JP2017523345A - モーターシステムを備えた圧力交換システム - Google Patents

モーターシステムを備えた圧力交換システム Download PDF

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Abstract

第1の流体と第2の流体との間で圧力を交換するようにされた回転等圧圧力交換器(IPX)と、水圧エネルギー伝達システムに接続されて水圧エネルギー伝達システムに動力供給するようにされたモーターシステムと、を備えている、システム。【選択図】図1

Description

〔関連出願の相互参照〕
本出願は、「Pressure Exchange System with Motor System」と題する特許文献1の優先権及び利益を主張する。この明細書は、その全体を参照することにより、本明細書中に援用される。
このセクションは、以下に説明され及び/又は特許請求の範囲で主張されている、本発明の様々な態様に関連する技術の、様々な態様を、読者に紹介しようとするものである。ここでの議論は、本発明の様々な態様をよりよく理解しやすくするための背景情報を、読者に提供する上で、役立つものと考えられる。したがって、これらの記述は、この観点から読まれるべきであり、従来技術を承認するものとして読まれるべきではないことは、明らかである。
米国仮特許出願第62/031,487号明細書
油及びガス産業における坑井を完成させる作業は、岩石層における油及びガスの放出量を増大させるために、水圧破砕(しばしばフラッキング(fracking又はfracing)と呼ばれる)をしばしば伴う。水圧破砕は、水、化学物質、及びプロパント(proppant)(例えば砂、セラミックス)の組み合わせを含有する流体(例えばフラッキング流体)を、高圧で井戸の中へポンピングすることを伴う。流体の高い圧力は、クラックのサイズを増大させ、クラックを岩石層に伝搬させることにより、油及びガスを放出する一方、プロパントは、ひとたび流体が減圧されたときにクラックが閉じるのを防止する。破砕作業は、フラッキング流体の圧力を高めるために、高圧ポンプを使用する。残念ながら、フラッキング流体中のプロパントは、回転式の設備の運転を妨害することがある。ある特定の環境では、固形物は、回転する構成部分の回転を遅くしてしまうか、回転を妨げるおそれがある。
添付の図面を参照しながら下記詳細な説明を読めば、本発明の様々な特徴、態様、及び利点をよりよく理解できるようになる。図面全体を通して、同様の符号は同様の部材を表す。
図1は、モーターシステムを有する水圧エネルギー(hydraulic energy)伝達システムの1実施態様を示すダイヤグラムである。 図2は、回転IPXの1実施態様を示す分解斜視図である。 図3は、回転IPXの1実施態様を第1の運転位置で示す分解斜視図である。 図4は、回転IPXの1実施態様を第2の運転位置で示す分解斜視図である。 図5は、回転IPXの1実施態様を第3の運転位置で示す分解斜視図である。 図6は、回転IPXの1実施態様を第4の運転位置で示す分解斜視図である。 図7は、モーターシステムを有する回転IPXの1実施態様を示す断面図である。 図8は、図7の線8−8の内部の、回転IPX及びモーターシステムの1実施態様を示す断面図である。 図9は、図7の線8−8の内部の、回転IPX及びモーターシステムの1実施態様を示す断面図である。 図10は、図7の線8−8の内部の、モーターシステムを有する回転IPXシステムの1実施態様の一部を示す断面図である。 図11は、複数の回転IPXを駆動するモーターシステムの実施態様を示す側面図である。 図12は、回転IPXに接続された液圧モーターシステムの1実施態様を示す側方断面図である。
本発明の1つ又は2つ以上の具体的な実施態様を以下に説明する。記載されたこれらの実施態様は、本発明を例示するものにすぎない。更に、これらの模範的実施態様を簡潔に説明するために、明細書において実際の実施形態の特徴を全て記載することは、できない可能性がある。言うまでもなく、いかなる工学的又は設計上の企画においてもそうであるように、このような実際の実施形態の開発に際しては、開発者固有の目標を達成するため、例えば実施形態間で多様に異なるシステム関連及びビジネス関連の制約を遵守するために、実施形態固有の数多くの決定を下さなければならない。更に、言うまでもなく、このような開発努力は、複雑なものであり、多大な時間を費やすものであるにもかかわらず、この開示内容の恩恵を受ける当業者にとっては、設計、製作、及び製造に取り組むという、日常的な仕事であろう。
下で詳述するように、フラッキングシステム又は水圧破砕システムは、第1の流体(例えば圧力交換流体、例えばプロパントをほとんど含有しない流体)と第2の流体(例えばフラッキング流体、例えばプロパント含有流体)との間で、仕事及び/又は圧力を伝達する水圧エネルギー伝達システムを含む。例えば、第1の流体の第1の圧力は、第2の流体の第2の圧力よりも、ほぼ5,000kPa〜25,000kPa、20,000kPa〜50,000kPa、40,000kPa〜75,000kPa、75,000kPa〜100,000kPa、又はそれ以上高くてよい。作業中、水圧エネルギー伝達システムは、第1の流体と第2の流体との間で、圧力を完全に等しくなるようにしなくてもよい。したがって、水圧エネルギー伝達システムは等圧的、又はほぼ等圧的に運転してよい(例えば、第1の流体及び第2の流体の圧力は、互いにほぼ+/−1,2,3,4,5,6,7,8,9又は10パーセント以内で等しくなるようにする)。
