JP2017513137A - ネイティブ・ウェブベース・アプリケーション - Google Patents
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Abstract
一態様では、ネイティブ・ウェブ・アプリを可能にするための方法およびシステムが提供され、前記方法は、ネイティブ・ウェブ・アプリケーション(「アプリ」)をアプリ・ストアからインストールするためのリクエストを、前記第1モバイル・デバイスにおいてユーザから受信する工程であって、前記ネイティブ・ウェブ・アプリは、ユニフォーム・リソース・ロケーター(「URL」)に関連付けられているウェブ・アプリに関連付けられている機能を提供し、前記ウェブ・アプリは、ユーザのモバイル・デバイスにおいてブラウザ・アプリによって表示可能な一組のコンテンツを提供する、工程と、前記ネイティブ・ウェブ・アプリにアクセスする工程であって、前記ネイティブ・ウェブ・アプリは、ブラウザ・アプリをフルスクリーン・モードで表示するためのパーミッションを含む一組のパーミッションを含むマニフェスト・ファイルと、前記URLを用いて、前記第1モバイル・デバイスにおいてブラウザ・アプリをフルスクリーン・モードで起動するための命令を含む一組の命令と、を含む、工程と、前記第1モバイル・デバイス上に前記ネイティブ・ウェブ・アプリをインストールする工程と、を備える。
Description
本発明は、ネイティブ・ウェブベース・アプリケーションに関する。
モバイル・デバイスを通じて提示されるアプリ・ストアは、一群のネイティブ・アプリをユーザに提供する。これらのネイティブ・アプリはアプリ・ストアを通じて購入され、モバイル・デバイスにインストールされてもよい。また、ネイティブ・ブラウザ・アプリを通じてアクセス可能な様々なウェブサイトも、モバイル・デバイスにおいて、ネイティブ・アプリと同様のアプリ機能を提供するが、通常はウェブ用に開発されているので、ウェブ・ブラウザ・アプリを通じてアクセス可能であるに過ぎない。
本発明は、ネイティブ・ウェブベース・アプリケーションに関する。
開示される主題は、ネイティブ・ウェブ・アプリケーション(「アプリ」)を第1モバイル・デバイスにおいてアクセス可能なアプリ・ストアからインストールするためのリクエストを、前記第1モバイル・デバイスにおいてユーザから受信する工程であって、前記ネイティブ・ウェブ・アプリは、ユニフォーム・リソース・ロケーター(「URL」)に関連付けられているウェブ・アプリに関連付けられている機能を提供し、前記ウェブ・アプリは、ユーザのモバイル・デバイスにおいてブラウザ・アプリによって表示可能な一組のコンテンツを提供する、工程を備える機械実装方法に関する。前記方法は、前記ネイティブ・ウェブ・アプリにアクセスする工程であって、前記ネイティブ・ウェブ・アプリは、ブラウザ・アプリをフルスクリーン・モードで表示するためのパーミッションを含む一組のパーミッションを含むマニフェスト・ファイルと、前記URLを用いて、前記第1モバイル・デバイスにおいてブラウザ・アプリをフルスクリーン・モードで起動するための命令を含む一組の命令と、を含む、工程をさらに備えていてもよい。前記方法は、前記リクエストに応じて、前記ユーザに表示するために前記一組のパーミッションを提供する工程をさらに備えていてもよい。前記方法は、前記一組のパーミッションのうちの1つ以上のパーミッションの承諾を前記ユーザから受信する工程をさらに備えていてもよい。前記方法は、前記承諾を受信することに応じて、前記第1モバイル・デバイス上に前記ネイティブ・ウェブ・アプリをインストールする工程をさらに備えていてもよい。他の態様が、コンピュータ・プログラム製品を含む対応するシステムおよび装置において、具現化されてもよい。
また、開示される主題は、1つ以上のプロセッサと、命令が記憶されている機械可読媒体と、を含み、前記命令は、前記プロセッサによる実行時に、前記プロセッサに、ネイティブ・ウェブ・アプリケーション(「アプリ」)を第1モバイル・デバイスにおいてアクセス可能なアプリ・ストアからインストールするためのリクエストを、前記第1モバイル・デバイスにおいてユーザから受信する工程であって、前記アプリ・ストアは、1つ以上のモバイル・デバイスに対し複数のネイティブ・アプリを提供し、前記ネイティブ・ウェブ・アプリは、ブラウザ・アプリによって表示可能な一組のコンテンツを提供するウェブ・アプリに関連付けられている機能を提供する、工程を含む動作を実行させるシステムに関する。前記動作は、前記ネイティブ・ウェブ・アプリにアクセスする工程であって、前記ネイティブ・ウェブ・アプリは、ブラウザ・アプリをフルスクリーン・モードで表示するためのパーミッションを含む一組のパーミッションを含むマニフェスト・ファイルと、前記ウェブ・アプリに関連付けられているユニフォーム・リソース・ロケーター(「URL」)を用いて、前記第1モバイル・デバイスにおいてブラウザ・アプリをフルスクリーン・モードで起動するための命令を含む一組の命令と、を含む、工程をさらに含んでいてもよい。前記動作は、前記リクエストに応じて、前記ユーザに表示するために前記一組のパーミッションを提供する工程をさらに含んでいてもよい。前記動作は、前記ブラウザ・アプリをフルスクリーン・モードで表示するための前記パーミッションの承諾を受信する工程をさらに含んでいてもよい。前記動作は、前記承諾を受信することに応じて、前記第1モバイル・デバイス上に前記ネイティブ・ウェブ・アプリをインストールする工程をさらに含んでいてもよい。前記動作は、前記ネイティブ・ウェブ・アプリをインストールすることに応じて、前記第1モバイル・デバイス上の前記ネイティブ・ウェブ・アプリに関連付けられているアイコンを表示する工程をさらに含んでいてもよい。
また、開示される主題は、命令が記憶されている機械可読媒体において、前記命令は、機械による実行時に、前記機械に、ネイティブ・ウェブ・アプリケーション(「アプリ」)を第1モバイル・デバイスにおいてアクセス可能なアプリ・ストアからインストールするためのリクエストを、前記第1モバイル・デバイスにおいてユーザから受信する工程であって、前記アプリ・ストアは、1つ以上のモバイル・デバイスに対し複数のネイティブ・アプリを提供し、前記ネイティブ・ウェブ・アプリは、ブラウザ・アプリによって表示可能な一組のコンテンツを提供するウェブ・アプリに関連付けられている機能を提供する、工程を含む動作を実行させる機械可読媒体に関する。前記動作は、前記ネイティブ・アプリにアクセスする工程であって、前記ネイティブ・ウェブ・アプリは、モバイル・デバイスにおいてブラウザ・アプリをフルスクリーン・モードで表示するためのパーミッションを含む一組のパーミッションを含むマニフェスト・ファイルと、前記ウェブ・アプリに関連付けられているユニフォーム・リソース・ロケーター(「URL」)を用いて、ブラウザ・アプリをフルスクリーン・モードで起動するための命令を含む一組の命令と、を含む、工程をさらに含んでいてもよい。前記動作は、前記リクエストに応じて、前記ユーザに表示するために前記一組のパーミッションを提供する工程をさらに含んでいてもよい。前記動作は、前記第1モバイル・デバイス上に前記ネイティブ・ウェブ・アプリをインストールする工程をさらに含んでいてもよい。
