JP2017507607A - マルチratデバイスにおける改善されたスループット - Google Patents

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Abstract

いくつかの無線アクセス技術(RAT)に従って動作することができるデバイスのための測定スケジューリングを最適化するための方法、システム、およびデバイスが説明される。デュアルSIM、デュアルスタンバイ(DSDS)機能を備えたデバイスを含むモバイルデバイスは、本明細書に記載の技術によれば、デバイスへのスループットを改善するために測定を行うためにスケジューリングされ得る、マルチRATモデムを備え得る。1つのRATのためにスケジューリングされた測定値は、別のRATのためのデータ通信がスケジューリングされている間の時間期間を避けるために再スケジューリングされ得る。いくつかの例では、1つのRATのための測定は、そのRATのためのスケジューリングされた通信との重複を避けるためにスケジューリングされる。

Description

相互参照
本特許出願は、2015年3月2日に出願された、Bodduruらによる、「Improved Throughput in Multi-RAT Devices」と題する米国特許出願第14/635,610号、および2014年3月5日に出願された、Bodduruらによる、「Method to Improve LTE Throughput in DSDS LTE RAT+XRAT Capable Devices」と題する米国仮特許出願第61/948,123号の優先権を主張し、それらの各々は本出願の譲受人に譲渡される。
本開示は、たとえば、ワイヤレス通信システムに関し、より詳細には、無線アクセス技術(RAT)間およびRAT内測定スケジューリングを最適化することによって、ロングタームエボリューション(LTE)時分割多重(TDD)帯域におけるスループットを改善するための技法に関する。
ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、放送、などの様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(たとえば、時間、周波数、および電力)を共有することによって複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムであり得る。そのような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。
一般に、ワイヤレス多元接続通信システムは、各々が複数のモバイルデバイスのための通信を同時にサポートする、いくつかの基地局を含み得る。基地局は、ダウンストリームリンクおよびアップストリームリンク上でモバイルデバイスと通信し得る。各基地局は、セルのカバレージエリアと呼ばれ得るカバレージ範囲を有する。
モバイルデバイスは、複数の基地局から信号を同時に、またはほぼ同時に受信し得る。場合によっては、モバイルデバイスは、異なる時間に異なる無線アクセス技術(RAT)の基地局と通信することができるモデムを備え得る単一の無線周波数(RF)チェーンを備え得る。しかしながら、場合によっては、RAT間の通信をサポートしようとすることは、たとえばデバイスがデータの受信と測定の実行とを同時に行おうとする場合、データスループットを減らし得る。したがって、RAT間および/またはRAT内スケジューリングにおける潜在的な競合を認識して、そのような競合を避けるために特定の動作を再スケジューリングすることが望ましい場合がある。
上述の特徴は、一般に、無線アクセス技術(RAT)間およびRAT内測定スケジューリングを最適化するための1つまたは複数のシステム、方法、および装置に関する。デュアルSIM、デュアルスタンバイ(DSDS)機能を備えたデバイスを含むモバイルデバイスは、本明細書に記載の技法によれば、デバイスへのスループットを改善するためにスケジューリングされ得る、マルチRATモデムを備え得る。たとえば、1つのRATのためにスケジューリングされた測定は、通信(たとえば、ダウンリンクデータ送信)がスケジューリングされている間の時間期間を避けるために再スケジューリングされ得る。
いくつかの実施形態では、第1のRATと第2のRATとを利用する通信のために構成されたデバイスとのワイヤレス通信の方法は、第1のRATの時分割複信(TDD)構成に少なくとも部分的に基づいて、第1のRATのためのダウンリンク(DL)タイムスロット内のDL送信および第2のRATのためのスケジューリングされた測定が少なくとも部分的に時間的に重複すると決定するステップと、第1のRATのためのDLタイムスロット内のDL送信との重複を避けるために、第2のRATのためのスケジューリングされた測定を再スケジューリングするステップと、再スケジューリングするステップに基づいて、第2のRATのためのスケジューリングされた測定を実行するステップとを含む。
いくつかの実施形態では、第1のRATと第2のRATとを利用するためのワイヤレス通信のための装置は、第1のRATのTDD構成に少なくとも部分的に基づいて、第1のRATのためのDLタイムスロット内のDL送信および第2のRATのためのスケジューリングされた測定が少なくとも部分的に時間的に重複すると決定するための手段と、第1のRATのためのDLタイムスロット内のDL送信との重複を避けるために、第2のRATのためのスケジューリングされた測定を再スケジューリングするための手段と、再スケジューリングするステップに基づいて、第2のRATのためのスケジューリングされた測定を実行するための手段とを含む。
いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信のための装置は、第1のRATと第2のRATとを利用する通信のために構成されたプロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリに記憶された命令とを含む。本命令は、第1のRATのTDD構成に少なくとも部分的に基づいて、第1のRATのためのDLタイムスロット内のDL送信および第2のRATのためのスケジューリングされた測定が少なくとも部分的に時間的に重複すると決定して、第1のRATのためのDLタイムスロット内のDL送信との重複を避けるために、第2のRATのための測定を再スケジューリングして、再スケジューリングするステップに基づいて、第2のRATのためのスケジューリングされた測定を実行するために、プロセッサによって実行可能であり得る。
いくつかの実施形態では、第1のRATと第2のRATとを利用する通信のために構成されたデバイスとのワイヤレス通信のためのコンピュータプログラム製品は、第1のRATのTDD構成に少なくとも部分的に基づいて、第1のRATのためのDLタイムスロット内のDL送信および第2のRATのためのスケジューリングされた測定が少なくとも部分的に時間的に重複すると決定して、第1のRATのためのDLタイムスロット内のDL送信との重複を避けるために、第2のRATのための測定を再スケジューリングして、再スケジューリングするステップに基づいて、第2のRATのためのスケジューリングされた測定を実行するために、プロセッサによって実行可能な命令を記憶する非一時的コンピュータ可読媒体を含む。
本方法、装置、および/またはコンピュータプログラム製品の様々な実施形態は、第1のRATのTDD構成を識別するための特徴、手段、および/またはプロセッサ実行可能命令をさらに含み得る。
本方法、装置、および/またはコンピュータプログラム製品の様々な実施形態では、スケジューリングされた測定は、RAT間測定であり得る。他の例では、スケジューリングされた測定は、第2のRATのためのアウトオブサービス(OOS)検索であり得る。追加的または代替的に、再スケジューリングするステップは、第1のRATのアップリンク(UL)タイムスロット中に、第2のRATのためのスケジューリングされた測定を再スケジューリングするステップを含み得る。
本方法、装置、および/またはコンピュータプログラム製品の様々な実施形態は、第1のRATのためのDLタイムスロット内のDL送信との重複を避けるために、第1のRATのための測定をスケジューリングするための特徴、手段、および/またはプロセッサ実行可能命令をさらに含み得る。
本方法、装置、および/またはコンピュータプログラム製品の様々な実施形態は、複数のアンテナを含み得る、かつ/または利用し得る。たとえば、デバイスは複数のアンテナを含み得、DL送信は複数のアンテナを利用するように構成され得、再スケジューリングするステップは、複数のアンテナのうちの少なくとも1つが利用可能である場合、時間期間にわたってスケジューリングされた測定を再スケジューリングするステップを含み得る。いくつかの例では、スケジューリングするステップは、複数のアンテナのうちの少なくとも1つが利用可能である場合、時間期間にわたって第1のRATの測定をスケジューリングするステップを含み得る。
本方法、装置、および/またはコンピュータプログラム製品の様々な実施形態は、DSDSデバイスであり得、それを含み得、かつ/または利用し得、DSDSモードでデバイスを動作するための特徴、手段、および/またはプロセッサ実行可能命令をさらに含み得る。
記載された方法および装置の適用可能性のさらなる範囲は、以下の発明を実施するための形態、特許請求の範囲、および図面から明らかになるであろう。説明の趣旨および範囲内の様々な変更および修正が当業者に明らかとなるので、発明を実施するための形態および具体的な例は、例示として与えられるものにすぎない。
本発明の性質および利点のさらなる理解は、以下の図面を参照することによって実現され得る。添付の図面において、同様の構成要素または特徴は、同じ参照ラベルを有し得る。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、同様の構成要素を区別するダッシュおよび第2のラベルによって参照ラベルに従うことによって区別され得る。第1の参照ラベルのみが本明細書で使用される場合、説明は、第2の参照ラベルにかかわりなく、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれにも適用可能である。
