JP2017510156A - 無線lanにおけるパワーセーブモードに基づく動作方法及び装置 - Google Patents

無線lanにおけるパワーセーブモードに基づく動作方法及び装置 Download PDF

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Abstract

無線LANにおけるパワーセーブモードに基づく動作方法及び装置が開示されている。無線LANにおけるパワーセーブモードに基づく動作方法は、STAが第1のサービス区間上でAPに第1のトリガフレームを送信するステップ、STAが第1のサービス区間上で第1のトリガフレームに基づいてAPにより送信されたダウンリンクフレームを受信するステップ、STAがダウンリンクフレームの受信以後、第2のサービス区間上でAPからトラフィック指示情報を受信するステップ、STAが第2のサービス区間上でトラフィック指示情報に基づいてAPにペンディングダウンリンクフレームが存在するかどうかを決定するステップ、及びペンディングダウンリンクフレームの存在可否に基づいてSTAがパワーセーブのためのモードを決定するステップを含む。【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信に関し、より詳しくは、無線LAN(wireless local area network、WLAN)におけるパワーセーブモードに基づいて動作する方法及び装置に関する。
IEEE802.11標準では、無線LAN STA(station)の寿命を増加させるためにパワーセーブメカニズム(power save mechanism)(または、パワーセーブモード(power save mode))が使われることができる。パワーセーブモードに基づいて動作するSTAは、パワーセーブのためにアウェイク状態(awake state)またはドーズ状態(doze state)で動作できる。アウェイク状態は、フレームの送信または受信や、チャネルスキャニングのようなSTAの正常動作が可能な状態である。それに対し、ドーズ状態は、電力消耗を極端に減らしてフレームの送信または受信が不可能であり、チャネルスキャニングも不可能な状態である。一般的に、STAがパワーセーブモードで動作する時、ドーズ状態にあったSTAは、必要な場合、アウェイク状態に切り替えて電力消耗を減らすことができる。
STAがドーズ状態で長い間動作する場合、STAの電力消耗が減る。したがって、STAの寿命が増えることができる。しかし、ドーズ状態では、フレームの送信または受信が不可能である。したがって、STAは、ドーズ状態に長い間とどまることができない。ドーズ状態でペンディングフレームが発生した場合、STAは、アウェイク状態に切り替えてフレームをAPに送信することができる。しかし、STAがドーズ状態にあり、STAに送信するペンディングフレームがAPに存在する場合、STAは、APからペンディングフレームを受信することができず、APにペンディングフレームが存在するということも知ることができない。したがって、STAは、APにペンディングフレームが存在するかどうかに対する情報を取得し、APにペンディングとなっているフレームを受信するために周期的にアウェイクモードに切り替えて動作できる。
APは、STAのアウェイクモード動作タイミングに対する情報を取得し、STAのアウェイクモード動作タイミングに合わせてAPにペンディングフレームが存在するかどうかに対する情報を送信することができる。
具体的に、ドーズ状態のSTAは、APから受信するフレームが存在するかどうかに対する情報を受信するために、周期的にドーズ状態からアウェイク状態に切り替えてビーコンフレームを受信することができる。APは、ビーコンフレームに含まれているTIM(traffic indication map)に基づいて各STAに送信するフレームが存在するかどうかに対して知らせることができる。TIMは、STAに送信されるユニキャストフレームの存在を知らせるために使われ、DTIM(delivery traffic indication map)は、STAに送信されるマルチキャストフレーム/ブロードキャストフレームの存在を知らせるために使われることができる。
本発明の目的は、無線LANにおけるパワーセーブモードに基づく動作方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、無線LANにおけるパワーセーブモードに基づく動作装置を提供することにある。
前述した本発明の目的を達成するための本発明の一側面による、無線LANにおけるパワーセーブモードに基づく動作方法は、STA(station)が第1のサービス区間上で前記AP(access point)に第1のトリガフレームを送信するステップ、前記STAが前記第1のサービス区間上で前記第1のトリガフレームに基づいて前記APにより送信されたダウンリンクフレームを受信するステップ、前記STAが前記ダウンリンクフレームの受信以後、第2のサービス区間上で前記APから送信されるペンディングダウンリンクフレームまたはナルデータフレームをモニタリングするステップ、前記第2のサービス区間上で前記ペンディングダウンリンクフレームまたは前記ナルデータフレームの受信可否によって前記STAがパワーセーブのためのモードを決定するステップを含み、前記ペンディングダウンリンクフレームは、前記STAに対してペンディングとなっているダウンリンクデータが存在する場合、前記APにより送信され、前記ナルデータフレームは、前記ペンディングダウンリンクデータが存在しない場合、前記APにより送信される。
前述した本発明の目的を達成するための本発明の他の側面による、無線LANにおけるパワーセーブモードに基づいて動作するSTA(station)において、前記STAは、無線信号を送信または受信するために具現されたRF(radio frequency)部及び前記RF部と動作可能に(operatively)連結されるプロセッサを含み、前記プロセッサは、第1のサービス区間上で前記AP(access point)に第1のトリガフレームを送信し、前記第1のサービス区間上で前記第1のトリガフレームに基づいて前記APにより送信されたダウンリンクフレームを受信し、前記ダウンリンクフレームの受信以後、第2のサービス区間上で前記APから送信されるペンディングダウンリンクフレームまたはナルデータフレームをモニタリングし、前記第2のサービス区間上で前記ペンディングダウンリンクフレームまたは前記ナルデータフレームの受信可否によってパワーセーブのためのモードを決定するように具現され、前記ペンディングダウンリンクフレームは、前記STAに対してペンディングとなっているダウンリンクデータが存在する場合、前記APにより送信され、前記ナルデータフレームは、前記ペンディングダウンリンクデータが存在しない場合、前記APにより送信される。
新しいパワーセーブモードを定義することによって、密集環境でリアルタイムトラフィック送信効率が増加され、STAで消耗されるパワーが節約されることができる。
無線LAN(wireless local area network、WLAN)の構造を示す概念図である。 本発明の実施例に係るU−HAPSD手順を示す概念図である。 本発明の実施例に係るU−HAPSD手順を示す概念図である。 本発明の実施例に係るU−HAPSD手順を示す概念図である。 本発明の実施例に係るナルデータフレームを示す概念図である。 本発明の実施例に係るU−HAPSD手順を示す概念図である。 本発明の実施例に係るU−HAPSD手順を示す概念図である。 本発明の実施例に係るU−HAPSD手順を示す概念図である。 本発明の実施例に係るU−HAPSD手順を示す概念図である。 本発明の実施例に係るSTAのアップリンクデータ送信方法を示す概念図である。 本発明の実施例に係るSTAのアップリンクデータ送信方法を示す概念図である。 本発明の実施例に係るフレームを送信するPPDUフォーマットを示す概念図である。 本発明の実施例が適用されることができる無線装置を示すブロック図である。
図1は、無線LAN(wireless local area network、WLAN)の構造を示す概念図である。