水圧エネルギー伝達システムは、水圧保護システム(hydraulic protection system)、水圧緩衝システム(hydraulic buffer system)、又は水圧分離システム(hydraulic isolation system)と記されることもある。なぜならばこのシステムは、第1の流体と第2の流体との間で、仕事及び/又は圧力を交換しながら、フラッキング流体と様々な水圧破砕設備(例えば高圧ポンプ)との接触を阻止又は制限するからである。水圧破砕設備の様々な部品と第2の流体(例えばプロパント含有流体)との接触を阻止又は制限することによって、水圧エネルギー伝達システムは、摩損及び摩耗を低減し、したがって、この設備(例えば高圧ポンプ)の寿命を長くして性能を高める。更に、水圧エネルギー伝達システムは、フラッキングシステムが、より低廉な設備、例えば研磨性流体(フラッキング流体及び/又は腐食性流体)のために設計されているのではない高圧ポンプを、当該システムで使用することを、可能にする。いくつかの実施態様の場合、水圧エネルギー伝達システムは、回転等圧圧力交換器(例えば回転IPX)であってよい。回転等圧圧力交換器は、大まかに言えば、遠心技術を利用することなしに、ほぼ50%、60%、70%、80%、又は90%を超える効率で、高圧入口流と低圧入口流との間で流体圧力を伝達する装置として、形成されることができる。
運転中、水圧エネルギー伝達システムは、第1の流体と第2の流体との間で、仕事及び/又は圧力を伝達する。これらの流体は、多相流体、例えば気体/液体流、気体/固体粒子流、液体/固体粒子流、気体/液体/固体粒子流、又は任意のその他の多相流であってよい。例えば、多相流体は、砂、固形粒子、粉末、デブリ(debris)、セラミックス、又はこれらの任意の組み合わせを含んでよい。これらの流体は、非ニュートン流体(例えば剪断減粘性流体)、高粘性流体、プロパント含有非ニュートン流体、又はプロパント含有高粘性流体であってもよい。回転を容易にするために、水圧エネルギー伝達システムは、モーターシステム(例えば、電動モーター、燃焼機関(combustion engine)、液圧モーター、空気圧モーター、及び/又は他の回転駆動装置)に接続されることができる。運転中、モーターシステムは、水圧エネルギー伝達システムが、高粘性であり及び/又は固形粒子、粉末、デブリなどを有する流体とともに回転するのを可能にする。例えば、モーターシステムは、高粘性流体又は粒子含有流体を伴う起動を容易にすることができ、これにより、水圧エネルギー伝達システムの迅速な始動が可能になる。モーターシステムは、高粘性/粒子含有流体を有する状態で適切な運転速度(例えばrpm)を維持するために、水圧エネルギー伝達システムが粒子を粉砕する(grind through)のを可能にする付加的な力を与えることもできる。いくつかの実施態様では、モーターシステムは、運転速度を制御することにより、水圧エネルギー伝達システム内の流体間の、より正確な混合を容易にすることもできる。
図1は、モーターシステム12に接続された水圧エネルギー伝達システム10を有するフラッキングシステム8(例えば流体取り扱いシステム)の、1実施態様を示すダイヤグラムである。上述のように、モーターシステム12は、高粘性流体及び/又は粒子含有流体を使用したときの、水圧エネルギー伝達システム10の回転を容易にする。例えば、坑井を完成させる作業中、フラッキングシステム8は、加圧された粒子含有流体をポンピングする。この流体は、クラック16を伝搬してそのサイズを増大させることにより、岩石層14内の油及びガスの放出量を増大させる。フラッキングシステム8が減圧した場合に、クラック16が閉じるのを阻止するために、フラッキングシステム8は、固形粒子、粉末、デブリなどを有する流体を使用する。この流体は、クラック16に進入し、クラック16を開いたままにする。
この粒子含有流体を井戸内へポンピングするために、フラッキングシステム8は、水圧エネルギー伝達システム10に接続された1つ又は2つ以上の第1の流体のポンプ18と、1つ又は2つ以上の第2の流体のポンプ20と、を備えることができる。例えば、水圧エネルギー伝達システム10は、回転IPXであってよい。運転中、水圧エネルギー伝達システム10は、第1の流体のポンプ18によってポンピングされた第1の流体(例えばプロパント非含有流体)と、第2の流体のポンプ20によってポンピングされた第2の流体(例えばプロパント含有流体又はフラッキング流体)と、の実質的な混合を伴わずに、圧力を伝達する。こうして、水圧エネルギー伝達システム10は、第1の流体のポンプ18(例えば高圧ポンプ)の摩耗を阻止又は制限する一方、油及びガスを放出するために、フラッキングシステム8が高圧のフラッキング流体を井戸14内へポンピングするのを、可能にする。腐食性及び研磨性の環境において運転するために、水圧エネルギー伝達システム10は、第1の流体中及び第2の流体中の腐食性及び摩耗性物質に対して耐性の材料から形成されていてよい。例えば、水圧エネルギー伝達システム10は、金属マトリックス(例えばCo、Cr、又はNi、又はこれらの任意の組み合わせ)の内部のセラミックス(例えばアルミナ、サーメット、例えば炭化物、酸化物、窒化物、又はホウ化物硬質相(boride hard phases))、例えばCoCr、Ni、NiCr、又はCoの、マトリックス内の、炭化タングステンから形成されていてよい。
