JP2017523728A - デバイスツーデバイス(d2d)通信用の時間リソースの割当て及びシグナリングのためのユーザ装置及び方法 - Google Patents

デバイスツーデバイス(d2d)通信用の時間リソースの割当て及びシグナリングのためのユーザ装置及び方法 Download PDF

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Abstract

デバイスツーデバイス(D2D)通信のためのユーザ装置(UE)及び方法の実施形態が、概して本明細書において開示されている。いくつかの実施形態においては、装置は、スケジューリング割当て(SA)サイクルの間のUEによる受信側UEへのデータペイロードのD2D送信に使用されるべき送信時間間隔(TTI)を示すSA制御メッセージを送信する。UEは、SA制御メッセージに示されたTTIの間、データペイロードを送信することができる。データペイロードの送信に使用されるTTIは、D2D送信のために確保されたD2D TTIのグループに含まれることができる。いくつかの実施形態においては、送信用時間リソースパターン(T−RPT)は、データペイロードの送信に使用されるTTIに関する一連のTTIインデックスを示すことができる。

Description

優先権の主張
本願は、2014年8月7日に出願された、米国仮特許出願第62/034,701号の優先権を主張し、その全体は、参照により本明細書に援用される。
実施形態は無線通信に関係する。いくつかの実施形態は、3GPP(第3世代パートナーシッププロジェクト)ネットワークと、3GPP LTE(ロングタームエボリューション)ネットワークと、3GPP LTE−A(LTEアドバンスド)ネットワークと、を含む無線ネットワークに関連するが、実施形態の範囲は、この点に限られない。いくつかの実施形態は、デバイスツーデバイス(D2D)通信に関連する。いくつかの実施形態は、D2D通信用の時間リソースの割当て及びシグナリングに関連する。
無線ネットワークはモバイルデバイスでの通信をサポートすることが多い。場合によっては、モバイルデバイスのためのデータスループットの要求が高いこともあり、ネットワークのための利用可能なシステムスループットを超えることもあり得る。例としては、ネットワークは、互いに比較的近接した位置にある複数のモバイルデバイスをサポートすることができ、それらのいくつかはネットワークを介して互いにデータを交換することができる。サポートされるモバイルデバイスの数が大きくなったとき等、場合によっては、ネットワークは輻輳又はオーバロードしてしまう可能性がある。したがって、このシナリオ又は別のシナリオにおいて、モバイルデバイスのための通信を可能にする方法及びシステムの一般的な要望がある。
図1は、いくつかの実施形態に係る3GPPネットワークの機能図である。
図2は、いくつかの実施形態に係るユーザ装置(UE)のブロック図である。
図3は、いくつかの実施形態に係るエボルブドノードB(eNB)のブロック図である。
図4は、いくつかの実施形態に係る、複数のUEがeNBと、及び複数のUEが互いに通信していることができるシナリオの例を示す。
図5は、いくつかの実施形態に係る、デバイスツーデバイス(D2D)通信方法の動作を示す。
図6は、いくつかの実施形態に係るスケジューリング割当て(SA)制御メッセージの例を示す。
図7は、いくつかの実施形態に係る、例示の送信用時間リソースパターン(T−RPT)に従ったD2D送信の例を示す。
図8は、いくつかの実施形態に係る、他の例示のT−RPTに従ったD2D送信の他の例を示す。
図9は、いくつかの実施形態に係る、他の例示のT−RPTに従ったD2D送信の他の例を示す。
図10は、いくつかの実施形態に係る、他の例示のT−RPTに従ったD2D送信の他の例を示す。
以下の説明及び図面は、特定の実施形態を、当業者がそれらを実施することができる程度に十分に示す。他の実施形態は、構造的、論理的、電気的、プロセス及び他の変更を組み込むことができる。いくつかの実施形態の部分及び特徴は、他の実施形態のものに含まれる、又は置換されることができる。特許請求の範囲に明示された実施形態は、これらの請求項の全ての利用可能な等価物を包含する。
図1は、いくつかの実施形態に係る、3GPPネットワークの機能図である。ネットワークは、無線アクセスネットワーク(RAN)(例えば、図示のように、E−UTRAN又はエボルブドユニバーサル地上無線アクセスネットワーク)100と、S1インタフェース115を介して結合されたコアネットワーク120(例えば、エボルブドパケットコア(EPC)として示されている)と、を含む。利便性と簡潔性のため、RAN100と同様に、コアネットワーク120の一部のみが示されている。
コアネットワーク120は、モビリティ管理エンティティ(MME)122と、サービングゲートウェイ(Serving GW)124と、パケットデータネットワークゲートウェイ(PDN GW)126と、を含む。RAN100は、ユーザ装置(UE)102と通信するためのエボルブドノードB(eNB)104(基地局として動作することができる)を含む。eNB104は、マクロeNBと低電力(LP)eNBを含むことができる。いくつかの実施形態によれば、UE102は、スケジューリング割当て(SA)サイクルの間、受信側UE102へのUE102によるデータペイロードのD2D送信に使用されるべき送信時間間隔(TTI:Time Transmission Interval)を示すスケジューリング割当て(SA)制御メッセージを送信することができる。UE102は、SA制御メッセージに示されたTTIの間、データペイロードを送信することができる。これらの実施形態を、下記により詳細に説明する。
MME122は、レガシーサービングGPRSサポートノード(SGSN)の制御プレーンと機能が類似する。MME122は、ゲートウェイ選択及びトラッキングエリアリスト管理等のアクセスにおけるモビリティの態様を管理する。サービングGW124は、RAN100に対するインタフェースを終端するものであり、RAN100とコアネットワーク120との間のデータパケットをルーティングする。さらに、サービングGW124は、eNB間ハンドオーバのためのローカルモビリティアンカポイントであることができ、また、3GPP間モビリティのためのアンカを提供することができる。他の役割として、合法的傍受、課金、及び何らかのポリシ施行を含んでよい。サービングGW124及びMME122は、1つの物理ノードに実装されてもよいし、別々の物理ノードに実装されてもよい。PDN GW126は、パケットデータネットワーク(PDN)に対するSGiインタフェースを終端するものである。PDN GW126は、EPC120と外部PDNとの間のデータパケットをルーティングし、ポリシ施行及びデータ収集管理のためのキーノードであることができる。また、PDN GW126は、非LTEアクセスを備えたモビリティのためのアンカポイントを提供することができる。外部PDNは、任意の種類のIPネットワーク、及びIPマルチメディアサブシステム(IMS)領域であることができる。PDN GW126及びサービングGW124は、1つの物理ノードに実装されてもよいし、別々の物理ノードに実装されてもよい。
(マクロ及びマイクロ)eNB104は、無線インタフェースプロトコルを終端するものであり、UE102に対する最初のコンタクトポイントであることができる。いくつかの実施形態において、eNB104は、無線ベアラ管理、アップリンク及びダウンリンクの動的無線リソース管理及びデータパケットスケジューリング、並びにモビリティ管理等のRNC(無線ネットワークコントローラ機能)を含むが、これらに限定されない、RAN100のための様々な論理機能を遂行することができる。UE102は、直交周波数分割多重方式(OFDM)通信信号を、直交周波数分割多重アクセス(OFDMA)通信技術に従って、マルチキャリアの通信チャネルを介してeNB104と通信するように構成されることができる。OFDM信号は、複数の直交サブキャリアを含むことができる。
S1インタフェース115は、RAN100とEPC120とを分けるインタフェースである。S1インタフェース115は、2つの部分、すなわち、eNB104とサービングGW124との間でトラフィックデータを送信するS1−Uと、eNB104とMME122との間のシグナリングインタフェースであるS1−MMEとに分けられる。X2インタフェースは、eNB104間のインタフェースである。X2インタフェースは、2つの部分、すなわち、X2−C及びX2−Uを含む。X2−Cは、eNB104間の制御プレーンインタフェースであるのに対し、X2−Uは、eNB104間のユーザプレーンインタフェースである。
セルラーネットワークにおいて、LPセルは、代表的には、屋外信号が十分に届かない屋内エリアへのカバレッジを拡張するために、あるいは、駅等の、電話が非常に混み合って使用されるエリアにおけるネットワーク容量を追加するために使用される。本明細書において使用される場合、用語、低電力(LP)eNBとは、フェムトセル、ピコセル、又はマイクロセル等のより狭いセル(マクロセルよりも狭いセル)を実装するための任意の適切な比較的低い電力のeNBを指す。フェムトセルeNBは、代表的には、モバイルネットワーク事業者により、その居住顧客(residential customer)又は企業顧客に対して提供される。フェムトセルは、代表的には、居住用ゲートウェイのサイズ又はこれより小さなサイズであり、一般には、ユーザのブロードバンド回線に接続する。つながれると、フェムトセルは、モバイル事業者のモバイルネットワークに接続し、居住用フェムトセルのために代表的には30メートルから50メートルの範囲の追加のカバレッジを提供する。したがって、LP eNBは、フェムトセルeNBであり得る。なぜならば、これは、PDN GW126を介して結合されるからである。同様に、ピコセルは、ビルディング内(オフィス、ショッピングモール、駅等)や、より最近では航空機内等の小さなエリアを代表的にはカバーする無線通信システムである。ピコセルeNBは、一般に、X2リンクを介して、その基地局コントローラ(BSC)機能を介してマクロeNB等の他のeNBに接続することができる。したがって、LP eNBは、ピコセルeNBで実装されることができる。なぜならば、これは、X2インタフェースを介してマクロeNBに接続されるからである。ピコセルeNB又は他のLP eNBは、マクロeNBの機能のいくつか又は全てを組み込むことができる。場合によっては、これは、アクセスポイント基地局又はエンタープライズフェムトセルと呼ばれることがある。