図1の上段は、IEEE(institute of electrical and electronic engineers)802.11のインフラストラクチャBSS(Basic Service Set)の構造を示す。
図1の上段を参照すると、無線LANシステムは、一つまたはそれ以上のインフラストラクチャBSS100、105(以下、BSS)を含むことができる。BSS100、105は、成功的に同期化されて互いに通信できるAP(access point)125及びSTA1(Station)100−1のようなAPとSTAのセットであり、特定領域を示す概念ではない。BSS105は、一つのAP130に一つ以上の結合可能なSTA105−1、105−2を含むこともできる。
BSSは、少なくとも一つのSTA、分散サービス(Distribution Service)を提供するAP125、130及び複数のAPを連結させる分散システム(Distribution System、DS)110を含むことができる。
分散システム110は、複数のBSS100、105を連結して拡張されたサービスセットであるESS(extended service set)140を具現することができる。ESS140は、一つまたは複数個のAP125、230が分散システム110を介して連結されて構成された一つのネットワークを指示する用語として使われることができる。一つのESS140に含まれるAPは、同じSSID(service set identification)を有することができる。
ポータル(portal)120は、無線LANネットワーク(IEEE802.11)と他のネットワーク(例えば、802.X)との連結を実行するブリッジ役割を遂行することができる。
図1の上段のようなBSSでは、AP125、130間のネットワーク及びAP125、130とSTA100−1、105−1、105−2との間のネットワークが具現されることができる。しかし、AP125、130なしでSTA間でもネットワークを設定して通信を実行することも可能である。AP125、130なしでSTA間でもネットワークを設定して通信を実行するネットワークをアドホックネットワーク(Ad−Hoc network)または独立BSS(independent basic service set、IBSS)と定義する。
図1の下段は、IBSSを示す概念図である。
図1の下段を参照すると、IBSSは、アドホックモードで動作するBSSである。IBSSは、APを含まないため、中央で管理機能を遂行するエンティティ(centralized managem ententity)がない。即ち、IBSSにおいて、STA150−1、150−2、150−3、155−4、155−5は、分散された方式(distributed manner)に管理される。IBSSにおいて、全てのSTA150−1、150−2、150−3、155−4、155−5は、移動STAからなることができ、分散システムへの接続が許容されなくて自己完備的ネットワーク(self−contained network)を構築する。
STAは、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11標準の規定に従う媒体接続制御(Medium Access Control、MAC)と無線媒体に対する物理階層(Physical Layer)インターフェースを含む任意の機能媒体であり、広義では、APと非AP STA(Non−AP Station)を両方とも含む意味として使われることができる。
STAは、移動端末(mobile terminal)、無線機器(wireless device)、無線送受信ユニット(Wireless Transmit/Receive Unit;WTRU)、ユーザ装備(User Equipment;UE)、移動局(Mobile Station;MS)、モバイル加入者ユニット(Mobile Subscriber Unit)または単純にユーザ(user)などの多様な名称で呼ばれることもある。
以下、本発明の実施例では、APからSTAに送信されるデータ(または、フレーム)をダウンリンクデータ(または、ダウンリンクフレーム)、STAからAPに送信されるデータ(または、フレーム)をアップリンクデータ(または、アップリンクフレーム)という用語で表現できる。また、APからSTAへの送信は、ダウンリンク送信、STAからAPへの送信は、アップリンク送信という用語で表現できる。
無線LAN STAの寿命を増加させるためにパワーセーブメカニズム(power save mechanism)(または、パワーセーブモード(power save mode))が使われることができる。パワーセーブモードに基づいて動作するSTAは、パワーセーブのためにパワー状態をアウェイク状態またはドーズ状態に決定して動作できる。アウェイク状態は、フレームの送信または受信や、チャネルスキャニングのようなSTAの正常動作が可能な状態である。それに対し、ドーズ状態は、電力消耗を極端に減らしてフレームの送信または受信が不可能であり、チャネルスキャニングも不可能な状態である。一般的に、STAがパワーセーブモードで動作する時、ドーズ状態にあったSTAは、必要な場合、アウェイク状態に切り替えて電力消耗を減らすことができる。アウェイク状態は、他の用語でアクティブモード(active mode)、ドーズ状態は、他の用語でスリープモード(sleep mode)という用語で表現されることができる。アクティブモード(または、アウェイク状態)、スリープモード(または、ドーズ状態)は、STAのパワーセーブのためのモード(パワーセーブモード)(または、パワー状態)である。
既存の無線LANにおいて、パワーセーブモードで動作するSTAは、STAでリアルタイムアプリケーション(realtime application)(例えば、VoIP(voice over internet protocol))がサポートされにくい。
既存のパワーセーブモードでは、トリガフレーム(trigger frame)がサービス区間(service Interval)毎に送信される。したがって、密集(Dense)環境で多くの数のSTAから送信されるトリガフレームは、チャネル混雑(channel congestion)を増加させることができる。具体的に、既存のパワーセーブモードでは、VoIPサービスのジッター要求(jitter requirement)(例えば、30ms)を満たすために、STAは、サービス区間(または、トリガ区間)(例えば、20ms)間隔にアップリンクトリガフレームをAPに送信することができる。このような多くのアップリンクトリガフレームの送信は、高い密集度の無線LAN(high dense WLAN)環境でシグナルフラッディング(signal flooding)を誘発することができる。
以下、本発明の実施例では、既存のパワーセーブモード動作時の問題点を解決するためのU−HAPSD(unscheduled hybrid automatic power save delivery)が開示される。本発明の実施例に係るU−HAPSDは、リアルタイムサービス(例えば、双方向ビデオ(interactive video)、VoIP等)をサポートするために使われることができる。
STAがU−HAPSDを使用する場合、STAは、アップリンクトリガフレームの頻繁な送信なしでリアルタイムアプリケーションに基づくサービスを受けることができる。STAが頻繁にアップリンクトリガフレームを送信しないため、シグナルフラッディングは誘発されない。また、STAがU−HAPSDを使用する場合、既存のパワーセーブモードで動作時よりSTAのパワーが節約されることができる。
図2は、本発明の実施例に係るU−HAPSD手順を示す概念図である。
図2では、APがダウンリンクフレームナルデータフレームに基づいてペンディングダウンリンクデータ(または、送信されるダウンリンクデータ(または、ダウンリンクフレーム))の存在に対する情報を送信する方法に対して開示する。