本願技術の様々な構成が例示のために図示および説明される以下の詳細な説明から、本願技術の他の構成が容易に識別されると理解される。以下から分かるように、本願技術の範囲を逸脱することなく、本願技術は他の異なる構成が可能であり、そのいくつかの詳細は他の様々な点において変形が可能である。したがって、図面および詳細な説明は、本来は例示的であると考えられ、制限的であるとは考えられない。
本願技術のある特徴は、添付される請求項に示される。しかしながら、説明の目的で、本願技術のいくつかの実施形態が以下の図面において示される。
以下に示す詳細な説明は、本願技術の様々な構成の説明を意図し、本願技術が実施される唯一の構成のみを表すことを意図しない。添付された図面は、本明細書に組み込まれ、詳細な説明の一部を構成する。詳細な説明は、本願技術の十分な理解を提供する目的のための具体的詳細を含む。しかしながら、本願技術は本明細書に示される具体的詳細には限定されず、これら具体的詳細なしに実施されることは明白である。
ネイティブ・アプリケーション(「ネイティブ・アプリ」)は、モバイル・デバイス(スマートフォン、タブレットなど)上に直接インストールされる、当該デバイス用のアプリケーション(「アプリ」)である。このアプリは、通常、オンライン・アプリ・ストアやマーケットプレイス(以下、一般に「アプリ・ストア」と呼ぶ)を通じて取得される。ネイティブ・アプリは、アプリ・ストアからダウンロードされ、ユーザのモバイル・デバイスにインストールされる。ウェブ・アプリケーション(「ウェブ・アプリ」)は、モバイル・デバイス用の特定の機能を有する、インターネットにより利用可能なアプリを指す。ウェブ・アプリは、ダウンロードされてデバイスにインストールされるのではなく、モバイル・デバイスのウェブ・ブラウザを通じてアクセスされる。
ネイティブ・アプリは、ウェブ・アプリに対して、一定の利点を備える。例えば、ネイティブ・アプリは、通常、より容易に見つかる(例えばアプリ・ストアを通じて)。当該ネイティブ・アプリは、独立型のアプリとして動くように開発されているので、操作容易でアクセス可能なルック・アンド・フィールを通常有する。さらに、ネイティブ・アプリは、モバイル・デバイスのネイティブ・フィーチャ、情報およびハードウェアとインタフェースできる一方、ウェブ・アプリは、そのようなネイティブ・フィーチャへの限定されたアクセスしか有していない場合がある。一例では、ウェブ・アプリへのより容易なアクセスを可能にするために、モバイル・デバイスにおけるウェブ・ブラウザは、ウェブ・アプリに関連付けられているウェブサイトへのショートカットをメイン・メニュー(例えば、ホーム画面)に追加するオプションをユーザに提供してもよい。これにより、ウェブサイトへのリンク(例えば、ショートカット・アイコン)がユーザのメニュー上にネイティブ・アプリと共に配置され、よって、容易にアクセス可能である。
ネイティブ・アプリは、通常、専用プラットフォームの専用言語、標準化されたソフト開発キット(SDK)、開発ツール、共通のユーザ・インタフェース要素を含む、プラットフォーム専用の開発プロセスを用いて開発される。これに対し、ウェブ・アプリは、通常、開発者が選択した言語またはフレームワーク(例えばHTML5、CSS3、JavaScript(登録商標)、PHP、Rails、Python)により書かれている。ネイティブ・アプリおよびウェブ・アプリは、互いに異なる技術を用いて開発されているので、アプリ所有者がネイティブ・アプリとウェブ・アプリとを有することを望む場合、所有者は、そのプラットフォームあるいはアプリケーションの種類(例えばネイティブ・アプリあるいはウェブ・アプリ)のための専用の技術を別々に用いて、各アプリを開発する必要がある。
本開示は、ウェブ用に開発されたアプリに関して、ネイティブ・アプリの利点の有効利用を可能にする。方法とシステムは、ウェブ・アプリに基づいてネイティブ・アプリを生成するために提供される。アプリ開発者は、自身の既存のウェブ・アプリからネイティブ・ウェブベース・アプリケーション(「ネイティブ・ウェブ・アプリ」)を生成できる。ネイティブ・ウェブ・アプリは、非常に薄い層を含み、これは、1つのマニフェスト・ファイルと、既存のウェブ・アプリのURLを用いてフルスクリーン・モードでブラウザを起動することを開始する僅かなコードと、から構成される。次いで、ネイティブ・ウェブ・アプリは、アプリ・ストアに提出され、ネイティブ・アプリとして動作できる。埋め込まれているURLは、ウェブ・ブラウザにアクセスしフルスクリーン・モードでウェブ・アプリを起動することにより、ネイティブ・ウェブ・アプリを起動するために使用される。一例では、パーミッションは、フルスクリーン・モードでブラウザ・アプリケーションを起動するためのパーミッションを含む。
これによって、開発者は、別個のネイティブ・アプリを開発する追加の労力なく独立型のアプリの利点を得られる。これらの利点は、ウェブ上で動作するアプリには通常はない、アプリ・ストア内における見つかりやすさおよびランキングを含んでいる。さらに、ウェブ開発者は、マニフェスト・ファイルを使用して、ネイティブ・アプリの機能を有効利用できる。これらの機能は、例えば、様々なインテント(例えばURL)のサービスを提供すると宣言することと、特定のパーミッションを宣言することと、固有のタイトルおよびロゴを指定することと、モバイル・デバイスのネイティブ・フィーチャ、情報およびハードウェアとインタフェースすることなどの性能を含む。ネイティブ・アプリのパーミッションがマニフェスト・ファイル内において宣言されているので、いくつかの実施形態では、ネイティブ・ウェブ・アプリがブラウザ内で起動するごとにユーザがパーミッションを求められないので、ユーザ・エクスペリエンスが向上する。
ネイティブ・ウェブ・アプリが生成され、アプリ・ストアに提出されると、ユーザは、ネイティブ・ウェブ・アプリを検索しインストールすることができる。そのアプリは、独立型のネイティブ・ウェブ・アプリとして起動し、これはネイティブ・アプリとして動作する。ネイティブ・ウェブ・アプリは、ウェブ・アプリに関連付けられているウェブサイトのサービス、情報および機能を提供するフルスクリーンのアプリとして表示される。すなわち、ネイティブ・ウェブ・アプリに関連付けられているURLを見たり、これと対話したりするためにブラウザ・ウィンドウへと迂回させられるのではなく、ユーザは、フルスクリーンのアプリを提示され、ブラウザ・アプリのブラウザ・ウィンドウから独立したアプリと対話できる。
1つ以上の実施形態によれば、ネイティブ・ウェブ・アプリは、モバイル・デバイスにおいて動作する独立型のアプリとして扱われる。従って、ネイティブ・ウェブ・アプリは、動作時において、モバイル・デバイスにおいて動作しているブラウザ・アプリから独立して動作しているアプリのリスト内の独立型のアプリとして提示される。いくつかの例において、アプリは、マニフェスト・ファイル内における、アプリに割り当てられた固有のタイトルおよび/またはロゴを使用して表示される。
