JP2017504999A - 無線リンク制御構成を用いたカバレッジ拡張のためのmtc−ue及び方法 - Google Patents

無線リンク制御構成を用いたカバレッジ拡張のためのmtc−ue及び方法 Download PDF

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Abstract

拡張ノードB(eNB)及びユーザ機器(UE)が提供され、それらは、UEがカバレッジ拡張モードにあるかどうかを検出し、その場合、eNBとUEとの間の通信において、無線リンク制御(RLC)構成の修正版を用いる。複数の検出機構は、eNBとUEとの間で異なってよく、eNBとUEとの間の直接信号、特定の修正された信号手順によってのみ制御信号を受信する能力、特定の受信された制御信号の低電力、又は特定の制御信号に対する様々な予め定められた期間内の応答の欠如を含み得る。修正されたRLC構成は、受信デバイスによる送信データの受信に関する情報を求めて、受信デバイスがポーリングされることができる前に、標準的なRLC構成より少量のデータが送信デバイスによって送信されることを可能にする。

Description

[優先権の主張]
本願は、米国仮特許出願第61/933,851号(出願日:2014年1月30日)に対する優先権の利益を主張し、その全体は参照によって本明細書に組み込まれるものとする。
複数の実施形態は無線通信に関する。いくつかの実施形態は、LTEネットワークを含むセルラー通信ネットワークに関する。いくつかの実施形態は、拡張カバレッジ通信に関する。いくつかの実施形態は、物理ランダムアクセスチャネル動作に関する。
複数のネットワークを介して複数のサーバ及び他の複数のコンピューティングデバイスと通信する様々な種類のデバイスが増加するにつれて、第3世代ロングタームエボリューション(3GPP−LTE)システムの使用量が増加している。とりわけ、携帯電話などの典型的なユーザ機器(UE)及びマシンタイプデバイス(MTD)は両方とも、3GPP−LTEシステムを現在用いている。MTDからのマシンタイプ通信(MTC)は、そのような通信に含まれるMTC−UEの低エネルギー消費に起因して、特定の課題を提起している。具体的には、MTC−UEは計算能力が低く、通信電力も少なく、多くは1か所に実質的に無期限にとどまるよう構成されている。そのようなMTC−UEの例には、電化製品又は自動販売機の、センサ(例えば、複数の環境状況を検知する)又はマイクロコントローラが含まれる。いくつかの状況において、MTC−UEは、建物内又は地理的に隔離された地域など、カバレッジ対象外かそれに近いエリアに設置され得る。残念ながら、多くの場合、複数のMTC−UEは、最寄りのサービング基地局(拡張ノードB(eNB))と通信するための十分な電力を持たない。複数のMTC−UEは、現在の3GPP規格内の通常の無線リンク制御(RLC)プロトコルを満たすべく、サービング基地局と通信する。RLCプロトコルも、カバレッジが不十分なネットワークエリア、つまり、リンクバジェットが典型的なネットワークの値より数dB低いネットワークエリアに配置された携帯電話などの非固定無線UEに対して同様の問題の原因となり得る。
具体的には、MTC−UEもeNBも、カバレッジ拡張を実現し、さらに数dBのリンクバジェットを取得すべく、送信電力を増加させることができないので、信号は送信デバイス(MTC−UE又はeNB)から長時間にわたり繰り返し送信されて、受信デバイスにおいてエネルギーを蓄積する。スマートフォンなどの典型的なUEにおいて送信を繰り返す際のタイミングの考慮は、典型的なUEの通信速度に起因して概して問題にはならないが、ネットワークを介して情報を周期的に提供するMTC−UEでは問題となる。より具体的には、MTC−UEとMTC−UEにサービスを行うeNBとの間の通信速度は比較的遅く、典型的な周期性(これはMTC−UEではなくサーバによって設定される)は低くないので、通信は、MTC−UEとサービングeNBとの間で停止し得る。
従って、ネットワーク又はUEが、カバレッジエリアの特定のUEに対して代替RLCプロトコルを用いるのが適切かどうかを決定することが望ましく、及び、カバレッジ拡張モードにあるUEがカバレッジ拡張RLCプロトコルを用いることが望ましいであろう。
複数の図において、これらは必ずしも縮尺通りに描かれてはいないが、同じ参照番号は別の複数の図における同様の構成要素を説明し得る。異なる添字が付いた同じ参照番号は、同様の構成要素の別の例を表し得る。複数の図は概して、制限の目的ではなく例示の目的で、本明細書において説明される様々な実施形態を図示する。
いくつかの実施形態による、3GPPネットワークの機能図である。
いくつかの実施形態による、3GPPデバイスのブロック図である。
いくつかの実施形態による、eNBにおける方法のフローチャートを図示する。
いくつかの実施形態による、カバレッジ拡張モードUEにおける方法のフローチャートを図示する。
いくつかの実施形態による、RLC構成情報要素を図示する。 いくつかの実施形態に従った、RLC構成情報要素を図示する。
1つの実施形態による、修正されたRRC接続要求(RRCConnectionRequest)メッセージを図示する。
以下の説明及び複数の図面は、当業者が複数の具体的な実施形態を実施することを可能にすべく、それらを十分に図示する。複数の他の実施形態は、構造的変更、論理的変更、電気的変更、プロセス的変更、及び他の変更を組み込み得る。いくつかの実施形態の複数の部分及び特徴は、複数の他の実施形態の複数の部分及び特徴に含まれ得る、又はそれらに代用され得る。特許請求の範囲に説明される複数の実施形態は、それらの請求項の全ての利用可能な均等物を包含する。
図1は、いくつかの実施形態による、3GPPネットワークの機能図である。ネットワークは、S1インタフェース115を介して共に結合される、無線アクセスネットワーク(RAN)100(例えば、図示されるようにE−UTRAN又は進化型ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク)及びコアネットワーク120(例えば、進化型パケットコア(EPC)として示される)を備え得る。利便性と簡潔さのために、コアネットワーク120及びRAN100の一部のみが示される。
コアネットワーク120は、モビリティ管理エンティティ(MME)122、サービングゲートウェイ(サービングGW)124、及びパケットデータネットワークゲートウェイ(PDN−GW)126を含む。RAN100は、UE102と通信するための複数の進化型ノードB(eNB)104(これは基地局として働き得る)を含む。複数のeNB104は、複数のマクロeNB及び複数の低電力(LP)eNBを含み得る。
MMEは、レガシーサービングGPRSサポートノード(SGSN)の制御プレーンと機能が類似している。MMEは、ゲートウェイ選択及び追跡エリアリスト管理など、アクセスにおける複数のモビリティ状況を管理する。サービングGW124は、RAN100に対するインタフェースを終端し、RAN100とコアネットワーク120との間でトラフィックパケット(データパケット又は音声パケットなど)をルーティングする。 更に、サービングGW124は、eNB間ハンドオーバのローカルなモビリティアンカーポイントであり得て、3GPP間モビリティのアンカーも提供し得る。他の複数の役割は、合法的傍受、課金、何らかのポリシー施行を含み得る。サービングGW124及びMME122は、1つの物理ノード又は別個の複数の物理ノードに実装され得る。PDN−GW126は、パケットデータネットワーク(PDN)に対するSGiインタフェースを終端する。PDN−GW126は、EPC120と外部PDNとの間でトラフィックパケットをルーティングし、ポリシー施行及び課金データ収集の重要なノードになり得る。また、PDN−GW126は、非LTEアクセスを伴ったモビリティのアンカーポイントを提供し得る。外部PDNは、任意の種類のIPネットワーク及びIPマルチメディアサブシステム(IMS)ドメインになり得る。PDN−GW126及びサービングGW124は、1つの物理ノード又は分離した複数の物理ノードに実装され得る。