図2を参照すると、STAは、U−HAPSD開始(initiation)サービス区間250でトリガフレーム200を送信することができる。トリガフレーム200は、APのペンディングダウンリンクフレームの送信をトリガすることができる。STAは、APからトリガフレーム200に対するACKフレーム205を受信し、U−HHAPSD開始サービス区間250上でトリガフレーム200に基づくダウンリンクフレーム215をAPから受信することができる。
APにより送信されたダウンリンクフレーム215に含まれているEOSP(end of service period)情報は、サービス区間の終了可否を指示することができる。ダウンリンクフレーム215に含まれているEOSP情報がサービス区間の終了を指示する場合(例えば、EOSP=1の場合)、STAは、ダウンリンクフレーム215に対するACKフレーム220をAPに送信した後、ドーズ(doze)状態(または、スリープ状態)に切り替えられることができる。また、ダウンリンクフレーム215に含まれているMoreData情報は、STAにより追加的に受信されるペンディングダウンリンクフレームの存在を指示することができる。MoreData情報が0の場合、サービス区間でSTAにより追加的に受信されるダウンリンクフレームの不在が指示されることができる。
STAは、U−HAPSD連続(continuing)サービス区間でトリガフレームの送信なしで、APから送信されるダウンリンクフレームまたはナルデータフレームをモニタリングすることができる。
APは、U−HAPSD連続サービス区間上でペンディングダウンリンクフレームの存在可否によってダウンリンクフレームまたはナルデータフレームをSTAに送信することができる。具体的に、U−HAPSD連続サービス区間の開始以後、APは、ペンディングダウンリンクフレームの存在可否に対して決定できる。ペンディングダウンリンクフレームが存在する場合、APは、ダウンリンクフレームをトリガフレームの受信なしでSTAに送信することができる。それに対し、ペンディングダウンリンクフレームが存在しない場合、APは、ナルデータフレームをSTAに送信することができる。ナルデータフレームは、データフィールド(または、ペイロード)なしでヘッダ情報のみを含むフレームまたはパディングされたデータフィールド(または、ペイロード)を含むフレームである。
ナルデータフレームは、ペンディングデータの不在を指示するナルデータパケット指示子(null data packet indication)を含むことができる。例えば、ナルデータパケット指示子は、EOSPまたはMoreDataである。1に設定されたナルデータフレームのEOSPは、U−HAPSD連続サービス区間の終了を指示することができる。また、0に設定されたナルデータフレームのMoreDataは、サービス区間で送信されるダウンリンクデータの不在を指示することもできる。
U−HAPSD連続サービス区間1 260では、ペンディングダウンリンクフレーム230が存在する場合、APとSTAの動作が開始される。
U−HAPSD連続サービス区間1 260では、STAは、トリガフレームの送信なしで、APから送信されるダウンリンクフレーム230またはナルデータフレームをモニタリングすることができる。APにペンディングダウンリンクフレーム230が存在する場合、APは、ダウンリンクフレーム230をSTAに送信することができる。STAは、ダウンリンクフレーム230を受信し、ダウンリンクフレーム230に含まれているEOSP情報及びMoreData情報に基づいてパワー状態(power state)をアウェイク状態からドーズ状態に切り替えるかどうかを決定することができる。ダウンリンクフレームのEOSP情報及び/またはMoreData情報が追加的にペンディングダウンリンクデータの存在を指示する場合、STAは、U−HAPSD連続サービス区間1 260上でアウェイク状態を維持することができる。それに対し、EOSP情報及び/またはMoreData情報が追加的なペンディングダウンリンクデータの不在を指示する場合、残りのSTAは、U−HAPSD連続サービス区間1 260上でドーズ状態に切り替えられることができる。
U−HAPSD連続サービス区間2 270では、APにペンディングダウンリンクフレームが存在しない場合、APとSTAの動作が開始される。
U−HAPSD連続サービス区間2 270では、STAは、トリガフレームの送信なしで、APから送信されるダウンリンクフレームまたはナルデータフレームをモニタリングすることができる。ペンディングダウンリンクフレームが存在しない場合、APは、ナルデータフレーム240をSTAに送信することができる。STAは、ナルデータフレーム240を受信し、パワー状態をアウェイク状態からドーズ状態に切り替えることができる。
図3は、本発明の実施例に係るU−HAPSD手順を示す概念図である。
図3では、STAのナルデータフレーム300の受信後のU−HAPSD手順が開示される。
図3を参照すると、STAは、U−HAPSD連続サービス区間350上でナルデータフレーム300を受信した以後、残りのU−HAPSD連続サービス区間上でドーズ状態を維持することができる。本発明の実施例によると、ナルデータフレーム300を受信したU−HAPSD連続サービス区間350以後のサービス区間は、U−HAPSD再開始(re−initiation)サービス区間360に設定されることができる。即ち、STAは、U−HAPSD再開始サービス区間360上で再びトリガフレーム310を送信し、APのダウンリンクフレーム330の送信をトリガすることができる。
STAは、U−HAPSD再開始サービス区間360の開始以後、トリガフレーム310をAPに送信することができる。APは、トリガフレーム310に対するACKフレーム320をSTAに送信し、ペンディングダウンリンクフレーム330が存在する場合、STAにダウンリンクフレーム330を送信することができる。U−HAPSD再開始サービス区間360以後のサービス区間は、再びU−HAPSD連続サービス区間370に設定されることができる。
図4は、本発明の実施例に係るU−HAPSD手順を示す概念図である。
図4では、STAのナルデータフレーム400の受信後のU−HAPSD手順が開示される。
図4を参照すると、STAは、U−HAPSD連続サービス区間450上でナルデータフレーム400を受信した以後、残りのU−HAPSD連続サービス区間上でドーズ状態を維持することができる。
図3で前述したように、STAは、U−HAPSD再開始サービス区間460の開始以後、トリガフレーム410をAPに送信することができる。APは、トリガフレーム410に対するACKフレームをSTAに送信することができる。APは、ペンディングダウンリンクフレームが存在しない場合、STAにナルデータフレーム420を再送信することができる。このような場合、STAは、アウェイク状態からドーズ状態に切り替えられることができる。このような場合、U−HAPSD再開始サービス区間460以後のサービス区間は、再びU−HAPSD再開始サービス区間470に設定されることができる。
本発明の実施例に係るU−HAPSD手順で、APにより送信されるナルデータフレームに含まれるナルデータパケット指示子は、多様な情報フォーマットを有することができる。例えば、ナルデータパケット指示子は、MACヘッダのMoreDataフィールドである。MoreDataフィールドが0に設定される場合、追加的なペンディングデータの不在が指示されることができる。または、ナルデータパケット指示子は、ナルデータフレームを伝達するPPDU(physical layer protocol data unit)ヘッダに含まれることもできる。ナルデータフレームは、多様なフレームフォーマットを有することができる。
図5は、本発明の実施例に係るナルデータフレームを示す概念図である。
図5では、最小限のヘッダ情報を含むナルデータフレームとして使われるNDPバッファリングされたダウンリンクデータ通知フレーム(null data packet downlink buffered data announcement frame)が開示される。NDPバッファリングされたダウンリンクデータ通知フレームは、制御フレーム(control frame)である。図5に開示されているNDPバッファリングされたダウンリンクデータ通知フレームは、一つの例示に過ぎず、多様な制御フレームまたは管理フレーム(management frame)がナルデータフレームとして使われることができる。
