JP2017519229A - センサ装置、測定装置及び測定方法 - Google Patents

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Abstract

本発明による、圧着接続部用の測定装置には、信号処理ユニット(150)と、光放射の使用に基づく測距センサ装置(100)と、形成した圧着接続部(104)及び測距センサ装置(100)を相互に関係させて移動させる移動機構(102)とが含まれている。測距センサ装置(100)は、この測距センサ装置(100)と移動機構(102)とが相互に関係して移動される間に、測距センサ装置(100)と圧着接続部(104)との間の距離を測定する。信号処理ユニット(150)は、測定した距離に基づいて表面プロフィールデータを生成し、圧着接続部(104)のこの表面プロフィールデータを使用して圧着接続部(104)の品質を特定し、圧着接続部(104)に関連するデータを表示する。

Description

技術分野
本発明は、センサ装置、測定装置及び測定方法に関する。
背景
電気的な導体の端部には圧着コネクタを接続することができる。特に、導電率及び接続部の機械的な強度、ならび十分に均一な品質を保証するため、圧着接続部の品質を測定できるようにすることは重要である。
接続部の品質は、機械式の測定ツールを使用することによって手動で測定される。この測定は、例えばノギス又はマイクロメータねじによって行うことが可能である。このようなケースでは、コネクタの外法寸法が測定され、これにより、このコネクタが過剰に圧着されているか、十分に圧着されているか、又は少しも圧着されていないかのいずれであるかが確かめられる。このコネクタの形状が正しいか否かを特定することも可能である。
接続部の品質は、破壊的に測定することも可能である。破壊測定には、断面測定及び引張力測定が含まれる。断面測定では、コネクタが横断方向に物理的に半分に切断され、寸法、形状及び導体の位置などが、断面又はその画像から測定される。引張力測定では、導体が接続部から引っ張り抜かれて、引き離しに必要な力が測定される。これにより、この接続部が機械的に正常であるか否かが示される。
機械的な測定は、時間がかかり、不正確であり、かつ、測定者によって結果が変わる。破壊測定は文字通りに接続部を壊し、測定したこの接続部をもはや使用することはできない。破壊測定を使用する場合には特に、測定が行われていない接続部が最終製品に使用されることになり、このことは、その品質が、測定によって保証され得ないことを意味する。従って、導体の圧着接続部の測定をさらに開発する必要がある。
概要
本発明の目的は、改善された解決手段を提供することである。これは、請求項1に記載されたセンサ装置によって達成される。
また、本発明は、請求項6に記載された圧着接続部用の測定装置に関する。
本発明はさらに、請求項11に記載された測定方法に関する。
本発明の有利な実施形態は、従属請求項に記載されている。
本発明による装置及び方法により、いくつかの利点が得られる。この測定装置によれば、圧着接続部に接触することなく手動又は自動でこの圧着接続部を測定することができる。さらに測定のため又は測定中に圧着接続部を壊すことなく、この圧着接続部を測定することができる。
図面の一覧
以下では、好適な実施形態に関連し、かつ、添付の図面を参照して、本発明を一層詳細に説明する。
センサ装置の実施例を示す図である。 導体の端部を測定する例を示す図である。 圧着していない圧着コネクタを測定する例を示す図である。 同時に2つの圧着接続部を形成する例を示す図である。 2つの導体の間で圧着接続を行う例を示す図である。 2つの導体の間で圧着接続を行う別の例を示す図である。 圧着装置の例を示す図である。 圧着接続部の表面プロフィールの例を示す図である。 圧着前の圧着コネクタ及び複数の導体の例を示す図である。 圧着後の圧着コネクタ及び複数の導体の例を示す図である。 圧着接続部のスキャン測定の例を示す図である。 測定方法のモデルフローチャートを示す図である。
実施形態の説明
以下の複数の実施形態は、実施例として示されている。以下の説明は、「一」実施形態に、又は、複数の実施形態の異なる複数の点に言及することがあるが、このことは、このような言及がそれぞれ、この若しくはこれらの同じ実施形態を言及していること、又は、その特徴が一実施形態だけに適用されることを必ずしも意味しない。異なる複数の実施形態の個別の複数の特徴を互いに組み合わせて別の複数の実施形態を形成することも可能である。
図1には、圧着接続部を測定するセンサ装置の概略例が示されている。このセンサ装置には、光放射の使用に基づく測距センサ装置100と、圧着によって形成した圧着接続部104を測距センサ装置100に対して移動させる移動機構102とが含まれている。図1では、測距センサ装置100には2つの測距センサ100A及び100Bが含まれているが、一般的には1つ以上の測距センサが含まれていてよい。測距センサ100Aは、例えば一般的に2つのレーザセンサからなる単一の測定ユニットであってよい。これに対応して測距センサ100Bは、例えば一般的に2つのレーザセンサからなる単一の測定ユニットであってよい。