複数のeNB104(マクロ及びマイクロ)は、エアインタフェースプロトコルを終端し、UE102の最初の接点になり得る。いくつかの実施形態において、eNB104はRAN100に対して、限定されないが、無線ベアラー管理などのRNC(無線ネットワークコントローラ機能)、アップリンク及びダウンリンクの動的無線リソース管理及びトラフィックパケットスケジューリング、及びモビリティ管理を含む様々な論理的機能を実行し得る。複数の実施形態に従って、複数のUE102は、OFDMA通信方式に基づき、マルチキャリア通信チャネルを介してeNB104とOFDM通信信号を通信するよう構成され得る。OFDM信号は、複数の直交サブキャリアを含み得る。非直交多元接続(NOMA)、符号分割多元接続(CDMA)、及び直交周波数分割多元接続(OFDMA)など、他の複数の技術も用いられ得る。
S1インタフェース115は、RAN100とEPC120とを分離するインタフェースである。S1インタフェース115は2つの部分、つまり、S1−UとS1−MMEとに分割され、S1−Uは複数のeNB104とサービングGW124との間でトラフィックパケットを伝達し、S1−MMEは複数のeNB104とMME122との間の信号インタフェースである。
セルラーネットワークでは、屋外の信号があまり届かない屋内エリアにカバレッジを拡張すべく、又は鉄道の駅などの電話使用量が非常に集中するエリアにネットワーク容量を追加すべく、複数のLPセルが概して用いられる。本明細書では、低電力(LP)eNBという用語は、フェムトセル、ピコセル、又はマイクロセルなど、より狭い範囲のセル(マクロセルより狭い)を実装するのに適した、任意の比較的低電力のeNBを指す。フェムトセルeNBは概して、モバイルネットワーク運営会社によって、その住宅向け顧客又は企業向け用顧客に提供される。フェムトセルは概して、住宅向けゲートウェイのサイズ又はそれより小さく、一般にユーザのブロードバンドラインに接続する。フェムトセルは一旦プラグ接続されると、モバイル運営会社のモバイルネットワークに接続し、概して30〜50メートルの範囲の追加カバレッジを住宅向けフェムトセルに提供する。従って、LP−eNBは、PDN−GW126を介して結合されるので、フェムトセルeNBであるかもしれない。同様に、ピコセルは建物内(事務所、ショッピングモール、鉄道の駅など)又はごく最近では飛行機内などの小規模のエリアを概してカバーする無線通信システムである。ピコセルeNBは概して、X2リンクを介して、基地局コントローラ(BSC)機能によってマクロeNBなどの別のeNBに接続し得る。従って、LP−eNBは、X2インタフェースを介してマクロeNBに結合されるので、ピコセルeNBとともに実装され得る。複数のピコセルeNB又は他の複数のLP−eNBは、マクロeNBの一部又は全ての機能を組み込み得る。いくつかの場合において、これは、アクセスポイント基地局又は企業向けフェムトセルと呼ばれ得る。
いくつかの実施形態において、ダウンリンクリソースグリッドがeNB104からUE102へのダウンリンク送信に用いられ得て、UE102からeNB104へのアップリンク送信は同様の手法を利用し得る。グリッドは、リソースグリッド又は時間周波数リソースグリッドと呼ばれる時間周波数グリッドであり得て、これは各スロットにおけるダウンリンクの物理リソースである。そのような時間周波数プレーン表現は、OFDMシステムでは一般的なやり方であり、これにより、無線リソース割り当てが直観的になる。リソースグリッドの各列と各行は、1つのOFDMシンボル及び1つのOFDMサブキャリアにそれぞれ対応する。時間ドメインにおけるリソースグリッドの持続時間は、無線フレームの中の1つのスロットに対応する。リソースグリッドの最小の時間周波数単位は、リソース要素として示される。各リソースグリッドは、特定の複数の物理チャネルの複数のリソース要素へのマッピングを説明する多数のリソースブロックを有する。各リソースブロックは、複数のリソース要素の集合を含み、周波数ドメインにおいて、この集合は現在割り当て可能な複数のリソースの最小量を表す。そのようなリソースブロックを用いて伝送される、いくつかの異なる物理ダウンリンクチャネルがある。
上述されたように、送信電力は、カバレッジ拡張エリア内のUE又はサービング拡張ノードB(eNB)によって増加させることができないので、受信側において信号電力を増加させるべく、同一パケットデータが繰り返し送信される。しかしながら、UEと基地局との間の通信速度低下に起因して、1つの実施形態において、標準的なRLC構成(つまり、RLCプロトコル)はカバレッジ拡張モードにあるUEに対してカバレッジ拡張RLC構成に変更され、最寄りのサービング基地局へのリンクバジェットがネットワークの典型的なリンクバジェット値より悪い場所に置かれ、送信電力を増加させることなく付加的なリンクバジェットが取得される。センサ又はM2M−UEなどのMTCを用いる据え置き型無線UE(これは無期限に1か所にとどまる)であり得るUEは、カバレッジ拡張RLC構成を実装するかどうかを決定し、実装する場合には、eNBと通信すべくカバレッジ拡張RLC構成を用いる。1つの実施形態において、カバレッジ拡張RLC構成は、カバレッジ拡張モードにあるUEにのみ利用可能で、且つカバレッジ拡張モードにあるUEが送信の確認応答をeNBに要求できるまでの時間を非カバレッジ拡張RLC構成と比較して減少させる、RLCカウンタ及びタイマの値を含む。
様々な実施形態において、UEはカバレッジ拡張RLC構成をeNBによるブロードキャストから受信する、又は自動実装用にカバレッジ拡張RLC構成をメモリに格納する。これにより、いくつかの実施形態において、送受信器がブロードキャストを受信することなく、UEはカバレッジ拡張RLC構成を実装するかどうかを決定する。代わりに、又は更に、eNBは、UEがカバレッジ拡張RLC構成を用いて通信することを、例えば、RRC接続リリースをUEから受信するとすぐにメモリに格納する。いくつかの実施形態において、eNBからサービスを受けている任意のUEがカバレッジ拡張RLC構成を用いるつもりがあるかどうかに関係なく、eNBはブロードキャストを送信する。複数の他の実施形態において、eNBはカバレッジ拡張モードにあるUEからのカバレッジ拡張RLC構成の要求に基づいてブロードキャストを送信する。いくつかの実施形態において、UEは、eNBとのRRC接続を確立すべく、カバレッジ拡張RLC構成を用いて無線リソース制御(RRC)接続要求(RRCConnectionRequest)をeNBに送信する。いくつかの実施形態において、カバレッジ拡張RLC構成はシステム情報ブロック(SIB)の情報要素(IE)に含まれ、カバレッジ拡張RLC構成は、UEのRLC送信ウィンドウがeNBからフィードバックを取得する前に数分間停止又は待機するのを防ぐのに十分な「PollPDU」及び「PollByte」の値を提供する。従って、様々な実施形態におけるカバレッジ拡張RLC構成は、ネットワーク及びカバレッジ拡張UEが、カバレッジ拡張UEはカバレッジ拡張の必要があることを検出した後に、eNBによってブロードキャストされ、eNB及びカバレッジ拡張UEによって適用される、又はRLC構成がハンドシェーキングを介して提供されることなく、RRC接続確立中にeNB及びカバレッジ拡張UEによって自動的に用いられる。これは現在のRRC接続確立の手順と異なる。現在の手順では、標準的なRLC構成が最初に用いられ、後で必要に応じてハンドシェーキングによって調整され得るが、本明細書で示される複数の問題を避けられない。
図2は、いくつかの実施形態による、3GPPデバイスの機能図である。例えば、デバイスはUE又はeNBであり得る。いくつかの実施形態において、eNBは据え置き型の非モバイルデバイスであってよい。3GPPデバイス200は、1又は複数のアンテナ201を用いて信号を送信及び受信するための物理層回路202を含み得る。3GPPデバイス200は、無線媒体へのアクセスを制御するための媒体アクセス制御層(MAC)回路204も含み得る。3GPPデバイス200は、本明細書で説明される複数の動作を実行するよう配置された処理回路206及びメモリ208も含み得る。
