JP2017522747A - 搬送波集成システムにおいてharq rrtタイマーを設定する方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送波集成システムにおいてHARQ RRTタイマーを設定する方法と装置を提供する。【解決手段】本発明は無線通信システムに関するものである。より具体的に、本発明は、搬送波集成システムにおいてHARQ RRTタイマーを設定する方法及びその装置に関するものであり、基地局が少なくとも一つのFDDサービングセル及び少なくとも一つのTDDサービングセルを含む複数のセルを設定する段階、及び複数のセルの中でFDDサービングセルに相当するセカンダリーセルを介してサブフレームnでデータを送信する段階、及びプライマリーセルが複数のセルの中でTDDサービングセルである場合、SCellを介してサブフレームm(m≧n+k+4)でデータを再送信する段階を含み、kは下りリンク伝送と下りリンク伝送に関連したHARQフィードバック伝送の間のインターバルである。【選択図】図9

Description

本発明は無線通信システムに関するもので、より詳しくは搬送波集成システムにおいてHARQ RRTタイマーを設定する方法及びその装置に関するものである。
本発明を適用できる無線通信システムの一例として、3GPP LTE(3rd Generation Partnership Project Long Term Evolution;以下、「LTE」という)通信システムについて概略的に説明する。
図1は、無線通信システムの一例として、E−UMTS網の構造を概略的に示した図である。E−UMTS(Evolved Universal Mobile Telecommunications System)は、既存のUMTS(Universal Mobile Telecommunications System)から進化したシステムであって、現在、3GPPで基礎的な標準化作業を進めている。一般に、E−UMTSは、LTE(Long Term Evolution)システムと称することもできる。UMTS及びE−UMTSの技術規格(technical specification)の詳細な内容は、それぞれ「3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network」のRelease 7とRelease 8を参照することができる。
図1を参照すると、E−UMTSは、端末(User Equipment;UE)、基地局(eNode B;eNB)、及びネットワーク(E−UTRAN)の終端に位置し、外部ネットワークと接続される接続ゲートウェイ(Access Gateway;AG)を含む。基地局は、ブロードキャストサービス、マルチキャストサービス及び/またはユニキャストサービスのために多重データストリームを同時に送信することができる。
一つの基地局には一つ以上のセルが存在する。セルは、1.25Mhz、2.5Mhz、5Mhz、10Mhz、15Mhz、20Mhzなどの帯域幅のうち一つに設定され、多くの端末に下りリンクまたは上りリンク送信サービスを提供する。互いに異なるセルは、互いに異なる帯域幅を提供するように設定することができる。基地局は、多数の端末に対するデータ送受信を制御する。下りリンク(Downlink;DL)データに対して、基地局は、下りリンクスケジューリング情報を送信し、該当の端末にデータが送信される時間/周波数領域、符号化、データサイズ、HARQ(Hybrid Automatic Repeat and reQuest)関連情報などを知らせる。また、上りリンク(Uplink;UL)データに対して、基地局は、上りリンクスケジューリング情報を該当の端末に送信し、該当の端末が使用可能な時間/周波数領域、符号化、データサイズ、HARQ関連情報などを知らせる。各基地局間には、ユーザトラフィックまたは制御トラフィックの送信のためのインターフェースを使用することができる。核心網(Core Network;CN)は、AG及び端末のユーザ登録などのためのネットワークノードなどで構成することができる。AGは、複数のセルで構成されるTA(Tracking Area)単位で端末の移動性を管理する。
無線通信技術は、WCDMAに基づいてLTEまで開発されてきたが、ユーザと事業者の要求と期待は増加の一途にある。また、他の無線接続技術が継続して開発されているので、今後、競争力を有するためには新たな技術進化が要求され、ビット当たりの費用減少、サービス可用性増大、融通性のある周波数バンドの使用、単純構造と開放型インターフェース、端末の適度な電力消耗などが要求される。
本発明の目的は搬送波集成システムにおいてHARQ RRTタイマーを設定する方法及びその装置を提供することである。本発明で遂げようとする技術的課題は、以上で言及した技術的課題に制限されず、言及していない他の技術的課題は、以下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者に明確に理解されるであろう。
本発明の目的は、無線通信システムで動作する基地局(base station)に対する方法であって、少なくとも一つのFDD(Frequency Division Duplex;周波数分割デュプレックス)サービングセル及び少なくとも一つのTDD(Time Division Duplex;時間分割デュプレックス)サービングセルを含む複数のセルを設定する段階、及び前記複数のセルの中でFDDサービングセルに相当するセカンダリーセル(Secondary Cell;SCell)を介してサブフレームnでデータを送信する段階、及びプライマリーセル(Primary Cell;PCell)が前記複数のセルの中でTDDサービングセルである場合、前記SCellを介してサブフレームm(m≧n+k+4)で前記データを再送信する段階を含み、前記kは下りリンク伝送と前記下りリンク伝送に関連したHARQ(Hybrid−ARQ)フィードバック伝送の間のインターバル(interval)である方法を提供することによって達成することができる。
好ましくは、前記PCellがTDDサービングセルである場合、RRT(Round Trip Time)タイマーをk+4個のサブフレームに設定する。
好ましくは、前記PCellがFDDサービングセルである場合、RRT(Round Trip Time)タイマーを8個のサブフレームに設定する。
好ましくは、前記方法は、前記PCellが前記複数のサービングセルの中でFDDサービングセルである場合、前記SCellを介してサブフレームmでデータを再送信する段階をさらに含み、mはn+8より大きいか同一である整数である。
本発明の他の態様において、無線通信システムで動作する端末(user equipment)に対する方法であって、FDD(Frequency Division Duplex;周波数分割デュプレックス)サービングセルであるセカンダリーセル(Secondary Cell;SCell)を介してサブフレームnでデータを受信する段階、及びプライマリーセル(Primary Cell;PCell)がTDD(Time Division Duplex;時間分割デュプレックス)サービングセルである場合、前記SCellを介してサブフレームn+k+4から始まる前記データの再伝送をモニタリングする段階を含み、前記kは前記SCellでの下りリンクデータ伝送と前記PCellでの下りリンクデータ伝送に関連したHARQ(Hybrid−ARQ)フィードバック伝送の間のインターバル(interval)である方法が提供される。
好ましくは、前記方法は、前記PCellがTDDサービングセルである場合、RRT(Round Trip Time)タイマーをk+4個のサブフレームに設定する段階をさらに含む。
好ましくは、前記方法は、前記PCellがFDDサービングセルである場合、RRT(Round Trip Time)タイマーを8個のサブフレームに設定する段階をさらに含む。