従って、ネイティブ・ウェブ・アプリは既存のウェブ・アプリから開発されてよい。
図1は、ネイティブ・アプリと同様の挙動を有する、モバイル・デバイスにおけるネイティブ・ウェブ・アプリの生成を提供する例示的なクライアント・サーバ・ネットワーク環境を示す。ネットワーク環境100は、ネットワーク130によってサーバ120と1つ以上のリモート・サーバ140とに通信可能に接続されたクライアント・デバイス110を含む。
図1は、ネイティブ・アプリと同様の挙動を有する、モバイル・デバイスにおけるネイティブ・ウェブ・アプリの生成を提供する例示的なクライアント・サーバ・ネットワーク環境を示す。ネットワーク環境100は、ネットワーク130によってサーバ120と1つ以上のリモート・サーバ140とに通信可能に接続されたクライアント・デバイス110を含む。
いくつかの例示的な実施形態では、クライアント・デバイス110は、スマートフォン、PDA、ポータブル・メディア・プレイヤー、タブレット・コンピュータあるいは他の適切なモバイル・コンピューティング・デバイス等、モバイル・コンピューティング・デバイスであってよい。図1の例では、クライアント・デバイス110はスマートフォンとして示される。一例では、クライアント・デバイス110は、ネイティブ・アプリと同様の挙動を有するネイティブ・ウェブ・アプリを生成するためのコンピュータ命令を実行するプロセッシング・デバイスを含む。一例では、プロセッシング・デバイス110は、1つ以上のネイティブ・アプリおよび/またはウェブ・アプリに関する情報と、ネイティブ・アプリと同様の挙動を有するネイティブ・ウェブ・アプリを生成するためのコンピュータ命令と、を記憶するためのメモリをさらに含む。一例では、プロセッシング・デバイスは、1つ以上のネイティブ・アプリと、1つの埋込型のウェブ・ブラウザと、を実行してもよい。
いくつかの実施形態では、サーバ120は、例えば、クライアント・デバイス110からのネイティブ・ウェブ・アプリ・リクエストを管理することを可能にするために、プロセッシング・デバイスとデータ・ストアとを含む。サーバ120は、ネットワーク130を通じて、あるいは、別のネットワークまたは通信手段を通じて、リモート・サーバ(例えばリモート・サーバ140)あるいは様々な他のクライアント・デバイスと通信状態にあってもよい。
リモート・サーバ140は、1つ以上のウェブサーバ、ネイティブ・アプリ、アプリ・ストア、あるいはクライアント・デバイス110上で動作するかサーバ120に関連して動作する他のクライアント・アプリまたはサービスをホストしてもよい。リモート・サーバ140は、ネットワーク130を含む様々な通信手段を通じて、クライアント・デバイス110あるいはサーバ120と通信状態にあってもよい。
いくつかの例示的な態様では、サーバ120および/またはリモート・サーバ140は、コンピュータ・サーバ等、1つのコンピューティング・デバイスであってよい。他の実施形態では、サーバ120および/またはリモート・サーバ140は、サーバ・コンピュータのアクションを実行するために共に作動する2つ以上のコンピューティング・デバイスを表わしていてもよい(例えばクラウド・コンピューティング)。サーバ120および/またはリモート・サーバ140は、様々なリモート・データベースあるいはストレージ・サービスに結合されてもよい。サーバ120および/またはリモート・サーバ140によって実行される機能は、1つのサーバ内において実行されてもよいし、複数のサーバにわたって実行されてもよいことが理解される。
クライアント・デバイス110とサーバ120および/またはリモート・サーバ140との間の通信は、様々な通信プロトコルを通じて可能にされてもよい。いくつかの態様では、クライアント・デバイス110は、通信インタフェース(図示せず)を通じて無線により通信してもよく、必要な場合には、それはデジタル信号処理回路を含んでいてもよい。通信インタフェースは、様々なモードあるいはプロトコルにより通信を提供してもよく、これは、特に、GSM(Global System for Mobile communication)(登録商標)音声通話、SMS(Short Message Service)、EMS(Enhanced Messaging Service)、もしくはMMS(Multimedia Messaging Service)メッセージ、符号分割多重アクセス(CDMA)、時分割多重アクセス(TDMA)、PDC(Personal Digital Cellular)、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA(登録商標))、CDMA2000、またはGPRS(General Packet Radio System)を含む。例えば、その通信は、無線周波数トランシーバ(図示せず)を通じて生じてもよい。さらに、近距離通信が生じてもよい(Bluetooth(登録商標)、WiFi(登録商標)あるいは他のそのようなトランシーバを使用することを含む)。
ネットワーク130は、例えば、パーソナル・エリア・ネットワーク(PAN)、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、キャンパス・エリア・ネットワーク(CAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、ブロードバンド・ネットワーク(BBN)、インターネット等のうちのいずれか1つ以上も含んでよい。さらに、ネットワーク130は、次のネットワークトポロジーのうちのいずれか1つ以上含んでよいが、これらに限定されず、そのネットワークトポロジーは、バス・ネットワーク、スター・ネットワーク、リング・ネットワーク、メッシュ・ネットワーク、スター・バス・ネットワーク、ツリー・ネットワーク(階層型ネットワーク)等を含む。
ユーザは、電子デバイス110においてアプリ・ストアと対話してもよい。一例では、ユーザは、アプリ・ストア(例えば、サーバ110および/または1つ以上のリモート・サーバ140によってホストされる)を通じてネイティブ・ウェブ・アプリを探し、インストールのためのリクエストを行い得る。一例では、ネイティブ・ウェブ・アプリは、マニフェスト・ファイルと一組の命令とを含んでいてもよい。ネイティブ・ウェブ・アプリのマニフェスト・ファイルは、ネイティブ・ウェブ・アプリに関するパーミッションを含んでいてもよい。そのパーミッションは、フルスクリーン・モードでクライアント・デバイスにおいてウェブ・ブラウザを動作させるためのパーミッションを含んでいる。ユーザからリクエストを受信すると、マニフェスト・ファイルはアプリ・ストアから取り出され、ネイティブ・ウェブ・アプリに関するパーミッションはユーザに表示するために提供される。パーミッションを承諾するユーザ指示を受信すると、ネイティブ・ウェブ・アプリはアプリ・ストアからダウンロードされ、クライアント・デバイス110にインストールされる。
