各種の実施例は、一般に、検出セット事象評価のためのブラックリスト化技術を対象にし得る。一実施例において、例えば、ユーザ装置(UE)は、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバと、少なくとも1つのRFアンテナと、少なくとも一部分がハードウェアに存在するロジックとを備えることができ、ロジックは、無線通信周波数のための遠隔的に選択された事象評価ブラックリスト(EEB)を含む測定制御メッセージを受信し、ローカルなEEBが無線通信周波数のために存在するかどうかを判定するとともに、ローカルなEEBが無線通信周波数のために存在するという判定に応答して、ローカルなEEBの内容を遠隔的に選択されたEEBの内容と置き換える。他の実施例が説明されるとともに権利請求される。
各種の実施例は、1つ又は複数の構成要素を含み得る。構成要素は、特定の動作を実行するように配置されたあらゆる構造を含み得る。各構成要素は、与えられた一連の設計パラメータ又は性能の制約に対する要求どおりに、ハードウェア、ソフトウェア、又はこれらのあらゆる組み合わせとして実施され得る。実施例は、一例として、特定の接続形態(topology)における限られた数の構成要素によって説明され得るが、実施例は、与えられた実装例に対する要求どおりに、代わりの接続形態において、より多い構成要素、又はより少ない構成要素を含み得る。「一実施例」又は「実施例」に対するあらゆる言及が、実施例に関連して説明された特定の特徴、構造、又は特性が少なくとも一実施例に含まれることを意味する、ということは注目すべき点である。本明細書における様々な場所における「一実施例において」、「いくつかの実施例において」、及び「各種の実施例において」という語句の状況は、必ずしも全て同じ実施例を参照しているとは限らない。
ここで開示された技術は、1つ又は複数の無線移動広帯域技術を使用する1つ又は複数の無線接続を介したデータの伝送に関連し得る。例えば、各種の実施例は、先行版、改訂版、後継版、及び/又は変形版を含む、1つ又は複数の第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)技術及び/若しくは標準、3GPPロングタームエボリューション(LTE)技術及び/若しくは標準、並びに/又は、3GPP LTE−Advanced(LTE−A)技術及び/若しくは標準による1つ又は複数の無線接続を介した伝送に関連し得る。各種の実施例は、更に又は代わりに、先行版、改訂版、後継版、及び/又は変形版を含む、1つ又は複数のグローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(Global System for Mobile Communications:GSM(登録商標))/GSM(登録商標)進化型高速データレート(Enhanced Data Rates for GSM(登録商標) Evolution:EDGE)技術及び/若しくは標準、ユニバーサル移動体通信システム(Universal Mobile Telecommunications System:UMTS)/高速パケットアクセス(High Speed Packet Access:HSPA)技術及び/若しくは標準、並びに/又は、汎用パケット無線サービスを備えたGSM(登録商標)(GSM(登録商標) with General Packet Radio Service:GPRS)システム(GSM(登録商標)/GPRS)技術及び/若しくは標準による伝送に関連し得る。
無線移動広帯域技術及び/又は標準の実例は、限定はしないが、同様に、先行版、改訂版、後継版、及び/又は変形版を含む、米国電気電子学会(Institute of Electrical and Electronics Engineers:IEEE)802.16m及び/又は802.16pのような、IEEE802.16無線広帯域標準の技術及び/又は標準、国際移動体通信アドバンスト(International Mobile Telecommunications Advanced:IMT−ADV)技術及び/又は標準、ワイマックス(Worldwide Interoperability for Microwave Access:WiMAX)及び/若しくはWiMAX II技術及び/又は標準、符号分割多重アクセス(Code Division Multiple Access:CDMA)2000(例えば、CDMA2000 lxRTT、CDMA2000 EV−DO、CDMA EV−DVなど)技術及び/又は標準、高性能無線メトロポリタンエリアネットワーク(High Performance Radio Metropolitan Area Network:HIPERMAN)技術及び/又は標準、ワイヤレスブロードバンド(Wireless Broadband:WiBro)技術及び/又は標準、高速ダウンリンクパケットアクセス(High Speed Downlink Packet Access:HSDPA)技術及び/又は標準、高速直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency-Division Multiplexing:OFDM)パケットアクセス(HSOPA)技術及び/又は標準、高速アップリンクパケットアクセス(High-Speed Uplink Packet Access:HSUPA)技術及び/又は標準のいずれかを含んでいる。
いくつかの実施例は、更に又は代わりに、他の無線通信技術及び/又は標準に従った無線通信に関連し得る。各種の実施例において使用され得る他の無線通信技術及び/又は標準の実例は、限定はしないが、いずれかのあらゆる先行版、改訂版、後継版、及び/又は変形版を含む、IEEE 802.11、IEEE 802.11a、IEEE 802.11b、IEEE 802.11g、IEEE 802.11n、IEEE 802.11u、IEEE 802.11ac、IEEE 802.11ad、IEEE 802.11af、及び/若しくはIEEE 802.11ah標準のような他のIEEE無線通信標準、IEEE802.11高効率WLAN(HEW)研究グループにより開発された高効率Wi−Fi標準、Wi−Fi、Wi−Fiダイレクト、Wi−Fiダイレクトサービス、ワイヤレスギガビット(ワイギグ:WiGig)、WiGigディスプレイ拡張(WDE)、WiGigバス拡張(WBE)、WiGigシリアル拡張(WSE)標準のようなWi−Fiアライアンス(WFA)無線通信標準、及び/若しくはWFA近接認識ネットワーキング(NAN)タスクグループにより開発された標準、3GPP技術レポート(TR)23.887、3GPP技術仕様書(TS)22.368、及び/若しくは3GPP TS23.682において具体化された標準のようなマシン型通信(MTC)標準、並びに/又は、近距離無線通信(NFC)フォーラムにより開発された標準のようなNFC標準を含み得る。実施例は、これらの実例に限定されない。
1つ又は複数の無線接続を介した伝送に加えて、ここで開示された技術は、1つ又は複数の有線通信媒体を通る1つ又は複数の有線接続を介したコンテンツの伝送に関連し得る。有線通信媒体の実例は、ワイヤ、ケーブル、金属リード線、プリント回路基板(PCB)、バックプレーン、スイッチ構造(switch fabric)、半導体材料、ツイストペアワイヤ、同軸ケーブル、光ファイバなどを含み得る。実施例は、この文脈に限定されない。
図1は、UTRANによる動作環境100を例示する。UTRANは、複数の無線ネットワークサブシステム(RNS)から構成され、各RNSは、1つ又は複数の基地局(ノードB)が関連付けられる無線ネットワーク制御装置(Radio Network Controller、RNC)から構成される。動作環境100において、RNC(動作環境100では図示せず)は、無線ネットワークサブシステムの全ての無線セルにおける無線リソースの割り当てを監視するとともに制御し、ノードB102は、一般に、セル104内における無線接続性を提供する。ノードB102から無線サービスを取得することと併せて、セル104内に位置しているUE106は、接続モード“CELL DCH無線リソース制御(RRC)状態”で動作する。UE106が接続モード“CELL DCH RRC状態”で動作するので、様々な他のセル108は、UE106がそれらを検出することを可能にするために、UE106への十分な近接性の中に位置付けられ得る。UE106が検出する各セル108は、アクティブセット、監視セット、又は検出セットのいずれかに分類され得る。アクティブセットは、アップリンク(UL)及びダウンリンク(DL)においてUE106と専用物理チャネル(DPCH)を確立したセル108を含み得る。監視セットは、アクティブセットには含まれないが、測定制御メッセージ又はシステム情報を通じてRNCにより設定されるとともに、UE106により維持されることになるCELL INFO LISTに含まれるセル108を含み得る。検出セットは、UE106が検出したが、アクティブセット又は監視セットのどちらにも含まれないセル108を含み得る。図1において示されたように、様々なセル108のそれぞれのサイズは異なるかもしれず、複数のセル108の間にはオーバラップがあるかもしれないとともに、セル108の配置密度は、いくらかの領域において、他の領域より大きいかもしれない。
UE106がCELL DCH RRC状態で動作する一方、ノードB102は、UE106についての検出セットに含まれるセル108と関連付けられた測定及び事象評価を含み得る様々なタイプの測定及び事象評価を実行するようにUE106に指示するために、その関連するRNCから受信された測定制御情報をUE106に送信し得る。より具体的には、RNCは、周波数内DSM及び事象評価、並びに/又は、周波数間DSM及び事象評価を実行するように、UE106に指示し得る。もし多数のセル108がUE106についての検出セットに含まれるならば、全体の検出セットに対する事象評価を実行するようにUE106に要求することは、UE106とRNCとの間のシグナリング交換を著しく増大させ得る。したがって、RNCが、事象評価から1つ又は複数の検出セットセルを除外するようにUE106を設定することができることが望ましいかもしれない。
ここで開示されるのは、検出セット事象評価のためのブラックリスト化技術である。開示された技術によれば、RNCは、1つ又は複数の事象評価から1つ又は複数の検出セットセルを除外するように、UE106のようなUEを設定し得る。より具体的には、いくつかの実施例において、RNCは、UEに1つ又は複数の事象評価ブラックリスト(EEB)を設定することができ、EEBのうちのそれぞれは、1つ又は複数の事象評価から除外されるべき1つ又は複数の検出セットセルを識別し得る。各種の実施例において、各EEBは、異なる無線通信周波数に対応し得る。いくつかの実施例において、1つ又は複数のEEBは、周波数内DSMに適用される周波数内EEBを含み得る。各種の実施例において、1つ又は複数のEEBは、更に又は代わりに、1つ又は複数の周波数間EEBを含むことができ、周波数間EEBのうちのそれぞれは、UEの異なるそれぞれの未使用周波数と関連付けられた周波数間DSMに対応し得る。実施例は、この文脈に限定されない。
図2は、いくつかの実施例における検出セット事象評価のためのブラックリスト化技術の適用と併せてRNCと図1のUE106との間で通信が交換され得る動作環境200の一例を例示する。動作環境200において、UE106は、検出セット情報208を維持するように動作し得る。任意の時点において、検出セット情報208は、一般に、UE106についての検出セットに現在含まれている(複数の)セルを識別する情報を含み得る。各種の実施例において、検出セット情報208は、検出セットに含まれる(複数の)セルの特性を説明する情報を更に含み得る。例えば、いくつかの実施例において、検出セット情報208は、検出セットにおける(複数の)セルのそれぞれの動作周波数を識別する情報を更に含み得る。各種の実施例において、検出セット情報208は、UE106が動作するのと同じ無線通信周波数において動作する1つ又は複数の検出セットセルを含む周波数内検出セットを識別する情報を含み得る。いくつかの実施例において、検出セット情報208は、他のそれぞれの無線通信周波数において動作する1つ又は複数の検出セットセルを含む周波数間検出セットを識別する情報を更に又は代わりに含み得る。実施例は、この文脈に限定されない。