好ましくは、前記方法は、前記PCellがFDDサービングセルである場合、前記SCellを介してサブフレームn+8から始まる前記データの再伝送をモニタリングする段階をさらに含む。
上述した一般的な説明と次の本発明の詳細な説明は、例示的かつ説明的なものであり、本発明の更なる説明を提供するために意図されたものとして理解しなければならない。
本発明によると、搬送波集成システムにおいてHARQ RRTタイマー設定を効果的に遂行することができる。具体的に、基地局はPCellの状態によってデータを再送信することができ、また端末はPCellの状態によってデータ再送信をモニタリングすることもできる。
本発明から得られる効果は、以上で言及した効果に制限されず、言及していない他の効果は、以下の記載から、本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者にとっては明らかになるであろう。
本明細書に添付される図面は、本発明に対する理解を提供するためのもので、本発明の様々な実施形態を示し、明細書の記載と共に本発明の原理を説明するためのものである。
無線通信システムの一例としてE−UMTSネットワーク構造を概略的に示す図である。 E−UTRAN(Evolved−Universal Terrestrial Radio Access Network)ネットワーク構造を示すブロック図である。 一般的なE−UTRANとEPCの構造を示すブロック図である。 3GPP無線接続ネットワーク規格に基づいた端末とE−UTRAN間の無線インターフェースプロトコル(Radio Interface Protocol)の制御平面(Control Plane)及びユーザ平面(User Plane)構造を示す図である。 本発明の実施例に係る通信装置のブロック図である。 無線フレーム構造を示す図である。 DRX(Discontinuous Reception)動作の概念を示す図である。 LTEシステムにおけるDRX動作のための方法を示す図である。 搬送波集成(carrier aggregation)を示す図である。 本発明の実施例による搬送波集成システムにおいてデータを再送信する方法に対する概念図である。 本発明の実施例による搬送波集成システムにおいてHARQ RRTタイマーを設定する方法に対する概念図である。
UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)は、ヨーロッパシステム、GSM(Global system for mobile communication)、及びGPRS(General Packet Radio Service)に基盤したWCDMA(Wideband Code Division Multiple Access)で動作する3世代(3rd Generation、3G)非対称移動通信システムである。UMTSのLTE(Long−Term Evolution)は、UMTSを規格化する3GPPによって議論中にある。
3GPP LTEは、高速パケット通信を可能にする技術である。ユーザ及び提供者の費用を減少させ、サービス品質を改善し、カバレッジ(coverage)及びシステム容量を拡張及び改善することを目的とするLTE課題のための多くの方法が提案された。3G LTEは、上位−レベル要求であって、ビット(bit)当たりの費用減少、増加したサービス可用性、周波数帯域の柔軟性、単純な構造、開放型インターフェース、及び端末の適切な電力消耗を要求する。
以下で、添付の図面を参照して説明した本発明の各実施例により、本発明の構成、作用及び他の特徴が容易に理解され得るだろう。以下で説明する各実施例は、本発明の技術的特徴が3GPPシステムに適用された各例である。
本明細書は、LTEシステム及びLTE−Aシステムを用いて本発明の各実施例を説明するが、これは例示に過ぎない。したがって、本発明の各実施例は、前記定義に該当するいずれの通信システムにも適用することができる。また、本明細書は、FDD方式を基準にして本発明の実施例に対して説明するが、これは例示であって、本発明の実施例は、H−FDD方式又はTDD方式にも容易に変形して適用することができる。
図2Aは、E−UTRAN(Evolved−Universal Terrestrial Radio Access Network)網構造を示すブロック図である。E−UMTSは、LTEシステムと称することもできる。通信網は、IMS及びパケットデータを通じたVoIP(Voice over IP)などの多様なサービスを提供するために広く配置される。
図2Aに示したように、E−UMTS網は、E−UTRAN(evolved UMTS terrestrial radio access network)、EPC(Evolved Packet Core)、及び一つ以上の端末を含む。E−UTRANは、一つ以上のeNB(evolved NodeB)20を含むことができ、複数の端末10が一つのセルに位置することができる。一つ以上のE−UTRAN MME(Mobility Management Entity)/SAE(System Architecture Evolution)ゲートウェイ30は、ネットワークの終端に位置し、外部ネットワークに接続することもできる。
本明細書において、「下りリンク(downlink)」は、eNB20から端末10への通信を称し、「上りリンク(uplink)」は、端末10からeNB20への通信を称する。端末10は、ユーザによって運搬される通信装備を称し、また、移動局(Mobile Station、MS)、ユーザ端末(User Terminal、UT)、加入者ステーション(Subscriber Station、SS)又は無線デバイスと称することもできる。
図2Bは、一般的なE−UTRANと一般的なEPCの構造を示すブロック図である。
図2Bに示したように、eNB20は、ユーザ平面及び制御平面のエンドポイント(end point)をUE10に提供する。MME/SAEゲートウェイ30は、セッション及び移動性管理機能のエンドポイントをUE10に提供する。eNB20及びMME/SAEゲートウェイ30は、S1インターフェースを介して接続することができる。
eNB20は、一般にUE10と通信する固定局であって、基地局(BS)又はアクセスポイント(access point)と称することもある。一つのeNB20はセルごとに配置することができる。ユーザトラフィック又は制御トラフィックを送信するためのインターフェースをeNB20間で使用することができる。
MMEは、eNB20に対するNASシグナリング、NASシグナリング保安、AS保安制御、3GPP接続ネットワーク間の移動性のためのインター(inter)CNノードシグナリング、(ページング再送信の制御及び実行を含む)遊休モード(idle mode)UE接近性(Reachability)、(遊休モード及び活性モード(active mode)のUEのための)トラッキング領域リスト管理、PDN GW及びサービングGW選択、MME変化が伴うハンドオーバーのためのMME選択、2G又は3G 3GPP接続ネットワークへのハンドオーバーのためのSGSN選択、ローミング、認証、専用ベアラー設定を含むベアラー管理、(ETWS及びCMASを含む)PWSメッセージ送信のためのサポートを含む多様な機能を行う。SAEゲートウェイホストは、パー−ユーザ(Per−user)ベースのパケットフィルタリング(例えば、深層パケット検査を使用)、適法なインターセプション(Lawful Interception)、UE IPアドレス割り当て、下りリンクでの送信(Transport)レベルパケットマーキング、UL及びDLサービスレベル課金、ゲーティング及びレート強化、APN−AMBRに基づいたDLレート強化を含む多様な機能を提供する。MME/SAEゲートウェイ30は、明確性のために、本明細書で単純に「ゲートウェイ」と称する。しかし、MME/SAEゲートウェイ30は、MME及びSAEゲートウェイの両者を全て含む。