いくつかの実施形態において、本明細書で説明される複数のモバイルデバイス又は複数の他のデバイスは、携帯情報端末(PDA)、無線通信能力を持つラップトップ又は携帯用コンピュータ、ウェブタブレット、無線電話、スマートフォン、無線ヘッドセット、ページャ、インスタントメッセージングデバイス、デジタルカメラ、アクセスポイント、テレビ、医療機器(例えば、心拍モニタ、血圧モニタなど)、又は情報を無線で受信及び/又は送信し得る他のデバイスなどの携帯用無線通信デバイスの一部であってよい。いくつかの実施形態において、モバイルデバイス又は他のデバイスは、3GPP規格に基づいて動作するよう構成されたUE102又はeNB104であり得る。いくつかの実施形態において、モバイルデバイス又は他のデバイスは、IEEE802.11又は他のIEEE規格を含む他のプロトコル又は規格に従って動作するよう構成され得る。いくつかの実施形態において、モバイルデバイス又は他のデバイスは、キーボード、ディスプレイ、不揮発性メモリポート、多重アンテナ、グラフィックスプロセッサ、アプリケーションプロセッサ、スピーカ、及び他のモバイルデバイス要素のうち1又は複数を含み得る。ディスプレイは、タッチ画面を含むLCD画面であってよい。
アンテナ201は、例えば、ダイポールアンテナ、モノポールアンテナ、パッチアンテナ、ループアンテナ、マイクロストリップアンテナ、又はRF信号の送信に適した他の複数の種類のアンテナを含む1又は複数の指向性又は全方向性アンテナを有する。いくつかの多重入力多重出力(MIMO)の実施形態において、アンテナ201は空間ダイバーシティ及び生じ得る異なるチャネル特性をうまく利用すべく効果的に分離され得る。
3GPPデバイス200はいくつかの別個の機能要素を有するように図示されるが、複数の機能要素のうち1又は複数は組み合わせられ得て、デジタル信号プロセッサ(DSP)を含む処理要素などの複数のソフトウェア構成要素、及び/又は他の複数のハードウェア要素の複数の組み合わせによって実装され得る。例えば、いくつかの要素は、1又は複数のマイクロプロセッサ、DSP、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)、無線周波数集積回路(RFIC)、及び、少なくとも本明細書で説明される複数の機能を実行するための様々なハードウェア及びロジック回路の複数の組み合わせを含み得る。いくつかの実施形態において、複数の機能要素は、1又は複数の処理要素上で動作する1又は複数プロセスを指し得る。
複数の実施形態は、ハードウェア、ファームウェア、及びソフトウェアのうちの1つに、又はそれらの組み合わせに実装され得る。複数の実施形態は、コンピュータ可読記憶デバイスに格納された複数の命令としても実装され得て、その複数の命令は、本明細書で説明される複数の動作を実行すべく、少なくとも1つのプロセッサによって読み出されて実行され得る。コンピュータ可読記憶デバイスは、機械(例えば、コンピュータ)によって可読な形態で情報を格納するための任意の非一時的機構を含み得る。例えば、コンピュータ可読記憶デバイスは、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク記憶媒体、光記憶媒体、フラッシュメモリデバイス、及び他の記憶デバイス及び媒体を含み得る。いくつかの実施形態は1又は複数のプロセッサを含み得て、コンピュータ可読記憶デバイスに格納された複数の命令で構成され得る。
「機械可読媒体」という用語は、1又は複数命令を格納するよう構成された単一の媒体又は複数の媒体(例えば、集中型又は分散型データベース、及び/又は、関連するキャッシュ及びサーバ)を含み得る。「機械可読媒体」という用語は、3GPPデバイス200が実行する複数の命令を格納、符号化、又は伝達することが可能であり、本開示の複数の手法のうち何れか1又は複数を3GPPデバイス200に実行させる、あるいはそのような複数の命令によって用いられる、又はそれらと関連付けられる複数のデータ構造を格納、符号化、又は伝達することが可能な任意の媒体を含み得る。 「送信媒体」という用語は、実行する複数の命令を格納、符号化、又は伝達することが可能である任意の無形の媒体を含むと理解されるべきであり、そのようなソフトウェアの通信を促進するためのデジタル又はアナログ通信信号、又は他の無形の媒体を含む。
上述のように、MTC−UEを含む多くの異なる種類のUEがネットワークを用いて通信し得る。概して、カバレッジ拡張モードでは、著しい量の付加的なリンクバジェット(最大約15dB)がUEとサービングeNBとの間の信頼できる通信を可能にするのに必要とされ得る。このリンクバジェットを取得すべく、UEとeNBとの間で送信される複数のパケットは、(100回より多い)多数の回数繰り返され得る。3GPP−LTEシステムは概して、データ通信中にRLC構成を用い、それを使ってデータ受信の確認応答及び他の制御情報もUEとeNBとの間で提供される。通常、例えば1000ビットの単一のパケットデータ単位(PDU)の送信は約1ミリ秒かかり、確認応答が数ミリ秒以内に提供される。これは送信デバイスからの受信情報の要求に応答するものであり得る。しかしながら、カバレッジ拡張モードにあるMTC−UE又は他のUE(本明細書ではカバレッジ拡張モードUEとも呼ばれる)では、各PDUの送信に著しく長い時間、例えば40バイトのパケットを送信するのに100〜200ミリ秒かかり得る。これが、複数の特定の例において問題の原因となり得て、現在の3GPP−LTE仕様のRLC構成について議論する必要がある。
3GPP−LTE仕様である3GPP−TS36.331は、無線3GPP通信に用いられる媒体アクセス制御(MAC)、無線リンク制御(RLC)、及び無線リソース制御(RRC)などのレイヤ2のプロトコルについての詳細を含む。RLC構成は、送信デバイス(例えば、カバレッジ拡張モードUE又はeNBの一方)によって送信された情報に対する、受信デバイス(例えば、カバレッジ拡張モードUE又はeNBのもう一方)からの要求に関する複数のパラメータを含む。具体的には、RLC構成は「PollByte」及び「PollPDU」というパラメータを含み、それらはカバレッジ拡張が所望される場合に特に問題になり得る。3GPP−TS36.331の現在の実装において最小値が25キロバイトの「PollByte」は、送信デバイスが受信デバイスをポーリングできるようになる前に、送信デバイスによって送信されたバイト数をカウントする。「PollPDU」は、受信されたPDU数の確認応答を要求すべく、送信デバイスが受信デバイスをポーリングし始めることができる前に送信されるRLC−PDUの数を定める。PollPDUは、4PDUより大きい又はそれと等しい任意の値を取り得る。1つの例において、eNBでエネルギーを蓄積するのに100〜200回繰り返される1000ビットの単一のPDUを送信する必要があるMTC−UEは、そのPDUの送信に少なくとも数分かかることになる。センサ及び他のMTC−UEは概して、更新情報をeNBに数分毎に提供し、RLC送信ウィンドウに関する多くの問題をもたらす。具体的には、これにより、MTC−UEがeNBをポーリングしてRLC−PDUの受信に関する情報を取得することができないことにつながる。PDUの送信に問題が生じる場合、RLC送信ウィンドウは結果的に停止する可能性が高い。これにより、MTC−UEはRLC送信ウィンドウを進めることができない、又はRLC送信ウィンドウはeNBをポーリングする前に4PDUの送信を待つ必要がある状態がもたらされ、更新時間を大幅に超える。
ポーリングに起因して確認応答を待つ際の遅延によって引き起こされる上記の複数の問題を減らすべく、RLC構成パラメータの「PollByte」及び「PollPDU」はそれぞれ、拡張カバレッジモードUE用にのみ、4PDUより小さい値に、及び/又は、25キロバイトより著しく小さい値に減少させることを許可される。eNB及びUEの両方が、それらの間の通信は拡張カバレッジモードリンクを用いるべきと一旦認識すると、適切なRLC構成がeNBから提供されるか、別なやり方で拡張カバレッジモードUEによって用いられる。拡張カバレッジモードUE及びeNBによって用いられる拡張モードRLC構成が定めるように、数百ミリ秒かかり得るが、最初のPDUの要求されるPDU数又は要求されるバイト数の送信後に、送信デバイスは、受信デバイスによって受信されたバイト数に関する情報を取得すべく、受信デバイスをポーリングし得る。ポーリングが行われる前に送信される必要があるPDU数及びデータ量の両方におけるこの減少は、送信ウィンドウの停止を回避する。