圧着接続部104には、コネクタ160と、少なくとも1つの導体162とが含まれており、各導体をワイヤと称することも可能である。少なくとも1つの導体162それ自体は、1つ以上の素線を含んでいてよい。圧着コネクタ160における導体162の個数及び配置は自由に変わり得る。コネクタ160は、金属から作製することが可能である。1つ以上の導体を金属又は別の導電性材料から作製することも可能である。少なくとも1つの導体162のこの金属には、例えば、銅、銀及び金のうちの少なくとも1つが含まれていてよいが、これらに限定されることはない。また本発明において光放射とは、約10nm〜500μmの波長領域の電磁放射のことをいう。一実施形態では、紫外光、可視光及び/又は赤外光が使用される。一実施形態では、可視光及び/又は近赤外光が使用される。
測距センサ装置100は、この測距センサ装置100と、圧着接続部104との間の距離を測定する。一実施形態において測距センサ装置100の動作は、三角測量原理に基づいてよい。測距センサ装置100は、SICK社製のOD PrecisionシリーズのセンサOD5-30T05を含んでいてよい。このセンサのコントローラは、例えばSICK社のコントローラAOD5-PIであってよい。
光学式の三角測量では、光送信器により、ナロー光ビームが送信され、これが測定対象の対象体の表面上に光点を形成する。この光ビームの方向は変更することができ、変更した場合、光点は、被測定面上の異なる複数の点を形成する。この被測定面上の異なる複数の点からは光が反射されて、ピクセルマトリクスを構成し得る、検出面上の異なる複数の点に点状に当たる。このピクセルマトリクスそれ自体は、半導体コンポーネントであってよい。検出面における光点の位置により、光送信器とこの検出面との間の距離及び光ビームの方向に加えて、光送信器及び/又は検出面に対する被測定面の距離が特定される。このタイプの測定原理はそれ自体公知である。工業的に使用される装置の測定精度は極めて良好であり、測定誤差は1μmさえも下回る。例えば、約1/100mm又は1/10mmの大きな測定誤差であっても十分であることが多い。
光学式の三角測量原理は、最大で1メートルの距離の対象体に使用されることが多いため、この測定原理は、圧着接続部を測定するのに好適である。なぜならば圧着接続部は、数ミリメートル又は数センチメートル又は最大で数10センチメートルの大きさの範囲内にあることが多いからである。しかしながら本発明の解決手段は、光学式の三角測量に限定されることはなく、別の光学式の測定原理も同様に利用可能である。別の公知の光学式測定原理の例は、伝搬時間測定及び位相差測定である。
一実施形態において移動機構102は、例えば電動モータと、この電動モータによって駆動される、考えられ得る変速機構とを含んでいてよい。
従って、測距センサ装置100は、レーザスキャナのように動作し、これによれば、測定対象の対象体から、3つの異なる次元ですなわちx、y及びz座標で、極めて多くの点において点毎の座標値を測定することができる。一般的には例えば数10〜数100万の多くの測定点があり、これにより、測定対象の対象体に対する表面プロフィールを形成することができる。このレーザスキャナ又はこれに類するものは、圧着接続部104又は導体162の断面のライン状の輪郭についての情報を形成するため、圧着接続部104にわたってスキャンすることできる。一実施形態では、ただ1回のスキャンが必要になり得る。
光放射用の光源は、実際のレーザではなくLEDであってもよく、又はふつうのランプであってもよい。
圧着接続部104の表面におけるいくつかの点の測距は、測距センサ装置100に対して圧着接続部104を移動させることによって行うことができる。圧着接続部104におけるいくつかの位置の測定には、測距センサ100に対する圧着接続部104の移動が、この圧着接続部104の表面における一位置の法線とは異なる方向への一成分を含むことが必要である。言い換えると、測距センサ装置100と圧着接続部104とを相互に関係させて離隔させることによってのみ、及び/又は、これらを相互に関係させて接近させることによってのみ、異なる複数の距離で、一点を測定することができる。圧着接続部104が、測距センサ装置100に対して移動し、これによって測距が、圧着接続部104の表面の異なる複数の点に向けられる場合、測距センサ装置100に対し、圧着接続部104の表面の異なる複数の点の距離を測定することができる。測定した距離データは、圧着接続部104の品質を特定するために使用可能である。この品質は、測定可能な物理特性と称することが可能である。