各種の実施例において、RNCは、1つ又は複数の周波数内測定(intra-frequency measurement)を実行するようにUE106を設定するために、測定制御メッセージ210をUE106に送信し得る。いくつかの実施例において、測定制御メッセージ210は、1つ又は複数の周波数内DSMを実行するようにUE106を設定し得る。各種の実施例において、測定制御メッセージ210は、同様に、UE106の周波数内DSMに基づいて、1つ又は複数の事象評価を実行するようにUE106を設定し得る。いくつかの実施例において、測定制御メッセージ210は、3GPP TS25.331バージョン11.9.0(2014年3月)、並びに/又は、そのあらゆる先行物、変形物及び/若しくは後継物(まとめると、3GPP TS25.331)による“測定制御(MEASUREMENT CONTROL)”メッセージを含み得る。各種の実施例において、RNCは、専用制御チャネル(DCCH)を介して測定制御メッセージ210をUE106に送信するように機能し得る。実施例は、この文脈に限定されない。
いくつかの実施例において、測定制御メッセージ210は、測定識別子211を含み得る。各種の実施例において、測定識別子211は、測定制御メッセージ210により設定される(複数の)測定のセットと関連付けられた識別子を包含する情報要素(information element:IE)を含み得る。いくつかの実施例において、測定制御メッセージ210は、測定制御メッセージ210が、それが設定する(複数の)測定のセットを準備する、変更する、又は解除することを目的としているかどうかを示す値を包含する測定命令IE212を含み得る。実施例は、この文脈に限定されない。
各種の実施例において、測定制御メッセージ210は、周波数内測定IE214を含み得る。いくつかの実施例において、測定制御メッセージ210における周波数内測定IE214の存在は、測定制御メッセージ210を通して設定される(複数の)測定が周波数内測定であるという指示を構成し得る。各種の実施例において、周波数内測定IE214は、1つ又は複数のパラメータを指定する情報を含むことができ、UE106は、そのパラメータに従って1つ又は複数の周波数内測定を実行することになる。
いくつかの実施例において、周波数内測定IE214は、同様に、1つ又は複数のパラメータを指定する情報を含むことができ、UE106は、そのパラメータに従って周波数内事象評価及び/又は測定報告を実行することになる。各種の実施例において、例えば、周波数内測定IE214は、UE106が測定制御メッセージ210により設定される周波数内測定に基づいて事象評価及び測定報告を実行することになる方法の特性を示す情報を包含する測定報告基準IE215を含み得る。いくつかの実施例において、測定報告基準IE215は、周波数内DSMによりトリガされることができる1つ又は複数の周波数内事象を示す情報を含み得る。各種の実施例において、測定報告基準215は、3GPP TS25.331による“周波数内測定報告基準(Intra-frequency measurement reporting criteria)”IEを含み得る。実施例は、この文脈に限定されない。
いくつかの実施例において、測定報告基準215は、UE106が測定制御メッセージ210により設定される周波数内DSMに基づいて事象評価及び測定報告を実行することになる方法の特性を特に示す情報を含み得る。各種の実施例において、測定報告基準215は、周波数内EEB216を含み得る。いくつかの実施例において、周波数内EEB216は、周波数内DSMのための事象評価から除外されるべき1つ又は複数のセルのリストを含み得る。各種の実施例において、周波数内EEB216は、3GPP TS25.331による“検出セットセルにおいて除外されるべきセル(Cells to be excluded in detected set cells)”IEを含み得る。実施例は、この文脈に限定されない。
いくつかの実施例において、RNCからの測定制御メッセージ210を受信すると、UE106は、ローカルな周波数内EEB218が存在するかどうかを判定するように機能し得る。各種の実施例において、ローカルな周波数内EEB218は、RNCから受信された命令に基づいてUE106が作成し、維持し、及び/又は変更するとともに、UE106が周波数内DSM事象評価から除外されるべき検出セットセルを識別するために使用する周波数内EEBを含み得る。RNCがローカルな周波数内EEB218をプロビジョニング/変更するためにUE106に送信する周波数内EEB216のような周波数内EEBは、“遠隔的に生成された”周波数内EEBと言われ得る。いくつかの実施例において、ローカルな周波数内EEB218が存在するという判定に応答して、UE106は、ローカルな周波数内EEB218の内容を、測定制御メッセージ210に含まれる遠隔的に生成された周波数内EEB216の内容と置き換えるように機能し得る。各種の実施例において、ローカルな周波数内EEB218が存在しないという判定に応答して、UE106は、ローカルな周波数内EEB218を作成するとともに、周波数内EEB216の内容によってそれを満たすように機能し得る。実施例は、この文脈に限定されない。
いくつかの実施例において、UE106は、測定制御メッセージ210において指定されたパラメータに従ってそれ以降周波数内測定を実行するように機能し得る。各種の実施例において、周波数内測定は、周波数内DSMを含み得る。いくつかの実施例において、UE106は、それらの周波数内DSMに基づいて事象評価を実行するように設定され得る。各種の実施例において、UE106は、事象評価から、ローカルな周波数内EEB218に含まれる1つ又は複数の周波数内検出セットセルを除外するように設定され得る。測定制御メッセージ210の受信に応答してローカルな周波数内EEB218を作成するいくつかの実施例において、UE106は、測定制御メッセージ210と関連付けられた測定識別子が解放されるまで、ローカルな周波数内EEB218を維持するとともに適用し得る。他のそのような実施例において、UE106は、使用済み周波数に対して設定された測定対象と関連付けられた全ての測定識別子が解放されるまで、ローカルな周波数内EEB218を維持するとともに適用し得る。測定制御メッセージ210の受信に応答してローカルな周波数内EEB218を作成する各種の実施例において、使用済み周波数と関連付けられた与えられた測定識別子を識別する解放通知メッセージのその後の受信に際し、UE106は、もし与えられた測定識別子が測定識別子211と異なると判定するならば、ローカルな周波数内EEB218を維持するように機能し得る。実施例は、この文脈に限定されない。
いくつかの実施例において、UE106は、デュアルセル高速アップリンクパケットアクセス(DC−HSUPA)が可能なUEを含み得る。様々なそのような実施例において、UE106の二次アップリンク(UL)周波数と関連付けられたダウンリンク(DL)周波数に関する測定は、周波数内測定IE214のような周波数内測定IEを通して設定され得る。いくつかの実施例において、UE106は、二次UL周波数と関連付けられたダウンリンク(DL)周波数に関する測定に、周波数内EEB216、又はあらゆる周波数内EEBを適用しないように設定され得る。実施例は、この文脈に限定されない。
図3は、各種の実施例における検出セット事象評価のためのブラックリスト化技術の適用と併せてRNCと図1のUE106との間で通信が交換され得る動作環境300の一例を例示する。動作環境300において、RNCは、1つ又は複数の周波数間測定(inter-frequency measurement)を実行するようにUE106を設定するために、測定制御メッセージ320をUE106に送信し得る。いくつかの実施例において、測定制御メッセージ320は、1つ又は複数の周波数間DSMを実行するようにUE106を設定し得る。各種の実施例において、測定制御メッセージ320は、同様に、UE106の周波数間DSMに基づいて、1つ又は複数の事象評価を実行するようにUE106を設定し得る。いくつかの実施例において、測定制御メッセージ320は、3GPP TS25.331による“測定制御(MEASUREMENT CONTROL)”メッセージを含み得る。各種の実施例において、RNCは、DCCHを介して測定制御メッセージ320をUE106に送信するように機能し得る。実施例は、この文脈に限定されない。
いくつかの実施例において、測定制御メッセージ320は、測定識別子321を含み得る。各種の実施例において、測定識別子321は、測定制御メッセージ320により設定される(複数の)測定のセットと関連付けられた識別子を包含するIEを含み得る。いくつかの実施例において、測定制御メッセージ320は、測定制御メッセージ320が、それが設定する(複数の)測定のセットを準備する、変更する、又は解除することを目的としているかどうかを示す値を包含する測定命令IE322を含み得る。実施例は、この文脈に限定されない。
各種の実施例において、測定制御メッセージ320は、周波数間測定IE324を含み得る。いくつかの実施例において、測定制御メッセージ320における周波数間測定IE324の存在は、測定制御メッセージ320を通して設定される(複数の)測定が周波数間測定であるという指示を構成し得る。各種の実施例において、周波数間測定IE324は、1つ又は複数のパラメータを指定する情報を含むことができ、UE106は、そのパラメータに従って1つ又は複数の周波数間測定を実行することになる。
いくつかの実施例において、周波数間測定IE324は、同様に、1つ又は複数のパラメータを指定する情報を含むことができ、UE106は、そのパラメータに従って周波数間事象評価及び/又は測定報告を実行することになる。各種の実施例において、例えば、周波数間測定IE324は、UE106が測定制御メッセージ320により設定される周波数間測定に基づいて事象評価及び測定報告を実行することになる方法の特性を示す情報を包含する測定報告基準IE325を含み得る。いくつかの実施例において、測定報告基準IE325は、周波数間DSMによりトリガされることができる1つ又は複数の周波数間事象を示す情報を含み得る。各種の実施例において、測定報告基準IE325は、3GPP TS25.331による“周波数間測定報告基準(inter-frequency measurement reporting criteria)”IEを含み得る。実施例は、この文脈に限定されない。
いくつかの実施例において、測定報告基準325は、UE106が測定制御メッセージ320により設定される周波数間DSMに基づいて事象評価及び測定報告を実行することになる方法の特性を特に示す情報を含み得る。各種の実施例において、測定報告基準325は、周波数間EEB326を含み得る。いくつかの実施例において、周波数間EEB326は、周波数間DSMのための事象評価から除外されるべき1つ又は複数のセルのリストを含み得る。各種の実施例において、周波数間EEB326は、3GPP TS25.331による“未使用周波数検出セルにおいて除外されるべきセル(Cells to be excluded in non-used frequency detected cells)”IEを含み得る。実施例は、この文脈に限定されない。
いくつかの実施例において、UE106は、UE106の異なる未使用周波数とそれぞれ対応する、複数の周波数間EEBを認識して、維持して、適用する能力を設定され得る。したがって、各種の実施例において、RNCは、周波数情報(frequency information)IE327を測定報告基準325に含むように機能し得るとともに、周波数情報IE327は、周波数間EEB326が対応する特定の未使用周波数fAを識別する情報を含み得る。いくつかのそのような実施例において、周波数情報IE327は、fAに対する周波数インデックスを含み得る。実施例は、この文脈に限定されない。
各種の実施例において、RNCからの測定制御メッセージ320を受信すると、UE106は、ローカルな周波数間EEBがfAのために存在するかどうかを判定するように機能し得る。いくつかの実施例において、UE106は、周波数情報IE327に基づいてfAを識別するように機能し得る。各種の実施例において、単一のローカルな周波数間EEB328がUE106において存在し得るとともに、UE106は、ローカルな周波数間EEBがfAのために存在するかどうかを、その単一のローカルな周波数間EEB328がfAに適用されるかどうかに基づいて判定し得る。いくつかの実施例において、複数のローカルな周波数間EEBがUE106において存在し得るとともに、UE106は、ローカルな周波数間EEBがfAのために存在するかどうかを、複数のローカルな周波数間EEBのうちのいずれかがfAに適用されるかどうかに基づいて判定し得る。一例の実施例において、周波数f1に適用されるローカルな周波数間EEB328が存在することができ、周波数f2に適用されるローカルな周波数間EEB329が存在することができ、UE106は、もしf1又はf2のいずれかがfAに適合するならば、ローカルな周波数間EEBがfAのために存在すると判定し得る。実施例は、この実例に限定されない。