様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムのブロック図である。 様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムのブロック図である。 様々な実施形態に従って採用され得る、時分割複信(TDD)キャリアのフレーム構造を示すブロック図である。 様々な実施形態による、ワイヤレス通信システム内の測定スケジューリング最適化を示すコールフロー図である。 様々な実施形態による、測定スケジューリング最適化のために構成された例示的なデバイスのブロック図である。 様々な実施形態による、測定スケジューリング最適化のために構成された例示的なデバイスのブロック図である。 様々な実施形態による、測定スケジューリング最適化のために構成された例示的なデバイスのブロック図である。 様々な実施形態による、測定スケジューリング最適化のために構成された例示的なデバイスのブロック図である。 様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムにおける測定スケジューリング最適化のための方法のフローチャートである。 様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムにおける測定スケジューリング最適化のための方法のフローチャートである。
デュアルSIM、デュアルスタンバイ(DSDS)機能を備えたデバイスを含む特定のモバイルデバイスは、デバイスへのスループットを改善するために測定をアクティブにスケジューリングし得るマルチ無線アクセス技術(RAT)モデムを備え得る。場合によっては、DSDSデバイスのために、1つのRATのための測定が、別のRATのスケジューリングされた通信と重複する時間期間中にスケジューリングされる。たとえば、デバイスは、ロングタームエボリューション(LTE)およびグローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM(登録商標))で動作するように構成され得る。デバイスは、デバイスがGSM(登録商標)ネットワークに対してスタンバイモードである間、LTEデータコールに従事され得る。GSM(登録商標)ネットワークのセル測定は、LTEデータコール中にスケジューリングされ得る。そのような場合、デバイスは、GSM(登録商標)ネットワークのための測定を行うためにLTEネットワークから離れて一時的に調整し得る。他の場合では、LTEコールがアクティブである間、デバイスはLTEネットワーク上の測定を試み得る。
これらのスケジューリング競合は、たとえば、スケジューリングされた測定がデバイスのアンテナのうちの1つの使用を必要とし得るので、ダウンリンク(DL)送信(たとえば、LTEコール)の減少したスループットをもたらし得る。すなわち、受信ダイバーシティのために複数のアンテナを利用しているデバイスでは、測定を実行するためにアンテナのうちの1つを「盗むこと(stealing)」は、デバイスにおいて、受信ダイバーシティを減少し得、したがってスループットを減少し得る。いくつかの実施形態では、少なくとも1つのデバイスアンテナが、使用可能である(たとえば、DL送信のためにスケジューリングされていない)場合、測定スケジューリング競合は、時間期間中にスケジューリングされた測定を再スケジューリングすることによって対処され得る。たとえば、1つのRATのための測定が、別のRAT上のDL送信などの通信と重複する時間期間中にスケジューリングされている場合、測定は再スケジューリングされ得る。追加的または代替的に、単一のRATのためのDL送信などの測定および通信が時間的に重複するようにスケジューリングされている場合、測定は再スケジューリングされ得る。他の例では、1つのRATのためのアウトオブサービス(OOS)周波数スキャンが、DL送信などのスケジューリングされた通信と重複する時間期間中にスケジューリングされている場合、別のRAT上で、OOS周波数スキャンは再スケジューリングされ得る。
本明細書の記載の技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMA、および他のシステムなどの様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば互換的に使用される。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS-2000、IS-95、およびIS-856の標準規格を含む。IS-2000リリース0およびAは、通常、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれる。IS-856(TIA-856)は、通常、CDMA2000 1xEV-DO、高速パケットデータ(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))と、CDMAの他の変形形態とを含む。TDMAシステムは、GSM(登録商標)などの無線技術を実装し得る。OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、進化型UTRA(E-UTRA)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションシステム(UMTS)の一部である。LTEおよびLTE-Advanced(LTE-A)は、E-UTRAを使用するUMTSの新しいリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-AおよびGSM(登録商標)は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する組織からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する組織からの文書に記載されている。
本明細書の記載の技法は、上述のシステムおよび無線技術、ならびに他のシステムおよび無線技術のために使用され得る。しかしながら、以下の説明は例示の目的のためにLTEシステムについて記載し、本技術はLTEアプリケーションを超えて適用可能であるが、以下の説明の多くにおいてLTE用語が使用される。
したがって、以下の説明は例を提供するものであり、特許請求の範囲に記載の範囲、適用性、または構成を限定するものではない。本開示の趣旨および範囲から逸脱することなしに、議論した要素の機能および配置に変更が行われ得る。様々な実施形態は、様々な手順または構成要素を、適宜に省略、置換、または追加することができる。たとえば、記載される方法は、記載される順序とは異なる順序で実行され得、様々なステップが追加、省略、または組み合わせられ得る。また、いくつかの実施形態に関して説明する特徴は、他の実施形態において組み合わせられ得る。
まず図1を参照すると、ブロック図は、ワイヤレス通信システム100の一例を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局(または、セル)105、ユーザ機器(UE)115、およびコアネットワーク130を含む。基地局105は、様々な実施形態ではコアネットワーク130または基地局105の一部であり得る、基地局コントローラ(図示せず)の制御下でUE115と通信し得る。基地局105は、バックホールリンク132を介して、コアネットワーク130と制御情報および/またはユーザデータを通信し得る。バックホールリンク132は、ワイヤードバックホールリンク(たとえば、銅、ファイバ等)、および/またはワイヤレスバックホールリンク(たとえば、マイクロ波等)でよい。いくつかの実施形態では、基地局105は、ワイヤードまたはワイヤレス通信リンクであり得るバックホールリンク134を介して、直接的または間接的に相互に通信し得る。ワイヤレス通信システム100は、複数のキャリア(異なる周波数の波形信号)上の動作をサポートし得る。マルチキャリア送信機は、複数のキャリア上で同時に変調信号を送信し得る。たとえば、各通信リンク125は、上述の様々な無線技術に従って変調されたマルチキャリア信号であり得る。各変調信号は、異なるキャリア上で送信され得、また制御情報(たとえば、参照信号、制御チャネル等)、オーバーヘッド情報、データ等を搬送し得る。
基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してデバイス115とワイヤレス通信し得る。基地局105サイトの各々は、それぞれのカバレージエリア110に通信カバレージを提供し得る。いくつかの実施形態では、基地局105は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、基本サービスセット(BSS)、拡張サービスセット(ESS)、ノードB、eノードB(eNB)、ホームノードB、ホームeノードB、または何らかの他の適切な用語と呼ばれ得る。基地局のためのカバレージエリア110は、カバレージエリアの一部分のみを構成するセクタ(図示せず)に分割され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(たとえば、マクロ基地局、マイクロ基地局、および/またはピコ基地局)、および上述の様々なRAT(たとえばCDMA、GSM(登録商標)、LTE等)を含む異なるRATを含み得る。UE115が、単一の場所から異なるRATの基地局105によってサービスされ得るように、異なる技術のための重複カバレージエリアがあり得る。