一実施形態では、移動機構102は、測距センサ装置100に対し、圧着接続部104を少なくとも部分的に回転させることができる。一実施形態において、回転中心Xは、圧着接続部104の内部に存在してよい。別の一実施形態において、回転中心は、圧着接続部104と、測距センサ装置100との間に存在してよい。さらに別の一実施形態において、回転中心は、圧着接続部104と測距センサ装置100との間、又は、圧着接続部104の内部に存在しない。言い換えると、この回転中心は、圧着接続部104と測距センサ装置100との間、又は、圧着接続部104の内部とは異なる位置に存在する。
一実施形態において、移動機構102は測定中に、測距センサ装置100に対して圧着接続部104を回転することができる。この場合に回転中心Xは、圧着接続部104の内部に存在してよい。
一実施形態において、移動機構102は、いくつかの測定イベントを含む測定プロセス中、導体162の長手方向軸の方向に圧着接続部104を移動させることができる。1つの測定イベントとは、1つの測定点に対して測距結果を形成するために実行される測定のことである。
一実施形態において、各測定点の測距イベントは、圧着接続部104の移動中に実行することができる。
一実施形態では、各測定点において圧着接続部104の移動を停止して、測距イベントを実行し、つぎに圧着接続部104の移動によってつぎの測定点に移動して、その距離を測定することにより、上記の測距を実行することが可能である。
図1に示した一実施形態において、測距センサ装置100には、少なくとも2つの測距センサ100A、100Bが含まれており、ここで100A/100Bはそれぞれ、1つ以上の別の測距センサ100B/100Aに対して別の複数の方向から、圧着接続部104の複数の測定点を測定するように構成されている。
一実施形態において、測定装置には、測定センサ装置100と、移動機構102と、信号処理ユニット150とが含まれている。信号処理ユニット150は、有線又は無線接続を介してセンサ100A、100Bから、測定した複数の距離を受信し、これらの測定した距離に基づいて表面プロフィールデータを生成し、圧着接続部104のこの表面プロフィールデータを使用して、圧着接続部104の品質を特定し、この信号処理ユニットに接続されているユーザインタフェース152に、圧着接続部104に関するデータを表示する。この品質は、圧着接続部104の寸法及び圧着接続部104の形状のことを意味し得る。
一実施形態において、信号処理ユニット150は、測距データに基づいて、圧着接続部104の最も幅の狭い点を探索し、圧着接続部104についての品質評価データに対する基準としてこの点を使用する。この品質は、圧着接続部104の寸法及び圧着接続部104の形状のことを意味し得る。最も幅の狭い点は、圧着コネクタ160、及び1つ以上の導体162がどのくらい圧着されているかに関連している。最も幅の狭い点とは、圧着接続部104の最小径Dのことである(図7を参照されたい)。これによって明らかになるのは、圧着接続部104の大きさ/形状が正しい又は適切であるか否かである。
一実施形態において、信号処理ユニット150は、測距センサ100A、100Bからの測距データに基づき、圧着接続部104の最高点を探索し、この最高点を圧着接続部104についての品質評価データに対する基準として使用する。この最高点は、圧着コネクタ160と、1つ以上の導体162とがどのくらい圧着されているかに関連する。最高点は、この最高点との距離が最小であることによって検出することができる。最高点とは、圧着接続部104の最大の直径Dmaxに対応する点のことである。これにより、圧着接続部104の大きさ/形状が正しい又は適切であるか否かが明らかになる。従って、上記の測定において、以下の複数の特性のうちの少なくとも1つを有する少なくとも1つの点を探索することができる。すなわち、圧着接続部の径が最大である点、及び、圧着接続部の径が最小である点を探索することができる。
この接続部に使用されている圧着コネクタ160及び1つ以上の導体162の双方の大きさが正しかった場合には、圧着接続部104の大きさ/形状が正しくないか又は不適切であるために、圧着力が大きすぎるか又は小さすぎるという事態が発生していることもあり得る。その一方、使用した圧着力は、正しいか又は適切であるが、この接続部に使用した圧着コネクタ160及び/又は1つ以上の導体162が不適切であるか又は正しくないことがある。このこともまた、正しい又は適切な大きさ及び/又は形状から、圧着接続部104の大きさ及び/又は形状が偏差していることを示す。
一実施形態において、信号処理装置150は、圧着接続部104の表面プロフィールの形状を定め、圧着接続部104の表面プロフィールのこの形状を、圧着接続部104についての品質評価データに対する基準として使用する。