各種の実施例において、ローカルな周波数間EEBがfAのために存在するという判定に応答して、UE106は、そのローカルな周波数間EEBの内容を測定制御メッセージ320に含まれる遠隔的に生成された周波数間EEB326の内容と置き換えるように機能し得る。例えば、既存のローカルな周波数間EEB329がfAに適用されるという判定に応答して、UE106は、既存のローカルな周波数間EEB329の内容を周波数間EEB326の内容と置き換えるように機能し得る。いくつかの実施例において、ローカルな周波数間EEBがfAのために存在しないという判定に応答して、UE106は、fAのためのローカルな周波数間EEBを作成するとともに、周波数間EEB326の内容によってそれを満たすように機能し得る。例えば、唯一の既存のローカルな周波数間EEB328がfAに適用されないという判定に応答して、UE106は、ローカルな周波数間EEB329を作成するとともに、周波数間EEB326の内容によってそれを満たすように機能し得る。実施例は、これらの実例に限定されない。
各種の実施例において、UE106は、測定制御メッセージ320において指定されたパラメータに従ってそれ以降周波数間測定を実行するように機能し得る。いくつかの実施例において、周波数間測定は、周波数fAに対して実行される周波数間DSMを含み得る。各種の実施例において、UE106は、それらの周波数間DSMに基づいて事象評価を実行するように設定され得る。いくつかの実施例において、UE106は、周波数fAに対して実行される周波数間DSMに基づいて行なう事象評価から、ローカルな周波数間EEB328又はローカルな周波数間EEB329のようなローカルな周波数間EEBに含まれる1つ又は複数の周波数間検出セットセルを除外するように設定され得る。
測定制御メッセージ320の受信に応答してローカルな周波数間EEBを作成する各種の実施例において、UE106は、測定制御メッセージ320と関連付けられた測定識別子が解放されるまで、そのローカルな周波数間EEBを維持するとともに適用し得る。他のそのような実施例において、UE106は、周波数fAに対して設定された測定対象と関連付けられた全ての測定識別子が解放されるまで、そのローカルな周波数間EEBを維持するとともに適用し得る。測定制御メッセージ320の受信に応答してローカルな周波数間EEBを作成するいくつかの実施例において、周波数fAと関連付けられた与えられた測定識別子を識別する解放通知メッセージのその後の受信に際し、UE106は、もし与えられた測定識別子が測定識別子321と異なると判定するならば、そのローカルな周波数内EEBを維持するように機能し得る。実施例は、この文脈に限定されない。
各種の実施例において、RNCは、任意の与えられた測定制御メッセージに多くても1つの周波数間EEBを含むことだけを許可され得るとともに、UE106は、任意の与えられた測定制御メッセージにおける多くても1つの周波数間EEBを適切に受信することだけができ得る。いくつかのそのような実施例において、RNCは、それでも、複数の測定制御メッセージを送信することによって、複数の周波数間EEBをUE106に設定することができ得る。様々な他の実施例において、RNCは、単一の測定制御メッセージに複数の周波数間EEBを含むことを許可され得るとともに、UE106は、単一の測定制御メッセージにおける複数の周波数間EEBを適切に受信することができ得る。複数の周波数間EEBが同じ測定制御メッセージにおいてUE106に渡されることができるいくつかの実施例において、RNCは、それでもなお、複数のそれぞれの周波数間EEBをUE106に渡すために、別々の測定制御メッセージを使用することを選択し得る、ということが認識されることになる。実施例は、この文脈に限定されない。
図2の動作環境200の考察において以前に言及されたように、各種の実施例において、UE106は、周波数内EEBを、二次UL周波数と関連付けられたダウンリンク周波数に対する測定に適用しないように設定され得る。いくつかの実施例において、UE106は、事象評価ブラックリストを、二次UL周波数と関連付けられたダウンリンク周波数に対する測定に全く適用しないように設定され得る。様々な他の実施例において、UE106は、二次UL周波数と関連付けられたダウンリンク周波数に対する測定に周波数間EEBを適用する能力を設定され得る。いくつかの実施例において、RNCは、測定制御メッセージ320のような測定制御メッセージを送信することによって、二次UL周波数と関連付けられたダウンリンク周波数のための周波数間EEBを設定し得る。各種の実施例において、例えば、周波数情報IE327は、UE106の二次UL周波数と関連付けられたダウンリンク周波数に対する周波数インデックスを含み得るとともに、UE106は、測定制御メッセージ320の受信に応答して、二次UL周波数と関連付けられたダウンリンク周波数のためのローカルな周波数間EEBを作成し得るか、又は変更し得る。実施例は、この文脈に限定されない。
上述の実施例に対する動作は、下記の図面及び添付の実例を参照して更に説明され得る。いくつかの図面は、論理フローを含み得る。ここで提示されたそのような図面は特定の論理フローを含むかもしれないが、論理フローはここで説明された一般的な機能がどのように実施され得るかの実例を単に提供する、ということが認識され得る。さらに、与えられた論理フローは、特に明記しない限り、提示された順序で必ずしも実行される必要があるというわけではない。加えて、与えられた論理フローは、ハードウェアエレメント、プロセッサにより実行されるソフトウェアエレメント、又はそれらエレメントのあらゆる組み合わせによって実施され得る。実施例は、この文脈に限定されない。
図4は、図1、図2、及び/又は図3のUE106によりいくつかの実施例において実行され得る動作を代表し得る論理フロー400を例示する。論理フロー400において示されたように、無線通信周波数のための遠隔的に選択された事象評価ブラックリストを含む測定制御メッセージが、402において受信され得る。例えば、UE106は、無線通信周波数のための遠隔的に選択されたEEBを含む測定制御メッセージをRNCから受信するように機能し得る。404において、ローカルなEEBが無線通信周波数のために存在するかどうかが判定され得る。例えば、UE106は、RNCが遠隔的に生成されたEEBを送信した無線通信周波数のためにローカルなEEBが存在するかどうかを判定するように機能し得る。
もし404においてローカルなEEBが無線通信周波数のために存在すると判定されるならば、フローは406に移動し得る。406において、ローカルなEEBの内容が遠隔的に選択されたEEBの内容と置き換えられ得る。例えば、UE106は、図2のローカルな周波数内EEB218の内容を周波数内EEB216の内容と置き換えるように機能し得る。別の実例において、UE106は、ローカルな周波数間EEB328の内容を周波数間EEB326の内容と置き換えるように機能し得る。もし404においてローカルなEEBが無線通信周波数のために存在しないと判定されるならば、フローは408に移動し得る。408において、ローカルなEEBが、無線通信周波数のために作成され得るとともに、遠隔的に選択されたEEBの内容を含み得る。例えば、UE106は、図2のローカルな周波数内EEB218を作成するとともに、周波数内EEB216の内容によってそれを満たすように機能し得る。別の実例において、UE106は、ローカルな周波数間EEB328を作成するとともに、周波数間EEB326の内容によってそれを満たすように機能し得る。406又は408のいずれかから、フローは410に移動し得る。
410において、ローカルなEEBにおいて識別されている(複数の)検出セットセルが1つ又は複数の事象評価から除外され得る。例えば、UE106は、1つ又は複数の周波数内事象評価から、図2のローカルな周波数内EEB218において識別されている(複数の)周波数内検出セットセルを除外するように機能し得る。別の実例において、UE106は、1つ又は複数の周波数間事象評価から、図3のローカルな周波数間EEB328において識別されている(複数の)周波数間検出セットセルを除外するように機能し得る。実施例は、これらの実例に限定されない。
図5は、図1、図2、及び図3のUE106により各種の実施例において実行され得る動作を代表し得る論理フロー500を例示する。論理フロー500において示されたように、周波数間EEB、及び周波数間EEBが適用される周波数を示すIEを含む測定制御メッセージが、502において受信され得る。例えば、UE106は、図3の測定制御メッセージ320を受信するように機能することができ、測定制御メッセージ320は、周波数間EEB326及び周波数情報IE327を含み得る。504において、ローカルな周波数間EEBがIEによって示された周波数のために存在するかどうかが判定され得る。例えば、UE106は、ローカルな周波数間EEBが周波数情報IE327によって示された周波数のために存在するかどうかを判定するように機能し得る。
もし504においてローカルな周波数間EEBが示された周波数のために存在すると判定されるならば、フローは506に移動し得る。506において、ローカルな周波数間EEBの内容が、測定制御メッセージに含まれる周波数間EEBの内容と置き換えられ得る。例えば、図3のローカルな周波数間EEB328が周波数情報IE327によって示された周波数に適用されるという判定に続いて、UE106は、ローカルな周波数間EEB328の内容を周波数間EEB326の内容と置き換えるように機能し得る。もし504においてローカルな周波数間EEBが示された周波数のために存在しないと判定されるならば、フローは508に移動し得る。508において、ローカルな周波数間EEBが示された周波数のために作成され得る。例えば、図3のローカルな周波数間EEB328が周波数情報IE327によって示された周波数に適用されないという判定に続いて、UE106は、その周波数のためのローカルな周波数間EEB329を作成するとともに、周波数間EEB326の内容によってそれを満たすように機能し得る。506又は508のいずれかから、フローは510に移動し得る。
510において、ローカルな周波数間EEBにおいて識別されている(複数の)検出セットセルが、示された周波数のための1つ又は複数の周波数間測定事象評価から除外され得る。例えば、UE106は、周波数情報IE327によって示された周波数のための1つ又は複数の周波数間事象評価から、図3のローカルな周波数間EEB328において識別されている(複数の)周波数間検出セットセルを除外するように機能し得る。512において、1つ又は複数の検出セットセルが、第2の周波数のためのローカルな周波数間EEBに基づいて、第2の周波数のための1つ又は複数の周波数間測定事象評価から除外され得る。例えば、図3のローカルな周波数間EEB329は、ローカルな周波数間EEB328と異なる周波数と関連付けられ得るとともに、UE106は、ローカルな周波数間EEB329に基づいて、その異なる周波数のための1つ又は複数の周波数間測定事象評価から1つ又は複数の検出セットセルを除外するように機能し得る。実施例は、これらの実例に限定されない。
図6は、図1、図2、及び図3のUE106によりいくつかの実施例において実行され得る動作を代表し得る論理フロー600を例示する。論理フロー600において示されたように、1つ又は複数の周波数内検出セットセルのリストを含む周波数内EEBを包含する測定制御メッセージが、602において受信され得る。例えば、UE106は、1つ又は複数の周波数内検出セットセルのリストを含む周波数内EEB216を包含し得る、図2の測定制御メッセージ210を受信するように機能し得る。604において、ローカルな周波数内EEBは、測定制御メッセージに含まれる周波数内EEBの内容によってプロビジョニングされ得る。例えば、UE106は、図2のローカルな周波数内EEB218を作成するとともに、周波数内EEB216の内容によってそれを満たすように機能し得る。別の実例において、UE106は、ローカルな周波数内EEB218の既存の内容を周波数内EEB216の内容と置き換えるように機能し得る。
606において、周波数内事象評価のセットが実行され得る。例えば、図2の動作環境200において、UE106は、1つ又は複数の周波数内事象評価のセットを実行するように機能し得る。608において、602で受信されたリストに含まれる1つ又は複数の周波数内検出セットセルは、周波数内事象評価のセットから除外され得る。例えば、UE106は、1つ又は複数の周波数内事象評価の前述のセットから、図2の周波数内EEB216に含まれるリストにより識別されている1つ又は複数の周波数内検出セットセルを除外するように機能し得る。実施例は、これらの実例に限定されない。