UE115は、ワイヤレス通信システム100全体にわたって分散され、各デバイスは固定でもよくモバイルでもよい。UE115はまた、当業者によって、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザエージェント、ユーザ機器、モバイルクライアント、クライアント、または他の何らかの適切な用語と呼ばれ得る。UE115は、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレスUE、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、ワイヤレスローカルループ(WLL)局等であり得る。UEは、マクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、中継基地局等と通信することが可能であり得る。追加的または代替的に、UE115は、複数のRATを介して同時に通信する、または複数のRATのための測定を行うことができる、DSDSデバイスであり得る。いくつかの実施形態において、UE115は、あるRATのためのスケジューリングされた通信および別のRATのためのスケジューリングされた測定が時間的に重複すると決定するように構成され得、またUE115は、スケジューリングされた通信との重複を避けるために、測定を再スケジューリングするように構成され得る。他の実施形態では、コアネットワーク130は、スケジューリングされた通信との時間的な重複を避けるために、測定を再スケジューリングし得る。
ワイヤレス通信システム100内に示される送信リンク125は、モバイルデバイス115から基地局105へのアップリンク(UL)送信、および/または基地局105からモバイルデバイス115へのダウンリンク(DL)送信を含み得る。DL送信はフォワードリンク送信とも呼ばれ得、UL送信はリバースリンク送信とも呼ばれ得る。送信リンク125はまた、RAT、およびモバイルデバイス115が現在通信していない基地局105を検索するためにUE115によって行われるOOS周波数スキャンを含む測定を示し得る。
いくつかの実施形態では、ワイヤレス通信システム100は、LTE/LTE-Aネットワークである。LTE/LTE-Aネットワークでは、進化型ノードB(eNB)およびユーザ機器(UE)という用語は、一般に、それぞれ基地局105およびUE115を説明するために使用され得る。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプのeNBが様々な地理的領域のためのカバレージを提供するヘテロジニアスLTE/LTE-Aネットワークであり得る。たとえば、各基地局105は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル、および/または他のタイプのセルのための通信カバレージを提供し得る。マクロセルは、概して、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーして、ネットワークプロバイダとのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。ピコセルは、概して、比較的小さい地理的エリアをカバーするはずであり、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。また、フェムトセルは、概して、比較的小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーするはずであり、無制限アクセスに加えて、フェムトセルとの関連を有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG:closed subscriber group)中のUE、自宅内のユーザのためのUEなど)による制限付きアクセスをも提供し得る。マクロセル用のeNBはマクロeNBと呼ばれ得る。ピコセル用のeNBはピコeNBと呼ばれ得る。また、フェムトセル用のeNBはフェムトeNBまたはホームeNBと呼ばれ得る。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セルをサポートし得る。
LTE/LTE-Aネットワークアーキテクチャによるワイヤレス通信システム100は、進化型パケットシステム(EPS)と呼ばれ得る。ワイヤレス通信システム100は、1つまたは複数のUE115、進化型UMTS地上無線アクセスネットワーク(E-UTRAN)、進化型パケットコア(EPC)(たとえば、コアネットワーク130)、ホーム加入者サーバ(HSS)、およびオペレータのIPサービスを含み得る。ワイヤレス通信システム100は、他のRATを使用して他のアクセスネットワークと相互に通信し得る。たとえば、ワイヤレス通信システム100は、1つまたは複数のサービング汎用パケット無線サービス(GPRS)サポートノード(SGSN)を介して、UTRANベースのネットワークおよび/またはCDMAベースのネットワークと相互接続し得る。UE115のモビリティおよび/またはロードバランシングをサポートするために、ワイヤレス通信システム100は、ソース基地局105とターゲット基地局105との間のUE115のハンドオーバをサポートし得る。ワイヤレス通信システム100は、同じRAT(たとえば、他のE-UTRANネットワーク)の基地局105間のRAT内ハンドオーバと、異なるRAT(たとえば、E-UTRANからCDMA等)の基地局間のRAT間ハンドオーバとをサポートし得る。ワイヤレス通信システム100はパケット交換サービスを提供し得るが、当業者が容易に理解することになるように、本開示全体にわたって提示される様々な概念は、回線交換サービスを提供するネットワークに拡張され得る。
E-UTRANは基地局105を含み得、UE115に対してユーザプレーンおよび制御プレーンプロトコル終端を提供し得る。基地局105は、バックホールリンク134(たとえば、X2インターフェース等)を介して、他の基地局105に接続され得る。基地局105は、UE115に、コアネットワーク130へのアクセスポイントを提供し得る。基地局105は、バックホールリンク132(たとえば、S1インターフェース等)によって、コアネットワーク130に接続され得る。コアネットワーク130内の論理ノードは、1つまたは複数のモビリティ管理エンティティ(MME)、1つまたは複数のサービングゲートウェイ、および1つまたは複数のパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(図示せず)を含み得る。一般に、MMEはベアラと接続管理とを提供し得る。すべてのユーザIPパケットは、それ自体がPDNゲートウェイに接続され得るサービングゲートウェイを通じて転送され得る。PDNゲートウェイは、UEに、インターネットプロトコル(IP)アドレス割当て、ならびに他の機能を提供し得る。PDNゲートウェイは、IPネットワークおよび/またはオペレータのIPサービスに接続され得る。これらの論理ノードは別個の物理ノードに実装されてもよく、1つまたは複数が単一の物理ノードに結合されてもよい。IPネットワーク/オペレータのIPサービスは、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、および/またはパケット交換(PS)ストリーミングサービス(PSS)を含み得る。
UE115は、たとえば多重入出力(MIMO)、協調マルチポイント(CoMP)、または他の方式を通じて、複数の基地局105と協同的に通信するように構成され得る。MIMO技法は、複数のデータストリームを送信するためにマルチパス環境を利用するために、基地局上の複数のアンテナおよび/またはUE上の複数のアンテナを使用する。CoMPは、UEのための全体的な送信品質を改善するために、ならびにネットワークおよびスペクトル利用を増加するために、いくつかのeNBによる送受信の動的な調整のための技法を含む。一般に、CoMP技法は、UE115のための制御プレーンの通信とユーザプレーンの通信とを調整するために、基地局105間の通信のためのバックホールリンク132および/または134を利用する。
様々な開示された実施形態のいくつかを収容することができる通信ネットワークは、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースネットワークである可能性がある。ユーザプレーンでは、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤにおける通信は、IPベースである可能性がある。無線リンク制御(RLC)レイヤは、論理チャネルを介して通信するためにパケットセグメンテーションと再構成とを実行することができる。媒体アクセス制御(MAC)レイヤは、優先処理と、論理チャネルのトランスポートチャネルへの多重化とを実行し得る。MACレイヤはまた、信頼性の高いデータ伝送を保証するために、MACレイヤでの再送を提供するために、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)技法を使用し得る。制御プレーンでは、無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤは、ユーザプレーンデータに使用されるUEとネットワークとの間のRRC接続の確立、構成、およびメンテナンスを提供し得る。物理レイヤでは、トランスポートチャネルは、物理チャネルにマッピングされ得る。