図2には、測距センサ装置100に対して移動機構102を移動させることにより、圧着接続部の測定に関連した同様の仕方で、測距センサ装置100が、測距センサ100A、100Bと、導体162との間の距離を測定する一実施形態が示されている。これは、圧着接続部104が形成される前に行われる。導体162は、電気絶縁材料164によって覆われていてよい。絶縁材料164は、例えばプラスチック又はゴムのようなポリマであってよい。図4に関連してさらに説明するように接続の前に導体162の端部から絶縁材料164を剥くことができる。つぎに図1に示したように信号処理ユニット150は、圧着接続部104の品質を特定するため、圧着接続部104の表面プロフィールに関連する測定データと共に導体162に関連する測定データを使用する。導体162を移動させるための移動機構102の概要は、図2及び図3のくさび状の複数の構造体によって示されている。
図2に示した一実施形態において、測定装置にはセンサユニット120及び124が含まれていてよい。導体162が、測距センサ100A、100Bによる測定に向かって移動される場合、導体162はまず第1センサユニット120を通過する。この場合、センサユニット120は、導体162を検出し、この検出の結果は、測距センサ100A、100Bによる測定を行えることを示す信号である。すなわち、信号処理ユニット150は、この信号を受信し、測距センサ100A、100Bを制御して距離測定を開始する。移動する導体162が、第2センサ素子124を通過すると、第2センサ素子124による検出結果は、測距センサ100A、100Bによる測定を停止するための信号である。すなわち信号処理ユニット150は、第2センサ素子124から信号を受信し、測距センサ100A、100Bを制御して距離測定を停止する。センサユニット120及び124の代わりに、距離測定を開始及び停止するための検出を、センサユニット122及び126によって実行することが可能である。距離測定を開始及び停止するための検出の実行を、センサユニット120及び126によって、又はセンサユニット122及び124によって行うことも可能である。
別の実施形態では、測距センサ100A、100Bによる測定に向かって導体162が移動される場合、導体162はまず第1センサ素子120、122との間の間隙を通過する。この場合、第1センサ素子120、122は、導体162を検出し、この検出結果は、測距センサ100A、100Bによる測定を行えることを示す信号になる。移動する導体162が、第2センサ素子124、126を通過すると、第2センサ素子124、126による検出結果は、測距センサ100A、100Bによる測定を停止するための信号になる。第1及び第2センサ素子120、122及び124、126によって行われる検出は、例えば光学式測定に基づいて行うことが可能である。センサ素子120、122には、光電スロットセンサ又はこれに類するものが含まれ得る。同様にセンサ素子124、126にも、光電スロットセンサ又はこれに類するものが含まれ得る。この光電スロットセンサは、例えばDatalogic社製のSRF-30、SRF-50、SRF-80又はSRF-120であってよい。
一般的には各導体は、固有の圧着コネクタ160を有する。この場合に各導体又はすべての導体は、あらかじめ定められた圧着接続プロフィール情報を有しており、この圧着接続プロフィール情報は、前もって信号処理ユニット150のメモリに記憶することが可能であり、又は信号処理ユニット150が、データネットワークを介してこの情報をサーバから取り出すことができる。1つ以上の導体162がはじめて測定される場合、1つ以上の導体162にどの圧着コネクタ160を使用すべきであるかがこの1つ以上の導体162によって示される。これに加えて信号処理ユニット150はそのメモリ内に、この導体162用に設計された圧着接続プロフィール情報を有していてよい。測定した少なくとも1つの導体162の圧着接続部に、異常な又は正しくない圧着コネクタ160が使用されている場合、及び、圧着接続部がそれなりに良好であるように見える又はあらかじめ定められた規定を視覚的に満たす場合、測定装置は、圧着接続部の品質について警告することができる。なぜならば、測定によれば、この圧着接続部は、結局、1つ以上の導体162に適さないからである。正しくない又は異常な導体162とは、すなわち、正しい又は適切な導体とは、大きさが異なる導体のことである。
これに対応して、導体162が正しいもしくは適切である、又は、すべての導体162が正しいもしくは適切であるが、圧着コネクタ160が、異常である、不適切である、又は正しくない場合、上記の測定装置は、1つ以上の導体162及び圧着接続部104の測定値に基づいて、この圧着接続部の品質について警告することができる。なぜならば、これらの測定値によれば、この圧着接続部は、1つ又は複数の導体162に適していないからである。
