にフィルタリングされた信号を画像平面内のそれぞれの位置からヘテロダイン検出のためのフォトダイオード194に向けることができる。光LO生成技術は、半導体レーザの変調側バンドインジェクションロッキングに基づいており、光ファイバーとフォトニックコンポーネントを使用することにより、光位相雑音の除去による莫大な帯域幅、優れた信号純度、最小サイズの重量とパワー(SWaP)を提供する。
幅広い調整可能性は、高調波の広い櫛を使用した注入ロックによって実現され、すべて図8に示すように非線形歪みを受けた低周波RF基準520を有する外部変調レーザ1(510)から得られる。レーザ1の出力は、上の説明の光搬送波としても使用される。レーザ2(530)は、注入された高調波のいずれか1つの周波数に一致してロックするように調整される。高調波を選択すると非常に高いオフセット周波数が得られ、ロックされたレーザーは同じ位相ノイズを持つため、リファレンスの純度は維持される。連続的な微調整は、例えば電圧制御発振器(VCO)520などのチューニング可能な基準から利用可能である。このアプローチは、少なくとも7オクターブ(0.5〜110GHz)にわたる連続チューニングを提供することが実証されており、その全範囲にわたって〜1Hzである。このアプローチにより、改善された変調技術を使用して最大300GHzまでの連続的なチューニングが可能になる。
注目すべきことに、RF信号回復用のフォトダイオード、図1の広帯域フォトダイオード194は、RFキャリア周波数ではなく、中間周波数+信号帯域幅に十分な速度しか持たないので、受信機の同調範囲はフォトダイオードに制限されず、変調器の動作の全範囲に及ぶことができる。この特徴は、より高い光パワー処理および出力光電流を有するフォトダイオードの使用を可能にする。このアーキテクチャでこのようなフォトダイオードを使用することで、正味の利得で120dBHz2/3を超えるスプリアスフリーダイナミックレンジ(SFDR)で信号を受信することができる。この推定値には、上述の空間フィルタリングによって与えられる改善されたダイナミックレンジは含まれないことに留意されたい。
上記は例示的な実施形態を例示するものであり、本発明を限定するものと解釈されるべきではない。幾つかの例示的な実施形態について説明したが、当業者であれば、本発明の概念の新規な教示および利点から実質的に逸脱することなく多くの変更が可能であることを容易に理解するであろう。したがって、そのような変更のすべては、特許請求の範囲に規定される本発明の範囲内に含まれることが意図される。

Claims (32)