図2は、回転等圧圧力交換器40(回転IPX)の1実施態様を示す分解斜視図である。回転IPXは、流体の混合を最小限にしか伴わずに、第1の流体と第2の流体と(例えばプロパント非含有流体とプロパント含有流体と)の間で、圧力及び/又は仕事を伝達することができる。回転IPX40は、スリーブ44(例えばロータースリーブ)とローター46とを含むほぼ円筒形の本体部分42を含んでいてよい。回転IPX40は、それぞれ、マニホルド52及び54を含む2つのエンドキャップ48及び50を含んでいてもよい。マニホルド52は、それぞれの入口ポート及び出口ポート56及び58を含むのに対して、マニホルド54は、それぞれの入口ポート及び出口ポート60及び62を含む。運転中、これらの入口ポート56,60は、第1の流体及び第2の流体(例えばプロパント非含有流体)が圧力交換のために回転IPX40に入るのを可能にするのに対して、出口ポート58,62は、第1の流体及び第2の流体が回転IPX40を出るのを可能にする。運転中、入口ポート56は、高圧の第1の流体を受け取ることができ、そして圧力交換後、出口ポート58は、低圧の第1の流体をIPX40から送出するために使用することができる。同様に、入口ポート60は、低圧の第2の流体(例えばプロパント含有流体、フラッキング流体)を受け取ることができ、そして出口ポート62は、高圧の第2の流体をIPX40から送出するために使用することができる。エンドキャップ48及び50は、それぞれマニホルド52及び54内部に配置された、それぞれのエンドカバー64及び66を含み、エンドカバー64及び66は、ローター46との流体密な接触を可能にする。ローター46は円筒形であり、スリーブ44内に配置されていてよく、スリーブ44は、ローター46が軸線68を中心として回転するのを可能にする。ローター46は、ローター46を通ってほぼ長手方向に延びる複数のチャンネル70を有していてよく、各端部の開口72及び74は、長手方向軸線68を中心として対称的に配置されている。ローター46の開口72及び74は、エンドカバー52及び54の入口のアパーチャー及び出口のアパーチャー、76及び78、及び80及び82と、水力学的に連通(hydraulic communication)するように配置されて、回転中、チャンネル70が高圧の流体と低圧の流体とに晒されるようになっている。図示のように、入口のアパーチャー及び出口のアパーチャー、76及び78、及び80及び82は、円弧又は円の一部(例えばC字形)の形態を成すように構成されている。
いくつかの実施態様では、センサーフィードバックを用いたコントローラが、回転IPX40内の第1の流体と第2の流体との混合の程度を制御することができる。コントローラは、流体取り扱いシステムの操作性を改善するために使用することができる。例えば、IPX40に入る第1の流体と第2の流体との比を変化させると、プラント作業者は、水圧エネルギー伝達システム10内部の流体混合量を制御することが可能になる。混合に影響を与えるIPX40の3つの特徴は、(1)ローターチャンネル70のアスペクト比と、(2)第1の流体と第2の流体との短い暴露時間と、(3)ローターチャンネル70内部の第1の流体と第2の流体との間の流体バリア(例えば界面)の形成、である。第一に、ローターチャンネル70は、概ね長く狭い。このことは、回転IPX40内部の流れを安定化させる。更に、第1の流体及び第2の流体は、軸線方向の混合を最小限にしか伴わずに栓流の態様でチャンネル70を通流することができる。第二に、ある特定の実施態様では、ローター46の速度は、第1の流体と第2の流体との接触を低減する。例えば、ローター46の速度は、第1の流体と第2の流体との接触時間をほぼ0.15秒、0.10秒、又は0.05秒未満に低減することができる。第三に、ローターチャンネル70の小さな部分が、第1の流体と第2の流体との間の圧力の交換のために使用される。したがって、所定の体積の流体が、第1の流体と第2の流体との間のバリアとしてチャンネル70内に残る。これらのメカニズム全てが、IPX40内部の混合を制限することができる。更に、いくつかの実施態様では、回転IPX40は、内部ピストンで運転するように構成されていてよい。この内部ピストンは、圧力伝達を可能にしながら第1の流体と第2の流体とを分離する。