図3には一実施形態の概略例が示されており、ここでは、移動機構102が、測距センサ装置100に対して移動されている間に、測距センサ100A、100Bと、(図4に示した)圧着装置402、404によって圧着されていない圧着接続部104Nとの間の距離が(図1に示した)測距センサ装置100によって測定される。移動機構102が測距センサ装置100に対して移動される間に、測距センサ装置100と、圧着装置402、404によって圧着される圧着接続部104との間の距離が測定される、図1による測距も行われていた場合、信号処理ユニット150は、圧着装置402、404によって圧着される圧着接続部104の品質を特定するため、圧着していない圧着接続部104N及び圧着した圧着接続部104の表面プロフィールに関連する測定データを使用することができる。
図3に示した一実施形態では、図2にも示されているセンサユニット120及び124が測定装置に含まれていてよい。圧着した圧着接続部(104)又は圧着していない圧着接続部(104N)が、測距センサ100A、100Bによる測定に向けて移動される場合、圧着接続部104N、104はまず第1センサユニット120を通過する。この場合にセンサユニット120は、圧着接続部104N、104を検出し、この検出結果は、測距センサ100A、100Bによる測定を行えることを示す信号になる。すなわち、信号処理ユニット150はこの信号を受信し、距離測定を開始するため、測距センサ100A、100Bを制御する。移動している圧着接続部104N、104が第2センサ素子124を通過すると、第2センサ素子124による検出結果は、測距センサ100A、100Bによる測定を停止するための信号になる。すなわち信号処理ユニット150は、第2センサ素子124から信号を受信し、測距センサ100A、100Bを制御して距離測定を停止する。センサユニット120及び124の代わりに、距離測定を開始及び停止するための検出を、センサユニット122及び126によって実行することが可能である。距離測定を開始及び停止するための検出の実行を、センサユニット120及び126によって、又はセンサユニット122及び124によって行うことも可能である。
別の実施形態において、測距センサ100A、100Bによる測定に向かって圧着接続部104N、104が移動される場合、圧着接続部104N、104はまず第1センサ素子120、122間の間隙を通過する。この場合、第1センサ素子120、122は、圧着接続部104N、104を検出し、この検出結果は、測距センサ100A、100Bによる測定を行えることを示す信号になる。移動する圧着接続部104N、104が、第2センサ素子124、126を通過すると、第2センサ素子124、126による検出結果は、測距センサ100A、100Bによる測定を停止するための信号になる。第1及び第2センサ素子120、122及び124、126によって行われる検出は、例えば光学式測定に基づいて行うことが可能である。センサ素子120、122には、光電スロットセンサ又はこれに類するものが含まれ得る。同様にセンサ素子124、126にも、光電スロットセンサ又はこれに類するものが含まれ得る。光電スロットセンサは、例えばDatalogic社製のSRF-30、SRF-50、SRF-80又はSRF-120であってよい。
図4には、導体カッター400と、2つの圧着装置402、404と、2つの測距センサ100A、100Bと、導体162用の曲げ機構406、408と、信号処理ユニット150とを含む圧着接続装置の概略例が示されている。この圧着接続装置はさらに、導体162の長手方向にこの導体162を移動させることができ、かつ、必要に応じて接続のために導体162の端部を剥くことができる。しかしながらこれらの部分は本発明による解決手段には重要でないため、本明細書ではより詳細には示してない。導体162を切断した後、この導体162の曲げ機構406、408は、導体162の端部を圧着装置402、404に向かって曲げる。つぎに圧着装置402、404により、圧着コネクタを導体162の双方の切断端部に取り付けることができる。2つの導体162の端部における圧着接続部の品質は、測距センサ100A、100Bによって測定することが可能である。さらに、この圧着接続部を作製する前に測距センサ100A、100Bによって導体162のこれらの端部を測定することが可能である。品質とは、圧着接続部104のあらかじめ設定された形状又は寸法のことをいう。圧着接続部104の圧縮力により、この圧着接続部104内の空気量を最小化することができる。圧着接続部104のあらかじめ設定された形状又は寸法は、圧着接続部104のタイプに依存する。すでに上で説明したように、信号処理ユニット150は、測定した距離に基づいて表面プロフィールデータを生成し、圧着接続部104のこの表面プロフィールデータを使用して、圧着接続部104の品質を特定し、この信号処理ユニットに接続されているユーザインタフェース152に、圧着接続部104に関するデータを表示する。