マニフェスト・ファイルは、さらに、ネイティブ・ウェブ・アプリのための固有の名前およびロゴを含んでいてもよい。ネイティブ・ウェブ・アプリは、マニフェスト・ファイル内に示された名前およびロゴを使用して、クライアント・デバイス110にインストールされる。ユーザがクライアント・デバイス110においてネイティブ・ウェブ・アプリを起動することを選択すると、ネイティブ・ウェブ・アプリの一組の命令は、クライアント・デバイス110においてウェブ・ブラウザをフルスクリーン・モードで起動させ、ネイティブ・ウェブ・アプリのURLに関連付けられているウェブ・アプリ(例えば1つ以上のウェブ・ページ)を当該ウェブ・ブラウザに表示させる。
図2は、ネイティブ・ウェブ・アプリを生成するための例示的なプロセス200のフロー図を示す。工程201では、ウェブ・アプリに関連付けられているURLが識別される。一例では、URLは、ユーザに表示するためにウェブ・アプリのコンテンツを提供するウェブサイトのホームページまたはメインページに関連付けられていてもよい。
工程202では、ウェブ・アプリに関連付けられるマニフェスト・ファイルが生成される。一例では、マニフェスト・ファイルは1つ以上のパーミッションを含む。そのパーミッションは、例えば、アプリ(例えばネイティブ・ウェブ・アプリ)が、ユーザのクライアント・モバイル・デバイス(例えば、当該アプリが動作するデバイス)に関する情報を収集および使用するパーミッションを許可してもよい。この情報によって、アプリがデバイスおよび/またはデバイス上で動作する他のアプリと一体化できる。その情報は、例えば、デバイスに関するセキュリティ情報(例えば、PIN、シリアル番号)と、デバイス上で動作する他のアプリ(例えば、カレンダー、連絡先、電子メール、メッセンジャー、カメラ)に関する情報と、デバイス周囲に関する情報(例えば、場所、位置情報)と、他の同様の情報と、を含んでもよい。そのパーミッションは、さらに、フルスクリーン・ブラウザ・アプリ・パーミッションを含む。このパーミッションは、フルスクリーン・モードでモバイル・デバイスにおいてブラウザ・アプリ(例えば埋込型および/またはネイティブの)を開くためのウェブ・アプリ・パーミッションを許可する。さらに、ネイティブ・ウェブ・アプリのための固有の名前および/またはロゴが、マニフェスト・ファイルにおいて指定されてもよい。いくつかの例では、マニフェスト・ファイルは、さらに、1つ以上の他のアプリにサービスを提供するインテント(例えばURLあるいはネイティブ・アプリ呼出)を含んでいてもよい。
工程203では、ウェブ・アプリに関連付けられる一組の命令が生成される。一組の命令は、いくつかの例では、フルスクリーン・モードでデバイスにおいてブラウザ・アプリを使用して、工程201において識別されたURLを起動するためのコードを含む。工程204では、工程202および203において生成されたマニフェスト・ファイルと一組の命令とから構成されたウェブ・アプリが、ネイティブ・ウェブ・アプリへのアクセスを可能にする1つ以上のアプリ・ストアに提出される(例えば、ユーザのモバイル・デバイスにおいてネイティブ・ウェブ・アプリをインストールし起動するために)。一例では、名前および/またはロゴ(例えばマニフェスト・ファイルにおいて指定された同じ名前および/またはロゴ)は、ネイティブ・ウェブ・アプリがアプリ・ストアやマーケットプレイスに表示されるときに表示可能なように指定される。
図3は、ユーザのモバイル・デバイスにおけるネイティブ・ウェブ・アプリのインストールを可能にするための例示的なプロセス300のフロー図を示す。工程301では、ネイティブ・ウェブ・アプリをインストールするためのユーザのリクエストの指示が受信される。一例では、アプリ・ストアやマーケットプレイスは、ユーザのモバイル・デバイスを通じてアクセス可能であってよく、ユーザのモバイル・デバイスにおけるインストールのための一群のネイティブ・アプリを提供してもよい。一例では、ユーザは、アプリ・ストアからネイティブ・ウェブ・アプリ(例えば上記の図2にしたがって生成されたネイティブ・ウェブ・アプリ)を検索したり、別様に探したりしてよい。一例では、アプリ・ストアは、ネイティブ・ウェブ・アプリにアクセスし、ユーザに表示するためにネイティブ・ウェブ・アプリのグラフィカル表示を提供する。一例では、ネイティブ・ウェブ・アプリは、ネイティブ・ウェブ・アプリがアプリ・ストアに提出される時に指定された名前および/またはロゴを使用して表示されてもよい。別例では、ネイティブ・ウェブ・アプリのマニフェスト・ファイルは、アプリ・ストア内においてネイティブ・ウェブ・アプリをユーザに表示するための名前および/またはロゴを決定するためにアクセスされてもよい。ネイティブ・ウェブ・アプリがユーザに表示されると、ユーザは、ユーザのモバイル・デバイスにネイティブ・ウェブ・アプリをインストールすることを選択できる。一例では、その選択は、ネイティブ・ウェブ・アプリを購入することおよび/またはインストールすることへの同意を含んでいてもよい。
工程302では、ネイティブ・ウェブ・アプリに関連付けられているパーミッションのリストが、モバイル・デバイスにおいてユーザに表示するために提供される。一例では、ネイティブ・ウェブ・アプリに関連付けられているマニフェスト・ファイルが、アクセスされ、ネイティブ・ウェブ・アプリに関連付けられているパーミッションのリストが、アクセスされ、ユーザに表示するために提供される。パーミッションのリストは、一例では、フルスクリーン・モードでモバイル・デバイスにおいてブラウザ・アプリを起動するためのフルスクリーン・パーミッションを含む。
工程303では、工程302において提供されたパーミッションのリストにリスト化されたパーミッションについてユーザの承諾の指示が、受信される。一例では、パーミッションのリストがユーザに表示されると、ユーザは、パーミッションを許可するよう承諾してもよい。一例では、ユーザは、パーミッションのリストからいずれのパーミッションを許可するかを選択することができる。いくつかの例では、フルスクリーン・パーミッション等のいくつかのパーミッションは、ネイティブ・ウェブ・アプリがユーザのモバイル・デバイスにインストールされ得るよりも前にユーザが承諾することが必要な、必要なパーミッションである場合がある。
工程304では、ネイティブ・ウェブ・アプリが、ユーザのモバイル・デバイスにインストールされる。一例では、ウェブ・アプリのマニフェスト・ファイルは、ネイティブ・ウェブ・アプリがインストールされている場合に、モバイル・デバイス上で使用されるロゴおよび/または名前に関する情報を含む。ネイティブ・ウェブ・アプリは、いくつかの実施形態では、他のネイティブ・アプリと同じ場所にインストールされる。例えば、いくつかの実施形態では、アプリは、モバイル・デバイスのホーム画面にインストールされる。いくつかの例では、ユーザは、インストールされたネイティブ・ウェブ・アプリを起動し、ネイティブ・ウェブ・アプリのコンテンツと対話し始めてもよい。
図4は、ユーザのモバイル・デバイスにおけるネイティブ・ウェブ・アプリの起動を可能にするための例示的なプロセス400のフロー図を示す。工程401では、ネイティブ・ウェブ・アプリを起動するためのリクエストが、ユーザのモバイル・デバイスにおいて受信される。例えば、そのリクエストはユーザのリクエストを含んでいてもよい。例えば、ユーザは、モバイル・デバイスのメイン・メニュー(例えばホームページ)にインストールされたアプリにアクセスし、ウェブ・アプリを起動することを選択してもよい。