いくつかの実施形態においては、eNB104からUE102へのダウンリンク送信にダウンリンクリソースグリッドを用いることができるのに対して、UE102からeNB104へのアップリンク送信には、同様の技術を利用することができる。グリッドは時間周波数グリッドでよく、リソースグリッド又は時間周波数リソースグリッドと呼ばれ、各スロット内のダウンリンクにおける物理リソースである。そのような時間周波数プレーン表示は、OFDMシステムでは普通であり、無線リソース割当てを直観的なものにしている。リソースグリッドの各行と各列は、1つのOFDMシンボルと1つのOFDMサブキャリアに、それぞれ対応する。時間領域におけるリソースグリッドの経過は、無線フレーム内の1つのスロットに対応する。リソースグリッドで最も小さい時間周波数ユニットは、リソースエレメントと示される。各リソースグリッドは、所定の物理チャネルのリソースエレメントへのマッピングを記述する多数のリソースブロックを含む。各リソースブロックは、周波数領域における一群のリソースエレメントを含み、現在割当て可能なリソースの最小量を表し得る。そのようなリソースブロックを用いて搬送される、複数の異なる物理ダウンリンクチャネルがある。本開示に特に関連して、これらの物理ダウンリンクチャネルのうちの2つは、物理ダウンリンク共用チャネルと物理ダウンリンク制御チャネルである。
物理ダウンリンク共用チャネル(PDSCH)は、ユーザデータ及びより上位のレイヤのシグナリングをUE102に送信する(図1)。物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)は、とりわけ、PDSCHチャネルに関連するトランスポートフォーマット及びリソース割当てについての情報を送信する。これはまた、アップリンク共用チャネルに関連するトランスポートフォーマット、リソース割当て、及びハイブリッド自動再送要求(HARQ)情報についてUE102に通知する。代表的には、ダウンリンクスケジューリング(セル内のUEに対する制御チャネルリソースブロック及び共用チャネルリソースブロックの割当て)は、UE102からeNB104にフィードバックされたチャネル品質情報に基づいて、eNB104において実行され、次いで、ダウンリンクリソース割当て情報が、UE102のために使用される(割当てられる)物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)で、UE102に送信される。
PDCCHは、CCE(制御チャネル要素:control channel element)を使用して、制御情報を送信する。リソース要素にマッピングされる前に、PDCCH複素数値シンボルが、まず、四つ組(quadruplet)に編成されて、次いで、その四つ組が、レートマッチングのために、サブブロックインターリーバ(inter-leaver)を用いて順序が変えられる。各PDCCHは、このようなCCEのうちの1つ以上を用いて送信される。ここで、各CCEは、リソース要素グループ(REG)として知られている4つの物理リソース要素の9つのセットに対応する。4位相シフトキーイング(QPSK)シンボルが、各REGにマッピングされる。PDCCHは、DCIのサイズ及びチャネル状態に応じて、1つ以上のCCEを用いて送信されることができる。異なる数のCCE(例えば、アグリゲーションレベル、L=1、2、4、又は8)を伴う、LTEにおいて定義された4つ以上の異なるPDCCHフォーマットが存在し得る。
本明細書で使用する場合、用語「回路」は、特定用途向け集積回路(ASIC)、電子回路、1つ以上のソフトウェア若しくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサ(共有、専用若しくはグループ)、及び/若しくはメモリ(共有、専用若しくはグループ)、組み合わせ論理回路、並びに/又は説明された機能を提供する他の適切なハードウェアコンポーネントを示す、その一部である、あるいは含むことができる。いくつかの実施形態においては、回路は、1つ以上のソフトウェア又はファームウェアモジュールで実装されてもよく、又は回路に関連した機能が1つ以上のソフトウェア又はファームウェアモジュールによって実装されてもよい。いくつかの実施形態においては、回路は、少なくとも部分的にハードウェアで動作可能なロジックを含むことができる。本明細書で説明する実施形態は、任意の適切に構成されたハードウェア及び/又はソフトウェアを用いてシステムに実装されることができる。
図2は、いくつかの実施形態に係るユーザ装置(UE)の機能図である。UE200は、図1に示すようにUE102として使用するのに適切であることができる。いくつかの実施形態においては、UE200は、示すように少なくとも結合された、アプリケーション回路202と、ベースバンド回路204と、無線周波数(RF)回路206と、フロントエンドモジュール(FEM)回路208と、1つ以上のアンテナ210と、を含むことができる。いくつかの実施形態においては、他の回路又はアレンジメントが、アプリケーション回路202、ベースバンド回路204、RF回路206及び/又はFEM回路208の1つ以上の要素及び/又はコンポーネントを含むことができ、また、場合によっては、他の要素及び/又はコンポーネントを含むことができる。一例としては、「処理回路」が1つ以上の要素及び/又はコンポーネントを含むことができ、一部又は全てが、アプリケーション回路202及び/又はベースバンド回路204に含まれることができる。他の例としては、「トランシーバ回路」が、1つ以上の要素及び/又はコンポーネントを含むことができ、一部又は全てが、RF回路206及び/又はFEM回路208に含まれることができる。これらの例は、非限定的なものである。場合によっては、処理回路及び/又はトランシーバ回路が、他の要素及び/又はコンポーネントも含み得るからである。
アプリケーション回路202は、1つ以上のアプリケーションプロセッサを含むことができる。例えば、アプリケーション回路202は、非限定的に、1つ以上のシングルコア又はマルチコアプロセッサ等の回路を含むことができる。プロセッサには、汎用プロセッサ及び専用プロセッサ(例えば、グラフィックスプロセッサ、アプリケーションプロセッサ等)の任意の組み合わせが含まれ得る。プロセッサは、メモリ/ストレージに結合されることができる、あるいはこれを含むことができ、メモリ/ストレージに記憶された命令を実行して、様々なアプリケーション及び/又はオペレーティングシステムがシステム上で動作することを可能にするように構成されることができる。
ベースバンド回路204は、非限定的に、1つ以上のシングルコア又はマルチコアプロセッサ等の回路を含むことができる。ベースバンド回路204は、1つ以上のベースバンドプロセッサ及び/又は制御ロジックを含むことができ、RF回路206の受信信号パスから受信したベースバンド信号を処理し、RF回路206の送信信号パスのためのベースバンド信号を生成する。ベースバンド回路204はベースバンド信号の生成及び処理のためと、RF回路206の動作を制御するためのアプリケーション回路202とインタフェースとをることができる。例えば、いくつかの実施形態においては、ベースバンド回路204は、第2世代(2G)ベースバンドプロセッサ204a、第3世代(3G)ベースバンドプロセッサ204b、第4世代(4G)ベースバンドしょりぶ204Cプロセッサ204c、及び/又は他の既存の世代、開発中の世代又は将来開発される世代(例えば、第5世代(5G)、6G、等)のためのベースバンドプロセッサ204dを含むことができる。ベースバンド回路204(例えば、ベースバンドプロセッサ204a−dの1つ以上)は、RF回路206を介して1つ以上の無線ネットワークとの通信を可能にする様々な無線制御機能を扱うことができる。無線制御機能は、非限定的に、信号変調/復調、符号化/復号化、無線周波数シフト等を含むことができる。いくつかの実施形態においては、ベースバンド回路204の変調/復調回路は、高速フーリエ変換(FFT)、プリコーディング及び/又はコンステレーションマッピング/デマッピング機能を含むことができる。いくつかの実施形態においては、ベースバンド回路204の符号化/復号化回路は、畳み込み、テールバイティング畳み込み(tail-biting convolution)、ターボ、ビタビ(Viterbi)及び/又は低密度パリティチェック(LDPC)エンコーダ/デコーダ機能を含むことができる。変調/復調及び符号化/復号化機能の実施形態はこれらの例に限定されず、他の実施形態において、他の適切な機能を含むことができる。
いくつかの実施形態においては、ベースバンド回路204は、例えば、エボルブドユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(EUTRAN)プロトコルの要素等の、プロトコルスタックの要素を含むことができる。それらの要素には、例えば、物理(PHY)、メディアアクセス制御(MAC)、無線リンク制御(RLC)、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)及び/又は無線リソース制御(RRC)要素が含まれる。ベースバンド回路204の中央処理装置(CPU)204eは、PHY、MAC、RLC、PDCP及び/又はRRC層のシグナリングのためのプロトコルスタックの要素を実行するように構成されることができる。いくつかの実施形態においては、ベースバンド回路は、1つ以上のオーディオデジタル信号プロセッサ(DSP)204fを含むことができる。オーディオDSP204fは、圧縮/展開及びエコーキャンセルのための要素を含んでもよく、他の実施形態において、他の適切な処理要素を含んでもよい。ベースバンド回路のコンポーネントは、単一のチップ、単一チップセットで適切に組み合わされてもよく、いくつかの実施形態においては、同じ回路基板上に配置されてもよい。いくつかの実施形態においては、ベースバンド回路204及びアプリケーションの回路202の一部又は全てが、例えば、システムオンチップ(SOC)上に実装されることができる。
いくつかの実施形態においては、ベースバンド回路204は、1つ以上の無線技術と互換性がある通信を提供することができる。例えば、いくつかの実施形態においては、ベースバンド回路204は、エボルブドユニバーサル地上無線アクセスネットワーク(EUTRAN)及び/又は他の無線メトロポリタンエリアネットワーク(WMAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、無線パーソナルエリアでの通信をサポートすることができる。ネットワーク(WPAN)。ベースバンド回路204が複数の無線プロトコルの無線通信をサポートするように構成された実施形態では、マルチモードベースバンド回路と呼ばれることがある。