図7は、記憶媒体700の実施例を例示する。記憶媒体700は、光記憶媒体、磁気記憶媒体、又は半導体記憶媒体のようなあらゆる非一時的なコンピュータ読み取り可能記憶媒体又は機械読み取り可能記憶媒体を含み得る。各種の実施例において、記憶媒体700は、工業製品(article of manufacture)を含み得る。いくつかの実施例において、記憶媒体700は、図4の論理フロー400、図5の論理フロー500、及び図6の論理フロー600のうちの1つ又は複数を実施するためのコンピュータ実行可能命令のようなコンピュータ実行可能命令を格納し得る。コンピュータ読み取り可能記憶媒体又は機械読み取り可能記憶媒体の実例は、揮発性メモリ又は不揮発性メモリ、取り外し可能メモリ又は取り外し不可能メモリ、消去可能メモリ又は消去不能メモリ、書き込み可能メモリ又は再書き込み可能メモリなどを含んでいる、電子データを格納することが可能であるあらゆる有形の媒体を含み得る。コンピュータ実行可能命令の実例は、ソースコード、コンパイルされたコード(compiled code)、解釈されたコード(interpreted code)、実行可能コード、静的なコード、動的なコード、オブジェクト指向のコード(object-oriented code)、視覚的コード(visual code)などのようなあらゆる適切な種類のコードを含み得る。実施例は、この文脈に限定されない。
図8は、図1、図2、及び図3のRNCとノードB102、図1、図2、及び図3のUE106、図4の論理フロー400、図5の論理フロー500、図6の論理フロー600、及び図7の記憶媒体700を実施し得る通信装置800の実施例を例示する。各種の実施例において、装置800は、論理回路828を含み得る。論理回路828は、例えば、図1、図2、及び図3のRNCとノードB102、図1、図2、及び図3のUE106、図4の論理フロー400、図5の論理フロー500、図6の論理フロー600について説明された動作を実行する物理的な回路を含み得る。図8において示されるように、実施例は下記の構成に限定されないが、装置800は、無線通信インタフェース810、ベースバンド回路820、及び計算プラットフォーム830を含み得る。
装置800は、単一の計算エンティティにおいて、例えば完全に単一の装置内で、図1、図2、及び図3のRNCとノードB102、図1、図2、及び図3のUE106、図4の論理フロー400、図5の論理フロー500、図6の論理フロー600、図7の記憶媒体700、並びに論理回路828のための構造及び/若しくは動作のうちのいくつか又は全部を実施し得る。その代わりに、装置800は、図1、図2、及び図3のRNCとノードB102、図1、図2、及び図3のUE106、図4の論理フロー400、図5の論理フロー500、図6の論理フロー600、図7の記憶媒体700、並びに論理回路828のための構造及び/若しくは動作のうちの一部を、クライアント−サーバアーキテクチャ、3層アーキテクチャ、N層アーキテクチャ、密結合又はクラスタ化アーキテクチャ、ピアツーピアアーキテクチャ、マスタ−スレーブアーキテクチャ、共有データベースアーキテクチャ、並びに他のタイプの分散処理システムのような分散システムアーキテクチャを使用して、複数の計算エンティティのいたる所に分配することができる。実施例は、この文脈に限定されない。
実施例は特定の無線の(over-the-air)インタフェース又は変調スキームに全く限定されないが、一実施例において、無線通信インタフェース810は、符号分割多重アクセス(Code Division Multiple Access:CDMA)、単一キャリア又はマルチキャリア変調された信号(例えば、相補型符号変調(complementary code keying:CCK)シンボル、直交周波数分割多重(orthogonal frequency division multiplexing:OFDM)シンボル、及び/又は単一キャリア周波数分割多元接続(single-carrier frequency division multiple access:SC−FDMA)シンボルを含んでいる)を送信すること及び/又は受信することに適当なコンポーネント、又はコンポーネントの組み合わせを含み得る。無線通信インタフェース810は、例えば、受信機812、周波数シンセサイザ814、及び/又は送信機816を含み得る。無線通信インタフェース810は、バイアス制御装置、水晶発振器、及び/又は、1つ若しくは複数のアンテナ818−fを含み得る。別の実施例において、無線通信インタフェース810は、要求どおりに、外部の電圧制御発振器(voltage-controlled oscillator:VCO)、表面弾性波フィルタ、中間周波数(intermediate frequency:IF)フィルタ、及び/又はRFフィルタを使用し得る。いろいろな可能性があるRFインタフェース設計に起因して、RFインタフェース設計の拡張的な説明は省略される。
ベースバンド回路820は、受信信号及び/又は送信信号を処理するために、無線通信インタフェース810と通信し得るとともに、例えば、受信された信号をダウンコンバートするためのアナログ/デジタル(analog-to-digital)変換器822、送信用の信号をアップコンバートするためのデジタル/アナログ(digital-to-analog)変換器824を含み得る。さらに、ベースバンド回路820は、それぞれの受信信号/送信信号の物理層(physical layer:PHY)リンクレイヤ処理のためのベースバンド又はPHY処理回路826を含み得る。ベースバンド回路820は、例えば、媒体アクセス制御(medium access control:MAC)/データリンク層処理のためのMAC処理回路827を含み得る。ベースバンド回路820は、MAC処理回路827と通信するため、及び/又は、例えば1つ若しくは複数のインタフェース834により計算プラットフォーム830と通信するためのメモリコントローラ832を含み得る。
いくつかの実施例において、PHY処理回路826は、通信フレームを組み立てる及び/又は分解するために、バッファメモリのような追加の回路と組み合わせてフレーム構築及び/又は検出モジュールを含み得る。その代わりに又はさらに、MAC処理回路827は、これらの機能のうちのいくつかに関して処理を分担し得るか、又は、PHY処理回路826から独立してこれらの処理を実行し得る。いくつかの実施例において、MAC処理及びPHY処理は、単一の回路に統合され得る。
計算プラットフォーム830は、装置800に計算機能を提供し得る。図示されるように、計算プラットフォーム830は、処理コンポーネント840を含み得る。ベースバンド回路820に加えて、又はベースバンド回路820の代わりに、装置800は、処理コンポーネント840を使用して、図1、図2、及び図3のRNCとノードB102、図1、図2、及び図3のUE106、図4の論理フロー400、図5の論理フロー500、図6の論理フロー600、図7の記憶媒体700、及び論理回路828のための処理操作又は処理ロジックを実行し得る。処理コンポーネント840(及び/又はPHY826、及び/又はMAC827)は、様々なハードウェアエレメント、ソフトウェアエレメント、又は両方の組み合わせを含み得る。ハードウェアエレメントの実例は、装置、論理デバイス、コンポーネント、プロセッサ、マイクロプロセッサ、回路、プロセッサ回路、回路素子(例えば、トランジスタ、抵抗器、キャパシタ、インダクタなど)、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、メモリユニット、論理ゲート、レジスタ、半導体素子、チップ、マイクロチップ、チップセットなどを含み得る。ソフトウェアエレメントの実例は、ソフトウェアコンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、ソフトウェア開発プログラム、マシンプログラム、オペレーティングシステムソフトウエア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブルーチン、ファンクション(機能)、メソッド(方法)、プロシージャ(手順)、ソフトウェアインタフェース、アプリケーションプログラムインタフェース(API)、命令セット、計算コード、コンピュータコード、コードセグメント、コンピュータコードセグメント、ワード(words)、値(values)、シンボル、又はそれらのあらゆる組み合わせを含み得る。実施例がハードウェアエレメント及び/又はソフトウェアエレメントを使用して実施されるかどうかを判定することは、与えられた実装例に関して要求される所望の計算レート、電力レベル、耐熱性、処理サイクル量、入力データレート、出力データレート、メモリ資源、データバス速度、及び他の設計の制約又は性能の制約のようなあらゆる数の要因に従って変化し得る。
計算プラットフォーム830は、他のプラットフォームコンポーネント850を更に含み得る。他のプラットフォームコンポーネント850は、1つ又は複数のプロセッサ、マルチコアプロセッサ、コプロセッサ、メモリユニット、チップセット、コントローラ、周辺装置、インタフェース、発振器、時間計測器、ビデオカード、オーディオカード、マルチメディア入出力(I/O)コンポーネント(例えば、デジタル表示装置)、電源などのような一般的な計算要素を含む。メモリユニットの実例は、限定されることなく、例えば、読み取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、ダブルデータレートDRAM(DDRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、スタティックRAM(SRAM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、強誘電性ポリマーメモリのようなポリマーメモリ、オボニックメモリ、位相変化又は強誘電性メモリ、シリコン−酸化物−窒化物−酸化物−シリコン(SONOS)メモリ、磁気若しくは光学カード、レイド(Redundant Array of Independent Disk:RAID)デバイスのようなデバイスのアレイ、ソリッドステートメモリ装置(例えば、USBメモリ、ソリッドステートドライブ(SSD))、及び情報を格納するのに適しているあらゆる他の種類の記憶媒体のような、1つ又は複数のより高速のメモリユニットの形式の様々な種類のコンピュータ読み取り可能及び機械読み取り可能記憶媒体を含み得る。
装置800は、例えば、ウルトラモバイルデバイス(ultra-mobile device)、移動機、固定型装置、マシンツーマシン(machine-to-machine:M2M)デバイス、携帯情報端末(personal digital assistant:PDA)、移動計算装置(mobile computing device:モバイルコンピューティング装置)、スマートフォン(smart phone)、電話、デジタル電話、セルラ電話、ユーザ装置、eブックリーダ(eBook reader)、ハンドセット(handset)、一方向ページャ(one-way pager)、双方向ページャ(two-way pager)、メッセージング装置(messaging device)、コンピュータ、パーソナルコンピュータ(personal computer:PC)、デスクトップコンピュータ(desktop computer)、ラップトップコンピュータ(laptop computer)、ノートブックコンピュータ(notebook computer)、ネットブックコンピュータ(netbook computer)、ハンドヘルドコンピュータ(handheld computer)、タブレットコンピュータ(tablet computer)、サーバ、サーバアレイ若しくはサーバファーム、ウェブサーバ、ネットワークサーバ、インターネットサーバ、ワークステーション、ミニコンピュータ(mini-computer)、メインフレームコンピュータ(main frame computer)、スーパーコンピュータ(supercomputer)、ネットワークアプライアンス(network appliance)、ウェブアプライアンス(web appliance)、分散型計算システム、マルチプロセッサシステム、プロセッサに基づくシステム(processor-based system)、民生用電子機器(consumer electronics)、プログラム可能民生用電子機器(programmable consumer electronics)、ゲーム機器(game device)、ディスプレイ、テレビ受信機、デジタルテレビ、セットトップボックス、無線アクセスポイント、基地局、ノードB、加入者ステーション、移動加入者センタ(mobile subscriber center)、無線ネットワーク制御装置、ルータ、ハブ、ゲートウェイ、ブリッジ、スイッチ、マシン(machine)、又はそれらの組み合わせであり得る。したがって、ここで説明された装置800の機能及び/又は特定の構成は、適切に要求されるように、装置800の各種の実施例に含まれ得るか、又は装置800の各種の実施例において省略され得る。