工程402では、ネイティブ・ウェブ・アプリに関連付けられているURLがアクセスされ、工程403では、ユーザのモバイル・デバイスにおけるブラウザは、URLを使用してフルスクリーン・モードで起動される。一例では、ネイティブ・ウェブ・アプリの一組の命令が、実行される。一組の命令は、ネイティブ・ウェブ・アプリに関連付けられているURLを使用して、フルスクリーン・モードでブラウザ・アプリを起動するためのコマンドを含む。いくつかの例では、アプリは、さらに、ネイティブ・ウェブ・アプリによってサービスが提供されるとしてリスト化されているURLおよび/またはアプリが識別される場合において、アプリの起動の選択に応じて起動され得る。
工程404では、ウェブ・アプリのコンテンツは、フルスクリーン・モードでブラウザ・アプリを使用して、ユーザに表示するために提供される。アプリに関連付けられているウェブサイトのナビゲーション中、エクスペリエンスは、ユーザのネイティブ・アプリの使用と同様であり、ウェブ・ブラウザから独立しているように見え得る(例えば、ブラウザ・ウィンドウ、ブラウザ・アイコンがない)。一例では、アプリ内のコンテンツは、1つ以上の他の外部のウェブサイトあるいはウェブ・ページにおける追加のコンテンツへのリンクを含んでいてもよいし、当該追加のコンテンツへのナビゲーションを別様に提供してもよい。いくつかの例では、外部のウェブ・ページにナビゲーションする場合、コンテンツが、フルスクリーンのネイティブ・ウェブ・アプリ内において表示するために提供されてもよい。他の例では、外部のウェブ・ページは、ウェブ・ブラウザ・アプリを使用して提示されてもよい(例えばユーザをブラウザ・アプリにリダイレクトすることによって)。
ネイティブ・ウェブ・アプリが起動されると、動作しているネイティブ・ウェブ・アプリのインスタンスは、モバイル・デバイス上で動作しているネイティブ・アプリのリストに追加される。一例では、ネイティブ・ウェブ・アプリの固有の名前およびロゴは、動作しているアプリのリスト内に表示される(例えばマニフェストによって指定されたロゴおよび名前)。
多くの上述のフィーチャとアプリとは、コンピュータ可読記憶媒体(コンピュータ可読媒体とも称される)上に記録される一組の命令として特定されるソフトウェア・プロセスとして実施され得る。これらの命令が1つ以上のプロセッシング・ユニット(例えば、1つ以上のプロセッサ、プロセッサ・コア、他のプロセッシング・ユニット)によって実行されるとき、これらの命令によって、プロセッシング・ユニットは当該命令に示されるアクションを実行する。コンピュータ可読媒体の例として、CD−ROM、フラッシュ・ドライブ、RAMチップ、ハードドライブ、EPROM等が含まれるが、コンピュータ可読媒体の例はこれらに限定されない。コンピュータ可読媒体は、無線または有線接続で送出される搬送波および電気信号を含まない。
本明細書においては、用語「ソフトウェア」は、読出専用メモリ内に常駐しているファームウェア、または、プロセッサによって処理を行うためのメモリに読み込まれる、磁気ストレージに記憶されるアプリを含むことが意図されている。また、いくつかの実施形態では、本開示の複数のソフトウェアの態様は、本開示の区別がなされるソフトウェアの態様でありつつ、より大きなプログラムの下位区分として実施され得る。いくつかの実施形態では、複数のソフトウェアの態様は別々のプログラムとして実施され得る。最後に、本明細書において説明されているソフトウェアの態様を同時に実施する別々のプログラムの組み合わせは、いずれも本開示の範囲内にある。いくつかの実施形態では、ソフトウェア・プログラムは、インストールされて1つ以上の電子システムを操作する際、該ソフトウェア・プログラムの操作を実行する1つ以上の特定の機械の実装を規定する。
コンピュータ・プログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェア・アプリ、スクリプト、またはコードとしても知られている)は、任意の形式のプログラミング言語(コンパイラ型言語またはインタプリタ型言語、宣言型言語または手続型言語を含む)で書かれてもよく、どのような形式でデプロイされてもよい(スタンドアロン・プログラム、モジュール、コンポーネント、サブルーチン、オブジェクト、コンピューティング環境においての使用が相応しい他のユニットを含む)。コンピュータ・プログラムは、ファイル・システム内のファイルと対応してもよいが、これに限定されない。プログラムは、他のプログラムやデータを保持するファイルの一部分(例えば、マークアップ言語ドキュメントに記憶される1つ以上のスクリプト)、対象プログラム専用の1つのファイル、または複数の調整ファイル(例えば、1つ以上のモジュール、サブ・プログラム、コードの一部分を記憶するファイル)に記憶され得る。コンピュータ・プログラムは、1つのコンピュータ、または1つのサイトに位置するか、若しくは複数のサイトに分散し、通信ネットワークによって相互接続される複数のコンピュータ上で実行されるようにデプロイされ得る。
図5は、本願技術のいくつかの実施形態が実施される電子システムを概念的に示す。電子システム500は、サーバ、コンピュータ、電話機、PDA、ラップトップ、タブレット・コンピュータ、1つ以上のプロセッサが組み込まれているか1つ以上のプロセッサに結合されているテレビであってもよいし、他の種類の任意の電子デバイスであってもよい。このような電子システムは、様々な種類のコンピュータ可読媒体と、他の様々な種類のコンピュータ可読媒体に関するインタフェースとを含む。電子システム500は、バス508、プロセッシング・ユニット512、システム・メモリ504、読出専用メモリ(ROM)510、パーマネント・ストレージ・デバイス502、入力デバイス・インタフェース514、出力デバイス・インタフェース506、およびネットワーク・インタフェース516を含む。
バス508は、電子システム500の多数の内部デバイスを通信可能に接続する全てのシステムと、周辺機器と、チップセット・バスとを集合的に表す。例えば、バス508は、プロセッシング・ユニット512を、ROM510と、システム・メモリ504と、パーマネント・ストレージ・デバイス502とに通信可能に接続する。
プロセッシング・ユニット512は、本開示のプロセスを実行するために、これらの様々なメモリ・ユニットから実行対象の命令と処理対象のデータとを取り出す。プロセッシング・ユニットは、互いに異なる実施形態において、1つのプロセッサであってもよいし、マルチコア・プロセッサであってもよい。
ROM510は、プロセッシング・ユニット512と電子システムの他のモジュールとによって必要とされる静的なデータと命令とを記憶する。これに対し、パーマネント・ストレージ・デバイス502は、読出/書込メモリ・デバイスである。このデバイスは、電子システム500がオフであるときでも命令とデータとを記憶する不揮発性メモリ・ユニットである。本開示のいくつかの実施形態では、パーマネント・ストレージ・デバイス502としてマス・ストレージ・デバイス(例えば、磁気または光ディスク、および、対応するディスク・ドライブ)が用いられる。