図2は、様々な実施形態による、ワイヤレス通信システム200のブロック図を示す。ワイヤレス通信システム200は、図1のワイヤレス通信システム100の態様の一例であり得、たとえば、UE115-aはUE115の一例であり得、基地局105-a、105-bは図1の基地局105の一例であり得る。UE115-aは、基地局105のカバレージエリア110内のDSDSデバイスであり得る。いくつかの例では、UE115-aは、通信リンク125-aを介して、1つのRAT(たとえば、LTE)を利用し得る基地局105-aとの通信に従事され得る。UE115-aは、同時にスタンバイモードであり得、別のRAT(たとえば、GSM(登録商標)、UMTS等)を利用し得る基地局105-bからの信号の測定を行う(たとえば、通信リンク125-bを介して)ことを意図し得る。UE115-aは、LTE通信リンク125-aを介してスケジューリングされた通信およびGSM(登録商標)通信リンク125-bのためのスケジューリングされた測定が、少なくとも部分的に時間的に重複し得ると決定し得る。したがって、UE115-aは、LTE通信リンク125-aを介してスケジューリングされた通信との重複を避けるために、GSM(登録商標)通信リンク125-bのための測定を再スケジューリングし得る。
場合によっては、UE115-aは、UE115-aがスケジューリングの競合を決定するために利用し得る、時分割複信(TDD)構成を識別し得る。UE115-aは、たとえば、基地局105-aに関連付けられるLTE TDD構成を識別し得る。図3は、様々な実施形態に従ってワイヤレス通信システム100および/または200において採用され得る、LTE TDDキャリアのフレーム構造300を示す。時間間隔は、基本時間単位Ts=1/30720000の倍数で表され得る。各フレーム構造は、無線フレーム長Tf=307200・Ts=10msを有し得、2つのハーフフレーム、すなわち、それぞれ長さ153600・Ts=5msのスロットを含み得る。各ハーフフレームは、長さ30720・Ts=1msの5つのサブフレームを含み得る。
TDDフレーム構造のために、各サブフレーム310は、ULトラフィックまたはDLトラフィックを搬送し得、DL送信からUL送信の間で切り替えるためにまた特別なサブフレーム(「S」)315が使用され得る。無線フレーム内のULサブフレームおよびDLサブフレームの割当ては、対称でもまたは非対称でもよく、半静的にまたは動的に再構成され得る。Sサブフレーム315は、いくつかのDLトラフィックおよび/またはULトラフィックを搬送し得、DLトラフィックとULトラフィックとの間にガード期間(GP)を含み得る。ULトラフィックからDLトラフィックへの切替えは、Sサブフレーム、またはULサブフレームとDLサブフレームとの間のガード期間を使用せずに、UEでタイミングアドバイスを設定することによって達成され得る。フレーム周期(たとえば、10ms)またはフレーム周期の半分(たとえば、5ms)と等しいスイッチポイント周期を有するTDD構成がサポートされ得る。たとえば、TDDフレームは1つまたは複数のSサブフレームを含み得、Sサブフレーム間の期間はフレームのためのTDD DL-to-ULスイッチポイント周期を決定し得る。
いくつかの例では、サブフレーム#0 310はDLタイムスロットであり得、1つのRATからのスケジューリングされたDL送信を含み得る。UE115-aはいくつかのアンテナを備え得、そのすべてはサブフレーム#0 310においてDL送信(たとえば、受信ダイバーシティ方式で)のためにスケジューリングされ得る。UE115-aはまた、別のRATの測定を定期的に実行するように構成され得る。たとえば、測定は第2のRATのページング周期(たとえば、470msごと)と一致するようにスケジューリングされ得る。場合によっては、測定(たとえば、スケジューリングされた測定)を行うための期間は、DL送信がスケジューリングされている時間(たとえば、DLタイムスロット、サブフレーム#0)と重複する。測定のために、DL送信のためにスケジューリングされたアンテナのうちの1つを「盗むこと(stealing)」を避けるために、別のRATの測定は別のサブフレームのために再スケジューリングされ得る。たとえば、いくつかのTDD構成では、サブフレーム#2から#4 320はUL送信のためにスケジューリングされ得、UE115-aのすべてのアンテナを利用し得ない。したがって、UE115-aは、サブフレーム#2から#4 320の1つまたは複数の間に発生するように測定を再スケジューリングし得、そのような測定のために少なくとも1つのアンテナが利用可能である。場合によっては、第2のRATのすべての測定が、第1のRATのULタイムスロット320(たとえば、サブフレーム#2から#4)の間に再スケジューリングされ、ダイバーシティチェーンが利用可能である。場合によっては、UE 115-aは、基地局105-aに関連付けられる第1のRATからのDL送信は、サブフレーム#0 310の間にスケジューリングされると決定し得、UE 115-aは、スケジューリングされた通信、たとえばDL送信との重複を避けるために、サブフレーム#2から#4 320の1つまたは複数などの別のサブフレームの間にそのRATの測定をスケジューリングし得る。いくつかの実施形態では、測定は、代替で、Sサブフレームのために再スケジューリングされ得る。
LTE/LTE-Aのために、Table 1(表1)に示されるように、40%と90%の間のDLサブフレームを提供する7つの異なるTDD DL/UL構成が定義される。
Figure 2017507607
LTEセルによって使用される特定のTDD構成は、そのセルのブロードキャスト制御チャネル(BCCH)上のシステム情報ブロック(SIB)1内のブロードキャストである。したがって、いくつかの実施形態では、UE115-aは、UE115-aが通信している基地局105から受信されたSIB1を復号することによってTDD構成を識別し得る。
次に図4を参照すると、様々な実施形態による、ワイヤレス通信システム内の測定スケジューリング最適化を示すコールフロー図400が示されている。モバイルデバイス115-bおよび基地局105-c、105-dは、図1および図2のUEおよび基地局の一例であり得る。いくつかの実施形態では、モバイルデバイス115-bは、DSDSモードで動作しているDSDSデバイスである。モバイルデバイス115-bは、基地局105-cに関連付けられる第1のRATのTDD構成を識別し得る。第1のRATはLTEであり得、識別されたTDD構成は、基地局105-cによってブロードキャストされたSIB1を復号することによって識別された上述のLTE TDD構成のうちの1つであり得る。
モバイルデバイス115-bは、基地局105-cに関連付けられる第1のRATのためのスケジューリングされたDL送信405を認識し得、モバイルデバイス115-bはまた、基地局105-dに関連付けられる第2のRATのためのスケジューリングされた測定410を認識し得る。識別されたTDD構成に部分的に基づいて、たとえば、モバイルデバイス115-bは、ブロック415で、スケジューリングされたDL送信405およびスケジューリングされた測定410が時間的に重複すると決定し得る。例として、モバイルデバイス115-bは、TDDフレームのサブフレーム#0の間にデータを受信するために、基地局105-cによってスケジューリングされ得る。モバイルデバイス115-bはまた、基地局105-dのためにRAT上で定期的な測定を実行するようにスケジューリングされ得、定期的な測定のインスタンスはサブフレーム#0と一致し得る。したがって、モバイルデバイス115-bはスケジューリングされた測定410が、スケジューリングされたDL送信405と重複する時間の間にスケジューリングされると決定し得る。
場合によっては、スケジューリングされた測定は、RAT間測定である。測定は、信号位相、信号強度、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号受信品質(RSRP)等の測定を含み得る。他の実施形態では、スケジューリングされた測定は、モバイルデバイス115-bが現在通信していないネットワークのスキャンを含むOOS周波数スキャンである。
モバイルデバイス115-bは、ブロック420で、第2のRAT(基地局105-dに関連付けられる)の測定を再スケジューリングし得る。たとえば、モバイルデバイス115-bは、ULタイムスロットのための測定を再スケジューリングし得る。次いで、モバイルデバイス115-bは、スケジューリングされた時間にDL送信425を受信し得、モバイルデバイス115-bは、再スケジューリングされた時間に第2のRAT(基地局105-dに関連付けられる)の測定430を行うために進み得る。追加的または代替的に、モバイルデバイス115-bは、第1のRATのためのDL送信と重複しないスケジューリングされた時間に第1のRAT(基地局105-cに関連付けられる)の測定435を行い得る。いくつかの実施形態では、コアネットワーク130(図1)は、そのRATのための通信との時間的な重複を避けるためにRAT内測定をスケジューリングし得る。したがって、モバイルデバイス115-bは、コアネットワーク130によって指示されるように、RAT内スケジューリングを実装し得る。
次に、図5は、様々な実施形態による、スケジューリング最適化のために構成されたデバイス115-dのブロック図500を示す。デバイス115-dは、図1、図2、および/または図4を参照して説明したUEおよび/またはデバイス115の一例であり得、それは同じまたは類似の機能を実行するように構成され得る。デバイス115-dは、受信機モジュール505、コントローラモジュール510、および/または送信機モジュール515を含み得、それぞれが相互に通信し得る。いくつかの実施形態では、デバイス115-dの1つまたは複数の態様はプロセッサである。