図5Aには一実施形態の概略例が示されており、ここでは、導体の端部に1つの圧着コネクタ160を取り付ける代わりに、2つの導体162A、162Bの端部にこの圧着コネクタ160を接続することができる。複数の導体162A、162Bは、圧着コネクタ160の同じ側からこの圧着コネクタ160内に進入することができる。圧着コネクタ160の内部には導体162A、162Bが示されている。導体162の端部は、圧着コネクタ160の内部に導入され、圧着コネクタ160はその複数の導体162と共に圧着装置402、404によって圧着される。これにより、長い導体が作製され、その圧着接続部104を上記の測定方法によって検査することができる。
図5Bには、一実施形態の概略例が示されており、ここでは、複数の導体162A、162Bが、圧着コネクタ160の反対側からこの圧着コネクタ160内に進入することができる。圧着コネクタ160の内部には導体162A、162Bが示されている。
図6には、圧着装置の概略例が示されている。圧着装置402、404は、圧着クランプ600、602を有することができ、これらの圧着クランプ間では1つ以上の導体162と、圧着コネクタ160とが圧着される。圧着装置402、404の動力源は液圧に基づくものであってよく、この場合にはこれは液圧式圧着装置であり、又は、この動力源は空気圧に基づくものであってよく、この場合にこれは空気圧式圧着装置であり、又は、この動力源は機械式に基づくものであってよく、この場合には圧着ステップの間に変速機構を介し、機械式原動機が、圧着クランプ600、602を互いに向かい合うように移動する。この機械式原動機は、例えば電動モータであってよい。圧着コネクタと導体とを圧着する場合、この圧着接続部を十分に圧着して、この接続部に余分な空気が残らないようにしなければならない。圧着接続部が、引張り強度、厚さ及び形状の点において許容できる場合、この圧着接続部には余分な空気は存在しない。従って、本明細書において開示した解決手段によって測定した圧着接続部が許容される場合、そこに残存している空気も最適化されている。
図7には、圧着接続部の異なる側にある2つの測定センサ100A、100Bによって測定した圧着接続表面プロフィール700の概略例が示されている。最も幅の狭い点及びこの最も幅の狭い点の径Dは、上記の測定した表面プロフィールから特定することが可能である。最高点及びこの最高点の径Dmaxは、測定した表面プロフィールから特定することができる。最も幅が狭い及び最も高い径は、圧着力に平行に又は少なくともほぼこれに平行に、すなわちここで垂直方向に測定することができる。垂直方向のz軸は、圧着接続部の厚さを示しており、水平方向のx軸は、この圧着接続部の幅を示しており、図7の深さ方向のy軸は、このコネクタ(及び1つ以上の導体)の長手方向における表面プロフィールの形状を示している。測距に基づく圧着接続部の品質評価により、例えば写真からの測定による品質評価よりも良好な結果が得られる。なぜならば、0.001mmの測定誤差/精度で写真から圧着接続部の縁部の位置を測定することは不可能である又は少なくともほぼ不可能であるからである。1/100mmの測定誤差又はさらに大きな1/10mmでもすでに達成するのが困難である。
図8には、圧着前の圧着コネクタ160及び複数の導体162の断面の概略例が示されている。図9Aには、圧着後の圧着コネクタ160及び複数の導体162が示されている。圧着中、圧着コネクタ160を複数の導体162のまわりにしっかりと圧縮することができ、かつ、これらの導体162を互いにしっかりと押し付けることができる。図8及び図9Aに示されているのは、圧着後には、圧着の前よりも、複数の導体162間及び導体162と圧着コネクタ160との間の空気が少なくなり得ることである。しかしながら空気量は必ずしも変化しない。さらに導体162は、圧着力下で圧着コネクタ160と共に変形し得る。導体162の円形の断面は、例えば、圧力下でいくらか蜂の巣に似ている形状に変形し得る。所望の圧着接続部は一般的に最小のシール部を有し、すべての導体及びその考えられ得る素線は圧着耳片内にあり、圧着耳片は均一に形成されている。
図9Aには、圧着接続部104のプロフィールが、測距センサ装置100に対して任意の角をとり得る概略的な断面の例が示されている。圧着接続部104の厚さのような寸法は、平行線720、722の傾きに基づいて計算することができ、これらの平行線の法線は、測距センサ装置100に向かって配向されている。直線720、722は、回帰に基づいて形成することが可能である。直線720、722間の距離により、圧着接続部104の寸法が特定される。直線720、722は、圧着接続部104の反対側において行われる測定に基づいて形成され得る。信号処理ユニット150は、これらの直線が圧着接続部104の表面の接線になるように直線720、722を決定することが可能である。直線720、722が圧着接続部104に異なる角度で接触する位置は、実験、シミュレーション又は理論に基づいて得ることができる。