図5を参照すると、NDPバッファリングされたダウンリンクデータ通知フレームは、フレームタイプフィールド500、RA(receiver address)フィールド510、TA(transmitter address)フィールド520、MoreData指示フィールド530及びサービス区間変化フィールド540を含むことができる。
フレームタイプフィールド500は、送信されたフレームのタイプに対する情報を含むことができる。フレームタイプフィールド500に含まれている情報は、NDPバッファリングされたダウンリンクデータ通知フレームを指示することができる。フレームタイプフィールド500のために、3ビットが割り当てられることができる。
RAフィールド510は、NDPバッファリングされたダウンリンクデータ通知フレームを受信するSTAの識別情報(例えば、MACアドレス)を含むことができる。
TAフィールド520は、NDPバッファリングされたダウンリンクデータ通知フレームを送信するAPの識別情報(例えば、MACアドレス)を含むことができる。
MoreData指示フィールド530は、APにバッファリングされた(ペンディングとなっている)データが存在するかどうかを指示することができる。MoreData指示フィールド530は、ナルデータパケット指示子である。
サービス区間変化フィールド540は、サービス区間の長さを変化させるための情報を含むことができる。例えば、サービス区間変化フィールド540の値が0の場合、以前サービス区間を維持し、サービス区間変化フィールド540の値が1の場合、サービス区間を以前サービス区間の2倍に設定し、サービス区間変化フィールド540の値が2の場合、サービス区間を以前サービス区間の4倍に設定し、サービス区間変化フィールド540の値が3の場合、サービス区間を以前サービス区間の8倍に設定することができる。サービス区間変化フィールド540のために、3ビットが割り当てられた場合、4〜7は保存された(reserved)値である。
サービス区間変化フィールド540に基づいて変更されたサービス区間に基づいてU−HAPSD手順が実行されることができる。
図6は、本発明の実施例に係るU−HAPSD手順を示す概念図である。
図6では、U−HAPSD手順のためのサービス区間を変更する方法が開示される。
図6を参照すると、ペンディングダウンリンクデータがない場合、APは、ナルデータフレーム600を送信することができる。
ナルデータフレーム600にはサービス区間を変化させるためのサービス区間変化フィールドが含まれることができる。APは、一定期間の間にSTAに送信するデータが存在するかどうか(または、STAへのダウンリンク送信タイミング)を考慮してサービス区間を変化させることができる。図6では、サービス区間の長さを2倍に設定した場合を仮定する。
ナルデータフレーム600を受信したSTAは、サービス区間変化フィールドに基づいてサービス区間の変化に対する情報を取得することができる。サービス区間変化フィールドに基づいて延長された(または、変化された)サービス区間は、U−HAPSD延長サービス区間660という用語で表現されることができる。STAは、U−HAPSD延長サービス区間660の間にドーズ状態を維持することができる。
例えば、サービス区間変化フィールドに基づいてサービス区間の長さが2倍に設定された場合、ナルデータフレーム600に対するACKフレームを送信した以後、残りのU−HAPSD連続サービス区間650及びU−HAPSD延長サービス区間660の間にドーズ状態を維持することができる。
ナルデータフレームが前記APにより送信された場合、STAは、パワー状態をアウェイク状態からドーズ状態に切り替えることができ、ドーズ状態の維持時間は、サービス区間変化フィールドにより指示されたサービス区間の変化された長さに基づいて決定されることができる。
U−HAPSD延長サービス区間660以後、U−HAPSD再開始サービス区間が実行されることができる。STAは、U−HAPSD再開始サービス区間でドーズ状態からアウェイク状態に切り替えられることができ、トリガフレームを送信することができる。U−HAPSD延長サービス区間660以後のサービス区間の長さは、元U−HAPSDサービス区間(U−HAPSD開始サービス区間またはU−HAPSD連続サービス区間)の長さに復元されることができる。または、変更されたサービス区間の長さを維持してU−HAPSDサービス区間(U−HAPSD開始サービス区間またはU−HAPSD連続サービス区間)の長さが延長されることもできる。
図7は、本発明の実施例に係るU−HAPSD手順を示す概念図である。
U−HAPSD延長サービス区間740以後、U−HAPSD再開始サービス区間750が実行されることができる。U−HAPSD再開始サービス区間750は、サービス区間変化フィールドに基づいて延長され、または元のサービス区間の長さを有することができる。
図7では、ナルデータフレーム710に基づいて延長されたU−HAPSDサービス区間(U−HAPSD開始サービス区間またはU−HAPSD連続サービス区間)が開示される。
図7を参照すると、U−HAPSD再開始サービス区間750で、STAは、トリガフレーム700をAPに送信することができる。APは、トリガフレーム700に対するACKフレームを送信し、APは、STAに送信されるペンディングダウンリンクフレームが存在するかどうかを決定することができる。
U−HAPSD延長サービス区間740以後、U−HAPSD再開始サービス区間750で、APにペンディングダウンリンクフレーム710が存在しない場合がある。このような場合、U−HAPSD再開始サービス区間750の長さは、U−HAPSD再開始サービス区間750上で送信されたナルデータフレーム710のサービス区間変換フィールドに基づいて延長されることができる。STAは、ナルデータフレーム710を受信し、延長されたU−HAPSD再開始サービス区間750の間にドーズ状態を維持することができる。U−HAPSD再開始サービス区間750で、ナルデータフレームが送信された場合、以後のサービス区間は、再びU−HAPSD再開始サービス区間に設定され、STAは、トリガフレームをAPに送信することができる。
図7では、ナルデータフレーム710のサービス区間変化フィールドが1を指示し、U−HAPSD再開始サービス区間750が2倍に延長された場合である。20msのU−HAPSD再開始サービス区間が40msのU−HAPSD再開始サービス区間750に延長されることができる。40msは、一つの例に過ぎず、サービス区間変化フィールドによって80ms、160msなどがU−HAPSD再開始サービス区間の長さに設定されることができる。
図8は、本発明の実施例に係るU−HAPSD手順を示す概念図である。
図8では、U−HAPSD延長サービス区間850以後、U−HAPSD再開始サービス区間860で、APにペンディングダウンリンクフレーム810が存在する場合が開示される。
図8を参照すると、U−HAPSD再開始サービス区間860で、STAは、トリガフレーム800をAPに送信することができる。APは、トリガフレーム800に対するACKフレームを送信し、STAに送信されるペンディングダウンリンクフレームがAPに存在するかどうかを決定することができる。
APにペンディングダウンリンクフレーム810が存在する場合、APは、ダウンリンクフレーム810をSTAに送信することができる。STAは、ダウンリンクフレーム810に対するACKフレームをAPに送信することができる。U−HAPSD再開始サービス区間860で、ダウンリンクフレーム810が送信された場合、以後のサービス区間は、U−HAPSD連続サービス区間870に設定されることができる。
図9は、本発明の実施例に係るU−HAPSD手順を示す概念図である。
図9では、U−HAPSD連続サービス区間で、ダウンリンクフレームに対する送信または受信が失敗した場合、ダウンリンクフレームの再送信手順が開示される。