RF回路206は、ノンソリッド(non-solid)媒体を介して変調された電磁放射を用いた無線ネットワークとの通信を可能にすることができる。様々な実施形態においては、RF回路206は、スイッチ、フィルタ、増幅器等を含むことができ、無線ネットワークとの通信を容易にする。RF回路206は、FEM回路208から受信したRF信号をダウンコンバートし、ベースバンド回路204にベースバンド信号を提供する回路を含むことができる受信信号パスを含むことができる。また、RF回路206は、ベースバンド回路204によって提供されるベースバンド信号をアップコンバートし、送信のためにFEM回路208へRF出力信号を提供する回路を含むことができる送信信号パスを含むことができる。
いくつかの実施形態においては、RF回路206は、受信信号パスと送信信号パスを含むことができる。RF回路206の受信信号パスは、ミキサ回路206aと、増幅回路206bと、フィルタ回路206cを含むことができる。RF回路206の送信信号パスは、フィルタ回路206cと、ミキサ回路206aと、を含むことができる。また、RF回路206は、受信信号パス及び送信信号パスでのミキサ回路206aが使用する周波数を合成するための合成回路206dを含むことができる。いくつかの実施形態においては、受信信号パスのミキサ回路206aは、合成回路206dによって提供された合成周波数に基づいて、FEM回路208から受信したRF信号をダウンコンバートするように構成されることができる。増幅回路206bは、ダウンコンバートされた信号を増幅するように構成されることができ、フィルタ回路206cは、ダウンコンバートされた信号から不要な信号を除去して、出力ベースバンド信号を生成するように構成されたローパスフィルタ(LPF)又はバンドパスフィルタ(BPF)であることができる。出力ベースバンド信号は、さらなる処理のためにベースバンド回路204に提供されることができる。いくつかの実施形態においては、出力ベースバンド信号は、ゼロ周波数のベースバンド信号であることができる。ただし、これは必要条件ではない。いくつかの実施形態においては、受信信号パスのミキサ回路206aは、パッシブミキサを含むことができる。ただし、実施形態の範囲はこの点に限られない。いくつかの実施形態においては、送信信号パスのミキサ回路206aは、合成回路206dによって提供された合成周波数に基づいて、入力ベースバンド信号をアップコンバートして、FEM回路208のためのRF出力信号を生成するように構成されることができる。ベースバンド信号は、ベースバンド回路204によって提供されることができ、フィルタ回路206cによってフィルタリングされることができる。フィルタ回路206cは、ローパスフィルタ(LPF)を含むことができる。ただし、実施形態の範囲はこの点に限られない。
いくつかの実施形態においては、受信信号パスのミキサ回路206a及び送信信号パスのミキサ回路206aが2つ以上のミキサを含んでもよいし、それぞれ直交ダウンコンバージョン及び/又はアップコンバージョンのためにアレンジされてもよい。いくつかの実施形態においては、受信信号パスのミキサ回路206a及び送信信号パスのミキサ回路206aが2つ以上のミキサを含んでもよいし、イメージ除去(例えば、ハートレー画像除去:Hartley Image rejection)のためにアレンジされてもよい。いくつかの実施形態においては、受信信号パスのミキサ回路206a及び送信信号パスミキサ回路206aは、それぞれ、直接ダウンコンバージョン及び/又は直接アップコンバージョンのためにアレンジされることができる。いくつかの実施形態においては、受信信号パスのミキサ回路206a及び送信信号パスのミキサ回路206aは、スーパーヘテロダイン動作するように構成されることができる。
いくつかの実施形態においては、出力ベースバンド信号及び入力ベースバンド信号は、アナログベースバンド信号であることができる。ただし、実施形態の範囲はこの点に限られない。いくつかの代替実施形態においては、出力ベースバンド信号及び入力されたベースバンド信号はデジタルベースバンド信号であることができる。これらの代替実施形態においては、RF回路206は、アナログ−デジタル変換器(ADC)及びデジタル−アナログ変換器(DAC)回路を含むことができ、ベースバンド回路204は、RF回路206と通信するためのデジタルベースバンドインタフェースを含むことができる。いくつかのデュアルモードの実施形態においては、別個の無線IC回路が、各スペクトルについての信号を処理するために提供されることができる。ただし、実施形態の範囲はこの点に限られない。
いくつかの実施形態においては、合成回路206dは、フラクショナルN合成器又はフラクショナルN/N+1合成器であることができる。ただし、他のタイプの周波数合成器が適切であり得るため、実施形態の範囲はこの点に限られない。例えば、合成回路206dは、デルタ−シグマ合成器、周波数逓倍器又は分周器を備えた位相同期ループ(phase-locked loop)を含む合成器であることができる。合成回路206dは、周波数入力と分周器制御入力に基づいて、RF回路206のミキサ回路206aが用いる出力周波数を合成するように構成されることができる。いくつかの実施形態においては、合成回路206dは、フラクショナルN/N+1合成器であることができる。いくつかの実施形態においては、周波数入力は、電圧制御発振器(VCO)によって提供されることができる。ただし、それは必要条件ではない。分周器制御入力は、所望の出力周波数に応じて、ベースバンド回路204又はアプリケーションプロセッサ202のいずれかによって提供されることができる。いくつかの実施形態においては、分周器制御入力(例えば、N)は、アプリケーションプロセッサ202によって示されたチャネルに基づいたルックアップテーブルから決定されることができる。
RF回路206の合成回路206dは、分周器と、遅延ロックループ(DLL)と、マルチプレクサと、位相アキュムレータと、を含むことができる。いくつかの実施形態においては、分周器は、デュアルモジュラス分周器(DMD)であってもよいし、位相アキュムレータは、デジタル位相アキュムレータ(DPA)であってもよい。いくつかの実施形態においては、DMDは、(例えば、キャリーアウトに基づいて)N又はN+1のいずれかで入力信号を分周して、分数分周比を提供するように構成されることができる。いくつかの例次の実施形態は、DLLは、カスケードされ、調整された遅延要素のセットと、位相検出器と、チャージポンプと、及びD型フリップフロップと、を含むことができる。これらの実施形態においては、遅延要素は、VCO周期を破壊して(break)Nd個の等しい位相パケットにするように構成されることができる。ここで、Ndは、遅延ラインでの遅延要素の数である。このように、DLLは、遅延ラインを介した合計遅延が1つのVCO周期であることを保証するのを負のフィードバックを提供する。
いくつかの実施形態においては、合成回路206dは出力周波数としてキャリア周波数を生成するように構成されることができるのに対して、他の実施形態においては、出力周波数は、キャリア周波数の倍数(例えば、キャリア周波数の2倍、キャリア周波数の4倍)であることができ、それは直交発生器及びディバイダ回路とともに使用されて、互いに対して複数の異なる位相を備えたキャリア周波数で複数の信号を生成する。いくつかの実施形態においては、出力周波数は、LO周波数(fLO)であることができる。いくつかの実施形態においては、RF回路206は、IQ/極変換器(polar converter)を含むことができる。
FEM回路208は、1つ以上のアンテナ210から受信RF信号に作用し、受信信号を増幅し、さらなる処理のためにRF回路206に受信信号の増幅されたバージョンを提供するように構成された回路を含むことができる受信信号パスを含むことができる。また、FEM回路208は、1つ以上のアンテナ210のうちの1つ以上による送信のため、RF回路206によって提供された送信のための信号を増幅するように構成された回路を含むことができる送信信号パスを含むことができる。
いくつかの実施形態においては、FEM回路208は、送信モードと受信モードの動作を切り替えるTX/RXスイッチを含むことができる。FEM回路は、受信信号パス及び送信信号パスを含むことができる。FEM回路の受信信号パスは、受信RF信号を増幅し、増幅された受信RF信号を出力として(例えば、RF回路206に)提供する低雑音増幅器(LNA)を含むことができる。FEM回路208の送信信号パスは、(例えば、RF回路206によって提供された)入力RF信号を増幅する電力増幅器(PA)と、(例えば、1つ以上のアンテナのうちの1つ以上による)その後の送信のためにRF信号を生成する1つ以上のフィルタと、を含むことができる。いくつかの実施形態においては、UE200は、例えば、メモリ/ストレージ、ディスプレイ、カメラ、センサ及び/又は入力/出力(I/O)インタフェース等の追加の要素を含むことができる。
図3は、いくつかの実施形態に係る、エボルブドノードB(eNB)300の機能図である。いくつかの実施形態においては、eNB300は静的な非モバイルデバイスであってもよいことに留意すべきである。eNB300は、図1に示したeNB104として用いるのに適切であり得る。eNB300は、物理層回路302及びトランシーバ305を含むことができ、それらの一方又は両方が、UE200、他のeNB、他のUE又は1つ以上のアンテナ301を用いる他のデバイスとの信号の送受信を可能にする。例としては、物理層回路302は、送信のためのベースバンド信号の形成と受信信号の復号を含み得る様々な符号化及び復号化機能を実行することができる。他の例としては、トランシーバ305は、ベースバンド範囲と無線周波数(RF)範囲との間での信号の変換等の様々な送信及び受信機能を実行することができる。したがって、物理層回路302とトランシーバ305は、別個のコンポーネントであってもよく、又は組み合わされたコンポーネントの一部であってもよい。さらに、信号の送受信に関連する、説明された機能の一部は、物理層回路302、トランシーバ305、及び他のコンポーネント又は層の、一つ、いずれか又はすべてを含むことができる組み合せによって実行されてもよい。また、eNB300は、無線媒体へのアクセスを制御するための媒体アクセス制御層(MAC)回路304を含むことができる。また、eNB300は、本明細書で説明される動作を実行するようにアレンジされた処理回路306と、メモリ308と、を含むことができる。また、eNB300は、他のeNB104(図1)、EPC120(図1)内のコンポーネント、他のネットワークコンポーネントなどの他のコンポーネントとの通信を可能にすることができる1つ以上のインタフェース310を含むことができる。さらに、インタフェース310は、ネットワークの外部にあるコンポーネントを含む、図1には示されていない可能性がある他のコンポーネントとの通信を可能にすることができる。インタフェース310は、有線若しくは無線又はそれらの組み合わせであることができる。