図3〜6は、回転IPX40の1実施態様を示す分解図である。これらの図は、チャンネル70が全サイクルにわたって回転するのに伴う、ローター46に設けられた単一のチャンネル70の一連の位置を明らかにしている。なお、図3〜6は、1つのチャンネル70を示す、回転IPX40を単純化したものであり、チャンネル70は円形断面形状を有するものとして示されている。他の実施態様では、回転IPX40は、同じ又は異なる断面形状(例えば円形、楕円形、正方形、長方形、多角形など)を有する複数のチャンネル70を含んでよい。このように、図3〜6は、例示の目的で単純化したものであり、回転IPX40の他の実施態様は、図3〜6に示されたものとは異なる形態を有していてよい。下で詳述するように、回転IPX40は、第1の流体と第2の流体と(例えばプロパント非含有流体とプロパント含有流体と)をローター46内部で短時間にわたって互いに接触させることにより、これら第1の流体と第2の流体との間の圧力交換を容易にする。ある特定の実施態様では、この交換は、第1の流体と第2の流体との制限された混合をもたらす速度で行わる。
図3において、チャンネルの開口72は第1の位置にある。第1の位置において、チャンネルの開口72は、エンドカバー64のアパーチャー78と、したがって、マニホルド52と、流体連通(fluid communication)しているのに対して、反対側のチャンネルの開口74は、エンドカバー66のアパーチャー82と、したがって、マニホルド54と、水力学的に連通(hydraulic communication)している。以下に述べるように、ローター46は、矢印84によって示される時計回り方向に回転することができる。運転中、低圧の第2の流体86はエンドカバー66を通過し、チャンネル70に入る。ここで低圧の第2の流体86は、第1の流体88と動的流体界面90において接触する。次いで第2の流体86は、第1の流体88をチャンネル70から駆出し、エンドカバー64を貫流させ、そして回転IPX40から駆出する。しかしながら、接触時間が短いため、第2の流体86と第1の流体88との混合は、最小限である。
図4において、チャンネル70は、ほぼ90度の円弧を通って時計回りに回転している。この位置では、出口74は、エンドカバー66のアパーチャー80及び82と、もはや流体連通しておらず、そして開口72は、エンドカバー64のアパーチャー76及び78と、もはや流体連通していない。したがって、低圧の第2の流体86は、チャンネル70内部に一時的に含まれている。
図5において、チャンネル70は、図6に示された位置からほぼ60度を通って回転している。開口74は、エンドカバー66のアパーチャー80と流体連通しており、そしてチャンネル70の開口72は、エンドカバー64のアパーチャー76と流体連通している。この位置で、高圧の第1の流体88は、低圧の第2の流体86に入ってこれを加圧し、第2の流体86を、流体チャンネル70から駆出して、フラッキングシステム8において使用するために、アパーチャー80を通過させる。
図6において、チャンネル70は、図6に示された位置からほぼ270度の円弧を通って回転している。この位置では、出口74は、エンドカバー66のアパーチャー80及び82と、もはや流体連通しておらず、そして開口72はエンドカバー64のアパーチャー76及び78と、もはや流体連通していない。したがって、第1の流体88は、もはや加圧されず、そしてローター46が更に90度回転するまでチャンネル70内に一時的に含まれ、繰り返しサイクルを始動させる。
図7は、回転IPX40に接続されたモーターシステム12(例えば外部モーターシステム)の、1実施態様を示す断面図である。図示のように、モーターシステム12は、ケーシング100を通ってローター46に接続されるシャフト98を含んでいる。具体的には、シャフト98は、ケーシング100のアパーチャー102、エンドカバー64のアパーチャー104を通って、ローター46のアパーチャー106内へ延びている。シャフト98の回転を容易にするために、モーターシステム12は、シャフト98を支持する1つ又は2つ以上の軸受108を含んでもよい。軸受108は、ケーシング100の内部にあっても外部にあってもよい。いくつかの実施態様では、シャフト98は、ローター46及びエンドカバー66を完全に貫通して延び、シャフト98を、ローター46の互いに反対の側で、軸受108によって支持することができる。
運転中、モーターシステム12は、粒子を粉砕するためのトルクを与えること、ローター46の運転速度を維持すること、回転IPX40内部の流体の混合を制御すること(例えばローター46の回転速度を変えること)、又は、高粘性流体又は粒子含有流体を有する状態で回転IPX40を始動させること、によって、回転IPX40の運転を容易にする。図示のように、コントローラ110は、モーターシステム12、及び1つ又は2つ以上のセンサー112(例えば、流量センサー、圧力センサー、トルクセンサー、回転速度センサー、音響センサー、磁気センサー、光学センサーなど)に接続されている。運転中、コントローラは、センサー112からのフィードバックを用いてモーターシステム12を制御する。コントローラ110は、プロセッサ114とメモリ116とを含んでいてよい。メモリ116は、プロセッサ114によって実行可能な非一時的コンピュータ命令を記憶する。例えば、コントローラ110が1つ又は2つ以上のセンサー112からのフィードバックを受信するのに伴って、プロセッサ114は、メモリ116内に記憶された命令を実行することによって、モーターシステム12から出力される動力を制御する。