装置800の実施例は、単一入力単一出力(single input single output:SISO)アーキテクチャを使用して実施され得る。しかしながら、いくつかの実装例は、ビームフォーミング若しくは空間分割多元接続(spatial division multiple access:SDMA)のためのアダプティブアンテナ技術を使用するか、並びに/又はMIMO通信技術を使用する送信及び/若しくは受信のための複数のアンテナ(例えば、アンテナ818−f)を含み得る。
装置800のコンポーネント及び特徴は、ディスクリート回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、ロジックゲート、及び/又はシングルチップアーキテクチャのあらゆる組み合わせを使用して実施され得る。さらに、装置800の特徴は、マイクロコントローラ、プログラム可能なロジックアレー、及び/若しくはマイクロプロセッサ、又は、適宜適切なこれらのあらゆる組み合わせを使用して実施され得る。ハードウェアエレメント、ファームウェアエレメント、及び/又はソフトウェアエレメントが、ここでは集合的に若しくは個別に“ロジック”又は“回路”として参照され得る、ということは注目に値する。
図8のブロック図において示される代表的な装置800は多くの潜在的な実装例のうちの一つの機能的に説明的な実例を表し得る、ということが認識されるべきである。したがって、添付の図面において描写されたブロック機能の分割、省略、又は包含は、実施例においてこれらの機能を実装するためのハードウェアコンポーネント、回路、ソフトウェア、及び/若しくはエレメントが必ず分割される、省略される、又は含まれるということを暗示しない。
図9は、広帯域無線アクセスシステム900の実施例を例示する。図9において示されるように、広帯域無線アクセスシステム900は、インターネット910に対する移動無線アクセス及び/若しくは固定無線アクセスをサポートすることが可能であるインターネット910タイプのネットワーク、又は同様のものを含んでいる、インターネットプロトコル(internet protocol:IP)タイプのネットワークであり得る。1つ又は複数の実施例において、広帯域無線アクセスシステム900は、3GPP UMTS仕様書、3GPP LTE仕様書、及び/又はIEEE802.16標準のうちの1つ若しくは複数に準拠しているシステムのようなあらゆる種類の符号分割多重アクセス(Code Division Multiple Access:CDMA)、周波数分割多元接続(orthogonal frequency division multiple access:OFDMA)ベースの、又は単一キャリア周波数分割多元接続(single-carrier frequency division multiple access:SC−FDMA)ベースの無線ネットワークを含み得るとともに、権利請求された主題の範囲はこれらの点に限定されない。
代表的な広帯域無線アクセスシステム900において、1つ若しくは複数の固定型装置916とインターネット910との間の、及び/又は1つ若しくは複数の移動機922とインターネット910との間の無線通信を提供するために、無線ネットワーク制御装置(RNC)912及び918は、それぞれ、ノードB914及び920に結合することが可能である。固定型装置916及び移動機922の一つの実例は、装置800の固定されたバージョンを含む固定型装置916と、装置800の移動式のバージョンを含む移動機922とを含んでいる図8の装置800である。RNC912及び918は、広帯域無線アクセスシステム900上の1つ又は複数の物理的エンティティに対するネットワーク機能のマッピングを定義することが可能であるプロファイルを実行し得る。ノードB914及び920は、装置800を参照して説明されたような、固定型装置916及び/又は移動機922とのRF通信を提供する無線装置を含み得るとともに、例えば、3GPP UMTS仕様書、3GPP LTE仕様書、又はIEEE802.16標準に従ったPHY及びMAC層装置を含み得る。権利請求された主題の範囲は下記の点に限定されないが、ノードB914及び920は、それぞれRAN912及び918を経てインターネット910に結合するために、IPバックプレーン(IP backplane)を更に含み得る。
広帯域無線アクセスシステム900は、訪問先コアネットワーク(CN)924及び/又はホームCN926を更に含むことができ、そのそれぞれは、限定はしないが、プロキシ及び/若しくはリレータイプの機能、例えば、認証、認可及びアカウンティング(AAA)機能、動的ホスト構成プロトコル(DHCP)機能、若しくはドメインネームサービス制御若しくは同様のものを含む1つ若しくは複数のネットワーク機能、公衆電話交換網ゲートウェイ若しくはボイスオーバインターネットプロトコル(VoIP)ゲートウェイのようなドメインゲートウェイ、並びに/又はインターネットプロトコル(IP)タイプサーバ機能、若しくは同様のものを提供することが可能であり得る。しかしながら、これらは、単に、訪問先CN924及び/又はホームCN926により提供されることが可能である機能のタイプの実例であり、権利請求された主題の範囲はこれらの点に限定されない。訪問先CN924は、訪問先CN924が固定型装置916又は移動機922の正規のサービスプロバイダの一部ではない場合、例えば、固定型装置916若しくは移動機922が、そのそれぞれのホームCN926から離れてローミングしている場合か、又は、広帯域無線アクセスシステム900が固定型装置916若しくは移動機922の正規のサービスプロバイダの一部であるが、しかし広帯域無線アクセスシステム900が、固定型装置916若しくは移動機922の主要な又はホームロケーションではない別の場所又は状態にある場合に、訪問先CNと言われ得る。実施例は、この文脈に限定されない。
固定型装置916は、それぞれ、ノードB914及び920、そしてRNC912及び918、並びにホームCN926を通してインターネット910に対するホーム又は会社の顧客のブロードバンド接続を提供するために、ホーム若しくは会社内の、又はホーム若しくは会社の近くのような、ノードB914及び920のうちの1つ又は両方の範囲内のどこにでも位置付けられ得る。固定型装置916は一般に固定された場所に配置されるが、固定型装置916が必要に応じて異なる場所に動かされ得る、ということは注目に値する。移動機922は、もし移動機922が例えばノードB914及び920のうちの1つ又は両方の範囲内にあるならば、1つ又は複数の場所で利用され得る。1つ又は複数の実施例によれば、オペレーションサポートシステム(operation support system:OSS)928は、広帯域無線アクセスシステム900に対して管理機能を提供するとともに、広帯域無線アクセスシステム900の機能エンティティの間のインタフェースを提供するために、広帯域無線アクセスシステム900の一部であり得る。図9の広帯域無線アクセスシステム900は、広帯域無線アクセスシステム900のいくつかの構成要素を示す無線ネットワークの単に1つの種類であり、権利請求された主題の範囲はこれらの点に限定されない。
各種の実施例は、ハードウェアエレメント、ソフトウェアエレメント、又は両方の組み合わせを用いて実施され得る。ハードウェアエレメントの実例は、プロセッサ、マイクロプロセッサ、回路、回路素子(例えば、トランジスタ、抵抗器、キャパシタ、インダクタなど)、集積回路、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、論理ゲート、レジスタ、半導体素子、チップ、マイクロチップ、チップセットなどを含み得る。ソフトウェアの実例は、ソフトウェアコンポーネント、プログラム、アプリケーション、コンピュータプログラム、アプリケーションプログラム、システムプログラム、マシンプログラム、オペレーティングシステムソフトウエア、ミドルウェア、ファームウェア、ソフトウェアモジュール、ルーチン、サブルーチン、ファンクション(機能)、メソッド(方法)、プロシージャ(手順)、ソフトウェアインタフェース、アプリケーションプログラムインタフェース(API)、命令セット、計算コード、コンピュータコード、コードセグメント、コンピュータコードセグメント、ワード(words)、値(values)、シンボル、又はそれらのあらゆる組み合わせを含み得る。実施例がハードウェアエレメント及び/又はソフトウェアエレメントを使用して実施されるかどうかを判定することは、所望の計算レート、電力レベル、耐熱性、処理サイクル量、入力データレート、出力データレート、メモリ資源、データバス速度、及び他の設計の制約又は性能の制約のようなあらゆる数の要因に従って変化し得る。
少なくとも一実施例の1つ又は複数の態様は、プロセッサ内部の様々なロジックを表し、機械によって読まれたときに機械にここで説明された技術を実行するためのロジックを構築させる、機械読み取り可能媒体に格納される代表的な命令によって実行され得る。“IPコア”として知られているそのような表現は、有形の機械読み取り可能媒体に格納され得るとともに、ロジック又はプロセッサを実際に作る製作機械(fabrication machine)に読み込むために、様々な顧客又は製造施設に供給され得る。いくつかの実施例は、例えば、機械により実行されたならば、実施例に従って機械に方法及び/又は動作を遂行させ得る命令又は一組の命令を格納し得る機械読み取り可能媒体又は物品を使用して実施され得る。そのような機械は、例えば、あらゆる適切な処理プラットフォーム、計算プラットフォーム、計算装置、処理装置、計算システム、処理システム、コンピュータ、プロセッサ、又は同様のものを含み得るとともに、ハードウェア及び/若しくはソフトウェアのあらゆる適切な組み合わせを用いて実施され得る。機械読み取り可能媒体又は物品は、例えば、あらゆる適切な種類のメモリユニット、メモリ装置、メモリ物品、メモリ媒体、記憶装置、記憶物品、記憶媒体、及び/又は記憶ユニット、例えば、メモリ、取り外し可能若しくは取り外し不可能媒体、消去可能若しくは消去不能媒体、書き込み可能若しくは再書き込み可能媒体、デジタル若しくはアナログ媒体、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、コンパクトディスクリードオンリメモリ(Compact Disk Read Only Memory:CD−ROM)、コンパクトディスクレコーダブル(Compact Disk Recordable:CD−R)、コンパクトディスクリライタブル(Compact Disk Rewriteable:CD−RW)、光ディスク、磁気媒体、光磁気媒体、取り外し可能メモリカード若しくはディスク、様々な種類のデジタル多目的ディスク(Digital Versatile Disk:DVD)、テープ、カセット、又は同様のものを含み得る。命令は、あらゆる適切な高水準プログラミング言語、低水準プログラミング言語、オブジェクト指向プログラミング言語、ビジュアル(visual)プログラミング言語、コンパイルされたプログラミング言語、及び/又は解釈されたプログラミング言語を使用して実装されるソースコード、コンパイルされたコード、解釈されたコード、実行可能コード、静的なコード、動的なコード、暗号化されたコードなどのようなあらゆる適切な種類のコードを含み得る。
下記の実例は、更なる実施例と関係がある。
実例1は、ユーザ装置(UE)であって、少なくとも一部分がハードウェアに存在するロジックを備え、上記ロジックは、無線通信周波数のための遠隔的に選択された事象評価ブラックリスト(EEB)を含む測定制御メッセージを受信し、ローカルなEEBが上記無線通信周波数のために存在するかどうかを判定するとともに、ローカルなEEBが上記無線通信周波数のために存在するという判定に応答して、上記ローカルなEEBの内容を上記遠隔的に選択されたEEBの内容と置き換える。