アンテナ201、301は、例えば、ダイポールアンテナ、モノポールアンテナ、パッチアンテナ、ループアンテナ、マイクロストリップアンテナ、無線周波数(RF)信号の送信に適切なその他のタイプのアンテナを含む1つ以上の指向性アンテナ又は全方向性アンテナを含むことができる。いくつかの多入力多出力(MIMO)の実施形態においては、アンテナ201、301は効果的に分離されることができ、空間ダイバーシチと、生じ得る様々なチャネル特性とを利用する。
いくつかの実施形態においては、UE200又はeNB300は、携帯情報端末(PDA)、無線通信能力を備えたラップトップコンピュータ又はポータブルコンピュータ、ウェブタブレット、無線電話機、スマートフォン、無線ヘッドセット、ページャ、インスタントメッセージングデバイス、デジタルカメラ、アクセスポイント、テレビジョン、医用デバイス(例えば、心拍数モニタ、血圧モニタ等)等のウェアラブルデバイス、情報を無線で送受信することができる他のデバイス等の、モバイルデバイスでもよいし、ポータブル無線通信デバイスでもよい。いくつかの実施形態においては、UE200又はeNB300は3GPP標準規格に従って動作するように構成されることができる。ただし、実施形態の範囲はこの点に限られない。いくつかの実施形態におけるモバイルデバイス又は他のデバイスは、IEEE802.11又は他のIEEE標準規格を含む、他のプロトコル又は規格に従って動作するように構成されることができる。いくつかの実施形態においては、UE200、eNB300又は他のデバイスは、キーボード、ディスプレイ、不揮発性メモリポート、複数のアンテナ、グラフィックスプロセッサ、アプリケーションプロセッサ、スピーカ、及び他のモバイルデバイス要素のうちの1つ以上を含むことができる。ディスプレイは、タッチスクリーンを含むLCDスクリーンであることができる。
UE200及びeNB300は、それぞれ、複数の個別の機能要素を有するものとして図示されているが、それら機能要素のうちの1つ以上は、組み合わされてもよく、デジタル信号プロセッサ(DSP)を含む処理要素等のソフトウェア構成型要素及び/又は他のハードウェア要素の組み合せにより実装されてもよい。例えば、いくつかの要素は、1つ以上のマイクロプロセッサ、DSP、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、無線周波数集積回路(RFIC)、及び、本明細書で説明される機能を少なくとも実行する様々なハードウェアとロジック回路との組み合せを含むことができる。いくつかの実施形態においては、機能要素は、1つ以上の処理要素上で動作する1つ以上のプロセスを示すことができる。
実施形態は、ハードウェア、ファームウェア、及びソフトウェアのうちの1つ又はそれらの組み合せで実装されることができる。また、実施形態は、コンピュータ読み取り可能な記憶デバイスに記憶された命令として実装されることができ、この命令は、少なくとも1つのプロセッサにより読み出され、実行されることで、本明細書で説明されるオペレーションを行うことができる。コンピュータ読み取り可能な記憶デバイスには、マシン(例えば、コンピュータ)により読み取り可能な形式で情報を記憶する任意の非一時的なメカニズムを含むことができる。例えば、コンピュータ読み取り可能な記憶デバイスには、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、並びに、他の記憶デバイス及び記憶媒体が含まれることができる。いくつかの実施形態は、1つ以上のプロセッサを含むことができ、コンピュータ読み取り可能な記憶デバイスに記憶された命令で構成されることができる。
いくつかの実施形態においては、UE200及び/又はeNB300によって使用される装置は、図2から図3に示すように、UE200及び/又はeNB300の様々なコンポーネントを含むことができることに留意すべきである。したがって、本明細書で説明される、UE200(又は102)を参照する技術及び動作は、UEのための装置にも適用可能であり得る。さらに、本明細書で説明さえる、eNB300(又は104)を参照する技術及び動作は、eNBのための装置にも適用可能であり得る。
実施形態によれば、UE102は、スケジューリング割当て(SA)サイクルの間、受信側UE102へのUE102によるデータペイロードのD2D送信に使用されるべき送信時間間隔(TTI:Time Transmission Interval)を示すスケジューリング割当て(SA)制御メッセージを送信することができる。UE102は、SA制御メッセージに示されたTTIの間、データペイロードを送信することができる。データペイロードの送信に使用されるTTIは、D2D送信のために確保されたD2D TTIのグループに含まれることができる。いくつかの実施形態においては、送信用時間リソースパターン(T−RPT)は、データペイロードの送信に使用されるTTIに関する一連のTTIインデックスを示すことができる。これらの実施形態を下記により詳細に説明する。
図4は、いくつかの実施形態に係る、複数のUEがeNBと、及び複数のUEが互いに通信していることができるシナリオの例を示す。図4に示される例示のシナリオ400は、本明細書で開示される技術のいくつかの態様を示すことができるが、実施形態はこの例示のシナリオ400に限られないと理解する。eNB405は、リンク430及びリンク440を介したインネットワーク(in−network)通信セッションの一部として、一つ以上のUE410、415と、それぞれ通信していることができる。UE410、415がUE102であってよいのに対し、eNB405はeNB104であってよい。インネットワーク通信セッションは、100等のネットワークを介して起きてよい。述べられる技術及びシナリオは、例示のシナリオ400に示されたeNB及びUEの数やタイプに限られない。任意の適切な数やタイプを使用することができるためである。例えば、eNB405は、図示のタワー構成に限られない。
UE410、415によってサポートされることができるインネットワーク通信セッションに加えて、UE410、415間又は他のUE間での直接接続もサポートされることができる。そのような通信は、場合によっては、デバイスツーデバイス(D2D)通信と呼ばれることがある。例えば、UE410、415間のD2D通信セッションは、いくつかの実施形態では、リンク450を介して起きてよい。いくつかの実施形態においては、D2D通信セッションは、UE410、415及びeNB405間での制御メッセージ及び/又は他のメッセージの交換を介して少なくとも部分的に確立されることができる。場合によっては、インネットワーク通信セッション及びD2D通信セッションは同時に起きてよいが、他の場合には、それらは排他的に発生するかもしれない。
いくつかの実施形態では、送信時間間隔(TTI)、他の時間周期等の時間リソースがD2D通信に使用される動作のために確保されることができる。さらに、1つ以上のチャネル、サブチャネル、サブキャリア、リソース要素(RE)、リソースブロック(RB)又は他の周波数ユニットを含むチャネルリソース(又は周波数リソース)に、いくつかの実施形態においては、確保されることができる。例としては、時間リソース及び/又はチャネルリソースが、UE102間でのD2D制御メッセージの交換のために100等のネットワークによって確保されることができる。他の例としては、時間リソース及び/又はチャネルリソースが、UE102間でのデータペイロードメッセージの交換のためにネットワークによって確保されることができる。そのような例を下記に説明する。
例として、D2D送信は、一つ以上のデータパケットの送信のために複数のTTIを使用することができる。したがって、データパケットは、非限定的に、前方誤り訂正(FEC)、スクランブル、インターリーブ及び/又はシンボルのグループを生成するビットツーシンボルマッピング、を含む任意の数の送信機の機能を用いて処理されることができる。シンボルのグループは、インターリーブ、インターレース、繰返し、他のもの等の任意の適切な技術を使用して、複数のTTIにマッピングされることができる。さらに、シンボルのグループを複数のTTIマッピングするためにこのような技術の組み合わせが使用されてもよい。
図5は、いくつかの実施形態に係る、デバイスツーデバイス(D2D)通信方法の動作を示す。方法500の実施形態は、図5に示されているものと比較して、追加の、又はさらに少ない動作又はプロセスを含む可能性があることに留意することが重要である。さらに、方法500の実施形態は、必ずしも図5に示されている時系列に限られない。方法500を説明するにあたり、図1から図4及び図6から図10への参照がなされることがある。ただし、方法500は、任意の他の適切なシステム、インタフェース及びコンポーネントで実施されることができると理解する。
さらに、本明細書で説明される方法500及び他の方法は、3GPP又は他の標準規格に従って動作するeNB104又はUE102を参照することがあるが、これらの方法の実施形態は、そのUE102又はeNB104に限られず、Wi−Fi(登録商標)アクセスポイント(AP)、ユーザステーション(STA)等の他のモバイルデバイス上でも実施されることができる。さらに、本明細書で説明される方法500及び他の方法は、IEEE 802.11のような種々のIEEE標準規格に従って動作するように構成されたシステムを含む、他の適切なタイプの無線通信システムで動作するように構成された無線デバイスによって実施されることができる。また、方法500は、UE102及び/又はeNB104や、上記の他のデバイスのための装置を参照することがある。
方法500の動作505では、UE102は、ネットワークで動作するように構成されたeNB104から、D2D送信のために確保され得るD2D TTIのグループを示す1つ以上の制御メッセージを受信することができる。つまり、D2D送信のための時間リソースが示されることができる。方法500の動作510では、UE102は、eNB104(又は他のeNB104)から、D2D送信のための制御情報を示すスケジューリング割当て(SA)制御メッセージの送信のために確保される時間リソースとチャネルリソースを示す1つ以上の制御メッセージを受信することができる。動作505でのD2D TTIの通信は、動作510での時間リソースとチャネルリソースの通信とは別々の動作として、図5に示されているが、いくつかの実施形態においては、2つの動作を組み合わせることができる。例えば、1つ以上の制御メッセージは、D2D TTI並びに/又は時間リソース及び/若しくはチャネルリソースに関連する情報を含むことができる。