複数のノードは、eNB20とゲートウェイ30との間でS1インターフェースを介して接続することができる。各eNB20は、X2インターフェースを介して相互接続することができ、各隣接eNBは、X2インターフェースを有するメッシュネットワーク構造(meshed network structure)を有することができる。
図2Bに示したように、eNB20は、ゲートウェイ30に対する選択、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)活性化の間、ゲートウェイに向かうルーティング、ページングメッセージのスケジューリング及び送信、ブロードキャストチャネル(BCCH)情報のスケジューリング及び送信、上りリンク及び下りリンクの全てにおける各UE10のための動的リソース割り当て、eNB測定の構成及び準備、無線ベアラー制御、無線承認制御(Radio Admission Control、RAC)、及びLTE_ACTIVE状態での接続移動性制御などの各機能を行うことができる。EPCにおいて、ゲートウェイ30は、ページング発信、LTE_IDLE状態管理、ユーザ平面暗号化、システム構造エボリューション(System Architecture Evolution、SAE)ベアラー制御、及び非−接続層(Non−Access Stratum、NAS)シグナリングの暗号化及び無欠性保護などの各機能を行うことができる。
EPCは、移動性管理エンティティ(Mobility Management Entity、MME)、サービング−ゲートウェイ(serving−gateway、S−GW)、及びパケットデータネットワーク−ゲートウェイ(Packet Data Network−Gateway、PDN−GW)を含む。MMEは、主に各端末の移動性を管理する目的で用いられる接続及び可用性に対する情報を有する。S−GWは、E−UTRANを終端点として有するゲートウェイで、PDN−GWは、パケットデータネットワーク(PDN)を終端点として有するゲートウェイである。
図3は、3GPP無線接続網規格を基盤にした端末とE−UTRANとの間の無線インターフェースプロトコルの制御平面及びユーザ平面の構造を示す図である。制御平面は、端末(User Equipment;UE)とネットワークがコールを管理するために用いる各制御メッセージが送信される通路を意味する。ユーザ平面は、アプリケーション層で生成されたデータ、例えば、音声データ又はインターネットパケットデータなどが送信される通路を意味する。
第1の層である物理層は、物理チャネル(Physical Channel)を用いて上位層に情報送信サービス(Information Transfer Service)を提供する。物理層は、上位にある媒体接続制御(Medium Access Control)層とは伝送チャネル(Transport Channel)を介して接続されている。伝送チャネルを介して媒体接続制御層と物理層との間にデータが移動する。送信側と受信側の物理層間には、物理チャネルを介してデータが移動する。物理チャネルは、時間と周波数を無線リソースとして活用する。具体的に、物理チャネルは、下りリンクでOFDMA(Orthogonal Frequency Division Multiple Access)方式で変調され、上りリンクでSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)方式で変調される。
第2の層の媒体接続制御(Medium Access Control;MAC)層は、論理チャネル(Logical Channel)を介して上位層である無線リンク制御(Radio Link Control;RLC)層にサービスを提供する。第2の層のRLC層は、信頼性のあるデータ送信をサポートする。RLC層の機能は、MAC内部の機能ブロックで具現することもできる。第2の層のPDCP(Packet Data Convergence Protocol)層は、帯域幅の狭い無線インターフェースでIPバージョン4(IP version 4、IPv4)パケットやIPバージョン6(IPv6)パケットのようなIP(internet protocol)パケットを効率的に送信するために不必要な制御情報を減少させるヘッダー圧縮(Header Compression)機能を行う。
第3の層の最下部に位置した無線リソース制御(Radio Resource Control;RRC)層は、制御平面のみで定義される。RRC層は、各無線ベアラー(Radio Bearer;RB)の設定(Configuration)、再設定(Re−configuration)及び解除(Release)と関連して論理チャネル、伝送チャネル及び物理チャネルの制御を担当する。RBは、端末とネットワークとの間のデータ伝達のために第2の層によって提供されるサービスを意味する。このために、端末とネットワークのRRC層は、互いにRRCメッセージを交換する。
eNBの一つのセルは、1.25MHz、2.5MHz、5MHz、10MHz、15MHz及び20MHzなどの各帯域のうち一つで動作するように設定することができ、帯域で下りリンク又は上りリンク送信サービスを提供するように設定することができる。異なる各セルは、異なる各帯域を提供するように設定することもできる。
E−UTRANから端末への送信のための下りリンク伝送チャネル(Downlink transport Channel)は、システム情報を送信するBCH(Broadcast Channel)、各ページングメッセージを送信するPCH(Paging Channel)、及びユーザトラフィック又は各制御メッセージを送信するための下りリンク共有チャネル(Shared Channel、SCH)を含む。下りリンクマルチキャスト又はブロードキャストサービスのトラフィック又は制御メッセージの場合、下りリンクSCHを介して送信することもでき、又は別途の下りリンクMCH(Multicast Channel)を介して送信することもできる。
端末からネットワークにデータを送信する上りリンク伝送チャネルとしては、初期制御メッセージを送信するRACH(Random Access Channel)と、その他にユーザトラフィックや制御メッセージを送信する上りリンクSCH(Shared Channel)とがある。伝送チャネルの上位にあり、伝送チャネルにマッピングされる論理チャネルとしては、BCCH(Broadcast Control Channel)、PCCH(Paging Control Channel)、CCCH(Common Control Channel)、MCCH(Multicast Control Channel)、及びMTCH(Multicast Traffic Channel)などがある。
図4は、本発明の実施例に係る通信装置のブロック図である。
図4に示された装置は、上述したメカニズムを行うように適応されたユーザ装置(User Equipment、UE)及び/又はeNBであってもよいが、同じ作業を行う任意の装置であってもよい。
図4に示したように、装置は、DSP(Digital Signal Processor)/マイクロプロセッサ110及びRF(Radio Frequency)モジュール(送受信機;135)を含むこともできる。DSP/マイクロプロセッサ110は、送受信機135に電気的に接続されて送受信機135を制御する。装置は、設計者の選択によって、電力管理モジュール105、バッテリー155、ディスプレイ115、キーパッド120、SIMカード125、メモリデバイス130、スピーカー145及び入力デバイス150をさらに含むこともできる。
特に、図4は、ネットワークから要請メッセージを受信するように構成された受信機135及びネットワークに送/受信タイミング情報を送信するように構成された送信機135を含む端末を示してもよい。このような受信機と送信機は送受信機135を構成できる。端末は、送受信機(受信機及び送信機、135)に接続されたプロセッサ110をさらに含むこともできる。