デバイス115-dは、1つまたは複数のRATを利用して通信するように構成され得る。コントローラモジュール510は、1つまたは複数のRATのためのTDD構成を識別するように構成され得る。コントローラモジュール510はまた、たとえば1つのRATの識別されたTDDに基づいて、そのRATのためのスケジューリングされた通信および別のRATのためのスケジューリングされた測定が、少なくとも部分的に時間的に重複すると決定するように構成され得る。たとえば、コントローラモジュール510は、1つのRATのためのTDD構成のDLタイムスロット、および別のRATのための定期的な測定のインスタンスが一致すると認識するように構成され得る。したがって、コントローラモジュール510は、DLタイムスロット内のDL送信などのスケジューリングされた通信と重複することを避けるために、測定を再スケジューリングするように構成され得る。いくつかの実施形態では、コントローラモジュール510は、識別されたTDDのULタイムスロットの間に測定を再スケジューリングするように構成される。たとえば、コントローラモジュール510は、DLタイムスロット内の第1のRAT(たとえば、LTE)のためのDL送信が、第1のRATのULタイムスロットの間の第2のRAT(たとえば、GSM(登録商標))のための測定と時間的に重複すると決定するように構成され得る。この例では、コントローラモジュール510は、第1のRATのULタイムスロットの間の第2のRATのための測定を再スケジューリングするように構成され得る。いくつかの実施形態では、コントローラモジュール510は、再スケジューリングするステップに基づいて測定を実行するように構成され得る。
受信機モジュール505は、スケジュールに従ってDL送信を受信するように構成され得る。さらに、受信機モジュール505は、コントローラモジュール510が測定を行うのを可能にするために、信号(たとえば、基準信号、パイロット信号等)を受信するように構成され得る。送信機モジュール515は、UL制御およびデータ通信を、たとえば基地局105に送信するように構成され得る。
次に図6を参照すると、様々な実施形態による、測定スケジューリング最適化のために構成されたデバイス115-eのブロック図600が示されている。デバイス115-eは、図1、図2、図4および/または図5を参照して説明したUEおよび/またはデバイス115の一例であり得、それは同じまたは類似の機能を実行するように構成され得る。デバイス115-eは、受信機モジュール505-a、コントローラモジュール510-a、および/または送信機モジュール515-aを含み得、それぞれが相互に通信し得、図5の対応するモジュールの機能を実行するように構成され得る。デバイス115-eの様々な態様は、プロセッサで実装され得る。
コントローラモジュール510-aは、重複決定モジュール605、測定スケジューリングモジュール610、および/またはTDD構成識別(ID)モジュール615を含み得る。重複決定モジュール605は、1つのRATのためのスケジューリングされた通信および別のRATのためのスケジューリングされた測定が少なくとも部分的に時間的に重複すると決定するように構成され得る。そのような決定は、部分的に、RATのうちの1つのTDD構成に基づき得る。たとえば、重複決定モジュール605は、1つのRATのための定期的な測定のインスタンスが、別のRATのためのDLタイムスロットと一致するようにスケジューリングされると決定するように構成され得る。いくつかの実施形態では、重複決定モジュール605は、第1のRATのためのDL送信、および第2のRATのための測定が、TDD構成のDLタイムスロットの間に発生するようにスケジューリングされると認識するように構成され得る。測定スケジューリングモジュール610は、スケジューリングされた通信およびスケジューリングされた測定における重複の決定に基づいて、重複を避けるために測定を再スケジューリングするように構成され得る。たとえば、測定スケジューリングモジュールは、TDD構成のULタイムスロットと一致するように測定を再スケジューリングするように構成され得る。いくつかの実施形態では、測定スケジューリングモジュール610は、再スケジューリングするステップに基づいて測定を実行するように構成され得る。
いくつかの実施形態では、TDD構成IDモジュール615は、1つまたは複数のRATのためのTDD構成を識別するように構成され得る。TDD構成IDモジュール615は、スケジューリングされた通信およびスケジューリングされた測定が時間的に重複するかどうかを決定するために重複決定モジュール605が利用し得るLTE TDD構成を識別するように構成され得る。
図5のデバイス115-d、および/または図6のデバイス115-eの構成要素は、個別にまたは集合的に、ハードウェア内の適用可能な機能のうちのいくつかまたはすべてを実行するように適合された1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)で実装され得る。代替で、機能は、1つまたは複数の集積回路上で、1つまたは複数の他の処理ユニット(または、コア)によって実行され得る。他の実施形態では、当技術分野で知られている任意の方法でプログラムされ得る他のタイプの集積回路(たとえば、ストラクチャード/プラットフォームASIC、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、および他のセミカスタムIC)が使用され得る。各ユニットの機能はまた、全体的または部分的に、1つまたは複数の汎用プロセッサまたは特定用途向けプロセッサによって実行されるようにフォーマットされた、メモリ内で具体化された命令を用いて実装され得る。
次に、図7には、様々な実施形態による、スケジューリング最適化のために構成されたモバイルデバイス115-fのブロック図700が示されている。モバイルデバイス115-fは、パーソナルコンピュータ(たとえば、ラップトップコンピュータ、ネットブックコンピュータ、タブレットコンピュータ等)、セルラー電話、PDA、スマートフォン、デジタルビデオレコーダ(DVR)、インターネット家電、ゲーム機、電子書籍リーダなどの様々な構成のいずれかを有し得る。いくつかの実施形態では、モバイルデバイス115-fは、DSDS動作のために構成されたDSDSデバイス(たとえば、電話)である。モバイルデバイス115-fは、モバイル動作を容易にするために、小さいバッテリなどの内部電源(図示せず)を有し得る。いくつかの実施形態では、モバイルデバイス115-fは、図1、図2、図4、図5、および/または図6のデバイスおよびUE115の一例であり得る。
モバイルデバイス115-fは、一般に、通信を送信するための構成要素と通信を受信するための構成要素とを含む、双方向ボイスおよびデータ通信のための構成要素を含み得る。モバイルデバイス115-fは、アンテナ705-aから705-n、トランシーバモジュール710、プロセッサモジュール770、およびメモリ780(ソフトウェア(SW)785を含む)を含み得、それぞれが、直接的または間接的に(たとえば、1つまたは複数のバス790を介して)相互に通信し得る。トランシーバモジュール710は、上述のように、アンテナ705および/または1つもしくは複数のワイヤードもしくはワイヤレスリンクを介して、1つまたは複数のRATと双方向に通信するように構成され得る。たとえば、本明細書に記載されるように、トランシーバモジュール710は、基地局105と双方向に通信するように構成され得る。トランシーバモジュール710は、パケットを変調して、変調されたパケットを送信のためにアンテナ705に提供して、かつアンテナ705から受信されたパケットを復調するように構成されたモデムを含み得る。モバイルデバイス115-fは単一のアンテナ705-aを含み得るが、モバイルデバイス115-fは複数のワイヤレス送信を同時に送信および/または受信することができる複数のアンテナ705を有し得る。トランシーバモジュール710は、複数のSIMカード(たとえば、デュアルSIMデバイス)を利用するように構成され得る。トランシーバモジュール710は、複数のSIMカードのためのアクティブな加入を維持するようにさらに構成され得る。トランシーバモジュール710は、共通RFチェーンを介して所与の瞬間にいずれかの加入が利用され得るように、デュアルスタンバイモードで動作し得る。
メモリ780は、ランダムアクセスメモリ(RAM)と読出し専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリ780は、実行されると、プロセッサモジュール770に、本明細書に記載の様々な機能(たとえば、アンテナ705が使用可能である時間期間に測定を再スケジューリングすることを決定すること等)を実行させるように構成された命令を含む、コンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア/ファームウェアコード785を記憶し得る。代替的に、ソフトウェア/ファームウェアコード785は、プロセッサモジュール770によって直接的に実行可能でないことがあるが、(たとえば、コンパイルされ実行されたとき)本明細書に記載の機能をコンピュータに実行させるように構成され得る。
プロセッサモジュール770は、インテリジェントハードウェアデバイス、たとえば中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、ASIC等を含み得る。モバイルデバイス115-fは、マイクロフォンを介して音声を受信して、音声を受信された音声を表すパケット(たとえば、20msの長さ、30msの長さ等)に変換して、音声パケットをトランシーバモジュール710に提供して、ユーザが話しているかどうかの表示を提供するように構成された音声エンコーダ(図示せず)を含み得る。
図7のアーキテクチャによれば、モバイルデバイス115-fは、図6の重複決定モジュール605、測定スケジューリングモジュール610、およびTDD構成IDモジュール615と実質的に同一であり得る、重複決定モジュール605-a、測定スケジューリングモジュール610-a、および/またはTDD構成IDモジュール615-aをさらに含み得る。
場合によっては、重複決定モジュール605-aは、スケジューリングされたLTE送信(たとえば、DLタイムスロット)はモバイルデバイス115-fのすべてのアンテナ705を使用するようにスケジューリングされており、スケジューリングされたLTE送信およびGSM(登録商標)ネットワークのスケジューリングされた測定が時間的に重複すると決定するように構成され得る。場合によっては、スケジューリングされた測定はRAT間測定であり、他の場合では、スケジューリングされた測定は第2のRATのためのOOS検索である。測定スケジューリングモジュール610-aは、そのような決定に基づいて、アンテナ705のうちの1つが使用可能である時間期間にGSM(登録商標)測定を再スケジューリングするように構成され得る。