実例2は、実例1のUEであって、上記ロジックは、ローカルなEEBが上記無線通信周波数のために存在しないという判定に応答して、上記無線通信周波数のためのローカルなEEBを作成し、上記ローカルなEEBは、上記遠隔的に選択されたEEBの内容を含む。
実例3は、実例1のUEであって、上記無線通信周波数は、当該UEの未使用周波数を含み、上記測定制御メッセージは、上記遠隔的に選択されたEEBを包含する周波数間測定報告基準情報要素(IE)を含む。
実例4は、実例3のUEであって、上記周波数間測定報告基準IEは、上記遠隔的に選択されたEEBが上記未使用周波数に適用されることを示す周波数情報IEを含む。
実例5は、実例4のUEであって、上記周波数間測定報告基準IEは、当該UEの第2の未使用周波数に適用される第2の遠隔的に選択されたEEBを含み、上記周波数情報IEは、上記第2の遠隔的に選択されたEEBが上記第2の未使用周波数に適用されることを示す。
実例6は、実例1のUEであって、上記無線通信周波数は、当該UEの二次アップリンク(UL)周波数を含み、上記測定制御メッセージは、上記遠隔的に選択されたEEBを包含する周波数間測定報告基準情報要素(IE)を含む。
実例7は、実例1のUEであって、上記無線通信周波数は、当該UEの使用済み周波数を含み、上記測定制御メッセージは、上記遠隔的に選択されたEEBを包含する周波数内測定報告基準情報要素(IE)を含む。
実例8は、実例1のUEであって、上記ロジックは、上記無線通信周波数のために設定される1つ又は複数の測定と関連付けられた測定識別子の解放を示す解放通知を受信するとともに、上記測定識別子が上記測定制御メッセージと関連付けられた測定識別子と異なるという判定に応答して、上記ローカルなEEBを維持する。
実例9は、実例1から実例8のいずれかのUEであって、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバ及び少なくとも1つのRFアンテナを備える。
実例10は、実例9のUEであって、タッチスクリーンディスプレイを備える。
実例11は、少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、ユーザ装置(UE)上で実行されることに応答して、上記UEに、1つ又は複数の検出セットセルを識別する周波数間事象評価ブラックリスト、及び上記周波数間事象評価ブラックリストが適用される周波数を示す情報要素(IE)を含む測定制御メッセージを、ダウンリンク制御チャネル(DCCH)を介して受信させ、上記の示された周波数のための1つ又は複数の周波数間測定事象評価から上記1つ又は複数の検出セットセルを除外させる無線通信命令のセットを含む。
実例12は、実例11の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記周波数間事象評価ブラックリストは、“未使用周波数検出セルにおいて除外されるべきセル”IEに含まれる。
実例13は、実例11の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記UE上で実行されることに応答して、上記UEに、上記測定制御メッセージの受信に応答してローカルな周波数間事象評価ブラックリストが上記の示された周波数のために存在するかどうかを判定させるとともに、ローカルな周波数間事象評価ブラックリストが上記の示された周波数のために存在するという判定に応答して、上記ローカルな周波数間事象評価ブラックリストの内容を上記測定制御メッセージに含まれる上記周波数間事象評価ブラックリストの内容と置き換えさせる無線通信命令を含む。
実例14は、実例13の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記UE上で実行されることに応答して、上記UEに、ローカルな周波数間事象評価ブラックリストが上記の示された周波数のために存在しないという判定に応答して、上記の示された周波数のためのローカルな周波数間事象評価ブラックリストを作成させる無線通信命令を含む。
実例15は、実例11の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記測定制御メッセージは、上記の示された周波数を含む周波数情報IEを包含する“周波数間測定報告基準”IEを含む。
実例16は、実例11の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記の示された周波数は、上記UEの未使用周波数を含む。
実例17は、実例11の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記の示された周波数は、上記UEの二次アップリンク(UL)周波数を含む。
実例18は、実例11の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記UE上で実行されることに応答して、上記UEに、第2の周波数のための1つ又は複数の周波数間測定事象評価から、上記第2の周波数のためのローカルな事象評価ブラックリストに基づいて、1つ又は複数の検出セットセルを除外させる無線通信命令を含む。
実例19は、無線通信方法であって、ユーザ装置(UE)において、1つ又は複数の周波数内検出セットセルのリストを含む周波数内事象評価ブラックリスト(EEB)を包含する測定制御メッセージを受信するステップと、上記測定制御メッセージに含まれる上記周波数内EEBの内容によってローカルな周波数内EEBをプロビジョニングするステップと、上記UEのロジック回路によって周波数内事象評価のセットを実行するステップと、上記周波数内事象評価のセットから上記1つ又は複数の周波数内検出セットセルを除外するステップとを含む。
実例20は、実例19の無線通信方法であって、上記ローカルな周波数内EEBのプロビジョニングは、上記ローカルな周波数内EEBを作成することを含む。
実例21は、実例19の無線通信方法であって、上記ローカルな周波数内EEBのプロビジョニングは、上記ローカルな周波数内EEBの既存の内容を、上記測定制御メッセージに含まれる上記周波数内EEBの内容と置き換えることを含む。
実例22は、実例19の無線通信方法であって、上記周波数内EEBは、“検出セットセルにおいて除外されるべきセル”情報要素(IE)を含む。
実例23は、実例19の無線通信方法であって、上記周波数内事象評価のセットは、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)技術仕様書25.331バージョン11.9.0に従った周波数内測定事象1a、1d及び1eのうちの1つ又は複数の評価を含む。
実例24は、実例19の無線通信方法であって、設定された周波数内測定のセットが解放されるべきであることを示すとともに、上記設定された周波数内測定のセットと関連付けられた測定識別子(ID)を識別する測定解放メッセージを受信するステップと、上記設定された周波数内測定のセットと関連付けられた上記測定IDが上記測定制御メッセージに含まれる測定IDに適合しないという判定に応答して、上記ローカルな周波数内EEBを維持するステップとを含む。
実例25は、実例19の無線通信方法であって、上記測定制御メッセージは、上記周波数内EEBを包含する周波数内測定報告基準情報要素(IE)を含む。
実例26は、実例19の無線通信方法であって、上記UEの二次アップリンク(UL)周波数のためのEEBを含む第2の測定制御メッセージを受信するステップと、上記二次UL周波数のための上記EEBの内容によってローカルな周波数間EEBをプロビジョニングするステップとを含む。
実例27は、少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピューティング装置上で実行されることに応答して、上記コンピューティング装置に実例19から実例26のいずれかによる無線通信方法を実行させる命令のセットを含む。
実例28は、装置であって、実例19から実例26のいずれかによる無線通信方法を実行するための手段を備える。
実例29は、システムであって、実例28による装置、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバ及び少なくとも1つのRFアンテナを備える。
実例30は、実例29のシステムであって、タッチスクリーンディスプレイを備える。
実例31は、ユーザ装置(UE)であって、1つ又は複数の検出セットセルを識別する周波数間事象評価ブラックリスト、及び上記周波数間事象評価ブラックリストが適用される周波数を示す情報要素(IE)を含む測定制御メッセージを、ダウンリンク制御チャネル(DCCH)を介して受信するための手段と、上記の示された周波数のための1つ又は複数の周波数間測定事象評価から上記1つ又は複数の検出セットセルを除外するための手段とを備える。
実例32は、実例31のUEであって、上記周波数間事象評価ブラックリストは、“未使用周波数検出セルにおいて除外されるべきセル”IEに含まれる。
実例33は、実例31のUEであって、上記測定制御メッセージの受信に応答してローカルな周波数間事象評価ブラックリストが上記の示された周波数のために存在するかどうかを判定するための手段と、ローカルな周波数間事象評価ブラックリストが上記の示された周波数のために存在するという判定に応答して、上記ローカルな周波数間事象評価ブラックリストの内容を上記測定制御メッセージに含まれる上記周波数間事象評価ブラックリストの内容と置き換えるための手段とを備える。
実例34は、実例33のUEであって、ローカルな周波数間事象評価ブラックリストが上記の示された周波数のために存在しないという判定に応答して、上記の示された周波数のためのローカルな周波数間事象評価ブラックリストを作成するための手段を備える。
実例35は、実例31のUEであって、上記測定制御メッセージは、上記の示された周波数を含む周波数情報IEを包含する“周波数間測定報告基準”IEを含む。
実例36は、実例31のUEであって、上記の示された周波数は、当該UEの未使用周波数を含む。
実例37は、実例31のUEであって、上記の示された周波数は、当該UEの二次アップリンク(UL)周波数を含む。
実例38は、実例31のUEであって、第2の周波数のための1つ又は複数の周波数間測定事象評価から、上記第2の周波数のためのローカルな事象評価ブラックリストに基づいて、1つ又は複数の検出セットセルを除外するための手段を備える。
実例32は、実例31から実例38のいずれかのUEであって、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバ及び少なくとも1つのRFアンテナを備える。
実例40は、実例39のUEであって、タッチスクリーンディスプレイを備える。
実例41は、少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、ユーザ装置(UE)上で実行されることに応答して、上記UEに、1つ又は複数の周波数内検出セットセルのリストを含む周波数内事象評価ブラックリスト(EEB)を包含する測定制御メッセージを受信させ、上記測定制御メッセージに含まれる上記周波数内EEBの内容によってローカルな周波数内EEBをプロビジョニングさせ、周波数内事象評価のセットを実行させるとともに、上記周波数内事象評価のセットから上記1つ又は複数の周波数内検出セットセルを除外させる無線通信命令のセットを含む。
実例42は、実例41の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記ローカルな周波数内EEBのプロビジョニングは、上記ローカルな周波数内EEBを作成することを含む。
実例43は、実例41の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記ローカルな周波数内EEBのプロビジョニングは、上記ローカルな周波数内EEBの既存の内容を、上記測定制御メッセージに含まれる上記周波数内EEBの内容と置き換えることを含む。
実例44は、実例41の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記周波数内EEBは、“検出セットセルにおいて除外されるべきセル”情報要素(IE)を含む。
実例45は、実例41の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記周波数内事象評価のセットは、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)技術仕様書25.331バージョン11.9.0に従った周波数内測定事象1a、1d及び1eのうちの1つ又は複数の評価を含む。