また、図4は、端末に要請メッセージを送信するように構成された送信機135及び端末から送受信タイミング情報を受信するように構成された受信機135を含むネットワーク装置を示してもよい。送信機及び受信機は送受信機135を構成することもできる。ネットワークは、送信機及び受信機に接続されたプロセッサ110をさらに含む。このプロセッサ110は、送受信タイミング情報に基づいて遅延(latency)を計算することもできる。
図5には、無線フレーム構造を示す。セルラーOFDM無線パケット通信システムにおいて、上りリンク/下りリンクデータパケット伝送は、サブフレーム単位で行われる。サブフレームは、複数のOFDMシンボルを含む所定の時間間隔(time interval)と定義される。LTE(−A)は、FDD(frequency division duplex)に適用可能なタイプ−1無線フレーム構造、及びTDD(time division duplex)に適用可能なタイプ−2無線フレーム構造を支援する。
図5(a)は、タイプ−1無線フレーム構造を示す図である。下りリンクサブフレームは10個のサブフレームを含み、それぞれのサブフレームは時間領域で2個のスロットを含む。1つのサブフレームを送信するための時間は、伝送時間間隔(transmission time interval(TTI))と定義される。例えば、それぞれのサブフレームは1msの長さを有し、各スロットは0.5msの長さを有する。1つのスロットは、時間領域で複数個のOFDMシンボルを有し、周波数領域で複数個のリソースブロック(RB)を有する。LTE(−A)で下りリンクはOFDMを用いるので、OFDMシンボルはシンボル周期(symbol period)を表す。OFDMシンボルは、SC−FDMAシンボル又はシンボル周期と呼ぶこともできる。リソース割り当て単位としてのRBは、1つのスロット内に複数の連続した副搬送波を含むことができる。
1つのスロットに含まれるOFDMシンボルの個数はCP(cyclic prefix)構成に依存する。例えば、OFDMシンボルが正規CP(normal CP)で構成される場合、1スロットに含まれるOFDMシンボルは7個であってもよい。OFDMシンボルが拡張されたCP(extended CP)で構成される場合、1スロットに含まれるOFDMシンボルは6個であってもよい。
図5(b)は、タイプ−2無線フレーム構造を示す図である。タイプ−2無線フレームは、2個のハーフフレーム(half frame)を有する。それぞれのハーフフレームは5個のサブフレームを含み、各サブフレームは2個のスロットで構成される。
表1には、TDDモードで1つの無線フレーム内のサブフレームのUL−DL(上りリンク−下りリンク)構成を示す。
Figure 2017522747
表1で、Dは下りリンクサブフレームを表し、Uは上りリンクサブフレームを表し、Sはスペシャルフレームを表す。
スペシャルフレームは、DwPTS(downlink pilot timeslot)、GP(guard period)及びUpPTS(uplink pilot timeslot)を含む。DwPTSは下りリンク伝送のための時間(period)であり、UpPTSは上りリンク伝送のための時間である。
表2には、スペシャルフレーム構成によるDwPTS/GP/UpPTSの長さを示す。表2で、Tsはサンプリング時間を表す。
Figure 2017522747
上記の無線フレーム構造は例示的なものであり、無線フレームに含まれるサーフフレームの個数、1つのサブフレームに含まれるスロットの個数、及び1つのスロットに含まれるシンボルの個数は変動してもよい。
図6は、DRX(Discontinuous Reception)動作の概念図である。
図6を参照すると、RRC_CONNECTED状態の端末に対してDRXが設定されると、端末は、下りリンクチャネル、すなわち、PDCCHを受信しようと試み、所定の時間でのみPDCCHモニタリングを行い、余りの時間ではPDCCHモニタリングを行わない。端末がPDCCHモニタリングを行うべき時間を「オンデューレーション(on duration)」と呼ぶ。DRX周期当たりに1つのオンデューレーションが定義される。すなわち、1つのDRX周期はオンデューレーションの反復周期である。
端末は、1つのDRX周期内のオンデューレーションでPDCCHを常にモニタリングし、DRX周期は、オンデューレーションが設定される時間を決定する。DRX周期は、DRX周期の時間によって、長いDRX周期と短いDRX周期とに区別される。長いDRX周期は、端末のバッテリー消耗を最小化することができ、短いDRX周期は、データ伝送遅延を最小化することができる。
端末がDRX周期内のオンデューレーションでPDCCHを受信すると、オンデューレーション以外の時間で追加の伝送又は再伝送が起きてもよい。このため、端末は、オンデューレーション以外の時間でPDCCHをモニタリングする必要がある。すなわち、端末はオンデューレーション管理タイマー(onDurationTimer)だけでなく、非活性管理タイマー(drx−InactivityTimer)と再伝送管理タイマー(drx−RetransmissionTimer)が動作する時間でPDCCHモニタリングを行わなければならない。
上記の各タイマーの値はサブフレームの個数と定義される。サブフレームの個数は、タイマー値に到達するまでカウントされる。タイマー値が満たすと、タイマーは終了する。現在のLTE標準は、drx−InactivityTimerを、最初のUL又はDLユーザデータ伝送を示すPDCCHの成功的なデコーディング後の連続したPDCCH−サブフレームの個数と定義し、drx−RetransmissionTimerを、端末によってDL再伝送が予想される連続したPDCCH−サブフレームの最大の個数と定義する。
また、端末は、ランダムアクセスの間に又はスケジューリング要求を送信してULグラントを受信しようと試みる際、PDCCHモニタリングを行わなければならない。
端末がPDCCHモニタリングを行うべき期間を活性化時間(active time)と呼ぶ。活性化時間は、PDCCHを周期的にモニタリングするオンデューレーション、及びイベントが発生するとPDCCHをモニタリングする時間を含む。
より詳しくは、上記の活性化時間は、(1)onDurationTimer、drx−InactivityTimer、drx−RetransmissionTimer又はmac−ContentionResolutionTimerが動作する時間、(2)スケジューリング要求がPUCCHを介して送信される時間、(3)行われているHARQ再伝送のための上りリンクグラントが発生してもよく、該当のHARQバッファにデータが存在する時間、又は(4)端末が選択していないプリアンブルに対するランダムアクセス応答の成功的な受信後に、端末のC−RNTIにアドレシングされた新しい伝送を示すPDCCHが受信されていない時間、を含む。
図7は、LTEシステムにおけるDRX動作のための方法を示す図である。
図7を参照すると、端末は、DRX機能を有するRRCによって構成され、それぞれのTTI(すなわち、それぞれのサブフレーム)に対する次の動作を行う。
HARQ RTT(Round Trip Time)タイマーは端末がDL HARQを予想する前にサブフレームの最小量を規定するパラメーターである。
HARQ RTT(Round Trip Time)タイマーが該当のサブフレームで満了し、該当のHARQプロセスのデータが成功的にデコードされないと、端末は該当のHARQプロセスのためのdrx−RetransmissionTimerを起動する。
また、DRX命令MAC CE(control element)が受信されると、端末は、onDurationTimerとdrx−InactivityTimerを中止する。DRX命令MAC CEは、DRX状態への遷移のための命令であり、MAC PDU(Protocol Data Unit)サブヘッダーのLCID(Logical Channel ID)フィールドによって識別される。