メモリ116内に記憶された命令は、モーターシステム12のための様々な運転モード(例えば、起動モード、速度制御モード、連続的出力モード、周期的出力モードなど)を含んでよい。例えば、起動モードでは、コントローラ110は、メモリ116内の命令を実行して、シャフト98を回転させ始めるように、モーターシステム12に信号を送ることができる。モーターシステム12が作動するのに伴って、センサー112は、コントローラ110へ、シャフト98が適切な速度(例えばrpm)で、又は閾値範囲内で回転しているか否かを示すフィードバックを与えることができる。シャフト98の回転は、第1の流体及び第2の流体を、回転IPX40を通って流れるようにし、回転出力を、ローター46に与えるものであるが、シャフト98が所定の速度又は範囲に達すると、コントローラ110は、シャフト98の回転を止めるように、モーターシステム12に信号を送ることができる。しかしながら、いくつかの実施態様では、回転IPX40は、ローター46の回転を周期的に補うように、モーターシステム12を使用してよい(例えば周期的出力モード)。例えば、回転IPX40の定常状態運転中に、粒子が、ローター46とスリーブ44との間のギャップ120、ローター46と第1のエンドカバー64との間のギャップ122、及び/又は、ローター46と第2のエンドカバー66との間のギャップ124、に入るのに伴って、ローター46は、減速することがある。時間とともに、ローター46が、回転IPX40を定常状態回転速度に戻すのに充分な速さで、粒子を粉砕又は破砕することができないならば、粒子は、ローター46を減速させるおそれがある。これらの状況において、コントローラ110は、ローター46が減速しているか又は閾値外にあることを示すフィードバックを、センサー112から受信することができる。次いで、コントローラ110は、ローター46を定常状態回転速度、又は閾値範囲に戻す動力を、シャフト98に与えるように、モーターシステム12に信号を送ることができる。ローター46を適切な回転速度に戻した後で、コントローラ110は、モーターシステム12を、再びシャットダウンすることができる。いくつかの実施態様では、モーターシステム12は、ローター46の回転速度を、連続的に入力/制御することができる(例えば連続的出力モード及び/又は速度制御モード)。例えば、いくつかの実施態様では、回転IPX40は、混合要件(例えば暴露要件(exposure requirement))を有する流体で運転してよい。換言すれば、回転IPX40は、第1の流体と第2の流体との間の暴露を制限して、第2の流体を有する回転IPX40からアパーチャー78を通って外に出る第1の流体の量を、遮断又は制限することができる。
図8は、回転IPX40及びモーターシステム12の1実施態様を図7の線8−8内で示す断面図である。図8の実施態様において、モーターシステム12は、ローター46の周りで永久磁石160が周方向に間隔を置いて設けられた電動モーターである。これらの永久磁石はスリーブ44(例えばステーター)内部の電磁石162(例えばステーター巻き線)と相互作用する。いくつかの実施態様では、スリーブ44は永久磁石160を含んでよく、これに対してローター46は電磁石162を含み、あるいは、ローター46及びスリーブ44は両方とも電磁石162を含んでよい。更に、いくつかの実施態様では、スリーブ44又はローター46は、電磁石162と相互作用する磁性材料(例えば永久磁石材料)から完全又は部分的に形成されていてよい。図示のように、電磁石162(例えばステーター巻き線)及び永久磁石160はそれぞれスリーブ44及びローター46内部に位置することにより、回転IPXを貫流する流体との接触からこれらの磁石を保護する。しかしながら、いくつかの実施態様では、電磁石162(例えばステーター巻き線)及び/又は永久磁石160はスリーブ44及びローター46の外面に配置されてもよい。
運転中、コントローラ110(例えば可変周波数ドライブ)は、永久磁石160を吸引し及び/又は永久磁石160に反発するように電磁石162をターンオン・ターンオフすることによって、ローター46の回転を制御する。対抗する磁界は、印加された交流電流の周波数に対して比例する速度でローターを回転させる。磁石160,162はこれらが互いに吸引し合い及び/又は反発し合うのに伴って、ローター46の回転を駆動するか、又は回転を低減する。このように、モーターシステム12からの動力は、ローター46が粒子を粉砕し(grind through)、特定の運転速度を維持し、回転IPX40内部の流体の混合を制御する(例えばローター46の回転速度を制御する)のを可能すること、又は高粘性流体又は粒子含有流体を有する状態で回転IPX40を始動させることによって、回転IPX40の運転を容易にする。いくつかの実施態様では、コントローラ110は、1つ又は2つ以上のセンサー112(例えば流量センサー、圧力センサー、トルクセンサー、回転速度センサー、音響センサー、磁気センサー、光学センサー、振動センサーなど)からのフィードバックに応答して、モーターシステムの運転を制御することができる。