しかしながら、RLC構成パラメータの「PollByte」及び「PollPDU」は、1つの実施形態において、拡張モードUEに対してのみ調整され得る。このことは、3GPP−TS36.331に定められたこれらのパラメータの通常のデフォルト値を用いるのではなく、送信デバイス及び受信デバイスの両方はカバレッジ拡張モードで通信するための要求を検出し、適切に応答することを意味する。
図3は、いくつかの実施形態による、eNBにおける方法のフローチャートを図示する。段階302において、eNBによってサービスが行われるセルの中の任意のUEがカバレッジ拡張を要求しているかどうかをeNBは決定する。UEから通信を受信する前にこの決定を行うべく、eNBは、カバレッジ拡張モードUEと確立された以前のRRC接続に関連する情報を格納し得る。モバイルであるUEは断続的にカバレッジ拡張モードに入るので、格納された情報は、センサなどのMTC−UEを含むそのようなUEが据え置き型かどうかをeNBが決定できるときに最も有用である。いくつかの実施形態において、格納された情報は、eNBがサービスを行うセルの中に少なくとも1つのカバレッジ拡張モードUEが以前に存在したという情報のみを含み得る。複数の他の実施形態において、格納された情報は、カバレッジ拡張モードUEの識別子(UEのIPアドレスなど)及びカバレッジ拡張モードUEがモバイルUEかどうかを含み得る。モビリティ情報はUEそのものから取得され得る、又は、他のeNB(例えば、現在のeNBへのハンドオフが生じた場合に、UEはモバイルである)又はサーバ(例えば、UEが報告するサーバ、あるいは、ロケーションレジスタ又はビリングサーバなどのネットワークサーバ)などの他のネットワークUEによって提供され得る。これらの状況において、UEのモビリティ情報が既知である場合には、1又は複数のカバレッジ拡張モードUEの存在を認識する際に、以前にカバレッジ拡張モードにあったモバイルUEに関する情報をeNBは無視し得る。代わりに、eNBは特定のモバイルUEに関する情報を保持し得る。1つの実施形態において、特定のモバイルUEが、かなり多くの回数又はかなり高い割合の回数で、カバレッジ拡張モードにあった場合にのみ、eNBは特定のモバイルUEにサービスを行った。複数の他の実施形態において、eNBはカバレッジ拡張モードについての情報を、自ら判断するのではなく、ネットワークサーバに要求し得る。セルの中に複数のカバレッジ拡張モードUEが存在するというeNBによる決定は、それらのUEに対するカバレッジ拡張モードに特有の手順、例えば、カバレッジ拡張モードにあるUEに対する特定のシステム情報ブロック(SIB)、ランダムアクセスリソース割り当て、ページング、スケジューリングをeNBが用いることを可能にする。
少なくとも1つのカバレッジ拡張モードUEが存在することをeNBが決定した場合には、段階304において、eNBは、eNBによってサービスが行われるセルの中の全てのUEにカバレッジ拡張RLC構成をブロードキャストする。段階302において、カバレッジ拡張モードUEが全く存在しないことをeNBが決定した場合には、段階304aにおいて、eNBは、eNBによってサービスが行われるセルの中の全ての通信UEに通常のRLC構成をブロードキャストする。
RLC構成(通常のRLC構成でもカバレッジ拡張RLC構成でも)は、ブロードキャストのSIBの中の情報要素(IE)に含まれる。周知のように、SIBは、UEがeNBと通信するのに必要とする構成情報及びパラメータを含む。具体的には、最小SIB−1及びSIB−2において、任意のeNBとのアクセスを確立するのに用いられる。SIB−2は、具体的には、共通及び共有チャネル構成、ランダムアクセスチャネル関連構成、タイマ、並びにアップリンク電力制御を含む、全てのUEに共通の無線リソース構成情報を含む。1つの実施形態において、カバレッジ拡張RLC構成で用いられるIEは、SIB−2の既存のIEに加えられ得る。別の実施形態において、カバレッジ拡張RLC構成で用いられるIEは、SIB−14の既存のIEに加えられ得る。SIB−14は、LTE時分割多重信号の専用及び共通物理チャネルに適用される電力制御情報を含む。また、RLC構成は、カバレッジ拡張用に定められた新たなSIBに提供され得る。
別の実施形態において、段階302及び304は存在していなくてよい。
段階306において、次にeNBは、eNBからサービスを受けているUEからRRC接続要求を受信する。RRC接続要求は、UEが電話呼び出し又はデータセッションを開始するのに応答して、eNBとのRRC接続の確立を要求する。代わりに、eNBはページングメッセージをUEに送信し、それに応じてUEからRRC接続要求を受信し得る。段階308において、RRC接続要求が受信されたUEに対してカバレッジ拡張モードが適切かどうかをeNBは決定する。
UEがカバレッジ拡張モードにあることをeNBが決定し得るには、いくつかの方法がある。UEがカバレッジ拡張モードにあるかどうかを決定すべく、eNBはこれらの方法のうち1つのみを用いてよく、あるいは、これらの方法の何れか又は全てを組み合わせてもよい。1つの例において、UEをページングすることに応答して、UEがカバレッジ拡張モードにあることをeNBは決定し得る。eNBは、標準的なRRCページング機構を用い得る。この場合、予め定められたページング期間内にページングへの応答が受信されなかった後、又はページング期間内に予め定められたページング試行の失敗回数になった後に、セルの中の特定の据え置き型UEがカバレッジ拡張モードUEであることをeNBは決定し得る。代わりに又は更に、カバレッジ拡張モードUEに特有のページング手順もeNBによって設けられ、特定のUEが特定のページング手順を用いることによってのみ接続されることが可能である場合に、特定のUEがカバレッジ拡張モードにあることをeNBは決定し得る。異なるリンク強度を持つセルの、eNBによって全てがカバーされる複数の領域にモバイルUEは入る、及びそこから出ることが可能なので、モバイルUEに対してカバレッジ拡張モードを決定するのにページングを用いることは信頼できない方法であり得ることに留意されたい。
別の実施形態において、特定のページングプロセス又は特定のページングリソースが用いられるのではなく、特定の物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)リソースが、カバレッジ拡張モードにあるUEによってランダムアクセスのために確保され得る。システムに応じて、PRACHリソースは時間、周波数、又はコードを含む任意のドメインに確保され得る。これにより、特定のカバレッジ拡張モードPRACHリソースを活用するUEはカバレッジ拡張モードUEであることを、eNBは決定し得る。
別の実施形態において、特定のUEがeNBに付属するとき、eNBは複数のランダムアクセスプリアンブルをUEから受信する。各プリアンブルは、各プリアンブルに関連付けられた特定の受信電力を有する。UEからの連続受信プリアンブルの予め定められた数値が、予め定められたプリアンブル電力閾値の数値より低い電力を有する場合に、UEがカバレッジ拡張モードにあることをeNBは決定し得る。プリアンブル電力は、eNBの感度レベルより上になるよう、且つ誤検出レベルと異なるよう設定される。
同様に、通常、eNBはランダムアクセスプリアンブルを受信し、応答して、次にRRC接続要求メッセージをUEから受信する。ランダムアクセスプリアンブルが予め定められたプリアンブル電力に適合する、又は、UEがカバレッジ拡張モードにあるかどうかを決定するのにeNBがランダムアクセスプリアンブルの電力を用いないと仮定すると、RRC接続要求の電力が用いられ得る。この場合、連続数のRRC接続要求の送信時間間隔の電力が、予め定められた接続要求電力閾値より低い場合、eNBはUEからのRRC接続要求を監視し、UEがカバレッジ拡張モードにあることを決定し得る。複数の他の実施形態において、このこと(及び本明細書で説明される複数の他の実施形態)は、最初のRRC接続の間だけでなく、RLC構成が構成される又は再構成される任意の時点、つまり、RRC接続再構成又はRRC接続再確立の間においても発生し得る。