いくつかの実施形態では、重複決定モジュール605-aは、RAT(たとえば、LTE)のためのスケジューリングされた通信およびそのRATのためのスケジューリングされた測定が、共通の時間期間の間に発生するようにスケジューリングされる(たとえば、時間的に重複するようにスケジューリングされる)と決定するように構成され得る。したがって、測定スケジューリングモジュール610-aは、たとえば、アンテナ705のうちの1つが利用可能である場合、時間期間中にスケジューリングされた通信との重複を避けるために、RATの測定をスケジューリングする、または再スケジューリングして、再スケジューリングするステップに基づいてRATの測定を実行するように構成され得る。
例として、重複決定モジュール605-a、測定スケジューリングモジュール610-a、および/またはTDD構成IDモジュール615-aは、バス790を介してモバイルデバイス115-fの他の構成要素のうちのいくつかまたはすべてと通信しているモバイルデバイス115-fの構成要素であり得る。代替で、これらのモジュールの機能は、トランシーバモジュール710の構成要素として、コンピュータプログラム製品として、および/またはプロセッサモジュール770の1つまたは複数のコントローラ要素として実装され得る。
図8は、様々な実施形態による、測定スケジューリング最適化のために構成された例示的なデバイス710-aのブロック図800を示す。デバイス710-aは、図7を参照して説明したトランシーバモジュール710の一例であり得る。いくつかの実施形態では、デバイス710-aはDSDSモデムである。デバイス710-aは、RAMおよび/またはROMを含むメモリ805を含み得る。メモリ805は、実行されると、デバイス710-a内のプロセッサ(図示せず)および/またはプロセッサモジュール770(図7)に、本明細書に記載の様々な機能を実行させるように構成された命令を含む、コンピュータ可読、コンピュータ実行可能ソフトウェア(SW)810、815およびファームウェア(FW)820を記憶し得る。代替で、ソフトウェア/ファームウェアコードは、直接実行可能ではない場合があるが、(たとえば、コンパイルおよび実行されると)コンピュータに本明細書に記載の機能を実行させるように構成され得る。
メモリ805は、異なるRATに従ってデバイス710-aを動作するように構成されたソフトウェアであり得るRAT1 SW810およびRAT2 SW815を含み得る。いくつかの実施形態では、RAT1はLTEであり、RAT2はGSM(登録商標)またはUMTSである。メモリ805は、RAT2 FW825で構成され得るRAT1 FW820をさらに含み得る。RAT2 FW825は、RAT2のための測定を制御するように構成されたファームウェアの複製、たとえば「軽量」バージョンであり得る。図示されるように、RAT2 FW825はRAT1 FW820の一態様であり得、RAT1 FW820の一部として実行され得る。
上述のように、いくつかの実施形態では、デバイス710-aがその一部であり得るモバイルデバイス115は、TDD構成のULタイムスロットと一致するように測定を再スケジューリングするように構成される。したがって、RAT1のULタイムスロットは、RAT2のための測定で「満たされる(filled)」必要があり得る。これを達成するために、RAT1 SW810およびRAT2 SW815は相互にインターフェースする必要があり得る。RAT1 SW810およびRAT2 SW815は、論理フレームレベルで、それぞれRAT1およびRAT2のためのスケジューリングおよびタイミング機能を制御するように構成され得る。RAT1 SW810とRAT2 SW815との間でインターフェースすることは、RAT1とRAT2との間の共有スケジューリングを可能にし得る。
RAT1 TDD構成に従ってRAT2のための測定を便宜上行うために、RAT2 FW825をRAT1 FW820に組み込むことが有益であり得る。たとえば、当業者は、複数のスタンドアロンのファームウェアの実装形態は、モバイルデバイスの時間のかかる操作をもたらし得ることを認識するであろう。したがって、RAT2 FW825をRAT1 FW820の一態様として実装することは、RAT1 FW820がRAT1のTDD構成に従ってRAT2のための測定を制御することを可能にすることによって、時間節約のメリットを提供し得る。
次に、図9を参照すると、様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムにおけるスケジューリング最適化のための方法900のフローチャートが示されている。方法900は、先行する図面の1つまたは複数のモバイルデバイス115によって実装され得る。ブロック905で、本方法は、第1のRATのTDD構成に少なくとも部分的に基づいて、第1のRATのためのスケジューリングされた通信および第2のRATのためのスケジューリングされた測定が、少なくとも部分的に時間的に重複すると決定するステップを含み得る。第1のRATのためのスケジューリングされた通信は、DLタイムスロット内のDL送信を含み得、第2のRATのためのスケジューリングされた測定は、第2のRATのためのRAT間測定またはOOS検索を含み得る。ブロック905の動作は、図5および図6のコントローラモジュール510、ならびに/または図6および図7の重複決定モジュール605、ならびに/または図7および図8のトランシーバモジュール710によって実行され得る。
ブロック910で、本方法は、第1のRATのためのDLタイムスロット内のDL送信との重複を避けるために、第2のRATのための測定を再スケジューリングするステップを含み得る。再スケジューリングするステップは、第1のRATのULタイムスロットの間の測定を再スケジューリングするステップを含み得る。いくつかの実施形態では、モバイルデバイス115は、複数のアンテナ(たとえば、マルチアンテナデバイス)を含み得、DLタイムスロット内のDL送信を含む第1のRATのためのスケジューリングされた送信は、複数のアンテナを利用するステップを含み得る。そのような実施形態では、第2のRATのための測定を再スケジューリングするステップは、少なくとも1つのアンテナが利用可能である場合、時間期間にわたって測定を再スケジューリングするステップを含み得る。ブロック910の動作は、図5および図6のコントローラモジュール510、ならびに/または図6および図7の測定スケジューリングモジュール610、ならびに/または図7および図8のトランシーバモジュール710によって実行され得る。
ブロック915で、本方法は、第1のRATのためのスケジューリングされた通信との重複を避けるために、第1のRATのための測定をスケジューリングするステップをさらに含み得る。いくつかの実施形態では、このスケジューリングするステップは、マルチアンテナデバイスの少なくとも1つのアンテナが利用可能である場合、時間期間にわたって測定をスケジューリングするステップを含み得る。ブロック915の動作は、図5および図6のコントローラモジュール510、ならびに/または図6および図7の測定スケジューリングモジュール610、ならびに/または図7および図8のトランシーバモジュール710によって実行され得る。
ブロック920で、本方法は、再スケジューリングするステップに基づいて、第2のRATのためのスケジューリングされた測定を実行するステップをさらに含み得る。たとえば、第1のRAT(たとえば、LTE)のDLタイムスロットの間に実行するようにスケジューリングされた第2のRAT(たとえば、GSM(登録商標))のための測定は、第1のRATのためのDLタイムスロット内のDL送信と重複することなしに、第1のRATのULタイムスロットの間に実行され得る。
次に、図10は、様々な実施形態による、ワイヤレス通信システムにおけるスケジューリング最適化のための方法1000のフローチャートである。方法1000は、方法900の一例であり得る。方法1000は、先行する図面の1つまたは複数のモバイルデバイス115によって実装され得る。いくつかの実施形態では、方法1000は、DSDSで構成されたデバイスで実装され得る。したがって、ブロック1005で、本方法はモバイルデバイスをDSDSモードで動作するステップを含み得る。
ブロック1010で、本方法は、第1のRATのためのTDD構成を識別するステップを含み得る。ブロック1010の動作は、図5および図6のコントローラモジュール510、ならびに/または図6および図7のTDD構成IDモジュール615、ならびに/または図7および図8のトランシーバモジュール710によって実装され得る。
ブロック1015で、本方法は、第1のRATのためのスケジューリングされた通信および第2のRATのためのスケジューリングされた測定が重複するかどうかを決定するステップを含み得る。第1のRATのためのスケジューリングされた通信は、DLタイムスロット内のDL送信を含み得、第2のRATのためのスケジューリングされた測定は、第2のRATのためのRAT間測定またはOOS検索を含み得る。ブロック1015の動作は、図5および図6のコントローラモジュール510、ならびに/または図6および図7の重複決定モジュール605、ならびに/または図7および図8のトランシーバモジュール710によって実装され得る。ブロック1015で、決定が「ノー」である場合、本方法は、ブロック1020で、スケジューリングされた測定を進めるステップを含み得る。たとえば、デバイスは、あらかじめ定められた周期に従って、第2のRATのための定期的な測定を進めることができる。しかしながら、ブロック1015での決定が「イエス」である場合、本方法は、ブロック1025で、第1のRATのためのスケジューリングされた通信との重複を避けるために、第2のRATのための測定を再スケジューリングするステップを含み得る。たとえば、第1のRATのDLタイムスロット内のDL送信と一致するようにスケジューリングされた測定は、デバイスが利用可能なアンテナを有し得る間の時間期間である、第1のRATのULタイムスロットに再スケジューリングされ得る。ブロック1020および1025の動作は、図5および図6のコントローラモジュール510、ならびに/または図6および図7の測定スケジューリングモジュール610、ならびに/または図7および図8のトランシーバモジュール710によって実装され得る。