ある特定の実施態様では、モーターシステム12を使用して電気を発生させることができる。例えばローター46は、回転IPX40を通る流体の運動に起因する第1の速度で回転することができる。次いでコントローラ110を使用して、モーターシステム12がローター46を、第1の速度よりも低い第2の速度まで減速させるようにすることができる。誘導発電効果の結果として、電磁界によって電気が発生する。この電気は次いで様々な目的で使用することができる。例えば、発生した電気を用いて、回転IPX40と関連する他の電気的な構成部分、例えばオンボード診断及び/又はモニタリングシステムに動力供給することができる。
更に、モーターシステム12の開示された実施態様を用いてローター46の速度を制御することによって、ローター46の速度を直接に知ることができる。次いで、ローター46の速度は、回転IPX40の運転をモニタリングし及び/又は制御するために、コントローラ110又は他のシステムによって用いることができる。例えば、ローター46の回転速度が第1の閾値を下回る場合、このことは回転IPX40の望まれない運転を示すことがあるが、このような場合には、コントローラ110は、モーターシステム12を使用してローター46の速度を高めるのに適した信号を送ることができる。同様に、ローター46の速度が第2の閾値を上回る場合、このことも回転IPX40の望まれない運転を示すことがあるが、このような場合には、コントローラ110は、ローター46の速度を低減することができる。回転IPX40の望まれない運転は、センサーによって、又は電子装置からの電気的フィードバックによって示される(例えば、ローター46の回転を生じさせるために必要な動力が大きいことによって示される)が、回転IPX40の予防的なメンテナンスを計画するために用いることができ、これにより、回転IPX40の操作に付随するメンテナンスコストを低減することができる。ある特定の実施態様の場合、コントローラ110は、所定の閾値内で回転IPX40が運転していることを示すために第1の指示(例えば緑色光)を表示し、そして所定の閾値外で運転していることを示すために第2の指示(例えば赤色光)を表示することができる。更に、コントローラ110は、コントローラのディスプレイに、ローター46の速度を表示することができる。ある特定の実施態様では、ローター46の速度が第1の閾値を下回る場合、回転を維持するために高い動力レベルを必要とする場合、第2の閾値を上回る場合、下降傾向を示す場合、上昇傾向を示す場合、速度の急激な変化を示す場合、又はこれらの任意の組み合わせの場合に、操作者が適切なアクションを起こすのを可能にするように、コントローラ110は警告又は他の指示を活性化することができる。ある特定の実施態様では、ローター46の速度が所定の閾値外にある又は所定の閾値に近づいていることに基づいて、コントローラ110は適切なアクションを自動的に起こすことができる。操作者又はコントローラ110によって起こされるアクションは、速度異常の性質、例えば変化が徐々に生じているのか又は突然生じたのかに応じて異なっていてよい。いくつかの実施態様では、コントローラ110は、所定の制御アクションを見極めるために、ローター46の速度を示す様々な他のパラメータをモニタリングすることができる。
図9は、回転IPX40及びモーターシステム12の1実施態様を図7の線8−8内で示す断面図である。図9の実施態様において、モーターシステム12は、ローター46の周りで永久磁石160が周方向に間隔を置いて設けられた電動モーターである。これらの永久磁石はケーシング100の外面180の上の電磁石162(例えばステーター巻き線)と相互作用する。いくつかの実施態様では、回転IPX40の外面180は永久磁石160を含んでよく、これに対してローター46は電磁石162を含み、あるいは、回転IPX40の外面180及びローター46は両方とも電磁石162を含んでよい。ある特定の実施態様では、ローター46は、ローター46全体が電磁石162と相互作用するのを可能にする磁性材料から形成されていてよい。電磁石162を回転IPX40の外面180に接続することにより、モーターシステム12は、回転IPX40を貫流する流体から電磁石162を保護している。更に、電磁石162が回転IPX40の外面180の上に位置することによって、モーターシステム12はメンテナンス及び検査のための電磁石162へのアクセスを容易にする。上述のように、運転中、コントローラ110はローター46の回転を駆動するための電磁石162への出力を制御する。このことは、ローター46が粒子を粉砕し、特定の運転速度を維持し、回転IPX40内部の流体の混合を制御し、又は高粘性又は粒子含有流体を有する状態で回転IPX40を始動させるのを可能にする。