別の実施形態において、特定のページング機構を設けるのでも、ページング試行又は連続電力測定を監視するのでもなく、eNBはUEからの直接信号を信頼して、UEがカバレッジ拡張モードにあることを決定し得る。例えば、カバレッジ拡張モードにあるUEは、64個のランダムアクセスプリアンブルのうちの特定の1つのみ又はそれらのセットを用い、UEがカバレッジ拡張モードにあることを、eNBに自動的に信号で知らせ得る。この場合、ランダムアクセスプリアンブル又は特定のプリアンブルの組み合わせは、カバレッジ拡張モードにないUEによって選択不能であり得る(つまり、カバレッジ拡張モードにないUEがプリアンブルの組み合わせを選択する場合、それは破棄されて複数のプリアンブルの1又は複数が再選択される)。UEは後に、特定のRRC接続要求などの別個の通信においてUEがカバレッジ拡張モードにあることをeNBに確認する。図6は、1つの実施形態による、修正されたRRC接続要求(RRCConnectionRequest)メッセージを図示する。具体的には、RRC接続要求メッセージに対する修正は、図6に太字の下線付きイタリック体で示されている。ASN.1構文に従って、図6のスペア値に取り消し線が付けられている。複数の他の実施形態において、RRC接続要求メッセージは修正され得て、これにより、「IE初期UE識別子(IE Initial−UE−Identity)」は、UEがカバレッジ拡張モードにあるということを示すものをさらに伝達する。あるいは、「IE初期UE識別子」フィールド内のUE識別子(S−TMSI)は、UEがカバレッジ拡張モードにあることを示す値を単に含み得る。
段階308において、RRC接続要求が受信されたUEがカバレッジ拡張モードにあることをeNBが決定する場合に、eNBはカバレッジ拡張RLC構成を段階310において適用する。そうでない場合には、eNBは、UEが典型的なUEであることを決定して、デフォルトのRLC構成を段階312において適用する。段階314において、eNBは、UEとの通信に適切であるとeNBが決定したどちらのRLC構成でも用いて、RRC接続確立の間に(又は、無線ベアラー構成/再構成の間に再確立)カバレッジ拡張RLC構成パラメータを送信する。これにより、カバレッジモードUEは(eNBによってページングされるのではなく)RRC接続要求をeNBに送信すると仮定すると、eNBはカバレッジ拡張UEにRRC接続設定メッセージ又はRRC接続拒絶メッセージで応答する。eNBがカバレッジ拡張UEにRRC接続設定メッセージで応答する場合に、次にカバレッジ拡張UEはeNBにRRC接続設定完了メッセージで返信する。
異なる位置実施形態において、eNBは最初にセルの中の複数のUEの存在と無関係に働き得る。すなわち、複数のカバレッジ拡張モードUEがセルの中に存在するかどうかに関する最初の決定を行うのではなく、段階302にあるように、カバレッジ拡張RLC構成が用いられるとき、eNBが複数のUEにサービスを提供できるかどうかをeNBは決定し得る。その場合、eNBは複数のカバレッジ拡張モードUEのサポートをブロードキャストし(つまり、カバレッジ拡張RLC構成が利用可能である)、どのRLC構成が用いられるべきかを、UEから受信されたRRC接続要求又は他の情報から決定する。
さらに、様々な実施形態において、カバレッジ拡張及びカバレッジ拡張モードにある複数のUEは、ネットワーク状況及びUE能力に応じて異なるカテゴリに分離されることが可能であり得る。これにより、eNB及びeNBからサービスを受ける複数のUEによって用いられることが可能である複数の異なる閾値(例えば、リンクバジェット閾値)がもたらされる。例えば、カバレッジ拡張は、軽レベル(0〜5dBリンクバジェット拡張)、中レベル(5〜10dBリンクバジェット拡張)、重レベル(10〜15dBリンクバジェット拡張)カバレッジ拡張など、任意の数のレベルに分割され得る。この場合、eNBによって送信されるカバレッジ拡張RLC構成はUE固有であり得る。さらに、異なる複数のRLC構成が、SIB(上述のように、例えばSIB−2又はSIB−14)の複数のIEとともにUEにブロードキャストされ、これにより、構成の数に応じた多数のビットを用いて信号送信される(例えば、3又はそれより少ないカバレッジ拡張RLC構成が2ビットを用いて送信され得る)。あるいは、もちろん、デフォルトのカバレッジ拡張RLC構成が3GPP−TS36.331内に予め定められ、eNBからサービスを受ける全てのUEに対して構成され得る。デフォルトのカバレッジ拡張RLC構成は、eNBからサービスを受ける複数のUEに専用RRC信号で提供され得る。
いくつかの実施形態による、カバレッジ拡張モードUEにおける方法のフローチャートが図4に図示される。示されるように、段階402において、UEは、UEにサービスを行うeNBから信号を受信する。例えば、信号はeNBからのブロードキャスト又はユニキャストメッセージであってよい。ブロードキャストは、SIBの複数のIEにカバレッジ拡張RLC構成を含む。段階404において、UEは、カバレッジ拡張がeNBとの通信に適切かどうかを決定する。代わりに、UEが既にeNBと通信している場合に、UEは拡張モードRLC構成を格納し、その後拡張モードRLC構成を将来のRRC接続確立に用い得る。UEは格納された拡張モードRLC構成を自動的に用い得る、又は、どのRLC構成を用いるかを定めた情報をeNBから受信し得る(SIBの中の1又は複数のビットなど)。
カバレッジ拡張がeNBとの通信に適切であることをUEが決定し得るいくつかの方法がある。これらの方法は、eNBの決定に関して上述されたものと同様である。UEの決定に対して本明細書で説明される複数の手法は、決定を行うべく、個々に又は組み合わせて用いられ得る。例えば、上述のように、eNBはカバレッジ拡張モードにあるUEに対して特定のページング手順を採用し得る。eNBによって、カバレッジ拡張の特定のページング手順を用いるeNBによってのみ、UEが接続され得る場合、図4のUEはこの場合に、カバレッジ拡張がeNBとの通信に望ましいことを決定し得る。
別の例において、UEが最初に電源を投入され、セルラーネットワークに接続すべく最初のセル検索を実行するときに用いられるダウンリンク同期プロセスは、UEがカバレッジ拡張モードにあるかどうかを決定するのに用いられ得る。3GPPシステムにおいて、eNBは一次同期信号及び二次同期信号をUEに送信する。一次信号はタイミング及び周波数取得のために用いられ、二次信号はセル固有の情報を取得するのに用いられる。一次同期信号又は二次同期信号が予め定められた同期期間内に取得されない場合に、カバレッジ拡張がeNBとの通信に適切であること、又は予め定められた連続回数の後に、同期捕捉が予め定められた同期期間を超えたことをUEは決定し得る。更に、カバレッジ拡張モードUEに用いるべく複数の代替同期信号が3GPP規格に採用される場合に、カバレッジ拡張がeNBとの通信に適切であることをUEは決定し得る。これらの代替同期信号を用いることによってのみ、UEはダウンリンク同期をeNBから取得する。
その代わりに、別の実施形態において、UEは、カバレッジ拡張がeNBとの通信に適切かどうかを決定すべく、ランダムアクセス手順のタイミングを用い得る。ランダムアクセス手順は、UEがプリアンブルシーケンスをeNBに送信すること、eNBにおいてランダムアクセスレスポンスを受信すること、ランダムアクセスレスポンスに含まれる情報を用いてランダムアクセスチャネルレスポンスをUEに送信すること、及び競合解決を含む。ランダムアクセスレスポンスを受信するとすぐに、UEはRRC接続要求を発信する。3GPP規格は、ランダムアクセス手順は予め定められたアクセス期間内に完了すべきことを示している。従って、そうならなかった場合に(又は予め定められた連続試行回数がアクセス期間を超えた後に)、カバレッジ拡張がeNBとの通信に適切であることをUEは決定し得る。さらに、カバレッジ拡張モードにある複数のUEに対して特定のランダムアクセスの信号構造及び手順が用いられ、この信号構造が、UEがランダムアクセス手順を完了することが可能な唯一のやり方である場合に、カバレッジ拡張がeNBとの通信に適切であることをUEは決定し得る。