場合によっては、D2D TTIは、必ずしもD2D送信のために排他的に確保されていなくてもよく、D2D送信のために割当てられる、及び/又はD2D送信をサポートするように構成されてもよいことに留意すべきである。非限定的な例として、D2D TTIが確保されてもよく、及び/又はネットワーク100によって割当てられてもよい。場合によっては、SA制御メッセージ送信のための時間リソース及び/又はチャネルリソースは、必ずしもSA制御メッセージ送信のために排他的に確保されていなくてもよく、SA制御メッセージ送信のために割当てられる、及び/又はSA制御メッセージ送信をサポートするように構成されてもよい。非限定的な例として、SA制御メッセージ送信のための時間リソース及び/又はチャネルリソースが確保されてもよく、及び/又はネットワーク100によって割当てられてもよい。
いくつかの実施形態においては、動作505及び動作510で使用される制御メッセージは、3GPP又は他の標準規格に含まれることができる無線リソース制御(RRC)メッセージを含むことができる。これらの実施形態は非限定的である。他の適切な制御メッセージがいくつかの実施形態において使用されることができるためである。
動作515では、所定のビットマップのグループを示す1つ以上の制御メッセージが、eNB104からUE102で受信されることができる。非限定的な例としては、RRCメッセージが使用されることができる。いくつかの実施形態においては、ビットマップのグループは、D2D送信に使用されるべきTTIの決定等の動作に使用されることができる。そのようなものの例は下記のようである。UE102がD2D送信のためのTTIを決定すること可能にするように、追加情報及び/又はパラメータがそのような制御メッセージに含まれることができることに留意すべきである。さらに、動作515は、D2D送信のためのTTIの決定のための情報についての独立した通信として説明したが、その情報の一部は、動作505及び/又は510の一部として送信されるもののような他の制御メッセージに含まれることができる。
動作520では、D2Dメッセージの送信のための送信用時間リソースパターン(T−RPT)が決定されることができる。いくつかの実施形態においては、T−RPTは、D2Dメッセージの送信に使用されるべき一連のTTIインデックスを示すことができる。動作525では、D2D送信に使用されるべきTTIを示すSA制御メッセージが送信されることができる。場合によっては、SA制御メッセージは、受信側UE102がT−RPTを決定及び/又は生成することを可能にすることができる。いくつかの実施形態においては、SA制御メッセージは、前述のようにSA制御メッセージ送信のために確保されている時間リソースとチャネルリソースにおいて送信されることができる。いくつかの実施形態においては、受信側UE102へのSA制御メッセージの送信は、D2D送信として実行されることができる。動作520及び動作525のいくつかの例を以下に説明する。
図6は、いくつかの実施形態に係る、スケジューリング割当て(SA)制御メッセージの例を示す。図6に示す例示のSA制御メッセージ600は、方法500及び/又は他の方法に関連した概念を示すために使用され得るが、実施形態の範囲はこの例に限られない。さらに、SA制御メッセージ600のフォーマット及びアレンジメント並びに図6に示すパラメータも限られない。図6を参照すると、SA制御メッセージ600は、D2D送信に使用されるべきTTI及び/又はD2D送信に使用されるT−RPTを示し得る1つ以上のT−RPT生成パラメータ610を含むことができる。いくつかの実施形態においては、そのような指示は明示されていなくてもよく、受信側UE102がD2D送信を受信する際に使用するT−RPTを決定及び/又は生成することを可能にするようにしてもよい。下記の例においては、含まれることができるパラメータ610のいくつかについて説明する。また、SA制御メッセージ600は、D2D通信又は本明細書で説明される技術及び動作に関連しても、しなくてもよい、任意の数(ゼロを含む)の他のパラメータ、情報又はデータブロック620も含むことができることにも留意すべきである。例えば、制御情報が含まれることができる。
D2D送信のためのTTI及び/又はT−RPTの決定及び/又は生成のいくつかの例をここで提示する。図7は、いくつかの実施形態に係る、例示の送信用時間リソースパターン(T−RPT)に従ったD2D送信の例を示す。図8は、いくつかの実施形態に係る、他の例示のT−RPTに従ったD2D送信の他の例を示す。図9は、いくつかの実施形態に係る、他の例のT−RPTに従ったD2D送信の他の例を示す。図10は、いくつかの実施形態に係る、他の例のT−RPTに従ったD2D送信の他の例を示す。図7から図10のこれらの例及び他の提示された例は、非限定的なものである。他の適切な技術が、D2D送信に使用されるTTIのグループ、シーケンス又はパターンを決定及び/又は生成するのに使用されることができるためである。さらには、受信側UE102へのその情報の通信のために任意の適切な技術が使用されることができる。
例として、T−RPTは、所定のビットマップのグループに含まれる選択ビットマップに少なくとも部分的に基づくことができる。例として、ビットマップのビット位置は、TTIがT−RPTに含まれるか否かを示すために、D2D TTIのグループの連続するTTIにマッピングされることができる。すなわち、ビットマップの特定のビット位置は、D2D TTIのグループの特定のTTIにマッピングされることができる。特定のビット位置でのビットマップの値は、特定のTTIがT−RPTに含まれるか否かを示すことができる。いくつかの実施形態においては、所定のビットマップのグループに含まれるビットマップは、ビットマップインデックスのグループにマッピングされることができる。したがって、SA制御メッセージは、選択ビットマップに関するビットマップインデックスを含むことができ、受信側UE102に選択ビットマップを知らせる。例えば、選択ビットマップに関するビットマップインデックスは、図6のSA制御メッセージ600内のT−RPT生成パラメータ610として含まれることができる。
場合によっては、選択ビットマップは、グループの一様確率分布による選択のように、所定のビットマップのグループからランダムに選択されることができる。しかし、この例は、限定的なものではない。T−RPTの決定に使用されるべきビットマップが、性能係数又は他の要因に基づいて選択されることができるためである。例えば、ビットマップは、他の送信との潜在的な衝突の数を低減又は最小化するように選択されることができる。
いくつかの実施形態においては、T−RPTは、選択ビットマップの1つ以上の繰返しで生成されてもよく、又はそれに基づいてもよい。例えば、ビットマップは、繰返し回数に従って繰り返されて、拡張ビットマップを生成してもよく、特定のビット位置での拡張ビットマップの値は、特定のTTIがT−RPTに含まれるかどうかを示すことができる。
図10に示す例示のシナリオ1000を参照すると、SAサイクル1010に対して、ビットマップ1020がT−RPTを生成するのに使用されることができる。前述したように、ビットマップ1020は、所定のビットマップのグループ(ランダム又はそれ以外)から選択されることができるが、実施形態はそのようには限られない。例示のシナリオ1000では、ビットマップ1020は、1022、1024及び1026とラベル付けされた、ビットマップの1つ以上のコピー、バージョン又は繰返しを生成するために使用される。さらに、ビットマップ1020の一部を使用して、ブロック1028を形成することができ、これは、繰返し1022、1024、1026に加えて使用されることができる「余分な部分」と考えることができる。これにより、ブロック1022からブロック1028までの組み合わされた長さは、SAサイクル1010内のTTIの数に等しい。いくつかの場合には、そのような余分な部分は必要ではないかもしれない。例えば、SAサイクル1010におけるTTIの数は、ビットマップ1020の長さの(TTIにおける)倍数であることができる。
図10に示すように、ブロック1022からブロック1028は、TTIのグループ1032、1034、1036及び1038に、対応するTTIがT−RPTに含まれているか否かを決定するために使用されることができる。図10に示す例においては、ブロック1022からブロック1028内の「1」の値は、対応するTTIがT−RPTに含まれていることを示すことができる一方で、ブロック1022からブロック1028内の「0」の値は、対応するTTIがT−RPTから除外されていることを示すことができる。したがって、T−RPTに含まれるTTIは、含まれているときは、パターン1040に従って(ブロック1032からブロック1038で)画定される(demarcated)ことができ、除外されているときは、空ボックス1045に従って画定されることができる。例えば、ビットマップ1024の第2及び第4位置は「1」の値を有し、したがって、TTIのグループ1034内の対応する第2及び第4TTIがT−RPTに含まれる(パターン1040に従って画定される)。ビットマップ1024の残りの位置は「0」の値を有し、したがって、TTIのグループ1034内の対応する位置は、T−RPTから除外される(空ボックス1045に従って画定される)。パターン1040に従って画定されるブロック1032からブロック1038内のTTIは、T−RPTを含むことができる。
いくつかの実施形態においては、SA制御メッセージはビットマップ1020(インデックス又は他の方法により参照されてもよい)を含むことができる。いくつかの実施形態においては、SA制御メッセージは、T−RPTを形成する際に使用されるべきビットマップの繰返し回数を含むことができる。例えば、図6に示す例示のSA制御メッセージ600は、ビットマップ及び/若しくはビットマップインデックス並びに/又は繰返し回数を、T−RPT生成パラメータ610として示すことができる。実施形態は、長さ又はパターンに関して例示のビットマップ1020に限られないことに留意すべきである。さらに、SAサイクル1010の長さ及びビットマップ1020に関するその長さも限られない。
他の例として、T−RPTは、複製ビットマップ及び選択ビットマップに基づいた拡張ビットマップに基づいてもよく、又はそれによって生成されることができる。複製ビットマップのビット位置は、拡張ビットマップ内の連続するビット位置のグループにマッピングされることができる。複製ビットマップの値は、拡張ビットマップ内の連続するビット位置のグループが、選択ビットマップ又はゼロのグループを含むか否かを示すことができる。拡張ビットマップのビット位置でのゼロの値は、T−RPTにおいて、ビット位置にマッピングされたTTIの除外を示すことができる。さらに、ビット位置での1の値は、T−RPTにおいてTTIの包含を示すことができる。