図9を参照すると、STAは、U−HAPSD連続サービス区間950で送信されるダウンリンクフレーム900をモニタリングすることができる。APの送信失敗またはSTAの受信失敗により、APからSTAにダウンリンクフレーム900が送信されない場合がある。例えば、APがチャネルアクセスを失敗してダウンリンクフレーム900を送信することができない、またはSTAがダウンリンクフレーム900に対するデコーディングを失敗することができる。
APは、ダウンリンクフレーム900に対するACKフレームを受信することができない場合、再送信ダウンリンクフレーム910を送信することができる。
STAは、U−HAPSD連続サービス区間上でダウンリンクフレーム900またはナルデータフレームを受信することができない場合、一定区間の間にダウンリンクフレーム900をモニタリングすることができる。
APは、一定の回数または一定の時間区間上でのみダウンリンクフレーム900に対する再送信を実行することができる。例えば、ダウンリンクフレーム900の再送信は、一つのU−HAPSD連続サービス区間950内でのみ制限的に実行されることができる。U−HAPSD連続サービス区間950内でダウンリンクフレーム900の再送信が失敗した場合、以後のサービス区間は、U−HAPSD再開始サービス区間960に設定され、STAによるトリガフレーム920が送信された場合にのみ、APがダウンリンクフレーム930をSTAに再送信することができる。
他の例として、APは、予め設定された最大再送信回数までのみダウンリンクフレーム900の再送信を実行し、最大再送信回数までダウンリンクフレーム900に対する再送信を実行した以後にはダウンリンクフレーム900に対する再送信を実行しない場合がある。
STAは、APのダウンリンクフレーム900の再送信実行区間を考慮して該当区間の間に再送信されるダウンリンクフレーム900をモニタリングすることができる。ダウンリンクフレーム900の再送信が一つのサービス区間でのみ制限的に実行される場合、ダウンリンクフレーム900の最大再送信実行区間は、現在サービス区間950の満了時までである。ダウンリンクフレーム900の再送信が設定された最大再送信回数までのみ実行される場合、ダウンリンクフレーム900の最大再送信実行区間は、ダウンリンクフレーム900の最大再送信回数で再送信する時に必要な時間までである。
STAがU−HAPSD連続サービス区間950上でAPにより再送信されたダウンリンクフレームに対するデコーディングを失敗した場合、STAは、U−HAPSD再開始サービス区間960上でトリガフレーム920をAPに再送信することができる。
APは、U−HAPSD連続サービス区間950上で再送信されたダウンリンクフレーム910に対するACKフレームをSTAから受信することができない場合(または、ダウンリンクフレームに対する再送信を失敗した場合)、U−HAPSD再開始サービス区間960上でSTAから再送信されるトリガフレーム920をモニタリングすることができる。
APは、U−HAPSD再開始サービス区間960上で再送信されたトリガフレーム920を受信した場合、U−HAPSD再開始サービス区間960上でダウンリンクフレーム900に対する再送信を実行することができる。STAに送信するペンディングとなっている追加的な他のダウンリンクフレーム940がAPに存在する場合、再送信されるダウンリンクフレーム930は、以後送信されるペンディングダウンリンクフレーム940の存在を指示することができる。例えば、再送信されるダウンリンクフレーム930のEOSP情報は0であり、MoreData情報は1である。STAは、再送信されたダウンリンクフレーム930のEOSP情報及び/またはMoreData情報に基づいて、APにペンディングとなっている他のダウンリンクフレーム940の存在を知ることができる。APにペンディングとなっている追加的なダウンリンクデータが存在する場合、STAは、アウェイクモードを維持し、APから送信される他のダウンリンクフレーム940をモニタリングすることができる。
図10は、本発明の実施例に係るSTAのアップリンクデータ送信方法を示す概念図である。
図10では、U−HAPSD連続サービス区間1050上でSTAにペンディングアップリンクフレームが発生した場合、STAがペンディングアップリンクフレーム1000をAPに送信する方法が開示される。
図10を参照すると、U−HAPSD連続サービス区間1050上でSTAにペンディングアップリンクフレームが生成された場合、STAは、ダウンリンクフレームに対するモニタリングより優先してアップリンクフレーム1000をAPに送信することができる。STAによりアップリンクフレーム1000が送信されるサービス区間は、他の用語でU−HAPSDフォールバックサービス区間1050という用語で表現されることができる。
例えば、U−HAPSDフォールバックサービス区間1050で、STAは、サービス区間の終了を指示し(EOSP=1)、または追加にペンディングダウンリンクデータが存在しないことを指示する(MoreData=0)ダウンリンクフレームまたはナルデータフレームの送信タイミングより速くチャネルアクセスを実行することでアップリンクフレーム1000をAPに送信することができる。
STAがサービス区間の終了を指示し(EOSP=1)、または追加にペンディングダウンリンクデータが存在しないことを指示する(MoreData=0)ダウンリンクフレームまたはナルデータフレームを受信する場合、ドーズ状態に切り替えられる。したがって、STAは、このようなダウンリンクフレームの送信以前にチャネルアクセスを実行することでアップリンクフレーム1000を送信することができる。
STAからアップリンクフレーム1000を受信したAPは、アップリンクフレーム1000に対するACKフレーム1020をSTAに送信することができる。STAに送信するペンディングダウンリンクデータが存在する場合、APは、ACKフレームの送信以後、ダウンリンクフレーム1010を送信することができる。
図11は、本発明の実施例に係るSTAのアップリンクデータ送信方法を示す概念図である。
図11では、U−HAPSD連続サービス区間上でSTAにペンディングアップリンクフレームが発生した場合、STAがペンディングアップリンクフレーム1100をAPに送信する方法が開示される。
図11を参照すると、U−HAPSD連続サービス区間でサービス区間の終了を指示し(EOSP=1)、または追加にペンディングダウンリンクデータが存在しないことを指示する(MoreData=0)ダウンリンクフレーム1100がSTAに送信されることができる。このような場合、ダウンリンクフレーム1100の受信以後、STAにペンディングアップリンクフレームが発生した場合、STAは、直ちにアップリンクフレーム1120を送信することができず、ドーズ状態に切り替えられることができる。
STAは、次のサービス区間をU−HAPSDフォールバックサービス区間1150に設定してアップリンクフレームを送信することができる。STAは、U−HAPSDフォールバックサービス区間1150でダウンリンクフレームまたはナルデータフレームの送信前にアップリンクフレーム1120を送信することができる。
U−HAPSDフォールバックサービス区間1150でアップリンクフレーム1120の送信が完了した場合、U−HAPSDフォールバックサービス区間1150以後のサービス区間は、U−HAPSD連続サービス区間に設定されることができる。
STAは,リアルタイムトラフィックの性格に対して区分できる。リアルタイムトラフィックは、ライブビデオ(live video)、バッファリングされたビデオ(buffered video)、双方向ビデオ(interactive video)(例えば、ビデオ会議(video conferencing))及びボイス(voice)などに区分されることができる。
本発明の実施例では、リアルタイムサービスに使われることができるU−HHAPSD手順に対して開示した。U−HHAPSD手順は、パワーセーブモードで駆動されるSTAのために使われることができる。
既存のアクセスクラス(access class)、アクセスカテゴリまたはTID(traffic identification)ではリアルタイムトラフィックのカテゴリを具体的に区分することが不可能である。即ち、既存のアクセスクラス、アクセスカテゴリまたはTIDは、ライブビデオ、バッファリングされたビデオ、双方向ビデオまたはボイス(voice)などのようなリアルタイムトラフィックのカテゴリを細部的に区分するためのAC及びTIDを定義していない。