別の実施形態において、カバレッジ拡張がeNBとの通信に適切であることを決定すべく、UEは情報ブロック(SIB又はマスター情報ブロック(MIB))を用い得る。具体的には、同期と同様に、UEは、異なる複数の情報ブロックを介してシステム情報の取得時間を測定し、その時間が取得期間を超えたとき、カバレッジ拡張がeNBとの通信に適切であること、又は予め定められた連続回数の後に、システム取得が取得期間を超えたことを決定する。上述のように、代替システム情報ブロードキャストの構造及び手順がカバレッジ拡張モードUEに用いられるよう3GPP規格に採用される場合に、カバレッジ拡張がeNBとの通信に適切であることをUEは決定し得る。UEは、代替手順を用いることによってのみeNBからシステム情報を取得することが可能である。
別の実施形態において、UEは参照シンボル受信電力(RSRP)を用い得る。これは、カバレッジ拡張モードステータスを決定するのに電力閾値がeNBによって用いられ得るのとほぼ同じやり方で、所望の帯域幅内でセル固有の参照信号を伝達する複数のリソース要素にわたって平均受信電力を測定する。具体的には、予め定められた時間に対するRSRPが予め定められたシンボル閾値より低い場合に、カバレッジ拡張がeNBとの通信に適切であることをUEは決定し得る。
示されるように、UEは、カバレッジ拡張RLC構成を用いることが適切であることを決定する。UEは次に、段階406において修正されたRRC接続要求をeNBに送信し、段階408においてeNBから応答を受信する。図6に示されるように、修正されたRRC接続設定はIE「RLCConfig」を含まない。代替的に、メッセージRRCConnectionReconfigurationがRRCConnectionSetupの代わりに、後の段階でRRC接続の経過の間に用いられ得る。この時点で、UE及びeNBの両方は、UEがカバレッジ拡張モードにあることを決定するのを可能にする十分な情報を有する。RRC接続設定は、段階402において受信されたカバレッジ拡張RLC構成を用いて送信される。eNBからの応答が、RRC接続拒絶メッセージではなくRRC接続設定メッセージであると仮定すると、次にカバレッジ拡張UEはRRC接続設定完了メッセージでeNBに返信し、段階410においてカバレッジ拡張RLC構成を引き続き用いる。
1つの実施形態によるRLC構成情報要素が、図5A及び図5Bに示される。複数のカバレッジ拡張RLC構成パラメータは、デフォルトのRLC構成の複数のパラメータよりも、カバレッジ拡張モードUEの通信速度にうまく適合する複数のタイマ及びカウンタを用いる。図5A及び図5Bにおいて、複数のパラメータの大部分は変更されないままであり、いくつかのデフォルトの設定パラメータは、この規格において現在は調整することができない。例えば、無線ベアラーはユーザデータ(データ無線ベアラー(DRB))又は制御データ(信号無線ベアラー(SRB))を転送する。SRBはRRC信号メッセージを用いて通信し、確認応答モード(AM)RLCで動作する。これは、受信デバイスが問題なくデータを受信したことを示すデータを受信デバイスが送信デバイスに継続的に送信することを必要とする。このAM−RLCは、デフォルトの構成から変更することはできない。3GPP−TS36.331から変更されないデフォルトのカバレッジ拡張RLC構成の複数のパラメータは、プレーンテキストで示される。調整され得るデフォルトのカバレッジ拡張RLC構成の他の複数のパラメータは、異なるフォントで示される。具体的には、その複数のデフォルトのカバレッジ拡張RLC構成パラメータは、図5A及び図5Bにおいて、太字の下線付きイタリック体で示される。更に、RLC構成の複数のパラメータのいくつかに対する新しい値が、デフォルトのカバレッジ拡張RLC構成パラメータに加えて、追加されている。これらの新しい非デフォルトのカバレッジ拡張RLC構成パラメータは、太字の下線付きで図5A及び図5Bに示される。また、複数の新しい値のいくつかは、様々なパラメータのスペア値を置き換えることに留意されたい。上述のように、ASN.1構文に従って、この場合の複数のスペア値は、図5A及び図5Bにおいて、取り消し線が付けられている。しかしながら、複数のスペア値が利用可能でない場合に、そのパラメータに対する新しい値は追加されることができない。
具体的には、「PollPDU」及び「PollByte」はそれぞれ、1PDU又は500ビットに設定され、これにより、単一のPDUの送信後に、又は比較的少量のデータの後に、送信UEは受信UEをポーリングすることが可能となる。これは、例えば、「PollPDU」が4PDUに設定されるデフォルトのRLC構成とは対照的である。また、カバレッジ拡張モードUEが要求する場合に、代替値が用いられることを可能にするこれらのフィールドにより低い値が追加されることに留意されたい。具体的には、「PollPDU」は2PDU又は3PDUの値に設定され得て、「PollByte」は1kB、2kB、4kB、8kB、又は16kBに設定され得る。これらの値のいずれも、現在の3GPP−TS36.331規格に現在は存在しない。「SN−FieldLength」というパラメータは、非確認応答モードRLCシーケンス番号のフィールドサイズを示し、カバレッジ拡張RLC構成において5ビットに設定される。「t−reordering」、「t−StatusProhibit」、及び「t−pollRetransmit」の値は、より高い値、主に500ミリ秒に設定されるタイマである。これらのパラメータはそれぞれ、並べ替え(re−ordering)、ステータス報告、及び反復ポーリングが既定のPDUの送信中に発生する前に、タイミングを制御する。これらのそれぞれに対する時間を増加させることにより、カバレッジ拡張RLC構成は、より遅い通信速度に対応すべく、これらのプロセスを減速させることが可能である。
従って、様々な実施形態において、eNB及びUEの両方は、UEがカバレッジ拡張モードにあるかどうかを検出し、eNBとUEとの間の通信にRLC構成の修正版を用いることによって適宜働く。例えば、複数の検出機構はeNBとUEとの間で異なってよく、eNBとUEとの間に直接信号を含み得て、制御信号は特定の修正された信号手順によってのみ受信されることが可能である、又は様々な制御信号の電力又はタイミングを決定する。RLC構成は、受信デバイスによる送信データの受信に関する情報を求めて、受信デバイスをポーリングする前に、標準的なRLC構成より少量のデータが送信デバイスによって送信されることを可能にする。
実施形態が特定の例の複数の実施形態を参照して説明されたが、本開示の広範な趣旨及び範囲から逸脱することなく、様々な修正及び変更がこれらの実施形態に対して行われ得ることは明らかであろう。したがって、本明細書及び複数の図面は、限定的な意味ではなく例示的な意味に考えられるべきである。本明細書の一部を形成する複数の添付図面は、制限ではなく例示の目的で、複数の具体的な実施形態を示し、それらにおいて主題が実施され得る。図示された複数の実施形態は、本明細書で開示された複数の教示を当業者が実施することを可能にすべく、十分詳細に説明されている。複数の他の実施形態は、そこから利用され導出されて、これにより、本開示の範囲から逸脱することなく、構造的及び論理的な複数の置換及び複数の変更が行われ得る。従って、詳細な説明は限定する意味に取られるべきではなく、様々な実施形態の範囲は、添付された特許請求の範囲によってのみ画定され、そのような特許請求の範囲が権利を与える幅広い均等物と共に加わる。
本発明の主題のそのような複数の実施形態は、1つより多くが実際に開示される場合に、単に利便性を目的として、本願の範囲を任意の単一の発明又は発明概念に自発的に限定する意図なく、「発明」という用語によって、個々に及び/又は集合的に本明細書で参照され得る。従って、本明細書で複数の具体的な実施形態が図示され説明されているが、同一の目的を実現するよう意図された任意の構成は、示された複数の具体的な実施形態に代用されることが理解されるべきである。本開示は、様々な実施形態のありとあらゆる改作又は変形を包含するよう意図されている。上記の複数の実施形態と、本明細書で具体的に説明されていない複数の他の実施形態との複数の組み合わせは、上記の説明を検討すればすぐに、当業者には明らかであろう。