添付の図面に関連して上述した発明を実施するための形態は、例示的な実施形態を説明するものであり、実装され得る、または特許請求の範囲内にある唯一の実施形態を表すものではない。発明を実施するための形態は、記載された技法の理解を提供する目的のための具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細を伴わずに実践され得る。いくつかの例において、よく知られている構造およびデバイスは、説明した実施形態の概念を不明瞭にすることを避けるために、ブロック図形式で示されている。
情報および信号は、様々な異なる技術および技法のいずれかを用いて表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光学場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
本明細書の開示に関連して説明される様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、ASIC、FPGAもしくは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートもしくはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、または本明細書に記載の機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せで実装または実行され得る。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ、たとえば、DSPおよびマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連係する1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または他の任意のそのような構成として実装され得る。
本明細書に記載の機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアにおいて実装された場合、機能は、1つまたは複数の命令またはコードとしてコンピュータ可読媒体上に記憶されてもよく、またはそれを介して送信されてもよい。他の例および実施態様は、本開示および添付の特許請求の範囲の範囲および趣旨内にある。たとえば、ソフトウェアの性質のため、上述の機能は、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハード配線、またはそれらのいずれかの組合せを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、機能の一部が異なる物理的ロケーションで実装されるように分散された状態を含む、様々な位置に物理的に位置していてもよい。また、特許請求の範囲を含めて本明細書で使用されるように、「のうちの少なくとも1つ(at least one of)」で始まる項目のリストにおいて使用される「または(or)」は、たとえば「A、B、またはCのうちの少なくとも1つ」のリストが、A、またはB、またはC、またはAB、またはAC、またはBC、またはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような離接的なリスト(disjunctive list)を示す。
コンピュータ可読媒体は、コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、コンパクトディスクROM(CD-ROM)もしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気記憶デバイス、または所望のプログラムコード手段を命令またはデータ構造の形で搬送または記憶するために使用され得る、かつ汎用もしくは専用コンピュータ、または汎用もしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備え得る。また、任意の接続は適切にコンピュータ可読媒体と呼ばれる。たとえば、ソフトウェアがウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用して送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピーディスクおよびブルーレイディスクディスクを含み、ディスク(disk)は通常データを磁気的に再生し、ディスク(disc)はレーザを用いて光学的にデータを再生する。上記の組合せもコンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
本開示の前の説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするために提供される。本開示に対する様々な修正は当業者には容易に明らかになり、本明細書で定義された一般的な原理は、本開示の趣旨または範囲から逸脱することなしに他のバリエーションに適用され得る。本開示全体にわたって、「例」または「例示的」という用語は、一例または一事例を示すものであり、言及された例についてのいかなる優先をも暗示することはなく、または要求することもない。したがって、本開示は、本明細書に記載の例および設計に限定されるものではなく、本明細書に開示された原理および新規な特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。
100 ワイヤレス通信システム
105 基地局
105 ソース基地局
105 ターゲット基地局
105-a 基地局
105-b 基地局
105-c 基地局
105-d 基地局
110 カバレージエリア
115 ユーザ機器(UE)
115 デバイス
115 モバイルデバイス
115-a UE
115-b モバイルデバイス
115-d デバイス
115-e デバイス
115-f モバイルデバイス
125 通信リンク
125 送信リンク
125-a 通信リンク
125-a LTE通信リンク
125-b 通信リンク
125-b GSM(登録商標)通信リンク
130 コアネットワーク
132 バックホールリンク
134 バックホールリンク
200 ワイヤレス通信システム
300 フレーム構造
310 サブフレーム
310 サブフレーム#0
315 特別なサブフレーム
315 Sサブフレーム
320 サブフレーム#2から#4
320 ULタイムスロット
400 コールフロー図
405 DL送信
410 スケジューリングされた測定
425 DL送信
430 測定
435 測定
500 ブロック図
505 受信機モジュール
505-a 受信機モジュール
510 コントローラモジュール
510-a コントローラモジュール
515 送信機モジュール
515-a 送信機モジュール
605 重複決定モジュール
605-a 重複決定モジュール
610 測定スケジューリングモジュール
610-a 測定スケジューリングモジュール
615 TDD構成識別(ID)モジュール
615-a TDD構成IDモジュール
705-aから705-n アンテナ
705 アンテナ
710 トランシーバモジュール
710-a デバイス
770 プロセッサモジュール
780 メモリ
785 ソフトウェア(SW)
785 ソフトウェア/ファームウェアコード
790 バス
800 ブロック図
805 メモリ
810 コンピュータ実行可能ソフトウェア(SW)
810 RAT1 SW
815 コンピュータ実行可能ソフトウェア(SW)
815 RAT2 SW
820 ファームウェア
820 RAT1 FW
825 RAT2 FW
900 方法
1000 方法

Claims (30)

  1. 第1の無線アクセス技術(RAT)と第2のRATとを利用する通信のために構成されたデバイスとのワイヤレス通信の方法であって、
    前記第1のRATの時分割複信(TDD)構成に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のRATのためのダウンリンク(DL)タイムスロット内のDL送信および前記第2のRATのためのスケジューリングされた測定が少なくとも部分的に時間的に重複すると決定するステップと、
    前記第1のRATのための前記DLタイムスロット内の前記DL送信との重複を避けるために、前記第2のRATのための前記スケジューリングされた測定を再スケジューリングするステップと、
    前記再スケジューリングするステップに基づいて、前記第2のRATのための前記スケジューリングされた測定を実行するステップと
    を備える、方法。
  2. 前記第1のRATの前記TDD構成を識別するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 再スケジューリングする前記ステップが、前記第1のRATのアップリンク(UL)タイムスロット中に、前記第2のRATのための前記スケジューリングされた測定を再スケジューリングするステップを備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記デバイスが、複数のアンテナを備え、
    前記DLタイムスロット内の前記DL送信が、前記複数のアンテナを利用するように構成され、