図10は、図7の線8−8の内部の、回転IPX40及びモーターシステム12の、1実施態様を示す断面図である。図示の実施態様では、回転IPX40は、スリーブ44を含まず、その代わりに、ローター46の回転を可能にするために、中心の支柱(a center bearing post)190(例えばシャフト)を使用することができる。具体的には、中心の支柱190は、エンドカバー64,66に取り付けられており、そして1つ又は2つ以上(例えば1つ、2つ、3つ、4つ、5つ、又は6つ以上)の永久磁石及び/又は電磁石162を含む。このように、ローター46の永久磁石及び/又は電磁石162と電磁石及び/又は永久磁石160との間の間隔を小さくすることにより、永久磁石及び/又は電磁石162とローター46(例えば部分的又は完全に磁性材料から形成されている場合)、又はローター46内部の電磁石及び/又は永久磁石160との誘導結合の効率が高められる。図示のように、永久磁石及び/又は電磁石162が中心の支柱190内部に配置されているので、回転IPX40は、流体の流れと永久磁石及び/又は電磁石162との接触を阻止する。上述のように、運転中、コントローラ110はローター46の回転を駆動するための電磁石160及び/又は162への出力を制御し、ローター46が粒子を粉砕し、特定の運転速度を維持し、回転IPX40内部の流体の混合を制御し、又は高粘性又は粒子含有流体(例えばフラッキング流体)を有する状態で回転IPXシステムを始動させるのを可能にする。
図11は、複数の回転IPXを同時に駆動することができるモーターシステム12の1実施態様を示す側面図である。例えば、各回転IPX40は、ローター46に接続しているそれぞれのシャフト198を備えることができる。シャフト198はコネクタ200(例えばベルト、チェーンなど)を使用してモーターシステム12のシャフト98に接続されている。運転中、モーターシステム12はシャフト98から回転IPX40のそれぞれへ回転出力を伝達し、したがって、1つのモーターシステム12で複数の回転IPX40を駆動する。この実施態様では、モーターシステム12には2つの回転IPX40が接続されている。しかしながら、いくつかの実施態様では、1、2、3、5、10、15個、又は16個以上の回転IPX40が、モーターシステム12に接続されていてよい。例えば、回転IPX40をモーターの周りで周方向に位置決めすることにより、複数の回転IPX40が、単一のモーターシステム12に接続されることが可能になる。
ある特定の実施態様では、回転IPX40はクラッチ202を含んでよい。クラッチ202はモーターシステム12からの回転入力を選択的に接続し断絶する。例えば、コントローラ110は、回転IPX40のうちの1つ又は2つ以上が減速している(例えば粒子を粉砕(grind through)することができない)ことを示すフィードバックをセンサー112から受信することがある。これに応じて、コントローラ110は、モーターシステム12が適切な回転IPX40へ回転エネルギーを伝達するのを可能にする相応のクラッチ202を閉じることができる。上述のように、コントローラ110は、モーターが回転IPX40の回転を駆動する時点、量、及び時間を制御する。コントローラ110は1つの回転IPXからの、又は複数の回転IPX40からのセンサーフィードバックに基づいてモーターを制御することができる。例えば、1つの回転IPX40が粒子を粉砕すること、特定の運転速度を維持すること、又は回転IPX40内部の流体の混合を制御することができない場合、コントローラ110はモーターシステム12を始動させてよい。しかしながら、他の実施態様では、コントローラ110は、2つ以上の回転IPX40が付加的な動力を必要とする場合にのみ、モーターシステム12を始動させることができる。
図12は、回転IPX40に接続されたモーターシステム12(例えば液圧モーター)の1実施態様を示す側方断面図である。モーターシステム12は、粒子を粉砕するためのトルクを与えること、回転IPX40の運転速度を維持すること、回転IPX40内部の流体の混合を制御すること、又は高粘性流体又は粒子含有流体を有する状態で回転IPX40を始動させること、によって、回転IPX40の運転を容易にする。例えば、液圧モーターシステム12は、回転IPX40にシャフト98で接続された液圧タービン220を含んでいてよい。運転中、モーターシステム12は、流体源222から、流体の流れ(例えば高圧のプロパント非含有流体)を受け取る。この流体の流れは、液圧タービン220の回転を、したがって、シャフト98の回転を駆動する。流体源222は、回転IPX40を運転させるのに使用されるものと同じ流体源であってよく、又は異なる流体源であってもよい。シャフト98が回転するのに伴って、シャフト98はローター46を回転させる。いくつかの実施態様では、コントローラ110は、液圧タービン220を通る流体の流れを制御するために、弁224を制御することができる。例えば、コントローラ110がセンサー112(例えば流量センサー、圧力センサー、トルクセンサー、回転速度センサー、音響センサー、磁気センサー、光学センサーなど)からのフィードバックを受信するのに伴い、プロセッサ114は、メモリ116内に記憶された非一時的コンピュータ命令を実行することにより、弁224の開閉を制御し、したがって、液圧タービン220の始動及び停止を制御する。