drx−InactivityTimerが満了したり、又はDRX命令MAC CEが該当のサブフレームで受信される場合、短いDRX周期が構成されると、端末はdrxShortCycleTimerを起動又は再起動し、短いDRX周期を利用する。しかし、短いDRX周期が構成されないと、長いDRX周期が利用される。付加的に、drxShortCycleTimerが当該サブフレームで満了すると、長いDRX周期も利用される。
現在のMAC標準文書(specification)において、端末に対してDRX機能が構成されると、端末は、各サブフレームで次のようにonDurationTimerを起動するか否かを確認する。
Figure 2017522747
式A(すなわち、モジューロ−DRX周期チェック)によれば、DRX周期の期間が最大SFN値より短いと仮定、すなわち、最大SFN値が現在1023であり、DRX周期が2560サブフレームに該当すると仮定するので、オンデューレーションはDRX周期当たりに1回現れる。端末の電力消耗をより一層減少させるために、DRX周期を「最大SFN値*10」、すなわち、10230サブフレームよりも長く設定すると、オンデューレーションは1 DRX周期内で複数回現れる。
端末は、上記活性化時間でPDCCH−サブフレームのためのPDCCHをモニタリングする。PDCCHがDL伝送を示したり、又はDL割り当てが当該サブフレームのために構成された場合、端末は、該当のHARQプロセスのためのHARQ RTTタイマーを起動し、該当のHARQプロセスのためのdrx−RetransmissionTimerを中止する。PDCCHが新しい(DL又はUL)伝送を示すと、端末はdrx−InactivityTimerを起動又は再起動する。
ここで、PDCCH−サブフレームは、PDCCHを有するサブフレームと定義される。すなわち、PDCCH−サブフレームは、PDCCHを伝送可能なサブフレームである。さらにいうと、FDD(frequency division duplex)システムにおいて、PDCCH−サブフレームは任意のサブフレームを表す。全二重(full−duplex)TDD(time division duplex)システムにおいて、PDCCH−サブフレームは、下りリンクサブフレームとschedulingCellIdが設定されたサービングセル(すなわち、スケジューリングされたセル)を除いた全サービングセルのDwPTSを含むサブフレームとの組み合わせ(union)を表す。ここで、schedulingCellIdは、スケジューリングセルのIDを表す。半二重(half−duplex)TDDシステムにおいて、PDCCH−サブフレームは、PCell(プライマリーセル)が下りリンクサブフレーム又はDwPTSを含むサブフレームとして構成されるサブフレームを表す。
一方、活性化時間でないとき、端末は、基地局によってトリガされるSRS(Sounding Reference Signal)伝送及びCSI報告を行わない。
上記DRX動作が行われる間、HARQ RTTタイマーだけが8msと固定され、基地局は、他のタイマー値であるonDurationTimer、drx−InactivityTimer、drx−RetransmissionTimer及びmac−ContentionResolutionTimerをRRC信号を用いて端末に知らせる。また、基地局は、DRX周期の期間を表す長いDRX周期及び短いDRX周期を、RRC信号を用いて端末に知らせる。
二つのアンテナポート
Figure 2017522747
でのHARQ−ACK伝送はTDD HARQ−ACKバンドリングフィードバックを有するPUCCH format 1a/1b又はPUCCH format 3によって支援される。
フレーム構造タイプ2を有する一つ以上のサービングセルで搬送波集成を支援する端末はチャネル選択を有するPUCCH format 1bに対する二つのアンテナポート
Figure 2017522747
でのHARQ−ACK伝送のために、上位階層で設定できる。
HARQ−ACKが設定された端末のためのTDD HARQ−ACK手順は端末がただプライマリーセルでのみPDSCH又はSPS release PDCCH/EPDCCHを受信するときである。
仮に、端末がチャネル選択を有するPUCCH format 1bを有する二つのアンテナポート伝送が設定されていない場合であれば、上位階層シグナリングに基づいて、単一サービングセルを有する端末は表3、4及び5セットによって、あるいは表6、7及び8セットによってチャネル選択が遂行されることができる。
仮に、端末がチャネル選択を有するPUCCH format 1bを有する二つのアンテナポート伝送が設定された場合であれば、端末は表6、7及び9セットによってチャネル選択を遂行することができる。
Figure 2017522747
Figure 2017522747
Figure 2017522747
Figure 2017522747
Figure 2017522747
Figure 2017522747
Figure 2017522747
Figure 2017522747
Figure 2017522747
図8は、搬送波集成を示す図である。
複数の搬送波を支援するための搬送波集成技術を、図8を参照して以下に説明する。上述したように、搬送波集成によって、既存の無線通信システム(例えば、LTEシステム)で定義された帯域幅単位(例えば20MHz)の最大5個の搬送波(CC(component carrier))をバンドリングする方式で最大100MHzのシステム帯域幅を支援することができる。搬送波集成に用いられるコンポーネント搬送波は、同一又は別個の帯域幅サイズを有することができる。そして、コンポーネント搬送波は別個の周波数帯域(又は、中心周波数)を有することができる。コンポーネント搬送波は、隣接した周波数帯域に存在することができる。しかし、不連続した周波数帯域上に存在するコンポーネント搬送波も、搬送波集成に用いることができる。搬送波集成技術において、上りリンク及び下りリンクの帯域幅サイズは対称的又は非対称的に割り当てることができる。
搬送波集成のために用いられる複数の搬送波(コンポーネント搬送波)は、プライマリコンポーネント搬送波(PCC)とセカンダリコンポーネント搬送波(SCC)とに区別することができる。PCCは、Pセル(プライマリーセル)と呼ぶこともでき、SCCは、Sセル(セカンダリーセル)と呼ぶこともできる。プライマリコンポーネント搬送波は、基地局がトラフィック及び制御シグナリングを端末と交換するために用いる。この場合、制御シグナリングは、コンポーネント搬送波の追加、プライマリコンポーネント搬送波、上りリンク(UL)グラント、下りリンク(DL)割り当てのための設定などを含む。基地局は複数のコンポーネント搬送波を用いることができるが、該当の基地局に属した端末は、1つのプライマリコンポーネント搬送波だけを有するように設定することができる。端末が単一搬送波モードで動作する場合、プライマリコンポーネント搬送波が用いられる。このため、独立して用いられるように、プライマリコンポーネント搬送波は基地局と端末間のデータ及び制御シグナリングの交換のための全ての要件を満たすように設定される必要がある。
一方、セカンダリコンポーネント搬送波は、送受信されるデータの要求されるサイズによって活性化又は非活性化される付加的なコンポーネント搬送波を含むことができる。セカンダリコンポーネント搬送波は、基地局から受信される特定の命令及び規則にしたがってのみ用いられるように設定されてもよい。付加的な帯域幅を支援するために、セカンダリコンポーネント搬送波はプライマリコンポーネント搬送波と共に用いられるように設定されてもよい。活性化されたコンポーネント搬送波を介してULグラント、DL割り当てなどのような制御信号を端末が基地局から受信することができる。活性化されたコンポーネント搬送波を介して、CQI(channel quality indicator)、PMI(precoding matrix index)、RI(rank indicator)、SRS(sounding reference signal)などのUL制御信号を端末から(SRS)基地局に送信することができる。