  1. RF信号処理方法であって、
    第1のパターンで配列された複数のアンテナ素子の各々で入力RF信号を受信すること、
    前記複数のアンテナ素子の各々からの受信RF信号を光搬送波上に変調して複数の変調信号を生成すること、
    各変調信号は少なくとも1つの側波帯を有する、
    前記複数の変調信号のそれぞれを、複数の光チャネルのうちの対応する1つに沿って導くこと、
    前記複数の光チャネルの各々は出力を有し、前記複数の光チャネルの出力は前記第1のパターンに対応する第2のパターンに配列されている、
    前記複数の光チャネルの出力から発する光を用いて複合光信号を形成すること、
    前記受信したRF信号のうちの少なくとも1つに含まれる非空間情報を複合光信号から抽出すること、
    を含むことを特徴とするRF信号処理方法。
  2. 更に、前記受信したRF信号に基づいて画像を形成することを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数の光チャネルの出力は、自由空間に光を放射する、請求項1に記載の方法。
  4. 更に、前記変調信号のそれぞれの側波帯を分離することを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記抽出するステップは、前記複合信号をキューイング検出器に送ることを含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記抽出するステップは、前記複合信号の少なくとも一部を信号検出器に導き、それを光学基準信号とヘテロダインすることを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記抽出するステップは、到来するRF信号の少なくとも1つの位置を識別するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  8. 少なくとも1つの位置を特定することは、干渉パターン内の信号位置を特定することを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 更に、少なくとも1つのRF変調された光信号の位相シフトを補償するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  10. 位相シフトを補償することは、電気光学変調器を調整することを含む、請求項9に記載の方法。
  11. RF受信機であって、
    少なくとも1つのソースからRF信号を受信するように構成された第1のパターンに配置された複数のアンテナ素子を含むフェーズドアレイアンテナと、
    前記複数のアンテナ素子に対応する複数の電気光学変調器と、
    各変調器は受信したRF信号で光搬送波を変調して複数の変調光信号を生成するように構成されている、
    前記複数の変調光信号を搬送するように構成された複数の光チャネルと、
    前記複数の光チャネルのそれぞれは、対応する光チャネルから対応する変調光信号を発する出力を有し、前記複数の光チャネルの出力は、前記第1のパターンに対応する第2のパターンで配列されている、
    前記複数の光チャネルの前記複数の出力に隣接し、前記複数の変調された光信号を受信するように構成され、これによって複合光信号が生成される複合信号チャネルと、
    複合光信号を受信し、受信されたRF信号から非空間情報を抽出するように構成された検出器
    とを含むことを特徴とするRF受信機。
  12. 更に、少なくとも1つの変調された光信号から側波帯を分離するように構成されたフィルタを備える、請求項11に記載のRF受信機。
  13. 前記フィルタは、前記複合信号チャネル内に配置される、請求項12に記載のRF受信機。
  14. 前記複合信号チャネルは、前記複数の光チャネルの出力に隣接する自由空間を含む、請求項11に記載のRF受信機。
  15. 前記検出器は、前記複合光信号から信号位置を識別するように構成される、請求項11に記載のRF受信機。
  16. 前記信号位置は、前記少なくとも1つのソースの空間的位置と相関する、請求項15に記載のRF受信機。
  17. 前記検出器は、前記識別された信号位置に基づいて、少なくとも1つのソースからの受信RF信号を検出するようにさらに構成されている、請求項15に記載のRF受信機。
  18. 更に、前記変調された光信号の位相シフトを補償するように構成された位相補償検出器を備える、請求項11に記載のRF受信機。
  19. 前記検出器は、前記複合光信号を使用して、RF源の空間位置に対応する信号位置を識別するように構成されたキューイング検出器を含む、請求項11に記載のRF受信機。
  20. 請求項11に記載のRF受信機であって、更に、
    第2の検出器と、
    複合光信号を第2の検出器に導くように構成された空間光変調器と
    を含む。
  21. RF信号処理方法であって、
    第1のパターンで配置された複数のアンテナ素子の各々で入力RF信号を受信すること、
    複数の変調された光信号を生成するために、入射RF信号で少なくとも1つの光信号を光学的に変調することによって、複数のアンテナ素子のそれぞれで、到来するRF信号を対応する複数の光信号に変換すること、
    前記複数の変調された光信号のそれぞれを、複数の光チャネルの対応する1つに沿って導くこと、
    前記複数の光チャネルの各々は出力を有し、前記複数の光チャネルの出力は、前記第1のパターンに対応する第2のパターンに配列されている、
    前記出力からの光信号を用いて複合光信号を形成すること、
    前記複合光信号から複数のRF源の空間位置を検出すること、
    前記複合光信号に基づいて、前記複数のRF源のうちの少なくとも1つの非空間属性を識別すること、
    を含むことを特徴とするRF信号処理方法。
  22. 更に、少なくとも1つの変調された光信号の側波帯を分離することを含む、請求項21に記載の方法。
  23. 更に、受信された前記RF信号に基づいて画像を形成することを含む、請求項21に記載の方法。
  24. RF源の空間位置を検出することは、空間フィルタリングを含む、請求項21に記載の方法。
  25. 空間フィルタリングは、RF信号に対応する光信号をゼロにすることを含む、請求項24に記載の方法。
  26. 更に、前記複合光信号を光学的に操縦することを含む、請求項21に記載の方法。
  27. 光学的ステアリングは、光位相シフトを含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記複数のRF源の少なくとも1つの非空間属性を識別することは、フォトダイオードを用いて前記複合光信号の一部を受信することを含む、請求項21に記載の方法。
  29. 更に、前記複合光信号の一部を前記フォトダイオードに導くために前記複合光信号をビーム分割することを含む、請求項28に記載の方法。
  30. 更に、前記複合光信号を空間光変調器でフィルタリングすることを含む、請求項21に記載の方法。
  31. 更に、前記複数のRF源のうちの少なくとも1つの非空間属性を特定することは、
    ヘテロダイン信号を生成するために、前記複合光信号の少なくとも一部を光学基準でヘテロダインすること、
    ヘテロダインされた信号を光検出器に導くこと
    を含む、請求項21に記載の方法。
  32. RF受信機であって、
    少なくとも1つのソースからRF信号を受信するように構成された第1のパターンに配置された複数のアンテナ素子を含むフェーズドアレイアンテナと、
    受信したRF信号で光搬送波を変調して複数の変調光信号を生成するように構成された複数の電気光学変調器と、
    各変調器は複数のアンテナ要素の1つに対応する、
    前記複数の変調光信号を搬送するように構成された複数の光チャネルと、
    前記複数の光チャネルの出力は、前記第1のパターンに対応する第2のパターンに配列されており、
    複数の変調された光信号を受信するように構成された複数の光チャネルの複数の出力に隣接し、それによって複合光信号が生成される複合信号チャネルと、
    少なくとも1つの光源からのRF信号の光学領域内の到来角を決定するために複合光学信号を受信し、その複合光信号に基づき少なくとも1つの光源からのRF信号の非空間属性を識別するように構成された検出器と
    を含むことを特徴とするRF受信機。
JP2017521046A 2014-07-03 2015-07-03 フェーズドアレイ無線周波数受信機 Active JP6177481B1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201462020627P 2014-07-03 2014-07-03
US62/020,627 2014-07-03
PCT/US2015/039157 WO2016004421A1 (en) 2014-07-03 2015-07-03 Phased-array radio frequency receiver