圧着接続部104の局所的な最大値724、726のような最高点を探索し、これらの点724を通る直線を形成することができる。この場合に点724及び点726を通る直線間の最短距離は、圧着接続部104の径を形成するように決定することが可能である。
図9Bには、スキャン測定の断面の例が示されている。測距センサ装置100は、圧着接続部104の導体162の長手方向軸に対して横方向に、圧着接続部104にわたり、1回の距離測定スキャンを実行することができる。一実施形態では、圧着接続部104にわたる1回よりも多くのスキャンを行わない。このような例において、結果的に圧着接続部104の断面プロフィールの線状の輪郭750が得られる。導体162の断面プロフィールの類似の線状の輪郭750は、圧着測定の前にも測定可能である。
図10は、調整方法のフローチャートである。ステップ800において移動機構102は、形成した圧着接続部104と、測距センサ装置100とを相互に関係させて移動させる。ステップ802では、光放射の使用に基づく測距センサ装置100は、測距センサ装置100と圧着接続部104とが相互に関係して移動される間に、測距センサ装置100の異なる複数の点と、圧着接続部104の表面との間の距離を測定する。ステップ804では、信号処理ユニット150は、測定した距離に基づいて表面プロフィールデータを生成する。ステップ806では、圧着接続部104の表面プロフィールデータが、圧着接続部104の品質評価に使用される。
図10に示した方法は、論理回路解決手段又はコンピュータプログラムとして具現化可能である。このコンピュータプログラムは、それを配布するためのコンピュータプログラム配布手段に設けることが可能である。このコンピュータプログラム配布手段は、データ処理装置によって読み出すことができ、かつ、測定装置の動作を制御するためにコンピュータプログラム命令を符号化することができる。
この配布手段それ自体は、コンピュータプログラムを配布するためのそれ自体公知の手段、例えばデータプロセッサ読み出し可能媒体、プログラム記憶媒体、データプロセッサ読み出し可能メモリ、データプロセッサ読み出し可能ソフトウェア配布パッケージ、又はデータプロセッサ読み出し可能圧縮済ソフトウェアパッケージであってよい。場合によってはこの配布媒体は、データプロセッサ読み出し可能信号、又はデータプロセッサ読み出し可能通信信号であってもよい。
本発明をここまで添付の図面に従い、複数の実施例を参照して説明してきたが、本発明がこれらに限定されず、添付の請求項の範囲内で多くの仕方で変更できることは明らかである。

Claims (13)

  1. 圧着接続部を測定するセンサ装置において、
    当該センサ装置には、光放射の使用に基づく測距センサ装置(100)と、当該測距センサ装置(100)に対し、形成した圧着接続部(104)を移動させるように構成された移動機構(102)とが含まれており、
    前記測距センサ装置(100)は、前記圧着接続部(104)の寸法及び当該圧着接続部(104)の形状のうちの少なくとも1つを特定する目的で、前記測距センサ装置(100)に対して前記圧着接続部(104)を移動させる間に、前記測距センサ装置(100)と、前記圧着接続部(104)の表面の複数の点との間の距離を測定するように構成されている、ことを特徴とする、
    圧着接続部を測定するセンサ装置。
  2. 前記測距センサ装置(100)は、前記圧着接続部(104)の導体(162)の長手方向軸に対して横方向に、前記圧着接続部(104)にわたって1回の距離測定スキャンを実行するように構成されている、
    請求項1に記載のセンサ装置。
  3. 形成した前記圧着接続部(104)を測定する前に、前記移動機構(102)は、前記測距センサ装置(100)に対して導体(162)を移動させるように構成されており、
    前記測距センサ装置(100)は、前記導体(162)の寸法及び当該導体(162)の形状のうちの少なくとも1つを特定する目的で、前記測距センサ装置(100)に対して前記導体(162)を移動させる間に、前記測距センサ装置(100)と、前記導体(162)の表面の複数の点との間の距離を測定するように構成されている、
    請求項1に記載のセンサ装置。
  4. 前記移動機構(102)は測距の間に、前記導体(162)の長手方向軸の方向に一方向に前記圧着接続部(104)を移動させるように構成されている、
    請求項1に記載のセンサ装置。
  5. 前記測距センサ装置(100)には、少なくとも2つの測距センサ(100A、100B)が含まれており、各測距センサは、1つ以上の別の測距センサ(100A、100B)に対し、異なる複数の方向から、前記圧着接続部(104)の各測定点を測定するように構成されている、
    請求項1に記載のセンサ装置。
  6. 圧着接続部用の測定装置において、