端末へのリソース割り当てのためにプライマリコンポーネント搬送波と複数のセカンダリコンポーネント搬送波を用いることができる。複数の搬送波集成モードで、システム負荷(すなわち、静的/動的負荷バランシング)、ピークデータ速度又はサービス品質要件に基づいて、システムはDL及び/又はULに非対称的にセカンダリコンポーネント搬送波を割り当てることができる。搬送波集成技術を利用するにあたって、コンポーネント搬送波の設定は、RRC接続過程の後に基地局から端末に提供することができる。この場合、RRC接続は、端末のRRCレイヤとネットワーク間でSRBを介して交換されるRRCシグナリングに基づいて無線リソースが端末に割り当てられることを意味することができる。端末と基地局間のRRC接続過程が完了した後、基地局は、プライマリコンポーネント搬送波及びセカンダリコンポーネント搬送波に関する設定情報を端末に提供することができる。セカンダリコンポーネント搬送波に関する設定情報は、セカンダリコンポーネント搬送波の追加/削除(又は活性化/非活性化)を含むことができる。したがって、基地局と端末間のセカンダリコンポーネント搬送波を活性化したり、以前のセカンダリコンポーネント搬送波を非活性化するためには、RRCシグナリングとMAC制御要素を交換する必要がある。
セカンダリコンポーネント搬送波の活性化又は非活性化は、QoS(quality of service)、搬送波の負荷条件及びその他の要素に基づいて基地局が決定することができる。そして、基地局は、DL/ULに対する指示タイプ(indication type)(活性化/非活性化)、セカンダリコンポーネント搬送波リストなどの情報を含む制御メッセージを用いてセカンダリコンポーネント搬送波を設定するように端末に指示することができる。
一部のセルはTDDモードで動作し、他のセルはFDDモードで動作する複数のセルが端末に設定される場合(TDD−FDD連合動作(joint operation)という。)のためにサブフレーム構成が定義される。
TDD−FDD搬送波集成の場合、端末がUL−CAで構成されるかにかかわらず、Rel−10/11搬送波集成のように少なくともPCellでのみ(PCell−only)のPUCCHが支援される。
PCellのみでのPUCCH伝送の場合:i)PCellで送信されるPDSCH/PUSCHの場合、PCellがTDD搬送波であるかそれともFDD搬送波であるかにかかわらず、スケジューリング/HARQタイミングは既存のPCellタイミングに従い、ii)セルフスケジューリングによってSCellで送信されるPUSCHの場合には、SCellがTDDであるかそれともFDDであるかにかかわらず、スケジューリング/HARQタイミングが既存のScellタイミングに従い、iii )PCellがFDD搬送波であり、SCellがTDD搬送波であれば、セルフスケジューリングによってSCellで送信されるPDSCHの場合、HARQタイミングはPCellタイミングに従う。
FDD PCellの場合、PCellのみでのPUCCHを用いたDLクロス搬送波スケジューリングの場合、スケジューリングされたサービングセルのDL HARQタイミングはPCellのタイミングに従う。そして、仮にスケジューリングサービングセルがFDDであり、スケジューリングされたサービングセルがTDDであれば、ULクロス搬送波スケジューリングに対し、スケジューリングされたTDDサービングセルのスケジューリング/HARQタイミングはスケジューリングされたTDDサービングセルのUL/DL設定に従う。仮に、スケジューリングサービングセルがTDDであり、スケジューリングされたサービングセルがFDDであれば、ULクロス搬送波スケジューリングに対し、スケジューリングされたFDDサービングセルのスケジューリング/HARQタイミングはi)10ms RTT、ii)ULグラント/PHICHとPUSCHの間の4ms、及びiii )PUSCHとPHICHの間の6msに従う。
TDD PCellセルフ−スケジューリングが支援されれば、TDD PCellの場合、PCellのみでのPUCCHを用いたDLクロス搬送波スケジューリングに対し、スケジューリングされたサービングセルのDL HARQタイミングはPCellのタイミングに従う。そして、PCellのタイミングはPCellのSIB1 UL/DL設定又はPCellのDL−参照HARQタイミングによって決定されたDL HARQタイミングに定義される。
ULクロス搬送波スケジューリングの場合、スケジューリングサービングセルがFDDであり、スケジューリングされたサービングセルがTDDであれば、ULクロス搬送波スケジューリングに対し、スケジューリングされたTDDサービングセルのスケジューリング/HARQタイミングはスケジューリングされたTDDサービングセルのUL/DL設定に従う。ULクロス搬送波スケジューリングの場合、スケジューリングサービングセルがTDDであり、スケジューリングされたサービングセルがFDDであれば、ULクロス搬送波スケジューリングに対し、スケジューリングされたFDDサービングセルのスケジューリング/HARQタイミングはi)10ms RTT、ii)ULグラント/PHICHとPUSCHの間の4ms、及びiii )PUSCHとPHICHの間の6msに従う。
FDD PCellの場合とTDD PCell場合には、TDD PCellが支援され、チャネル選択があるPUCCH format 1bが適用可能であれば、
i)TDD−FDD搬送波集成のためにチャネル選択があるPUCCH format 1b及びPUCCH format 3が支援され、
ii)PCellでFDDを使い、SCellでTDDを使うときには、チャネル選択があるPUCCH format 1bが使われ、FDD ACK/NACKテーブルが使われる。そして、PCellでTDDを使い、SCellでFDDを使うときには、TDD ACK/NACKテーブルが使われる。
iii )チャネル選択があるPUCCH format 1bに対し、PCellでFDDを使い、SCellでTDDを使うとき、SCell上に連関されたULサブフレームが存在すれば、単一FDDサービングセルのようにPUCCH format 1a/1bが使われる。そうではなければ、チャネル選択があるPUCCH format 1bが使われる。
iv)チャネル選択があるPUCCH format 1b及び同一のサブフレームでのHARQ−ACK+SR伝送の場合、PCellでFDDを使い、SCellでTDDを使えば、連合(Joint)HARQ−ACK及び正の(positive)SR伝送はPUCCH format 1a/1bによる。そして、連合HARQ−ACK及び正のSR伝送がPUCCH format 1a/1bによる場合、連合HARQ−ACK及びSRの伝送はRel−10/11でのTDD搬送波集成と同様に適用される。
v)PUCCH format 3又はPUSCH上でのHARQ−ACK伝送の場合、PCellでFDDを使い、SCellでTDDを使えば、ULサブフレームで送信されるHARQ−ACKビットの数は各サービングセル別に設定された下りリンク伝送モード及び関連DLサブフレームを有するサービングセルの数によって決定される。
多数のTAGがTDDセルとFDDセルの間に設定されることができる。現在仕様にはTDDセルとFDDセルの間の最大TXタイミング差である32.47usを維持するために更なる処理が不要である。