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6177481B1 JP6177481B1 (ja) 2017-08-09
JP2017527233A true JP2017527233A (ja) 2017-09-14

Family

ID=55017791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017521046A Active JP6177481B1 (ja) 2014-07-03 2015-07-03 フェーズドアレイ無線周波数受信機

Country Status (6)

Country Link
US (7) US9525489B2 (ja)
EP (1) EP3164677A4 (ja)
JP (1) JP6177481B1 (ja)
KR (1) KR101802123B1 (ja)
CN (1) CN106471341B (ja)
WO (1) WO2016004421A1 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU2014229796A1 (en) * 2013-03-15 2015-10-01 Bae Systems Plc Directional multiband antenna
EP3332389B1 (en) * 2015-08-03 2021-09-29 Phase Sensitive Innovations, Inc. Distributed array for direction and frequency finding
US10313012B2 (en) * 2015-08-03 2019-06-04 Phase Sensitive Innovations, Inc. Distributed array for direction and frequency finding
US10897309B2 (en) * 2015-08-03 2021-01-19 Phase Sensitive Innovations, Inc. Distributed array for direction and frequency finding
US10627496B2 (en) 2017-08-24 2020-04-21 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Photonics integrated phase measurement
US11005178B2 (en) 2017-11-21 2021-05-11 Phase Sensitive Innovations, Inc. Antenna and antenna array configurations, antenna systems and related methods of operation
US10534110B2 (en) 2018-01-09 2020-01-14 Precision Optical Transceivers Inc. Integrated photonics device for continuous phase-controlled active beam steering and forming
US10523331B2 (en) 2018-01-12 2019-12-31 Precision Optical Transceivers Inc. Increasing RF power output in photonics-fed phased array antenna systems
US10135544B1 (en) * 2018-01-19 2018-11-20 Eagle Technology, Llc Methods and apparatus for radio frequency (RF) photonic spectrometer using optical frequency combs
US11567189B2 (en) 2018-02-15 2023-01-31 The Trustees Of The University Of Pennsylvania Optically assisted ultra-wideband (UWB) imager
US10629989B2 (en) 2018-02-23 2020-04-21 Precision Optical Transceivers Inc. Phased array communication system with remote RF transceiver and antenna beam control
US10505632B1 (en) 2018-07-23 2019-12-10 Precision Optical Transceivers Inc. Fiber bus extender embedment
US10917178B2 (en) * 2018-03-26 2021-02-09 Phase Sensitive Innovations, Inc. Frequency agile microwave radiometer, hyperspectral microwave radiometer and methods of operation
US10965100B2 (en) 2019-04-12 2021-03-30 Phase Sensitive Innovations, Inc. Tunable optical pair source and related systems and methods
US11536543B2 (en) 2020-01-27 2022-12-27 Raytheon Company Directed energy (DE) weapon and passive millimeter wave (PmmW) imager for target tracking
US11855692B2 (en) 2020-01-28 2023-12-26 Phase Sensitive Innovations, Inc. Phased-array mapping for beamspace processing and beamspace processor
US11664905B2 (en) * 2020-03-17 2023-05-30 Raytheon Company Optically-steered RF imaging receiver using photonic spatial beam processing
US11212010B2 (en) 2020-03-17 2021-12-28 Raytheon Company Optically-steered RF imaging receiver using photonic spatial beam processing
US11283169B2 (en) * 2020-03-18 2022-03-22 Raytheon Company Steerable RF imaging receiver using photonic spatial beam processing with improved resolution
US20220113607A1 (en) * 2020-10-12 2022-04-14 California Institute Of Technology Optically enabled rf phased-arrays for data reception
US11726383B2 (en) 2020-10-14 2023-08-15 California Institute Of Technology Modular hybrid optical phased arrays
JP2022162743A (ja) * 2021-04-13 2022-10-25 株式会社アドバンテスト アンテナアレイの試験装置
US11817630B2 (en) 2021-09-17 2023-11-14 City University Of Hong Kong Substrate integrated waveguide-fed Fabry-Perot cavity filtering wideband millimeter wave antenna
US20230128701A1 (en) * 2021-10-27 2023-04-27 Phase Sensitive Innovations, Inc. Distribution of Optical Local-Oscillator Comb for Spectral Channelizing of RF Signal