他の実施形態では、パーマネント・ストレージ・デバイス502としてリムーバブル・ストレージ・デバイス(例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、フラッシュ・ドライブ、対応するディスク・ドライブ)が用いられる。システム・メモリ504は、パーマネント・ストレージ・デバイス502と同様に、読出/書込メモリ・デバイスである。しかしながら、システム・メモリ504は、ストレージ・デバイス502とは異なり、揮発性読出/書込メモリ(例えば、ランダム・アクセス・メモリ)である。システム・メモリ504は、ランタイムにおいてプロセッサが必要とする命令とデータとのいくつかを記憶する。いくつかの実施形態においては、本開示のプロセスは、システム・メモリ504、パーマネント・ストレージ・デバイス502、および/またはROM510に記憶される。例えば、様々なメモリ・ユニットは、様々な実施形態に従ってネイティブ・ウェブ・アプリを生成するための命令を含んでよい。プロセッシング・ユニット512は、いくつかの実施形態のプロセスを実行するために、これらの様々なメモリ・ユニットから実行対象の命令と処理対象のデータとを取り出す。
さらにバス508は、入力デバイス・インタフェース514と出力デバイス・インタフェース506とに接続する。入力デバイス・インタフェース514によって、ユーザが情報を通信し、電子システムに対するコマンドを選択することが可能になる。入力デバイス・インタフェース514とともに用いられる入力デバイスは、例えば、英数字キーボード、ポインティング・デバイス(「カーソル制御デバイス」とも称される)を含む。出力デバイス・インタフェース506によって、例えば、電子システム500によって生成された画像の表示が可能になる。出力デバイス・インタフェース506とともに用いられる出力デバイスは、例えば、プリンタ、ディスプレイ・デバイス(陰極線管(CRT)や液晶ディスプレイ(LCD)など)を含む。いくつかの実施形態は、入力デバイスおよび出力デバイスの両方として機能するタッチスクリーンなどのデバイスを含む。
最後に、図5に示すように、バス508はさらに電子システム500を、ネットワーク・インタフェース516を介してネットワーク(図示せず)に接続する。このように、コンピュータは、コンピュータのネットワーク(例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(「LAN」)、ワイド・エリア・ネットワーク(「WAN」)、イントラネット)の一部、または、複数のネットワーク(例えば、インターネット)のうちの1つのネットワークの一部であってもよい。任意の、または、すべての電子システム500の要素が、本開示とともに用いられ得る。
これら上述の機能は、デジタル電子回路、コンピュータ・ソフトウェア、ファームウェア、またはハードウェアにより実装されることができる。上述の技術は、1つ以上のコンピュータ・プログラム製品を用いて実施される。プログラマブル・プロセッサおよびコンピュータは、モバイル・デバイスに含まれてもよいし、モバイル・デバイスとしてパッケージされてもよい。プロセスおよびロジック・フローは、1つ以上のプログラマブル・プロセッサと1つ以上のプログラマブル論理回路とによって実行されてよい。汎用および専用のコンピューティング・デバイスと、ストレージ・デバイスとは、通信ネットワークを通じて相互接続され得る。
いくつかの実施形態は電子部品(例えば、機械可読媒体またはコンピュータ可読媒体(あるいは、コンピュータ可読記憶媒体、機械可読媒体、機械可読記憶媒体とも称される)におけるコンピュータ・プログラムの命令を記憶するマイクロ・プロセッサ、ストレージ、メモリ)を含む。このようなコンピュータ可読媒体のいくつかの例には、RAM、ROM、読出専用コンパクト・ディスク(CD−ROM)、記録可能コンパクト・ディスク(CD−R)、書き換え可能コンパクト・ディスク(CD−RW)、読出専用デジタル多用途ディスク(例えば、DVD−ROM、2層DVD−ROM)、種々の記録可能/書き換え可能DVD(例えば、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等)、フラッシュ・メモリ(例えば、SDカード、ミニSDカード、マイクロSDカード等)、磁気および/またはソリッド・ステート・ハードドライブ、リード・オンリおよび記録可能ブルー・レイ・ディスク(登録商標)、超高密度光ディスク、他の任意の光または磁気メディア、フロッピーディスクが含まれる。コンピュータ可読媒体は、1つ以上のプロセッシング・ユニットにより実行可能であって、様々な操作を行うための一組の命令を含むコンピュータ・プログラムを記憶できる。コンピュータ・プログラムまたはコンピュータ・コードの例には、例えばコンパイラによって生成される機械コードと、インタプリタを用いてコンピュータ、電子部品、またはマイクロ・プロセッサによって実行される、より高レベルのコードを含むファイルと、が含まれる。
上記議論はソフトウェアを実行するマイクロ・プロセッサまたはマルチコア・プロセッサを主に指しているが、いくつかの実施形態は1つ以上の集積回路(例えば、特定用途向け集積回路(ASIC)またはフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA))によって実行される。いくつかの実施形態では、このような集積回路は回路上自体に記憶される命令を実行する。
本明細書および本願の任意の請求項で用いられる通り、用語「コンピュータ」、「サーバ」、「プロセッサ」および「メモリ」はすべて、電子または他の技術分野のデバイスのことを指す。これらの用語から、人または人の集団は除外される。本明細書上では、用語「表示」または「表示する」は、電子デバイス上での表示を意味する。本明細書および本願の任意の請求項で用いられる通り、用語「コンピュータ可読媒体」および「複数のコンピュータ可読媒体」は全体として、コンピュータによって読み込まれる形式の情報を記憶する有形の物理的な物体に限定される。これらの用語から、無線信号、有線ダウンロード信号、および他の任意の一時的な信号は除外される。
ユーザとの対話を提供するため、本明細書において説明されている主題の実施形態は、ユーザに対して情報を表示するためのディスプレイ・デバイス(例えば、CRT(陰極線管)やLCD(液晶ディスプレイ)モニタ)と、キーボードと、ユーザがコンピュータに対して入力を提供できるポインティング・デバイス(例えば、マウスまたはトラックボール)と、を有するコンピュータ上で実施可能である。他の種類のデバイスも同様に、ユーザとの対話を提供するために用いられ得る。例えば、ユーザに対して提供されるフィードバックは、任意の形式の感覚フィードバック(例えば、視覚フィードバック、聴覚フィードバック、触覚フィードバックなど)であってよいし、ユーザからの入力は任意の形式(音響、音声または触覚入力を含む)で受信されてよい。さらに、ユーザによって用いられるデバイスに対してドキュメントを送信し、該デバイスからドキュメントを受信することによって(例えば、ユーザのクライアント・デバイス上でウェブ・ブラウザに対して、該ウェブ・ブラウザから受信したリクエストに応じてウェブ・ページを送信することによって)、コンピュータはユーザとの対話が可能である。