    再スケジューリングする前記ステップが、前記複数のアンテナのうちの少なくとも1つが利用可能である場合、時間期間にわたって前記第2のRATのための前記スケジューリングされた測定を再スケジューリングするステップを備える、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1のRATのための前記DLタイムスロット内の前記DL送信との重複を避けるために、前記第1のRATのための測定をスケジューリングするステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  6. 前記デバイスが複数のアンテナを備え、
    前記DLタイムスロット内の前記DL送信が、前記複数のアンテナを利用するように構成され、
    スケジューリングする前記ステップが、前記複数のアンテナのうちの少なくとも1つが利用可能である場合、時間期間にわたって前記第1のRATのための前記測定をスケジューリングするステップを備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記スケジューリングされた測定がRAT間測定を備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記スケジューリングされた測定が、前記第2のRATのためのアウトオブサービス(OOS)検索を備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記デバイスが、デュアルSIM、デュアルスタンバイ(DSDS)デバイスを備え、前記方法が、前記デバイスをDSDSモードで動作するステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  10. 第1の無線アクセス技術(RAT)と第2のRATとを利用するためのワイヤレス通信のための装置であって、
    前記第1のRATの時分割複信(TDD)構成に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のRATのためのダウンリンク(DL)タイムスロット内のDL送信および前記第2のRATのためのスケジューリングされた測定が少なくとも部分的に時間的に重複すると決定するための手段と、
    前記第1のRATのための前記DLタイムスロット内の前記DL送信との重複を避けるために、前記第2のRATのための前記スケジューリングされた測定を再スケジューリングするための手段と、
    前記再スケジューリングするステップに基づいて、前記第2のRATのための前記スケジューリングされた測定を実行するための手段と
    を備える、装置。
  11. 前記第1のRATの前記TDD構成を識別するための手段をさらに備える、請求項10に記載の装置。
  12. 再スケジューリングする前記ステップが、前記第1のRATのアップリンク(UL)タイムスロット中に、前記第2のRATのための前記スケジューリングされた測定を再スケジューリングするステップを備える、請求項10に記載の装置。
  13. 複数のアンテナをさらに備え、
    前記DLタイムスロット内の前記DL送信が、前記複数のアンテナを利用するように構成され、
    再スケジューリングするステップが、前記複数のアンテナのうちの少なくとも1つが利用可能である場合、時間期間にわたって前記第2のRATのための前記スケジューリングされた測定を再スケジューリングするステップを備える、請求項10に記載の装置。
  14. 前記第1のRATのための前記DLタイムスロット内の前記DL送信との重複を避けるために、前記第1のRATのための測定をスケジューリングするための手段をさらに備える、請求項10に記載の装置。
  15. 複数のアンテナをさらに備え、
    前記DLタイムスロット内の前記DL送信が、前記複数のアンテナを利用するように構成され、
    スケジューリングする前記ステップが、前記複数のアンテナのうちの少なくとも1つが利用可能である場合、時間期間にわたって前記第1のRATのために前記測定をスケジューリングするステップを備える、請求項14に記載の装置。
  16. 前記スケジューリングされた測定がRAT間測定を備える、請求項10に記載の装置。
  17. 前記スケジューリングされた測定が、前記第2のRATのためのアウトオブサービス(OOS)検索を備える、請求項10に記載の装置。
  18. 前記装置が、デュアルSIM、デュアルスタンバイ(DSDS)デバイスを備え、
    前記装置が前記装置をDSDSモードで動作するための手段をさらに備える、請求項10に記載の装置。
  19. ワイヤレス通信のための装置であって、
    第1の無線アクセス技術(RAT)と第2のRATとを利用する通信のために構成されたプロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信するメモリと、
    前記メモリに記憶された命令とを備え、前記命令が、
    前記第1のRATの時分割複信(TDD)構成に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のRATのためのダウンリンク(DL)タイムスロット内のDL送信および前記第2のRATのためのスケジューリングされた測定が少なくとも部分的に時間的に重複すると決定して、
    前記第1のRATのための前記DLタイムスロット内の前記DL送信との重複を避けるために、前記第2のRATのための前記スケジューリングされた測定を再スケジューリングして、
    前記再スケジューリングするステップに基づいて、前記第2のRATのための前記スケジューリングされた測定を実行する
    ために前記プロセッサによって実行可能である、装置。
  20. 前記命令が、
    前記第1のRATの前記TDD構成を識別するために前記プロセッサによって実行可能である、請求項19に記載の装置。
  21. 再スケジューリングする前記ステップが、前記第1のRATのアップリンク(UL)タイムスロット中に、前記第2のRATのための前記スケジューリングされた測定を再スケジューリングするステップを備える、請求項19に記載の装置。
  22. 前記プロセッサと電子通信する複数のアンテナをさらに備え、
    前記DLタイムスロット内の前記DL送信が、前記複数のアンテナを利用するように構成され、
    再スケジューリングする前記ステップが、前記複数のアンテナのうちの少なくとも1つが利用可能である場合、時間期間にわたって前記第2のRATのための前記スケジューリングされた測定を再スケジューリングするステップを備える、請求項19に記載の装置。
  23. 前記命令が、
    前記第1のRATのための前記DLタイムスロット内の前記DL送信との重複を避けるために、前記第1のRATのための測定をスケジューリングするために前記プロセッサによって実行可能である、請求項19に記載の装置。
  24. 命令を記憶したコンピュータ可読記憶媒体であって、前記命令が、
    第1の無線アクセス技術(RAT)の時分割複信(TDD)構成に少なくとも部分的に基づいて、前記第1のRATのためのダウンリンク(DL)タイムスロット内のDL送信および第2のRATのためのスケジューリングされた測定が少なくとも部分的に時間的に重複すると決定して、
    前記第1のRATのための前記DLタイムスロット内の前記DL送信との重複を避けるために、前記第2のRATのための前記スケジューリングされた測定を再スケジューリングして、
    前記再スケジューリングするステップに基づいて、前記第2のRATのための前記スケジューリングされた測定を実行する
    ためにプロセッサによって実行可能である、コンピュータ可読記憶媒体。
  25. 前記命令が、
    前記第1のRATの前記TDD構成を識別するために前記プロセッサによって実行可能である、請求項24に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  26. 再スケジューリングする前記ステップが、前記第1のRATのアップリンク(UL)タイムスロット中に、前記第2のRATのための前記スケジューリングされた測定を再スケジューリングするステップを備える、請求項24に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  27. 前記DLタイムスロット内の前記DL送信が、複数のアンテナを利用するように構成され、
    再スケジューリングする前記ステップが、前記複数のアンテナのうちの少なくとも1つが利用可能である場合、時間期間にわたって前記第2のRATのための前記スケジューリングされた測定を再スケジューリングするステップを備える、請求項24に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  28. 前記命令が、
    前記第1のRATのための前記DLタイムスロット内の前記DL送信との重複を避けるために、前記第1のRATのための測定をスケジューリングするために前記プロセッサによって実行可能である、請求項24に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  29. 前記DLタイムスロット内の前記DL送信が、複数のアンテナを利用するように構成され、
    スケジューリングする前記ステップが、前記複数のアンテナのうちの少なくとも1つが利用可能である場合、時間期間にわたって前記第1のRATのための前記測定をスケジューリングするステップを備える、請求項28に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
  30. 前記スケジューリングされた測定がRAT間測定を備える、請求項24に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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