図7に示される例示のシナリオ700を参照する。この例においては、SAサイクル710に対して、第1ビットマップ730が複製ビットマップとして働く一方で、第2ビットマップ735が選択ビットマップとして働く。したがって、拡張ビットマップ740が生成されることができる。図7に示される実施例においては、複製ビットマップ730の第1ビット位置は「1」の値を有する。したがって、拡張ビットマップ740内の第1TTIのグループ742は、選択ビットマップ735を含む。複製ビットマップ730の第2ビット位置は「0」の値を有する。したがって、拡張ビットマップ740内の第2TTIのグループ744は、選択ビットマップ735と同じ長さのゼロのグループを含む。複製ビットマップ730の第3ビット位置は「1」の値を有し、したがって拡張ビットマップ740内の第3TTIのグループ746は、選択ビットマップ735を含む。複製ビットマップ730の第4ビット位置は「0」の値を有する。したがって、拡張ビットマップ740内の第4TTIのグループ748は、選択ビットマップ735と同じ長さのゼロのグループを含む。従って、パターン750は、拡張ビットマップ740により生成される。なお、T−RPTに含まれるTTI(パターン720に従って画定される)は、1の値を含む拡張ビットマップ740のビット位置に対応することに留意するべきである。T−RPT内から除外されるTTI(空ボックス725で画定される)は、ゼロの値を含む拡張ビットマップ40のビット位置に対応する。
図7に示す例においては、パターン750は、パターン750の長さがSAサイクル710の長さよりも短い場合に実行されることができ、部分760として部分的に繰返される。場合によっては、パターン750は、繰返し結果がSAサイクル710に収まるように、整数回にわたって繰返される。適切な長さの760のような部分は、パターン750の繰返しがSAサイクル710の長さよりも短い場合に使用されることができる。実施形態は、長さ又はパターンに関して例示のビットマップ730、735に限られない。さらに、SAサイクル710の長さ及びビットマップ730、735に関するその長さも限られない。
いくつかの実施形態においては、SA制御メッセージは、第1ビットマップ730及び/又は第2ビットマップ735(インデックス又は他の方法により参照されてもよい)を含むことができる。例えば、図6に示すSA制御メッセージ600は、T−RPT生成パラメータ610として、選択ビットマップ及び/又は複製ビットマップ(インデックス又は他の方法を通じて)を示すことができる。
他の例として、T−RPTは、1つ以上のTTIのギャップによって分離された、1つ以上の連続するTTIのグループを含むことができる。したがって、T−RPTは、連続するTTIのグループ内の連続するTTIの数(TTI長さインジケータ等)に基づくことができ、さらに、そのようなグループ間のTTIの数(TTIギャップインジケータ等)に基づくことができる。場合によっては、最初の連続するTTIのグループは、SAサイクルの開始からいくつかのTTI(TTIオフセットインジケータなど)によってオフセットされることができる。従って、SA制御メッセージは、これらのインジケータ(TTI長さインジケータ、TTIギャップインジケータ、TTIオフセットインジケータ)のいずれか又はすべてを含むことができる。例えば、図6に示す例示のSA制御メッセージ600が、T−RPT生成パラメータ610としてこれらのインジケータのいずれか又はすべてを含むことができる。
図8に示す例示のシナリオ800を参照する。SAサイクル810に対して、T−RPTに含まれる連続するTTIのグループ(パターン820に従って画定される)は、T−RPTから除外されたTTIのギャップによって分離されることができる(空ボックス825に従って画定される)。T−RPTは、オフセット835に従ってSAサイクル810の先頭に、TTIのグループ830を含むことができる。連続するTTIのグループ840(及び図示された他のもの)は、値Nsf845に等しい長さであることができる。TTI850(及び図示された他のもの)は、値G855に等しい長さであることができる。図8に示すように、TTIが除外されたグループ(850のような)に続いて、連続してTTIが含まれたグループ(840のような)のパターンが繰返されてSAサイクル810を満たすことができる。必要であれば、パターンの一部がSAサイクル810の終わりで使用されることができる。実施形態は、シナリオ800で使用される例示の値835、845、855に限られず、また、図8に示すSAサイクル810の長さに限られないことに留意するべきである。例としては、SA制御メッセージは、オフセット835、長さNsf845及び/又はギャップ値G855を含むことができる。例えば、図6に示す例示のSA制御メッセージ600は、T−RPT生成パラメータ610として、これらのパラメータのいずれか又はすべてを示すことができる。
他の例として、別の例として、T−RPTは、データペイロードの送信に使用されるべきTTIの数、SAサイクルに含まれるTTIの数及びシード値に少なくとも部分的に基づくことができる。これらのパラメータSA制御メッセージに含まれることができ、場合によって、受信側UE102がT−RPTを決定及び/又は生成することを可能にする。例えば、図6に示すSA制御メッセージ600は、T−RPT生成パラメータ610として、これらのパラメータのいずれか又は全てを示すことができる。シード値は、擬似乱数生成器のような関数に入力されることができるが、これに限られない。
図9に示す例示のシナリオ900を参照する。SAサイクル910に対して、945によって与えられる周期又は長さのランダム化パターン940が生成されることができる。ランダム化パターン940は、T−RPTに含まれる1つ以上のTTI(パターン920に従って画定される)を含むことができ、T−RPTから除外される1つ以上のTTI(空ボックス925に従って画定される)を含むことができる。T−RPTは、オフセット935の値に従って、SAサイクル910の先頭で、TTIのグループ930を含むことができる。図9に示されるように、TTIのランダム化パターン940は、SAサイクル910を満たすために繰り返されることができる。必要であれば、パターンの一部がSAサイクル910の終わりで使用されることができる。実施形態は、シナリオ900で使用される例示の値945、955、965に限られず、図9に示すSAサイクル910の長さにも限られないことに留意すべきである。例として、SA制御メッセージは、ランダム化パターン940及び/又はパターンを生成するために使用され得る他のパラメータ(シード値など)を含むことができる。例えば、図6に示す例示のSA制御メッセージ600は、T−RPT生成パラメータ610として、これらのパラメータのいずれか又はすべてを示すことができる。
方法500に戻って、動作530では、データペイロードは、SA制御メッセージに示されたTTI中に送信されることができる。場合によっては、データペイロードは、SA制御メッセージに示されたT−RPTに従って送信されてもよい。前述のように、任意の数の送信機機能が1つ以上のデータパケットに適用されることができ、1つ以上のシンボルのグループを生成することができる。シンボルのグループは、動作530の一部としてTTIにマッピングされることができる。
eNB104のいくつかの実施形態では、eNB104は、UE102間のD2D通信セッションのために1つ以上のUE102に制御メッセージを送信することができる。送信される制御メッセージは、動作505から動作515又は他のメッセージに関して説明されたようなメッセージを含むことができる。送信は、専用の制御メッセージ及び/又はブロードキャスト制御メッセージを含むことができる。eNB104は、ネットワーク(3GPPネットワーク等)で動作するように構成されることができ、また、ネットワークで動作するように構成されたUE102と通信することができる。他の実施形態(方法500におけるUE102についてのものなど)で説明されるいくつかの技術及び/又は動作は、eNB104のこれらの実施形態の一部に適用可能とすることができることに留意すべきである。
例としては、1つ以上のRRCメッセージは、eNB104によって送信されることができ、UE102によるSA制御メッセージのD2D送信をサポートするために確保され、割り当てられ、又は構成され得る時間リソース及びチャネルリソースを示す。図6の例示のSA制御メッセージ600のような、SA制御メッセージは、UE102の一つ以上の間でD2D送信を可能にすることができる。他の例として、1つ以上ののRRCメッセージはeNB104によって送信されることができ、UE102によるデータペイロードのD2D送信をサポートするために確保され、割り当てられ、又は構成され得るD2D TTIを示す。他の例として、1つ以上のRRCメッセージがeNB104によって送信されることができ、UE102がデータペイロードのD2D送信に使用されるべきTTIを決定することを可能にすることができる、前述の所定のビットマップのグループ及び/又はビットマップに対するビットマップインデックス等の情報を示す。例えば、送信側UE102によって決定された送信用時間リソースパターン(T−RPT)は、データペイロードのD2D送信のために送信側UE102によって使用されるべき一連のD2D TTIを示すことができる。1つ以上のT−RPTパラメータ(ビットマップインデックス又は前述の他のもの等)は、送信側UE102によってSA制御メッセージ(600又は他のもの等)で送信されることができる。
いくつかの実施形態においては、RRCメッセージで送信される様々な情報及び/又はパラメータは、別々のRRCメッセージ及び/又は結合されたRRCメッセージで送信されることができる。例としては、1つ以上のRRCメッセージは、SA制御メッセージのための時間リソース及びチャネルリソースを含むことができ、D2D TTIに関連した情報も含むことができる。他の例としては、それらのメッセージのいくつかは、前述のビットマップのグループ又は他のパラメータのグループのような、T−RPTの決定に関連した情報及び/又はパラメータも含むことができる。