本明細書において説明されている主題の実施形態は、バックエンド・コンポーネント(例えば、データ・サーバ)、ミドルウェア・コンポーネント(例えば、アプリ・サーバ)、フロントエンド・コンポーネント(例えば、ユーザの本明細書において説明されている主題の実施形態との対話を可能にするグラフィカル・ユーザ・インタフェースまたはウェブ・ブラウザを有するクライアント・コンピュータ)、または、このようなバックエンド、ミドルウェア、およびフロントエンド・コンポーネントのうち1つ以上の任意の組み合わせを含むコンピューティング・システムにおいて実施可能である。該システムのコンポーネントは、デジタルデータ通信の任意の形式または媒体(例えば、通信ネットワーク)によって相互接続され得る。通信ネットワークの例には、ローカル・エリア・ネットワーク(「LAN」)、ワイド・エリア・ネットワーク(「WAN」)、インター・ネットワーク(例えば、インターネット)、および、ピアツーピア・ネットワーク(例えば、アドホック・ピアツーピア・ネットワーク)が含まれる。
コンピューティング・システムには、クライアントおよびサーバが含まれ得る。クライアントおよびサーバは一般的には互いにリモートであり、通常、通信ネットワークを介して対話する。クライアントおよびサーバの関係が生じるのは、各コンピュータ上で動作しており、互いにクライアント/サーバ関係を有するコンピュータ・プログラムを介してである。いくつかの実施形態においては、サーバがデータ(例えば、HTMLページ)をクライアント・デバイスに対して(例えば、該クライアント・デバイスとの対話を行うユーザに対してデータを表示する目的、および、該ユーザからユーザ入力を受信する目的で)送信する。クライアント・デバイスにおいて生成されたデータ(例えば、ユーザ対話の結果)は、サーバにおいてクライアント・デバイスから受信され得る。
開示されるプロセスにおける工程の任意の特定の順番または階層は例示的アプローチを示すものである、と理解される。設計の嗜好に基づいて、プロセスにおける工程の特定の順番または階層は再配置されてもよく、いくつかの示した工程は実行されなくともよいと理解される。工程のうちのいくつかは同時に実行されてもよい。例えば、ある状況においては、マルチタスキングおよびパラレル・プロセッシングは効果的である。さらに、上述した実施形態における様々なシステム・コンポーネントの分離については、全ての実施形態においてそのような分離が必須であるとして理解されるべきではない。上述のプログラム・コンポーネントおよびシステムは一般的に1つのソフトウェア製品に統合され得る、または、複数のソフトウェア製品にパッケージされ得る、と理解されるべきである。
上記の説明は、本明細書において説明した様々な態様を当業者が実施できるようにするために提供されている。これらの態様に対する様々な改変は当業者に対して容易に明らかであり、本明細書に規定される包括的な原則は他の態様にも適用され得る。従って、本請求項は、本明細書に示される態様に限定される意図はなく、請求項の文言と一致する全ての範囲が付与され、単数である要素への参照は「1つおよび1つのみ」であることを(そのように特定的に記述されている場合を除いて)意味するのではなく、「1つ以上」を意味すると意図されている。用語「いくつか」は、(特定的に記述する場合を除いて)1つ以上を指す。男性の指示代名詞(例えば、「彼の」)は、女性および中性(例えば、「彼女の」「その」)を含み、その逆も同様である。見出しおよび小見出しは、それらがある場合にしても、便宜上用いられているに過ぎず、本開示を限定するものではない。
「態様」等の語句は、その態様が本願技術に必要不可欠であること、その態様が本願技術の全ての構成に適用されること、を暗示しない。態様に関する開示は、全ての構成または1つ以上の構成に適用され得る。態様等の語句は、1つ以上の態様を指してもよいし、その逆も同様である。「構成」等の語句は、そのような構成が本願技術に必要不可欠であること、その構成が本願技術の全ての構成に適用されること、を暗示しない。態様に関する開示は、全ての構成または1つ以上の構成に適用され得る。構成等の語句は、1つ以上の構成を指してもよいし、その逆も同様である。
「例示的」という単語は「例または示すものとして役立つ」ことを意味するために本明細書において使用される。「例示的」として本明細書において説明した態様または設計は、他の態様または設計よりも好適または有利であると必ずしも解釈されない。
Claims (20)
- ネイティブ・ウェブ・アプリを可能にするための方法において、
ネイティブ・ウェブ・アプリケーション(「アプリ」)を第1モバイル・デバイスにおいてアクセス可能なアプリ・ストアからインストールするためのリクエストを、前記第1モバイル・デバイスにおいてユーザから受信する工程であって、前記ネイティブ・ウェブ・アプリは、ユニフォーム・リソース・ロケーター(「URL」)に関連付けられているウェブ・アプリに関連付けられている機能を提供し、前記ウェブ・アプリは、ユーザのモバイル・デバイスにおいてブラウザ・アプリによって表示可能な一組のコンテンツを提供する、工程と、
前記ネイティブ・ウェブ・アプリにアクセスする工程であって、前記ネイティブ・ウェブ・アプリは、
ブラウザ・アプリをフルスクリーン・モードで表示するためのパーミッションを含む一組のパーミッションを含むマニフェスト・ファイルと、
前記URLを用いて、前記第1モバイル・デバイスにおいてブラウザ・アプリをフルスクリーン・モードで起動するための命令を含む一組の命令と、を含む、工程と、
前記リクエストに応じて、前記ユーザに表示するために前記一組のパーミッションを提供する工程と、
前記一組のパーミッションのうちの1つ以上のパーミッションの承諾を前記ユーザから受信する工程と、
前記承諾を受信することに応じて、前記第1モバイル・デバイス上に前記ネイティブ・ウェブ・アプリをインストールする工程と、を備える方法。 - 前記マニフェスト・ファイルと前記一組の命令とを生成する工程と、
ユーザのモバイル・デバイスにおいてアクセス可能な前記アプリ・ストア内の前記ネイティブ・ウェブ・アプリとして、前記マニフェスト・ファイルと一組の命令とを提供する工程と、をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - 前記マニフェスト・ファイルは、前記ネイティブ・ウェブ・アプリに関連付けられている固有の名前およびロゴをさらに含む、請求項1に記載の方法。
- 前記マニフェスト・ファイルは、さらに、インテントのリストを含み、前記リストは、前記ネイティブ・ウェブ・アプリによってサービスが提供される1つ以上のウェブ・ページまたはアプリを指定する、請求項1に記載の方法。
- 前記ネイティブ・ウェブ・アプリをインストールすることに応じて、前記第1モバイル・デバイスにおいて前記ネイティブ・ウェブ・アプリに関連付けられているアイコンを表示する工程をさらに備える、請求項1に記載の方法。