本発明は、様々な変更及び別の形態が可能であるが、具体的な実施態様を一例として図示し本明細書中で詳述してきた。しかしながら言うまでもなく、本発明は開示された特定の形態に限定されるものではない。むしろ、本発明は、以下の添付の特許請求の範囲によって定義された本発明の思想及び範囲の中に含まれる、あらゆる変更形、等価形、及び代替形を包含することができる。

Claims (20)

  1. フラッキングシステムを備えているシステムであって、
    前記フラッキングシステムが、
    第1の流体と第2の流体との間で圧力を交換するようにされた、水圧エネルギー伝達システムと、
    前記水圧エネルギー伝達システムに接続されて、前記水圧エネルギー伝達システムに動力を供給するようにされた、モーターシステムと、
    を備えている、
    システム。
  2. 前記第1の流体が、粒子をほとんど含有しない流体であり、前記第2の流体が、粒子を含有する流体である、
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記モーターシステムが、電動モーターを備えている、
    請求項1に記載のシステム。
  4. 前記水圧エネルギー伝達システムが、回転等圧圧力交換器(IPX)を備えている、
    請求項1に記載のシステム。
  5. 前記回転等圧圧力交換器が、ローターと、前記ローターを取り囲むスリーブと、を備えている、
    請求項4に記載のシステム。
  6. 前記モーターシステムが、前記ローターに接続されたシャフトを備えている、
    請求項5に記載のシステム。
  7. 前記ローターが、永久磁石又は電磁石を備えている、
    請求項5に記載のシステム。
  8. 前記シャフトが、永久磁石又は電磁石を備えている、
    請求項6に記載のシステム。
  9. 前記モーターシステムを制御するようにされた1つ又は2つ以上の運転モードを有するコントローラを備えている、
    請求項1に記載のシステム。
  10. 前記1つ又は2つ以上の運転モードが、起動モード、速度制御モード、連続的出力モード、又は周期的出力モード、のうちの少なくとも1つを含んでいる、
    請求項9に記載のシステム。
  11. 前記水圧エネルギー伝達システムが閾値範囲内で回転しているか否かを検出するようにされたセンサーを備え、前記コントローラが、センサーに接続されており、前記センサーからのフィードバックに応答して前記モーターシステムを制御している、
    請求項9に記載のシステム。
  12. システムであって、
    第1の流体と第2の流体との間で圧力を交換するようにされた、回転等圧圧力交換器(IPX)と、
    水圧エネルギー伝達システムに接続されて、前記水圧エネルギー伝達システムに動力を供給するようにされた、モーターシステムと
    を備えている、
    システム。
  13. 前記第1の流体が、粒子をほとんど含まない流体であり、前記第2の流体が、粒子含有流体である、
    請求項12に記載のシステム。
  14. 前記モーターシステムが、電動モーターを備えている、
    請求項12に記載のシステム。
  15. 前記モーターシステムが、電動モーターを備え、前記電動モーターが、前記回転IPXのローターに、第1の永久磁石又は第1の電磁石を備え、前記第1の永久磁石又は第1の電磁石が、第2の電磁石又は第2の永久磁石と相互作用するようにされている、
    請求項12に記載のシステム。
  16. 前記第2の永久磁石又は第2の電磁石が、前記ローターを通って延びるシャフトに接続されている、
    請求項15に記載のシステム。
  17. 前記モーターシステムを制御するようにされた1つ又は2つ以上の運転モードを有するコントローラを備え、前記1つ又は2つ以上の運転モードが、起動モード、速度制御モード、連続的出力モード、又は周期的出力モードのうちの少なくとも1つを含んでいる、
    請求項12に記載のシステム。
  18. 方法であって、前記方法が、
    回転等圧圧力交換器(IPX)内のローターの回転をモニタリングするステップと、
    前記ローターが閾値範囲外で回転しているときの状態を検出するステップと、
    前記状態に応答して前記回転IPXに接続されたモーターシステムを操作するステップと、
    を備えている、
    方法。
  19. 前記ローターの回転をモニタリングするステップが、流量センサー、圧力センサー、トルクセンサー、回転速度センサー、音響センサー、磁気センサー、又は光学センサーを、コントローラでモニタリングするステップを備えている、
    請求項18に記載の方法。
  20. 前記状態に応答して前記モーターシステムを操作するステップが、1つ又は2つ以上の運転モードを選択するステップを含み、前記1つ又は2つ以上の運転モードが、起動モード、速度制御モード、連続的出力モード、又は周期的出力モード、のうちの少なくとも1つを含んでいる、
    請求項18に記載の方法。
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