受信側UE102のいくつかの実施形態においては、受信側UE102は、動作525で説明したSA制御メッセージ又は他の制御メッセージ等の制御メッセージを受信することができる。制御メッセージは、D2D通信の一部として、又は別のUE102から直接受信することができる。受信側UE102のいくつかの実施形態においては、動作525で説明したようなデータペイロードがD2D通信の一部として受信されることができる。受信側UE102及び他のUE102は、ネットワーク(3GPPネットワーク等)で動作するように構成されることができる。また、両方のUE102は、これまたネットワークで動作するように構成されたeNB104と通信することができ、前述のようにD2D通信のためにeNB104から制御メッセージを受信することができる。いくつかの実施形態においては、UE102は、送信側UE102及び/又は受信側UE102として動作するように構成されることができる。すなわち、UE102は、D2D通信の一部としてデータペイロードの送信及び受信の両方に関連した動作を実行するように構成されることができる。場合によっては、UE102は、送信側UE102と受信側UE102の両方として同時に動作するように構成されることができる。場合によっては、UE102は、送信側UE102と受信側UE102のいずれかとして動作するように構成されることができるが、必ずしも送信側UE102と受信側UE102の両方として動作するように構成されている必要はないだろう。
ユーザ装置(UE)のための装置の例が本明細書では開示されている。装置は、送受信回路及びハードウェア処理回路を備えることができる。ハードウェア処理回路は、送受信回路がスケジューリング割当て(SA)サイクルの1つ以上の送信時間間隔(TTI)を示すSA制御メッセージを送信するように送受信回路を設定することができるのであって、示されたTTIは、SAサイクルの間にUEによる受信側UEへのデータペイロードのデバイスツーデバイス(D2D)に使用されるべきである。ハードウェア処理回路は、送受信回路が、SA制御メッセージに示されたTTIの間にデータペイロードを送信するように送受信回路を設定することができる。データペイロードの送信に使用されるTTIは、D2D送信のために確保されたD2D TTIのグループに含まれることができる。SA制御メッセージは、SA制御メッセージ送信のために確保された時間ソース及びチャネルリソースにおいて送信されることができる。
いくつかの例においては、データペイロードの送信に使用されるTTIは、一連のTTIインデックスを示す送信用時間リソースパターン(T−RPT)に含まれることができる。いくつかの例においては、T−RPTは、所定のビットマップのグループに含まれる選択ビットマップに少なくとも部分的に基づき、ビットマップのビット位置は、TTIがT−RPTに含まれるか否かを示すために、D2D TTIのグループの連続するTTIにマッピングされることができる。いくつかの例においては、所定のビットマップのグループは、ビットマップインデックスのグループにマッピングされることができ、SA制御メッセージは、ビットマップインデックスのグループのうち選択ビットマップを示す1つを含むことができる。いくつかの例おいては、T−RPTは更に、選択ビットマップの1つ以上の繰返しに少なくとも部分的に基づくことができる。
いくつかの例においては、T−RPTは更に複製ビットマップ及び選択ビットマップに基づく拡張ビットマップに少なくとも部分的に基づくことができる。複製ビットマップのビット位置は、拡張ビットマップ内のビット位置の連続するグループにマッピングされることができる。複製ビットマップの値は、拡張ビットマップ内のビット位置の連続するグループが、選択ビットマップ又はゼロのグループを含むか否かを示すことができる。拡張ビットマップのビット位置におけるゼロの値は、T−RPTにおける、ビット位置にマッピングされたTTIの除外を示す。
いくつかの例おいては、選択ビットマップは、所定のビットマップのグループからランダムに選択されることができる。いくつかの例おいては、ハードウェア処理回路は更に、送受信回路が、所定のビットマップのグループを示す1つ以上の無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するように送受信回路を設定することができる。いくつかの例おいては、T−RPTは、連続するTTIの1つ以上のグループを含むことができる。SA制御メッセージは、連続するTTIのグループのTTI長インジケータを含むことができ、更に、連続するTTIのグループ間のTTIの数に関するTTIギャップインジケータを含むことができる。
T−RPTは、データペイロードの送信に使用されるべきTTIの数と、SAサイクルに含まれるTTIの数と、シード値とに少なくとも部分的に基づくことができる。SA制御メッセージは、データペイロードの送信に使用されるべきTTIの数と、SAサイクルに含まれるTTIの数と、シード値と含むことができる。いくつかの例においては、SA制御メッセージの送信により、受信側UEがT−RPTを決定することができる。いくつかの例においては、ハードウェア処理回路は更に、送受信回路が、ネットワークで動作するように構成されるエボルブドノードB(eNB)から、D2D TTIのグループを示し、且つSA制御メッセージ送信のために確保された時間リソース及びチャネルリソースを更に示す1つ以上の制御メッセージを受信するように送受信回路を設定することができる。D2D TTIは、ネットワークによてD2D送信のために確保され、SA制御メッセージのために確保された時間リソース及びチャネルリソースは、ネットワークによって確保されることができる。
いくつかの例では、UEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)プロトコルに従って動作するように構成されることができる。いくつかの例では、装置は更に、送受信回路に結合された、SA制御メッセージの送信とデータペイロードの送信のための1つ以上のアンテナを備えることができる。
また、ユーザ装置(UE)による通信のための動作を行う1つ以上のプロセッサによる実行のための命令を記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体の例が本明細書において開示されている。動作は、1つ以上のプロセッサが、ネットワークで動作するように構成されるエボルブドノードB(eNB)から、UE間のD2D送信のためにネットワークによって確保されたデバイスツーデバイス(D2D)送信時間間隔(TTI)のグループを示す1つ以上の制御メッセージを受信するように構成することができる。動作は更に1つ以上のプロセッがUEによる受信側UEへのデータペイロードのD2D送信を示すスケジューリング割当て(SA)制御メッセージを送信するように構成することができる。動作は更に1つ以上のプロセッがSA制御メッセージに示された送信用時間リソースパターン(T−RPT)に従って、データペイロードを送信することができる。T−RPTは、D2D TTIに含まれる一連のTTIを示すことができる。
いくつかの例では、SA制御メッセージは、SA制御メッセージ送信のために、ネットワークによって確保された時間リソース及びチャネルリソースにおいて送信されることができる。いくつかの例では、T−RPTは、所定のビットマップのグループに含まれる選択ビットマップに少なくとも部分的に基づくことができる。ビットマップのビット位置は、TTIがT−RPTに含まれるか否かを示すために、D2D TTIのグループの連続するTTIにマッピングされることができる。いくつかの例では、所定のビットマップのグループはビットマップインデックスのグループにマッピングされることができる。SA制御メッセージは、ビットマップインデックスのグループのうち選択ビットマップを示す1つを含むことができる。
いくつかの例では、選択ビットマップは、所定のビットマップのグループからランダムに選択されることができる。いくつかの例では、動作は更に1つ以上のプロセッサが所定のビットマップのグループを示す1つ以上の無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するように構成することができる。
また、ユーザ装置(UE)により実行される通信の方法の例が本明細書において開示されている。方法は、スケジューリング割当て(SA)サイクルの1つ以上の送信時間間隔(TTI)を示すSA制御メッセージを送信する工程を含むことができ、示されたTTIは、SAサイクルの間にUEによる受信側UEへのデータペイロードのデバイスツーデバイス(D2D)に使用されるべきである。方法は更にSA制御メッセージに示されたTTIの間にデータペイロードを送信する工程を含むことができる。データペイロードの送信に使用されるTTIは、D2D送信のために確保されたD2D TTIのグループに含まれることができる。SA制御メッセージは、SA制御メッセージ送信のために確保された時間ソース及びチャネルリソースで送信されることができる。いくつかの例では、データペイロードの送信に使用されるTTIは、一連のTTIインデックスを示す送信用時間リソースパターン(T−RPT)に含まれることができる。
また、エボルブドノードB(eNB)のための装置の例が本明細書において開示されている。装置は、送受信回路及びハードウェア処理回路を備えることができる。ハードウェア処理回路は、送受信回路が、ユーザ装置(UE)のグループによるスケジューリング割当て(SA)制御メッセージのデバイスツーデバイス(D2D)送信のために確保された時間リソース及びチャネルリソースを示す第1無線リソース制御(RRC)メッセージを送信するように送受信回路を設定することができる。ハードウェア処理回路は更に、送受信回路が、受信側UEへの送信側UEによるデータペイロードのD2D送信に関する送信時間間隔(TTI)インデックスのグループを決定するために、送信側UEにより使用されるビットマップのグループを示す第2RRCメッセージを送信するように送受信回路を設定することができる。ビットマップのビット位置は、UEのグループによるデータペイロードのD2D送信のために確保されたのD2D TTIのグループの連続するTTIにマッピングされることができる。
いくつかの例においては、第2RRCメッセージは更に、ビットマップのグループに関するビットマップインデックスのグループを示すことができる。ビットマップインデックスは、送信側UEにより、データペイロードのD2D送信に関するTTIインデックスのグループを受信側UEに示すSA制御メッセージに含まれることができる。いくつかの例においては、ハードウェア処理回路は更に、送受信回路が、D2D TTIのグループを示すために第3RRCメッセージを送信するように送受信回路を設定することができる。いくつかの例においては、エボルブドノードB(eNB)は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ネットワークで動作するように構成されることができる。SA制御メッセージのD2D送信のために確保された時間リソース及びチャネルリソースは、3GPPネットワークによって確保されることができる。D2D TTIは、UEのグループによるデータペイロードのD2D送信のために、3GPPネットワークによって確保されることができる。いくつかの例においては、装置は更に、RRC制御メッセージの送信のために送受信回路に結合された1つ以上のアンテナを備えることができる。