既存の技術では、STAがリアルタイムトラフィックの各々に対する互いに異なるパワーセーブモードを使用して動作することが不可能である。STAは、上位端から下りるトラフィックがライブビデオか、バッファリングされたビデオか、双方向ビデオかに対して知ることができない。
したがって、本発明の実施例では、STAがリアルタイムトラフィックのカテゴリを区分するための方法を下記のように実行することができる。
まず、STAは、ドメイン名に基づいてリアルタイムトラフィックのカテゴリを区分することができる。各ドメインに対応されるウェブサイトで提供されるサービスの性格は互いに異なり、それによって提供されるリアルタイムトラフィックのカテゴリも異なる。
例えば、ドメイン名がwww.mlbcom.comの場合、リアルタイムトラフィックのカテゴリはライブビデオであると判断され、ドメイン名がwww.youtube.comの場合、リアルタイムトラフィックのカテゴリはバッファリングされたビデオであると判断され、ドメイン名がwww.google.comの場合、リアルタイムトラフィックのカテゴリはブラウジング(browsing)データであると判断されることができる。
サービスのために連結されたドメイン名がMLMEプリミティブ(primitive)に基づいてSTAに送信され、STAは、送信または受信されるリアルタイムトラフィックのカテゴリを区分することができる。
本発明の他の実施例によると、OS ID(operating system ID)(例えば、アンドロイド(Android)またはiOS)またはアプリケーションID(application ID、APP ID)(例えば、Skype、MLB TV app)の組合せでリアルタイムトラフィックのカテゴリが区分されることもできる。
STAは、OS IDとAPP IDに基づいてリアルタイムトラフィックを区分することができる。例えば、STAがMLB TV appを実行した場合、STAにOS ID(例えば、アンドロイド指示識別子)とAPP ID(MLB TV指示識別子)をMLMEプリミティブで知らせて、STAは、送受信するリアルタイムトラフィックを区分することができるようにする。
STAは、リアルタイムトラフィックのカテゴリによってパワーセーブモードを選択することができる。例えば、STAは、リアルタイムトラフィックのカテゴリによって本発明の実施例によるU−HAPSDを使用するだけでなく、PS−Poll、U−APSD、S−APSD及びPSMPのうち一つを使用することができる。
図12は、本発明の実施例に係るフレームを送信するPPDUフォーマットを示す概念図である。
図12では、本発明の実施例に係るPPDUフォーマットに対して開示する。PPDUフォーマットのPPDUヘッダは、ナルデータパケット指示子を含むことができる。
図12の上段を参照すると、ダウンリンクPPDUのPPDUヘッダは、L−STF(legacy−short training field)、L−LTF(legacy−long training field)、L−SIG(legacy−signal)、HE−SIG A(high efficiency−signal A)、HE−STF(high efficiency−short training field)、HE−LTF(high efficiency−long training field)、HE−SIG B(high efficiency−signal−B)を含むことができる。PHYヘッダにおいて、L−SIGまではレガシ部分(legacy part)と、L−SIG以後のHE(high efficiency)部分(HE part)と、に区分されることができる。
L−STF1200は、短いトレーニングOFDMシンボル(short training orthogonal frequency division multiplexing symbol)を含むことができる。L−STF1200は、フレーム探知(frame detection)、AGC(automatic gain control)、ダイバーシティ探知(diversity detection)、コース周波数/時間同期化(coarse frequency/time synchronization)のために使われることができる。
L−LTF1210は、長いトレーニングOFDMシンボル(long training orthogonal frequency division multiplexing symbol)を含むことができる。L−LTF1210は、ファイン周波数/時間同期化(fine frequency/time synchronization)及びチャネル予測のために使われることができる。
L−SIG1220は、制御情報を送信するために使われることができる。L−SIG1220は、データ送信率(rate)、データ長さ(length)に対する情報を含むことができる。
本発明の実施例によると、HE−SIG A1230は、ナルデータパケット指示子を含むことができる。または、ダウンリンクチャネルがOFDMA(orthogonal frequency division multiplexing access)に基づいて複数のSTAに分けて割り当てられる場合、HE−SIG A1230は、複数のSTAの各々に割り当てられたダウンリンク専用動作チャネルに対する情報を含むことができる。ダウンリンクチャネルは、複数の下位ダウンリンクチャネルを含むことができる。例えば、OFDMAに基づいて、40MHzのダウンリンクチャネルのうち、20MHzは、STA1にダウンリンクフレームを送信するために使われる第1の下位ダウンリンクチャネルに割り当てられ、残りの20MHzは、STA2にダウンリンクフレームを送信するための第2の下位ダウンリンクチャネルに割り当てられることができる。STA1及びSTA2の各々は、第1の下位ダウンリンクチャネル及び第2の下位ダウンリンクチャネルの各々上でU−HAPSD動作を実行することもできる。
また、H−SIG A1230は、ダウンリンクPPDUを受信するターゲットSTAを指示するためのSTAの識別情報を含むことができる。複数のSTAが同じU−HAPSD区間上で動作できる。このような場合、STAは、ダウンリンクPPDUのH−SIG A1230に含まれているSTAの識別子情報に基づいて、ダウンリンクPPDUがSTAをターゲットにしているPPDUかどうかを判断できる。ダウンリンクPPDUのH−SIG A1230に基づいてSTAが指示された場合、STAは、ダウンリンクPPDUに対する追加的なデコーディングを実行することができる。
HE−STF1240は、MIMO(multilple input multiple output)環境またはOFDMA環境で自動利得制御推定(automatic gain control estimation)を向上させるために使われることができる。
HE−LTF1250は、MIMO環境またはOFDMA環境でチャネルを推定するために使われることができる。
HE−SIG B1260は、各STAに対するPSDU(physical layer service data unit)の長さMCS(modulation and coding scheme)に対する情報及びテールビットなどを含むことができる。
HE−STF1240及びHE−STF1240以後のフィールドに適用されるIFFTの大きさとHE−STF1240以前のフィールドに適用されるIFFTの大きさは、互いに異なる。例えば、HE−STF1240及びHE−STF1240以後のフィールドに適用されるIFFTの大きさは、HE−STF1240以前のフィールドに適用されるIFFTの大きさより4倍大きい。STAがH−SIG A1230に基づいて指示される場合、STAは、HE−STF1240及びHE−STF1240以後フィールドから変更されたFFTサイズに基づいてデコーディングを実行することができる。それに対し、STAがH−SIG A1230に基づいて指示されない場合、STAは、HE−STF1240及びHE−STF1240以後フィールドに対するデコーディングを中断してNAV(network allocation vector)を設定することができる。