TDDセルとFDDセルにわたる単一TAGに関連し、TDDセルとFDDセルがPTAGにあるとき、TDDセルとFDDセルの間の端末の伝送サブフレーム境界は現在仕様に対する更なる処理なしで整列されることができる。あるいは、TDDセルとFDDセルがSTAGにある場合、端末はSTAGのために624Tsに相当するNTAオフセットを使うことになる。
DRX動作の場合、PDCCH−サブフレーム定義に加え、HARQ RTTタイマーに対する影響がある。DL HARQタイミングに対する物理階層合意を要約すれば次の通りである。
1)DRX動作の場合、PDCCH−サブフレーム定義に加え、HARQ RTTタイマーに対する影響がある。DL HARQタイミングに対するRAN1の合意を要約すれば次の通りである。i)PCell上で送信されるPDSCH/PUSCHの場合、スケジューリング/HARQタイミングはPCellがTDD搬送波であるかそれともFDD搬送波であるかにかかわらず、既存のPCellタイミングに従い、ii)PcellがFDD搬送波であり、SCellがTDD搬送波であるときは、セルフ−スケジューリングによってScell上で送信されるPDSCH場合、HARQタイミングはPcellタイミングに従う。
2)DLクロス搬送波スケジューリング:PCellのみでのPUCCHを用いたDLクロス搬送波スケジューリングの場合、スケジューリングされたサービングセルのDL HARQタイミングはPCellのタイミングに従う。
3)TDD PCellセルフ−スケジューリングが支援される場合、TDD PCellの場合のDLクロス搬送波スケジューリング:PCellのみでのPUCCHを用いたDLクロス搬送波スケジューリングの場合、スケジューリングされたサービングセルのDL HARQタイミングはPCellのタイミングに従う。
ここで、PCellタイミングはPCellのSIB1 UL/DL設定によって決定されたDL HARQタイミング又はeIMTAのためのPCellのDL−基準HARQタイミングに定義される。
したがって、端末がTDD−FDD CAに設定される場合、PCellがFDDであれば、TDD SCellに対してHARQタイミングはFDDに従う。TDD SCellの場合、PCellがFDDであれば、HARQタイミングは表9に従う。
Figure 2017522747
物理階層を含む階層1の場合、PCellでPUCCH信号が送信されるので、PCell TDD設定によってDL HARQタイミングが設定される。階層1でのPCell TDD設定によって構成することにより、ACK/NACK伝送を含むHARQフィードバックはもっと柔軟に遂行されることができる。
一方、MACエンティティ、RLCエンティティ及びPDCPエンティティを含む階層2の場合、HARQ RTTタイマーをPCell TDD設定によって構成する理由は、端末が再伝送データをもっと効果的にモニタリングすることができるからである。
実際に階層2の場合、PCell又はSCellでPUCCH伝送が遂行されるかは重要ではない。しかし、DL伝送/再伝送のタイムラインを考慮しなければならない場合には、PCell TDD設定によって設定されたHARQ RTTタイマーがもっと効果的であるのは明らかである。
DL伝送/再伝送のタイムラインは次の通りである。端末が特定のセルを介してサブフレームnで下りリンクデータを受信すれば、端末はPCellを介してサブフレームn+kでこの下りリンクデータに係るHARQフィードバックを送信することができる。基地局での処理時間として少なくとも4msが適用されると仮定すれば、基地局は4個のサブフレーム以後に再伝送を遂行することができる。よって、端末は特定のセルを介してサブフレームn+k+4から始まる再伝送を受信することができる。
ここで、kは下りリンク伝送と下りリンク伝送に関連したHARQ(Hybrid−ARQ)フィードバック伝送の間のインターバル(interval)である。
この場合、SCell TDD設定を考慮してn+k+4を計算すれば、kの値はPCell TDD設定によって決定されたkの値より小さいか大きいと決定されることができる。よって、端末は元の再伝送タイミングより早く又は遅く再伝送データをモニタリングすることができる。端末がモニトングリングを早く遂行すれば、バッテリー消耗が増加することになる。そして、モニタリングを遅く始めれば、再伝送受信時に遅延によって発生する問題がある。よって、本発明では、端末のバッテリー消耗を最小化し、より効率的な再伝送受信のために、PCell TDD設定によってHARQタイマーを設定することを提案する。
図9は本発明の実施例による搬送波集成システムにおいてデータを再送信する方法に対する概念図である。
TDD−FDD CAが設定された場合、HARQ RTTタイマーを設定するため、HARQW RTTタイマーは次の通りに設定される:FDDでは、HARQ RTTタイマーが8個のサブフレームに設定され、TDDではHARQ RTTタイマーがk+4個のサブフレームに設定される。TDD−FDD CAが設定された場合、PCellがFDDであれば、HARQ RTTタイマーは8個のサブフレームに設定され、PCellがTDDであれば、HARQ RTTタイマーはk+4個のサブフレームに設定される。ここで、kは下りリンク伝送と下りリンク伝送に関連したHARQ(Hybrid−ARQ)フィードバック伝送の間のインターバル(interval)である。
基地局が少なくとも一つのFDD(Frequency Division Duplex;周波数分割デュプレックス)サービングセル及び少なくとも一つのTDD(Time Division Duplex;時間分割デュプレックス)サービングセルを含む複数のセルを設定するとき(S901)、基地局は複数のセルの中でFDDサービングセルに相当するセカンダリーセル(Secondary Cell;SCell)を介してサブフレームnでデータを送信する(S903)。
PCellが複数のセルの中でTDDサービングセルである場合、基地局はSCellを介してサブフレームnでデータを再送信することができる(S905)。
好ましくは、mはn+k+4より大きいか同一である。
好ましくは、kは下りリンク伝送と下りリンク伝送に関連したHARQ(Hybrid−ARQ)フィードバック伝送の間のインターバル(interval)である。
PCellが複数のセルの中でFDDサービングセルである場合、基地局はSCellを介してサブフレームmでデータを再送信する(S907)。
好ましくは、mはn+8より大きいか同一である。
図10は本発明の実施例による搬送波集成システムにおいてHARQ RRTタイマーを設定する方法に対する概念図である。
端末がFDDサービングセルであるSCellを介してサブフレームnでデータを受信する場合(S1001)、基地局は、PCellがTDDサービングセルである場合、HARQ RTTタイマー値k+4個のサブフレームに設定することにより、HARQ RTTタイマーを設定する(S1003)。
そして、端末は、S1003のHARQ RTT timerによって、SCellを介してサブフレームn+k+4から始めてデータの再伝送をモニタリングすることができる(S1005)。
好ましくは、kはSCellでの下りリンクデータ伝送とPCellでの下りリンクデータ伝送に関連したHARQ(Hybrid−ARQ)フィードバック伝送の間のインターバル(interval)である。
一方、PCellがFDDサービングセルであれば、端末はHARQ RTTタイマー値8個のサブフレームに設定することにより、HARQ RTTタイマーを設定する(S1007)。
そして、端末はS1007のHARQ RTT timerによって、SCellを介してサブフレームn+8から始めてデータの再伝送をモニタリングすることができる(S1009)。