要約書は、読者が技術的開示の性質及び要点を確認することを可能にする要約であることを要求する37 C.F.R. 1.72(b)に準拠するように与えられ、特許請求の範囲又は意味を限定する、又は解釈するために使用されないことの理解により提出されている。以下の特許請求の範囲は、初y名を実施するための形態に組み込まれ、各請求項は別個の実施形態として独立して成り立っている。

Claims (26)

  1. ユーザ装置(UE)のための装置であって、送受信回路及びハードウェア処理回路を備え、前記ハードウェア処理回路は、前記送受信回路が、
    スケジューリング割当て(SA)サイクルの1つ以上の送信時間間隔(TTI)を示すSA制御メッセージを送信するのであって、示された前記TTIは、前記SAサイクルの間に前記UEによる受信側UEへのデータペイロードのデバイスツーデバイス(D2D)送信に使用されるべきであり、且つ、
    前記SA制御メッセージに示された前記TTIの間に前記データペイロードを送信する、
    ように前記送受信回路を設定し、
    前記データペイロードの送信に使用される前記TTIは、D2D送信のために確保されたD2D TTIのグループに含まれ、
    前記SA制御メッセージは、SA制御メッセージ送信のために確保された時間リソース及びチャネルリソースで送信される、
    装置。
  2. 前記データペイロードの送信に使用される前記TTIは、一連のTTIインデックスを示す送信用時間リソースパターン(T−RPT)に含まれる、
    請求項1に記載の装置。
  3. 前記T−RPTは、所定のビットマップのグループに含まれる選択ビットマップに少なくとも部分的に基づき、
    前記ビットマップのビット位置は、前記TTIが前記T−RPTに含まれるか否かを示すために、前記D2D TTIのグループの連続するTTIにマッピングされる、
    請求項2に記載の装置。
  4. 前記所定のビットマップのグループはビットマップインデックスのグループにマッピングされ、
    前記SA制御メッセージは、前記ビットマップインデックスのグループのうち前記選択ビットマップを示す1つを示す、
    請求項3に記載の装置。
  5. 前記T−RPTは更に、前記選択ビットマップの1つ以上の繰返しに少なくとも部分的に基づく、
    請求項3に記載の装置。
  6. 前記T−RPTは更に、複製ビットマップ及び前記選択ビットマップに基づく拡張ビットマップに少なくとも部分的に基づき、
    前記複製ビットマップのビット位置は、前記拡張ビットマップ内のビット位置の連続するグループにマッピングされ、
    前記複製ビットマップの値は、前記拡張ビットマップ内のビット位置の連続するグループが、前記選択ビットマップ又はゼロのグループを含むか否かを示し、
    前記拡張ビットマップのビット位置におけるゼロの前記値は、前記T−RPTにおける、前記ビット位置にマッピングされたTTIの除外を示す、
    請求項3に記載の装置。
  7. 前記選択ビットマップは、前記所定のビットマップのグループからランダムに選択される、
    請求項3に記載の装置。
  8. 前記ハードウェア処理回路は更に、前記送受信回路が、前記所定のビットマップのグループを示す1つ以上の無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するように前記送受信回路を設定する、
    請求項3に記載の装置。
  9. 前記T−RPTは、連続するTTIの1つ以上のグループを含み、
    前記SA制御メッセージは、前記連続するTTIのグループのTTI長インジケータを含み、更に、前記連続するTTIのグループ間のTTIの数に関するTTIギャップインジケータを含む、
    請求項2に記載の装置。
  10. 前記T−RPTは、前記データペイロードの送信に使用されるべきTTIの数と、前記SAサイクルに含まれるTTIの数と、シード値とに少なくとも部分的に基づき、
    前記SA制御メッセージは、前記データペイロードの送信に使用されるべきTTIの数と、前記SAサイクルに含まれるTTIの数と、前記シード値とを含む、
    請求項2に記載の装置。
  11. 前記SA制御メッセージの送信により、前記受信側UEは前記T−RPTを決定することができる、
    請求項2に記載の装置。
  12. 前記ハードウェア処理回路は更に、前記送受信回路が、ネットワークで動作するように構成されるエボルブドノードB(eNB)から、前記D2D TTIのグループを示し、且つ前記SA制御メッセージ送信のために確保された前記時間リソース及び前記チャネルリソースを更に示す1つ以上の制御メッセージを受信するように前記送受信回路を設定し、
    前記D2D TTIは、前記ネットワークによってD2D送信のために確保され、
    前記SA制御メッセージ送信のために確保された前記時間リソース及びチャネルリソースは、前記ネットワークによって確保される、
    請求項1に記載の装置。
  13. 前記UEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)プロトコルに従って動作するように構成される、
    請求項1に記載の装置。
  14. 前記送受信回路に結合された、前記SA制御メッセージの送信と前記データペイロードの送信のための1つ以上のアンテナ、
    を更に備える、請求項1に記載の装置。
  15. ユーザ装置(UE)による通信のための動作を行う1つ以上のプロセッサによる実行のためのプログラムであって、該動作は、該1つ以上のプロセッサが、
    ネットワークで動作するように構成されるエボルブドノードB(eNB)から、UE間のD2D送信のために前記ネットワークによって確保されたデバイスツーデバイス(D2D)送信時間間隔(TTI)のグループを示す1つ以上の制御メッセージを受信し、
    前記UEによる受信側UEへのデータペイロードのD2D送信を示すスケジューリング割当て(SA)制御メッセージを送信し、
    前記SA制御メッセージに示された送信用時間リソースパターン(T−RPT)に従って、前記データペイロードを送信する、
    ように該1つ以上のプロセッサを構成し、前記T−RPTは、前記D2D TTIに含まれる一連のTTIを示す、プログラム。
  16. 前記SA制御メッセージは、SA制御メッセージ送信のために前記ネットワークによって確保された時間リソース及びチャネルリソースにおいて送信される、
    請求項15に記載のプログラム。
  17. 前記T−RPTは、所定のビットマップのグループに含まれる選択ビットマップに少なくとも部分的に基づき、
    前記ビットマップのビット位置は、前記TTIが前記T−RPTに含まれるか否かを示すために、前記D2D TTIのグループの連続するTTIにマッピングされる、
    請求項15に記載のプログラム。
  18. 前記所定のビットマップのグループはビットマップインデックスのグループにマッピングされ、
    前記SA制御メッセージは、前記ビットマップインデックスのグループのうち前記選択ビットマップを示す1つを示す、
    請求項17に記載のプログラム。
  19. 前記選択ビットマップは、前記所定のビットマップのグループからランダムに選択される、
    請求項17に記載のプログラム。
  20. 前記動作は更に1つ以上のプロセッサが前記所定のビットマップのグループを示す1つ以上の無線リソース制御(RRC)メッセージを受信するように前記1つ以上のプロセッサを構成する、
    請求項17に記載のプログラム。
  21. エボルブドノードB(eNB)のための装置であって、当該装置は、送受信回路及びハードウェア処理回路を備え、該ハードウェア処理回路は、該送受信回路が、
    ユーザ装置(UE)のグループによるスケジューリング割当て(SA)制御メッセージのデバイスツーデバイス(D2D)送信のために確保された時間リソース及びチャネルリソースを示す第1無線リソース制御(RRC)メッセージを送信し、
    受信側UEへの送信側UEによるデータペイロードのD2D送信に関する送信時間間隔(TTI)インデックスのグループを決定するために、該送信側UEにより使用されるビットマップのグループを示す第2RRCメッセージを送信する、
    ように該送受信回路を設定し、
    前記ビットマップのビット位置は、前記UEのグループによるデータペイロードのD2D送信のために確保されたのD2D TTIのグループの連続するTTIにマッピングされる、装置。
  22. 前記第2RRCメッセージは更に、前記ビットマップのグループに関するビットマップインデックスのグループを示し、
    前記ビットマップインデックスは、前記送信側UEにより、前記データペイロードのD2D送信に関する前記TTIインデックスのグループを前記受信側UEに示すSA制御メッセージに含まれるものである、請求項21に記載の装置。
  23. 前記ハードウェア処理回路は更に、前記送受信回路を、前記D2D TTIのグループを示すために第3RRCメッセージを送信するように前記送受信回路を設定する、
    請求項21に記載の装置。
  24. 前記エボルブドノードB(eNB)は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)ネットワークで動作するように構成され、
    前記SA制御メッセージのD2D送信のために確保された前記時間リソース及びチャネルリソースは、前記3GPPネットワークによって確保され、前記D2D TTIは、前記UEのグループによる前記データペイロードのD2D送信のために、前記3GPPネットワークによって確保される、
    請求項21に記載の装置。
  25. 前記第1RRCメッセージ及び前記第2RRCメッセージの送信のために送受信回路に結合された1つ以上のアンテナ、
    を更に備える、請求項21に記載の装置。
  26. 請求項15から20のいずれか一項に記載のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
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