HE−STF1240のCP(cyclic prefix)は、他のフィールドのCPより大きい大きさを有することができ、このようなCP区間の間に、STAは、FFTサイズを変化させてダウンリンクPPDUに対するデコーディングを実行することができる。
図12の上段で開示されたPPDUのフォーマットを構成するフィールドの順序は、変わることもできる。例えば、図12の中段に開示されたように、HE部分のHE−SIG B1215がHE−SIG A1205の直後に位置することもできる。STAは、HE−SIG A1205及びHE−SIG B1215までデコーディングし、必要な制御情報を受信し、NAVを設定することができる。同様に、HE−STF1225及びHE−STF1225以後のフィールドに適用されるIFFTの大きさは、HE−STF1225以前のフィールドに適用されるIFFTの大きさと異なる。
STAは、HE−SIG A1205及びHE−SIG B1215を受信することができる。HE−SIG A1205に基づいてダウンリンクPPDUの受信が指示される場合、STAは、HE−STF1225からはFFTサイズを変化させてダウンリンクPPDUに対するデコーディングを実行することができる。それに対し、STAは、HE−SIG A1205を受信し、HE−SIG A1205に基づいてダウンリンクPPDUの受信が指示されない場合、NAV(network allocation vector)を設定することができる。
図12の下段を参照すると、DL(downlink)MU(multi−user)送信のためのダウンリンクPPDUフォーマットが開示される。ダウンリンクPPDUは、OFDMAに基づいて互いに異なるダウンリンク送信リソース(周波数リソースまたは空間的ストリーム)を介してSTAに送信されることができる。即ち、ダウンリンクPPDUは、下位ダウンリンクチャネルを介して複数のSTAに送信されることができる。このような方法に基づいて複数のSTAとAPがU−HAPSD手順に基づく通信を実行することができる。
ダウンリンクPPDU上でHE−SIG B1245の以前フィールドは、互いに異なるダウンリンク送信リソースの各々でデュプリケートされた形態で送信されることができる。HE−SIG B1245は、全体送信リソース上でエンコーディングされた形態で送信されることができる。HE−SIG B1245以後のフィールドは、ダウンリンクPPDUを受信する複数のSTAの各々のための個別情報を含むことができる。
ダウンリンクPPDUに含まれるフィールドがダウンリンク送信リソースの各々を介して各々送信される場合、フィールドの各々に対するCRCがダウンリンクPPDUに含まれることができる。それに対し、ダウンリンクPPDUに含まれる特定フィールドが全体ダウンリンク送信リソース上でエンコーディングされて送信される場合、フィールドの各々に対するCRCがダウンリンクPPDUに含まれない。したがって、CRCに対するオーバーヘッドが減少されることができる。即ち、本発明の実施例に係るDL MU送信のためのダウンリンクPPDUフォーマットは、全体送信リソース上でエンコーディングされた形態のHE−SIG B1245を使用することによってダウンリンクフレームのCRCオーバーヘッドを減少させることができる。
例えば、APがダウンリンクチャネルを介してDL(downlink)MU(multi−user)OFDMA送信に基づいてダウンリンクPPDUを送信した場合を仮定することができる。一つの下位ダウンリンクチャネル帯域幅が20MHzである場合、STAは、一つの下位ダウンリンクチャネルを介して送信されたHE−SIG A1235をデコーディングしてダウンリンク送信リソースの割当を受けることができる。例えば、HE−SIG A1235は、STAに割り当てられたダウンリンクチャネルが80MHzであることを指示することができ、STAは、80MHzのダウンリンクチャネルを介して送信されるHE−SIG A1235以後のフィールドをデコーディングすることができる。
DL MU送信のためのダウンリンクPPDUフォーマットも同様に、HE−STF1255及びHE−STF1255以後のフィールドは、HE−STF1255以前のフィールドと異なるIFFTサイズに基づいてエンコーディングされることができる。したがって、STAは、HE−SIG A1235及びHE−SIG B1245を受信し、HE−SIG A1235に基づいてダウンリンクPPDUの受信指示を受けた場合、HE−STF1255からはFFTサイズを変化させてダウンリンクPPDUに対するデコーディングを実行することができる。
図13は、本発明の実施例が適用されることができる無線装置を示すブロック図である。
図13を参照すると、無線装置1300は、前述した実施例を具現することができるSTAであって、AP1300または非AP STA(non−AP station)(または、STA)1350である。
AP1300は、プロセッサ1310、メモリ1320及びRF部(radio frequency unit)1330を含む。
RF部1330は、プロセッサ1310と連結して無線信号を送信/受信することができる。
プロセッサ1310は、本発明で提案された機能、過程及び/または方法を具現することができる。例えば、プロセッサ1310は、前述した本発明の実施例による無線装置の動作を実行するように具現されることができる。プロセッサは、図2乃至図12の実施例で開示した無線装置の動作を実行することができる。
例えば、プロセッサ1310は、第1のサービス区間(例えば、U−HAPSD開始サービス区間)上ではSTAからトリガフレームを受信し、ペンディングダウンリンクフレームを送信することができる。また、プロセッサ1310は、第2のサービス区間(例えば、U−HAPSD開始サービス区間)上で、APは、STAに対するペンディングダウンリンクフレームが存在するかどうかによってペンディングダウンリンクフレームまたはナルデータフレームをSTAに送信するように具現されることができる。
STA1350は、プロセッサ1360、メモリ1370及びRF部(radio frequency unit)1380を含む。
RF部1380は、プロセッサ1360と連結して無線信号を送信/受信することができる。
プロセッサ1360は、本発明で提案された機能、過程及び/または方法を具現することができる。例えば、プロセッサ1320は前述した本発明の実施例による無線装置の動作を実行するように具現されることができる。プロセッサは、図2乃至図12の実施例で無線装置の動作を実行することができる。
例えば、プロセッサ1360は、第1のサービス区間(例えば、U−HAPSD開始サービス区間)上でAPに第1のトリガフレームを送信し、第1のサービス区間上で第1のトリガフレームに基づいてAPにより送信されたダウンリンクフレームを受信するように具現されることができる。
また、プロセッサ1360は、ダウンリンクフレームの受信以後、第2のサービス区間(例えば、U−HAPSD連続サービス区間)上でAPから送信されるペンディングダウンリンクフレームまたはナルデータフレームをモニタリングし、第2のサービス区間上でペンディングダウンリンクフレームまたはナルデータフレームの受信可否によってパワー状態を決定するように具現されることができる。
ペンディングダウンリンクフレームは、STAに対してペンディングとなっているダウンリンクデータが存在する場合、APにより送信され、ナルデータフレームは、ペンディングダウンリンクデータが存在しない場合、APにより送信されることができる。
また、プロセッサ1360は、最大再送信実行区間を考慮してペンディングダウンリンクフレームをモニタリングするように具現され、最大再送信実行区間は、ペンディングダウンリンクフレームに対する再送信が実行される最大時間区間であり、最大再送信実行区間は、APの最大再送信回数を考慮して決定されることができる。最大再送信実行区間までAPによりペンディングとなっているダウンリンクフレームが送信されない場合、プロセッサ1360は、第3のサービス区間(例えば、U−HAPSD再開始サービス区間)上で第2のトリガフレームをAPに送信するように具現されることができる。