実例46は、実例41の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記UE上で実行されることに応答して、上記UEに、設定された周波数内測定のセットが解放されるべきであることを示すとともに、上記設定された周波数内測定のセットと関連付けられた測定識別子(ID)を識別する測定解放メッセージを受信させるとともに、上記設定された周波数内測定のセットと関連付けられた上記測定IDが上記測定制御メッセージに含まれる測定IDに適合しないという判定に応答して、上記ローカルな周波数内EEBを維持させる無線通信命令を含む。
実例47は、実例41の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記測定制御メッセージは、上記周波数内EEBを包含する周波数内測定報告基準情報要素(IE)を含む。
実例48は、実例41の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記UE上で実行されることに応答して、上記UEに、上記UEの二次アップリンク(UL)周波数のためのEEBを含む第2の測定制御メッセージを受信させるとともに、上記二次UL周波数のための上記EEBの内容によってローカルな周波数間EEBをプロビジョニングさせる無線通信命令を含む。
実例49は、無線通信方法であって、無線通信周波数のための遠隔的に選択された事象評価ブラックリスト(EEB)を含む測定制御メッセージを受信するステップと、処理回路によってローカルなEEBが上記無線通信周波数のために存在するかどうかを判定するステップと、ローカルなEEBが上記無線通信周波数のために存在するという判定に応答して、上記ローカルなEEBの内容を上記遠隔的に選択されたEEBの内容と置き換えるステップとを含む。
実例50は、実例49の無線通信方法であって、ローカルなEEBが上記無線通信周波数のために存在しないという判定に応答して、上記無線通信周波数のためのローカルなEEBを作成するステップを含み、上記ローカルなEEBは、上記遠隔的に選択されたEEBの内容を含む。
実例51は、実例49の無線通信方法であって、上記無線通信周波数は、上記UEの未使用周波数を含み、上記測定制御メッセージは、上記遠隔的に選択されたEEBを包含する周波数間測定報告基準情報要素(IE)を含む。
実例52は、実例51の無線通信方法であって、上記周波数間測定報告基準IEは、上記遠隔的に選択されたEEBが上記未使用周波数に適用されることを示す周波数情報IEを含む。
実例53は、実例52の無線通信方法であって、上記周波数間測定報告基準IEは、上記UEの第2の未使用周波数に適用される第2の遠隔的に選択されたEEBを含み、上記周波数情報IEは、上記第2の遠隔的に選択されたEEBが上記第2の未使用周波数に適用されることを示す。
実例54は、実例49の無線通信方法であって、上記無線通信周波数は、上記UEの二次アップリンク(UL)周波数を含み、上記測定制御メッセージは、上記遠隔的に選択されたEEBを包含する周波数間測定報告基準情報要素(IE)を含む。
実例55は、実例49の無線通信方法であって、上記無線通信周波数は、上記UEの使用済み周波数を含み、上記測定制御メッセージは、上記遠隔的に選択されたEEBを包含する周波数内測定報告基準情報要素(IE)を含む。
実例56は、実例49の無線通信方法であって、上記無線通信周波数のために設定される1つ又は複数の測定と関連付けられた測定識別子の解放を示す解放通知を受信するステップと、上記測定識別子が上記測定制御メッセージと関連付けられた測定識別子と異なるという判定に応答して、上記ローカルなEEBを維持するステップとを含む。
実例57は、少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピューティング装置上で実行されることに応答して、上記コンピューティング装置に実例49から実例56のいずれかによる無線通信方法を実行させる命令のセットを含む。
実例58は、装置であって、実例49から実例56のいずれかによる無線通信方法を実行するための手段を備える。
実例59は、システムであって、実例58による装置、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバ及び少なくとも1つのRFアンテナを備える。
実例60は、実例59のシステムであって、タッチスクリーンディスプレイを備える。
実例61は、ユーザ装置(UE)であって、1つ又は複数の周波数内検出セットセルのリストを含む周波数内事象評価ブラックリスト(EEB)を包含する測定制御メッセージを受信するための手段と、上記測定制御メッセージに含まれる上記周波数内EEBの内容によってローカルな周波数内EEBをプロビジョニングするための手段と、周波数内事象評価のセットを実行するための手段と、上記周波数内事象評価のセットから上記1つ又は複数の周波数内検出セットセルを除外するための手段とを備える。
実例62は、実例61のUEであって、上記ローカルな周波数内EEBのプロビジョニングは、上記ローカルな周波数内EEBを作成することを含む。
実例63は、実例61のUEであって、上記ローカルな周波数内EEBのプロビジョニングは、上記ローカルな周波数内EEBの既存の内容を、上記測定制御メッセージに含まれる上記周波数内EEBの内容と置き換えることを含む。
実例64は、実例61のUEであって、上記周波数内EEBは、“検出セットセルにおいて除外されるべきセル”情報要素(IE)を含む。
実例65は、実例61のUEであって、上記周波数内事象評価のセットは、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)技術仕様書25.331バージョン11.9.0に従った周波数内測定事象1a、1d及び1eのうちの1つ又は複数の評価を含む。
実例66は、実例61のUEであって、設定された周波数内測定のセットが解放されるべきであることを示すとともに、上記設定された周波数内測定のセットと関連付けられた測定識別子(ID)を識別する測定解放メッセージを受信するための手段と、上記設定された周波数内測定のセットと関連付けられた上記測定IDが上記測定制御メッセージに含まれる測定IDに適合しないという判定に応答して、上記ローカルな周波数内EEBを維持するための手段とを備える。
実例67は、実例61のUEであって、上記測定制御メッセージは、上記周波数内EEBを包含する周波数内測定報告基準情報要素(IE)を含む。
実例68は、実例61のUEであって、当該UEの二次アップリンク(UL)周波数のためのEEBを含む第2の測定制御メッセージを受信するための手段と、上記二次UL周波数のための上記EEBの内容によってローカルな周波数間EEBをプロビジョニングするための手段とを備える。
実例69は、実例61から実例68のいずれかのUEであって、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバ及び少なくとも1つのRFアンテナを備える。
実例70は、実例69のUEであって、タッチスクリーンディスプレイを備える。
実例71は、少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、ユーザ装置(UE)上で実行されることに応答して、上記UEに、無線通信周波数のための遠隔的に選択された事象評価ブラックリスト(EEB)を含む測定制御メッセージを受信させ、ローカルなEEBが上記無線通信周波数のために存在するかどうかを判定させるとともに、ローカルなEEBが上記無線通信周波数のために存在するという判定に応答して、上記ローカルなEEBの内容を上記遠隔的に選択されたEEBの内容と置き換えさせる無線通信命令のセットを含む。
実例72は、実例71の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記UE上で実行されることに応答して、上記UEに、ローカルなEEBが上記無線通信周波数のために存在しないという判定に応答して、上記無線通信周波数のためのローカルなEEBを作成させる無線通信命令を含み、上記ローカルなEEBは、上記遠隔的に選択されたEEBの内容を含む。
実例73は、実例71の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記無線通信周波数は、上記UEの未使用周波数を含み、上記測定制御メッセージは、上記遠隔的に選択されたEEBを包含する周波数間測定報告基準情報要素(IE)を含む。
実例74は、実例73の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記周波数間測定報告基準IEは、上記遠隔的に選択されたEEBが上記未使用周波数に適用されることを示す周波数情報IEを含む。
実例75は、実例74の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記周波数間測定報告基準IEは、上記UEの第2の未使用周波数に適用される第2の遠隔的に選択されたEEBを含み、上記周波数情報IEは、上記第2の遠隔的に選択されたEEBが上記第2の未使用周波数に適用されることを示す。
実例76は、実例71の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記無線通信周波数は、上記UEの二次アップリンク(UL)周波数を含み、上記測定制御メッセージは、上記遠隔的に選択されたEEBを包含する周波数間測定報告基準情報要素(IE)を含む。
実例77は、実例71の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記無線通信周波数は、上記UEの使用済み周波数を含み、上記測定制御メッセージは、上記遠隔的に選択されたEEBを包含する周波数内測定報告基準情報要素(IE)を含む。
実例78は、実例71の少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、上記UE上で実行されることに応答して、上記UEに、上記無線通信周波数のために設定される1つ又は複数の測定と関連付けられた測定識別子の解放を示す解放通知を受信させるとともに、上記測定識別子が上記測定制御メッセージと関連付けられた測定識別子と異なるという判定に応答して、上記ローカルなEEBを維持させる無線通信命令を含む。
実例79は、ユーザ装置(UE)であって、少なくとも一部分がハードウェアに存在するロジックを備え、上記ロジックは、1つ又は複数の検出セットセルを識別する周波数間事象評価ブラックリスト、及び上記周波数間事象評価ブラックリストが適用される周波数を示す情報要素(IE)を含む測定制御メッセージを、ダウンリンク制御チャネル(DCCH)を介して受信し、上記ロジックは、上記の示された周波数のための1つ又は複数の周波数間測定事象評価から上記1つ又は複数の検出セットセルを除外する。
実例80は、実例79のUEであって、上記周波数間事象評価ブラックリストは、“未使用周波数検出セルにおいて除外されるべきセル”IEに含まれる。
実例81は、実例79のUEであって、上記ロジックは、上記測定制御メッセージの受信に応答してローカルな周波数間事象評価ブラックリストが上記の示された周波数のために存在するかどうかを判定するとともに、ローカルな周波数間事象評価ブラックリストが上記の示された周波数のために存在するという判定に応答して、上記ローカルな周波数間事象評価ブラックリストの内容を上記測定制御メッセージに含まれる上記周波数間事象評価ブラックリストの内容と置き換える。
実例82は、実例81のUEであって、上記ロジックは、ローカルな周波数間事象評価ブラックリストが上記の示された周波数のために存在しないという判定に応答して、上記の示された周波数のためのローカルな周波数間事象評価ブラックリストを作成する。
実例83は、実例79のUEであって、上記測定制御メッセージは、上記の示された周波数を含む周波数情報IEを包含する“周波数間測定報告基準”IEを含む。
実例84は、実例79のUEであって、上記の示された周波数は、当該UEの未使用周波数を含む。
実例85は、実例79のUEであって、上記の示された周波数は、当該UEの二次アップリンク(UL)周波数を含む。
実例86は、実例79のUEであって、上記ロジックは、第2の周波数のための1つ又は複数の周波数間測定事象評価から、上記第2の周波数のためのローカルな事象評価ブラックリストに基づいて、1つ又は複数の検出セットセルを除外する。
実例87は、実例79から実例86のいずれかのUEであって、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバ及び少なくとも1つのRFアンテナを備える。