以上で説明された実施例は、本発明の構成要素と特徴が所定の形態で結合されたものである。各構成要素又は特徴は、別の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮しなければならない。各構成要素又は特徴は、他の構成要素や特徴と結合されていない形態で実施されてもよい。また、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施例を構成することもできる。本発明の実施例で説明される動作の順序は変更されてもよい。ある実施例の一部の構成や特徴は、他の実施例に含まれてもよく、または、他の実施例の対応する構成又は特徴に置換されてもよい。特許請求の範囲において明示的な引用関係にない請求項を結合して実施例を構成したり、出願後の補正によって新しい請求項として含めたりできるということは明らかである。
本発明の実施例において、基地局(BS)によって行われると説明された特定の動作は、上位ノードのBSによって行われてもよい。BSを含む複数のネットワークノードで、MSとの通信のために行われる様々な動作が、基地局によって行われたり、基地局以外の他のネットワークノードによって行われ得ることは明らかである。「eNB」は、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「基地局(BS)」、アクセスポイントなどの用語に代替されてもよい。
上述した実施例は、例えば、ハードウェア、ファームウエア、ソフトウェアまたはこれらの組み合わせのような様々な手段によって具現されてもよい。
ハードウェアの設定において、本発明の実施例に係る方法は、1つ以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサなどによって具現されてもよい。
ファームウエアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の一実施例は、以上で説明された機能又は動作を行うモジュール、手順、関数などの形態で具現されてもよい。ソフトウェアコードは、メモリユニットに格納され、プロセッサによって駆動され得る。メモリユニットは、プロセッサの内部又は外部に位置して、公知の様々な手段によってプロセッサとデータを交換することができる。
本発明は、本発明の特徴を逸脱しない範囲で他の特定の形態に具体化できるということは、当業者にとって自明である。したがって、上記の詳細な説明は、全ての面で制限的に解釈してはならず、例示的なものとして考慮しなければならない。本発明の範囲は、添付の請求項の合理的解釈によって決定されなければならず、本発明の等価的範囲内での全ての変更は本発明の範囲に含まれる。
上述した方法は、3GPP LTEシステムに適用される例示を中心に説明されたが、本発明は、3GPP LTEシステムのみならず様々な無線通信システムに適用可能である。

Claims (16)

  1. 無線通信システムで動作する基地局に対する方法であって、
    少なくとも一つのFDDサービングセル及び少なくとも一つのTDDサービングセルを含む複数のセルを設定する段階と、
    前記複数のセルの中でFDDサービングセルに相当するセカンダリーセル(SCell)を介してサブフレームnでデータを送信する段階と、
    プライマリーセル(PCell)が前記複数のセルの中でTDDサービングセルである場合、前記SCellを介してサブフレームm(m≧n+k+4)で前記データを再送信する段階と、を含み、
    前記kは下りリンク伝送と前記下りリンク伝送に関連したHARQフィードバック伝送の間のインターバルである、方法。
  2. 前記PCellがTDDサービングセルである場合、RRTタイマーをk+4個のサブフレームに設定する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記PCellが前記複数のサービングセルの中でFDDサービングセルである場合、前記SCellを介してサブフレームm(m≧8)でデータを送信する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記PCellがFDDサービングセルである場合、RRTタイマーを8個のサブフレームに設定する、請求項1に記載の方法。
  5. 無線通信システムで動作する端末に対する方法であって、
    FDDサービングセルであるセカンダリーセル(SCell)を介してサブフレームnでデータを受信する段階と、
    プライマリーセル(PCell)がTDDサービングセルである場合、前記SCellを介してサブフレームn+k+4から始まる前記データの再伝送をモニタリングする段階と、を含み、
    前記kは前記SCellでの下りリンクデータ伝送と前記PCellでの下りリンクデータ伝送に関連したHARQフィードバック伝送の間のインターバルである、方法。
  6. 前記PCellがTDDサービングセルである場合、RRTタイマーをk+4個のサブフレームに設定する段階をさらに含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記PCellがFDDサービングセルである場合、RRTタイマーを8個のサブフレームに設定する段階をさらに含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記PCellがFDDサービングセルである場合、前記SCellを介してサブフレームn+8から始まる前記データの再伝送をモニタリングする段階をさらに含む、請求項5に記載の方法。
  9. 無線通信システムで動作する基地局であって、
    RFモジュールと、
    前記RFモジュールを制御するプロセッサと、を含み、
    前記プロセッサは、少なくとも一つのFDDサービングセル及び少なくとも一つのTDDサービングセルを含む複数のセルを設定し、前記複数のセルの中でFDDサービングセルに相当するセカンダリーセル(SCell)を介してサブフレームnでデータを送信し、プライマリーセル(PCell)が前記複数のセルの中でTDDサービングセルである場合、前記SCellを介してサブフレームm(m≧n+k+4)で前記データを再送信し、前記kは下りリンク伝送と前記下りリンク伝送に関連したHARQフィードバック伝送の間のインターバルである、基地局。
  10. 前記PCellがTDDサービングセルである場合、RRTタイマーをk+4個のサブフレームに設定する、請求項9に記載の基地局。
  11. 前記PCellが前記複数のサービングセルの中でFDDサービングセルである場合、前記SCellを介してサブフレームmでデータを送信し、mはn+8より大きいか同一である整数である、請求項9に記載の基地局。
  12. 前記PCellがFDDサービングセルである場合、RRTイマーを8個のサブフレームに設定する、請求項9に記載の基地局。
  13. 無線通信システムで動作する端末であって、
    RFモジュールと、
    前記RFモジュールを制御するプロセッサと、を含み、
    前記プロセッサは、FDDサービングセルであるセカンダリーセル(SCell)を介してサブフレームnでデータを受信し、プライマリーセル(PCell)がTDDサービングセルである場合、前記SCellを介してサブフレームn+k+4から始まる前記データの再伝送をモニタリングし、前記kは前記SCellでの下りリンクデータ伝送と前記PCellでの下りリンクデータ伝送に関連したHARQフィードバック伝送の間のインターバルである、端末。
  14. 前記プロセッサは、前記PCellがTDDサービングセルである場合、RRTタイマーをk+4個のサブフレームに設定するようにさらに構成される、請求項13に記載の端末。
  15. 前記プロセッサは、前記PCellがFDDサービングセルである場合、RRTタイマーを8個のサブフレームに設定するようにさらに構成される、請求項13に記載の端末。
  16. 前記プロセッサは、前記PCellがFDDサービングセルである場合、前記SCellを介してサブフレームn+8から始まる前記データの再伝送をモニタリングするようにさらに構成される、請求項13に記載の端末。
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