    当該測定装置には、信号処理ユニット(150)と、光放射の使用に基づくセンサ装置(100)と、形成した圧着接続部(104)及び前記測距センサ装置(100)を相互に関係させて移動させるように構成された移動機構(102)とが含まれており、
    前記測距センサ装置(100)は、前記測距センサ装置(100)に対して前記圧着接続部(104)を移動させる間に、前記測距センサ装置(100)と、前記圧着接続部(104)の複数の点との間の距離を測定するように構成されており、
    前記信号処理ユニット(150)は、前記圧着接続部(104)の寸法及び当該圧着接続部(104)の形状のうちの少なくとも1つの特性を特定するため、ならびに前記圧着接続部(104)の前記少なくとも1つの特定した特性に関連するデータを表示するため、測定した前記距離に基づいて、前記圧着接続部(104)の表面プロフィールデータを生成し、当該表面プロフィールデータを使用するように構成されている、ことを特徴とする、
    圧着接続部用の測定装置。
  7. 前記信号処理ユニット(150)は、以下の特性、すなわち前記圧着接続部の最大径及び当該圧着接続部の最小径のうちの少なくとも1つを有する、前記圧着接続部(104)の少なくとも1つの点を探索し、当該圧着接続部(104)についての品質評価データに対する基準として前記点を使用するように構成されている、
    請求項6に記載の測定装置。
  8. 前記信号処理ユニット(150)は、前記圧着接続部(104)の前記表面プロフィールの形状を特定し、前記圧着接続部(104)についての品質評価データに対する基準として当該圧着接続部(104)の前記表面プロフィールの形状を使用するように構成されている、
    請求項6に記載の測定装置。
  9. 前記測距センサ装置(100)は、当該測距センサ装置(100)に対して前記導体(162)を移動させる間に、前記測距センサ装置(100)と導体(162)との間の距離を測定するように構成されており、
    前記信号処理ユニット(150)は、前記圧着接続部(104)の品質を特定するため、前記圧着接続部(104)の前記表面プロフィールに関連する測定データと共に、前記導体(162)に関連する測定データを使用するように構成されている、
    請求項6に記載の測定装置。
  10. 前記測距センサ装置(100)は、前記測距センサ装置(100)に対して圧着接続部(104C)を移動させる間に、前記測距センサ装置(100)と、圧着装置(402、404)によってまだ圧着されていない圧着接続部(104N)との間の距離を測定し、かつ、前記測距センサ装置(100)に対して前記圧着接続部(104)を移動させることにより、前記測距センサ装置(100)と圧着装置(402、404)によって圧着された圧着接続部(104)との間の距離を測定するように構成されており、
    前記信号処理ユニット(150)は、前記圧着装置(402、404)によって圧着される圧着接続部(104)の前記品質を特定するため、前記圧着していない圧着接続部(104N)及び前記圧着した圧着接続部(104)に関連する測定データを使用するように構成されている、
    請求項6に記載の測定装置。
  11. 圧着接続部を測定する測定方法であって、
    移動機構(102)を用い、測距センサ装置(100)に対して前記圧着接続部(104)を移動し(800)、
    前記測距センサ装置(100)に対して前記圧着接続部(104)を移動させる間、光放射の使用に基づく前記測距センサ装置(100)によって、前記圧着接続部(104)の表面の異なる複数の測定点と、前記測距センサ装置(100)との間の距離を測定し(802)、
    信号処理ユニット(150)により、測定した前記距離に基づき、表面プロフィールデータを生成し(804)、
    前記圧着接続部(104)の寸法及び当該圧着接続部(104)の形状のうちの少なくとも1つの特性を特定するため、前記圧着接続部(104)の前記表面プロフィールデータを使用する(806)、ことを特徴とする、
    圧着接続部を測定する測定方法。
  12. 信号処理ユニットであって、
    少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとが含まれており、
    前記少なくとも1つのメモリは、前記少なくとも1つのプロセッサ及び前記コンピュータプログラムコードと共に、請求項11に記載した方法に従うステップを前記信号処理ユニット(150)に実行させるように適合化されている、ことを特徴とする、
    信号処理ユニット。
  13. コンピュータ読み出し可能であるコンピュータプログラム配布手段であって、
    当該コンピュータプログラムの複数のコマンドは、請求項12の前記コンピュータプログラムコードを実行するために、前記配布手段上で符号化されている、ことを特徴とするコンピュータプログラム配布手段。
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