実例88は、実例87のUEであって、タッチスクリーンディスプレイを備える。
実例89は、ユーザ装置(UE)であって、無線通信周波数のための遠隔的に選択された事象評価ブラックリスト(EEB)を含む測定制御メッセージを受信するための手段と、ローカルなEEBが上記無線通信周波数のために存在するかどうかを判定するための手段と、ローカルなEEBが上記無線通信周波数のために存在するという判定に応答して、上記ローカルなEEBの内容を上記遠隔的に選択されたEEBの内容と置き換えるための手段とを備える。
実例90は、実例89のUEであって、ローカルなEEBが上記無線通信周波数のために存在しないという判定に応答して、上記無線通信周波数のためのローカルなEEBを作成するための手段を含み、上記ローカルなEEBは、上記遠隔的に選択されたEEBの内容を含む。
実例91は、実例89のUEであって、上記無線通信周波数は、当該UEの未使用周波数を含み、上記測定制御メッセージは、上記遠隔的に選択されたEEBを包含する周波数間測定報告基準情報要素(IE)を含む。
実例92は、実例91のUEであって、上記周波数間測定報告基準IEは、上記遠隔的に選択されたEEBが上記未使用周波数に適用されることを示す周波数情報IEを含む。
実例93は、実例92のUEであって、上記周波数間測定報告基準IEは、当該UEの第2の未使用周波数に適用される第2の遠隔的に選択されたEEBを含み、上記周波数情報IEは、上記第2の遠隔的に選択されたEEBが上記第2の未使用周波数に適用されることを示す。
実例94は、実例89のUEであって、上記無線通信周波数は、当該UEの二次アップリンク(UL)周波数を含み、上記測定制御メッセージは、上記遠隔的に選択されたEEBを包含する周波数間測定報告基準情報要素(IE)を含む。
実例95は、実例89のUEであって、上記無線通信周波数は、当該UEの使用済み周波数を含み、上記測定制御メッセージは、上記遠隔的に選択されたEEBを包含する周波数内測定報告基準情報要素(IE)を含む。
実例96は、実例89のUEであって、上記無線通信周波数のために設定される1つ又は複数の測定と関連付けられた測定識別子の解放を示す解放通知を受信するための手段と、上記測定識別子が上記測定制御メッセージと関連付けられた測定識別子と異なるという判定に応答して、上記ローカルなEEBを維持するための手段とを備える。
実例97は、実例89から実例96のいずれかのUEであって、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバ及び少なくとも1つのRFアンテナを備える。
実例98は、実例97のUEであって、タッチスクリーンディスプレイを備える。
実例99は、無線通信方法であって、1つ又は複数の検出セットセルを識別する周波数間事象評価ブラックリスト、及び上記周波数間事象評価ブラックリストが適用される周波数を示す情報要素(IE)を含む測定制御メッセージを、ダウンリンク制御チャネル(DCCH)を介して受信するステップと、処理回路によって上記の示された周波数のための1つ又は複数の周波数間測定事象評価から上記1つ又は複数の検出セットセルを除外するステップとを含む。
実例100は、実例99の無線通信方法であって、上記周波数間事象評価ブラックリストは、“未使用周波数検出セルにおいて除外されるべきセル”IEに含まれる。
実例101は、実例99の無線通信方法であって、上記測定制御メッセージの受信に応答してローカルな周波数間事象評価ブラックリストが上記の示された周波数のために存在するかどうかを判定するステップと、ローカルな周波数間事象評価ブラックリストが上記の示された周波数のために存在するという判定に応答して、上記ローカルな周波数間事象評価ブラックリストの内容を上記測定制御メッセージに含まれる上記周波数間事象評価ブラックリストの内容と置き換えるステップとを含む。
実例102は、実例101の無線通信方法であって、ローカルな周波数間事象評価ブラックリストが上記の示された周波数のために存在しないという判定に応答して、上記の示された周波数のためのローカルな周波数間事象評価ブラックリストを作成するステップを含む。
実例103は、実例99の無線通信方法であって、上記測定制御メッセージは、上記の示された周波数を含む周波数情報IEを包含する“周波数間測定報告基準”IEを含む。
実例104は、実例99の無線通信方法であって、上記の示された周波数は、上記UEの未使用周波数を含む。
実例105は、実例99の無線通信方法であって、上記の示された周波数は、上記UEの二次アップリンク(UL)周波数を含む。
実例106は、実例99の無線通信方法であって、第2の周波数のための1つ又は複数の周波数間測定事象評価から、上記第2の周波数のためのローカルな事象評価ブラックリストに基づいて、1つ又は複数の検出セットセルを除外するステップを含む。
実例107は、少なくとも1つの非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピューティング装置上で実行されることに応答して、上記コンピューティング装置に実例99から実例106のいずれかによる無線通信方法を実行させる命令のセットを含む。
実例108は、装置であって、実例99から実例106のいずれかによる無線通信方法を実行するための手段を備える。
実例109は、システムであって、実例108による装置、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバ及び少なくとも1つのRFアンテナを備える。
実例110は、実例109のシステムであって、タッチスクリーンディスプレイを備える。
実例111は、ユーザ装置(UE)であって、少なくとも一部分がハードウェアに存在するロジックを備え、上記ロジックは、1つ又は複数の周波数内検出セットセルのリストを含む周波数内事象評価ブラックリスト(EEB)を包含する測定制御メッセージを受信し、上記測定制御メッセージに含まれる上記周波数内EEBの内容によってローカルな周波数内EEBをプロビジョニングし、周波数内事象評価のセットを実行するとともに、上記周波数内事象評価のセットから上記1つ又は複数の周波数内検出セットセルを除外する。
実例112は、実例111のUEであって、上記ローカルな周波数内EEBのプロビジョニングは、上記ローカルな周波数内EEBを作成することを含む。
実例113は、実例111のUEであって、上記ローカルな周波数内EEBのプロビジョニングは、上記ローカルな周波数内EEBの既存の内容を、上記測定制御メッセージに含まれる上記周波数内EEBの内容と置き換えることを含む。
実例114は、実例111のUEであって、上記周波数内EEBは、“検出セットセルにおいて除外されるべきセル”情報要素(IE)を含む。
実例115は、実例111のUEであって、上記周波数内事象評価のセットは、第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)技術仕様書25.331バージョン11.9.0に従った周波数内測定事象1a、1d及び1eのうちの1つ又は複数の評価を含む。
実例116は、実例111のUEであって、上記ロジックは、設定された周波数内測定のセットが解放されるべきであることを示すとともに、上記設定された周波数内測定のセットと関連付けられた測定識別子(ID)を識別する測定解放メッセージを受信するととともに、上記ロジックは、上記設定された周波数内測定のセットと関連付けられた上記測定IDが上記測定制御メッセージに含まれる測定IDに適合しないという判定に応答して、上記ローカルな周波数内EEBを維持する。
実例117は、実例111のUEであって、上記測定制御メッセージは、上記周波数内EEBを包含する周波数内測定報告基準情報要素(IE)を含む。
実例118は、実例111のUEであって、上記ロジックは、当該UEの二次アップリンク(UL)周波数のためのEEBを含む第2の測定制御メッセージを受信するとともに、上記二次UL周波数のための上記EEBの内容によってローカルな周波数間EEBをプロビジョニングする。
実例119は、実例111から実例118のいずれかのUEであって、少なくとも1つの無線周波数(RF)トランシーバ及び少なくとも1つのRFアンテナを備える。
実例120は、実例119のUEであって、タッチスクリーンディスプレイを備える。
多数の特定の詳細が実施例の完全な理解を提供するためにここで説明された。しかしながら、実施例はこれらの特定の詳細なしで実施され得る、ということが当業者によって理解されるであろう。他の場合において、周知の動作、構成要素、及び回路は、実施例を不明瞭にしないために詳細に説明されなかった。ここで開示された特定の構造的及び機能的な詳細が代表的であることができ、実施例の範囲を必ずしも限定するとは限らない、ということが認識されることができる。
いくつかの実施例は、“結合される”及び“接続される”という表現をそれらの派生語と共に使用して説明され得る。これらの用語は、相互に対する同義語を意図していない。例えば、いくつかの実施例は、2つ以上の要素が互いに直接的な物理的又は電気的接触状態にあるということを示すために、“結合される”及び/又は“接続される”という用語を使用して説明され得る。しかしながら、“結合される”という用語は、同様に、2つ以上の要素が互いに直接的な接触状態にないが、それでもやはり互いに協同するか、又は相互作用するということを意味し得る。
明確に別の方法で表明されない限り、“処理する”、“計算する”、“算出する”、“判定する”、又は同様のもののような用語は、計算システムのレジスタ及び/若しくはメモリ内の(例えば、電子的な)物理量として表されたデータを計算システムのメモリ、レジスタ、又は他のそのような情報の記憶装置、伝送装置、若しくは表示装置内の物理量として同様に表された他のデータに処理する及び/又は変換するコンピュータ若しくは計算システム、あるいは同様の電子計算装置の動作及び/又は工程のことを指す、ということが認識され得る。実施例は、この文脈に限定されない。
ここで説明された方法が、説明された順序で、又はあらゆる特定の順序で実行される必要がないことに、留意すべきである。さらに、ここで特定された方法に関して説明された様々な作業(activity:アクティビティ)は、連続する方法で、又は並行する方法で実行され得る。
特定の実施例がここで例示されて説明されたが、同じ目的を達成すると見込まれるあらゆる取り合わせ(arrangement:アレンジメント)が示された特定の実施例の代用にされ得る、ということが認識されるべきである。この開示は、各種の実施例の全ての改作物又は変形物をカバーすることを意図している。上述の説明が、実例となる方法で行われ、限定的なものではない、ということが理解されるべきである。上述の実施例とここで明確に説明されなかった他の実施例との組み合わせは、上述の説明を精査することにより当業者には明白であろう。したがって、各種の実施例の範囲は、上述の構成、構造、及び方法が使用されるあらゆる他のアプリケーションを含む。
読者が技術的開示の性質を迅速に確かめることを可能にするであろう要約を要求する連邦規則法典第37巻セクション1.72(b)(37C.F.R. § 1.72(b))に適合するように、本開示の要約が提供される、ということが強調される。要約は、要約が請求項の範囲又は意味を解釈するか、又は限定するために使用されないであろう、という了解のもとに提出される。さらに、前述の詳細な説明において、本開示を合理化する目的で様々な特徴が単一の実施例に集められる、ということが理解され得る。本開示のこの方法は、権利請求された実施例が、各請求項において明確に暗唱される特徴より更なる特徴を必要とする意図を反映する、と解釈されるべきではない。それどころか、添付の請求項が反映するように、発明の主題は、単一の開示された実施例の全ての特徴より少ない状態にある。したがって、添付の請求項は、この結果、各請求項が個別の好ましい実施例として独立している状態で詳細な説明の中に組み込まれる。添付の請求項において、“含む(including)”及び“その中で(in which)”という用語は、それぞれ、“備える(comprising)”及び“ここで(wherein)”というそれぞれの用語の分かりやすい英語の等価物として使用される。さらに、“第1の”、“第2の”、及び“第3の”などの用語は、単にラベルとして使用され、数値的な要求をそれらの対象物に課すことを意図していない。
主題は、構造上の特徴及び/又は方法論的な動作に特有の言語で説明されているが、添付の請求項において定義された主題は、上記で説明された特定の特徴又は動作に必ずしも限定されるとは限らない、ということが理解されるべきである。それどころか、上記で説明された特定の特徴又は動作は、請求項を実施することの実例形態として開示される。