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6091523A (en) * 1989-02-07 2000-07-18 Northrop Grumman Corporation Multi-channel receiver
US20110073772A1 (en) * 2009-04-27 2011-03-31 Phase Sensitive Innovations, Inc. Method for controlling the phase of optical carriers in millimeter wave imaging systems using optical upconversion

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4736463A (en) * 1986-08-22 1988-04-05 Itt Corporation Electro-optically controlled wideband multi-beam phased array antenna
US5274381A (en) * 1992-10-01 1993-12-28 General Electric Co. Optical controller with independent two-dimensional scanning
US6452546B1 (en) * 2000-06-14 2002-09-17 Hrl Laboratories, Llc Wavelength division multiplexing methods and apparatus for constructing photonic beamforming networks
US7801447B1 (en) * 2006-02-28 2010-09-21 Lockheed Martin Corporation Method and system for signal processing by modulation of an optical signal with a multichannel radio frequency signal
CN102509901B (zh) * 2011-11-16 2013-11-20 广州市埃特斯通讯设备有限公司 应用于etc系统的相控阵天线及其使用方法
EP2602948A1 (en) * 2011-12-05 2013-06-12 Alcatel Lucent A method of processing a digital signal for transmission, a method of processing an optical data unit upon reception, and a network element for a telecommunications network
US9614629B2 (en) * 2012-08-15 2017-04-04 Commscope Technologies Llc Telecommunication system using multiple Nyquist zone operations
US9866327B2 (en) * 2012-10-19 2018-01-09 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Distributed radio communication base station system, base band unit, remote radio unit, and method for operating distributed radio communication base station system
US9651652B2 (en) * 2013-02-07 2017-05-16 L3 Technologies, Inc. Interference cancellation system for location and direction finding
EP3132651B1 (en) * 2014-04-15 2018-10-17 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) A first network node, a second network node and methods therein
US11005178B2 (en) * 2017-11-21 2021-05-11 Phase Sensitive Innovations, Inc. Antenna and antenna array configurations, antenna systems and related methods of operation

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6091523A (en) * 1989-02-07 2000-07-18 Northrop Grumman Corporation Multi-channel receiver
US20110073772A1 (en) * 2009-04-27 2011-03-31 Phase Sensitive Innovations, Inc. Method for controlling the phase of optical carriers in millimeter wave imaging systems using optical upconversion

Also Published As

Publication number Publication date
US20160006516A1 (en) 2016-01-07
KR101802123B1 (ko) 2017-11-27
US20190115981A1 (en) 2019-04-18
US20180062752A1 (en) 2018-03-01
US9800346B2 (en) 2017-10-24
US10164712B2 (en) 2018-12-25
KR20170058359A (ko) 2017-05-26
JP6177481B1 (ja) 2017-08-09
US20200145110A1 (en) 2020-05-07
US11012159B2 (en) 2021-05-18
CN106471341B (zh) 2018-12-14
EP3164677A4 (en) 2018-06-06
US10536220B2 (en) 2020-01-14
US9525489B2 (en) 2016-12-20
WO2016004421A1 (en) 2016-01-07
US20210281324A1 (en) 2021-09-09
US20230109253A1 (en) 2023-04-06
US20170085323A1 (en) 2017-03-23
CN106471341A (zh) 2017-03-01
US11515945B2 (en) 2022-11-29
EP3164677A1 (en) 2017-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6177481B1 (ja) フェーズドアレイ無線周波数受信機
US10911142B2 (en) Distributed array for direction and frequency finding
US8103166B2 (en) Multi-wavelength coherent receiver with a shared optical hybrid and a multi-wavelength local oscillator
US11784406B2 (en) Arrays of lens-coupled single-mode optical fibers for capturing radio-frequency signals in an imaging phased-array receiver
Wang et al. Dual-band coherent microwave photonic radar using linear frequency modulated signals with arbitrary chirp rates
US20230128701A1 (en) Distribution of Optical Local-Oscillator Comb for Spectral Channelizing of RF Signal
US11742953B2 (en) Method and system for performing signal analysis using a correlative receiver
CN117031480B (zh) 一种相干微波光子雷达探测方法及系统
Zhang et al. LSTM-Resnet-assisted Linearization for the Dual Frequency Comb Photonic RF Channelized Receiver
WO2023279330A1 (en) Coherent optical spectrum analysis

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170509

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20170524

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170613

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6177481

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250