複数の特許文献に共通するように、本明細書において、「1つ(a)」又は「1つ(an)」という用語は1又は複数を含むように用いられ、「少なくとも1つ」又は「1又は複数」に関する任意の他の例又は使用と無関係である。本明細書において、別段の示唆がない限り、「又は」という用語は、「A又はB」が「AであるがBではない」、「BであるがAではない」及び「A及びB」を含むような非排他的な「又は」を指すべく用いられる。本明細書において、「含む(including)」及び「その中に(in which)」という用語は、それぞれ、「備える(comprising)」及び「そこに(wherein)」という用語の平易な英語による同義語として用いられる。また、以下の特許請求の範囲において、「含む(including)」及び「備える(comprising)」という用語はオープンエンド形式である。すなわち、請求項の中のそのような用語の後に挙げられたものに加えて複数の要素を含むシステム、UE、物品、構成、製法、又はプロセスが、依然としてその請求項の範囲内に含まれるとみなされる。さらに、以下の特許請求の範囲において、「第1」、「第2」及び「第3」などの用語は、単に符号として使用されているのであって、これらの対象物に数的な要件を課すことが意図されているのではない。
本開示の要約は、読み手が技術的開示の本質を直ちに確認することを可能にする要約を要求する、米国特許法施行規則第1.72条第(b)項に従って提供される。要約書は、特許請求の範囲の範囲又は意味を、解釈又は限定するために使用されないという理解の下に提出されている。更に、上記の詳細な説明では、様々な特徴が開示を効率的にする目的で単一の実施形態において共にグループ化されていることが分かるであろう。本開示の方法は、特許請求された複数の実施形態が各請求項に明示的に記載されたものより多くの特徴を必要とするという意図を反映するものとして解釈されるべきでない。むしろ、以下の特許請求の範囲が反映するように、本発明の主題は、単一の開示された実施形態の全ての特徴よりも少ないことにある。従って、これにより、以下の特許請求の範囲は、別個の実施形態としてそれ自体に依存する各請求項とともに、詳細な説明に組み込まれる。

Claims (29)

  1. ネットワーク内の拡張ノードB(eNB)からの複数の信号を送信及び受信するよう構成された送受信器と、
    処理回路と、
    を備えるユーザ機器(UE)であって、
    前記処理回路は、
    カバレッジ拡張無線リンク制御(RLC)構成を実装しているかどうかを決定し、
    前記カバレッジ拡張RLC構成を実装すると決定したことに応答して、前記eNBと通信すべく前記カバレッジ拡張RLC構成を用いるよう構成され、
    前記カバレッジ拡張RLC構成は、送信電力を増加させることなく付加的なリンクバジェットが取得され、且つ最寄りのサービングeNBに対するリンクバジェットが典型的なリンクバジェット値より悪い場所に配置されるカバレッジ拡張モードで動作するときにUEによって用いられるよう構成され、
    前記カバレッジ拡張RLC構成は、前記カバレッジ拡張モードにある前記UEが、送信の確認応答を前記eNBに要求することが可能になるまでの時間を、非カバレッジ拡張RLC構成と比較して減少させるよう構成された複数のRLCカウンタ及び複数のタイマの複数の値を含む、
    UE。
  2. 前記送受信器は、前記eNBによる信号から前記カバレッジ拡張RLC構成を受信するよう構成され、前記処理回路は、受信された前記信号に基づいて、前記カバレッジ拡張RLC構成を実装するよう構成される、
    請求項1に記載のUE。
  3. 前記送受信器は、前記カバレッジ拡張RLC構成に対する要求を前記eNBに送信し、それに応じて、前記カバレッジ拡張RLC構成を受信するよう構成される、
    請求項2に記載のUE。
  4. 前記要求は、RRC接続設定要求又はRRC接続再構成要求である、
    請求項3に記載のUE。
  5. 前記処理回路は、前記送受信器が、前記eNBによる前記カバレッジ拡張RLC構成を含むブロードキャストを受信することなく、前記カバレッジ拡張RLC構成を実装するかどうかを決定し、メモリに格納された、前記カバレッジ拡張RLC構成を以前に用いた前記UEに関する情報に基づいて、前記カバレッジ拡張RLC構成を自動的に実装するよう構成される、
    請求項1に記載のUE。
  6. 前記処理回路が、前記eNBと通信すべく、前記カバレッジ拡張RLC構成を実装するよう決定した後に、前記送受信器は、前記カバレッジ拡張RLC構成に基づいて無線リソース制御(RRC)接続要求を前記eNBに送信して、モバイル発信呼び出し又はデータセッションを開始する前記UE、あるいは前記eNBからページングメッセージを受信する前記UEに応答して、前記eNBとのRRC接続を確立するよう構成される、
    請求項1に記載のUE。
  7. 前記カバレッジ拡張RLC構成は、システム情報ブロック(SIB)の情報要素(IE)の中に含まれ、
    前記処理回路は、前記UEのRLC送信ウィンドウが前記カバレッジ拡張RLC構成の「PollPDU」及び「PollByte」の値に基づいて前記eNBからフィードバックを取得する前に数分間停止又は待機するのを防ぐよう更に構成される、
    請求項1に記載のUE。
  8. 前記カバレッジ拡張RLC構成の中の「PollPDU」及び「PollByte」の前記値は、それぞれ、1パケットデータ単位及び0.5kBである、
    請求項7に記載のUE。
  9. 前記処理回路は、
    (a)一次同期チャネル及び二次同期チャネルのダウンリンク同期捕捉を前記eNBから予め定められた同期期間内に取得することができない、
    システム情報取得を前記eNBから予め定められた取得期間内に取得することができない、又は、
    ランダムアクセス手順を予め定められたアクセス期間内に完了することができない、
    (b)前記ダウンリンク同期捕捉を取得することなく、前記同期期間が予め定められた連続回数を超える、
    前記ランダムアクセス手順を完了させることなく、前記取得期間が予め定められた連続回数を超える、又は、
    前記ランダムアクセス手順を完了させることなく、前記アクセス期間が予め定められた回数を超える、
    (c)前記ダウンリンク同期捕捉を前記eNBから、複数のカバレッジ拡張モードUEに特有の複数の代替同期信号を用いることによってのみ取得することができる、
    前記ランダムアクセス手順を、カバレッジ拡張モードUEに特有のランダムアクセス手順を用いることによってのみ完了させることができる、又は、
    システム情報を前記eNBから、代替システム情報ブロードキャスト手順を用いることによってのみ取得することができる、
    (d)参照シンボル受信電力が、予め定められた時間に対する予め定められたシンボル閾値より低いことを決定する、又は、
    (e)カバレッジ拡張の特定のページング手順を用いる前記eNBによってのみ、前記UEは前記eNBによって接続され得ることを決定する、
    のうち少なくとも1つを行う前記UEに応じて、前記カバレッジ拡張RLC構成を実装するかどうかを決定するよう構成される、
    請求項1に記載のUE。
  10. 前記UEはスマートフォンである、
    請求項1に記載のUE。
  11. 前記UEはマシンタイプ通信を用いて通信するよう構成されたマシンタイプデバイス(MTD)である、
    請求項1に記載のUE。
  12. 前記UEは1か所に無期限にとどまるよう構成されたセンサである、
    請求項1に記載のUE。
  13. 前記送受信器と前記eNBとの間の通信を送信及び受信するよう構成されたアンテナをさらに備える、
    請求項1に記載のUE。
  14. ユーザ機器(UE)からの複数の信号を送信及び受信するよう構成された送受信器と、
    処理回路と、
    を備える拡張ノードB(eNB)であり、
    前記処理回路は、
    カバレッジ拡張無線リンク制御(RLC)構成を実装するかどうかを決定し、
    前記カバレッジ拡張RLC構成を実装すると決定したことに応答して前記UEと通信すべく前記カバレッジ拡張RLC構成を用いるよう構成され、