- 前記アイコンは、前記マニフェスト・ファイルにしたがって前記ネイティブ・ウェブ・アプリに関連付けられている名前およびロゴのうちの少なくとも一方を含む、請求項5に記載の方法。
- 前記ネイティブ・ウェブ・アプリは、1つ以上のネイティブ・アプリと同じ場所にインストールされる、請求項1に記載の方法。
- 前記第1モバイル・デバイスにインストールされた前記ネイティブ・ウェブ・アプリを起動するためのリクエストを前記第1モバイル・デバイスにおいて受信する工程と、
前記リクエストに応じて前記ネイティブ・ウェブ・アプリを起動する工程と、をさらに備える、請求項1に記載の方法。 - 前記ネイティブ・ウェブ・アプリを起動することは、前記ネイティブ・ウェブ・アプリに関連付けられている前記URLを用いて、前記第1モバイル・デバイスにおいてブラウザ・アプリをフルスクリーン・モードで起動することを含む、請求項8に記載の方法。
- 前記ネイティブ・ウェブ・アプリを起動することは、前記一組の命令を実行することを含む、請求項8に記載の方法。
- 前記リクエストは、前記モバイル・デバイスにおけるユーザからのリクエストを含む、請求項8に記載の方法。
- 前記リクエストは、前記ネイティブ・ウェブ・アプリによってサービスが提供されるアプリにサービスを提供するためのリクエストを含む、請求項8に記載の方法。
- 前記マニフェスト・ファイルにしたがって前記ネイティブ・ウェブ・アプリを起動することに応じて、前記第1モバイル・デバイスにおいて動作しているアプリのリストに前記ネイティブ・ウェブ・アプリを追加する工程をさらに備える、請求項8に記載の方法。
- 前記ネイティブ・ウェブ・アプリを起動することによって、前記ウェブ・アプリの前記コンテンツがフルスクリーン・モードで前記ユーザに表示される、請求項8に記載の方法。
- ネイティブ・ウェブ・アプリを可能にするためのシステムにおいて、該システムは、
1つ以上のプロセッサと、
命令が記憶されている機械可読媒体と、を含み、前記命令は、前記プロセッサによる実行時に、前記プロセッサに、
ネイティブ・ウェブ・アプリケーション(「アプリ」)を第1モバイル・デバイスにおいてアクセス可能なアプリ・ストアからインストールするためのリクエストを、前記第1モバイル・デバイスにおいてユーザから受信する工程であって、前記アプリ・ストアは、1つ以上のモバイル・デバイスに対し複数のネイティブ・アプリを提供し、前記ネイティブ・ウェブ・アプリは、ブラウザ・アプリによって表示可能な一組のコンテンツを提供するウェブ・アプリに関連付けられている機能を提供する、工程と、
前記ネイティブ・ウェブ・アプリにアクセスする工程であって、前記ネイティブ・ウェブ・アプリは、
ブラウザ・アプリをフルスクリーン・モードで表示するためのパーミッションを含む一組のパーミッションを含むマニフェスト・ファイルと、
前記ウェブ・アプリに関連付けられているユニフォーム・リソース・ロケーター(「URL」)を用いて、前記第1モバイル・デバイスにおいてブラウザ・アプリをフルスクリーン・モードで起動するための命令を含む一組の命令と、を含む、工程と、
前記リクエストに応じて、前記ユーザに表示するために前記一組のパーミッションを提供する工程と、
前記ブラウザ・アプリをフルスクリーン・モードで表示するための前記パーミッションの承諾を受信する工程と、
前記承諾を受信することに応じて、前記第1モバイル・デバイス上に前記ネイティブ・ウェブ・アプリをインストールする工程と、
前記ネイティブ・ウェブ・アプリをインストールすることに応じて、前記第1モバイル・デバイス上の前記ネイティブ・ウェブ・アプリに関連付けられているアイコンを表示する工程と、を含む動作を実行させるシステム。 - 前記動作は、
前記マニフェスト・ファイルと前記一組の命令とを生成する工程と、
前記アプリ・ストアを含む1つ以上のアプリ・ストアに前記ネイティブ・ウェブ・アプリを提出する工程であって、前記1つ以上のアプリ・ストアの各々は、1つ以上のモバイル・デバイスに対し複数のネイティブ・アプリを提供する、工程と、をさらに含む、請求項15に記載のシステム。 - 前記動作は、
前記モバイル・デバイスにインストールされた前記ネイティブ・ウェブ・アプリを起動するためのリクエストを前記第1モバイル・デバイスにおいて受信する工程と、
前記リクエストに応じて前記ネイティブ・ウェブ・アプリを起動する工程であって、前記ネイティブ・ウェブ・アプリを起動することは、前記URLを用いて、前記モバイル・デバイスにおいてブラウザ・アプリをフルスクリーン・モードで起動させるための前記一組の命令を実行することを含む、工程と、をさらに含む、請求項15に記載のシステム。 - 命令が記憶されている機械可読媒体において、前記命令は、機械による実行時に、前記機械に、
ネイティブ・ウェブ・アプリケーション(「アプリ」)を第1モバイル・デバイスにおいてアクセス可能なアプリ・ストアからインストールするためのリクエストを、前記第1モバイル・デバイスにおいてユーザから受信する工程であって、前記アプリ・ストアは、1つ以上のモバイル・デバイスに対し複数のネイティブ・アプリを提供し、前記ネイティブ・ウェブ・アプリは、ブラウザ・アプリによって表示可能な一組のコンテンツを提供するウェブ・アプリに関連付けられている機能を提供する、工程と、
前記ネイティブ・アプリにアクセスする工程であって、前記ネイティブ・ウェブ・アプリは、
モバイル・デバイスにおいてブラウザ・アプリをフルスクリーン・モードで表示するためのパーミッションを含む一組のパーミッションを含むマニフェスト・ファイルと、
前記ウェブ・アプリに関連付けられているユニフォーム・リソース・ロケーター(「URL」)を用いて、ブラウザ・アプリをフルスクリーン・モードで起動するための命令を含む一組の命令と、を含む、工程と、
前記リクエストに応じて、前記ユーザに表示するために前記一組のパーミッションを提供する工程と、
前記第1モバイル・デバイス上に前記ネイティブ・ウェブ・アプリをインストールする工程と、を含む動作を実行させる機械可読媒体。 - 前記動作は、
前記マニフェスト・ファイルと前記一組の命令とを生成する工程と、
前記アプリ・ストアを含む1つ以上のアプリ・ストアに前記ネイティブ・ウェブ・アプリを提出する工程であって、前記1つ以上のアプリ・ストアの各々は、1つ以上のモバイル・デバイスに対し複数のネイティブ・アプリを提供する、工程と、をさらに含む、請求項18に記載の機械可読媒体。 - 前記動作は、
インストールされた前記ネイティブ・ウェブ・アプリを起動するためのリクエストを前記第1モバイル・デバイスにおいて受信する工程と、
前記リクエストに応じて前記ネイティブ・ウェブ・アプリを起動する工程であって、前記ネイティブ・ウェブ・アプリを起動することは、前記URLを用いて、前記第1モバイル・デバイスにおいてブラウザ・アプリをフルスクリーン・モードで起動させるための前記一組の命令を実行することを含む、工程と、をさらに含む、請求項18に記載の機械可読媒体。
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