プロセッサ1310、1360は、ASIC(application−specific integrated circuit)、他のチップセット、論理回路、データ処理装置及び/またはベースバンド信号及び無線信号を相互変換する変換器を含むことができる。メモリ1320、1370は、ROM(read−only memory)、RAM(random access memory)、フラッシュメモリ、メモリカード、格納媒体及び/または他の格納装置を含むことができる。RF部1330、1380は、無線信号を送信及び/または受信する一つ以上のアンテナを含むことができる。
実施例がソフトウェアで具現される時、前述した技法は、前述した機能を遂行するモジュール(過程、機能など)で具現されることができる。モジュールは、メモリ1320、1370に格納され、プロセッサ1310、1360により実行されることができる。メモリ1320、1370は、プロセッサ1310、1360の内部または外部にあり、よく知られた多様な手段でプロセッサ1310、1360と連結されることができる。

Claims (10)

  1. 無線LANにおけるパワーセーブモードに基づく動作方法は、
    STA(station)が第1のサービス区間上でAP(access point)に第1のトリガフレームを送信するステップ;
    前記STAが前記第1のサービス区間上で前記第1のトリガフレームに基づいて前記APにより送信されたダウンリンクフレームを受信するステップ;
    前記STAが前記ダウンリンクフレームの受信以後、第2のサービス区間上で前記APから送信されるペンディングダウンリンクフレームまたはナルデータフレームをモニタリングするステップ;及び、
    前記第2のサービス区間上で前記ペンディングダウンリンクフレームまたは前記ナルデータフレームの受信可否によって前記STAがパワーセーブのためのモードを決定するステップ;を含み、
    前記ペンディングダウンリンクフレームは、前記STAに対してペンディングとなっているダウンリンクデータが存在する場合、前記APにより送信され、
    前記ナルデータフレームは、前記ペンディングダウンリンクデータが存在しない場合、前記APにより送信される方法。
  2. 前記パワーセーブのためのモードを決定するステップは、
    前記APにより前記ペンディングダウンリンクフレームが送信される場合、前記STAが前記モードをアクティブモード(active mode)に維持するステップ;及び、
    前記APにより前記ナルデータフレームが送信される場合、前記STAが前記モードを前記アクティブモードからスリープモード(sleep mode)に切り替えるステップ;を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ナルデータフレームは、ペンディングデータ指示フィールド及びサービス区間変化フィールドを含み、
    前記ペンディングデータ指示フィールドは、前記ペンディングダウンリンクデータが存在するかどうかを指示する情報を含み、
    前記サービス区間変化フィールドは、前記第2のサービス区間の変化された長さに対する情報を含み、
    前記STAが前記ナルデータフレームを受信した場合、前記モードは、アクティブモード(active mode)からスリープモード(sleep mode)に切り替えられ、
    前記ドーズ状態の維持時間は、前記第2のサービス区間の前記変化された長さに基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記STAが最大再送信実行区間を考慮して前記ペンディングダウンリンクフレームをモニタリングするステップをさらに含み、
    前記最大再送信実行区間は、前記ペンディングダウンリンクフレームに対する再送信が実行される最大時間区間であり、
    前記最大再送信実行区間は、前記APの最大再送信回数を考慮して決定されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記STAが前記最大再送信実行区間まで前記ペンディングダウンリンクフレームを受信することができない場合、前記STAが第3のサービス区間上で第2のトリガフレームを前記APに送信するステップをさらに含み、
    前記第2のトリガフレームは、前記第3のサービス区間上で前記APによる前記ペンディングダウンリンクフレームの送信をトリガすることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 無線LANにおけるパワーセーブモードに基づいて動作するSTA(station)において、前記STAは、
    無線信号を送信または受信するために具現されたRF(radio frequency)部;及び、
    前記RF部と動作可能に(operatively)連結されるプロセッサ;を含み、
    前記プロセッサは、第1のサービス区間上でAP(access point)に第1のトリガフレームを送信し、
    前記第1のサービス区間上で前記第1のトリガフレームに基づいて前記APにより送信されたダウンリンクフレームを受信し、
    前記ダウンリンクフレームの受信以後、第2のサービス区間上で前記APから送信されるペンディングダウンリンクフレームまたはナルデータフレームをモニタリングし、
    前記第2のサービス区間上で前記ペンディングダウンリンクフレームまたは前記ナルデータフレームの受信可否によってパワーセーブのためのモードを決定するように具現され、
    前記ペンディングダウンリンクフレームは、前記STAに対してペンディングとなっているダウンリンクデータが存在する場合、前記APにより送信され、
    前記ナルデータフレームは、前記ペンディングダウンリンクデータが存在しない場合、前記APにより送信されるSTA。
  7. 前記プロセッサは、前記APにより前記ペンディングダウンリンクフレームが送信される場合、前記モードをアクティブモード(active mode)に維持し、前記APにより前記ナルデータフレームが送信される場合、前記モードを前記アクティブモードからスリープモード(sleep mode)に切り替えるように具現されることを特徴とする請求項6に記載のSTA。
  8. 前記ナルデータフレームは、ペンディングデータ指示フィールド及びサービス区間変化フィールドを含み、
    前記ペンディングデータ指示フィールドは、前記ペンディングダウンリンクデータが存在するかどうかを指示する情報を含み、
    前記サービス区間変化フィールドは、前記第2のサービス区間の変化された長さに対する情報を含み、
    前記ナルデータフレームが前記APにより送信された場合、前記プロセッサは、前記モードをアクティブモード(active mode)からスリープモード(sleep mode)に切り替えるように具現され、
    前記スリープモードの維持時間は、前記第2のサービス区間の前記変化された長さに基づいて決定されることを特徴とする請求項6に記載のSTA。
  9. 前記プロセッサは、最大再送信実行区間を考慮して前記ペンディングダウンリンクフレームをモニタリングするように具現され、
    前記最大再送信実行区間は、前記ペンディングダウンリンクフレームに対する再送信が実行される最大時間区間であり、
    前記最大再送信実行区間は、前記APの最大再送信回数を考慮して決定されることを特徴とする請求項6に記載のSTA。
  10. 前記最大再送信実行区間まで前記APにより前記ペンディングダウンリンクフレームが送信されない場合、前記プロセッサは、第3のサービス区間上で第2のトリガフレームを前記APに送信するように具現され、
    前記第2のトリガフレームは、前記第3のサービス区間上で前記APによる前記ペンディングダウンリンクフレームの送信をトリガすることを特徴とする請求項9に記載のSTA。
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