    前記カバレッジ拡張RLC構成は、送信電力を増加させることなく付加的なリンクバジェットが取得され、且つ最寄りのサービングeNBに対するリンクバジェットが典型的なリンクバジェット値より悪い場所に配置されるカバレッジ拡張モードで動作するときにUEによって用いられるよう構成され、
    前記カバレッジ拡張RLC構成は、前記カバレッジ拡張モードにある前記UEが、送信の確認応答を前記eNBに要求することが可能になるまでの時間を、非カバレッジ拡張RLC構成と比較して減少させるよう構成された複数のRLCカウンタ及び複数のタイマの複数の値を含む、
    eNB。
  15. 前記送受信器は、ブロードキャスト又はユニキャストRRCメッセージで前記カバレッジ拡張RLC構成を送信するよう構成される、
    請求項14に記載のeNB。
  16. 前記要求は、RRC接続設定要求又はRRC接続再構成要求である、
    請求項15に記載のeNB。
  17. 前記処理回路は、メモリに格納された、前記カバレッジ拡張RLC構成を以前に用いた前記UEに関する情報に基づいて、前記カバレッジ拡張RLC構成を自動的に実装するよう構成される、
    請求項14に記載のeNB。
  18. 前記カバレッジ拡張RLC構成は、システム情報ブロック(SIB)の情報要素(IE)の中に含まれ、
    前記処理回路は、前記カバレッジ拡張RLC構成の「PollPDU」及び「PollByte」の値に基づいて前記eNBからフィードバックを取得する前に、前記UEのRLC送信ウィンドウが数分間停止及び待機するのを防ぐよう更に構成され、
    前記カバレッジ拡張RLC構成の中の「PollPDU」及び「PollByte」の前記値は、それぞれ、1パケットデータ単位及び0.5kBである、
    請求項14に記載のeNB。
  19. 前記送受信器は、カバレッジ拡張の複数の異なるレベルを定義する複数の異なる閾値をブロードキャストするようさらに構成され、
    カバレッジ拡張の前記複数の異なるレベルは、複数の異なるカテゴリの複数のUEに対して異なる付加的なリンクバジェット量を示す、
    請求項14に記載のeNB。
  20. 前記処理回路は、
    (a)前記UEから受信したランダムアクセスプリアンブルの電力は、プリアンブルの連続数に対する予め定められた閾値より低いことを決定する、又は
    (b)前記UEから受信したRRC接続要求メッセージのランダムアクセスプリアンブルの電力は、送信時間間隔の連続数に対する予め定められた閾値より低いことを決定する、
    のうち少なくとも1つを行うようさらに構成され、
    それに応じて、前記UEがカバレッジ拡張モードにあり、且つ前記カバレッジ拡張RLC構成が用いられると決定する、
    請求項14に記載のeNB。
  21. 前記処理回路は、
    (a)ページング試行に対する予め定められたページング期間内に、前記UEからの応答が受信されなかったことを決定する、
    (b)予め定められたページング期間内に予め定められたページング試行数まで、前記UEからの応答が受信されなかったことを決定する、又は、
    (c)前記UEは、カバレッジ拡張の特定のページング手順を用いることによってのみ、前記eNBにより接続され得ることを決定する、
    のうち少なくとも1つを行うようさらに構成され、
    それに応じて、前記UEがカバレッジ拡張モードにあり、且つ前記カバレッジ拡張RLC構成が用いられると決定する、
    請求項14に記載のeNB。
  22. 前記処理回路は、特定のランダムアクセスプリアンブルの組み合わせが前記UEから受信されたことを決定し、それに応じて、前記UEがカバレッジ拡張モードであり、且つ前記カバレッジ拡張RLC構成が用いられることを決定するようさらに構成される、
    請求項14に記載のeNB。
  23. ユーザ機器(UE)の1又は複数のプロセッサによる実行のための複数の命令を格納し、カバレッジ拡張無線リンク制御(RLC)構成を用いて、ネットワーク内の拡張ノードB(eNB)と通信するよう前記UEを構成する非一時的コンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記1又は複数のプロセッサは前記UEを、
    カバレッジ拡張無線リンク制御(RLC)構成を実装するかどうかを決定し、
    前記カバレッジ拡張RLC構成を実装すると決定したことに応答して、前記eNBと通信すべく前記カバレッジ拡張RLC構成を用いるよう構成し、
    前記カバレッジ拡張RLC構成は、送信電力を増加させることなく付加的なリンクバジェットが取得され、且つ最寄りのサービングeNBに対するリンクバジェットが典型的なリンクバジェット値より悪い場所に配置されるカバレッジ拡張モードで動作するときにUEによって用いられるよう構成され、
    前記カバレッジ拡張RLC構成は、前記カバレッジ拡張モードにある前記UEが、送信の確認応答を前記eNBに要求することが可能になるまでの時間を、非カバレッジ拡張RLC構成と比較して減少させるよう構成された複数のRLCカウンタ及び複数のタイマの複数の値を含む、
    非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  24. 前記1又は複数のプロセッサは、
    前記カバレッジ拡張RLC構成を前記eNBによるブロードキャストから受信して、受信した前記ブロードキャストに応答して前記カバレッジ拡張RLC構成を実装する、又は、
    前記カバレッジ拡張RLC構成を、前記カバレッジ拡張RLC構成を以前に用いた前記UEに関する、メモリに格納された情報に基づいて自動的に実装する、
    のうち1つを行うよう前記UEをさらに構成する、
    請求項23に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  25. 前記カバレッジ拡張RLC構成は、システム情報ブロック(SIB)の情報要素(IE)に含まれ、
    前記1又は複数のプロセッサは、UEのRLC送信ウィンドウが、前記カバレッジ拡張RLC構成の「PollPDU」及び「PollByte」の値に基づいて前記eNBからフィードバックを取得する前に、数分間停止又は待機することを防ぐよう前記UEをさらに構成し、
    前記カバレッジ拡張RLC構成の「PollPDU」及び「PollByte」の前記値は、それぞれ、1パケットデータ単位及び0.5kBである、
    請求項23に記載の非一時的コンピュータ可読記憶媒体。
  26. ネットワーク内の拡張ノードB(eNB)と通信すべくカバレッジ拡張無線リンク制御(RLC)構成を用いるようユーザ機器(UE)を構成する方法であって、前記方法は、
    前記カバレッジ拡張RLC構成を実装するかどうかを決定する段階であって、前記カバレッジ拡張RLC構成は、カバレッジ拡張モードにある複数のUEによって用いられ、最寄りのサービングeNBに対するリンクバジェットが前記ネットワークの典型的なリンクバジェット値より悪い場所に置かれるよう構成される、決定する段階と、
    前記カバレッジ拡張RLC構成を実装すると決定したことに応答して、前記eNBと通信すべく前記カバレッジ拡張RLC構成を用いる段階と、
    を備え、
    前記カバレッジ拡張RLC構成は、1〜4パケットデータ単位の「PollPDU」、及び0.5〜25kBの「PollByte」の複数の値を含む、
    方法。
  27. 無線リソース制御(RRC)接続要求を前記eNBに送信する段階と、
    前記RRC接続要求に応答して前記カバレッジ拡張RLC構成を受信する段階と、
    をさらに備える、
    請求項26に記載の方法。
  28. 前記カバレッジ拡張RLC構成を、前記eNBによるブロードキャストから受信する段階をさらに備える、
    請求項26に記載の方法。
  29. 前記eNBから前記カバレッジ拡張RLC構成を含むブロードキャストを受信することなく、前記カバレッジ拡張RLC構成を以前に用いた前記UEに関する格納された情報に基づいて、前記カバレッジ拡張RLC構成を自動的に実装する段階をさらに備える、
    請求項26に記載の方法。
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